JP2010003894A - 半導体装置の製造方法及び半導体装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】絶縁膜上のエッチングストッパー膜にエッチング耐性が低い領域が形成されても、絶縁膜に意図しないピンホールが形成されないようにする。
【解決手段】第1の絶縁膜220の上に、エッチングストッパー膜230を形成する。エッチングストッパー膜は、同一の材料からなる2つの膜232,234を積層した膜である。エッチングストッパー膜に第1の開口パターン230aを形成する。エッチングストッパー膜上に、第2の絶縁膜240を形成する。マスクパターン52をマスクとして第2の絶縁膜をエッチングし、溝242を形成する。エッチングストッパー膜をマスクとして第1の絶縁膜をエッチングし、接続孔220aを形成する。この工程において、エッチング低耐性領域234aは除去され、溝234bが形成されるが、この下の膜232が低耐性領域である確率は低い。このため、エッチングストッパー膜に意図しない開口が形成されることは抑制される。
【選択図】図3
【解決手段】第1の絶縁膜220の上に、エッチングストッパー膜230を形成する。エッチングストッパー膜は、同一の材料からなる2つの膜232,234を積層した膜である。エッチングストッパー膜に第1の開口パターン230aを形成する。エッチングストッパー膜上に、第2の絶縁膜240を形成する。マスクパターン52をマスクとして第2の絶縁膜をエッチングし、溝242を形成する。エッチングストッパー膜をマスクとして第1の絶縁膜をエッチングし、接続孔220aを形成する。この工程において、エッチング低耐性領域234aは除去され、溝234bが形成されるが、この下の膜232が低耐性領域である確率は低い。このため、エッチングストッパー膜に意図しない開口が形成されることは抑制される。
【選択図】図3
Description
本発明は、絶縁膜に溝及び孔を形成する工程を有する半導体装置の製造方法及び半導体装置に関する。
配線溝とビアホールの両方を層間絶縁膜中に形成した後、配線溝とビアホールに同時に金属膜を埋め込んで多層配線を形成するデュアルダマシンプロセスは、工程数削減により製造コストを大きく低減できるという利点がある。デュアルダマシンプロセスの一つに、例えば特許文献1,2,3に例示された方法がある。この方法は、ビアとなる領域の配線層間のエッチングストッパー膜を先に加工してから配線層間絶縁膜を成膜し、その後層間絶縁膜のエッチングを行う事により、配線溝とビアホールを同時に形成するものである。
図5及び図6の各図は、上記した特許文献に例示された方法における課題を説明するための図である。まず図5(a)に示すように、絶縁膜400の表面に配線410,412を形成する。次いで絶縁膜400及び配線410,412の上に、エッチングストッパー膜420、ビア層間絶縁膜430、エッチングストッパー膜440、及び配線層間絶縁膜450をこの順に積層する。エッチングストッパー膜440には、配線410上に位置する開口パターン444が形成されている。なおエッチングストッパー膜440を形成するとき、例えばパーティクルの付着や膜質の異常により、エッチング耐性が低い低耐性領域442が形成されることがある。
次いで図5(b)に示すように、配線層間絶縁膜450上にマスクパターン460を形成し、マスクパターン460をマスクとしたエッチングを行う。これにより、配線層間絶縁膜450には配線溝452が形成され、かつビア層間絶縁膜430には開口パターン444の下に位置する接続孔444aが形成される。エッチングストッパー膜420に低耐性領域442が形成されている場合は、低耐性領域442も除去されることがある。この場合、ビア層間絶縁膜430に、低耐性領域442の下方に位置するピンホール442aが形成されることがある。
その後図6(a)に示すように、配線溝452の底面に位置するエッチングストッパー膜440及び接続孔444aの底面に位置するエッチングストッパー膜420を除去する。ピンホール442aが形成されている場合、ピンホール442aの底面に位置するエッチングストッパー膜420も除去される。
次いで図6(b)に示すように、配線溝452及び接続孔444aに導電体を埋め込む。これにより、配線470及びビア472が形成される。ピンホール442aが形成されている場合、ピンホール442aの中にも導電体が埋め込まれ、ビア474が形成される。この場合、配線470はビア474を介して配線410と短絡してしまう。
