JP2010205827A - 非水系リチウム型蓄電素子 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】負極集電体に負極活物質層を設けた負極電極体、正極集電体に正極活物質層を設けた正極電極体、及びセパレータを積層してなる電極積層体、並びにリチウムイオンを含有した電解質を含む非水系電解液を外装体に収納してなる非水系リチウム型蓄電素子。該正極活物質は、メソ孔量をV1(cc/g)、マイクロ孔量をV2(cc/g)とする時、0.3<V1≦0.8、かつ、0.5≦V2≦1.0を満足し、比表面積が1,500m2/g以上3,000m2/g以下である活性炭を主成分とし含み、そして該負極活物質は、比表面積が1m2/g以上200m2/g未満である難黒鉛化性炭素材料を主成分として含む。
【選択図】なし
Description
これらの蓄電システムにおける第一の要求事項は、用いられる蓄電素子のエネルギー密度が高いことである。この様な要求に対応可能な高エネルギー密度電池の有力候補として、リチウムイオン電池の開発が精力的に進められている。
現在、高出力蓄電素子としては、電極に活性炭を用いた電気二重層キャパシタ(以下、単に「キャパシタ」ともいう。)が開発されており、耐久性(サイクル特性、高温保存特性)が高く、0.5〜1kW/L程度の出力特性を有する。これら電気二重層キャパシタは、上記高出力が要求される分野で最適の蓄電素子と考えられてきたが、そのエネルギー密度は、1〜5Wh/L程度に過ぎず、実用化には出力持続時間が足枷となっている。
また、リチウムイオン電池においても、高出力化に向けての研究が進められている。例えば、放電深度(素子の放電容量の何%を放電した状態かをあらわす値)50%において3kW/Lを超える高出力が得られるリチウムイオン電池が開発されているが、そのエネルギー密度は、100Wh/L以下であり、リチウムイオン電池の最大の特徴である高エネルギー密度を敢えて抑制した設計となっている。また、その耐久性(サイクル特性、高温保存特性)については電気ニ重層キャパシタに比べ劣る。そのため、実用的な耐久性を持たせるためには放電深度が0〜100%の範囲よりも狭い範囲でしか使用することができない。そのため実際に使用できる容量はさらに小さくなり、耐久性をより一層向上させるための研究が精力的に進められている。
リチウムイオンキャパシタは、リチウムイオンを含有した電解質を含む非水系電解液を使用する蓄電素子(非水系リチウム型蓄電素子)であって、正極においては電気二重層キャパシタと同様の陰イオンの吸着・脱着による非ファラデー反応、負極においてはリチウムイオン電池と同様のリチウムイオンの吸蔵・放出によるファラデー反応によって充放電を行う蓄電素子である。
このようなリチウムイオンキャパシタとしては、正極活物質として活性炭を用い、負極活物質として、天然黒鉛又は人造黒鉛、黒鉛化メソフェーズカーボン小球体、黒鉛化メソフェーズカーボン繊維、黒鉛ウイスカ、黒鉛化炭素繊維等を用いた蓄電素子が提案されている(以下、特許文献1参照)。また、正極活物質として活性炭を用い、負極活物質として難黒鉛化炭素又は黒鉛を用いた蓄電素子が提案されている(以下、特許文献2参照)。
また、正極活物質として活性炭又は水素原子/炭素原子の原子数比率が0.05〜」0.50であるポリアセン系骨格構造を有するポリアセン系有機半導体を用い、負極材料として水素原子/炭素原子の原子数比率が0以上0.05未満である難黒鉛化性炭素を用いた蓄電素子も提案されている(以下、特許文献4参照)。
リチウムイオンキャパシタの負極材料としては、活性炭の表面に炭素質材料を被着させた炭素質材料で、直径20Å以上500Å以下の細孔に由来するメソ孔量をVm1(cc/g)、直径20Å未満の細孔に由来するマイクロ孔量をVm2(cc/g)とする時、0.01≦Vm1≦0.20、かつ、0.01≦Vm2≦0.40を満足する蓄電素子用負極材料が提案されている(以下、特許文献6参照)。
