JP3492309B2 - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP3492309B2
JP3492309B2 JP2000336675A JP2000336675A JP3492309B2 JP 3492309 B2 JP3492309 B2 JP 3492309B2 JP 2000336675 A JP2000336675 A JP 2000336675A JP 2000336675 A JP2000336675 A JP 2000336675A JP 3492309 B2 JP3492309 B2 JP 3492309B2
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    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
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    • H01R13/629Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
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    • H01R13/428Securing in a demountable manner by resilient locking means on the contact members; by locking means on resilient contact members
    • H01R13/432Securing in a demountable manner by resilient locking means on the contact members; by locking means on resilient contact members by stamped-out resilient tongue snapping behind shoulder in base or case
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    • H01R13/629Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
    • H01R13/62905Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances comprising a camming member
    • H01R13/62922Pair of camming plates

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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コネクタに関
し、特に、多数のプラグコンタクトとソケットコンタク
トとの接続を操作レバーの揺動により行う方式のコネク
タに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のコネクタとしては、例え
ば、図11に示される構造のものがある。このコネクタ
60は、例えば、多数のプラグコンタクト61(図12
参照)を収容するプラグ側コネクタ62と、これらのプ
ラグコンタクト61にそれぞれ接続する多数のソケット
コンタクト63を配列状態に収容したソケット側コネク
タ64とを具備している。
【0003】多数のプラグコンタクト61をソケットコ
ンタクト63に同時に挿入するには、大きな挿入力が必
要とされるので、コネクタ60には、一般に、印加する
挿入力を増幅させることが可能な操作レバー65が設け
られる。この操作レバー65は、前記プラグ側コネクタ
62の両側面の中央近傍に配される軸心66周りに揺動
可能に取り付けられる。操作レバー65の先端には、前
記プラグ側コネクタ62の両側に、一端に開口し、他端
に向かって前記軸心66に漸次近接する円弧状の係合溝
67がそれぞれ形成されている。一方、前記ソケット側
コネクタ64には、その両側面の中央近傍に1本ずつ突
出し、前記係合溝67内にそれぞれ挿入される係合突起
68が設けられている。
【0004】これらプラグ側コネクタ62とソケット側
コネクタ64とを嵌合させる際には、これらコネクタ6
2,64内のプラグコンタクト61とソケットコンタク
ト63とが整列されるように位置合わせして、前記係合
突起68を前記操作レバー65の係合溝67に係合さ
せ、該操作レバー65を揺動させる。これにより、係合
溝67に沿って係合突起68をプラグ側コネクタ62の
方向に引き寄せ、両コネクタ62,64を嵌合させるこ
とができる。
【0005】また、プラグ側コネクタ62は、厚さ方向
の中央線に沿って分割される第1のケーシング部と第2
のケーシング部とを具備している(図示略)。両ケーシ
ング部は、配線された多数のプラグコンタクト61を収
容するプラグボディを間に挟んだ状態で相互に組み付け
られることにより、該プラグボディを収容する箱状のプ
ラグ側ケーシングを構成するようになっている。そし
て、その後に、両ケーシング部に跨るようにして、コ字
状の操作レバー65をプラグ側ケーシングの両側面に取
り付けるようになっている。
【0006】前記ソケット側コネクタ64に収容される
ソケットコンタクト63は、例えば、図12に示される
ように、その外面に、半径方向に突出する鍔部63a
と、半径方向に出没可能な弾性突起63bとを有してい
る。そして、これらのソケットコンタクト63は、ソケ
ット側コネクタ64に形成された段付貫通孔69に後方
から挿入されて、該段付貫通孔69の段部69aの前方
において前記弾性突起63bを突出させることにより、
前記段部69aを、弾性突起63bと鍔部63aとの間
に挟んでソケット側コネクタ64に固定されるように構
成されている。
