JP4864776B2 - フォトマスク - Google Patents

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Description

この発明は、半導体装置のリソグラフィ工程に使用されるフォトマスク、フォトマスクの重ね合わせ補正方法、及びそのフォトマスクを使用した半導体装置の製造方法に関する。
半導体装置のリソグラフィ工程に使用されるフォトマスク(レチクル)には、アライメントマークと、重ね合わせ検査マークとが備えられている。
アライメントマークは、すでに半導体基板上に形成されたデバイスパターン(回路パターン)と、フォトマスクに形成された、次に形成されるデバイスパターンとを正しく重ね合わせて露光するための位置合わせに利用される。位置合わせは、フォトマスクが露光装置にセットされた状態にて行われる。
重ね合わせ検査マークは、上記露光によって形成されたデバイスパターンが、正しい位置に露光されたかどうかを検査する重ね合わせ検査に利用される。重ね合わせ検査は、重ね合わせ検査装置を用いて行われる。
これらアライメントマーク、及び重ね合わせ検査マークは、露光装置、又は重ね合わせ検査装置が容易にマークを検出できるように、通常、デバイスパターンよりもサイズが大きく、かつ、パターン形状が異なるものが用いられている。
近年、半導体装置のデバイスパターンの微細化により、アライメントマーク、及び重ね合わせ検査マークのサイズ及びパターン形状と、デバイスパターンのサイズ及びパターン形状との間の相違が大きくなってきている。このため、これらパターン間のアライメント誤差も大きくなってきている。
これまでに、サイズ、及びパターン形状が大きく異なることから生じるアライメント誤差を解決するための手段として、アライメントマークの長さを回路パターン形状に近い長さに分割する方法(特許文献1)や、デバイスパターンの一部又は同等なパターンを用いてマークを形成する方法(特許文献2)が提案されている。
しかしながら、これらの方法では、最適露光量の差に対しては一定の効果は見込めるものの、投影レンズの収差に起因した転写位置のずれや、パターン非対称による計測誤差に起因したアライメント誤差、及び重ね合わせ検査精度の低下については改善することができない。
特開平9−102457 特開2002−64055
この発明は、投影レンズの収差に起因した転写位置のずれや、パターン非対称による計測誤差に起因したアライメント誤差、及び重ね合わせ検査精度の低下を改善できるフォトマスク、フォトマスクの重ね合わせ補正方法、及びそのフォトマスクを使用した半導体装置の製造方法を提供する。
実施形態に係るフォトマスクは、一表面に遮光膜を有する透光性基体と、前記透光性基体上に、前記遮光膜の有無に応じた透光部と遮光部とのパターンによって形成され、半導体集積回路装置の回路パターンとなるデバイスパターンと、前記透光性基体上に、前記遮光膜の有無に応じた透光部と遮光部とのパターンによって形成され、露光時のフォトマスクの位置合わせに利用されるアライメントマーク、及び前記透光性基体上に、前記遮光膜の有無に応じた透光部と遮光部とのパターンによって形成され、前記デバイスパターンが正しい位置に露光されたかどうかを検査する重ね合わせ検査に利用される重ね合わせ検査マークの少なくともいずれか一方を備え、前記アライメントマーク及び前記重ね合わせ検査マークは各々、本体マーク部と、この本体マーク部の相対する2つの側端部それぞれに沿って形成された第1、第2の補助パターン部とを含み、前記本体マーク部は、半導体ウェーハ上に形成された感光性膜に解像する線幅を有する、前記遮光膜を開孔したスペースパターン、又は前記遮光膜を残したラインパターンのいずれか一方で構成され、前記第1、第2の補助パターン部は各々補助パターンを含み、前記補助パターンは、前記感光性膜に解像しない線幅を有する、前記遮光膜を開孔したスペースパターンの繰り返しパターン、又は前記遮光膜を残したラインパターンの繰り返しパターンのいずれか一方で構成され、前記繰り返しパターンのピッチは、前記デバイスパターンの最小ピッチと等しい。
この発明によれば、投影レンズの収差に起因した転写位置のずれや、パターン非対称による計測誤差に起因したアライメント誤差、及び重ね合わせ検査精度の低下を改善できるフォトマスク、フォトマスクの重ね合わせ補正方法、及びそのフォトマスクを使用した半導体装置の製造方法を提供できる。
