JP2010199025A - スライドカム付きコネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】相手コネクタに対するコジリ嵌合を防ぐことができるスライドカム付きコネクタを提供する。
【解決手段】相手コネクタ400の嵌合部の両側面に設けられたカムピン411a〜411cが入り込むカム溝71a〜71cを有するスライダ70を具備するコネクタ1は、カムピン411a〜411cに対してカム溝71a〜71cを嵌合させる際、カム溝71a〜71cにそれぞれ設けられた仮嵌合用突起74a〜74cのうち、嵌合部410の側面端部410bからの距離が長い側に設置された第1のカムピン411aに対応する第1のカム溝71aの仮嵌合用突起74aの高さh1が、他のカム溝71b,71cの仮嵌合用突起74b,74cの高さh2よりも高く形成される。
【選択図】図7

Description

本発明は、嵌合(分離)操作力を低減するためのスライドカム付きコネクタに関する。
極数の多いコネクタ同士を嵌合させる場合には、双方のコンタクト間に生じる嵌合抵抗が大きくなるため、手作業でコネクタ同士を嵌合させることが困難になる。このため、嵌合(分離)操作力を低減するための倍力機構を利用したスライドカム付きコネクタが種々提案されている。
従来のこの種のコネクタとして、例えば、図13〜図15に示すものが知られている(特許文献1参照)。図13は、従来例のコネクタの断面図である。図14は、図13に示すコネクタに用いられるハウジングの断面図である。図15は、図13に示すコネクタのワイヤカバー及びレバーの説明図である。
図13に示すコネクタ101は、相手コネクタ150と嵌合するよう構成され、ハウジング110と、1対のスライダ120と、レバー130と、ワイヤカバー140とを備えている。
ハウジング110の内部には、図14に示すように、前後方向(図13において下側を前側、上側を後側とする)に延びる複数のコンタクト収容キャビティ111を有するコンタクト収容部112が形成されている。各コンタクト収容孔111内には、電線(図示せず)に接続された金属製のコンタクト(図示せず)が収容されている。また、ハウジング110の内部には、その左右両端面(図13において左側を左側、右側を右側とする)に開口する上下1対(図13において紙面手前側を上側、紙面奥側を下側とする)のスライダ収容溝113が形成されている。更に、ハウジング110の内部であって各スライダ収容溝113の外側には、ハウジング110の後面に開口するレバー収容溝114が形成されている。
また、コンタクト収容部112の外周には、シール部材115が設けられている。シール部材115は、嵌合する相手コネクタ150とコンタクト収容部112との間をシールし、嵌合部側からコンタクト収容キャビティ111内への浸水を防止する機能を有する。
また、各スライダ120は板状に形成され、ハウジング110のスライダ収容溝113内に移動自在に収容されている。各スライダ120の内面には、図13に示すように、相手コネクタ150の嵌合部151に設けられたカムピン152が入り込むカム溝121が形成されている。また、各スライダ120の外面には、レバー130に設けられた、後述する連動溝133に嵌入する軸部122が設けられている。
更に、レバー130は、図15に示すように、操作部131の両端から1対をなす板状のアーム部132を延出した形で形成されている。各アーム部132には、図13に示すように、軸孔134が形成されている。レバー130は、軸孔134をワイヤカバー140の左右方向略中央部に設けられた支持軸141に嵌合させることで、ワイヤカバー140に対して回動するように支持されている。また、各アーム部132には、その外周縁から軸孔134に向かって連動溝133が形成されている。以後、各アーム部132において、操作部131がある側を先端側、軸孔134がある側を根元側とする。
また、ワイヤカバー140は、ハウジング110の後側に取り付けられ、ハウジング110から導出された電線の束をハウジング110の左右方向一側(図13において右側、図14において紙面手前側)に導出するようになっている。
