JP2010143072A - 製本システム、差し替え製本方法、差し替え製本プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

製本システム、差し替え製本方法、差し替え製本プログラム、及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】リング部材が外された冊子から差し替え対象のページを抜き、差し替えるページを印刷して差し替え、リング製本するという処理を自動的に行うことができるようにする。
【解決手段】用紙に画像を形成するMFP1と、画像形成された複数の用紙からなる冊子に対してリングバインド部によってリング綴じ製本を行うリングバインダ製本装置7と、このリングバインダ製本装置7の前段に設けられ、リングバインダ製本装置7に用紙を給紙可能なインサータ4と、を備えた製本システムであって、リングバインダ製本装置7はインサータ4から給紙されるリング部材を除去したリング製本の冊子の差し替え対象となるページ位置にMFP1から搬送される差し替え用紙を挿入し、差し替え対象となるページ位置の用紙を除去して用紙の差し替えを行い、挿入された用紙の前後に搬送されてくる用紙と束ねてリングバインド製本を行う。
【選択図】図1

Description

印刷装置、複写機、プリンタ、ファクシミリ、及びこれらの機能を複合して有するデジタル複合機などの画像形成装置に接続され、リング製本された冊子の差し替えを自動的に行う製本システム、この製本システムで実行される差し替え製本方法、この差し替え製本方法をコンピュータで実行するための差し替え製本プログラム、及びこの差し替え製本プログラムがコンピュータによって読み取られ、実行可能に記録された記録媒体に関する。
従来からの画像形成装置の後処理機が有する機能の1つに、用紙の綴じ側端部に1枚ずつ多穴のパンチ穴を明け、ページ順に揃えて1冊分ずつ排紙トレイに積載する機能があった。こうして得られた出力物は、その後、オフラインの装置や治具を用いて、金属コイルや、プラスチック製のリングなどで綴じを行い、リング製本物として仕上げられていた。一方、画像形成装置に対して複数種の作業装置、例えばパンチ処理装置、スティプル処理装置などをライン状(直列)に連結し、画像形成装置によって画像形成された用紙に対してパンチ処理、スティプル処理などの各処理を行って所望の用紙処理が施された用紙、あるいは用紙束を作成する用紙処理システムが知られている。
そのうち、製本処理に関する機能としては、用紙の端部や中央に綴じ処理を行う機能、糊の付いたテープに用紙端を押し付けて製本処理を行う機能、用紙束の綴じ側の辺に複数個の穴を穿孔した後、金属コイルや、プラスチック製のリングなどで綴じを行い、リング製本物として仕上げられる機能等が一般に知られている。近年では、パンチ穿孔後の用紙を整合し、用紙束の綴じ側の辺に多数個の穴を穿孔した後、金属コイルあるいはプラスチック製のリングなどを前記穴に通すことによって用紙束を綴じるリング製本についても、インラインで実行可能なリングバインダ装置も現れはじめ、生産性向上に大きく寄与している。
この種のリングバインダ製本装置に関連する技術としては、例えば特許文献1記載の発明が公知である。この特許文献1記載の発明は、綴じ処理装置が、パンチ機構部とバインダによる綴じ処理を実行する綴じ処理機構部を備え、複写機などの印刷装置から紙が送り込まれると、紙をパンチ機構部のストッパプレートに突き当て、紙揃えスライダが左右両側を挟みつけて位置決めし、パンチブロックとダイとによってパンチ穴を加工し、その後に、紙を綴じ処理機構部の紙トレイへ送り、1セットの紙を揃えてプッシャによりリング型バインダを挟圧して紙のパンチ穴へリング型バインダを装着し、バインド処理済冊子をスタックトレイへ排出するようにしたものである。また、特許文献2には、リングバインダの例が開示されている。
特開2005−138549号公報 特許第3641825号公報
前記リングバインダ装置によって行われるリング綴じの利点は、製本後にリング部材を外し、ページの差し替えを行うことができる点にある。すなわち、糊によって綴じ処理を行い、製本すると、ページの差し替えは不能であり、どこか1ページ差し替えをしたい場合でも、その差し替えページを含む全ページを印字出力して製本し直す必要がある。また、スティプラによって綴じて製本した場合、ページ差し替えをするためにスティプラを取り外す際、スティプラが用紙束(冊子)に食い込んでいるので、冊子の用紙を傷つける虞がある。また、スティプラを抜くと、その痕が残り、再製本する場合、その抜いた後の孔にそのままスティプラ針が挿入されて製本されることはなく、通常、必ずずれることになる。このことは、冊子の美観が損なわれることを意味する。
しかし、リング製本の場合には、もともとリング綴じのためのリング孔(パンチ孔)が穿孔されているので、リングを取り外したとしても、製本されていた冊子を構成する用紙紙束が傷付くことも、新たに孔を明けることもないので、製本された用紙に影響を与えることなくページの差し替えは可能である。このようにページを差し替える場合、従来は、リングを取り外した後、差し替え対象のページを入れ替えて製本処理を行っていた。その際、予め差し替えページを印刷しておき、製本された用紙束から差し替え対象のページを抜き、その抜いたページを予め印刷しておいた差し替えページに差し替えるが、この操作は人の手で行われ、機械的は行われていなかった。
そこで、本発明が解決すべき課題は、リング部材が外された冊子から差し替え対象のページを抜き、差し替えるページを印刷して差し替え、リング製本するという処理を自動的に行うことができるようにすることにある。
前記課題を解決するため、第1の手段は、用紙に画像を形成する画像形成装置と、画像形成された複数の用紙からなる冊子に対してリング綴じ手段によってリング綴じ製本を行う製本装置と、前記製本装置の前段に設けられ、当該製本装置に対して用紙を給紙可能な給紙装置と、を備えた製本システムであって、前記給紙装置から給紙されるリング部材を除去したリング製本の冊子の差し替え対象となるページ位置に前記画像形成装置から搬送される差し替え用紙を挿入し、前記差し替え対象となるページ位置の用紙を除去して用紙の差し替えを行い、差し替え後の状態で製本可能とする差し替え手段を備えていることを特徴とする。
第2の手段は、第1の手段において、前記給紙装置は前記冊子のページ順通りに用紙を製本装置側に給紙し、前記差し替え手段は前記差し替え用紙を前記ページ位置の前又は後に挿入し、当該ページ位置の用紙を除去し、前記挿入された用紙の前後に搬送されてくる用紙と束ね、製本可能な状態にすることを特徴とする。
第3の手段は、第2の手段において、前記用紙は前記製本装置のリング綴じ手段よりも前段の整合トレイ部に集積され、製本可能な状態の冊子に整合されることを特徴とする。
第4の手段は、第1ないし第3のいずれかの手段において、前記製本装置は、前記製本可能な状態の冊子に対して前記リング綴じ手段によりリング綴じを行うことを特徴とする。
