JP2008210614A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】ムービングプレートを備えたコネクタにおいて雄端子金具が変形するのを防止する。
【解決手段】ムービングプレート40は、位置決め孔47を有する板状の本体部42を備え、位置決め孔47を通して本体部42の前面側に雄端子金具15のタブ17の先端部が突出する初期位置から雌側ハウジング60との嵌合に伴ってフード部12の奥側に平行に移動して終端位置に至る。本体部42の前面には、初期位置にて突出するタブ17の先端部を保護するための保護壁41が突設され、雌側ハウジング60には保護壁41を逃がす凹部62が設けられている。不正姿勢をとった雌側ハウジング60の角部66が保護壁41の突端に突き当たることで、この角部66がタブ17の先端に接触するのを回避できる。
【選択図】図5

Description

本発明は、コネクタに関する。
従来よりムービングプレートを備えたコネクタが知られている(例えば、以下の特許文献1を参照)。このコネクタは、筒状のフード部を有する雄側ハウジングとフード部内に前方から嵌合する雌側ハウジングとを備えており、ムービングプレートはフード部内にて前後方向に移動可能に収容されている。そして、ムービングプレートは、複数の位置決め孔を有する板状の本体部を備え、雌側ハウジングと未嵌合の状態では、位置決め孔を通して雄端子金具の先端部が本体部の前面側に臨むようになっており、この初期位置にて本体部の前面から突出する雄端子金具の先端部に対し前方からプローブピンを押し当てることで導通検査が行われる。
特開2006−196225公報
上記の場合、導通検査の必要性によって本体部の前面から雄端子金具の先端部が突出する構造であることに起因し、フード部内に雌側ハウジングが前後方向に対し傾いた不正姿勢をとって進入してきた場合に、雌側ハウジングの角部が雄端子金具の先端に突き当たり、雄端子金具の先端部が変形する虞があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、ムービングプレートを備えたコネクタにおいて雄端子金具が変形するのを防止することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、筒状のフード部を有する雄側ハウジングと、前方から前記フード部内に嵌合される雌側ハウジングと、前記フード部内にて雄端子金具を位置決めするムービングプレートとを備え、前記ムービングプレートは、位置決め孔を有する板状の本体部を備え、前記位置決め孔を通して前記本体部の前面側に前記雄端子金具の先端部が突出する初期位置から前記雌側ハウジングとの嵌合に伴って前記フード部の奥側に移動するようになっており、前記本体部の前面には、前記初期位置にて突出する前記雄端子金具の先端部を保護するための保護壁が突設され、前記雌側ハウジングには前記保護壁を逃がす凹部が設けられている構成としたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記保護壁の突端は、前記初期位置にて前記雄端子金具の先端位置と同じかまたはそれより出っ張った位置に配されているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記保護壁は少なくとも前記本体部の相対向する二辺に沿うように配された一対の対向壁を備え、前記初期位置において、前記フード部内に前記雌側ハウジングが不正姿勢で進入してきた場合に、前記雌側ハウジングの角部が前記一対の対向壁間に配された前記雄端子金具を跨ぎつつ両対向壁に当接する構成であるところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項3に記載のものにおいて、前記保護壁は、複数の前記位置決め孔からなる孔群の周りを囲うように配されているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
