JP2004282633A - 画像処理装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】読み取り部にて変倍されたか否かに拘わらず、正確に認識処理を行う。
【解決手段】画像入力部と、入力された画像データに画像処理を施す画像処理部と、画像処理された画像データを出力する画像出力部とを持つ画像処理装置において、特定原稿の画像のパターンデータが複数種類登録されたパターン登録部310と、画像入力部から入力された画像データについて、パターン登録部310からのパターンデータと比較し、入力された画像データが特定原稿か否かを判別する第2の認識経路パス2と、画像入力時において設定されている変倍率に対して画像データを等倍に戻す変倍補正部301を経由させ、パターン登録部310からのパターンデータと比較し、等倍に戻された画像データが特定原稿か否かを判別する第1の認識経路パス1とを持ち、第1と第2認識経路パス1,2のどちらか一方のパスで特定原稿を認識した場合には偽造防止処理を行うよう通知する認識結果通知部311とを備えている。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、スキャナ、プリンタ装置等の画像形成装置に入力された画像が紙幣や有価証券、切手等の特定原稿の画像か否かを判別して特殊原稿の偽造を防止する画像処理装置、及びこの画像処理装置を備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
複写機、スキャナ、プリンタ装置等の画像形成装置においてはカラー画像を容易に複写できるようになっている。カラー複写機の発達により、紙幣、有価証券あるいは切手のような特殊原稿も極めて精巧に複写することができるようになった。そこで、予め特殊原稿の画像パターンを登録しておき、入力された画像データのパターンと登録された画像パターンと比較して類似度を判定し、判定した類似度により入力された画像データが特殊原稿の画像であるか否かを判別して特殊原稿の偽造を防止している。
【0003】
しかしながら、特殊原稿の倍率を変えた画像パターンが入力されると、登録されている画像パターンと類似度が少ないと判定され、偽造される可能性がある。例えば、複写機やスキャナにおいては、複写原稿を変倍処理すると、一般的には主走査方向には電気的に変倍処理されるが、副走査方向は読取速度を変えることでメカ的に変倍している。したがって、変倍されて入力された画像パターンを比較するときは、少なくとも副走査方向の入力画像データは既に変倍された画像データを登録しておく必要がある。特殊原稿の画像パターンを全ての変倍率に対応させて登録するには、メモリの容量が大きくなるばかりでなく、判定処理も複雑になり、正確な判別ができないことがある。
【0004】
そこで、例えば特許文献1には、デジタル画像入力部で入力した画像データが変倍されている場合、変倍処理部で等倍に戻す逆変倍を行い、逆変倍された画像データをパターン登録された特定原稿の画像パターンと比較することが提案されている。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−232578号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記特許文献1の画像処理装置では、原稿読み取り部において変倍されて読み取られた画像データを、認識部で等倍画像に正規化し、等倍画像データについて認識処理を行い特定画像か否かの判別を行っているので、読み取られる原稿には特定原稿そのものが使用されていると想定していると考えられる。しかし、特定原稿を基にしてなんらかの手段より変倍された画像を読み取り原稿として用いられた場合には、等倍画像データに正規化された画像データを認識処理しても特定画像と判別されず、画像出力部では正常出力されてしまうことになる。これを図7により説明する。図7は従来の特定原稿の識別動作を説明するための図で、画像処理装置は、デジタル画像入力部10と、予め登録された特定原稿のパターンとデジタル画像入力部10からの画像データのパターンとを比較し、特定原稿であるか否かを識別する認識部21を備えた画像処理部20と、認識部21での判定結果と共に画像でデータを出力するデジタル画像出力部30とから構成されている。図において、左端は読み取る元原稿で、元原稿41は原寸大であり、元原稿42は200%に拡大されたものである。元原稿41は図示しない読み取り部で200%に変倍された変倍原稿51でデジタル画像入力部10に入力されたとすると、認識部21にて等倍(逆変倍)に正規化した正規化原稿61で認識処理を行う。したがって、変倍しても特定原稿として判別でき、偽造防止処理を行うことができる。しかしながら、元原稿42のように200%に拡大されたものを使用し、読み取り部で50%に縮小した変倍原稿52でデジタル画像入力部10に入力された場合は、認識部21で200%に拡大した原稿を正規化原稿62とみなすため、特定原稿として検出することができない。
【0007】
