JP2020088828A - 画像読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像を貼付した記録シートに画像を形成した印刷物を読み取ることによって、当該画像を含むスキャンデータを保存する不正行為を防止する画像読取装置を提供する。【解決手段】プリンター装置が出力する印刷物を読み取ってスキャンデータを検査する読取装置において、プリンター装置から印刷データを取得して(S601)、印刷データがスキャンデータと一致するか確認する(S602)。両データが一致しない場合には(S603:NO)、その旨の確認結果を記憶し(S604)、スキャンデータにトンボが含まれているか確認する(S605)。トンボが含まれている場合には(S606:YES)、トンボ外領域に参照画像が含まれているか確認する(S607)。参照画像が含まれている場合には(S608:YES)、その旨の検知結果を記憶する(S609)。その後、この検知結果を利用して、参照画像を含むスキャンデータを破棄し、悪用を阻止する。【選択図】図6

Description

本発明は、画像読取装置に関し、特に、複製が禁止されている画像データの作成を阻止する技術を関する。
近年、画像形成装置が出力する印刷物の品質を管理することを目的として、印刷物を読み取って得られたスキャンデータが元の印刷データと一致しているか否かを確認する読取装置が用いられる場合がある。読取装置は、履歴情報としてスキャンデータを保存する機能を備えており、品質上の問題が発見された場合、画像形成装置のユーザーは履歴情報を参照すれば、どのような問題が発生したかを確認することができる。
読取装置は、印刷物の品質管理の他に紙幣などの偽造判定にも使用することができる(例えば、特許文献1を参照)。読取装置は、例えば、偽造を防止したい画像を識別するための目印となる画像(以下、「参照画像」という。)をあらかじめ記憶しておき、参照画像がスキャンデータに含まれているか否かを確認して、参照画像が含まれている場合には、印刷物をしたり、利用することができないように印刷物にマークを施したり、専用のトレイへ排紙したりすることによって不正利用を阻止することができる。
特開2014−113775号公報
しかしながら、画像形成装置が参照画像を含んだRIP(Raster Image Processing)データを変倍した印刷データを用いて印刷を行うと、当該印刷物を読み取ったスキャンデータにおいて参照画像が変倍されているため、原寸の参照画像と一致しない。このため、偽造を防止したい画像を識別することができない。このようなスキャンデータを履歴情報として保存すると、当該スキャンデータが悪用される恐れが生じる。
このような問題に対して、例えば、読取装置が画像形成装置から変倍率を取得し、スキャンデータを逆変倍することによって、標識を原寸に戻した逆変倍データを用いる対策が考えられる。このようにすれば、参照画像を検知することができるので、偽造を防止したい画像を識別することができるようになる。
しかしながら、このような対策を施しても、不正なスキャンデータの保存を防止できない場合がある。例えば、参照画像を含んでいないという意味で適正なRIPデータを変倍して印刷する場合に、当該印刷に供する記録シートに紙幣などを貼付する不正行為が考えられる。
このような不正行為が行われた場合、読取装置が、画像形成装置から変倍率を取得して、スキャンデータを逆変倍すると、スキャンデータのうち記録シートに貼付された紙幣を読み取った部分も逆変倍される。その結果、当該紙幣の画像に含まれている参照画像もまた逆変倍され、原寸でなくなってしまうと、原寸でない参照画像は検知できないので、スキャンデータに含まれている原寸の紙幣の画像を識別することができない。
このため、原寸の紙幣の画像を含んだスキャンデータが履歴情報として保存され、不正利用されてしまう恐れがある。そして、このような不正行為は紙幣以外の画像についても行われ、不正なスキャンデータが保存され得るため、対策が不可欠である。
本発明は、上述のような問題に鑑みて為されたものであって、画像を貼付した記録シートに画像を形成した印刷物を読み取ることによって、当該画像を含むスキャンデータを保存する不正行為を防止する画像読取装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る画像読取装置は、画像形成装置が出力した印刷物から読み取って得られたスキャンデータを取得する読み取り手段と、前記印刷物の画像形成に用いた印刷データを前記画像形成装置から取得する取得手段と、前記スキャンデータと前記印刷データとを比較して一致するか否かを判定する第1の判定手段と、前記判定手段の判定結果が否定的である場合に、前記スキャンデータに所定の参照画像が含まれているか否かを判定する第2の判定手段と、前記第2の判定手段の判定結果が肯定的である場合に、前記読み取り手段が記録しているスキャンデータを破棄させる破棄手段と、を備えることを特徴とする。
この場合において、前記スキャンデータ中のトンボを検出するトンボ検出手段を備え、前記第1の判定手段は、前記トンボによって区画された画像領域外に、前記トンボ以外の画像がある場合に、一致しないと判定してもよい。
また、前記第2の判定手段は、前記スキャンデータを複数のブロックに領域分割して、前記ブロック単位で前記判定を実行してもよい。
また、前記印刷物を画像形成した際の変倍率を前記画像形成装置から取得する変倍率取得手段と、前記第2の判定手段の判定結果が肯定的であるブロックを、前記変倍率取得手段にて取得した変倍率の逆数の変倍率だけ変倍する逆変倍手段と、前記逆変倍手段が変倍したブロックに所定の参照画像が含まれているか否かを判定する第3の判定手段と、前記第3の判定手段の判定結果が肯定的であるブロックがある場合に、前記読み取り手段が記録しているスキャンデータを破棄させる第2の破棄手段と、を備えてもよい。
また、前記印刷物を画像形成した際の変倍率を前記画像形成装置から取得する変倍率取得手段と、前記所定の参照画像を、前記変倍率取得手段にて取得した変倍率だけ変倍する変倍手段と、前記第2の判定手段の判定結果が肯定的であるブロックに、前記変倍手段が変倍した所定の参照画像が含まれているか否かを判定する第4の判定手段と、前記第4の判定手段の判定結果が肯定的であるブロックがある場合に、前記読み取り手段が記録しているスキャンデータを破棄させる第3の破棄手段と、を備えてもよい。
また、前記画像形成装置から印刷データを取得する印刷データ取得手段と、前記印刷物を画像形成した際の変倍率を前記画像形成装置から取得する変倍率取得手段と、前記スキャンデータのうち、前記印刷データにおいてトナー像の形成が予定されていない白地領域については、そのまま前記所定の参照画像が含まれているか否かを判定し、前記白地領域以外の領域については、前記変倍率取得手段にて取得した変倍率の逆数の変倍率だけ変倍してから、前記所定の参照画像が含まれているか否かを判定する第5の判定手段と、前記第5の判定手段の判定結果が肯定的であるブロックがある場合に、前記読み取り手段が記録しているスキャンデータを破棄させる第4の破棄手段と、を備えてもよい。