最良の形態の説明に先立ち、現状のマークが抱える事情を説明する。この説明では、マークのうち、重ね合わせ検査マークを例示する。
図26は、代表的な重ね合わせ検査マークを示したものであり、個々のパターン線幅は約2μmである。これに対して、微細化の進んだ現在のデバイスパターンのパターン線幅は、検査マークのパターン線幅の3%程度と非常に微細なものとなっている。このため、図27に示すように、露光装置の投影レンズに収差がある場合、パターンから生ずる回折光の経路(以下回折光路という)が異なるために、各々の転写位置に差が生じてしまう。この結果、デバイスパターンの位置ずれ量を、重ね合わせ検査マークを利用しても精度良く見積もることができなくなる。実際に、デバイスパターンと重ね合わせ検査マークとの間には、5nm近い位置ずれ量の差を生じている。この事情は、アライメントマークを用いた位置合わせに対しても同じである。この乖離は、上述のようなパターン線幅の差に起因して発生する最適露光量の差、具体的には、デバイスパターンに対する最適露光量は、アライメントマーク、及び重ね合わせ検査マークの最適露光量に対しては、非常に過度となる傾向にあり、この乖離は増大傾向にある。
これを解消しようとするのが、特許文献1、及び特許文献2であり、例えば、図28に示すように、マークをデバイスパターンそのもので形成する、もしくはマークをデバイスパターンに近いラインアンドスペースパターンを用いて形成する。しかしながら、マークをデバイスパターンそのもので形成する、もしくはマークをデバイスパターンに近いラインアンドスペースパターンを用いて形成すると、マークの端部において、投影レンズの収差に起因したパターン非対称(A−B≠0)が発生し、このパターン非対称に起因した計測誤差が発生するために、アライメントの精度の低下、及び重ね合わせ検査の精度の低下を生ずる。
以下、この発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。この説明に際し、全図にわたり、共通する部分には共通する参照符号を付す。
図1はこの発明の一実施形態に係るフォトマスクの一例を示す平面図である。
図1に示すように、一実施形態に係るフォトマスク(レチクル)は、一表面に遮光膜を有する透光性基体1と、透光性基体1上に形成されたデバイスパターン2、アライメントマーク3、重ね合わせ検査マーク4とを備える。
デバイスパターン2は、遮光膜の有無に応じた透光部と遮光部とのパターンによって形成され、半導体集積回路装置の回路パターンとなる。デバイスパターン2は、基体1の中央部分に形成される。
アライメントマーク3は、デバイスパターン2と同様に、遮光膜の有無に応じた透光部と遮光部とのパターンによって形成され、露光時のフォトマスクの位置合わせに利用される。
重ね合わせ検査マーク4も、デバイスパターン2と同様に、遮光膜の有無に応じた透光部と遮光部とのパターンによって形成され、デバイスパターン2が正しい位置に露光されたかどうかを検査する重ね合わせ検査に利用される。
アライメントマーク3、及び重ね合わせ検査マーク4は、本例では基体1の周縁部分に形成される。
(マーク)
図2はこの発明の一実施形態に係るフォトマスクに形成されたマークの基本構成を示す平面図である。
本例のアライメントマーク3、及び重ね合わせ検査マーク4は、図2に示すマークを基本構成とする。このマークは、本体マーク部5と、この本体マーク部5の相対する2つの側端部それぞれに沿って形成された第1、第2の補助パターン部6とを含む。
本体マーク部5は、遮光膜を開孔したスペースパターン、又は遮光膜を残したラインパターンのいずれか一方で構成される。本体マーク部5を構成するスペースパターン、又はラインパターンは、半導体ウェーハ上に形成された感光性膜に解像する線幅を有する。本体マーク部5は、従来、用いられてきたマークで良い。
第1、第2の補助パターン部6は各々補助パターンを含む。補助パターンは、遮光膜を開孔したスペースパターンの繰り返しパターン、又は遮光膜を残したラインパターンの繰り返しパターンのいずれか一方で構成される。補助パターンを構成するスペースパターンの繰り返しパターン、又は遮光膜を残したラインパターンの繰り返しパターンは、半導体ウェーハ上に形成された感光性膜を解像しない線幅を有する。本例の補助パターン部6は、半導体ウェーハ上に解像しない程度の細いラインアンドスペースパターンを5本ずつ配置することで得たものである。図3にマークの拡大図を、図4にデバイスパターンの拡大図を示す。
