JP4130467B1 - レバー式コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】レバー式コネクタと相手コネクタとを分離するときに、インナーハウジングがアウターハウジングから脱落して相手コネクタ側に残ることを回避することができるレバー式コネクタを提供する。
【解決手段】レバー式コネクタ1は、インナーハウジング10と、インナーハウジング10に装着され、一括シール部材50の抜け止めを行うアウターハウジング60と、アウターハウジング60に形成されたスライダ収容溝64内にスライド動作可能に収容され、相手コネクタに設けられたカムピンが入り込むカム溝71を有するスライダ70と、アウターハウジング60に対して回動可能に設けられ、スライダ70をスライド動作させるレバー80とを具備している。相手コネクタとの分離の際に、スライダ70がインナーハウジング10を相手コネクタから遠ざかる向き(矢印Y向き)に引っ張る構成としてある。
【選択図】 図5

Description

本発明は、嵌合操作力を低減するためのいわゆるレバー式コネクタに関する。
極数の多いコネクタ同士を嵌合させる場合には、双方のコンタクト間に生じる嵌合抵抗が大きくなるため、直接、手で押してコネクタ同士を嵌合させることが困難になる。このため、嵌合操作力を低減するための倍力機構を利用したいわゆるレバー式コネクタが種々提案されている。
従来のこの種のレバー式コネクタとして、例えば、図11及び図12に示すものが知られている(特許文献1参照)。図11は、従来例のレバー式コネクタの断面図である。図12は、図11のレバー式コネクタに用いられるハウジングの断面図である。
図11に示すレバー式コネクタ101は、相手コネクタ150と嵌合するよう構成され、ハウジング110と、1対のスライダ120と、レバー130と、ワイヤカバー140とを備えている。
ハウジング110の内部には、図12に示すように、前後方向(図12において左側を前側、右側を後側とする)に延びる複数のコンタクト収容キャビティ111を有するコンタクト収容部112が形成されている。各コンタクト収容孔111内には、電線(図示せず)に接続された金属製のコンタクト(図示せず)が収容されている。また、ハウジング110の内部には、その左右両端面(図11において左側を左側、右側を右側とする)に開口する上下1対(図12において上側を上側、下側を下側)とする)のスライダ収容溝113が形成されている。更に、ハウジング110の内部であってスライダ収容溝113の上下外側には、ハウジング110の後面に開口する上下1対のレバー収容溝114が形成されている。また、コンタクト収容部112の外周には、シール部材115が設けられている。シール部材115は、嵌合する相手コネクタ150とコンタクト収容部112との間をシールし、嵌合部側からコンタクト収容キャビティ111内への浸水を防止する機能を有する。
また、各スライダ120は板状に形成され、ハウジング110のスライダ収容溝113内に移動自在に収容されている。各スライダ120の内面には、図11に示すように、相手コネクタ150の嵌合部151に設けられたカムピン152が入り込むカム溝121が形成されている。また、各スライダ120の外面には、レバー130に設けられた、後述する連動溝133に嵌入する軸部122が設けられている。
更に、レバー130は、操作部131の両端から1対の板状をなすアーム部132(一方のアーム部のみ図11に図示)を延出した形で形成されている。各アーム部132には、軸孔134が形成されている。レバー130は、軸孔134をワイヤカバー140に設けられた支持軸141に嵌合させることで、ワイヤカバー140に対して回動するように支持されている。また、各アーム部132には、その外周縁から軸孔134に向かって連動溝133が形成されている。
また、ワイヤカバー140は、ハウジング110の後側に取り付けられ、ハウジング110から導出された電線をハウジング110の左右方向一側に導出するようになっている。
レバー式コネクタ101と相手コネクタ150とを組み付けるには、先ず、レバー130及びスライダ120を分離位置に位置させておき、相手コネクタ150の嵌合部151をレバー式コネクタ101の前側から嵌合する。すると、相手コネクタ150のカムピン152が図11に示すようにスライダ120に設けられたカム溝121の入口に進入し、両コネクタ101,150が仮嵌合状態となる。そして、分離位置にあるレバー130を嵌合位置に向けて回動すると、レバー130に設けられた連動溝133がスライダ120の軸部122を押し、これによりスライダ120がレバー130と連動して分離位置から嵌合位置にまで移動し、カム溝121とカムピン152の作用により、両コネクタ101,150が互いに引き寄せられて嵌合状態に至る。その逆に、嵌合位置にあるレバー130を分離位置に向けて回動すると、スライダ120がレバー130と連動して嵌合位置から分離位置にまで移動し、カム溝121とカムピン152の作用により、両コネクタ101,150が分離されるのである。
このように、レバー式コネクタ101にあっては、回動するレバー130と、このレバー130に連動する、カム溝121を有するスライダ120とを備えた倍力構造を採用したことにより、嵌合操作力を大幅に低減することができる。
図11及び図12に示すレバー式コネクタ101にあっては、コンタクト収容部112の外周に設けられたシール部材115により、嵌合する相手コネクタ150とコンタクト収容部112との間をシールし、相手コネクタと嵌合する側(前側)からコンタクト収容キャビティ111内への浸水を防止することができる。しかし、レバー式コネクタ101においては、相手コネクタが嵌合する側と反対側からコンタクト収容キャビティ111内への浸水を防止することができない。
そこで、従来においては、相手コネクタと嵌合する側と反対側からの浸水を防止するカム式の倍力機構を用いたコネクタとして、例えば、図13及び図14に示すものが知られている(特許文献2参照)。図13は、従来のカム式の倍力機構を用いたコネクタの平面図である。図14は、図13のコネクタの断面図である。
図13及び図14に示すカム式の倍力機構を用いたコネクタ201は、相手コネクタ250と嵌合するよう構成され、ハウジング210と、1対のスライド式のレバー220とを備えている。
