JP2010502751A5 - - Google Patents

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Claims (49)

  1. BTK活性の阻害に対する応答性をもつ少なくとも1つの疾病を患う哺乳動物を治療するための医薬組成物であって、有効量の少なくとも1つのBTKキナーゼ活性阻害物質を含み、少なくとも1つのBTKキナーゼ活性阻害物質が、BTKとの阻害錯体を形成することによってBTKキナーゼ活性を阻害し、阻害錯体中でBTKのY551のリン酸化が有意に阻害されている医薬組成物
  2. 少なくとも1つのBTKキナーゼ活性阻害物質が、キナーゼSrc、Fyn、LynおよびLckのキナーゼ活性を有意に阻害しない、請求項に記載の医薬組成物
  3. BTKのY223のリン酸化が有意に阻害されている、請求項に記載の医薬組成物
  4. BTKのE445/K430の間のH結合対の形成が有意に阻害されている、請求項に記載の医薬組成物
  5. 少なくとも1つのBTKキナーゼ活性阻害物質が化学実体であってここで、前記化学実体が、
    Figure 2010502751
    という構造式1の化合物およびその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、キレート、非共有結合錯体、プロドラックおよびその混合物の中から選択されており、式中、
    − Rは、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたアリールおよび任意に置換されたヘテロアリールであり;
    − Mは、共有結合および−CH=CH−の中から選択され、
    − Qは、
    Figure 2010502751
    の中から選択され、ここで
    ・R 10 およびR 11 は、水素、C 1 −C 6 アルキルおよびC 1 −C 6 ハロアルキルの中から独立して選択され;かつ
    ・R 12 、R 13 、R 14 およびR 15 は各々、
    水素、
    1 −C 6 アルキル、
    1 −C 6 ハロアルキル、
    フェニル、
    モノ、ジおよびトリ置換フェニルの中から選択された置換フェニルであって、置換基がヒドロキシ、ニトロ、シアノ、アミノ、ハロ、C 1 −C 6 アルキル、C 1 −C 6 アルコキシ、(C 1 −C 6 アルキルオキシ)C 1 −C 6 アルコキシ、C 1 −C 6 ペルフルオロアルキル、C 1 −C 6 ペルフルオロアルコキシ、モノ−(C 1 −C 6 アルキル)アミノ、ジ(C 1 −C 6 アルキル)アミノ、およびアミノ(C 1 −C 6 アルキル)の中から独立して選択されている、置換フェニル、
    ヘテロアリール、および
    モノ、ジおよびトリ置換ヘテロアリールの中から選択された置換ヘテロアリールであって、置換基がヒドロキシ、ニトロ、シアノ、アミノ、ハロ、C 1 −C 6 アルキル、C 1 −C 6 アルコキシ、(C 1 −C 6 アルキルオキシ)C 1 −C 6 アルコキシ、C 1 −C 6 ベルフルオロアルキル、C 1 −C 6 ペルフルオロアルコキシ、モノ−(C 1 −C 6 アルキル)アミノ、ジ(C 1 −C 6 アルキル)アミノ、およびアミノ(C 1 −C 6 アルキル)の中から独立して選択されている、置換ヘテロアリール、
    の中から独立して選択されており;かつ
    − Zは、任意に置換されたフェニレンおよび任意に置換されたピリジリデンの中から選択され;
    − Wは、イミダゾ[1,2−A]ピラジン基以外の任意に置換されたヘテロアリール基であり;かつ
    − Dは、水素以外の水素結合供与体であり、
    ただしここで、構造式1の化合物が(4{6−〔4−クロロ−ベンジル)−メチル−アミノ〕−ピラジン−2−イル}−フェニル−ピペジリン−1−イル−メタノンでないことが条件となっている、請求項1に記載の医薬組成物
  6. 2つ以上のBTKキナーゼ活性阻害物質が含む、請求項に記載の医薬組成物
  7. 少なくとも1つのBTKキナーゼ活性阻害物質が、10マイクロモル以下、1マイクロモル以下、500ナノモル以下、100ナノモル以下または10ナノモル以下のIC50でBTK活性を阻害する、請求項に記載の医薬組成物
