JP2010220768A - 複合シートの製造方法及び製造装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】製造装置を大きくすることなく、SAP等の液体吸収性粒状物の幅方向の積層分布の均一化を図る。
【解決手段】第1シートと第2シートとの間に、液体を吸収する吸収体が挟まれてなる複合シートの製造方法であって、連続する第1シートを搬送する搬送工程と、第1シートに向けて液体吸収性粒状物を落下するとともに、成形型内の吸気孔からの吸気により液体吸収性粒状物を第1シートの前記成形型に対応する部分に積層して吸収体を成形する成形工程と、第1方向に沿って連続して搬送される第2シートを、吸収体が積層された第1シートに重ね合わせて接合する接合工程と、を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、使い捨ておむつ等の吸収性物品に係る複合シートの製造方法及び製造装置に関する。
排泄液等の液体を吸収する吸収性物品の一例として使い捨ておむつや生理用ナプキン等が使用されている。これらの吸収性物品は、通常、パルプ繊維を所定形状に成形してなる吸収体を備えているが、最近では、パルプ繊維等の液体吸収性繊維を用いずに、粒状の高吸収性ポリマー(以下、SAPとも言う)を用いて吸収体を構成することが検討されている。その場合、吸収体は複合シートの形態で使用される。つまり、第1シートと第2シートとの間に、粒状のSAPからなる吸収体を挟んでなる複合シートが製造される。
このような複合シートを製造するための技術として、特許文献1には、搬送方向に連続するシート上にSAPを落下させて吸収体を成形する際に、滑落板を用いることが開示されている。すなわち、SAPが滑落板を滑落する過程でSAPがシートの幅方向に分散し、これにより、シート上におけるSAPの幅方向の積層分布の均一化を図っている。
特開2007−50380号
ここで、当該SAPの幅方向の積層分布の均一化は、滑落板上を滑落する滑落経路長が長ければ長い程、高め得ると考えられるが、滑落経路長を稼ぐには、長い滑落板を用いざるを得ず、その場合には、装置が長大化してしまう。
本発明は、上記のような従来の問題に鑑みてなされたものであって、製造装置を大きくすることなく、SAP等の液体吸収性粒状物の幅方向の積層分布の均一化を図れる複合シートの製造方法及び製造装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための主たる発明は、
第1シートと第2シートとの間に、液体を吸収する吸収体が挟まれてなる複合シートの製造方法であって、
表面に凹状に形成された成形型を具備し、前記表面の幅方向と直交する第1方向に沿って移動する成形型部材に対して、前記第1方向に連続する前記第1シートを前記表面にて当接させて前記第1シートを搬送する搬送工程と、
前記表面に当接している前記第1シートに向けて液体吸収性粒状物を落下するとともに、前記成形型内の吸気孔からの吸気により前記液体吸収性粒状物を前記第1シートの前記成形型に対応する部分に積層して前記吸収体を成形する成形工程と、
前記第1方向に沿って連続して搬送される前記第2シートを、前記吸収体が積層された前記第1シートに重ね合わせて接合する接合工程と、を備え、
前記成形工程には、斜面を有する斜面部材が上下方向に複数設けられており、
前記斜面における前記第1方向の上流端の高さと下流端の高さとは互いに異なり、
前記液体吸収性粒状物は、前記複数の斜面部材の斜面を順次滑落しながら前記幅方向に分散されて前記成形型部材上の前記第1シート上へ落下し、
前記複数の斜面部材のうちの少なくとも一つの斜面部材は、上方に隣り合う斜面部材から落下した前記液体吸収性粒状物の滑落方向を反転させて滑落させることを特徴とする複合シートの製造方法である。
また、
第1シートと第2シートとの間に、液体を吸収する吸収体が挟まれてなる複合シートの製造装置であって、
表面に凹状に形成された成形型を具備し、前記表面の幅方向と直交する第1方向に沿って移動する成形型部材であって、前記第1方向に連続する前記第1シートを前記表面にて当接させて前記第1シートを搬送する成形型部材と、
前記表面に当接している前記第1シートに向けて前記液体吸収性粒状物を落下して供給する液体吸収性粒状物供給機構と、
前記液体吸収性粒状物を前記第1シートの前記成形型に対応する部分に積層して前記吸収体を成形すべく、前記成形型内の吸気孔からの吸気を行う吸気機構と、
前記第1方向に沿って連続して搬送される前記第2シートを、前記吸収体が積層された前記第1シートに重ね合わせて接合する接合機構と、を備え、
前記液体吸収性粒状物供給機構は、斜面を有する斜面部材を上下方向に複数有し、
前記斜面における前記第1方向の上流端の高さと下流端の高さとは互いに異なり、
前記液体吸収性粒状物は、前記複数の斜面部材の斜面を順次滑落しながら前記幅方向に分散されて前記成形型部材上の前記第1シート上へ落下し、
前記複数の斜面部材のうちの少なくとも一つの斜面部材は、上方に隣り合う斜面部材から落下した前記液体吸収性粒状物の滑落方向を反転させて滑落させることを特徴とする複合シートの製造装置である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、製造装置を大きくすることなく、SAP等の液体吸収性粒状物の幅方向の積層分布の均一化を図ることができる。