本発明はこのような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、読み取り部にて変倍されたか否かに拘わらず、正確に認識処理を行う画像処理装置およびその画像処理装置を備えた画像形成装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、第1の手段は、画像入力部と、入力された画像データに画像処理を施す画像処理部と、画像処理された画像データを出力する画像出力部とを持つ画像処理装置において、特定原稿の画像のパターンデータが複数種類登録されたパターン登録部と、前記画像入力部から入力された画像データについて、前記パターン登録部からのパターンデータと比較し、入力された画像データが特定原稿か否かを判別する第1のパスと、画像入力時において設定されている変倍率に対して画像データを等倍に戻す変倍補正部を経由させ、パターン登録部からのパターンデータと比較し、等倍に戻された画像データが特定原稿か否かを判別する第2のパスとを持ち、前記第1と第2パスのどちらか一方のパスで前記特定原稿を認識した場合には偽造防止処理を行うよう通知する認識部とを備え、前記画像出力部は通知された認識結果に基づき、出力する画像に対して偽造防止処理を行うことを特徴としている。
【0009】
第2の手段は、第1の手段において、前記画像入力部は原稿を走査して画像データを読み取る読取手段を、前記画像出力部は転写材に画像を記録する画像記録部を、前記画像出力部は転写材に画像を記録する画像記録部をそれぞれ備え、
前記認識部にて認識処理を行い、その結果、読み取り画像データが特定画像と判別された場合には、前記画像出力部は前記画像記録部へ出力される画像に対して偽造防止処理を行うことを特徴とする。
【0010】
第3の手段は、第1の手段において、前記画像入力部は原稿を走査して画像データを読み取る読取手段を、前記画像出力部は転写材に画像を記録する画像記録部及び画像データを外部に送信するための外部インターフェースをそれぞれ備え、前記認識部にて認識処理を行い、その結果、読み取り画像データが特定画像と判別された場合には、前記画像出力部は前記画像記録部または外部インターフェースの少なくともいずれか一方へ出力される画像に対して偽造防止処理を行うことを特徴とする。
【0011】
第4の手段は、第1の手段において、前記画像出力部は転写材に画像を記録する画像記録部及び外部からの画像データをうけるための外部インターフェースを備え、前記認識部にて前記外部インターフェースからの入力画像データに対して認識処理を行い、その結果、入力画像データが特定画像と判別された場合には、前記画像出力部は前記画像記録部へ出力される画像に対して偽造防止処理を行うことを特徴とする。
【0012】
第5の手段は、第1ないし第4の手段に係る画像処理装置を含んで画像形成装置を構成したことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
【0014】
図1は本発明の実施形態に係る画像形成装置のシステム構成図、図2は画像処理部の概略システム構成図、図3は認識部のシステム構成図、図4はエンジン部のシステム構成図、図5はコントローラASICの構成を示すブロック図である。
【0015】
図1に示すように、本画像形成装置100は、画像形成を行うエンジン部110と、画像形成装置全体の制御を行うコントローラ120とを汎用バスであるPCIバス140で接続した構成である。エンジン部110は、エンジン部110を制御するCPU111、原稿を読み取るスキャナ等で構成された画像読み取り部112、転写材に画像を形成するプロッタ等で構成された画像記録部113、画像処理、CPUI/F,PCII/F等を内蔵するコントローラ用ASIC−E114等を備えている。ASIC−E114は、画像読み取り部112からの画像データに対してシェーディング補正、MTF補正、γ補正等を行う画像処理部115と、PCIバスのためのPCII/F等を備えたPCI部116とから構成されている。画像処理部115内には、画像読み取り部112からの画像データが予め登録されたパターンであるかを認識する認識部117が設けられている。
【0016】
画像処理部115は、図2に示すように、認識部117の外に、画像読み取り部112からの画像信号をデジタル画像信号として画像処理部115に入力するデジタル画像入力部200と、画像処理部115により画像処理されたデジタル画像信号をPCI部116に出力するデジタル画像出力部201も備えており、外部からのファクシミリやプリンタからの画像信号もデジタル画像入力部200に入力するようにすれば、ファクシミリやプリンタとしても使用することができる。
【0017】