【0007】一方、ソケット側コネクタの段付貫通孔6
9は、該貫通孔69に挿入されたソケットコンタクト6
3の取り外しを可能とするために、段部69aの前方に
おいて半径方向に突出している弾性突起63bを収縮さ
せる治具(図示略)を挿入可能な環状空間70をソケッ
トコンタクト63との間に形成し得る程度の口径を有し
ている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように構成された
従来のコネクタ60は、以下に示される欠点を有してい
る。まず第1に、図12に示されるように、ソケットコ
ンタクト63に対してプラグコンタクト61が傾斜した
状態で挿入される可能性があるという欠点がある。すな
わち、図13に示されるように、プラグ側ケーシングに
取り付けられた操作レバー65の係合溝67には、ソケ
ット側ケーシングの両側面の中央近傍に設けられた係合
突起68が、それぞれ1つずつ係合するので、プラグコ
ンタクト61とソケットコンタクト63とが接触を開始
する時点においては、操作レバー65の係合溝67に係
合突起68が係合された状態であっても、ソケット側コ
ネクタ64がプラグ側コネクタ62に対して前記係合突
起68を中心として揺動可能である。
【0009】そして、ソケット側コネクタ64がプラグ
側コネクタ62に対して適正に位置決めされない場合に
は、図12に示されるように、プラグコンタクト61の
先端が、ソケットコンタクト63から外れて、環状空間
70に配されることも発生する。しかも、操作レバー6
5によって挿入力が増大させられているので、図12に
示されているように、プラグコンタクト61がソケット
コンタクト63に対して傾斜している状態であっても、
その状態のまま、無理矢理、両コンタクト61,63の
挿入が開始される場合には、コンタクト61,63が破
損する虞がある。
【0010】また、プラグコンタクト61がソケットコ
ンタクト63に対して傾斜して挿入される場合には、操
作レバー65の係合溝67とこれに係合する係合突起6
8との間には、過大な摩擦力が発生するため、係合溝6
7と係合突起68との接触部が摩耗してしまうという不
都合がある。
【0011】さらに、プラグ側ケーシングが、その幅方
向の中央から2つ割にされた第1および第2のケーシン
グ部から構成されているので、組立作業および分解作業
において、その都度、操作レバー65を取り付けおよび
取り外ししなければならず、作業が繁雑で工数がかかる
という不都合がある。
【0012】この発明は、上述した事情に鑑みてなされ
たものであって、操作レバーによって相互に嵌合される
多数対のプラグコンタクトとソケットコンタクトとを、
それぞれ相互に一列に配した状態で、安定して挿入する
ことができるコネクタを提供することをも目的としてい
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、相互に嵌合する一対のケーシングの内部
に、相互に電気的に接続される多数のプラグコンタクト
またはソケットコンタクトがそれぞれ配列されてなるコ
ネクタであって、一方のケーシングの一対の対向する側
面に、該ケーシングの嵌合方向に直交する方向に間隔を
あけて、少なくとも2本ずつ突出する係合突起が設けら
れ、他方のケーシングの一対の対向する壁面に、前記係
合突起を挿入させる相互に平行な2以上の係合溝であっ
て、前記嵌合方向に対して傾斜した部分を有する係合溝
が設けられた係合プレートが取り付けられ、該係合プレ
ートを前記嵌合方向に直交する方向に同時に直線移動さ
せる操作レバーが揺動可能に取り付けられ、前記嵌合方
向に沿って形成され前記係合突起を挿入させる案内溝が
設けられたコネクタにおいて、前記他方のケーシングの
壁面に、前記一対の係合プレートを、前記嵌合方向に直
交する方向に沿って摺動可能に取り付ける一対の摺動溝
が設けられているコネクタを提案している。
【0014】上記コネクタにおいては、前記係合突起
に、前記係合溝に対して転動するローラを設けることと
すれば効果的である。また、前記他方のケーシングが、
該ケーシングの一対の側壁と他の一の側壁とを一体的に
構成してなり、一方向に開口部を有する断面コ字状の第
1のケーシング部と、該第1のケーシング部に、前記開
口部を閉鎖するように取り付けられる第2のケーシング
部とから構成され、前記操作レバーが前記第1のケーシ
ング部に取り付けられていることとすれば分解組立作業
を容易にすることができる。
【0015】この場合に、前記摺動溝を、前記開口部に
開口させることとしてもよい。また、前記第2のケーシ
ング部が、該第2のケーシング部を前記第1のケーシン
グ部の開口部に前記嵌合方向に形成された溝に沿ってス
ライドさせることにより、前記第1のケーシング部に組
み付けられ、これら第1および第2のケーシング部の相
対移動を係止する固定手段を具備することとしてもよ
い。
【0016】さらに、前記固定手段が、前記第1および
第2のケーシング部に、前記スライド方向に対して傾斜
する方向に沿ってそれぞれ形成され、両ケーシング部が
組み付けられたときに整列させられる貫通孔と、該貫通
孔に挿入されるボルトと、該ボルトに螺合されるナット
とから構成されていることとしてもよい。
【0017】
【作用】この発明に係るコネクタによれば、一方のケー
シングの両側面に設けられた係合突起が、他方のケーシ
ングの両側面に設けられた案内溝および係合プレートの
係合溝内に挿入される。この状態で操作レバーを揺動さ
せることにより、係合プレートが嵌合方向に直交する方
向に移動させられる。すなわち、操作レバーの揺動運動
が係合プレートの直線運動に変換される。
【0018】係合プレートは、前記一方のケーシングに
設けられた摺動溝内に挿入されているので、該摺動溝に
沿って嵌合方向に直交する方向に安定して直線移動させ
られる。係合突起は、案内溝内に挿入されているが、同
時に、係合溝にも挿入されており、係合溝は嵌合方向に
対して傾斜する部分を有するので、係合プレートが嵌合
方向に直交する方向に直線移動させられると、該係合溝
