JP2010021555A - トランジスタ - Google Patents

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Abstract

【課題】移動度及びしきい値電圧が調節された酸化物をチャンネル層に有するトランジスタを提供する。
【解決手段】トランジスタであって、相異なる移動度を有し、相異なる酸化物で形成される下部層及び上部層を備えるチャンネル層と、前記チャンネル層の対向する両端部にそれぞれ接触するソース及びドレインと、前記チャンネル層に電界を印加するためのゲートとを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明はトランジスタに関し、より詳細には移動度及びしきい値電圧が調節された酸化物によるチャンネル層を備えるトランジスタに関する。
トランジスタは、電子機器分野でスイッチング素子や駆動素子として広く使われている。特に、薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor;以下、TFT)は、ガラス基板やプラスチック基板上に製造できるため、液晶表示装置又は有機発光表示装置などの平板表示装置分野で好適に使用されている。
トランジスタの動作特性を向上させるために、酸化物半導体層をチャンネル層として適用する方法が試みられている。この方法は、主に平板表示装置用TFTに適用されている。しかし、酸化物半導体層をチャンネル層として持つトランジスタ(例えば、従来の酸化物トランジスタ)の場合、しきい値電圧を制御することが難しいという問題がある。
さらに詳細に説明すれば、従来の酸化物トランジスタは、主にn型酸化物層をチャンネル層として使用するが、高いオン/オフ電流比、及び小さなサブしきい値勾配(Subthreshold Slope:SS)を得るためには、n型酸化物層のキャリア濃度は高くて結晶性は優秀でなければならない。
したがって、しきい値電圧の調節のために、n型酸化物層のキャリア濃度を低めれば、移動度が低くなってオン/オフ電流比は減少し、サブしきい値勾配(SS)は増加するなど、トランジスタの動作特性が劣化するという問題が発生する。
またn型酸化物層のキャリア濃度が高い場合、しきい値電圧が負(−)の方向に非常に小さくなって増加型(enhancement mode)トランジスタを具現することが難しいという問題がある。
米国特許出願公開第2005−0017302号明細書
そこで、本発明は上記従来の酸化物トランジスタにおける問題点に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、移動度及びしきい値電圧が調節された酸化物をチャンネル層に有するトランジスタを提供することにある。
上記目的を達成するためになされた本発明によるトランジスタは、トランジスタであって、相異なる移動度を有し、相異なる酸化物で形成される下部層及び上部層を備えるチャンネル層と、前記チャンネル層の対向する両端部にそれぞれ接触するソース及びドレインと、前記チャンネル層に電界を印加するためのゲートとを有することを特徴とする。
前記下部層及び上部層のうち、前記ゲートに相対的に近い層は、前記ゲートから相対的に遠く配される層より高い移動度をを有することが好ましい。
前記下部層及び前記上部層のうち、前記ゲートに相対的に近い層は、前記トランジスタの移動度を決定する層であることが好ましい。
前記下部層及び前記上部層のうちの少なくとも一つによって前記トランジスタのしきい値電圧が決定されることが好ましい。
前記下部層及び上部層のうち、前記ゲートに相対的に近い層は、IZO(Indium Zinc Oxide)、ITO(Indium Tin Oxide)、AZO(Aluminum Zinc Oxide)、及びGZO(Gallium Zinc Oxide)からなる群の内より選択される少なくとも一つの酸化物を含むことが好ましい。
前記下部層及び前記上部層のうち、前記ゲートから相対的に遠く配される層は、ZnO系の酸化物を含むことが好ましい。
前記下部層及び上部層のうち、前記ゲートに相対的に近い層の厚さは、10〜500Åであることが好ましい。
前記下部層及び上部層のうち前記ゲートに相対的に近い層の厚さは、30〜200Åであることが好ましい。
前記トランジスタは、トップゲート又はボトムゲート構造を有する薄膜トランジスタであることが好ましい。