本発明は、高エネルギー密度及び高出力密度に加え、高耐久性を兼ね揃えた蓄電素子を提供することを目的とする。
すなわち、本発明は、下記のとおりである。
本発明は、負極集電体に負極活物質層を設けた負極電極体、正極集電体に正極活物質層を設けた正極電極体、及びセパレータを積層してなる電極積層体、並びにリチウムイオンを含有した電解質を含む非水系電解液を外装体に収納してなる非水系リチウム型蓄電素子であって、該正極活物質が活性炭を主成分として含み、ここで、該活性炭は、BJH法により算出した直径20Å以上500Å以下の細孔に由来するメソ孔量をV1(cc/g)、MP法により算出した直径20Å未満の細孔に由来するマイクロ孔量をV2(cc/g)とする時、0.3<V1≦0.8、かつ、0.5≦V2≦1.0を満足し、BET法により測定される比表面積が1,500m2/g以上3,000m2/g以下であり、そして該負極活物質が、BET法により測定される比表面積が1m2/g以上200m2/g未満である難黒鉛化性炭素材料を主成分として含むことを特徴とする。
本発明において、正極活物質は、活性炭を主成分として含み、ここで、該活性炭は、BJH法により算出した直径20Å以上500Å以下の細孔に由来するメソ孔量をV1(cc/g)、MP法により算出した直径20Å未満の細孔に由来するマイクロ孔量をV2(cc/g)とする時、0.3<V1≦0.8、かつ、0.5≦V2≦1.0を満足し、BET法により測定される比表面積が1,500m2/g以上3,000m2/g以下であることを特徴とする。ここで、主成分として含むとは、正極活物質の総重量を100%とする時に50%より多い量を含むことを意味する。
これらの原料を上記活性炭とするための炭化、賦活方式として、例えば固定床方式、移動床方式、流動床方式、スラリー方式、ロータリーキルン方式などの公知の方式を採用できる。
上記炭化方法により得られた炭化物の賦活方法としては、水蒸気、二酸化炭素、酸素などの賦活ガスを用いて焼成するガス賦活法が用いられる。このうち、賦活ガスとして、水蒸気又は二酸化炭素を使用する方法が好ましい。
さらに、上記炭化物の賦活処理に先立ち、上記炭化物を予め1次賦活してもよい。この1次賦活では、通常、炭素質材料を水蒸気、二酸化炭素、酸素などの賦活ガスを用いて、900℃未満の温度で焼成してガス賦活すればよい。
上記炭化方法における焼成温度/時間と、上記賦活方法における賦活ガス供給量/昇温速度/最高賦活温度とを適宜組み合わせることにより、以下の特徴を有する本発明の活性炭を製造することができる。
一方、マイクロ孔量V2は、活性炭の比表面積を大きくし、容量を増加させるために、0.5g/cc以上であることが好ましく、また、活性炭の嵩を抑え、電極としての密度を増加し、単位体積当たりの容量を増加させるという点から、1.0g/cc以下であることが好ましく、より好ましくは、0.6g/cc以上1.0g/cc以下、さらに好ましくは、0.8g/cc以上1.0g/cc以下である。
MP法とは、「t−プロット法」(B.C.Lippens,J.H.de Boer,J.Catalysis,4319(1965))を利用して、マイクロ孔容積、マイクロ孔面積、およびマイクロ孔の分布を求める方法を意味し、M.Mikhail, Brunauer, Bodorにより考案された方法である(R.S.Mikhail,S.Brunauer,E.E.Bodor,J.Colloid Interface Sci., 26,45 (1968))。また、BJH法は一般的にメソ孔の解析に用いられる計算方法で、Barrett, Joyner, Halendaらにより提唱されたものである(E. P. Barrett, L. G. Joyner and P. Halenda, J. Amer. Chem. Soc., 73, 373(1951))。
