JP2010274442A - 記録装置、記録装置の制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数の増加を抑制し、迅速に記録作業に取り掛かることが可能な記録装置、記録装置の制御方法を提供する。
【解決手段】主走査方向Xの移動に伴って用紙Pに印刷を施すキャリッジ14及び記録ヘッド19と、キャリッジ14及び記録ヘッド19を主走査方向Xに沿って移動させるCRモーター18と、ジャムの発生に係るフェイタルエラーフラグを認識した場合に、CRモーター18の駆動を制御し、CRモーター18の駆動負荷に基づいてキャリッジ14及び記録ヘッド19の移動範囲内に存在する用紙Pの有無を確認する制御部とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばインクジェット式プリンターなどの記録装置、記録装置の制御方法に関する。
従来から、液体(インク)をターゲットに付着させることにより記録処理を施す記録装置の一種として、インクジェット式プリンター(以下、「プリンター」という。)が広く知られている。このプリンターは、主走査方向に沿って往復移動するキャリッジ(記録手段)に搭載された記録ヘッド(記録手段)からインクを噴射し、副走査方向に沿って搬送されるターゲットとしての用紙に印刷(記録処理)を施すようになっている。
このようなプリンターでは、用紙が搬送経路の途中で詰まり、ジャム(紙詰まり)を起こすことがある。そして、ジャムを起こした場合は、排紙されずにプリンター内に留まった用紙が、主走査方向に移動するキャリッジに押されて変形し、ユーザーによる除去が困難になる虞があった。
そこで、特許文献1に記載のプリンターでは、電源がオフされる時にジャムが発生しているか否かに関するジャム情報(履歴情報)を記憶手段に記憶すると共に、電源がオンされる時点で、記憶したジャム情報に基づいて搬送経路上に存在する用紙の有無をジャム検出専用のセンサーを用いて確認していた。そのため、ジャム検出専用のセンサーを設けた分だけ、特許文献1のプリンターの場合は部品点数が増加してしまっていた。
こうした問題に対応するため、近時は、特許文献2に記載のプリンターのように、モーター(駆動手段)を駆動してキャリッジを移動させ、モーターの駆動負荷に基づいてキャリッジの移動範囲内に存在する障害物の有無を検出するものが提案されている。
特開2005−66969号公報 特開2006−297835号公報
ところで、特許文献2に記載のプリンターにおいては、電源がオンされる度にキャリッジを移動させて障害物の有無を確認していた。そのため、電源がオンされてから記録作業に取り掛かるまでには時間を要し、迅速に記録作業に取り掛かることができないという問題があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、部品点数の増加を抑制し、迅速に記録作業に取り掛かることが可能な記録装置、記録装置の制御方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の記録装置は、主走査方向の移動に伴ってターゲットに記録を施す記録手段と、該記録手段を前記主走査方向に沿って移動させる駆動手段と、ジャムの発生に係る履歴情報を認識した場合に、前記駆動手段の駆動を制御し、該駆動手段の駆動負荷に基づいて前記記録手段の移動範囲内に存在する前記ターゲットの有無を確認する制御部とを備える。
この構成によれば、ターゲットに記録を施すために設けられた記録手段と駆動手段とを用いて、記録手段の移動範囲内に存在するターゲットの有無を確認することができる。また、ジャムの発生に係る履歴情報に基づいて、ジャムが発生している可能性が高い場合に限って、選択的にターゲットの有無の確認を行うことができる。したがって、部品点数の増加を抑制し、迅速に記録作業に取り掛かることができる。
本発明の記録装置は、前記ターゲットのサイズを取得する取得手段をさらに備え、前記制御部は、前記取得手段が取得した前記ターゲットのサイズに応じて、前記駆動手段の駆動を制御し、前記記録手段の移動範囲を変更する。
この構成によれば、ターゲットのサイズに応じて記録手段の移動範囲を変更するため、ターゲットの有無の確認を速やかに行うことができる。すなわち、例えば、サイズの大きなターゲットの有無を確認する場合には、サイズの小さなターゲットの有無を確認する場合に比べて記録手段の移動開始位置からターゲットと当接し得る位置までの距離が短くなる。そのため、記録手段の移動範囲を狭くしてもターゲットの有無を検出することができる。
