JP2010126586A - 加硫ゴム製造用クロロプレン重合体ラテックス及びその製造方法 - Google Patents

加硫ゴム製造用クロロプレン重合体ラテックス及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 破断強度等の力学特性と優れた耐摩耗性を合わせ持つ加硫ゴムを浸漬成型により得ることのできるクロロプレン重合体ラテックスを提供する。
【解決手段】 2−クロロ−1,3−ブタジエン由来の構造91〜100重量%、2,3−ジクロロ−1,3−ブタジエン由来の構造0〜9重量%であるクロロプレンポリマーを含有し、当該クロロプレンポリマーの1重量%トルエン不溶分量が20〜85重量%であることを特徴とする加硫ゴム製造用のクロロプレン重合体ラテックス及びその製造方法。
【選択図】 なし

Description

本発明は加硫ゴム製造用クロロプレン重合体ラテックス及びその製造方法に関するものであり、詳しくは優れた力学特性と耐摩耗性を有する加硫ゴム製品を浸漬成型により得ることのできる加硫ゴム製造用クロロプレン重合体ラテックス及びその製造方法に関するものである。
クロロプレンゴムは各種合成ゴムの中でも、力学物性、耐熱老化性、耐候性、耐オゾン性、耐油性、耐薬品性等のバランスが良好であるため、各種産業用ゴム部品や接着剤等の幅広い用途に使用されている。それらのうち水系接着剤用途、アスファルト改質剤用途、浸漬成型用途にはチップ状の原料ゴムとしてではなく、クロロプレン重合体ラテックスとして多く使用されている。中でも浸漬成型用途においては、家庭用、産業用、手術用等の手袋の主原料のひとつとしてクロロプレン重合体ラテックスが位置付けられている。
手袋として使用される加硫ゴムには破断伸びや破断強度等の力学特性および耐摩耗性が優れることが要求される。特に産業用手袋の場合、過酷な作業による手袋の裂けや穴開きに耐え得る優れた上記特性が必須であり、合わせて耐薬品性や耐油性も要求されている。
一般にクロロプレン重合体ラテックスを使用した浸漬成型にて加硫ゴム製品を製造するには、クロロプレン重合体ラテックスに、充填剤、補強剤、老化防止剤、可塑剤、酸化亜鉛、加硫促進剤、硫黄等を水に分散させた懸濁液、さらに必要により乳化剤、粘度調整剤およびpH調整剤を添加したラテックス組成物を作製し、その中へ凝集剤を含浸させた鋳型を浸漬することでゴム膜を形成させ、そのままオーブン等で加熱し、乾燥および加硫するという手法が採られる。ここで浸漬成型により希望とする膜厚の加硫ゴムを得るためには、ラテックスの固形分含量を少なくとも50%以上とする必要があり、通常のクロロプレン乳化重合方法にてこれを達成するには、重合転化率を高くする必要がある。このようにして得られるクロロプレン重合体ラテックスは、単離したポリマーを1重量%トルエン溶液にした際の不溶分量が90%を超えるまでラテックス粒子内で高度に架橋しており、ポリマーのムーニー粘度(ML(1+4)100℃)が200を超えるゲル構造となっている(例えば非特許文献1参照)。さらにこのようなゲル構造のラテックスから得られるゴム膜は適度な強度を有していることから、未加硫状態でダレ変形が無く、作業性が優れるという利点を有している。
しかし、高度に架橋したゲル状態のクロロプレン重合体ラテックスを使用し、浸漬成型により加硫ゴムを製造した場合、元来のラテックス粒子中ポリマーの架橋密度とラテックス粒子間の架橋密度の差が大きいため、低架橋度となっている粒子間に変形時の応力が集中し、破断伸びや破断強度等の力学特性が十分でないという欠点を有しており、それを改良するために粒子間の架橋密度をさらに低減し破断伸びなどを向上させた場合は、著しく耐摩耗性を損なうという課題を有している。
エマルジョン・ラテックスハンドブック編集委員会編、「エマルジョン・ラテックスハンドブック」、初版、株式会社大成社、昭和50年3月、p.151〜p.155