また、前記画像形成装置から印刷データを取得する印刷データ取得手段と、前記印刷物を画像形成した際の変倍率を前記画像形成装置から取得する変倍率取得手段と、前記スキャンデータのうち、前記印刷データにおいてトナー像の形成が予定されていない白地領域については、そのまま前記所定の参照画像が含まれているか否かを判定し、前記白地領域以外の領域については、前記変倍率取得手段にて取得した変倍率だけ前記所定の参照画像を変倍してから、当該変倍後の画像が含まれているか否かを判定する第6の判定手段と、前記第6の判定手段の判定結果が肯定的であるブロックがある場合に、前記読み取り手段が記録しているスキャンデータを破棄させる第5の破棄手段と、を備えてもよい。
また、前記第1の判定手段は、前記スキャンデータを複数のブロックに領域分割して、前記ブロック単位で前記判定を実行してもよい。
また、前記参照画像は所定の特徴を有する特徴パターンを含んでもよい。
このようにすれば、画像を貼付した記録シートを使用した印刷物を読み取ることによって、当該画像を含むスキャンデータを保存する不正行為を防止することができる。
本発明の実施の形態に係る複合機の主要な構成を示す図である。 読取制御部103とプリンター制御部122の主要なハードウェア構成を示すブロック図である。 読取制御部103とプリンター制御部122の主要な機能構成を示すブロック図である。 プリンター制御部122の動作を示すフローチャートである。 読取制御部103の動作のうちメインルーチンを説明するフローチャートである。 読取制御部103の動作のうち品質確認処理を説明するフローチャートである。 読取制御部103の動作のうち参照画像検知処理を説明するフローチャートである。 読取制御部103の動作のうちログ処理を示すフローチャートである。 (a)は印刷処理の流れを表す図であり、(b)は参照画像の態様と検出処理の関係を説明する表である。 印刷物を1バンド読み取る毎に参照画像を検出する変形例に係る読取制御部103の動作のうちメインルーチンを説明するフローチャートである。 印刷物を1バンド読み取る毎に参照画像を検出する変形例に係る読取制御部103の動作のうち品質確認処理を説明するフローチャートである。 本発明の変形例に係る読取装置100の主要な構成を示す図である。 本発明の変形例に係る読取制御部103の動作のうち参照画像検知処理の一部を説明するフローチャートである。
以下、本発明に係る画像読取装置の実施の形態について、複合機(MFP: Multi-Function Peripheral)を例にとり、図面を参照しながら説明する。
[1]複合機の構成
まず、本実施の形態に係る複合機の構成について説明する。
図1に示すように、複合機1は、読取装置100、スキャナー装置110、プリンター装置120、給紙装置130およびフィニッシャー装置140を備えており、プリンター機能やスキャナー機能、コピー機能、ファクシミリ機能、ドキュメント・サーバー機能などの機能を果たす。
スキャナー装置110は、プリンター装置120が備える操作パネル121によってユーザーから原稿の読み取り指示を受け付けると、自動原稿搬送装置(ADF: Automatic Document Feeder)111を用いて、原稿トレイ112に載置された原稿束から原稿を1枚ずつ画像読み取り部113へ搬送し、画像読み取り部113を用いて、原稿を読み取り画像データを生成する。読み取られた原稿は排紙トレイ114上に排出される。
プリンター装置120は、いわゆるタンデム型のカラープリンターであって、電子写真方式によって画像を形成する。なお、インクジェット方式など電子写真方式以外の方式を採用してもよい。また、営業秘密等が記載されたモノクロの機密文書が不正に複製される場合を考慮すると、プリンター装置120はモノクロプリンターであってもよい。
プリンター装置120はプリンター制御部122を備えており、プリンター制御部122はLAN(Local Area Network)等の不図示の通信ネットワークを経由してPC(Personal Computer)等の他の装置から印刷ジョブを受け付けたり、操作パネル121を用いたユーザーの指示入力によって印刷ジョブを受け付けたりする。
プリンター装置120は、プリンター制御部122にて印刷ジョブを受け付けると、モノクロ画像を形成する場合には、作像部123Kのみを用いてK色のトナー像を形成して、中間転写ベルト124上に静電転写(一次転写)する。また、カラー画像を形成する場合には、作像部123Y、123M、123Cおよび123Kを用いてYMCK各色のトナー像を形成して、これらのトナー像が互いに重なり合うように中間転写ベルト124上に静電転写(一次転写)する。これによって、カラートナー像が形成される。
中間転写ベルト124は、駆動ローラー、従動ローラーおよびテンションローラーに張架されており、駆動ローラーの回転駆動によって矢印A方向に回転走行する。中間転写ベルト124は、当該回転走行によってトナー像を、二次転写ローラー対126まで搬送する。
給紙装置130は、給紙トレイ131、132、133および134に収容されている記録シートを、ピックアップローラー131r、132r、133rおよび134rを用いて1枚ずつ繰り出す。給紙装置130は、印刷ジョブにおける紙種の指定に応じた給紙トレイから記録シートを繰り出す。繰り出された記録シートは、搬送ローラーによって搬送され、タイミングローラー125によってスキューを補正されるとともに、搬送タイミングを調整された後、二次転写ローラー対126まで搬送される。
二次転写ローラー対126には二次転写バイアス電圧が印可されており、これによって、中間転写ベルト124上のトナー像が記録シートへ静電転写(二次転写)される。二次転写後に中間転写ベルト124上に残留するトナーは、クリーニングブレード127によって掻き取られ廃棄される。記録シートは、定着部128によってトナー像を熱定着された後、搬送経路129を経由して、読取装置100へ向かって搬送される。
読取装置100は、搬送装置129から記録シートを受け付けると、ラインスキャナー101、102を用いて記録シートの表面および裏面を読み取って画像データ(以下、「スキャンデータ」という。)を生成する。プリンター装置120がカラープリンターである場合にはラインスキャナー101、102としてカラースキャナーを用いるのが望ましく、プリンター装置120がモノクロプリンターである場合には、ラインスキャナー101、102としてモノクロスキャナーを用いるのが望ましい。
また、読取装置100は、片面印刷と両面印刷とのいずれを行ったかの通知をプリンター装置120から受けて、プリンター装置120が片面印刷を行った場合にはラインスキャナー102のみを用いて記録シートの表面の読み取りを行い、プリンター装置120が両面印刷を行った場合にはラインスキャナー101を用いて記録シートの表面の読み取りを行い、ラインスキャナー102を用いて裏面の読み取りを行ってもよい。