第5の手段は、第1ないし第4のいずれかの手段において、前記差し替え対象となるページ位置を指定する指定手段を備えていることを特徴とする。
第6の手段は、第5の手段において、前記指定手段は前記画像形成装置に付設された操作部に設定されていることを特徴とする。
第7の手段は、第1ないし第6のいずれかの手段において、前記給紙装置は前記画像形成装置の後段、かつ、前記製本装置の前段に設けられていることを特徴とする。
第8の手段は、第1ないし第7のいずれかの手段において、前記給紙装置が前記画像形成装置から搬送されてくる用紙の紙間に他の用紙を挿入するインサータであることを特徴とする。
第9の手段は、第1ないし第6のいずれかの手段において、前記給紙装置は前記画像形成装置に用紙を給紙する給紙装置であることを特徴とする。
第10の手段は、第1ないし第9のいずれかの手段において、前記製本装置はリング穴を穿孔する穿孔手段を備え、当該穿孔手段位置に搬送されてくる用紙に既にリング穴が穿孔されている場合、前記穿孔手段による穿孔処理は行わないことを特徴とする。
第11の手段は、第1ないし第10のいずれかの手段において、前記除去されたページ位置の用紙にスタンプを押印する押印手段を備えていることを特徴とする。
第12の手段は、第1ないし第10のいずれかの手段において、前記除去されたページ位置の用紙を断裁する断裁手段を備えていることを特徴とする。
第13の手段は、第1ないし第10のいずれかの手段において、前記除去されたページ位置の用紙にパンチ穿孔を行うパンチ穿孔手段を備えていることを特徴とする。
第14の手段は、第1ないし第10のいずれかの手段において、前記除去されたページ位置の用紙を折る折り手段を備えていることを特徴とする。
第15の手段は、第11ないし第14のいずれかの手段において、前記手段の動作の可否を選択する選択手段を備えていることを特徴とする。
第16の手段は、用紙に画像を形成する画像形成装置と、画像形成された複数の用紙からなる冊子に対してリング綴じ製本を行う製本装置と、前記製本装置の前段に設けられ、当該製本装置に対して用紙を給紙可能な給紙装置と、を備え、用紙を差し替えて製本する差し替え製本方法であって、前記給紙装置から給紙されるリング部材を除去したリング製本の冊子の差し替え対象となるページ位置に前記画像形成装置から搬送される差し替え用紙を挿入し、前記差し替え対象となるページ位置の用紙を除去し、前記挿入した用紙の前後に搬送されてくる用紙と束ね、
束ねられた冊子に対してリング綴じを行うことを特徴とする。
第17の手段は、第16の手段において、前記差し替え用紙の挿入は、前記差し替え対象となるページ位置の前又は後に対して行われることを特徴とする。
第18の手段は、第15又は第16の手段において、前記給紙装置が前記画像形成装置の後段、かつ、前記製本装置の前段に設けられ、前記画像形成装置から搬送されてくる用紙の紙間に他の用紙を挿入するインサータであることを特徴とする。
第19の手段は、用紙に画像を形成する画像形成装置と、画像形成された複数の用紙からなる冊子に対してリング綴じ製本を行う製本装置と、前記製本装置の前段に設けられ、当該製本装置に対して用紙を給紙可能な給紙装置と、を備えた製本システムにおいてコンピュータによって用紙の差し替え制御を実行するための差し替え製本プログラムであって、前記給紙装置から給紙されるリング部材を除去したリング製本の冊子の差し替え対象となるページ位置に前記画像形成装置から搬送される差し替え用紙を挿入する手順と、前記差し替え用紙挿入後、前記ページ位置の用紙を除去する手順と、前記挿入した用紙の前後に搬送されてくる用紙と束ねる手順と、束ねられた冊子に対してリング綴じを行う手順と、を備えていることを特徴とする。
第20の手段は、第19の手段に係る差し替え製本プログラムがコンピュータによって読み取られ、実行可能に記録された記録媒体を特徴とする。
なお、後述の実施形態では、画像形成装置はMFP1に、リング綴じ手段はリングバインド部29に、製本装置はリングバインダ製本装置7に、給紙装置はインサータ4又は給紙部109に差し替え手段はリングバインド製本装置7の機能(リングバインダ製本装置7のCPU7U)に、整合トレイ部は整合トレイ22に、指定手段は操作部3の差し替えページ指定ボタン52、連続ページ指定ボタン53に、インサータは符号4に、給紙装置は給紙部109に、穿孔手段はパンチユニット16に、押印手段は図示しないスタンプに、断裁手段はトリマ98に、パンチ穿孔手段は後処理装置8の図示しないパンチユニットに、折り手段は折りユニット99に、選択手段は操作部3のスタンプの有無の選択ボタン62、断裁処理の選択ボタン63、パンチ処理の選択ボタン64、廃棄折りの選択ボタン65に、それぞれ対応する。
本発明によれば、差し替え手段を備えているので、リング部材が外された冊子から差し替え対象のページを抜き、差し替えるページを印刷して差し替え、リング製本するという処理を自動的に行うことができる。
図1は本発明の実施形態に係る製本システムの外観を正面図である。以下、この製本システムのシステム構成について簡単に説明する。
画像形成装置本体1は本実施形態においては、複写機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を備えたデジタル複合機(MFP−Multi Function Peripheral、以下、MFPとも称す)から構成されている。このMFP1はADF(自動原稿給送装置)2を備え、表示装置付きの操作パネル3が設けられている。MFP1の排紙方向下流側にはインサータ4が連結されている。インサータ4には2つの給紙トレイ5、6が設けられ、画像形成済みの用紙あるいは画像形成装置を通すことができないシートを冊子の中に挿入することができる。インサータ4の更に下流側にはリングバインダ製本装置7が連結され、最下流には後処理装置8が連結されている。リングバインダ製本装置7では、リング製本する冊子の用紙は、リング孔が形成されていない用紙については、当該リングバインダ製本装置7の中で穿孔処理されて多穴のパンチ穴が形成され、整合され、リング綴じされる。後処理装置8についての詳しい機能の説明は省略するが、1〜4穴程度までのパンチ装置やスティプル装置などを内蔵し、各種のスティプル綴じや用紙の整合などを行う公知のものである。
図2は前記リングバインダ製本装置7の詳細な構成を示す図である。このリングバインダ製本装置7は、オンラインで使用される所謂リング製本装置である。以下、リングバインダ製本装置7の機構と動作、機能について順を追って説明する。