このように、上記した特許文献に記載した方法では、第1の絶縁膜(例えばビア層間絶縁膜)と第2の絶縁膜(例えば配線層間絶縁膜)の間に位置するエッチングストッパー膜にエッチング耐性が低い領域が形成された場合、この領域の下に、意図しないピンホールが形成されることがあった。このため、エッチングストッパー膜にエッチング耐性が低い領域が形成されても、意図しないピンホールが形成されないようにする技術が望まれる。
本発明によれば、第1の絶縁膜を形成する工程と、
前記第1の絶縁膜の上に、互いに同一の材料からなる少なくとも2つの膜を積層したエッチングストッパー膜を形成する工程と、
前記エッチングストッパー膜に第1の開口パターンを形成する工程と、
前記エッチングストッパー膜上及び前記第1の開口パターン内に、第2の絶縁膜を形成する工程と、
前記第2の絶縁膜の上に、前記第1の開口パターンの上方に位置する第2の開口パターンを有するマスクパターンを形成する工程と、
前記マスクパターンをマスクとして前記第2の絶縁膜をエッチングし、引き続き前記エッチングストッパー膜をマスクとして前記第1の絶縁膜をエッチングすることにより、前記第2の絶縁膜に位置する溝、及び前記第1の絶縁膜に位置していて前記溝の底部から下方に延伸する孔を形成する工程と、
を備える半導体装置の製造方法が提供される。
前記第1の絶縁膜の上に、互いに同一の材料からなる少なくとも2つの膜を積層したエッチングストッパー膜を形成する工程と、
前記エッチングストッパー膜に第1の開口パターンを形成する工程と、
前記エッチングストッパー膜上及び前記第1の開口パターン内に、第2の絶縁膜を形成する工程と、
前記第2の絶縁膜の上に、前記第1の開口パターンの上方に位置する第2の開口パターンを有するマスクパターンを形成する工程と、
前記マスクパターンをマスクとして前記第2の絶縁膜をエッチングし、引き続き前記エッチングストッパー膜をマスクとして前記第1の絶縁膜をエッチングすることにより、前記第2の絶縁膜に位置する溝、及び前記第1の絶縁膜に位置していて前記溝の底部から下方に延伸する孔を形成する工程と、
を備える半導体装置の製造方法が提供される。
本発明によれば、前記エッチングストッパー膜は、同一の材料からなる少なくとも2つの膜を積層することにより形成されている。これら2つの膜それぞれにエッチング耐性の低い領域が形成されても、これらの領域が互いに重なる確率は低い。このため、前記エッチングストッパー膜にエッチング耐性が低い領域が形成されても、前記溝及び前記孔を形成する工程において、前記第1の絶縁膜に意図しないピンホールが形成されることを抑制できる。
本発明によれば、第1の導電パターンと、
前記第1の導電パターンの上に位置する第1の層間絶縁膜と、
前記第1の層間絶縁膜の上に位置しており、同一の材料からなる少なくとも2つの膜を積層したエッチングストッパー膜と、
前記エッチングストッパー膜の上に位置する第2の層間絶縁膜と、
前記第2の層間絶縁膜に形成され、前記第1の導電パターンの上方に位置しており、底面に前記エッチングストッパー膜が露出している配線溝と、
前記第1の層間絶縁膜及び前記エッチングストッパー膜に形成され、前記配線溝の底面と前記第1の導電パターンをつなぐ接続孔と、
前記接続孔内及び前記配線溝に埋め込まれた第2の導電パターンと、
を備える半導体装置が提供される。
前記第1の導電パターンの上に位置する第1の層間絶縁膜と、
前記第1の層間絶縁膜の上に位置しており、同一の材料からなる少なくとも2つの膜を積層したエッチングストッパー膜と、
前記エッチングストッパー膜の上に位置する第2の層間絶縁膜と、
前記第2の層間絶縁膜に形成され、前記第1の導電パターンの上方に位置しており、底面に前記エッチングストッパー膜が露出している配線溝と、
前記第1の層間絶縁膜及び前記エッチングストッパー膜に形成され、前記配線溝の底面と前記第1の導電パターンをつなぐ接続孔と、
前記接続孔内及び前記配線溝に埋め込まれた第2の導電パターンと、
を備える半導体装置が提供される。
本発明によれば、第2の層間絶縁膜の上のエッチングストッパー膜にエッチング耐性が低い領域が形成されても、第2の層間絶縁膜に意図しないピンホールが形成されることを抑制できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