本発明は、上記した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、浸漬成型により加硫ゴム製品を与え得るクロロプレン重合体ラテックスであり、破断強度等の力学特性を改善し、優れた耐摩耗性との両立を可能とした加硫ゴムを与えうるクロロプレン重合体ラテックスを提供することである。
本発明者らは、上記した課題を解決するために鋭意検討を重ねた結果、ラテックス粒子内のゲル構造となっているポリマーの架橋を低減し、浸漬成型により作製する加硫ゴムとした際の架橋密度の偏りを低減することで、優れた力学特性と耐摩耗性を有することを見出し、本発明に至った。すなわち、本発明は、2−クロロ−1,3−ブタジエン由来の構造91〜100重量%及び2,3−ジクロロ−1,3−ブタジエン由来の構造0〜9重量%であるクロロプレンポリマーを含有し、当該クロロプレンポリマーの1重量%トルエン不溶分量が20〜85重量%であることを特徴とする加硫ゴム製造用クロロプレン重合体ラテックス及びその製造方法である。
以下に、本発明について詳細に説明する。
本発明のクロロプレン重合体ラテックスが含有するクロロプレンポリマーは、2−クロロ−1,3−ブタジエン(クロロプレン)由来の構造91〜100重量%及び2,3−ジクロロ−1,3−ブタジエン由来の構造0〜9重量%からなる。クロロプレンポリマーにおける2,3−ジクロロ−1,3−ブタジエン由来の構造が9重量%を超えると、浸漬成型により得られる加硫ゴムの耐寒性が損なわれ、低温環境下での柔軟性が著しく損なわれる。9重量%であれば低温環境下での柔軟性が優れる。
また、本発明のクロロプレン重合体ラテックスが含有するクロロプレンポリマーは、2−クロロ−1,3−ブタジエン由来の構造及び2,3−ジクロロ−1,3−ブタジエン由来の構造、並びに2−クロロ−1,3−ブタジエン及び2,3−ジクロロ−1,3−ブタジエンと共重合可能なコモノマー由来の構造からなっていても良い。ここに、2−クロロ−1,3−ブタジエン及び2,3−ジクロロ−1,3−ブタジエンと共重合可能なコモノマーとしてはラジカル重合可能な単量体に基づくものであれば特に限定するものではなく、例えば、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、塩化ビニリデン等のモノビニル化合物、スチレン、α−メチルスチレン等の芳香族ビニル化合物、アクリル酸、メタクリル酸等の不飽和基含有カルボン酸類、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル等の不飽和基含有カルボン酸エステル類、イソプレン、1,3−ブタジエン、1−クロロ−1,3−ブタジエン等の共役ジエン化合物等があげられ、単独または2種以上を組み合わせたものでも良い。当該コモノマー由来の構造を有する場合の組成割合は、浸漬成型により得られる加硫ゴムがクロロプレンゴムとして特性を発揮するために、2−クロロ−1,3−ブタジエン由来の構造及び2,3−ジクロロ−1,3−ブタジエン由来の構造が88重量%以上100重量%未満、当該コモノマー由来の構造が0重量%を超えて12重量%以下が好ましい。さらにクロロプレンゴムとしての特徴を強く発揮させるためには、0重量%を超えて8重量%以下が特に好ましい。
本発明のクロロプレン重合体ラテックスから単離したクロロプレンポリマーを1重量%トルエン溶液とした際の不溶分量は、20〜85重量%である。1重量%トルエン不溶分量が20重量%未満の場合は、ラテックス粒子中のポリマー架橋密度が低く、浸漬成型により得られる加硫ゴムの架橋密度が十分に高くならず、モジュラス(伸長応力)が低くなり、耐摩耗性を損なう。また85重量%を超えると、ラテックス粒子中のポリマー架橋密度が高くなり過ぎ、浸漬成型により加硫ゴムを製造した場合、元来のラテックス粒子中ポリマーの架橋密度とラテックス粒子間の架橋密度の差が大きいため、低架橋度となっている粒子間に変形時の応力が集中し、破断伸びや破断強度等の力学特性を損なう。さらに加硫剤減量等により粒子間の架橋密度を低減し破断伸びを向上させた場合は、著しくモジュラスを損なう。ポリマーの1重量%トルエン不溶分量が20〜85重量%であれば、浸漬成型により得られる加硫ゴムが良好な力学特性と耐摩耗性を有しているが、1重量%トルエン不溶分量が40〜80重量%であれば、さらに優れた力学特性を有する加硫ゴムが得られ、特に好ましい。ここで耐摩耗性の測定方法としては、テーバー摩耗試験の場合は厚さ0.5mmの加硫シートを作製し、テーバー摩耗試験機に取り付け、23℃、250gの荷重条件で摩耗輪を規定回数走行させた際の摩耗減量で示される。同条件で3,000回走行後の摩耗減量が0.4g未満であれば、耐摩耗性が良好と判定でき、0.3g未満であると特に優れており、さらに好ましい。