図1Aは、使い捨ておむつの吸収性本体1の平面図であり、図1Bは図1A中のB−B断面図である。 吸収性本体1の製造装置10の側面模式図である。 回転ドラム20の斜視図である。 図4Aは、SAP供給装置30の拡大図であり、図4Bは、図4A中のB−B断面図である。 図5A乃至図5Cは、吸収体3の周方向Dcの積層分布の偏りを抑える方法の説明図である。 図6A及び図6Bは、それぞれ、下段の滑落板36の変形例の斜視図である。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
第1シートと第2シートとの間に、液体を吸収する吸収体が挟まれてなる複合シートの製造方法であって、
表面に凹状に形成された成形型を具備し、前記表面の幅方向と直交する第1方向に沿って移動する成形型部材に対して、前記第1方向に連続する前記第1シートを前記表面にて当接させて前記第1シートを搬送する搬送工程と、
前記表面に当接している前記第1シートに向けて液体吸収性粒状物を落下するとともに、前記成形型内の吸気孔からの吸気により前記液体吸収性粒状物を前記第1シートの前記成形型に対応する部分に積層して前記吸収体を成形する成形工程と、
前記第1方向に沿って連続して搬送される前記第2シートを、前記吸収体が積層された前記第1シートに重ね合わせて接合する接合工程と、を備え、
前記成形工程には、斜面を有する斜面部材が上下方向に複数設けられており、
前記斜面における前記第1方向の上流端の高さと下流端の高さとは互いに異なり、
前記液体吸収性粒状物は、前記複数の斜面部材の斜面を順次滑落しながら前記幅方向に分散されて前記成形型部材上の前記第1シート上へ落下し、
前記複数の斜面部材のうちの少なくとも一つの斜面部材は、上方に隣り合う斜面部材から落下した前記液体吸収性粒状物の滑落方向を反転させて滑落させることを特徴とする複合シートの製造方法。
このような複合シートの製造方法によれば、少なくとも一つの斜面部材は、上方に隣り合う斜面部材から落下した液体吸収性粒状物の滑落方向を反転して、自身の斜面上を滑落させる。よって、前記第1方向に製造装置を長大化させずに、液体吸収性粒状物の滑落経路長を稼ぐことができる。そして、滑落経路長の長くできるので、液体吸収性粒状物を幅方向に均一分散できて、その結果、液体吸収性粒状物の幅方向の積層分布の均一化を図ることができる。
また、斜面部材からの落下に伴って滑落方向を反転させるので、液体吸収性粒状物は、より分散され易くなり、これによっても、液体吸収性粒状物の幅方向の積層分布の均一化を図ることができる。
かかる複合シートの製造方法であって、
前記斜面部材は3つ以上設けられ、
全ての前記斜面部材について、上下方向に隣り合う斜面部材同士の滑落方向は互いに反転しているのが望ましい。
このような複合シートの製造方法によれば、前記第1方向の製造装置のサイズが規制された条件下において、液体吸収性粒状物の滑落経路長を最長にすることができる。また、落下に伴って滑落方向を反転させる回数も最多になるので、液体吸収性粒状物は、より一層、幅方向に均一分散され易くなる。
かかる複合シートの製造方法であって、
前記成形型部材の前記成形型は、前記第1方向に所定ピッチで形成されており、
前記複数の斜面部材のうちで最下方に位置する斜面部材は、前記成形型部材上の前記第1シートに向けて前記液体吸収性粒状物を落下し、
前記最下方に位置する斜面部材の滑落方向と、前記第1シートにおける前記液体吸収性粒状物の着地位置での前記成形型部材の移動方向とは、互いに水平方向に関して揃っているのが望ましい。
このような複合シートの製造方法によれば、吸収体の第1方向の積層分布の偏りを抑えることができる。詳しくは次の通りである。成形型部材は前記第1方向に移動している。よって、通常、液体吸収性粒状物は、成形型における前記第1方向の上流側の端縁に積層し易く、つまり、吸収体の積層分布は、前記第1方向の下流よりも上流の方が厚くなる傾向を示す。この点につき、最下方の斜面部材の滑落方向を成形型部材の移動方向に揃えておけば、液体吸収性粒状物に対する成形型部材の移動速度を相対的に低く抑えることができる。その結果、成形型における上流側への積層を抑制できて、前記第1方向の積層分布の偏りが抑制される。
かかる複合シートの製造方法であって、
前記成形型部材は、周方向の一方向を前記第1方向たる回転方向として連続回転する回転ドラムであり、
前記回転ドラムは、前記表面としての外周面に前記第1シートを所定の巻き付き角度で巻き付けて搬送し、
前記成形型は、前記外周面に対して前記回転方向に所定ピッチで凹状に形成され、
前記複数の斜面部材のうちで最下方に位置する斜面部材の下端縁の水平方向の位置を、前記回転ドラムの外周面における頂部に位置させる、又は前記頂部よりも前記回転方向の下流側に位置させるのが望ましい。
このような複合シートの製造方法によれば、吸収体の回転ドラムの回転方向の積層分布の偏りを抑えることができる。詳しくは、次の通りである。回転ドラムは前記回転方向に回転している。よって、通常、液体吸収性粒状物は、成形型における前記回転方向の上流側の端縁に積層し易く、つまり、吸収体の積層分布は、前記回転方向の下流よりも上流の方が厚くなる傾向を示す。この点につき、最下方の斜面部材の下端縁を上述のように位置させていれば、当該下端縁から散布される液体吸収性粒状物の回転ドラム上での着地位置は、回転ドラムの外周面の頂部よりも前記回転方向の下流側になる。すると、着地した液体吸収性粒状物は、下流側に傾いた前記外周面の傾斜によって下流側へ流れ易くなり、その結果、成形型における前記回転方向の上流側への積層は抑制される。