また、上記目的を達成するためになされた本発明によるトランジスタは、トランジスタであって、相異なるキャリア密度を有し、相異なる酸化物で形成される下部層及び上部層を備えるチャンネル層と、前記チャンネル層の対向する両端部にそれぞれ接触するソース及びドレインと、前記チャンネル層に電界を印加するためのゲートとを有することを特徴とする。
前記下部層及び上部層のうち、前記ゲートに相対的に近い層は、前記ゲートから相対的に遠く配される層より高いキャリア密度を有することが好ましい。
前記下部層及び上部層は相異なる移動度を有することが好ましい。
前記下部層及び上部層のうち、前記ゲートに相対的に近い層は、前記ゲートから相対的に遠く配される層より高い移動度を有することが好ましい。
前記下部層及び前記上部層のうち、前記ゲートに相対的に近い層は、前記トランジスタの移動度を決定する層であることが好ましい。
前記下部層及び前記上部層のうちの少なくとも一つによって前記トランジスタのしきい値電圧が決定されることが好ましい。
前記下部層及び上部層のうち、前記ゲートに相対的に近い層は、IZO、ITO、AZO、及びGZOからなる群の内より選択される少なくとも一つの酸化物を含むことが好ましい。
前記下部層及び前記上部層のうち、前記ゲートから相対的に遠く配される層は、ZnO系の酸化物を含むことが好ましい。
前記下部層及び上部層のうち、前記ゲートに相対的に近い層の厚さは、10〜500Åであることが好ましい。
前記下部層及び上部層のうち前記ゲートに相対的に近い層の厚さは、30〜200Åであることが好ましい。
前記トランジスタは、トップゲート又はボトムゲート構造を有する薄膜トランジスタであることが好ましい。
本発明に係るトランジスタによれば、所望のしきい値電圧を持ちつつも移動度などの特性に優れたトランジスタを具現できるという効果がある。
本発明の第1の実施形態によるトランジスタを示す断面図である。 本発明の第2の実施形態によるトランジスタを示す断面図である。 本発明の第1の実施形態によるトランジスタと比較例によるトランジスタのゲート電圧V−ドレイン電流I特性を示すグラフである。 図3を線形スケールに変換したグラフである。 本発明の第1の実施形態によるトランジスタのIZO層の厚さによるゲート電圧V−ドレイン電流I特性変化を示すグラフである。 本発明の第1の実施形態によるトランジスタのIZO層の厚さによるしきい値電圧及び移動度の変化を示すグラフである。 本発明の第2の実施形態と比較例とによるトランジスタのゲート電圧V−ドレイン電流I特性を示すグラフである。 本発明の第2の実施形態によるトランジスタのITO層の厚さによるゲート電圧V−ドレイン電流I特性変化を示すグラフである。 本発明の第2の実施形態によるトランジスタのITO層の厚さによるしきい値電圧及び移動度の変化を示すグラフである。 本発明の第1の実施形態によるトランジスタの製造方法を説明するための断面図である。 本発明の第1の実施形態によるトランジスタの製造方法を説明するための断面図である。 本発明の第1の実施形態によるトランジスタの製造方法を説明するための断面図である。 本発明の第1の実施形態によるトランジスタの製造方法を説明するための断面図である。 本発明の第2の実施形態によるトランジスタの製造方法を説明するための断面図である。 本発明の第2の実施形態によるトランジスタの製造方法を説明するための断面図である。 本発明の第2の実施形態によるトランジスタの製造方法を説明するための断面図である。 本発明の第2の実施形態によるトランジスタの製造方法を説明するための断面図である。
次に、本発明に係るトランジスタを実施するための形態の具体例を図面を参照しながら説明する。
添付した図面に示した層や領域などの幅及び厚さは、明細書の明確性のために多少誇張して図示するものもある。詳細な説明の全体にわたって同じ参照番号は、同じ構成要素を表す。
図1は、本発明の第1の実施形態によるトランジスタT1を示す断面図である。
本実施形態のトランジスタT1は、ゲートG1がチャンネル層C1下に形成されるボトムゲート構造を持つ薄膜トランジスタである。
図1を参照すると、基板SUB1上にゲートG1が形成される。基板SUB1は、シリコン基板、ガラス基板及びプラスチック基板の内から選択される一つであって、透明又は不透明でありえる。基板SUB1上にゲートG1を覆うゲート絶縁層GI1が形成される。ゲート絶縁層GI1は、シリコン酸化物層又はシリコン窒化物層であるが、その他の物質層であってもよい。
