JP2003195589A - 画像形成装置および用紙仕分け装置および画像形成装置の制御方法および用紙仕分け装置の制御方法およびプログラムおよび記憶媒体 - Google Patents

画像形成装置および用紙仕分け装置および画像形成装置の制御方法および用紙仕分け装置の制御方法およびプログラムおよび記憶媒体

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JP2003195589A
JP2003195589A JP2001392122A JP2001392122A JP2003195589A JP 2003195589 A JP2003195589 A JP 2003195589A JP 2001392122 A JP2001392122 A JP 2001392122A JP 2001392122 A JP2001392122 A JP 2001392122A JP 2003195589 A JP2003195589 A JP 2003195589A
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Atsushi Chagi
淳 茶木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置を通過した用紙を再利用する場
合において、再利用される用紙を手作業で仕分けしなく
ても、再利用される用紙のうち、白紙で出力された用紙
も有効に活用すること。 【解決手段】 給紙カセット5より給紙された再利用す
る用紙の両面に対して用紙上の汚点をセンサ22が検知
し、用紙の片面にのみ汚点が検知された場合は、有効画
像形成手段24により汚点が検知されなかった面にのみ
画像形成し、また、用紙の両面とも汚点が検知されなか
った場合は、画像形成処理を行わずに裏紙トレイ7に用
紙を蓄積し、また、用紙の両面に汚点が検知された場合
は、用紙を廃棄トレイ23に廃棄するように、画像形成
装置を通過した再利用する用紙に対する処理を制御する
構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、既に画像形成装置
によって画像を形成された用紙のみならず画像形成装置
によって使用されたにもかかわらず白紙のままである用
紙をも再利用可能な画像形成装置および用紙仕分け装置
および画像形成装置の制御方法および用紙仕分け装置の
制御方法およびプログラムおよび記憶媒体に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、環境保護の立場から、使用済みの
用紙を一旦溶解して再度製造する再生紙を用いるのみな
らず、すでに画像形成装置を通過した用紙(通過紙)を
そのまま再度印刷用紙として利用するとする発明が増え
てきている。
【0003】例えば、上述の「通過紙」の一つである、既
に片面に不要となった印刷済みなど汚点のある用紙(裏
紙)を用いて印刷することも、そのひとつといえる。
【0004】従来、裏紙を再利用する技術については、
特開平5-221581号公報、?特開平8-1372
95号公報、?特開平10-312091号公報、?特開
平11-305604号公報、及び?特開平7-4774
5号公報等に示されており、それらは、以下の内容が挙
げられている。
【0005】印刷面、裏面の汚点の有無によって、も
し印刷面に汚点があれば用紙を反転して印刷を行う印刷
制御装置。
【0006】片面にすでに画像が形成されているいわ
ゆる裏紙を使用して画像を形成する場合に、電子写真式
画像形成プロセスにおける高圧を制御して画像の劣化を
防ぐとともに、両面プリント時は裏紙ではなく、通常の
用紙に画像を形成する画像形成装置。
【0007】カセット上に裏紙告知手段を設け、その
カセットを選択したときには両面コピーを禁止する画像
形成装置および前述の裏紙告知手段(この発明において
は「サイズ告知板」とよびならわしている)。
【0008】カセット上につけられた裏紙検知手段
と、プリント制御信号に裏紙使用が入っていた場合に裏
紙を使用したプリントアウトを行い、裏紙使用で両面の
信号のときは片面プリントに変換、などを行うプリンタ
装置。
【0009】裏紙のうち、印刷されている側には「無
効画像」を形成し、印刷されていない側には「有効画
像」を形成する画像形成装置。
【0010】上記〜のいずれの発明も、裏紙のうち
汚点のない面に印刷を行うことで、紙を有効に活用する
提案である。
【0011】これらの提案には、裏紙の再利用について
は述べられているが、両面とも汚点のない「白紙」につ
いては述べられていない。しかしながら、実際には、画
像形成装置通過後の用紙のうち、相当数が白紙であるこ
とがわかっている。
【0012】以下、画像形成装置を通過した結果、「白
紙」が出力される仕組みについて述べる。
【0013】例えば、複写装置の場合、自動原稿給紙装
置を用いた複写プロセスにおいて、転写紙の給紙を行っ
た後に、その転写紙に対応する自動原稿給紙がされた最
中に原稿のジャムが発生した場合、既に給紙された転写
紙を止めるわけにはいかないので、画像を形成せずに排
紙する「白紙排出」を行った場合、画像形成装置を通過し
た結果何も印刷されない転写紙が生成される。
【0014】また、例えばOHP中差しモードでコピー
した場合、出力紙の間に白紙を挿入する場合もあるが、
この場合も、「白紙」が出力される。
【0015】さらに、プリンタの場合、パソコン側のプ
リンタドライバの設定や、ネットワークプロトコル、プ
リンタのファームウエアのアンマッチなどにより、「白
紙」が生成されることがある。また、ページ設定によっ
て、ユーザの意に反して白紙が出力されることもある。
【0016】特に、プリンタの使用が一般的になってい
る近年においては、通過紙が白紙である傾向はこれから
も続くと考えられるが、これまで、このような「白紙」
を「白紙」として生かす技術提案はなされていなかっ
た。
【0017】よって、従来は、白紙と裏紙は、同じ不要
用紙トレイにストックされることから、裏紙も白紙も同
様に「裏紙」として扱うようなことが行われていた(従
来例1)。あるいは、作業者が仕分けを行い、白紙も新
品の転写紙と同様に扱うようなことが行われていた(従
来例2)。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては、以下のような問題点があった。
【0019】従来例1では、出力した用紙を一括して処
理できるが、通過紙が白紙であっても片面にしか画像形
成されず、結果として片面が白紙の転写紙が発生してし
まい、用紙の有効活用という点からはあまり有効ではな
いという問題点があった。
【0020】また、従来例2では、使用者がわざわざ手
作業により排紙された用紙を仕分けしなければならず、
使用者にわずらわしい作業を要求するため、殆ど行われ
る可能性がなかった。また、人力に頼るため、仕分けミ
スによって白紙の代わりに裏紙が使用される可能性がゼ
ロとは言い切れず、かえって操作に混乱を招くという問
題点があった。
【0021】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、本発明の目的は、画像形成装置を通過
した用紙を再利用のために蓄積する給紙トレイより用紙
を給紙し、該給紙された用紙の両面に対して用紙上の汚
点を検知し、用紙の片面にのみ汚点が検知された場合
は、汚点が検知されなかった面にのみ画像形成し、ま
た、用紙の両面とも汚点が検知されなかった場合は、画
像形成処理を行わずに白紙用紙を蓄積するための白紙蓄
積トレイに用紙を蓄積し、また、用紙の両面に汚点が検
知された場合は、用紙を廃棄するように画像形成装置を
通過した再利用する用紙の処理を制御することにより、
画像形成装置を通過した用紙を再利用する場合におい
て、再利用される用紙を手作業で仕分けしなくても、再
利用される用紙のうち、白紙で出力された用紙も有効に
活用することができる画像形成装置および用紙仕分け装
置および画像形成装置の制御方法および用紙仕分け装置
の制御方法およびプログラムおよび記憶媒体を提供する
ことである。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、給紙される用紙上に画像形成可能な画像形成装置に
おいて、用紙を蓄積する給紙トレイ(図4に示す給紙カ
セット5)と、白紙用紙を蓄積する白紙蓄積トレイ(図
4に示す白紙トレイ30)と、用紙を廃棄する廃棄手段
(図4に示す廃棄トレイ23,図16に示す転写紙細断
手段35)と、前記給紙トレイより用紙を給紙する給紙
手段(図1に示す給紙ローラ6)と、前記給紙手段によ
って給紙された用紙の両面に対して用紙上の汚点を検知
する汚点検知手段(図4に示すセンサ22)と、前記汚
点検知手段により用紙の片面にのみ汚点が検知された場
合は汚点が検知されなかった面にのみ画像形成し、また
用紙の両面とも汚点が検知されなかった場合は画像形成
処理を行わずに用紙を前記白紙蓄積トレイに蓄積し、ま
た用紙の両面に汚点が検知された場合は前記廃棄手段に
用紙を廃棄するように前記給紙トレイより給紙される用
紙の処理を制御する制御手段(図3に示すCPU10
1)とを有することを特徴とする。
【0023】本発明に係る第2の発明は、給紙される用
紙の両面に画像形成可能な画像形成装置において、用紙
を蓄積する給紙トレイ(図6に示すカセット6)と、片
面に画像が形成されている裏紙用紙を蓄積する裏紙蓄積
トレイ(図6に示す裏紙トレイ7)と、用紙を廃棄する
廃棄手段(図6に示す廃棄トレイ23,図16に示す転
写紙細断手段35)と、前記給紙トレイより用紙を給紙
する給紙手段(図1に示す給紙ローラ6)と、前記給紙
手段によって給紙された用紙の両面の汚点を検知可能な
汚点検知手段(図1に示すセンサ22)と、前記汚点検
知手段により用紙の両面とも汚点が検知されなかった場
