JP4528464B2 - アライメント方法、重ね合わせ検査方法及びフォトマスク - Google Patents

アライメント方法、重ね合わせ検査方法及びフォトマスク Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体装置の製造方法において、リソグラフィー工程に用いるフォトマスクの重ね合わせを精密に行うアライメント方法、重ね合わせ検査方法及びこれらの方法に用いるフォトマスクに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、半導体装置の製造方法では、シリコンなどの半導体のウェーハ上に複数のデバイスパターンを形成するために、20を越える異なったマスクパターンを半導体ウェーハ上に順次重ねて露光する。この露光のとき、露光装置はアライメントマークを用いて個々のマスクの位置決めを行い、この状態で、すでに半導体ウェーハ上に設けられている各チップ上のデバイスパターンに、次に形成すべきデバイスパターンが正しく重ね合わされた状態で形成されるか否かの重ね合わせずれ検査を行う。
【0003】
この重ね合わせずれ検査は、シリコンなどのウェーハ上に形成された例えば第1層と、その後の工程で露光された第2層とにそれぞれ所定寸法、形状の合わせずれ検査用のマークを形成配置し、その相対位置ずれ量を検査装置で計測することで重ね合わせずれ量が決定されていた。このとき、合わせずれ検査用マークは、検査装置が容易に認識できるような形状が考えられていたため、通常はデバイスパターンより大きく形状も異なるものが用いられた。
【0004】
図10は、ウェーハ上にデバイスパターンと共に形成された従来の典型的な合わせずれ検査用マークの平面図である。外側の長い方の2本のパターンの間隔が図示の如く28μmであり、したがって、外側のパターンの長さもこの間隔とほぼ同じ寸法である。
【0005】
ウェーハ上には、先に第1のフォトマスクによって形成された従来の合わせずれ検査用マーク101のパターンが内側に配置され、次いで外側には第2のフォトマスクによって形成された従来の合わせずれ検査用マーク102のパターンが配置されている。
【0006】
ところが近年デバイスパターンの微細化が進んでくると、合わせずれ検査用マークとデバイスパターンが同時にパターン形成される場合において、双方が共に同程度に精度良くパターン形成することができないという問題が生じてきた。これは、合わせずれ検査用マークとデバイスパターンが同一寸法、同一形状でないことに起因している。即ち、リソグラフィーで用いられる露光光学系の収差や焦点位置の管理上の問題から、パターン形状に誤差が生じる以外に、この誤差の発生する程度がパターンの形状や寸法、及び密度によって異なるためである。
【0007】
また、エッチングやCMP(Chemical Mechanical Polishing)等の加工プロセスにおいてもパターン形状やパターンの疎密差の影響を受けて誤差が生じ易いことが分かって来た。
【0008】
一方、図11は、ウェーハ上に形成されたデバイスパターンの一例である。パターン間のピッチは0.35μmである。これは図10に示す検査用マークとはその形状や寸法が大きく異なる。
【0009】
また更に、デバイスパターンは、同一層の中にあっても形状や寸法、密度等の異なるパターンが混在する場合がある。このような場合はパターンの違いにより誤差の発生場所、発生量に違いを生じる。この場合は、精密なパターン形成のためには、すべてのパターンの位置、形状、寸法の誤差を計測した方が良いが、従来はそのような計測手段がなかった。
【0010】
これと同様な問題は、合わせずれ検査用マークだけでなく、露光装置による露光時に、マスクのアライメント位置を見つけだすために用いるアライメントマークにも生じている。アライメントマークとしてデバイスパターンの寸法、形状と大きく異なるマークを用いた場合、両者の誤差発生量に違いが生じるため、アライメントマークで位置合わせをすると、デバイスパターンの位置にずれが生じ、露光されるウエハ上の実際のデバイスパターン位置を正しく認識することが難しいという問題が生じていた。
【0011】
例えば、図12にウェーハ上に形成された従来のアライメントマークの平面図を示す。これもマークピッチが12μmと大きく長い帯状で、図10に示した合わせずれ検査用マークと異なる寸法、形状であり且つ、図9に示したデバイスパターンとも形状や寸法等が大きく異なる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
従来、アライメントマークとデバイスパターンとが異なることから生じるアライメント誤差の問題を解決する手段として、アライメントマークの長さをデバイスパターン形状に近い長さに分割する方法が特開平9−102457号公報に開示されている。しかしながら、従来、上記合わせずれ検査用マークとアライメントマークとはそれぞれ別々に設計されていたため、図10及び図12から明らかなようにピッチなどが大きく異なり、両者のパターン寸法や形状は相互に関連のある形状にはできなかった。
【0013】
このことは、リソグラフィーやその後の加工工程で生じるデバイスパターンに関して発生する誤差の程度が、それぞれのアライメントマークや合わせずれ検査用マークによって異なることを意味する。したがって、例えば形成されたアライメントマークに基づいて位置決めされたフォトマスクを用いてデバイスパターンを形成する場合、ウエーハ上のどの位置にどのような形状で形成されるかを精密に計測することが困難で、デバイスパターン誤差の発生原因となっていた。
【0014】
以上のように、アライメントマーク、合わせずれ検査用マーク及びデバイスパターンの三者は、パターン形状、寸法、密度等のパターンの構成要素が異なるため、パターン形成時に生じる誤差の程度が三者三様に異なる。
【0015】
例えばウエハ上に第1層、第2層のように順次重ね合わせて多層構造を形成する際、高精度に重ね合わせることが困難であり、多層構造の半導体装置を形成するための重大な障害となっていた。
【0016】
そこで、この発明はこのような事情によりなされたものであって、フォトマスクからウエーハへのパターン転写の際用いる露光装置の投影光学系の収差の影響による誤差やその後の加工による誤差を同程度に受け、その結果、アライメントマークや合わせずれ検査用マークの位置ずれ量に対して、デバイスパターンの位置ずれ量も同じ程度になる結果、高精度のアライメントならびに位置補正が期待できるアライメント方法、高精度の重ね合わせ検査方法及びこれらの方法に用いるフォトマスクを提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