読取制御部103は、スキャンデータに、予め記憶している参照画像が含まれているか否かに応じて経路切り替え爪105の姿勢を制御する。搬送経路104を通過した記録シートは、参照画像を含む場合には経路切り替え爪105によって搬送経路107に導かれ、断裁ローラー108によって断裁された後、断裁屑収容部109に収容される。一方、参照画像が含まれていない場合には、記録シートは経路切り替え爪105によって搬送経路106へ導かれ、フィニッシャー装置140へ出力される。
フィニッシャー装置140は、印刷ジョブにおいて後処理が指示されているか否かに応じて経路切り替え爪145の姿勢を制御する。後処理が指示されていない場合には、記録シートは、搬送経路141を経由し、経路切り替え爪145によって排紙トレイ142へ導かれる。また、後処理が指示されている場合には、経路切り替え爪145は記録シートを後処理装置143へ導く。
後処理装置143は、印刷ジョブにおける指示に応じて、記録シート束の整合、パンチ、ステープルおよび折り等の後処理を記録シートに施す。後処理を施された記録シートは排紙トレイ144上へ排出される。
[2]読取制御部103およびプリンター制御部122のハードウェア構成
次に、読取制御部103およびプリンター制御部122のハードウェア構成について説明する。
(2−1)プリンター制御部122のハードウェア構成
図2に示すように、プリンター制御部122は、CPU(Central Processing Unit)201、ROM(Read Only Memory)202およびRAM(Random Access Memory)203等を備えており、複合機1に電源が投入されると、CPU201は、ROM202からブートプログラムを読み出して起動し、RAM203を作業用記憶領域として、HDD(Hard Disk Drive)204から読み出したOS(Operating System)や制御プログラムを実行する。
NIC(Network Interface Card)205は、LAN等の通信ネットワークを経由して他の装置から印刷ジョブを受け付けたり、他の装置へ画像データを送信したりする際の通信処理を実行する。FAXインターフェイス206は、ファクシミリ回線を経由して、他のファクシミリ装置とファクシミリ・データの送受信を行う。
プリンター制御部122は、操作パネル121の動作を制御することによって、複合機1のユーザーに対して情報を提示したり、当該ユーザーから指示を受け付けたりする。当該指示には、例えば、原稿の読み取りによる画像データの生成、当該画像データを用いた複写、当該画像データを用いたファクシミリ送信、他の装置から受け付けた印刷ジョブの実行、他のファクシミリ装置から受信したファクシミリ・データの印刷出力などがある。
画像を形成する際には、プリンター制御部122は、例えば、作像部123Y、123M、123Cおよび123Kを制御して、YMCK各色のトナー像を形成したり、定着部128の定着温度を制御しながら記録シートにトナー像を熱定着したりする。同様に、プリンター制御部122は、スキャナー装置110を制御して、原稿を読み取って画像データを生成させたり、給紙装置130を制御して、印刷ジョブで指定されたり、操作パネル121を用いてユーザーが指定したりした記録シートを給紙させたりする。
(2−2)読取制御部103のハードウェア構成
読取制御部103は、プリンター制御部122と同様に、CPU(Central Processing Unit)211、ROM(Read Only Memory)212およびRAM(Random Access Memory)213等を備えており、複合機1に電源が投入されると、CPU211は、ROM212からブートプログラムを読み出して起動し、RAM213を作業用記憶領域として、HDD(Hard Disk Drive)214から読み出したOS(Operating System)や制御プログラムを実行する。
これによって、CPU211は、ラインスキャナー101、102が原稿を読み取って出力するライン毎の画像データから画像データを生成して、参照画像の有無を判定し、当該判定結果に応じて経路切り替え爪105の姿勢を制御したり、断裁ローラー108を断裁動作させたりする。
また、読取制御部103は、タッチパネル(TP)215を備えており、複合機1のユーザーに対して情報を提示したり、ユーザーからの指示入力を受け付けたりすることができる。
[3]読取制御部103およびプリンター制御部122の機能構成
次に、読取制御部103およびプリンター制御部122の機能構成について説明する。
(3−1)プリンター制御部122の機能構成
図3に示すように、プリンター制御部122は、ラスター画像処理部(RIP: Raster Image Processor。以下、「RIP部」という。)301、編集処理部302、プリンター画像検知部303および印字処理部304を備えており、これらの機能はCPU201が制御プログラムを実行することによって実現される。
RIP部301は、印刷ジョブが指定する画像データからラスタライズ処理によってラスター画像データ(以下、「RIPデータ」という。)を生成する。印刷ジョブは、PostscriptやPDF(Portable Document Format)、XPS(XML Paper Specification。XML: Extensible Markup Language)等のページ記述言語を用いて記述される。また、RIPデータはビットマップデータである。
編集処理部302は、RIP部301が生成したRIPデータを編集した画像データ(以下、「印刷データ」という。)を生成する。特に、印刷ジョブにおいて変倍率が指定されている場合に、RIPデータを当該変倍率だけ変倍する。なお、印刷ジョブにおいては、数値によって変倍率が指定される場合と、2in1のようにレイアウトを指定することによって変倍率が指定される場合とがある。
編集処理部302は、読取制御部103の逆変倍処理部314からの要求に応じて変倍率を送信したり、品質確認部311からの要求に応じて印刷データを送信したりする。本実施の形態においては、印刷ジョブにおいて数値を用いて変倍率が指定されたか否かに関わらず、変倍率を表す数値を読取制御部103へ送信する場合を例にとって説明するが、数値以外のデータを用いて変倍率を表示してもよいことは言うまでもない。
プリンター画像検知部303は、印刷データに参照画像が含まれているか否かを検知する。本実施の形態において、参照画像とは、紙幣や証券のように複製が禁止されている証票に、当該証券の真贋を特定するために印刷された画像や、秘密漏洩を防止する必要がある文書に表された特定のパターン、マーク等の画像を含む禁止画像をいい、そのような禁止画像には、例えば、「社外秘」や「CONFIDENTIAL」といった文字列を含むマークあるいはパターンが挙げられる。