コネクタ101と相手コネクタ150とを組み付けるには、まず、レバー130及びスライダ120を図13に示す分離位置に位置させておき、相手コネクタ150の嵌合部151をコネクタ101の前側から嵌合する。すると、相手コネクタ150のカムピン152が図13に示すようにスライダ120に設けられたカム溝121の入口に進入し、両コネクタ101,150が仮嵌合状態となる。そして、分離位置にあるレバー130を図13における矢印X向きに回動して嵌合位置に位置させると、レバー130に設けられた連動溝133がスライダ120の軸部122を押す。これにより、スライダ120がレバー130と連動して分離位置から嵌合位置にまで移動し、カム溝121とカムピン152の作用により、両コネクタ101,150が互いに引き寄せられて嵌合状態に至る。その逆に、嵌合位置にあるレバー130を矢印X向きと逆向きに回動して分離位置に位置させると、スライダ120がレバー130と連動して嵌合位置から分離位置にまで移動し、カム溝121とカムピン152の作用により、両コネクタ101,150が分離されるのである。
このように、コネクタ101にあっては、回動するレバー130と、このレバー130に連動する、カム溝121を有するスライダ120とを備えた倍力構造を採用したことにより、嵌合及び分離操作力を大幅に低減することができる。
また、この種のコネクタとして、複数のカム溝に対して、対応する複数のカムピンが進入する前記複数のカム溝の各々の入口部分に、前記カムピンを一時的に仮嵌合させる突起を設けたコネクタも開示されている(特許文献2参照)。
特開2003−132996号公報 特開平10−255902号公報
ところで、従来のコネクタにあっては、作業者が嵌合部分を目視確認できない状況で、相手コネクタとコネクタとを嵌合作業することがある。このような状況で作業者が嵌合作業する場合、相手コネクタの嵌合部に対してコネクタを斜めに位置させた状態でレバーを回動させた結果、いわゆるコジリ嵌合がなされて、コネクタを破損することがあった。
その具体的な例を以下に示す。
図16は、従来のコネクタが、相手コネクタに対し、レバーのアーム部の根元側に傾いた状態でコジリ嵌合される場合の説明図であり、(A)は平面図、(B)は背面図、(C)は(B)の16C−16C線に沿う断面図である。また、図17は、従来のコネクタが、相手コネクタに対し、レバーのアーム部の先端側に傾いた状態でコジリ嵌合される場合の説明図であり、(A)は平面図、(B)は背面図、(C)は(B)の17C−17C線に沿う断面図である。
図16及び図17では、相手コネクタ150の嵌合部151には、3対のカムピン152a〜152cが設けられている。嵌合部151は、矩形の枠形状をなし、カムピン152a〜152cが設けられた対向する1対の設置面(側面)151a,151aと、1対の設置面151a,151aを連結する1対の端面151b,151bにより構成される。コネクタ101のアーム部132の先端側に位置するカムピン(以下、第1のカムピンと呼ぶ。)152a,152aは、一方の端面151bから距離d1だけ離れている。また、コネクタ101のアーム部132の根本側に位置するカムピン(以下、第3のカムピンと呼ぶ。)152c,152cは、他方の端面151bから距離d2(d1>d2)だけ離れている。
図16(A)に示すように、このような構成の相手コネクタ150に対し、コネクタ101をアーム部132の根本側に傾いた状態でハウジング110と嵌合部151とを嵌合させた場合、図16(B)及び図16(C)に示すように、第1のカムピン152a,152aに対応するカム溝(以下、第1のカム溝と呼ぶ。)121a,121aに第1のカムピン152a,152aが適正に嵌合していない状態となりうる。
一方、図17(A)に示すように、このような構成の相手コネクタ150に対し、コネクタ101をアーム部132の先端側に傾いた状態でハウジング110と嵌合部151とを嵌合させた場合、図17(B)及び図17(C)に示すように、第3のカムピン152c,152cに対応するカム溝(以下、第3のカム溝と呼ぶ。)121c,121cに第3のカムピン152c,152cが適正に嵌合していない状態となりうる。
図16に示す状態でレバーを回動させた場合、いわゆるコジリ嵌合がなされ、第3のカムピン152c,152cよりも嵌合部151の端面151bからの距離が長い分、嵌合が不確実な第1のカムピン152a,152aにかかる応力は大きく、第1のカムピン152a,152aを破損してしまうおそれがあった。
一方、図17に示す状態でレバー130を回動させた場合、嵌合が不確実な第3のカムピン152c,152cに応力はかかる。しかし、第1のカムピン152a,152aよりも嵌合部151の端面151bからの距離が短いので、レバー130を回動させる力に対する抵抗が大きくなる。このため、第3のカムピン152c,152cを破損してしまう前に作業者が異常に気がつくことが多かった。