本発明の記録装置において、前記制御部は、前記駆動手段の駆動を制御し、前記記録手段を該記録手段が前記ターゲットに記録を施す記録領域を含む前記移動範囲内を第1の速度で移動させて初期化シーケンスを行う一方、この初期化シーケンスに先んじて前記記録手段を前記第1の速度よりも遅い第2の速度で移動させて該記録手段の移動範囲内に存在する前記ターゲットの有無を確認する。
この構成によれば、記録手段が初期化シーケンス時の移動速度である第1の速度よりも遅い第2の速度で移動して、該記録手段の移動範囲内に存在するターゲットの有無を確認する。そのため、記録手段がターゲットに当接して駆動手段の駆動負荷が増加した際に、即座に駆動手段の駆動を停止させることができる。したがって、ターゲットが記録手段に押されて大きく変形してしまうのが抑制されるため、ユーザーによるターゲットの除去を容易にすることができる。
本発明の記録装置において、前記制御部は、起動時に前記履歴情報を確認する。
記録装置の起動時には、一般に記録手段の移動を伴う初期化シーケンスが実行されるようになっている。この構成によれば、起動時にまず履歴情報を確認することにより、ジャムの可能性を推定することができる。したがって、ジャム状態にある可能性が高い場合にのみ記録手段の移動範囲内に存在するターゲットの有無の確認を選択的に行うことができるため、起動してから初期化シーケンスを介した記録作業の取り掛かりをより迅速に行うことができる。
本発明の記録装置の制御方法は、ジャムの発生に係る履歴情報を記憶する記憶ステップと、該記憶ステップにて記憶された履歴情報を認識した場合に、駆動手段を駆動してターゲットに記録を施す記録手段を主走査方向に移動させる移動ステップと、該移動ステップにおける前記駆動手段の駆動負荷を検出して前記記録手段の移動範囲内に存在する前記ターゲットの有無を確認する確認ステップとを備える。
この構成によれば、上記記録装置に係る発明と同様の作用効果を奏し得る。
第1の実施形態におけるプリンターの概略斜視図。 記録ヘッド及び搬送機構を示す模式側面図。 制御構成のブロック図。 印刷処理ルーチンのフローチャート。 初期化処理ルーチンのフローチャート。 ジャム検出ルーチンのフローチャート。 第2の実施形態におけるジャム検出ルーチンのフローチャート。
(第1の実施形態)
以下、本発明をインクジェット式記録装置に適用した第1の実施形態を、図1〜図6に従って説明する。図1は、外装ケースを取り外した状態のインクジェット式記録装置の斜視図を示す。図1に示すように、記録装置としてのインクジェット式記録装置(以下、プリンター11と称す)は、上側が開口する略四角箱状の本体ケース12を備え、この本体ケース12内に架設されたガイド軸13には記録手段としてのキャリッジ14が主走査方向Xに沿って往復動可能な状態で設けられている。キャリッジ14が背面側で固定された無端状のタイミングベルト15は、本体ケース12の背板内面上に配設された一対のプーリー16,17に巻き掛けられ、一方のプーリー16と駆動軸が連結された駆動手段としてのキャリッジモーター(以下、「CRモーター18」という)が正逆転駆動されることにより、キャリッジ14は主走査方向Xに往復動する構成となっている。
キャリッジ14の下部には、インクを噴射する記録ヘッド(記録手段)19が設けられ、さらに本体ケース12内において記録ヘッド19と対向する下方位置には、記録ヘッド19とターゲットとしての用紙Pとの間隔を規定するプラテン20がX方向に延びる状態で配置されている。また、キャリッジ14の上部には、ブラック用およびカラー用の各インクカートリッジ21,22が着脱可能に装填されている。記録ヘッド19は、各インクカートリッジ21,22から供給された各色のインクを、色ごとのノズルから噴射(吐出)する。
プリンター11の背面側には、給紙トレイ23と、給紙トレイ23上に積重された多数枚の用紙Pのうち最上位の1枚のみを分離して副走査方向Y(搬送方向の上流側から下流側に向かう方向)に供給する自動給紙装置(Auto Sheet Feeder)24とが設けられている。
また、本体ケース12の図1における右側下部には紙送りモーター(以下、「PFモーター25」という)が配設され、PFモーター25が駆動されることにより、搬送ローラー31及び排紙ローラー32(いずれも図2を参照)が回転駆動されて、用紙Pが副走査方向Yへ搬送されるようになっている。そして、このプリンター11では、キャリッジ14を主走査方向Xに往復動させながら記録ヘッド19のノズルから用紙Pに向けてインクを噴射する印刷動作と、用紙Pを副走査方向Yに所定の搬送量で搬送する紙送り動作とを略交互(但し、各動作タイミングは一部重複)に繰り返すことで、用紙Pに文字や画像等の印刷が施されるようになっている。