フード部内にムービングプレートが初期位置にて収容された状態で、同フード部内に前方から不正姿勢(嵌合方向と交差する斜め姿勢)をとった雌側ハウジングが進入してきても、雌側ハウジングの角部が保護壁の突端に突き当たることで、雄端子金具が変形するのを防止できる。
<請求項2の発明>
保護壁の突端が初期位置にて雄端子金具の先端位置と同じかまたはそれより出っ張った位置に配されているから、不正姿勢をとった雌側ハウジングの角部が保護壁の突端に突き当たったときに、該角部が雄端子金具の先端に接触するのを確実に回避できる。
<請求項3の発明>
フード部内に雌側ハウジングが不正姿勢で進入してきた場合に、雌側ハウジングの角部が一対の対向壁間に配された雄端子金具を跨ぎつつ両対向壁に当接するから、雌側ハウジングの角部が両対向壁間に配された雄端子金具の先端に接触することはなく、雄端子金具が変形するのをいっそう確実に防止できる。
<請求項4の発明>
保護壁が複数の位置決め孔からなる孔群の周りを囲うように配されているから、本体部の強度が高められ、本体部が外的要因によって塑性変形するのを防止できる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図6によって説明する。本実施形態のコネクタは、レバー80の回動操作に基づいて互いに嵌合可能とされる雄側ハウジング10及び雌側ハウジング60と、雄側ハウジング10に装着されるムービングプレート40とを備える。なお、以下の説明において前後方向については、両ハウジング10,60の嵌合面側を前方とする。
雌側ハウジング60は合成樹脂製であって、全体として高さ方向(図1における上下方向)に細長いブロック状をなし、内部には、図2に示すように、雌端子金具75を収容するためのキャビティ61が高さ方向に並列して形成されている。雌側ハウジング60の前面には、キャビティ61の前面開口が整列して臨み、かつ、各キャビティ61の集合したキャビティ61群の外周りには凹部62がキャビティ61の前面開口より一段低くなるよう略Uの字に凹み形成されている。この凹部62には、後述するように、両ハウジング10,60の嵌合時、ムービングプレート40に設けられた保護壁41が進入するようになっている。
雌側ハウジング60の後部には電線カバー63が嵌着され、この電線カバー63によって雌端子金具75に接続された電線76の引出し方向が規定されている。また、雌側ハウジング60の外面には、図1に示すように、前後方向に延びた嵌合リブ64が複数形成されており、各嵌合リブ64によって両ハウジング10,60の嵌合案内がなされるとともに両ハウジング10,60の誤嵌合が防止される。そして、雌側ハウジング60の両側面には、高さ方向略中央部に、前後方向に延びた断面長円形をなす一対の第一カムピン65が突設されている。
雄側ハウジング10は合成樹脂製であって、高さ方向に細長いブロック状の端子保持部11と、端子保持部11の周縁から前方へ突出する略角筒状のフード部12とからなる。端子保持部11内には、複数の雄端子金具15の端子本体16が高さ方向に並列して収容されている。また、フード部12内には、端子本体16から前方へ一体に突出する細長いタブ17が配置され、各タブ17が対応する雌端子金具75と接続可能となっている。そして、フード部12の両側外面には、高さ方向略中央部に、レバー80を支持する一対の支持軸13が突設され、かつ、フード部12の前端開口縁から支持軸13に向かって真直ぐ切り欠いた一対の逃がし溝14が凹み形成されている。両ハウジング10,60の嵌合時には、逃がし溝14に第一カムピン65が進入するようになっている。
ここで、レバー80は合成樹脂製であって、図3に示すように、左右一対の板状をなすアーム部81と、両アーム部81を連結する操作部82とからなり、全体として門型に形成されている。アーム部81には支持軸13を受ける軸受孔83が形成されている。かかるレバー80は、その軸受孔83に支持軸13を嵌合させることで、その嵌合位置を中心として、アーム部81が高さ方向に切り立つ待機位置と、アーム部81が雌側ハウジング60の両側面外方を横切って操作部82が電線カバー63の背面に回り込む嵌合位置との間で、回動可能となっている。また、アーム部81の内面には、軸受孔83を略中心とする弧状のカム溝84がアーム部81の周縁に開口して形成されている。