このように、両端に位置するカムピンの端面151bからの距離が異なる複数のカムピンが設けられた相手コネクタ150に対して、コネクタ101を嵌合させる場合には、端面151bからの距離が長いカムピンを破損することがあり、改善の余地があった。
従って、本発明はこれら問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、相手コネクタに対するコジリ嵌合を防ぐことができるスライドカム付きコネクタを提供することにある。
上記問題を解決するため、請求項1に係るスライドカム付きコネクタは、コンタクトを収容したハウジングと、該ハウジングに形成されたスライダ収容溝内にスライド動作可能に収容され、相手コネクタの嵌合部の両側面に設けられた複数のカムピンが入り込むカムピン挿入用開口部を有するカム溝をスライド動作方向に複数列有するスライダとを具備し、前記スライダをスライド動作させて前記相手コネクタの嵌合部との嵌合及び分離を達成するスライドカム付きコネクタであって、
前記カムピン挿入用開口部に仮嵌合用の突起が設けられ、前記嵌合部の側面端部からの距離が長い側に設置された前記カムピンに対応する一のカム溝の仮嵌合用の突起の高さが、他のカム溝の仮嵌合用の突起の高さよりも高いことを特徴としている。
また、請求項2に係るスライドカム付きコネクタは、前記ハウジングに対して回動可能に設けられ、前記スライダをスライド動作させるレバーを設けたことを特徴としている。
請求項1に係るスライドカム付きコネクタによれば、強度が弱く形成されがちな一のカムピンに、敢えてカム溝が仮嵌合しにくい構成とすることで、該一のカムピンにカム溝が嵌合して初めてスライダの操作が可能となる。一のカムピンにカム溝が仮嵌合する際の慣性力で他のカムピンが確実に仮嵌合されることとなる。したがって、嵌合部に対して斜めに嵌合したハウジングの状態を補正し、全てのカムピン及びカム溝が適正に嵌合されるので、相手コネクタに対してコジリを発生させずに適正に嵌合することができるスライドカム付きコネクタを提供することができる。
また、請求項2に係るスライドカム付きコネクタによれば、前記ハウジングに対して回動する前記レバーと、このレバーに連動するカム溝を有するスライダとを備えた倍力構造により、嵌合及び分離操作力を大幅に低減できる。
本発明に係るスライドカム付きコネクタの分解斜視図である。 図1のコネクタを示し、(A)はレバーが分離位置にあるときの状態、(B)はレバーが嵌合位置にある状態を示している。 図1のコネクタを示し、(A)は正面図、(B)は(A)の3B−3B線に沿う断面図である。 図1のコネクタを示し、(A)は図3(A)の4A−4A線に沿う断面図、(B)は図3(A)の4B−4B線に沿う断面図である。 図4の5−5線に沿う断面図である。但し、図5においては、リテーナが本係止位置にある状態を示している。 コネクタの上側に設置されるスライダの構成を示す図であり、(A)は底面図、(B)は正面図である。 図6のスライダの断面図であり、(A)は図6の7A−7A線に沿う断面図、(B)は図6の7B−7B線に沿う正面図である。 コネクタと相手コネクタとが嵌合する前の状態の説明図である。 コネクタと相手コネクタとの仮嵌合状態の説明図であり、(A)は背面図、(B)は(A)の9B−9B線に沿う断面図である。 コネクタと相手コネクタとの仮嵌合状態の説明図であり、(A)は図9(A)の10A−10A線に沿う断面図、(B)は(A)の10B部分の拡大図、(C)は図9(A)の10C−10C線に沿う断面図、(D)は(C)の10D部分の拡大図である。 コネクタと相手コネクタとが嵌合途中の状態の説明図である。 コネクタと相手コネクタとの嵌合完了状態の説明図であり、(A)は背面図、(B)は(A)の12B−12B線に沿う断面図である。 従来例のコネクタの断面図である。 図13のコネクタの断面図である。 図13に示すコネクタのワイヤカバー及びレバーの説明図である。 従来のコネクタが、相手コネクタに対し、レバーのアーム部の根元側に傾いた状態でコジリ嵌合される場合の説明図であり、(A)は平面図、(B)は背面図、(C)は(B)の16C−16C線に沿う断面図である。 従来のコネクタが、相手コネクタに対し、レバーのアーム部の先端側に傾いた状態でコジリ嵌合される場合の説明図であり、(A)は平面図、(B)は背面図、(C)は(B)の17C−17C線に沿う断面図である。