本発明のクロロプレン重合体ラテックスは、必要に応じて種々の添加剤を含有してもかまわない。添加剤としては、例えば、酸化防止剤、防腐剤、pH安定剤、乳化安定剤、粘度調整剤、凍結防止剤等が挙げられる。
本発明のクロロプレン重合体ラテックスは、2−クロロ−1,3−ブタジエン92.5〜100重量部及び2,3−ジクロロ−1,3−ブタジエン0〜7.5重量部を20〜55℃の温度にて、重合転化率85〜95%まで乳化重合することにより製造することができる。さらに、2−クロロ−1,3−ブタジエン及び2,3−ジクロロ−1,3−ブタジエンと共重合可能なコモノマー0重量部を超えて12重量部以下を使用して製造しても良い。
本発明のクロロプレン重合体ラテックスを得るための重合において、連鎖移動剤を使用しても良い。連鎖移動剤としては、一般のラジカル重合に用いられる化合物であれば、特に限定するものではなく、例えば、n−ドデシルメルカプタン、t−ドデシルメルカプタン、オクチルメルカプタン等のアルキルメルカプタン類、ジエチルキサントゲンジスルフィド、ジブチルキサントゲンジスルフィド、ジイソプロピルキサントゲンジスルフィド等のキサントゲンスルフィド類、ヨウ化ベンジル、ヨードホルム等が挙げられ、単独または2種以上で使用される。連鎖移動剤の量としては、特に限定するものではないが、得られる重合体ラテックスから単離したポリマーの1重量%トルエン不溶分を目的通りにするために、連鎖移動剤以外のモノマー100重量部に対して0.05〜0.2重量部であることが好ましい。
本発明のクロロプレン重合体ラテックスを得るための重合において、乳化剤としては、一般に乳化重合に用いられる界面活性剤であれば、特に限定するものではなく、カルボン酸塩型、スルホン酸塩型、硫酸塩型等のアニオン型乳化剤及びノニオン型乳化剤等が用いられ、具体的には、不均化ロジン酸のアルカリ金属塩、ロジン酸のアルカリ金属塩、高級脂肪酸アルカリ金属塩、アルキルスルホン酸塩、アルキルアリールスルホン酸塩、アルキル硫酸塩、アルキルアリール硫酸塩、ナフタレンスルホン酸ナトリウムとホルムアルデヒドとの縮合物、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアシルエステル等が挙げられ、単独または2種以上の併用が可能である。各乳化分散剤の添加量はその種類により最適範囲は異なるが、乳化重合を安定に実施でき、さらに浸漬成型により加硫ゴムを得る範囲として、アニオン型乳化剤の場合はモノマー混合物100重量部に対して1〜8重量部が好ましく、2〜6重量部が特に好ましい。ノニオン型乳化剤は凝固剤によるラテックス凝集が起こりにくいため、使用量は限られ、モノマー混合物100重量部に対して、2重量部以下が好ましい。
本発明のクロロプレン重合体ラテックスを得るための重合において、重合開始剤としては、フリーラジカル生成物質であれば、特に限定するものではなく、例えば、過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム等の過硫酸化物、過酸化水素、パラメンタンハイドロパーオキサイド、t−ブチルハイドロパーオキサイド、クメンハイドロパーオキサイド等の無機又は有機過酸化物等が挙げられ、これら単独または上記化合物と硫酸第一鉄、ハイドロサルファイトナトリウム、ナトリウムホルムアルデヒドスルホキシレート、チオ硫酸塩、チオ亜硫酸塩、有機アミン等の還元性物質を併用したレドックス系が使用される。