この発明のフォトマスクを用いることにより、半導体装置の製造プロセスにおけるリソグラフィー工程において、所定のフォトマスクで露光したときに、そのフォトマスクの合わせずれ検査用マークとアライメントマークは、そのマスクの中に含まれるデバイスパターンの一部または同等の寸法、形状に構成することを特徴としている。
【0018】
このように、アライメントマークも合わせずれ検査用マークもどちらも対応するフォトマスク中のデバイスパターンと同等の寸法、形状のパターンを含んでいるので、パターン転写の際用いる投影光学系の収差の影響による誤差や加工による誤差を夫々同程度に受ける。
【0019】
その結果、いずれのパターンの位置ずれ量も同じ程度であるため高精度のアライメント、位置補正が期待できる。
【0020】
また、本発明は、半導体装置の製造プロセス中のリソグラフィー工程において、第1のフォトマスク及び第2のフォトマスクを用いる場合、第1のフォトマスク上の合わせずれ検査用マークには、第1のフォトマスクを露光した際に生じる異なるパターン間での相対ずれ量が測定可能なマークを配置することを特徴とする。この異なるパターン間での相対ずれ量が測定可能なマークは、例えばデバイスパターン形状に対してずれ量の比較的小さい基準パターンと比較的大きい2種類のマークが組み合わされた配置となっている。
【0021】
また、第1のフォトマスクと同様に、第2のフォトマスクに対しても、合わせずれ検査用マークには、第2のフォトマスクを露光した際に生じる異なるパターン間での相対ずれ量が測定可能なマークを配置することを特徴としている。そして、このマークも、デバイスパターン形状に対してずれ量の比較的小さい基準パターンと比較的大きい2種類のマークが組み合わされた配置となっている。
【0022】
この構成により、第1のフォトマスクと第2のフォトマスクのデバイスパターンの投影光学系の収差等による位置ずれ量をそれぞれ測定し、その測定結果を第1のフォトマスクと第2のフォトマスクの重ね合わせ露光の際の位置ずれ量とともにその後の露光工程の位置補正に用いるので、高精度なアライメント、位置補正を期待することができる。
【0023】
また、本発明は、半導体装置の製造プロセス中のリソグラフィー工程において、第1のフォトマスク及び第2のフォトマスクを用いる場合、第1及び第2のマスクの基準パターンは、投影光学系の収差の誤差等があっても実質的に同じ誤差を受けるパターンも用いる。即ち、第1のフォトマスクにより形成したパターン上に第2のフォトマスクを重ね合わせて露光する際は、第1のフォトマスクの基準パターンに対するデバイス形状のパターンの相対位置ずれ誤差と、第2のフォトマスクの同様の誤差を考慮して重ね合わせの際の補正を加え、所望の重ね合わせ精度を得ることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0025】
ここでは、半導体装置の製造プロセス中のリソグラフィー工程において、第1のフォトマスク及び第2のフォトマスクを用いて露光するときに、その夫々のマスクの合わせずれ検査用マークあるいはアライメントマークは、そのマスクの中に含まれるデバイスパターン形状の少なくとも一部を含むように構成されている。
【0026】
まず、図1、図2を参照して第1の実施例を説明する。図1、図2は、第1及び第2のフォトマスクを用いてウエハ1を露光してチップ11上にデバイスパターン4を形成するときに、同時にアライメントマークと検査用マークが形成される状態を示すとともに、これらのマークパターンとデバイスパターンとがマスクパターン位置から所定量だけずれてチップ11上に形成される状態を説明するための概略図である。
【0027】
始めに、図1において、第1のフォトマスク21を用いて、例えば図9に示したウェーハ1上の複数のチップ11の夫々の所定位置、例えば図2(a)に示した位置にデバイスパターン部4を形成するとともにアライメントマーク部25B及び合わせずれ検査用マーク部5Bを形成する。
【0028】
アライメントマーク部25Bについては、図1に示すように第1のフォトマスク21上に、マスク基板23とその上に形成された所定パターンの遮光膜24によりアライメントマークのマスクパターン25Aが構成されている。
【0029】
図示しない光源から出た光は、マスク基板23の上面から第1のフォトマスク21に入射して遮光膜24を通り、アライメントマークのパターン光が形成される。このパターン光は投影レンズ3で縮小されてウェーハ1上のアライメントマーク部25B内にアライメントマーク41として投影される。
【0030】
このとき、後で説明するように、アライメントマークのマスクパターン25Aが位置ずれ量ゼロで投影されたときのパターン形成位置を破線で示すと、露光されたアライメントマーク41はX方向にX1だけずれて形成される。
【0031】
即ち、第1のフォトマスク21を用いてウェーハ1上のフォトレジスト21Aを露光すると、第1のフォトマスク21上にあるアライメントマーク部25B中のアライメントマーク25Aは、投影レンズ3の収差等の影響を受け、所望の位置からX1だけずれた位置に転写アライメントマーク41として形成される。
【0032】
したがって、この露光されたフォトレジスト21Aを現像して形成されたレジストマスクを用いてウェーハ1上にアライメントマーク41を形成すると、図1に示したように、このアライメントマーク41は、フォトマスク21上のアライメントマーク25Aの位置からX1だけずれて形成される。
【0033】
チップ11上の合わせずれ検査用マーク部5Bに形成される検査用マークについても、図1に示すように、第1のフォトマスク21上に形成された検査用マーク部5B内の検査用マーク5Aを用いてフォトレジスト21Aを露光する。このとき検査用マーク5Aは、アライメントマーク25Aと同様に、投影レンズ3の収差などの影響を受け、破線で示す位置からX1だけずれた位置に転写合わせずれ検査用マーク42として形成される。
【0034】
即ち、この露光されたフォトレジスト21Aを現像して形成されたレジストマスクを用いてチップ11上に合わせずれ検査用マーク42を形成すると、図1に示したように、この検査用マーク42は、フォトマスク21上の合わせずれ検査用マーク5Aの位置からX1だけずれた位置に転写合わせずれ検査用マーク42として形成される。