と案内溝との交差位置が嵌合方向に沿って移動する。し
たがって、両溝内に挿入されている係合突起は、両溝の
交差位置に常に配されるように、案内溝に沿って嵌合方
向に変位させられる。すなわち、係合プレートの、嵌合
方向に直交する方向の直線運動が、嵌合方向に沿う方向
の直線運動に変換される。
【0019】この場合において、係合突起は、他方のケ
ーシングの両側面に、嵌合方向に直交する方向に間隔を
あけて少なくとも2本ずつ突出形成され、かつ、係合プ
レートの係合溝が相互に平行に形成されているので、全
ての係合突起が同時に同じ量だけ嵌合方向に沿って移動
させられることになる。したがって、ケーシングどうし
が相対的に揺動することなく、全てのプラグコンタクト
とソケットコンタクトとを一列に保持した状態で、相互
に嵌合させることが可能となる。
【0020】また、係合突起に、係合溝に対して転動す
るローラを設けることとすれば、操作レバーによって係
合溝と係合突起との間に大きな接触圧力が発生した場合
であっても、ローラを係合溝に対して転動させることに
よって、係合溝と係合突起との間に過大な摩擦力が生ず
ることを回避することが可能となる。
【0021】また、前記他方のケーシングを、その一対
の側壁と他の一の側壁とを一体的に構成した断面コ字状
の第1のケーシング部と、該第1のケーシング部の開口
部を閉鎖するように取り付けられる第2のケーシング部
とから構成し、第1のケーシング部に操作レバーを取り
付ける構造とすることにより、該ケーシングの組立、分
解に際して、第1のケーシング部に対して第2のケーシ
ング部の取り付け、取り外しを行うだけで済み、組立、
分解の都度に操作レバーを取り外す煩雑な作業をなくす
ことが可能となる。
【0022】さらに、摺動溝を、開口部に開口させるこ
ととすれば、該開口部から摺動溝内に係合プレートを挿
入した後に、開口部に第2のケーシング部を取り付ける
だけで、係合プレートをケーシングに摺動可能に配置す
ることができる。したがって、摺動可能とするための長
孔や取り付け金具が不要であり、コストを低減し、か
つ、コネクタの寸法を縮小することが可能となる。
【0023】また、第2のケーシング部を第1のケーシ
ング部の開口部に嵌合方向の溝に沿ってスライドさせて
組み付け、これら第1および第2のケーシング部の相対
移動を固定手段によって係止する構成とすれば、上記ケ
ーシングを最小限の部品点数で達成することが可能とな
る。この場合において、第1および第2のケーシング部
に、スライド方向に対して傾斜する方向に沿う貫通孔を
それぞれ形成し、該貫通孔に挿入されるボルトと、該ボ
ルトに螺合されるナットとから固定手段を構成すれば、
不注意によってナットの締結を忘れた場合、または、ナ
ットが緩んで落下した場合においても、ボルトが貫通孔
に挿入されている限り、スライド方向に対して傾斜する
貫通孔とボルトとの干渉によって、第1のケーシング部
から第2のケーシング部が外れることを防止することが
できる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るコネクタの一
実施形態について、図1〜図10を参照して説明する。
本実施形態に係るコネクタ1は、図1に示されるよう
に、複数のプラグコンタクト2を収容するプラグ側コネ
クタ3と、前記プラグコンタクト2に嵌合する複数のソ
ケットコンタクト4(図9参照)を収容するソケット側
コネクタ5とから構成されている。なお、この明細書に
おいて、コンタクト2,4どうしを接続するためのコネ
クタ3,5の相対移動方向(図1中、矢印Aの方向)を
「嵌合方向」と言うことにする。
【0025】前記プラグ側コネクタ3は、図2に示され
るように、プラグ側ケーシング6と、該プラグ側ケーシ
ング6内に収容され、複数のプラグコンタクト2を配列
状態に支持するプラグボディ8と、プラグ側ケーシング
6に直線移動可能に取り付けられる2枚の係合プレート
9(簡単のため1枚のみ図示)と、前記プラグ側ケーシ
ング6に揺動可能に取り付けられる操作レバー10とを
具備している。
【0026】一方、ソケット側コネクタ3は、図3に示
されるように、ソケット側ケーシング11と、該ソケッ
ト側ケーシング11内に収容され、複数のソケットコン
タクト4を配列状態に支持するソケットボディ12とを
具備している。図3中、符号13は、後述するシールド
接続用のグランドコンタクトであり、簡単のため、ソケ
ットボディ12の一側に配されるもののみを示してい
る。また、符号7は、ガイドプレートである。
【0027】前記プラグ側ケーシング6は、長方形の横
断面を有する箱状の部材であって、幅方向に対向する一
対の長辺側側壁14a,14bと、他の一の短辺側側壁
14cとを一体的に成形してなる断面コ字状の第1のケ
ーシング部14と、該第1のケーシング部14に、その
開口部14dを閉鎖することにより箱状のプラグ側ケー
シング6を構成するように取り付けられる平板状の第2
のケーシング部15とから構成されている。これら第1
および第2のケーシング部14,15は、電気絶縁性の
材料を、例えば、射出成形することにより製造される。
また、後述するソケット側コネクタ5と電気的に導通さ
せることによりシールド効果を図るべく、これらケーシ
ング部14,15の内面には導電性材料によるメッキ処
理、例えば、ニッケルメッキが施されている。
【0028】前記第1のケーシング部14の前記開口部
14dには、嵌合方向に沿って配される2本のレール1
6が設けられ、第1のケーシング部14の幅方向の外側
には、前記レール16に沿って2本の直線状の溝17が
設けられている。一方、第2のケーシング部15には、
前記レール16および溝17にぴったりと嵌る断面形状
の溝18が形成されている。これにより、第2のケーシ
ング部15は、その溝18に前記レール16を嵌合させ
るように、コネクタ1の嵌合方向に沿ってのみ相対移動
可能に、第1のケーシング部14に取り付けられる。
【0029】また、これら第1のケーシング部14およ
び第2のケーシング部15には、両者が完全に組み合わ