なお、参照画像は複製が禁止された禁止画像または複製の禁止を示す禁止画像を含む。また、参照画像は所定の特徴を有する特徴パターンを含むものとする。
プリンター画像検知部303は、上述のような参照画像を予め記憶しており、参照画像毎に当該参照画像と印刷データとを比較することによって、当該印刷データに当該参照画像が含まれているか否かを検知する。プリンター画像検知部303は、読取制御部103の読取画像検知部315からの要求に応じて、検知結果を送信する。また、プリンター画像検知部303は、検知結果を印字処理部304に通知する。
印字処理部304は、編集処理部302が生成した印刷データを用いて、給紙装置130が供給する記録シート上に画像を形成する。なお、プリンター画像検知部303が、印刷データに参照画像が含まれているとの検知結果を通知した場合には、画像形成を実行しない。また、図3において、破線の矢印は記録シートおよび印刷物の流れを表している。
(3−2)読取制御部103の機能構成
読取制御部103は、品質確認部311、ログ処理部312および表示部313等を備えており、これらの機能はCPU211が制御プログラムを実行することによって実現される。
読み取り処理部317は、ラインスキャナー101、102を用いて、プリンター装置120が出力した印刷物を読み取り、スキャンデータを生成する。
品質確認部311は、編集処理部302から印刷データを取得して、印刷データとスキャンデータとを比較し、印刷データとスキャンデータとが一致するか否かを判定する。印刷データとスキャンデータとが一致しない場合には、印刷物が破れていたり皴になっていたりする等、印刷品質に問題があるか、若しくは記録シートに何らかの画像が貼付されていると推定することができる。
トンボ検知部316は、スキャンデータにトンボが含まれているか否かを検知する。トンボは、印刷物の仕上がり寸法や多色刷りの見当を合わせるための目印であって、見当標やレジスターマーク、トリムマークとも呼ばれる。印字処理部304は、トンボを四隅とする領域の内側(以下、「トンボ内領域」という。)に印字を行う。以下、スキャンデータのうち、トンボを四隅とする領域の外側を「トンボ外領域」というものとする。
読取画像検知部315は、予め記憶している参照画像を順次、画像データと比較することによって、スキャンデータ(特に、トンボ外領域。)および逆変倍データに参照画像が含まれているか否かを検知する。また、印刷データに参照画像が含まれているか否かについての検知結果をプリンター画像検知部303から取得する。なお、本実施の形態においては、読取画像検知部315は、プリンター画像検知部303が記憶する参照画像と同じ参照画像を記憶している。
逆変倍処理部314は、プリンター制御部122の編集処理部302から、スキャンデータに対応する印刷データの変倍率Mを取得して、スキャンデータを逆変倍した画像データ(以下、「逆変倍データ」という。)を生成する。ここで、逆変倍とは、編集処理部302から取得した変倍率Mの逆数(1/M)の変倍率でスキャンデータを変倍する処理をいう。
ログ処理部312は、印刷物毎にイメージ・ログと表示用スクリーンネイル画像を作成する。イメージ・ログには、品質確認部311による品質確認結果、読取画像検知部315による検知結果およびスキャンデータが含まれる。また、表示用スクリーンネイル画像はイメージ・ログを縮小したサムネイル画像である。
表示部313は、ログ処理部312が生成した表示用スクリーンネイル画像をタッチパネル215に一覧表示する。複合機1のユーザーがいずれかの表示用スクリーンネイル画像にタッチすると、当該表示用スクリーンネイル画像に対応するイメージ・ログがタッチパネル215に表示される。
断裁処理部318は、経路切り替え爪105の姿勢を制御して、印刷物を断裁ローラー108へ案内し、印刷物を断裁して、断裁屑を断裁屑収容部109へ廃棄する。断裁しない場合には、経路切り替え爪105の姿勢を制御して、印刷物をフィニッシャー装置140へ案内する。印刷ジョブにて後処理が指定されている場合には、印刷物は後処理ユニット143で後処理された後、排紙トレイ144へ排出される。後処理をしない場合には、印刷物はそのまま排紙トレイ142へ排出される。
[3]プリンター制御部122の動作
次に、プリンター制御部122の動作について説明する。
図4に示すように、プリンター制御部122は、印刷ジョブを受け付けると(S401:YES)、RIP部301にて印刷ジョブに含まれる画像データからRIPデータを生成し(S411)、編集処理部302にてRIPデータを編集して印刷データを生成する(S412)。編集処理部302は、印刷データを生成する際に、RIPデータを変倍する場合がある。
編集処理部302は、印刷データを生成した後、当該印刷データを記憶するとともに(S413)、変倍率を記憶する(S414)。なお、RIPデータを編集して印刷データを生成した際に変倍処理を行わなかった場合には、変倍率として1倍を記憶する。
次に、プリンター画像検知部303が印刷データに参照画像が含まれているか否かを確認して(S415)、その検知結果を記憶する(S416)。印刷データに参照画像が含まれていなかった場合には(S417:NO)、当該印刷データを用いて印字処理を実行し(S418)、ステップS401へ進む。印刷データに参照画像が含まれている場合には(S417:YES)、印字処理を実行することなく、ステップS401へ進む。
編集処理部302にてRIPデータを編集して印刷データを生成した際の変倍率を、読取制御部103の逆変倍処理部314から要求された場合には(S402:YES)、編集処理部302は逆変倍処理部314に変倍率を送信する(S421)。
プリンター画像検知部303による検知結果を、読取制御部103の読取画像検知部315から要求された場合には(S403:YES)、プリンター画像検知部303は、要求元の読取画像検知部315へ検知結果を送信する(S431)。
読取制御部103の品質確認部311から印刷データを要求された場合には(S404:YES)、編集処理部302は、品質確認部311へ印刷データを送信する(S441)。
[4]読取制御部103の動作
次に、読取制御部103の動作について説明する。
図5に示すように、読取制御部103は読み取り処理部317にて印刷物を1枚読み取ってスキャンデータを生成したら(S501:YES)、品質確認処理(S502)、参照画像検知処理(S503)およびログ処理(S504)を順次実行する。
(4−1)品質確認処理(S502)
品質確認処理(S502)においては、図6に示すように、品質確認部311にて、プリンター制御部122の編集処理部302から印刷データを取得して(S601)、取得した印刷データがスキャンデータと一致するか確認する(S602)。印刷データがスキャンデータと一致する場合には(S603:YES)、印刷物の品質に問題はないと考えられるので、図5に示すメインルーチンに復帰して、参照画像検知処理(S503)を実行する。
