JP2010247815A - 車両用アクセルペダル反力付与装置及びその方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車両用アクセルペダル反力付与装置は、2以上の走行状況を検出する第1〜第3付加反力算出部31,32,33と、第1〜第3付加反力算出部31,32,33が検出する走行状況を基に、運転者の踏力により操作されるアクセルペダルにその踏み戻し方向へ、各走行状況に応じて異なる、予め定められた反力目標値に基づいて反力を発生するアクセルペダル反力制御装置4と、第1〜第3付加反力算出部31,32,33が検出する走行状況の変化により反力目標値が増加すると予測し、且つ変化後の走行状況に応じた反力目標値と現在発生している反力との差分値が予め定められた所定の差分値未満である場合、現在発生している反力を減少させる補正をする最終付加反力算出部34と、を備える。
【選択図】図6
Description
ここで、走行状況毎でアクセルペダルの反力制御を異ならせている場合、走行状況が変化すると反力制御も異なるから、アクセルペダルに付与する反力も変化することになる。
本発明の課題は、アクセルペダルに付与する反力を介して走行状況の変化を的確に運転者に伝えることである。
そして、本発明は、走行状況検出手段が検出する走行状況の変化により反力目標値が増加すると予測し、且つ変化後の走行状況に応じた反力目標値と現在発生している反力との差分値が予め定められた所定の差分値未満である場合、現在発生している反力を減少させる補正をする。
本実施形態は、本発明を適用した車両用アクセルペダル反力付与装置である。車両用アクセルペダル反力付与装置は、走行状況を基に、運転者の踏力により操作されるアクセルペダルに対してその踏み戻し方向へ発生する反力を制御する。本実施形態では、自車両の走行状況を、自車両と前方物体との車間距離及び自車両のロックアップクラッチ締結状態として、走行状況に応じてアクセルペダルの反力(以下、単に反力と記載する。)を制御している。
図1及び図2に示すように、車両用アクセルペダル反力付与装置は、レーザレーダ1、車速センサ2、アクセルセンサ3、コントローラ20、アクセルペダル反力制御装置4及びアクセルペダルアクチュエータ5を有する。
車速センサ2は、自車速を検出する。車速センサ2は、例えば車輪速センサを基に、自車速を検出する。例えば、車速センサ2は、従動輪の車輪の車輪速や、前後輪の車輪速の平均値を基に、自車速を検出する。車速センサ2は、検出した自車速をコントローラ20に出力する。
コントローラ20は、車両用アクセルペダル反力付与装置全体の制御を行う。図3は、コントローラ20の構成を示す。図3に示すように、コントローラ20は、障害物認識部21、車間距離閾値算出部22、ロックアップクラッチ締結状態判定部23及び目標ペダル付加反力算出部30を有する。図3に示すように、コントローラ20には、前方物体情報(車間距離、存在方向等)、自車速及びアクセル開度が入力されている。
車間距離閾値算出部22は、入力された自車両周囲の障害物状況を基に、車間距離閾値を算出する。具体的には、車間距離閾値算出部22は、第1車間距離閾値及び第2車間距離閾値を算出する。車間距離閾値算出部22による第1車間距離閾値及び第2車間距離閾値の算出手順については、後で詳述する。車間距離閾値算出部22は、算出した車間距離閾値(第1車間距離閾値及び第2車間距離閾値)を目標ペダル付加反力算出部30に出力する。
第1及び第2付加反力算出部31,32は、入力された車間距離閾値(第1車間距離閾値及び第2車間距離閾値)を基に目標ペダル付加反力を算出する。第1及び第2付加反力算出部31,32は、目標ペダル付加反力として、アクセルペダルに付与する力を制御するための反力指令値を算出する。目標ペダル付加反力(反力指令値)は、アクセルペダルに目標の反力値を発生させるためにアクセルペダル反力制御装置4を駆動する制御指令値になる。
図7に示すように、先ずステップS1において、障害物認識部21は、レーザレーダ1が検出した車間距離Lを含む前方物体情報、及び車速センサ2が検出した自車速を読み込む。
