JP6405717B2 - ホルダ、ホルダユニット及びスクライブ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ガラス基板等の脆性材料基板の分断において、脆性材料基板の表面にスクライブラインを形成する際に用いるホルダ、ホルダユニット及びスクライブ装置に関する。
ガラス基板等の脆性材料基板を所望の寸法に分断する際、一般的にスクライブ装置が用いられる。このスクライブ装置は、スクライビングホイールを保持するためのホルダにスクライビングホイールを取り付けて使用される。また、このスクライビングホイールは、ホルダの保持部に形成されたピン孔と、スクライビングホイールの側面に形成された貫通孔とに、円柱状のピン軸を挿入することで、保持部間(保持溝)に保持される。
そして、ホルダに取り付けられたスクライビングホイールは、回転自在に保持されており、脆性材料基板の表面を回転しながら進むことで、脆性材料基板にスクライブラインを形成する。なお、このようなスクライブ装置として、例えば、特許文献1に記載されているようなスクライブ装置がある。
国際特許公開 WO2007/063979号公報
ホルダに取り付けられたスクライビングホイールは、上述のようにスクライブラインを形成するために保持溝で回転する必要がある。したがって、保持溝の幅はスクライビングホイールの厚みより若干広くなっており、スクライビングホイールと保持部との間にはクリアランスが確保されている。具体的には、スクライビングホイールの厚みが0.65mmの場合には、保持溝の幅は0.02mm程度広くなっている。このように、スクライビングホイールと保持部との間にクリアランスが存在することによって、スクライビングホイールは、回転自在に保持される。
一方で、このクリアランスによって、スクライビングホイールは、ホルダ溝内でピン軸に沿って0.02mm程度移動できることになってしまう。したがって、スクライブラインを形成する際に、スクライビングホイールがピン軸方向に移動してしまうことで、スクライブラインの形成位置が安定しなくなり、従来のスクライブ装置では、スクライブラインが所望の位置からずれるということが問題となっていた。
本発明は、上述したスクライビングホイールがピン軸方向に移動することによりスクライブラインの形成位置がずれるという問題点に鑑みてなされたものであって、スクライブイラインの形成位置を安定させ、所望の位置からのずれが生じないようにするホルダ、ホルダユニット及びスクライブ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のホルダは、一対の保持部と、同軸上に位置し前記保持部にそれぞれ形成されたピン孔と、を備え、スクライビングホイールの貫通孔に貫通されるとともに前記ピン孔に挿通されるピン軸により、前記保持部間に前記スクライビングホイールを回転自在に保持するためのホルダであって、前記スクライビングホイールを保持した際に、前記ピン軸の方向に沿って前記スクライビングホイールを引き寄せる磁石が収容される収容部が前記保持部の一方の外側面に形成されていることを特徴とする。
本発明のホルダによれば、磁性体のスクライビングホイールがホルダに保持されると、磁石によってスクライビングホイールが一方側へと引き寄せられる。これにより、スクライビングホイールと保持部との間のクリアランスによってクライビングホイールがピン軸方向へ移動することが規制される。したがって、ホルダは、スクライブラインの形成位置を安定させることができる。
本発明のホルダは、前記収容部が前記ピン孔と重なる位置に形成される構成とされ得る。
この構成によれば、収容部に収容された磁石によってスクライビングホイールの側面中心を引き寄せることができるため、ホルダはスクライビングホイールを直立させることができる。したがって、ホルダは所謂ソゲの発生が少ないスクライブラインを形成することができる。
また、本発明のホルダユニットは、強磁性体のスクライビングホイールと、前記スクライビングホイールの貫通孔に貫通されたピン軸と、前記スクライビングホイールを保持する一対の保持部と、同軸上に位置し前記保持部にそれぞれ形成されるとともに前記ピン軸が挿通されたピン孔と、を有するホルダと、を備えたホルダユニットであって、前記保持部の一方には、前記ピン軸の方向に沿って前記スクライビングホイールを引き寄せる磁石が収容されていることを特徴とする。
