JP2010234344A - 中空糸膜モジュールとその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ポリオレフィンから成る中空糸膜1を複数結束して、この中空糸膜1の結束端部1a側をポッティングした中空糸膜フィルタ4を内蔵した中空糸膜モジュールである。この中空糸膜モジュールは、中空糸膜1が、中和剤、酸化防止剤、光安定剤等の無機物および/或は有機物を溶出する添加物を含まない無添加ポリオレフィンにより設けられている。
【選択図】図1
Description
一方、同文献1〜3においては、中空糸膜フィルタを構成する部材を、ポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィンとすることで、一般的な中空糸膜フィルタに比較して幅広い薬品に適用することが可能になっている。
その理由として、フィルタ孔径が小さいことは、高純度薬品中のパーティクル、ゲル等の異物を確実の捕捉することに繋がるためである。ここで、フィルタ孔径の測定には、一般にバブルポイント(BP)法が用いられる。バブルポイントは、フィルタを2-プロパノール等の有機溶剤で充分湿潤化した後、フィルタに空気を送り込み徐々に加圧し、フィルタより気泡が発生した時の空気圧を読み取ることで測定される。フィルタ孔径とバブルポイントとは、反比例の関係があり、バブルポイントが高いほどフィルタ孔径が小さくなる。
したがって、中空糸膜の灰分量が多いということは、中空糸膜中に無機物を多く含有することであり、その中空糸膜を使用して作製された中空糸膜フィルタは高純度薬品に対して金属溶出量が多くなる傾向にある。この場合、灰分量が0.01%を超えると、その中空糸膜を使用して作製された中空糸膜フィルタは金属溶出量が多くなり、高純度薬品のろ過には適さない。そのため、灰分量は、前述したように0.01%以下とすることがよい。
まず、混練工程10において、無機物および/或は有機物を溶出する中和剤、酸化防止剤、光安定剤等の添加物を含有しない無添加ポリオレフィンと、この無添加ポリオレフィンの融点以上で相溶しかつ実質的に揮発しない溶媒と、核剤とを、ポリオレフィンの融点以上の温度で均一に混練してポリマー溶液を作製する。
この場合、溶媒の含有割合が50重量部未満では、空隙形成材として働く溶媒が極めて少なくなって充分な微細孔の形成が困難となる。また、溶媒の含有割合が150重量部を超えると、空隙形成材として働く溶媒が多い状態になるため、中空糸膜組織の微細化が不充分となって高純度薬品に要求される高いろ過精度の中空糸膜が作製できなくなる。
本発明では、溶媒含有量を少なくすることで空隙を小さくし、中空糸膜組織を微細化している。
本発明では、核剤を上記のような割合で含有させ、一般的な添加量の2倍を超えるようにすることで、相分離過程で核増加させるメカニズムによって中空糸膜構造を微細化し、高いろ過精度の中空糸膜を作製している。
続いて、前記工程でポリオレフィンと溶媒と核剤とを均一に混練した溶液を、押出成形工程11において二重管構造である環状ノズルより中空糸状に押出成形する。この場合、中空部に中空糸形成気体を注入しながら中空糸状に押し出すとともに、中空糸外側を水浴で冷却することで相分離を生起し、ポリオレフィン結晶粒子が生成し、中空糸膜としての骨格が形成される。中空糸外側のポリオレフィン結晶粒子の大きさは、水浴の温度が低いすなわち冷却速度が速いと小さく、水浴の温度が高いすなわち冷却速度が遅いと大きくなる。
続いて、押出成形された中空糸は、冷却されて相分離された後に、有機溶剤で溶媒を抽出除去され、乾燥された後、さらに、延伸工程12により、延伸、熱固定され、中空糸膜となる。
溶媒を抽出除去する有機溶剤としては、溶媒の良溶媒でポリオレフィンの貧溶媒である有機溶剤が好ましく、ジクロロメタン、トリクロロエチレン等のハロゲン化炭化水素、ヘキサン、ヘプタン、トルエン等の炭化水素が用いられる。
続いて、封止工程において、作製された中空糸膜1を複数結束し、フィルタケース2(又は、図示しないフィルタハウジング)に挿入し、この中空糸膜1の結束端部1aにおける中空糸膜1相互の隙間、及び、結束端部1aとフィルタケース2との隙間を、ポリエチレンからなる封止材によってポッティングしてポッティング部3を形成する。
このようにして中空糸膜フィルタ4が設けられ、この中空糸膜フィルタ4にキャップ6が接続されて中空糸膜モジュールが構成される。
供試品1:中空糸膜の作製
先ず、混練工程10において、密度0.90g/cm3、メルトフローレート7.5g/10minの無添加ポリオレフィンである無添加ポリプロピレン100重量部と、核剤0.65重量部をドライブレンドにした混合物を二軸押出機に投入した。二軸押出機の液体注入口より、無添加ポリプロピレン100重量部に対し、105重量部となるように、溶媒である流動パラフィンを注入しながら、均一に加熱混練し、水冷して、ペレット化した。