【0035】
このように、アライメントマーク41と合わせずれ検査用マーク42とはいずれもX方向に同じずれ量X1だけずれて形成され、したがって、デバイスパターンとの相対位置関係はフォトマスク21上のそれと変化がないことになる。
【0036】
なお、この位置ずれは図1ではX方向にずれた状態を示しているが、投影レンズ3の収差などの影響はX方向に限定されず、同様にY方向にもずれる。ここの説明ではX方向のみについて記してあるが、Y方向のずれについても位置ずれ量の検査、補正を行わなければならないのは勿論である。このY方向についてもアライメントマークと合わせずれ検査用マークとの相対位置関係は投影レンズ3などの影響を同じだけ受けるので、変わらず、その位置ずれ補正についてはX方向と同様に行えばよい。したがってこの明細書中ではY方向についての説明は省略してある。
【0037】
次に、図2(a)に示すように、基板26上に遮光膜27を形成してなる第2のフォトマスク22を用いてウェーハ1上に新たに形成されたフォトレジスト22Aを露光する。第2のフォトマスク22上には、デバイスパターンとともに、合わせずれ検査用マークが形成されている。アライメントマークはこの第2のフォトマスク22には形成されていない。
【0038】
この第2のフォトマスク22に形成されている合わせずれ検査用のマークは、第1のフォトマスク21に形成されている合わせずれ検査用マスクマーク5Aを用いてチップ11上に形成される合わせずれ検査用マーク42とは異なり、図2(b)のようにマーク42の内側に形成される合わせずれ検査用マーク43である。
【0039】
この第2のフォトマスク22により形成される合わせずれ検査用マーク43は第1のフォトマスク21により形成される合わせずれ検査用マーク42とは、両者の識別を容易にするために、例えば図示のように太さ、長さともに2倍程度になるようにパターン形状を異ならせてある。また、チップ11上に前記第1のフォトマスク21により形成された合わせずれ検査用マーク42とはずれた位置、ここでは内側になるようにに合わせずれ検査用マーク43が形成されているが、外側に形成するようにしてもよい。
【0040】
第2のフォトマスク22は、レジスト膜22Aの露光時に、露光装置によりウェーハ1上のチップ11内に既に形成されたアライメントマーク部25B内のアライメントマーク41に合わせて転写される。このため、通常は第2のフォトマスク22にはアライメントマーク用のマスクパターンは不要である。但し、第3以降のフォトマスクを用いるフォトリソグラフィ工程で必要な場合にはこの第2のフォトマスク22を用いてアライメントマーク41に位置合わせされた他のアライメントマークをチップ11上に形成するようにしてもよい。
【0041】
このような第2のフォトマスク22を用いてウェーハ1上のチップ11に転写された合わせずれ検査用マーク43は、第1のフォトマスク21を用いて転写された合わせずれ検査用マーク42の内側に転写される。
【0042】
第1のフォトマスク21のアライメントマーク25A及び合わせずれ検査用マーク5Aは、第1のフォトマスク21のデバイスパターン4の少なくとも一部をそのまま用い、あるいはデバイスパターンと同等のパターンを用いている。同様に、第2のフォトマスク22の合わせずれ検査用マーク43は、第2のフォトマスク22の図示しないデバイスパターンと同等の寸法、形状を有している。
【0043】
したがって、第1のフォトマスク21について説明したと同様に、第2のフォトマスク22により形成されたデバイスパターンと合わせずれ検査用マーク43とは光学系の収差などにより同じ程度に影響をうけ、同じ程度にずれてチップ11上にパターン形成されることになる。
【0044】
但し、第1のフォトマスク21と第2のフォトマスク22とはデバイスパターンの寸法、形状が若干異なり、かつ同じ露光装置を用いても露光操作の都度、機械的合わせ誤差、時間の経過に伴う露光条件の変化、例えば光学系の収差の温度変化、経時変化などにより若干異なる影響をうけ、チップ11上におけるずれ量は互いに異なることになる。
【0045】
たとえば、第1、第2のフォトマスク21、22上のデバイスパターンが同じ程度の寸法、形状のときに、チップ11上の合わせずれ検査用マーク42の中央にマーク43がくるようにしておけば、図2(b)のマーク43がマーク42の中央からずれた量が両者のデバイスパターンの寸法、形状の違いに起因するずれ量ということになる。
【0046】
この実施例において、第1のフォトマスク21の露光結果と第2のフォトマスク22の露光結果との合わせずれは、図2(b)に示すように、チップ11上に形成された第1の合わせずれ検査用マーク42と、フォトレジスト22Aを用いて形成された合わせずれ検査用マーク43からなる合わせずれ測定マークを使って測定し、あるいはこれらのマーク42,43をいずれもチップ11上に形成して測定してもよい。
【0047】
例えば、図2(b)に示したように、外側の合わせずれ検査用マーク42の重心位置G1、G2間の距離の中点C1と、内側の合わせずれ検査用マーク43の重心G3、G4間の距離の中点C2との間の差Dを測定により求めると、この差Dが第1、第2のフォトマスク21,22により最終的にウエーハ11上に生じた合わせずれ量となる。
【0048】
合わせずれ検査用マーク42は、第1のフォトマスク21の露光で形成されたマークであり、第1のフォトマスク21に含まれるデバイスパターン4の一部を模した形状である。一方、合わせずれ検査用マーク43は、第2のフォトマスク22の露光で形成されたマークであり、第2のフォトマスク22に含まれる図示しないデバイスパターンの一部を模した形状である。図2(b)では、合わせずれ検査用マーク43は、説明の都合上実際とは異なる大きな形にしているが、通常は合わせずれ検査用マーク42と形状は異なる場合があるものの同程度のパターンの分割がされている。
【0049】
なお、この際、図2(b)に示すように、従来の合わせずれ測定パターン101、102をフォトマスク21,22を用いて同時にチップ11上に転写し、併用することも可能である。このマークは、第1のフォトマスク21を用いて形成された合わせずれ検査用マーク102と第2のフォトマスク22を用いて形成された合わせずれ検査用マーク101から構成されている。
【0050】
