JP2010272601A - 配線層レイアウト方法及び半導体装置 - Google Patents

配線層レイアウト方法及び半導体装置 Download PDF

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Abstract

【課題】配線層にスリットを設けたり、下層に位置する配線層にライン幅及びスペース間隔の比率を制限したりすることなく、SOG膜を含む層間絶縁膜におけるクラックの発生を防止する。
【解決手段】下地絶縁膜3上に第1配線層5が形成されている。下地絶縁膜3上及び第1配線層5上に第1層間絶縁膜7が形成されている。回転塗布法及びエッチバック処理により第1層間絶縁膜7上に第2層間絶縁膜9が形成されている。第1層間絶縁膜7上及び第2層間絶縁膜9上に第3層間絶縁膜11が形成されている。第3層間絶縁膜11上に第2配線層13が形成されている。第1配線層5のうち幅寸法が10.0μm以上の幅広第1配線層5に対して、第2配線層13のうち幅寸法が10.0μm以上の幅広第2配線層13は、上方から見て、幅広第1配線層5と1.0μm以上の重なりをもって配置されているか、幅広第1配線層5とは2.0μm以上の間隔を設けて配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置の配線層レイアウト方法及び半導体装置に関し、特に、下地絶縁膜上に形成された第1配線層と、下地絶縁膜上及び第1配線層上に形成された第1層間絶縁膜と、回転塗布法及びエッチバック処理により第1層間絶縁膜上に形成された第2層間絶縁膜と、第1層間絶縁膜上及び第2層間絶縁膜上に形成された第3層間絶縁膜と、第3層間絶縁膜上に形成された第2配線層を備えた半導体装置の配線層レイアウト方法及び半導体装置に関するものである。
近年、半導体装置の加工寸法の微細化にともなって、配線層間の絶縁膜を平坦化する要求がある。配線層間の絶縁膜の平坦化の方法として、回転塗布法及びエッチバック処理を用いた方法がある。回転塗布法及びエッチバック処理により形成された膜はSOG(Spin On Glass)膜と呼ばれている。SOG膜は、機械的強度が低いこと、及び、吸湿による信頼性不良が発生することがあることから、SOG膜の上に、さらに絶縁膜を形成するのが一般的である。
SOG膜は、プラズマCVD(Chemical Vapor Deposition)法などの他の絶縁膜成膜方法によって形成された絶縁膜と比較すると、機械的強度が低く、半導体装置の製造工程中や半導体装置の使用時での熱ストレスによってクラックが発生しやすいという問題がある。製造工程中で発生したクラックは、半導体装置の信頼性に大きく影響することがわかっている。
図4及び図5は、SOG膜を含む層間絶縁膜における不具合を説明するための図である。図4は半導体装置の断面の電子顕微鏡写真を示す。図5(A)は図4の模式図である。図5(B)は第1配線層及び第2配線層のレイアウトを示す平面図である。
図4に示すように、第1配線層5の面積及び第2配線層13の面積が大きい場合、配線層材料と層間絶縁膜材料との間の熱膨張係数の違いから、その後の熱処理の工程において、図中に白抜き矢印で示すような応力が発生し、熱ストレスによって第2配線層13下の層間絶縁膜にクラック17が発生してしまう。
このような不具合を防止するために、面積の大きな配線層に対してスリットを設ける方法(例えば特許文献1)や、下層に位置する配線層に対してライン幅及びスペース間隔の比率を制限する方法(例えば特許文献2)などがある。
しかし、面積の大きな配線層は、電流を多く流すことを目的に配置されており、スリットを設けることで、電流の流れる配線層の断面積が減ることになり、ひいては流せる電流の量が減少してしまう。