せられた状態で、相互に整列させられる貫通孔19,2
0がそれぞれ設けられている。これら貫通孔19,20
は、図4および図5に示されるように、前記嵌合方向、
すなわち、前記第1のケーシング部14に対する第2の
ケーシング部15のスライド方向に対して傾斜して設け
られている。そして、これら貫通孔19,20が整列し
た状態で、該貫通孔19,20に挿通されるボルト21
と、該ボルト21に螺合させられるナット(図示略)と
によって2つのケーシング部14,15の固定手段22
が構成されている。
【0030】第1のケーシング部14に第2のケーシン
グ部15が取り付けられて、両ケーシング部14,15
が前記固定手段22により固定されると、図1に示され
るように、両者間にケーブル(図示略)の挿通孔23が
画定されるようになっている。また、図中、符号24
は、前記挿通孔23を通してプラグ側ケーシング6の内
外に挿通させられるケーブルを、プラグ側ケーシング6
に固定するためのケーブル固定部である。
【0031】また、第1のケーシング部14には、図2
に示されるように、前記長辺側側壁14a,14bの内
面に、嵌合方向に直交する方向に沿って、嵌合方向に一
定の間隔をあけた一対の突条25,26がそれぞれ形成
されている。各側壁14a,14bの内面に形成された
2本の突条25,26の対向する側面には、該突条に沿
って直線溝25a,26aが形成され、これら直線溝2
5a,26aにより後述する係合プレート9を挿入する
ための一定の溝幅寸法を有する摺動溝27が構成されて
いる。これら摺動溝27は、第1のケーシング部14内
側の開口において溝幅を一段狭くする縁部25b,26
bによって、係合プレート9を摺動溝27内に保持する
ことができるようになっている。また、この摺動溝27
は、前記第1のケーシング部14の開口部14dにその
一端を開口しており、そこから、係合プレート9を挿入
することができるようになっている。
【0032】また、前記各長辺側側壁14aの内面の一
対の突条25,26のうちの一方の突条26は、他の長
辺側側壁14bの内面の対向する突条26とともに、後
述するプラグボディ8の第1のケーシング部14内への
挿入を案内し、かつ、該プラグボディ8を該第1のケー
シング部14内に固定状態に保持するガイドレールを構
成している。
【0033】第1のケーシング部14の長辺側の両側壁
14a,14bには、嵌合端から長手方向に沿って配さ
れる直線状の案内溝28,29が、嵌合方向に直交する
方向に一定間隔をあけて2カ所ずつ設けられている。該
案内溝28,29は、前記突条25および前記摺動溝2
7を溝幅方向に横切るように、該摺動溝27の溝幅方向
の途中位置まで切り欠き形成されている。また、符号3
0で示されているのは、後述するプラグボディ8を収容
状態に係止するための係止孔である。
【0034】さらに、第1のケーシング部14の長辺側
の両側壁14a,14bには、該ケーシング部14のほ
ぼ中央位置に、後述する操作レバー10を取り付けるた
めの取付孔31がそれぞれ設けられ、また、前記2つの
案内溝28,29の間には、前記取付孔31を中心とす
る円弧孔32が、前記摺動溝27内まで貫通形成されて
いる。
【0035】前記操作レバー10は、2枚の板状のアー
ム10a,10bの一端を一体的に連結してなる略コ字
状の部材であり、各アーム10a,10bの内側に、前
記第1のケーシング部14に設けられた取付孔31に嵌
合するボス状の揺動軸10cと、前記円弧孔32に挿入
されるボス状の駆動突起10dとが、それぞれ対向して
設けられている。
【0036】前記係合プレート9は、図2に示すよう
に、長方形の平板であり、2本の係合溝33,34と1
つの長孔35とが、それぞれ貫通形成されている。前記
係合溝33,34は、該係合プレート9の幅方向の一側
から幅方向に沿って延びる直線状の導入部分33a,3
4aと、該導入部分33a,34aの先端から該導入部
分33a,33bに対して傾斜した方向に延びる傾斜部
分33b,34bとをそれぞれ具備している。2つの係
合溝33,34の導入部分33a,34aどうしおよび
傾斜部分33b,34bどうしは、それぞれ平行に形成
されている。また、前記長孔35は、前記2つの係合溝
33,34の導入部分33a,34aのほぼ中央位置
に、該導入部分33a,34aと平行に嵌合方向に沿っ
て形成された直線状の孔である。
【0037】前記プラグコンタクト2は、例えば、二股
分岐コンタクトであって、図5に示されるように1本の
ケーブルCに圧着される圧着部2aと、2本のプラグ
部2bと、該プラグ部2bと圧着部2aとの間に配され
る係止部2cとを具備している。前記プラグ部2bは、
それぞれ丸棒状に形成されている。前記係止部2cは、
プラグ部2bと圧着部2aとを接続する平板状の部分で
あって、その中央に、弾性変形によって該係止部2cの
平面に対して出没させられる弾性片2dを具備してい
る。
【0038】前記プラグボディ8は、電気絶縁性材料か
らなるブロックであって、前記プラグコンタクト2を挿
入する複数の貫通孔36を具備している。貫通孔36の
内部には、図6に示されるように、その途中位置に突起
36aが形成されており、該突起36aを前記プラグコ
ンタクト2の弾性片2dと圧着部2aとの間に挟むこと
によって、プラグコンタクト2を軸方向に固定すること
ができるようになっている。
【0039】すなわち、プラグコンタクト2をそのプラ
グ部2b側からプラグボディ8の貫通孔36に挿入する
と、弾性片2dが弾性変形させられた状態で貫通孔36
内の突起36aを通過させられる。弾性片2dは、突起
36aを乗り越えた時点で弾性変形を復元させることに
よって該弾性片2dの先端と圧着部2aとの間に突起3
6aを挟み、プラグコンタクト2が軸方向に移動しない
ように固定する。
【0040】また、プラグボディ8には、図7に示され
ているように、各プラグコンタクト2毎に該プラグ部2
bを支持するプラグ孔36bが形成されているととも
に、各プラグ孔36bの間には、治具(図示略)を挿入
