JP2004234048A - 画像プリントシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】白黒/カラー混在PDLデータを、白黒プリンタ処理とカラープリンタ処理とに適切に分ける画像プリントシステムにおいて、ユーザがインサート用紙を間違った向きでセットすることを回避することができる画像プリントシステムを提供することを目的とするものである。
【解決手段】サムネイル画像の作成手段をプリントサーバに設け、プリント出力すべきサムネイル画像を作成し、後半に実行するインサートプリントを開始する前に、インサータまたは手差しトレイにセットする向きに合わせて、実際にプリント出力するサムネイル画像を表示する手段を有する画像プリントシステムである。
【選択図】 図1
【解決手段】サムネイル画像の作成手段をプリントサーバに設け、プリント出力すべきサムネイル画像を作成し、後半に実行するインサートプリントを開始する前に、インサータまたは手差しトレイにセットする向きに合わせて、実際にプリント出力するサムネイル画像を表示する手段を有する画像プリントシステムである。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、白黒/カラー混在のPDLデータを処理するプリントシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
ネットワークを介して、クライアントコンピュータから受信したPDLデータをビットマップに展開し、高速にプリントアウトする機能を具備する白黒デジタル複写機や白黒プリンタが知られている。これと同様に、PDLデータをビットマップに展開し、カラープリントアウトする機能を具備するカラー複写機やカラープリンタも知られている。
【0003】
これらの複写機やプリンタには、ステイプルやパンチ穴あけ、製本綴じ等の処理を行うフィニッシャや、定着器を通さずに表紙や合紙を出力束内に挿入するインサータ、OHPシートや特殊紙等を給紙する手差しトレイ等が装備され、クライアントコンピュータからプリント要求を発行する際にも、これらの装備の使用を設定することができる。
【0004】
これらに加え、クライアントコンピュータから受信した白黒/カラー混在のPDLデータを、一旦、プリントサーバで受け、そこで白黒ページとカラーページとに振り分け、一方を先にプリントアウトした後に、そのプリント出力を他方のインサータ(または手差し給紙トレイ)にセットし、適宜挿入しながら、プリントアウトすることによって、白黒/カラー混在データを効率的にプリントアウトする画像プリントシステムが提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−147793
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の画像プリントシステムにおいては、先にプリントアウトした出力用紙を、人の手で他方のインサータにセットする工程が残るので、どうしても間違いが起こりやすいという問題がある。
【0007】
たとえば、出力用紙を間違った方向で、インサータに置くと、最悪、全ての最終プリントアウトが終了した後に、白黒ページとカラーページとの間で、互いに向きが違うことに気付くか、処理の途中で気付いたとしても、プリントアウト済の最終出力を全て破棄し、インサータにセットする側のプリントアウトから(全てではないにせよ)やり直す必要があるという問題がある。
【0008】
本発明は、白黒/カラー混在PDLデータを、白黒プリンタ処理とカラープリンタ処理とに適切に分ける画像プリントシステムにおいて、ユーザがインサート用紙を間違った向きでセットすることを回避することができる画像プリントシステムを提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、サムネイル画像の作成手段をプリントサーバに設け、プリント出力すべきサムネイル画像を作成し、後半に実行するインサートプリントを開始する前に、インサータまたは手差しトレイにセットする向きに合わせて、実際にプリント出力するサムネイル画像を表示する手段を有する画像プリントシステムである。
【0010】
【発明の実施の形態および実施例】
図1は、本発明の一実施例である画像プリントシステムPS1の全体構成を示す図である。
【0011】
画像プリントシステムPS1は、クライアントコンピュータ101と、プリントサーバ102と、カラー複写機103と、白黒デジタル複写機(以下、単に「白黒複写機」という)104と、ネットワーク105と、パラレルケーブル106とを有する。
【0012】
クライアントコンピュータ101は、ユーザが使用し、プリント要求とプリントデータとを送信する。送信されたデータは、イーサネット(登録商標)等のネットワーク105を通して、プリントサーバ102で受信される。
【0013】
プリントサーバ102は、受信したプリント要求とプリントデータとを、ネットワークまたはパラレルケーブル106で接続されているカラー複写機103、白黒複写機104に、ページを振り分け、プリントする。
【0014】
ここで、ネットワークまたはパラレルケーブル106は、ネットワーク105と同一であってもよい。また、本実施例では、プリントサーバ102には、カラー複写機103と白黒複写機104とがそれぞれ1台ずつ接続されているが、複写機を接続する代わりに、カラープリンタや白黒プリンタを接続するようにしてもよい。
【0015】
図2は、上記実施例における白黒複写機104の断面図である。
【0016】
白黒複写機104には、排紙後処理装置が装着されている。原稿給送装置201は、原稿を、先頭順に1枚ずつプラテンガラス202上に給送し、原稿の読み取り動作の終了後に、プラテンガラス202上から、原稿を移動させ、排出するものである。
【0017】
原稿が、プラテンガラス202上に搬送されると、ランプ203を点灯し、スキャナユニット204の移動を開始させ、原稿を露光走査する。その際に、原稿からの反射光は、ミラー205、206、207と、レンズ208とによって、CCDイメージセンサ(以下、「CCD」という)209へ導かれる。このようにして、走査された原稿の画像は、CCD209に読み取られ、電気信号に変換される。
【0018】
レーザドライバ221は、レーザ発光部210を駆動するものであり、出力画像データに応じたレーザ光をレーザ発光部210に発光させる。このレーザ光は、感光ドラム211に照射され、これによって、感光ドラム211上にレーザ光に応じた潜像が形成される。この感光ドラム211の潜像部分には、現像器212によって現像剤が付着される。
【0019】
図2は、白黒複写機104の断面図であるので、現像器が1つしか記載されていないが、カラー複写機の場合は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色分の現像器が装着されている。
【0020】
カラー/白黒複写機の断面図の構成としては、他に違いはない。そして、レーザ光の照射開始と同期したタイミングで、カセット213、214、または手差し給紙段220のいずれかから、記録紙を給紙し、転写部215へ搬送し、転写部215において、感光ドラム211の表面に付着していた現像剤を記録紙へ転写する。
【0021】
現像剤が転写された記録紙は、定着部216へ搬送され、定着部216において、熱と圧力とによって、現像剤が記録紙に定着される。定着部216を通過した記録紙は、排出ローラ217によって排出されるか、または両面記録モードが設定されている場合は、排出ローラ217まで記録紙を搬送した後に、排出ローラ217の回転方向を逆転させ、フラッパ218によって再給紙搬送路219へ導く。再給紙搬送路219に導かれた記録紙は、上記タイミングで再度、転写部215へ給紙される。
【0022】
Z折りユニット226が、複写機本体に装備されている場合、操作部(図示せず)からの操作に応じて、Z折りユニットへ記録紙が搬送され、Z折り処理が行われる。
【0023】