ハウジング210の内部には、図14に示すように、前後方向(図14において左側を前側、右側を後側とする)に延びる複数のコンタクト収容キャビティ211を有するコンタクト収容部212が形成されている。各コンタクト収容孔211内には、電線(図示せず)に接続された金属製のコンタクト214が収容されている。また、ハウジング210の内部には、その左右両端面(図13において左側を左側、右側を右側とする)に開口する上下1対(図14において上側を上側、下側を下側)とする)のレバー収容溝213が形成されている。また、コンタクト収容部212の外周には、第1シール部材215が設けられている。第1シール部材215は、嵌合する相手コネクタ250の嵌合部251とコンタクト収容部212との間をシールし、嵌合部側からコンタクト収容キャビティ211内への浸水を防止する機能を有する。更に、ハウジング210の後面には、第2シール部材収容凹部216が形成されている。
第2シール部材収容凹部216内には、コンタクト収容キャビティ211に対応する位置に形成された複数の電線導出孔231を有する第2シール部材240が収容されている。この第2シール部材240は、いわゆる一括型のシール部材であって、電線導出孔231がコンタクト214に接続された電線の外周面に密着するとともに、第2シール部材230の外周面が第2シール部材216の内周面に密着するようになっている。これにより、相手コネクタ150が嵌合する側と反対側(後側)からコンタクト収容キャビティ211内への浸水を防止するようになっている。この第2シール部材240の後側には、第2シール部材240を抜け止めするための押さえ部材230が装着されている。ハウジング210に設けられた係止アーム217が押さえ部材230に設けられた係止部232に弾性係止することにより、押さえ部材230はハウジング210に装着されるようになっている。
また、各レバー220は板状に形成され、ハウジング210のレバー収容溝213内に移動自在に収容されている。各レバー220の内側の面には、図13に示すように、相手コネクタ250の嵌合部251に設けられたカムピン252が入り込むカム溝221が形成されている。
コネクタ201と相手コネクタ250とを組み付けるには、先ず、レバー220を分離位置に位置させておき、相手コネクタ250の嵌合部251をレバー式コネクタ201の前側から嵌合する。すると、相手コネクタ250のカムピン252が図13に示すようにレバー220に設けられたカム溝221の入口に進入し、両コネクタ201,250が仮嵌合状態となる。そして、分離位置にあるレバー220を嵌合位置にまで押し込むと、カム溝221とカムピン252の作用により、両コネクタ201,250が互いに引き寄せられて嵌合状態に至る。その逆に、嵌合位置にあるレバー220を分離位置にまで戻すと、カム溝221とカムピン252の作用により、両コネクタ201,250が分離されるのである。
このカム式の倍力機構を用いたコネクタ201にあっては、第1シール部材215により、嵌合する相手コネクタ250とコンタクト収容部212との間をシールできるばかりでなく、相手コネクタが嵌合する側と反対側からのコンタクト収容キャビティ211内への浸水を防止することができる。そして、カム溝221を有するスライド式のレバー220を備えた倍力構造を採用したことにより、嵌合操作力を低減することができる。
しかしながら、コネクタ201においては、スライド式のレバー220を直接、手で操作する構造であるため、図11及び図12に示すような、回動するレバー130と、このレバー130に連動する、カム溝121を有するスライダ120とを備えた倍力構造を有するレバー式コネクタ101ほどは嵌合操作力の低減は見込めない。
そこで、従来においては、図15に概略的に示すような、一括シール部材を設けて相手コネクタと嵌合する側と反対側からのコンタクト収容キャビティ内への浸水を防止するとともに、回動するレバーと、このレバーに連動する、カム溝を有するスライダとを備えた倍力構造を有するレバー式コネクタが開発されている。図15は、従来の他の例のレバー式コネクタの概略断面図である。
図15に示すレバー式コネクタ301は、相手コネクタCと嵌合するよう構成され、インナーハウジング310と、シール部材320と、一括シール部材330と、アウターハウジング340と、1対のスライダ350と、レバー360と、ワイヤカバー370とを備えている。
インナーハウジング310は、前後方向(図15において左側を前側、右側を後側とする)に延びる複数のコンタクト収容キャビティ311を有するハウジング本体312と、ハウジング本体312から後方に突出するフード部313とを備えている。各コンタクト収容孔311内には、電線(図示せず)に接続された金属製のコンタクト(図示せず)が収容されている。
シール部材320は、ハウジング本体312の外周に設けられ、嵌合する相手コネクタとハウジング本体312との間をシールし、コンタクト収容キャビティ311内への浸水を防止するようになっている。
また、一括シール部材330は、インナーハウジング310のフード部313の内部に収容され、フード部313の内周面に密着するようになっている。一括シール部材330により、インナーハウジング310の後側からのコンタクト収容キャビティ311内への浸水を防止するようになっている。この一括シール部材330の後側には、一括シール部材330を抜け止めするためのアウターハウジング340が装着されている。インナーハウジング310に設けられた係止アーム(図示せず)がアウターハウジング340に設けられた係止部(図示せず)に弾性係止することにより、アウターハウジング340はインナーハウジング310に装着されるようになっている。
そして、このアウターハウジング340は、一括シール部材330の後側に位置する本体部341と、本体部341の外周端部から前方に延びてインナーハウジング310を覆うフード部342とを備えている。アウターハウジング340のフード部342のの上下両側の部分には、左右方向(図15において紙面に直交する方向)に延びる1対のスライダ収容溝343が設けられている。