  8. 少なくとも1つのBTKキナーゼ活性阻害物質が、10マイクロモル以下、1マイクロモル以下、500ナノモル以下、112ナノモル以下、100ナノモル以下または10ナノモル以下のIC50でBTKのY551リン酸化を阻害する、請求項に記載の医薬組成物
  9. Srcについての少なくとも1つのBTKキナーゼ活性阻害物質のIC50が3600nM以上であり、Srcの阻害についての少なくとも1つのBTKキナーゼ活性阻害物質のIC50が3600nM以上であり、Fynの阻害についての少なくとも1つのBTKキナーゼ活性阻害物質のIC50が10,000nM以上であり、Lynの阻害についての少なくとも1つのBTKキナーゼ活性阻害物質のIC50が10,000nM以上であり、Lckの阻害についての少なくとも1つのBTKキナーゼ活性阻害物質のIC50が10,000nM以上である、請求項に記載の医薬組成物
  10. 少なくとも1つのBTKキナーゼ活性阻害物質が、10マイクロモル以下、1マイクロモル以下、500ナノモル以下、100ナノモル以下、68ナノモル以下、または10ナノモル以下のIC50でBTKのY223のリン酸化を阻害する、請求項に記載の医薬組成物
  11. B細胞増殖の増大を特徴とする少なくとも1つの疾病を患う哺乳動物を治療するための医薬組成物であって、有効量の少なくとも1つのBTKキナーゼ活性阻害物質を含み、阻害物質が、BTKとの阻害錯体を形成することによってBTKキナーゼ活性を阻害し、阻害錯体中でBTKのY551のリン酸化が有意に阻害されている医薬組成物
  12. 少なくとも1つのBTKキナーゼ活性阻害物質が、キナーゼSrc、Fyn、LynおよびLckのキナーゼ活性を有意に阻害しない、請求項11に記載の医薬組成物
  13. BTKのY223のリン酸化が有意に阻害されている、請求項11に記載の医薬組成物
  14. BTKのE445/K430の間のH結合対の形成が有意に阻害されている、請求項11に記載の医薬組成物
  15. 少なくとも1つのBTKキナーゼ活性阻害物質が化学実体であってここで、前記化学実体が、
    Figure 2010502751
    という構造式1の化合物およびその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、キレート、非共有結合錯体、プロドラックおよびその混合物の中から選択されており、式中、
    − Rは、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたアリールおよび任意に置換されたヘテロアリールであり;
    − Mは、共有結合および−CH=CH−の中から選択され、
    − Qは、
    Figure 2010502751
    の中から選択され、ここで
    ・R 10 およびR 11 は、水素、C 1 −C 6 アルキルおよびC 1 −C 6 ハロアルキルの中から独立して選択され;かつ
    ・R 12 、R 13 、R 14 およびR 15 は各々、
    水素、
    1 −C 6 アルキル、
    1 −C 6 ハロアルキル、
    フェニル、
    モノ、ジおよびトリ置換フェニルの中から選択された置換フェニルであって、置換基がヒドロキシ、ニトロ、シアノ、アミノ、ハロ、C 1 −C 6 アルキル、C 1 −C 6 アルコキシ、(C 1 −C 6 アルキルオキシ)C 1 −C 6 アルコキシ、C 1 −C 6 ペルフルオロアルキル、C 1 −C 6 ペルフルオロアルコキシ、モノ−(C 1 −C 6 アルキル)アミノ、ジ(C 1 −C 6 アルキル)アミノ、およびアミノ(C 1 −C 6 アルキル)の中から独立して選択されている、置換フェニル、
    ヘテロアリール、および
    モノ、ジおよびトリ置換ヘテロアリールの中から選択された置換ヘテロアリールであって、置換基がヒドロキシ、ニトロ、シアノ、アミノ、ハロ、C 1 −C 6 アルキル、C 1 −C 6 アルコキシ、(C 1 −C 6 アルキルオキシ)C 1 −C 6 アルコキシ、C 1 −C 6 ベルフルオロアルキル、C 1 −C 6 ペルフルオロアルコキシ、モノ−(C 1 −C 6 アルキル)アミノ、ジ(C 1 −C 6 アルキル)アミノ、およびアミノ(C 1 −C 6 アルキル)の中から独立して選択されている、置換ヘテロアリール、