合は用紙の両面に画像形成し、また用紙の片面にのみ汚
点が検知された場合は画像形成を行わずに用紙を前記裏
紙蓄積トレイに蓄積し、また用紙の両面に汚点が検知さ
れた場合は前記廃棄手段に用紙を廃棄するように前記給
紙トレイより給紙される用紙の処理を制御する制御手段
(図3に示すCPU101)とを有することを特徴とす
る。
【0024】本発明に係る第3の発明は、給紙される用
紙の片面に画像形成する片面画像形成モードと給紙され
る用紙の両面に画像形成する両面画像形成モードとを有
し、設定される画像形成モードに応じて画像形成可能な
画像形成装置において、用紙を蓄積する給紙トレイ(図
6に示す給紙カセット5)と、白紙用紙を蓄積する白紙
蓄積トレイと、片面に画像が形成されている裏紙用紙を
蓄積する裏紙蓄積トレイ(図6に示す裏紙トレイ7)
と、前記給紙トレイより用紙を給紙する第1の給紙手段
(図1に示す給紙ローラ6)と、前記白紙蓄積トレイよ
り用紙を給紙する第2の給紙手段(図1に示す給紙ロー
ラ31)と、前記裏紙蓄積トレイより用紙を給紙する第
3の給紙手段(図1に示す給紙ローラ21)と、前記白
紙蓄積トレイ上に用紙が蓄積されているか否かを検知す
る第1の用紙検知手段(図1に示すセンサ34)と、前
記裏紙蓄積トレイ上に用紙が蓄積されているか否かを検
知する第2の用紙検知手段(図1に示すセンサ33)
と、用紙を廃棄する廃棄手段(図6に示す廃棄トレイ2
3,図16に示す転写紙細断手段35)と、前記第1の
給紙手段によって給紙された用紙の両面に対して用紙上
の汚点を検知する汚点検知手段(図6に示すセンサ2
2)と、前記片面画像形成モードが設定されている場
合、前記第2の用紙検知手段が前記裏紙蓄積トレイに用
紙があることを検知した時は、前記第3の給紙手段によ
り裏紙蓄積トレイより裏紙用紙を給紙して汚点のない面
に画像形成し、前記第2の用紙検知手段が前記裏紙蓄積
トレイに用紙がないことを検知した時は、前記第1の給
紙手段により給紙トレイより用紙を給紙し、前記汚点検
知手段により用紙の片面にのみ汚点が検知された場合は
汚点の存在していない面にのみ画像形成し、また用紙の
両面とも汚点が検知されなかった場合は画像形成処理を
行わずに用紙を前記白紙蓄積トレイに蓄積し、用紙の両
面に汚点が検知された場合は前記廃棄手段に用紙を廃棄
するように制御し、前記両面画像形成モードが設定され
ている場合、前記第1の用紙検知手段が前記白紙蓄積ト
レイに白紙用紙があることを検知した時は、前記第2の
給紙手段により白紙蓄積トレイより給紙して白紙用紙の
両面に画像形成し、前記第1の用紙検知手段が前記白紙
蓄積トレイに白紙用紙がないことを検知した時は、前記
第1の給紙手段により給紙トレイより用紙を給紙し、前
記汚点検知手段により用紙の両面とも汚点が検知されな
かった場合は用紙の両面に画像形成し、また用紙の片面
にのみ汚点が検知された場合は画像形成を行わずに用紙
を前記裏紙蓄積トレイに蓄積し、用紙の両面に汚点が検
知された場合は前記廃棄手段に用紙を廃棄するように制
御する制御手段(図3に示すCPU101)とを有する
ことを特徴とする。
【0025】本発明に係る第4の発明は、前記廃棄手段
は、廃棄トレイ(図4,図6に示す廃棄トレイ23)で
あることを特徴とする。
【0026】本発明に係る第5の発明は、前記廃棄手段
は、用紙を細断する細断手段(図16に示す転写紙細断
手段35)であることを特徴とする。
【0027】本発明に係る第6の発明は、用紙に所定の
無効画像を形成する無効画像形成手段(図4,図6に示
す無効画像形成手段29)を設け、前記制御手段は、前
記用紙の片面のみ、もしくは両面に汚点が検知された場
合、汚点が存在する面に前記無効画像を形成するように
制御することを特徴とする。
【0028】本発明に係る第7の発明は、用紙上の汚点
の有無にかかわらず用紙の片面もしくは両面に画像を形
成する通常画像形成モードを設定する設定手段(図3に
示す操作部111)と、前記制御手段は、前記通常画像
形成モードが設定された場合には、用紙上の汚点の有無
にかかわらず用紙に画像を形成するように制御すること
を特徴とする。
【0029】本発明に係る第8の発明は、給紙される用
紙を仕分け可能な用紙仕分け装置において、用紙を蓄積
する給紙トレイ(図14に示す給紙カセット5)と、白
紙用紙を蓄積する白紙蓄積トレイ(図14に示す白紙ト
レイ30)と、片面に画像が形成されている裏紙用紙を
蓄積する裏紙蓄積トレイ(図14に示す裏紙トレイ7)
と、用紙を廃棄する廃棄手段(図14に示す廃棄トレイ
23,図16に示す転写紙細断手段35)と、前記給紙
トレイより用紙を給紙する給紙手段(図1に示す給紙ロ
ーラ6)と、前記給紙手段によって給紙された用紙の両
面に対して用紙上の汚点を検知する汚点検知手段(図4
に示すセンサ22)と、前記汚点検知手段により用紙の
片面にのみ汚点が検知された場合は所定の規則に基づい
て前記裏紙蓄積トレイに排出し、また用紙の両面とも汚
点が検知されなかった場合は前記白紙蓄積トレイに蓄積
し、また両面に汚点が検知された場合は前記廃棄手段に
用紙を廃棄するように前記給紙トレイより給紙される用
紙の処理を制御する制御手段(図3に示すCPU10
1)とを有することを特徴とする。
【0030】本発明に係る第9の発明は、前記所定の規
則とは、用紙の2面の内、汚点のある面を一定の方向に
そろえる規則であることを特徴とする。
【0031】本発明に係る第10の発明は、前記廃棄手
段は、廃棄トレイ(図14に示す廃棄トレイ23)であ
ることを特徴とする。
【0032】本発明に係る第11の発明は、前記廃棄手
段は、用紙を細断する細断手段(図16に示す転写紙細
断手段35)であることを特徴とする。
【0033】本発明に係る第12の発明は、用紙に所定
の無効画像を形成する無効画像形成手段を設け、前記制
御手段は、前記用紙の片面のみ、もしくは両面に汚点が
検知された場合、汚点が存在する面に前記無効画像を形
成するように制御することを特徴とする。
【0034】本発明に係る第13の発明は、給紙される
用紙上に画像形成可能な画像形成装置の制御方法におい
て、用紙を蓄積する給紙トレイより用紙を給紙する給紙
工程(図10のステップS802)と、該給紙された用
紙の両面に対して用紙上の汚点を検知する汚点検知工程
(図10のステップS803,S804)と、前記汚点
検知工程で用紙の片面にのみ汚点が検知された場合は、
汚点が検知されなかった面にのみ画像形成する画像形成
工程(図10のステップS807〜S811)と、前記
汚点検知工程で用紙の両面とも汚点が検知されなかった
場合は、画像形成処理を行わずに白紙用紙を蓄積するた
めの白紙蓄積トレイに用紙を蓄積する白紙蓄積工程(図
10のステップS806)と、前記汚点検知工程で用紙
の両面に汚点が検知された場合は、用紙を廃棄する廃棄
工程(図10のステップS805)とを有することを特
徴とする。
【0035】本発明に係る第14の発明は、給紙される
用紙の両面に画像形成可能な画像形成装置の制御方法に
おいて、用紙を蓄積する給紙トレイより用紙を給紙する
給紙工程(図12のステップS1002)と、該給紙さ
れた用紙の両面の汚点を検知可能な汚点検知工程(図1
2のステップS1003,S1004)と、前記汚点検
知工程で用紙の両面とも汚点が検知されなかった場合
は、用紙の両面に画像形成する画像形成工程(図12の
ステップS1006〜S1008)と、前記汚点検知工
程で用紙の片面にのみ汚点が検知された場合は、画像形
成を行わずに片面に画像が形成されている裏紙用紙を蓄
積するための裏紙蓄積トレイに用紙を蓄積する蓄積工程
(図12のステップS1010〜S1013)と、前記
汚点検知工程で用紙の両面に汚点が検知された場合は、
用紙を廃棄する廃棄工程(図12のステップS100
5)とを有することを特徴とする。
【0036】本発明に係る第15の発明は、給紙される
用紙の片面に画像形成する片面画像形成モードと給紙さ
れる用紙の両面に画像形成する両面画像形成モードとを
有し、設定される画像形成モードに応じて画像形成可能
な画像形成装置の制御方法において、前記片面画像形成
モードが設定されている場合に、片面に画像が形成され
ている裏紙用紙を蓄積する裏紙蓄積トレイ上に用紙が蓄
積されているか否かを検知する裏紙用紙検知工程(図8
のステップS602)と、前記裏紙用紙検知工程で前記
裏紙蓄積トレイに用紙があることを検知した時は、前記
裏紙蓄積トレイより裏紙用紙を給紙して汚点のない面に
画像形成する第1の片面画像形成工程(図8のステップ
S604(図11のステップS901〜S904))
と、前記裏紙用紙検知工程で前記裏紙蓄積トレイに用紙
がないことを検知した時は、用紙を蓄積する給紙トレイ
より用紙を給紙して(図10のステップS802)、用
紙の両面に対して用紙上の汚点を検知する第1の汚点検
知工程(図10のステップS803,S804)と、前
記第1の汚点検知工程で用紙の片面にのみ汚点が検知さ
れた場合は、汚点の存在していない面にのみ画像形成す
る第2の片面画像形成工程(図10のステップS807
〜S811)と、前記第1の汚点検知工程で用紙の両面
とも汚点が検知されなかった場合は画像形成処理を行わ
ずに白紙用紙を蓄積するための白紙蓄積トレイに用紙を
蓄積する白紙蓄積工程(図10のステップS806)
と、前記第1の汚点検知工程で用紙の両面に汚点が検知
された場合は用紙を廃棄する第1の廃棄工程(図10の
ステップS805)と、前記両面画像形成モードが設定
されている場合に、白紙用紙を蓄積する白紙蓄積トレイ
上に用紙が蓄積されているか否かを検知する白紙検知工
程(図9のステップS702)と、前記白紙検知工程
で、前記白紙蓄積トレイに白紙用紙があることを検知し
た時は、白紙蓄積トレイより給紙して白紙用紙の両面に
画像形成する第1の両面画像形成工程(図9のステップ
S704(図13のステップS1101〜S110