ムービングプレート40は同じく合成樹脂製であって、フード部12内に配置され、各タブ17を高さ方向及び幅方向において位置決めする役割を担っている。このムービングプレート40は、フード部12内にて前後方向(両ハウジング10,60の嵌合・離脱方向と平行な方向)への移動を可能とされ、その移動方向と略直角な板状をなす略方形の本体部42と、本体部42の周縁から前方へ突出する略角筒状の周壁部43とを備えてなる。両ハウジング10,60の嵌合時、周壁部43の外周面がフード部12の内周面に摺接可能に移動するようになっている。そして、周壁部43の内面には、図4に示すように、嵌合リブ64と対応する位置毎に、受け溝44が形成されている。周壁部43の外面のうち受け溝44と対応する部分は外側へ膨出する形態とされ、フード部12の内面には周壁部43の膨出部分を逃がす凹所19が凹み形成されている。
周壁部43の両側外面には、高さ方向略中央部に、前後方向に延びて周壁部43の前端縁に開口する一対の導入溝45が第一カムピン65を受け入れ可能に形成されている。そして、周壁部43の両側外面には、第二カムピン46が導入溝45を跨ぐようにして突出形成されている。第二カムピン46は、正面から見ると門型をなし、その内側へ第一カムピン65を嵌合可能となす。かかる第二カムピン46はその内側へ第一カムピン65が入ってきたときに、両ハウジング10,60の嵌合完了に至るまでの間、第一カムピン65と合体した状態でレバー80のカム溝84に係合され、その後のレバー80の回動操作により、雌側ハウジング60とムービングプレート40が一体となって移動するようになっている。
また、本体部42には、各タブ17を挿通するための位置決め孔47が整列して貫通形成されている。詳しくは位置決め孔47は、本体部42の後面にラッパ状に拡開されることで各タブ17の誘い込みをなす一方、本体部42の前面に窄み状態で開口されることで各タブ17の位置決めを保障している。かかるムービングプレート40は、両ハウジング10,60の嵌合時、本体部42がフード部12の奥面より浮いた状態となる初期の組付け位置(以下、初期位置)から本体部42がフード部12の奥面に当接する嵌合完了時の位置(終端位置)にかけて移動するわけであるが、その移動経路のいずれの位置にあっても、タブ17は位置決め孔47に貫通した状態に保たれ、これによってタブ17の位置決めが確実になされる。ムービングプレート40が初期位置にあるときに、本体部42の前面には、図5に示すように、タブ17の先端部が突出して嵌合面側に臨むようになっており、この状態で、図示しない導通検査に供される。なお、フード部12内における各タブ17の先端位置は前後方向について同じ位置に揃っている。
さて、本体部42の前面(雌側ハウジング60との対向面)には、位置決め孔47の集合した孔群48の外回りに、保護壁41が突設されている。この保護壁41は、孔群48の略全周を取り囲むような形態であって、高さ方向に分割された複数の孔群48毎に、正面から見ると方形状に囲むようにして配されている。詳しくは保護壁41は、フード部12の長辺部21(両側壁)にほぼ平行して(沿うようにして)高さ方向に延びる第一保護壁41A(本発明における対向壁)と、フード部12の短辺部22(上下壁)にほぼ平行して幅方向に延びる第二保護壁41Bとからなり、第一保護壁41Aが各孔群48に共有されて幅方向に一対設けられている一方、第二保護壁41Bが各孔群48の上下位置に複数設けられている。第二保護壁41Bのうち、相互に同じ極数をもって上下で隣接する両孔群48間を仕切るものには、その突出端面から本体部42の前面に至る深さの割り溝49が幅方向に延出して形成されている。
そして、保護壁41は、所定厚みをもって前方に真直ぐ短筒状に突出するとともに、その突出端が前後方向についてほぼ同じ位置に揃えられており、かつ、その突出端面の内外縁(厚み方向両端縁)が切り欠かれて面取り部51となっている。両ハウジング10,60の嵌合時には、雌側ハウジング60の凹部62に保護壁41が嵌合し、これにより、ムービングプレート40がフード部12内を位置決め状態で移動可能となっている。