次に、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。以下では、レバー式コネクタ1を例に本発明のスライドカム付きコネクタを説明する。
図1に示すレバー式コネクタ1は、インナーハウジング10と、フロントカバー20と、リテーナ30と、第1シール部材40と、第2シール部材50と、アウターハウジング60と、1対のスライダ70と、レバー80と、ワイヤカバー90とを具備している。
一方、レバー式コネクタ1の嵌合対象である相手コネクタ400は、絶縁性の樹脂を成形することによって一体に形成され、図示しない相手端子を保持する本体部401と、本体部401上に形成された嵌合部410とを有する。なお、相手端子は、フロントカバー20に設けられる複数のコンタクト収容室23(図4及び図5参照)に対応するように本体部401に保持される。嵌合部410は、前記相手端子を囲むように形成され、レバー式コネクタ1のインナーハウジング10の外周及びアウターハウジング60のフード部62の内周の間に挿入される。嵌合部410の側面410aには、3対のカムピン411a〜411cが設けられている。嵌合部410は、略矩形の枠形状をなし、カムピン411a〜411cが設けられた対向する1対の側面(設置面)410a,410aと、1対の側面410a,410aを連結する1対の端面410b,410cにより構成される。側面410a,410aに設置される両端側のカムピンのうち、カムピン(以下、第1のカムピンと呼ぶ。)411a,411aは、一方の端面410bから距離d1だけ離れている(図8参照)。また、カムピン(以下、第3のカムピンと呼ぶ。)411c,411cは、他方の端面410cから距離d2(d1>d2)だけ離れている(図8参照)。
インナーハウジング10は、絶縁性の樹脂を成形することによって一体に形成されるものであり、図1及び図3〜図5に示すように、幅方向(図3(A)における左右方向)、上下方向(図3(A)における上下方向)及び前後方向(図3(B)における上下方向)に延びる略直方体形状のハウジング本体11と、ハウジング本体11から後方に延びるフード部12とを備えている。ハウジング本体11には、前後方向に貫通する複数のコンタクト収容キャビティ13が設けられ、フード部12の内側空間は、第2シール部材収容空間14を形成している。各コンタクト収容キャビティ13には、図示しないコンタクトを一次的に係止するためのハウジングランス15が設けられている。
そして、ハウジング本体11には、図4(B)に示すように、下面に開口し上方に延びるリテーナ収容凹部17が形成されている。リテーナ収容凹部17の上面には、図1及び図4(B)に示すように、複数の開口17aが設けられている。リテーナ30の後述するフロントカバー保持突起32が開口17aを通ってハウジング本体11の上側に突き抜け可能となっている。
また、インナーハウジング10のフード部12の幅方向両端部には、図1に示すように、アウターハウジング60をインナーハウジング10に係止するための1対のラッチアーム16が後方に向けて突出形成されている。
更に、フロントカバー20は、インナーハウジング10の前側に装着されるよう構成され、図1に示すように、幅方向に延びてハウジング本体11の前面を覆うカバー本体21を備えている。フロントカバー20は、絶縁性の樹脂を成形することによって形成される。そして、カバー本体21の後面には、ハウジング本体11の上面、下面及び幅方向両側面を覆うフード部22が後方に延びるように形成されている。
ここで、フロントカバー20のカバー本体21の後面には、図4(B)及び図5に示すように、ハウジング本体11に設けられたコンタクト収容キャビティ13に対応する位置に、複数のコンタクト収容室23が形成されている。また、カバー本体21の前面には、ハウジング本体11に設けられたコンタクト収容キャビティ13に対応する位置に、コンタクト収容室23に連通する複数の相手端子挿入口24が形成されている。
フロントカバー20を設けることにより、相手コネクタ400(図1及び図8参照)とレバー式コネクタ1の嵌合時に、相手コネクタ400に設けられた相手端子(図示せず)がレバー式コネクタ1のコンタクトに突き当たってしまう等の問題を回避できる。即ち、インナーハウジング10内に収容されたコンタクトを保護することができる。