6))と、前記白紙検知工程で、前記白紙蓄積トレイに
白紙用紙がないことを検知した時は、前記給紙トレイよ
り用紙を給紙して(図12のステップS1002)、用
紙の両面に対して用紙上の汚点を検知する第2の汚点検
知工程(図12のステップS1003,S1004)
と、前記第2の汚点検知工程で用紙の両面とも汚点が検
知されなかった場合は、用紙の両面に画像形成する第2
の両面画像形成工程(図12のステップS1006〜S
1008)と、前記第2の汚点検知工程で用紙の片面に
のみ汚点が検知された場合は、画像形成を行わずに前記
裏紙蓄積トレイに用紙を蓄積する裏紙用紙蓄積工程(図
12のステップS1010〜S1013)と、前記第2
の汚点検知工程で用紙の両面に汚点が検知された場合
は、用紙を廃棄する第2の廃棄工程(図12のステップ
S1005)とを有することを特徴とする。
【0037】本発明に係る第16の発明は、給紙される
用紙を仕分け可能な用紙仕分け装置の制御方法におい
て、用紙を蓄積する給紙トレイより用紙を給紙する給紙
工程(図15のステップS1302)と、該給紙された
用紙の両面に対して用紙上の汚点を検知する汚点検知工
程(図15のステップS1303,S1304)と、前
記汚点検知工程で用紙の片面にのみ汚点が検知された場
合は、所定の規則に基づいて片面に画像が形成されてい
る裏紙用紙を蓄積するための裏紙蓄積トレイに排出する
裏紙蓄積工程(図15のステップS1307〜130
9)と、前記汚点検知工程で用紙の両面とも汚点が検知
されなかった場合は、白紙用紙を蓄積するための白紙蓄
積トレイに用紙を蓄積する白紙蓄積工程(図15のステ
ップS1306)と、前記汚点検知工程で用紙の両面に
汚点が検知された場合は用紙を廃棄する廃棄工程(図1
5のステップS1307)とを有することを特徴とす
る。
【0038】本発明に係る第17の発明は、請求項13
〜15のいずれかに記載された画像形成装置の制御方法
を実行するためのプログラムであることを特徴とする。
【0039】本発明に係る第18の発明は、請求項16
に記載された用紙仕分け装置の制御方法を実行するため
のプログラムであることを特徴とする。
【0040】本発明に係る第19の発明は、請求項13
〜15のいずれかに記載された画像形成装置の制御方法
を実行するためのプログラム記憶媒体にコンピュータが
読み取り可能に記憶させたものである。
【0041】本発明に係る第20の発明は、請求項16
に記載された用紙仕分け装置の制御方法を実行するため
のプログラムを記憶媒体にコンピュータが読み取り可能
に記憶させたものである。
【0042】
【発明の実施の形態】以下に、この発明に係る画像形成
装置及び用紙仕分け装置を実施形態により説明する。
【0043】〔第1実施形態〕図1は、本発明の第1実
施形態を示す画像形成装置および用紙搬送装置を適用可
能な複写機の構成を示す断面図である。
【0044】以下、図を参照して本実施形態の構成及び
動作の概要を説明する。
【0045】図において、5は給紙カセットで、画像形
成装置を通過した再利用する用紙(転写紙)を格納す
る。なお、この給紙カセットには、片面のみ画像形成さ
れた用紙,白紙で出力された用紙,両面とも画像形成さ
れた用紙が混在した状態で格納されていてもよい。ま
た、片面のみ画像形成された用紙は、画像形成された面
が上向に格納されても下向に格納されていてもよい。
【0046】6は給紙ローラで、給紙カセット5に貯え
られている転写紙を給紙する。また、37は給紙ローラ
で、給紙カセット36に貯えられている転写紙を給紙す
る。そして、給紙ローラ6または給紙ローラ37によっ
て給紙された転写紙は、搬送パス16を通りレジストロ
ーラ17に到達する。
【0047】また、18はスキャナで、原稿台上に載置
された原稿19から反射した光を感光ドラム15に導
き、感光ドラム15上に潜像を形成する。
【0048】そして、複写機(画像形成装置,用紙仕分
け装置)1本体に搭載された制御装置(後述する図3に
示すコントローラ100)に従って、ある一定のタイミ
ングで、スキャナ18の走査と、レジストローラ17の
回転開始が制御され、感光ドラム15上に潜像が形成さ
れる。感光ドラム15上に形成された潜像は、現像器9
によって現像され、転写帯電器12により転写紙上に転
写する。
【0049】転写後、感光ドラム15上に残ったトナー
を、クリーナ10によって取り除き、前露光ランプ13
によって電価を除去し、再び一次帯電器14によって帯
電する。
【0050】一方、画像を転写された転写紙は、搬送ベ
ルト11によって定着器8に搬送し定着して、分岐手段
20を経て排紙トレイ27に排出される。
【0051】また、7は裏紙トレイで、既に定着された
画像の裏に画像を再度定着させる必要がある場合に用い
るものである。この裏紙トレイ7に蓄積された転写紙
は、給紙ローラ21によって給紙され、再度レジストロ
ーラ17に到達することで再度画像形成される。
【0052】さらに、紙間ブランク,サイズブランク
は、発光素子群で形成したLEDアレイ3の発光パター
ンの変化によって行う。また、スキャナ18が動作しな
いときでも、LEDアレイ3の点灯パターン及びタイミ
ングによって、再度感光ドラム15上に潜像を形成する
ことが可能である。
【0053】白紙トレイ30及び給紙ローラ31は、裏
紙トレイ7及び給紙ローラ21と構造的にまったく同じ
であるが、目的は異なる。白紙トレイ30は、給紙され
た転写紙が表裏とも白紙である場合に蓄えられるトレイ
である。詳細は後述する。
【0054】センサ22は、センサ22aとセンサ22
bと対になっており、それぞれ用紙の表面と裏面に印刷
がされているなど汚点があるか否かを判断するためのセ
ンサである。
【0055】このセンサ22aとセンサ22bによって
用紙の汚点を検出する方法を図2を用いて以下に述べ
る。
【0056】センサ22aおよび22bは、光量を検知
できるセンサであり、通過する転写紙からの反射光を検
知することで、用紙上に汚点があるかを検知する。用紙
がセンサ22aや22bを通過すると、例えば図2に示
す信号が生成される。
【0057】図2において、レベル713は用紙がない
状態、レベル712は用紙があって白紙である状態、レ
ベル711は、用紙があって黒の印刷がされている場合
である。
【0058】本発明における制御装置(後述する図3に
示すコントローラ100)は、図1に示す転写紙搬送中
にセンサ22a及び22bから出力される信号の中にピ
ーク711の有無を検知し、ピーク711がある場合
は、汚点があると判断する。また、ピーク711がない
場合は、汚点がないと判断する。
【0059】後述するアルゴリズムによって、もし、給
紙ローラによって給紙された用紙は、例えば両面に汚点
があると判断された等の理由により、画像形成を避けな
ければならないものであった場合、給紙反転廃棄パス2
を通過して廃棄トレイ23に廃棄される。また、同給紙
された用紙は、例えばその転写面にに汚点があると判断
された等の理由により、画像形成前に反転が必要であっ
た場合、給紙反転廃棄パス2によって反転後、レジスト
ローラ17に搬送される。
【0060】また、センサ33およびセンサ34は、そ
れぞれ裏紙トレイ7及び白紙トレイ30に用紙が蓄積さ
れているか否かを検知する。
【0061】本発明における画像形成装置は、給紙カセ
ット5からと、給紙カセット36からとでは動作が異な
り、後述する図3に示す操作部111で切り替えること
ができる。
【0062】給紙カセット36から給紙した場合は、い
わゆる公知の画像形成手段であり、上述の構成により給
紙カセット36から給紙された用紙の片面、もしくは両
面に画像形成を行う。
【0063】給紙カセット5には、該通過紙がストック
されており、この用紙を有効に活用するため以下のよう
な制御を行う。
【0064】図3は、図1に示した複写機1の構成を説
明するブロック図である。
【0065】複写機1において、101はプリンタCP
Uで、ROM103のプログラム用ROMに記憶された
制御プログラム等あるいは外部メモリ110に記憶され
た制御プログラム等に基づいてシステムバス107に接
続される各種のデバイスとのアクセスを総括的に制御
し、画像形成部インタフェース(画像形成部I/F)1
05を介して接続される画像形成部28による画像形成
を制御する。
【0066】また、ROM103のフォント用ROMに
は上記出力情報を生成する際に使用するフォントデータ
等を記憶し、ROM103のデータ用ROMには各種デ
ータを記憶している。
【0067】102はRAMで、CPU101の主メモ
リ,ワークエリア等として機能するものであり、図示し
ない増設ポートに接続されるオプションRAMによりメ
モリ容量を拡張することができるように構成されてい
る。なお、RAM102は、出力情報展開領域,環境デ
ータ格納領域,NVRAM等に用いられる。
【0068】前述したハードディスク,IDカード等の
外部メモリ110は、メモリコントローラ(MC)10
6によりアクセスを制御される。
【0069】なお、本実施形態では後述するフローチャ
ートに基づくプログラムがROM103または外部メモ
リ110に格納されており、CPU101が呼び出して
実行するものとする。
【0070】また、操作部111は、表示部及び各種キ
ーを有し、各種設定及び動作を指示することができる。
【0071】図4は、本発明の第1実施形態を示す画像
形成装置の構成および片面コピー時の動作を説明する図
であり、図1と同一のものには同一の符号を付してあ
る。なお、図中の矢印は、転写紙の搬送方向を示す。
【0072】図に示すように、給紙カセット5から給紙
された転写紙は、センサ22を通過し、どの面に汚点が
あるかを検知する。もし両面ともに汚点があれば、すで
に使用はできない状態ということであるから、給紙反転
廃棄パス2を通って廃棄トレイ23に廃棄される。ま
た、もしこれから無効画像を形成しようとしている面の