尚、正極活物質には、蓄電素子のエネルギー密度を向上させるという観点から、上記活性炭に加えて、リチウムイオン二次電池の正極活物質として公知のリチウムイオンを吸蔵放出する金属酸化物、例えば、コバルト酸リチウムを添加することも好ましい。正極活物質を活性炭とリチウムイオンを吸蔵放出する金属酸化物との混合物とする場合は、活性炭の全正極活物質に対する比率は、50重量%以上とすることが好ましい。
負極活物質は、BET法により測定される比表面積が1m2/g以上200m2/g未満である難黒鉛化性炭素材料を主成分として含むことを特徴とする。ここで、主成分として含むとは、負極活物質の総重量を100%とする時に50%より多い量を含むことを意味する。前述した特定の細孔構造を有する活性炭を正極活物質として使用し、更に負極活物質にBET法により測定される比表面積が1m2/g以上200m2/g未満である難黒鉛化性炭素材料を使用した本発明の蓄電素子は、正極活物質として活性炭を使用し負極活物質として活性炭の表面に炭素質材料を被着させた複合多孔性材料を使用した特許文献6に記載された蓄電素子に対して、高いエネルギー密度及び出力密度を維持したまま、耐久性を飛躍的に向上できる。
上記のように加熱又は焼成して得られたものをそのまま用いてもよいし、更に賦活などの処理で細孔容積を増加させたものを用いても構わない。
これらの難黒鉛化性炭素材料は単独で又は二種以上組み合わせて使用できる。
BET比表面積が1m2/g未満の場合には、十分なエネルギー密度が得られない。一方、200m2/g以上の場合には、耐久性が落ちることが判明した。その理由は定かではないが、例えば、BET比表面積の向上に伴い電解液との接触面積も向上することにより、リーク電流の増大や自己放電の増大が起きやすいためと考えられる。
d002が0.341nm未満になると、結晶性が向上し、難黒鉛化性炭素材料ではなくなってしまう。結晶性が向上すると、充放電時のリチウムイオンの出入りは遅くなり出力特性が落ちてしまう。また、0.390nmより大きくなると、結晶性の著しい低下に伴い、耐久性特性が落ちてしまう。従って、好ましくは0.350nm以上0.385nm以下であり、より好ましくは0.360nm以上0.380nm以下である。
平均粒径が5μm未満であると、活物質層の密度が低下してしまい、体積当たりの容量が低下し好ましくない。更には、平均粒径が小さいことは耐久性が落ちるといった欠点も持つ。逆に、平均粒径が30μmより大きくなると、高速充放電には適さなくなる。従って、好ましくは6〜25μmであり、より好ましくは、7〜20μmである。
尚、本発明における負極活物質は、上記難黒鉛化性炭素材料を中心炭素材として他の材料を被覆したものや、上記難黒鉛化性炭素材料に他の材料を混合したものも含む。例えば、上記難黒鉛化性炭素材料の表面を他の炭素質材料で被覆した複層(コア−シェル)構造(複合物)や、上記難黒鉛化性炭素材料と黒他の炭素質材料を組み合わせたもの(混合物)が挙げられる。
また、本発明における負極活物質は、上記難黒鉛化性炭素材料と、リチウムチタン複合酸化物、導電性高分子など、公知のリチウムイオン二次電池用負極材料との複合物又は混合物であってもよい。
以上のような複合物又は混合物とする場合、難黒鉛化性炭素材料の全負極活物質に対する比率は、50重量%以上とする。
集電体の材質は、蓄電素子にした際、溶出や反応などの劣化が起こらない金属箔であれば特に制限はなく、例えば、銅箔、アルミニウム箔などが挙げられる。本発明の蓄電素子においては、正極集電体をアルミニウム箔、負極集電体を銅箔とすることが好ましい。
また、集電体は貫通孔を持たない通常の金属箔でもよいし、貫通孔を有する金属箔でも構わない。集電体の厚みは、特に制限はないが、1μmより小さいと電極体の形状や強度を十分に保持できなくなり、100μmより大きいと蓄電素子として重量及び体積が大きくなりすぎ、重量及び体積当たりの性能が劣ってしまうため、1〜100μmが好ましい。
