JP2010008921A - マスクパターンデータの生成方法およびマスクの製造方法 - Google Patents

マスクパターンデータの生成方法およびマスクの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010008921A
JP2010008921A JP2008170963A JP2008170963A JP2010008921A JP 2010008921 A JP2010008921 A JP 2010008921A JP 2008170963 A JP2008170963 A JP 2008170963A JP 2008170963 A JP2008170963 A JP 2008170963A JP 2010008921 A JP2010008921 A JP 2010008921A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pattern
mask
mask pattern
exposure
patterns
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008170963A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5193700B2 (ja
Inventor
Yumi Watanabe
由美 渡辺
Masaru Suzuki
勝 鈴木
Takashi Sato
隆 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2008170963A priority Critical patent/JP5193700B2/ja
Priority to US12/494,094 priority patent/US8187773B2/en
Publication of JP2010008921A publication Critical patent/JP2010008921A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5193700B2 publication Critical patent/JP5193700B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F1/00Originals for photomechanical production of textured or patterned surfaces, e.g., masks, photo-masks, reticles; Mask blanks or pellicles therefor; Containers specially adapted therefor; Preparation thereof
    • G03F1/22Masks or mask blanks for imaging by radiation of 100nm or shorter wavelength, e.g. X-ray masks, extreme ultraviolet [EUV] masks; Preparation thereof
    • G03F1/24Reflection masks; Preparation thereof
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B82NANOTECHNOLOGY
    • B82YSPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
    • B82Y10/00Nanotechnology for information processing, storage or transmission, e.g. quantum computing or single electron logic
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B82NANOTECHNOLOGY
    • B82YSPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
    • B82Y40/00Manufacture or treatment of nanostructures
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F1/00Originals for photomechanical production of textured or patterned surfaces, e.g., masks, photo-masks, reticles; Mask blanks or pellicles therefor; Containers specially adapted therefor; Preparation thereof
    • G03F1/36Masks having proximity correction features; Preparation thereof, e.g. optical proximity correction [OPC] design processes

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Nanotechnology (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

【課題】反射型光学系を用いるリソグラフィ工程において微細なパターンを高精度に形成することができるマスクパターンデータの生成方法を提供する。
【解決手段】反射型露光用マスク1に形成されるデバイスパターン形成用のマスクパターンデータの生成方法であって、マスクパターン6のパターン寸法およびパターンピッチの少なくとも一つに応じて生じるマスクパターン6を被露光体7上に転写した際の転写位置ずれ量を補正するための位置補正量テーブルに基づいてマスクパターン6のデータを生成する。
【選択図】 図1