更に、フロントカバー20のフード部22の上壁22aには、図4(B)に示すように、リテーナ30の後述するフロントカバー保持突起32が挿通する複数の孔27が形成されている。各孔27には、図4(B)に示すように、リテーナ30がハウジング10に装着されたとき、リテーナ30の各フロントカバー保持突起32が挿通してフロントカバー20の前後方向の移動を規制するようになっている。
次に、リテーナ30は、インナーハウジング10の下側からリテーナ収容凹部17内に装着されるよう構成され、図1及び図4(A),(B)に示すように、幅方向に延びる略板状に形成されている。リテーナ30は、図4(A),(B)に示す仮係止位置でインナーハウジング10に仮保持され、更に押し込まれて図5に示す本係止位置でインナーハウジング10に固定される。リテーナ30の本係止状態は、リテーナ30が最も押し込まれた状態である。このリテーナ30は、図4(B)に示すように、ハウジング本体11に設けられたコンタクト収容キャビティ13に対応するように形成された複数のコンタクト挿通孔31を有している。そして、リテーナ30の上端面30aには、複数のフロントカバー保持突起32が上方に突出するように形成されている。
そして、リテーナ30が仮係止位置にあるときには、図示しないコンタクトがコンタクト収容キャビティ13内に挿入されて、かかるコンタクトがハウジングランス15により一次的に係止される。そして、リテーナ30が本係止位置に移動されると、コンタクトはリテーナ30により二次的に係止されるようになっている。
また、第1シール部材40は、図1及び図4に示すように、リング状に形成されてインナーハウジング10のハウジング本体11の外側に密着するようになっている。この第1シール部材40は、相手コネクタ400がレバー式コネクタ1に嵌合したときに、相手コネクタ400とハウジング本体11との間をシールし、嵌合部からインナーハウジング10の内部に水が浸入するのを阻止する機能を有する。
また、第2シール部材50は、いわゆる一括シール部材と呼ばれているものであって、図1及び図4(A)に示すように、略板状に形成されてインナーハウジング10のフード部12の第2シール部材収容空間14内に収容され、フード部12の内周面に密着するようになっている。第2シール部材50には、図1及び図4(B)に示すように、コンタクト収容キャビティ13に対応する位置に複数の電線挿通孔51が形成されている。コンタクト収容キャビティ13に収容されたコンタクトに接続された電線(図示せず)は、電線挿通孔51を通って後方に導出される。電線挿通孔51内周のシール部分が電線の外周面に密着し、電線挿通孔51からインナーハウジング10の内部への水の浸入を阻止するようになっている。
更に、アウターハウジング60は、インナーハウジング10の後側に装着されて第2シール部材50の抜け止めを行うものであり、絶縁性の樹脂を成形することによって一つの部材として形成されている。アウターハウジング60は、図1に示すように、幅方向、前後方向及び上下方向に延びる略直方体形状に形成されている。このアウターハウジング60は、図4(A)に示すように、幅方向に延びて第2シール部材50の後側に位置する本体部61と、本体部61の外周端部から前方に延びてインナーハウジング10を覆うフード部62とを備えている。アウターハウジング60の本体部61には、図4(B)に示すように、コンタクト収容キャビティ13に対応する位置に複数の電線導出孔63が形成されている。また、アウターハウジング60のフード部62の上下両側の部分には、幅方向に延びる1対のスライダ収容溝64が設けられている。更に、アウターハウジング60の後面には、図3(B)に示すように、インナーハウジング10に設けられたラッチアーム16が係止される係止用段部66が設けられている。また、アウターハウジング60のフード部62の幅方向一端部には、図1に示すように、レバー80の後述する支軸部84が嵌入される軸受部65が設けられている。
また、各スライダ70は絶縁性の樹脂を成形することによって略板状に形成され、アウターハウジング60のスライダ収容溝64内で幅方向に沿ってスライド動作可能に収容されている。各スライダ70の内側の面には、相手コネクタ400に設けられたカムピン411a〜411c(図1及び図8参照)が入り込むカム溝71a〜71cが形成されている。また、各スライダ70の内側の面の一端部には、レバー80に設けられた、後述するスライダ移動用突起85が嵌入する凹部72が形成されている。