上記の工程によって得られた中空糸膜を一定間隔に配列し、上下2枚の帯状の低密度ポリエチレンフィルムで挟んで、熱融着によりスダレ状に一体化した後、2つ折りして螺旋状に巻き込み、端部に低密度ポリエチレンフィルムが貼り付けられた中空糸膜束を作製した。その中空糸膜束を、封止工程13において、高密度ポリエチレン製のフィルタケースに挿入し、端部を135℃に加熱された金型内で60分間加熱し、冷却した後、金型から取り外し、固化したポッティング部の端部を切断し、中空糸膜束を開口させた。その中空糸膜がポッティングされたフィルタケースにOリング溝を備えたキャップを溶着し、中空糸膜モジュールを作製した。
供試品1で作製した中空糸膜モジュールをステンレス製のフィルタハウジングに入れ、電子工業グレードの2-プロパノールを60分間循環通液した後、比抵抗値17MΩ・cmの超純水を10L通水し、再び電子工業グレードの2-プロパノールを5L通液して、洗浄処理した。その後、クリーンドライエアを24h通風し、乾燥した。
供試品3〜9の中空糸膜と中空糸膜モジュールについては、供試品1と同様の方法により作製した。各供試品の核剤重量部の割合と、流動パラフィン重量部との割合とを表1に示す。
また、表1に示すように、分析の結果として、供試品3の中空糸膜は、外径498μm、内径328μm、バブルポイント0.58MPa、透過流束0.51ml/cm2・min、灰分量0.003%であった。供試品4の中空糸膜は、外径521μm、内径361μm、バブルポイント0.48MPa、透過流束0.7ml/cm2・min、灰分量0.003%であった。供試品5の中空糸膜は、外径493μm、内径333μm、バブルポイント0.547MPa、透過流束0.55ml/cm2・min、灰分量0.003%であった。供試品6の中空糸膜は、外径503μm、内径349μm、バブルポイント0.53MPa、透過流束0.62ml/cm2・min、灰分量0.003%であった。供試品7の中空糸膜は、外径502μm、内径345μm、バブルポイント0.48MPa、透過流束0.71ml/cm2・min、灰分量0.003%であった。供試品8の中空糸膜は、外径492μm、内径336μm、バブルポイント0.43MPa、透過流束0.8ml/cm2・min、灰分量0.003%であった。供試品9の中空糸膜は、外径574μm、内径408μm、バブルポイント0.78MPa、透過流束0.24ml/cm2・min、灰分量0.003%であった。
混練工程10において、密度0.96g/cm3、メルトフローレート0.35g/10minの無添加高密度ポリエチレン100重量部と核剤0.35重量部をドライブレンドにした混合物を二軸押出機に投入した。二軸押出機の液体注入口より、無添加高密度ポリエチレン100重量部に対し、92重量部となるように流動パラフィンを注入しながら均一に加熱混練し、水冷してペレット化した。
上記によって得られた中空糸膜を一定間隔に配列し、上下2枚の帯状の低密度ポリエチレンフィルムで挟んで、熱融着によりスダレ状に一体化した後、2つ折りして螺旋状に巻き込み、端部に低密度ポリエチレンフィルムが貼り付けられた中空糸膜束を作製した。その中空糸膜束を高密度ポリエチレン製のフィルタケースに挿入し、封止工程13において端部を140℃に加熱された金型内で55分間加熱し、冷却した後、金型から取り外し、固化したポッティング部の端部を切断し、中空糸膜束を開口させた。その中空糸膜がポッティングされたフィルタケースにOリング溝を備えたキャップを溶着し、中空糸膜モジュールを作製した。
供試品10で作製した中空糸膜モジュールをステンレス製のフィルタハウジングに入れ、電子工業グレードの2−プロパノールを60分間循環通液した後、比抵抗値17MΩ・cmの超純水を30L通水し、再び電子工業グレードの2−プロパノールを5L通液して、洗浄処理した。その後、クリーンドライエアを24h通風し、乾燥した。
比較例1:中空糸膜の作製
先ず、密度0.90g/cm3、メルトフローレート7.5g/10minのポリプロピレン100重量部と核剤0.2重量部をドライブレンドにした混合物を二軸押出機に投入した。二軸押出機の液体注入口より、ポリプロピレン100重量部に対し、113重量部となるように流動パラフィンを注入しながら、均一に加熱混練し、水冷して、ペレット化した。
上記によって得られた中空糸膜を一定間隔に配列し、上下2枚の帯状の低密度ポリエチレンフィルムで挟んで、熱融着によりスダレ状に一体化した後、2つ折りして螺旋状に巻き込み、端部に低密度ポリエチレンフィルムが貼り付けられた中空糸膜束を作製した。その中空糸膜束を、高密度ポリエチレン製のフィルタケースに挿入し、端部を135℃に加熱された金型内で60分間加熱し、冷却した後、金型から取り外し、固化したポッティング部の端部を切断し、中空糸膜束を開口させた。その中空糸膜がポッティングされたフィルタケースにOリング溝を備えたキャップを溶着し、中空糸膜モジュールを作製した。