Description

本願発明は、半導体装置の製造技術に係り、特に反射型光学系を用いるリソグラフィ工程用の露光用マスクに関する。
近年、半導体装置の微細化に伴い、回路パターンの線幅が益々縮小化している。このような縮小化要求に対して、リソグラフィ技術では、レジストの露光に用いる露光光の波長をより短波長化することで対応している。そして、パターン幅が約45nmの世代からは、極短紫外光(Extreme Ultra Violet:EUV)と呼ばれる波長が約13.5nmを中心とする波長領域を含む露光光を用いることが検討されている。このEUVを用いることにより、従来では達成できなかったパターン幅、パターンサイズ、あるいはパターンピッチの縮小化にも対応可能と考えられている。
ただし、EUVを用いる露光では、従来の光透過型の露光用マスクおよび光学系ではなく、反射型の露光用マスクおよび光学系を用いる必要がある。これは、露光用マスクを所望の厚さに形成した場合に、波長が約13.5nmのEUVを透過させることができるマスク材料が、これまでのところ存在しないためである。
そして、反射型マスクを用いる場合、マスク面で反射された反射光を、同じマスクへの入射光と相互に干渉させずに投影光学系に入らせなくてはならない。このため、反射型マスクに入射されるEUV光は、マスク面に対して所定の角度(オフセット角)を付けられて斜めに入射(オフセット入射)させられる。この際、マスクに入射するEUV光とマスクパターンとのなす角度によっては、ウェーハ上におけるマスクパターンの転写像がマスクパターンとは異なるパターンになる可能性がある。例えば、パターンの長辺が入射光の方向に対して直交する方向に配置されているか、あるいは平行に配置されているかによってパターンコントラストに差異が生じ、ウェーハ上におけるマスクパターンの転写像がそれぞれ異なる結果となる。特に、入射するEUV光とマスクパターンとが直交していると、ウェーハ上におけるマスクパターンの転写像の位置が入射光の方向に移動(シフト)してしまう。
このパターン像のシフト現象は、例えば後記の特許文献1に開示されているように、シフトを打ち消す方向にマスクパターン全体をオフセットさせたり、あるいは露光時に露光装置側でそのオフセット値(オフセット量)を設定したりすることで補正することが可能である。しかしながら、このように一律にマスクパターンをオフセットしても、全てのマスクパターンのシフト現象を適正に補正することが困難な場合がある。
特開2005−72309号公報
本願発明では、反射型光学系を用いるリソグラフィ工程において微細なパターンを高精度に形成することができるマスクパターンデータの生成方法およびマスクの製造方法を提供する。
前記課題を解決するために、本願発明の一態様に係るマスクパターンデータの生成方法は、反射型露光用マスクに形成されるデバイスパターン形成用のマスクパターンデータの生成方法であって、前記マスクパターンのパターン寸法およびパターンピッチの少なくとも一つに応じて生じる前記マスクパターンを被露光体上に転写した際の転写位置ずれ量を補正するための位置補正量テーブルに基づいて前記マスクパターンのデータを生成することを特徴とするものである。
また、前記課題を解決するために、本願発明の他の態様に係るマスクの製造方法は、本願発明に係るマスクパターンデータの生成方法により生成されたマスクパターンデータに基づいてマスクパターンを形成することを特徴とするものである。
本願発明によれば、反射型光学系を用いるリソグラフィ工程において微細なパターンを高精度に形成することができるマスクパターンデータの生成方法およびマスクの製造方法を提供することができる。
以下、本願発明に係る各実施形態を図面を参照しつつ説明する。
(第1の実施の形態)
この第1実施形態は、反射型露光用マスクを用いるリソグラフィ技術に関する。背景技術において説明したように、マスクパターンに対して斜めに入射する露光光に対応する反射型露光用マスクを用いるリソグラフィ工程では、斜め入射効果による影響により被露光体上のマスクパターンの転写像に位置ずれが発生する。そこで本実施形態では、被露光体上に転写されるマスクパターンの像であるデバイスパターンの寸法およびピッチに依存する位置ずれ量(シフト量)をマスク上で補正して、所望のパターンを被露光体上に忠実に転写することができるマスクパターンデータの生成方法を提供する。特に、本実施形態では、実際のパターン転写に先立って予め求めておいた被露光体上に転写されたパターンの寸法およびピッチに対応する位置ずれ量に基づいて、位置ずれ補正量テーブルを作成する。そして、このテーブルに基づいてマスクパターンのデータを補正する。以下、図1〜図5を参照しつつ、本願発明に係る第1実施形態について具体的に説明する。
先ず、図1に示すように、本実施形態に係る反射型露光用マスク1は、基板2、反射層3、および吸収層(吸収膜)4からなる。反射層3は、基板としてのマスクブランクス2上に設けられており、露光光5を反射する。吸収層4は、反射層3上に設けられているとともに、少なくとも被露光体上に転写するデバイスパターンに対応するマスクパターン6の形状に形成されている。すなわち、マスクパターン6はデバイスパターン形成用マスクパターンである。また、本実施形態では、露光光5として、極短紫外光(Extreme Ultra Violet:EUV)と呼ばれる波長が約13.5nmを中心とする波長領域を含む露光光を用いて露光工程(パターン転写)を行う。
EUV露光光5は、図1中白抜き矢印を用いて示すように、反射層3の表面およびマスクパターン6に対して、予め定められた所定の角度を付けられて斜めに入射する。本実施形態では、EUV露光光5を、マスクパターン6に対して約6°の入射角度(オフセット角)で入射させる。EUV露光光5がマスクパターン6に対して斜めに入射すると、その入射光5aは反射層3上にパターニングされて設けられた吸収層4の側壁等によって吸収および反射される。すると、図2のグラフで表わすように、被露光体としてのウェーハ上に伝達される反射光5bの光量に損失が発生する。それとともに、図2中矢印を用いて示すように、ウェーハ上に転写されるマスクパターン6の転写像について、設計段階における理想の転写位置からの位置ずれ(転写誤差)が発生する。
図3には、ウェーハ上に転写されるマスクパターン6の転写像であるデバイスパターンに含まれるパターンのうち隣接するラインパターン同士の間隔を1ピッチとした場合の、その半分の値であるハーフピッチ(Half Pitch:HP)とデバイスパターンの位置ずれ量との関係を、入射光5aの入射角の大きさごとに分類してグラフにして示す。この図3に示す各グラフによれば、デバイスパターンの位置ずれ量は、デバイスパターンの寸法およびピッチ、ならびに入射光5aの入射角の大きさに依存して変化することが分かる。
図4には、デバイスパターンの位置ずれ量を補正してデバイスパターンを設計通りにウェーハ上に形成するための位置ずれ量補正テーブルを示す。すなわち、マスクパターン6の転写誤差の補正量をデバイスパターンのパターン寸法およびパターンピッチに応じて示す位置補正量テーブル(パターンシフト量補正テーブル)を示す。この図4に示す位置補正量テーブルは、ウェーハ上へのデバイスパターンの転写に先立って予め求めておくことが好ましい。具体的には、先ず、ウェーハ上に転写されるデバイスパターンのサイズやピッチに応じた位置ずれ量を、実験およびシミュレーションの少なくとも一方によって算出する。そして、この算出された位置ずれ量を、様々なデバイスパターンに対する補正量としてテーブル化する。本実施形態においては、この図4に示す位置補正量テーブルに基づいて設計段階におけるマスクパターン6の形成位置のデータを補正する。これにより、ウェーハ上の適正な位置にデバイスパターンを設計通りに形成することができるマスクパターン6の設計データを生成する。
図5の上段には、反射型露光用マスク1上に形成されたマスクパターン6の一例を示す。図5の上段の図に示すように、本実施形態のマスクパターン6においては、寸法やピッチが互いに異なる複数のラインパターンが同一レイヤー内に混在している。このような構成からなるマスクパターン6が形成された反射型露光用マスク1に対して、マスクパターン6に何ら補正を施すことなく、EUV露光光5を斜め照射(オフセット照射)する。すると、図5の中段の図に実線で示すように、ウェーハ7上に転写されたマスクパターン6の転写像であるデバイスパターン8には、その寸法やピッチに応じて位置ずれが生じる。この結果、より微細なパターンとより粗なパターンとの間の位置関係が設計上とは異なってしまう。なお、図5の中段の図において一点鎖線で示すパターン9が、ウェーハ7上における本来のマスクパターン6の転写像である。すなわち、パターン9が設計段階における理想のデバイスパターンの形成位置を示す。
これに対して、先ず、図4に示す位置補正量テーブルに基づいてマスクパターン6にその形成位置の補正(修正)を施す。この後、図示しない補正済みマスクパターンが形成された反射型露光用マスク1に対してEUV露光光5を斜め照射して、パターン転写を行う。すると、図5の下段の図に実線で示すように、設計通りの所望の位置に補正済みマスクパターンを転写して、理想のデバイスパターン9を適正に形成できることが確認された。
以上説明したように、この第1実施形態によれば、反射型露光用マスク1への露光光5の斜入射効果によるウェーハ7上へのマスクパターン6の転写像8の位置ずれを、パターン転写を行うのに先立って予め求めておいた位置補正量テーブルを用いることによって、形成すべき所望のデバイスパターン9の寸法およびピッチに応じた適正に補正することができる。この結果、反射型光学系を用いるリソグラフィ工程において微細なパターン9を高精度に形成することができるマスクパターン6のデータの生成方法を提供することができる。