印刷データがスキャンデータと一致しない場合には(S603:NO)、読取画像検知部315は、印刷データがスキャンデータと一致しないとの確認結果を記憶した後(S604)、スキャンデータにトンボが含まれているか否かを確認する(S605)。トンボが含まれている場合には(S606:YES)、スキャンデータのトンボ外領域に参照画像が含まれているか否かを確認する(S607)。
トンボ内領域に紙幣などの画像を貼付した場合に、貼付した画像に印刷データが上書きされてしまうと、貼付した画像のスキャンデータを精度よく作成することができない。このため、不正なスキャンデータを作成しようとする場合には、紙幣などをトンボ内領域に貼付することはなく、トンボ外領域に貼付するであろうと予想される。このため、本実施の形態においては、スキャンデータのトンボ外領域に参照画像が含まれているか否かを確認する。
トンボ外領域に参照画像が含まれている場合には(S608:YES)、トンボ外領域に参照画像が含まれているとの検知結果を記憶して(S609)、メインルーチンに復帰する。トンボ外領域に参照画像が含まれていない場合(S608:NO)、並びにスキャンデータにトンボが含まれていない場合(S606:NO)には、そのままメインルーチンに復帰する。
(4−2)参照画像検知処理(S503)
参照画像検知処理(S503)においては、図7に示すように、逆変倍処理部314にてプリンター制御部122の編集処理部302から変倍率を取得し(S701)、取得した変倍率が等倍である場合には(S702:YES)、メインルーチンに復帰する。取得した変倍率が等倍でない場合には(S702:NO)、読取画像検知部315にてプリンター画像検知部303による検知結果を取得する(S703)。
プリンター画像検知部303による検知結果が肯定的である場合、言い換えると印刷データに参照画像が含まれているとプリンター画像検知部303が判定した場合には(S704:YES)、プリンター装置120が印刷データに参照画像を検知した旨を記憶して(S711)、メインルーチンに復帰する。プリンター画像検知部303による検知結果が否定的である場合には(S704:NO)、逆変倍処理部314にてスキャンデータを逆変倍して逆変倍データを生成し(S705)、逆変倍データに参照画像が含まれているか否かを読取画像検知部315にて確認する(S706)。
読取画像検知部315による検知結果が肯定的である場合、言い換えると逆変倍データに参照画像が含まれている場合には(S707:YES)、逆変倍データに参照画像が含まれているとの検知結果を記憶して(S708)、メインルーチンに復帰する。逆変倍データに参照画像が含まれていない場合には(S707:NO)、そのままメインルーチンに復帰する。
(4−3)ログ処理(S504)
ログ処理(S504)においては、図8に示すように、印刷データに参照画像が含まれているとプリンター画像検知部303が検知した場合(S801:YES)、および逆変倍データに参照画像が含まれていると読取画像検知部315が検知した場合には(S802:YES)、変倍率が所定の範囲内にあるか否かを読取画像検知部315にて確認する(S811)。本実施の形態においては、当該所定の範囲は95%から105%とするが、等倍(100%)を含む範囲であれば他の範囲を当該所定の範囲としてもよい。
変倍率が所定の範囲内にある場合には(S812:YES)、断裁処理部318にて印刷物を断裁し(S813)、断裁屑収容部109に廃棄する。例えば、印刷データが紙幣画像であって、原寸(等倍)に近い場合には、紙幣と紛らわしいため、偽札として悪用される恐れがある。そこで、変倍率が等倍に近い場合に印刷物を断裁すれば、このような悪用を防止することができる。
ステップS813の断裁処理の後および変倍率が所定の範囲外である場合には(S812:NO)、印刷データ、スキャンデータおよび逆変倍データを破棄する(S814)。このようにすれば、これらのデータを利用して印刷物を複製することができなくなるので、紙幣等のように複製が禁止されている印刷物の不正な複製や文書複製による機密の漏洩を防止することができる。
その後、ログ処理部312にてイメージ・ログと、当該イメージ・ログを縮小した表示用スクリーンネイル画像とを生成して、イメージ・ログを記録する(S815)。このイメージ・ログには、プリンター画像検知部303が印刷データに参照画像を検知した場合には(S801:YES)、プリンター画像検知部303が印刷データに参照画像を検知した旨の表示が含まれる。また、読取画像検知部315が逆変倍データに参照画像を検知した場合には(S802:YES)、逆変倍データに参照画像を検知した旨の表示がイメージ・ログに含まれる。
その後、表示部313にて表示用スクリーンネイル画像をタッチパネル215に表示して(S816)、メインルーチンに復帰する。なお、スキャンデータが廃棄されている場合には、ログ処理部312は、スキャンデータを含まないイメージ・ログを生成する。当然ながら、スキャンデータを含まないイメージ・ログから生成される表示用スクリーンネイル画像もまたスキャンデータを含まない。
印刷データにも逆変倍データにも参照画像を検出しなかった場合であって(S802:NO)、スキャンデータのトンボ外領域に参照画像を検知した場合には(S803:YES)、上述と同様にステップS814、S815およびS816を実行する。つまり、印刷データ、スキャンデータおよび逆変倍データを破棄し、トンボ外領域に参照画像が検知された旨の表示を含むイメージ・ログを記録し、表示用スクリーンネイル画像をタッチパネル215に表示して、メインルーチンに復帰する。
スキャンデータのトンボ外領域に参照画像が検知されず(S803:NO)、印刷データがスキャンデータと一致しない場合には(S804:NO)、印刷データがスキャンデータと一致しない旨の表示を含むイメージ・ログを記録し(S815)、表示用スクリーンネイル画像をタッチパネル215に表示して(S816)、メインルーチンに復帰する。また、印刷データがスキャンデータと一致する場合には(S804:YES)、そのままメインルーチンに復帰する。
なお、印刷物を断裁しない場合には、印刷物をフィニッシャー装置140へ出力する。
[5]効果
本実施の形態による効果について説明する。
図9(a)に示すように、記録シートに紙幣など、参照画像を含んだ禁止画像が貼付された場合、当該貼付によってRIPデータおよび印刷データに参照画像が含まれるようにはならないので、プリンター装置120が印刷データを用いて参照画像を検知することはできない。
また、図9(b)のケース#1のように、RIPデータから印刷データを作成する際の変倍率が等倍である場合には、プリンター装置120において印刷データに含まれた参照画像を検知することができる。このため、変倍率が等倍である場合であって、かつプリンター装置120が印刷データに参照画像を検知しなかった場合には、読取装置100において検知処理を行っても無駄に処理負荷が発生してしまうだけになるので、読取装置100においては検知処理を省くのが望ましい。