また、プリンター11には、キャリッジ14の移動距離に比例する数のパルスを出力するリニアエンコーダー26がガイド軸13に沿って延びるように架設されており、リニアエンコーダー26の出力パルスを用いて求められるキャリッジ14の移動位置、移動方向及び移動速度に基づいて、キャリッジ14の速度制御及び位置制御が行われるようになっている。なお、プリンター11においてキャリッジ14がホームポジション(キャリッジ移動経路上の印刷領域(すなわち、記録ヘッド19が用紙Pに対してインクを噴射することにより記録を施す記録領域)外の一端部(図1における右端位置))に位置した際のキャリッジ14の直下には、記録ヘッド19のノズル目詰まり等を予防・解消するためのクリーニング等を行うメンテナンス装置28が配設されている。また、プラテン20の下側には、メンテナンス装置28が記録ヘッド19のノズルから吸引したインクが廃棄される廃液タンク29が設けられている。
図2に示すように、用紙Pの搬送経路上において記録ヘッド19の記録位置(つまりプラテン20)を搬送方向に挟んだ前後の位置には、搬送ローラー31及び排紙ローラー32がそれぞれ回転可能な状態に配設されている。搬送ローラー31は駆動ローラー31Aと従動ローラー31Bとの一対からなり、排紙ローラー32は駆動ローラー32Aと従動ローラー32Bとの一対からなる。用紙Pは、PFモーター25(図1参照)の駆動力が伝達されて両駆動ローラー31A,32Aが回転駆動されることにより、図2における左方向(副走査方向Y)へ搬送される。なお、搬送ローラー31の用紙搬送方向上流側に設けられた給紙ローラー33が、PFモーター25から不図示のクラッチ手段を介して伝達される動力により回転することで用紙Pは給送される。
搬送ローラー31のやや搬送方向上流側の位置には、紙検出センサー35が設けられている。紙検出センサー35は、例えば接触式センサー(スイッチ式センサー)からなり、給紙された用紙Pの先端が検知レバー(図示略)に当たってこれを変位させることでオンし、用紙Pの後端が通過して検知レバーがバネ力で元の待機位置に復帰したときにオフする。なお、紙検出センサー35は、用紙Pの紙端を検知可能であればよく、光学式センサー等の非接触式センサーも採用できる。
図3に示すように、プリンター11には、該プリンター11の駆動を統括制御するマイクロコンピューター等からなる制御部37が設けられている。この制御部37は、紙検出センサー35、及び図示しない外装ケースに設けられた操作ボタン38からの入力に基づき、CRモーター18、記録ヘッド19、PFモーター25の駆動を制御すると共に、図示しない外装ケースに設けられたモニター39の表示を制御する。
そこで次に、以上のように構成されたプリンター11において、印刷を行う場合に制御部37が実行する印刷処理ルーチンについて、図4のフローチャートに基づき説明する。
図4に示すように、本印刷処理ルーチンでは、まずステップS110において、制御部37は、ユーザーにより操作ボタン38が操作されて印刷が開始されたか否かを判定する。そして、その判定結果が否定判定(ステップS110:NO)である場合、制御部37は、その後において操作ボタン38の操作に基づき印刷が開始されるまで、周期的にステップS110の処理を繰り返す。その一方、その判定結果が肯定判定(ステップS110:YES)である場合、制御部37は、その処理をステップS120に移行する。
そして、次のステップS120において、制御部37は、CRモーター18を駆動すると共に、記録ヘッド19及びPFモーター25を制御し、印刷動作と紙送り動作とを交互に繰り返して用紙Pに印刷が施されるようにする。なお、印刷動作において、制御部37は、キャリッジ14が所定の印刷速度(例えば、本実施形態では200〜300cps(characters per second):字/秒)で移動するようにCRモーター18を制御する。
さらに、ステップS130において、制御部37は、CRモーター18の駆動負荷と図示しないROMに記憶された閾値Tとを比較する。具体的には、駆動負荷が閾値Tよりも小さいか否かを判定する。そして、その判定結果が肯定判定(ステップS130:YES)である場合、制御部37は、ステップS140において、印刷処理が終了したか否かを判定し、該印刷処理が終了していないとする否定判定(ステップS140:NO)の場合には、先のステップS130に戻り、同ステップS130の処理を繰り返す。その一方、印刷処理が終了しているとする肯定判定(ステップS140:YES)の場合、制御部37は、ステップS150において、CRモーター18の駆動を停止させた後、本印刷処理ルーチンを終了する。
ところで、印刷処理中において、用紙Pがジャム(紙詰まり)を起こすと、該用紙Pがキャリッジ14及び記録ヘッド19の移動範囲内に入り込み、印刷動作に伴って主走査方向Xに沿って往復移動するキャリッジ14や記録ヘッド19と当接することがある。すると、用紙Pによってキャリッジ14の移動が阻害されるため、CRモーター18の駆動負荷が大きくなる。