比較品1で作製した中空糸膜モジュールをステンレス製のフィルタハウジングに入れ、電子工業グレードの2−プロパノールを60分間循環通液した後、比抵抗値17MΩ・cmの超純水を10L通水し、再び電子工業グレードの2−プロパノールを5L通液して、洗浄処理した。その後、クリーンドライエアを24h通風し、乾燥した。
比較品3、4については、供試品1と同様の方法により作製した。比較品3、4は、供試品1と同様に無添加ポリプロピレン100重量部とはしているものの、流動パラフィンと核剤との重量部の割合を変えたものである。その際の核剤重量部の割合と、流動パラフィン重量部との割合を表1に示す。表1に示すように、分析の結果、比較品3の中空糸膜は、外径520μm、内径342μm、バブルポイント0.24MPa、透過流束3.08ml/cm2・min、灰分量0.003%であった。また、比較品4の中空糸膜は、外径515μm、内径349μm、バブルポイント0.36MPa、透過流束1.44ml/cm2・min、灰分量0.003%であった。このように、流動パラフィンと核剤の無添加ポリオレフィンに対する重量割合が供試品1の割合から大きく外れた場合には、バブルポイントの値が小さくなっている。
先ず、密度0.96g/cm3、メルトフローレート5.2g/10minの高密度ポリエチレン100重量部と核剤0.15重量部をドライブレンドにした混合物を二軸押出機に投入した。二軸押出機の液体注入口より、高密度ポリエチレン100重量部に対し、92重量部となるように流動パラフィンを注入しながら、均一に加熱混練し、水冷してペレット化した。
上記により得られた中空糸膜を一定間隔に配列し、上下2枚の帯状の低密度ポリエチレンフィルムで挟んで、熱融着によりスダレ状に一体化した後、2つ折りして螺旋状に巻き込み、端部に低密度ポリエチレンフィルムが貼り付けられた中空糸膜束を作製した。その中空糸膜束を高密度ポリエチレン製のフィルタケースに挿入し、端部を140℃に加熱された金型内で55分間加熱し、冷却した後、金型から取り外し、固化したポッティング部の端部を切断し、中空糸膜束を開口させた。その中空糸膜がポッティングされたフィルタケースにOリング溝を備えたキャップを溶着し、中空糸膜モジュールを作製した。
比較品5で作製した中空糸膜モジュールをステンレス製のフィルタハウジングに入れ、電子工業グレードの2−プロパノールを60分間循環通液した後、比抵抗値17MΩ・cmの超純水を30L通水し、再び電子工業グレードの2−プロパノールを5L通液して、洗浄処理した。その後、クリーンドライエアを24h通風し、乾燥した。
1a 結束端部
3 ポッティング部
4 中空糸膜フィルタ
10 混練工程
11 押出成形工程
12 延伸工程
13 封止工程
Claims (6)
- ポリオレフィンから成る中空糸膜を複数結束して、この中空糸膜の結束端部側をポッティングした中空糸膜フィルタを内蔵した中空糸膜モジュールであって、前記中空糸膜を、中和剤、酸化防止剤、光安定剤等の無機物および/或は有機物を溶出する添加物を含まない無添加ポリオレフィンにより設けたことを特徴とする中空糸膜モジュール。
- 前記中空糸膜の灰分量を0.01%以下とした請求項1に記載の中空糸膜モジュール。
- 前記中空糸膜フィルタのポッティング部分をポリエチレンにより設けた請求項1又は2に記載の中空糸膜モジュール。
- 無機物および/或は有機物を溶出する中和剤、酸化防止剤、光安定剤等の添加物を含有しない無添加ポリオレフィンと、この無添加ポリオレフィンの融点以上で相溶しかつ実質的に揮発しない溶媒と、核剤とを高温で混練して均一溶液にし、この溶液を中空糸状に押出成形し、これを冷却して相分離させた後、溶媒を抽出除去し、さらに延伸処理して中空糸膜を作製し、次いで、この中空糸膜を複数結束して、この中空糸膜の結束端部をポリエチレン等のポリオレフィンでポッティングして中空糸膜フィルタを設けたことを特徴とする中空糸膜モジュールの製造方法。
- 請求項4に記載の中空糸膜モジュールの製造方法において、無添加ポリオレフィンと溶媒と核剤とを混練するに際し、無添加ポリオレフィン100重量部に対して、溶媒50〜150重量部、かつ、核剤0.2〜2.0重量部を含有させると共に、熱誘起相分離法により膜組織を微細化させた中空糸膜モジュールの製造方法。
- 前記中空糸膜の灰分量を0.01%以下とした請求項4又は5に記載の中空糸膜モジュールの製造方法。
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