フィニッシャ220が装備されている場合、排出された記録紙を束ね、記録紙の仕分け(フィニッシング)をし、ユーザからの指定に応じて、パンチャ223では記録紙のパンチ穴あけが行われ、ステイプラ224ではステイプル処理が行われる。
【0024】
また、サドルステッチャ225を使用すると、記録紙の中央部をステッチし、その中央部で二つ折りにすることによって、記録紙の製本化が行われる。インサータ222からは、予め印刷された記録紙を、表紙や合紙として給紙することが可能であり、プリンタ部の記録紙経路を通ることがないので、用紙を傷めず搬送することができる。
【0025】
白黒/カラーのページが混在しているプリントデータを、カラーページは、カラー複写機で、白黒ページは、白黒複写機を使って、順番にプリントする場合には、カラー→白黒の順にプリントするパターンと、白黒→カラーの順でプリントするパターンとがある。前者を白黒ベース、後者をカラーベースと称する。
【0026】
図3は、画像プリントシステムPS1における白黒ベースの動作の流れを示す図である。
【0027】
まず、プリントサーバ102に、5ページ3部の白黒/カラー混在PDLデータが入力される(3a)。プリントサーバ102では、白黒またはカラーのどちらをベースとするかを、接続されている複写機やプリンタの装備状況等から決定する。図3に示す場合、カラー複写機103は、インサータを装備してなく、一方、白黒複写機104は、インサータを装備しているので、白黒ベースで処理を実行すると判断し、まずカラーページのデータをカラー複写機103に送信し、プリント実行する(3b)。
【0028】
カラー複写機103がメモリやハードディスクを装備し、画像のスプールが可能であれば、画像送信(3b)を、まとめて1回実行するのみで足りる。
【0029】
図3に示す例では、「1→4」と1度だけ送れば足りる。逆に、画像のスプールが不可能であれば、図3において、「1→4→1→4→1→4」と、ページを部数の回数だけ、カラー複写機103に、画像を送信する必要がある。また、この時点で、プリントサーバ102は、1ページ目のカラー画像(図3に示す例では、「1」)のサムネイル画像を作成する。
【0030】
次に、カラー複写機103の出力結果を、そのまま白黒複写機104のインサータ(または手差し給紙段)にセットする(3d)が、その際に、プリントサーバ102は、上で作成したサムネイル画像を、白黒複写機104に送信し、白黒複写機104は、受信したサムネイル画像を、図示しない操作部上に表示する。
【0031】
また、インサータ(または手差し給紙段)にセットされるカラー複写機103のプリント出力結果の向きに合うように、上記操作部上に表示するサムネイル画像の向きを、回転する。
【0032】
つまり、ユーザは、操作部に表示されているサムネイル画像の向きに合わせてインサータ(または手差し給紙段)に、カラープリントをセットすればよい。そして、サーバ上からトリガをかけ、白黒ページのデータを送信する(3c)。このときに、(3c)で送信するデータには、カラーページデータはないが、(3d)でセットした場所から給紙するという情報を、カラーページデータの場所に付加する。
【0033】
白黒複写機104が、メモリやハードディスクを装備し、画像のスプールが可能であれば、(3d)に先行して、白黒ページデータを白黒複写機104に予め送信し(3c)、白黒複写機104の操作パネル上から出力トリガをかけるようにしてもよい。
【0034】
逆に、白黒複写機104に画像をスプールさせることが不可能であれば、カラー複写機103のプリント出力結果が白黒複写機104のインサータ(または手差し給紙段)にセットされるのを待ってから、プリントサーバ102が、白黒複写機104に、白黒ページデータまたはカラーページ挿入要求を送信する。
【0035】
また、その際には、部数の回数だけ、ページデータを、白黒複写機104に送信する必要がある。図3に示す例では、「挿入→2→3→挿入→5」を3回繰り返して送信する。これによって、白黒ページを受信し(3c)、セットしたカラーページを挿入しつつ、白黒ページをプリントする(3d)ことによって、白黒複写機104から、5ページ3部でソートされた白黒カラー混在出力を得ることができる(3e)。
【0036】
図4は、画像プリントシステムPS1におけるカラーベースの動作の流れを示す図である。
【0037】
まず、プリントサーバ102に、5ページ3部の白黒カラー混在PDLデータが入力される(4a)。プリントサーバ102では、白黒またはカラーのどちらをベースとするかを、接続されている複写機やプリンタの装備状況等に基づいて決定する。図4に示す例では、白黒複写機104は、インサータを装備してなく、一方、カラー複写機103は、インサータを装備しているので、カラーベースで処理を実行すると判断し、まず、白黒ページのデータを白黒複写機104に送信し(4b)、プリントを実行する。
【0038】
白黒複写機104が、メモリやハードディスクを装備し、画像のスプールが可能であれば、画像送信(4b)は、まとめて1回のみで足りる。図4に示す例では、「2→3→5」と1度送れば足りる。逆に、画像のスプールが不可能であれば、図4に示す例では、「2→3→5→2→3→5→2→3→5」と、ページを部数の回数だけ、白黒複写機104に画像を送信する必要がある。
【0039】
また、この時点で、プリントサーバ102は、1ページ目の白黒画像(図4に示す例では、「2」)のサムネイル画像を作成する。
【0040】
次に、白黒複写機104の出力結果を、そのままカラー複写機103のインサータ(または手差し給紙段)にセットする(4d)が、その際に、プリントサーバ102は、上で作成した白黒ページのサムネイル画像を、カラー複写機103に送信し、カラー複写機103は、受信したサムネイル画像を、図示しない操作部上に表示する。
【0041】
また、インサータ(または手差し給紙段)にセットされる白黒複写機104のプリント出力結果に合うように、上記操作部上に表示するサムネイル画像の向きを、回転する。つまり、ユーザは、操作部に表示されているサムネイルの画像の向きに合わせて、インサータ(または手差し給紙段)に、白黒プリントをセットすれば足りる。そして、サーバ上からトリガをかけ、カラーページのデータを送信する(4c)。このときに、(4c)で送信するデータには、白黒ページデータはないが、白黒ページデータの場所には、(4d)でセットした場所から給紙するという情報を付加する。
【0042】
カラー複写機103が、メモリやハードディスクを装備し、画像のスプールが可能であれば、(4d)に先行して、カラーページデータをカラー複写機103に予め送信し(4c)、カラー複写機103の操作パネル上から出力トリガをかけるようにしてもよい。
【0043】
逆に、カラー複写機103に画像をスプールさせることが不可能であれば、白黒複写機104のプリント出力結果が、カラー複写機103のインサータ(または手差し給紙段)にセットされるのを待ってから、プリントサーバ102が、カラー複写機103に、カラーページデータまたは白黒ページの挿入要求を送信する。
【0044】
また、その際に、ページデータを部数の回数だけ、カラー複写機103に送信する必要がある。図4に示す例では、「1→挿入→挿入→4→挿入」を3回繰り返して送信する。これによって、カラーページを受信し(4c)、セットした白黒ページを挿入しつつ、カラーページをプリントする(4d)ことによって、カラー複写機103から、5ページ3部でソートされた白黒カラー混在出力を得る(4e)ことができる。
【0045】
図5は、画像プリントシステムPS1において、画像の入力から出力までの動作を示すフローチャートである。
【0046】
なお、図5中のS501〜S512は、各ステップを示す。
【0047】
S501では、クライアントコンピュータ101から、白黒/カラー混在PDLデータを、プリントサーバ102が受信し、白黒、カラーのうちで、どちらをベースにするかを、カラー複写機103と白黒複写機104との装備状況、デフォルト設定に基づいて決定し、S502に進む。
【0048】
S502では、S501で決定したベースが白黒であれば、S503に進み、S501で決定したベースが白黒でなければ、S507に進む。
【0049】