ここでは、障害物認識部21は、前回の処理周期以前に前記ステップS1で読み込んだ前方物体情報及び自車速と今回の処理周期で前記ステップS1で読み込んだ前方物体情報及び自車速とを基に、自車両に対しての前方物体の相対位置、移動方向又は移動速度を認識する。具体的には、障害物認識部21は、前回の処理周期以前に前記ステップS1で読み込み不図示のメモリに記憶等されている自車両に対しての前方物体の相対位置、移動速度又は存在方向と、今回の処理周期で前記ステップS1で読み込んだ自車両に対しての前方物体の相対位置、移動速度又は存在方向とを比較する。そして、障害物認識部21は、その比較結果を基に、現在検出している前方物体の相対位置、移動速度又は移動方向を認識する。
続いてステップS3及びステップS4において、車間距離閾値算出部22は、第1車間距離閾値及び第2車間距離閾値を算出する。
L1,L2=f(Vsp,Vr,Vp) ・・・(1)
Lh1=Vp×Th1
Tr1=(L−Lh1)/Vr
Lr1=Tr1×Vr
L1=Lh1+Lr1
但し、Th1は予め定められた車間時間である。
Lh2=Vp×Th2
Tr2=(L−Lh2)/Vr
Lr2=Tr2×Vr
L2=Lh2+Lr2
但し、Th2はTh1よりも大きい、予め定められた車間時間である。
第2付加反力算出部32は、算出したプレ反力の目標ペダル付加反力(反力指令値)を最終付加反力算出部34に出力する。
反力B=反力A×ΔACC×K1 ・・・(2)
ここで、K1はゲインである。アクセルペダルの踏み増し量ΔACCは、車間距離Lが第1車間距離閾値L1よりも小さくなった時点を起算点としたアクセルペダルの踏み増し量である。なお、起算点を第2車間距離閾値L2とすることもできる。この(2)式では、アクセルペダルの踏み増し量ΔACCが多くなると反力Bは小さくなる。このように反力Bを算出することで、運転者が自らの意思でアクセルペダルを踏み増したときには、本反力(反力B部分)を小さくしている。
一方、第3付加反力算出部33は、ロックアップクラッチ締結状態判定部23の判定結果(アクセルペダルストロークAPSの閾値APS1)を基に目標ペダル付加反力(反力指令値)を算出する。具体的には、第3付加反力算出部33は、踏み込み側のアクセルペダルストロークAPSが前記図5の関係線図から求めた閾値APS1に達した場合、反力の演算を開始し、所定の傾き(増加割合)eでもって反力を予め定められた反力である反力Gとなるまで増加させるように目標ペダル付加反力τeを算出する。このときの目標ペダル付加反力は、踏力付加手段を構成するアクチュエータ(アクセルペダルアクチュエータ5)を作動させて、アクセルペダルの踏み込み側の踏力を大きくするための値である。第3付加反力算出部33は、算出した目標ペダル付加反力(反力指令値)を最終付加反力算出部34に出力する。
ここで、前記ステップS11〜ステップS12において“Yes”との判定結果を得てステップS14に進んでいるときには、他の反力は、通常は、遷移すると予測された反力の実際の値(実時間での目標ペダル付加反力)となる。また、ここでいう現在の反力は、前記ステップS22やステップS23にて第1補正量もしくは第2補正量で減少補正されている場合には、その減少補正後の値になる。
また、例えば、前記ステップS12で遷移後の反力の方が小さいと判定している場合には、通常は、現在の反力が維持されて最終目標ペダル付加反力τ(最終反力指令値)となる。
また、図12に示すように、車体には、一般的に反力(通常反力)を発生させるものとして、アクセルペダル100のアーム部101と車体フロア110との間に弾性体6を配置している。例えば、弾性体6には、スプリングやバネがある。これによりアクセルペダル100に付与される反力は、弾性体6によって付与される反力(通常反力)に対し、アクセルペダルアクチュエータ5によって付与される反力が付加された反力となる。
(車間距離に基づく反力制御)
車両用アクセルペダル反力付与装置は、車両走行中の走行状況データを読み込み、前方物体の状況を認識する(前記ステップS1、ステップS2)。