以上のように、この実施例ではアライメントマーク41も合わせずれ検査用マーク42,43もどちらもデバイスパターンの一部または同等のパターンを含んでいるので、パターン転写の際用いる投影光学系の収差の影響による誤差を同程度に受ける。このことは、どちらのパターンの位置ずれ量も同じであるため高精度のアライメント、後続の露光工程での正確なフォトマスクの位置補正が期待できることを意味する。
【0051】
次に、図3を参照して第2の実施例を説明する。図3は、フォトマスク上に異なる寸法、形状の2種類以上のデバイスパターンが組み合わせて形成された場合のアライメントマーク及び合わせずれ検査用マークの概略図を示す。
【0052】
図3に示した実施例では、半導体装置の製造プロセス中のリソグラフィー工程において、第1のフォトマスクに含まれるデバイスパターン形状が寸法、形状の異なる第1、第2のデバイスパターンを含み、第2のフォトマスクにはこの第1、第2のデバイスパターンと異なる第3のデバイスパターンを含む。したがって、第1、第2のフォトマスクには、少なくともこれらの第1乃至第3のデバイスパターンの一部を含む合わせずれ検査用マークとアライメントマークを有する。
【0053】
即ち、第1および第2のフォトマスク上に異なる寸法、形状のデバイスパターンが含まれている場合は、第1のフォトマスク上にこれらの異なるパターンを組み合わせてアライメントマーク及び合わせずれ検査用マークを形成する。このパターンは第1及び第2のフォトマスク内にあるデバイスパターン内の代表的なデバイスエレメントパターンの中から選択する。
【0054】
以下に説明する図3の実施例では、発明を分かり易く説明するために、第1、第2のフォトマスクに形成されたデバイスパターンから夫々太いパターンと細いパターンを選択する。
【0055】
図3(a)では、アライメントマークとしてこれらの太いパターン32と細いパターン33とが一本おきに配置してある。前に説明したように、太いパターン32と細いパターン33ではウェーハ上に転写した際のX,Y方向の位置誤差の発生量が異なる。これを信号処理によって、誤差を無くした太いパターン32の位置と細いパターン33の位置をそれぞれ計測することが可能である。
【0056】
図3(a )に示すように、第1のフォトマスク31にはそのデバイスパターンから選択された太いパターン32と、第2のフォトマスクのデバイスパターンから選択された細いパターン33とからなるアライメントマークが形成されている。
【0057】
これを用いてウェーハ30上にアライメントマークを転写すると、本来転写されるべき位置の点線で示した細いパターン33は、実際には位置ずれして実線の細いパターン34が転写される。位置ずれの割合は、太いパターン32より細いパターン33の方が大きい。この場合、太いパターン32は殆ど位置ずれがないものとして図示されている。
【0058】
しかしながら太いパターン32も僅かに位置ずれが生じており、転写後の太いパターン32と細いパターン33との間の距離を計測すると、この計測値はフォトマスク上における両者間の元の距離と、転写により両者に生じた位置ずれ量の差、即ち相対位置ずれ量との合計値となっているはずである。したがってこの計測値から既知の元の距離を差し引くとX方向の相対ずれ量ΔXが得られることになる。このようにして、ウェーハ上に転写した際のアライメントマークにおけるデバイスパターンの相違に起因する位置誤差の発生量ΔXを決定する。
【0059】
このΔXを考慮しながら信号処理によって、第1のフォトマスク上のデバイスパターンが太いパターン32dと細いパターン33dのときのアライメントマークの対応するマーク間の相対位置ずれ量を計測する。
【0060】
例えば図3(d)に示したように、太いデバイスパターン32と細いデバイスパターン33との間に両者の中間の寸法の他のデバイスパターン39dを第2のフォトマスクを用いてウエーハ上に転写する場合を考える。この場合は、両パターン32d、33dの相対位置ずれ量ΔXがすでに分かっているので、両者の中間に丁度第3のデバイスパターン39dを形成する際の第2のフォトマスクの位置決めは容易である。
【0061】
また、図3(b)、3(c)には、図3(a)の場合と反対に、図3(d)において、第1のフォトマスクを用いてデバイスパターン39dを先に形成し、第2のフォトマスクを用いてこのデバイスパターン39dが丁度真中にくるように太いデバイスパターン32dと細いデバイスパターン33dとを形成する場合の合わせずれ検査用マークの例を示している。
【0062】
図3(b)、3(c)において、第1のフォトマスクを用いて、デバイスパターンがいずれも太いパターンの時にウェーハ上に形成される合わせずれ検査用マーク、すなわち大パターンの時の基準マーク35、37がまず形成される。これと同時に、図3(d)に示した中間サイズのデバイスパターン39dもウエーハ上に形成される。
【0063】
続いて、図3(b)において、合わせずれ検査用マークとして、第1のフォトマスクにより形成された外側の太いパターン35の内側に、第2のフォトマスクにより太いパターン36を形成する。このとき、図3(d)に示すように、第2のフォトマスクにより太いデバイスパターン32dと細いデバイスパターン33dとがデバイスパターン39dの中間に来るように形成される。
【0064】
同時に、第2のフォトマスクにより、図3(c)に示すように、第1のフォトマスクにより形成された外側の太い基準マーク37の内側に細い合わせずれ検査用マーク38が形成される。
【0065】
この場合、図3(b)の合わせずれ検査用マーク35,36により、デバイスパターンが太い場合の合わせずれ誤差が測定でき、図3(c)の合わせずれ検査用マーク37,38により、デバイスパターンが細い場合の合わせずれ誤差が測定できる。
【0066】
このように、合わせずれ検査用マークとして、第1、第2のフォトマスク上のデバイスパターンに応じて予め、第1、第2のフォトマスク上に大パターン用と小パターン用とを用意しておくと、それぞれのデバイスパターンに対する合わせずれ測定が可能になり、図3(d)に示すように第1のフォトマスクで先に形成された中間サイズのデバイスパターン39dに対して、あとで太いデバイスパターン32dと細いデバイスパターン33dとを第2のフォトマスクを用いて容易に正確に位置付けして形成できる。
【0067】