コントローラ120は、画像形成装置の処理や動作設定を行う操作部121、画像データを蓄積するHDD122、画像形成装置全体の制御を行うCPU123、操作部I/F、CPUI/F、PCII/F、メモリコントローラ等を内蔵するコントローラ用ASIC−C124、ローカルメモリ(MEM−C)127や(MEN−P)129、インターフェイス(AGP)141によりASIC−C124に接続されたNB128等で構成されている。ASIC−C124には、画像データを所望の角度に回転させる回転器125や画像合成、変倍等を行う編集器126も設けられている。コントローラ120には更に、外部からの画像情報を取り込むための通信用のASIC130、オプション131,132、SB133、ROM134等も設けられている。
【0018】
認識部117は、RGB画像データまたはCMYK画像データどちらも対応可能であり、図3に示すように、それらの切り替えを行う画像入力I/F300、この画像入力I/F300の出力に接続された第1の認識経路パス1と第2の認識経路パス2、紙幣、有価証券、切手などのパターンデータが記憶されたパターン登録部310、認識結果をコントローラ120に伝えるための認識結果通知部311とから構成されている。第1の認識経路パス1は、入力画像の変倍情報に基づいて等倍画像に逆変換を行う変倍補正部301、等倍画像に戻された画像データをガンマ変換するガンマ変換部302、画像データを2値化する2値化処理部304、認識対象となるパターンの切り出しを行うパターン切り出し部306、このパターン切り出し部306からのパターンデータとパターン登録部310に登録されている認識対象パターンデータとパターンマッチングその他の処理によって特定画像がどうか適合度を判定するパターン比較部308とから構成されている。第2の認識経路パス2は、変倍補正部301が無い以外は、第1の認識経路パス1のガンマ変換部302、2値化処理部304、パターン切り出し部306、パターン比較部308に対応するガンマ変換部303、2値化処理部305、パターン切り出し部307、パターン比較部309とから構成されている。
【0019】
図4により、エンジン部110の更に詳細な構成を説明すると、画像読み取り部112側は、原稿にランプを照射し、その反射光をミラー群、フィルタ、レンズ等を会して光電変換するCCD400、このCCD400からの原稿画像のレッド(R)、グリーン(G)そしてブラック(B)の画像データの補正を行う画像処理部401、読み取られたRGBの3色の画像データからシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)そしてブラック(K)の4色の画像データに変換する色分離部402、CMYKの4色の画像データ毎に設けられ、画像のシフトや切り出し等の加工を行うSFT403〜406、多値画像データを符号に変換するエンコーダ(ENC)407〜410等が設けられている。
【0020】
エンジン部110の画像記録部113側は、PCI116を介してコントローラ120から送られてくる符号化された4色画像データをそれぞれ復元するデコーダ(DEC)422〜425、出力側での画像シフトや切り出し等の加工を行うSFT418〜421、γ補正や階調処理等の処理を行う画像処理部417、レーザービームを用いて感光体(図示しない)上に画像を描画するLDB412〜416等が設けられている。なお、図4における画像処理部401と417は図1の画像処理部115の一部を構成しており、認識部117はこれら画像処理部401と417のいずれか一方あるいは両方に設けてもよい。
【0021】
ASIC−C124は、図5に示すように、PCIバス140に接続されるPCIユニット500、PCIアービタ501、PCIターゲット502、PCIコンフィガレーション503、PCIマスター504、HDCモジュール505、セレクタ506、CDモジュール507,508、CMYKの4色の各画像データ用のデータモジュール509a,509b,509c,509d、CMYKの4色の各画像合成用モジュール510a〜d、511a〜d、アービタ513、PCIターゲット502とアービタ513を直接接続するダイレクトアクセスパス512、メモリコントローラ514、編集モジュール515、回転モジュール516,517、AGPマスター518、PCIコンフィガレーション519、PCIターゲット520、内部レジスタ521、AGPユニット522等から構成されている。
【0022】
上述の画像処理装置のコピー動作について説明すると、画像読み取り部112はセットされた原稿を走査し、1回の読み取り走査でR,G,B情報をCCD400で読み取り、変倍が指示されている場合は変倍情報に従って変倍されたRGB画像データを読み込み、読み込まれた画像データに対してシェーディング補正、MTF補正、γ補正などが画像処理部401で行われる。色分離部402ではRGB画像データ3色からCMYK画像データ4色に変換する。変換されたCMYK画像データはSFT403〜406で画像のシフトや切り出し等の加工が行われ、エンコーダ407〜410では多値画像から符号に変換され、PCI411でコントローラ120へ転送される。コントローラ120ではPCI転送された画像データをローカルメモリ127に一旦保存する。ローカルメモリ127への読み込みが終了すると、コントローラ120はエンジン部110に対して画像データの出力指示を発行し、エンジン部110は指示に従って、PCIのリードトランザクションを発生し、コントローラ用ASIC−C124に対してリード要求を出す。