することによって前記弾性片2dを弾性変形させて突起
36aとの係合状態を解除するための治具挿入孔36c
が設けられている。
【0041】さらに、プラグボディ8の長辺側の両側面
には、図2に示されているように、前記第1のケーシン
グ部14に設けられたガイドレール26に係合する係合
溝8aが長手方向に沿って設けられている。また、符号
8bで示されているのは、プラグボディ8を前記第1の
ケーシング部14のガイドレール26に沿って挿入した
ときに、その挿入終端において前記第1のケーシング部
14に設けられた係止孔30に引っかかって、プラグボ
ディ8を第1のケーシング部14内に収容状態に保持す
るための係止突起である。
【0042】また、プラグボディ8の前記両側面には、
前記第1のケーシング部14内に収容された状態で、該
第1のケーシング部14の各案内溝28,29に一致さ
せられる溝38,39が形成されている。
【0043】一方、前記ソケット側ケーシング11は、
略四角筒状の部材であって、外部構造物に取り付けるた
めのフランジ40を具備するとともに、その幅方向の両
側面に、前記プラグ側ケーシング6の案内溝28,29
に挿入される係合突起41をそれぞれ具備している。該
係合突起41は、嵌合方向に直交する方向に前記プラグ
側ケーシング6の案内溝28,29と同じ間隔をあけて
2本ずつ突出形成されている。また、これら係合突起4
1は、ソケット側ケーシング11の中心線に対して中心
振り分けではなく、一方向にずれた位置に配置されてい
る。
【0044】これらの係合突起41は、前記係合プレー
ト9を挿入した前記プラグ側ケーシング6の側壁14
a,14bを貫通可能な高さ寸法を有し、その端部に
は、前記案内溝28,29の溝幅より大きな径寸法の鍔
部42を具備している。また、これらの係合突起41
は、略円筒状に形成され、その周囲には、図8に示され
るように、円筒状のローラ43が、回転可能に嵌め込ま
れている。
【0045】また、ソケット側ケーシング11の長辺側
側壁11a,11bには、嵌合方向に沿って配される複
数の長方形孔44が設けられている。これら長方形孔4
4には、それぞれ、グランドコンタクト13が挿入配置
されるようになっている。また、符号45は、内側に向
かって突出させられて、ソケットボディ12に係合し、
該ソケットボディ12を収容状態に係止するための係止
片である。
【0046】前記ソケットボディ12は、電気的絶縁材
料を成形してなる直方体ブロック状の部材であって、前
記ソケットコンタクト4をそれぞれ嵌合させる複数の貫
通孔46を具備している。貫通孔46は、図9に示され
るように、その深さ方向の途中位置に、一定の長さにわ
たって内径寸法が一段小さく形成された小径部46aを
有している。
【0047】ソケットボディ12の長辺側の両側面には
前記ソケット側ケーシング11の係止片45を案内する
案内溝47と、前記グランドコンタクト13を収容する
複数の収容溝48とが、嵌合方向に沿って設けられてい
る。前記案内溝47には、その長手方向の途中位置に突
出状態に配置され、該ソケットボディ12がソケット側
ケーシング11に完全に収容された状態で、前記係止片
45を係合させて、該ソケットボディ12をソケット側
ケーシング11内に収容状態に保持するための係止突起
49が設けられている。また、収容溝48の長手方向の
途中位置には、前記グランドコンタクト13の弾性変形
を許容するための凹部48aが設けられている。
【0048】前記ソケットコンタクト4は、ケーブルC
への圧着部4aと、プラグコンタクト2のプラグ部2
bを挿入可能なソケット部4bと、該ソケット部4bと
圧着部4aとの間に配され、半径方向に出没可能な弾性
突起4cと、該弾性突起4cに対して長手方向に間隔を
あけて配される鍔状のフランジ部4dとを具備してい
る。弾性突起4cは、半径方向内方に収縮した状態で前
記貫通孔46の小径部46aを通過できる程度の寸法を
有し、半径方向外方に突出した状態で、前記小径部46
aを前記フランジ部4dとの間に挟んで、ソケットコン
タクト4を貫通孔46内に固定することができるように
なっている。
【0049】また、ソケット側ケーシング11に収容さ
れたソケットボディ12の前面には、図3に示すよう
に、ガイドプレート7が着脱可能に取り付けられる。こ
のガイドプレート7は、図9に示されるように、前記ソ
ケットコンタクト4のソケット部4bの口径よりも若干
大きく、かつ、ソケット部4bの外径よりも若干小さい
口径を有する挿入孔7aと、該挿入孔7aに向かって漸
次縮径するテーパ部7bとを具備している。
【0050】このガイドプレート7がソケットボディ1
2の前面に取り付けられると、前記ソケット部4bとソ
ケットボディ12の貫通孔46との間に形成されている
環状空間46bおよびソケット部4bの先端面が覆われ
る。これにより、プラグ部2bが挿入されるときには、
プラグ部2bはテーパ部7bによって挿入孔7a内へ案
内されるとともに、プラグ部2bの先端がソケット部4
bの先端面に引っかかることなくソケット部4b内に案
内されるようになっている。
【0051】また、ソケットコンタクト4をソケットボ
ディ12から取り外すときには、前記ガイドプレート7
をソケット側ケーシング11から取り外すことにより、
ソケットコンタクト4の周囲の環状空間46bを露出さ
せ、該環状空間46bに治具(図示略)を挿入すること
ができることになる。
【0052】このように構成されるコネクタ1の組み立
て方法について、以下に説明する。まず、口出ししたケ
ーブルCの先端に圧着した複数のプラグコンタクト2
を、図6に示されるように、プラグボディ8の各貫通孔
36に挿入しておく。プラグコンタクト2の弾性片2d
の弾性変形を貫通孔36内部の突起36aを通過させて
復元させ、該弾性片2dと圧着部2aとの間に突起36
aを挟むことにより、プラグコンタクト2をプラグボデ
ィ8に固定する。また、プラグボディ8には、案内ピン
50および極性キー51を取り付けておく。
【0053】また、口出ししたケーブルCの先端に圧