本発明のクロロプレン重合体ラテックスを得るための重合において、重合温度は25〜55℃である。25℃より低い重合温度の場合は、ラテックスの浸漬成型により得られる加硫ゴムの結晶化速度が速く、低温雰囲気下での放置において加硫ゴム製品が硬くなる。また55℃を超える重合温度の場合は、重合中のポリマーゲル化が進み、ポリマーの1重量%トルエン不溶分量が高くなりすぎる。このうち30〜53℃が好ましい。
本発明のクロロプレン重合体ラテックスを得るための重合において、重合停止転化率は、85〜95%である。重合停止転化率が85%より低いと、ラテックスの固形分量が低くなり、浸漬成型において目標とする厚みの製品を得るための浸漬時間が長く必要となり、生産性を損なうため好ましくない。重合停止転化率が95%を超えると、重合中のポリマーゲル化が進み、ポリマーの1重量%トルエン不溶分量が高くなりすぎる。このうち重合停止転化率は87〜94%が好ましい。
本発明のクロロプレン重合体ラテックスを得るための重合において、重合を停止する際に必要に応じて重合停止剤を添加することも可能である。重合停止剤としては、ラジカルを捕捉する化合物であれば特に限定するものではなく、例えば、フェノチアジン、2,2’−メチレンビス−(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)、2,2’−メチレンビス−(4−エチル−6−t−ブチルフェノール)、2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール、ハイドロキノン、4−メトキシハイドロキノン、N,N−ジエチルヒドロキシルアミン等のラジカル禁止剤等が挙げられ、単独または2種以上が使用できる。各重合停止剤の添加量はその種類により最適範囲は異なるが、重合を確実に停止でき、かつ得られたクロロプレンポリマーの安定性を確保できる範囲として、モノマー100重量部に対して0.01〜5重量部が好ましく、0.02〜2重量部が特に好ましい。
本発明のクロロプレン重合体ラテックスを得るための重合において、重合終了後に実施する未反応単量体の除去方法としては、特に限定はしないが、例えば減圧下スチームストリッピングが挙げられる。
本発明のクロロプレン重合体ラテックスを用いて浸漬成型にて加硫ゴム製品を製造するためには、通常の浸漬成型の手法が利用できる。例えば、本発明のクロロプレン重合体ラテックスに必要に応じて受酸剤、充填剤、補強剤、老化防止剤、可塑剤、滑剤、酸化亜鉛、加硫促進剤、硫黄等を水に分散させた懸濁液、さらに必要により乳化剤、粘度調節剤、pH調節剤を添加したラテックス組成物を作製し、その中へ硝酸カルシウム等の凝固剤を含浸させた目的とする加硫ゴム成型物の鋳型を浸漬することで、鋳型上にゴム膜を形成させる。さらにゴム膜を鋳型とともに水に浸け、余分な乳化剤などを水洗除去した後、鋳型とともにオーブン等で加熱し、乾燥および加硫するという手法等が挙げられる。
本発明のクロロプレン重合体ラテックスはラテックス粒子内のポリマー架橋密度が低減されており、浸漬成型により優れた力学特性と耐摩耗性を有する加硫ゴムを製造することができる。
以下、実施例によって本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例により限定されるものではない。
<ポリマー組成>
クロロプレン重合体ラテックス中のポリマー組成は、クロロプレン重合体ラテックスをシャーレ上に広げて凍結させ、真空乾燥機による凍結乾燥により得たポリマーの熱分解ガスクロマトグラフィーにより求めた。測定はFRONTIER LAB製PY−2010Dを用い590℃で熱分解し、DB−5カラムにて40℃から300℃への15℃/分の昇温条件にて実施した。別途C13−NMRにて組成を求めたモデルポリマーにより作成した検量線を使用し、定量した。
<1重量%トルエン不溶分量>
ポリマー中の1重量%トルエン不溶分量は、クロロプレン重合体ラテックスをシャーレ上に広げて凍結させ、真空乾燥機による凍結乾燥により得たポリマーを1%の濃度でトルエンに溶解し、100メッシュの金網にて濾別される不溶分量として求めた。
<固形分>