S503では、プリントサーバ102から、カラー複写機103に、カラーページデータのみを送信し、カラー複写機103では、カラーページをプリントし、S504に進む。また、ここで、プリントサーバ102が、カラーの1ページ目のサムネイル画像を作成する。
【0050】
S504では、作成したカラーページのサムネイル画像を、白黒複写機104に送信し、S505に進む。
【0051】
S505では、カラー複写機103でプリントした出力用紙を、そのまま白黒複写機104のインサータまたは手差し給紙段にセットし、S506に進む。
【0052】
S506では、プリントサーバ102から受信した白黒ページを、プリントし、カラーページ部分を、S505でセットしたインサータ(または手差し給紙段)から給紙し、挿入することによって、目的の白黒カラー混在出力結果を得る。
【0053】
S507では、S501で決定したベースがカラーであれば、S508に進み、S501で決定したベースがカラーでなければ、S512に進む。
【0054】
S508では、プリントサーバ102から、白黒複写機104に、白黒ページデータのみを送信し、白黒複写機104では、白黒ページをプリントし、S509に進む。また、ここで、プリントサーバ102が、白黒の1ページ目のサムネイル画像を作成する。
【0055】
S509では、作成した白黒ページのサムネイル画像をカラー複写機103に送信し、S510に進む。
【0056】
S510では、白黒複写機104がプリントした出力用紙を、そのままカラー複写機103のインサータ(または手差し給紙段)にセットし、S511に進む。
【0057】
S511では、プリントサーバ102から受信したカラーページを、プリントし、白黒ページ部分は、S510でセットしたインサータ(または手差し給紙段)から給紙し、挿入することによって、目的の白黒カラー混在出力結果を得る。
【0058】
S512では、ベースが白黒でもカラーでもないので、カラーページをカラー複写機103でプリントし、白黒ページを白黒複写機104でプリントする。
【0059】
図6は、画像プリントシステムPS1がベースを決定する動作(白黒、カラーのうちで、どちらをベースにするかを決定する動作)(S501)を示すフローチャートの一例を示す図である。
【0060】
なお、図中のS601〜S610は各ステップを示す。
【0061】
S601では、白黒複写機104がインサータを有するか否かをチェックし、インサータを有する場合、S602に進み、インサータを有しない場合、S603に進む。
【0062】
S602では、ベースを、白黒ベースにセットする。
【0063】
S603では、カラー複写機103がインサータを有するか否かをチェックし、インサータを有する場合、S604に進み、インサータを有しない場合、S605に進む。
【0064】
S604では、ベースをカラーベースにセットし、S605では、ベースデフォルト設定を読み出し、S606に進む。
【0065】
S606では、S605で読み出したベースのデフォルト設定が白黒であれば、S607に進み、S605で読み出したベースのデフォルト設定が白黒でなければ、S608に進む。
【0066】
S607では、ベースを白黒ベースにセットする。
【0067】
S608では、S605で読み出したベースのデフォルト設定がカラーであれば、S609に進み、S605で読み出したベースのデフォルト設定がカラーでなければ、S610に進む。
【0068】
S609では、ベースをカラーベースにセットし、S610では、ベースをなしにセットする。
【0069】
なお、図6について説明したフローチャートでは、白黒複写機、カラー複写機ともに、インサータを装備していた場合に白黒ベースであると判定することからも解るように、白黒複写機を優先するが、これとは逆に、カラー複写機を優先するようにしてもよい。
【0070】
図7は、画像プリントシステムPS1において、カラーページプリントの動作を示すフローチャートであり、S503を詳細に示すフローチャートである。
【0071】
なお、図中のS701〜S710は各ステップを示す。
【0072】
S701では、1ページずつ、ページデータを読み出し、S702に進む。
【0073】
S702では、S701で読み出したページデータがカラーデータであれば、S703に進み、S701で読み出したページデータがカラーデータでなければ、S708に進む。
【0074】
S703では、カラーページの1ページ目であるか否かを判定する。1ページ目であれば、S704に進み、1ページ目でなければ、S705に進む。
【0075】
S704では、カラーページの1ページ目のサムネイル画像を作成し、この際に、図示しない操作部に表示可能なサイズで、サムネイル画像を作成する。また、操作部がカラー表示できない場合には、白黒のサムネイル画像を作成する。
【0076】
S705では、後で実行する白黒ページをプリントする時点で、インサータ(または手差し給紙段)から現カラーページを給紙することができるように、白黒/カラー混在PDLデータ内での現カラーページのページ番号を記憶し、S706に進む。
【0077】
S706では、S701で読み出したページデータを、カラー複写機103に送信し、S707に進み、S707では、プリントサーバ102から受信したカラーページデータを、カラー複写機103でプリントし、S710に進む。
【0078】
S708では、プリントサーバ102に接続されている白黒複写機104が、画像をスプールするメモリやハードディスクを装備しているか否かをチェックし、装備していれば、S709に進み、装備していなければ、S710に進む。
【0079】
S709では、S701で読み出したページデータを、白黒複写機104に送信し、白黒複写機104のメモリまたはハードディスクに入力し、S710に進む。
【0080】
S710では、プリントサーバ102から読み出したページデータが、最終ページであるか否かを判断し、最終ページでなければ、S701に進む。
【0081】
図8は、画像プリントシステムPS1における白黒ページプリントの動作を示すフローチャートであり、S508の詳細動作を示すフローチャートである。
【0082】
なお、図中のS801〜S810は、各ステップを示す。
【0083】
S801では、1ページずつページデータを読み出し、S802に進む。
【0084】
S802では、S801で読み出したページデータが白黒データであれば、S803に進み、S801で読み出したページデータが白黒データでなければ、S808に進む。
【0085】
S803では、白黒ページの1ページ目であるか否かを判定し、1ページ目であれば、S804に進み、1ページ目でなければ、S805に進む。
【0086】
S804では、白黒ページの1ページ目のサムネイル画像を作成し、この際に、図示しない操作部に表示可能なサイズで、サムネイル画像を作成する。
【0087】
図9は、上記実施例において、サムネイルを表示する例を示す図である。
【0088】
S805では、後で実行するカラーページをプリントする時点で、インサータ(または手差し給紙段)から、現白黒ページを給紙することができるように、白黒/カラー混在PDLデータ内における現白黒ページのページ番号を記憶し、S806に進む。
【0089】
S806では、S801で読み出したページデータを、白黒複写機104に送信し、S807に進み、S807では、プリントサーバ102から受信した白黒ページデータを白黒複写機104でプリントし、S810に進む。
【0090】
S808では、プリントサーバ102に接続されているカラー複写機103が画像をスプールするメモリやハードディスクを装備しているか否かチェックし、装備していれば、S809に進み、装備していなければ、S810に進む。
【0091】
S809では、S801で読み出したページデータを、カラー複写機103に送信し、カラー複写機103のメモリまたはハードディスクに入力し、S810に進む。
【0092】
S810では、プリントサーバ102から読み出したページデータが、最終ページであるか否かを判断し、最終ページでなければ、S801に進む。
【0093】