ゲートG1上側のゲート絶縁層GI1上にチャンネル層C1が形成される。チャンネル層C1のX軸方向幅は、ゲートG1のX軸方向幅より多少大きい。
チャンネル層C1は、移動度及び/またはキャリア密度の相異なる少なくとも二層の酸化物層を備える複数層構造を持つ。
例えば、チャンネル層C1は、第1酸化物層(以下、第1層)10及び第1層10上の第2酸化物層(以下、第2層)20を備えた二重層構造を持つ。
第1層10が第2層20より相対的にゲートG1に近く配置される。この時、第1層10の移動度は第2層20の移動度より大きい。あるいは、第1層10のキャリア密度は第2層20のキャリア密度より大きい。
物質の移動度及びキャリア密度についてさらに詳細に説明すれば、次の通りである。
物質の移動度とキャリア密度とは、独立した変数である。しかし、酸化物では一般的にキャリア密度と移動度とは比例する。すなわち、キャリア密度の高い酸化物であるほど大きい移動度を持つことができる。しかし、場合によってはそうでないこともある。すなわち、キャリア密度の高い酸化物であっても低い移動度を持つことがある。
一方、一般的にチャンネル層として使用する酸化物層のキャリア密度及び/または移動度が高いほど、それを含むトランジスタの移動度は高い。しかし、移動度の低い酸化物層であってもキャリア密度が高ければ、それをチャンネル層として採用したトランジスタの移動度は高い。チャンネル物質のキャリア密度及び/または移動度は、トランジスタの移動度だけではなく、しきい値電圧にも影響を及ぼす。例えば、チャンネル物質のキャリア密度が低いほど、トランジスタのしきい値電圧は正(+)の方向に移動する。本実施形態のように、キャリア密度及び/または移動度の相異なる第1及び第2層10、20を積層してチャンネル層C1を構成すれば、これを備えるトランジスタの移動度及びしきい値電圧を容易に制御できる。
上記についてさらに具体的に説明すれば、次の通りである。
第1層10は、第2層20より相対的にゲートG1に近く配置されている層であって、トランジスタT1の移動度を高める役割を行う。すなわち、第1層10がある場合、そうでない場合(すなわち、チャンネル層C1がいずれも第2層20の物質からなる場合)よりトランジスタT1の移動度が高くなる。
第1層10は、第2層20よりキャリア密度及び/または移動度が高いため、これにより、トランジスタT1の移動度が増加する。第1層10が低い移動度を持つとしてもそのキャリア密度が高ければ、第1層10によりトランジスタT1の移動度は増加する。
一方、トランジスタT1のしきい値電圧は、第1層10の厚さが薄い場合、第1層10より第2層20により左右される。例えば、第1層10が適切に薄い厚さを持つ場合、第2層20の物質、組成及びキャリア密度などによってトランジスタT1のしきい値電圧が調節できる。第2層20は、第1層10より低いキャリア密度及び/または移動度を持つことができるので、第2層20がある場合、そうでない場合(すなわち、チャンネル層C1がいずれも第1層10の物質からなる場合)よりトランジスタT1のしきい値電圧は正(+)の方向に移動できる。
したがって、本実施形態によるトランジスタT1は、高い移動度を持ちつつも正(+)のしきい値電圧を持つ増加型(enhancement mode)トランジスタにすることができる。しかし、第1層10の厚さがある程度以上に厚くなれば、第1層10がトランジスタT1のしきい値電圧に及ぼす影響が順次大きくなってしまう。この時、トランジスタT1のしきい値電圧は、第1層10と第2層20との影響を同時に受けることになる。第1層10の影響が大きくなるほど、トランジスタT1のしきい値電圧は負(−)の方向に移動する。第1層10の厚さが所定の厚さ以上に厚くなれば、トランジスタT1のしきい値電圧は第2層20より第1層10により左右される。
具体的な例として、第1層10はIZO(Indium Zinc Oxide)、ITO(Indium Tin Oxide)、AZO(Aluminum Zinc Oxide)、及びGZO(Gallium Zinc Oxide)からなる群の内より選択される少なくとも一つの酸化物層でありうる。
そして第2層20は、ZnO系の酸化物を含む層であり、この場合、第2層20は、Ga及びInのような3族元素をさらに含むことができる。
例えば、第2層20は、GIZO(Gallium Indium Zinc Oxide)層でありうる。