なお、CRモーター18は、キャリッジ14を一定速度で移動させる制御を行うため、キャリッジ14の移動が制限されて上昇したCRモーター18の電流値から、CRモーター18の駆動負荷を取得することができる。
例えば、用紙Pが搬送方向(副走査方向Y)における印刷領域(プラテン20上)よりも上流側と下流側の両方で搬送ローラー31と排紙ローラー32とに挟持されていた場合、その用紙Pは主走査方向Xへの移動が抑制された状態にある。そのため、キャリッジ14もしくは記録ヘッド19は、そうした用紙Pに対して主走査方向Xにおける移動途中に当接することにより移動が阻害され、CRモーター18の駆動負荷が大きくなる。
また、例えば、用紙Pが搬送方向(副走査方向Y)において搬送ローラー31と排紙ローラー32との一方に挟持されている場合や、キャリッジ14及び記録ヘッド19の移動範囲内に破れた用紙Pの一部だけが残存している場合、そうした用紙Pはキャリッジ14と共に移動してキャリッジ14の移動を許容する場合がある。しかし、キャリッジ14に押されて移動した用紙Pは、主走査方向Xにおいてキャリッジ14と当接する側とは反対側の端縁が本体ケース12などに当接して移動規制されるようになると、キャリッジ14の移動を阻害してCRモーター18の駆動負荷が大きくなる。
そこで、制御部37は、CRモーター18の駆動負荷が閾値T以上になった場合、すなわち、先のステップS130における判定結果が否定判定(ステップS130:NO)である場合には、ステップS160において、ジャムが起こっていると判断してCRモーター18を停止させる。なお、閾値Tは、キャリッジ14の移動が許容されている場合のCRモーター18の駆動負荷よりも大きく、且つ、キャリッジ14の移動が用紙Pによって阻害された場合のCRモーター18の駆動負荷よりも小さくなるように設定されている。
そして次に、制御部37は、ステップS170において、図示しない不揮発性メモリー(EEPROM)に記憶されている履歴情報としてのフェイタルエラーフラグを1とする(記憶ステップ)。さらに、制御部37は、次のステップS180において、モニター39にフェイタルエラーである旨を表示させ、その後、本印刷処理ルーチンを終了する。なお、フェイタルエラーとは、プリンター11自身で復旧不可能なエラーであり、例えば、モニター39には、「サービスマンへ連絡」、「紙詰まりの発生」などのユーザーへの指示が表示される。また、フェイタルエラーからの復帰には、プリンター11の再起動が必要であるため、制御部37は、モニター39上にユーザーに対してプリンター11の電源をオフするように報知するメッセージを表示させる。
続いて、プリンター11の電源オン時に制御部37が実行する初期化処理ルーチンについて、図5のフローチャートに基づき説明する。
図5に示すように、プリンター11の電源がオンされると、まず制御部37は、ステップS210において、カウンターNを0で初期化する。そして、次のステップS220において、制御部37は、搬送経路上に用紙Pが残っているか否か、具体的には、紙検出センサー35が用紙Pを未検出であるか否かを判定する。
ステップS220において、紙検出センサー35が用紙Pを検知して否定判定(ステップS230:NO)となると、制御部37は、次のステップS230において、モニター39にエラーを表示させ、ユーザーに搬送経路上に用紙Pが存在することを報知すると共に、用紙Pを取り除くように指示する。
そして、次のステップS240において、制御部37は、用紙Pが取り除かれていないか否か、すなわち、復旧操作がなされていないか否かを判定する。そして、その判定結果が肯定判定(ステップS240:YES)である場合、制御部37は、用紙Pが取り除かれて復旧操作がなされるまで、周期的にステップS240の処理を繰り返す。
その一方、復旧操作がなされてステップS240の判定結果が否定判定(ステップS240:NO)となった場合、制御部37は、その処理を先のステップS220に戻し、同ステップS220において再び用紙Pを未検出であるか否かを判定する。
そして、このステップS220における判定結果が、紙検出センサー35の位置に用紙Pが存在していないことを意味する肯定判定(ステップS220:YES)である場合、制御部37は、次のステップS250において、フェイタルエラーフラグが1であるか否かを判定する。そして、フェイタルエラーフラグが1だった場合には、判定結果が肯定判定(ステップS250:YES)となるため、制御部37は、次のステップS260において、ジャム検出ルーチンを実行すると共に、続くステップS270において初期化シーケンスを実行した後、本初期化処理ルーチンを終了する。