    の中から独立して選択されており;かつ
    − Zは、任意に置換されたフェニレンおよび任意に置換されたピリジリデンの中から選択され;
    − Wは、イミダゾ[1,2−A]ピラジン基以外の任意に置換されたヘテロアリール基であり;かつ
    − Dは、水素以外の水素結合供与体であり、
    ただしここで、構造式1の化合物が(4{6−〔4−クロロ−ベンジル)−メチル−アミノ〕−ピラジン−2−イル}−フェニル−ピペジリン−1−イル−メタノンでないことが条件となっている、請求項11に記載の医薬組成物
  16. 2つ以上のBTKキナーゼ活性阻害物質を含む、請求項11に記載の医薬組成物
  17. 少なくとも1つのBTKキナーゼ活性阻害物質が、10マイクロモル以下、1マイクロモル以下、500ナノモル以下、100ナノモル以下または10ナノモル以下のIC50でBTK活性を阻害する、請求項11に記載の医薬組成物
  18. 少なくとも1つのBTKキナーゼ活性阻害物質が、10マイクロモル以下、1マイクロモル以下、500ナノモル以下、112ナノモル以下、100ナノモル以下または10ナノモル以下のIC50でBTKのY551リン酸化を阻害する、請求項11に記載の医薬組成物
  19. Srcについての少なくとも1つのBTKキナーゼ活性阻害物質のIC50が3600nM以上であり、Srcの阻害についての少なくとも1つのBTKキナーゼ活性阻害物質のIC50が3600nM以上であり、Fynの阻害についての少なくとも1つのBTKキナーゼ活性阻害物質のIC50が10,000nM以上であり、Lynの阻害についての少なくとも1つのBTKキナーゼ活性阻害物質のIC50が10,000nM以上であり、Lckの阻害についての少なくとも1つのBTKキナーゼ活性阻害物質のIC50が10,000nM以上である、請求項12に記載の医薬組成物
  20. 少なくとも1つのBTKキナーゼ活性阻害物質が、10マイクロモル以下、1マイクロモル以下、500ナノモル以下、100ナノモル以下、68ナノモル以下、または10ナノモル以下のIC50でBTKのY223のリン酸化を阻害する、請求項13に記載の医薬組成物
  21. BTKのY551のリン酸化が有意に阻害されている、BTK阻害物質およびBTKを含む錯体。
  22. BTK阻害物質がキナーゼSrc、Fyn、LynおよびLckのキナーゼ活性を有意に阻害しない化学実体である、請求項21に記載の錯体。
  23. BTKのY223のリン酸化が有意に阻害されている、請求項21に記載の錯体。
  24. BTKのE445/K430の間のH結合対の形成が有意に阻害されている、請求項21に記載の錯体。
  25. BTK阻害物質が化学実体であってここで、前記化学実体が、
    Figure 2010502751
    という構造式1の化合物およびその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、キレート、非共有結合錯体、プロドラックおよびその混合物の中から選択されており、式中、
    − Rは、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたアリールおよび任意に置換されたヘテロアリールであり;
    − Mは、共有結合および−CH=CH−の中から選択され、
    − Qは、
    Figure 2010502751
    の中から選択され、ここで
    ・R 10 およびR 11 は、水素、C 1 −C 6 アルキルおよびC 1 −C 6 ハロアルキルの中から独立して選択され;かつ
    ・R 12 、R 13 、R 14 およびR 15 は各々、
    水素、
    1 −C 6 アルキル、
    1 −C 6 ハロアルキル、
    フェニル、
    モノ、ジおよびトリ置換フェニルの中から選択された置換フェニルであって、置換基がヒドロキシ、ニトロ、シアノ、アミノ、ハロ、C 1 −C 6 アルキル、C 1 −C 6 アルコキシ、(C 1 −C 6 アルキルオキシ)C 1 −C 6 アルコキシ、C 1 −C 6 ペルフルオロアルキル、C 1 −C 6 ペルフルオロアルコキシ、モノ−(C 1 −C 6 アルキル)アミノ、ジ(C 1 −C 6 アルキル)アミノ、およびアミノ(C 1 −C 6 アルキル)の中から独立して選択されている、置換フェニル、