図13は、車両用アクセルペダル反力付与装置によって付与されるアクセルペダル反力の変化を経時変化で示す一例となる。例えば、時間とともに車間距離Lが小さくなっていったときに得られるアクセルペダル反力の変化である。アクセルペダル反力は、プレ反力及び本反力の何れかである。ここで、図13に記載のアクセルペダル反力は車両用アクセルペダル反力付与装置によって付与されるアクセルペダル反力のみを記載したものであり、通常反力は考慮していない。なお、同様に図8、図9及び図14に記載のアクセルペダル反力にも通常反力は考慮していない。
アクセルペダル反力としてプレ反力を発生させるシーンとしては、自車両が前方車両に近づいていき、運転者がアクセル操作で車間距離を維持するような接近度合いとなるシーンがある。また、他の車両が自車両の前に割り込んできた場合や、他の車間距離制御装置(ACC、adaptivecruise control)から本制御装置に切り替わった場合等で、車間距離の値が第2車間距離閾値L2を突然割り込むようなシーンである。このような場合に、車両用アクセルペダル反力付与装置は、運転者が認識できる程度のプレ反力をアクセルペダル反力として発生させる。
車両用アクセルペダル反力付与装置は、車両走行中に入力された自車速VspとアクセルペダルストロークAPSとの信号を基に、ロックアップクラッチが締結状態(L/U)にある場合には、前記図5の関係線図α上で、自車速Vspに対応するアクセルペダルストロークAPSの閾値APS1を得る。
これにより、ロックアップクラッチ締結状態(L/U)の領域から、アクセルペダルストロークAPSの値が閾値APS1に達すると、アクセルペダル2の踏み込み側の踏力が増大する。この結果、ロックアップクラッチ解放状態(非L/U)の領域でのアクセルペダルの踏み込み側の踏力が大きくなる。それゆえ、前記図4に示すように、アクセルペダルストロークAPSが閾値APS1を超えた部分で、斜線で表す踏力増領域Bの分だけ踏力を増大させることができる。
車両用アクセルペダル反力付与装置は、反力(反力を付与する走行状況)が遷移すると予測し、現在の反力目標値よりも予測した遷移後の反力目標値の方が大きく、且つ現在の反力(現在付与している反力)と遷移後の反力目標値との偏差が所定の偏差未満であれば(第1補正量未満もしくは第2補正量未満であれば)、現在の反力を減少させる補正をする(前記ステップS11〜ステップS13、前記図11)。
このとき、車両用アクセルペダル反力付与装置は、本反力の反力目標値となる反力Aに対して所定の差分値(第2補正量)を確保すべく、プレ反力制御に用いている目標ペダル付加反力τp(現在の反力)を減少補正する。ここで、車両用アクセルペダル反力付与装置は、所定の減少割合をもって徐々に所望の反力(反力F)まで減少させることもできる。
(1)本実施形態では、走行状況を自車両と前方物体との車間距離や自車両のロックアップクラッチ締結状態として、車間距離やロックアップクラッチ締結状態に基づいて反力制御を行っている。これに対して、これら以外の他の走行状況に基づいて反力制御を行うこともできる。例えば、自車速や旋回走行時の走行抵抗に基づいて反力制御を行うこともできる。具体的には、例えば自車速が運転者によって設定された設定車速を超えた場合にアクセルペダル反力を増大させて、運転者のアクセルペダル操作を支援する装置や、走行抵抗が大きいほどアクセルペダル反力を低減して運転者のアクセルペダル操作を支援する装置等の、アクセルペダル反力制御を行う装置が考えられる。
これにより、走行状況が遷移すると予測し、その遷移後の反力目標値が現在の反力目標値よりも大きく、且つ遷移すると予測される走行状況に基づいて反力を発生させる優先度が高ければ(現在付与している走行状況に基づく反力が、走行状況の遷移後に付与する反力よりも低いリスクに基づく反力である場合)、現在の反力を減少させる補正をする。よって、走行状況が遷移すると予測し、その遷移すると予測される走行状況に基づく反力目標値が現在の走行状況に基づく反力目標値よりも大きくても、遷移すると予測される走行状況に基づいて反力を発生させる優先度が低ければ、現在の反力を減少させる補正を行わないようにする。すなわち、例えば本実施例においてプレ反力の反力目標値である反力Cはロックアップクラッチの締結状態に基づく反力目標値である反力Gよりも大きいが、これが反対に反力Gが反力Cよりも大きい場合を考える。この場合、プレ反力は車間距離に基づいて付与される反力であり、ロックアップクラッチの締結状態に基づく反力よりも高いリスクに基づく反力である為、プレ反力からロックアップクラッチの締結状態に基づく反力に遷移する場合は、反力Gが反力Cよりも大きくても、現在の反力を減少させる補正を行わないようにする。