その一方、フェイタルエラーフラグが1ではない(フェイタルエラーフラグ=0)場合には、判定結果が否定判定(ステップS250:NO)となるため、制御部37は、ステップS260のジャム検出ルーチンは実行せずに、続くステップS270において初期化シーケンスを実行した後、本初期化処理ルーチンを終了する。
なお、本実施形態における初期化シーケンスは、記録ヘッド19が主走査方向Xにおいて印刷領域内での移動を伴う処理を行うシーケンスであり、制御部37は、例えば、紙幅検出センサー(図示略)のメジャメント動作を行う。
ここで、紙幅検出センサーのメジャメント動作とは、主走査方向Xにおける用紙Pの有無を検出する紙幅検出センサーの閾値を調整する動作のことである。具体的には、紙幅検出センサーは、キャリッジ14に設けられて該キャリッジ14と共に主走査方向Xに沿って移動し、光を照射する照射部と、該照射部から照射されて反射した光を受光する受光部とを有している。ところが、受光部の受光感度は、経年的に低下するため閾値の調整が必要となる。そこで、紙幅検出センサーは、キャリッジ14と共に主走査方向Xにおいてホームポジションとは反対側の端に設けられた基準面まで移動して基準面に光を照射する。そして、受光部が基準面にて反射した光を受光し、受光した光の強度に基づいて閾値を調整する。
したがって、初期化シーケンスでは、ホームポジションに位置するキャリッジ14が、該キャリッジ14の移動可能領域の端から端まで移動し、キャリッジ14が用紙Pの搬送領域内に侵入することになる。
なお、制御部37は、初期化シーケンスにおいてキャリッジ14を移動させる場合には、キャリッジ14の移動速度が、第1の速度としての初期化速度(例えば、本実施形態では、40〜80cps)となるようにCRモーター18を駆動制御する。
また、プリンター11の起動時には、制御部37は、フェイタルエラーフラグ以外のフラグのリセット、CRモーター18を駆動してキャリッジ14をホームポジションへ移動させるホームポジションシーク、PFモーター25を駆動して用紙Pの搬送経路上に残存する用紙Pの排出動作、プラテンギャップ(記録ヘッド19とプラテン20との間隔)のリセット動作などの、印刷を開始するために必要な処理も実行する。ただし、これらの処理は、キャリッジ14の移動を伴わない処理、またはキャリッジ14の移動が主走査方向Xにおいて印刷領域外で行われる処理である。したがって、これらの処理は、印刷開始前であれば初期化処理ルーチンの前後、もしくは初期化処理ルーチン内の任意のタイミングで実行させることができる。
次に、図5の初期化処理ルーチンにおけるステップS260のジャム検出ルーチンについて、図6のフローチャートに基づき説明する。
図6に示すように、制御部37は、まずステップS310において、CRモーター18を駆動し、ホームポジションに位置するキャリッジ14を図1における左側方向、すなわち、主走査方向Xにおいてホームポジションとは印刷領域を挟んで反対側となる方向へ移動させる(移動ステップ)。なお、このとき制御部37は、初期化速度における最も速い速度(例えば、本実施形態では、80cps)よりも遅い第2の速度としてのジャム検出速度(例えば、本実施形態では、5〜10cps)でキャリッジ14が移動するようにCRモーター18を制御する。
そして、次のステップS320において、制御部37は、CRモーター18の駆動負荷と閾値Tとを比較する(確認ステップ)。具体的には、図4に示す印刷処理ルーチンのステップS130の場合と同様に、駆動負荷が閾値Tよりも小さいか否かを判定する。そして、その判定結果が肯定判定(ステップS320:YES)である場合、制御部37は、次のステップS330において、キャリッジ14が主走査方向においてホームポジションから印刷領域を越えてホームポジションとは反対側の端までの移動が完了しているか否かを判定する。
そして、その判定結果が否定判定(ステップS330:NO)である場合、制御部37は、その処理を先のステップS320に戻し、同ステップS320の処理を繰り返す。その一方、ステップS330での判定結果が肯定判定(ステップS330:YES)である場合、制御部37は、キャリッジ14及び記録ヘッド19の移動範囲内に存在する用紙Pはなしと判断する。そして、次のステップS340において、制御部37は、CRモーター18の駆動を停止させると共に、続くステップS350において、フェイタルエラーフラグを0にリセットした後、本ジャム検出ルーチンを終了して図5に示す初期化処理ルーチンのステップS270に処理を移行する。
一方、ステップS320の判定結果が、駆動負荷が閾値T以上になったことを示す否定判定(ステップS320:NO)である場合、制御部37は、キャリッジ14及び記録ヘッド19の移動範囲内に用紙Pが存在してジャムを発生していると判断し、ステップS360においてCRモーター18を停止させた後、次のステップS370においてカウンターNの値をプラス1した値(N+1)に更新する。そして、次のステップS380において、制御部37は、カウンターNの値が2以上であるか否か判断する。
