JP2013144635A - 倣い制御を備えた硬質脆性板のスクライブライン形成装置及びその形成方法 - Google Patents

倣い制御を備えた硬質脆性板のスクライブライン形成装置及びその形成方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2013144635A
JP2013144635A JP2012263946A JP2012263946A JP2013144635A JP 2013144635 A JP2013144635 A JP 2013144635A JP 2012263946 A JP2012263946 A JP 2012263946A JP 2012263946 A JP2012263946 A JP 2012263946A JP 2013144635 A JP2013144635 A JP 2013144635A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hard brittle
brittle plate
scribe line
cutter
servo motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012263946A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeto Iwasaki
重人 岩崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AMAGASAKI KOSAKUSHO KK
Original Assignee
AMAGASAKI KOSAKUSHO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by AMAGASAKI KOSAKUSHO KK filed Critical AMAGASAKI KOSAKUSHO KK
Priority to JP2012263946A priority Critical patent/JP2013144635A/ja
Publication of JP2013144635A publication Critical patent/JP2013144635A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Abstract

【課題】硬質脆性板表面の形状に関わらず、切込量を一定に制御するとともに切断面の品質が良好な硬質脆性板のスクライブライン形成装置を提供すること。
【解決手段】レーザ変位センサ35をカッターブロック28より先行させてレーザ変位センサ35によりガラス基板1表面の高低差を測定し、測定されたガラス基板1表面の高低差に基づいてカッターブロック28に取り付けられたカッターホイール29とガラス基板1との垂直方向の距離を演算し、演算されたカッターホイール29とガラス基板1との垂直方向の距離に基づいてカッターホイール29によるガラス基板1の切込量をリニアサーボモータ21で制御する。
【選択図】図7