    ヘテロアリール、および
    モノ、ジおよびトリ置換ヘテロアリールの中から選択された置換ヘテロアリールであって、置換基がヒドロキシ、ニトロ、シアノ、アミノ、ハロ、C 1 −C 6 アルキル、C 1 −C 6 アルコキシ、(C 1 −C 6 アルキルオキシ)C 1 −C 6 アルコキシ、C 1 −C 6 ベルフルオロアルキル、C 1 −C 6 ペルフルオロアルコキシ、モノ−(C 1 −C 6 アルキル)アミノ、ジ(C 1 −C 6 アルキル)アミノ、およびアミノ(C 1 −C 6 アルキル)の中から独立して選択されている、置換ヘテロアリール、
    の中から独立して選択されており;かつ
    − Zは、任意に置換されたフェニレンおよび任意に置換されたピリジリデンの中から選択され;
    − Wは、イミダゾ[1,2−A]ピラジン基以外の任意に置換されたヘテロアリール基であり;かつ
    − Dは、水素以外の水素結合供与体であり、
    ただしここで、構造式1の化合物が(4{6−〔4−クロロ−ベンジル)−メチル−アミノ〕−ピラジン−2−イル}−フェニル−ピペジリン−1−イル−メタノンでないことが条件となっている、請求項21に記載の錯体
  26. BTK阻害物質が10マイクロモル以下、1マイクロモル以下、500ナノモル以下、100ナノモル以下または10ナノモル以下のIC50でBTK活性を阻害する、請求項21に記載の錯体。
  27. BTK阻害物質が10マイクロモル以下、1マイクロモル以下、500ナノモル以下、112ナノモル以下、100ナノモル以下または10ナノモル以下のIC50でBTKのY551リン酸化を阻害する、請求項21に記載の錯体。
  28. Srcの阻害についてのBTK阻害物質のIC50が3600nM以上であり、Fynの阻害についてのBTK阻害物質のIC50が10,000nM以上であり、Lynの阻害についてのBTK阻害物質のIC50が10,000nM以上であり、Lckの阻害についてのBTK阻害物質のIC50が10,000nM以上である、請求項22に記載の錯体。
  29. BTK阻害物質が、10マイクロモル以下、1マイクロモル以下、500ナノモル以下、100ナノモル以下、68ナノモル以下、または10ナノモル以下のIC50でBTKのY223のリン酸化を阻害する、請求項23に記載の錯体。
  30. − 約3000ダルトン未満の分子量;および
    − 10マイクロモル以下というIC50により表現されるBTKに対する結合親和力、
    を有する、BTKに結合する少なくとも1つの化学実体であって、BTKに対する前記少なくとも1つの化学実体の前記結合が、下記の少なくとも1つの化学実体により阻害され、ここで、該化学実体が、
    Figure 2010502751
    という構造式1の化合物およびその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、キレート、非共有結合錯体、プロドラックおよびその混合物の中から選択されており、式中、
    − Rは、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたアリールおよび任意に置換されたヘテロアリールであり;
    − Mは、共有結合および−CH=CH−の中から選択され、
    − Qは、
    Figure 2010502751
    の中から選択され、ここで
    ・R 10 およびR 11 は、水素、C 1 −C 6 アルキルおよびC 1 −C 6 ハロアルキルの中から独立して選択され;かつ
    ・R 12 、R 13 、R 14 およびR 15 は各々、
    水素、
    1 −C 6 アルキル、
    1 −C 6 ハロアルキル、
    フェニル、
    モノ、ジおよびトリ置換フェニルの中から選択された置換フェニルであって、置換基がヒドロキシ、ニトロ、シアノ、アミノ、ハロ、C 1 −C 6 アルキル、C 1 −C 6 アルコキシ、(C 1 −C 6 アルキルオキシ)C 1 −C 6 アルコキシ、C 1 −C 6 ペルフルオロアルキル、C 1 −C 6 ペルフルオロアルコキシ、モノ−(C 1 −C 6 アルキル)アミノ、ジ(C 1 −C 6 アルキル)アミノ、およびアミノ(C 1 −C 6 アルキル)の中から独立して選択されている、置換フェニル、