第2層20は、3族元素の代りにSnのような4族元素またはその他の元素がドーピングされたZnO系の酸化物層でもありうる。第1層10の厚さは、広くは10〜500Å、好適には30〜200Åが好ましい。
もし、第1層10が薄すぎれば、第1層10によりトランジスタT1の移動度が増加する効果が低減する。また第1層10が厚すぎれば、第2層20にチャンネルが形成され難く、第2層20によりしきい値電圧が増加する効果が落ちる。
すなわち、第1層10が厚くなれば、トランジスタT1のしきい値電圧は第1及び第2層10、20の影響を同時に受け、第1層10がさらに厚くなれば、トランジスタT1のしきい値電圧は第2層20ではなく第1層10により決定される。
したがって、目的に応じてトランジスタT1のしきい値電圧を適切に調節しやすい。もし、トランジスタT1のしきい値電圧を正(+)の方向に移動させることを所望する場合、第1層10を薄く形成して第2層20によるしきい値電圧増加効果を高めることができる。
一方、トランジスタT1のしきい値電圧を負(−)の方向に移動させることを所望する場合、第1層10を適切に厚く形成して第1層10によりしきい値電圧が低くなるようにすることができる。第1層10は、前述した10〜500Åの厚さに形成でき、第2層20によるしきい値電圧増加効果を得るためには30〜200Åの厚さに形成する。第2層20のしきい値電圧増加効果を得るのに適した第1層10の厚さは、第1及び第2層10、20の物質によって変わりうる。また、これら厚さの範囲は、具現しようとするトランジスタの大きさ及び種類によって変わりうる。一方、第2層20は10〜2000Å程度の厚さに形成できるが、第1層10と同一か、またはそれより厚く形成できる。
ゲート絶縁層GI1上に、ソース電極S1及びドレイン電極D1がチャンネル層C1の対向する両端部にそれぞれ接触するように形成される。ソース電極S1及びドレイン電極D1は、単一金属層又は多重金属層でありうる。ソース電極S1及び及びドレイン電極D1はゲートG1と同じ金属層であるか、異なる金属層であってもよい。
ゲート絶縁層GI1上にチャンネル層C1、ソース電極S1及びドレイン電極D1を覆う保護層P1が形成される。保護層P1は、シリコン酸化物層又はシリコン窒化物層でありうる。一方、ゲートG1、ゲート絶縁層GI1、ソース電極S1及びドレイン電極D1の厚さは、それぞれ50〜300nm、50〜300nm、10〜200nm及び10〜200nm程度でありうる。
図2は、本発明の第2の実施形態によるトランジスタT2を示す断面図である。
本実施形態によるトランジスタT2は、ゲートG2がチャンネル層C2上に形成されるトップゲート構造の薄膜トランジスタである。
図2を参照すると、基板SUB2上にチャンネル層C2が備えられている。
チャンネル層C2は、図1のチャンネル層C1が上下に引っ繰り返る構造を有する。
すなわち、図2のチャンネル層C2は、基板SUB2上に図1の第2層20と等価の第2層20’と図1の第1層10と等価の第1層10’とが順に備えられた構造を有する。
基板SUB2上に、チャンネル層C2の対向する両端部にそれぞれ接触するように、ソース電極S2及びドレイン電極D2が形成される。基板SUB2上にチャンネル層C2、ソース電極S2及びドレイン電極D2を覆うゲート絶縁層GI2が形成される。ゲート絶縁層GI2上にゲートG2が形成される。ゲートG2はチャンネル層C2上に位置する。
したがって、第1層10’が第2層20’よりゲートG2に近く配置される。ゲート絶縁層GI2上にゲートG2を覆う保護層P2が形成される。
図2の基板SUB2、第1層10’、第2層20’、ソース電極S2、ドレイン電極D2、ゲート絶縁層GI2、ゲートG2、及び保護層P2それぞれの物質及び厚さは、図1の基板SUB1、第1層10、第2層20、ソース電極S1、ドレイン電極D1、ゲート絶縁層GI1、ゲートG1、及び保護層P1それぞれと同一でありうる。また、図2で第1層10’及び第2層20’の役割は、図1の第1層10及び第2層20の役割と同一である。
図3は、本発明の第1の実施形態によるトランジスタと、第1比較例及び第2比較例によるトランジスタのゲート電圧V−ドレイン電流I特性を示すグラフである。
図3でG1グラフは、本発明の第1の実施形態によるトランジスタ(以下、本発明の第1トランジスタ)、さらに具体的には、図1のトランジスタと同様の構造を持つが、第1層10及び第2層20としてそれぞれIZO層及びGIZO層を使用したトランジスタに対応する結果である。この時、IZO層及びGIZO層の厚さは、それぞれ50Å及び600Åである。