Description

本発明は、液晶パネルや建築用などに使用されるガラス基板等の硬質脆性板を割断するためのスクライブラインを形成する装置及びそのスクライブラインを形成する方法に関し、詳しくは、テーブル上に載置した硬質脆性板上の所望の切断線に沿ってカッターホイールを押圧走行させることにより、当該硬質脆性板を割断するための垂直クラックを生成する装置及びその方法に関するものである。
従来、自動車、建築、産業用の各種ガラス、セラミックガラス等の硬質脆性板を切断するには、手動、自動の何れにおいても、切断ヘッド部材の先端にカッターホイールを取り付けた構造のガラス切断治具を用い、ガラス基板の表面にカッターホイールを押し当てて移動させることにより、カッターホイールの鋭い周縁でガラス基板の表面に所望の割断方向に沿ったスクライブラインを形成するスクライブ工程と、ガラス基板の表面に形成されたスクライブラインに沿った曲げモーメントを付加することによりガラス基板をスクライブラインに沿って割断するブレーク工程とを実行することにより行われる。
ガラス基板の表面にスクライブラインを形成するスクライブ工程では、垂直クラックのラインであるスクライブラインをガラス基板の表面に対して垂直方向に形成することができれば、後のブレーク工程において、スクライブラインに沿って割断する際の切断面の品質を向上させることができるので、垂直クラックを適正に形成することは重要である。特に、近年、パソコン用、テレビジョン用の液晶ディスプレイにおいては、その表示画面を大型化、高精細化及び軽量化する要求が高まっており、この要求に合わせてガラス基板の大寸法化及び薄型化が進められている。ガラス基板の大寸法化及び薄型化に伴って、ガラス基板を所望の寸法に高精細に割断する高度な基板割断技術が必要であり、ガラス基板の切断面の品質向上への要求はますます強くなっている。
スクライブとブレークによる硬質脆性板の機械的割断は、割断速度が速く、消費エネルギーが小さいという利点はあるが、スクライブ線に沿って好ましくない水平クラックが生成することにより、割断線に沿って欠けや割れが生じることがあるという欠点がある。
欠けや割れを防止して不良品の発生を避け、且つきれいな割断面を得るためには、スクライブ時に水平クラックを発生させないで、できるだけ深い垂直クラックを生成させることが必要である。このための1つの方法として、スクライブ溝を刻設する回転カッターに硬質脆性板の面直角方向の振動を付与することが提案されている(特許文献1)。また、特許文献2には、回転カッターを鋸刃状にすることにより、回転カッターがガラス基板表面を転動したときに、当該ガラス基板に振動的な力を印加させる方法が提案されている。
割断時に割れや欠けが発生しないためのもう1つの重要な要件は、所望の割断線に沿って均一なスクライブ溝(垂直クラック)を形成することである。そのためには、硬質脆性板の表面上を転動する回転カッターの切込量と付加圧力とを割断線の全長に沿って一定に保持することが必要である。スクライブ時に硬質脆性板を載置するテーブルの表面には、加工精度や熱変形に基づくうねりがあり、割断対象である硬質脆性板の厚さにもバラツキがある。従って、スクライブ時に回転カッターが走行する硬質脆性板の表面には、これらのうねりやバラツキの集積による高低差が存在することになる。そこで、回転カッターが被切断面の高低差に滑らかに追従して一定の押圧力及び切込深さが維持されるように、回転カッターを空気付圧装置を介して支持及び付勢する構造が特許文献3に提案されている。
特開平11−157860号公報 特開平9−188534号公報 特開2002−80234号公報
特許文献1や特許文献2に開示されているように、回転カッターを割断しようとする硬質脆性板の略面直角方向に振動させてスクライブ溝の刻設を行う振動スクライブ方法は、数十cm毎秒またはそれ以上の速度で回転カッターを移動させる場合には、割断に有利に作用する深い垂直クラックを生成させることが可能である。しかし、回転カッターの移動速度が数十cm毎秒を下回るとスクライブ溝の深さは大幅に低下し易く、硬質脆性板の切断は難しくなる傾向にある。複雑な曲線切断を実施する際には、装置の機構上、回転カッターの移動速度を数十cm毎秒以下に落とさざるを得ないので、回転カッターを硬質脆性板の表面に押し当てる圧力を高くすれば、スクライブ溝を深くすることができる。しかし、押圧力の増大に伴って硬質脆性板表面のスクライブ溝周辺に発生する微少な割れや欠けが大幅に増大して、切断面の品質が低下してしまう。
また、特許文献3のように、回転カッターを空気付圧装置を介して支持及び付勢しているスクライブ装置においては、回転カッターを割断しようとする硬質脆性板表面のうねりに円滑に追従させるために回転カッターを振動させるための加振装置を設けても、その振動が回転カッターに伝達されないという問題がある。
本発明は従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、硬質脆性板表面の形状に関わらず、切込量を一定に制御するとともに切断面の品質が良好な硬質脆性板のスクライブライン形成装置及びその形成方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は倣い制御を備えた硬質脆性板のスクライブライン形成装置及びその形成方法であって、カッターホイールの走行に先だって割断線上の硬質脆性板表面の高低差を高い精度で測定し、測定された硬質脆性板表面の高低差に追随するようにカッターホイールの高さをリニアサーボモータで制御することにより、カッターホイールを硬質脆性板表面の高低差に追従させて硬質脆性板にスクライブラインを形成し、高品質の切断面を得ることを特徴としている。また、リニアサーボモータに代えて、ボールねじと回転型サーボモータやラック・ピニオン機構と回転型サーボモータ等を組み合わせた昇降駆動装置を使用することもできる。
すなわち、本発明の硬質脆性板のスクライブライン形成方法は、テーブル上に載置した硬質脆性板の表面にカッターホイールを押圧しつつ走行させることにより、上記カッターホイールの走行軌跡に沿って硬質脆性板に微少垂直クラックを生成する硬質脆性板のスクライブライン形成方法において、レーザ変位計をカッターホイールより先行させて当該レーザ変位計により硬質脆性板表面の高低差を測定し、測定された硬質脆性板表面の高低差に基づいてカッターホイールと硬質脆性板との距離を演算し、演算されたカッターホイールと硬質脆性板との距離に基づいてカッターホイールによる硬質脆性板の切込量をリニアサーボモータで制御することを特徴としている。