みに汚点があれば、そのまま画像形成部28の無効画像
形成手段25に搬送される。また、もしこれから無効画
像を形成しようとしている面とは逆の面にのみ汚点があ
れば、給紙反転廃棄パス2によって反転してから、無効
画像形成手段25に搬送される。また、もし裏表とも汚
点がなければ、そのまま画像形成は行わずに白紙トレイ
30に搬送される。実際には、白紙は画像形成プロセス
を行わずにレジストローラ17から定着器8を経て、白
紙トレイ30に格納される。
【0073】片面のみに汚点のある転写紙は、画像形成
部28にある無効画像形成手段25に搬送される。無効
画像とは、例えば図5の(a),(b),(c)に示す
ような画像である。即ち、これらの画像を、汚点のある
面に上書きすることによって、その面に描かれていた画
像が、無効である旨をより明確にし、これから説明する
有効画像を形成する面が、有効である旨を明確にするも
のである。
【0074】本実施形態においては、上記無効画像形成
手段25、即ち無効画像の形成を行う具体的な方法とし
て、スキャナ18は動作しないまま、LEDアレイ3の
発光パターンの変化によって、感光ドラム15上に例え
ば図5に記載されているような無効画像(a),
(b),(c)の潜像を形成する方法をとる。
【0075】無効画像形成が行われた後、定着された転
写紙は、裏紙トレイ7に格納される。この動作は、裏紙
トレイ7が一杯になるか、もしくは必要な転写紙の枚数
だけ繰り返される。裏紙トレイ7に蓄積された紙は、上
記の動作が終わると、画像形成部28の有効画像形成手
段24に搬送される。ここでいう有効画像形成手段24
は、図1に示した複写機等による公知の複写動作である
ので、説明は省略する。この有効画像形成手段24によ
って画像を形成された転写紙は、定着後、排紙トレイ2
7に排紙される。
【0076】なお、裏紙トレイ7に予め無効画像形成が
施された片面が白紙の用紙が存在する場合がある。具体
的には、後述する図6に示す両面コピーモードの動作に
おいて、給紙カセット5から給紙した転写紙が片面に画
像形成がされていた場合、無効画像形成を予め画像形成
されていた面に上書きし、裏紙トレイ7に格納されてい
る場合である。その場合は、裏紙トレイ7に蓄積された
用紙から先に有効画像を形成して排紙し、裏紙トレイ7
に転写紙がなくなった時点で上述のアルゴリズムに基づ
いて給紙カセット5から給紙を行う。
【0077】図6は、本発明の第1実施形態を示す画像
形成装置の構成および両面コピー時の動作を説明する図
であり、図1と同一のものには同一の符号を付してあ
る。なお、図中の矢印は、転写紙の搬送方向を示す。
【0078】図に示すように、給紙カセット5から給紙
された転写紙は、センサ22を通過し、どの面に汚点が
あるかを検知する。
【0079】もし両面に汚点があれば、すでに使用はで
きない状態ということであるから、図1に示した給紙反
転廃棄パス2を通って廃棄トレイ23に廃棄される。も
し、これから無効画像を形成しようとしている面のみに
汚点があれば、そのまま画像形成部28の無効画像形成
手段25に搬送される。もしこれから無効画像を形成し
ようとしている面とは逆の面にのみ汚点があれば、図1
に示した給紙反転廃棄パス2によって反転してから、無
効画像形成手段25に搬送される。
【0080】このように片面にのみ汚点がある用紙は、
汚点のある面に無効画像が形成されたあと、裏紙トレイ
7に格納される。裏表とも汚点のない白紙であれば、画
像形成部28の裏面画像形成手段26によって裏面の画
像を形成し、裏紙トレイ7に格納される。
【0081】原稿19が交換などされ、再度コピーボタ
ン(図示しない)が押されると、今度は画像形成部28
の表面画像形成手段32によって表面に画像形成され、
排紙トレイ27に排紙される。
【0082】なお、ここでいう裏面画像形成手段26,
表面画像形成手段32は、図1に示した複写機等による
公知の複写動作であるので、説明は省略する。
【0083】以下、図7〜図13のフローチャートを参
照して、本発明の第1実施形態を示す画像形成装置にお
けるプリント動作について詳細に説明する。
【0084】図7は、本発明における第1の制御処理動
作の一例を示すフローチャートであり、片面/両面モー
ドの指定に応じたプリント動作に対応する。なお、この
フローチャートの処理は、図3に示したCPU101に
よりROM103又はその他の記憶媒体に格納されたプ
ログラムに基づいて実行される。また、図中S501〜
S505は各ステップに対応する。
【0085】図3に示した操作部111において、必要
なモードを設定した上で、図示しないスタートボタンを
操作すると(S501)、図3に示したコントローラ1
00は、転写紙の両面に印刷する両面モードか片面に印
刷する片面モードかを判断してモードによって、動作を
切り分ける(S502)。もし、片面モードであると判
断した場合は、片面モードの動作を行い(S503)、
一方、両面モードであれば両面モードの動作を行う(S
504)。動作が終了した時点で、プリントを終了する
(S505)。
【0086】図8は、本発明における第2の制御処理動
作の一例を示すフローチャートであり、図7のステップ
S503に示した片面モード動作に対応する。なお、こ
のフローチャートの処理は、図3に示したCPU101
によりROM103又はその他の記憶媒体に格納された
プログラムに基づいて実行される。また、図中S601
〜S606は各ステップに対応する。
【0087】片面モードが指示されると(S601)、
まず裏紙トレイ7に用紙があるかをセンサ33の検知結
果により判断し(S602)、裏紙トレイ7に用紙がな
いと判断した場合は、給紙カセット5から給紙して片面
プリントを行うよう制御する(S603)。
【0088】一方、ステップS602で、裏紙トレイ7
に用紙があると判断した場合は、裏紙トレイ7より片面
プリントを行うよう制御する(S604)。
【0089】各画像形成が終了した時点で、必要な枚数
終了したか否かを判断し(S605)、まだ必要な枚数
終了していないと判断した場合は、再度ステップS60
2から処理を繰り返し、一方、必要な枚数終了していい
ると判断した場合は、処理を終了し、呼び出し側に処理
を戻す(S606)。
【0090】図9は、本発明における第3の制御処理動
作の一例を示すフローチャートであり、図7のステップ
S504に示した両面モード動作に対応する。なお、こ
のフローチャートの処理は、図3に示したCPU101
によりROM103又はその他の記憶媒体に格納された
プログラムに基づいて実行される。また、図中S701
〜S706は各ステップに対応する。
【0091】両面モードが指示されると(S701)、
まず白紙トレイ30に用紙があるかをセンサ34の検知
結果より判断し(S702)、白紙トレイ30に用紙が
ないと判断した場合は、給紙カセット5から給紙して両
面プリントを行うよう制御する(S703)。
【0092】一方、ステップS702で、白紙トレイ3
0に用紙があると判断した場合は、白紙トレイ30から
給紙して両面プリントを行うよう制御する(S70
4)。
【0093】各画像形成が終了した時点で、必要な枚数
終了したか判断し(S705)、まだ必要な枚数終了し
ていないと判断した場合は、再度ステップS702から
処理を繰り返し、必要な枚数終了していると判断した場
合は、処理を終了し、呼び出し側に処理を戻す(S70
6)。
【0094】図10は、本発明における第4の制御処理
動作の一例を示すフローチャートであり、図8のステッ
プS603に示した給紙カセット5より給紙して片面プ
リントを行う動作に対応する。なお、このフローチャー
トの処理は、図3に示したCPU101によりROM1
03又はその他の記憶媒体に格納されたプログラムに基
づいて実行される。また、図中S801〜S812は各
ステップに対応する。
【0095】給紙カセット5より片面コピーを行う場合
(S801)、まず給紙カセット5より転写紙を給紙す
ると(S802)、センサ22を通過する(S80
3)。ここで、汚点のある面をセンサ22a,22bを
用いて判断し(S804)、もし両面ともに汚点がある
と判断した場合は、給紙反転廃棄パス2を通って廃棄ト
レイ23に廃棄され(S805)、ステップS802か
ら制御が再開する。
【0096】また、ステップS804で、両面とも白紙
であると判断した場合は、白紙トレイ30に蓄積され
(S806)、同じくステップS802から制御が再開
する。
【0097】また、ステップS804で、片面のみに汚
点があると判断した場合は、今度は上面に汚点があるか
どうかを判断し(S807)。もし、上面に汚点がある
と判断した場合は、そのままステップS809に進み、
一方、上面に汚点がないと判断した場合は、転写紙を反
転し(S808)、ステップS809に進む。
【0098】次に、ステップS809において、無効画
像形成手段25によって無効画像を形成し、転写紙を反
転し(S810)、有効画像形成手段24によって有効
画像を形成して(S811)、制御を呼び出し側に戻す
(S812)。
【0099】図11は、本発明における第5の制御処理
動作の一例を示すフローチャートであり、図8のステッ
プS604に示したカセット7より給紙して片面プリン
トを行う動作に対応する。なお、このフローチャートの
処理は、図3に示したCPU101によりROM103
又はその他の記憶媒体に格納されたプログラムに基づい
て実行される。また、図中S901〜S904は各ステ
ップに対応する。
【0100】裏紙トレイ7より給紙して片面コピーを行
う場合(S901)、まず裏紙トレイ7より給紙を行い
(S902)、有効画像形成手段24によって有効画像
を形成したあと(S903)、制御を呼び出し側に戻す
制御を行う(S904)。
【0101】図12は、本発明における第6の制御処理
動作の一例を示すフローチャートであり、図9のステッ