図1〜図4の各図は、本発明の実施形態にかかる半導体装置の製造方法を示す断面図である。この半導体装置の製造方法は、以下の工程を有する。まず、第1の絶縁膜(ビア層間絶縁膜)220を形成する。次いで、第1の絶縁膜220の上に、エッチングストッパー膜230を形成する。エッチングストッパー膜230は、互いに同一の材料からなる少なくとも2つの膜232.234を積層した膜である。次いで、エッチングストッパー膜230に第1の開口パターン230aを形成する。次いで、エッチングストッパー膜230上に、第2の絶縁膜(配線層間絶縁膜)240を形成する。次いで、第2の絶縁膜240上にマスクパターン52を形成する。マスクパターン52は、第1の開口パターン230aの上方に位置する第2の開口パターン52aを有する。次いで、マスクパターン52をマスクとして第2の絶縁膜240をエッチングし、引き続きエッチングストッパー膜230をマスクとして第1の絶縁膜220をエッチングする。これにより、第2の絶縁膜240に位置する溝242、及び第1の絶縁膜220に位置していて溝242の底部から下方に延伸する孔(接続孔)220aが形成される。以下、詳細に説明する。
まず図1(a)に示すように、層間絶縁膜100の表面に、配線120,122を形成する。層間絶縁膜100は、半導体基板などの基板(図示せず)上に形成されている。この基板には、トランジスタ(図示せず)が形成されている。本図に示す例において配線120,122はCu配線であり、層間絶縁膜100に埋め込まれている。配線120,122には、互いに異なる電圧(信号)が入力される。配線120は、例えばグラウンド配線であり、配線122は、例えばトランジスタのゲート電極に信号(VDD)を入力する配線である。
次いで層間絶縁膜100上及び配線120,122上に、エッチングストッパー膜210をCVD法により形成する。エッチングストッパー膜210は、例えばSiCN膜やSiON膜である。これらの膜の組成比は任意である。次いでエッチングストッパー膜210上に、ビア層間絶縁膜220をCVD法により形成する。ビア層間絶縁膜220は、例えば酸化シリコン膜又は酸化シリコン膜より誘電率が低い低誘電率絶縁膜である。低誘電率絶縁膜は、例えば比誘電率膜が3.3以下、好ましくは2.9以下の絶縁膜とすることができる。低誘電率膜としては、SiOCの他に、HSQ(ハイドロジェンシルセスキオキサン)、MSQ(メチルシルセスキオキサン)、またはMHSQ(メチル化ハイドロジェンシルセスキオキサン)等のポリハイドロジェンシロキサン、ポリアリールエーテル(PAE)、ジビニルシロキサンービスーベンゾシクロブテン(BCB)、またはSilk(登録商標)等の芳香族含有有機材料、SOG、FOX(flowable oxide)、サイトップ、またはBCB(Bensocyclobutene)等を用いることもできる。また、低誘電率絶縁膜としては、これらのポーラス膜を用いることもできる。
次いでビア層間絶縁膜220上に、第1の膜232をCVD法により形成する。第1の膜232は、例えばSiCN膜やSiON膜である。これらの組成比は任意である。この工程において、第1の膜232には、例えばパーティクルの付着や膜質の異常により、エッチング耐性が低い低耐性領域232aが形成されることがある。
次いで図1(b)に示すように、第1の膜232の形成を一端終了した後、半導体装置を成膜装置から搬出し、その後再び半導体装置を成膜装置に搬入する。その後、第1の膜232上に第2の膜234をCVD法により形成する。このようにして、第1の膜232及び第2の膜234からなるエッチングストッパー膜230が形成される。第2の膜234は、第1の膜232と同一の材料からなる。第2の膜234の組成比は、第1の膜232と同一であるのが好ましいが、異なっていても良い。第1の膜232及び第2の膜234の組成比は、たとえば原料ガスの比率を変更したり原料ガスそのものを変更することにより、調節することができる。この工程において、第2の膜234には、例えばパーティクルの付着や膜質の異常により、エッチング耐性が低い低耐性領域234aが形成されることがある。しかし低耐性領域232a,234aが互いに重なる可能性は低い。
第1の膜232は第2の膜234を形成する前に大気に晒される。このため、第1の膜232を形成した後、第2の膜234を形成する前に、第1の膜232の表面に自然酸化膜が形成されることがある。この場合、第2の膜234は、第1の膜232の自然酸化膜上に形成される。
次いで図2(a)に示すように、エッチングストッパー膜230上にマスクパターン50を形成し、マスクパターン50をマスクとしてエッチングストッパー膜230をエッチングする。これによりエッチングストッパー膜230には、開口パターン230aが形成される。開口パターン230aは、配線122の上方に位置する。