G2グラフは、チャンネル層としてGIZO単一層(厚さ:600Å)を使用した第1比較例によるトランジスタに対応する結果であり、G3グラフは、チャンネル層としてIZO単一層(厚さ:500Å)を使用した第2比較例によるトランジスタに対応する結果である。この時、図3の結果を得るのに使用したドレイン電圧は1Vであった。これらのドレイン電圧は、図5及び図7の特性グラフを得るのにも同様に使用した。
図3のG1グラフとG2グラフを比較すれば、G1グラフのオン(ON)電流は10−3Aほどであって、G2グラフのオン(ON)電流(約3×10−4A)より3倍ほど高い。実際に本発明の第1トランジスタの移動度は、第1比較例によるトランジスタの移動度より3倍ほど高かった。本発明の第1トランジスタと第1比較例によるトランジスタとの移動度及びサブしきい値勾配(SS)を整理すれば、表1の通りである。
Figure 2010021555
図4は、図3のG1グラフ〜G3グラフを線形スケールに変換したグラフである。
図4でG1’グラフ〜G3’グラフは、それぞれ図3のG1グラフ〜G3グラフに対応する。
G1’グラフ〜G3’グラフそれぞれの接線がX軸と出合う地点のゲート電圧が各グラフに対応するトランジスタのしきい値電圧である。
ここで、接線はゲート電圧の変化量(ΔVg)対ドレイン電流の変化量(ΔId)が最大になるVg地点での該当グラフの接線である。
図4を参照すると、G1’グラフに対応するトランジスタのしきい値電圧は0.31Vほどであり、G2’グラフに対応するトランジスタのしきい値電圧は−0.60Vほどである。
すなわち、G1’グラフに対応する本発明の第1トランジスタのしきい値電圧は、G2’グラフに対応する第1比較例によるトランジスタのしきい値電圧と非常に近似している。
一方、G3’グラフに対応するトランジスタの場合、すなわち、チャンネル層としてIZO単一層を使用した第2比較例によるトランジスタの場合、しきい値電圧が−8Vほどと非常に低い。これは、第2比較例によるトランジスタは増加型トランジスタではなく、空乏型トランジスタであることを表す。
上述したように、本発明の第1トランジスタのしきい値電圧は第1比較例によるトランジスタのしきい値電圧と近似していて、正(+)の値を持つ一方、第2比較例によるトランジスタのしきい値電圧は、相対的に非常に小さな負(−)の値を持つ。本発明の第1トランジスタはIZO/GIZOチャンネル層、第1比較例によるトランジスタはGIZOチャンネル層、第2比較例によるトランジスタはIZOチャンネル層を使用することを考慮すれば、本発明の第1トランジスタのしきい値電圧は、IZO層ではないGIZO層により左右されることが分かる。
すなわち、第1比較例のようにGIZO単一層をチャンネル層として適用した場合、高い移動度を得難く、第2比較例のようにIZO単一層をチャンネル層として適用した場合、しきい値電圧が小さくて増加型トランジスタを具現し難い。
しかし、本発明の第1実施形態によれば、移動度の高い増加型トランジスタを具現できる。但し、この時、本発明の第1トランジスタのチャンネル層IZO/GIZOでIZO層の厚さは50Åほどと薄かった。もし、しきい値電圧の低いトランジスタを具現しようとすれば、チャンネル層IZO/GIZOでIZO層の厚さを増加させてしきい値電圧に及ぼすIZO層の影響を増加させることができる。
図5は、本発明の第1の実施形態によるトランジスタで図1と同様の構造を持つが、第1層10及び第2層20としてそれぞれIZO層及びGIZO層を使用したトランジスタのIZO層の厚さによるゲート電圧V−ドレイン電流I特性変化を示すグラフである。
図5で実線グラフは、IZO層の厚さが0であるトランジスタ、すなわち、GIZO単一層をチャンネル層として使用したトランジスタに対応する結果である。
図5から、IZO層の厚さが30Åほどと薄い場合のゲート電圧V−ドレイン電流I特性は、GIZO単一層をチャンネル層として適用した場合のゲート電圧V−ドレイン電流I特性と近似していることが分かる。
IZO層の厚さが50Åほどである場合、しきい値電圧はGIZO単一層をチャンネル層として適用した場合と近似しているが、オン(ON)電流はかなり増加したことが分かる。オン(ON)電流の増加は、すなわち、トランジスタの移動度が増加したということを意味する。