リングバインダ製本装置7は、搬送経路に沿って、水平搬送路10、整合トレイ13,22、束搬送部30、最終束搬送部32、及びスタックトレイ34を備え、また、用紙束を保持するためのクランプ25及びリング綴じを行うためのリングバインド部29を備えている。水平搬送路10の用紙搬送方向最上流側には給紙口40が設けられ、前段、図1ではMFP1から用紙を受け入れる。また、最下流側には排紙口41が設けられ、後段、図1では後処理装置8に用紙を排紙する。MFP1から前記給紙口40を介して給紙された用紙は、リングバインダ製本装置7の水平搬送路10を搬送される。用紙がリング綴じされない場合には、そのまま水平搬送され、前記排紙口41から下流の後処理装置8に搬送される。リング綴じされる場合には、水平搬送路下流にある、反転ローラ11によって用紙がスイッチバックされる。その際、切り替え爪12が切り替えられて、斜め下のパンチ部へと搬送される。なお、水平搬送路10を含む用紙搬送路には、複数の搬送ローラ対が配置され、用紙を前記用紙搬送路に沿って搬送する。
パンチ部では、整合トレイ13上で、搬送方向に対してほぼ直交する方向から用紙端部に当接するジョガー14によって用紙の搬送方向に平行な方向(以下、横方向と称する)の端部が揃えられる。一方、用紙の搬送方向先端部が前記整合トレイ13の搬送経路に突出した先端突き当てストッパ20に突き当てられ、搬送方向の用紙先端の位置が決まる。すなわち、整合トレイ13とストッパ20により、用紙の横方向と搬送方向(縦方向)位置が決まる。なお、用紙が先端突き当てストッパ20に突き当てられる際、用紙にはトルクリミッタ付きの搬送ローラ15によって搬送力が付与され、用紙先端のダメージをなくしている。
用紙が位置決めされたところで、パンチユニット16の内部のカム19が回転し、ポンチ18を押し下げ、ダイ17との間で用紙に所定の間隔で1列に並んだパンチ穴が明けられる。このパンチ穴の位置はストッパ20から所定距離の位置である。このパンチユニット16は、リング綴じ用の多穴のパンチである。リング穴の穴明けが終了した用紙は、先端突き当てストッパ20の搬送経路から後退して当接状態が解除され、更に下流へ搬送される。また、穴明けにより生じたパンチ屑はパンチ屑ホッパ21に収納される。
次に用紙は整合部へ搬送される。整合部では、冊子にされる多数枚の用紙を整合トレイ22に1枚ずつ受け入れ、整合しながら積載してゆく。整合トレイ22には、横揃えジョガー23及び用紙の搬送方向へ用紙を押さえ付けるタタキコロ24が備えられ、図示しないフェンスに用紙の搬送方向(縦方向)を揃えつつ、ジョガー23によって横方向が揃えられる。
整合トレイ22上に冊子にする枚数分の用紙が積載され、整合された後、クランプ25によって、用紙の綴じ側近傍が加圧保持される。整合トレイ22の近傍には、リングカートリッジ保持部26が設けられ、当該リングカートリッジ保持部26内には、リングカートリッジ27が収められている。リングカートリッジ27の中にはリング28が多数スタックされている。本実施形態では、円周を3分割したタイプの公知のプラスチックリングが使用される。
整合トレイ22に綴じ枚数分の用紙が積載され、整合された後、リングバインド部29がリングカートリッジ27の下部へ回動してリングを取りに行く。リングバインド部29がリンクを1本取り、その1本を保持した状態でクランプ部25の下へ回動し、用紙束の下端に明けられた穴にリングを通す。その後、図示しないバインド機構によってリング綴じが行われる。リング綴じが行われた冊子は、回動する束搬送部30がクランプ部25の下へ移動した後、クランプ25が解除され、束搬送部30のベルトに設けられた放出爪31によって受け取られ、束搬送部30に乗せ換えられる。
その後、束搬送部30が反時計回りに回動し、最終束搬送部32と略直線となる位置まで移動する。そして、束搬送部30のベルトに設けられた放出爪31によって、最終束搬送部32まで冊子が受け渡される。最終束搬送部32からは、同じくベルトに設けられた放出爪33によって冊子が搬送され、スタックトレイ34に排出される。また、スタックトレイ34はスタック量に応じて昇降動作を行う。
インサータ4はMFP1とリングバインダ製本装置7との間に設置され、給紙トレイ5,6上に載置された用紙を、MFP1からリングバインダ製本装置7に搬送される用紙の所定の紙間に挿入し、一般には、冊子の表紙、裏表紙、あるいは所望のページ位置に合紙として挿入する機能を備えたものである。これに対し、本実施形態では、綴じ具であるリングを外した冊子を給紙トレイ5又は6に載置し、インサータ4から前記冊子をリングバインダ製本装置7に供給する。リングバインダ製本装置7では、差し替え対象のページ位置の用紙(以下、差し替え対象用紙とも称する)をリングバインド部29側に送らずに排紙する。MFP1では、前記差し替え対象用紙の前又は後に、その差し替えて挿入する画像形成された新しい用紙を送り込む。リングバインダ製本装置7は前述のように差し替え対象用紙を排紙する代わりに新たに挿入されたページに穿孔処理を施し、リングバインド部29に送り込んでリング製本を行う。詳細は後述する。
図3は図1に示した画像形成システムのオンラインの制御構成の概略を示すブロック図である。すなわち、オンラインの画像形成システムは、MFP(画像形成装置)1に対してインサータ4が接続され、このインサータ4に対してリングバインダ製本装置7が接続され、このリングバインダ製本装置7に後処理装置(フィニッシャ)8が接続されている。MFP1、インサータ4、リングバインダ製本装置7及び後処理装置8はそれぞれCPU1U,4U,7U,8Uと通信ポートを備え、MFP1とインサータ4、インサータ4とリングバインダ製本装置7、リングバインダ製本装置7と後処理装置8はそれぞれに設けられた通信ポートを介して相互に通信可能となっている。操作パネル3はMFP1に対してバスを介して接続され、MFP1のCPU1Uからの表示指示により表示部3aに後述の表示が実行され、タッチパネル3bのソフトキーからのキー入力あるいは操作部3に設けられたハードキーによるキー入力によりMFP1に対してユーザから操作入力が行われる。このような表示構成と入力構成により操作部3はユーザインターフェースとして機能する。また、操作部3の表示部3a及びタッチパネル3bの制御は操作部CPU3Uによって実行され、CPU3Uによってユーザインターフェースとしての機能を実現している。
MFP1、操作部3、インサータ4、リングバインダ製本装置7及び後処理装置8にそれぞれ搭載されているCPU1U,3U,4U,7U,8Uは、同じくMFP1、リングバインダ製本装置7及び後処理装置8にそれぞれ搭載されたROMに格納されたプログラムを、RAMをワークエリアとして使用して実行することにより各種制御と行う。これにより、以降に述べる表示制御や処理制御が行われる。これらの各装置は、前記通信ポートを介して電気的に直列に、また、少なくとも水平搬送路10を介して機械的にも直列にライン状(インライン状)に接続されており、オンライン処理の場合には、MFP1のCPU1Uと通信を行い、MFP1のCPU1Uの制御下で制御される。なお、本実施例でインラインというのは、画像形成からパンチ処理、リング綴じ処理、差し替え処理あるいは後処理が1つの用紙の流れの中で処理されることを意味している。