着した複数のソケットコンタクト4を、図9に示される
ように、ソケットボディ12の各貫通孔46に挿入して
おく。ソケットコンタクト4の弾性突起4cの弾性変形
を、貫通孔46内部の小径部46aを通過させて復元さ
せ、該弾性突起4cとフランジ部4dとの間に小径部4
6aを挟むことにより、ソケットコンタクト4をソケッ
トボディ12に固定する。
【0054】また、ソケットボディ12側面の収容溝4
8内にそれぞれグランドコンタクト13を収容状態に配
置し、その状態で、ソケットボディ12をソケット側ケ
ーシング11に挿入する。ソケット側ケーシング11の
係止片45がソケットボディ12の係止突起49と係合
することにより、ソケットボディ12がソケット側ケー
シング11内に収容状態に保持される。また、収容溝4
8内に配置されているグランドコンタクト13は、ソケ
ット側ケーシング11とソケットボディ12との間に挟
まれて、ソケット側ケーシング11と電気的に導通状態
に配され、かつ、図1に示されるように、長方形孔44
から出没可能に配置される。これにより、ソケット側コ
ネクタ5の組立が完了する。
【0055】次に、プラグ側コネクタ3の第1のケーシ
ング部14内面に設けられた摺動溝27に、ケーシング
部14の開口部14dから、2枚の係合プレート9を挿
入する。そして、第1のケーシング部14の取付孔31
および円弧孔32に、それぞれ揺動軸10cと駆動突起
10dとを挿入するようにして、操作レバー10を取り
付ける。駆動突起10dは、円弧孔32を貫通した上
で、前記係合プレート9に設けられた長孔35に挿入さ
れる。
【0056】これにより、図10(a),(b)に示さ
れるように、操作レバー10を第1のケーシング部14
に対して揺動軸10c回りに揺動させると、駆動突起1
0dが円弧孔32に沿って移動し、該駆動突起10dが
長孔35の側面を押して係合プレート9を摺動溝27に
沿って摺動させるようになる。すなわち、操作レバー1
0の円弧運動が、駆動突起10dと長孔35との協働に
よって、係合プレート10の直線運動に変換されること
になる。
【0057】このようにして構成された第1のケーシン
グ部14内に、図2に示されるように、上記のようにし
てプラグコンタクト2を取り付けたプラグボディ8を挿
入する。このとき、本実施形態の第1のケーシング部1
4は、一対の長辺側側壁14a,14bと他の側壁14
cとを一体に形成してなる断面コ字状の部材から構成さ
れているので、配線された状態のプラグボディ8をその
まま挿入することができる。
【0058】挿入の際には、プラグボディ8に設けられ
た係合溝8aを第1のケーシング部14のガイドレール
26に係合させることにより、プラグボディ8をガイド
レール26に沿って移動させ、係止突起8bが第1のケ
ーシング部14側壁14a,14bに設けた係止孔30
に係止されるまで挿入する。この状態で、プラグボディ
8の溝38,39は第1のケーシング部14の案内溝2
8,29に一致し、プラグボディ8は第1のケーシング
部14の内部に収容状態に固定される。
【0059】次に、第1のケーシング部14の開口部1
4dを第2のケーシング部15によって閉鎖する。開口
部14dは、該開口部14dに配置されたレール16に
第2のケーシング部15の溝18を嵌合させ、第2のケ
ーシング部15をレール16に沿って嵌合方向に移動さ
せることにより閉鎖される。プラグコンタクト2に圧着
されたケーブルCは、第1および第2のケーシング部
14,15間に画定される挿通孔23を通して引き出さ
れ、ケーブル固定部24において固定される。
【0060】そして、第2のケーシング部15を第1の
ケーシング部14に対して嵌合方向に突き当たるまで移
動させると、これらケーシング部14,15に設けられ
た貫通孔19,20が整列させられる。この貫通孔にボ
ルト21を挿入し、ナットを螺合させて締結することに
より、プラグ側コネクタ3の組立が完了する。
【0061】このように、本実施形態のコネクタ1で
は、第1のケーシング部14を断面コ字状に形成してい
るので、ケーブルCを配線したプラグボディ8の組み
付けおよび取り外しを当該開口部14dから行うことが
できる。特に、プラグボディ8の取り外しに際して、プ
ラグ側ケーシングを、その幅方向の中央位置で分割する
従来の場合のように、プラグ側ケーシングから操作レバ
ーを取り外す必要がなく、作業を簡易に行うことができ
るという効果がある。
【0062】また、本実施形態のコネクタ1では、第1
のケーシング部14の開口部14dに、係合プレート9
を挿入するための摺動溝27およびプラグボディ8を挿
入するためのガイドレール26の一端を配置しているの
で、これら、係合プレート9およびプラグボディ8の組
立は、それらを摺動溝27およびガイドレール26に沿
って挿入するだけで済み、組み付け作業、分解作業を簡
易に行うことができるという利点がある。
【0063】さらに、第1のケーシング部14に対して
第2のケーシング部15を嵌合方向にスライドさせて取
り付け、ボルト21とナットを締結することにより両ケ
ーシング部14,15を固定するが、本実施形態に係る
コネクタ1では、ボルト21を挿通させる貫通孔19,
20が当該スライド方向に傾斜した方向に沿って設けら
れているので、仮に、ボルト21に締結されていたナッ
トが紛失した場合であっても、貫通孔19,20とボル
ト21とが干渉することによって、第2のケーシング1
5のスライド方向への移動が禁止され、両ケーシング部
14,15が外れてしまうことを防止することができる
という効果もある。
【0064】次に、上記のようにして組み立てられたプ
ラグ側コネクタ3とソケット側コネクタ5とを接続する
場合について、以下に説明する。まず、プラグ側コネク
タ3に組み付けられている操作レバー10を、図10
(a)の位置に配置する。この状態で、プラグ側コネク
タ3内の係合プレート9は、その係合溝33,34の導
入部33a,34aを、プラグ側ケーシング6に形成さ
れた案内溝28,29に一致させた状態に配置される。