また、下層に位置する配線層に対してライン幅及びスペース間隔の比率を制限することは、最小加工寸法幅以上の制限がかかることになり、半導体装置の平面サイズが大きくなるという不具合が発生する。
本発明は、配線層にスリットを設けたり、下層に位置する配線層にライン幅及びスペース間隔の比率を制限したりすることなく、SOG膜を含む層間絶縁膜におけるクラックの発生を防止できる配線層レイアウト方法及び半導体装置を提供することを目的とする。
本発明にかかる半導体装置の配線層レイアウト方法は、下地絶縁膜上に形成された第1配線層と、下地絶縁膜上及び第1配線層上に形成された第1層間絶縁膜と、回転塗布法及びエッチバック処理により第1層間絶縁膜上に形成された第2層間絶縁膜と、第1層間絶縁膜上及び第2層間絶縁膜上に形成された第3層間絶縁膜と、第3層間絶縁膜上に形成された第2配線層を備えた半導体装置の配線層レイアウト方法である。そして、上記第1配線層のうち幅寸法が10.0μm以上の幅広第1配線層に対して、上記第2配線層のうち幅寸法が10.0μm以上の幅広第2配線層を、上方から見て、上記幅広第1配線層と1.0μm以上の重なりをもって配置するか、上記幅広第1配線層とは2.0μm以上の間隔を設けて配置する。
本発明にかかる半導体装置は、下地絶縁膜上に形成された第1配線層と、下地絶縁膜上及び第1配線層上に形成された第1層間絶縁膜と、回転塗布法及びエッチバック処理により第1層間絶縁膜上に形成された第2層間絶縁膜と、第1層間絶縁膜上及び第2層間絶縁膜上に形成された第3層間絶縁膜と、第3層間絶縁膜上に形成された第2配線層を備えた半導体装置である。そして、上記第1配線層のうち幅寸法が10.0μm以上の幅広第1配線層に対して、上記第2配線層のうち幅寸法が10.0μm以上の幅広第2配線層は、上方から見て、上記幅広第1配線層と1.0μm以上の重なりをもって配置されているか、上記幅広第1配線層とは2.0μm以上の間隔を設けて配置されている。
本発明の半導体装置の配線層レイアウト方法において、3層以上の多層配線構造の半導体装置に対して、上下方向で近接する配線層間に上記第1層間絶縁膜、上記第2層間絶縁膜及び上記第3層間絶縁膜が形成されているすべての配線層の組に、上記幅広第1配線層と上記幅広第2配線層の位置関係を適用する例を挙げることができる。
また、本発明の半導体装置において、3層以上の多層配線構造をもち、上下方向で近接する配線層間に上記第1層間絶縁膜、上記第2層間絶縁膜及び上記第3層間絶縁膜が形成されているすべての配線層の組に、上記幅広第1配線層と上記幅広第2配線層の位置関係が適用されている例を挙げることができる。
ただし、本発明の半導体装置の配線層レイアウト方法及び本発明の半導体装置において、上下方向で近接する配線層間に上記第1層間絶縁膜、上記第2層間絶縁膜及び上記第3層間絶縁膜が形成されている配線層の組のうちいずれか1つ又は複数の組のみに上記幅広第1配線層と上記幅広第2配線層の位置関係を適用してもよい。
本発明の半導体装置の配線層レイアウト方法では、下層側の第1配線層のうち幅寸法が10.0μm以上の幅広第1配線層に対して、上層側の第2配線層のうち幅寸法が10.0μm以上の幅広第2配線層を、上方から見て、幅広第1配線層と1.0μm以上の重なりをもって配置するか、幅広第1配線層とは2.0μm以上の間隔を設けて配置するようにした。
本発明の半導体装置では、下層側の第1配線層のうち幅寸法が10.0μm以上の幅広第1配線層に対して、上層側の第2配線層のうち幅寸法が10.0μm以上の幅広第2配線層は、上方から見て、幅広第1配線層と1.0μm以上の重なりをもって配置されているか、幅広第1配線層とは2.0μm以上の間隔を設けて配置されているようにした。