図10は、画像プリントシステムPS1におけるインサートプリントの動作を示すフローチャートであり、S506とS511との詳細な動作を示すフローチャートである。
【0094】
なお、図中のS901〜S905は各ステップを示す。
【0095】
S901では、カラーベースであれば、カラー複写機103が、白黒ベースであれば、白黒複写機104が、各メモリまたはハードディスクから(それらが装備されていない場合には、プリントサーバ102から)、ページデータを受信し、読み出し、S902に進む。
【0096】
S902では、読み出したページデータが、インサータ(または手差し給紙段)からの給紙要求であれば、S903に進み、給紙要求でなければ、S904に進み、S903では、インサータ(または手差し給紙段)から、用紙を1枚給紙し、S905に進む。
【0097】
S904では、S901で読み出したページデータをプリントし、S905に進み、S905では、S901で読み出したページデータが、最終ページであるか否かを判断し、最終ページでなければ、S901に進む。
【0098】
上記実施例によれば、白黒/カラー混在PDLデータを、白黒プリンタ処理とカラープリンタ処理とに分ける画像プリントシステムにおいて、インサート用紙の置き方を表示するので、ユーザがインサート用紙を間違った向きでセットすることを回避することができる。
【0099】
上記実施例において、上記カラープリンタは、定着器を通らない紙パスを具備するインサータを有し、上記白黒プリンタは、定着器を通らない紙パスを具備するインサータを有する。また、上記プリントサーバは、接続されているプリンタの装備状況に応じて、カラー、白黒のいずれを先にプリントするかを決定するサーバである。さらに、上記プリントサーバは、接続されているプリンタが、画像データのスプール機能を有するか否かに応じて、画像の送信方法を変更するサーバである。そして、上記サムネイル画像の表示手段は、上記白黒プリンタ、上記カラープリンタの少なくとも一方に設けられている操作部パネルである。
【0100】
なお、上記実施例を次の実施形態として把握することができる。
【0101】
[実施形態1] コンピュータからの入力画像をカラーでプリント出力するカラープリンタと、コンピュータからの入力画像を白黒でプリント出力する白黒プリンタと、コンピュータからの入力プリントデータを画像データに変換し、変換した画像データを上記カラープリンタと上記白黒プリンタとに送信し、プリント出力させるプリントサーバとを具備する画像プリントシステムにおいて、
上記プリントサーバは、
上記入力プリントデータが、白黒ページとカラーページとが混在しているプリントデータであるか否かを判別する判別手段と;
上記入力プリントデータが白黒/カラーの混在データである場合に、白黒ページとカラーページとに分割する白黒/カラーのページ分割手段と;
上記入力プリントデータ内で、白黒ページとカラーページとの並び順を記憶するページ順記憶手段と;
白黒ページを上記白黒プリンタにプリント出力し、カラーページを上記カラープリンタにプリント出力することが可能であり、白黒/カラー混在プリントデータについて、白黒ページ、カラーページのいずれか一方のみを先にプリント出力し、この出力結果をインサートしながら、他方をプリント出力するプリント出力制御手段と;
画像データを縮小してサムネイル画像を作成するサムネイル作成手段と;
を有し、上記白黒プリンタ、カラープリンタの少なくとも一方は、サムネイル画像を表示し、上記白黒プリンタまたは上記カラープリンタは、上記インサートプリントの開始前に、インサートするプリントの置き向きに合わせて、サムネイル画像を表示することを特徴とする画像プリントシステム。
【0102】
[実施形態2] 実施形態1において、
上記カラープリンタは、定着器を通らない紙パスを具備するインサータを有するプリンタであることを特徴とする画像プリントシステム。
【0103】
[実施形態3] 実施形態1において、
上記白黒プリンタは、定着器を通らない紙パスを具備するインサータを有するプリンタであることを特徴とする画像プリントシステム。
【0104】
[実施形態4] 実施形態1において、
上記プリントサーバは、接続されているプリンタの装備状況に応じて、カラー、白黒のいずれを先にプリントするかを決定するサーバであることを特徴とする画像プリントシステム。
【0105】
[実施形態5] 実施形態1において、
上記プリントサーバは、接続されているプリンタが、画像データのスプール機能を有するか否かに応じて、画像の送信方法を変更するサーバであることを特徴とする画像プリントシステム。
【0106】
[実施形態6] 実施形態1において、
上記サムネイル画像の表示手段は、上記白黒プリンタ、上記カラープリンタの少なくとも一方に設けられている操作部パネルであることを特徴とする画像プリントシステム。
【0107】
【発明の効果】
本発明によれば、白黒/カラー混在PDLデータを、白黒プリンタ処理とカラープリンタ処理とに分ける画像プリントシステムにおいて、インサート用紙の置き方を表示するので、ユーザがインサート用紙を間違った向きでセットすることを回避することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である画像プリントシステムPS1の全体構成を示す図である。
【図2】上記実施例における白黒複写機104の断面図である。
【図3】画像プリントシステムPS1における白黒ベースの動作の流れを示す図である。
【図4】画像プリントシステムPS1におけるカラーベースの動作の流れを示す図である。
【図5】画像プリントシステムPS1において、画像の入力から出力までの動作を示すフローチャートである。
【図6】画像プリントシステムPS1がベースを決定する動作(白黒、カラーのうちで、どちらをベースにするかを決定する動作)(S501)を示すフローチャートの一例を示す図である。
【図7】画像プリントシステムPS1において、カラーページプリントの動作を示すフローチャートであり、S503を詳細に示すフローチャートである。
【図8】画像プリントシステムPS1における白黒ページプリントの動作を示すフローチャートであり、S508の詳細動作を示すフローチャートである。
【図9】上記実施例において、サムネイルを表示する例を示す図である。
【図10】画像プリントシステムPS1におけるインサートプリントの動作を示すフローチャートであり、S506とS511との詳細な動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
PS1…画像プリントシステム、
101…クライアントコンピュータ、
102…プリントサーバ、
103…カラー複写機、
104…白黒複写機、
105…ネットワーク、
106…パラレルケーブル。
【発明の属する技術分野】
本発明は、白黒/カラー混在のPDLデータを処理するプリントシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
ネットワークを介して、クライアントコンピュータから受信したPDLデータをビットマップに展開し、高速にプリントアウトする機能を具備する白黒デジタル複写機や白黒プリンタが知られている。これと同様に、PDLデータをビットマップに展開し、カラープリントアウトする機能を具備するカラー複写機やカラープリンタも知られている。
【0003】
これらの複写機やプリンタには、ステイプルやパンチ穴あけ、製本綴じ等の処理を行うフィニッシャや、定着器を通さずに表紙や合紙を出力束内に挿入するインサータ、OHPシートや特殊紙等を給紙する手差しトレイ等が装備され、クライアントコンピュータからプリント要求を発行する際にも、これらの装備の使用を設定することができる。
【0004】
これらに加え、クライアントコンピュータから受信した白黒/カラー混在のPDLデータを、一旦、プリントサーバで受け、そこで白黒ページとカラーページとに振り分け、一方を先にプリントアウトした後に、そのプリント出力を他方のインサータ(または手差し給紙トレイ)にセットし、適宜挿入しながら、プリントアウトすることによって、白黒/カラー混在データを効率的にプリントアウトする画像プリントシステムが提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−147793