本発明のホルダユニットによれば、スクライビングホイールが磁石によって一方側へと引き寄せられるため、スクライビングホイールと保持部との間のクリアランスによってスクライビングホイールがピン軸方向へ移動することが規制される。したがって、ホルダユニットは、スクライブラインの形成位置を安定させることができる。
本発明のホルダユニットは、前記磁石が前記ピン軸と重なる位置に収容される構成とされ得る。
この構成によれば、磁石によってスクライビングホイールの側面中心を引き寄せることができるため、ホルダユニットはスクライビングホイールを直立させることができる。したがって、ホルダユニットは、ソゲの発生が少ないスクライブラインを形成することができる。
また、本発明のホルダユニットは、前記磁石が、前記スクライビングホイールの側面と前記保持部とが重なる位置に収容される構成とされ得る。
この構成によれば、磁石によってスクライビングホイールの側面と保持部とが重なる領域全体を均等に引き寄せることができるため、ホルダユニットはスクライビングホイールをしっかりと直立させることができる。したがって、ホルダユニットは、ソゲの発生が少ないスクライブラインを形成することができる。
また、本発明のホルダユニットは、前記ピン軸が、前記磁石側で短くなっている構成とされ得る。
この構成によれば、スクライビングホイールと磁石との距離が近くなるため、ホルダユニットは、スクライビングホイールと保持部とのクリアランスによって生じるスクライビングホイールのピン軸方向への移動を規制する効果をより一層高めることができる。したがって、ホルダユニットは、スクライブラインの形成位置をより安定させることができる
また、本発明のスクライブ装置は、上記のホルダを備えることを特徴とする。また、本発明のスクライブ装置は、上記のホルダユニットを備えることを特徴とする。
本発明のスクライブ装置によれば、スクライビングホイールと保持部との間のクリアランスによってスクライビングホイールがピン軸方向へ移動することが規制される。このため、スクライブ装置は、スクライブラインの形成位置を安定させることができる。
実施形態1のスクライブ装置の概略図である。 図2(A)は実施形態1のホルダユニットの正面図であり、図2(B)は左側面であり、図2(C)は右側面図であり、図2(D)は底面図である。 図3(A)は実施形態1のホルダユニットの止め金を取り除いた状態の右側面図であり、図3(B)は図3(A)のIIIB−IIIB線での断面図である。 は実施形態1のホルダユニットの組み立て工程を示しており、図4(A)はホルダユニットの右側面図であり、図4(B)は左側面図であり、図4(C)は図4(A)のIVC−IVC線での断面図である。 図5(A)は実施形態2のホルダユニット及びこのホルダユニットが取り付けられたホルダジョイントの側面図であり、図5(B)はホルダユニットの斜視図であり、図5(C)はホルダユニットの正面拡大図である。 図6(A)は実施形態3のホルダユニットの側面図であり、図6(B)は図6(A)のVIB−VIB線での断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面を用いて説明する。ただし、以下に示す実施形態は、本発明の技術思想を具体化するための一例を示すものであり、本発明をこの実施形態に特定することを意図するものではない。本発明は、特許請求の範囲に含まれるその他の実施形態にも適応できるものである。
[実施形態1]
図1は、本発明の実施形態に係るスクライブ装置1の概略図である。スクライブ装置1は、移動台10を備えている。移動台10は、ボールネジ11と螺合されており、モータの駆動によりこのボールネジ11が回転することで、一対の案内レール12に沿ってy軸方向に移動可能となっている。
移動台10の上面には、モータ13が設置されている。モータ13は、上部に位置するテーブル14をxy平面で回転させて所定角度に位置決めする。モータ13により水平回転可能なテーブル14は、図示しない真空吸着手段を備えており、テーブル14上に載置された脆性材料基板15をこの真空吸着手段によって保持する。