また、各スライダ350は略板状に形成され、アウターハウジング340のスライダ収容溝343内にスライド動作可能に収容されている。各スライダ350の内側の面には、相手コネクタに設けられたカムピン(図示せず)が入り込むカム溝351が形成されている。各スライダ350には、レバー360に設けられたスライダ移動用軸(図示せず)が入り込む溝(図示せず)が形成されている。
更に、レバー360は、アウターハウジング340に対して回動可能に軸支され、レバー360の回動によりスライダ350が左右方向にスライド動作するようになっている。
また、ワイヤカバー370は、アウターハウジング340の後側に取り付けられ、アウターハウジング340から導出された電線をアウターハウジング340の左右方向一側に導出するようになっている。
このレバー式コネクタ301と相手コネクタCとを組み付けるには、先ず、レバー360及びスライダ350を分離位置に位置させておき、相手コネクタCをレバー式コネクタ301の前側から嵌合する。すると、相手コネクタCのカムピンがスライダ350に設けられたカム溝351の入口に進入し、レバー式コネクタ301及び相手コネクタCが仮嵌合状態となる。そして、分離位置にあるレバー360を嵌合位置に向けて回動すると、レバー360に設けられたスライダ移動用軸がスライダ350を押し、これによりスライダ350がレバー360と連動して分離位置から嵌合位置にまでスライド動作し、カム溝351とカムピンの作用により、レバー式コネクタ301及び相手コネクタCが互いに引き寄せられて嵌合状態に至る。その逆に、嵌合位置にあるレバー360を分離位置に向けて回動すると、スライダ350がレバー360と連動して嵌合位置から分離位置にまでスライド動作し、カム溝351とカムピンの作用により、レバー式コネクタ301及び相手コネクタCが分離されるのである。
このように、レバー式コネクタ301にあっては、一括シール部材330をけてインナーハウジング310の後側からのコンタクト収容キャビティ311内への浸水を防止するとともに、回動するレバー360と、このレバー360に連動する、カム溝351を有するスライダ350とを備えた倍力構造を採用したことにより、嵌合操作力を大幅に低減することができる。また、スライダ350を、一括シール部材330の抜け止めを行うアウターハウジング340に収容する構成とすることにより、レバー式コネクタ301の小型化及び図れるとともにコネクタ構成を簡単なものとすることができる。
特開2003−132996号公報 特開2003−331983号公報
しかしながら、図15に示したレバー式コネクタ301にあっては、以下の問題点があった。
即ち、レバー式コネクタ301と相手コネクタCとを組み付けるときにおいて、分離位置にあるレバー360を嵌合位置に向けて回動すると、スライダ350がレバー360と連動してスライダ収容溝343において左右方向に分離位置から嵌合位置までスライド動作し、カム溝351とカムピンの作用により、レバー式コネクタ301及び相手コネクタCが互いに引き寄せられて嵌合状態に至る。この際に、先ずスライダ350の前端面がアウターハウジング340に設けられたスライダ収容溝343の前面343bを矢印X向き、即ち相手コネクタCに近づく向きに押し、次いで、アウターハウジング340がインナーハウジング310の後端面313aを矢印X向きに押すことになる。
その一方、レバー式コネクタ301と相手コネクタCとを分離するときにおいて、嵌合位置にあるレバー360を分離位置に向けて回動すると、スライダ350がレバー360と連動してスライダ収容溝343において左右方向に嵌合位置から分離位置にまでスライド動作し、カム溝351とカムピンの作用により、レバー式コネクタ301及び相手コネクタCが分離される。この際に、先ずスライダ350の後端面がアウターハウジング340に設けられたスライダ収容溝343の後面343aを矢印Y向き、即ち相手コネクタCから遠ざかる向きに押し、次いで、アウターハウジング340が係止部及びインナーハウジング310の係止アームを介してインナーハウジング310を矢印Y向きに引っ張ることになる。
このように、レバー式コネクタ301と相手コネクタCとを分離するときにおいて、
アウターハウジング340が係止部及びインナーハウジング310の係止アームを介してインナーハウジング310を矢印Y向きに引っ張る構造になっていると、極数の多いコネクタ同士が嵌合させられて双方のコンタクト間に生じる嵌合抵抗が大きく、インナーハウジング310と相手コネクタCとの嵌合力が強くなっているため、アウターハウジング340の係止部及びインナーハウジング310の係止アームにかかる力が大きく、それら係止部及び係止アームが破損し機能しなくなってしまうことがあった。このように係止部等が機能しなくなると、アウターハウジング340がインナーハウジング310を引っ張りきれずにインナーハウジング310がアウターハウジング340から脱落して相手コネクタC側に残ってしまうという問題点があった。
一方、アウターハウジング340の係止部及びインナーハウジング310の係止アームによるアウターハウジング340とインナーハウジング310との保持力を高め、アウターハウジング340がインナーハウジング310を確実に引っ張りきることができる構造とすることは、レバー式コネクタの小型化の要請のもとでは、おのずと限界があった。
従って、本発明はこの問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、アウターハウジングのスライダ収容溝内にスライダを収容したレバー式コネクタにおいて、レバー式コネクタと相手コネクタとを分離するときに、インナーハウジングがアウターハウジングから脱落して相手コネクタ側に残ることを回避することができるレバー式コネクタを提供することにある。
上記問題を解決するため、本発明のうち請求項1に係るレバー式コネクタは、コンタクトを収容したインナーハウジングと、該インナーハウジングに装着され、一括シール部材の抜け止めを行うアウターハウジングと、該アウターハウジングに形成されたスライダ収容溝内にスライド動作可能に収容され、相手コネクタに設けられたカムピンが入り込むカム溝を有するスライダと、前記アウターハウジングに対して回動可能に設けられ、前記スライダをスライド動作させるレバーとを具備し、該レバーの回動操作により前記スライダをスライド動作させて前記相手コネクタとの嵌合及び分離を達成するレバー式コネクタであって、前記相手コネクタとの分離の際に、前記スライダが前記インナーハウジングを前記相手コネクタから遠ざかる向きに引っ張る構成としたことを特徴としている。