プS703に示した給紙カセット5より給紙して両面プ
リントを行う動作に対応する。なお、このフローチャー
トの処理は、図3に示したCPU101によりROM1
03又はその他の記憶媒体に格納されたプログラムに基
づいて実行される。また、図中S1001〜S1013
は各ステップに対応する。
【0102】給紙カセット5より給紙して両面コピーを
行う場合(S1001)、まず給紙カセット5より給紙
すると(S1002)、センサ22を通過する(S10
03)。ここで、汚点のある面を判断し(S100
4)、もし両面ともに汚点があると判断し場合は、給紙
反転廃棄パス2を通って廃棄トレイ23に廃棄し(S1
005)、ステップS1002から制御を再開する。
【0103】また、ステップS1004で、もし両面と
も白紙であると判断した場合は、ステップS1006に
て、裏面画像形成手段26により裏面画像を形成し、転
写紙を反転し(S1007)、表面画像形成手段32に
より表面画像を形成して(S1008)、制御を呼び出
し側に戻す(S1009)。
【0104】また、ステップS1004で、片面のみに
汚点があると判断した場合は、汚点が上面にあるかどう
かを判定し(S1010)、もし汚点が上面にないと判
断した場合は、転写紙を反転して(S1011)、無効
画像形成手段25により無効画像形成を行い(S101
2)、次の給紙時に白紙面が上側に向くようにこのまま
裏紙トレイ7に蓄積し(S1013)、ステップS10
02にから制御を再開する。
【0105】図13は、本発明における第7の制御処理
動作の一例を示すフローチャートであり、図9のステッ
プS704に示した白紙トレイ30より給紙して両面プ
リントを行う動作に対応する。なお、このフローチャー
トの処理は、図3に示したCPU101によりROM1
03又はその他の記憶媒体に格納されたプログラムに基
づいて実行される。また、図中S1101〜S1106
は各ステップに対応する。
【0106】白紙トレイ30より給紙して両面コピーを
行う場合(S1101)、まず白紙トレイ30より給紙
し(S1102)、裏面画像形成手段26により裏面画
像形成を行う(S1103)。次に、転写紙を反転し
(S1104)、次に表面画像形成手段32により表面
の印刷を行い(S1105)、制御を呼び出し側に戻
す。
【0107】なお、ステップS1104〜S1105へ
の移り変わりは、本発明の場合は一旦画像形成装置の動
作を中断し、ユーザによって原稿19が交換され、スタ
ートボタン(図示しない)が再度操作されることによっ
て、処理を再開する。この間、用紙は裏紙トレイ7に蓄
積されることとなる。
【0108】なお、本実施形態では、本発明の画像形成
装置を図1に示したようなアナログの複写機に適用する
場合について説明したが、本発明を、デジタル複写機に
適用したり、ホストコンピュータから受信したデータを
プリントするプリンタ等に適用することもできる。
【0109】また、本実施形態では、有効画像形成手段
24,裏面画像形成手段26,表面画像形成手段32
は、レーザビーム方式である場合を例にして説明した
が、レーザビーム方式以外の電子写真方式(例えばLE
D方式)でも、液晶シャッタ方式、インクジェット方
式、熱転写方式、昇華方式でもその他のプリント方式で
あっても本発明は適用可能である。
【0110】さらに、本実施形態では、無効画像形成手
段25は、LED方式である場合を例にして説明した
が、レーザビーム方式であっても、液晶シャッタ方式、
インクジェット方式、熱転写方式、昇華方式でもその他
のプリント方式であっても本発明は適用可能である。
【0111】以上説明したように、給紙された用紙のう
ち、片面のみに汚点がある転写紙の裏面のみに片面画像
形成を行うことができ、裏紙の汚点のある面に画像形成
を行ったり、白紙に片面のみの画像形成を行ったり、両
面に汚点のある用紙に画像形成を行う無駄を無くすこと
ができる。
【0112】また、給紙された用紙のうち、白紙のみに
両面の画像形成を行うことができ、片面や両面に汚点の
ある用紙に両面の画像形成を行う無駄を無くすことがで
きる。
【0113】さらに、両面モードと片面モード双方にお
いて、最適な出力用紙を用いた画像形成を行うことがで
きるため、さらに利便性を向上させることができる。
【0114】また、汚点がある面に無効画像が形成され
るため、使用者は排紙された用紙から、どちらの面が有
効な面であるかを容易に知ることができる。
【0115】〔第2実施形態〕本実施形態は、第1実施
形態で示した画像形成装置から画像形成に係る部分を除
いた構成であり、図1に示した複写機1を、給紙カセッ
ト5に載置された用紙の仕分けを行う「用紙仕分け装
置」として用いる場合を示す。
【0116】図14は、本発明の第2実施形態を示す用
紙仕分け装置の構成および用紙仕分け動作を説明する図
である。なお、図1と同一のものには同一の符号を付し
てある。また、図中の矢印は、転写紙の搬送方向を示
す。
【0117】図に示すように、給紙カセット5から給紙
された転写紙は、センサ22を通過し、どの面に汚点が
あるかを検知する。もし両面ともに汚点があれば、すで
に使用はできない状態ということであるから、給紙反転
廃棄パス2を通って廃棄トレイ23に廃棄される。ま
た、もしこれから無効画像を形成しようとしている面の
みに汚点があれば、そのまま裏紙トレイ7に搬送され
る。また、もしこれから無効画像を形成しようとしてい
る面とは逆の面にのみ汚点があれば、給紙反転廃棄パス
2によって反転してから、裏紙トレイ7に搬送される。
また、もし裏表とも汚点がなければ、そのまま白紙トレ
イ30に搬送される。
【0118】図15は、本発明における第8の制御処理
動作の一例を示すフローチャートであり、用紙仕分け動
作に対応する。なお、このフローチャートの処理は、図
3に示したCPU101によりROM103又はその他
の記憶媒体に格納されたプログラムに基づいて実行され
る。また、図中S1300〜S1310は各ステップに
対応する。
【0119】まず、本用紙仕分け装置の動作を開始する
と(S1300)、給紙カセット5の用紙の有無を検知
(判断)する(S1301)。給紙カセット5には用紙
を検知するセンサはないが、一定期間給紙ローラ6が回
転してもセンサ22a及び22bに到達しないことを持
って、紙無を検知することで本検知を代用する。
【0120】もし、給紙カセット5に紙があると判断し
た場合は、給紙カセット5より用紙を給紙し(S130
2)、センサ22を通過する(S1303)。
【0121】そして、センサ22a,22bによって汚
点のある面を判断し(S1304)、もし両面ともに汚
点があると判断した場合は、給紙反転廃棄パス2を通っ
て廃棄トレイ23に廃棄し(S1305)、ステップS
1301から制御を再開する。
【0122】また、ステップS1304で、両面とも白
紙であると判断した場合は、用紙を白紙トレイ30に蓄
積し(S1306)、同じくステップS1301から制
御を再開する。
【0123】また、ステップS1304で、片面のみに
汚点があると判断した場合は、今度は上面に汚点がある
かどうかを判断し(S1307)、もし、上面に汚点が
あると判断した場合は、そのままステップS1309に
進み、一方、上面に注意がないと判断した場合は、用紙
を反転し(S1308)、裏紙トレイ7に蓄積し(S1
309)、ステップS1301から制御を再開する(S
1301)。
【0124】また、ステップS1301にて、もし給紙
カセット5に紙がなくなったと判断した場合は、処理を
終了する(S1310)。
【0125】なお、図14に示した用紙仕分け装置の構
成に図4に示した無効画像形成手段25を設けた構成と
し、図15のステップS1308とS1309との間に
無効画像を形成するステップを設けてもよい。
【0126】以上説明したように、白紙、裏紙、表裏に
汚点のある用紙を仕分けすることができるため、これら
の混在する用紙束から抽出することができ、通常の画像
形成装置にそのまま用いることができる。
【0127】また、出力された裏紙が使用するに都合よ
く配置され、より使用するに利便性を高めることができ
る。
【0128】さらに、両面に汚点があるために廃棄すべ
き用紙を仕分けでき、廃棄用紙を実際に廃棄するに利便
性を高めることができる。
【0129】〔第3実施形態〕本実施形態は、上記第1
実施形態で示した画像形成装置や第2実施形態で示した
用紙仕分け装置における廃棄トレイ23を、転写紙を細
断する転写紙細断手段35に置き換えた構成である。こ
の転写紙細断手段35は、例えば「シュレッダ」と呼ば
れるものであり、公知の技術によって用紙を細断する装
置である。
【0130】図16は、本発明の第3実施形態を示す用
紙仕分け装置の構成および用紙細断動作を説明する図で
ある。なお、図1と同一のものには同一の符号を付して
ある。また、図中の矢印は、転写紙の搬送方向を示す。
【0131】図に示すように、画像形成装置1におい
て、画像形成された用紙は、排紙トレイ27に排紙され
る。一方、給紙時点で表裏ともに汚点があると検知され
た用紙は、廃棄され、そのまま転写紙細断手段35に送
られ細断される。
【0132】この転写紙細断手段35は、画像形成装置
1より廃棄された用紙が入ってきたときのみ駆動する公
知のフォトセンサによって駆動する。
【0133】以上説明したように、両面に汚点があるた
めに廃棄すべき用紙を細断することができるため、廃棄
用紙を実際に廃棄するに利便性を高めることができる。
【0134】また、例えば、操作部111からの操作に
より、上記第1実施形態で示したような用紙上の汚点の
有無等に基づいて制御を行って用紙の片面又は両面に画
像形成を行うモードと、用紙上の汚点の有無にかかわら
ず用紙の片面又は両面に画像形成を行うモードとを切り
換え設定して、用紙上の汚点の有無にかかわらず用紙の
片面又は両面に画像形成を行うモードが設定された場合