(第2の実施の形態)
次に、本願発明に係る第2実施形態について図6を参照しつつ説明する。なお、前述した第1実施形態と同一部分には同一符号を付して、それらの詳しい説明を省略する。本実施形態においては、パターンの寸法(サイズ)に起因するパターン転写位置のシフト量(位置ずれ量)を、パターンのサイズごとに計測する方法について説明する。
図6(a)には、パターン転写位置のシフト現象が生じていない場合のマスクパターンの転写像を示す。すなわち、1回目の露光と1回目の露光とでパターン同士の位置ずれが生じていない場合の転写パターン30を示す。より具体的には、図6(a)の下段には、一対が2本の第1のラインパターン31a,31bからなる第1のアウターパターン31と、一対が2本の第2のラインパターン32a,32bからなるとともに第1のアウターパターン31の内側に転写された第1のインナーパターン32とを示す。各第1のラインパターン31a,31bは1回目の露光でウェーハ7上に転写されたパターンである。これに対して、各第2のラインパターン32a,32bは2回目の露光でウェーハ7上に転写されたパターンである。各第1のラインパターン31a,31bおよび各第2のラインパターン32a,32bは4本とも全て同一の寸法(サイズ)に形成されている。そして、図6(a)の下段の左側に示す第1のラインパターン31aと第2のラインパターン32aとのピッチはx11となっている。また、図6(a)の下段の右側に示す第1のラインパターン31bと第2のラインパターン32bとのピッチはx12となっている。
また、図6(a)の中段には、一対が2本の第3のラインパターン33a,33bからなる第2のアウターパターン33と、一対が2本の第4のラインパターン34a,34bからなるとともに第2のアウターパターン33の内側に転写された第2のインナーパターン34とを示す。各第3のラインパターン33a,33bは、図6(a)の下段に示す各第1のラインパターン31a,31bと同じく、1回目の露光でウェーハ7上に転写されたパターンである。これに対して、各第4のラインパターン34a,34bは、図6(a)の下段に示す各第2のラインパターン32a,32bと同じく、2回目の露光でウェーハ7上に転写されたパターンである。各第3のラインパターン33a,33b同士はともに同一の寸法に形成されている。同様に、各第4のラインパターン34a,34b同士もともに同一の寸法に形成されている。ただし、各第4のラインパターン34a,34bは各第3のラインパターン33a,33bよりも幅を広く形成されている。これに対して、各第3のラインパターン33a,33bは、前述した各第1のラインパターン31a,31bと同一の寸法に形成されている。そして、図6(a)の中段の左側に示す第3のラインパターン33aと第4のラインパターン34aとのピッチはx21となっている。また、図6(a)の中段の右側に示す第3のラインパターン33bと第4のラインパターン34bとのピッチはx22となっている。
また、図6(a)の上段には、一対が2本の第5のラインパターン35a,35bからなる第3のアウターパターン35と、一対が2本の第6のラインパターン36a,36bからなるとともに第3のアウターパターン35の内側に転写された第3のインナーパターン36とを示す。各第5のラインパターン35a,35bは、図6(a)の中段に示す各第3のラインパターン33a,33bおよび図6(a)の下段に示す各第1のラインパターン31a,31bと同じく、1回目の露光でウェーハ7上に転写されたパターンである。これに対して、各第6のラインパターン36a,36bは、図6(a)の中段に示す各第4のラインパターン34a,34bおよび図6(a)の下段に示す各第2のラインパターン32a,32bと同じく、2回目の露光でウェーハ7上に転写されたパターンである。各第5のラインパターン35a,35b同士はともに同一の寸法に形成されている。同様に、各第6のラインパターン36a,36b同士もともに同一の寸法に形成されている。ただし、各第6のラインパターン36a,36bは各第5のラインパターン35a,35bよりも幅を広く形成されている。そして、各第6のラインパターン36a,36bは、前述した各第4のラインパターン34a,34bよりもさらに幅を広く形成されている。これに対して、各第5のラインパターン35a,35bは、前述した各第3のラインパターン33a,33bおよび各第1のラインパターン31a,31bと同一の寸法に形成されている。そして、図6(a)の上段の左側に示す第5のラインパターン35aと第6のラインパターン36aとのピッチはx31となっている。また、図6(a)の上段の右側に示す第5のラインパターン35bと第6のラインパターン36bとのピッチはx32となっている。
以上説明したように、転写パターン30は、いわゆるバー・イン・バー・パターン(Bar in Bar Pattern)として形成されている。そして、この転写パターン30には、前述したように1回目の露光と1回目の露光とでパターン同士の位置ずれが生じていない。このため、図6(a)に示すように、第1〜第3の各アウターパターン31,33,35および第1〜第3の各インナーパターン32,34,36は、それらの中心が全て図6(a)中一点鎖線で示す設計段階における所望の転写位置(基準位置)に乗っている。すなわち、第1〜第6の各ラインパターン31a,31b,32a,32b,33a,33b,34a,34b,35a,35b,36a,36bは、全て設計段階における所望の位置に転写されている。したがって、転写パターン30は、そのままデバイスパターンとして用いられる。また、この場合、転写パターン30では、x11=x12となっている。また、x21=x22となっている。さらに、x31=x32となっている。
これに対して、図6(b)には、パターン転写位置のシフト現象が生じている場合のマスクパターンの転写像を示す。すなわち、1回目の露光と1回目の露光とでパターン同士の位置ずれが生じている場合の転写パターン40を示す。なお、転写パターン40のバー・イン・バー・パターンとしての構成や転写パターン40が備える各パターンの寸法、露光方法、および露光回数は、図6(a)に示す第1〜第6の各ラインパターン31a,31b,32a,32b,33a,33b,34a,34b,35a,35b,36a,36bと同様とする。
図6(b)に示すように、1回目の露光でパターン形成された第1〜第3の各アウターパターン31,33,35は、それらの中心が全て図6(b)中一点鎖線で示す基準位置に乗っている。すなわち、各第1のラインパターン31a,31b、各第3のラインパターン33a,33b、および各第5のラインパターン35a,35bは、全て設計段階における所望の位置に転写されている。これに対して、2回目の露光でパターン形成された第1〜第3の各インナーパターン32,34,36は、それらの中心が全て図6(b)中一点鎖線で示す基準位置から外れている。
具体的には、図6(b)の下段の左側に示す第2のラインパターン32aは、基準位置よりも第1のラインパターン31aに近寄って形成されている。これに対して、図6(b)の下段の右側に示す第2のラインパターン32bは、基準位置よりも第1のラインパターン31bから遠ざかって形成されている。この結果、転写パターン40においては、前述した転写パターン30と異なり、x11<x12となっている。
また、図6(b)の中段の左側に示す第4のラインパターン34aは、基準位置よりも第3のラインパターン33aから遠ざかって形成されている。これに対して、図6(b)の中段の右側に示す第4のラインパターン34bは、基準位置よりも第3のラインパターン33bに近寄って形成されている。この結果、転写パターン40においては、前述した転写パターン30と異なり、x21>x22となっている。
さらに、図6(b)の上段の左側に示す第6のラインパターン36aは、基準位置よりも第5のラインパターン35aから遠ざかって形成されている。この際、第6のラインパターン36aは、この第6のラインパターン36aよりも幅を狭く形成されている第4のラインパターン34aよりもさらに大きく基準位置から外れて形成されている。これに対して、図6(b)の上段の右側に示す第6のラインパターン36bは、基準位置よりも第5のラインパターン35bに近寄って形成されている。この際、第6のラインパターン36bは、この第6のラインパターン36bよりも幅を狭く形成されている第4のラインパターン34bよりもさらに大きく基準位置から外れて形成されている。この結果、転写パターン40においては、前述した転写パターン30と異なり、x31>x32となっている。
以上説明した構成からなる図6(b)に示す転写パターン40においては、第1のアウターパターン31と第2のインナーパターン32との間の位置ずれ量(位置シフト量)X1は、図示しない合わせずれ測定器を用いてX1=(x11−x12)/2と算出される。前述したように、第1のアウターパターン31を構成する2本の第1のラインパターン31a,31bおよび第2のインナーパターン32を構成する2本の第2のラインパターン32a,32bは、4本とも全て同一寸法に形成されている。そして、それら第1および第2の各ラインパターン31a,31b,32a,32bのうち、各第1のラインパターン31a,31bだけが位置ずれを起こさずに基準位置に形成されている。したがって、X1が、1回目の露光と2回目の露光との間における露光工程に起因する同一寸法のパターン同士の位置ずれ量となる。そして、このX1を1回目の露光と2回目の露光との間における基準の位置ずれ量として用いることにより、各第3のラインパターン33a,33bに対する各第4のラインパターン34a,34bの位置ずれ量X2は、X2=(x21−x22)/2−X1と算出される。同様に、各第5のラインパターン35a,35bに対する各第6のラインパターン36a,36bの位置ずれ量X3は、3=(x31−x32)/2−X1と算出される。当然のことながら、位置ずれを起こしているパターン32a,32b,34a,34b,36a,36bを含む転写パターン40は、そのままではデバイスパターンとして用いることは不適当である。