図3及び図4に示すように、ラインアンドスペースパターンの線幅(補助パターンの線幅)Wは、使用する照明の開口数をNA、使用する露光装置の露光光波長をλとした場合に、0.25×λ/NAよりも小さな幅であり、ラインアンドスペースパターンのピッチ(補助パターンのピッチ)Pは、デバイスパターンに含まれる最小ピッチで形成されているラインアンドスペースパターンのピッチ(デバイスパターンの最小ピッチ)Pと等しい。また、本体マークの幅Wは、デバイスパターンの最小ピッチPの整数倍、本例では最小ピッチPのほぼ整数倍とする。さらに、補助パターンは、補助パターンの線幅をWとしたときに、本体マークの端部から1.5×W、本例ではほぼ1.5×Wの位置を起点として、補助パターンの線幅Wと、この補助パターンに隣接する他の補助パターンとの距離Dとの比率W:Dが、少なくとも1:1よりも大きなピッチで繰り返し配置される。本例では、W:Dは、ほぼ1:4である。要するに、補助パターン間の間隔Dは、補助パターンの線幅Wよりも広い。
このようなマークをフォトマスクに用いることで、露光する際、マークから発生する回折光の光路(回折光路)を、デバイスパターンの回折光路に極めて近いものにすることができる。実際にこのことを示したものが図5である。
図5中の実線はデバイスパターンの回折光路を示す。さらに、左図の一点鎖線が従来のマークから生じる回折光路を示し、右図の一点鎖線が実施形態に係るマークから生じる回折光路を示す。図5から明らかなように、従来のマークに対して、実施形態に係るマークは、デバイスパターンの回折光路との相関が非常に高くなっていることがわかる。回折光路が同じである、もしくはほぼ同じである、ということは、投影レンズの収差による影響の受け方も等しい、もしくはほぼ等しい、ということである。この結果、実施形態に係るマークの転写位置とデバイスパターンの転写位置との誤差は、従来のマークの転写位置とデバイスパターンの転写位置との誤差よりも小さくなる。このことを、具体的な数値で示したものが図6である。図6に示すように、デバイスパターンとマークとの転写位置ズレ量の差を小さくすることができる。この結果、従来に比較して、より高精度な重ね合わせずれ検査を行うことが可能となった。また、アライメントマークについても、同じ理由により、デバイスパターンとマークとの転写位置ズレ量の差を小さくすることができ、より高精度に位置決めをすることができた。
(重ね合わせ検査マーク)
次に、重ね合わせ検査マークの例を説明する。
図7はこの発明の一実施形態に従って得た重ね合わせ検査マークの第1例を示す平面図である。
図7に示すように、第1例に係る重ね合わせ検査マークは、フォトマスクの透光性基板上に形成された遮光膜7を開孔することで得た、いわゆるスペースパターンとして形成される。重ね合わせ検査マークは、本体マーク部5と、その両サイドに補助パターン部6を備えたマークを、矩形の四辺に沿って四つ並べること、本例では正方形の四辺に沿って四つ並べることで得られる。
第1例に係る重ね合わせ検査マークによれば、本体マーク部5の両サイドに上述した補助パターン部6を備えるから、デバイスパターンの半導体ウェーハ上における転写位置と、重ね合わせ検査マークの半導体ウェーハ上における転写位置とのズレ量の差を小さくすることができる。このような重ね合わせ検査マークを用いて、半導体ウェーハ上に重ね合わせ検査マークを形成し、形成された重ね合わせ検査マークを用いて重ね合わせ検査を行うことで、高精度な重ね合わせ検査を行うことができる。
図8はこの発明の一実施形態に従って得た重ね合わせ検査マークの第2例を示す平面図である。
図8に示すように、第2例に係る重ね合わせ検査マークは、フォトマスクの透光性基板上に遮光膜7を残すことで得た、いわゆるラインパターンとして形成したものである。第2例においても第1例と同様に、重ね合わせ検査マークは、本体マーク部5と、その両サイドに補助パターン部6を備えたマークを、矩形の四辺に沿って四つ並べること、本例では正方形の四辺に沿って四つ並べることで得られる。