クロロプレン重合体ラテックスの固形分は、クロロプレン重合体ラテックス2gを105℃熱風乾燥機において2時間乾燥させた際の、乾燥前後の重量変化より評価した。
<常態特性>
加硫物の常態特性は、JIS K6251(1993年度版)に従い、ダンベル状4号型の試験片を用い、引張り速度500mm/分、23℃の条件により、破断伸び、破断強度、200%伸長応力、500%伸長応力を評価した。
<テーバー摩耗減量>
加硫物のテーバー摩耗減量は、厚さ0.5mmの加硫シートを作製し、両面テープを用いてテーバー摩耗試験機の試料テーブルに固定し、23℃において、250gの荷重にて摩耗輪を3,000回走行させた後の重量減量を測定し評価した。
<低温特性>
加硫物の低温特性は、上島製作所製粘弾性アナライザーVR−7120にて、厚さ0.5mm、幅4mmの加硫シートを用い、周波数10Hz、初期歪1%、振幅0.1%の引張歪での温度分散スペクトルを測定し、tanδのピーク温度として評価した。
実施例1
2−クロロ−1,3−ブタジエン100重量部、n−ドデシルメルカプタン0.10重量部を10Lの撹拌機付きオートクレーブに仕込み、ロジン酸カリウム3.5重量部、ナフタレンスルホン酸ナトリウムのホルムアルデヒド縮合物0.7重量部、水酸化ナトリウム0.4重量部、蒸留水80重量部からなる乳化液をそれに添加し、充分に窒素置換した後、撹拌により乳化させた。3重量%ハイドロサルファイトナトリウム水溶液を添加し、重合器内が40℃一定となるようにジャケット温度を制御しながら、0.2重量%過硫酸カリウム水溶液の連続滴下により重合を開始した。
単量体に対する転化率が93%となった時点で、フェノチアジン0.03重量部をトルエンに溶解しドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム水溶液にて乳化したものを重合停止剤として添加し重合を終了させた。減圧スチームストリッピング法により残存する未反応単量体を除去し、クロロプレン重合体ラテックスを得た。重合体ラテックス中のポリマー組成、トルエン不溶分量、固形分を表1に示す。
Figure 2010126586
一方、酸化亜鉛、硫黄、加硫促進剤CA(N,N‘−ジフェニルチオウレア)、加硫促進剤ZnEDC(ジエチルジチオカルバミン酸亜鉛)それぞれを100重量部として、アンモニウムガゼイン3重量部、ナフタレンスルホン酸ナトリウムのホルマリン縮合物3重量部、蒸留水100重量部をそれぞれ混合し、ボールミルにて1日撹拌することにより、各配合剤の安定な懸濁液を作製した。
クロロプレン重合体ラテックス中の固形分量を100重量部として、酸化亜鉛5重量部、硫黄2重量部、加硫促進剤CA2.5重量部、加硫促進剤ZnEDC1重量部となるように各配合剤の懸濁液をクロロプレン重合体ラテックスへ添加し、1時間撹拌することによりラテックス組成物を作製した。
25%硝酸カルシウム水溶液に浸漬し、乾燥させた平板状の鋳型をクロロプレン重合体ラテックス組成物に浸漬することで、平板上にゴムフィルムを凝集形成させた。鋳型とともに30℃温水に浸し、水溶性の不純物を溶出させた後、120℃の熱風乾燥機にて30分間加熱し、乾燥および加硫を行い厚さ0.25mmの加硫ゴムシートを得た。常態特性を測定した。同様の手法にて浸漬時間を長くすることで0.5mmの加硫ゴムシートを別途作製し、テーバー摩耗減量および低温特性を測定した。これら加硫物特性を表1に示す。破断強度およびモジュラスが高く、耐摩耗性と低温特性が優れる加硫ゴムが得られた。
実施例2
n−ドデシルメルカプタンを0.08重量部、重合温度を30℃とした以外は実施例1と同様の方法にてクロロプレン重合体ラテックスを得た。重合体ラテックス中のポリマー組成、トルエン不溶分量、固形分を表1に合わせて示す。
実施例1と同様の配合および手法にて、クロロプレン重合体ラテックス組成物を作製した。さらに実施例1と同様の方法にて加硫ゴムシートを作製し、常態特性、テーバー摩耗減量、低温特性を測定した。これら加硫物特性を表1に合わせて示す。破断強度およびモジュラスが高く、耐摩耗性と低温特性が優れる加硫ゴムが得られた。
実施例3