コントローラ用ASIC−C124は要求に応じてMEM−C127から画像データを読み出して、メモリコントローラ514、アービタ513、ビデオ出力部511、PCIターゲット502、PCIユニット500、PCIバスを介してエンジン部110へ転送する。エンジン部110では、PCIユニット411で受け取った画像データを、DEC422〜425で符号から元の多値画像に戻し、SFT418〜421にて出力側での画像シフトや切り出し等の加工を行い、画像処理部417でγ補正、階調処理等の処理を行い、レーザービームを用いて感光体上に描画するLDB412〜416を備えた画像記録部113へ画像出力する。
【0023】
認識部202の動作を図3により説明する。認識部202に入力される画像データはRGB画像データまたはCMYK画像データどちらも対応可能であり、画像入力I/F300で切り替えられる。第1の認識経路パス1では、入力画像の変倍情報に基づいて等倍画像に逆変換を行う変倍補正部301を経由して等倍画像に戻された画像データにガンマ変換部302でガンマ変換し、2値化処理部304で2値化したデータに対してパターン切り出し部306でパターンの切り出しを行い、独立したパターンを取り出し認識対象とする。認識対象とされたパターンはパターン比較部308においてパターン登録部310に登録されている認識対象パターンデータとパターンマッチングその他の処理によって特定画像がどうか適合度を判定される。
【0024】
一方、第2の認識経路パス2では、入力画像の変倍情報によらず、そのままの入力画像データに対してガンマ変換部303でガンマ変換し、2値化処理部305で2値化したデータに対してパターン切り出し部307でパターンの切り出しを行い、独立したパターンを取り出し認識対象とする。認識対象とされたパターンはパターン比較部309においてパターン登録部310に登録されている認識対象パターンデータとパターンマッチングその他の処理によって特定画像かどうか適合度が判定される。認識結果通知部311では第1認識経路パス1での判定結果、第2認識経路パス2での判定結果のどちらか一方でも特定画像であると判別された場合には、次段のデジタル画像出力部203に特定画像である旨の通知を行う。
【0025】
これにより、デジタル画像入力部200から特定画像の等倍画像データもしくは変倍画像データどちらの画像データが入力された場合でも確実に特定画像を判別し、デジタル画像出力部203にて偽造防止処理を行うことが可能となる。
【0026】
上述した動作を図6の本発明による特定原稿の識別動作を説明するための図により説明すると、原寸大の元原稿41が画像読み取り部112で200%に拡大され、変倍原稿51となったとすると、第1の認識経路パス1では、変倍補正部301によって50%に縮小されて正規化原稿61となり、パターン比較部308で認識処理され、特定原稿として認識結果通知部311に出力される。一方、第2の認識経路パス2では、変倍原稿51がそのまま認識原稿71となり、認識さるので、特定原稿としては検出されない。また、200%に拡大された元原稿42の場合は、画像読み取り部112で50%に縮小され、変倍原稿52となり、第1の認識経路パス1では、変倍補正部301によって200%に拡大されるので、特定原稿として検出されないが、第2の認識経路パス2では、変倍原稿52が50%に縮小されるので、パターン比較部308で認識処理され、特定原稿として認識結果通知部311に出力される。
【0027】
更に、認識部202をエンジン部110の画像読み取り側の画像処理部401内に搭載することにより、通常のコピー動作時には、画像読み取り部112から入力される画像データに対して認識処理を行い、特定画像を検出した場合にはコントコーラ120のMEM−C127に保存できる。これにより、画像記録部113に出力される画像データに対して確実に偽造防止処理を行うことができる。また、画像読み取り部113をスキャナとして使用し、読み取られた画像情報をコントローラ120内の通信用ASIC130を介して外部機器に出力する場合にも、MEN−C127に記憶された特定画像を、HDD122に蓄積した後、外部に出力される画像データに対して確実に偽造防止処理を行うことができる。
【0028】
また、認識部202をエンジン部110の画像出力側の画像処理部417内に搭載することにより、通常のコピー動作時には、画像読み取り部112から入力され、コントコーラ120のMEM−C127に保存され、コントローラ120からPCI転送されてくる画像データに対して認識処理を行い、特定画像を検出した場合には、画像記録部113に出力される画像データに対して確実に偽造防止処理を行うことができる。また、プリンタ動作時には、通信用ASIC130を経由して外部から入力されて、一旦HDD122に蓄積され、回転器125や、画像合成、変倍等を行う編集器126によって加工された後、PCIパスを経由してコントローラ120からPCI転送されてくる画像データに対して認識処理を行い、特定画像を検出した場合には、画像記録部113に出力される画像データに対して確実に偽造防止処理を行うことができる。