には、用紙上の汚点の有無にかかわらず用紙の片面又は
両面に画像形成を行うように構成してもよい。
【0135】さらに、上記各実施形態では、用紙の片面
にのみ汚点が検知された場合に、汚点の検知された面に
無効画像を形成する構成について説明したが、用紙の両
面に汚点が検知された場合でも、汚点の検知された面に
無効画像を形成するように構成してもよい。
【0136】なお、上記各実施形態を合わせた構成も本
発明に含まれるものである。例えば、操作部111から
の操作により、画像形成モード/用紙仕分けモードとを
切り換えて、上記第1実施形態で示した画像形成機能と
上記第2実施形態で示した用紙仕分け機能を切り換える
ように構成してもよい。
【0137】また、操作部111からの操作により、廃
棄用紙裁断モードを選択した時のみ、廃棄用紙を裁断す
るように構成してもよい。
【0138】以上より、給紙された用紙のうち、片面の
みに汚点がある転写紙の裏面のみに片面の画像形成を行
うことができ、白紙に片面のみの画像形成を行ったり、
両面に汚点のある用紙に画像形成を行う無駄を無くすこ
とができる。
【0139】また、給紙された用紙のうち、白紙のみに
両面の画像形成を行うことができ、片面や両面に汚点の
ある用紙に両面の画像形成を行う無駄を無くすことがで
きる。
【0140】さらに、両面モードと片面モード双方にお
いて、最適な出力用紙を用いた画像形成を行うことがで
きるため、さらに利便性を向上させることができる。
【0141】また、白紙、裏紙(片面にのみ汚点のある
用紙)、表裏に汚点のある用紙を仕分けすることができ
るため、これらの混在する用紙束から抽出することがで
き、通常の画像形成装置にそのまま用いることができ
る。
【0142】さらに、出力された裏紙が使用するに都合
よく配置され、より使用するに利便性を高めることがで
きる。
【0143】また、両面に汚点があるために廃棄される
用紙を束ね、もしくは細断することができるため、廃棄
用紙を実際に廃棄するに利便性を高めることができる。
【0144】さらに、両面に汚点がある面に無効画像が
形成されるため、使用者は排紙された用紙から、どちら
の面が有効な面であるかを容易に知ることができる。
【0145】従って、画像形成装置を通過した用紙を再
利用する場合において、再利用される用紙を手作業で仕
分けしなくても、再利用される用紙のうち、白紙で出力
された用紙も有効に活用することができる等の効果を奏
する。
【0146】以下、図17に示すメモリマップを参照し
て本発明に係る画像形成装置および用紙仕分け装置で読
み出し可能なデータ処理プログラムの構成について説明
する。
【0147】なお、上記実施形態では、本発明を画像形
成装置に適用する場合について説明したが、ソータ等の
仕分け装置やリーダ等に適用するように構成してもよ
い。
【0148】図17は、本発明に係る画像形成装置及び
用紙仕分け装置で読み出し可能な各種データ処理プログ
ラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図で
ある。
【0149】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0150】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、インスト
ールするプログラムやデータが圧縮されている場合に、
解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
【0151】本実施形態における図7,図8,図9,図
10,図11,図12,図13,図15に示す機能が外
部からインストールされるプログラムによって、ホスト
コンピュータにより遂行されていてもよい。そして、そ
の場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記
憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記
憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給
される場合でも本発明は適用されるものである。
【0152】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0153】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0154】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピー(登録商標)(登録商
標)ディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気デ
ィスク,CD−ROM,CD−R,DVD−ROM,磁
気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPR
OM,シリコンディスク等を用いることができる。
【0155】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0156】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0157】また、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適応できることは言うまでもない。この場合、本発明
を達成するためのソフトウエアによって表されるプログ
ラムを格納した記憶媒体を該システムあるいは装置に読
み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本
発明の効果を享受することが可能となる。
【0158】さらに、本発明を達成するためのソフトウ
エアによって表されるプログラムをネットワーク上のデ
ータベースから通信プログラムによりダウンロードして
読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、
本発明の効果を享受することが可能となる。
【0159】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第
1,13,17,19の発明によれば、用紙を蓄積する
給紙トレイより用紙を給紙し、該給紙された用紙の両面
に対して用紙上の汚点を検知し、用紙の片面にのみ汚点
が検知された場合は、汚点が検知されなかった面にのみ
画像形成し、用紙の両面とも汚点が検知されなかった場
合は、画像形成処理を行わずに白紙用紙を蓄積するため
の白紙蓄積トレイに用紙を蓄積し、用紙の両面に汚点が
検知された場合は、用紙を廃棄するように制御するの
で、給紙された用紙のうち、片面のみに汚点がある転写
紙の裏面のみに片面の画像形成を行うことができ、白紙
に片面のみの画像形成を行ったり、両面に汚点のある用
紙に画像形成を行う無駄を無くすことができる。
【0160】第2,14の発明によれば、用紙を蓄積す
る給紙トレイより用紙を給紙し、該給紙された用紙の両
面の汚点を検知し、用紙の両面とも汚点が検知されなか
った場合は、用紙の両面に画像形成し、用紙の片面にの
み汚点が検知された場合は、画像形成を行わずに片面に
画像が形成されている裏紙用紙を蓄積するための裏紙蓄
積トレイに用紙を蓄積し、用紙の両面に汚点が検知され
た場合は、用紙を廃棄するように制御するので、給紙さ
れた用紙のうち、白紙のみに両面の画像形成を行うこと
ができ、片面や両面に汚点のある用紙に両面の画像形成
を行う無駄を無くすことができる。
【0161】第3,15の発明によれば、片面画像形成
モードが設定されている場合に、片面に画像が形成され
ている裏紙用紙を蓄積する裏紙蓄積トレイ上に用紙が蓄
積されているか否かを検知し、前記裏紙蓄積トレイに用
紙があることを検知した時は、前記裏紙蓄積トレイより
裏紙用紙を給紙して汚点のない面に画像形成し、前記裏
紙用紙検知工程で前記裏紙蓄積トレイに用紙がないこと
を検知した時は、用紙を蓄積する給紙トレイより用紙を
給紙して、用紙の両面に対して用紙上の汚点を検知し、
用紙の片面にのみ汚点が検知された場合は、汚点の存在
していない面にのみ画像形成し、用紙の両面とも汚点が
検知されなかった場合は画像形成処理を行わずに白紙用
紙を蓄積するための白紙蓄積トレイに用紙を蓄積し、用
紙の両面に汚点が検知された場合は用紙を廃棄し、ま
た、両面画像形成モードが設定されている場合に、白紙
用紙を蓄積する白紙蓄積トレイ上に用紙が蓄積されてい
るか否かを検知し、前記白紙蓄積トレイに白紙用紙があ
ることを検知した時は、白紙蓄積トレイより給紙して白
紙用紙の両面に画像形成し、前記白紙蓄積トレイに白紙
用紙がないことを検知した時は、前記給紙トレイより用
紙を給紙して、用紙の両面に対して用紙上の汚点を検知
し、用紙の両面とも汚点が検知されなかった場合は、用
紙の両面に画像形成し、用紙の片面にのみ汚点が検知さ
れた場合は、画像形成を行わずに前記裏紙蓄積トレイに
用紙を蓄積し、用紙の両面に汚点が検知された場合は、
用紙を廃棄するように制御するので、両面モードと片面
モード双方において、最適な出力用紙を用いた画像形成
を行うことができるため、白紙に片面のみの画像形成を
行ったり、両面に汚点のある用紙に画像形成を行った
り、また、片面や両面に汚点のある用紙に両面の画像形
成を行う無駄を無くすことができるとともに、さらに利
便性を向上させることができる。
【0162】第4の発明によれば、前記廃棄手段は、用
紙を廃棄する廃棄トレイであるので、両面に汚点がある
ために廃棄すべき用紙を束ねることができるため、廃棄
用紙を実際に廃棄するに利便性を高めることができる。
【0163】第5の発明によれば、前記廃棄手段は、用
紙を細断する細断手段であるので、両面に汚点があるた