また、本発明のうち請求項2に係るレバー式コネクタは、請求項1記載のレバー式コネクタにおいて、前記インナーハウジングに突起部を設け、前記スライダに前記突起部が嵌入される突起部嵌入溝を設け、前記相手コネクタとの分離の際に、前記突起部嵌入溝が前記突起部を介して前記インナーハウジングを引っ張ることを特徴としている。
更に、本発明のうち請求項3に係るレバー式コネクタは、請求項1記載のレバー式コネクタにおいて、前記相手コネクタとの分離の際には、前記スライダが前記インナーハウジングを前記相手コネクタから遠ざかる向きに引っ張るとともに、前記インナーハウジングの引張動作に連動して前記インナーハウジングが前記アウターハウジングを前記相手コネクタから遠ざかる向きに押すことを特徴としている。
加えて、本発明のうち請求項4に係るレバー式コネクタは、請求項1記載のレバー式コネクタにおいて、前記相手コネクタとの嵌合の際には、前記スライダが前記アウターハウジングを前記相手コネクタに近づく向きに押すとともに、前記アウターハウジングの押し込み動作に連動して前記アウターハウジングが前記インナーハウジングを前記相手コネクタに近づく向きに押すことを特徴としている。
本発明のうち請求項1に係るレバー式コネクタによれば、相手コネクタとの分離の際に、スライダがインナーハウジングを相手コネクタから遠ざかる向きに引っ張る構成としたので、相手コネクタと分離するときにおいて、スライダがインナーハウジングを相手コネクタから遠ざかる向きに直接引っ張り、インナーハウジングと相手コネクタとの嵌合力が大きくなっていたとしても、インナーハウジングがアウターハウジングから脱落して相手コネクタ側に残ることを回避することができる。アウターハウジングとインナーハウジングとの保持力が、相手コネクタとの分離に関係することはない。
また、本発明のうち請求項2に係るレバー式コネクタによれば、請求項1記載のレバー式コネクタにおいて、前記インナーハウジングに突起部を設け、前記スライダに前記突起部が嵌入される突起部嵌入溝を設け、前記相手コネクタとの分離の際に、前記突起部嵌入溝が前記突起部を介して前記インナーハウジングを引っ張るので、簡単な構造でスライダがインナーハウジングを直接引っ張る構成とすることができる。
更に、本発明のうち請求項3に係るレバー式コネクタによれば、請求項1記載のレバー式コネクタにおいて、前記相手コネクタとの分離の際には、前記スライダが前記インナーハウジングを前記相手コネクタから遠ざかる向きに引っ張るとともに、前記インナーハウジングの引張動作に連動して前記インナーハウジングが前記アウターハウジングを前記相手コネクタから遠ざかる向きに押すので、インナーハウジングの引張動作に連動してアウターハウジングを相手コネクタから遠ざかる向きに動かすことができる。
加えて、本発明のうち請求項4に係るレバー式コネクタによれば、請求項1に記載のレバー式コネクタにおいて、前記相手コネクタとの嵌合の際には、前記スライダが前記アウターハウジングを前記相手コネクタに近づく向きに押すとともに、前記アウターハウジングの押し込み動作に連動して前記アウターハウジングが前記インナーハウジングを前記相手コネクタに近づく向きに押すので、相手コネクタとの嵌合の際に、スライダがインナーハウジングを相手コネクタに近づく向きに直接押し込むことを回避することができる。
次に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明に係るレバー式コネクタの分解斜視図である。図2は、図1のレバー式コネクタを示し、(A)はレバーが分離位置にあるときの状態、(B)はレバーが嵌合位置にある状態を示している。図3は、図1のレバー式コネクタを示し、(A)は正面図、(B)は(A)の3B−3B線に沿う断面図である。図4は、図1のレバー式コネクタを示し、(A)は図3(A)の4A−4A線に沿う断面図、(B)は図3(A)の4B−4B線に沿う断面図である。図5は、図4の5−5線に沿う断面図である。但し、図5においては、リテーナが本係止位置にある状態を示している。図6は、レバーが分離位置にある状態のレバー式コネクタを示し、(A)はレバー及びスライダを切断した断面図、(B)は(A)の6B−6B線に沿う断面図である。
図1に示すレバー式コネクタ1は、インナーハウジング10と、フロントカバー20と、リテーナ30と、第1シール部材40と、第2シール部材(一括シール部材)50と、アウターハウジング60と、1対のスライダ70と、レバー80と、ワイヤカバー90とを具備している。
ここで、インナーハウジング10は、絶縁性の樹脂を成形することによって一体に形成されるものであり、図1及び図3乃至図5に示すように、幅方向(図3(A)における左右方向)、上下方向(図3(A)における上下方向)及び前後方向(図3(B)における上下方向)に延びる略直方体形状のハウジング本体11と、ハウジング本体11から後方に延びるフード部12とを備えている。ハウジング本体11には、前後方向に貫通する複数のコンタクト収容キャビティ13が設けられ、フード部12の内側空間は、第2シール部材収容空間14を形成している。各コンタクト収容キャビティ13には、図示しないコンタクトを一次的に係止するためのハウジングランス15が設けられている。
そして、ハウジング本体11には、図4(B)に示すように、下面に開口し上方に延びるリテーナ収容凹部17が形成されている。リテーナ収容凹部17の上面には、図1及び図4(B)に示すように、複数の開口17aが設けられている。リテーナ30の後述するフロントカバー保持突起32が開口17aを通ってハウジング本体11の上側に突き抜け可能となっている。