以上説明したように、この第2実施形態によれば、前述した第1実施形態と同様の効果を得ることができる。また、露光工程を2回行うことにより、ウェーハ7上にバー・イン・バー・パターンを形成することで、1枚のマスク1上に異なるサイズのマスクパターンが混在している場合においても、パターンの寸法(サイズ)ごとの位置シフト量を、一般的な合わせずれ測定器を用いて容易にかつ迅速に計測することが可能となる。さらに、1回目および2回目の各露光工程に同一寸法のパターンを入れることで、1回目の露光と2回目の露光との間における、露光工程に起因する露光位置ずれ量を計測することができる。したがって、反射型EUV露光工程におけるパターンサイズごとの位置ずれ量をより短時間で、かつ、より正確に測定することが可能となり、より精度の高いデータをより効率よく取得可能となる。
(第3の実施の形態)
次に、本願発明に係る第3実施形態について図7〜図9を参照しつつ説明する。なお、前述した第1および第2の各実施形態と同一部分には同一符号を付して、それらの詳しい説明を省略する。
前述したように、反射型光学系を用いるリソグラフィ工程においては、マスクパターン6を形成する際に、そのサイズに応じた位置ずれ量(パターンシフト量)をパターンサイズごとに考慮した上でパターンを配置する必要がある。そのためには、パターンサイズに応じたパターンシフト量を、マスクパターン6の形成に先立って予め把握しておくことが好ましい。本実施形態においては、EUV露光工程における露光後のパターンの転写位置のシフト量を、マスクパターン6の形成に先立って予め適正に測定(計測)することができる方法について説明する。
図示は省略するが、背景技術において説明したように、反射型光学系を利用するEUV露光装置においては、ライン・アンド・スペースパターン(Line and Space Pattern:L/Sパターン)のラインパターンの長辺が露光光5の入射方向に対して直交して配置されているか、あるいは平行に配置されているかによってパターンコントラストに差異が生じる。特に、ラインパターンの長辺が露光光5の入射方向に対して直交して配置されている場合には、ウェーハ7上における光強度に位置シフトが発生し、これにより露光後のパターンシフトが発生する。そこで、本実施形態では、図示しない一般的な合わせずれ測定器で使用されるバー・イン・バー・パターンを利用して、EUV露光工程における露光後のパターンの転写位置のシフト量をマスクパターン6の形成に先立って予め適正に測定する。
図7には、本実施形態に係るバー・イン・バー・パターン11の概略を示す。このバー・イン・バー・パターン11は、ウェーハ7上に転写されたデバイスパターン8の転写誤差を測定する測定用マスクパターンとして用いられる。この測定用マスクパターン11は、吸収層4を用いてマスクパターン6と同一ピッチの周期パターンまたは同一寸法のパターンに形成されている。それとともに、測定用マスクパターン11は、反射型露光用マスク1上のマスクパターン6とは異なる領域に形成されている。具体的には、測定用マスクパターン11は、実際に製造される製品のデバイスパターン形成領域内にデバイスパターンとともに転写されないように、デバイスパターン形成領域の外側に転写される領域に形成されている。
より具体的には、測定用マスクパターン11は、同一ピッチの周期パターンまたは同一寸法のパターン12a,12bを対向するように配置した一対のアウターパターン12を複数対有するアウターパターン群を備えている。ここでは、測定用マスクパターン11は、一対が少なくとも2本の同一寸法のパターン12a,12bを互いに平行に配置した組み合わせからなるとともに、この一対のパターン12a,12bの組み合わせが互いに直交して二対配置されたアウターパターン12を備えている。また、測定用マスクパターン11は、各アウターパターン12a,12bの対の内側において同一ピッチの周期パターンまたは同一寸法のパターン13a,13bを対向するように配置した一対のインナーパターン13を複数対有し、かつ、各インナーパターン13の対はそれぞれ異なるピッチの周期パターンまたはそれぞれ異なる寸法のパターン13a,13bから構成されるインナーパターン群を備えている。ここでは、測定用マスクパターン11は、一対が少なくとも2本の同一寸法のパターン13a,13bを互いに平行に配置した組み合わせからなるとともに、この一対のパターン13a,13bの組み合わせがアウターパターン12の内側において互いに直交して二対配置されており、かつ、各パターン13a,13bの寸法が各対ごとに異なるインナーパターン13を備えている。
そして、本実施形態の測定用マスクパターン11は、1回のEUV露光でウェーハ7上に一括して転写されるアウターパターン12およびインナーパターン13のそれぞれの像についてアウターパターン12の像に対するインナーパターン13の像のずれ量を測定することにより、アウターパターン12のサイズとインナーパターン13のサイズとの差異に応じたそれぞれの転写像の位置ずれ量の差分を測定可能であるパターンレイアウトに構成されている。
また、本実施形態では、一対のアウターパターン12aおよびインナーパターン13aを、図7中白抜き矢印で示す入射露光光5aの入射方向に対して垂直にして反射型露光用マスク1上に配置する。そして、前述した構成からなる複数のバー・イン・バー・マーク12,13からなる測定用マスクパターン11のうち、各アウターマーク12a,12bおよび各インナーマーク13a,13bのいずれか一方に、位置ずれ測定(合わせずれ測定)の基準となるサイズのマーク(パターン)を採用する。また、他方のマークの一部には、同じく基準となるサイズのパターンを採用するとともに、他方のマークの残りにはシフト量を得たいサイズのパターンを採用する。測定用マスクパターン11をウェーハ7上に露光することにより、基準パターンに対するパターンサイズごとの位置シフト量の差分を合わせずれ測定器にて計測することが可能となる。この結果、位置ずれ量のデータをより短時間で、かつ、より正確に取得可能となる。ここでは、各アウターマーク12a,12bに基準となるサイズのパターンを採用する。なお、測定用マスクパターン11は、必ずしもマスクパターン6とともに反射型露光用マスク1に形成される必要はない。測定用マスクパターン11は、図示しない測定用マスクパターン専用のマスクに形成されても構わない。
より具体的には、図8に示すように、例えばHPが約20nmのサイズの第1のパターン14のシフト量に対して、他のサイズからなる第2のパターン15および第3のパターン16のそれぞれのシフト量の差分を計測するとする。なお、第2のパターン15と第3のパターン16とは、互いにサイズが異なっているものとする。また、図8中矢印で示すように、第1のパターン14同士のピッチはx11またはx12とする。同様に、第1のパターン14と第2のパターン15とのピッチはx21またはx22とする。同様に、第1のパターン14と第3のパターン16とのピッチはx31またはx32とする。そして、x11=x12=x21=x22=x31=x32とする。また、図8中一点鎖線が、各第1のパターン14、各第2のパターン15、および各第3のパターン16の中心となる基準位置を示す。
この場合、先ず、第1のパターン14でバー・イン・バー・パターン(測定用マスクパターン)を反射型露光用マスク1に形成する。それとともに、第1のパターン14を外側もしくは内側のバーに配置した上で、残りのバーに第2のパターン15および第3のパターン16を配置したバー・イン・バー・パターンを反射型露光用マスク1に形成する。そして、このようなバー・イン・バー・パターンが形成された反射型露光用マスク1を用いて反射型EUV露光を行う。
図9には、前述した反射型EUV露光の結果を示す。この図9に示す転写パターン17から明らかなように、図7に示す各第1のパターン14、各第2のパターン15、および各第3のパターン16と異なり、各第1のパターン14の転写像14a、各第2のパターン15の転写像15a、および各第3のパターン16の転写像16aは、それらの形成位置の中心が基準となる一点鎖線からずれている。すなわち、図8において反射型露光用マスク1上におけるパターン間のピッチをx11=x12=x21=x22=x31=x32として配置されていた各第1のパターン14、各第2のパターン15、および各第3のパターン16は、露光後においてシフト量の違いによりそれぞれの形成位置が変化している。すなわち、各第1のパターン14の転写像14a、各第2のパターン15の転写像15a、および各第3のパターン16の転写像16aは、それぞれの形成位置が設計段階とは異なっている。ただし、本実施形態によれば、例えば各第1のパターン14に対する各第2のパターン15のシフト量は、(x21−x22)/2として算出することが可能である。同様に、各第1のパターン14に対する各第3のパターン16のシフト量も、(x31−x32)/2として算出することが可能である。
すなわち、本実施形態によれば、アウターパターン12とはサイズが異なるインナーパターン13内側の転写ずれを合わせずれ測定器で計測することにより、アウターパターン12のサイズとインナーパターン13のサイズとの差異に起因する転写パターンの位置シフト量(位置ずれ量)の差分を、容易にかつ迅速に計測することができる。なお、測定用マスクパターン11を反射型露光用マスク1上に形成するためのパターンデータも、マスクパターン6と同様に位置補正量テーブルに基づいて求めることが好ましい。