また、レーザ変位計に代えて、高精度および高応答速度を備えていれば、超音波センサや光電センサ、または差動トランス、リニアスケール、マグネスケール等を利用した接触式変位計などの検出器を使用することもできる。
本発明の硬質脆性板のスクライブライン形成装置は、硬質脆性板を載置するテーブルと、先端部にカッターホイールを有するカッターブロックと、昇降自在のリニアサーボモータと、上記カッターブロックを保持するカッターブロック保持部材を上記リニアサーボモータによって下方に押圧することが可能な押圧機構と、上記カッターブロックとカッターブロック保持部材とリニアサーボモータと押圧機構とを有するスクライブライン形成装置本体を支持するサポートと、当該サポートを互いに直交するX軸方向とY軸方向に走行自在にガイドするX軸方向駆動機構およびY軸方向駆動機構と、上記カッターホイールに先行する位置にレーザ変位計とを備えることを特徴としている。
また、カッターブロックおよびカッターブロック保持部材を旋回させることが可能な旋回用モータを備えることが好ましい。
さらに、カッターホイールを上下方向に弾性的に押圧するスプリングを備えることが好ましい。本発明において、スプリングは、コイルバネ(圧縮コイルバネ、引張コイルバネおよび板バネ等、当業者がコイルバネとして認識するものをすべて含む)やエアシリンダや磁気バネ(永久磁石または電磁石によるもの)を含む意である。
そして、カッターブロック保持部材を上下方向に弾性的に押圧するスプリングを備えることが好ましい。
本発明によれば、レーザ変位計をカッターホイールより先行させて当該レーザ変位計により硬質脆性板表面の高低差を測定し、測定された硬質脆性板表面の高低差に基づいてカッターホイールと硬質脆性板との距離を演算し、演算されたカッターホイールと硬質脆性板との距離に基づいてカッターホイールによる硬質脆性板の切込量をリニアサーボモータで制御することにより、硬質脆性板表面の形状に関わらず、切込量を一定に制御することができる。また、本発明によれば、硬質脆性板や硬質脆性板を載置するテーブル表面のうねりや脆性板の厚さのバラつきの集積による高低差が存在しても、切り始めや切り通し後にカッターホイールの下に硬質脆性板が存在するか否かに関わらず、テーブル表面を傷つけないという効果が期待できる。
X軸方向駆動機構とY軸方向駆動機構と旋回用モータを備えることにより、硬質脆性板に対して3次元方向に自在に切り込むことができる。
カッターホイールおよびカッターブロック保持部材を上下方向に弾性的に押圧するスプリングを備えることにより、切断面を平滑にすることができる。
図1は、本発明の硬質脆性板のスクライブライン形成装置の平面図である。 図2は、図1を右方から見た側面図である。 図3は、カッターヘッド部分を拡大して示す正面図である。 図4は、図3を右方から見た側面図である。 図5は、カッターブロックを含む部分の拡大図である。 図6は、本発明の硬質脆性板のスクライブライン形成方法の概念を説明する図である。 図7は、本発明の硬質脆性板のスクライブライン形成装置によるスクライブライン形成方法を説明する図である。 図8(a)と図8(b)は、それぞれ、本発明の方法と比較例の方法でガラス板を切り込んだ場合のガラス板表面のスクライブラインを示す、80倍の拡大写真である。図8(a)と図8(b)において、左側から右側に向かう白い線(スクライブライン)と直角に交わっている線と線の間の距離は50mmである。
以下に、本発明の実施が可能な形態について説明する。当然のことながら、本発明の範囲を逸脱することなく、他の実施形態を利用することもできる。
図1において、1は切断対象であるガラス基板であり、破線2はスクライブラインを示す。3は後記するカッターブロックとカッターブロック保持部材とリニアサーボモータとカムフォロアと円板を有するスクライブライン形成装置本体であり、このスクライブライン形成装置本体3を支持するサポート4は、図2に示すガイドレール5aと5bに沿って両矢視6で示すY軸方向に移動可能である。これらガイドレール5aと5bは一対のスライドブロック7と8に支持されて、ガイドレール9および10に沿って両矢視11で示すX軸方向に移動可能である。
図2において、12はサーボモータで、スクライブライン形成装置本体3を支持するサポート4は、サーボモータ12の回転がラック・ピニオン機構(図1と図4に参照番号52で示すもの)を介してガイドレール5aと5bの支持枠(図4に参照番号5cで示すもの)に伝達されることによってガイドレール5aと5bにガイドされて両矢視6で示すY軸方向に移動可能である。13と14は、ガイドレール5aと5bをX軸方向(図1の両矢視11参照)に移動させるためのサーボモータである。サーボモータ12、13および14としては、リニアサーボモータを採用することもできる。サーボモータ13と14の回転は、それぞれベルト15と16によってラック・ピニオン機構17と18に伝達されて、ラック・ピニオン機構17と18によりガイレール5aと5bは、図1に示すガイドレール9および10にガイドされて両矢視11で示すX軸方向に移動することができる。ラック・ピニオン機構17と18としては、タイミングベルトとボールネジ機構を採用することもできる。図2において、19はガラス基板を載置するテーブル(このテーブル19は、予め研磨等の手段により表面が滑らかにされていないが、テーブル19の表面が滑らかにされていることは、さらに好ましい)、20は支持台である。
図3において、21はリニアサーボモータであり、リニアサーボモータ21が駆動すると、リニアサーボモータ21と一体となってスライダ22aと22bはガイドレール23に沿って上下方向に移動することができる。図4において、コイルバネ24に係合するガイド25がコイルバネ24の弾撥力を受けることによって後記するカッターブロックおよびカッターブロック保持部材は上昇することができる。しかし、図3において、これらカッターブロックおよびカッターブロック保持部材の上昇動作は円板26を介してカムフォロア27によって抑止されるので、カッターブロックおよびカッターブロック保持部材は一定以上、上昇することができない。図3において、リニアサーボモータ21が駆動してスライダ22aと22bがガイドレール23に沿って下降すると、カムフォロア27を介して円板26が押し下げられるので、スクライブライン形成装置本体3を構成するカッターブロック28の先端部のカッターホイール29が下降して、ガラス基板1にスクライブラインを形成することができる。30はサーボモータであり、サーボモータ30の回転動作はベルト31によってカッターブロック保持部材32に伝達され、さらに、ロッド33を経てカッターブロック28に伝達される。また、ベルト31に代えて、平歯車を使用することもできる。かくして、サーボモータ30が回転することによって、カッターホイール29は旋回することができる。34はカッターホイール29を上下方向に弾性的に押圧するコイルバネ、35はレーザ変位センサである。36、37は、それぞれスライダ22aと22bの上限ストッパ、下限ストッパである。53はロッド33の回転方向を示す。