また、IZO層の厚さが100Åほどと厚い場合、グラフが全体的に負(−)の方向に移動することが分かる。この時、トランジスタの移動度は、IZO層の厚さが50Åである場合よりさらに増加した。IZO層の厚さが過度に薄いトランジスタの特性は、GIZO単一層をチャンネル層として適用したトランジスタと近似しており、IZO層の厚さが過度に厚いトランジスタの特性は、図3の第2比較例によるトランジスタ、すなわち、IZO単一層をチャンネル層として適用したトランジスタと近似している。以上から、使用目的に合わせてIZO層の厚さを適切に決定できる。
図6は、図5から得た結果であって、本発明の第1の実施形態によるトランジスタのIZO層の厚さによるトランジスタのしきい値電圧及び移動度の変化を示すグラフである。
図6を参照すると、測定範囲内でIZO層の厚さが増加するほど移動度は増加し、しきい値電圧は減少することが分かる。特に、移動度の場合、30〜50ÅのIZO厚さ範囲で変化量が大きく、しきい値電圧の変化量は、IZO層の厚さが増加するにつれて順次増加する傾向を示すのが分かる。
図7は、本発明の第2の実施形態によるトランジスタと第3比較例及び第4比較例によるトランジスタのゲート電圧V−ドレイン電流I特性を示すグラフである。
図7でGG1グラフは、本発明の第2の実施形態によるトランジスタ(以下、本発明の第2トランジスタ)で、より具体的には、図1の本発明の第1の実施形態によるトランジスタと同様の構造を持つが、第1層10及び第2層20としてそれぞれITO層及びGIZO層を使用したトランジスタに対応する結果である。この時、ITO層及びGIZO層の厚さはそれぞれ50Å及び600Åである。
GG2グラフは、第3比較例によるトランジスタ、すなわち、チャンネル層としてGIZO単一層(厚さ:600Å)を使用したトランジスタに対応する結果であり、GG3グラフは、第4比較例によるトランジスタ、すなわち、チャンネル層としてITO単一層(厚さ:50Å)を使用したトランジスタに対応する結果である。付加的には、第3比較例によるトランジスタは、図3を参照して説明した第1比較例によるトランジスタと構造的にほぼ同一であるが、形成条件において二つのトランジスタは多少差がある。
図7のGG1グラフとGG2グラフを比較すると、GG1グラフのオン(ON)電流は5×10−5Aほどであって、GG2グラフのオン(ON)電流(約5×10−6A)より10倍ほど高い。実際にGG1グラフに対応する本発明の第2トランジスタの移動度は、GG2グラフに対応する第3比較例によるトランジスタの移動度より10倍ほど高かった。
またターンオン地点で、GG1グラフの勾配はGG2グラフの勾配より多少大きいことが分かる。すなわち、本発明の第2トランジスタのサブしきい値勾配(SS)は、第3比較例によるトランジスタのサブしきい値勾配(SS)より小さい。これは、本発明の第2トランジスタのように、二重層構造のチャンネル層を使用する場合、第3比較例のように、単一層構造のチャンネル層を使用した場合よりトランジスタのターンオン速度が速いということである。本発明の第2トランジスタと第3比較例によるトランジスタの移動度、サブしきい値勾配及びしきい値電圧を整理すれば、表2の通りである。
Figure 2010021555
従来のように単一酸化物層をチャンネル層として使用する場合、しきい値電圧を正(+)の方向に移動させるためには、チャンネル層のキャリア濃度を低減させねばならないので、トランジスタの移動度が減少するという問題があった。しかし、本発明の実施形態によるトランジスタでは、二重層構造の酸化物層をチャンネル層として使用することによって、所望のしきい値電圧を持ちつつも移動度及びサブしきい値勾配などの特性に優れたトランジスタを具現できる。
図8は、図1の本発明の第1の実施形態によるトランジスタと同様の構造を持つが、第1層10及び第2層20としてそれぞれITO層及びGIZO層を使用したトランジスタのITO層の厚さによるゲート電圧V−ドレイン電流I特性変化を示すグラフである。
図8で実線グラフは、ITO層の厚さが0であるトランジスタ、すなわち、GIZO単一層をチャンネル層として使用したトランジスタに対応する結果である。
図8の結果は、図5と近似している。すなわち、図8でITO層の厚さが30Åと薄い場合のゲート電圧V−ドレイン電流I特性は、GIZO単一層をチャンネル層として適用した場合と近似しているが、オン(ON)電流は多少増加した。