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の画像プリントシステムにおいては、先にプリントアウトした出力用紙を、人の手で他方のインサータにセットする工程が残るので、どうしても間違いが起こりやすいという問題がある。
【0007】
たとえば、出力用紙を間違った方向で、インサータに置くと、最悪、全ての最終プリントアウトが終了した後に、白黒ページとカラーページとの間で、互いに向きが違うことに気付くか、処理の途中で気付いたとしても、プリントアウト済の最終出力を全て破棄し、インサータにセットする側のプリントアウトから(全てではないにせよ)やり直す必要があるという問題がある。
【0008】
本発明は、白黒/カラー混在PDLデータを、白黒プリンタ処理とカラープリンタ処理とに適切に分ける画像プリントシステムにおいて、ユーザがインサート用紙を間違った向きでセットすることを回避することができる画像プリントシステムを提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、サムネイル画像の作成手段をプリントサーバに設け、プリント出力すべきサムネイル画像を作成し、後半に実行するインサートプリントを開始する前に、インサータまたは手差しトレイにセットする向きに合わせて、実際にプリント出力するサムネイル画像を表示する手段を有する画像プリントシステムである。
【0010】
【発明の実施の形態および実施例】
図1は、本発明の一実施例である画像プリントシステムPS1の全体構成を示す図である。
【0011】
画像プリントシステムPS1は、クライアントコンピュータ101と、プリントサーバ102と、カラー複写機103と、白黒デジタル複写機(以下、単に「白黒複写機」という)104と、ネットワーク105と、パラレルケーブル106とを有する。
【0012】
クライアントコンピュータ101は、ユーザが使用し、プリント要求とプリントデータとを送信する。送信されたデータは、イーサネット(登録商標)等のネットワーク105を通して、プリントサーバ102で受信される。
【0013】
プリントサーバ102は、受信したプリント要求とプリントデータとを、ネットワークまたはパラレルケーブル106で接続されているカラー複写機103、白黒複写機104に、ページを振り分け、プリントする。
【0014】
ここで、ネットワークまたはパラレルケーブル106は、ネットワーク105と同一であってもよい。また、本実施例では、プリントサーバ102には、カラー複写機103と白黒複写機104とがそれぞれ1台ずつ接続されているが、複写機を接続する代わりに、カラープリンタや白黒プリンタを接続するようにしてもよい。
【0015】
図2は、上記実施例における白黒複写機104の断面図である。
【0016】
白黒複写機104には、排紙後処理装置が装着されている。原稿給送装置201は、原稿を、先頭順に1枚ずつプラテンガラス202上に給送し、原稿の読み取り動作の終了後に、プラテンガラス202上から、原稿を移動させ、排出するものである。
【0017】
原稿が、プラテンガラス202上に搬送されると、ランプ203を点灯し、スキャナユニット204の移動を開始させ、原稿を露光走査する。その際に、原稿からの反射光は、ミラー205、206、207と、レンズ208とによって、CCDイメージセンサ(以下、「CCD」という)209へ導かれる。このようにして、走査された原稿の画像は、CCD209に読み取られ、電気信号に変換される。
【0018】
レーザドライバ221は、レーザ発光部210を駆動するものであり、出力画像データに応じたレーザ光をレーザ発光部210に発光させる。このレーザ光は、感光ドラム211に照射され、これによって、感光ドラム211上にレーザ光に応じた潜像が形成される。この感光ドラム211の潜像部分には、現像器212によって現像剤が付着される。
【0019】
図2は、白黒複写機104の断面図であるので、現像器が1つしか記載されていないが、カラー複写機の場合は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色分の現像器が装着されている。
【0020】
カラー/白黒複写機の断面図の構成としては、他に違いはない。そして、レーザ光の照射開始と同期したタイミングで、カセット213、214、または手差し給紙段220のいずれかから、記録紙を給紙し、転写部215へ搬送し、転写部215において、感光ドラム211の表面に付着していた現像剤を記録紙へ転写する。
【0021】
現像剤が転写された記録紙は、定着部216へ搬送され、定着部216において、熱と圧力とによって、現像剤が記録紙に定着される。定着部216を通過した記録紙は、排出ローラ217によって排出されるか、または両面記録モードが設定されている場合は、排出ローラ217まで記録紙を搬送した後に、排出ローラ217の回転方向を逆転させ、フラッパ218によって再給紙搬送路219へ導く。再給紙搬送路219に導かれた記録紙は、上記タイミングで再度、転写部215へ給紙される。
【0022】
Z折りユニット226が、複写機本体に装備されている場合、操作部(図示せず)からの操作に応じて、Z折りユニットへ記録紙が搬送され、Z折り処理が行われる。
【0023】
フィニッシャ220が装備されている場合、排出された記録紙を束ね、記録紙の仕分け(フィニッシング)をし、ユーザからの指定に応じて、パンチャ223では記録紙のパンチ穴あけが行われ、ステイプラ224ではステイプル処理が行われる。
【0024】
また、サドルステッチャ225を使用すると、記録紙の中央部をステッチし、その中央部で二つ折りにすることによって、記録紙の製本化が行われる。インサータ222からは、予め印刷された記録紙を、表紙や合紙として給紙することが可能であり、プリンタ部の記録紙経路を通ることがないので、用紙を傷めず搬送することができる。
【0025】
白黒/カラーのページが混在しているプリントデータを、カラーページは、カラー複写機で、白黒ページは、白黒複写機を使って、順番にプリントする場合には、カラー→白黒の順にプリントするパターンと、白黒→カラーの順でプリントするパターンとがある。前者を白黒ベース、後者をカラーベースと称する。
【0026】
図3は、画像プリントシステムPS1における白黒ベースの動作の流れを示す図である。
【0027】
まず、プリントサーバ102に、5ページ3部の白黒/カラー混在PDLデータが入力される(3a)。プリントサーバ102では、白黒またはカラーのどちらをベースとするかを、接続されている複写機やプリンタの装備状況等から決定する。図3に示す場合、カラー複写機103は、インサータを装備してなく、一方、白黒複写機104は、インサータを装備しているので、白黒ベースで処理を実行すると判断し、まずカラーページのデータをカラー複写機103に送信し、プリント実行する(3b)。
【0028】
カラー複写機103がメモリやハードディスクを装備し、画像のスプールが可能であれば、画像送信(3b)を、まとめて1回実行するのみで足りる。
【0029】
図3に示す例では、「1→4」と1度だけ送れば足りる。逆に、画像のスプールが不可能であれば、図3において、「1→4→1→4→1→4」と、ページを部数の回数だけ、カラー複写機103に、画像を送信する必要がある。また、この時点で、プリントサーバ102は、1ページ目のカラー画像(図3に示す例では、「1」)のサムネイル画像を作成する。
【0030】
次に、カラー複写機103の出力結果を、そのまま白黒複写機104のインサータ(または手差し給紙段)にセットする(3d)が、その際に、プリントサーバ102は、上で作成したサムネイル画像を、白黒複写機104に送信し、白黒複写機104は、受信したサムネイル画像を、図示しない操作部上に表示する。
【0031】
また、インサータ(または手差し給紙段)にセットされるカラー複写機103のプリント出力結果の向きに合うように、上記操作部上に表示するサムネイル画像の向きを、回転する。