【0029】
なお、画像形成装置の画像形成部は、画像読み取り部112からの画像データを書込光学ユニットで光信号に変換して、原稿画像に対応した光書込みを行い、ドラム状の感光体に静電潜像を形成し、この静電潜像を現像して顕像化し、転写紙などに転写する従来の画像形成装置が利用できるので、その構成および詳細な説明は省略する。
【0030】
また、偽造防止処理としては公知の偽造防止処理であれば足り、例えば、画像形成時に地模様を入れたり、コピーマークをいれるような処理で良い。
【0031】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、特定原稿を基にしてなんらかの手段より変倍された画像を読み取り原稿として用いられた場合でも確実に特定画像を判別し、偽造防止処理を行うことができる。
【0032】
また、本発明によれば、確実に紙幣や有価証券などの特定原稿の偽造を防止することができる画像形成装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る画像形成装置のシステム構成図である。
【図2】画像処理部の概略システム構成図である。
【図3】認識部のシステム構成図である。
【図4】エンジン部のシステム構成図である
【図5】コントローラASICの構成を示すブロック図である。
【図6】本発明による特定原稿の識別動作を説明するための図である。
【図7】従来の特定原稿の識別動作を説明するための図である。
【符号の説明】
1 第1の認識経路パス
2 第2の認識経路パス
100 画像形成装置
110 エンジン部
120 コントローラ120
112 画像読み取り部1
113 画像記録部
115,401,417 画像処理部
117 認識部
200 デジタル画像入力部
201 デジタル画像出力部
301 変倍補正部
308,309 パターン比較部
310 パターン登録部
311 認識結果通知部
400 CCD
412〜416 LDB

Claims (5)

  1. 画像入力部と、入力された画像データに画像処理を施す画像処理部と、画像処理された画像データを出力する画像出力部とを持つ画像処理装置において、
    特定原稿の画像のパターンデータが複数種類登録されたパターン登録部と、
    前記画像入力部から入力された画像データについて、前記パターン登録部からのパターンデータと比較し、入力された画像データが特定原稿か否かを判別する第1のパス、及び画像入力時において設定されている変倍率に対して画像データを等倍に戻す変倍補正部を経由させ、パターン登録部からのパターンデータと比較し、等倍に戻された画像データが特定原稿か否かを判別する第2のパスを有し、前記第1及び第2パスの一方のパスで前記特定原稿を認識した場合には偽造防止処理を行うよう通知する認識部と、
    を備え、前記画像出力部は通知された認識結果に基づき、出力する画像に対して偽造防止処理を行うことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記画像入力部は原稿を走査して画像データを読み取る読取手段を、前記画像出力部は転写材に画像を記録する画像記録部を、前記画像出力部は転写材に画像を記録する画像記録部をそれぞれ備え、
    前記認識部にて認識処理を行い、その結果、読み取り画像データが特定画像と判別された場合には、前記画像出力部は前記画像記録部へ出力される画像に対して偽造防止処理を行うことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記画像入力部は原稿を走査して画像データを読み取る読取手段を、前記画像出力部は転写材に画像を記録する画像記録部及び画像データを外部に送信するための外部インターフェースをそれぞれ備え、前記認識部にて認識処理を行い、その結果、読み取り画像データが特定画像と判別された場合には、前記画像出力部は前記画像記録部または外部インターフェースの少なくともいずれか一方へ出力される画像に対して偽造防止処理を行うことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  4. 前記画像出力部は転写材に画像を記録する画像記録部及び外部からの画像データをうけるための外部インターフェースを備え、前記認識部にて前記外部インターフェースからの入力画像データに対して認識処理を行い、その結果、入力画像データが特定画像と判別された場合には、前記画像出力部は前記画像記録部へ出力される画像に対して偽造防止処理を行うことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の画像処理装置を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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