以上説明したように、この第3実施形態によれば、前述した第1および第2の各実施形態と同様の効果を得ることができる。また、1枚のマスク1上に異なるサイズのパターンが混在している場合においても、パターンサイズごとの位置シフト量を、一般的な合わせずれ測定器を用いて容易にかつ迅速に計測することが可能となる。したがって、反射型EUV露光工程におけるパターンサイズごとの位置ずれ量をより短時間で、かつ、より正確に測定することが可能となり、より精度の高いデータをより効率よく取得可能となる。
(第4の実施の形態)
次に、本願発明に係る第4実施形態について図10〜図12を参照しつつ説明する。本実施形態においては、第3実施形態とは異なり、2回の露光でパターンサイズごとの位置シフト量を測定することができる技術について説明する。なお、前述した第1〜第3の各実施形態と同一部分には同一符号を付して、それらの詳しい説明を省略する。
図10には、第2実施形態において説明した第1のパターン14のみを露光した1回目の露光の結果を示す。すなわち、図10には、各第1のパターン14の1回目の転写像14aを示す。また、図11には、同じく第2実施形態において説明した各第1のパターン14、各第2のパターン15、および各第3のパターン16をまとめて露光した2回目の露光の結果を示す。すなわち、図11には、各第1のパターン14の2回目の転写像14b、ならびに各第2のパターン15および各第3のパターン16のそれぞれの1回目の転写像15a,16aを示す。また、図12には、前述した第1のパターン14のみを露光した1回目の露光の結果と、各第1のパターン14、各第2のパターン15、および各第3のパターン16をまとめて露光した2回目の露光の結果とを重ね合わせて示す。すなわち、図12においては、各第1のパターン14の転写像14cだけが2回の露光の重ね合わせの結果である。これに対して、各第2のパターン15の転写像15aおよび各第3のパターン16の転写像16aは、それぞれ1回の露光の結果である。なお、本実施形態では、パターン重ね合わせずれ測定用マスクパターンとしてのバー・イン・バー・パターン11は、インナーパターン13の少なくとも一部はアウターパターン12と同一寸法に形成されている。
このような2回の露光の重ね合わせの結果によれば、1回目の露光と2回目の露光の重ね合わせのずれX1を、例えば第1のパターン14のみで形成されたバー・イン・バー・パターン11を用いてX1=(x11−x12)/2と算出することができる。そして、第1のパターン14は1回目の露光と2回目の露光で同一寸法であるので、露光光5の社入射に起因する転写像14aの位置シフト量X1は、そのまま図示しない露光装置に起因する位置シフト量であることが分かる。そして、位置シフト量X1を用いることにより、純粋に第1のパターン14のサイズと第2のパターン15のサイズとの違いに起因する第1のパターン14に対する第2のパターン15の位置シフト量の差分は、X2=(x21−x22)/2−X1として算出することができる。同様に、純粋に第1のパターン14のサイズと第3のパターン16のサイズとの違いに起因する第1のパターン14に対する第3のパターン16の位置シフト量の差分も、X3=(x31−x32)/2−X1として算出することができる。
なお、2回目の露光で転写されるパターンは、1回目の露光で転写されるパターンの外側に転写されることが好ましい。また、パターン重ね合わせずれ測定用マークとしてのバー・イン・バー・パターン11は、図示しないEUV露光装置の露光サイズを適宜、適正に調整することにより、1回目の露光でウェーハ7上に形成するパターンと2回目の露光でウェーハ7上に形成するパターンとを、1枚のマスク1で形成できるパターンレイアウトに構成されていることが好ましい。
以上説明したように、この第4実施形態によれば、前述した第1〜第3の各実施形態と同様の効果を得ることができる。また、本実施形態によれば、露光装置に起因する位置ずれ量を取り除くことができるので、純粋なパターンサイズごと応じた位置シフト量の差分を、一般的な合わせずれ測定器にて計測することができる。これにより、一般的な合わせずれの測定を実施するのと同様に、外側と内側のそれぞれのバー・パターンの露光をそれぞれ個別に実施する場合でも、パターンサイズごとの位置ずれ量をより短時間で、かつ、より正確に測定することが可能となる。すなわち、より精度の高いデータをより効率よく取得可能となる。
(第5の実施の形態)
次に、本願発明に係る第5実施形態について図13〜図16を参照しつつ説明する。なお、前述した第1〜第4の各実施形態と同一部分には同一符号を付して、それらの詳しい説明を省略する。
例えば、一般的なパターン重ね合わせずれ測定用マークは、通常はパターン幅が約1μm以上の大パターンを用いて形成されている。そして、先ず、図13(a)に示すように、重ね合わせ先の下層に形成されたインナーパターン101に露光層のアウターパターン102を形成する。その後、それらインナーパターン101とアウターパターン102との間の距離を測定することにより、それら各パターン101,102同士の重ね合わせずれを計測する。ところが、このような方法では、図13(b)に示すように、露光層の本体パターン103の寸法と重ね合わせずれ測定用マスクパターン104の寸法とが互いに異なることにより、本体パターン103の位置ずれ量を正確に計測することはできない。従来の重ね合わせずれ測定用マーク24で測定した重ね合わせのずれ量(ずれ幅)がたとえゼロ“0”であったとしても、図13(b)中破線で示すように、本体の微細ライン・アンド・スペースパターン23には僅かな位置ずれZが生じている。
このような不具合を解消するために、本実施形態では、本体パターンの位置ずれ量を正確に計測することが可能な重ね合わせずれ測定用マスクパターンを提供する。すなわち、本実施形態においては、前述した露光時のパターンの位置ずれ量を、マスク射影効果の影響を除いて適正に測定することができるアライメント測定技術について説明する。そして、そのような技術を実現するために、本実施形態においては、アライメント測定用マスクパターンを、ウェーハ7上に転写するマスクパターン6本体と同じ寸法およびピッチで形成するとともに、マスクパターン6本体と同じ量だけ同じ方向にシフトさせて反射型露光用マスク1上に形成する。
図14(a)には、反射型露光用マスク1上におけるアライメント測定用マスクパターンとしての重ね合わせずれ測定用マスクパターン(重ね合わせずれ測定用マーク)21のレイアウトを示す。また、図14(b)には、重ね合わせずれ測定用マスクパターン21をウェーハ7に転写することにより形成された重ね合わせずれ測定用マスクパターン21の転写像(転写パターン)21a,21bのレイアウトを示す。
重ね合わせずれ測定用マスクパターン21は、ウェーハ7上に転写するマスクパターン6本体と同じ寸法およびピッチで形成されている。それとともに、重ね合わせずれ測定用マスクパターン21は、マスクパターン6本体と同じ方向に同じ量だけシフトさせて反射型露光用マスク1上に形成される。具体的には、図14(a)に示すように、重ね合わせずれ測定用マスクパターン21が備える4本のパターン21のうち左右両側の2本のパターン21は、それらの中心を形成位置の基準を示す破線の上から外されて形成されている。より具体的には、図14(a)に示す左右両側の2本のパターン21は、それらの中心を基準位置よりも右側にずらされて形成されている。それとともに、重ね合わせずれ測定用マスクパターン21が備える4本のパターン21のうち上下両側の2本のパターン21は、それらの上下の中心は基準位置に乗せられて設計通りに形成されているが、前述した左右両側の2本のパターン21と同じ量だけそれぞれ右側にずらされて形成されている。
このように、図14(a)に示す重ね合わせずれ測定用マスクパターン21には、露光工程を行うのに先立って、予めパターンの位置補正が施されている。そして、ウェーハ7上における重ね合わせずれ測定用マスクパターン21の転写像は、図14(b)に示すパターン21a,21bのような形状になる。図14(b)に示すように、重ね合わせずれ測定用マスクパターン21のウェーハ7上への転写像である転写パターン21a,21bには、重ね合わせずれが生じていない。すなわち、外側の4本の転写パターン21aの中心と、内側の4本の転写パターン21bの中心とが互いに一致してウェーハ7上に形成されている。また、外側の4本の転写パターン21aは、それらの中心を基準位置に乗せられて設計通りに形成されている。そして、露光工程を行うのに先立って、この重ね合わせずれ測定用マスクパターン21に施した位置補正と同様の位置補正をデバイスパターン形成用マスクパターンとしての本体パターン6に予め施しておく。これにより、図14(b)に示すように、その下層の本体パターン6の転写像と露光層の本体パターン6の転写像との間に重ね合わせずれが生じるおそれを殆どなくすことができる。
また、図15(a),(b)には、重ね合わせずれ測定用マスクパターン21を用いて重ね合わせずれを測定した場合に、ウェーハ7上において重ね合わせずれ測定用マスクパターン21の転写像21a,21bとマスクパターン6本体の転写像9との間に重ね合わせずれが生じていない場合の状態を示す。図15(a)に示すように、重ね合わせずれ測定用マスクパターン21の転写パターン21aは、それらの中心が形成位置の基準を示す破線の上に乗って形成されている。また、外側の4本の転写パターン21aの中心と、内側の4本の転写パターン21bの中心とが互いに一致して形成されている。さらに、図15(b)中破線で示すように、マスクパターン6本体の転写パターン9と重ね合わせずれ測定用マスクパターン21の転写パターン21aとの間の重ね合わせずれ量は殆どゼロ“0”である。