活物質層には、必要に応じ導電性フィラーを添加してもよく、例えばカーボンブラックなどが挙げられる。その添加量は、活物質100質量%に対して0〜30質量%が好ましく、1〜20質量%がより好ましい。導電性フィラーは、高出力密度の観点からは、混合したほうが好ましいが、30質量%より多いと、電極層に占める活物質量の割合が下がり、体積当たりの出力密度が低下するので好ましくない。
上記の活物質、更に必要に応じて添加された導電性フィラーを、活物質層として集電体上に固着させるために、バインダーとして、ポリフッ化ビニリデン(PVdF)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、フッ素ゴム、スチレンブタジエン共重合体、セルロース誘導体などを用いることができ、その添加量は活物質100質量%に対して3〜20質量%の範囲が好ましく、5〜15質量%の範囲がより好ましい。バインダーの添加量が20質量%よりも多いと、活物質の表面をバインダーが覆ってしまい、イオンの出入りが遅くなり高出力密度が得られなくなるため好ましくない。また、バインダーの添加量が3質量%未満であると、活物質層を集電体上に固着することが難しい。
尚、本発明における電極体は、活物質層を集電体の上面(片面)のみに形成したものでもよいし、上下面(両面)に形成したものでも構わない。
電極体は、公知のリチウムイオン電池、電気二重層キャパシタ等の電極製造技術により製造することが可能であり、例えば、各種材料を水又は有機溶剤によりスラリー状にし、活物質層を集電体上に塗布して乾燥し、必要に応じてプレスすることにより得られる。また、溶剤を使用せずに、乾式で混合し、活物質をプレス成型した後、バインダーなどを用いて貼り付けることも可能である。
セパレータの厚みは10μm以上50μm以下が好ましい。10μm未満の厚みでは、内部のマイクロショートによる自己放電が大きくなるため好ましくない。また、50μmより厚いと、蓄電素子のエネルギー密度が減少するだけでなく、出力特性も低下するため好ましくない。
これら溶媒に溶解する電解質はリチウム塩である必要があり、好ましいリチウム塩を例示すれば、LiBF4、LiPF6、LiN(SO2C2F5)2、LiN(SO2CF3)(SO2C2F5)、LiN(SO2CF3)(SO2C2F4H)又はこれらの混合塩を挙げることができる。
非水系電解液中の電解質濃度は、0.5〜2.0mol/Lの範囲が好ましい。0.5mol/L未満では陰イオンが不足して蓄電素子の容量が低下する。また、2.0mol/Lを超えると未溶解の塩が該電解液中に析出したり、該電解液の粘度が高くなりすぎたりすることによって、逆に伝導度が低下して出力特性が低下する。
<実施例1>
[正極電極体の作製]
破砕されたヤシ殻炭化物を、小型炭化炉において窒素中、500℃で3時間炭化処理した。処理後の該炭化物を賦活炉内へ入れ、1kg/hの水蒸気を予熱炉で加温した状態で該賦活炉内へ投入し、900℃まで8時間かけて昇温した後に取り出し、窒素雰囲気下で冷却して活性炭を得た。得られた活性炭を10時間通水洗浄を行った後に水切りした。その後、115℃に保持された電気乾燥機内で10時間乾燥した後に、ボールミルで1時間粉砕を行い、正極材料となる活性炭1を得た。
本活性炭1を、ユアサアイオニクス社製細孔分布測定装置(AUTOSORB−1 AS−1−MP)で、細孔分布を測定した。その結果、BET比表面積は2,360m2/g、メソ孔量(V1)は0.52cc/g、マイクロ孔量(V2)は0.88cc/gであった。この活性炭1を正極活物質に用い、該活性炭1 80.8重量部、ケッチェンブラック6.20重量部、PVDF(ポリフッ化ビニリデン)10.0重量部およびPVP(ポリビニルピロリドン)3.00重量部とNMP(N−メチルピロリドン)を混合して、スラリーを得た。次いで、得られたスラリーを厚さ15μmのアルミニウム箔の片面に塗布し、乾燥し、プレスして、活物質層の厚さが55μmの正極電極体を得た。