これにより、回転塗布法及びエッチバック処理によって幅広第1配線層の近傍であって幅広第2配線層の下に配置された第2層間絶縁膜(SOG膜)への熱ストレス(配線層材料と層間絶縁膜材料との間の熱膨張係数の違いに起因する応力)を低減することができ、層間絶縁膜におけるクラックの発生を防止できる。ここで、第1配線層及び第2配線層の幅寸法が10.0μmよりも小さい箇所では、第2層間絶縁膜(SOG膜)への熱ストレスは小さいので、クラックは発生しない。
本発明の半導体装置の配線層レイアウト方法において、3層以上の多層配線構造の半導体装置に対して、上下方向で近接する配線層間に上記第1層間絶縁膜、上記第2層間絶縁膜及び上記第3層間絶縁膜が形成されているすべての配線層の組に、上記幅広第1配線層と幅広第2配線層の位置関係を適用し、本発明の半導体装置において、3層以上の多層配線構造をもち、上下方向で近接する配線層間に上記第1層間絶縁膜、上記第2層間絶縁膜及び上記第3層間絶縁膜が形成されているすべての配線層の組に、上記幅広第1配線層と幅広第2配線層の位置関係が適用されているようにすれば、いずれの層の層間絶縁膜においてもクラックの発生を防止できる。
半導体装置の一実施例における配線層の配置を説明するための図である。(A)は概略的な断面図、(B)は配線層のレイアウトを説明するための平面図である。 半導体装置の他の実施例における配線層の配置を説明するための図である。(A)は概略的な断面図、(B)は配線層のレイアウトを説明するための平面図である。 SOG膜を含む配線層形成工程を説明するための工程断面図である。 SOG膜を含む層間絶縁膜における不具合を説明するための半導体装置の断面の電子顕微鏡写真である。 (A)は図4の模式図、(B)は第1配線層及び第2配線層のレイアウトを示す平面図である。
図1は、半導体装置の一実施例における配線層の配置を説明するための図である。(A)は概略的な断面図、(B)は配線層のレイアウトを説明するための平面図である。
素子が形成された半導体基板1上に配線層の下地絶縁膜となる層間絶縁膜3が形成されている。層間絶縁膜3上に第1配線層5(幅広第1配線層)が形成されている。第1配線層5の幅寸法は例えば10.0μmである。
層間絶縁膜3上及び第1配線層5上に第1層間絶縁膜7が形成されている。第1層間絶縁膜7上に、回転塗布法及びエッチバック処理によって形成されたSOG膜9(第2層間絶縁膜)が形成されている。SOG膜9は、第1配線層5に起因して第1層間絶縁膜7に形成された段差部に埋め込まれて形成されている。
第1層間絶縁膜7上及びSOG膜9上に第3層間絶縁膜11が形成されている。
第3層間絶縁膜11上に第2配線層13(幅広第2配線層)が形成されている。第2配線層13の幅寸法は例えば10.0μmである。
第2配線層13は、上方から見て、第1配線層5と1.0μm以上、例えば2.0μmの重なりをもって配置されている。
図示しない領域にも第1配線層5と第2配線層13が形成されているが、幅寸法が10.0μmよりも小さい第1配線層5及び第2配線層13の箇所では、第1配線層5に対する第2配線層13のレイアウトについて特に制限はされていない。
この実施例では、第1配線層5のうち幅寸法が10.0μm以上の幅広第1配線層5に対して、第2配線層13のうち幅寸法が10.0μm以上の幅広第2配線層13は、上方から見て、幅広第1配線層と1.0μm以上、ここでは2.0μmの重なりをもって配置されている。これにより、製造工程中や半導体装置の使用時に図1中に白抜き矢印で示すような応力が発生しても、幅広第2配線層13の下に配置されたSOG膜9への熱ストレスを低減することができ、第1層間絶縁膜7、SOG膜9及び第3層間絶縁膜11からなる層間絶縁膜におけるクラックの発生を防止できる。