第2例に係る重ね合わせ検査マークによれば、第1例と同様に、本体マーク部5の両サイドに補助パターン部6を備えるから、重ね合わせ検査マークの第1例と同様の効果を得ることができる。
(アライメントマーク)
次に、アライメントマークの例を説明する。
図9はこの発明の一実施形態に従って得たアライメントマークの第1例を示す平面図である。
図9に示すように、第1例に係るアライメントマークは、重ね合わせ検査マークの第1例と同様に、スペースパターンとして形成される。アライメントマークは、本体マーク部5と、その両サイドに補助パターン部6を備えたマークからなる。
第1例に係るアライメントマークによれば、本体マーク部5の両サイドに上述した補助パターン部6を備えるから、デバイスパターンの半導体ウェーハ上における転写位置と、アライメントマークの半導体ウェーハ上における転写位置とのズレ量の差を小さくすることができる。このようなアライメントマークを用いて、半導体ウェーハ上にアライメントマークを形成し、形成されたアライメントマークを用いて位置合わせを行うことで、高精度な位置合わせを行うことができる。
図10はこの発明の一実施形態に従って得たアライメントマークの第2例を示す平面図である。
図10に示すように、第2例に係るアライメントマークは、重ね合わせ検査マークの第2例と同様に、ラインパターンとして形成される。アライメントマークは、本体マーク部5と、その両サイドに補助パターン部6を備えたマークからなる。
第2例に係るアライメントマークによれば、第1例と同様に、本体マーク部5の両サイドに補助パターン部6を備えるから、アライメントマークの第1例と同様の効果を得ることができる。
(半導体装置の製造方法)
次に、この発明の一実施形態に係るフォトマスクを用いた半導体装置の製造方法の例を説明する。
図11は第1のフォトマスクを示す斜視図、図12は第2のフォトマスクを示す斜視図である。
まず、第1のフォトマスク、第2のフォトマスクを準備する。第1のフォトマスクは、図11に示すように、第1のデバイスパターン2-1と、第1のアライメントマーク3-1と、第1の重ね合わせ検査マーク4-1とを備える。図13に、第1の重ね合わせ検査マーク4-1の例を示す。第1の重ね合わせ検査マーク4-1は、図7に示したものと同様のものであり、本体マーク部5と、その両サイドに形成された補助パターン部6とを備える。第1のアライメントマーク3-1は、特に、図示しないが、例えば、図9に示したマークで良い。
同様に、第2のフォトマスクは、図12に示すように、第2のデバイスパターン2-2と、第2のアライメントマーク3-2と、第2の重ね合わせ検査マーク4-2とを備える。図14に、第2の重ね合わせ検査マーク4-2の例を示す。第2の重ね合わせ検査マーク4-2も、第1の重ね合わせ検査マーク4-1と同様に、本体マーク部5と、その両サイドに形成された補助パターン部6とを備える。ただし、第2の重ね合わせ検査マーク4-2の大きさは、第1の重ね合わせ検査マーク4-1の大きさと異なる。これは、重ね合わせ検査装置が、重ね合わせ検査マーク4-1の転写位置と、重ね合わせ検査マーク4-2の転写位置との相対的な位置ずれ量を測定しやすくするためである。本例では、第2の重ね合わせ検査マーク4-2は、第1の重ね合わせ検査マーク4-1よりも小さく。第2の重ね合わせ検査マーク4-2は、第1の重ね合わせ検査マーク4-1の本体マーク部5により囲まれた矩形の領域内、本例では正方形の領域内に転写されるようになっている。第2のアライメントマーク3-2は、特に、図示しないが、例えば、図9に示したマークで良い。また、第2のアライメントマーク3-2は必要に応じて設けられれば良く、不要であれば無くても良い。
図15乃至図22は、この発明の一実施形態に係るフォトマスクを用いた半導体装置の製造方法の一例を、主要な工程毎に示した断面図である。なお、本例は、この発明の一実施形態に係るフォトマスクを用いた半導体装置の製造方法の一例を示すものであるから、トランジスタ等の半導体素子の形成工程など詳細な工程については省略する。
まず、図15に示すように、半導体基板10上に、第1の層間絶縁膜11を形成する。半導体基板10の一例はシリコン基板であり、第1の層間絶縁膜11の一例は二酸化シリコン膜である。次いで、第1の層間絶縁膜11上に、第1のフォトレジスト膜12を形成する。第1のフォトレジスト膜12の一例はポジ型フォトレジスト膜である。次いで、半導体基板10の上方に、図11に示した第1のフォトマスクを移動させ、光を、第1のフォトマスクを介して第1のフォトレジスト膜12に照射し、第1のフォトレジスト膜12を露光する。このとき、第1のフォトマスクに形成されたデバイスパターン、及び本体マーク部5は第1のフォトレジスト膜12に像を結ぶが、補助パターン部6は第1のフォトレジスト膜12に像を結ばない。