次に、図4を参照して第3の実施例を説明する。図4(a)―4(c)は、夫々フォトマスク上に形成された従来の合わせずれ検査用マークおよびこの実施例の合わせずれ検査用マークの概略図である。この実施例では、第1のフォトマスク及び第2のフォトマスクを用いて第1、第2の2組の合わせずれ検査用マークを形成する。第1の合わせずれ検査用マークは露光装置の投影光学系の収差等に起因する誤差が含まれない誤差、即ち露光装置の機械的誤差などの第1の誤差を測定するためのものである。第2の合わせずれ検査用マークは、機械的誤差が含まれず、実質的に露光装置の光学系の収差などによる第2の誤差のみを測定するためのものである。
【0068】
即ち、第1のフォトマスクによりチップ上に形成されたパターン上に第2のフォトマスクを重ね合わせて露光する際は、これらの第1、第2の誤差による位置ずれ誤差を考慮して、第2のフォトマスクの重ね合わせの際に補正を加えることにより所望の重ね合わせ精度を得る。
【0069】
アライメントマークには図1に示した第1の実施例と同じものを用い、第1のフォトマスクと第2のフォトマスクの露光を行った場合の合わせずれ検査用マークとしては、図4に示すマークを使うことができる。第1のフォトマスク露光の際に転写されるパターンは、図4(a)に示す従来の合わせずれ検査用の外側パターン61と、図4(b)に示す太い四角い枠状の基準パターン64ならびに内部のデバイスパターン形状の合わせずれ検査用マーク63でなる合わせずれ検査用パターンである。
【0070】
一方、第2のフォトマスク露光の際転写されるパターンは図4(a)に示した従来の合わせずれ検査用の内側のパターン62と、図4(c)に示す太い枠状の基準パターン65並びに内部のデバイスパターン形状の合わせずれ検査用マーク66である。
【0071】
まず、図4(b)の第1のフォトマスクで露光された基準パターン64とデバイスパターン形状のパターン63を用いて、露光装置の光学系の収差などに起因するパターン63,64相互間の位置ずれ量ΔX1を測定する。
【0072】
例えば、基準パターン64の内側のX方向の側線とデバイスパターン形状のパターン63のX方向の端部との間の距離に基づいて測定値△X1を得る。
【0073】
一方、第2のフォトマスクにも、第1のフォトマスクのパターン63と64と同様に、図4(c)に示すように、基準パターン65と第2のフォトマスク内にあるデバイスパターンを模したパターン66とが形成されている。この第2のフォトマスクを用いてチップ上に形成された2種類の対応パターンの間のX方向の位置ずれ量も測定する。今ここで、その測定値を△X2とする。
【0074】
更に、従来の合わせずれ検査用のマーク61と62によって測定した第1のフォトマスクと第2のフォトマスク間の位置ずれ量は、例えば図4(a)に示す外側パターン61の側線と内側パターン62の対向側線との間の距離△X12として測定する。
【0075】
このようにして得た3つの測定量から、第1のフォトマスクで転写したデバイスパターンと第2のフォトマスクで転写したデバイスパターンの位置ずれ量(△X12D)は、
△X12D=△X12+△X1+△X2
として求めることができる。
【0076】
この位置ずれ量をゼロとするように、△X12Dを後で行われる製造工程における重ね合わせ露光の際に補正することにより、フォトマスクによる露光時の高精度の重ね合わせ精度を得ることができる。
【0077】
また、この図4(b)、4(c)の実施例のマークでは、基準マーク64、65でデバイスパターン形状の合わせずれ検査用マーク63、66の四方を囲っているが、本発明は、このような構成に限らず、例えば図4(b)における基準マーク64が合わせずれ検査用マーク63のX、Yの2方向のみを囲った構造であっても良い。
【0078】
また、基準パターンを挟んでデバイスパターンをその両側に配置する構造でも良い。また、単に基準パターンがデバイスパターンの近傍の測定領域内に配置されているだけでも良い。
【0079】
次に、図5及び図6(a)、6(b)を参照して第4の実施例を説明する。図5は、同一フォトマスク上の異なるパターンを組み合わせて形成されたアライメントマークの概略図、図6(a)、6(b)は、同一フォトマスク上の異なるパターンを組み合わせて形成された合わせずれ検査用マークの概略図である。
【0080】
この実施例では、半導体装置の製造プロセス中のリソグラフィー工程において、第1のフォトマスク及び第2のフォトマスクを用いる場合、第1もしくは第2のフォトマスクで露光したときに、そのフォトマスクの合わせずれ検査用マークとアライメントマークは、そのフォトマスクの中に含まれるデバイスパターン形状の少なくとも一部を含むような構成において、同一フォトマスク上の異なるパターンを組み合わせてアライメントマーク及び合わせずれ検査用マークを形成する。
【0081】
しかし、例えば、図3(a)に示すアライメントマーク及び図3(b)、3(c)に示す合わせずれ検査用マークを用いた場合、パターン寸法がデバイスパターンに相当していても、長辺方向の長さがデバイスパターンに比べて大変長くなっている。このような場合、これらの長いマークが引き続いて実行されるプロセスにおいて、デバイスパターンで想定していなかったような不具合を引き起こすことがある。
【0082】
例えば、CMP工程での良く知られているディシングのパターン依存性に関する問題などである。このため、マークの長さを短くする必要がある。そこで、図5に示すように、アライメントマークを分割して使用する。また、図6(a)、6(b)に示すように合わせずれ検査用マークも分割して使用する。すなわち、細いパターンも太いパターンもそれぞれ複数に分割されている。
【0083】
図5に示すように、第1のフォトマスク41には太いパターン42と細いパターン43からなるアライメントマークが形成されている。これを用いてウェーハ上にアライメントマークを転写する。
【0084】
前述のように、太いパターンと細いパターンではウェーハ上に転写した際の位置誤差の発生量が異なるので、それを考慮しながら信号処理によって、太いパターンの位置と細いパターンの位置をそれぞれ計測する。
【0085】
また、図6(a)に示すように、ウェーハ上に形成された合わせずれ検査用マークは、大パターン用の合わせずれ検査用マークが、第1のフォトマスクマスクにより形成された太いパターン45及び第2のフォトマスクにより形成された太いパターン46から構成されている。また、図6(b)に示すように、小パターン用の合わせずれ検査用マークが、第1のフォトマスクにより形成された太いパターン47及び第2のフォトマスクにより形成された細いパターン48から構成されている。