また、レバー80は、図1に示すように、1対のアーム部81と、これらアーム部81の一端を連結する連結部82とを備えている。各アーム部81の他端部にはアーム部81に対し直角に延びる延長部83が設けられ、各延長部83の先端の内側の面には支軸部84が突出形成されている。また、各アーム部81の他端部の外側の面には、各スライダ70の凹部72に嵌入するスライダ移動用突起85が突出形成されている。
レバー80の支軸部84は、アウターハウジング60の幅方向一端部に設けられた軸受部65に嵌入されて、アウターハウジング60に対し図2(A)に示す矢印A向き及び図2(B)に示す矢印B向きの双方向に回動するようになっている。図2(A)に示す分離位置から図2(B)に示す嵌合位置までレバー80が矢印A向きに回動すると、レバー80に設けられたスライダ移動用突起85がスライダ70を押し、これによりスライダ70がレバー80と連動してスライダ収容溝64内に収容される方向にスライド動作し、カム溝71a〜71cとカムピン411a〜411cの作用により、レバー式コネクタ1及び相手コネクタ400が互いに引き寄せられて嵌合状態に至る。その逆に、嵌合位置から分離位置までレバー80が矢印B向きに回動すると、スライダ70がレバー80と連動してスライダ収容溝64から出る方向にスライド動作し、カム溝71a〜71cとカムピン411a〜411cの作用により、レバー式コネクタ1及び相手コネクタ400が分離されるようになっている。この嵌合及び分離の動作については後に詳述する。
ここで、図6(A)及び図6(B)に示すように、上側のスライダ収容溝64に収容されるスライダ70の底面には、長手方向にカム溝71a〜71cが等間隔で複数列形成されている。これら複数のカム溝71a〜71cは、嵌合するカムピン411a〜411cに対応して形成される。図6(A)では、3列のカム溝が形成されているので、嵌合対象の各カムピン411a,411b,411cに合わせて、凹部72とは反対側から、カム溝71a、カム溝71b、カム溝71cとする。即ち、第1のカム溝71aは、嵌合部410の側面端部410bからの距離が長い側に設置された第1のカムピン411aに対応する。各カム溝71a,71b,71cは、一方が閉じ、他方がスライダ70の正面において開口し、各カムピン411a,411b,411cを受け入れるカムピン挿入用開口部73a〜73cを形成している。各カム溝71a,71b,71cのカムピン挿入用開口部73a,73b,73cには、図7(A)及び図7(B)に示すように、仮嵌合用突起74a,74bが形成されている。仮嵌合用突起74aの高さ(カム溝71aの底面から仮嵌合用突起74aの頂部までの高さ)h1は、仮係止突起74bの高さ(カム溝71b,71cの底面から仮嵌合用突起74bの頂部までの高さ)h2よりも大きくされる。
また、仮嵌合用突起74a,74bは、カムピン411a〜411cが挿入される側の断面形状が曲面となるように形成され、それぞれ所定の高さを有していてもカムピン411a〜411cが挿入されやすいように形成されている。
なお、上述のスライダ70と同様に、下側のスライダ収容溝64に収容されるスライダ70の平面にも、長手方向にカム溝71a〜71cが等間隔で複数列形成されている。これらのスライダ70,70は、それぞれのカム溝71a〜71cを対向させるようにして上下のスライダ収容溝64,64に収容される。
更に、ワイヤカバー90は、アウターハウジング60の後側に取り付けられ、アウターハウジング60の電線導出孔63から導出された複数の電線を、アウターハウジング60の幅方向の一方側に導出するようになっている。ワイヤカバー90の上面及び下面には、図1及び図2(A),(B)に示すように、レバー80の分離位置から矢印A向きの回動を規制する第1規制突起94がそれぞれ設けられている。また、ワイヤカバー90の上面及び下面には、図1及び図2(A),(B)に示すように、レバー80の分離位置から矢印A向きと反対向きの回動を規制する第2規制突起(図示せず)がそれぞれ設けられている。更に、ワイヤカバー90には、図1及び図2(B)に示すように、レバー80が矢印A向きに回動して嵌合位置に位置したときにレバー80の矢印B向きへの回動を阻止するロック部材93が設けられている。
次に、レバー式コネクタ1の組み立て方法について説明する。
レバー式コネクタ1の組み立てに際し、まず、インナーハウジング10のハウジング本体11の外側に第1シール部材40を装着する。
次いで、フロントカバー20をインナーハウジング10の前側に装着する。