次に、図16に示すように、第1のフォトレジスト膜12を現像する。次いで、現像された第1のフォトレジスト膜12をマスクに用いて、第1の層間絶縁膜11をエッチングし、第1の層間絶縁膜11に溝13を形成する。これらの溝13は、デバイスパターンの部分においては、例えば、ダマシン配線用の溝として利用される。
次に、図17に示すように、第1のフォトレジスト膜12を除去する。次いで、第1の層間絶縁膜11上に、第1の導電体膜14を形成し、溝13を埋め込む。第1の導電体膜14の一例は金属膜である。金属膜の例としては、タングステン膜、銅膜、アルミニウム膜などをあげることができる。
次に、図18に示すように、第1の導電体膜14の表面を後退、例えば、CMP法を用いて第1の導電体膜14の表面を化学的機械研磨することで後退させ、第1の導電体を、溝13内に残す。これにより、半導体基板10の上方、本例では第1の層間絶縁膜11の上面に、第1のアライメントマーク15-1、第1の重ね合わせ検査マーク16-1、第1のデバイスパターン17-1が形成される。図18に示す段階での第1の重ね合わせ検査マーク16-1の平面図を、図23に示す。図23に示すように、第1の重ね合わせ検査マーク16-1は、第1の層間絶縁膜11の上面に、矩形の四辺、本例では正方形の四辺に沿った形に配置された第1の導電体によって構成される。第1の重ね合わせ検査マーク16-1は、本体マーク部5に対応するところのみが第1の層間絶縁膜11の上面に形成され、補助パターン部6に対応するところは、像を結ばないため形成されない。
次に、図19に示すように、第1の層間絶縁膜11の上に、第2の層間絶縁膜18を形成する。次いで、第2の層間絶縁膜18の上に、第2のフォトレジスト膜19を形成する。第1のフォトレジスト膜12の一例はポジ型フォトレジスト膜である。次いで、半導体基板10の上方に、図12に示した第2のフォトマスクを移動させる。このとき、第2のフォトマスクは、第1の層間絶縁膜11上に形成された、第1のアライメントマークを
光を、第2のフォトマスクを介して第2のフォトレジスト膜19に照射し、第2のフォトレジスト膜19を露光する。このとき、第2のフォトマスクに形成されたデバイスパターン、及び本体マーク部5は第2のフォトレジスト膜19に像を結ぶが、補助パターン部6は第2のフォトレジスト膜19に像を結ばない。
次に、図20に示すように、第2のフォトレジスト膜19を現像する。次いで、現像された第2のフォトレジスト膜19をマスクに用いて、第2の層間絶縁膜18をエッチングし、第2の層間絶縁膜18に溝20を形成する。これらの溝20は、デバイスパターンの部分においては、例えば、ダマシン配線用の溝として利用される。
次に、図21に示すように、第2のフォトレジスト膜19を除去する。次いで、第2の層間絶縁膜18上に、第2の導電体膜21を形成し、溝20を埋め込む。第1の導電体膜20の一例は金属膜である。金属膜の例としては、タングステン膜、銅膜、アルミニウム膜などをあげることができる。
次に、図22に示すように、第2の導電体膜21の表面を後退、例えば、CMP法を用いて第2の導電体膜21の表面を化学的機械研磨することで後退させ、第2の導電体を、溝20内に残す。これにより、半導体基板10の上方、本例では第2の層間絶縁膜18の上面に、第2のアライメントマーク15-2、第2の重ね合わせ検査マーク16-2、第2のデバイスパターン17-2が形成される。図22に示す段階での第2の重ね合わせ検査マーク16-2の平面図を、図24に示す。図24に示すように、第2の重ね合わせ検査マーク16-2は、第2の層間絶縁膜18の上面に、矩形の四辺、本例では正方形の四辺に沿った形に配置された第2の導電体によって構成される。第2の重ね合わせ検査マーク16-2は、本体マーク部5に対応するところのみが第2の層間絶縁膜18の上面に形成され、補助パターン部6に対応するところは、像を結ばないため形成されない。