この脆性材料基板15は、ガラス基板、低温焼成セラミックスや高温焼成セラミックスからなるセラミック基板、シリコン基板、化合物半導体基板、サファイア基板、石英基板等である。また、脆性材料基板15は、基板の表面又は内部に薄膜或いは半導体材料を付着させたり、含ませたりしたものであってもよい。また、脆性材料基板15は、その表面に脆性材料に該当しない薄膜等が付着されていても構わない。
スクライブ装置1は、テーブル14に載置された脆性材料基板15の上方に、この脆性材料基板15の表面に形成されたアライメントマークを撮像する二台のCCDカメラ16を備えている。移動台10とその上部のテーブル14とを跨ぐように、ブリッジ17が支柱18a、18bに架設されている。
ブリッジ17にはガイド19が取り付けられており、スクライブヘッド20はこのガイド19に案内されてx軸方向に移動するように設置されている。スクライブヘッド20の下端には、ホルダ60にスクライビングホイール40が保持されているホルダユニット30が取り付けられている。
ここで、スクライブ装置1を用いて脆性材料基板15へスクライブラインを形成する工程の概略を説明する。まず、スクライブヘッド20に取り付けられたホルダ60にスクライビングホイール40を取り付ける。そして、スクライブ装置1は、一対のCCDカメラ16によって脆性材料基板15の位置決めを行う。次いで、スクライブ装置1は、スクライブヘッド20を所定の位置に移動させ、スクライビングホイール40に対して所定の荷重を印加して、脆性材料基板15へ接触させる。そして、スクライブ装置1は、スクライブヘッド20をX軸方向に移動させることにより、脆性材料基板15の表面に所定のスクライブラインを形成する。なお、スクライブ装置1は、必要に応じてテーブル14を回動ないしY軸方向に移動し、上記の場合と同様にしてスクライブラインを形成する。
次に、ホルダユニット30の詳細について図を用いて説明する。図2はホルダユニット30の正面図(A)、左側面図(B)、右側面図(C)、底面図(D)である。また、図3(A)はホルダユニット30の止め金74を取り除いた状態の右側面図であり、図3(B)は、図3(A)のIIIB−IIIB線での断面図である。
ホルダユニット30は、スクライビングホイール40と、ピン軸50と、ホルダ60と、とが一体となったものである。
スクライビングホイール40は、例えば焼結ダイヤモンドや超硬合金等で形成された、円板状の部材である。そして、焼結ダイヤモンドや超硬合金の結合材として含まれているコバルト等の強磁性体材料によって、スクライビングホイール40自身が磁石に引き寄せられる強磁性体となっている。
また、スクライビングホイール40にはピン軸50が貫通するための貫通孔41が円板側面42の中心に形成されている。また、スクライビングホイール40には稜線を形成するV字状の刃43が外周部に形成されている。また、本実施形態のスクライビングホイール40は、厚さが約0.65mmであり、外径が約2.0mm、貫通孔41の径が約0.8mm、刃43の刃先角が約130°である。
なお、スクライビングホイール40は、焼結ダイヤモンドや超硬合金で形成されたものの他に、単結晶ダイヤモンドや多結晶ダイヤモンドからなるものもある。単結晶ダイヤモンド多結晶ダイヤモンドからなるスクライビングホイール40の場合、例えば、円板側面42に強磁性体材料の部材を形成する等によって、スクライビングホイール40が磁石に引き寄せられる性質を有するものとなっていても構わない。
ピン軸50は、例えば焼結ダイヤモンドや超硬合金等で形成された、円柱状部の部材であり、図3(B)に示すように一端が尖頭形状の尖頭部51になっている。
ホルダ60は、磁性のない例えばSUS303で形成された、角状部材のホルダ基材61からなる。
このホルダ基材61は、例えば図2(C)に示すように側面視において下方に向かって幅が狭くなる台形状となっている。ホルダ基材61の台形状部分は、図2(A)に示すように正面視において下方が開放されており、一対の保持部62a、62bと、保持部62a、62bの間に位置する保持溝63が形成されている。