また、インナーハウジング10のフード部12の幅方向両端部には、図1に示すように、アウターハウジング60をインナーハウジング10に係止するための1対のラッチアーム16が後方に向けて突出形成されている。その一方、インナーハウジング10のハウジング本体11の前面には、図4(A)に示すように、上下方向に貫通する複数の溝18eが設けられている。各溝18eの前端部には、図4(A)に示すように、上下方向に所定の間隔を置いて配置された、フロントカバー20に設けられた弾性ラッチアーム26aが係止される1対の係止部18aが設けられている。各係止部18aは、溝18eを幅方向に横切るように設けられている。また、ハウジング本体11のリテーナ収容凹部17の前側であってハウジング本体11の下面には、図4(B)に示すように、フロントカバー20に設けられた弾性係止アーム26bが係止される複数の切欠18bが形成されている。更に、ハウジング本体11の上面には、図4(A)に示すように、フロントカバー20に設けられた突起26cが入り込む凹部18cが設けられている。加えて、ハウジング本体11の幅方向両側壁には、図3(B)に示すように、フロントカバー20に設けられた弾性サイドロック26dが係止される係止凹部18dが設けられている。
また、インナーハウジング10のフード部12の上下両面のそれぞれには、複数の突起部19が幅方向に沿って所定間隔で突出形成されている。
更に、フロントカバー20は、インナーハウジング10の前側に装着されるよう構成され、図1に示すように、幅方向に延びてハウジング本体11の前面を覆うカバー本体21を備えている。フロントカバー20は、絶縁性の樹脂を成形することによって形成される。そして、カバー本体21の後面には、ハウジング本体11の上面及び幅方向両側面を覆うフード部22が後方に延びるように形成されている。
ここで、フロントカバー20のカバー本体21の後面には、図4(B)及び図5に示すように、ハウジング本体11に設けられたコンタクト収容キャビティ13に対応する位置に、複数のコンタクト収容室23が形成されている。また、カバー本体21の前面には、ハウジング本体11に設けられたコンタクト収容キャビティ13に対応する位置に、コンタクト収容室23に連通する複数の相手端子挿入口24が形成されている。更に、カバー本体21の前面であって相手端子挿入口24の下方には、ハウジングランス15を操作してコンタクト(図示せず)を取り外すための工具(図示せず)が挿入される工具孔25が形成されている。
フロントカバー20を設けることにより、相手コネクタ401(図7参照)とレバー式コネクタ1の嵌合時に、相手コネクタ401に設けた相手端子(図示せず)がコンタクトに突き当たってしまう等の問題を回避できる。即ち、インナーハウジング10内に収容されたコンタクトを保護することができる。
また、フロントカバー20のカバー本体21には、図1に示すように、複数対の弾性ラッチアーム26aが幅方向に沿って所定間隔で後方に向けて突出形成されている。各対の弾性ラッチアーム26aは、図4(A)に示すように、インナーハウジング10に設けられた1対の係止部18a間に押し込まれて係止部18aに係止されるようになっている。各対の弾性ラッチアーム26aは、図4(A)に示すように、カバー本体21の上下方向において所定間隔を空けて設けられている。また、フロントカバー20のカバー本体21の下方部には、図4(B)に示すように、インナーハウジング10に設けられた切欠18bに係止される複数の弾性係止アーム26bが設けられている。更に、フロントカバー20のフード部22の上壁22aには、図4(A)に示すように、インナーハウジング10に設けられた凹部28cに入り込む突起26cが設けられている。加えて、フロントカバー20のフード部22の両側壁には、インナーハウジング10の係止凹部18dに係止される1対の弾性サイドロック26dが設けられている。更に、フロントカバー20のフード部22の上壁22aには、図4(B)に示すように、リテーナ30の後述するフロントカバー保持突起32が挿通する複数の孔27が形成されている。各孔27には、図4(B)に示すように、リテーナ30がハウジング10に装着されたとき、リテーナ30の各フロントカバー保持突起32が挿通してフロントカバー20の前後方向の移動を規制するようになっている。
次に、リテーナ30は、インナーハウジング10の下側からリテーナ収容凹部17内に装着されるよう構成され、図1及び図4(A),(B)に示すように、幅方向に延びる略板状に形成されている。リテーナ30は、図4(A),(B)に示す仮係止位置でインナーハウジング10に仮保持され、更に押し込まれて図5に示す本係止位置でインナーハウジング10に固定される。リテーナ30の本係止状態は、リテーナ30が最も押し込まれた状態である。このリテーナ30は、図4(B)に示すように、ハウジング本体11に設けられたコンタクト収容キャビティ13に対応するように形成された複数のコンタクト挿通孔31を有している。そして、リテーナ30の上端面30aには、複数のフロントカバー保持突起32が上方に突出するように形成されている。
そして、リテーナ30が仮係止位置にあるときには、図示しないコンタクトがコンタクト収容キャビティ13内に挿入されて、かかるコンタクトがハウジングランス15により一次的に係止される。そして、リテーナ30が本係止位置に移動されると、コンタクトはリテーナ30により二次的に係止されるようになっている。
また、第1シール部材40は、図1及び図4に示すように、リング状に形成されてインナーハウジング10のハウジング本体11の外側に密着するようになっている。この第1シール部材40は、相手コネクタ401がレバー式コネクタ1に嵌合したときに、相手コネクタ401とハウジング本体11との間をシールし、嵌合部からインナーハウジング10の内部に水が浸入するのを阻止する機能を有する。
また、第2シール部材50は、いわゆる一括シール部材と呼ばれているものであって、図1及び図4(A)に示すように、略板状に形成されてインナーハウジング10のフード部12の第2シール部材収容空間14内に収容され、フード部12の内周面に密着するようになっている。第2シール部材50には、図1及び図4(B)に示すように、コンタクト収容キャビティ13に対応する位置に複数の電線挿通孔51が形成されている。コンタクト収容キャビティ13に収容されたコンタクトに接続された電線(図示せず)は、電線挿通孔51を通って後方に導出される。電線挿通孔51内周のシール部分が電線の外周面に密着し、電線挿通孔51からインナーハウジング10の内部への水の浸入を阻止するようになっている。