n−ドデシルメルカプタンを0.18重量部、重合温度を50℃、重合停止転化率を89%とした以外は実施例1と同様の方法にてクロロプレン重合体ラテックスを得た。重合体ラテックス中のポリマー組成、トルエン不溶分量、固形分を表1に合わせて示す。
実施例1と同様の配合および手法にて、クロロプレン重合体ラテックス組成物を作製した。さらに実施例1と同様の方法にて加硫ゴムシートを作製し、常態特性、テーバー摩耗減量、低温特性を測定した。これら加硫物特性を表1に合わせて示す。破断強度およびモジュラスが高く、耐摩耗性と低温特性が優れる加硫ゴムが得られた。
実施例4
n−ドデシルメルカプタンを0.12重量部、重合停止転化率を88%とした以外は実施例1と同様の方法にてクロロプレン重合体ラテックスを得た。重合体ラテックス中のポリマー組成、トルエン不溶分量、固形分を表1に合わせて示す。
実施例1と同様の配合および手法にて、クロロプレン重合体ラテックス組成物を作製した。さらに実施例1と同様の方法にて加硫ゴムシートを作製し、常態特性、テーバー摩耗減量、低温特性を測定した。これら加硫物特性を表1に合わせて示す。破断強度およびモジュラスが高く、耐摩耗性と低温特性が優れる加硫ゴムが得られた。
実施例5
2−クロロ−1,3−ブタジエンを93重量部、2,3−ジクロロ−1,3−ブタジエンを7重量部、重合停止転化率を92%とした以外は実施例1と同様の方法にてクロロプレン重合体ラテックスを得た。重合体ラテックス中のポリマー組成、トルエン不溶分量、固形分を表1に合わせて示す。
実施例1と同様の配合および手法にて、クロロプレン重合体ラテックス組成物を作製した。さらに実施例1と同様の方法にて加硫ゴムシートを作製し、常態特性、テーバー摩耗減量、低温特性を測定した。これら加硫物特性を表1に合わせて示す。破断強度およびモジュラスが高く、耐摩耗性と低温特性が優れる加硫ゴムが得られた。
実施例6
2−クロロ−1,3−ブタジエンを92.5重量部、2,3−ジクロロ−1,3−ブタジエンを7.5重量部、n−ドデシルメルカプタンを0.08重量部、重合温度を30℃、重合停止転化率を90%とした以外は実施例1と同様の方法にてクロロプレン重合体ラテックスを得た。重合体ラテックス中のポリマー組成、トルエン不溶分量、固形分を表1に合わせて示す。
実施例1と同様の配合および手法にて、クロロプレン重合体ラテックス組成物を作製した。さらに実施例1と同様の方法にて加硫ゴムシートを作製し、常態特性、テーバー摩耗減量、低温特性を測定した。これら加硫物特性を表1に合わせて示す。破断強度およびモジュラスが高く、耐摩耗性と低温特性が優れる加硫ゴムが得られた。
実施例7
2−クロロ−1,3−ブタジエンを96.5重量部、2,3−ジクロロ−1,3−ブタジエンを3.5重量部、n−ドデシルメルカプタンを0.09重量部、重合温度を35℃、重合停止転化率を92%とした以外は実施例1と同様の方法にてクロロプレン重合体ラテックスを得た。重合体ラテックス中のポリマー組成、トルエン不溶分量、固形分を表1に合わせて示す。
実施例1と同様の配合および手法にて、クロロプレン重合体ラテックス組成物を作製した。さらに実施例1と同様の方法にて加硫ゴムシートを作製し、常態特性、テーバー摩耗減量、低温特性を測定した。これら加硫物特性を表1に合わせて示す。破断強度およびモジュラスが高く、耐摩耗性と低温特性が優れる加硫ゴムが得られた。
比較例1
2−クロロ−1,3−ブタジエンを85重量部、2,3−ジクロロ−1,3−ブタジエンを15重量部、n−ドデシルメルカプタンを0.15重量部とした以外は実施例1と同様の方法にてクロロプレン重合体ラテックスを得た。重合体ラテックス中のポリマー組成、トルエン不溶分量、固形分を表2に示す。
Figure 2010126586
実施例1と同様の配合および手法にて、クロロプレン重合体ラテックス組成物を作製した。さらに実施例1と同様の方法にて加硫ゴムシートを作製し、加硫物の常態特性、テーバー摩耗減量、低温特性を測定した。これら加硫物特性を表2に示す。破断強度およびモジュラスが高く、耐摩耗性に優れたが、ポリマー中の2,3−ジクロロ−1,3−ブタジエン量が多いため、低温特性が劣った。