図5において、54はカッターブロック28の旋回中心であり、55は接点検出治具、56は絶縁体である。例えば、カッターブロック28と接点検出治具55を通電可能なように図示しない配線で接続しておけば、カッターホイール29がガラス基板の表面に接触するまでは絶縁体56の存在にも関わらず、カッターブロック28と接点検出治具55が接触していることでカッターブロック28と接点検出治具55は通電状態にあるが、カッターホイール29がガラス基板の表面に接触した際にカッターブロック28が54を中心として旋回(僅かな量だけ回転)可能なように構成することができる。このような構成を採用することにより、カッターホイール29がガラス基板の表面に接触することで、図5の仮想線(二点鎖線)に示すように、カッターブロック28が54を中心として僅かな量だけ旋回すれば、カッターブロック28と接点検出治具55は接触しなくなる。その結果、カッターブロック28と接点検出治具55の通電状態は解除されて無通電状態となるので、この電気信号の変化を測定することにより、カッターホイール29がガラス基板と接触したことを感知することができる。
図6において、レーザ変位センサ35が両矢視38で示す上下方向に変位することによって、レーザ変位センサ35とガラス基板1との距離Dが変動すると、その距離Dの変位量はセンサコントローラ39を経てパルス出力される。パルス出力をすることで、ノイズによる誤動作を防止し、ガラス基板1の裏面反射による誤計測を防止することができる。このパルスは電源ユニットとCPUユニットと位置制御ユニットが一体に組み込まれたメインコントローラ40に伝達される。メインコントローラ40からリニアサーボモータ21への指令により、ロッド33を介してカッターホイール29(図3参照)の昇降動作が制御され、図3に示すカッターホイール29がガラス基板1の表面を確実にとらえて一定量切り込むことができる。
以上のように構成される本発明の硬質脆性板のスクライブライン形成装置を用いてスクライブラインを形成する方法を説明する。
まず、図1に示すように、テーブル19上にガラス基板1を載置する。そして、図2に示すサーボモータ12のスイッチをオンにして、図1に示すスクライブライン形成装置本体3を支持するサポート4を、図2に示すガイドレール5aと5bにガイドさせて両矢視6で示すY軸方向に適宜量だけ移動させる。さらに、図2に示すサーボモータ13と14のスイッチをオンにして、ガイドレール5aと5bをガイドレール9と10にガイドさせて図1の両矢視11で示すX軸方向に適宜量だけ移動させる。
次に、図6に示すように、レーザ変位センサ35からガラス基板1に向って出射されるレーザ光の反射光を検出することによって、レーザ変位センサ35とガラス基板1との距離D(変位量)を測定する。図3に示すように、カッターホイール29はカッターブロック28に支持されており、レーザ変位センサ35とカッターホイール29の先端との垂直方向の距離は当初据え付けられたとおりの一定値であるから、レーザ変位センサ35とガラス基板1との距離D(変位量)を測定することによって、カッターホイール29の先端とガラス基板1の表面との垂直方向の距離を知ることができる。そこで、上記変位量を図6に示すセンサコントローラ39を経てパルス出力し、このパルスはメインコントローラ40に伝達され、さらに、メインコントローラ40からリニアサーボモータ21への指令により、ロッド33を介してカッターホイール29(図3参照)の昇降動作が制御され、図3に示すカッターホイール29がガラス基板1の表面を確実にとらえて一定量切り込むことができる。このようにして、図1に示すスクライブライン開始点41が形成される。
次に、図1に示すように、スクライブライン形成装置本体3を支持するサポート4を図2に示すガイドレール5aと5bにガイドさせて両矢視6で示すY軸方向に移動させつつ、図6に示すように、レーザ変位センサ35からガラス基板1に向って出射されるレーザ光の反射光を検出することによって、レーザ変位センサ35とガラス基板1との距離D(変位量)を測定して、この変位量をセンサコントローラ39を経てパルス出力し、このパルスはメインコントローラ40に伝達され、さらに、メインコントローラ40からリニアサーボモータ21への指令により、ロッド33を介してカッターホイール29(図3参照)の昇降動作が制御され、図3に示すカッターホイール29がガラス基板1の表面を確実にとらえて一定量切り込み、図1に示す矢視42方向に直線状のスクライブラインを形成する。
より具体的には、図6に示すメインコントローラ40からリニアサーボモータ21への指令により、図3に示すスライダー22aと22bがガイドレール23に沿って所定量だけ下降し、カムフォロア27がその所定量に相当する長さだけ円板26を押し下げることによって、カッターホイール29がガラス基板1の表面に到達し、一定量切り込むことができる。
このとき、カッターホイール29はコイルバネ34の弾性押圧作用により、ガラス基板1の表面形状の変化に滑らかに追随しつつ、切込量を一定に制御することができる。
さらに、図7に示すように、カッターブロック28が上記のようにしてスクライブラインを形成しつつ、位置P1から位置P2に到達するまでの経路において、上り勾配と下り勾配を含む斜面43がある場合、図4に示すガイド25がコイルバネ24の弾撥力によって上方へ押し上げられるような力を受ける結果、カッターホイール29は過度にガラス基板1を切り込むことなく、コイルバネ24と34の弾性押圧作用により、カッターホイール29はガラス基板1の表面形状の変化に滑らかに追随しつつ、切込量を一定に制御することができる。
そして、図1の角部44付近に図3に示すカッターホイール29が到達すると、サーボモータ30を作動させる。このサーボモータ30の回転動作はベルト31を経てカッターブロック保持部材32に伝達され、さらに、ロッド33を経てカッターブロック28に伝達される。かくして、サーボモータ30が回転することによって、カッターホイール29は旋回することができる。このようにして、角部44に曲線状のスクライブラインが形成される。