かかる複合シートの製造方法であって、
前記上方に隣り合う斜面部材から落下した前記液体吸収性粒状物を受け取る斜面部材の斜面は、前記上方に隣り合う斜面部材の下端縁を、前記第1方向に跨って配されているのが望ましい。
このような複合シートの製造方法によれば、上方に隣り合う斜面部材から落下する液体吸収性粒状物を漏れなく受け取ることができる。
かかる複合シートの製造方法であって、
前記複数の斜面部材のうちで最下方に位置する斜面部材の斜面には、前記滑落方向に沿った複数の案内溝が、前記幅方向に並んで形成されており、
前記案内溝の下端縁の前記幅方向の位置は、前記成形型の内側に収まっているのが望ましい。
このような複合シートの製造方法によれば、案内溝に案内されて液体吸収性粒状物は確実に成形型へと誘導される。よって、成形型の外に堆積する液体吸収性粒状物の量を大幅に減らすことができる。
かかる複合シートの製造方法であって、
前記成形工程には、前記表面と協同して空間を区画する箱部材が設けられており、
前記箱部材内には、前記複数の斜面部材が収容されているとともに、前記液体吸収性粒状物を吐出する吐出部材が、前記複数の斜面部材の上方に収容されており、
前記複数の斜面部材の前記幅方向の両端縁は、前記箱部材の壁部に固定されているのが望ましい。
このような複合シートの製造方法によれば、斜面部材の幅方向の両端縁と箱部材の内壁面との間を、気体が通過し難くなる。よって、箱部材の吐出部材から成形型の吸気孔へと流れる気流を、液体吸収性粒状物の滑落方向へ集中させることができて、結果、液体吸収性粒状物を安定して滑落させることができる。
かかる複合シートの製造方法であって、
前記複数の斜面部材のうちで最下方の斜面部材の滑落方向の下流側には、前記最下方の斜面部材から落下した前記液体吸収性粒状物が、前記成形型部材上の前記第1シートに着地する前に当たるような壁部が配置されていないのが望ましい。
このような複合シートの製造方法によれば、上述のような壁部が配置されていないので、液体吸収性粒状物は、斜面部材上の滑落により略均一分散された整列状態を乱すことなく、斜面部材から落下して第1シート上に着地する。よって、吸収体の幅方向の積層分布を均一にすることができる。
また、
第1シートと第2シートとの間に、液体を吸収する吸収体が挟まれてなる複合シートの製造装置であって、
表面に凹状に形成された成形型を具備し、前記表面の幅方向と直交する第1方向に沿って移動する成形型部材であって、前記第1方向に連続する前記第1シートを前記表面にて当接させて前記第1シートを搬送する成形型部材と、
前記表面に当接している前記第1シートに向けて前記液体吸収性粒状物を落下して供給する液体吸収性粒状物供給機構と、
前記液体吸収性粒状物を前記第1シートの前記成形型に対応する部分に積層して前記吸収体を成形すべく、前記成形型内の吸気孔からの吸気を行う吸気機構と、
前記第1方向に沿って連続して搬送される前記第2シートを、前記吸収体が積層された前記第1シートに重ね合わせて接合する接合機構と、を備え、
前記液体吸収性粒状物供給機構は、斜面を有する斜面部材を上下方向に複数有し、
前記斜面における前記第1方向の上流端の高さと下流端の高さとは互いに異なり、
前記液体吸収性粒状物は、前記複数の斜面部材の斜面を順次滑落しながら前記幅方向に分散されて前記成形型部材上の前記第1シート上へ落下し、
前記複数の斜面部材のうちの少なくとも一つの斜面部材は、上方に隣り合う斜面部材から落下した前記液体吸収性粒状物の滑落方向を反転させて滑落させることを特徴とする複合シートの製造装置。
このような複合シートの製造装置によれば、少なくとも一つの斜面部材は、上方に隣り合う斜面部材から落下した液体吸収性粒状物の滑落方向を反転して、自身の斜面上を滑落させる。よって、前記第1方向に製造装置を長大化させずに、液体吸収性粒状物の滑落経路長を稼ぐことができる。そして、滑落経路長の長くできるので、液体吸収性粒状物を幅方向に均一分散できて、その結果、液体吸収性粒状物の幅方向の積層分布の均一化を図ることができる。
また、斜面部材からの落下に伴って滑落方向を反転させるので、液体吸収性粒状物は、より分散され易くなり、これによっても、液体吸収性粒状物の幅方向の積層分布の均一化を図ることができる。
===本実施形態===
本実施形態の複合シートの製造方法及び製造装置は、例えば、使い捨ておむつの吸収性本体1(複合シートに相当)の製造に供される。
図1A及び図1Bは使い捨ておむつの吸収性本体1の説明図である。図1Aは平面図であり、図1Bは図1A中のB−B断面図である。なお、図1A中では、おむつの製品に相当する1単位を二点鎖線で囲って示している。
吸収性本体1は、使い捨ておむつの複数の構成部品のうちで、着用者の股間にあてがわれて尿等の排泄液を吸収するための部品に相当し、その平面形状は、長手方向と幅方向とを有した略矩形状をなしている。そして、厚み方向については、液体を吸収する吸収体3を、人体側たる表面側から表面シート5で覆うとともに、その逆側たる裏面側からは裏面シート7で覆い、これら表面シート5及び裏面シート7の間に吸収体3を挟んだ状態において、吸収体3の四辺から外側にはみ出した部分にて、表面シート5と裏面シート7とが額縁状に貼り合わされて構成される。