これに対して、図16(a),(b)には、重ね合わせずれ測定用マスクパターン21を用いて重ね合わせずれを測定した場合に、ウェーハ7上において重ね合わせずれ測定用マスクパターン21の転写像21a,21bとマスクパターン6本体の転写像9との間に重ね合わせずれが生じている場合の状態を示す。図16(a)に示すように、重ね合わせずれ測定用マスクパターン21の転写パターン21aは、それらの中心が形成位置の基準を示す破線の上からずれて形成されている。また、外側の4本の転写パターン21aの中心と、内側の4本の転写パターン21bの中心とが互いにずらされて形成されている。さらに、図16(b)中破線で示すように、マスクパターン6本体の転写パターン9と重ね合わせずれ測定用マスクパターン21の転写パターン21aとの間には、図16(b)中Xで示す大きさの重ね合わせずれが生じている。
このように、本実施形態においては、重ね合わせずれ測定用マスクパターン21の転写像21a,21bがマスクパターン6本体の転写像9の位置ずれを明確に反映している。
以上説明したように、この第5実施形態によれば、前述した第1〜第4の各実施形態と同様の効果を得ることができる。特に、本実施形態によれば、露光時のパターンの位置ずれ量を、マスク射影効果の影響を除いて適正に測定することができる。
(第6の実施の形態)
次に、本願発明に係る第6実施形態について図示を省略して説明する。本実施形態においては、本実施形態においては、前述した第1〜第5の各実施形態のうちの少なくとも一つに係るマスクパターンデータの生成方法により生成されたマスクパターンデータに基づいてマスクパターンを形成することを特徴とするマスクの製造方法について説明する。なお、前述した第1〜第5の各実施形態と同一部分には同一符号を付して、それらの詳しい説明を省略する。
先ず、第1〜第5の各実施形態のうちの少なくとも一つに係るマスクパターンデータの生成方法によりマスクパターン6のデータを生成する。続けて、このデータに基づいて吸収層4をパターン加工して、反射層3(マスクブランクス2)上にマスクパターン6を形成する。これにより、微細なパターンを高い精度でウェーハ7上に転写して形成することができる所望のマスクパターン6を備える反射型露光用マスク1を製造することができる。
以上説明したように、この第6実施形態によれば、前述した第1〜第5の各実施形態のうちの少なくとも一つに係るマスクパターンデータの生成方法を利用するので、反射型光学系を用いるリソグラフィ工程において微細なパターンを高精度に形成することができるマスクの製造方法を提供することができる。
(第7の実施の形態)
次に、本願発明に係る第7実施形態について図示を省略して説明する。本実施形態においては、前述した第1〜第5の各実施形態のうちの少なくとも一つに係るマスクパターンデータの生成方法を利用する半導体装置の製造方法について説明する。なお、前述した第6実施形態に係るマスクの製造方法により製造される反射型露光用マスク1は、前述したように第1〜第5の各実施形態のうちの少なくとも一つに係るマスクパターンデータの生成方法を利用して製造される反射型露光用マスク1である。このため、本実施形態においては、第6実施形態に係るマスクの製造方法により製造される反射型露光用マスク1を用いて半導体装置を製造する方法について説明する。なお、前述した第1〜第6の各実施形態と同一部分には同一符号を付して、それらの詳しい説明を省略する。
先ず、第6実施形態に係るマスクの製造方法により製造される反射型露光用マスク1を用いてウェーハ(半導体基板)7上の図示しないレジスト膜にマスクパターン6を転写するとともに、レジスト膜を現像してレジストパターンを形成する。続けて、レジスト膜に形成されたレジストパターンに沿ってレジスト膜の下方の図示しない被加工膜や半導体基板7をエッチング等により加工する。これにより、被加工膜や半導体基板7に所望の微細なデバイスパターン9を高い精度で形成することができる。この後、デバイスパターン9が形成された半導体基板7を、トランジスタ製造工程、配線形成工程、ダイシング工程、チップマウンティング工程、ボンディング工程、およびモールディング工程等に流す。これにより、本実施形態に係る図示しない所望の半導体装置を得る。
以上説明したように、この第7実施形態においては、第6実施形態に係るマスクの製造方法により製造される反射型露光用マスク1を用いてパターン転写を行う。これにより、反射型光学系を用いるリソグラフィ工程において微細なパターンを高精度に形成することができるので、微細な各種半導体素子や配線等を高い精度で効率良く、かつ、容易に半導体基板等の上に形成することができる。このため、パターンが高い精度で形成されており、性能、信頼性、品質、および歩留まり等が向上された高品質な半導体装置を効率良く、かつ、容易に製造することができる。
なお、本願発明に係るマスクパターンデータの生成方法、マスクの製造方法、および半導体装置の製造方法は、前述した第1〜第7の各実施形態には制約されない。本願発明の趣旨を逸脱しない範囲で、それらの構成、あるいは製造工程などの一部を種々様々な設定に変更したり、あるいは各種設定を適宜、適当に組み合わせて用いたりして実施することができる。
本願発明の第1実施形態に係る反射型露光用マスクを概略的に示す斜視図。 反射型露光工程におけるウェーハ上の露光光の損失量および転写パターンの位置ずれ量をグラフにして示す図。 反射型露光工程におけるウェーハ上の転写パターンのハーフピッチと位置ずれ量との関係を露光光の入射角の大きさごとに分類してグラフにして示す図。 本願発明の第1実施形態に係る位置補正量テーブルを示す図。 本願発明の第1実施形態に係る反射型露光工程の結果と第1実施形態に対する比較例に係る反射型露光工程の結果とを並べて示す平面図。 本願発明の第2実施形態に係るパターン位置シフト量計測方法を概略的に示す平面図。 本願発明の第3実施形態に係る測定用マスクパターンを概略的に示す平面図。 図7に示す測定用マスクパターンの構成の一例を示す平面図。 図8に示す測定用マスクパターンの転写像を示す平面図。 本願発明の第4実施形態に係る測定用マスクパターンを用いて1回目の反射型露光工程を行った結果を示す平面図。 本願発明の第4実施形態に係る測定用マスクパターンを用いて2回目の反射型露光工程を行った結果を示す平面図。 図10に示す1回目の反射型露光工程を行った結果と図11に示す2回目の反射型露光工程を行った結果とを重ね合わせて示す平面図。 ウェーハ上に転写された本願発明の第5実施形態に対する比較例に係る重ね合わせずれ測定用マスクパターンおよびこの重ね合わせずれ測定用マスクパターンとデバイスパターン形成用マスクパターとの重ね合わせずれを示す平面図。 本願発明の第5実施形態に係る重ね合わせずれ測定用マスクパターンを用いる重ね合わせずれが生じていない場合の反射型露光工程の結果を示す平面図。 本願発明の第5実施形態に係る重ね合わせずれ測定用マスクパターンとデバイスパターン形成用マスクパターとの間に重ね合わせずれが生じていない場合の反射型露光の結果を示す平面図。 本願発明の第5実施形態に係る重ね合わせずれ測定用マスクパターンとデバイスパターン形成用マスクパターとの間に重ね合わせずれが生じている場合の反射型露光の結果を示す平面図。
符号の説明
1…反射型露光用マスク、2…マスクブランクス(基板)、3…反射層、4…吸収層、5…露光光、6…デバイスパターン形成用マスクパターン、7…ウェーハ(半導体基板、被露光体)、8,9,30…デバイスパターン、11…バー・イン・バー・パターン(測定用マスクパターン)、12…アウターパターン(測定用マスクパターン)、12a,12b…2本の同一寸法のアウターパターン(アウターパターン、測定用マスクパターン)、13…インナーパターン(測定用マスクパターン)、13a,13b…2本の同一寸法のインナーパターン(インナーパターン、測定用マスクパターン)、14…第1のパターン(測定用マスクパターン)、14a…第1のパターンの転写像(第1のパターンの1回目の転写像、測定用マスクパターンを被露光体上に転写した際のアウターパターン群)、14b…第1のパターンの転写像(第1のパターンの2回目の転写像、測定用マスクパターンを被露光体上に転写した際のアウターパターン群)、14c…第1のパターンの転写像(第1のパターンの1回目の転写像と2回目の転写像との重ね合わせの像、測定用マスクパターンを被露光体上に転写した際のアウターパターン群)、15…第2のパターン(測定用マスクパターン)、15a…第2のパターンの転写像(第2のパターンの1回目の転写像、測定用マスクパターンを被露光体上に転写した際のインナーパターン群)、16…第3のパターン(測定用マスクパターン)、16a…第3のパターンの転写像(第3のパターンの1回目の転写像、測定用マスクパターンを被露光体上に転写した際のインナーパターン群)、21…バー・イン・バー・パターン(重ね合わせずれ測定用マスクパターン)、31…第1のアウターパターン(デバイスパターン)、31a,31b…第1のラインパターン(第1のアウターパターン、デバイスパターン)、32…第1のインナーパターン(デバイスパターン)、32a,32b…第2のラインパターン(第1のインナーパターン、デバイスパターン)、33…第2のアウターパターン(デバイスパターン)、33a,33b…第3のラインパターン(第2のアウターパターン、デバイスパターン)、34…第2のインナーパターン(デバイスパターン)、34a,34b…第4のラインパターン(第2のインナーパターン、デバイスパターン)、35…第3のアウターパターン(デバイスパターン)、35a,35b…第5のラインパターン(第3のアウターパターン、デバイスパターン)、36…第3のインナーパターン(デバイスパターン)、36a,36b…第6のラインパターン(第3のインナーパターン、デバイスパターン)、x11,x12,x21,x22,x31,x32…パターンピッチ