このステップS380の判定結果が、カウンターNの値が2以上であることを示す肯定判定(ステップS380:YES)である場合、すなわち、本ジャム検出ルーチンにおいてCRモーター18の駆動負荷が閾値Tよりも2回以上大きくなった場合、制御部37は、ステップS390において、ユーザーに「サービスマンへ連絡」、「紙詰まりの発生」などを指示するために、モニター39にフェイタルエラーを表示させた後、本ジャム検出ルーチンを終了する。
一方、ステップS380の判定結果が、カウンターNの値が2未満であることを示す否定判定(ステップS380:NO)である場合、すなわち、本ジャム検出ルーチンにおいてCRモーター18の駆動負荷がプリンター11の起動後に初めて閾値Tよりも大きくなった場合、制御部37は、ステップS400において、モニター39にエラーを表示させ、ユーザーに搬送経路上に用紙Pが存在すると報知し、用紙Pを取り除くように指示する。
そして、次のステップS410において、制御部37は、用紙Pが取り除かれていないか否か、すなわち、復旧操作がなされていないか否かを判定する。そして、その判定結果が否定判定(ステップS410:NO)である場合、用紙Pが取り除かれて復旧操作がなされるまで、周期的にステップS410の処理を繰り返す。
その一方、復旧操作がなされてステップS410の判定結果が肯定判定(ステップS410:YES)となった場合、制御部37は、その処理を図5に示す初期化処理ルーチンのステップS220に戻し、同ステップS220の用紙Pが未検出か否かを再び判定する。
上記第1の実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)用紙Pに印刷を施すために設けられたキャリッジ14及び記録ヘッド19とCRモーター18とを用いて、キャリッジ14及び記録ヘッド19の移動範囲内に存在する用紙Pの有無を確認することができる。また、ジャムの発生に係るフェイタルエラーフラグに基づいて、ジャムが発生している可能性が高い場合に限って、選択的に用紙Pの有無の確認を行うことができる。したがって、部品点数の増加を抑制し、迅速に記録作業に取り掛かることができる。
(2)キャリッジ14及び記録ヘッド19が初期化シーケンス時の初期化速度(第1の速度)よりも遅いジャム検出速度(第2の速度)で移動して、該キャリッジ14及び記録ヘッド19の移動範囲内に存在する用紙Pの有無を確認する。そのため、キャリッジ14及び記録ヘッド19が用紙Pに当接してCRモーター18の駆動負荷が増加した際に、即座にCRモーター18の駆動を停止させることができる。したがって、用紙Pがキャリッジ14及び記録ヘッド19に押されて大きく変形してしまうのが抑制されるため、ユーザーによる用紙Pの除去を容易にすることができる。
(3)プリンター11の起動時には、一般にキャリッジ14及び記録ヘッド19の移動を伴う初期化シーケンスが実行されるようになっている。この構成によれば、起動時にまずフェイタルエラーフラグを確認することにより、ジャムの可能性を推定することができる。したがって、ジャム状態にある可能性が高い場合にのみキャリッジ14及び記録ヘッド19の移動範囲内に存在する用紙Pの有無の確認を選択的に行うことができるため、起動してから初期化シーケンスを介した印刷作業の取り掛かりをより迅速に行うことができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態を図7に従って説明する。なお、第2の実施形態は、第1の実施形態とはジャム検出ルーチンの内容が相違しており、その他の構成及び制御は共通しているため、同様の構成部分については同一符号を付すことにして、その詳細な重複説明を省略する。
図7に示すように、本実施形態のジャム検出ルーチンでは、制御部37は、ステップS510において、カウンターJの値を0で初期化する。なお、カウンターJの値は、キャリッジ14が単位移動する度にカウント更新され、キャリッジ14の主走査方向Xにおける移動量に相当する。
そして、ステップS520において、制御部37は、取得手段としてのモニター39に用紙Pのサイズと種類とをユーザーに入力させる画面を表示させる。そしてユーザーによって取得手段としての操作ボタン38が操作されて入力された用紙Pのサイズや種類に基づいて、図示しないRAMにカウンターJの最大値Jmaxを記憶する。