インサータ4、リングバインダ製本装置7及び後処理装置8には、前記CPU4U,7U,8Uの他に、センサ4S,7S,8S、モータ4M,7M,8M、クラッチ及びソレノイド4CS,7CS,8CSをそれぞれ備え、各部及び前段及び/又は後段との通信は前記CPU4U,7U,8Uによって制御される。
図4は、本実施形態に係るMFP1本体の制御構成を示すブロック図である。本実施形態に係るMFP1は、CPU1U、ROM101、RAM102、NVRAM103、操作部3、電送制御部106、画像メモリ107、及び画像処理部108を備え、これらはバス112によってCPU1Uに接続され、CPU1Uによって制御される。また、バス112には、給紙部109、排紙部110、定着部111、作像部120、入出力I/O104、及び通信ポート105も接続され、同じくCPU1Uによって制御される。なお、入出力I/O104からはスタンドアローンのパソコン又はネットワークを介して接続されたパソコンからのプリントデータが入力され、あるいはスキャナから当該スキャナで読み取った画像情報が入力され、通信ポート105は、MFP1に接続されて用紙処理を行うためのインサータ4などの後段の装置との間の通信に使用される。後段の各装置は各装置に設けられた通信ポートを介して前段及び/又は後段の装置と通信し、MFP1のCPU1Uの指示に応じて動作する。この動作の制御は、直接的には各装置4,7,8に設けられているCPU4U,7U,8Uによって行われる。
作像部120は光書き込み部121及びエンジン制御部122を備え、エンジン制御部122は当該エンジン制御部122内の図示しないCPUによって作像に関する後述の各ユニット、言い換えれば作像に係るプリントエンジンの制御を司る。したがって、前記CPU1UはメインCPUとして機能する。
CPU1Uは、前にも触れたが、ROM101、RAM102を有し、RAM102をワークエリアとして使用しながらROM101に格納されたプログラムを実行することにより画像形成装置全体及び各部の制御を行う。NVRAM103は、製品データ保存用の不揮発性メモリとして機能し、その付け替えによりPCB交換時にも製品データを引き継ぐことができる。
操作部3は前述のようにオペレータが本実施形態に係るMFP1の操作入力を行うためのユーザインターフェースであり、電装制御部106では、本画像形成装置1の電装品のメカコントロール制御全般のI/Fを行う。更に、画像メモリ107には画像処理のための画像情報及び画像処理後の画像情報が記憶され、画像処理部108によって処理すべき画像データ及び処理された画像データが格納される。
エンジン制御部122は、現像ユニット123、1次転写ユニット124、2次転写ユニット125、感光体ドラム、帯電ユニット、クリーニングユニット、除電ユニット等の各部及び作像部120における転写紙搬送を制御し、入出力I/O104から入力され、画像処理部108で処理された画像データを転写紙上に顕像として転写し、出力する。電子写真方式の画像形成装置の構成及び画像形成手順は公知なので、ここでは、MFP1の各部及び各部の動作について説明は省略する。
図5及び図6は操作部3の表示部3aの表示状態を示す図である。この表示部3aの下層はタッチパネル3b構成となっており、表示部3aの機能を設定するための表示ボタン(キー表示部)をタッチもしくは押圧することにより、当該表示ボタンで表示している機能が選択され、当該機能が実行される。
図5はリングバインド特殊設定タブ51を選択したときの設定画面を示しており、この設定画面から単一のページ指定と連続したページ指定が可能である。すなわち、この図5の設定画面から差し替えるページの処理に関する選択入力を行うことができる。同図において、表示部3aには、差し替えページ指定ボタン52、連続ページ指定ボタン53、差し替えなしのページのパンチ動作指示ボタン54がそれぞれ表示され、差し替えページ指定ボタン52にタッチした後、図示しないハードキーであるテンキーから差し替えページのページ番号を入力する。これにより、差し替えページ表示部55に差し替えるページ番号が表示される。差し替えるページを連続ページで指定する場合には、連続ページ指定ボタン53にタッチし、テンキーから開始ページと終了ページを指定すると、差し替え開始ページ表示部56に開始ページが、終了ページ表示部57に差し替え終了ページ57がそれぞれ表示される。差し替えなしのページのパンチ動作の有無は、「あり」「なし」ボタン58によって選択する。
図6は差し替え後のページ処理の表示部3aの表示状態を示す図である。この設定画面は、リングバインド特殊設定タブ51を選択したときの表示画面であって、リングバインド特殊設定タブ51を選択し、リングバインド差し替え後の用紙に対して、スタンプの有無の選択ボタン62、断裁処理の選択ボタン63、パンチ処理の選択ボタン64、廃棄折りの選択ボタン65が設けられ、前記各選択ボタン62〜65から「する」「しない」のいずれかを選択することにより各処理の設定が可能となる。
以下、ページを差し替えてリング製本を行うときの処理について説明する。
図7はリング製本された5ページからなる冊子の2ページ目を差し替えるときの状態を示す説明図、図8は前記冊子の2ページ目と4ページ目と差し替えるときの状態を示す説明図、図9は前記冊子の2ページから4ページを連続して差し替えるときの状態を示す説明図である。これらの差し替え処理において、差し替え前の冊子のページ2−A(図7(a))、2−A、4−A(図8(a))、2−A、3−A、4−A(図9(a))は、リング部材28で綴じられていたものを取り外した用紙の束であることから、リング穴が明けられた状態であるが、新たに差し替える用紙のページ2−B(図7(b))、2−C、4−C(図8(b))、2−D、3−D、4−D(図9(b))は、MFP1側から画像形成されて送られてくることから、リング穴は明けられていない。そのため、リングバインダ製本装置7、又は、リングバインダ製本装置7よりも上流でパンチ穴が開けられる。
図7ないし図9に示したページ差し替え処理は図5に示した表示部3aの表示画面(操作画面)から入力することができる。この表示画面は、リングバインド設定処理のタブ51をタッチし、その後、表示画面の「前へ」ボタン59fあるいは「次へ」ボタン59nをタッチ操作することにより表示画面をスクロールさせ、この差し替えページ設定画面を表示させる。この表示画面から、予めインサータの給紙トレイ5又は6にセットした複数ページの冊子から、差し替えたいページを指定することができる。そして、図7のように2ページのみを差し替えるのであれば、差し替えページ指定ボタン53を押した後、テンキーで「2」を選択し、図8のように2ページと4ページを差し替えるのであれば、テンキーで「2」と「4」を選択する。これにより、選択したページ「2」あるいは「2」と「4」が差し替えページ表示部55に表示され、指定したページに間違いがなければ図示しないスタートキーを押す。これにより、指定したページの差し替えが自動的に行われる。