【0032】
つまり、ユーザは、操作部に表示されているサムネイル画像の向きに合わせてインサータ(または手差し給紙段)に、カラープリントをセットすればよい。そして、サーバ上からトリガをかけ、白黒ページのデータを送信する(3c)。このときに、(3c)で送信するデータには、カラーページデータはないが、(3d)でセットした場所から給紙するという情報を、カラーページデータの場所に付加する。
【0033】
白黒複写機104が、メモリやハードディスクを装備し、画像のスプールが可能であれば、(3d)に先行して、白黒ページデータを白黒複写機104に予め送信し(3c)、白黒複写機104の操作パネル上から出力トリガをかけるようにしてもよい。
【0034】
逆に、白黒複写機104に画像をスプールさせることが不可能であれば、カラー複写機103のプリント出力結果が白黒複写機104のインサータ(または手差し給紙段)にセットされるのを待ってから、プリントサーバ102が、白黒複写機104に、白黒ページデータまたはカラーページ挿入要求を送信する。
【0035】
また、その際には、部数の回数だけ、ページデータを、白黒複写機104に送信する必要がある。図3に示す例では、「挿入→2→3→挿入→5」を3回繰り返して送信する。これによって、白黒ページを受信し(3c)、セットしたカラーページを挿入しつつ、白黒ページをプリントする(3d)ことによって、白黒複写機104から、5ページ3部でソートされた白黒カラー混在出力を得ることができる(3e)。
【0036】
図4は、画像プリントシステムPS1におけるカラーベースの動作の流れを示す図である。
【0037】
まず、プリントサーバ102に、5ページ3部の白黒カラー混在PDLデータが入力される(4a)。プリントサーバ102では、白黒またはカラーのどちらをベースとするかを、接続されている複写機やプリンタの装備状況等に基づいて決定する。図4に示す例では、白黒複写機104は、インサータを装備してなく、一方、カラー複写機103は、インサータを装備しているので、カラーベースで処理を実行すると判断し、まず、白黒ページのデータを白黒複写機104に送信し(4b)、プリントを実行する。
【0038】
白黒複写機104が、メモリやハードディスクを装備し、画像のスプールが可能であれば、画像送信(4b)は、まとめて1回のみで足りる。図4に示す例では、「2→3→5」と1度送れば足りる。逆に、画像のスプールが不可能であれば、図4に示す例では、「2→3→5→2→3→5→2→3→5」と、ページを部数の回数だけ、白黒複写機104に画像を送信する必要がある。
【0039】
また、この時点で、プリントサーバ102は、1ページ目の白黒画像(図4に示す例では、「2」)のサムネイル画像を作成する。
【0040】
次に、白黒複写機104の出力結果を、そのままカラー複写機103のインサータ(または手差し給紙段)にセットする(4d)が、その際に、プリントサーバ102は、上で作成した白黒ページのサムネイル画像を、カラー複写機103に送信し、カラー複写機103は、受信したサムネイル画像を、図示しない操作部上に表示する。
【0041】
また、インサータ(または手差し給紙段)にセットされる白黒複写機104のプリント出力結果に合うように、上記操作部上に表示するサムネイル画像の向きを、回転する。つまり、ユーザは、操作部に表示されているサムネイルの画像の向きに合わせて、インサータ(または手差し給紙段)に、白黒プリントをセットすれば足りる。そして、サーバ上からトリガをかけ、カラーページのデータを送信する(4c)。このときに、(4c)で送信するデータには、白黒ページデータはないが、白黒ページデータの場所には、(4d)でセットした場所から給紙するという情報を付加する。
【0042】
カラー複写機103が、メモリやハードディスクを装備し、画像のスプールが可能であれば、(4d)に先行して、カラーページデータをカラー複写機103に予め送信し(4c)、カラー複写機103の操作パネル上から出力トリガをかけるようにしてもよい。
【0043】
逆に、カラー複写機103に画像をスプールさせることが不可能であれば、白黒複写機104のプリント出力結果が、カラー複写機103のインサータ(または手差し給紙段)にセットされるのを待ってから、プリントサーバ102が、カラー複写機103に、カラーページデータまたは白黒ページの挿入要求を送信する。
【0044】
また、その際に、ページデータを部数の回数だけ、カラー複写機103に送信する必要がある。図4に示す例では、「1→挿入→挿入→4→挿入」を3回繰り返して送信する。これによって、カラーページを受信し(4c)、セットした白黒ページを挿入しつつ、カラーページをプリントする(4d)ことによって、カラー複写機103から、5ページ3部でソートされた白黒カラー混在出力を得る(4e)ことができる。
【0045】
図5は、画像プリントシステムPS1において、画像の入力から出力までの動作を示すフローチャートである。
【0046】
なお、図5中のS501〜S512は、各ステップを示す。
【0047】
S501では、クライアントコンピュータ101から、白黒/カラー混在PDLデータを、プリントサーバ102が受信し、白黒、カラーのうちで、どちらをベースにするかを、カラー複写機103と白黒複写機104との装備状況、デフォルト設定に基づいて決定し、S502に進む。
【0048】
S502では、S501で決定したベースが白黒であれば、S503に進み、S501で決定したベースが白黒でなければ、S507に進む。
【0049】
S503では、プリントサーバ102から、カラー複写機103に、カラーページデータのみを送信し、カラー複写機103では、カラーページをプリントし、S504に進む。また、ここで、プリントサーバ102が、カラーの1ページ目のサムネイル画像を作成する。
【0050】
S504では、作成したカラーページのサムネイル画像を、白黒複写機104に送信し、S505に進む。
【0051】
S505では、カラー複写機103でプリントした出力用紙を、そのまま白黒複写機104のインサータまたは手差し給紙段にセットし、S506に進む。
【0052】
S506では、プリントサーバ102から受信した白黒ページを、プリントし、カラーページ部分を、S505でセットしたインサータ(または手差し給紙段)から給紙し、挿入することによって、目的の白黒カラー混在出力結果を得る。
【0053】
S507では、S501で決定したベースがカラーであれば、S508に進み、S501で決定したベースがカラーでなければ、S512に進む。
【0054】
S508では、プリントサーバ102から、白黒複写機104に、白黒ページデータのみを送信し、白黒複写機104では、白黒ページをプリントし、S509に進む。また、ここで、プリントサーバ102が、白黒の1ページ目のサムネイル画像を作成する。
【0055】
S509では、作成した白黒ページのサムネイル画像をカラー複写機103に送信し、S510に進む。
【0056】
S510では、白黒複写機104がプリントした出力用紙を、そのままカラー複写機103のインサータ(または手差し給紙段)にセットし、S511に進む。
【0057】
S511では、プリントサーバ102から受信したカラーページを、プリントし、白黒ページ部分は、S510でセットしたインサータ(または手差し給紙段)から給紙し、挿入することによって、目的の白黒カラー混在出力結果を得る。
【0058】
S512では、ベースが白黒でもカラーでもないので、カラーページをカラー複写機103でプリントし、白黒ページを白黒複写機104でプリントする。
【0059】
図6は、画像プリントシステムPS1がベースを決定する動作(白黒、カラーのうちで、どちらをベースにするかを決定する動作)(S501)を示すフローチャートの一例を示す図である。
【0060】
なお、図中のS601〜S610は各ステップを示す。
【0061】
S601では、白黒複写機104がインサータを有するか否かをチェックし、インサータを有する場合、S602に進み、インサータを有しない場合、S603に進む。
【0062】
S602では、ベースを、白黒ベースにセットする。
【0063】