    ヘテロアリール、および
    モノ、ジおよびトリ置換ヘテロアリールの中から選択された置換ヘテロアリールであって、置換基がヒドロキシ、ニトロ、シアノ、アミノ、ハロ、C 1 −C 6 アルキル、C 1 −C 6 アルコキシ、(C 1 −C 6 アルキルオキシ)C 1 −C 6 アルコキシ、C 1 −C 6 ベルフルオロアルキル、C 1 −C 6 ペルフルオロアルコキシ、モノ−(C 1 −C 6 アルキル)アミノ、ジ(C 1 −C 6 アルキル)アミノ、およびアミノ(C 1 −C 6 アルキル)の中から独立して選択されている、置換ヘテロアリール、
    の中から独立して選択されており;かつ
    − Zは、任意に置換されたフェニレンおよび任意に置換されたピリジリデンの中から選択され;
    − Wは、イミダゾ[1,2−A]ピラジン基以外の任意に置換されたヘテロアリール基であり;かつ
    − Dは、水素以外の水素結合供与体であり、
    ただしここで、構造式1の化合物が(4{6−〔4−クロロ−ベンジル)−メチル−アミノ〕−ピラジン−2−イル}−フェニル−ピペジリン−1−イル−メタノンでないことが条件となっている、BTKに結合する少なくとも1つの化学実体。
  31. BTKに対する少なくとも1つの化学実体の結合により、BTKのY551のリン酸化が有意に阻害されている阻害錯体が形成される、請求項30に記載の少なくとも1つの化学実体。
  32. キナーゼSrc、Fyn、LynおよびLckのキナーゼ活性を有意に阻害しない、請求項30に記載の少なくとも1つの化学実体。
  33. 阻害錯体の中でBTKのY223のリン酸化が有意に阻害されている、請求項31に記載の少なくとも1つの化学実体。
  34. 阻害錯体の中でBTKのE445/K430の間のH結合対の形成が有意に阻害されている、請求項31に記載の少なくとも1つの化学実体。
  35. 10マイクロモル以下、1マイクロモル以下、500ナノモル以下、100ナノモル以下または10ナノモル以下のIC50でBTK活性を阻害する、請求項30に記載の少なくとも1つの化学実体。
  36. 10マイクロモル以下、1マイクロモル以下、500ナノモル以下、112ナノモル以下、100ナノモル以下または10ナノモル以下のIC50でBTKのY551リン酸化を阻害する、請求項30に記載の少なくとも1つの化学実体。
  37. SrcについてのそのIC50が3600nM以上であり、FynについてのそのIC50が10,000nM以上であり、LynについてのそのIC50が10,000nM以上であり、LckについてのそのIC50が10,000nM以上である、請求項32に記載の少なくとも1つの化学実体。
  38. 10マイクロモル以下、1マイクロモル以下、500ナノモル以下、100ナノモル以下、68ナノモル以下、または10ナノモル以下のIC50でBTKのY223のリン酸化を阻害する、請求項33に記載の少なくとも1つの化学実体。
  39. − 約3000ダルトン未満の分子量;および
    − 10マイクロモル以下というIC50により表現されるBTKに対する結合親和力、
    を有し、BTKに対する前記少なくとも1つの化学実体の前記結合が、BTKのY551のリン酸化を阻害している、BTKに結合する少なくとも1つの化学実体。
  40. キナーゼSrc、Fyn、LynおよびLckのキナーゼ活性を有意に阻害しない、請求項39に記載の少なくとも1つの化学実体。
  41. 阻害錯体の中でBTKのY223のリン酸化が有意に阻害されている、請求項39に記載の少なくとも1つの化学実体。
  42. 阻害錯体の中でBTKのE445/K430の間のH結合対の形成が有意に阻害されている、請求項39に記載の少なくとも1つの化学実体。
  43. 少なくとも1つの化学実体が、下記の化学実体であってここで、前記化学実体が、
    Figure 2010502751
    という構造式1の化合物およびその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、キレート、非共有結合錯体、プロドラックおよびその混合物の中から選択されており、式中、