以後、上記と同じようにして、矢視45方向に直線状のスクライブラインを形成し、角部46に曲線状のスクライブラインを形成し、矢視47方向に直線状のスクライブラインを形成し、角部48に曲線状のスクライブラインを形成し、矢視49方向に直線状のスクライブラインを形成し、角部50に曲線状のスクライブラインを形成し、矢視51方向に直線状のスクライブラインを形成し、かくして、図1に示すようなスクライブライン2を形成し、このスクライブライン2に沿ってガラス基板1を割断することができる。
上記したように、レーザ変位センサ35はカッターホイール29より先行しているので、レーザ変位センサ35で測定したガラス基板1の表面の高低差に基づいてカッターホイール29によるガラス基板1の切込量をリアルタイムで制御することもできる。この方式は直線状のスクライブラインを形成するときには有利であるが、曲線状(直線状ではないものを含む意)のスクライブラインを形成するときには不都合なことがある。すなわち、図1に示す曲線状の角部44にレーザ変位センサ35がさしかかると、レーザ変位センサ35とカッターホイール29は、ある曲率半径の曲線運動をする。ところが、レーザ変位センサ35とカッターホイール29の平面的な位置が異なる以上、レーザ変位センサ35が描く曲線とカッターホイール29が描く曲線は異なったものとなる。その結果、図1に示す曲線状の角部44において、先行するレーザ変位センサ35で測定したガラス基板1の表面の高低差を正確に反映するようにカッターホイール29によるガラス基板1の切込量を制御することが困難な場合がある。
そこで、まず、図1に示すテーブル19上に基準となるガラス基板1を載置し、カッターホイール29による切り込みは行わずに、レーザ変位センサ35で、直線部42、曲線部44、直線部45、曲線部46、直線部47、曲線部48、直線部49、曲線部50および直線部51を含むスクライブライン2の形成データを測定し、この測定データ上におけるレーザ変位センサ35とカッターホイール29の平面的な位置の違いによる曲線の差異(段落0029で説明したもの)を補正するような補正データを、メインコントローラ40のCPUユニットに貯えておく。
次に、実際にスクライブラインを形成しようとするガラス基板1を図1に示すテーブル19上に載置する。そして、図1の角部44付近にカッターホイール29が到達すると、レーザ変位センサ35で測定したガラス基板1の表面の高低差に基づくカッターホイール29によるガラス基板1の切込量を上記補正データで補正しつつ、カッターホイール29でガラス基板1を一定量切り込む。このようにして、曲線状のスクライブラインも直線状のスクライブラインと同様に滑らかに形成することができる。
次に、0.7mmの厚みのガラス板に対して、本発明の方法で0.1mm深さの切込量となるようにスクライブラインを形成した場合(カッターホイールに対して先行するレーザ変位センサでガラス板表面の高低差を測定し、当該高低差に基づいて切込量を制御した場合)と、本発明の方法と比較するために、レーザ変位センサを有せず、ガラス板表面の高低差を考慮しないで0.1mm深さの固定切込量となるようにスクライブラインを形成した場合との差異について、図8に基づいて説明する。
切り込みに使用したカッターホイールはともに、焼結ダイヤモンドカッターで、直径は2.5mm、頂角は110°である。また、切込圧は900g、切り込み速度は800mm/秒である。図8(a)は、本発明の方法で上記ガラス板にスクライブラインを形成した場合の表面を示し、図8(a)の左側から右側に向かって白く見える1本の直線がスクライブラインであり、このスクライブラインは連続しており、ガラス板表面の高低差に巧みに追随するようにカッターホイールがスクライブラインを形成したことが分かる。
図8(b)は、レーザ変位センサを有せず、ガラス板表面の高低差を考慮しないで0.1mm深さの固定切込量となるようにスクライブラインを形成した場合を示す。図8(b)の左側から右側に向かって白く見える1本の直線がスクライブラインであるが、このスクライブラインの中間部分は途切れている。すなわち、ガラス板表面の中間部分は左側部分および右側部分に比べて凹んでいるので、中間部分ではスクライブラインを形成することができなかったのである。
しかし、図8(a)に示すように、本発明の方法では、ガラス板表面に凹んだ部分があっても、そのガラス板表面の高低差に巧みに追随するようにカッターホイールがスクライブラインを形成することができるのである。
以上の説明で明らかなように、本発明のスクライブライン形成装置によれば、リニアサーボモータとレーザ変位計を備えることにより、スクライブラインが形成されるガラス基板を載置するテーブル等の表面を予め研磨等の手段により滑らかにする必要がなく、0.05ないし0.1mm厚みの超薄板ガラス、0.1ないし0.5mm厚みの電子ガラス、0.5ないし0.7mm厚みの液晶ガラス、1.8ないし2.8mm厚みのプラズマガラス、2.8ないし25.0mm厚みの建築用ガラスなどの様々な厚みのガラスを、その表面形状に関わりなく、切込量を一定にして切断することができる。
さらに、カッターホイールおよびカッターブロック保持部材を上下方向に弾性的に押圧するスプリングを備えることにより、ガラス基板の表面形状の変化にカッターホイールを滑らかに追随させて、切込量を一定に制御するとともに切断面を平滑にすることが可能である。
さらに、本発明のスクライブライン形成装置及びその形成方法は従来のものに比べてより速くスクライブラインを形成することも可能である。
本発明は、硬質脆性板のスクライブラインを形成する装置として有用である。
1 ガラス基板
2 スクライブライン
3 スクライブライン形成装置本体
4 サポート
5a、5b ガイドレール
6 両矢視
7 スライドブロック
8 スライドブロック
9 ガイドレール
10 ガイドレール
11 両矢視
12 サーボモータ
13 サーボモータ
14 サーボモータ
15 ベルト
16 ベルト
17 ラック・ピニオン機構
18 ラック・ピニオン機構
19 テーブル
20 支持台
21 リニアサーボモータ
22a、22b スライダ
23 ガイドレール
24 コイルバネ
25 ガイド
26 円板
27 カムフォロア
28 カッターブロック
29 カッターホイール
30 サーボモータ
31 ベルト
32 カッターブロック保持部材
33 ロッド
34 コイルバネ
35 レーザ変位センサ
36 上限ストッパ
37 下限ストッパ
38 両矢視
39 センサコントローラ
40 メインコントローラ
43 斜面
52 ラック・ピニオン機構
53 回転方向
54 旋回中心
55 接点検出治具
56 絶縁体