そして、リテーナ30をハウジング10の下側からリテーナ収容凹部17内に挿入し、図4(A)及び図4(B)に示すように、仮係止位置に係止させる。このリテーナ30が仮係止位置に配置されたときには、各コンタクト挿通孔31が、インナーハウジング10の対応するコンタクト収容キャビティ13と整合するよう位置する。また、このとき、リテーナ30のフロントカバー保持突起32が、図4(B)に示すように、ハウジング10の開口17aを突き抜けるとともに、フロントカバー20の孔27を挿通するので、フロントカバー20の前後方向の移動を規制する。
次に、第2シール部材50を、インナーハウジング10の後側からフード部12の第2シール収容空間14内に収容する。これにより、第2シール部材50の外周面がフード部12の内周面に密着する。
そして、アウターハウジング60を、第1シール部材40、フロントカバー20、リテーナ30及び第2シール部材50を装着したインナーハウジング10の後側から装着する。この際、インナーハウジング10に設けられたラッチアーム16がアウターハウジング60の係止用段部66に係止される。これにより、第2シール部材50の第2シール部材収容空間14からの抜け止めがなされる。また、第1シール部材40は、フロントカバー20及びリテーナ30によりインナーハウジング10から抜け止めされる。
その後、1対のスライダ70をアウターハウジング60のスライド収容溝64内に、一端部に形成された凹部72と反対側端縁から挿入する。
次いで、電線に接続された複数のコンタクトを、アウターハウジング60の後側から電線導出孔63及び第2シール部材50の電線挿通孔51を通してインナーハウジング10のコンタクト収容キャビティ13内に収容する。このとき、インナーハウジング10に設けられたハウジングランス15が各コンタクトを一次的に係止する。
その後、仮係止位置にあるリテーナ30を押し込んで本係止位置まで押し込む。すると、コンタクトはリテーナ30により二次的に係止される。このとき、フロントカバー20の孔27を通過したリテーナ30のフロントカバー保持突起32が、フロントカバー20の前後方向の移動を規制する。
次に、ワイヤカバー90をアウターハウジング60の後側に取り付け、アウターハウジング60の電線導出孔63から導出された複数の電線を、アウターハウジング60の長手方向の一側に導出する。
最後に、レバー80の支軸部84を、アウターハウジング60の幅方向一端部に設けられた軸受部65に嵌入するとともに、レバー80のスライダ移動用突起85を、各スライダ70の凹部72に嵌入する。これにより、レバー80はアウターハウジング60に対して図2(A)に示す矢印A向き及び図2(B)に示す矢印B向きの双方向に回動可能になるとともに、スライダ70がレバー80の回動動作に連動してスライダ収容溝64内をスライド移動可能になる。
以上の作業により、レバー式コネクタ1の組立てが完了する。
次に、レバー式コネクタ1及び相手コネクタ400の嵌合及び分離の動作について図5及び図8乃至図12を参照して説明する。
レバー式コネクタ1と相手コネクタ400とを組み付けるには、まず、レバー80及びスライダ70を図8に示す分離位置に位置させておく。この状態では、レバー80はワイヤカバー90に設けられた第1規制突起94によって図9に示す矢印A向きの回動は規制されている。そして、この状態で、レバー式コネクタ1を図8に示すように相手コネクタ400の前側から矢印C向きに押し込む。すると、相手コネクタ400のハウジング410に設けられたカムピン411a〜411cがスライダ70に設けられたカム溝71a〜71cのカムピン挿入用開口部73に進入し、図9に示すように、レバー式コネクタ1と相手コネクタ400とが仮嵌合状態となる。
この仮嵌合状態では、図10(A)及び図10(B)に示すように、仮嵌合用突起74aを越えた第1のカムピン411aが第1のカム溝71aのカムピン挿入用開口部73a付近で嵌合している。また、図10(C)及び図10(D)に示すように、仮嵌合用突起74bを越えたカムピン411bがカム溝71bのカムピン挿入用開口部73b付近で嵌合している。本実施形態では、他の仮嵌合用突起74b,74cよりも仮嵌合用突起74aを高く設定することにより、カムピン411aが仮嵌合用突起74aを乗り越えにくくしている。これにより、カムピン411aが仮嵌合用突起74aを乗り越える場合は、慣性力により他のカムピン411b,411cが他の嵌合用突起74b,74cを乗り越えることを保証する。すなわち、第1のカムピン411aが仮嵌合される際の慣性力で他のカムピン411b,411cを仮嵌合させるので、全てのカムピンを確実に仮嵌合させることができる。