図9のような連続ページの場合には、連続ページ指定ボタン53にタッチし、テンキーにより開始ページと終了ページを指定する。設定後、差し替えページ開始ページが差し替え開始ページ表示部56に、差し替えページ終了ページが差し替え終了ページ表示部57にそれぞれ表示される。図9の場合には、差し替え開始ページ表示部56に「2」が表示され、差し替え終了ページ表示部57に「4」が表示されることになる。また、連続しないページと連続するページの両方の指定も可能である。
なお、差し替え前の冊子が、パンチ穴が開いていない場合には、差し替えなしのページのパンチ動作指示ボタン54から、パンチ動作の「あり」、「なし」を選択することができる。図7ないし図9では、既にパンチ穴が開いてある場合の例であるため、「なし」が選択された例である。
なお、図7ないし図9では、ページとして説明しているが、本明細書では、ページ番号と用紙の1枚目からの枚数とは等価であり、2ページは2枚目に対応する。
実際の通紙動作に関して、図5、図6、図7及び図10を参照して説明する。なお、図10は単一のページ(2ページ目)を差し替えるときの通紙の際のページの状態を示す説明図で、図10(a)はリングバインダ製本装置7への通紙順序を示し、図10(b)はリングバインダ製本装置7におけるページのスタック順序を示し、図10(c)はリングバインダ製本装置7から差し替えにより排紙されるページの状態を示す。
この例は、図7に示したように2ページを差し替えるときの例であり、差し替えを行う場合、まず、差し替え前の冊子をインサータ4の給紙トレイ5,6のいずれかセットし、また、コピーして差し替えるページをADF2にセットしておく。この状態で、前述の図5の表示画面から差し替えページ指定ボタン52にタッチし、テンキーから「2」を入力する。これにより、差し替えページ表示部55に「2」が表示され、この状態で図示しないスタート(コピー)スイッチを押す。これによりシステムが動作を開始し、差し替えるページのコピー動作がスタートする。
1ページ目(1−A)は、差し替えを行わないページなので、図10(a)に示したようにインサータ4から給紙された1ページ目(1−A)の用紙が搬送される。2ページ目(2−A)は、差し替えを行うように設定したページなので、1ページ目(1−A)と3ページ目(3−A)との間に、画像形成装置1によって印字された2ページ目(2−B)を挿入通紙する。このときに、1ページ目(1−A)と3ページ目(3−A)との間に、差し替え前の2ページ目(2−A)が存在するため、1ページ目(1−A)と2ページ目(2−A)との間、又は、2ページ目(2−A)と3ページ目(3−A)との間に差し替え後の2ページ目(2−B)を挿入することになるが、図10では、2ページ目(2−A)と3ページ目(3−A)との間に挿入する例を示している。
その後、インサータ4にセットされた全てのページの給紙が行われ、リングバインダ製本装置7の整合トレイ22へと搬送され、前述した動作によりリング製本される。途中、2ページ目(2−A)は、リング製本時、不要となるため、例えば、排紙口41からストレート搬送によって下流機へと送られ、後処理装置8から排紙される(図7(c))。この排紙については、図17に示すようにリングバインダ製本装置7にプルーフ排紙トレイ43を設け、水平搬送路10に設けたプルーフ排紙切り替え爪42によりプルーフ排紙トレイ43に排紙するようにしても良い。
以上のように、本実施形態によれば、差し替え対象となる冊子をインサータ4の用紙トレイ4,5にセットし、MFP1のADF2に新しく差し替える用紙(ページ)をセットし、操作部3の表示部3aから差し替えたいページを指定することにより、対象となるページを自動的に差し替えてリング製本を行うことができる。
なお、この実施形態では、新しく差し替える用紙(ページ)をコピーにより供給しているが、MFP1のプリンタ機能を使用することもできる。この場合、操作部3に代えてパーソナルコンピュータ上のプリンタドライバの画面により、差し替えたいページを指定するようにすれば良い。
また、差し替えのモードが、図8のように2ページと4ページの差し替えである場合には、図11のような動作により差し替えが行われる。図11は単一のページを2ページ差し替えるときの通紙の際のページの状態を示す説明図で、図11(a)、(b)、(c)はそれぞれ前記図10と同様の状態を示す。更に、差し替えのモードが図9に示すように2ページ目から4ページ目まで連続して3ページの差し替えである場合には、図12のような動作により差し替えが行われる。図12は連続して3ページを差し替えるときの通紙の際のページの状態を示す説明図で図12(a)、(b)、(c)はそれぞれ前記図10と同様の状態を示す。
このときのMFP1のCPU1Uの制御について図20ないし図22を参照して説明する。図20は差し替えモードの制御手順を示すフローチャートで、MFT1のCPU1Uで実行される。図21はインサータ動作の制御手順を示すフローチャートでインサータ4のCPU4Uで実行される。図22はリングバインダ動作の制御手順を示すフローチャートで、リングバインダ製本装置7のCPU7Uで実行される。
MFP1において差し替えモード動作がスタートすると、図20に示すようにインサータ4の給紙トレイ5,6から給紙する用紙が差し替えページであるかどうかをまずチェックする(ステップS101)。このチェックで差し替えページであれば(ステップS101−Yes)、CPU1Uはインサータから給紙する用紙の搬送先を後処理装置(フィニッシャ)8にセットし(ステップS102)、インサータ4からの給紙動作が可となるタイミングを待つ(ステップS103)。そして、インサータ4からの給紙動作が可能となると、言い換えると差し込み位置の紙間距離が所定距離確保できるタイミングになると(ステップS103−Yes)、CPU1Uは、インサータ4に対してインサータ4からの給紙動作開始を指示し(ステップS104)、画像形成を行う用紙の搬送先をリングバインダ製本装置7にセットする。そして、MFP1本体の給紙動作が可能になると(ステップS107−Yes)、MFP1から給紙動作が行われ(ステップS108)、最終ページになるまでこの動作を繰り返す(ステップS114−No)。その間、ステップS106でリングバインダ製本装置7においてパンチ動作有りがセットされているので、整合トレイ13上で整合後、パンチユニット16でパンチ穴が明けられ、リング綴じ可能となる。
一方、ステップS101でインサータ4から給紙される用紙が差し替えページでない場合には、CPU1Uはインサータ4から給紙する用紙の搬送先をリングバインダ製本装置7にセットし(ステップS109)、パンチ動作の有無を確認する(ステップS110)。パンチ動作有りの場合には(ステップS110−Yes)、リングバインダ製本装置7のパンチ動作有りをセットし(ステップS111)、インサータ4からの給紙動作可が可となるタイミングを待つ(ステップS112)。もし、パンチ動作無しであれば(ステップS110−No)、ステップS111をスキップして給紙動作可となるタイミングを待つ(ステップS112)。そして、給紙動作が可能となると、すなわち、前述のように紙間距離が確保できるタイミングとなると、インサータ4からの給紙動作可能を指示し(ステップS113)、インサータ4からの給紙が最終ページになるまで、ステップS101からの処理を繰り返す。