負極活物質として、難黒鉛化性炭素材料1(カーボトロンP:呉羽化学工業(株)製)を用いることとし、この難黒鉛化性炭素材料の物性評価を行った。ユアサアイオニクス社製細孔分布測定装置(AUTOSORB−1 AS−1−MP)を用いて解析した結果、BET比表面積は5.2m2/g、細孔分布はメソ孔量(Vm1)が0.0085cc/g、マイクロ孔量(Vm2)が0.0017cc/gであった。また、X線広角回折測定をX線としてCuKα線を用いて行い、高純度Siを内標に使用して(002)面の回折ピークを測定した結果、d002は0.372であった。さらに、島津製作所社製レーザー回折式粒度分布測定装置(SALD−2000J)を用いて平均粒径を測定した結果、11μmであった。
上記難黒鉛化性炭素材料1 83.4重量部、アセチレンブラック8.3重量部、及びPVDF(ポリフッ化ビニリデン)8.3重量部とNMP(N−メチルピロリドン)を混合して、スラリーを得た。次いで、得られたスラリーを厚さ15μmの銅箔の片面に塗布し、乾燥し、プレスして、活物質層の厚さが60μmの負極電極体を得た。この電極体に、難黒鉛化性炭素材料単位重量あたり400mAh/gに相当するリチウムイオンを、リチウム金属箔を用いて電気化学的にドーピングした。
得られた負極電極体、及び正極電極体の間に、ポリエチレン系セパレータ(厚み30μm)を積層して、ラミネートフィルムから形成された外装体内に挿入し、電解液を注入して該外装体を密閉し、非水系リチウム型蓄電素子を組立てた。エチレンカーボネートとメチルエチルカーボネートを1:4重量比で混合した溶媒に1mol/lの濃度でLiN(SO2C2F5)2を溶解した溶液を電解液として使用した。
組立てた蓄電素子を0.5mAの電流で4.0Vまで充電し、その後、4.0Vの定電圧を印加する定電流定電圧充電を2時間行った。続いて、0.5mAの定電流で2.5Vまで放電した。これを1サイクルとし、続けて13サイクルまで充放電を繰り返した。13サイクル目の放電容量を本蓄電素子の容量とした際、本蓄電素子の容量は、46mAh/gであった。
さらに、組立てた蓄電素子の耐久性試験を60℃、3.8V印加の条件で行った。試験開始時(0hとする)と1000h経過後における抵抗倍率を測定した。ここでいう抵抗倍率とは、(1000h経過後の0.1Hzでの抵抗値)/(0hでの0.1Hzでの抵抗値)で表される数値とする。1000h経過後の抵抗倍率は1.19であった。
[正極電極体の作製]
実施例1と同様のものを用いた。
[負極電極体の作製]
石炭系ピッチを空気雰囲気下250℃で約2時間酸化処理を行った後、真空下1100℃で1時間熱処理を行った。得られた材料を、ボールミル粉砕機で約4時間粉砕することにより、負極材料となる難黒鉛化性炭素材料2を得た。
上記難黒鉛化性炭素材料2の物性評価を実施例1と同様な手法で行った。BET比表面積は4.1m2/g、メソ孔量(Vm1)が0.0081cc/g、マイクロ孔量(Vm2)が0.0012cc/g、d002は0.375、平均粒径は15μmであった。
[蓄電素子の組立と性能]
以下、実施例1と同様に非水系リチウム型蓄電素子を組立てて評価を行った。本蓄電素子の容量は、46mAh/gであった。また。出力特性は、0.451であった。さらに、組立てた蓄電素子の耐久性試験を60℃、3.8V印加の条件で行った。1000h経過後、抵抗倍率は1.07であった。
[正極電極体の作製]
実施例1と同様のものを用いた。
[負極電極体の作製]
等方性ピッチをステンレス製皿に入れ、熱反応させた。熱反応は、窒素雰囲気下で行い、炉内が660℃になるまで昇温し、同温度で12時間保持した後、自然冷却した。得られた材料を遊星型ボールミルを用いて粉砕することで、負極材料となる難黒鉛化性炭素材料3を得た。