しかしながら、上述のように読取装置100における検知処理を省くと、RIPデータに参照画像が含まれておらず、かつ、記録シートに禁止画像が貼付されている場合、プリンター装置120においては、印刷データに参照画像が含まれていないので印刷処理が許可されるとともに、読取装置100においては、変倍率が等倍だから検知処理が省かれるため、記録シートに貼付された禁止画像に含まれる参照画像を検知することができなくなる。その結果、禁止画像を含んだスキャンデータが読取装置100に保存されてしまうと、保存されたスキャンデータが悪用される恐れがある。
更に、図9(b)のケース#2、#3のように、RIPデータから印刷データを作成する際の変倍率が等倍でない場合には、逆変倍処理部314にてスキャンデータを逆変倍してから、当該逆変倍データに参照画像が含まれているか否かを読取画像検知部315にて確認する。このため、記録シートに禁止画像が貼付されている場合、当該記録シートを読み取ったスキャンデータにおいては禁止画像ならびに当該禁止画像に含まれている参照画像が等倍であるのに対して、当該スキャンデータを逆変倍した逆変倍データにおいては、禁止画像も当該禁止画像に含まれている参照画像も逆変倍によって等倍、原寸でなくなってしまう。読取画像検知部315は等倍の参照画像のみを検知するため、逆変倍によって等倍でなくなった参照画像は検知することができない。その結果、禁止画像を含んだスキャンデータが保存されてしまうことになる。
このような問題に対して、図6に示すように、印刷データがスキャンデータと一致しない場合には、スキャンデータに参照画像が含まれているか否かを検知すれば、記録シートに禁止画像が貼付されていてもスキャンデータに含まれている参照画像は等倍であるから検知することができる。また、逆変倍データとは異なって、スキャンデータは逆変倍されないので、編集処理部302における変倍率の如何に関わらず、参照画像を検知することができる。従って、禁止画像を含んだスキャンデータを保存する不正行為を阻止することができる。
なお、記録シートに禁止画像が貼付されていない場合、図9(b)のケース#4のように、変倍率が等倍ならば、プリンター装置120で印刷データに含まれる参照画像を検知して、印刷処理を禁止するので、印刷物が読取装置100へ搬送されることはない。従って、禁止画像を含んだスキャンデータが読取装置100に保存されるのを阻止することができる。
また、図9(b)のケース#5のように、変倍率が等倍から大きく離れている場合には、読取装置100において逆変倍データに含まれる参照画像を検知するので、禁止画像を含んだスキャンデータが保存されるのを阻止することができる。また、変倍率が等倍から大きく離れている場合には、印刷物と禁止画像の実物とが混同される恐れがないので、印刷出力しても問題はない。
一方、図9(b)のケース#6のように、変倍率が等倍に近い場合にも、読取装置100において逆変倍データに含まれる参照画像を検知して、禁止画像を含んだスキャンデータが保存されるのを阻止する。また、この場合には、印刷物と禁止画像の実物とが混同される恐れがあるので、印刷物を断裁する。
なお、上記のいずれの場合においても、原寸の参照画像を用いて禁止画像の有無を判定することができる。従って、RIPデータが変倍されることを考慮して、さまざまな変倍率の参照画像を用いて禁止画像の有無を判定する場合と比較して、参照画像を検出するために必要になる読取装置100やプリンター装置120の処理負荷を低減することができる。
[6]変形例
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明が上述の実施の形態に限定されないのは勿論であり、以下のような変形例を実施することができる。
(6−1)上記実施の形態においては、印刷データがスキャンデータと一致しなければ(S603:NO)、トンボ外領域に参照画像が含まれているか否かを確認する場合を例にとって説明したが、本発明がこれに限定されないのは言うまでもなく、トンボ外領域に加えてトンボ内領域についても参照画像が含まれているか否かを確認し、トンボ外領域とトンボ内領域とのいずれか、言い換えるとスキャンデータに参照画像が含まれている場合には印刷データ、スキャンデータおよび逆変倍データを破棄してもよい。
このようにすれば、記録シートのトンボ内領域に禁止画像が貼付されており、かつプリンター装置120がRIPデータから印刷データを編集した際の変倍率が等倍でない場合には、逆変倍データを用いて、記録シートに貼付された禁止画像に含まれる参照画像を検知することはできないのに対して、スキャンデータを用いるので当該参照画像を検知することができる。
なお、RIPデータに禁止画像が含まれていない場合には、印刷データにも禁止画像が含まれていないので、スキャンデータおよび逆変倍データのみを破棄するだけでも有効である。
(6−2)上記実施の形態においては、読み取り処理部317がラインスキャナー101、102を用いて印刷物を1枚ずつ先端から後端までを読み取ってスキャンデータを生成してから品質確認処理(ステップS502)を実行する場合を例にとって説明したが、本発明がこれに限定されないのは言うまでもなく、これに代えて次のようにしてもよい。
例えば、図10に示すように、読取制御部103は、読み取り処理部317にて新たな印刷物の先端を検出したら(S1001:YES)、スキャンデータの生成を開始する。読み取り処理部317が印刷物を1バンド分、読み取って当該1バンド分のスキャンデータを生成したら(S1002:YES)、品質確認処理を実行する(S1003)。当該品質確認処理において参照画像を検知した場合には(S1004:YES)、ログ処理を実行する(S1008)。品質確認処理において参照画像を検知しなかった場合には(S1004:NO)、参照画像検知処理を実行する(S1005)。
参照画像検知処理において参照画像を検知した場合には(S1006:YES)、ログ処理を実行する(S1008)。参照画像検知処理において参照画像を検知しなかった場合には(S1006:YES)、当該1バンドが当該印刷物の最後に読み取られるバンドではなく、当該印刷物の読み取りはまだ完了していないと判断される場合には(S1007:NO)、ステップS1002へ進んで上記の処理を繰り返す。
一方、当該印刷物の読み取りを完了したと判断した場合には(S1007:YES)、ログ処理(S1008)を実行する。ログ処理の完了後、ステップS1001へ進んで、次の印刷物の先端が検出されるのを待つ。
品質確認処理(S1003)においては、図11に示すように、品質確認部311にて、プリンター制御部122の編集処理部302から印刷データを取得して(S1101)、取得した印刷データがスキャンデータと当該バンド部分について一致するか確認する(S1102)。当該バンド部分について印刷データがスキャンデータと一致する場合には(S1103:YES)、図10に示すメインルーチンに復帰して、参照画像検知処理(S1005)を実行する。