更に、アウターハウジング60は、インナーハウジング10の後側に装着されて第2シール部材50の抜け止めを行うものであり、絶縁性の樹脂を成形することによって一つの部材として形成されている。アウターハウジング60は、図1に示すように、幅方向、前後方向及び上下方向に延びる略直方体形状に形成されている。このアウターハウジング60は、図4(A)に示すように、幅方向に延びて第2シール部材50の後側に位置する本体部61と、本体部61の外周端部から前方に延びてインナーハウジング10を覆うフード部62とを備えている。アウターハウジング60の本体部61には、図4(B)に示すように、コンタクト収容キャビティ13に対応する位置に複数の電線導出孔63が形成されている。また、アウターハウジング60のフード部62の上下両側の部分には、幅方向に延びる1対のスライダ収容溝64が設けられている。更に、アウターハウジング60の後面には、図3(B)に示すように、インナーハウジング10に設けられたラッチアーム16が係止される係止用段部66が設けられている。また、アウターハウジング60のフード部62の幅方向一端部には、図1に示すように、レバー80の後述する支軸部84が嵌入される軸受部65が設けられている。
また、各スライダ70は絶縁性の樹脂を成形することによって略板状に形成され、アウターハウジング60のスライダ収容溝64内にスライド動作可能に収容されている。各スライダ70の内側の面には、相手コネクタ401に設けられたカムピン411(図7参照)が入り込むカム溝71が形成されている。また、各スライダ70の内側の面の一端部には、レバー80に設けられた、後述するスライダ移動用突起85が嵌入する凹部72が形成されている。更に、各スライダ70の内側の面には、図1、図4及び図5に示すように、インナーハウジング10に設けられた突起部19が嵌入される突起部嵌入溝73が形成されている。この軸部嵌入溝73は、スライダ70の凹部72がある端部とは反対側の端縁から直線状に延び、その軸部嵌入溝73の幅は突起部19の直径よりも若干広くされている。突起部嵌入溝73は、後に詳述するが、相手コネクタ401との分離の際に、突起部19を介してインナーハウジング10を図5に示す矢印Y向きに引っ張るようになっている。
また、レバー80は、図1に示すように、1対のアーム部81と、これらアーム部81の一端を連結する連結部82とを備えている。各アーム部81の他端部にはアーム部81に対し直角に延びる延長部83が設けられ、各延長部83の先端の内側の面には支軸部84が突出形成されている。また、各アーム部81の他端部の外側の面には、各スライダ70の凹部72に嵌入するスライダ移動用突起85が突出形成されている。
レバー80の支軸部84は、アウターハウジング60の幅方向一端部に設けられた軸受部65に嵌入されて、アウターハウジング60に対し図2(A)に示す矢印A向き及び図2(B)に示す矢印B向きの双方向に回動するようになっている。図2(A)に示す分離位置から図2(B)に示す嵌合位置までレバー80が矢印A向きに回動すると、レバー80に設けられたスライダ移動用突起85がスライダ70を押し、これによりスライダ70がレバー80と連動してライダ収容溝64内に収容される方向にスライド動作し、カム溝71とカムピン411の作用により、レバー式コネクタ1及び相手コネクタ401が互いに引き寄せられて嵌合状態に至る。その逆に、嵌合位置から分離位置までレバー80が矢印B向きに回動すると、スライダ70がレバー80と連動してスライダ収容溝64から出る方向にスライド動作し、カム溝71とカムピン411の作用により、レバー式コネクタ1及び相手コネクタ401が分離されるようになっている。この嵌合及び分離の動作については後に詳述する。
更に、ワイヤカバー90は、図1に示すように、下側カバー部材91とこの下側カバー部材91に取り付けられた上側カバー部材92とからなっている。ワイヤカバー90は、アウターハウジング60の後側に取り付けられ、アウターハウジング60の電線導出孔61から導出された複数の電線を、アウターハウジング60の幅方向の一方側に導出するようになっている。下側カバー部材91及び上側カバー部材92のそれぞれには、図1、図2(A),(B)及び図6に示すように、レバー80の分離位置から矢印A向きの回動を規制する第1規制突起94が設けられている。また、下側カバー部材91及び上側カバー部材92のそれぞれには、図1、図2(A),(B)及び図6に示すように、レバー80の分離位置から矢印A向きと反対向きの回動を規制する第2規制突起95が設けられている。更に、上側カバー部材92には、図1及び図2(B)に示すように、レバー80が矢印A向きに回動して嵌合位置に位置したときにレバー80の矢印B向きへの回動を阻止するロック部材93が設けられている。
次に、レバー式コネクタ1の組み立て方法について説明する。
レバー式コネクタ1の組み立てに際し、先ず、インナーハウジング10のハウジング本体11の外側に第1シール部材40を装着する。
次いで、フロントカバー20をインナーハウジング10の前側に装着する。この際に、図4(A)に示すように、フロントカバー20に設けられた各対の弾性ラッチアーム26aがインナーハウジング10に設けられた各対の係止部18a間に押し込まれて係止部18aに係止される。また、同図4(A)に示すように、フロントカバー20に設けられた突起26cがインナーハウジング10に設けられた凹部18cに入り込む。また、図4(B)に示すように、フロントカバー20に設けられた弾性係止アーム26bがインナーハウジング10に設けられた切欠18bに係止される。更に、図3(B)に示すように、フロントカバー20に設けられた弾性サイドロック26dがインナーハウジング10の係止凹部18dに係止される。
そして、リテーナ30をハウジング10の下側からリテーナ収容凹部17内に挿入し、図4(A)及び図4(B)に示すように、仮係止位置に係止させる。このリテーナ30が仮係止位置に位置したときには、各コンタクト挿通孔31が、インナーハウジング10の対応するコンタクト収容キャビティ13と整合する位置に位置する。また、このとき、リテーナ30のフロントカバー保持突起32が、図4(B)に示すように、ハウジング10の開口17aを突き抜けるとともに、フロントカバー20の孔27を挿通するので、フロントカバー20の前後方向の移動を規制する。
次に、第2シール部材50を、インナーハウジング10の後側からフード部12の第2シール収容空間14内に収容する。これにより、第2シール部材50の外周面がフード部12の内周面に密着する。