めに廃棄すべき用紙の細断を行うことができるため、廃
棄用紙を実際に廃棄するに利便性を高めることができ
る。
【0164】第6の発明によれば、用紙に所定の無効画
像を形成する無効画像形成手段を設け、前記制御手段
は、前記用紙の片面のみ、もしくは両面に汚点が検知さ
れた場合、汚点が存在する面に無効画像を形成するよう
に制御するので、汚点がある面に無効画像が形成される
ため、使用者は排紙された用紙から、どちらの面が有効
な面であるかを容易に知ることができる。
【0165】第7の発明によれば、用紙上の汚点の有無
にかかわらず用紙の片面もしくは両面に画像を形成する
通常画像形成モードを設定する設定手段を設け、前記制
御手段は、前記通常画像形成モードが設定された場合に
は、用紙上の汚点の有無にかかわらず用紙に画像を形成
するように制御するので、必要に応じて予め転写面に形
成された画像に重ねて画像形成することができる。
【0166】第8,16,18,20の発明によれば、
用紙を蓄積する給紙トレイより用紙を給紙し、該給紙さ
れた用紙の両面に対して用紙上の汚点を検知し、用紙の
片面にのみ汚点が検知された場合は、所定の規則に基づ
いて片面に画像が形成されている裏紙用紙を蓄積するた
めの裏紙蓄積トレイに排出し、用紙の両面とも汚点が検
知されなかった場合は、白紙用紙を蓄積するための白紙
蓄積トレイに用紙を蓄積し、用紙の両面に汚点が検知さ
れた場合は用紙を廃棄するように制御するので、出力さ
れた裏紙が使用するに都合よく配置され、より使用する
に利便性を高めることができる。
【0167】第9の発明によれば、前記所定の規則と
は、用紙の2面の内、汚点のある面を一定の方向にそろ
える規則であるので、出力された裏紙が汚点のある面を
一定の方向にそろえて配置され、より使用するに利便性
を高めることができる。
【0168】第10の発明によれば、前記廃棄手段は、
用紙を廃棄する廃棄トレイであるので、両面に汚点があ
るために廃棄すべき用紙を束ねることができるため、廃
棄用紙を実際に廃棄するに利便性を高めることができ
る。
【0169】第11の発明によれば、前記廃棄手段は、
用紙を細断する細断手段であるので、両面に汚点がある
ために廃棄すべき用紙の細断を行うことができるため、
廃棄用紙を実際に廃棄するに利便性を高めることができ
る。
【0170】第12の発明によれば、用紙に所定の無効
画像を形成する無効画像形成手段を設け、前記制御手段
は、前記転写紙の片面のみ、もしくは両面に汚点が検知
された場合、汚点が存在する面に無効画像を形成するよ
うに制御するので、汚点がある面に無効画像が形成され
るため、使用者は排紙された用紙から、どちらの面が有
効な面であるかを容易に知ることができる。
【0171】従って、画像形成装置を通過した用紙を再
利用する場合において、再利用される用紙を手作業で仕
分けしなくても、再利用される用紙のうち、白紙で出力
された用紙も有効に活用することができる等の効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す画像形成装置の構
成を示す断面図である。
【図2】図1に示した用紙上に汚点がある場合にセンサ
から出力される信号特性を示す特性図である。
【図3】図1に示した複写機の構成を説明するブロック
図である。
【図4】本発明の第1実施形態を示す画像形成装置の構
成および片面コピー時の動作を説明する図である。
【図5】図4に示した無効画像形成手段により形成され
る無効画像の一例を示す模式図である。
【図6】本発明の第1実施形態を示す画像形成装置の構
成および両面コピー時の動作を説明する図である。
【図7】本発明における第1の制御処理動作の一例を示
すフローチャートである。
【図8】本発明における第2の制御処理動作の一例を示
すフローチャートである。
【図9】本発明における第3の制御処理動作の一例を示
すフローチャートである。
【図10】本発明における第4の制御処理動作の一例を
示すフローチャートである。
【図11】本発明における第5の制御処理動作の一例を
示すフローチャートである。
【図12】本発明における第6の制御処理動作の一例を
示すフローチャートである。
【図13】本発明における第7の制御処理動作の一例を
示すフローチャートである。
【図14】本発明の第2実施形態を示す用紙仕分け装置
の構成および用紙仕分け動作を説明する図である。
【図15】本発明における第8の制御処理動作の一例を
示すフローチャートである。
【図16】本発明の第3実施形態を示す用紙仕分け装置
の構成および用紙細断動作を説明する図である。
【図17】本発明に係る画像形成装置及び用紙仕分け装
置で読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納す
る記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【符号の説明】
1 画像形成装置 2 給紙反転廃棄パス 5 給紙カセット 7 裏紙トレイ 22 センサ 23 廃棄トレイ 24 有効画像形成手段 27 排紙トレイ 28 画像形成部 101 CPU 102 RAM 103 ROM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65H 85/00 B65H 85/00 Fターム(参考) 2H028 BA05 BA07 BA14 BB02 BB04 BB08 2H072 AA01 AA12 AA22 AB11 3F048 AA01 AB01 BA08 BB03 BB08 DA01 3F054 AA01 AC01 BA02 BF08 BF22 3F100 AA02 BA06 BA11 CA12 CA15 DA09

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給紙される用紙上に画像形成可能な画像
    形成装置において、 用紙を蓄積する給紙トレイと、 白紙用紙を蓄積する白紙蓄積トレイと、 用紙を廃棄する廃棄手段と、 前記給紙トレイより用紙を給紙する給紙手段と、 前記給紙手段によって給紙された用紙の両面に対して用
    紙上の汚点を検知する汚点検知手段と、 前記汚点検知手段により用紙の片面にのみ汚点が検知さ
    れた場合は汚点が検知されなかった面にのみ画像形成
    し、また用紙の両面とも汚点が検知されなかった場合は
    画像形成処理を行わずに用紙を前記白紙蓄積トレイに蓄
    積し、また用紙の両面に汚点が検知された場合は前記廃
    棄手段に用紙を廃棄するように前記給紙トレイより給紙
    される用紙の処理を制御する制御手段と、を有すること
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 給紙される用紙の両面に画像形成可能な
    画像形成装置において、 用紙を蓄積する給紙トレイと、 片面に画像が形成されている裏紙用紙を蓄積する裏紙蓄
    積トレイと、 用紙を廃棄する廃棄手段と、 前記給紙トレイより用紙を給紙する給紙手段と、 前記給紙手段によって給紙された用紙の両面の汚点を検
    知可能な汚点検知手段と、 前記汚点検知手段により用紙の両面とも汚点が検知され
    なかった場合は用紙の両面に画像形成し、また用紙の片
    面にのみ汚点が検知された場合は画像形成を行わずに用
    紙を前記裏紙蓄積トレイに蓄積し、また用紙の両面に汚
    点が検知された場合は前記廃棄手段に用紙を廃棄するよ
    うに前記給紙トレイより給紙される用紙の処理を制御す
    る制御手段と、を有することを特徴とする画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 給紙される用紙の片面に画像形成する片
    面画像形成モードと給紙される用紙の両面に画像形成す
    る両面画像形成モードとを有し、設定される画像形成モ
    ードに応じて画像形成可能な画像形成装置において、 用紙を蓄積する給紙トレイと、 白紙用紙を蓄積する白紙蓄積トレイと、 片面に画像が形成されている裏紙用紙を蓄積する裏紙蓄
    積トレイと、 前記給紙トレイより用紙を給紙する第1の給紙手段と、 前記白紙蓄積トレイより用紙を給紙する第2の給紙手段
    と、 前記裏紙蓄積トレイより用紙を給紙する第3の給紙手段
    と、 前記白紙蓄積トレイ上に用紙が蓄積されているか否かを
    検知する第1の用紙検知手段と、 前記裏紙蓄積トレイ上に用紙が蓄積されているか否かを
    検知する第2の用紙検知手段と、 用紙を廃棄する廃棄手段と、 前記第1の給紙手段によって給紙された用紙の両面に対
    して用紙上の汚点を検知する汚点検知手段と、 前記片面画像形成モードが設定されている場合、前記第
    2の用紙検知手段が前記裏紙蓄積トレイに用紙があるこ
    とを検知した時は、前記第3の給紙手段により裏紙蓄積
    トレイより裏紙用紙を給紙して汚点のない面に画像形成
    し、前記第2の用紙検知手段が前記裏紙蓄積トレイに用
    紙がないことを検知した時は、前記第1の給紙手段によ
    り給紙トレイより用紙を給紙し、前記汚点検知手段によ
    り用紙の片面にのみ汚点が検知された場合は汚点の存在
    していない面にのみ画像形成し、また用紙の両面とも汚
    点が検知されなかった場合は画像形成処理を行わずに用
    紙を前記白紙蓄積トレイに蓄積し、用紙の両面に汚点が
    検知された場合は前記廃棄手段に用紙を廃棄するように
    制御し、 前記両面画像形成モードが設定されている場合、 前記第1の用紙検知手段が前記白紙蓄積トレイに白紙用
    紙があることを検知した時は、前記第2の給紙手段によ
    り白紙蓄積トレイより給紙して白紙用紙の両面に画像形
    成し、前記第1の用紙検知手段が前記白紙蓄積トレイに
    白紙用紙がないことを検知した時は、前記第1の給紙手