また、保持部62a、62bには、円柱体64a、64bがロウ付けによってそれぞれ同軸位置で固定されている。そして、円柱体64a、64bには、ピン軸50が挿通されるピン孔65a、65bが同軸位置に形成されている。したがって、スクライビングホイール40の円板側面42とは、保持部62aの円柱体64aと、保持部62bの円柱体64bとが対向することになり、円板側面42と対向する円柱体64aの対向面が保持壁66aとなり、円板側面42と対向する円柱体64bの対向面が保持壁66bとなる。なお、円柱体64a、64bについては詳細を後述する。
また、保持部62aには、ホルダ基材61の右側面側から円形に窪んだ収容部67が形成されている。この収容部67には、後述する磁石75が収容される。なお、収容部67の大きさは、直径4mmの円形となっている。
また、ホルダ基材61には上部に取付孔68が形成されており、ホルダ60は、この取付孔68を介して、スクライブ装置1のスクライブヘッド20へ取り付けられる。また、ホルダ基材61の左側面には、ホルダ基材61を貫通して右側面へ達するネジ取付孔69が形成されている。また、ホルダ基材61の右側面には、二つのネジ穴70a、70bが形成されている。
また、ホルダ60は、ネジ取付孔69に取り付けられる固定ネジ71と、固定ネジ71によってホルダ基材61の左側面に固定される止め金72と、を備えている。この止め金72は、ピン孔65bを閉塞するためのものである。
また、ホルダ60は、二つのネジ穴70a、70bにそれぞれ取り付けられる固定ネジ73a、73bと、固定ネジ73a、73bによってホルダ基材61の右側面に固定された止め金74と、を備えている。この止め金74は、収容部67を閉塞し、収容部67に収容された磁石75が取り出せないようにするためのものである。
このようなホルダ60を用い、スクライビングホイール40の貫通孔41へピン軸50を貫通し、ピン軸50を保持部62a、62bのピン孔65a、65bに挿通することでホルダユニット30が形成される。
また、このホルダユニット30は、円形の収容部67へ磁石75を収容している。磁石75は、収容部67と略同じ大きさとなっており、直径4mmの円形のものである。磁石75は、強磁性体のスクライビングホイール40を引き寄せるためのものである。そして、磁石75によって、スクライビングホイール40は、保持部62a側へ引き寄せられ、円板側面42を保持壁66aと接触させる。
したがって、スクライビングホイール40の円板側面42と保持壁66aとのクリアランスがゼロになり、スクライブラインを形成する際、ピン軸50に沿ったスクライビングホイール40の移動が規制されるため、スクライブ装置1はスクライブラインの形成位置が安定することになり、所望の位置へスクライブラインを形成することができる。一方で、スクライビングホイール40が磁石75に引きつけられる力を調節することで、スクライビングホイール40の回転が妨げられることなくスクライブラインを形成することができる。スクライビングホイール40の円板側面42と保持壁66aとの摩擦力を小さくするため、円板側面42と保持壁66aの一方または両方の表面粗さを小さくしたり、ダイヤモンドライクカーボン(DLC)等の潤滑性を高める被膜を形成したりしてもよい。
また、保持部62aに形成された収容部67は、保持部62aに形成されたピン孔65aと重なる位置に形成されている。したがって、収容部67に収容された磁石75は、ピン軸50が貫通するスクライビングホイール40の貫通孔41の周辺を引き寄せることになり、スクライビングホイール40の円板側面42の中心を引き寄せることができ、スクライビングホイール40をしっかりと直立させることができる。
ところで、スクライビングホイール40が斜めになった状態でスクライブラインを形成すると、クラックが基板の厚さ方向に対し斜め方向に形成される、所謂ソゲと呼ばれる現象が発生してしまう。そして、ソゲが発生すると、脆性材料基板15の切断面も斜めになってしまうため、所望の位置で分断することができなくなってしまう。しかしながら、本実施形態のホルダユニット30は、スクライビングホイール40が直立することになるため、ソゲが発生し難いスクライブラインを形成することができる。