そして、アウターハウジング60を、第1シール部材40、フロントカバー20、リテーナ30及び第2シール部材50を装着したインナーハウジング10の後側から装着する。この際、インナーハウジング10に設けられたラッチアーム16がアウターハウジング60の係止用段部66に係止される。これにより、第2シール部材50の第2シール部材収容空間14からの抜け止めがなされる。
その後、1対のスライダ70をアウターハウジング60のスライド収容溝64内に、一端部に形成された凹部72と反対側端縁から挿入する。このとき、図5に示すように、インナーハウジング10に設けられた突起部19がスライダ70の突起部嵌入溝73に嵌入される。
次に、レバー80の支軸部84を、アウターハウジング60の幅方向一端部に設けられた軸受部65に嵌入するとともに、レバー80のスライダ移動用突起85を、各スライダ70の凹部72に嵌入する。これにより、レバー80はアウターハウジング60に対して図2(A)に示す矢印A向き及び図2(B)に示す矢印B向きの双方向に回動可能になるとともに、スライダ70がレバー80の回動動作に連動してスライダ収容溝64内をスライド移動可能になる。
次いで、電線に接続された複数のコンタクトを、アウターハウジング60の後側から電線導出孔63及び第2シール部材50の電線挿通孔51を通してインナーハウジング10のコンタクト収容キャビティ13内に収容する。このとき、インナーハウジング10に設けられたハウジングランス15が各コンタクトを一次的に係止する。
その後、仮係止位置にあるリテーナ30を押し込んで本係止位置まで押し込む。すると、コンタクトはリテーナ30により二次的に係止される。このとき、フロントカバー20の孔27を通過したリテーナ30のフロントカバー保持突起32が、フロントカバー20の前後方向の移動を規制する。
最後に、ワイヤカバー90をアウターハウジング60の後側に取り付け、アウターハウジング60の電線導出孔63から導出された複数の電線を、アウターハウジング60の長手方向の一側に導出する。
以上の作業により、レバー式コネクタ1の組立てが完了する。
次に、レバー式コネクタ1及び相手コネクタ401の嵌合及び分離の動作について図5及び図7乃至図10を参照して説明する。図7は、レバー式コネクタと相手コネクタとが嵌合する前の状態の説明図である。図8は、レバー式コネクタと相手コネクタとの仮嵌合状態の説明図である。図9は、レバー式コネクタと相手コネクタとが嵌合途中の状態の説明図である。図10は、レバー式コネクタと相手コネクタとの嵌合完了状態の説明図である。
レバー式コネクタ1と相手コネクタ401とを組み付けるには、先ず、レバー80及びスライダ70を図7に示す分離位置に位置させておく。この状態では、レバー80は下側カバー部材91及び上側カバー部材92に設けられた第1規制突起94によって図8に示す矢印A向きの回動は規制されている。そして、この状態で、相手コネクタ401を図7に示すようにレバー式コネクタ1の前側から矢印C向きに押し込む。すると、相手コネクタ401のハウジング410に設けられたカムピン411がスライダ70に設けられたカム溝71の入口71aに進入し、図8に示すように、レバー式コネクタ1と相手コネクタ401とが仮嵌合状態となる。
そして、分離位置にあるレバー80を、第1規制突起94による規制を解除するために必要な力よりも大きな力で図8に示す矢印A向きに回動すると、レバー80に設けられたスライダ移動用突起85がスライダ70を矢印D向きに押し、スライダ70がレバー80と連動してスライド動作し、これにより、図9に示す嵌合途中の状態となる。この際に、スライダ70に設けられたカム溝71と相手コネクタ401に設けられたカムピン411の作用により、レバー式コネクタ1及び相手コネクタ401が互いに少しだけ引き寄せられる。
そして、レバー80を更に矢印A向きに回動して嵌合位置に位置させると、レバー80に設けられたスライダ移動用突起85がスライダ70を矢印D方向に更に押し、スライダ70がレバー80と連動してスライド動作し、これにより、図10に示す嵌合完了状態になる。この際に、スライダ70に設けられたカム溝71と相手コネクタ401に設けられたカムピン411の作用により、レバー式コネクタ1及び相手コネクタ401が互いに最終位置まで引き寄せられる。これにより、レバー式コネクタ1及び相手コネクタ401の嵌合動作が完了する。レバー80が嵌合位置に位置したときには、レバー80の図10に示す矢印B向きへの回動はロック部材93により阻止される。
ここで、このレバー式コネクタ1及び相手コネクタ401の嵌合動作の際には、先ずスライダ70の前端面がアウターハウジング60に設けられたスライダ収容溝64の前面64aを図5に示す矢印X向き、即ち相手コネクタ401に近づく向きに押し、このアウターハウジング60の押し込み動作に連動してアウターハウジング60がインナーハウジング10の後端面12aを相手コネクタ401に近づく向きに押すことになる。
その一方、 レバー式コネクタ1と相手コネクタ401とを分離するには、先ず、ロック部材93を押し込んでレバー80が回動できる状態にする。そして、嵌合位置にあるレバー80を図10に示す矢印B向きに回動して分離位置に位置させる。レバー80を矢印B向きに回動させると、レバー80に設けられたスライダ移動用突起85がスライダ70を図10に示す矢印E向きに押し、スライダ70がレバー80と連動してスライド動作し、これにより、図9に示す嵌合途中の状態を経て図8に示す仮嵌合状態となる。この際に、スライダ70に設けられたカム溝71と相手コネクタ401に設けられたカムピン411の作用により、レバー式コネクタ1及び相手コネクタ401が互い引き離れる方向に移動する。
そして、相手コネクタ401を図7に示す矢印C向きと反対向きに引き出すと、図7に示すように、レバー式コネクタ1と相手コネクタ401とが分離されることになる。
ここで、レバー式コネクタ1及び相手コネクタ401の分離動作の際には、先ず、スライダ70の突起部嵌入溝73が突起部19を介してインナーハウジング10を図5に示す矢印Y向き、即ち相手コネクタ401から遠ざかる向きに引っ張る。そして、このインナーハウジング10の引張動作に連動してインナーハウジング10の後端面12aがアウターハウジング60を相手コネクタ401から遠ざかる向きに押すことになる。