また、ムービングプレート40が初期位置にある場合に、本体部42の前面からのタブ17の突出量は保護壁41の突出量より小さくなっており、つまり、図5に示すように、タブ17の突出端は保護壁41の突出端より後方に引っ込んだ位置に配され、言い換えると、保護壁41の突出端はタブ17の突出端より前方へ出っ張った位置に配されている。
次に、本実施形態の作用を説明する。
まず、雌側ハウジング60と雄側ハウジング10を嵌合する際には、図1に示すように、周壁部43の外周面をフード部12の内周面に沿わせつつムービングプレート40を初期位置に留め置くとともに、レバー80を待機位置に保持させる。その状態で、フード部12内に前方から雌側ハウジング60を進入させる。この場合に、図2に示すように、雌側ハウジング60が正規姿勢をとってフード部12内に進入すると、つまり、雌側ハウジング60がその前面(嵌合面)を高さ方向に沿わせるようその前面を前後軸と略直角な方向に向けた状態でフード部12内に進入すると、ムービングプレート40内に雌側ハウジング60が嵌入し、雌側ハウジング60の側面が周壁部43によって包囲されるとともに、雌側ハウジング60の前面が本体部42の前面と対面する。この状態では、第一カムピン65がレバー80のカム溝84の入り口に進入するとともに導入溝45に嵌入され、第一カムピン65と第二カムピン46が合体した状態でカム溝84と係合可能となる。
続いて、レバー80を嵌合位置側へ回動すると、第二カムピン46とカム溝84との係合によるカム作用により、雌側ハウジング60がフード部12の奥側へ引き込まれるように相対移動し、両ハウジング10,60が互いに接近する。このとき、本体部42の保護壁41が雌側ハウジング60の凹部62に嵌入した状態となり、ムービングプレート40が雌側ハウジング60と一体となってフード部12の奥側へ平行に移動する。ムービングプレート40が移動する間、各タブ17は、位置決め孔47を貫通したままであって正しい位置に保持され、その先端側から順次雌端子金具75内に入り込み、雌端子金具75側との嵌合深さを増して行く。そして、ムービングプレート40が終端位置に至ってレバー80が嵌合位置に達すると、両ハウジング10,60が正規嵌合状態となり、タブ17が雌端子金具75に正規深さで嵌合して、両端子金具15,75が導通可能に接続される。
一方、雌側ハウジング60が不正姿勢をとってフード部12内に進入すると、つまり、雌側ハウジング60の高さ方向(長手方向)両端角部66,67のうちのいずれか一方の角部66が他方の角部67に先行してフード部12内に入るようにして、雌側ハウジング60がその前面を高さ方向及び前後方向に対し傾けた状態でフード部12内に進入すると、図5に示すように、一方の角部66が、保護壁41の突端、詳細には相対向する一対の第一保護壁41Aの両突端に突き当たってそこで受け止められる。このとき、一方の角部66は、図6に示すように、両第一保護壁41A間に配されたタブ17上を跨ぐように配され、その幅方向両端部が両第一保護壁41Aに当接するものの、その幅方向中間部がタブ17と非接触状態に保たれる。したがって、雌側ハウジング60が不正姿勢をとってフード部12内に進入してきても、雌側ハウジング60における一方の角部66にタブ17の先端が接触することはなく、つまり、保護壁41によってタブ17が保護状態に置かれる。なお、雌側ハウジング60の前面が正規嵌合面に対して幅方向で傾いたり高さ方向に位置ずれした場合には、雌側ハウジング60の前面がフード部12の開口縁に突き当たるから、そもそも雌側ハウジング60がフード部12内に進入することはない。よって、雌側ハウジング60が不正姿勢をとってフード部12に進入する態様としては、上記した雌側ハウジング60の前面が正規嵌合面に対して前後方向で傾いた場合のみを考慮すれば足りる。
以上説明したように本実施形態によれば、次の効果を奏する。
フード部12内に前方から不正姿勢をとった雌側ハウジング60が進入してきた場合に、雌側ハウジング60の角部66が保護壁41の突端に突き当たることで、雄端子金具15のタブ17との接触を回避できるから、タブ17が塑性変形するのを防止できる。