上記難黒鉛化性炭素材料3の物性評価を実施例1と同様な手法で行った。BET比表面積は98m2/g、メソ孔量(Vm1)が0.0323cc/g、マイクロ孔量(Vm2)が0.0566cc/g、d002は0.344、平均粒径は0.9μmであった。
以下、実施例1と同様にて電極体を作製した。
[蓄電素子の組立と性能]
以下、実施例1と同様に非水系リチウム型蓄電素子を組立てて評価を行った。本蓄電素子の容量は、45mAh/gであった。また。出力特性は、0.466であった。さらに、組立てた蓄電素子の耐久性試験を60℃、3.8V印加の条件で行った。1000h経過後、抵抗倍率は1.25であった。
[正極電極体の作製]
実施例1と同様のものを用いた。
[負極電極体の作製]
フェノール樹脂硬化体をステンレス製皿に入れ、熱反応させた。熱反応は、窒素雰囲気下で行い、炉内が630℃になるまで昇温し、同温度で4時間保持した後、自然冷却した。得られた材料を遊星型ボールミルを用いて粉砕することで、負極材料となる難黒鉛化性炭素材料4を得た。
上記難黒鉛化性炭素材料4の物性評価を実施例1と同様な手法で行った。BET比表面積は390m2/g、メソ孔量(Vm1)が0.0251cc/g、マイクロ孔量(Vm2)が0.121cc/g、d002は0.383、平均粒径は4.2μmであった。
以下、実施例1と同様にて電極体を作製した。
[蓄電素子の組立と性能]
以下、実施例1と同様に非水系リチウム型蓄電素子を組立てて評価を行った。本蓄電素子の容量は、43mAh/gであった。また。出力特性は、0.472であった。さらに、組立てた蓄電素子の耐久性試験を60℃、3.8V印加の条件で行った。1000h経過後、抵抗倍率は1.92であった。
[正極電極体の作製]
実施例1と同様のものを用いた。
[負極電極体の作製]
石炭系ピッチを空気雰囲気下300℃で約2時間酸化処理を行った後、真空下1100℃で2時間熱処理を行った。得られた材料を、ボールミル粉砕機で約1時間粉砕することにより、負極材料となる難黒鉛化性炭素材料5を得た。
上記難黒鉛化性炭素材料5の物性評価を実施例1と同様な手法で行った。BET比表面積は0.95m2/g、メソ孔量(Vm1)が0.0009cc/g、マイクロ孔量(Vm2)が0.0012cc/g、d002は0.375、平均粒径は30μmであった。
以下、実施例1と同様にて電極体を作製した。
[蓄電素子の組立と性能]
以下、実施例1と同様に非水系リチウム型蓄電素子を組立てて評価を行った。本蓄電素子の容量は、42mAh/gであった。また。出力特性は、0.311であった。さらに、組立てた蓄電素子の耐久性試験を60℃、3.8V印加の条件で行った。1000h経過後、抵抗倍率は1.08であった。
[正極電極体の作製]
活物質として、市販の活性炭2を用い、この活性炭2の物性評価を実施例1と同様な方法にて行った。その結果、BET比表面積は1620m2/g、メソ孔量(V1)は0.18cc/g、マイクロ孔量(V2)は0.67cc/gであった。
以下、実施例1と同様にて電極体を作製した。
[負極電極体の作製]
実施例1と同様のものを用いた。
[蓄電素子の組立と性能]
以下、実施例1と同様に非水系リチウム型蓄電素子を組立てて評価を行った。本蓄電素子の容量は、39mAh/gであった。また。出力特性は、0.322であった。さらに、組立てた蓄電素子の耐久性試験を60℃、3.8V印加の条件で行った。1000h経過後、抵抗倍率は1.90であった。
[正極電極体の作製]
実施例1と同様のものを用いた。
[負極電極体の作製]