また、ピン軸50は、図3(B)に示すように、スクライビングホイール40からの長さが保持部62b側に比べ磁石75が収容された保持部62a側が短くなっている。したがって保持部62a側では、スクライビングホイール40と磁石75とが近接することになるため、より確実にスクライビングホイール40を引き寄せることができる。したがって、ピン軸50に沿ったスクライビングホイール40の移動をより確実に規制することができるため、スクライブ装置1は、より確実に所望の位置へスクライブイランを形成することができる。
次に、ホルダユニット30の組み立て工程について図を用いて説明する。図4(A)はホルダユニット30の組み立て工程における右側面図であり、図4(B)は左側面図であり、図4(C)は図4(A)のIVC−IVC線での断面図である。
最初の工程は、保持溝63が形成されているホルダ基材61を用い、ホルダ基材61の下端側の円柱体取付孔76に円柱体64をロウ付けにより固定し、ホルダ基材61の下方を図示の台形状に切断する(ステップ1)。この円柱体64は、焼結ダイヤモンドや超硬合金からなるものである。また、ホルダ基材61の切断は、ワイヤ放電加工や、切削加工等何れの加工法でも構わない。また、ホルダ基材61の切断の際に、円柱体64の下方側の一部も同時に切断されている。
次の工程は、図示しないワイヤ放電加工機のワイヤを、ホルダ基材61に形成されているネジ取付孔69に通し、このワイヤをネジ取付孔69から円柱体64まで軌道Rに沿って移動し、円柱体64の中心にピン孔65a、65bとなる円形の孔を形成し、円柱体64の中間をスクライビングホイール40の厚さに合わせて切除する(ステップ2)。この工程により、ホルダ基材61の同軸位置にピン孔65a、65bが形成される。なお、このような工程は、具体的には特開2011−240540号公報に記載されている工程を採用することができる。
次の工程は、ホルダ基材61の保持部62aに、右側面の表面側からホルダ基材61の一部を放電加工により除去することにより、直径4mmの円形の窪みからなる収容部67を形成する(ステップ3)。なお、収容部67は、円柱体64a及びピン孔65aを含める領域に形成される。また、収容部67の形成は、放電加工に限定されるものではない。
次の工程は、スクライビングホイール40の貫通孔41にピン軸50を貫通させてホルダ60の保持部62a、62bに取り付けるとともに、ネジ取付孔69の固定ネジ71により止め金72を取り付け、ピン孔65bを閉塞する(ステップ4)。同時に、ネジ穴70a、70bに取り付けた固定ネジ73a、73bにより、止め金74が固定される。なお、止め金74は、固定ネジ73a、73bを緩めた状態では回動できるようになっており、回動することによって収容部67を露出することができる。なお、ステップ4では、止め金74を回動させた状態で図示している。また、このような止め金74は、具体的には特開2013−245145号公報に記載されている止め金を採用することができる。
次の工程は、収容部67に磁石75を収容する(ステップ5)。そして、最後の工程は、止め金74で、磁石75の収容された収容部67を閉塞する(ステップ6)。このような工程を経て、ホルダユニット30が組み立てられる。
そして、このような工程で組み立てられたホルダユニット30をスクライブ装置1に用いてスクライブラインを形成すると、スクライビングホイール40がピン軸50に沿って移動することが規制されるため、スクライブ装置1は、スクライブラインの形成位置が安定することになり、所望の位置へスクライブラインを形成することができる。
なお、上記のように本実施形態においてホルダユニット30は、スクライビングホイール40の厚さが約0.65mmであり、保持壁66a、66bとの間のクリアランスは0.02mm程度であり、スクライブラインを所望の位置へ形成することができた。ここで、保持壁66a、66b間の隙間はそのままで、スクライビングホイール40の厚さが約0.4mmのスクライビングホールを用いたホルダユニット30によってもスクライブラインの形成を行った。スクライビングホイール40の厚さが0.65mmのホルダユニット30に比べ、クリアランスが非常に大きいため、通常であればスクライビングホイール40のピン軸方向への移動も大きくなるが、スクライビングホール40の厚さが0.4mmのホルダユニットであっても、同様に所望の位置へスクライブラインを形成することができた。この時のスクライブラインのズレ量は、僅か10μm程度であった。一方、収容部67のない従来のホルダユニットに対して、スクライビングホイールの厚さが0.4mmのものを用いてスクライブラインを形成したところ、スクライビングホイールのピン軸方向への移動が大きく、スクライブラインのズレ量が224μm程度にもなった。