ITO層の厚さが50Åである場合、しきい値電圧はGIZO単一層をチャンネル層として適用した場合と近似しているが、オン(ON)電流はかなり増加したことが分かる。オン(ON)電流の増加は、すなわち、トランジスタの移動度増加を意味する。
また、ITO層の厚さが80Åである場合、グラフが全体的に負(−)の方向に移動することが分かる。この時、トランジスタの移動度は、ITO層の厚さが50Åである場合より多少増加した。
図9は、図8から得た結果であって、本発明の第2の実施形態によるトランジスタのITO層の厚さによるトランジスタのしきい値電圧及び移動度の変化を示すグラフである。
図9を参照すると、測定範囲内でITO層の厚さが増加するほど移動度は増加し、しきい値電圧は減少することが分かる。特に、移動度の場合、30〜50ÅのITO厚さ範囲で変化量が大きく、しきい値電圧の変化量は、ITO層の厚さが50Å以上に増加するにつれて増加する傾向を示すのが分かる。
以下では、本発明の実施形態によるトランジスタの製造方法を説明する。
図10〜図13は、本発明の第1の実施形態によるトランジスタの製造方法を示す。本実施形態は、ボトムゲート構造の薄膜トランジスタの製造方法である。図1と図10〜図13で同じ参照番号は同じ構成要素を表す。
図10を参照すると、基板SUB1上にゲートG1を形成し、基板SUB1上にゲートG1を覆うゲート絶縁層GI1を形成する。ゲート絶縁層GI2は、シリコン酸化物又はシリコン窒化物で形成するか、その他の物質で形成してもよい。
図11を参照すると、ゲート絶縁層GI1上に順次積層された第1層10及び第2層20を持つチャンネル層C1を形成する。この時、チャンネル層C1はゲートG1上に位置する。第1層10及び第2層20は、スパッタリング法または蒸発法のような物理気相蒸着(Physical Vapor Deposition;以下、PVD)方法で蒸着され、同じマスク層を利用してパターニングされる。
図12を参照すると、ゲート絶縁層GI1上にチャンネル層C1の対向する両端部にそれぞれ接触し、チャンネル層C1の上部面の一部を露出させるソース電極S1及びドレイン電極D1を形成する。ソース電極S1及びドレイン電極D1は、単一金属層又は多重金属層で形成できる。
図13を参照すると、基板SUB1上に、チャンネル層C1の露出した部分とソース電極S1及びドレイン電極D1とを覆う保護層P1を形成する。このような方法で形成されたトランジスタは、所定の温度でアニーリングされうる。
図14〜図17は、本発明の第2の実施形態によるトランジスタの製造方法を示す。本実施形態は、トップゲート構造の薄膜トランジスタの製造方法である。図2と図14〜図17で同じ参照番号は、同じ構成要素を表す。
図14を参照すると、基板SUB2上にチャンネル層C2を形成する。チャンネル層C2は、基板SUB2上に順次積層された第2層20’及び第1層10’を備える二重層構造で形成する。図14の第1層10’及び第2層20’の形成方法は、図11で説明した第1層10及び第2層20の形成方法と同様である。
図15を参照すると、基板SUB2上にチャンネル層C2の対向する両端部に、それぞれ接触したソース電極S2及びドレイン電極D2を形成する。
図16を参照すると、基板SUB1上に、チャンネル層C2の露出した部分とソース電極S2及びドレイン電極D2とを覆うゲート絶縁層GI2を形成する。次いで、ゲート絶縁層GI2上にゲートG2を形成する。ゲートG2は、チャンネル層C2上に位置するように形成する。ゲートG2は、ソース電極S2及びドレイン電極D2と同じ金属又は異なる金属で形成できる。
図17を参照すると、ゲート絶縁層GI2上にゲートG2を覆うように保護層P2を形成する。保護層P2は、シリコン酸化物又はシリコン窒化物で形成できる。これらの方法で形成されたトランジスタは、所定の温度でアニーリングされうる。
上述の説明で多くの事項が具体的に記載されているが、これらは発明の範囲を限定するものというより、望ましい実施形態の例示として解釈されねばならない。例えば、当業者ならば、本発明の思想は薄膜トランジスタではなくその他のトランジスタにも適用できるということを理解できるであろう。また図1及び図2のトランジスタの構成要素及び構造は、それぞれ多様化及び変形でき、本発明は、上述の実施形態に限られるものではない。本発明の技術的範囲から逸脱しない範囲内で多様に変更実施することが可能である。
本発明によるトランジスタは、増加型ではない空乏型でもよく、液晶表示装置や有機発光表示装置分野だけではなくメモリー素子及び論理素子分野にも好適に用いられる。