【0086】
このように、合わせずれ検査用マークも太いパターン用と細いパターン用とをそれぞれ分割して用意しておくと、それぞれのパターンに対する合わせずれ測定が可能になる。なお、図4(b)、4(c)に示した基準パターン64、65も第3の実施例と同様に分割して用いることができる。このように構成すると、それぞれのパターンに対する合わせずれ測定が可能になる。
【0087】
ここで、図7、図8を参照して半導体装置の順次の製造工程を説明する。図は夫々の工程における半導体装置の断面図である。ここでは、本発明のアライメント方法を適用した半導体装置の製造方法を説明する。
【0088】
まず、シリコンなどの半導体基板70上にシリコン酸化膜(Si02)73を形成し、この上にフォトレジスト74を被覆する。このフォトレジスト74に対して第1乃至第4の実施例で説明したように構成された第1のフォトマスク71を用いて露光し、現像して開口部を形成する(図7(a))。
【0089】
このフォトレジスト74をマスクにしてシリコン酸化膜73をエッチングしてシリコン酸化膜73にコンタクト孔を形成する。次に、シリコン酸化膜73上に第1層のアルミニウム配線75を形成する(図7(b))。第1層のアルミニウム配線75は、コンタクト孔を通して半導体基板70と電気的に接続されている。
【0090】
この第1層のアルミニウム配線75を被覆するようにシリコン酸化膜(Si02)76を形成する。シリコン酸化膜76は、表面をCMPにより平坦化される(図7(c))。
【0091】
次に、シリコン酸化膜76の上にフォトレジスト77を塗布する。このフォトレジスト77に対して第1乃至第4の実施例で説明したと同様の構成の第2のフォトマスク72を用いて露光し、現像して開口部を形成する(図8(a))。このフォトレジスト77をマスクにしてシリコン酸化膜76をエッチングしてこの酸化膜にコンタクト孔を形成する。
【0092】
次に、フォトレジスト77を除去してから、シリコン酸化膜76上に第2層のアルミニウム配線78をパターニング形成する。第2層のアルミニウム配線78は、コンタクト孔を通して第1層のアルミニウム配線75と電気的に接続されている(図8(b))。
【0093】
この製造プロセスにおいて、第1及び第2のフォトマスクは、例えば、第1の実施例と同様に、アライメントマークも合わせずれ検査用マークもどちらもデバイスパターンの一部または同等のパターンを含んでいる。したがって、パターン転写の際用いる投影光学系の収差の影響による誤差を同程度に受け、その結果、どちらのパターンの位置ずれ量も同じであるため、高精度のアライメント、即ちデバイスパターンの形成が可能になる。
【0094】
ここで、図9を参照してシリコンなどのウェーハ1の上に多数のチップ11を形成した状態の概略を説明する。ウェーハ1にはチップ11が2次元のアレイ状に形成配置され、チップ11間にはダイシングライン12が形成されている。ウェーハ1を処理した後、このウェーハ1は、ダイシングライン12に沿って切断され、複数のチップ11が切り出して形成される。
【0095】
第1乃至第4の実施例において説明されたアライメントマーク及び合わせずれ検査用マークは、
▲1▼ダイシングライン上に形成し、あるいは
▲2▼チップ上にデバイスパターンに近接した位置に形成することができる。
さらに、
▲3▼チップの1つに形成されたデバイスパターンをその後のリソグラフィ工程においてアライメントマーク及び合わせずれ検査用マークとして用いることもできる。
【0096】
【発明の効果】
以上詳述したようにこの発明によれば、アライメントマークも合わせずれ検査用マークもどちらもデバイスパターンの一部、または同等のパターンを含んでいるので、パターン転写の際用いる投影光学系の収差の影響による誤差をデバイスパターンと同程度に受ける。このことは、どちらのパターンの位置ずれ量も同じであるため、アライメントの際高精度のアライメントが期待できる。また、重ね合わせ誤差測定の際高精度な測定が可能になる。また、デバイスパターンが寸法、形状の異なる2種類以上のパターンを含む場合において、パターンによって投影光学系の収差等による位置ずれ量が異なっていても高精度にアライメントすることができる。
【0097】
また、第1のフォトマスクと第2のフォトマスクのデバイスパターンの投影光学系の収差等による位置ずれ量をそれぞれ測定し、その測定結果を第1のフォトマスクと第2のフォトマスクの重ね合わせ露光の際の位置補正に用いることにより高精度なアライメントを期待することができるアライメント方法、重ね合わせ検査方法、並びにこれらに用いるフォトマスクを提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を用いて第1、第2のフォトマスクを用いた露光時に形成されるアライメントマークと合わせずれ検査用マークおよびこれらを用いて形成されたチップ平面図及び露光の手順を示した概略図。
【図2】本発明方法を用いて第1、第2のフォトマスクを用いた露光時に形成されるアライメントマークと合わせずれ検査用マークおよびこれらを用いて形成されたチップ平面図及び露光の手順を示した概略図。
【図3】本発明の同一マスク上の異なるパターンを組み合わせて形成したアライメントマークの種々の例を示す平面図。
【図4】本発明のパターン転写で形成された合わせずれ検査用マークの例を夫々示す平面図。
【図5】本発明の同一フォトマスク上の異なるパターンを組み合わせて形成されたアライメントマークの他の例の平面図。
【図6】本発明の同一フォトマスク上の異なるパターンを組み合わせて形成された合わせずれ検査用マークの他の例の平面図。
【図7】本発明のアライメント方法を用いる半導体装置の順次の製造工程における断面図。
【図8】本発明のアライメント方法を用いる半導体装置の順次の製造工程における断面図。
【図9】本発明のアライメント方法を用いるウェーハの平面図。
【図10】従来の合わせずれ検査用マークの平面図。
【図11】本発明及び従来のデバイスパターンの平面図。
【図12】従来のアライメントマークの平面図。
【符号の説明】
1…ウエーハ、
3…投影レンズ、
4…デバイスパターン、
5…合わせずれ検査用マーク、
11…チップ、
21、22…フォトマスク、
21A、22A…フォトレジスト膜、
25A、41…アライメントマーク、
5A、42、43…合わせずれ検査用マーク。

Claims (9)