印刷データがスキャンデータと一致しない場合には(S1103:NO)、読取画像検知部315は、印刷データがスキャンデータと一致しないとの確認結果を記憶した後(S1104)、スキャンデータに参照画像が含まれているか否かを確認する(S1105)。本変形例においては、4つのトンボすべての有無を確認することができるまで待つことなく、バンド単位で処理を行うため、トンボ内領域とトンボ外領域とを区別することなく、参照画像を検知する。
参照画像が含まれている場合には(S1106:YES)、参照画像が含まれているとの検知結果を記憶して(S1107)、メインルーチンに復帰する。参照画像が含まれていない場合には(S1106:NO)、そのままメインルーチンに復帰する。
参照画像検知処理(S1005)については、スキャンデータ単位に代えてスキャンデータのバンド単位で処理を行う点において異なっている他は、上記実施の形態における参照画像検知処理(S503)と同様である。ログ処理(S1008)は、上記実施の形態におけるログ処理(S504)と同様である。
このようにすれば、印刷物の後端まで読み取ってから品質確認処理、参照画像検知処理およびログ処理を実行する場合を比較して、処理の完了時期を早めることができるので、読取装置100、ひいてはプリンター装置120の生産性を向上させることができる。
なお、印刷物上で隣接するバンドどうしは互いに重なり合っていてもよく、このようにすれば、バンドどうしの境界で参照画像が分割されることによって、禁止画像の検知精度が低下するのを抑制することができる。
(6−3)上記実施の形態においては、禁止画像が印刷されている記録シートを断裁する場合を例にとって説明したが、本発明がこれに限定されないのは言うまでもなく、これに代えて次のようにしてもよい。
例えば、図12に示すように、読取装置100の内部に記録シート収容部1201を設けることによって、記録シートを断裁する代わりに保管してもよい。記録シート収容部1201には、記録シート束を載置するためのシートトレイ1202と、シートトレイ1202を支持する支持部材1203とが配設されており、支持部材1203は、シートトレイ1202上に載置される記録シートの枚数が多くなるほど、シートトレイ1202の位置が低くなるように、シートトレイ1202を支持する。
また、記録シート収容部1201に収容されている記録シートに不特定多数の者がアクセスすると、禁止画像を印刷した印刷物が不正利用される恐れがある。そのようなアクセスを禁止するために、記録シート収容部1201は、施錠されており、複合機1の管理者以外の者が、記録シート収容部1201に収容されている記録シートにアクセスできないようになっている。
このようにしても、禁止画像を印刷した印刷物の不正利用を防止することができる。
(6−4)上記実施の形態においては、図7のステップS705において、逆変倍処理部314がスキャンデータ全体を逆変倍して逆変倍データを生成する場合を例にとって説明したが、本発明がこれに限定されないのは言うまでもなく、これに代えて次のようにしてもよい。
例えば、逆変倍処理部314は、スキャンデータのうち、トンボ内領域のみを逆変倍して逆変倍データを生成してもよい。トンボ外領域については印刷データに対応するスキャンデータは存在し得ず、記録シートに貼付された画像を読み取ったものであり、編集処理部302による変倍処理を経ていないため、品質確認処理(S502)において参照画像を検知すれば足りる。
このようにすれば、逆変倍データのデータ量を削減することができるので、逆変倍データに含まれた参照画像を検知するための処理負荷を低減することができる。
(6−5)上記変形例においては、常に逆変倍データに参照画像が含まれているか否かを検知する場合を例にとって説明したが、本発明がこれに限定されないのは言うまでもなく、これに代えて次のようにしてもよい。
例えば、RIPデータが白紙である場合には、RIPデータそのものには禁止画像は含まれていないので、逆変倍データを生成する必要はない。スキャンデータに禁止画像が含まれているとすれば、それは記録シートに禁止画像が貼付されている場合だけであるが、その場合には品質確認処理(S502)において参照画像を検知することができる。
このため、読取制御部103がプリンター制御部122からRIPデータを取得して、当該RIPデータが白紙であるか否かを判定し、RIPデータが白紙でない場合のみ、読取画像検知部315が逆変倍データに参照画像が含まれているか否かを検知すれば、逆変倍データに参照画像が含まれていないのが明らかである場合には検知処理を省くことができるので、読取制御部103の処理負荷を低減することができる。
図13は、図7のフローチャートの冒頭に挿入される処理を示すフローチャートである。図13に示すように、参照画像検知処理(S503)を開始したら、まず読取制御部103は、プリンター制御部122のRIP部301からRIPデータを取得し(S1301)、当該RIPデータが白紙であるか否かを確認する(S1302)。
RIPデータが白紙でない場合には(S1303:NO)、ステップS701へ進んで、逆変倍処理部314にて編集処理部302から変倍率を取得する。RIPデータが白紙である場合には(S1303:YES)、メインルーチンに復帰する。
このようにすれば、無駄な検知処理を省くことができるので、読取制御部103の処理負荷を低減することができる。
(6−6)上記実施の形態においては、読取装置100が備えるラインスキャナー101、102がカラースキャナーである場合を例にとって説明したが、本発明がこれに限定されないのは言うまでもなく、プリンター装置120がモノクロプリンターである場合には、ラインスキャナー101、102もまたモノクロスキャナーであってもよい。この場合にも本発明を適用してその効果を得ることができる。
(6−7)上記実施の形態においては特に言及しなかったが、複合機1は、ユーザーが使用を開始するに先立って、ユーザー認証を行ってもよく、読取装置100のログ処理部312は、プリンター装置120から当該ユーザーのログイン名を取得して、イメージ・ログに当該ログイン名を記入してもよい。このようにすれば、禁止画像を不正に印刷しようとしたユーザーを特定し易くなるので、かかる不正行為をしないように牽制することができる。
(6−8)上記実施の形態においては、ログ処理部312がイメージ・ログおよび表示用スクリーンネイル画像を保存する方法については特に言及しなかったが、イメージ・ログおよび表示用スクリーンネイル画像はHDD214に保存してもよいし、読取制御部103にカード・リーダー・ライターを搭載して、コンパクトフラッシュ(登録商標)やスマートメディアなどのメモリカードに保存してもよい。