市販の活性炭3(BET法による比表面積が1,955m2/g)150gをステンレススチールメッシュ製の籠に入れ、石炭系ピッチ300gを入れたステンレス製バットの上に置き、電気炉 (炉内有効寸法300mm×300mm×300mm)内に設置して、熱反応を行った。熱処理は窒素雰囲気下で、670℃まで4時間で昇温し、同温度で4時間保持し、続いて自然冷却により60℃まで冷却した後、炉から取り出し、複合多孔性材料1が得られた。
得られた複合多孔性材料1の物性を、実施例1と同様な手法で行った。BET比表面積は255m2/g、メソ孔量(Vm1)が0.0580cc/g、マイクロ孔量(Vm2)が0.0854cc/g、d002は0.369、平均粒径は2.9μmであった。
次いで、上記で得た複合多孔性材料1 83.4重量部、アセチレンブラック8.30重量部およびポリフッ化ビニリデン(PVdF)8.30重量部とN−メチルピロリドン(NMP)を混合してスラリーを得た。次いで、得られたスラリーを厚さ15μmの銅箔の片面に塗布し、乾燥し、プレスして、活物質層の厚さが60μmの負極電極体を得た。この電極体に、複合多孔性材料重量あたり760mAh/gに相当するリチウムイオンを、リチウム金属箔を用いて電気化学的にドーピングした。
[蓄電素子の組立と性能]
以下、実施例1と同様に非水系リチウム型蓄電素子を組立てて評価を行った。本蓄電素子の容量は、42mAh/gであった。また。出力特性は、0.491であった。さらに、組立てた蓄電素子の耐久性試験を60℃、3.8V印加の条件で行った。1000h経過後、抵抗倍率は1.70であった。
[正極電極体の作製]
比較例3と同様のものを用いた。
[負極電極体の作製]
比較例4と同様のものを用いた。
[蓄電素子の組立と性能]
以下、実施例1と同様に非水系リチウム型蓄電素子を組立てて評価を行った。本蓄電素子の容量は、41mAh/gであった。また。出力特性は、0.354であった。さらに、組立てた蓄電素子の耐久性試験を60℃、3.8V印加の条件で行った。1000h経過後、抵抗倍率は2.02であった。
[正極電極体の作製]
実施例1と同様のものを用いた。
[負極電極体の作製]
実施例1と同様のものを用いた。
[蓄電素子の組立と性能]
得られた負極電極体、及び正極電極体の間に、ポリエチレン系セパレータ(厚み30μm)を積層して、ラミネートフィルムから形成された外装体内に挿入し、電解液を注入して該外装体を密閉し、非水系リチウム型蓄電素子を組立てた。エチレンカーボネートとメチルエチルカーボネートを1:4重量比で混合した溶媒に1mol/lの濃度でLiPF6を溶解した溶液を、電解液として使用した。
以下、実施例1と同様に蓄電素子の組立と性能評価を行った。本蓄電素子の容量は、47mAh/gであった。また。出力特性は、0.594であった。さらに、組立てた蓄電素子の耐久性試験を60℃、3.8V印加の条件で行った。1000h経過後、抵抗倍率は1.30であった。
[正極電極体の作製]
実施例2と同様のものを用いた。
[負極電極体の作製]
実施例2と同様のものを用いた。
[蓄電素子の組立と性能]
実施例4と同様に非水系リチウム型蓄電素子を組立てて評価を行った。本蓄電素子の容量は、47mAh/gであった。また。出力特性は、0.581であった。さらに、組立てた蓄電素子の耐久性試験を60℃、3.8V印加の条件で行った。1000h経過後、抵抗倍率は1.17であった。
[正極電極体の作製]
実施例3と同様のものを用いた。
[負極電極体の作製]
実施例3と同様のものを用いた。
[蓄電素子の組立と性能]
実施例4と同様に非水系リチウム型蓄電素子を組立てて評価を行った。本蓄電素子の容量は、46mAh/gであった。また。出力特性は、0.595であった。さらに、組立てた蓄電素子の耐久性試験を60℃、3.8V印加の条件で行った。1000h経過後、抵抗倍率は1.35であった。
[正極電極体の作製]
比較例1と同様のものを用いた。
[負極電極体の作製]
比較例1と同様のものを用いた。
[蓄電素子の組立と性能]