    − Rは、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたアリールおよび任意に置換されたヘテロアリールであり;
    − Mは、共有結合および−CH=CH−の中から選択され、
    − Qは、
    Figure 2010502751
    の中から選択され、ここで
    ・R 10 およびR 11 は、水素、C 1 −C 6 アルキルおよびC 1 −C 6 ハロアルキルの中から独立して選択され;かつ
    ・R 12 、R 13 、R 14 およびR 15 は各々、
    水素、
    1 −C 6 アルキル、
    1 −C 6 ハロアルキル、
    フェニル、
    モノ、ジおよびトリ置換フェニルの中から選択された置換フェニルであって、置換基がヒドロキシ、ニトロ、シアノ、アミノ、ハロ、C 1 −C 6 アルキル、C 1 −C 6 アルコキシ、(C 1 −C 6 アルキルオキシ)C 1 −C 6 アルコキシ、C 1 −C 6 ペルフルオロアルキル、C 1 −C 6 ペルフルオロアルコキシ、モノ−(C 1 −C 6 アルキル)アミノ、ジ(C 1 −C 6 アルキル)アミノ、およびアミノ(C 1 −C 6 アルキル)の中から独立して選択されている、置換フェニル、
    ヘテロアリール、および
    モノ、ジおよびトリ置換ヘテロアリールの中から選択された置換ヘテロアリールであって、置換基がヒドロキシ、ニトロ、シアノ、アミノ、ハロ、C 1 −C 6 アルキル、C 1 −C 6 アルコキシ、(C 1 −C 6 アルキルオキシ)C 1 −C 6 アルコキシ、C 1 −C 6 ベルフルオロアルキル、C 1 −C 6 ペルフルオロアルコキシ、モノ−(C 1 −C 6 アルキル)アミノ、ジ(C 1 −C 6 アルキル)アミノ、およびアミノ(C 1 −C 6 アルキル)の中から独立して選択されている、置換ヘテロアリール、
    の中から独立して選択されており;かつ
    − Zは、任意に置換されたフェニレンおよび任意に置換されたピリジリデンの中から選択され;
    − Wは、イミダゾ[1,2−A]ピラジン基以外の任意に置換されたヘテロアリール基であり;かつ
    − Dは、水素以外の水素結合供与体であり、
    ただしここで、構造式1の化合物が(4{6−〔4−クロロ−ベンジル)−メチル−アミノ〕−ピラジン−2−イル}−フェニル−ピペジリン−1−イル−メタノンでないことが条件となっている、請求項39に記載の少なくとも1つの化学実体。
  44. 10マイクロモル以下、1マイクロモル以下、500ナノモル以下、100ナノモル以下または10ナノモル以下のIC50でBTK活性を阻害する、請求項39に記載の少なくとも1つの化学実体。
  45. 10マイクロモル以下、1マイクロモル以下、500ナノモル以下、112ナノモル以下、100ナノモル以下または10ナノモル以下のIC50でBTKのY551リン酸化を阻害する、請求項39に記載の少なくとも1つの化学実体。
  46. SrcについてのそのIC50が3600nM以上であり、FynについてのそのIC50が10,000nM以上であり、LynについてのそのIC50が10,000nM以上であり、LckについてのそのIC50が10,000nM以上である、請求項40記載の少なくとも1つの化学実体。
  47. 10マイクロモル以下、1マイクロモル以下、500ナノモル以下、100ナノモル以下、68ナノモル以下、または10ナノモル以下のIC50でBTKのY223のリン酸化を阻害する、請求項41に記載の少なくとも1つの化学実体。
  48. BTKキナーゼ活性を阻害することを目的とする、内部でBTKのY551のリン酸化が阻害されているBTKとの阻害錯体を形成する少なくとも1つのBTK結合化学実体の使用。
  49. B細胞増殖の増加を特徴とする少なくとも1つの疾病の治療を目的とする、内部でBTKのY551のリン酸化が有意に阻害されているBTKとの阻害錯体を形成することによりBTKキナーゼ活性を阻害する少なくとも1つのBTKキナーゼ活性阻害物質の使用。
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