表面シート5及び裏面シート7は、液透過性シートであり、例えば合成繊維等からなる10〜50(g/m)の坪量の不織布である。合成繊維としては、例えばポリエチレンやポリエチレンテレフタレート等の鞘芯構造の複合繊維や単独繊維等が挙げられる。なお、裏面シート7は、液不透過性シートであっても良い。
吸収体3は、100〜800ミクロンの粒径の粒状の高吸収性ポリマー(液体吸収性粒状物に相当し、以下SAP)を材料とし、これらSAPが100〜500(g/m)の坪量で積層されてなる。吸収体3は、長手方向及び幅方向に所定の積層パターンで区分された複数の島状の積層部分3a,3bから構成される。図示例では、幅方向及び長手方向のそれぞれにつき3区分され、合計9つの積層部分3a,3bを有している。なお、幅方向は、人体の左右方向に相当するので、当該幅方向の区分については、同方向の中心線に対して線対称に区分されており、中央に位置する積層部分3aの幅の方がその両脇に位置する積層部分3bよりも広幅に設定されている。また、SAPの具体例としては、UG−840D(商品名:住友精化(株)製)等が挙げられる。
図2は、吸収性本体1の製造装置10の側面模式図である。この製造時点では、図1Aと同様、吸収性本体1は、未だ長手方向に製品単位に分断されていない連続体である。また、吸収性本体1の幅方向は、製造装置10の幅方向(図2の紙面を貫通する方向)に揃っており、以下ではこの方向を単に「幅方向」とも言う。ちなみに、この幅方向は水平である。
この製造方法は、(1)周方向Dcの一方向を回転方向(第1方向に相当)として連続回転する回転ドラム20の外周面20aに対して、周方向Dcに連続する表面シート5(第1シートに相当)を回転ドラム20の外周面20aに所定の巻き付き角度で巻き付けて表面シート5を搬送する搬送工程と、(2)回転ドラム20の外周面20aに巻き付いている表面シート5に向けて、SAP供給装置30からSAPを落下供給するとともに、回転ドラム20の外周面20aに凹設された成形型21内の吸気孔からの吸気によりSAPを表面シート5の前記成形型21に対応する部分に積層して吸収体3を成形する成形工程と、(3)周方向Dcに沿って連続して搬送される裏面シート7(第2シートに相当)を、前記吸収体3が積層された表面シート5の上に重ね合わせて接合一体化する接合工程と、を備えている。
図3に、回転ドラム20の斜視図を示す。回転ドラム20(成形型部材に相当)は、幅方向に沿った水平軸C20周りに駆動回転する円筒部材を本体とする。図3に示すように、回転ドラム20の外周面20a(表面に相当)は幅方向に関して水平であるとともに、外周面20aには、吸収体3の成形型21が、周方向Dcに所定ピッチで凹状にへこんで設けられている。各成形型21は、それぞれ、上述の積層パターンに基づいて形成されており、つまり図示例では成形型21ひとつにつき9つの凹部21a,21bを有している。各凹部21a,21bの底部は、幅方向に水平に形成されており、当該底部には多数の吸気孔(不図示)が形成されている。そして、これらの吸気孔は、少なくとも上述の成形工程に対応する回転ドラム20の回転角度範囲θに亘って吸気するように構成されており、これにより、図2の成形工程においては、成形型21の各凹部21a,21bに対応する表面シート5の部分に選択的にSAPが積層される。
なお、前記回転角度範囲θにおいて吸気孔に吸気動作をさせる吸気機構としては、例えば以下が挙げられる。吸気孔を、回転ドラム20の内周側空間に連通する貫通孔として構成する。内周側空間における前記回転角度範囲θに対応する空間を隔離する隔壁を備える。前記空間から吸気すべく当該空間にブロア等の負圧源を接続する。
図4Aは、SAP供給装置30の拡大図であり、図4Bは、図4A中のB−B断面図である。SAP供給装置30(液体吸収性粒状物供給機構に相当)は、回転ドラム20の外周面20aの頂部20t上方に配置されて、同外周面20aと協同して外周面20aの上方の空間SPを略閉空間に区画する箱部材31と、箱部材31内に収容されてSAPを吐出するSAP吐出管34と、SAP吐出管34から吐出されて落下するSAPを受け取って、滑落させる間にSAPを幅方向に分散させる複数の滑落板36と、を有している。
箱部材31は、例えば、下面側の壁部のみが無い略直方体であり、それ以外の5面の壁部については有している。そして、箱部材31は、その下面側を回転ドラム20の外周面20aの頂部20tに対向させて配置されている。よって、箱部材31で囲まれることにより、周囲へのSAPの飛散は有効に防止される。
また、箱部材31における上面側の壁部31uには、空気取り入れ用開口部32が貫通形成されている。よって、上述の成形型21の吸気孔から吸気される分の空気は、当該空気取り入れ用開口部32から箱部材31内に取り入れられる。その結果、箱部材31の下端縁31dと、回転ドラム20の外周面20aとの間の隙間Gから箱部材31内に侵入する空気量を低減できて、もって、滑落板36の下端縁36dから回転ドラム20上の表面シート5へと落下するSAPの落下方向の乱れや着地位置の乱れは有効に抑制される。