S603では、カラー複写機103がインサータを有するか否かをチェックし、インサータを有する場合、S604に進み、インサータを有しない場合、S605に進む。
【0064】
S604では、ベースをカラーベースにセットし、S605では、ベースデフォルト設定を読み出し、S606に進む。
【0065】
S606では、S605で読み出したベースのデフォルト設定が白黒であれば、S607に進み、S605で読み出したベースのデフォルト設定が白黒でなければ、S608に進む。
【0066】
S607では、ベースを白黒ベースにセットする。
【0067】
S608では、S605で読み出したベースのデフォルト設定がカラーであれば、S609に進み、S605で読み出したベースのデフォルト設定がカラーでなければ、S610に進む。
【0068】
S609では、ベースをカラーベースにセットし、S610では、ベースをなしにセットする。
【0069】
なお、図6について説明したフローチャートでは、白黒複写機、カラー複写機ともに、インサータを装備していた場合に白黒ベースであると判定することからも解るように、白黒複写機を優先するが、これとは逆に、カラー複写機を優先するようにしてもよい。
【0070】
図7は、画像プリントシステムPS1において、カラーページプリントの動作を示すフローチャートであり、S503を詳細に示すフローチャートである。
【0071】
なお、図中のS701〜S710は各ステップを示す。
【0072】
S701では、1ページずつ、ページデータを読み出し、S702に進む。
【0073】
S702では、S701で読み出したページデータがカラーデータであれば、S703に進み、S701で読み出したページデータがカラーデータでなければ、S708に進む。
【0074】
S703では、カラーページの1ページ目であるか否かを判定する。1ページ目であれば、S704に進み、1ページ目でなければ、S705に進む。
【0075】
S704では、カラーページの1ページ目のサムネイル画像を作成し、この際に、図示しない操作部に表示可能なサイズで、サムネイル画像を作成する。また、操作部がカラー表示できない場合には、白黒のサムネイル画像を作成する。
【0076】
S705では、後で実行する白黒ページをプリントする時点で、インサータ(または手差し給紙段)から現カラーページを給紙することができるように、白黒/カラー混在PDLデータ内での現カラーページのページ番号を記憶し、S706に進む。
【0077】
S706では、S701で読み出したページデータを、カラー複写機103に送信し、S707に進み、S707では、プリントサーバ102から受信したカラーページデータを、カラー複写機103でプリントし、S710に進む。
【0078】
S708では、プリントサーバ102に接続されている白黒複写機104が、画像をスプールするメモリやハードディスクを装備しているか否かをチェックし、装備していれば、S709に進み、装備していなければ、S710に進む。
【0079】
S709では、S701で読み出したページデータを、白黒複写機104に送信し、白黒複写機104のメモリまたはハードディスクに入力し、S710に進む。
【0080】
S710では、プリントサーバ102から読み出したページデータが、最終ページであるか否かを判断し、最終ページでなければ、S701に進む。
【0081】
図8は、画像プリントシステムPS1における白黒ページプリントの動作を示すフローチャートであり、S508の詳細動作を示すフローチャートである。
【0082】
なお、図中のS801〜S810は、各ステップを示す。
【0083】
S801では、1ページずつページデータを読み出し、S802に進む。
【0084】
S802では、S801で読み出したページデータが白黒データであれば、S803に進み、S801で読み出したページデータが白黒データでなければ、S808に進む。
【0085】
S803では、白黒ページの1ページ目であるか否かを判定し、1ページ目であれば、S804に進み、1ページ目でなければ、S805に進む。
【0086】
S804では、白黒ページの1ページ目のサムネイル画像を作成し、この際に、図示しない操作部に表示可能なサイズで、サムネイル画像を作成する。
【0087】
図9は、上記実施例において、サムネイルを表示する例を示す図である。
【0088】
S805では、後で実行するカラーページをプリントする時点で、インサータ(または手差し給紙段)から、現白黒ページを給紙することができるように、白黒/カラー混在PDLデータ内における現白黒ページのページ番号を記憶し、S806に進む。
【0089】
S806では、S801で読み出したページデータを、白黒複写機104に送信し、S807に進み、S807では、プリントサーバ102から受信した白黒ページデータを白黒複写機104でプリントし、S810に進む。
【0090】
S808では、プリントサーバ102に接続されているカラー複写機103が画像をスプールするメモリやハードディスクを装備しているか否かチェックし、装備していれば、S809に進み、装備していなければ、S810に進む。
【0091】
S809では、S801で読み出したページデータを、カラー複写機103に送信し、カラー複写機103のメモリまたはハードディスクに入力し、S810に進む。
【0092】
S810では、プリントサーバ102から読み出したページデータが、最終ページであるか否かを判断し、最終ページでなければ、S801に進む。
【0093】
図10は、画像プリントシステムPS1におけるインサートプリントの動作を示すフローチャートであり、S506とS511との詳細な動作を示すフローチャートである。
【0094】
なお、図中のS901〜S905は各ステップを示す。
【0095】
S901では、カラーベースであれば、カラー複写機103が、白黒ベースであれば、白黒複写機104が、各メモリまたはハードディスクから(それらが装備されていない場合には、プリントサーバ102から)、ページデータを受信し、読み出し、S902に進む。
【0096】
S902では、読み出したページデータが、インサータ(または手差し給紙段)からの給紙要求であれば、S903に進み、給紙要求でなければ、S904に進み、S903では、インサータ(または手差し給紙段)から、用紙を1枚給紙し、S905に進む。
【0097】
S904では、S901で読み出したページデータをプリントし、S905に進み、S905では、S901で読み出したページデータが、最終ページであるか否かを判断し、最終ページでなければ、S901に進む。
【0098】
上記実施例によれば、白黒/カラー混在PDLデータを、白黒プリンタ処理とカラープリンタ処理とに分ける画像プリントシステムにおいて、インサート用紙の置き方を表示するので、ユーザがインサート用紙を間違った向きでセットすることを回避することができる。
【0099】
上記実施例において、上記カラープリンタは、定着器を通らない紙パスを具備するインサータを有し、上記白黒プリンタは、定着器を通らない紙パスを具備するインサータを有する。また、上記プリントサーバは、接続されているプリンタの装備状況に応じて、カラー、白黒のいずれを先にプリントするかを決定するサーバである。さらに、上記プリントサーバは、接続されているプリンタが、画像データのスプール機能を有するか否かに応じて、画像の送信方法を変更するサーバである。そして、上記サムネイル画像の表示手段は、上記白黒プリンタ、上記カラープリンタの少なくとも一方に設けられている操作部パネルである。
【0100】
なお、上記実施例を次の実施形態として把握することができる。
【0101】
[実施形態1] コンピュータからの入力画像をカラーでプリント出力するカラープリンタと、コンピュータからの入力画像を白黒でプリント出力する白黒プリンタと、コンピュータからの入力プリントデータを画像データに変換し、変換した画像データを上記カラープリンタと上記白黒プリンタとに送信し、プリント出力させるプリントサーバとを具備する画像プリントシステムにおいて、
上記プリントサーバは、
上記入力プリントデータが、白黒ページとカラーページとが混在しているプリントデータであるか否かを判別する判別手段と;