そして、ステップS114で最終ページとなると、リングバインダ製本装置7にリング製本を指示する(ステップS115)。これにより整合トレイ22上で差し替えられ、整合された冊子がリング製本され、全ての用紙の排紙が完了した時点で(ステップS116)で、処理を終える。
インサータ4においてインサータ動作がスタートすると、図21に示すように、インサータ4の給紙トレイ5,6からの給紙開始かどうかをチェックし(ステップS201)、インサータ4からの給紙開始である場合には(ステップS201−Yes)、リングバインダ製本装置7のパンチ動作情報、リング製本動作、搬送する用紙の排紙先をそれぞれMFP1から送信し(ステップS202,S203,S204)、インサータ4からの給紙動作が可能となった時点で(ステップS205−Yes)、インサータ4からの給紙動作を開始する(ステップS206)。
一方、ステップS201でインサータ4からの給紙開始でなければ、リングバインダ製本装置7のパンチ動作情報、リング製本動作、搬送する用紙の排紙先をそれぞれMFP1から送信し(ステップS207,S208,S209)、更に、用紙がインサータ4の上流側から給紙されたものであるかどうかをチェックする(ステップS210)。なお、インサータ4の上流側からの給紙とは、本システム構成では、例えばMFP1の給紙部109からの給紙を意味する。このチェックで上流側から給紙されたものであれば、インサータ4の下流側に位置する装置、ここではリングバインダ製本装置7への搬送動作を実行する(ステップS211)。
ステップS206でインサータ4からの給紙動作であった場合、ステップS211でインサータ4の上流側の装置からの給紙動作であった場合、いずれにしても、その給紙され、あるいは搬送されてきた用紙が差し替え処理の最終処理(冊子の最終紙)のものであるかどうかをステップS212で判断し、最終処理のものであれば、処理を終え、最終処理のものでなければステップS201に戻ってステップS202、あるいはステップS207からの処理を最終処理になるまで繰り返す。これにより、インサータ4に差し替え前の冊子をセットした場合でも、MFP1の給紙部109にセットした場合でも、差し替え処理を自動で行うことができる。
リングバインダ製本装置7では、リングバインダ(リング製本)動作がスタートすると、図22に示すように、受け入れた用紙がリング製本対象の用紙かどうかをチェックし(ステップS301)、リング製本対象の用紙であれば、リングバインダ製本装置7の整合トレイ(スタック部)22側へ搬送経路に沿って搬送する(ステップS302)。次いで、パンチ動作の有無をチェックし(ステップS303)、パンチ動作有りであれば(ステップS303−Yes)、搬送途中の整合トレイ13で整合した後、パンチユニット16によってパンチ処理を行う(ステップS305)。次いで、整合トレイ22上に排出して用紙揃え動作を行い(ステップS305)、整合トレイ22上で用紙束を整合しスタックする。パンチ動作無しであれば(ステップS303−No)、パンチ動作を行わないで、整合トレイ22での整合動作を実行し(ステップS305)スタックする。このステップS301からステップS305までの処理を、冊子を構成する用紙数分処理した後、整合トレイ22から束搬送部30に排出する(ステップS306)。次いで、リング綴じ製本の処理対象となっていれば(ステップS307−Yes)、排出された用紙束に対して前述のようにしてリングバインド部29でリング綴じを実行し(ステップS308)、最終束搬送部32からスタックトレイ(リングバインダ排紙部)34に排紙する(ステップS309)。なお、ステップS303におけるパンチ動作の有無の判定は、図5に示した差し替えなしのページのパンチ動作指示ボタン54の選択結果に基づく。
一方、ステップS301で受け入れた用紙がリング製本対象となっていなければ(ステップS301−No)、後処理装置8への搬送経路(水平搬送路10)を排出口41まで搬送し(ステップS310)、後処理装置8への搬出処理を実行する(ステップS311)。これらの処理を対象用紙枚数の最後まで繰り返し、(ステップS312−No)、最終処理が終了した時点で処理を終える。
差し替えされた古いページはリングバインダ製本装置7から機外のプルーフ排紙トレイ43あるいはステップS310ないしS312に示すように後処理装置(フィニッシャ)8の排紙トレイに排紙される。その際、作業をしていると、差し替え前のページか差し替え後のページかが判然としなくなる場合がある。このような問題の発生を防止するため、本実施形態では、図6に示したように表示部3aからリングバインド差し替え後の用紙の状態を「スタンプ」「断裁」「パンチ」及び「廃棄折り」を指定し、前記処理を実行させることができる。前記「スタンプ」「断裁」「パンチ」及び「廃棄折り」の処理状態を図13、図14、図15及び図16にそれぞれ示す。
すなわち、この表示画面は、リングバインド設定処理のタブ51をタッチし、その後、表示画面の「前へ」ボタン59fあるいは「次へ」ボタン59nをタッチ操作することにより表示画面をスクロールさせ、図6に示すリングバインド差し替え後の用紙設定画面を表示させ、この表示画面から「スタンプ」「断裁」「パンチ」及び「廃棄折り」の「する」「しない」を選択する。スタンプ「する」を選択すると、差し替えられたページ(2−A)に図13のように「済み」とスタンプが押されて排紙される。スタンプは、例えば後処理装置8、インサータ4の給紙部、リングバインダ製本装置7の水平搬送路10のいずれかの個所に設置され、差し替えられ、廃棄されるページ(2−A)が前記スタンプの設置位置を通過するときに押印される。また、差し替え前の冊子をMFP1の給紙部109にセットする場合には、スタンプに代えて差し替え対象となるページ(2−A)に画像を形成するようにしても良い。
図6の表示部3aで断裁「する」を選択すると、差し替えられるページ(2−A)は図14に示すように所定の個所で搬送方向に沿って断裁処理が施される。断裁するトリマ98は図18に示すようにインサータ4の後段であって、リングバインダ製本装置7の前段に設けられる。この断裁により、用紙の上側はトリマ98の図示しないダストボックスに、下側は後処理装置8に搬送し、後処理装置8から排紙される。
図6の表示部3aでパンチ「する」を選択すると、差し替えられるページ(2−A)は後処理装置8に搬送され、図15に示すように後処理装置8のパンチユニットによって穿孔される。この例では、後処理装置8のパンチが2穴なので、2穴のパンチ孔がリング穴とは別の位置に穿孔されている。なお、2穴の穿孔位置はパンチタイミングで搬送方向の所望の位置に設定することが可能である。