実施例4と同様に非水系リチウム型蓄電素子を組立てて評価を行った。本蓄電素子の容量は、44mAh/gであった。また。出力特性は、0.605であった。さらに、組立てた蓄電素子の耐久性試験を60℃、3.8V印加の条件で行った。1000h経過後、抵抗倍率は1.95であった。
[正極電極体の作製]
比較例2と同様のものを用いた。
[負極電極体の作製]
比較例2と同様のものを用いた。
[蓄電素子の組立と性能]
実施例4と同様に非水系リチウム型蓄電素子を組立てて評価を行った。本蓄電素子の容量は、42mAh/gであった。また。出力特性は、0.384であった。さらに、組立てた蓄電素子の耐久性試験を60℃、3.8V印加の条件で行った。1000h経過後、抵抗倍率は1.19であった。
[正極電極体の作製]
比較例3と同様のものを用いた。
[負極電極体の作製]
比較例3と同様のものを用いた。
[蓄電素子の組立と性能]
実施例4と同様に非水系リチウム型蓄電素子を組立てて評価を行った。本蓄電素子の容量は、39mAh/gであった。また。出力特性は、0.352であった。さらに、組立てた蓄電素子の耐久性試験を60℃、3.8V印加の条件で行った。1000h経過後、抵抗倍率は2.47であった。
[正極電極体の作製]
比較例4と同様のものを用いた。
[負極電極体の作製]
比較例4と同様のものを用いた。
[蓄電素子の組立と性能]
実施例4と同様に非水系リチウム型蓄電素子を組立てて評価を行った。本蓄電素子の容量は、45mAh/gであった。また。出力特性は、0.636であった。さらに、組立てた蓄電素子の耐久性試験を60℃、3.8V印加の条件で行った。1000h経過後、抵抗倍率は2.33であった。
[正極電極体の作製]
比較例5と同様のものを用いた。
[負極電極体の作製]
比較例5と同様のものを用いた。
[蓄電素子の組立と性能]
実施例4と同様に非水系リチウム型蓄電素子を組立てて評価を行った。本蓄電素子の容量は、42mAh/gであった。また。出力特性は、0.401であった。さらに、組立てた蓄電素子の耐久性試験を60℃、3.8V印加の条件で行った。1000h経過後、抵抗倍率は3.02であった。
Claims (4)
- 負極集電体に負極活物質層を設けた負極電極体、正極集電体に正極活物質層を設けた正極電極体、及びセパレータを積層してなる電極積層体、並びにリチウムイオンを含有した電解質を含む非水系電解液を外装体に収納してなる非水系リチウム型蓄電素子であって、該正極活物質が活性炭を主成分とし含み、ここで、該活性炭は、BJH法により算出した直径20Å以上500Å以下の細孔に由来するメソ孔量をV1(cc/g)、MP法により算出した直径20Å未満の細孔に由来するマイクロ孔量をV2(cc/g)とする時、0.3<V1≦0.8、かつ、0.5≦V2≦1.0を満足し、BET法により測定される比表面積が1,500m2/g以上3,000m2/g以下であり、そして該負極活物質が、BET法により測定される比表面積が1m2/g以上200m2/g未満である難黒鉛化性炭素材料を主成分として含むことを特徴とする非水系リチウム型蓄電素子。
- X線広角回折法で得られる前記難黒鉛化性炭素材料の(002)面の面間隔が0.341nm以上0.390nm以下である、請求項1に記載の非水系リチウム型蓄電素子。
- 前記難黒鉛化性炭素材料は、BJH法により算出した直径20Å以上500Å以下の細孔に由来するメソ孔量をVm1(cc/g)、MP法により算出した直径20Å未満の細孔に由来するマイクロ孔量をVm2(cc/g)とする時、0.001≦Vm1<0.01、かつ、0.001≦Vm2<0.01を満足する炭素材料である、請求項1又は2に記載の非水系リチウム型蓄電素子。
- 前記難黒鉛化性炭素材料の平均粒径が5〜30μmである、請求項1〜3のいずれか1項に記載の非水系リチウム型蓄電素子。
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