図2は、半導体装置の他の実施例における配線層の配置を説明するための図である。(A)は概略的な断面図、(B)は配線層のレイアウトを説明するための平面図である。図1と同じ部分には同じ符号を付す。
この実施例では、幅寸法が10.0μmの第1配線層5(幅広第1配線層)に対して、幅寸法が10.0μmの第2配線層13は、上方から見て、第1配線層5とは2.0μm以上、例えば3.0μmの間隔を設けて配置されている。
この実施例でも、図示しない領域にも第1配線層5と第2配線層13が形成されているが、幅寸法が10.0μmよりも小さい第1配線層5及び第2配線層13の箇所では、第1配線層5に対する第2配線層13のレイアウトについて特に制限はされていない。
この実施例では、第1配線層5のうち幅寸法が10.0μm以上の幅広第1配線層5に対して、第2配線層13のうち幅寸法が10.0μm以上の幅広第2配線層13は、上方から見て、幅広第1配線層とは2.0μm以上、ここでは3.0μmの間隔を設けて配置されている。これにより、製造工程中や半導体装置の使用時に図1中に白抜き矢印で示すような応力が発生しても、幅広第2配線層13の下に配置されたSOG膜9への熱ストレスを低減することができ、第1層間絶縁膜7、SOG膜9及び第3層間絶縁膜11からなる層間絶縁膜におけるクラックの発生を防止できる。
図3は、SOG膜を含む配線層形成工程を説明するための工程断面図である。図3中のかっこ数字は以下に説明する工程に対応している。
(1)半導体素子が形成された半導体基板1の上に、配線層の下地絶縁膜となる層間絶縁膜3が形成されている。PVD(Physical Vapor Deposition)技術により、層間絶縁膜3上に金属膜を成膜する。写真製版技術及びエッチング技術を用いて回路接続に応じた金属膜のパターニングを行なって第1配線層5を形成する。第1配線層5は、例えばTi/Al/TiNの積層構造をもつ。第1配線層5の厚みは、例えば6000〜9000Å(オングストローム)であり、ここでは8000Åである。
(2)プラズマCVD技術により、第1配線層5上に第1層間絶縁膜7を例えば3500Å〜4500Åの膜厚で成膜する。第1層間絶縁膜7の材質は例えばシリコン酸化膜である。
(3)第1層間絶縁膜7の表面全面に第2層間絶縁膜としてSOG膜9を回転塗布法により成膜する。このとき、流動性のあるSOG膜9は、第1配線層5に起因して第1層間絶縁膜7の表面に形成された段差を埋める。これにより、平坦化を実現できる。
(4)ドライエッチング技術によるエッチバック処理を行なって、第1層間絶縁膜7の表面の段差部分にのみSOG膜9を残す。次いで、プラズマCVD技術により、第1層間絶縁膜7上及びSOG膜9上に第3層間絶縁膜11を例えば3500Å〜4500Åの膜厚で成膜する。これにより、SOG膜9の強度不足及び吸湿を防止する。第3層間絶縁膜11の材質は例えばシリコン酸化膜である。
(5)写真製版技術及びエッチング技術を用いて、第1配線層5上に位置する第1層間絶縁膜7及び第3層間絶縁膜11の所定の位置に、第1配線層5と第2配線層とを電気的に接続するための接続孔13を形成する。
(6)PVD技術を用いて、第3層間絶縁膜11上及び接続孔13内に金属膜を成膜する。写真製版技術及びエッチング技術を用いて回路接続に応じた金属膜のパターニングを行なって第2配線層13を形成する。ここで、第1配線層5のうち幅寸法が10.0μm以上の幅広第1配線層5に対して、第2配線層13のうち幅寸法が10.0μm以上の幅広第2配線層13は、上方から見て、図1に示したように幅広第1配線層5と1.0μm以上の重なりをもって配置するか、図2に示したように幅広第1配線層5とは2.0μm以上の間隔を設けて配置する。これにより、幅広第2配線層13の下に配置されたSOG膜9への熱ストレスを低減することができ、第1層間絶縁膜7、SOG膜9及び第3層間絶縁膜11からなる層間絶縁膜におけるクラックの発生を防止できる