【0065】この状態で、ソケット側コネクタ5に設け
られた、片側2本、合計4本の係合突起41を、前記プ
ラグ側コネクタ3の案内溝28,29にそれぞれ挿入す
るように、両コネクタ3,5を配置する。本実施形態の
コネクタ1では、ソケット側コネクタ5の前面にガイド
プレート7が配置されているので、プラグ側コネクタ3
の各プラグコンタクト2のプラグ部2b先端は、ガイド
プレート7のテーパ部7bに案内されて挿入孔7aに入
る。挿入孔7aの口径は、ソケットコンタクト4の外形
よりも小さく形成されているので、挿入孔7aに挿入さ
れたプラグ部2bは、ソケットコンタクト4の周囲に形
成されている環状空間46bおよびソケット部4bの先
端に引っかかることなく、ソケット部4bの内部に案内
されることになる。
【0066】そして、両コネクタ3,5が一致させられ
ると、前記係合突起41は、前記案内溝28,29に一
致している係合溝33,34の導入部33a,34a内
に配置される。本実施形態に係るコネクタ1では、前記
係合突起41が、それぞれ、ソケット側コネクタ5の中
心から異なる距離に配置されているので、両コネクタ
3,5の逆挿入を確実に防止することができる。
【0067】次いで、前記操作レバー10を、図10
(b)に示す位置まで揺動軸10c回りに揺動させる。
これにより、操作レバー10の先端に設けた駆動突起1
0dが、プラグ側ケーシング6の円弧孔32に沿って移
動させられることによって、係合プレート9を嵌合方向
に直交する方向に移動させる。これにより、係合プレー
ト9の係合溝33,34の導入部33a,34aに配置
されていた係合突起41は、該係合溝33,34の傾斜
部分33b,34b内を移動させられることにより、プ
ラグ側ケーシング6に形成された案内溝28,29に沿
って、嵌合方向に移動させられることになる。
【0068】すなわち、この実施形態に係るコネクタ1
によれば、係合プレート9に設けられた相互に平行な係
合溝33,34によって、片側2本の係合突起41が同
時に嵌合方向に移動させられることになるので、ソケッ
ト側コネクタ5がその姿勢を嵌合方向に対して垂直に保
ったまま嵌合作業が行われる。これにより、従来のコネ
クタのように、プラグコンタクト2がソケットコンタク
ト4に対して斜めに配置されたまま嵌合作業が進行する
ことを確実に防止することができ、コンタクトの健全性
を維持することができる。
【0069】また、係合突起41には、ローラ43が設
けられているので、該ローラ43を係合溝33,34内
で転動させることにより、該係合突起41がスムーズに
移動させられるとともに、操作レバー10により印加さ
れた大きな挿入力によっても、係合突起41および係合
プレート9の係合溝33,34を摩耗から保護すること
ができる。
【0070】さらに、本実施形態に係るコネクタ1で
は、プラグコンタクト2として二股分岐コンタクトを採
用しているので、ソケット側コネクタ5において、配線
の2重化を図ることができる。すなわち、安全性または
新旧設備の入れ替えのために配線が2重化された機器へ
の接続を、本実施形態に係るコネクタ1のみで実施する
ことができ、2重化のための他の設備を必要としないの
で、部品点数の削減、作業工数の低減、および省スペー
ス化を図ることができるという効果がある。
【0071】また、二股分岐コンタクトを採用すること
により、2本のプラグ部2b間に該プラグコンタクト2
をプラグボディ8に固定するための係止部2cを設ける
ことが可能となり、プラグ部2b間に配される治具挿入
孔36cを利用して、プラグコンタクト2の取り外しを
容易に行うことができる。
【0072】そして、このようにして、プラグ側コネク
タ3に対してソケット側コネクタ5が完全に嵌合される
と、ソケット側コネクタ5の側面に出没可能に配置され
ているグランドコンタクト13が弾性変形させられ、そ
の反発力によって、プラグ側ケーシング14の内面に圧
接させられる。プラグ側ケーシング14の内面には、導
電性材料がメッキ処理されているので、グランドコンタ
クト13はプラグ側ケーシング14と電気的に導通させ
られる。したがって、プラグ側コネクタ3およびソケッ
ト側コネクタ5を同一のアース電位に接地することが可
能となり、シールド効果を高めることができるという利
点もある。
【0073】なお、本実施形態に係るコネクタでは、係
合突起をソケット側コネクタ5の両側面に2個ずつ設け
ているが、これに限定されるものではなく、3個以上設
けてもよい。また、プラグ側ケーシングを射出成形によ
り構成することとしたが、これに代えて、鋳造等、任意
の方法で製造することにしてもよい。さらに、プラグ側
コネクタ3とソケット側コネクタ5は、プラグとソケッ
トを入れ替えたものとしてもよい。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るコネ
クタによれば、一方のケーシングの両側面に嵌合方向に
直交する方向に間隔をあけて設けられた、少なくとも2
本ずつ突出する係合突起を、操作レバーと連動する係合
プレートの係合溝に係合させて、該係合溝の傾斜部分に
よって同時に嵌合方向に移動させるので、ソケットコン
タクトとプラグコンタクトとが、整列しないまま嵌合作
業が開始されることを確実に防止することができる。そ
の結果、操作レバーによって大きな挿入力が印加されて
も、ソケットコンタクトおよびプラグコンタクトが挿入
力によって破損する不都合を防止することができる。
【0075】また、係合突起にローラを設けることによ
り、該係合突起と係合溝との間の摩擦が緩和され、操作
レバーによって大きな挿入力を印加した場合にも、該係
合突起および係合溝の摩耗を防止することができる。
【0076】さらに、一方のケーシングを、一方向に開
口部を有する断面コ字状の第1のケーシング部と、開口
部を閉鎖する第2のケーシング部とから構成し、操作レ
バーを第1のケーシング部に取り付けることにより、操
作レバーを第1のケーシング部から取り外すことなく、
第2のケーシング部のみを取り外して、ケーブルの着脱