その後図2(b)に示すように、マスクパターン50を除去する。次いで、エッチングストッパー膜230上及び開口パターン230a内に、配線層間絶縁膜240をCVD法により形成する。配線層間絶縁膜240は、例えば酸化シリコン膜又は上記した低誘電率絶縁膜である。
次いで図3(a)に示すように、配線層間絶縁膜240上にマスクパターン52を形成する。マスクパターン52は、開口パターン52aを有する。開口パターン52aは開口パターン230aより大きく、開口パターン230aの上方に位置している。また開口パターン52aは、配線120の上方にも位置している。
次いで図3(b)に示すように、マスクパターン52をマスクとして配線層間絶縁膜240をエッチングする。これにより配線層間絶縁膜240には、開口パターン52aの下に位置する溝242が形成される。本実施形態において溝242は配線溝であり、配線120,122それぞれの上方に位置する。
その後、エッチングを続ける。これにより、開口パターン230aの下に位置するビア層間絶縁膜220がエッチングされ、接続孔220aが形成される。接続孔220aは、溝242の底面と配線122をつなぐように形成される。この工程において、エッチングストッパー膜230を構成する第2の膜234の低耐性領域234aは除去され、溝234bが形成されるが、溝234bの下に位置する第1の膜232が低耐性領域232aである確率は低い。このため、本工程において、エッチングストッパー膜230に意図しない開口が形成されることは抑制される。
次いで、図4(a)に示すように、接続孔220aの底部に位置するエッチングストッパー膜210を除去する。この工程において、溝242の底部に位置するエッチングストッパー膜230の第1の膜232及び第2の膜234も除去される。また、ビア層間絶縁膜220の表面のうち第1の膜232の低耐性領域232a及び第2の膜の低耐性領域234aそれぞれの下方に位置していた部分には、凹部220bが形成される。
次いで図4(b)に示すように、溝242の側面及び底面、接続孔220aの側面並びに底面、並びに配線層間絶縁膜240上に、バリアメタル膜(図示せず)、及びシートCu膜(図示せず)を形成する。次いでシードCu膜をシードとしためっきを行うことにより、溝242の中、接続孔220aの中、及び配線層間絶縁膜240上にCu膜を形成する。次いで、配線層間絶縁膜240上のCu膜、シードCu膜、及びバリアメタル膜をCMP(Chemical Mechanical Polishing)により除去する。これにより、溝242の中に位置する配線300、及び接続孔220aの中に位置するビア302が形成される。
次に、本発明の作用効果について説明する。エッチングストッパー膜230は、第1の膜232及び第2の膜234により形成されており、第1の膜232の低耐性領域232aと第2の膜234の低耐性領域234aが重なる可能性は低い。このため、溝242及び接続孔220aを形成する工程において、エッチングストッパー膜230に意図しない開口が形成されることを抑制できる。従って、ビア層間絶縁膜220に意図しないピンホールが形成されることを抑制できる。
このため、溝242及び接続孔220aに配線300を埋め込んでも、配線300が意図しない部分と接続することを抑制できる。例えば溝242が配線120の上方にも位置している場合において、配線300が配線122のみではなく配線120にも接続することを抑制できる。従って、半導体装置の歩留まりが向上する。
また、エッチングストッパー膜230を2回以上に分けて形成する点を除いて、既存のプロセスを変更する必要がないため、プロセスパラメータ等の製造条件を変更する必要がない。また生産性が低下することを抑制できる。
また、エッチングストッパー膜230を構成する第1の膜232及び第2の膜234は、互いに同一の材料である。このため、エッチングストッパー膜230の膜厚及び材料を、エッチングストッパー膜230が一層構造の場合と同一にすることにより、エッチングストッパー膜230に起因して電気的特性が変化することを抑制できる。
なお、上記した図では、エッチングストッパー膜230を2層構造としたが、3層以上としても良い。この場合においても、各層は互いに同一の材料から形成されている。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
100 層間絶縁膜
120 配線
122 配線
210 エッチングストッパー膜
220 ビア層間絶縁膜