このような空気取り入れ用開口部32は、図4Aに示すように、前記上面側の壁部31uにおけるSAP吐出管34の直上の部分に形成されると良く、このようにすれば、空気取り入れ用開口部32から取り込まれた空気を、滑落板36上のSAPに集中させることができて、SAPの滑落動作が安定化する。
また、好ましくは、当該空気取り入れ用開口部32の開口面積は、箱部材31の下端縁31dと回転ドラム20の外周面20aとの間の隙間Gの総面積以上に設定されると良く、このようにすれば、より確実に前記隙間Gからの侵入空気を防止できる。ちなみに、この箱部材31の場合には、図4A及び図4Bに示すように、箱部材31の下流端31dは、箱部材31が具備する上流側及び下流側の各壁部31e,31fと、幅方向の一対の側壁部31s,31sとの4つの壁部により形成され、そして、これら各壁部31e,31f,31s,31sにつき一つずつ隙間Gが形成されている。よって、上述の「隙間Gの総面積」と言うのは、これら4つの隙間Gの面積の合計値として計算される。
SAP吐出管34(吐出部材に相当)は、例えば丸パイプのような管状部材であり、その管軸C34を幅方向に揃えつつ箱部材31内の上部に配されている。管壁(周壁)には、幅方向に沿ったスリット状の吐出口34aが貫通形成されているとともに、管内には、SAPを幅方向に送るための螺旋ねじ式フィーダー(不図示)が、その回転軸方向を幅方向に揃えて設けられている。また、SAP吐出管34の一方の管端には、適宜な管路を経てSAP供給源からSAPが連続供給されている。よって、螺旋ねじ式フィーダーが回転することにより、SAPは、SAP吐出管34内の前記一方の管端から他端の管端へと送られ、送られる途中で幅方向の各位置においてSAPが吐出口34aから吐出し、これにより、吐出口34aからはSAPが幅方向に亘る一連の簾状に吐出される。
複数の滑落板36(複数の斜面部材に相当)は、SAP吐出管34の下方に、互いの高さ位置を異ならせて上下方向に多段(図示例では3段)に並設されている。よって、SAP吐出管34から吐出されたSAPは、これら滑落板36の傾斜した上面(斜面に相当)を、上段の滑落板36から中段の滑落板36を経由して下段の滑落板36へと順次滑落し、しかる後に、下段の滑落板36の下端縁からは、回転ドラム20の外周面20aの表面シート5に向けて、SAPが幅方向に亘る簾状に散布される。
各滑落板36は、例えば上面が平坦な矩形板である。上面は、SAPを幅方向に均等分散すべく、幅方向に関しては水平に配置されているが、前記周方向Dcについては水平から傾斜されている。すなわち、前記上面における前記回転方向の上流端36u(36d)の高さと下流端36d(36u)の高さとは互いに異なっている。これにより、SAPは、前記周方向Dcと平行な方向を滑落方向とする。但し、周方向Dcには二方向が存在し、つまり、回転ドラム20の回転方向に沿う順方向と、その逆方向との二方向が存在する。そして、この傾斜方向により、その滑落板36におけるSAPの滑落方向が決まる。
ここで、図4Aの例の場合には、全ての滑落板36について、上下方向に隣り合う滑落板36,36同士の傾斜方向を互いに反転関係にしており、これにより、上下方向に多段配置された滑落板36の滑落方向は、互い違いになっている。すなわち、中段の滑落板36は、その上方に隣り合う上段の滑落板36の下端縁36dから落下したSAPの滑落方向を反転させて滑落させ、また、下段の滑落板36は、その上方に隣り合う中段の滑落板36の下端縁36dから落下したSAPの滑落方向を反転させて滑落させるようになっている。
そして、このような反転関係の配置によれば、製造装置10の大型化を回避しつつ、SAPを幅方向に均一分散することができる。詳しくは次の通りである。
粒状のSAPを幅方向に均一分散するには、SAPを転がらせるための滑落経路長を長くすることが有効であるが、そうすると、長い滑落板36が必要となり、結果、製造装置10が長大化する。この点につき、上述のように上下方向に隣り合う滑落板36,36同士の傾斜方向を反転することにより滑落方向を反転させれば、複数の滑落板36,36,…を上方に積み上げて配置することにより、短尺の滑落板36でも充分に長い滑落経路長を確保可能となる。その結果、製造装置10の長大化を防止できるのである。
このような滑落板36の上面の水平からの傾斜角度αは、0°より大きく90°より小さい範囲から選択される。なお、図示例では、全ての滑落板36の傾斜角度αを30°に揃えているが、傾斜角度αを互いに相違させても良い。
また、図示例では、各滑落板36の下端縁36dは、幅方向に亘り周方向Dcの位置が揃っている(図4Bを参照)。これにより、下端縁36dから落下したSAPの着地位置を幅方向に亘って確実に揃えることができて、その結果、落下に伴って生じ得るSAPの幅方向分布の乱れが抑制される。
更に、図示例では、上下方向に隣り合う滑落板36,36同士の間において、下側の滑落板36の上面は、上側の滑落板36の下端縁36dを前記回転方向に跨って配されている。これにより、下側の滑落板36は、上側の滑落板36から落下するSAPを漏れなく確実に受け取ることができる。その結果、漏出して回転ドラム20の外周面20aに到達したSAPによる積層の乱れを有効に防ぐことができる。