    段により給紙トレイより用紙を給紙し、前記汚点検知手
    段により用紙の両面とも汚点が検知されなかった場合は
    用紙の両面に画像形成し、また用紙の片面にのみ汚点が
    検知された場合は画像形成を行わずに用紙を前記裏紙蓄
    積トレイに蓄積し、用紙の両面に汚点が検知された場合
    は前記廃棄手段により用紙を廃棄するように制御する制
    御手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記廃棄手段は、用紙を廃棄する廃棄ト
    レイであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに
    記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記廃棄手段は、用紙を細断する細断手
    段であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記
    載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 用紙に所定の無効画像を形成する無効画
    像形成手段を設け、 前記制御手段は、前記用紙の片面のみ、もしくは両面に
    汚点が検知された場合、汚点が存在する面に前記無効画
    像を形成するように制御することを特徴とする請求項1
    〜5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 用紙上の汚点の有無にかかわらず用紙の
    片面もしくは両面に画像を形成する通常画像形成モード
    を設定する設定手段を設け、 前記制御手段は、前記通常画像形成モードが設定された
    場合には、用紙上の汚点の有無にかかわらず用紙に画像
    を形成するように制御することを特徴とする請求項1〜
    6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 給紙される用紙を仕分け可能な用紙仕分
    け装置において、 用紙を蓄積する給紙トレイと、 白紙用紙を蓄積する白紙蓄積トレイと、 片面に画像が形成されている裏紙用紙を蓄積する裏紙蓄
    積トレイと、 用紙を廃棄する廃棄手段と、 前記給紙トレイより用紙を給紙する給紙手段と、 前記給紙手段によって給紙された用紙の両面に対して用
    紙上の汚点を検知する汚点検知手段と、 前記汚点検知手段により用紙の片面にのみ汚点が検知さ
    れた場合は所定の規則に基づいて前記裏紙蓄積トレイに
    排出し、また用紙の両面とも汚点が検知されなかった場
    合は前記白紙蓄積トレイに蓄積し、また両面に汚点が検
    知された場合は前記廃棄手段に用紙を廃棄するように前
    記給紙トレイより給紙される用紙の処理を制御する制御
    手段と、を有することを特徴とする用紙仕分け装置。
  9. 【請求項9】 前記所定の規則とは、用紙の2面の内、
    汚点のある面を一定の方向にそろえる規則であることを
    特徴とする請求項8記載の用紙仕分け装置。
  10. 【請求項10】 前記廃棄手段は、廃棄トレイであるこ
    とを特徴とする請求項8又は9記載の用紙仕分け装置。
  11. 【請求項11】 前記廃棄手段は、用紙を細断する細断
    手段であることを特徴とする請求項8又は9記載の用紙
    仕分け装置。
  12. 【請求項12】 用紙に所定の無効画像を形成する無効
    画像形成手段を設け、 前記制御手段は、前記用紙の片面のみ、もしくは両面に
    汚点が検知された場合、汚点が存在する面に前記無効画
    像を形成するように制御することを特徴とする請求項8
    〜11のいずれかに記載の用紙仕分け装置。
  13. 【請求項13】 給紙される用紙上に画像形成可能な画
    像形成装置の制御方法において、 用紙を蓄積する給紙トレイより用紙を給紙する給紙工程
    と、 該給紙された用紙の両面に対して用紙上の汚点を検知す
    る汚点検知工程と、 前記汚点検知工程で用紙の片面にのみ汚点が検知された
    場合は、汚点が検知されなかった面にのみ画像形成する
    画像形成工程と、 前記汚点検知工程で用紙の両面とも汚点が検知されなか
    った場合は、画像形成処理を行わずに白紙用紙を蓄積す
    るための白紙蓄積トレイに用紙を蓄積する白紙蓄積工程
    と、 前記汚点検知工程で用紙の両面に汚点が検知された場合
    は、用紙を廃棄する廃棄工程と、を有することを特徴と
    する画像形成装置の制御方法。
  14. 【請求項14】 給紙される用紙の両面に画像形成可能
    な画像形成装置の制御方法において、 用紙を蓄積する給紙トレイより用紙を給紙する給紙工程
    と、 該給紙された用紙の両面の汚点を検知可能な汚点検知工
    程と、 前記汚点検知工程で用紙の両面とも汚点が検知されなか
    った場合は、用紙の両面に画像形成する画像形成工程
    と、 前記汚点検知工程で用紙の片面にのみ汚点が検知された
    場合は、画像形成を行わずに片面に画像が形成されてい
    る裏紙用紙を蓄積するための裏紙蓄積トレイに用紙を蓄
    積する蓄積工程と、 前記汚点検知工程で用紙の両面に汚点が検知された場合
    は、用紙を廃棄する廃棄工程と、を有することを特徴と
    する画像形成装置の制御方法。
  15. 【請求項15】 給紙される用紙の片面に画像形成する
    片面画像形成モードと給紙される用紙の両面に画像形成
    する両面画像形成モードとを有し、設定される画像形成
    モードに応じて画像形成可能な画像形成装置の制御方法
    において、 前記片面画像形成モードが設定されている場合に、片面
    に画像が形成されている裏紙用紙を蓄積する裏紙蓄積ト
    レイ上に用紙が蓄積されているか否かを検知する裏紙用
    紙検知工程と、 前記裏紙用紙検知工程で前記裏紙蓄積トレイに用紙があ
    ることを検知した時は、前記裏紙蓄積トレイより裏紙用
    紙を給紙して汚点のない面に画像形成する第1の片面画
    像形成工程と、 前記裏紙用紙検知工程で前記裏紙蓄積トレイに用紙がな
    いことを検知した時は、用紙を蓄積する給紙トレイより
    用紙を給紙して、用紙の両面に対して用紙上の汚点を検
    知する第1の汚点検知工程と、 前記第1の汚点検知工程で用紙の片面にのみ汚点が検知
    された場合は、汚点の存在していない面にのみ画像形成
    する第2の片面画像形成工程と、 前記第1の汚点検知工程で用紙の両面とも汚点が検知さ
    れなかった場合は画像形成処理を行わずに白紙用紙を蓄
    積するための白紙蓄積トレイに用紙を蓄積する白紙蓄積
    工程と、 前記第1の汚点検知工程で用紙の両面に汚点が検知され
    た場合は用紙を廃棄する第1の廃棄工程と、 前記両面画像形成モードが設定されている場合に、白紙
    用紙を蓄積する白紙蓄積トレイ上に用紙が蓄積されてい
    るか否かを検知する白紙検知工程と、 前記白紙検知工程で、前記白紙蓄積トレイに白紙用紙が
    あることを検知した時は、白紙蓄積トレイより給紙して
    白紙用紙の両面に画像形成する第1の両面画像形成工程
    と、 前記白紙検知工程で、前記白紙蓄積トレイに白紙用紙が
    ないことを検知した時は、前記給紙トレイより用紙を給
    紙して、用紙の両面に対して用紙上の汚点を検知する第
    2の汚点検知工程と、 前記第2の汚点検知工程で用紙の両面とも汚点が検知さ
    れなかった場合は、用紙の両面に画像形成する第2の両
    面画像形成工程と、 前記第2の汚点検知工程で用紙の片面にのみ汚点が検知
    された場合は、画像形成を行わずに前記裏紙蓄積トレイ
    に用紙を蓄積する裏紙用紙蓄積工程と、 前記第2の汚点検知工程で用紙の両面に汚点が検知され
    た場合は、用紙を廃棄する第2の廃棄工程と、を有する
    ことを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  16. 【請求項16】 給紙される用紙を仕分け可能な用紙仕
    分け装置の制御方法において、 用紙を蓄積する給紙トレイより用紙を給紙する給紙工程
    と、 該給紙された用紙の両面に対して用紙上の汚点を検知す
    る汚点検知工程と、 前記汚点検知工程で用紙の片面にのみ汚点が検知された
    場合は、所定の規則に基づいて片面に画像が形成されて
    いる裏紙用紙を蓄積するための裏紙蓄積トレイに用紙を
    蓄積する裏紙蓄積工程と、 前記汚点検知工程で用紙の両面とも汚点が検知されなか
    った場合は、白紙用紙を蓄積するための白紙蓄積トレイ
    に用紙を蓄積する白紙蓄積工程と、 前記汚点検知工程で用紙の両面に汚点が検知された場合
    は用紙を廃棄する廃棄工程と、を有することを特徴とす
    る用紙仕分け装置の制御方法。
  17. 【請求項17】 請求項13〜15のいずれかに記載さ
    れた画像形成装置の制御方法を実行するためのプログラ
    ム。
  18. 【請求項18】 請求項16に記載された用紙仕分け装
    置の制御方法を実行するためのプログラム。
  19. 【請求項19】 請求項13〜15のいずれかに記載さ
    れた画像形成装置の制御方法を実行するためのプログラ
    ムをコンピュータが読み取り可能に記憶した記憶媒体。
  20. 【請求項20】 請求項16に記載された用紙仕分け装
    置の制御方法を実行するためのプログラムをコンピュー
    タが読み取り可能に記憶した記憶媒体。
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