(5)前記図14では、減少補正後の反力(反力E、反力F)が所定の値になっている。これに対して、所定の差分値(第1補正量、第2補正量)を確保できるのであれば、減少補正後の反力(反力E、反力F)を零にすることもできる。
図15は、その一例を示す。図15に示すように、アクセル開度が大きいほど補正量を少なくする。ここで、アクセル開度が大きいほど前方物体への近付き度合いが大きくなりリスク度合いが高くなる。そのため、アクセル開度が大きいほど補正量を少なくして減少補正後の反力を大きい値として確保することで、リスク度合いが高い状況に対応させて大きい反力を付加することができる。
ここで、アクセル開度が大きいほど前方物体への近付き度合いが大きくなりリスク度合いが高くなる。そのため、アクセル開度が大きいほど反力目標値を大きくして反力(反力A、反力C)を大きい値として確保することで、リスク度合いが高い状況に対応させて大きい反力を付加することができる。
また、最終付加反力算出部34、アクセルペダル反力制御装置4及びアクセルペダルアクチュエータ5は、前記走行状況検出手段が検出する走行状況を基に、運転者の踏力により操作されるアクセルペダルにその踏み戻し方向へ、各走行状況に応じて異なる、予め定められた反力目標値に基づいて反力を発生する反力発生手段を実現している。
また、変化後の走行状況に応じた反力目標値とは、第1付加反力算出部31が算出する反力目標値(反力A)であり、この場合、減少させる補正の対象となる反力は、第2付加反力算出部32又は第3付加反力算出部33が算出する目標ペダル付加反力(反力指令値)に基づいて現在発生している反力である。 また、この実施形態では、2以上の走行状況を基に、運転者の踏力により操作されるアクセルペダルに対してその踏み戻し方向へ、各走行状況に応じて異なる、予め定められた反力目標値に基づく反力を発生する車両用アクセルペダル反力付与方法において、走行状況の変化により前記反力目標値が増加すると予測し、且つ走行状況が変化した後の前記反力目標値と現在発生している反力との差分値が予め定められた所定の差分値未満である場合に、現在発生している反力を減少させる補正をする車両用アクセルペダル反力付与方法を実現している。
(1)走行状況検出手段は、2以上の走行状況を検出する。
また、反力発生手段は、走行状況検出手段が検出する走行状況を基に、運転者の踏力により操作されるアクセルペダルにその踏み戻し方向へ、走行状況に応じて異なる、予め定められた反力目標値に基づいて反力を発生する。
これにより、変化後の走行状況に応じて増加する反力をその増加前の反力に対して際立たせることができる。
この結果、アクセルペダルに付与する反力を介して走行状況の変化を的確に運転者に伝えることができる。
すなわち、反力補正手段は、変化後の走行状況に応じた反力目標値と、現在発生している反力との間に差分値を確保するように、現在発生している反力を減少させる補正をする。
これにより、変化後の走行状況に応じて増加する反力変化を確実に運転者に伝えることができる。
これにより、優先度を考慮して反力を減少させる補正を行うことができる。この結果、優先度の観点から適切に反力を減少させる補正を行うことができ、不用意な反力の補正を防止できる。
これにより、リスク度合いを考慮して反力を減少させる補正を行うことができる。この結果、リスク度合いの観点から適切に反力を減少させる補正を行うことができ、不用意な反力の補正を防止できる。
これにより、変化後の走行状況に基づいて発生させる反力目標値に対応させて、走行状況が変化する際の反力の変化を大きくすることができる。
(6)所定の差分値は、アクセル開度を基に設定される。
これにより、リスク度合いに適合した反力を発生させることができる。
これにより、走行状況の変化により反力目標値が増加することを簡単に予測できる。
これにより、徐々に反力が減少していくため、減少補正時の反力の変化が運転者に違和感を与えてしまうのを防止できる。
これにより、運転者のアクセルペダル操作に適合した反力を発生させることができる。