比較例2
n−ドデシルメルカプタンを0.07重量部、重合温度を50℃、重合停止転化率を98%とした以外は実施例1と同様の方法にてクロロプレン重合体ラテックスを得た。重合体ラテックス中のポリマー組成、トルエン不溶分量、固形分を表2に合わせて示す。
実施例1と同様の配合および手法にて、クロロプレン重合体ラテックス組成物を作製した。さらに実施例1と同様の方法にて加硫ゴムシートを作製し、加硫物の常態特性、テーバー摩耗減量、低温特性を測定した。これら加硫物特性を表2に合わせて示す。モジュラスが高く、耐摩耗性が優れていたが、ポリマーのトルエン不溶分が多過ぎるため、破断伸びが低下し破断強度が劣った。
比較例3
2−クロロ−1,3−ブタジエンを96.5重量部、2,3−ジクロロ−1,3−ブタジエンを3.5重量部、n−ドデシルメルカプタンを0.18重量部、重合温度を56℃、重合停止転化率を92%とした以外は実施例1と同様の方法にてクロロプレン重合体ラテックスを得た。重合体ラテックス中のポリマー組成、トルエン不溶分量、固形分を表2に合わせて示す。
実施例1と同様の配合および手法にて、クロロプレン重合体ラテックス組成物を作製した。さらに実施例1と同様の方法にて加硫ゴムシートを作製し、加硫物の常態特性、テーバー摩耗減量、低温特性を測定した。これら加硫物特性を表2に合わせて示す。モジュラスが高く、耐摩耗性が優れていたが、ポリマーのトルエン不溶分が多過ぎるため、破断伸びが低下し破断強度が劣った。
比較例4
2−クロロ−1,3−ブタジエンを93重量部、2,3−ジクロロ−1,3−ブタジエンを7重量部、重合温度を20℃、重合停止転化率を90%とした以外は実施例1と同様の方法にてクロロプレン重合体ラテックスを得た。重合体ラテックス中のポリマー組成、トルエン不溶分量、固形分を表2に合わせて示す。
実施例1と同様の配合および手法にて、クロロプレン重合体ラテックス組成物を作製した。さらに実施例1と同様の方法にて加硫ゴムシートを作製し、常態特性、テーバー摩耗減量、低温特性を測定した。これら加硫物特性を表2に合わせて示す。ポリマーのトルエン不溶分が少ないため、モジュラスが劣り、耐摩耗性も劣った。
比較例5
2−クロロ−1,3−ブタジエンを94重量部、2,3−ジクロロ−1,3−ブタジエンを6重量部、n−ドデシルメルカプタンを0.12重量部、重合停止転化率を70%とした以外は実施例1と同様の方法にてクロロプレン重合体ラテックスを得た。重合体ラテックス中のポリマー組成、トルエン不溶分量、固形分を表2に合わせて示す。
実施例1と同様の配合および手法にて、クロロプレン重合体ラテックス組成物を作製した。さらに実施例1と同様の方法にて加硫ゴムシートを作製し、常態特性、テーバー摩耗減量、低温特性を測定した。これら加硫物特性を表2に合わせて示す。ポリマーのトルエン不溶分が少ないため、モジュラスが劣り、耐摩耗性も劣った。

Claims (3)

  1. 2−クロロ−1,3−ブタジエン由来の構造91〜100重量%及び2,3−ジクロロ−1,3−ブタジエン由来の構造0〜9重量%であるクロロプレンポリマーを含有し、当該クロロプレンポリマーの1重量%トルエン不溶分量が20〜85重量%であることを特徴とする加硫ゴム製造用クロロプレン重合体ラテックス。
  2. 23℃、荷重250gで測定したテーバー摩耗試験における3,000回転走行後の摩耗減量が0.4g未満である加硫ゴムを得ることのできることを特徴とする請求項1に記載の加硫ゴム製造用クロロプレン重合体ラテックス。
  3. 2−クロロ−1,3−ブタジエン92.5〜100重量部及び2,3−ジクロロ−1,3−ブタジエン0〜7.5重量部を25〜55℃の温度にて、重合転化率85〜95%まで乳化重合することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の加硫ゴム製造用クロロプレン重合体ラテックスの製造方法。
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