10、10’ 第1層(第1酸化物層)
20、20’ 第2層(第2酸化物層)
SUB1、SUB2 基板
G1、G2 ゲート
C1、C2 チャンネル層
D1、D2 ドレイン電極
S1、S2 ソース電極
GI1、GI2 ゲート絶縁層
P1、P2 保護層
T1、T2 トランジスタ

Claims (20)

  1. トランジスタであって、
    相異なる移動度を有し、相異なる酸化物で形成される下部層及び上部層を備えるチャンネル層と、
    前記チャンネル層の対向する両端部にそれぞれ接触するソース及びドレインと、
    前記チャンネル層に電界を印加するためのゲートとを有することを特徴とするトランジスタ。
  2. 前記下部層及び上部層のうち、前記ゲートに相対的に近い層は、前記ゲートから相対的に遠く配される層より高い移動度を有することを特徴とする請求項1に記載のトランジスタ。
  3. 前記下部層及び前記上部層のうち、前記ゲートに相対的に近い層は、前記トランジスタの移動度を決定する層であることを特徴とする請求項1に記載のトランジスタ。
  4. 前記下部層及び前記上部層のうちの少なくとも一つによって前記トランジスタのしきい値電圧が決定されることを特徴とする請求項1に記載のトランジスタ。
  5. 前記下部層及び上部層のうち、前記ゲートに相対的に近い層は、IZO、ITO、AZO、及びGZOからなる群の内より選択される少なくとも一つの酸化物を含むことを特徴とする請求項1に記載のトランジスタ。
  6. 前記下部層及び前記上部層のうち、前記ゲートから相対的に遠く配される層は、ZnO系の酸化物を含むことを特徴とする請求項1に記載のトランジスタ。
  7. 前記下部層及び上部層のうち、前記ゲートに相対的に近い層の厚さは、10〜500Åであることを特徴とする請求項1に記載のトランジスタ。
  8. 前記下部層及び上部層のうち、前記ゲートに相対的に近い層の厚さは、30〜200Åであることを特徴とする請求項7に記載のトランジスタ。
  9. 前記トランジスタは、トップゲート又はボトムゲート構造を有する薄膜トランジスタであることを特徴とする請求項1に記載のトランジスタ。
  10. トランジスタであって、
    相異なるキャリア密度を有し、相異なる酸化物で形成される下部層及び上部層を備えるチャンネル層と、
    前記チャンネル層の対向する両端部にそれぞれ接触するソース及びドレインと、
    前記チャンネル層に電界を印加するためのゲートとを有することを特徴とするトランジスタ。
  11. 前記下部層及び上部層のうち、前記ゲートに相対的に近い層は、前記ゲートから相対的に遠く配される層より高いキャリア密度を有することを特徴とする請求項10に記載のトランジスタ。
  12. 前記下部層及び上部層は、相異なる移動度を有することを特徴とする請求項10に記載のトランジスタ。
  13. 前記下部層及び上部層のうち、前記ゲートに相対的に近い層は、前記ゲートから相対的に遠く配される層より高い移動度を有することを特徴とする請求項12に記載のトランジスタ。
  14. 前記下部層及び前記上部層のうち、前記ゲートに相対的に近い層は、前記トランジスタの移動度を決定する層であることを特徴とする請求項10に記載のトランジスタ。
  15. 前記下部層及び前記上部層のうちの少なくとも一つによって前記トランジスタのしきい値電圧が決定されることを特徴とする請求項10に記載のトランジスタ。
  16. 前記下部層及び上部層のうち、前記ゲートに相対的に近い層は、IZO、ITO、AZO、及びGZOからなる群の内より選択される少なくとも一つの酸化物を含むことを特徴とする請求項10に記載のトランジスタ。
  17. 前記下部層及び前記上部層のうち、前記ゲートから相対的に遠く配される層は、ZnO系の酸化物を含むことを特徴とする請求項10に記載のトランジスタ。
  18. 前記下部層及び上部層のうち、前記ゲートに相対的に近い層の厚さは、10〜500Åであることを特徴とする請求項10に記載のトランジスタ。
  19. 前記下部層及び上部層のうち、前記ゲートに相対的に近い層の厚さは、30〜200Åであることを特徴とする請求項18に記載のトランジスタ。
  20. 前記トランジスタは、トップゲート又はボトムゲート構造を有する薄膜トランジスタであることを特徴とする請求項10に記載のトランジスタ。
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