[実施形態2]
次に他の実施形態のホルダユニット130について図を用いて説明する。図5(A)実施形態2のホルダユニット130及びホルダユニット130が取り付けられたホルダジョイント200の側面図であり、図5(B)はホルダユニット130の斜視図であり、図5(C)はホルダユニット130の正面拡大図である。
ホルダジョイント200は、円柱状の回転軸部201と、円柱状のジョイント部202と、を備えている。このホルダジョイント200は、スクライブ装置のスクライブヘッドに装着されて使用される。また、ホルダジョイント200がスクライブヘッドに装着された状態では、回転軸部201が断面を示した二つのベアリング203a、203bと、断面を示した円筒形のスペーサ204を介して装着されており、ホルダジョイント200は回転自在に保持されている。
円柱形のジョイント部202には、下端側に円形の開口205を備えた内部空間206が形成されている。この内部空間206の上部に、例えば磁石が埋設されており、ホルダユニット130が着脱自在に保持されている。
ホルダユニット130は、スクライビングホイール140と、ピン軸150と、ホルダ160とが一体となったものである。なお、スクライビングホイール140と、ピン軸150とは、実施形態1のスクライビングホイール40と、ピン軸50と略同様な構成となっており、詳細な説明を省略する。
ホルダ160は、略円柱形の磁性体金属からなるホルダ基材161で形成されている。このホルダ基材161の下部には、一対の保持部162a、162bと、保持部162a、162bの間に位置する保持溝163が形成されている。保持部162a、162bには、ピン軸150が挿通されるピン孔165a、165bが同軸位置に形成されている。
また、保持部162aには、ホルダ基材161の側面から円形に窪んだ収容部167が形成されている。この収容部167には、磁石175が収容されている。なお、保持部162bのピン孔165bは、側面側の径が小さくなっており、ピン軸150が抜け出ない構造になっている。また、磁石175が収容された収容部167は、図示していない止め金によって閉塞される。
ホルダ基材161の上部には位置決め用の取付部170が設けられている。この取付部170は、ホルダ基材161の上部を切欠いて形成されており、傾斜部170aと平坦部170bを備えている。
そして、ホルダ160の取付部170側を、開口205を介して内部空間206へ挿入する。その際ホルダ160の上端側が内部空間206上部の磁石によって引き寄せられ、取付部170の傾斜部170aが内部空間206を通る平行ピン207と接触することで、ホルダジョイント200に対するホルダユニット130の位置決めと固定が行われる。また、ホルダジョイント200からホルダユニット130を取り外す際には、ホルダ160を下方へ引くことで容易に取り外すことができる。
このような構成のホルダユニット130は、実施形態1のホルダユニット30と同様に、磁石175によって、スクライビングホイール140を保持部162a側へ引き寄せることができ、スクライビングホイール140の円板側面142と保持壁166aとのクリアランスをゼロにすることができる。したがって、ホルダユニット130は、スクライブラインを形成する際、ピン軸150に沿ったスクライビングホイール140の移動を規制することができるため、スクライブラインの形成位置が安定し、所望の位置へスクライブイランを形成することができる。
また、スクライビングホイール140は、消耗品であるため、定期的な交換が必要になる。本実施形態においては、ホルダユニット130の着脱が容易に行えるため、ホルダユニット130そのものを交換することで、ホルダユニット130を構成するスクライビングホイール140の交換を迅速に行うことができる。