Claims (10)

  1. テーブル上に載置した硬質脆性板の表面にカッターホイールを押圧しつつ走行させることにより、上記カッターホイールの走行軌跡に沿って硬質脆性板に微少垂直クラックを生成する硬質脆性板のスクライブライン形成方法において、レーザ変位計をカッターホイールより先行させて当該レーザ変位計により硬質脆性板表面の高低差を測定し、測定された硬質脆性板表面の高低差に基づいてカッターホイールと硬質脆性板との距離を演算し、演算されたカッターホイールと硬質脆性板との距離に基づいてカッターホイールによる硬質脆性板の切込量をリニアサーボモータで制御することを特徴とする硬質脆性板のスクライブライン形成方法。
  2. レーザ変位計に代えて、超音波センサ、光電センサ、差動トランスを利用した接触式変位計、リニアスケールを利用した接触式変位計またはマグネスケールを利用した接触式変位計を用いることを特徴とする請求項1記載の硬質脆性板のスクライブライン形成方法。
  3. リニアサーボモータに代えて、ボールねじと回転型サーボモータを組み合わせた昇降駆動装置またはラック・ピニオン機構と回転型サーボモータを組み合わせた昇降駆動装置を用いることを特徴とする請求項1または2記載の硬質脆性板のスクライブライン形成方法。
  4. 硬質脆性板を載置するテーブルと、先端部にカッターホイールを有するカッターブロックと、昇降自在のリニアサーボモータと、上記カッターブロックを保持するカッターブロック保持部材を上記リニアサーボモータによって下方に押圧することが可能な押圧機構と、上記カッターブロックとカッターブロック保持部材とリニアサーボモータと押圧機構とを有するスクライブライン形成装置本体を支持するサポートと、当該サポートを互いに直交するX軸方向とY軸方向に走行自在にガイドするX軸方向駆動機構およびY軸方向駆動機構と、上記カッターホイールに先行する位置にレーザ変位計とを備えることを特徴とする硬質脆性板のスクライブライン形成装置。
  5. カッターブロックおよびカッターブロック保持部材を旋回させることが可能な旋回用モータを備えることを特徴とする請求項4記載の硬質脆性板のスクライブライン形成装置。
  6. カッターホイールを上下方向に弾性的に押圧するスプリングを備えることを特徴とする請求項4または5記載の硬質脆性板のスクライブライン形成装置。
  7. カッターブロック保持部材を上下方向に弾性的に押圧するスプリングを備えることを特徴とする請求項4ないし6のいずれか1項に記載の硬質脆性板のスクライブライン形成装置。
  8. スプリングは、コイルバネ、エアシリンダ、永久磁石による磁気バネおよび電磁石による磁気バネを含むことを特徴とする請求項6または7記載の硬質脆性板のスクライブライン形成装置。
  9. レーザ変位計に代えて、超音波センサ、光電センサ、差動トランスを利用した接触式変位計、リニアスケールを利用した接触式変位計またはマグネスケールを利用した接触式変位計を用いることを特徴とする請求項4ないし8のいずれか1項に記載の硬質脆性板のスクライブライン形成装置。
  10. リニアサーボモータに代えて、ボールねじと回転型サーボモータを組み合わせた昇降駆動装置またはラック・ピニオン機構と回転型サーボモータを組み合わせた昇降駆動装置を用いることを特徴とする請求項4ないし9のいずれか1項に記載の硬質脆性板のスクライブライン形成装置。
JP2012263946A 2011-12-15 2012-12-03 倣い制御を備えた硬質脆性板のスクライブライン形成装置及びその形成方法 Pending JP2013144635A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012263946A JP2013144635A (ja) 2011-12-15 2012-12-03 倣い制御を備えた硬質脆性板のスクライブライン形成装置及びその形成方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011273950 2011-12-15
JP2011273950 2011-12-15
JP2012263946A JP2013144635A (ja) 2011-12-15 2012-12-03 倣い制御を備えた硬質脆性板のスクライブライン形成装置及びその形成方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013144635A true JP2013144635A (ja) 2013-07-25