このように、レバー式コネクタ1によれば、相手コネクタ401との分離の際に、スライダ70がインナーハウジング10を相手コネクタ401から遠ざかる向きに引っ張る構成としたので、インナーハウジング10と相手コネクタ401との嵌合力が大きくなっていたとしても、インナーハウジング10がアウターハウジング60から脱落して相手コネクタ401側に残ることを回避することができる。アウターハウジング60とインナーハウジング10との保持力が、相手コネクタ401との分離に関係することはない。
また、レバー式コネクタ1によれば、相手コネクタ401との分離の際に、スライダ70の突起部嵌入溝73が突起部19を介してインナーハウジング10を引っ張るので、簡単な構造でスライダ70がインナーハウジング10を直接引っ張る構成とすることができる。
また、レバー式コネクタ1及び相手コネクタ401の嵌合動作の際には、先ずスライダ70の前端面がアウターハウジング60に設けられたスライダ収容溝64の前面64aを相手コネクタ401に近づく向きに押し、このアウターハウジング60の押し込み動作に連動してアウターハウジング60がインナーハウジング10の後端面12aを相手コネクタ401に近づく向きに押すことになる。このため、相手コネクタ401との嵌合の際に、スライダ70の突起部嵌入溝73がインナーハウジング10の突起部19を相手コネクタ401に近づく向きに直接押し込むことを回避することができる。スライダ70の突起部嵌入溝73がインナーハウジング10の突起部19を相手コネクタ401に近づく向きに直接押し込むようにすると、多極化に伴って相手コネクタ401とインナーハウジング10との間に大きな嵌合力が必要となっていることから、スライダ70の突起部嵌入溝73に突起部19により大きな力がかかることになる。突起部嵌入溝73に突起部19によって大きな力がかかると、突起部嵌入溝73が割れてしまうおそれがある。これに対して、スライダ70の前端面全体でアウターハウジング60に設けられたスライダ収容溝64の前面64aを相手コネクタ401に近づく方向に押すようにすれば、スライダ70の前端面のみならず、突起部嵌入溝73にかかる応力を小さくすることができるので、突起部嵌入溝73が破損しにくくなる。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明はこれに限定されずに種々の変更、改良を行うことができる。
例えば、相手コネクタ401との嵌合解除のときに、スライダ70の突起部嵌入溝73が突起部19を介してインナーハウジング10を引っ張る構成としているが、スライダ70がインナーハウジング10を引っ張るものであれば、この構成に限らず、スライダ70側に突起部を設け、インナーハウジング10側に突起部嵌入溝を設ける構成としてもよい。
本発明に係るレバー式コネクタの分解斜視図である。 図1のレバー式コネクタを示し、(A)はレバーが分離位置にあるときの状態、(B)はレバーが嵌合位置にある状態を示している。 図1のレバー式コネクタを示し、(A)は正面図、(B)は(A)の3B−3B線に沿う断面図である。 図1のレバー式コネクタを示し、(A)は図3(A)の4A−4A線に沿う断面図、(B)は図3(A)の4B−4B線に沿う断面図である。 図4の5−5線に沿う断面図である。但し、図5においては、リテーナが本係止位置にある状態を示している。 レバーが分離位置にある状態のレバー式コネクタを示し、(A)はレバー及びスライダを切断した断面図、(B)は(A)の6B−6B線に沿う断面図である。 レバー式コネクタと相手コネクタとが嵌合する前の状態の説明図である。 レバー式コネクタと相手コネクタとの仮嵌合状態の説明図である。 レバー式コネクタと相手コネクタとが嵌合途中の状態の説明図である。 レバー式コネクタと相手コネクタとの嵌合完了状態の説明図である。 従来例のレバー式コネクタの断面図である。 図11のレバー式コネクタに用いられるハウジングの断面図である。 従来のカム式の倍力機構を用いたコネクタの平面図である。 図13のコネクタの断面図である。 従来の他の例のレバー式コネクタの概略断面図である。
符号の説明
1 レバー式コネクタ
10 インナーハウジング
19 突起部
50 第2シール部材(一括シール部材)
60 アウターハウジング
64 スライダ収容溝
70 スライダ
71 カム溝
73 突起部嵌入溝
80 レバー
401 相手コネクタ
411 カムピン

Claims (4)

  1. コンタクトを収容したインナーハウジングと、該インナーハウジングに装着され、一括シール部材の抜け止めを行うアウターハウジングと、該アウターハウジングに形成されたスライダ収容溝内にスライド動作可能に収容され、相手コネクタに設けられたカムピンが入り込むカム溝を有するスライダと、前記アウターハウジングに対して回動可能に設けられ、前記スライダをスライド動作させるレバーとを具備し、該レバーの回動操作により前記スライダをスライド動作させて前記相手コネクタとの嵌合及び分離を達成するレバー式コネクタであって、
    前記相手コネクタとの分離の際に、前記スライダが前記インナーハウジングを前記相手コネクタから遠ざかる向きに引っ張る構成としたことを特徴とするレバー式コネクタ。
  2. 前記インナーハウジングに突起部を設け、前記スライダに前記突起部が嵌入される突起部嵌入溝を設け、前記相手コネクタとの分離の際に、前記突起部嵌入溝が前記突起部を介して前記インナーハウジングを引っ張ることを特徴とする請求項1記載のレバー式コネクタ。
  3. 前記相手コネクタとの分離の際には、前記スライダが前記インナーハウジングを前記相手コネクタから遠ざかる向きに引っ張るとともに、前記インナーハウジングの引張動作に連動して前記インナーハウジングが前記アウターハウジングを前記相手コネクタから遠ざかる向きに押すことを特徴とする請求項1記載のレバー式コネクタ。
  4. 前記相手コネクタとの嵌合の際には、前記スライダが前記アウターハウジングを前記相手コネクタに近づく向きに押すとともに、前記アウターハウジングの押し込み動作に連動して前記アウターハウジングが前記インナーハウジングを前記相手コネクタに近づく向きに押すことを特徴とする請求項1記載のレバー式コネクタ。
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