ところで、図4Bに示すように、箱部材31が幅方向の両端に具備する一対の側壁部31s,31s(壁部に相当)には、各滑落板36の幅方向の両端縁36s,36sが隙間無く当接固定されている。これにより、各滑落板36の両端縁36s,36sと箱部材31の内壁面との間には、気体が通過し難くなるので、箱部材31のSAP吐出管34の位置から成形型21の吸気孔へと流れる気流を、SAPの滑落方向へ集中させることができて、その結果、SAPを安定して滑落させることができる。
この安定化効果を更に高めるには、図4Aに2点鎖線で示すように、各滑落板36の上端縁36uと、その上方に位置する滑落板36の上端縁36u又は箱部材31の天井面31cとに鉛直壁37を架け渡して塞ぐと良い。このようにすれば、上述の気流の流れが更に安定化する。また、SAPの飛散も防止できて、結果、成形型21の凹部21a,21b以外の位置へのSAPの堆積を有効に防止することができる。ちなみに、必ずしも全ての滑落板36に対して上述の鉛直壁37を設ける必要はなく、何れか一つの滑落板36に対して設けるだけでも、それ相応の効果を得ることができる。
また、図示例では、下段の滑落板36の滑落方向と、表面シート5上におけるSAPの着地位置での回転ドラム20の回転方向(順方向)とを、互いに水平方向に関して揃えているが、これは、吸収体3の周方向Dcの積層分布の偏りを抑えるためである。
図5Aに、その説明図を示す。回転ドラム20は回転方向に回転している。よって、SAPを例えば鉛直落下させた場合には、SAPは、成形型21の凹部21a(21b)における前記回転方向の上流側へ転がって上流側の端縁22uに溜まり易く、つまり、吸収体3の積層分布は、前記回転方向の下流よりも上流の方が厚くなる傾向を示す。この点につき、図5Bの参考例のように、下段の滑落板36の滑落方向を回転ドラム20の回転方向の逆向きに設定すると、SAPに対する回転ドラム20の回転速度が相対的に増加し、これにより、上述した上流側へのSAPの積層を助長することになる。これに対して、図5Cに示すように、下段の滑落板36の滑落方向を回転ドラム20の回転方向(順方向)に揃えておけば、SAPに対する回転ドラム20の回転速度を相対的に低くすることができて、成形型21の凹部21a(21b)における上流側への積層は抑制され、結果、周方向Dcの積層分布の偏りが抑制される。
更に、この周方向Dcの積層分布の偏り抑制の観点から、図4Aの例では、下段の滑落板36の下端縁36dの水平方向の位置を、回転ドラム20の外周面20aにおける頂部20t(最も高い位置)に、又は頂部20tよりも回転方向の下流側に位置させている。これにより、吸収体10の周方向Dcの積層分布の偏りを抑えることができる。詳しくは、次の通りである。上述したように、回転ドラム20は回転しているので、吸収体3の積層分布は、前記回転方向の下流よりも上流の方が厚くなる傾向を示す。この点につき、下段の滑落板36の下端縁36dを上述のように位置させれば、当該下端縁36dから散布されるSAPの回転ドラム20上での着地位置は、回転ドラム20の外周面20aの頂部20tよりも回転方向の下流側になる。すると、着地したSAPは、下流側に傾いた前記外周面20aの傾斜によって下流側へ流れ易くなり、その結果、成形型21の凹部21a(21b)における上流側への積層は抑制される。
ところで、望ましくは、図4Aに示すように、下段の滑落板36の滑落方向の下流側には、当該滑落板36から落下したSAPが回転ドラム20上の表面シート5に着地する前に接触するような壁部が配置されていないのが望ましい。そして、このようになっていれば、下段の滑落板36から回転ドラム20の表面シート5へとSAPを受け渡す際に、SAPは、下段の滑落板36上の滑落により均一分散された整列状態を乱すことなく、滑落板36の下端縁36dから落下して表面シート5上に着地する。よって、吸収体3の幅方向の積層分布の均一化を図ることができる。
図6Aは、下段の滑落板36の変形例の斜視図である。上述の例では、滑落板36の上面は平坦面であったが、この変形例では、滑落板36の上面には、滑落方向に沿った複数の案内溝38b,38a,38bが、幅方向に並んで形成されている。そして、各案内溝は38b,38a,38b、成形型21の各凹部21b,21a,21bに対応付けて設けられている(図3を参照)。すなわち、各案内溝38b,38a,38bの幅方向の中心位置は、それぞれ、対応する凹部21b,21a,21b内に収まるように配置されている。よって、各案内溝38b,38a,38bに案内されてSAPは確実に成形型21の各凹部21b,21a,21bへと誘導され、その結果、各凹部21b,21a,21bの外へのSAPのはみ出しを有効に防ぐことができる。
なお、上述の案内溝38b,38a,38bに代えて、図6Bの斜視図に示すように、前記周方向Dcに沿う棒状のガイド部材39を滑落板の下端縁36dの下方に配置して、SAPを成形型21の各凹部21b,21a,21bへ誘導しても良い。この場合には、ガイド部材39は、幅方向に関して、成形型21の凹部21b,21a,21bの無い位置に配置されることになる。
ところで、最後の接合工程では、図2に示すように、吸収体3が積層された表面シート5に裏面シート7を重ね合わせて接合する。詳しくは、上述のSAP供給装置30の設置位置よりも回転ドラム20の回転方向の下流側の位置には、不図示のリール装置から裏面シート7が連続的に繰り出し供給されて、表面シート5に重ね合わされる。なお、この裏面シート7には、予め、接着剤塗布装置50によってホットメルト系接着剤が前記周方向Dcの方向に沿った筋状に、且つ幅方向に所定ピッチで塗布されており、これにて表面シート5に裏面シート7が接着されて、前述の吸収性本体1の連続体が生成される。