220a 接続孔
220b 凹部
230 エッチングストッパー膜
230a 開口パターン
232 膜
232a 低耐性領域
234 膜
234a 低耐性領域
234b 溝
240 配線層間絶縁膜
242 溝
300 配線
302 ビア
400 絶縁膜
410 配線
412 配線
420 エッチングストッパー膜
430 ビア層間絶縁膜
440 エッチングストッパー膜
442 低耐性領域
442a ピンホール
444 開口パターン
444a 接続孔
450 配線層間絶縁膜
452 配線溝
460 マスクパターン
470 配線
472 ビア
474 ビア
50 マスクパターン
52 マスクパターン
52a 開口パターン
120 配線
122 配線
210 エッチングストッパー膜
220 ビア層間絶縁膜
220a 接続孔
220b 凹部
230 エッチングストッパー膜
230a 開口パターン
232 膜
232a 低耐性領域
234 膜
234a 低耐性領域
234b 溝
240 配線層間絶縁膜
242 溝
300 配線
302 ビア
400 絶縁膜
410 配線
412 配線
420 エッチングストッパー膜
430 ビア層間絶縁膜
440 エッチングストッパー膜
442 低耐性領域
442a ピンホール
444 開口パターン
444a 接続孔
450 配線層間絶縁膜
452 配線溝
460 マスクパターン
470 配線
472 ビア
474 ビア
50 マスクパターン
52 マスクパターン
52a 開口パターン
Claims (6)
- 第1の絶縁膜を形成する工程と、
前記第1の絶縁膜の上に、互いに同一の材料からなる少なくとも2つの膜を積層したエッチングストッパー膜を形成する工程と、
前記エッチングストッパー膜に第1の開口パターンを形成する工程と、
前記エッチングストッパー膜上及び前記第1の開口パターン内に、第2の絶縁膜を形成する工程と、
前記第2の絶縁膜の上に、前記第1の開口パターンの上方に位置する第2の開口パターンを有するマスクパターンを形成する工程と、
前記マスクパターンをマスクとして前記第2の絶縁膜をエッチングし、引き続き前記エッチングストッパー膜をマスクとして前記第1の絶縁膜をエッチングすることにより、前記第2の絶縁膜に位置する溝、及び前記第1の絶縁膜に位置していて前記溝の底部から下方に延伸する孔を形成する工程と、
を備える半導体装置の製造方法。 - 請求項1に記載の半導体装置の製造方法において、
前記第1の絶縁膜は第1の導電パターンの上に形成され、
前記第1の開口パターンを形成する工程において、前記第1の開口パターンを前記第1の導電パターンの上方に位置させ、
前記溝及び孔を形成する工程において、前記孔を前記溝の底面と前記第1の導電パターンをつなぐように形成し、
前記溝及び孔を形成する工程の後に、前記溝及び前記孔に導電体を埋め込む工程を備える半導体装置の製造方法。 - 請求項2に記載の半導体装置の製造方法において、
前記第1の導電パターンと同一層に位置する第2の導電パターンがあり、
前記第1の絶縁膜を形成する工程において、前記第2の導電パターンの上にも前記第1の絶縁膜を形成し、
前記溝及び前記孔を形成する工程において、前記溝を前記第2の導電パターンの上方にも位置させる半導体装置の製造方法。 - 第1の導電パターンと、
前記第1の導電パターンの上に位置する第1の層間絶縁膜と、
前記第1の層間絶縁膜の上に位置しており、同一の材料からなる少なくとも2つの膜を積層したエッチングストッパー膜と、
前記エッチングストッパー膜の上に位置する第2の層間絶縁膜と、
前記第2の層間絶縁膜に形成され、前記第1の導電パターンの上方に位置しており、底面に前記エッチングストッパー膜が露出している配線溝と、
前記第1の層間絶縁膜及び前記エッチングストッパー膜に形成され、前記配線溝の底面と前記第1の導電パターンをつなぐ接続孔と、
前記接続孔内及び前記配線溝に埋め込まれた第2の導電パターンと、
を備える半導体装置。 - 請求項4に記載の半導体装置において、
前記第1の導電パターンと同一層に位置する第3の導電パターンがあり、
前記第1の層間絶縁膜及び前記第2の導電パターンは前記第3の導電パターンの上方にも形成されている半導体装置。 - 請求項5に記載の半導体装置において、
前記第1の導電パターンは、前記第3の導電パターンとは異なる信号が入力される半導体装置。
Priority Applications (2)
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