Family

ID=49040668

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012263946A Pending JP2013144635A (ja) 2011-12-15 2012-12-03 倣い制御を備えた硬質脆性板のスクライブライン形成装置及びその形成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013144635A (ja)

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103468276A (zh) * 2013-08-30 2013-12-25 中国一冶集团有限公司 焦炉砌筑用砖块配列放线方法
WO2015063960A1 (ja) * 2013-10-30 2015-05-07 坂東機工株式会社 ガラス板のスクライブ装置
JP2015086133A (ja) * 2015-01-28 2015-05-07 坂東機工株式会社 ガラス板のスクライブ装置
JP2015120609A (ja) * 2013-12-20 2015-07-02 株式会社尼崎工作所 トリガ溝の形成方法及びそれを用いた形成装置
JP2015180591A (ja) * 2015-03-16 2015-10-15 三星ダイヤモンド工業株式会社 脆性材料基板のスクライブ装置
CN105645751A (zh) * 2016-04-08 2016-06-08 安徽智成数控科技有限公司 一种光电玻璃切割刀装置
CN105669015A (zh) * 2016-04-08 2016-06-15 安徽智成数控科技有限公司 一种光电玻璃切割机
JP2016124754A (ja) * 2014-12-29 2016-07-11 AvanStrate株式会社 ガラス基板の製造方法
CN105965704A (zh) * 2016-06-01 2016-09-28 练伙强 石材加工复合线条方法
JP2016216281A (ja) * 2015-05-15 2016-12-22 平田機工株式会社 割断方法及び割断装置
KR101744572B1 (ko) * 2017-02-16 2017-06-08 (주)바로테크 디스플레이 패널 스크라이빙 장치
CN106995275A (zh) * 2016-01-22 2017-08-01 旭硝子株式会社 曲面玻璃加工装置及曲面玻璃加工方法
KR20170112003A (ko) * 2016-03-30 2017-10-12 동우 화인켐 주식회사 시트형 필름 절단기
CN110272197A (zh) * 2019-07-26 2019-09-24 中电科风华信息装备股份有限公司 一种高精度双刀或多刀玻璃切割机
WO2020110459A1 (ja) * 2018-11-27 2020-06-04 三星ダイヤモンド工業株式会社 圧力計測機構及び、その圧力計測機構を備えたブレイク装置
CN111747638A (zh) * 2020-07-07 2020-10-09 深圳大宇精雕科技有限公司 一种用于加工大幅面玻璃板材的加工装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06102480A (ja) * 1992-09-22 1994-04-15 Nec Kagoshima Ltd スクライブ装置
JPH07223829A (ja) * 1994-02-16 1995-08-22 Bando Kiko Kk カッタ装置
WO2008126502A1 (ja) * 2007-03-30 2008-10-23 Thk Co., Ltd. スクライブ装置及びスクライブ方法
JP2009274434A (ja) * 2008-04-16 2009-11-26 Thk Co Ltd スクライブ装置及び多軸スクライブ装置
WO2012030621A1 (en) * 2010-08-30 2012-03-08 Corning Incorporated Glass sheet scoring apparatus and method

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06102480A (ja) * 1992-09-22 1994-04-15 Nec Kagoshima Ltd スクライブ装置
JPH07223829A (ja) * 1994-02-16 1995-08-22 Bando Kiko Kk カッタ装置
WO2008126502A1 (ja) * 2007-03-30 2008-10-23 Thk Co., Ltd. スクライブ装置及びスクライブ方法
JP2009274434A (ja) * 2008-04-16 2009-11-26 Thk Co Ltd スクライブ装置及び多軸スクライブ装置
WO2012030621A1 (en) * 2010-08-30 2012-03-08 Corning Incorporated Glass sheet scoring apparatus and method
JP2013540680A (ja) * 2010-08-30 2013-11-07 コーニング インコーポレイテッド ガラスシート罫書き装置および方法