また、ムービングプレート40が初期位置にある場合に、保護壁41の突端がタブ17の先端より出っ張った位置に配されているから、不正姿勢をとった雌側ハウジング60の角部66とタブ17との接触を確実に回避できる。
さらに、フード部12内に雌側ハウジング60が不正姿勢で進入してきた場合に、雌側ハウジング60の角部66が第一保護壁41A間に配された雄端子金具15のタブ17を跨ぎつつ両第一保護壁41Aに当接するから、雌側ハウジング60の角部66がタブ17の先端に接触することはなく、タブ17が塑性変形するのをいっそう確実に防止できる。
さらにまた、保護壁41が複数の位置決め孔47からなる孔群48の周りを囲うように配されているから、本体部42の強度が高められ、本体部42が外的要因によって塑性変形するのを防止できる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)ムービングプレートが初期位置にあるときに、一部の保護壁の突端がタブの先端より引っ込んだ位置に配されていても、他の保護壁によってタブの変形を防止できる構造であればそれでよい。
(2)保護壁は、孔群の全周を連続して囲んでいなくてもよく断続的に囲う形態であってもよい。
(3)保護壁は、位置決め孔毎に個別に設けられていてもよく、逆に、全ての位置決め孔に対応するよう一括して設けられていてもよい。
(4)保護壁は、第一保護壁と第二保護壁のいずれかのみからなるものであってもよい。
(5)保護壁の突端とタブの先端が同じ位置に揃っていてもよい。
(6)本発明は、レバー式コネクタでないコネクタに適用可能である。
実施形態1において両ハウジングの嵌合が始まる前の状態を示す側断面図 両ハウジングの嵌合が始まる状態を示す側断面図 ムービングプレート及びレバーが装着された雌側ハウジングの正面図 ムービングプレートの正面図 雌側ハウジングが不正姿勢をとってフード部内に進入してきた状態を示す側断面図 雌側ハウジングが不正姿勢をとってフード部内に進入してきた状態を示す横断面図
符号の説明
10…雄側ハウジング
12…フード部
15…雄端子金具
17…タブ
40…ムービングプレート
41…保護壁
41A…第一保護壁(対向壁)
41B…第二保護壁
42…本体部
43…周壁部
47…位置決め孔
48…孔群
60…雌側ハウジング
62…凹部
66…角部
80…レバー

Claims (4)

  1. 筒状のフード部を有する雄側ハウジングと、前方から前記フード部内に嵌合される雌側ハウジングと、前記フード部内にて雄端子金具を位置決めするムービングプレートとを備え、
    前記ムービングプレートは、位置決め孔を有する板状の本体部を備え、前記位置決め孔を通して前記本体部の前面側に前記雄端子金具の先端部が突出する初期位置から前記雌側ハウジングとの嵌合に伴って前記フード部の奥側に移動するようになっており、
    前記本体部の前面には、前記初期位置にて突出する前記雄端子金具の先端部を保護するための保護壁が突設され、前記雌側ハウジングには前記保護壁を逃がす凹部が設けられていることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記保護壁の突端は、前記初期位置にて前記雄端子金具の先端位置と同じかまたはそれより出っ張った位置に配されていることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記保護壁は少なくとも前記本体部の相対向する二辺に沿うように配された一対の対向壁を備え、前記初期位置において、前記フード部内に前記雌側ハウジングが不正姿勢で進入してきた場合に、前記雌側ハウジングの角部が前記一対の対向壁間に配された前記雄端子金具を跨ぎつつ両対向壁に当接する構成であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコネクタ。
  4. 前記保護壁は、複数の前記位置決め孔からなる孔群の周りを囲うように配されていることを特徴とする請求項3に記載のコネクタ。
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