読取制御部103に挿抜可能な記憶装置にイメージ・ログ等を保存する場合であっても、本発明によれば禁止画像を効率よく検知して、イメージ・ログ等から禁止画像を含むスキャンデータを削除することができるので、禁止画像の不正利用を確実に防止することができる。
(6−9)上記実施の形態においては、複合機1を例にとって説明したが、本発明がこれに限定されないのは言うまでもなく、スキャナー装置110やフィニッシャー装置140を除外した構成の複合機であってもよいし、ファクシミリ機能を除外してもよい。また、プリンター装置120がタンデム型のカラープリンターである場合を例にとって説明したが、プリンター装置120はタンデム型以外のカラープリンターであってもよいし、モノクロプリンターであってもよい。
少なくとも読取装置100、プリンター装置120および給紙装置130を備えた装置であれば、本発明を適用して上述のような効果を得ることができる。
(6−10)上記実施の形態においては、印刷ジョブをNIC(Network Interface Card)205により、LAN(Local Area Network)等の通信ネットワークを経由して受信する場合を例にとって説明したが、Bluetooth(登録商標)など他の通信手段で受信しても良い。
本発明に係る画像読取装置は、禁止されている画像データの作成を阻止することができる装置として有用である。
1…………………複合機
100……………読取装置
101、102…ラインスキャナー
103……………読取装置制御部
120……………プリンター装置
122……………プリンター制御部
311……………品質確認部
312……………ログ処理部
315……………読取装置画像検知部
316……………トンボ検知部
317……………読み取り処理部

Claims (9)

  1. 画像形成装置が出力した印刷物から読み取って得られたスキャンデータを取得する読み取り手段と、
    前記印刷物の画像形成に用いた印刷データを前記画像形成装置から取得する取得手段と、
    前記スキャンデータと前記印刷データとを比較して一致するか否かを判定する第1の判定手段と、
    前記第1の判定手段の判定結果が否定的である場合に、前記スキャンデータに所定の参照画像が含まれているか否かを判定する第2の判定手段と、
    前記第2の判定手段の判定結果が肯定的である場合に、前記スキャンデータを破棄させる破棄手段と、を備える
    ことを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記スキャンデータ中のトンボを検出するトンボ検出手段を備え、
    前記第1の判定手段は、前記トンボによって区画された画像領域外に、前記トンボ以外の画像がある場合に、一致しないと判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記第2の判定手段は、前記スキャンデータを複数のブロックに領域分割して、前記ブロック単位で前記判定を実行する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像読取装置。
  4. 前記印刷物を画像形成した際の変倍率を前記画像形成装置から取得する変倍率取得手段と、
    前記第2の判定手段の判定結果が肯定的であるブロックを、前記変倍率取得手段にて取得した変倍率の逆数の変倍率だけ変倍する逆変倍手段と、
    前記逆変倍手段が変倍したブロックに所定の参照画像が含まれているか否かを判定する第3の判定手段と、
    前記第3の判定手段の判定結果が肯定的であるブロックがある場合に、前記読み取り手段が記録しているスキャンデータを破棄させる第2の破棄手段と、を備える
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像読取装置。
  5. 前記印刷物を画像形成した際の変倍率を前記画像形成装置から取得する変倍率取得手段と、
    前記所定の参照画像を、前記変倍率取得手段にて取得した変倍率だけ変倍する変倍手段と、
    前記第2の判定手段の判定結果が肯定的であるブロックに、前記変倍手段が変倍した所定の参照画像が含まれているか否かを判定する第4の判定手段と、
    前記第4の判定手段の判定結果が肯定的であるブロックがある場合に、前記読み取り手段が記録しているスキャンデータを破棄させる第3の破棄手段と、を備える
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像読取装置。
  6. 前記画像形成装置から印刷データを取得する印刷データ取得手段と、
    前記印刷物を画像形成した際の変倍率を前記画像形成装置から取得する変倍率取得手段と、
    前記スキャンデータのうち、前記印刷データにおいてトナー像の形成が予定されていない白地領域については、そのまま前記所定の参照画像が含まれているか否かを判定し、
    前記白地領域以外の領域については、前記変倍率取得手段にて取得した変倍率の逆数の変倍率だけ変倍してから、前記所定の参照画像が含まれているか否かを判定する第5の判定手段と、
    前記第5の判定手段の判定結果が肯定的であるブロックがある場合に、前記読み取り手段が記録しているスキャンデータを破棄させる第4の破棄手段と、を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  7. 前記画像形成装置から印刷データを取得する印刷データ取得手段と、
    前記印刷物を画像形成した際の変倍率を前記画像形成装置から取得する変倍率取得手段と、
    前記スキャンデータのうち、前記印刷データにおいてトナー像の形成が予定されていない白地領域については、そのまま前記所定の参照画像が含まれているか否かを判定し、
    前記白地領域以外の領域については、前記変倍率取得手段にて取得した変倍率だけ前記所定の参照画像を変倍してから、当該変倍後の画像が含まれているか否かを判定する第6の判定手段と、
    前記第6の判定手段の判定結果が肯定的であるブロックがある場合に、前記読み取り手段が記録しているスキャンデータを破棄させる第5の破棄手段と、を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  8. 前記第1の判定手段は、前記スキャンデータを複数のブロックに領域分割して、前記ブロック単位で前記判定を実行する
    ことを特徴とする請求項3から7のいずれかに記載の画像読取装置。
  9. 前記参照画像は所定の特徴を有する特徴パターンを含む
    ことを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の画像読取装置。
JP2018225908A 2018-11-30 2018-11-30 画像読取装置 Pending JP2020088828A (ja)

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