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の範囲内で種々の変更が可能である。
例えば、同一半導体基板上に、図1に示したように幅広第1配線層5と幅広第2配線層13を重ねて配置した箇所と、図1に示したように幅広第1配線層5と幅広第2配線層13とを間隔をもって配置した箇所とを設けてもよい。
また、上記実施例では、2層の配線構造の半導体装置について説明しているが、3層以上の配線構造の半導体装置にも本発明を適用できる。ここで、上下方向で近接する配線層間にSOG膜が形成されている配線層の組のうちいずれか1つもしくは複数の組のみに又は全部の組に、上記の幅広第1配線層5と幅広第2配線層13の位置関係を適用できる。
本発明は、2層以上の配線構造を備え、層間絶縁膜にSOG膜を含んでいる半導体装置に適用できる。
1 半導体基板
3 配線層の下地絶縁膜としての層間絶縁膜
5 第1配線層
7 第1層間絶縁膜
9 第2層間絶縁膜(SOG膜)
11 第3層間絶縁膜
13 第2配線層
特開平9−199587号公報 特開2003−109957号公報

Claims (4)

  1. 下地絶縁膜上に形成された第1配線層と、下地絶縁膜上及び第1配線層上に形成された第1層間絶縁膜と、回転塗布法及びエッチバック処理により第1層間絶縁膜上に形成された第2層間絶縁膜と、第1層間絶縁膜上及び第2層間絶縁膜上に形成された第3層間絶縁膜と、第3層間絶縁膜上に形成された第2配線層を備えた半導体装置の配線層レイアウト方法において、
    前記第1配線層のうち幅寸法が10.0μm以上の幅広第1配線層に対して、前記第2配線層のうち幅寸法が10.0μm以上の幅広第2配線層を、上方から見て、前記幅広第1配線層と1.0μm以上の重なりをもって配置するか、前記幅広第1配線層とは2.0μm以上の間隔を設けて配置することを特徴とする半導体装置の配線層レイアウト方法。
  2. 3層以上の多層配線構造の半導体装置に対して、上下方向で近接する配線層間に前記第1層間絶縁膜、前記第2層間絶縁膜及び前記第3層間絶縁膜が形成されているすべての配線層の組に、前記幅広第1配線層と前記幅広第2配線層の位置関係を適用する請求項1に記載の半導体装置の配線層レイアウト方法。
  3. 下地絶縁膜上に形成された第1配線層と、下地絶縁膜上及び第1配線層上に形成された第1層間絶縁膜と、回転塗布法及びエッチバック処理により第1層間絶縁膜上に形成された第2層間絶縁膜と、第1層間絶縁膜上及び第2層間絶縁膜上に形成された第3層間絶縁膜と、第3層間絶縁膜上に形成された第2配線層を備えた半導体装置において、
    前記第1配線層のうち幅寸法が10.0μm以上の幅広第1配線層に対して、前記第2配線層のうち幅寸法が10.0μm以上の幅広第2配線層は、上方から見て、前記幅広第1配線層と1.0μm以上の重なりをもって配置されているか、前記幅広第1配線層とは2.0μm以上の間隔を設けて配置されていることを特徴とする半導体装置。
  4. 3層以上の多層配線構造をもち、上下方向で近接する配線層間に前記第1層間絶縁膜、前記第2層間絶縁膜及び前記第3層間絶縁膜が形成されているすべての配線層の組に、前記幅広第1配線層と前記幅広第2配線層の位置関係が適用されている請求項3に記載の半導体装置。
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