すなわち、カウンターJの最大値Jmaxにより、制御部37は、キャリッジ14の移動範囲を設定する。なお、サイズの大きな用紙では、キャリッジ14のホームポジションから主走査方向Xにおける用紙の端部までの間隔が、サイズの小さな用紙に比べて狭くなる。そのため、サイズの大きな用紙を用いる場合には、サイズの小さな用紙を用いる場合に比べて最大値Jmaxの値は小さく設定できる。また、例えば、厚みが厚く、変形しにくい用紙は、変形しやすい用紙に比べてキャリッジ14の移動を阻害しやすいため、変形しにくい用紙ほど最大値Jmaxを小さく設定できる。
次のステップS530で、制御部37は、CRモーター18を駆動し、ホームポジションに位置するキャリッジ14を図1における左側方向へ移動させる(移動ステップ)。なお、制御部37は、初期化速度における最も速い速度(例えば80cps)よりも遅い第2の速度としてのジャム検出速度(例えば5〜10cps)でキャリッジ14が移動するようにCRモーター18を制御する。
さらに、ステップS540において、制御部37は、カウンターJの値をプラス1した値に更新する。なお、CRモーター18を駆動してから停止するまでの間は、キャリッジ14を同じ速度(ジャム検出速度)で移動させる。そのため、カウンターJの値が1大きくなる毎にキャリッジ14の移動量が単位移動量ずつ増加することになる。
続くステップS550において、制御部37は、CRモーター18の駆動負荷と閾値Tとを比較する(確認ステップ)。具体的には、図4に示す印刷処理ルーチンのステップS130及び図6に示すジャム検出ルーチンのステップS320の場合と同様に、駆動負荷が閾値Tよりも小さいか否かを判定する。
ここで、ジャムを起こしてプリンター11の電源がオフされてから、プリンター11が起動される間に、用紙Pがキャリッジ14及び記録ヘッド19の移動範囲内から取り除かれている場合には、キャリッジ14の移動が阻害されず、CRモーター18の駆動負荷は閾値Tよりも小さくなるので、ステップS550の判定結果は肯定判定(ステップS550:YES)となる。すると、制御部37は、その処理を次のステップS560に移行し、ステップS560において、カウンターJの値が最大値Jmax以上になったか否かを判定する。
そして、その判定結果が否定判定(ステップS560:NO)である場合、制御部37は、その処理を先のステップS540に戻し、同ステップS540及びこれに続くステップS550の処理を繰り返す。すなわち、制御部37は、カウンターJの値が最大値Jmax以上になるまでCRモーター18の駆動負荷と閾値Tとの比較を繰り返す。
その一方、ステップS560での判定結果が肯定判定(ステップS560:YES)である場合、制御部37は、キャリッジ14及び記録ヘッド19の移動範囲内に存在する用紙Pはなしと判断する。そして、次のステップS570において、制御部37は、CRモーター18の駆動を停止させると共に、続くステップS580において、フェイタルエラーフラグを0にリセットした後、本ジャム検出ルーチンを終了して図5に示す初期化処理ルーチンのステップS270に処理を移行する。
一方、ステップS550の判定結果が、駆動負荷が閾値T以上になったことを示す否定判定(ステップS550:NO)である場合、制御部37は、キャリッジ14及び記録ヘッド19の移動範囲内に用紙Pが存在してジャムを発生していると判断する。そして、制御部37は、これ以後、図6に示す第1実施形態のジャム検出ルーチンにおけるステップS360〜S410と対応したステップS590〜S640の各処理を順次に実行する。
上記第2の実施形態によれば、第1の実施形態における(1)〜(3)の効果に加えて、さらに以下のような効果を得ることができる。
(4)用紙Pのサイズに応じてキャリッジ14及び記録ヘッド19の移動範囲を変更するため、用紙Pの有無の確認を速やかに行うことができる。すなわち、例えば、サイズの大きなターゲットの有無を確認する場合には、サイズの小さなターゲットの有無を確認する場合に比べてキャリッジ14及び記録ヘッド19の移動開始位置から用紙Pと当接し得る位置までの距離が短くなる。そのため、キャリッジ14及び記録ヘッド19の移動範囲を狭くしてもターゲットの有無を検出することができる。
なお、上記各実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記各実施形態において、プリンター11の電源起動時に実行する初期化処理シーケンスにおいてフェイタルエラーフラグを確認するようにしたが、起動時に限らず、例えば電源オフ時やジャム発生時にフェイタルエラーフラグを確認するようにしてもよい。
・上記各実施形態において、印刷速度よりも遅い初期化速度(第1の速度)によって初期化シーケンスを実行し、さらに初期化速度よりも遅いジャム検出速度(第2の速度)でジャム検出を行うようにしたが、各速度は任意に変更することができる。すなわち、例えば、印刷、初期化シーケンス、ジャム検出を同じ速度で行ってもよく、初期化シーケンスよりも早い速度でジャム検出を行うようにしてもよい。