を行うことができ、組立・分解作業を容易に行うことが
できるという効果がある。
【0077】また、摺動溝を開口部に開口させることに
より、前記係合プレートを開口部から摺動溝に挿入する
ことが可能となり、簡易に組み立てることができるとい
う利点がある。さらに、第2のケーシング部を第1のケ
ーシング部の開口部に嵌合方向の溝に沿ってスライドさ
せて組み付け、これら第1および第2のケーシング部の
相対移動を固定手段によって係止することにより、ケー
シングを最小限の部品点数で達成することができる。
【0078】また、第1および第2のケーシング部に、
スライド方向に対して傾斜する方向に沿う貫通孔をそれ
ぞれ形成し、該貫通孔に挿入されるボルトと、該ボルト
に螺合されるナットとから固定手段を構成すれば、不注
意によってナットの締結を忘れた場合、または、ナット
が緩んで落下した場合においても、ボルトが貫通孔に挿
入されている限り、スライド方向に対して傾斜する貫通
孔とボルトとの干渉によって、第1のケーシング部から
第2のケーシング部が外れることを防止することができ
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係るコネクタを示す斜
視図である。
【図2】 図1のコネクタのプラグ側コネクタを示す分
解斜視図である。
【図3】 図1のコネクタのソケット側コネクタを示す
分解斜視図である。
【図4】 図2のプラグ側コネクタの固定手段の作用を
説明するための一部を破断した正面図であり、(a)は
分解図、(b)は組立図を示している。
【図5】 図1のコネクタのプラグコンタクトを示す正
面図である。
【図6】 図5のプラグコンタクトをプラグボディに挿
入した状態を示す側面図である。
【図7】 図5のプラグコンタクトを取り付けるプラグ
ボディのプラグ孔および治具挿入孔を示す平面図であ
る。
【図8】 図3のソケット側コネクタに設けた係合突起
を示す縦断面図である。
【図9】 図1のコネクタのソケットコンタクトを、ソ
ケットボディに挿入した状態で示す正面図である。
【図10】 図1のコネクタの係合プレートの動作を説
明するための概略図である。
【図11】 従来のコネクタを示す概略図である。
【図12】 図11のコネクタのソケットコンタクト
を、ソケットボディに挿入した状態で示す正面図であ
る。
【図13】 図11のコネクタの嵌合時における動作を
説明するための概略図である。
【符号の説明】
1 コネクタ 2 プラグコンタクト 4 ソケットコンタクト 6 プラグ側ケーシング(ケーシング) 9 係合プレート 10 操作レバー 11 ソケット側ケーシング(ケーシング) 14 第1のケーシング部 14a,14b,14c 側壁 14d 開口部 15 第2のケーシング部 17 溝 19,20 貫通孔 21 ボルト 22 固定手段 27 摺動溝 28,29 案内溝 33,34 係合溝 33b,34b 傾斜部分 41 係合突起 43 ローラ

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】相互に嵌合する一対のケーシングの内部
    に、相互に電気的に接続される多数のプラグコンタクト
    またはソケットコンタクトがそれぞれ配列されてなるコ
    ネクタであって、 一方のケーシングの一対の対向する側面に、該ケーシン
    グの嵌合方向に直交する方向に間隔をあけて、少なくと
    も2本ずつ突出する係合突起が設けられ、 他方のケーシングの一対の対向する壁面に、前記係合突
    起を挿入させる相互に平行な2以上の係合溝であって、
    前記嵌合方向に対して傾斜した部分を有する係合溝が設
    けられた係合プレートが取り付けられ、該係合プレート
    を前記嵌合方向に直交する方向に同時に直線移動させる
    操作レバーが揺動可能に取り付けられ、前記嵌合方向に
    沿って形成され前記係合突起を挿入させる案内溝が設け
    られ、前記他方のケーシングの壁面に、前記一対の係合
    プレートを、前記嵌合方向に直交する方向に沿って摺動
    可能に取り付ける一対の摺動溝が設けられたコネクタに
    おいて、前記他方のケーシングが、該ケーシングの一対の側壁と
    他の一の側壁とを一体的に構成してなり、一方向に開口
    部を有する断面コ字状の第1のケーシング部と、該第1
    のケーシング部に、前記開口部を閉鎖するように取り付
    けられる第2のケーシング部とから構成され、前記操作
    レバーが前記第1のケーシング部に取り付けられている
    ことを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】前記係合突起に、前記係合溝に対して転動
    するローラが設けられていることを特徴とする請求項1
    記載のコネクタ。
  3. 【請求項3】前記摺動溝が、前記開口部に開口している
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のコネクタ。
  4. 【請求項4】前記第2のケーシング部が、該第2のケー
    シング部を前記第1のケーシング部の開口部に前記嵌合
    方向に形成された溝に沿ってスライドさせることによ
    り、前記第1のケーシング部に組み付けられ、これら第
    1および第2のケーシング部の相対移動を係止する固定
    手段を具備することを特徴とする請求項1又は2記載の
    コネクタ。
  5. 【請求項5】前記固定手段が、前記第1および第2のケ
    ーシング部に、前記スライド方向に対して傾斜する方向
    に沿ってそれぞれ形成され、両ケーシング部が組み付け
    られたときに整列させられる貫通孔と、該貫通孔に挿入
    されるボルトと、該ボルトに螺合されるナットとから構
    成されていることを特徴とする請求項記載のコネク
    タ。
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