第2の重ね合わせ検査マーク16-2は、本例では、第1の重ね合わせマーク16-1の内側に形成され、重ね合わせ精度の検査は、図25に示すように、重ね合わせ検査マークの相対位置ずれ量を検査し、この相対位置ずれ量を求める。この検査の結果を用いて、第1、第2のフォトマスクを使用するリソグラフィ工程における露光位置を補正することで、精度の高い重ね合わせを実現することができる。
上記一実施形態は、下記の態様をさらに含む。
(1) 一表面に遮光膜を有する透光性基体と、
前記透光性基体上に、前記遮光膜の有無に応じた透光部と遮光部とのパターンによって形成され、半導体集積回路装置の回路パターンとなるデバイスパターンと、
前記透光性基体上に、前記遮光膜の有無に応じた透光部と遮光部とのパターンによって形成され、露光時のフォトマスクの位置合わせに利用されるアライメントマーク、及び前記透光性基体上に、前記遮光膜の有無に応じた透光部と遮光部とのパターンによって形成され、前記デバイスパターンが正しい位置に露光されたかどうかを検査する重ね合わせ検査に利用される重ね合わせ検査マークの少なくともいずれか一方を備え、
前記アライメントマーク及び前記重ね合わせ検査マークは各々、本体マーク部と、この本体マーク部の相対する2つの側端部それぞれに沿って形成された第1、第2の補助パターン部とを含み、
前記本体マーク部は、半導体ウェーハ上に形成された感光性膜に解像する線幅を有する、前記遮光膜を開孔したスペースパターン、又は前記遮光膜を残したラインパターンのいずれか一方で構成され、
前記第1、第2の補助パターン部は各々補助パターンを含み、前記補助パターンは、前記感光性膜に解像しない線幅を有する、前記遮光膜を開孔したスペースパターンの繰り返しパターン、又は前記遮光膜を残したラインパターンの繰り返しパターンのいずれか一方で構成され、
前記繰り返しパターンのピッチは、前記デバイスパターンの最小ピッチと等しいフォトマスク。
上記(1)の態様に係るフォトマスクによれば、補助パターンを構成する繰り返しパターンのピッチがデバイスパターンの最小ピッチと等しいので、上記補助パターンを含むアライメントマーク又は重ね合わせマークが生ずる回折光路は、デバイスパターンが生ずる回折光路と同じになる、もしくはほぼ同じになる。即ち、投影レンズの収差による影響の受け方が、アライメントマーク又は重ね合わせマークと、デバイスパターンとで等しい、もしくはほぼ等しくなる。このため、アライメントマーク又は重ね合わせマークの転写位置と、デバイスパターンの転写位置との誤差は、上記補助パターンを持たないアライメントマーク又は重ね合わせマークに比較して小さくなる。従って、投影レンズの収差に起因した転写位置のずれに基づくアライメント誤差、及び重ね合わせ検査精度の低下を改善することができる。
さらに、上記補助パターンは、感光性膜に解像しない線幅を有するので、投影レンズの収差に起因したパターン非対称による計測誤差に起因したアライメント誤差、及び重ね合わせ検査精度の低下をも改善できる。
(2) (1)の態様に係るフォトマスクにおいて、前記本体マーク部の線幅は、前記デバイスパターンの最小ピッチのほぼ整数倍の線幅を有する。
(3) (1)の態様に係るフォトマスクにおいて、前記補助パターンの線幅は、露光光の波長をλ、照明装置の開口数をNAとしたとき、0.25λ/NAよりも小さい線幅を有する。
(4) (1)の態様に係るフォトマスクにおいて、前記補助パターンは、前記補助パターンの線幅をWとしたとき、前記本体マーク部の側端部からほぼ1.5×Wの位置を起点として、前記補助パターン間の間隔Dが前記補助パターンの線幅Wよりも広いピッチで繰り返している。
(5) 半導体集積回路装置の回路パターンとなる第1のデバイスパターンと、上記(1)〜(4)いずれか一つの態様に係るアライメントマークにより構成された第1のアライメントマーク、及び上記(1)〜(4)いずれか一つの態様に係る重ね合わせ検査マークにより構成された第1の重ね合わせ検査マークとを備えた第1のフォトマスクを準備し、
前記半導体集積回路装置の回路パターンとなり、かつ、前記第1のデバイスパターンに重ね合わされる第2のデバイスパターンと、上記(1)〜(4)いずれか一つの態様に係る重ね合わせ検査マークにより構成された第2の重ね合わせ検査マークとを備えた第2のフォトマスクを準備し、