  1. 少なくとも第1のデバイスパターンと前記第1のデバイスパターンの一部または同等のパターン形状を有するアライメントマークとを含む第1のフォトマスクを用いてウエーハ上に前記第1のデバイスパターンとともに前記アライメントマークを形成するステップと、
    前記アライメントマークに基づいて前記ウエーハ上に形成されたレジスト膜に対して第2のフォトマスクの位置決めを行うステップと、
    を具備するフォトマスクのアライメント方法において、
    互いに寸法、形状の異なる第1、第2のデバイスパターンエレメントを含む前記第1のデバイスパターンとともに、前記第1、第2のデバイスパターンエレメントに応じた寸法、形状の第1、第2のアライメントマークエレメントを含む前記アライメントマークが形成された前記第1のフォトマスクを用いて前記ウエーハ上に前記第1のデバイスパターンとともに前記アライメントマークを形成し、
    前記形成されたアライメントマークの第1、第2のアライメントマークエレメントの位置に基づいて前記ウエーハに対して前記第2のフォトマスクの位置決めを行う、
    フォトマスクのアライメント方法。
  2. 前記第1のアライメントマークエレメントは、前記レジスト膜の露光に用いる露光装置の光学系による露光位置ずれ量が、前記第2のアライメントマークエレメントの露光位置ずれ量より小さくなる寸法、形状を有する、請求項1によるアライメント方法。
  3. 少なくとも第1のデバイスパターンと前記第1のデバイスパターンの一部または同等のパターン形状を有するアライメントマークとを含む第1のフォトマスクを用いてウエーハ上に前記第1のデバイスパターンとともに前記アライメントマークを形成するステップと、
    前記アライメントマークに基づいて前記ウエーハ上に形成されたレジスト膜に対して第2のフォトマスクの位置決めを行うステップと、
    を具備するフォトマスクのアライメント方法において、
    前記第1のデバイスパターンの一部または同等のパターン形状を有する第1の合わせずれ検査用マークを更に有する前記第1のフォトマスクを用いて、前記ウエーハ上に前記第1のデバイスパターンとともに前記アライメントマークおよび前記第1の合わせずれ検査用マークを形成し、
    第2のデバイスパターンと、前記第2のデバイスパターンの一部または同等のパターン形状を有する第2の合わせずれ検査用マークを有する前記第2のフォトマスクを前記ウエーハ上に形成されたアライメントマークおよび前記第1の合わせずれ検査用マークに対して位置合わせを行い、
    前記レジスト膜に前記第2のデバイスパターンとともに前記第1の合わせずれ検査用マークに関連する位置に前記第2の合わせずれ検査用マークの露光パターンを形成し、
    前記第1のフォトマスクは互いに寸法、形状が同等の第1、第2の合わせずれ検査用基準マークを有し、
    前記第2のフォトマスクは前記第1の合わせずれ検査用基準マークと同等の寸法、形状を有して前記ウエーハ上に形成された前記第1の合わせずれ検査用基準マークと関連づけて位置決めされる第1の検査マークと、前記レジスト膜の露光に用いる露光装置の光学系による露光位置ずれ量が前記第1の検査マークの露光位置ずれ量より大きくかつ前記第2の合わせずれ検査用基準マークと関連づけて位置決めされる第2の検査マークとを有し、
    前記第2のフォトマスクに形成されたデバイスパターンの寸法、形状に応じて前記第1の合わせずれ検査用基準マークと第1の検査マークとの第1の組み合わせ、および前記第2の合わせずれ検査用基準マークと第2の検査マークとの第2の組み合わせを選択的に用いて前記第1、第2フォトマスクの露光位置補正を行う、アライメント方法。
  4. 少なくとも第1のデバイスパターンと前記第1のデバイスパターンの一部または同等のパターン形状を有するアライメントマークとを含む第1のフォトマスクを用いてウエーハ上に前記第1のデバイスパターンとともに前記アライメントマークを形成するステップと、
    前記アライメントマークに基づいて前記ウエーハ上に形成されたレジスト膜に対して第2のフォトマスクの位置決めを行うステップと、
    を具備するフォトマスクのアライメント方法において、
    前記第1のデバイスパターンの一部または同等のパターン形状を有する第1の合わせずれ検査用マークを更に有する前記第1のフォトマスクを用いて、前記ウエーハ上に前記第1のデバイスパターンとともに前記アライメントマークおよび前記第1の合わせずれ検査用マークを形成し、
    第2のデバイスパターンと、前記第2のデバイスパターンの一部または同等のパターン形状を有する第2の合わせずれ検査用マークを有する前記第2のフォトマスクを前記ウエーハ上に形成されたアライメントマークおよび前記第1の合わせずれ検査用マークに対して位置合わせを行い、
    前記レジスト膜に前記第2のデバイスパターンとともに前記第1の合わせずれ検査用マークに関連する位置に前記第2の合わせずれ検査用マークの露光パターンを形成し、
    前記第1のフォトマスクは、第1の合わせずれ検査用マークと、第1の基準パターンと、この第1の基準パターンに対して露光装置の光学系に起因する位置ずれの影響を大きく受ける前記第1のデバイスパターンの一部または同等の寸法、形状を有する第2の合わせずれ検査用マークとを有し、
    前記第2のフォトマスクは、第2の基準パターンと、この第2の基準パターンに対して前記露光装置の光学系に起因する位置ずれの影響を大きく受ける前記第2のデバイスパターンの一部またはそれと同等の寸法、形状を有する第3の合わせずれ検査用マークと、前記ウエーハ上に形成された前記第1の合わせずれ検査用マークと関連づけて位置決めされる第4の合わせずれ検査マークとを有し、
    前記第1、第4の合わせずれ検査用マーク相互間の第1の位置ずれ量と、前記第1の基準パターンと第2の合わせずれ検査用マーク相互間の第2の位置ずれ量と、前記第2の基準パターンと第3の合わせずれ検査用マーク相互間の第3の位置ずれ量との合計値を算出し、
    前記合計値を用いて他のフォトマスクの露光位置補正を行う、アライメント方法。
  5. 少なくとも第1のデバイスパターンと、前記第1のデバイスパターンの一部または同等のパターン形状を有するアライメントマークとを含む第1のフォトマスクを用いてウエーハ上に前記第1のデバイスパターンとともに前記アライメントマークを形成し、
    前記アライメントマークに基づいて前記ウエーハ上に形成されたレジスト膜に対して第2のフォトマスクを重ね合わせて露光し、