そうしたら、吸収性本体1の連続体は、回転ドラム20の所定位置にて回転ドラム20の外周面20aから離されて、上下一対のヒートシールロール60a,60bへ送られる。上ヒートシールロール60aの外周面には、前記積層パターンに対応した凹部が形成されており、これにより、吸収性本体1において吸収体3の島状の積層部分3a,3bが存在する領域を除き表面シート5と裏面シート7とは熱溶着される。
なお、図2に示す接着剤塗布装置70によって、表面シート5を回転ドラム20に巻き付ける前に、表面シート5の方にも上述の積層パターンでホットメルト系接着剤を塗布しておいても良く、このようにすれば、成形型21の凹部21b,21a,21bへ誘導されたSAPを速やか且つ確実に同位置の表面シート5の部分に固定することができる。
ちなみに、上述のリール装置、接着剤塗布装置50,70、及びヒートシールロール60a,60b等が、接合機構に相当する。
===その他の実施の形態===
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、かかる実施形態に限定されるものではなく、以下に示すような変形が可能である。
上述の実施形態では、全ての滑落板36について、上下方向に隣り合う滑落板36,36同士の滑落方向を互いに反転関係にしていたが、何等これに限るものではない。つまり、複数の滑落板36のうちの少なくとも一つの滑落板36が、上方に隣り合う滑落板36から落下したSAPの滑落方向を反転させて滑落させるようになっていれば良く、上下方向に隣り合う滑落板36,36同士の複数の組のなかに、滑落方向が反転しない組が有っても良い。
上述の実施形態では、成形型部材として回転ドラム20を例示したが、何等これに限るものではない。例えば、成形型部材としてベルトコンベアのベルトを用い、当該ベルトに成形型21をへこみ形成するとともに、当該ベルトに所定の周回軌道を移動させても良い。
上述の実施形態では、SAP吐出管34の吐出口34aの向きについて詳しく述べていなかったが、当該吐出口34aの向きは、図4Aに示すように、鉛直方向の下方よりも、SAP吐出管34から吐出されたSAPを直接受けるべき最上段の滑落板36の上端縁36dの方を向いていると良い。そして、このようにすれば、当該滑落板36におけるSAPの滑落経路長を長く確保できて、SAPの幅方向の均一分散性が向上する。
上述の実施形態では、液体吸収性粒状物としてSAPを例示したが、膨潤などして吸収した液体を離さない性質を有する粒状物であれば、何等高吸収性ポリマーに限らない。
上述の実施形態では、滑落板36を3枚設けていたが、滑落板36の枚数は複数であれば、何等これに限るものではない。
上述の実施形態では、成形型21は底部を有し、底部に複数の吸気孔が形成されている場合を例示したが、何等これに限るものではない。例えば、成形型21は底部を有さず、つまり、成形型21は、回転ドラム20の外周面20aを厚み方向に貫通する一つの貫通孔として形成され、これにより、成形型21自体を吸気孔として構成しても良い。なお、前者の成形型21の底部の具体例としては、金網等のメッシュプレートが挙げられる。
上述の実施形態では、表面シート5の素材として合成繊維からなる不織布を例示したが、通気性を有していれば、何等これに限るものではない。例えばティッシュペーパーやシート状の粉砕パルプなどでも良い。
上述の実施形態では、裏面シート7の素材として合成繊維からなる不織布を例示したが、何等これに限るものではない。例えばティッシュペーパーやシート状の粉砕パルプなどでも良い。
1 吸収性本体(複合シート)、3 吸収体、3a 積層部分、3b 積層部分、
5 表面シート(第1シート)、7 裏面シート(第2シート)、
10 製造装置、
20 回転ドラム(成形型部材)、20a 外周面(表面)、20t 頂部、
21 成形型、21a 凹部、21b 凹部、
22u 上流側の端縁、
30 SAP供給装置(液体吸収性粒状物供給機構)、
31 箱部材、31c 天井面、31d 下端縁、
31e 上流側の壁部、31f 下流側の壁部、31s 側壁部、
31u 上面側の壁部、
32 空気取り入れ用開口部、
34 SAP吐出管(吐出部材)、34a 吐出口、
36 滑落板(斜面部材)、36d 下端縁(下流端、上流端)、
36s 両端縁、36u 上端縁(下流端、上流端)、
37 鉛直壁、
38a 案内溝、38b 案内溝、
39 ガイド部材、
50 接着剤塗布装置、
60a ヒートシールロール、60b ヒートシールロール、
70 接着剤塗布装置、
C20 水平軸、C34 管軸

Claims (9)

  1. 第1シートと第2シートとの間に、液体を吸収する吸収体が挟まれてなる複合シートの製造方法であって、
    表面に凹状に形成された成形型を具備し、前記表面の幅方向と直交する第1方向に沿って移動する成形型部材に対して、前記第1方向に連続する前記第1シートを前記表面にて当接させて前記第1シートを搬送する搬送工程と、
    前記表面に当接している前記第1シートに向けて液体吸収性粒状物を落下するとともに、前記成形型内の吸気孔からの吸気により前記液体吸収性粒状物を前記第1シートの前記成形型に対応する部分に積層して前記吸収体を成形する成形工程と、