前記第1のフォトマスクを用いて、ウェーハに、前記第1のデバイスパターンに対応した第1のウェーハ中デバイスパターン、前記第1のアライメントマークに対応した第1のウェーハ中アライメントマーク、及び前記第1の重ね合わせ検査マークに対応した第1のウェーハ中重ね合わせ検査マークを形成し、
前記第2のフォトマスクを、前記ウェーハに、前記第1のウェーハ中アライメントマークを用いて位置合わせし、前記ウェーハに、前記第2のデバイスパターンに対応した第2のウェーハ中デバイスパターン、前記第2の重ね合わせ検査マークに対応した第2のウェーハ中重ね合わせ検査マークを形成し、
前記第1のウェーハ中重ね合わせ検査マークと、前記第2のウェーハ中重ね合わせ検査マークとの相対位置ずれ量を検査し、この検査の結果を用いて、前記第1、第2のフォトマスクを使用するリソグラフィ工程における露光位置を補正するフォトマスクの重ね合わせ補正方法。
上記(5)の態様に係るフォトマスクの重ね合わせ補正方法によれば、上記(1)〜(4)に係る重ね合わせ検査マークにより構成された第1、第2の重ね合わせ検査マークを用いて、ウェーハ中に第1、第2のウェーハ中重ね合わせ検査マークを形成する。第1、第2のウェーハ中重ね合わせ検査マークは、第1、第2のウェーハ中でデバイスパターンとの転写位置誤差が小さくなるから、投影レンズの収差に起因した転写位置のずれに基づく重ね合わせ検査精度の低下を改善することができる。
(6) 半導体集積回路装置の回路パターンとなる第1のデバイスパターンと、上記(1)〜(4)いずれか一つの態様に係るアライメントマークにより構成された第1のアライメントマーク、及び上記(1)〜(4)いずれか一つの態様に係る重ね合わせ検査マークにより構成された第1の重ね合わせ検査マークとを備えた第1のフォトマスクを準備し、
前記半導体集積回路装置の回路パターンとなり、かつ、前記第1のデバイスパターンに重ね合わされる第2のデバイスパターンと、上記(1)〜(4)いずれか一つの態様に係る重ね合わせ検査マークにより構成された第2の重ね合わせ検査マークとを備えた第2のフォトマスクを準備し、
前記第1のフォトマスクを用いて、ウェーハに、前記第1のデバイスパターンに対応した第1のウェーハ中デバイスパターン、前記第1のアライメントマークに対応した第1のウェーハ中アライメントマーク、及び前記第1の重ね合わせ検査マークに対応した第1のウェーハ中重ね合わせ検査マークを形成し、
前記第2のフォトマスクを、前記ウェーハに、前記第1のウェーハ中アライメントマークを用いて位置合わせし、前記ウェーハに、前記第2のデバイスパターンに対応した第2のウェーハ中デバイスパターン、前記第2の重ね合わせ検査マークに対応した第2のウェーハ中重ね合わせ検査マークを形成する半導体装置の製造方法。
上記(6)の態様に係るフォトマスクの重ね合わせ補正方法によれば、上記(1)〜(4)に係るアライメントマークにより構成された第1のアライメントマークを用いて第1のウェーハ中アライメントマークを形成し、この第1のウェーハ中アライメントマークを用いて、第2のフォトマスクを、前記ウェーハに位置合わせする。第1のウェーハ中アライメントマークは、第1のウェーハ中デバイスパターンとの転写位置誤差が小さくなるから、投影レンズの収差に起因した転写位置のずれに基づくアライメント精度の低下を改善することができる。
以上、この発明をいくつかの実施形態により説明したが、この発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その実施にあたっては発明の要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。
例えば、解像しない程度の細いラインアンドスペースパターン、即ち、補助パターン部の線数は5本としたが、それよりも多くても少なくても同様の効果を得ることができる。
また、上記実施形態は種々の段階の発明を含んでおり、上記実施形態において開示した複数の構成要件の適宜な組み合わせにより、種々の段階の発明を抽出することも可能である。