上記入力プリントデータが白黒/カラーの混在データである場合に、白黒ページとカラーページとに分割する白黒/カラーのページ分割手段と;
上記入力プリントデータ内で、白黒ページとカラーページとの並び順を記憶するページ順記憶手段と;
白黒ページを上記白黒プリンタにプリント出力し、カラーページを上記カラープリンタにプリント出力することが可能であり、白黒/カラー混在プリントデータについて、白黒ページ、カラーページのいずれか一方のみを先にプリント出力し、この出力結果をインサートしながら、他方をプリント出力するプリント出力制御手段と;
画像データを縮小してサムネイル画像を作成するサムネイル作成手段と;
を有し、上記白黒プリンタ、カラープリンタの少なくとも一方は、サムネイル画像を表示し、上記白黒プリンタまたは上記カラープリンタは、上記インサートプリントの開始前に、インサートするプリントの置き向きに合わせて、サムネイル画像を表示することを特徴とする画像プリントシステム。
【0102】
[実施形態2] 実施形態1において、
上記カラープリンタは、定着器を通らない紙パスを具備するインサータを有するプリンタであることを特徴とする画像プリントシステム。
【0103】
[実施形態3] 実施形態1において、
上記白黒プリンタは、定着器を通らない紙パスを具備するインサータを有するプリンタであることを特徴とする画像プリントシステム。
【0104】
[実施形態4] 実施形態1において、
上記プリントサーバは、接続されているプリンタの装備状況に応じて、カラー、白黒のいずれを先にプリントするかを決定するサーバであることを特徴とする画像プリントシステム。
【0105】
[実施形態5] 実施形態1において、
上記プリントサーバは、接続されているプリンタが、画像データのスプール機能を有するか否かに応じて、画像の送信方法を変更するサーバであることを特徴とする画像プリントシステム。
【0106】
[実施形態6] 実施形態1において、
上記サムネイル画像の表示手段は、上記白黒プリンタ、上記カラープリンタの少なくとも一方に設けられている操作部パネルであることを特徴とする画像プリントシステム。
【0107】
【発明の効果】
本発明によれば、白黒/カラー混在PDLデータを、白黒プリンタ処理とカラープリンタ処理とに分ける画像プリントシステムにおいて、インサート用紙の置き方を表示するので、ユーザがインサート用紙を間違った向きでセットすることを回避することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である画像プリントシステムPS1の全体構成を示す図である。
【図2】上記実施例における白黒複写機104の断面図である。
【図3】画像プリントシステムPS1における白黒ベースの動作の流れを示す図である。
【図4】画像プリントシステムPS1におけるカラーベースの動作の流れを示す図である。
【図5】画像プリントシステムPS1において、画像の入力から出力までの動作を示すフローチャートである。
【図6】画像プリントシステムPS1がベースを決定する動作(白黒、カラーのうちで、どちらをベースにするかを決定する動作)(S501)を示すフローチャートの一例を示す図である。
【図7】画像プリントシステムPS1において、カラーページプリントの動作を示すフローチャートであり、S503を詳細に示すフローチャートである。
【図8】画像プリントシステムPS1における白黒ページプリントの動作を示すフローチャートであり、S508の詳細動作を示すフローチャートである。
【図9】上記実施例において、サムネイルを表示する例を示す図である。
【図10】画像プリントシステムPS1におけるインサートプリントの動作を示すフローチャートであり、S506とS511との詳細な動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
PS1…画像プリントシステム、
101…クライアントコンピュータ、
102…プリントサーバ、
103…カラー複写機、
104…白黒複写機、
105…ネットワーク、
106…パラレルケーブル。
Claims (1)
- コンピュータからの入力画像をカラーでプリント出力するカラープリンタと、コンピュータからの入力画像を白黒でプリント出力する白黒プリンタと、コンピュータからの入力プリントデータを画像データに変換し、変換した画像データを上記カラープリンタと上記白黒プリンタとに送信し、プリント出力させるプリントサーバとを具備する画像プリントシステムにおいて、
上記プリントサーバは、
上記入力プリントデータが、白黒ページとカラーページとが混在しているプリントデータであるか否かを判別する判別手段と;
上記入力プリントデータが白黒/カラーの混在データである場合に、白黒ページとカラーページとに分割する白黒/カラーのページ分割手段と;
上記入力プリントデータ内で、白黒ページとカラーページとの並び順を記憶するページ順記憶手段と;
白黒ページを上記白黒プリンタにプリント出力し、カラーページを上記カラープリンタにプリント出力することが可能であり、白黒/カラー混在プリントデータについて、白黒ページ、カラーページのいずれか一方のみを先にプリント出力し、この出力結果をインサートしながら、他方をプリント出力するプリント出力制御手段と;
画像データを縮小してサムネイル画像を作成するサムネイル作成手段と;
を有し、上記白黒プリンタ、カラープリンタの少なくとも一方は、サムネイル画像を表示し、上記白黒プリンタまたは上記カラープリンタは、上記インサートプリントの開始前に、インサートするプリントの置き向きに合わせて、サムネイル画像を表示することを特徴とする画像プリントシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003018277A JP2004234048A (ja) | 2003-01-28 | 2003-01-28 | 画像プリントシステム |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP2003018277A JP2004234048A (ja) | 2003-01-28 | 2003-01-28 | 画像プリントシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004234048A true JP2004234048A (ja) | 2004-08-19 |
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ID=32948449
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003018277A Pending JP2004234048A (ja) | 2003-01-28 | 2003-01-28 | 画像プリントシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004234048A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20140040585A (ko) * | 2012-09-26 | 2014-04-03 | 삼성전자주식회사 | 화상형성 시스템, 복사 작업의 기능을 갖는 스캐닝 장치 및 스캐닝 장치를 이용하여 복사 작업을 수행하는 방법 |
JP2015164014A (ja) * | 2014-02-28 | 2015-09-10 | コニカミノルタ株式会社 | 印刷システム、印刷方法および印刷プログラム |
JP2016122469A (ja) * | 2016-03-25 | 2016-07-07 | コニカミノルタ株式会社 | 印刷システム、印刷方法および印刷プログラム |
-
2003
- 2003-01-28 JP JP2003018277A patent/JP2004234048A/ja active Pending
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