図6の表示部3aで廃棄折り「する」を選択すると、差し替えられるページ(2−A)は図16に示すように所定の個所で搬送方向に沿って折り処理が施される。折り処理を施す折りユニット99は図19に示すようにインサータ4の後段であって、リングバインダ製本装置7の前段に設けられる。折りユニット99はリングバインダ製本装置7と後処理装置8との間でも良いが、図17に示したようにリングバインダ製本装置7がプルーフ排紙トレイ43を備えていると折り処理ができないので、インサータ4とリングバインダ製本装置7との間に配置した方が好ましい。
これにより、廃棄される差し替え後のページ(2−A)は、スタンプ、断裁、パンチ穴、折りなどにより、差し替え前のページと混同を生じる虞はなくなる。
また、これら一連の動作は、インサータ4を用いた動作で説明したが、MFP1の給紙部109(給紙装置)、又は、給紙トレイにセットしても良い。しかしながら、インサータ4を用いた方が、冊子を構成する用紙がMFP1内部の定着部111を通過しないので、リング製本する用紙への影響が少ないこと、及び定着部111を通るとヒータが点灯するので、このヒータ点灯がなくなり、その分の電力消費を減らすことができる。
なお、これまでに説明した製本システムの制御手順は、CPU1U,4U,7Uが実行可能な差し替え製本プログラムとして構成される。この差し替え製本プログラムは記録媒体に記録され、他のコンピュータによって読み取ることにより、他の製本システムでも実行することが可能である。
以上のように、本実施形態によれば、
1)リングバインド製本装置7でインサータ4から給紙されるリング部材を除去したリング製本の冊子から差し替え対象となるページ位置の用紙を除去し、除去されたページ位置にMFP1から搬送される画像形成済みの差し替え用紙を挿入し、製本可能な状態にするので、MFP1、インサータ4及びリングバインド製本装置7からなるシステムで、所望位置の差し替え対象ページを自動的に印字済みの差し替え用紙に差し替えることができる。
2)インサータ4は差し替える冊子の各ページをページ順通りにリングバインド製本装置7側に給紙し、前記差し替え用紙をインサータ4から給紙される前記ページ位置の前又は後に挿入し、その後、差し替え対象となるページ位置の用紙を除去するので、確実な差し替えが可能になる。
3)整合トレイ部に差し替えが完了した用紙が順に集積され、冊子に整合された後、リング綴じされるので、ページ順が狂うことなく製本することができる。
4)差し替え対象となるページ位置はMFP1の操作部3の差し替えページ指定ボタン52あるいは連続ページ指定ボタン53とテンキーからの入力によりユーザが指定することができるので、ユーザの意志で任意位置でのページの差し替えが可能となる。
5)インサータ4はMFP1とリングバインダ製本装置7との間の搬送路に設けられるので、MFP1からの差し替え用紙の供給と、リングバインド製本装置7における差し替えられた用紙の廃棄を確実に行うことができる。
6)インサータ4はMFP1とリングバインダ製本装置7との間の搬送路に設けられ、差し替え対象となる冊子を構成する用紙がMFP1内部の定着部111を通過しないので、リング製本する用紙への影響を最小限に抑えることができる。
7)MFP1の給紙部109から差し替え対象となる冊子の各用紙を供給すると、用紙が定着部111を通ったときに定着ヒータが点灯するが、インサータ4がMFP1とリングバインダ製本装置7との間の搬送路に設けられているので、前記各用紙が定着部111を通過することがなく、定着ヒータの点灯もなくなり、その分の電力消費を減らすことができる。
8)リングバインダ製本装置7はパンチユニット16位置に搬送されてくる用紙に、既にリング穴が穿孔されている場合、穿孔処理は行わないので、リング穴がずれて穿孔されることがなく、製本上の美観を損ねることはない。
9)差し替え対象なって破棄されたページ位置の用紙に対して、スタンプ押印、用紙断裁、パンチ穿孔、あるいは折り処理を行うので、差し替えられて破棄された用紙の判別が可能となり、ユーザの使用性を向上させることができる。
などの効果を奏する。
なお、本発明は本実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された技術思想に含まれる技術的事項の全てが対象となる。
本発明は、リング綴じされた冊子のリング部材を外してページの差し替えを行う製本システムに適用される。画像形成装置としては、電子写真方式、インクジェットやジェルジェットなどの液滴吐出方式などのプリントエンジンを備えた印刷機(プリンタ)に限らず、オフセット印刷、凸印刷、オンデマンド印刷などによって印刷する印刷機も使用することが可能である。また、後処理装置(フィニッシャ)も複数台連結し、複数の機能を実行するシステムとして利用することもできる。
本発明の実施形態に係る画像形成システムの外観を示す正面図である。 実施例1に係るリングバインダ製本装置の詳細な構成を示す図である。 図1に示した画像形成システムのオンラインの制御構成の概略を示すブロック図である。 本実施形態に係るMFP本体の制御回路の回路構成を示すブロック図である。 MFPの操作部の表示部の表示状態(リングバインド差し替えページ設定画面)を示す図である。 MFPの操作部の表示部の表示状態(リングバインド差し替え後の用紙設定画面)を示す図である。 リング製本された5ページからなる冊子の2ページ目を差し替えるときの状態を示す説明図である。 リング製本された5ページからなる冊子の2ページ目と4ページ目と差し替えるときの状態を示す説明図である。 リング製本された5ページからなる冊子の2ページから4ページを連続して差し替えるときの状態を示す説明図である。 単一のページ(2ページ目)を差し替えるときの通紙の際のページの状態を示す説明図である。 単一のページの2ページ目と4ページ目を差し替えるときの通紙の際のページの状態を示す説明図である。 連続して3ページを差し替えるときの通紙の際のページの状態を示す説明図である。 差し替え後に廃棄される用紙にスタンプが押された状態を示す図である。 差し替え後に廃棄される用紙を断裁した状態を示す図である。 差し替え後に廃棄される用紙にリング穴の他にパンチ穴を明けた状態を示す図である。 差し替え後に廃棄される用紙に折り処理を施した状態を示す図である。 差し替え後に廃棄される用紙を排紙するプルーフ排紙トレイを備えたリングバインダ製本装置の構成を示す図である。 差し替え後に廃棄される用紙を断裁するトリマを備えた製本システムのシステム構成を示す図である。 差し替え後に廃棄される用紙に折り処理を施す折りユニットを備えた製本システムのシステム構成を示す図である。 差し替えモードの制御手順を示すフローチャートである。 インサータ動作の制御手順を示すフローチャートである。 リングバインダ動作の制御手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 MFP(画像形成装置)
1U CPU
3 操作部
3a 表示部
3b タッチパネル
4 インサータ
4U CPU
7 リングバインダ製本装置