図1はこの発明の一実施形態に係るフォトマスクの一例を示す平面図 図2はフォトマスクに形成されたマークの基本構成を示す平面図 図3はフォトマスクに形成されたマークの拡大図 図4はフォトマスクに形成されたデバイスパターンの拡大図 図5は回折光の経路を示す図 図6は転写位置ずれ量を示す図 図7はこの発明の一実施形態に従って得た重ね合わせ検査マークの第1例を示す平面図 図8はこの発明の一実施形態に従って得た重ね合わせ検査マークの第2例を示す平面図 図9はこの発明の一実施形態に従って得たアライメントマークの第1例を示す平面図 図10はこの発明の一実施形態に従って得たアライメントマークの第2例を示す平面図 図11はこの発明の一実施形態に係る第1のフォトマスクの一例を示す斜視図 図12はこの発明の一実施形態に係る第2のフォトマスクの一例を示す斜視図 図13は第1のフォトマスクに形成された重ね合わせ検査マークを示す平面図 図14は第2のフォトマスクに形成された重ね合わせ検査マークを示す平面図 図15はこの発明の一実施形態に係るフォトマスクを使用した半導体装置の製造方法の一工程における断面図 図16はこの発明の一実施形態に係るフォトマスクを使用した半導体装置の製造方法の一工程における断面図 図17はこの発明の一実施形態に係るフォトマスクを使用した半導体装置の製造方法の一工程における断面図 図18はこの発明の一実施形態に係るフォトマスクを使用した半導体装置の製造方法の一工程における断面図 図19はこの発明の一実施形態に係るフォトマスクを使用した半導体装置の製造方法の一工程における断面図 図20はこの発明の一実施形態に係るフォトマスクを使用した半導体装置の製造方法の一工程における断面図 図21はこの発明の一実施形態に係るフォトマスクを使用した半導体装置の製造方法の一工程における断面図 図22はこの発明の一実施形態に係るフォトマスクを使用した半導体装置の製造方法の一工程における断面図 図23はこの発明の一実施形態に係るフォトマスクを使用した半導体装置の製造方法の一工程における平面図 図24はこの発明の一実施形態に係るフォトマスクを使用した半導体装置の製造方法の一工程における平面図 図25は重ね合わせの評価例を示す平面図 図26は代表的な重ね合わせ検査マークを示す図 図27は回折光の経路を示す図 図28は別の重ね合わせ検査マークを示す図
符号の説明
1…透光性基体、2…デバイスパターン、3…アライメントマーク、4…重ね合わせ検査マーク、5…本体マーク部、6…補助パターン部

Claims (3)

  1. 一表面に遮光膜を有する透光性基体と、
    前記透光性基体上に、前記遮光膜の有無に応じた透光部と遮光部とのパターンによって形成され、半導体集積回路装置の回路パターンとなるデバイスパターンと、
    前記透光性基体上に、前記遮光膜の有無に応じた透光部と遮光部とのパターンによって形成され、露光時のフォトマスクの位置合わせに利用されるアライメントマーク、及び前記透光性基体上に、前記遮光膜の有無に応じた透光部と遮光部とのパターンによって形成され、前記デバイスパターンが正しい位置に露光されたかどうかを検査する重ね合わせ検査に利用される重ね合わせ検査マークの少なくともいずれか一方を備え、
    前記アライメントマーク及び前記重ね合わせ検査マークは各々、本体マーク部と、この本体マーク部の相対する2つの側端部それぞれに沿って形成された第1、第2の補助パターン部とを含み、
    前記本体マーク部は、半導体ウェーハ上に形成された感光性膜に解像する線幅を有する、前記遮光膜を開孔したスペースパターン、又は前記遮光膜を残したラインパターンのいずれか一方で構成され、
    前記第1、第2の補助パターン部は各々補助パターンを含み、前記補助パターンは、前記感光性膜に解像しない線幅を有する、前記遮光膜を開孔したスペースパターンの繰り返しパターン、又は前記遮光膜を残したラインパターンの繰り返しパターンのいずれか一方で構成され、
    前記繰り返しパターンのピッチは、前記デバイスパターンの最小ピッチと等しいことを特徴とするフォトマスク。
  2. 前記補助パターンの線幅は、露光光の波長をλ、照明装置の開口数をNAとしたとき、
    0.25λ/NA
    よりも小さい線幅を有することを特徴とする請求項1に記載のフォトマスク。
  3. 前記補助パターンは、前記補助パターンの線幅をWとしたとき、前記本体マーク部の側端部からほぼ1.5×Wの位置を起点として、前記補助パターン間の間隔Dが前記補助パターンの線幅Wよりも広いピッチで繰り返していることを特徴とする請求項1に記載のフォトマスク。
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