なお、ホルダ160は、磁性体金属からなるホルダ基材161を用いて形成しているが、保持部162a、162bが位置するホルダ基材161の下部を実施形態1のホルダ基材61と同様に磁性のないSUS303で形成し、ホルダ基材161の上部を磁性体金属で形成したホルダ基材161を用いても構わない。
[実施形態3]
次に他の実施形態のホルダユニット230について図を用いて説明する。図6(A)はホルダユニット230の側面図であり、図6(B)は、図6(A)のVIB−VIB線での断面図である。
ホルダユニット230は、スクライビングホイール240と、ピン軸250と、ホルダ260とが一体となったものである。なお、スクライビングホイール240と、ピン軸250とは、実施形態1のスクライビングホイール40と、ピン軸50と略同様な構成となっており、詳細な説明を省略する。
ホルダ260は、磁性のない例えばSUS303で形成された、角状部材のホルダ基材261からなる。
このホルダ基材261には、一対の保持部262a、262bと、保持部262a、262bの間に位置する保持溝263が形成されている。
また、保持部262a、262bには、円柱体264a、264bがロウ付けによってそれぞれ同軸位置で固定されている。そして、円柱体の264a、264bの中心には、ピン軸250が挿通されるピン孔265a、265bが同軸位置に形成されている。したがって、スクライビングホイール240の円板側面242と対向する円柱体264aの対向面が保持壁266aとなり、円板側面242と対向する円柱体264bの対向面が保持壁266bとなる。
また、保持部262aには、ホルダ基材261の右側面側から円形に窪んだ収容部267が形成されている。この収容部267には、磁石275が収容されている。なお、収容部267は、実施形態1の円形の収容部57と異なり、扇状の収容部となっている。また、収容部267は、図6(A)に示すように、円板側面242と保持部262aとが重なる領域を覆うように形成されている。
また、ホルダ基材261には上部に取付孔268が形成されており、ホルダ260は、この取付孔268を介して、図示しないスクライブ装置のスクライブヘッドへ取り付けられる。また、ホルダ基材261の側面には、ホルダ基材261を貫通するネジ取付孔269と、ネジ取付孔269の両側に位置する二つのネジ穴270a、270bが形成されている。
なお、ホルダ260は、図6(A)に示す側面と反対側の側面に、ネジ取付孔269に取り付けられる固定ネジと、止め金と、を備えており、止め金によりピン孔265bを閉塞する。
また、ホルダ260は、二つのネジ穴270a、270bにそれぞれ取り付けられる図示しない固定ネジと、図示しない止め金を備えており、この止め金により収容部267を閉塞する。
このようなホルダ260を用い、スクライビングホイール240の貫通孔へピン軸250を貫通し、ピン軸250を保持部262a、262bのピン孔265a、265bに挿通することでホルダユニット230が形成される。
また、このホルダユニット230は、ピン孔を中心とした扇型の収容部267へ磁石275を収容している。磁石275は、収容部267と略同じ形状となっており、扇状のものである。この磁石275は、強磁性体のスクライビングホイール240を引き寄せるためのものである。そして、磁石275によって、スクライビングホイール240は、保持部262a側へ引き寄せられ、円板側面242を保持壁266aと接触させる。
したがって、実施形態1と同様、スクライビングホイール240の円板側面242と保持壁266aとのクリアランスがゼロになり、スクライブラインを形成する際、ピン軸250に沿ったスクライビングホイール240の移動が規制されるため、ホルダユニット230を用いることで、スクライブラインの形成位置が安定し、所望の位置へスクライブイランを形成することができる。
また、保持部262aに形成された収容部267は、保持部262aに形成されたピン孔265aと重なる位置に形成されるだけでなく、スクライビングホイール240の円板側面242と保持部262aとが重なる領域を覆うように形成されている。つまり、磁石275は、円板側面242と保持部262aとが重なる位置に収容されている。したがって、収容部267に収容された磁石275は、円板側面242と保持部262aとが重なる領域全体を均等に引き寄せることができ、スクライビングホイール240をよりしっかりと直立させることができる。そのため、本実施形態のホルダユニット230は、スクライビングホイール240がしっかりと直立することになるため、ソゲが発生し難いスクライブラインを形成することができる。