そして、分離位置にあるレバー80を、第1規制突起94による規制を解除するために必要な力よりも大きな力で図9に示す矢印A向きに回動すると、レバー80に設けられたスライダ移動用突起85がスライダ70を矢印D向きに押し、スライダ70がレバー80と連動してスライド動作し、これにより、図11に示す嵌合途中の状態となる。この際に、スライダ70に設けられたカム溝71a〜71cと相手コネクタ400に設けられたカムピン411a〜411cの作用により、レバー式コネクタ1及び相手コネクタ400が互いに少しだけ引き寄せられる。
そして、レバー80を更に矢印A向きに回動して嵌合位置に位置させると、レバー80に設けられたスライダ移動用突起85がスライダ70を矢印D方向に更に押し、スライダ70がレバー80と連動してスライド動作し、これにより、図12に示す嵌合完了状態になる。この際に、スライダ70に設けられたカム溝71a〜71cと相手コネクタ400に設けられたカムピン411a〜411cの作用により、レバー式コネクタ1及び相手コネクタ400が互いに最終位置まで引き寄せられる。これにより、レバー式コネクタ1及び相手コネクタ400の嵌合動作が完了する。レバー80が嵌合位置に位置したときには、レバー80の図2(B)に示す矢印B向きへの回動はロック部材93により阻止される。
このように、レバー式コネクタ1によれば、嵌合部410に設けられたカムピンのうち、側面端部からの距離が長い側に設置された第1のカムピン411aに対応する第1のカム溝71aの仮嵌合用突起74aの高さh1を、他のカム溝71b,71cの仮嵌合用突起74b,74cの高さh2よりも高く形成する構成とした。このような構成としたことで、第1のカムピン411aにカム溝71aが仮嵌合するときの慣性力で他のカムピン411b,411cが確実にカム溝71b,71cに仮嵌合されることとなる。したがって、嵌合部151に対して斜めに嵌合したハウジング60の状態を補正し、全てのカムピン411a〜411c及びカム溝71a〜71cが適正に嵌合されるので、相手コネクタ400に対してコジリを発生させずに適正に嵌合することができるレバー式コネクタ1を提供することができる。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明はこれに限定されずに種々の変更、改良を行うことができる。例えば、嵌合部に設けられた複数のカムピンのうち、両端のカムピンの嵌合部の側面端部からの距離がそれぞれ同じであった場合、両端のカムピンに対応するカム溝の仮嵌合用突起のそれぞれの高さを、両端のカムピン以外のカムピンに対応するカム溝の仮嵌合用突起の高さよりも高く形成してもよい。
また、本発明は、例えば、実開平6−11275号公報に記載されたレバーのないスライドカム型コネクタにも適用できることは勿論である。
1 レバー式コネクタ
10 インナーハウジング
60 アウターハウジング(ハウジング)
64 スライダ収容溝
70 スライダ
71a,71b,71c カム溝
74 仮嵌合用突起
80 レバー
81 操作部
82 アーム部
90 ワイヤカバー
400 相手コネクタ
411a,411b,411c カムピン

Claims (2)

  1. コンタクトを収容したハウジングと、該ハウジングに形成されたスライダ収容溝内にスライド動作可能に収容され、相手コネクタの嵌合部の両側面に設けられた複数のカムピンが入り込むカムピン挿入用開口部を有するカム溝をスライド動作方向に複数列有するスライダとを具備し、前記スライダをスライド動作させて前記相手コネクタの嵌合部との嵌合及び分離を達成するスライドカム付きコネクタであって、
    前記カムピン挿入用開口部に仮嵌合用の突起が設けられ、前記嵌合部の側面端部からの距離が長い側に設置された前記カムピンに対応する一のカム溝の仮嵌合用の突起の高さが、他のカム溝の仮嵌合用の突起の高さよりも高いことを特徴とするスライドカム付きコネクタ。
  2. 前記ハウジングに対して回動可能に設けられ、前記スライダをスライド動作させるレバーを設けたことを特徴とする請求項1に記載のスライドカム付きコネクタ。
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