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103468276A (zh) * 2013-08-30 2013-12-25 中国一冶集团有限公司 焦炉砌筑用砖块配列放线方法
WO2015063960A1 (ja) * 2013-10-30 2015-05-07 坂東機工株式会社 ガラス板のスクライブ装置
JP2015120609A (ja) * 2013-12-20 2015-07-02 株式会社尼崎工作所 トリガ溝の形成方法及びそれを用いた形成装置
JP2016124754A (ja) * 2014-12-29 2016-07-11 AvanStrate株式会社 ガラス基板の製造方法
JP2015086133A (ja) * 2015-01-28 2015-05-07 坂東機工株式会社 ガラス板のスクライブ装置
JP2015180591A (ja) * 2015-03-16 2015-10-15 三星ダイヤモンド工業株式会社 脆性材料基板のスクライブ装置
JP2016216281A (ja) * 2015-05-15 2016-12-22 平田機工株式会社 割断方法及び割断装置
JP2017132684A (ja) * 2016-01-22 2017-08-03 旭硝子株式会社 曲面ガラス加工装置及び曲面ガラス加工方法
CN106995275A (zh) * 2016-01-22 2017-08-01 旭硝子株式会社 曲面玻璃加工装置及曲面玻璃加工方法
TWI722095B (zh) * 2016-01-22 2021-03-21 日商Agc股份有限公司 曲面玻璃加工裝置及曲面玻璃加工方法
KR20170112003A (ko) * 2016-03-30 2017-10-12 동우 화인켐 주식회사 시트형 필름 절단기
CN105669015A (zh) * 2016-04-08 2016-06-15 安徽智成数控科技有限公司 一种光电玻璃切割机
CN105645751A (zh) * 2016-04-08 2016-06-08 安徽智成数控科技有限公司 一种光电玻璃切割刀装置
CN105965704A (zh) * 2016-06-01 2016-09-28 练伙强 石材加工复合线条方法
KR101744572B1 (ko) * 2017-02-16 2017-06-08 (주)바로테크 디스플레이 패널 스크라이빙 장치
WO2020110459A1 (ja) * 2018-11-27 2020-06-04 三星ダイヤモンド工業株式会社 圧力計測機構及び、その圧力計測機構を備えたブレイク装置
CN110272197A (zh) * 2019-07-26 2019-09-24 中电科风华信息装备股份有限公司 一种高精度双刀或多刀玻璃切割机
CN111747638A (zh) * 2020-07-07 2020-10-09 深圳大宇精雕科技有限公司 一种用于加工大幅面玻璃板材的加工装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2013144635A (ja) 倣い制御を備えた硬質脆性板のスクライブライン形成装置及びその形成方法
TW555706B (en) Scribe head, scribe apparatus and scribe method using the scribe head
JP6362583B2 (ja) 薄板ガラスをスコアリングするための方法及び装置、並びにスコアリングされた薄板ガラス
CN103030263B (zh) 母基板的分断方法
EP1600270A1 (en) Substrate dividing apparatus and method for dividing substrate
JPWO2008126502A1 (ja) スクライブ装置及びスクライブ方法
JP4203015B2 (ja) 脆性材料基板のスクライブ方法及びその装置
US20110095062A1 (en) Breaking apparatus and breaking method
CN107796317A (zh) 一种薄膜在线激光测厚系统及方法
TWI383856B (zh) Method for cutting brittle material substrates
KR20130092603A (ko) 탄화 규소판의 스크라이브 방법 및 스크라이브 장치
JP5996376B2 (ja) 硬質脆性板の割断装置
KR102605919B1 (ko) 스크라이빙 장치 및 스크라이빙 방법
TW201803819A (zh) 劃線方法及劃線裝置
JP5197692B2 (ja) 硬質脆性板のブレーク装置
JP5686291B2 (ja) 矩形板状物の切断装置及び製造方法
JP4205664B2 (ja) 脆性材料のスクライブ方法及びスクライブヘッド並びにこのスクライブヘッドを備えたスクライブ装置
JP2003267742A (ja) 硬質脆性板のスクライブ方法
CN111093897B (zh) 板状玻璃的制造方法
KR101066140B1 (ko) 스크라이빙 장치 및 방법
TWI521730B (zh) Substrate processing equipment
TW202302478A (zh) 用於從玻璃板產生至少一有用部件之設備
JP4605882B2 (ja) 硬質脆性板のブレーク装置
KR20090111153A (ko) 취성 기판의 스크라이브 장치 및 스크라이브 방법
CN107205318B (zh) 划片设备和划片方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150612

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160315

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160317

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20160920