    前記第1方向に沿って連続して搬送される前記第2シートを、前記吸収体が積層された前記第1シートに重ね合わせて接合する接合工程と、を備え、
    前記成形工程には、斜面を有する斜面部材が上下方向に複数設けられており、
    前記斜面における前記第1方向の上流端の高さと下流端の高さとは互いに異なり、
    前記液体吸収性粒状物は、前記複数の斜面部材の斜面を順次滑落しながら前記幅方向に分散されて前記成形型部材上の前記第1シート上へ落下し、
    前記複数の斜面部材のうちの少なくとも一つの斜面部材は、上方に隣り合う斜面部材から落下した前記液体吸収性粒状物の滑落方向を反転させて滑落させることを特徴とする複合シートの製造方法。
  2. 請求項1に記載の複合シートの製造方法であって、
    前記斜面部材は3つ以上設けられ、
    全ての前記斜面部材について、上下方向に隣り合う斜面部材同士の滑落方向は互いに反転していることを特徴とする複合シートの製造方法。
  3. 請求項1又は2に記載の複合シートの製造方法であって、
    前記成形型部材の前記成形型は、前記第1方向に所定ピッチで形成されており、
    前記複数の斜面部材のうちで最下方に位置する斜面部材は、前記成形型部材上の前記第1シートに向けて前記液体吸収性粒状物を落下し、
    前記最下方に位置する斜面部材の滑落方向と、前記第1シートにおける前記液体吸収性粒状物の着地位置での前記成形型部材の移動方向とは、互いに水平方向に関して揃っていることを特徴とする複合シートの製造方法。
  4. 請求項1乃至3の何れかに記載の複合シートの製造方法であって、
    前記成形型部材は、周方向の一方向を前記第1方向たる回転方向として連続回転する回転ドラムであり、
    前記回転ドラムは、前記表面としての外周面に前記第1シートを所定の巻き付き角度で巻き付けて搬送し、
    前記成形型は、前記外周面に対して前記回転方向に所定ピッチで凹状に形成され、
    前記複数の斜面部材のうちで最下方に位置する斜面部材の下端縁の水平方向の位置を、前記回転ドラムの外周面における頂部に位置させる、又は前記頂部よりも前記回転方向の下流側に位置させることを特徴とする複合シートの製造方法。
  5. 請求項1乃至4の何れかに記載の複合シートの製造方法であって、
    前記上方に隣り合う斜面部材から落下した前記液体吸収性粒状物を受け取る斜面部材の斜面は、前記上方に隣り合う斜面部材の下端縁を、前記第1方向に跨って配されていることを特徴とする複合シートの製造方法。
  6. 請求項1乃至5の何れかに記載の複合シートの製造方法であって、
    前記複数の斜面部材のうちで最下方に位置する斜面部材の斜面には、前記滑落方向に沿った複数の案内溝が、前記幅方向に並んで形成されており、
    前記案内溝の下端縁の前記幅方向の位置は、前記成形型の内側に収まっていることを特徴とする複合シートの製造方法。
  7. 請求項1乃至6の何れかに記載の複合シートの製造方法であって、
    前記成形工程には、前記表面と協同して空間を区画する箱部材が設けられており、
    前記箱部材内には、前記複数の斜面部材が収容されているとともに、前記液体吸収性粒状物を吐出する吐出部材が、前記複数の斜面部材の上方に収容されており、
    前記複数の斜面部材の前記幅方向の両端縁は、前記箱部材の壁部に固定されていることを特徴とする複合シートの製造方法。
  8. 請求項1乃至7の何れかに記載の複合シートの製造方法であって、
    前記複数の斜面部材のうちで最下方の斜面部材の滑落方向の下流側には、前記最下方の斜面部材から落下した前記液体吸収性粒状物が、前記成形型部材上の前記第1シートに着地する前に当たるような壁部が配置されていないことを特徴とする複合シートの製造方法。
  9. 第1シートと第2シートとの間に、液体を吸収する吸収体が挟まれてなる複合シートの製造装置であって、
    表面に凹状に形成された成形型を具備し、前記表面の幅方向と直交する第1方向に沿って移動する成形型部材であって、前記第1方向に連続する前記第1シートを前記表面にて当接させて前記第1シートを搬送する成形型部材と、
    前記表面に当接している前記第1シートに向けて前記液体吸収性粒状物を落下して供給する液体吸収性粒状物供給機構と、
    前記液体吸収性粒状物を前記第1シートの前記成形型に対応する部分に積層して前記吸収体を成形すべく、前記成形型内の吸気孔からの吸気を行う吸気機構と、
    前記第1方向に沿って連続して搬送される前記第2シートを、前記吸収体が積層された前記第1シートに重ね合わせて接合する接合機構と、を備え、
    前記液体吸収性粒状物供給機構は、斜面を有する斜面部材を上下方向に複数有し、
    前記斜面における前記第1方向の上流端の高さと下流端の高さとは互いに異なり、
    前記液体吸収性粒状物は、前記複数の斜面部材の斜面を順次滑落しながら前記幅方向に分散されて前記成形型部材上の前記第1シート上へ落下し、
    前記複数の斜面部材のうちの少なくとも一つの斜面部材は、上方に隣り合う斜面部材から落下した前記液体吸収性粒状物の滑落方向を反転させて滑落させることを特徴とする複合シートの製造装置。
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