JP2010171258A - 基板処理装置及び基板処理方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基板処理装置100は、ボトル70を設置するキャビネット60を備える。キャビネット60は、フレーム61により、Y軸方向に沿って複数の設置区画に区分されており、各設置区画には処理液を収容した収容容器70が設置される。また、設置区画には読取部81が埋設されており、ボトル70の底面には内容物に関するボトル情報を記憶したICタグシール82が貼付されている。基板処理装置100は、ボトル70が設置区画に設置された状態で、読取部81によりICタグシール82からボトル情報を読み取る。そして、基板処理装置100は、取得したボトル情報を、各設置区画に設置されるべきボトル70について、予め登録されている情報と照合することにより、設置されているボトル70の適否を判定する。
【選択図】図6
Description
<1.1. 基板処理装置の構成及び機能>
<概略構成>
図1は、本発明の実施形態に係る基板処理装置100の外観を示す図である。また、図2は、実施形態に係る基板処理装置100の本体部101を示す平面図である。図3は、実施形態に係る基板処理装置100の本体部101の液処理部を示す正面図である。
インデクサブロック10は、装置外から受け取った未処理基板を装置内に搬入するとともに、現像処理の終了した処理済み基板を装置外に搬出するためのブロックである。インデクサブロック10は、複数のキャリアC(本実施形態では4個)を並べて載置する載置台11と、各キャリアCから未処理の基板Wを取り出すとともに、各キャリアCに処理済みの基板Wを収容するインデクサロボットIRとを備えている。
バークブロック20は、露光時に発生する定在波やハレーションを減少させるために、フォトレジスト膜の下地に反射防止膜を塗布形成するための処理ブロックである。バークブロック20は、基板Wの表面に反射防止膜を塗布形成するための下地塗布処理部21と、反射防止膜の塗布形成に付随する熱処理を行う2つの熱処理タワー22,23と、下地塗布処理部21及び熱処理タワー22,23に対して基板Wの受け渡しを行う搬送ロボットTR1とを備える。
レジスト塗布ブロック30は、反射防止膜が塗布形成された基板W上にレジストを塗布してレジスト膜を形成する処理ブロックである。レジスト塗布ブロック30は、下地塗布された反射防止膜の上にレジストを塗布するレジスト塗布処理部31と、レジスト塗布処理に付随する熱処理を行う2つの熱処理タワー32,33と、レジスト塗布処理部31及び熱処理タワー32,33に対して基板Wの受け渡しを行う搬送ロボットTR2とを備える。
現像処理ブロック40は、露光処理後の基板Wに対して現像処理を行うための処理ブロックである。現像処理ブロック40は、パターンが露光された基板Wに対して現像液を供給して現像処理を行う現像処理部41と、現像処理後の熱処理を行う熱処理タワー42と、露光直後の基板Wに熱処理を行う熱処理タワー43と、現像処理部41及び熱処理タワー42に対して基板Wの受け渡しを行う搬送ロボットTR3とを備える。
インターフェイスブロック50は、現像処理ブロック40に対して隣接するように配置され、レジスト膜が塗布形成された未露光の基板Wを外部装置である露光ユニットEXPに渡すとともに、露光済みの基板Wを露光ユニットEXPから受け取って現像処理ブロック40に渡すブロックである。
図3に示すように、インデクサブロック10の下端部分には、基板Wに供給するための処理液を収容した複数のボトル70が設置されるキャビネット60が備えられている。このキャビネット60については、図4を参照しつつ説明する。
図8は、実施形態に係る制御機構の概略を示すブロック図である。本実施形態に係る基板処理装置100の本体部101は、主制御部MC、ブロック制御部BC、処理ユニット制御部PUC、読取制御部RC及び処理液供給制御部PSCを主に備えている。
<基板処理装置の基本動作手順>
図9は、実施形態に係る基板処理装置100の基本動作を示す流れ図である。なお、以下に説明する基板処理装置100の動作は、特に断らない限り、主制御部MCの制御に基づくものとする。まず、基板処理装置100の電源が投入されると、基板処理装置100は、所定の初期設定を行った後、各ボトル70に収容されている処理液の種類情報やボトル70固有の識別情報をホストコンピュータ102に送信する。ホストコンピュータ102は受信した情報を記憶部102Mに記録する(ステップS1)。