・上記実施形態では、記録装置をインクジェット式プリンター11に具体化したが、インク以外の他の液体を噴射したり吐出したりする液体噴射装置を採用してもよい。微小量の液滴を吐出させる液体噴射ヘッド等を備える各種の液体噴射装置に流用可能である。なお、液滴とは、上記液体噴射装置から吐出される液体の状態をいい、粒状、涙状、糸状に尾を引くものも含むものとする。また、ここでいう液体とは、液体噴射装置が噴射させることができるような材料であればよい。例えば、物質が液相であるときの状態のものであればよく、粘性の高い又は低い液状体、ゾル、ゲル水、その他の無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属(金属融液)のような流状態、また物質の一状態としての液体のみならず、顔料や金属粒子などの固形物からなる機能材料の粒子が溶媒に溶解、分散又は混合されたものなどを含む。また、液体の代表的な例としては上記実施形態で説明したようなインクや液晶等が挙げられる。ここで、インクとは一般的な水性インク及び油性インク並びにジェルインク、ホットメルトインク等の各種液体組成物を包含するものとする。液体噴射装置の具体例としては、例えば液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ、面発光ディスプレイ、カラーフィルタの製造などに用いられる電極材や色材などの材料を分散又は溶解のかたちで含む液体を噴射する液体噴射装置、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を噴射する液体噴射装置、精密ピペットとして用いられ試料となる液体を噴射する液体噴射装置、捺染装置やマイクロディスペンサ等であってもよい。さらに、時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を噴射する液体噴射装置、光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂等の透明樹脂液を基板上に噴射する液体噴射装置、基板などをエッチングするために酸又はアルカリ等のエッチング液を噴射する液体噴射装置を採用してもよい。そして、これらのうちいずれか一種の液体噴射装置に本発明を適用することができる。
11…プリンター(記録装置)、14…キャリッジ(記録手段)、18…CRモーター(駆動手段)、19…記録ヘッド(記録手段)、37…制御部、38…操作ボタン(取得手段)、39…モニター(取得手段)、P…用紙(ターゲット)、X…主走査方向。

Claims (5)

  1. 主走査方向の移動に伴ってターゲットに記録を施す記録手段と、
    該記録手段を前記主走査方向に沿って移動させる駆動手段と、
    ジャムの発生に係る履歴情報を認識した場合に、前記駆動手段の駆動を制御し、該駆動手段の駆動負荷に基づいて前記記録手段の移動範囲内に存在する前記ターゲットの有無を確認する制御部と
    を備えることを特徴とする記録装置。
  2. 前記ターゲットのサイズを取得する取得手段をさらに備え、
    前記制御部は、前記取得手段が取得した前記ターゲットのサイズに応じて、前記駆動手段の駆動を制御し、前記記録手段の移動範囲を変更することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記制御部は、前記駆動手段の駆動を制御し、前記記録手段を該記録手段が前記ターゲットに記録を施す記録領域を含む前記移動範囲内を第1の速度で移動させて初期化シーケンスを行う一方、この初期化シーケンスに先んじて前記記録手段を前記第1の速度よりも遅い第2の速度で移動させて該記録手段の移動範囲内に存在する前記ターゲットの有無を確認することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の記録装置。
  4. 前記制御部は、起動時に前記履歴情報を確認することを特徴とする請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の記録装置。
  5. ジャムの発生に係る履歴情報を記憶する記憶ステップと、
    該記憶ステップにて記憶された履歴情報を認識した場合に、駆動手段を駆動してターゲットに記録を施す記録手段を主走査方向に移動させる移動ステップと、
    該移動ステップにおける前記駆動手段の駆動負荷を検出して前記記録手段の移動範囲内に存在する前記ターゲットの有無を確認する確認ステップと
    を備えることを特徴とする記録装置の制御方法。
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