7U CPU
16 パンチユニット
22 整合トレイ
29 リングバインド部
52 差し替えページ指定ボタン
53 連続ページ指定ボタン
62 スタンプの有無の選択ボタン
63 断裁処理の選択ボタン
64 パンチ処理の選択ボタン
65 廃棄折りの選択ボタン
98 トリマ
99 折りユニット
109 給紙部

Claims (20)

  1. 用紙に画像を形成する画像形成装置と、
    画像形成された複数の用紙からなる冊子に対してリング綴じ手段によってリング綴じ製本を行う製本装置と、
    前記製本装置の前段に設けられ、当該製本装置に対して用紙を給紙可能な給紙装置と、
    を備えた製本システムであって、
    前記給紙装置から給紙されるリング部材を除去したリング製本の冊子の差し替え対象となるページ位置に前記画像形成装置から搬送される差し替え用紙を挿入し、前記差し替え対象となるページ位置の用紙を除去して用紙の差し替えを行い、差し替え後の状態で製本可能とする差し替え手段を備えていること
    を特徴とする製本システム。
  2. 請求項1記載の製本システムであって、
    前記給紙装置は前記冊子のページ順通りに用紙を製本装置側に給紙し、
    前記差し替え手段は前記差し替え用紙を前記ページ位置の前又は後に挿入し、当該ページ位置の用紙を除去し、前記挿入された用紙の前後に搬送されてくる用紙と束ね、製本可能な状態にすること
    を特徴とする製本システム。
  3. 請求項2記載の製本システムであって、
    前記用紙は前記製本装置のリング綴じ手段よりも前段の整合トレイ部に集積され、製本可能な状態の冊子に整合されること
    を特徴とする製本システム。
  4. 請求項1ないし3記載の製本システムであって、
    前記製本装置は、前記製本可能な状態の冊子に対して前記リング綴じ手段によりリング綴じを行うこと
    を特徴とする製本システム。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の製本システムであって、
    前記差し替え対象となるページ位置を指定する指定手段を備えていること
    を特徴とする製本システム。
  6. 請求項5記載の製本システムであって、
    前記指定手段は前記画像形成装置に付設された操作部に設定されていること
    を特徴とする製本システム。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1項に記載の製本システムであって、
    前記給紙装置は前記画像形成装置の後段、かつ、前記製本装置の前段に設けられていること
    を特徴とする製本システム。
  8. 請求項1ないし7のいずれか1項に記載の製本システムであって、
    前記給紙装置が前記画像形成装置から搬送されてくる用紙の紙間に他の用紙を挿入するインサータであること
    を特徴とする製本システム。
  9. 請求項1ないし6のいずれか1項に記載の製本システムであって、
    前記給紙装置は前記画像形成装置に用紙を給紙する給紙装置であること
    を特徴とする製本システム。
  10. 請求項1ないし9のいずれか1項に記載の製本システムであって、
    前記製本装置はリング穴を穿孔する穿孔手段を備え、当該穿孔手段位置に搬送されてくる用紙に既にリング穴が穿孔されている場合、前記穿孔手段による穿孔処理は行わないこと
    を特徴とする製本システム。
  11. 請求項1ないし10のいずれか1項に記載の製本システムであって、
    前記除去されたページ位置の用紙にスタンプを押印する押印手段を備えていること
    を特徴とする製本システム。
  12. 請求項1ないし10のいずれか1項に記載の製本システムであって、
    前記除去されたページ位置の用紙を断裁する断裁手段を備えていること
    を特徴とする製本システム。
  13. 請求項1ないし10のいずれか1項に記載の製本システムであって、
    前記除去されたページ位置の用紙にパンチ穿孔を行うパンチ穿孔手段を備えていること
    を特徴とする製本システム。
  14. 請求項1ないし10のいずれか1項に記載の製本システムであって、
    前記除去されたページ位置の用紙を折る折り手段を備えていること
    を特徴とする製本システム。
  15. 請求項11ないし14のいずれか1項に記載の製本システムであって、
    前記手段の動作の可否を選択する選択手段を備えていること
    を特徴とする製本システム。
  16. 用紙に画像を形成する画像形成装置と、
    画像形成された複数の用紙からなる冊子に対してリング綴じ製本を行う製本装置と、
    前記製本装置の前段に設けられ、当該製本装置に対して用紙を給紙可能な給紙装置と、
    を備え、用紙を差し替えて製本する差し替え製本方法であって、
    前記給紙装置から給紙されるリング部材を除去したリング製本の冊子の差し替え対象となるページ位置に前記画像形成装置から搬送される差し替え用紙を挿入し、
    前記差し替え対象となるページ位置の用紙を除去し、
    前記挿入した用紙の前後に搬送されてくる用紙と束ね、
    束ねられた冊子に対してリング綴じを行うこと
    を特徴とする差し替え製本方法。
  17. 請求項16記載の差し替え製本方法であって、
    前記差し替え用紙の挿入は、前記差し替え対象となるページ位置の前又は後に対して行われること
    を特徴とする差し替え製本方法。
  18. 請求項15又は16記載の差し替え製本方法であって、
    前記給紙装置が前記画像形成装置の後段、かつ、前記製本装置の前段に設けられ、前記画像形成装置から搬送されてくる用紙の紙間に他の用紙を挿入するインサータであること
    を特徴とする差し替え製本方法。
  19. 用紙に画像を形成する画像形成装置と、
    画像形成された複数の用紙からなる冊子に対してリング綴じ製本を行う製本装置と、
    前記製本装置の前段に設けられ、当該製本装置に対して用紙を給紙可能な給紙装置と、
    を備えた製本システムにおいてコンピュータによって用紙の差し替え制御を実行するための差し替え製本プログラムであって、
    前記給紙装置から給紙されるリング部材を除去したリング製本の冊子の差し替え対象となるページ位置に前記画像形成装置から搬送される差し替え用紙を挿入する手順と、
    前記差し替え用紙挿入後、前記ページ位置の用紙を除去する手順と、
    前記挿入した用紙の前後に搬送されてくる用紙と束ねる手順と、
    束ねられた冊子に対してリング綴じを行う手順と、
    を備えていることを特徴とする差し替え製本プログラム。
  20. 請求項19記載の差し替え製本プログラムがコンピュータによって読み取られ、実行可能に記録されていることを特徴とする記録媒体。
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