    前記アライメントマークを用いて前記ウエーハに対する第2のフォトマスクの重ね合わせの精度を決定する、
    フォトマスクの重ね合わせ検査方法において、
    互いに寸法、形状の異なる第1、第2のデバイスパターンエレメントを含む前記第1のデバイスパターンとともに、前記第1第2のデバイスパターンエレメントに応じた寸法、形状の第1、第2のアライメントマークエレメントを含む前記アライメントマークが形成された前記第1のフォトマスクを用いて前記ウエーハ上に前記デバイスパターンとともに前記アライメントマークを形成し、
    前記形成されたアライメントマークの第1、第2のアライメントマークエレメントの位置に基づいて前記ウエーハに対して前記第2のフォトマスクの位置決めを行う、
    フォトマスクの重ね合わせ検査方法。
  6. 前記第1のアライメントマークエレメントは、前記レジスト膜の露光に用いる露光装置の光学系による露光位置ずれ量が、前記第2のアライメントマークの露光位置ずれ量より小さくなる寸法、形状を有する、請求項による重ね合わせ検査方法。
  7. 少なくとも第1のデバイスパターンと、前記第1のデバイスパターンの一部または同等のパターン形状を有するアライメントマークとを含む第1のフォトマスクを用いてウエーハ上に前記第1のデバイスパターンとともに前記アライメントマークを形成し、
    前記アライメントマークに基づいて前記ウエーハ上に形成されたレジスト膜に対して第2のフォトマスクを重ね合わせて露光し、
    前記アライメントマークを用いて前記ウエーハに対する第2のフォトマスクの重ね合わせの精度を決定する、
    フォトマスクの重ね合わせ検査方法において、
    前記第1のデバイスパターンの一部または同等のパターン形状を有する第1の合わせずれ検査用マークを更に有する前記第1のフォトマスクを用いて、前記ウエーハ上に前記第1のデバイスパターンとともに前記アライメントマークおよび前記第1の合わせずれ検査用マークを形成し、
    第2のデバイスパターンと、前記第2のデバイスパターンの一部または同等のパターン形状を有する第2の合わせずれ検査用マークを有する前記第2のフォトマスクを前記ウエーハ上に形成されたアライメントマークおよび前記第1の合わせずれ検査用マークに対して位置合わせを行い、
    前記レジスト膜に前記第2のデバイスパターンとともに前記第1の合わせずれ検査用マークに関連する位置に前記第2の合わせずれ検査用マークの露光パターンを形成し、
    更に、前記第1のフォトマスクは互いに寸法、形状が同等の第1、第2の合わせずれ検査用基準マークを有し、
    前記第2のフォトマスクは前記第1の合わせずれ検査用基準マークと同等の寸法、形状を有して前記ウエーハ上に形成された前記第1の合わせずれ検査用基準マークと関連づけて位置決めされる第1の検査マークと、前記レジスト膜の露光に用いる露光装置の光学系による露光位置ずれ量が前記第1の検査マークの露光位置ずれ量より大きくかつ前記第2の合わせずれ検査用基準マークと関連づけて位置決めされる第2の検査マークとを有し、
    前記第2のフォトマスクに形成されたデバイスパターンの寸法、形状に応じて前記第1の合わせずれ検査用基準マークと第1の検査マークとの第1の組み合わせ、および前記第2の合わせずれ検査用基準マークと第2の検査マークとの第2の組み合わせを選択的に用いて前記第1、第2フォトマスクの露光位置補正を行う、フォトマスクの重ね合わせ検査方法。
  8. 少なくとも第1のデバイスパターンと、前記第1のデバイスパターンの一部または同等のパターン形状を有するアライメントマークとを含む第1のフォトマスクを用いてウエーハ上に前記第1のデバイスパターンとともに前記アライメントマークを形成し、
    前記アライメントマークに基づいて前記ウエーハ上に形成されたレジスト膜に対して第2のフォトマスクを重ね合わせて露光し、
    前記アライメントマークを用いて前記ウエーハに対する第2のフォトマスクの重ね合わせの精度を決定する、
    フォトマスクの重ね合わせ検査方法において、
    前記第1のデバイスパターンの一部または同等のパターン形状を有する第1の合わせずれ検査用マークを更に有する前記第1のフォトマスクを用いて、前記ウエーハ上に前記第1のデバイスパターンとともに前記アライメントマークおよび前記第1の合わせずれ検査用マークを形成し、
    第2のデバイスパターンと、前記第2のデバイスパターンの一部または同等のパターン形状を有する第2の合わせずれ検査用マークを有する前記第2のフォトマスクを前記ウエーハ上に形成されたアライメントマークおよび前記第1の合わせずれ検査用マークに対して位置合わせを行い、
    前記レジスト膜に前記第2のデバイスパターンとともに前記第1の合わせずれ検査用マークに関連する位置に前記第2の合わせずれ検査用マークの露光パターンを形成し、
    更に、前記第1のフォトマスクは、第1の合わせずれ検査用マークと、第1の基準パターンと、この第1の基準パターンに対して露光装置の光学系に起因する位置ずれの影響を大きく受ける前記第1のデバイスパターンの一部または同等の寸法、形状を有する第2の合わせずれ検査用マークとを有し、
    前記第2のフォトマスクは、第2の基準パターンと、この第2の基準パターンに対して前記露光装置の光学系に起因する位置ずれの影響を大きく受ける前記第2のデバイスパターンの一部またはそれと同等の寸法、形状を有する第3の合わせずれ検査用マークと、前記ウエーハ上に形成された前記第1の合わせずれ検査用マークと関連づけて位置決めされる第4の合わせずれ検査マークとを有し、
    前記第1、第4の合わせずれ検査用マーク相互間の第1の位置ずれ量と、前記第1の基準パターンと第2の合わせずれ検査用マーク相互間の第2の位置ずれ量と、前記第2の基準パターンと第3の合わせずれ検査用マーク相互間の第3の位置ずれ量との合計値を算出し、
    前記合計値を用いて他のフォトマスクの露光位置補正を行う、フォトマスクの重ね合わせ検査方法。
  9. 寸法、形状の異なる2種類のパターンを有するデバイスパターンと、
    このデバイスパターンに対応して寸法、形状の異なる2種類の形状のマークが含まれるアライメントマークと、
    前記デバイスパターンの一部が含まれる形状の合わせずれ検査用マークと、
    を具備するフォトマスク。
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