なお、上記実施形態では、収容部へ収容される磁石は一つだけであったが、ホルダユニットは複数の磁石を備える構成でも構わない。このような構成の場合、複数の磁石は、スクライビングホイールが傾斜して引き寄せられないよう、円板側面を均等に引き寄せることができるように配置することが好ましい。また、上記磁石に貫通孔を形成し、ピン軸を挿通させるようにしてもよい。この場合、磁石は収容部内で動かないよう、接着剤等で収容部内に固定されていることが好ましい。
1…スクライブ装置
10…移動台
11…ボールネジ
12…案内レール
13…モータ
14…テーブル
15…脆性材料基板
16…CCDカメラ
17…ブリッジ
18a、18b…支柱
19…ガイド
20…スクライブヘッド
30、130、230…ホルダユニット
40、140、240…スクライビングホイール
41…貫通孔
42、142、242…円板側面
43…刃
50、150、250…ピン軸
51…尖頭部
60、160、260…ホルダ
61、161、261…ホルダ基材
62a、62b、162a、162b、262a、262b…保持部
63、163、263…保持溝
64a、64b、264a、264b…円柱体
65a、65b、165a、165b、265a、265b…ピン孔
66a、66b、166a、266a、266b…保持壁
67、167、267…収容部
68、268…取付孔
69、269…ネジ取付孔
70a、70b、270a、270b…ネジ穴
71、73a、73b…固定ネジ
72、74…止め金
75、175、275…磁石
76…円柱体取付孔
170…取付部
170a…傾斜部
170b…平坦部
200…ホルダジョイント
201…回転軸部
202…ジョイント部
203a、203b…ベアリング
204…スペーサ

Claims (8)

  1. 一対の保持部と、
    同軸上に位置し前記保持部にそれぞれ形成されたピン孔と、を備え、
    スクライビングホイールの貫通孔に貫通されるとともに前記ピン孔に挿通されるピン軸により、前記保持部間に前記スクライビングホイールを回転自在に保持するためのホルダであって、
    前記スクライビングホイールを保持した際に、前記ピン軸の方向に沿って前記スクライビングホイールを引き寄せる磁石が収容される収容部が前記保持部の一方の外側面に形成されていることを特徴とするホルダ。
  2. 前記収容部は、前記ピン孔と重なる位置に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のホルダ。
  3. 強磁性体のスクライビングホイールと、
    前記スクライビングホイールの貫通孔に貫通されたピン軸と、
    前記スクライビングホイールを保持する一対の保持部と、同軸上に位置し前記保持部にそれぞれ形成されるとともに前記ピン軸が挿通されたピン孔と、を有するホルダと、
    を備えたホルダユニットであって、
    前記保持部の一方の外側面には、前記ピン軸の方向に沿って前記スクライビングホイールを引き寄せる磁石が収容されていることを特徴とするホルダユニット。
  4. 前記磁石は、前記ピン軸と重なる位置に収容されていることを特徴とする請求項3に記載のホルダユニット。
  5. 前記磁石は、前記スクライビングホイールの側面と前記保持部とが重なる位置に収容されていることを特徴とする請求項3に記載のホルダユニット。
  6. 前記ピン軸は、前記磁石側で短くなっていることを特徴とする請求項3から5の何れか一項に記載のホルダユニット。
  7. 請求項1または2に記載のホルダを備えることを特徴とするスクライブ装置。
  8. 請求項3から6の何れか一項に記載のホルダユニットを備えることを特徴とするスクライブ装置。
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