(10)各走行状況に応じた反力目標値をアクセル開度を基に設定する。
これにより、リスク度合いに適合した反力を発生させることができる。
Claims (11)
- 2以上の走行状況を検出する走行状況検出手段と、
前記走行状況検出手段が検出する走行状況を基に、運転者の踏力により操作されるアクセルペダルにその踏み戻し方向へ、各走行状況に応じて異なる、予め定められた反力目標値に基づいて反力を発生する反力発生手段と、
前記走行状況検出手段が検出する走行状況の変化により前記反力目標値が増加すると予測し、且つ変化後の走行状況に応じた前記反力目標値と前記反力発生手段によって現在発生している反力との差分値が予め定められた所定の差分値未満である場合、前記反力発生手段によって現在発生している反力を減少させる補正をする反力補正手段と、
を備えることを特徴とする車両用アクセルペダル反力付与装置。 - 前記反力補正手段は、前記走行状況検出手段が検出する走行状況の変化により前記反力目標値が増加すると予測した場合に、変化後の走行状況に応じた前記反力目標値と前記反力発生手段によって現在発生している反力との差分値が前記予め定められた所定の差分値以上となるように、前記反力発生手段によって現在発生している反力を減少させる補正をすることを特徴とする請求項1に記載の車両用アクセルペダル反力付与装置。
- 前記反力補正手段は、変化後の走行状況に応じて反力を発生させることの優先度が現在の走行状況に応じて反力を発生させることの優先度よりも高ければ、前記反力発生手段によって現在発生している反力を減少させる補正をすることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用アクセルペダル反力付与装置。
- 前記優先度は、走行状況におけるリスク度合いが高いときには、前記リスク度合いが低いときよりも高いことを特徴とする請求項3に記載の車両用アクセルペダル反力付与装置。
- 前記所定の差分値は、変化後の走行状況に応じた前記反力目標値に対応して設定されることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の車両用アクセルペダル反力付与装置。
- 前記所定の差分値は、アクセル開度を基に設定されることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の車両用アクセルペダル反力付与装置。
- 2以上の走行状況のうちの一の走行状況は、自車両と周囲の物体との接近度合いであり、
前記反力補正手段は、自車両と周囲の物体との接近度合いを基に、前記走行状況検出手段が検出する走行状況が前記一の走行状況に変化することにより前記反力目標値が増加すると予測することを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の車両用アクセルペダル反力付与装置。 - 前記反力補正手段は、予め定められた所定の減少割合で前記反力を減少させる補正をすることを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の車両用アクセルペダル反力付与装置。
- 前記各走行状況に応じた反力目標値は、路面勾配を基に設定されることを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載の車両用アクセルペダル反力付与装置。
- 前記各走行状況に応じた反力目標値は、アクセル開度を基に設定されることを特徴とする請求項1〜9の何れか1項に記載の車両用アクセルペダル反力付与装置。
- 2以上の走行状況を基に、運転者の踏力により操作されるアクセルペダルに対してその踏み戻し方向へ、各走行状況に応じて異なる、予め定められた反力目標値に基づく反力を発生する車両用アクセルペダル反力付与方法において、
走行状況の変化により前記反力目標値が増加すると予測し、且つ走行状況が変化した後の前記反力目標値と現在発生している反力との差分値が予め定められた所定の差分値未満である場合に、現在発生している反力を減少させる補正をすること
を特徴とする車両用アクセルペダル反力付与方法。
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