Claims (5)

  1. 反射型露光用マスクに形成されるデバイスパターン形成用のマスクパターンデータの生成方法であって、
    前記マスクパターンのパターン寸法およびパターンピッチの少なくとも一つに応じて生じる前記マスクパターンを被露光体上に転写した際の転写位置ずれ量を補正するための位置補正量テーブルに基づいて前記マスクパターンのデータを生成することを特徴とするマスクパターンデータの生成方法。
  2. 前記反射型露光用マスクに形成される、前記デバイスパターン形成用マスクパターンと同じパターン寸法およびパターンピッチを有する重ね合わせずれ測定用マスクパターンのマスクパターンデータも前記位置補正量テーブルに基づいて求めることを特徴とする請求項1に記載のマスクパターンデータの生成方法。
  3. 同一ピッチの周期パターンまたは同一寸法のパターンを対向するように配置した一対のアウターパターンを複数対有するアウターパターン群と、
    前記各アウターパターン対の内側において同一ピッチの周期パターンまたは同一寸法のパターンを対向するように配置した一対のインナーパターンを有し、かつ、各インナーパターン対はそれぞれ異なるピッチの周期パターン又はそれぞれ異なる寸法のパターンから構成されるインナーパターンを有しているインナーパターン群と、
    を有する測定用マスクパターンが形成された反射型露光用マスクを用いて、前記測定用マスクパターンを被露光体上に転写した際の前記アウターパターン群とインナーパターン群の転写位置に基づき、前記位置補正量テーブルが求められることを特徴とする請求項1に記載のマスクパターンデータの生成方法。
  4. 前記位置補正量テーブルは、前記アウターパターン対とその内側に配置されるインナーパターン対の転写位置の差を、前記測定用マスクパターンに含まれる前記アウターパターン対とその内側に配置されるインナーパターン対毎に測定することにより求めることを特徴とする請求項3に記載のマスクパターンデータの生成方法。
  5. 請求項1〜4のうちのいずれか1項に記載のマスクパターンデータの生成方法により生成されたマスクパターンデータに基づいてマスクパターンを形成することを特徴とするマスクの製造方法。
JP2008170963A 2008-06-30 2008-06-30 マスクパターンデータの生成方法およびマスクの製造方法 Expired - Fee Related JP5193700B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008170963A JP5193700B2 (ja) 2008-06-30 2008-06-30 マスクパターンデータの生成方法およびマスクの製造方法
US12/494,094 US8187773B2 (en) 2008-06-30 2009-06-29 Method for generating mask pattern data and method for manufacturing mask