図11は、処理液吐出処理時の基板処理装置100の動作手順を示す図である。
図12は、ボトル交換処理時における基板処理装置100の動作手順を示す流れ図である。
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく様々な変形が可能である。
101 本体部
102 ホストコンピュータ
102M 記憶部
20 バークブロック
27,37 塗布ノズル
47 ノズル
60 キャビネット
70,70a,70b ボトル
70B 底面
81 読取部
82 タグシール
90,90a,90b 処理液供給機構
97 切換部
BC ブロック制御部
BRC 塗布処理ユニット
D10 ボトル設置情報(テーブル情報)
MC 主制御部
PSC 処理液供給制御部
RC 読取制御部
SC 塗布処理ユニット
SD 現像処理ユニット
Claims (7)
- 収容容器に収容された処理液を基板に供給して、当該基板を処理する基板処理装置であって、
複数の収容容器を設置するための複数の設置区画を有する容器設置部と、
前記複数の設置区画のそれぞれに対して設置されるべき収容容器の内容物についての情報が、前記複数の設置区画のそれぞれに関連づけられて保存されているテーブル情報を記憶するテーブル情報記憶部と、
前記収容容器のそれぞれに付設され、前記複数の収容容器のそれぞれの内容物についての第1情報を保持する第1情報保持部と、
前記複数の設置区画のうち特定の設置区画に設置されている収容容器に付設された前記第1情報保持部から、前記第1情報を読み取る第1情報読取部と、
前記テーブル情報と前記第1情報とを照合する照合部と、
を含むことを特徴とする基板処理装置。 - 請求項1に記載の基板処理装置において、
前記複数の収容容器のうちのいずれかの収容容器から処理液を供給したことを示す第2情報を取得する第2情報取得部と、
前記第2情報取得部が取得した前記第2情報を処理液の供給に関する履歴情報として記憶する第2情報記憶部と、
を含むことを特徴とする基板処理装置。 - 請求項2に記載の基板処理装置において、
前記複数の収容容器のうちの第1収容容器と第2収容容器とのそれぞれから同一種類の処理液が供給され、当該処理液を基板に向けて吐出するノズルと、
前記第1収容容器と前記第2収容容器との間で、前記ノズルに対する処理液の供給源を切り換える切換部と、
を含むことを特徴とする基板処理装置。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の基板処理装置において、
前記照合部による照合結果に基づいて、前記複数の収容容器に収容された処理液を基板に向けて供給する処理液供給機構、
を含むことを特徴とする基板処理装置。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載の基板処理装置において、
前記第1情報読取部は、前記第1情報保持部から電磁的に前記第1情報を読み取ることを特徴とする基板処理装置。 - 請求項1〜5のいずれか1項に記載の基板処理装置において、
前記第1情報保持部は、前記複数の収容容器の底面に貼付されるシール型のIDタグであり、
前記第1情報読取部は、前記容器設置部に設置されている状態の収容容器の底面と対向する位置に設けられることを特徴とする基板処理装置。 - 容器設置部が有する設置区画に設置された収容容器に収容されている処理液を基板に供給して、当該基板を処理する基板処理方法において、
(a) 複数の設置区画のそれぞれに対して設置されるべき収容容器の内容物についての情報が、前記複数の設置区画のそれぞれに関連づけられて保存されているテーブル情報を取得する工程と、
(b) 前記複数の設置区画のうち、特定の設置区画に設置されている収容容器の内容物についての第1情報を取得する工程と、
(c) 前記(a)工程にて取得される前記テーブル情報と、前記(b)工程にて取得される前記第1情報とを照合する工程と、
を含むことを特徴とする基板処理方法。
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