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008170963A JP5193700B2 (ja) 2008-06-30 2008-06-30 マスクパターンデータの生成方法およびマスクの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010008921A true JP2010008921A (ja) 2010-01-14
JP5193700B2 JP5193700B2 (ja) 2013-05-08

Family

ID=41464647

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008170963A Expired - Fee Related JP5193700B2 (ja) 2008-06-30 2008-06-30 マスクパターンデータの生成方法およびマスクの製造方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8187773B2 (ja)
JP (1) JP5193700B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016103734A1 (ja) * 2014-12-25 2016-06-30 凸版印刷株式会社 反射型マスク及びその製造方法
JP2016173392A (ja) * 2015-03-16 2016-09-29 株式会社東芝 光反射型リソグラフィマスク、その製造方法、マスクデータの生成方法、およびマスクブランク

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5221611B2 (ja) * 2010-09-13 2013-06-26 株式会社東芝 ドーズデータ生成装置、露光システム、ドーズデータ生成方法および半導体装置の製造方法
US10483214B2 (en) * 2018-01-03 2019-11-19 Globalfoundries Inc. Overlay structures

Citations (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0348420A (ja) * 1989-07-17 1991-03-01 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> X線マスク
JPH11340135A (ja) * 1998-03-25 1999-12-10 Fujitsu Ltd パターンの位置ずれ検出マークと半導体装置およびフォトマスク
JP2002289503A (ja) * 2001-03-27 2002-10-04 Toshiba Corp フォーカスモニタ方法及び露光装置
JP2003133214A (ja) * 2001-10-26 2003-05-09 Sony Corp マスクパターン補正方法および半導体装置の製造方法
JP2003234272A (ja) * 2002-02-07 2003-08-22 Sanyo Electric Co Ltd 半導体装置およびその製造方法
JP2003257810A (ja) * 2002-02-27 2003-09-12 Sony Corp 極短紫外光用マスクパターンの補正方法
JP2004186613A (ja) * 2002-12-06 2004-07-02 Nikon Corp Euv露光方法、マスク及び半導体装置の製造方法
JP2005072309A (ja) * 2003-08-26 2005-03-17 Sony Corp マスクパターン補正方法、露光用マスクおよびマスク製造方法
JP2005236074A (ja) * 2004-02-20 2005-09-02 Sony Corp マスクパターン補正方法、露光用マスクおよびマスク製造方法
JP2005340493A (ja) * 2004-05-27 2005-12-08 Sony Corp マスクパターン補正方法、露光用マスクおよびマスク製造方法
JP2006253471A (ja) * 2005-03-11 2006-09-21 Nec Electronics Corp 重ね合わせマーク
JP2007073666A (ja) * 2005-09-06 2007-03-22 Sony Corp マスク補正方法、マスク製造方法および露光用マスク
JP2007156027A (ja) * 2005-12-02 2007-06-21 Sharp Corp Lsi用マスクデータ補正方法および半導体製造装置
JP2007256305A (ja) * 2006-03-20 2007-10-04 Fujitsu Ltd 回路パターンデータ補正方法及び半導体装置の製造方法
JP2008085007A (ja) * 2006-09-27 2008-04-10 Fujitsu Ltd 多層ウェハ、その製造方法、およびその検査装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1385053A3 (en) 2002-07-26 2004-05-06 ASML Masktools B.V. Automatical optical proximity correction (OPC) rule generation
TWI235282B (en) 2003-07-03 2005-07-01 Nanya Technology Corp Method of correcting optical proximity effect of contact hole
KR100607201B1 (ko) 2005-01-04 2006-08-01 삼성전자주식회사 극자외선 리소그래피 공정에서 웨이퍼 상의 임계 치수편차를 보정하는 방법

Patent Citations (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0348420A (ja) * 1989-07-17 1991-03-01 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> X線マスク
JPH11340135A (ja) * 1998-03-25 1999-12-10 Fujitsu Ltd パターンの位置ずれ検出マークと半導体装置およびフォトマスク
JP2002289503A (ja) * 2001-03-27 2002-10-04 Toshiba Corp フォーカスモニタ方法及び露光装置
JP2003133214A (ja) * 2001-10-26 2003-05-09 Sony Corp マスクパターン補正方法および半導体装置の製造方法
JP2003234272A (ja) * 2002-02-07 2003-08-22 Sanyo Electric Co Ltd 半導体装置およびその製造方法
JP2003257810A (ja) * 2002-02-27 2003-09-12 Sony Corp 極短紫外光用マスクパターンの補正方法
JP2004186613A (ja) * 2002-12-06 2004-07-02 Nikon Corp Euv露光方法、マスク及び半導体装置の製造方法
JP2005072309A (ja) * 2003-08-26 2005-03-17 Sony Corp マスクパターン補正方法、露光用マスクおよびマスク製造方法
JP2005236074A (ja) * 2004-02-20 2005-09-02 Sony Corp マスクパターン補正方法、露光用マスクおよびマスク製造方法
JP2005340493A (ja) * 2004-05-27 2005-12-08 Sony Corp マスクパターン補正方法、露光用マスクおよびマスク製造方法
JP2006253471A (ja) * 2005-03-11 2006-09-21 Nec Electronics Corp 重ね合わせマーク
JP2007073666A (ja) * 2005-09-06 2007-03-22 Sony Corp マスク補正方法、マスク製造方法および露光用マスク
JP2007156027A (ja) * 2005-12-02 2007-06-21 Sharp Corp Lsi用マスクデータ補正方法および半導体製造装置
JP2007256305A (ja) * 2006-03-20 2007-10-04 Fujitsu Ltd 回路パターンデータ補正方法及び半導体装置の製造方法
JP2008085007A (ja) * 2006-09-27 2008-04-10 Fujitsu Ltd 多層ウェハ、その製造方法、およびその検査装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016103734A1 (ja) * 2014-12-25 2016-06-30 凸版印刷株式会社 反射型マスク及びその製造方法
JP2016173392A (ja) * 2015-03-16 2016-09-29 株式会社東芝 光反射型リソグラフィマスク、その製造方法、マスクデータの生成方法、およびマスクブランク
US9946150B2 (en) 2015-03-16 2018-04-17 Toshiba Memory Corporation Light reflection type lithography mask, its manufacturing method, mask data generation method and mask blank

Also Published As

Publication number Publication date
US20100003608A1 (en) 2010-01-07
US8187773B2 (en) 2012-05-29
JP5193700B2 (ja) 2013-05-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4864776B2 (ja) フォトマスク
KR100424228B1 (ko) 얼라이먼트 방법, 정합 검사 방법, 및 포토마스크
JP3048517B2 (ja) 半導体装置製造用のレチクル
US20090246709A1 (en) Manufacturing method of semiconductor device
JP4528464B2 (ja) アライメント方法、重ね合わせ検査方法及びフォトマスク
JP2007067018A (ja) 露光装置の露光動作評価方法および半導体デバイスの製造方法
JP2009064951A (ja) アライメントマーク、アライメントマーク形成方法及びパターン形成方法
JP2009231766A (ja) マーク形成方法
JP2011119646A (ja) オーバーレイの方法及びその装置
CN110892331A (zh) 对准光刻掩膜板的方法和在半导体材料的晶圆中制造集成电路的相应工艺
US9513552B2 (en) Multiple-patterning photolithographic mask and method
JP5792431B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP2006310446A (ja) 半導体装置の製造方法、および露光装置
JP5193700B2 (ja) マスクパターンデータの生成方法およびマスクの製造方法
US9134628B2 (en) Overlay mark and application thereof
JP4040210B2 (ja) 露光方法、レチクル及び半導体装置の製造方法
JP5554906B2 (ja) 露光装置のアライメント方法
JP2009099873A (ja) 露光装置およびデバイス製造方法
JP2002134397A (ja) フォトマスク、半導体装置、半導体チップパターンの露光方法、チップアライメント精度検査装置
JP4634929B2 (ja) フォトマスク、ショット重ね合わせ精度測定方法、及び半導体装置の製造方法
JP2000306822A (ja) 半導体装置の製造方法
JP2008294352A (ja) 露光方法及び露光用フォトマスク
JP2010272629A (ja) 重ね合わせ測定マーク及びパターン形成方法
JP7160637B2 (ja) 露光装置の検査方法
JP5196159B2 (ja) フォトマスク基板の作製方法及びその方法により作製されたフォトマスク基板

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100729

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120315

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120515

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120618

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130108

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130204

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5193700

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160208

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees