JP2002064055A - アライメント方法、重ね合わせ検査方法及びフォトマスク - Google Patents

アライメント方法、重ね合わせ検査方法及びフォトマスク

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JP2002064055A JP2001168765A JP2001168765A JP2002064055A JP 2002064055 A JP2002064055 A JP 2002064055A JP 2001168765 A JP2001168765 A JP 2001168765A JP 2001168765 A JP2001168765 A JP 2001168765A JP 2002064055 A JP2002064055 A JP 2002064055A
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  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パターン転写の際用いる投影光学系の収差の
影響による誤差や加工による誤差を同程度に受け、その
結果、どちらのパターンの位置ずれ量も同じであるよう
な高精度のアライメントが期待できるアライメント方
法、重ね合わせ検査方法及びこれらの方法に用いるフォ
トマスクを提供することを目的とする。 【解決手段】 第1、第2のフォトマスク21を用いて
アライメントマーク41および第1、第2の合わせずれ
検査用マーク42をデバイスパターンとともにウエハ1
上に順次形成する場合、これらのマークはいずれもデバ
イスパターンの一部または同等の寸法、形状を有する様
に形成され、したがって、アライメントマーク41も合
わせずれ検査用マーク42もどちらも、デバイスパター
ンと同程度にパターン転写の際用いる露光光学系の収差
の影響による位置ずれ誤差やその後の加工による位置ず
れ誤差を受け、その結果、位置ずれ量を正確に把握で
き、高精度のアライメント、位置補正が実現される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
方法において、リソグラフィー工程に用いるフォトマス
クの重ね合わせを精密に行うアライメント方法、重ね合
わせ検査方法及びこれらの方法に用いるフォトマスクに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体装置の製造方法では、シリ
コンなどの半導体のウェーハ上に複数のデバイスパター
ンを形成するために、20を越える異なったマスクパタ
ーンを半導体ウェーハ上に順次重ねて露光する。この露
光のとき、露光装置はアライメントマークを用いて個々
のマスクの位置決めを行い、この状態で、すでに半導体
ウェーハ上に設けられている各チップ上のデバイスパタ
ーンに、次に形成すべきデバイスパターンが正しく重ね
合わされた状態で形成されるか否かの重ね合わせずれ検
査を行う。
【0003】この重ね合わせずれ検査は、シリコンなど
のウェーハ上に形成された例えば第1層と、その後の工
程で露光された第2層とにそれぞれ所定寸法、形状の合
わせずれ検査用のマークを形成配置し、その相対位置ず
れ量を検査装置で計測することで重ね合わせずれ量が決
定されていた。このとき、合わせずれ検査用マークは、
検査装置が容易に認識できるような形状が考えられてい
たため、通常はデバイスパターンより大きく形状も異な
るものが用いられた。
【0004】図10は、ウェーハ上にデバイスパターン
と共に形成された従来の典型的な合わせずれ検査用マー
クの平面図である。外側の長い方の2本のパターンの間
隔が図示の如く28μmであり、したがって、外側のパ
ターンの長さもこの間隔とほぼ同じ寸法である。
【0005】ウェーハ上には、先に第1のフォトマスク
によって形成された従来の合わせずれ検査用マーク10
1のパターンが内側に配置され、次いで外側には第2の
フォトマスクによって形成された従来の合わせずれ検査
用マーク102のパターンが配置されている。
【0006】ところが近年デバイスパターンの微細化が
進んでくると、合わせずれ検査用マークとデバイスパタ
ーンが同時にパターン形成される場合において、双方が
共に同程度に精度良くパターン形成することができない
という問題が生じてきた。これは、合わせずれ検査用マ
ークとデバイスパターンが同一寸法、同一形状でないこ
とに起因している。即ち、リソグラフィーで用いられる
露光光学系の収差や焦点位置の管理上の問題から、パタ
ーン形状に誤差が生じる以外に、この誤差の発生する程
度がパターンの形状や寸法、及び密度によって異なるた
めである。
【0007】また、エッチングやCMP(Chemical Mec
hanical Polishing)等の加工プロセスにおいてもパタ
ーン形状やパターンの疎密差の影響を受けて誤差が生じ
易いことが分かって来た。
【0008】一方、図11は、ウェーハ上に形成された
デバイスパターンの一例である。パターン間のピッチは
0.35μmである。これは図10に示す検査用マーク
とはその形状や寸法が大きく異なる。
【0009】また更に、デバイスパターンは、同一層の
中にあっても形状や寸法、密度等の異なるパターンが混
在する場合がある。このような場合はパターンの違いに
より誤差の発生場所、発生量に違いを生じる。この場合
は、精密なパターン形成のためには、すべてのパターン
の位置、形状、寸法の誤差を計測した方が良いが、従来
はそのような計測手段がなかった。
【0010】これと同様な問題は、合わせずれ検査用マ
ークだけでなく、露光装置による露光時に、マスクのア
ライメント位置を見つけだすために用いるアライメント
マークにも生じている。アライメントマークとしてデバ
イスパターンの寸法、形状と大きく異なるマークを用い
た場合、両者の誤差発生量に違いが生じるため、アライ
メントマークで位置合わせをすると、デバイスパターン
の位置にずれが生じ、露光されるウエハ上の実際のデバ
イスパターン位置を正しく認識することが難しいという
問題が生じていた。
【0011】例えば、図12にウェーハ上に形成された
従来のアライメントマークの平面図を示す。これもマー
クピッチが12μmと大きく長い帯状で、図10に示し
た合わせずれ検査用マークと異なる寸法、形状であり且
つ、図9に示したデバイスパターンとも形状や寸法等が
大きく異なる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来、アライメントマ
ークとデバイスパターンとが異なることから生じるアラ
イメント誤差の問題を解決する手段として、アライメン
トマークの長さをデバイスパターン形状に近い長さに分
割する方法が特開平9−102457号公報に開示され
ている。しかしながら、従来、上記合わせずれ検査用マ
ークとアライメントマークとはそれぞれ別々に設計され
ていたため、図10及び図12から明らかなようにピッ
チなどが大きく異なり、両者のパターン寸法や形状は相
互に関連のある形状にはできなかった。
【0013】このことは、リソグラフィーやその後の加
工工程で生じるデバイスパターンに関して発生する誤差
の程度が、それぞれのアライメントマークや合わせずれ
検査用マークによって異なることを意味する。したがっ
て、例えば形成されたアライメントマークに基づいて位
置決めされたフォトマスクを用いてデバイスパターンを
形成する場合、ウエーハ上のどの位置にどのような形状
で形成されるかを精密に計測することが困難で、デバイ
スパターン誤差の発生原因となっていた。
【0014】以上のように、アライメントマーク、合わ
せずれ検査用マーク及びデバイスパターンの三者は、パ
ターン形状、寸法、密度等のパターンの構成要素が異な
るため、パターン形成時に生じる誤差の程度が三者三様
に異なる。
【0015】例えばウエハ上に第1層、第2層のように
順次重ね合わせて多層構造を形成する際、高精度に重ね
合わせることが困難であり、多層構造の半導体装置を形
成するための重大な障害となっていた。
【0016】そこで、この発明はこのような事情により
なされたものであって、フォトマスクからウエーハへの
パターン転写の際用いる露光装置の投影光学系の収差の
影響による誤差やその後の加工による誤差を同程度に受
け、その結果、アライメントマークや合わせずれ検査用
マークの位置ずれ量に対して、デバイスパターンの位置
ずれ量も同じ程度になる結果、高精度のアライメントな
らびに位置補正が期待できるアライメント方法、高精度
の重ね合わせ検査方法及びこれらの方法に用いるフォト
マスクを提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明のフォトマスク
を用いることにより、半導体装置の製造プロセスにおけ
るリソグラフィー工程において、所定のフォトマスクで
露光したときに、そのフォトマスクの合わせずれ検査用
マークとアライメントマークは、そのマスクの中に含ま
れるデバイスパターンの一部または同等の寸法、形状に
構成することを特徴としている。
【0018】このように、アライメントマークも合わせ
ずれ検査用マークもどちらも対応するフォトマスク中の
デバイスパターンと同等の寸法、形状のパターンを含ん
でいるので、パターン転写の際用いる投影光学系の収差
の影響による誤差や加工による誤差を夫々同程度に受け
る。
【0019】その結果、いずれのパターンの位置ずれ量
も同じ程度であるため高精度のアライメント、位置補正
が期待できる。
【0020】また、本発明は、半導体装置の製造プロセ
ス中のリソグラフィー工程において、第1のフォトマス
ク及び第2のフォトマスクを用いる場合、第1のフォト
マスク上の合わせずれ検査用マークには、第1のフォト
マスクを露光した際に生じる異なるパターン間での相対
ずれ量が測定可能なマークを配置することを特徴とす
る。この異なるパターン間での相対ずれ量が測定可能な
マークは、例えばデバイスパターン形状に対してずれ量
の比較的小さい基準パターンと比較的大きい2種類のマ
ークが組み合わされた配置となっている。
【0021】また、第1のフォトマスクと同様に、第2
のフォトマスクに対しても、合わせずれ検査用マークに
は、第2のフォトマスクを露光した際に生じる異なるパ
ターン間での相対ずれ量が測定可能なマークを配置する
ことを特徴としている。そして、このマークも、デバイ
スパターン形状に対してずれ量の比較的小さい基準パタ
ーンと比較的大きい2種類のマークが組み合わされた配
置となっている。
【0022】この構成により、第1のフォトマスクと第
2のフォトマスクのデバイスパターンの投影光学系の収
差等による位置ずれ量をそれぞれ測定し、その測定結果
を第1のフォトマスクと第2のフォトマスクの重ね合わ
せ露光の際の位置ずれ量とともにその後の露光工程の位
置補正に用いるので、高精度なアライメント、位置補正
を期待することができる。
【0023】また、本発明は、半導体装置の製造プロセ
ス中のリソグラフィー工程において、第1のフォトマス
ク及び第2のフォトマスクを用いる場合、第1及び第2
のマスクの基準パターンは、投影光学系の収差の誤差等
があっても実質的に同じ誤差を受けるパターンも用い
る。即ち、第1のフォトマスクにより形成したパターン
上に第2のフォトマスクを重ね合わせて露光する際は、
第1のフォトマスクの基準パターンに対するデバイス形
状のパターンの相対位置ずれ誤差と、第2のフォトマス
クの同様の誤差を考慮して重ね合わせの際の補正を加
え、所望の重ね合わせ精度を得ることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0025】ここでは、半導体装置の製造プロセス中の
リソグラフィー工程において、第1のフォトマスク及び
第2のフォトマスクを用いて露光するときに、その夫々
のマスクの合わせずれ検査用マークあるいはアライメン
トマークは、そのマスクの中に含まれるデバイスパター
ン形状の少なくとも一部を含むように構成されている。
【0026】まず、図1、図2を参照して第1の実施例
を説明する。図1、図2は、第1及び第2のフォトマス
クを用いてウエハ1を露光してチップ11上にデバイス
パターン4を形成するときに、同時にアライメントマー
クと検査用マークが形成される状態を示すとともに、こ
れらのマークパターンとデバイスパターンとがマスクパ
ターン位置から所定量だけずれてチップ11上に形成さ
れる状態を説明するための概略図である。
【0027】始めに、図1において、第1のフォトマス
ク21を用いて、例えば図9に示したウェーハ1上の複
数のチップ11の夫々の所定位置、例えば図2(a)に
示した位置にデバイスパターン部4を形成するとともに
アライメントマーク部25B及び合わせずれ検査用マー
ク部5Bを形成する。
【0028】アライメントマーク部25Bについては、
図1に示すように第1のフォトマスク21上に、マスク
基板23とその上に形成された所定パターンの遮光膜2
4によりアライメントマークのマスクパターン25Aが
構成されている。
【0029】図示しない光源から出た光は、マスク基板
23の上面から第1のフォトマスク21に入射して遮光
膜24を通り、アライメントマークのパターン光が形成
される。このパターン光は投影レンズ3で縮小されてウ
ェーハ1上のアライメントマーク部25B内にアライメ
ントマーク41として投影される。
【0030】このとき、後で説明するように、アライメ
ントマークのマスクパターン25Aが位置ずれ量ゼロで
投影されたときのパターン形成位置を破線で示すと、露
光されたアライメントマーク41はX方向にX1だけず
れて形成される。
【0031】即ち、第1のフォトマスク21を用いてウ
ェーハ1上のフォトレジスト21Aを露光すると、第1
のフォトマスク21上にあるアライメントマーク部25
B中のアライメントマーク25Aは、投影レンズ3の収差
等の影響を受け、所望の位置からX1だけずれた位置に
転写アライメントマーク41として形成される。
【0032】したがって、この露光されたフォトレジス
ト21Aを現像して形成されたレジストマスクを用いて
ウェーハ1上にアライメントマーク41を形成すると、
図1に示したように、このアライメントマーク41は、
フォトマスク21上のアライメントマーク25Aの位置
からX1だけずれて形成される。
【0033】チップ11上の合わせずれ検査用マーク部
5Bに形成される検査用マークについても、図1に示す
ように、第1のフォトマスク21上に形成された検査用
マーク部5B内の検査用マーク5Aを用いてフォトレジ
スト21Aを露光する。このとき検査用マーク5Aは、
アライメントマーク25Aと同様に、投影レンズ3の収
差などの影響を受け、破線で示す位置からX1だけずれ
た位置に転写合わせずれ検査用マーク42として形成さ
れる。
【0034】即ち、この露光されたフォトレジスト21
Aを現像して形成されたレジストマスクを用いてチップ
11上に合わせずれ検査用マーク42を形成すると、図
1に示したように、この検査用マーク42は、フォトマ
スク21上の合わせずれ検査用マーク5Aの位置からX
1だけずれた位置に転写合わせずれ検査用マーク42と
して形成される。
【0035】このように、アライメントマーク41と合
わせずれ検査用マーク42とはいずれもX方向に同じず
れ量X1だけずれて形成され、したがって、デバイスパ
ターンとの相対位置関係はフォトマスク21上のそれと
変化がないことになる。
【0036】なお、この位置ずれは図1ではX方向にず
れた状態を示しているが、投影レンズ3の収差などの影
響はX方向に限定されず、同様にY方向にもずれる。こ
この説明ではX方向のみについて記してあるが、Y方向
のずれについても位置ずれ量の検査、補正を行わなけれ
ばならないのは勿論である。このY方向についてもアラ
イメントマークと合わせずれ検査用マークとの相対位置
関係は投影レンズ3などの影響を同じだけ受けるので、
変わらず、その位置ずれ補正についてはX方向と同様に
行えばよい。したがってこの明細書中ではY方向につい
ての説明は省略してある。
【0037】次に、図2(a)に示すように、基板26
上に遮光膜27を形成してなる第2のフォトマスク22
を用いてウェーハ1上に新たに形成されたフォトレジス
ト22Aを露光する。第2のフォトマスク22上には、
デバイスパターンとともに、合わせずれ検査用マークが
形成されている。アライメントマークはこの第2のフォ
トマスク22には形成されていない。
【0038】この第2のフォトマスク22に形成されて
いる合わせずれ検査用のマークは、第1のフォトマスク
21に形成されている合わせずれ検査用マスクマーク5
Aを用いてチップ11上に形成される合わせずれ検査用
マーク42とは異なり、図2(b)のようにマーク42
の内側に形成される合わせずれ検査用マーク43であ
る。
【0039】この第2のフォトマスク22により形成さ
れる合わせずれ検査用マーク43は第1のフォトマスク
21により形成される合わせずれ検査用マーク42と
は、両者の識別を容易にするために、例えば図示のよう
に太さ、長さともに2倍程度になるようにパターン形状
を異ならせてある。また、チップ11上に前記第1のフ
ォトマスク21により形成された合わせずれ検査用マー
ク42とはずれた位置、ここでは内側になるようにに合
わせずれ検査用マーク43が形成されているが、外側に
形成するようにしてもよい。
【0040】第2のフォトマスク22は、レジスト膜2
2Aの露光時に、露光装置によりウェーハ1上のチップ
11内に既に形成されたアライメントマーク部25B内
のアライメントマーク41に合わせて転写される。この
ため、通常は第2のフォトマスク22にはアライメント
マーク用のマスクパターンは不要である。但し、第3以
降のフォトマスクを用いるフォトリソグラフィ工程で必
要な場合にはこの第2のフォトマスク22を用いてアラ
イメントマーク41に位置合わせされた他のアライメン
トマークをチップ11上に形成するようにしてもよい。
【0041】このような第2のフォトマスク22を用い
てウェーハ1上のチップ11に転写された合わせずれ検
査用マーク43は、第1のフォトマスク21を用いて転
写された合わせずれ検査用マーク42の内側に転写され
る。
【0042】第1のフォトマスク21のアライメントマ
ーク25A及び合わせずれ検査用マーク5Aは、第1のフ
ォトマスク21のデバイスパターン4の少なくとも一部
をそのまま用い、あるいはデバイスパターンと同等のパ
ターンを用いている。同様に、第2のフォトマスク22
の合わせずれ検査用マーク43は、第2のフォトマスク
22の図示しないデバイスパターンと同等の寸法、形状
を有している。
【0043】したがって、第1のフォトマスク21につ
いて説明したと同様に、第2のフォトマスク22により
形成されたデバイスパターンと合わせずれ検査用マーク
43とは光学系の収差などにより同じ程度に影響をう
け、同じ程度にずれてチップ11上にパターン形成され
ることになる。
【0044】但し、第1のフォトマスク21と第2のフ
ォトマスク22とはデバイスパターンの寸法、形状が若
干異なり、かつ同じ露光装置を用いても露光操作の都
度、機械的合わせ誤差、時間の経過に伴う露光条件の変
化、例えば光学系の収差の温度変化、経時変化などによ
り若干異なる影響をうけ、チップ11上におけるずれ量
は互いに異なることになる。
【0045】たとえば、第1、第2のフォトマスク2
1、22上のデバイスパターンが同じ程度の寸法、形状
のときに、チップ11上の合わせずれ検査用マーク42
の中央にマーク43がくるようにしておけば、図2
(b)のマーク43がマーク42の中央からずれた量が
両者のデバイスパターンの寸法、形状の違いに起因する
ずれ量ということになる。
【0046】この実施例において、第1のフォトマスク
21の露光結果と第2のフォトマスク22の露光結果と
の合わせずれは、図2(b)に示すように、チップ11
上に形成された第1の合わせずれ検査用マーク42と、
フォトレジスト22Aを用いて形成された合わせずれ検
査用マーク43からなる合わせずれ測定マークを使って
測定し、あるいはこれらのマーク42,43をいずれも
チップ11上に形成して測定してもよい。
【0047】例えば、図2(b)に示したように、外側
の合わせずれ検査用マーク42の重心位置G1、G2間の距
離の中点C1と、内側の合わせずれ検査用マーク43の重
心G3、G4間の距離の中点C2との間の差Dを測定により求
めると、この差Dが第1、第2のフォトマスク21,2
2により最終的にウエーハ11上に生じた合わせずれ量
となる。
【0048】合わせずれ検査用マーク42は、第1のフ
ォトマスク21の露光で形成されたマークであり、第1
のフォトマスク21に含まれるデバイスパターン4の一
部を模した形状である。一方、合わせずれ検査用マーク
43は、第2のフォトマスク22の露光で形成されたマ
ークであり、第2のフォトマスク22に含まれる図示し
ないデバイスパターンの一部を模した形状である。図2
(b)では、合わせずれ検査用マーク43は、説明の都
合上実際とは異なる大きな形にしているが、通常は合わ
せずれ検査用マーク42と形状は異なる場合があるもの
の同程度のパターンの分割がされている。
【0049】なお、この際、図2(b)に示すように、
従来の合わせずれ測定パターン101、102をフォト
マスク21,22を用いて同時にチップ11上に転写
し、併用することも可能である。このマークは、第1の
フォトマスク21を用いて形成された合わせずれ検査用
マーク102と第2のフォトマスク22を用いて形成さ
れた合わせずれ検査用マーク101から構成されてい
る。
【0050】以上のように、この実施例ではアライメン
トマーク41も合わせずれ検査用マーク42,43もど
ちらもデバイスパターンの一部または同等のパターンを
含んでいるので、パターン転写の際用いる投影光学系の
収差の影響による誤差を同程度に受ける。このことは、
どちらのパターンの位置ずれ量も同じであるため高精度
のアライメント、後続の露光工程での正確なフォトマス
クの位置補正が期待できることを意味する。
【0051】次に、図3を参照して第2の実施例を説明
する。図3は、フォトマスク上に異なる寸法、形状の2
種類以上のデバイスパターンが組み合わせて形成された
場合のアライメントマーク及び合わせずれ検査用マーク
の概略図を示す。
【0052】図3に示した実施例では、半導体装置の製
造プロセス中のリソグラフィー工程において、第1のフ
ォトマスクに含まれるデバイスパターン形状が寸法、形
状の異なる第1、第2のデバイスパターンを含み、第2
のフォトマスクにはこの第1、第2のデバイスパターン
と異なる第3のデバイスパターンを含む。したがって、
第1、第2のフォトマスクには、少なくともこれらの第
1乃至第3のデバイスパターンの一部を含む合わせずれ
検査用マークとアライメントマークを有する。
【0053】即ち、第1および第2のフォトマスク上に
異なる寸法、形状のデバイスパターンが含まれている場
合は、第1のフォトマスク上にこれらの異なるパターン
を組み合わせてアライメントマーク及び合わせずれ検査
用マークを形成する。このパターンは第1及び第2のフ
ォトマスク内にあるデバイスパターン内の代表的なデバ
イスエレメントパターンの中から選択する。
【0054】以下に説明する図3の実施例では、発明を
分かり易く説明するために、第1、第2のフォトマスク
に形成されたデバイスパターンから夫々太いパターンと
細いパターンを選択する。
【0055】図3(a)では、アライメントマークとし
てこれらの太いパターン32と細いパターン33とが一
本おきに配置してある。前に説明したように、太いパタ
ーン32と細いパターン33ではウェーハ上に転写した
際のX,Y方向の位置誤差の発生量が異なる。これを信
号処理によって、誤差を無くした太いパターン32の位
置と細いパターン33の位置をそれぞれ計測することが
可能である。
【0056】図3(a )に示すように、第1のフォトマ
スク31にはそのデバイスパターンから選択された太い
パターン32と、第2のフォトマスクのデバイスパター
ンから選択された細いパターン33とからなるアライメ
ントマークが形成されている。
【0057】これを用いてウェーハ30上にアライメン
トマークを転写すると、本来転写されるべき位置の点線
で示した細いパターン33は、実際には位置ずれして実
線の細いパターン34が転写される。位置ずれの割合
は、太いパターン32より細いパターン33の方が大き
い。この場合、太いパターン32は殆ど位置ずれがない
ものとして図示されている。
【0058】しかしながら太いパターン32も僅かに位
置ずれが生じており、転写後の太いパターン32と細い
パターン33との間の距離を計測すると、この計測値は
フォトマスク上における両者間の元の距離と、転写によ
り両者に生じた位置ずれ量の差、即ち相対位置ずれ量と
の合計値となっているはずである。したがってこの計測
値から既知の元の距離を差し引くとX方向の相対ずれ量
ΔXが得られることになる。このようにして、ウェーハ
上に転写した際のアライメントマークにおけるデバイス
パターンの相違に起因する位置誤差の発生量ΔXを決定
する。
【0059】このΔXを考慮しながら信号処理によっ
て、第1のフォトマスク上のデバイスパターンが太いパ
ターン32dと細いパターン33dのときのアライメン
トマークの対応するマーク間の相対位置ずれ量を計測す
る。
【0060】例えば図3(d)に示したように、太いデ
バイスパターン32と細いデバイスパターン33との間
に両者の中間の寸法の他のデバイスパターン39dを第
2のフォトマスクを用いてウエーハ上に転写する場合を
考える。この場合は、両パターン32d、33dの相対
位置ずれ量ΔXがすでに分かっているので、両者の中間
に丁度第3のデバイスパターン39dを形成する際の第
2のフォトマスクの位置決めは容易である。
【0061】また、図3(b)、3(c)には、図3
(a)の場合と反対に、図3(d)において、第1のフ
ォトマスクを用いてデバイスパターン39dを先に形成
し、第2のフォトマスクを用いてこのデバイスパターン
39dが丁度真中にくるように太いデバイスパターン3
2dと細いデバイスパターン33dとを形成する場合の
合わせずれ検査用マークの例を示している。
【0062】図3(b)、3(c)において、第1のフ
ォトマスクを用いて、デバイスパターンがいずれも太い
パターンの時にウェーハ上に形成される合わせずれ検査
用マーク、すなわち大パターンの時の基準マーク35、
37がまず形成される。これと同時に、図3(d)に示
した中間サイズのデバイスパターン39dもウエーハ上
に形成される。
【0063】続いて、図3(b)において、合わせずれ
検査用マークとして、第1のフォトマスクにより形成さ
れた外側の太いパターン35の内側に、第2のフォトマ
スクにより太いパターン36を形成する。このとき、図
3(d)に示すように、第2のフォトマスクにより太い
デバイスパターン32dと細いデバイスパターン33d
とがデバイスパターン39dの中間に来るように形成さ
れる。
【0064】同時に、第2のフォトマスクにより、図3
(c)に示すように、第1のフォトマスクにより形成さ
れた外側の太い基準マーク37の内側に細い合わせずれ
検査用マーク38が形成される。
【0065】この場合、図3(b)の合わせずれ検査用
マーク35,36により、デバイスパターンが太い場合
の合わせずれ誤差が測定でき、図3(c)の合わせずれ
検査用マーク37,38により、デバイスパターンが細
い場合の合わせずれ誤差が測定できる。
【0066】このように、合わせずれ検査用マークとし
て、第1、第2のフォトマスク上のデバイスパターンに
応じて予め、第1、第2のフォトマスク上に大パターン
用と小パターン用とを用意しておくと、それぞれのデバ
イスパターンに対する合わせずれ測定が可能になり、図
3(d)に示すように第1のフォトマスクで先に形成さ
れた中間サイズのデバイスパターン39dに対して、あ
とで太いデバイスパターン32dと細いデバイスパター
ン33dとを第2のフォトマスクを用いて容易に正確に
位置付けして形成できる。
【0067】次に、図4を参照して第3の実施例を説明
する。図4(a)―4(c)は、夫々フォトマスク上に形
成された従来の合わせずれ検査用マークおよびこの実施
例の合わせずれ検査用マークの概略図である。この実施
例では、第1のフォトマスク及び第2のフォトマスクを
用いて第1、第2の2組の合わせずれ検査用マークを形
成する。第1の合わせずれ検査用マークは露光装置の投
影光学系の収差等に起因する誤差が含まれない誤差、即
ち露光装置の機械的誤差などの第1の誤差を測定するた
めのものである。第2の合わせずれ検査用マークは、機
械的誤差が含まれず、実質的に露光装置の光学系の収差
などによる第2の誤差のみを測定するためのものであ
る。
【0068】即ち、第1のフォトマスクによりチップ上
に形成されたパターン上に第2のフォトマスクを重ね合
わせて露光する際は、これらの第1、第2の誤差による
位置ずれ誤差を考慮して、第2のフォトマスクの重ね合
わせの際に補正を加えることにより所望の重ね合わせ精
度を得る。
【0069】アライメントマークには図1に示した第1
の実施例と同じものを用い、第1のフォトマスクと第2
のフォトマスクの露光を行った場合の合わせずれ検査用
マークとしては、図4に示すマークを使うことができ
る。第1のフォトマスク露光の際に転写されるパターン
は、図4(a)に示す従来の合わせずれ検査用の外側パ
ターン61と、図4(b)に示す太い四角い枠状の基準
パターン64ならびに内部のデバイスパターン形状の合
わせずれ検査用マーク63でなる合わせずれ検査用パタ
ーンである。
【0070】一方、第2のフォトマスク露光の際転写さ
れるパターンは図4(a)に示した従来の合わせずれ検
査用の内側のパターン62と、図4(c)に示す太い枠
状の基準パターン65並びに内部のデバイスパターン形
状の合わせずれ検査用マーク66である。
【0071】まず、図4(b)の第1のフォトマスクで
露光された基準パターン64とデバイスパターン形状の
パターン63を用いて、露光装置の光学系の収差などに
起因するパターン63,64相互間の位置ずれ量ΔX1を
測定する。
【0072】例えば、基準パターン64の内側のX方向
の側線とデバイスパターン形状のパターン63のX方向
の端部との間の距離に基づいて測定値△X1を得る。
【0073】一方、第2のフォトマスクにも、第1のフ
ォトマスクのパターン63と64と同様に、図4(c)
に示すように、基準パターン65と第2のフォトマスク
内にあるデバイスパターンを模したパターン66とが形
成されている。この第2のフォトマスクを用いてチップ
上に形成された2種類の対応パターンの間のX方向の位
置ずれ量も測定する。今ここで、その測定値を△X2と
する。
【0074】更に、従来の合わせずれ検査用のマーク6
1と62によって測定した第1のフォトマスクと第2の
フォトマスク間の位置ずれ量は、例えば図4(a)に示
す外側パターン61の側線と内側パターン62の対向側
線との間の距離△X12として測定する。
【0075】このようにして得た3つの測定量から、第
1のフォトマスクで転写したデバイスパターンと第2の
フォトマスクで転写したデバイスパターンの位置ずれ量
(△X12D)は、 △X12D=△X12+△X1+△X2 として求めることができる。
【0076】この位置ずれ量をゼロとするように、△X
12Dを後で行われる製造工程における重ね合わせ露光
の際に補正することにより、フォトマスクによる露光時
の高精度の重ね合わせ精度を得ることができる。
【0077】また、この図4(b)、4(c)の実施例
のマークでは、基準マーク64、65でデバイスパター
ン形状の合わせずれ検査用マーク63、66の四方を囲
っているが、本発明は、このような構成に限らず、例え
ば図4(b)における基準マーク64が合わせずれ検査
用マーク63のX、Yの2方向のみを囲った構造であっ
ても良い。
【0078】また、基準パターンを挟んでデバイスパタ
ーンをその両側に配置する構造でも良い。また、単に基
準パターンがデバイスパターンの近傍の測定領域内に配
置されているだけでも良い。
【0079】次に、図5及び図6(a)、6(b)を参
照して第4の実施例を説明する。図5は、同一フォトマ
スク上の異なるパターンを組み合わせて形成されたアラ
イメントマークの概略図、図6(a)、6(b)は、同
一フォトマスク上の異なるパターンを組み合わせて形成
された合わせずれ検査用マークの概略図である。
【0080】この実施例では、半導体装置の製造プロセ
ス中のリソグラフィー工程において、第1のフォトマス
ク及び第2のフォトマスクを用いる場合、第1もしくは
第2のフォトマスクで露光したときに、そのフォトマス
クの合わせずれ検査用マークとアライメントマークは、
そのフォトマスクの中に含まれるデバイスパターン形状
の少なくとも一部を含むような構成において、同一フォ
トマスク上の異なるパターンを組み合わせてアライメン
トマーク及び合わせずれ検査用マークを形成する。
【0081】しかし、例えば、図3(a)に示すアライ
メントマーク及び図3(b)、3(c)に示す合わせず
れ検査用マークを用いた場合、パターン寸法がデバイス
パターンに相当していても、長辺方向の長さがデバイス
パターンに比べて大変長くなっている。このような場
合、これらの長いマークが引き続いて実行されるプロセ
スにおいて、デバイスパターンで想定していなかったよ
うな不具合を引き起こすことがある。
【0082】例えば、CMP工程での良く知られている
ディシングのパターン依存性に関する問題などである。
このため、マークの長さを短くする必要がある。そこ
で、図5に示すように、アライメントマークを分割して
使用する。また、図6(a)、6(b)に示すように合
わせずれ検査用マークも分割して使用する。すなわち、
細いパターンも太いパターンもそれぞれ複数に分割され
ている。
【0083】図5に示すように、第1のフォトマスク4
1には太いパターン42と細いパターン43からなるア
ライメントマークが形成されている。これを用いてウェ
ーハ上にアライメントマークを転写する。
【0084】前述のように、太いパターンと細いパター
ンではウェーハ上に転写した際の位置誤差の発生量が異
なるので、それを考慮しながら信号処理によって、太い
パターンの位置と細いパターンの位置をそれぞれ計測す
る。
【0085】また、図6(a)に示すように、ウェーハ
上に形成された合わせずれ検査用マークは、大パターン
用の合わせずれ検査用マークが、第1のフォトマスクマ
スクにより形成された太いパターン45及び第2のフォ
トマスクにより形成された太いパターン46から構成さ
れている。また、図6(b)に示すように、小パターン
用の合わせずれ検査用マークが、第1のフォトマスクに
より形成された太いパターン47及び第2のフォトマス
クにより形成された細いパターン48から構成されてい
る。
【0086】このように、合わせずれ検査用マークも太
いパターン用と細いパターン用とをそれぞれ分割して用
意しておくと、それぞれのパターンに対する合わせずれ
測定が可能になる。なお、図4(b)、4(c)に示し
た基準パターン64、65も第3の実施例と同様に分割
して用いることができる。このように構成すると、それ
ぞれのパターンに対する合わせずれ測定が可能になる。
【0087】ここで、図7、図8を参照して半導体装置
の順次の製造工程を説明する。図は夫々の工程における
半導体装置の断面図である。ここでは、本発明のアライ
メント方法を適用した半導体装置の製造方法を説明す
る。
【0088】まず、シリコンなどの半導体基板70上に
シリコン酸化膜(Si02)73を形成し、この上にフ
ォトレジスト74を被覆する。このフォトレジスト74
に対して第1乃至第4の実施例で説明したように構成さ
れた第1のフォトマスク71を用いて露光し、現像して
開口部を形成する(図7(a))。
【0089】このフォトレジスト74をマスクにしてシ
リコン酸化膜73をエッチングしてシリコン酸化膜73
にコンタクト孔を形成する。次に、シリコン酸化膜73
上に第1層のアルミニウム配線75を形成する(図7
(b))。第1層のアルミニウム配線75は、コンタク
ト孔を通して半導体基板70と電気的に接続されてい
る。
【0090】この第1層のアルミニウム配線75を被覆
するようにシリコン酸化膜(Si02)76を形成す
る。シリコン酸化膜76は、表面をCMPにより平坦化
される(図7(c))。
【0091】次に、シリコン酸化膜76の上にフォトレ
ジスト77を塗布する。このフォトレジスト77に対し
て第1乃至第4の実施例で説明したと同様の構成の第2
のフォトマスク72を用いて露光し、現像して開口部を
形成する(図8(a))。このフォトレジスト77をマ
スクにしてシリコン酸化膜76をエッチングしてこの酸
化膜にコンタクト孔を形成する。
【0092】次に、フォトレジスト77を除去してか
ら、シリコン酸化膜76上に第2層のアルミニウム配線
78をパターニング形成する。第2層のアルミニウム配
線78は、コンタクト孔を通して第1層のアルミニウム
配線75と電気的に接続されている(図8(b))。
【0093】この製造プロセスにおいて、第1及び第2
のフォトマスクは、例えば、第1の実施例と同様に、ア
ライメントマークも合わせずれ検査用マークもどちらも
デバイスパターンの一部または同等のパターンを含んで
いる。したがって、パターン転写の際用いる投影光学系
の収差の影響による誤差を同程度に受け、その結果、ど
ちらのパターンの位置ずれ量も同じであるため、高精度
のアライメント、即ちデバイスパターンの形成が可能に
なる。
【0094】ここで、図9を参照してシリコンなどのウ
ェーハ1の上に多数のチップ11を形成した状態の概略
を説明する。ウェーハ1にはチップ11が2次元のアレ
イ状に形成配置され、チップ11間にはダイシングライ
ン12が形成されている。ウェーハ1を処理した後、こ
のウェーハ1は、ダイシングライン12に沿って切断さ
れ、複数のチップ11が切り出して形成される。
【0095】第1乃至第4の実施例において説明された
アライメントマーク及び合わせずれ検査用マークは、 ダイシングライン上に形成し、あるいは チップ上にデバイスパターンに近接した位置に形成す
ることができる。さらに、 チップの1つに形成されたデバイスパターンをその後
のリソグラフィ工程においてアライメントマーク及び合
わせずれ検査用マークとして用いることもできる。
【0096】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
アライメントマークも合わせずれ検査用マークもどちら
もデバイスパターンの一部、または同等のパターンを含
んでいるので、パターン転写の際用いる投影光学系の収
差の影響による誤差をデバイスパターンと同程度に受け
る。このことは、どちらのパターンの位置ずれ量も同じ
であるため、アライメントの際高精度のアライメントが
期待できる。また、重ね合わせ誤差測定の際高精度な測
定が可能になる。また、デバイスパターンが寸法、形状
の異なる2種類以上のパターンを含む場合において、パ
ターンによって投影光学系の収差等による位置ずれ量が
異なっていても高精度にアライメントすることができ
る。
【0097】また、第1のフォトマスクと第2のフォト
マスクのデバイスパターンの投影光学系の収差等による
位置ずれ量をそれぞれ測定し、その測定結果を第1のフ
ォトマスクと第2のフォトマスクの重ね合わせ露光の際
の位置補正に用いることにより高精度なアライメントを
期待することができるアライメント方法、重ね合わせ検
査方法、並びにこれらに用いるフォトマスクを提供する
ことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を用いて第1、第2のフォトマスク
を用いた露光時に形成されるアライメントマークと合わ
せずれ検査用マークおよびこれらを用いて形成されたチ
ップ平面図及び露光の手順を示した概略図。
【図2】本発明方法を用いて第1、第2のフォトマスク
を用いた露光時に形成されるアライメントマークと合わ
せずれ検査用マークおよびこれらを用いて形成されたチ
ップ平面図及び露光の手順を示した概略図。
【図3】本発明の同一マスク上の異なるパターンを組み
合わせて形成したアライメントマークの種々の例を示す
平面図。
【図4】本発明のパターン転写で形成された合わせずれ
検査用マークの例を夫々示す平面図。
【図5】本発明の同一フォトマスク上の異なるパターン
を組み合わせて形成されたアライメントマークの他の例
の平面図。
【図6】本発明の同一フォトマスク上の異なるパターン
を組み合わせて形成された合わせずれ検査用マークの他
の例の平面図。
【図7】本発明のアライメント方法を用いる半導体装置
の順次の製造工程における断面図。
【図8】本発明のアライメント方法を用いる半導体装置
の順次の製造工程における断面図。
【図9】本発明のアライメント方法を用いるウェーハの
平面図。
【図10】従来の合わせずれ検査用マークの平面図。
【図11】本発明及び従来のデバイスパターンの平面
図。
【図12】従来のアライメントマークの平面図。
【符号の説明】
1…ウエーハ、 3…投影レンズ、 4…デバイスパターン、 5…合わせずれ検査用マーク、 11…チップ、 21、22…フォトマスク、 21A、22A…フォトレジスト膜、 25A、41…アライメントマーク、 5A、42、43…合わせずれ検査用マーク。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも第1のデバイスパターンと前
    記第1のデバイスパターンの一部または同等のパターン
    形状を有するアライメントマークとを含む第1のフォト
    マスクを用いてウエーハ上に前記第1のデバイスパター
    ンとともに前記アライメントマークを形成するステップ
    と、 前記アライメントマークに基づいて前記ウエーハ上に形
    成されたレジスト膜に対して第2のフォトマスクの位置
    決めを行うステップと、を具備するフォトマスクのアラ
    イメント方法。
  2. 【請求項2】 前記第1のデバイスパターンの1部また
    は同等のパターン形状を有する第1の合わせずれ検査用
    マークを更に有する前記第1のフォトマスクを用いて、
    前記ウエーハ上に前記第1のデバイスパターンとともに
    前記アライメントマークおよび前記第1の合わせずれ検
    査用マークを形成し、 第2のデバイスパターンと、前記第2のデバイスパター
    ンの一部または同等のパターン形状を有する第2の合わ
    せずれ検査用マークを有する前記第2のフォトマスクを
    前記ウエーハ上に形成されたアライメントマークおよび
    前記第1の合わせずれ検査用マークに対して位置合わせ
    を行い、 前記レジスト膜に前記第2のデバイスパターンとともに
    前記第1の合わせずれ検査用マークに関連する位置に前
    記第2の合わせずれ検査用マークの露光パターンを形成
    する、請求項1によるアライメント方法。
  3. 【請求項3】 互いに寸法、形状の異なる第1、第2の
    デバイスパターンエレメントを含む前記第1のデバイス
    パターンとともに、前記第1、第2のデバイスパターン
    エレメントに応じた寸法、形状の第1、第2のアライメ
    ントマークエレメントを含む前記アライメントマークが
    形成された前記第1のフォトマスクを用いて前記ウエー
    ハ上に前記デバイスパターンとともに前記アライメント
    マークを形成し、 前記形成されたアライメントマークの第1、第2のアラ
    イメントマークエレメントの位置に基づいて前記ウエー
    ハに対して前記第2のフォトマスクの位置決めを行う、
    請求項1によるアライメント方法。
  4. 【請求項4】 前記第1のアライメントマークエレメン
    トは、前記レジスト膜の露光に用いる露光装置の光学系
    による露光位置ずれ量が、前記第2のアライメントマー
    クの露光位置ずれ量より小さくなる寸法、形状を有す
    る、請求項3によるアライメント方法。
  5. 【請求項5】 前記第1のフォトマスクは互いに寸法、
    形状が同等の第1、第2の合わせずれ検査用基準マーク
    を有し、 前記第2のフォトマスクは前記第1の合わせずれ検査用
    基準マークと同等の寸法、形状を有して前記ウエーハ上
    に形成された前記第1の合わせずれ検査用基準マークと
    関連づけて位置決めされる第1の検査マークと、前記レ
    ジスト膜の露光に用いる露光装置の光学系による露光位
    置ずれ量が前記第1の検査マークの露光位置ずれ量より
    大きくかつ前記第2の合わせずれ検査用基準マークと関
    連づけて位置決めされる第2の検査マークとを有し、 前記第2のフォトマスクに形成されたデバイスパターン
    の寸法、形状に応じて前記第1の合わせずれ検査用基準
    マークと第1の検査マークとの第1の組み合わせ、およ
    び前記第2の合わせずれ検査用基準マークと第2の検査
    マークとの第2の組み合わせを選択的に用いて前記第
    1、第2フォトマスクの露光位置補正を行う請求項2に
    よるアライメント方法。
  6. 【請求項6】 前記第1のフォトマスクは、第1の合わ
    せずれ検査用マークと、第1の基準パターンと、この第
    1の基準パターンに対して露光装置の光学系に起因する
    位置ずれの影響を大きく受ける前記第1のデバイスパタ
    ーンの一部または同等の寸法、形状を有する第2の合わ
    せずれ検査用マークとを有し、 前記第2のフォトマスクは、第2の基準パターンと、こ
    の第2の基準パターンに対して前記露光装置の光学系に
    起因する位置ずれの影響を大きく受ける前記第2のデバ
    イスパターンの1部またはそれと同等の寸法、形状を有
    する第3の合わせずれ検査用マークと、前記ウエーハ上
    に形成された前記第1の合わせずれ検査用マークと関連
    づけて位置決めされる第4の合わせずれ検査マークとを
    有し、 前記第1、第4の合わせずれ検査用マーク相互間の第1
    の位置ずれ量と、前記第1の基準パターンと第2の合わ
    せずれ検査用マーク相互間の第2の位置ずれ量と、前記
    第2の規準パターンと第3の合わせずれ検査用マーク相
    互間の第3の位置ずれ量との合計値を算出し、 前記合計値を用いて他のフォトマスクの露光位置補正を
    行う請求項2によるアライメント方法。
  7. 【請求項7】 少なくとも第1のデバイスパターンと、
    前記第1のデバイスパターンの一部または同等のパター
    ン形状を有するアライメントマークとを含む第1のフォ
    トマスクを用いてウエーハ上に前記第1のデバイスパタ
    ーンとともに前記アライメントマークを形成し、 前記アライメントマークに基づいて前記ウエーハ上に形
    成されたレジスト膜に対して第2のフォトマスクを重ね
    合わせて露光し、 前記アライメントマークを用いて前記ウエーハに対する
    第2のフォトマスクの重ね合わせの精度を決定する、フ
    ォトマスクの重ね合わせ検査方法。
  8. 【請求項8】 前記第1のデバイスパターンの1部また
    は同等のパターン形状を有する第1の合わせずれ検査用
    マークを更に有する前記第1のフォトマスクを用いて、
    前記ウエーハ上に前記第1のデバイスパターンとともに
    前記アライメントマークおよび前記第1の合わせずれ検
    査用マークを形成し、 第2のデバイスパターンと、前記第2のデバイスパター
    ンの一部または同等のパターン形状を有する第2の合わ
    せずれ検査用マークを有する前記第2のフォトマスクを
    前記ウエーハ上に形成されたアライメントマークおよび
    前記第1の合わせずれ検査用マークに対して位置合わせ
    を行い、 前記レジスト膜に前記第2のデバイスパターンとともに
    前記第1の合わせずれ検査用マークに関連する位置に前
    記第2の合わせずれ検査用マークの露光パターンを形成
    する、請求項7による重ね合わせ検査方法。
  9. 【請求項9】 互いに寸法、形状の異なる第1、第2の
    デバイスパターンエレメントを含む前記第1のデバイス
    パターンとともに、前記第1、第2のデバイスパターン
    エレメントに応じた寸法、形状の第1、第2のアライメ
    ントマークエレメントを含む前記アライメントマークが
    形成された前記第1のフォトマスクを用いて前記ウエー
    ハ上に前記デバイスパターンとともに前記アライメント
    マークを形成し、 前記形成されたアライメントマークの第1、第2のアラ
    イメントマークエレメントの位置に基づいて前記ウエー
    ハに対して前記第2のフォトマスクの位置決めを行う、
    請求項7による重ね合わせ検査方法。
  10. 【請求項10】 前記第1のアライメントマークエレメ
    ントは、前記レジスト膜の露光に用いる露光装置の光学
    系による露光位置ずれ量が、前記第2のアライメントマ
    ークの露光位置ずれ量より小さくなる寸法、形状を有す
    る、請求項9による重ね合わせ検査方法。
  11. 【請求項11】 前記第1のフォトマスクは互いに寸
    法、形状が同等の第1、第2の合わせずれ検査用基準マ
    ークを有し、 前記第2のフォトマスクは前記第1の合わせずれ検査用
    基準マークと同等の寸法、形状を有して前記ウエーハ上
    に形成された前記第1の合わせずれ検査用基準マークと
    関連づけて位置決めされる第1の検査マークと、前記レ
    ジスト膜の露光に用いる露光装置の光学系による露光位
    置ずれ量が前記第1の検査マークの露光位置ずれ量より
    大きくかつ前記第2の合わせずれ検査用基準マークと関
    連づけて位置決めされる第2の検査マークとを有し、 前記第2のフォトマスクに形成されたデバイスパターン
    の寸法、形状に応じて前記第1の合わせずれ検査用基準
    マークと第1の検査マークとの第1の組み合わせ、およ
    び前記第2の合わせずれ検査用基準マークと第2の検査
    マークとの第2の組み合わせを選択的に用いて前記第
    1、第2フォトマスクの露光位置補正を行う請求項8に
    よる重ね合わせ検査方法。
  12. 【請求項12】 前記第1のフォトマスクは、第1の合
    わせずれ検査用マークと、第1の基準パターンと、この
    第1の基準パターンに対して露光装置の光学系に起因す
    る位置ずれの影響を大きく受ける前記第1のデバイスパ
    ターンの一部または同等の寸法、形状を有する第2の合
    わせずれ検査用マークとを有し、 前記第2のフォトマスクは、第2の基準パターンと、こ
    の第2の基準パターンに対して前記露光装置の光学系に
    起因する位置ずれの影響を大きく受ける前記第2のデバ
    イスパターンの1部またはそれと同等の寸法、形状を有
    する第3の合わせずれ検査用マークと、前記ウエーハ上
    に形成された前記第1の合わせずれ検査用マークと関連
    づけて位置決めされる第4の合わせずれ検査マークとを
    有し、 前記第1、第4の合わせずれ検査用マーク相互間の第1
    の位置ずれ量と、前記第1の基準パターンと第2の合わ
    せずれ検査用マーク相互間の第2の位置ずれ量と、前記
    第2の規準パターンと第3の合わせずれ検査用マーク相
    互間の第3の位置ずれ量との合計値を算出し、 前記合計値を用いて他のフォトマスクの露光位置補正を
    行う請求項8による重ね合わせ検査方法。
  13. 【請求項13】 デバイスパターンと、 このデバイスパターンの一部または同等の寸法、形状の
    アライメントマークと、 前記デバイスパターン形状の一部または同等の寸法、形
    状の合わせずれ検査用マークと、を具備するフォトマス
    ク。
  14. 【請求項14】 寸法、形状の異なる2種類のパターン
    を有するデバイスパターン形状と、 このデバイスパターン形状に対応して寸法、形状の異な
    る2種類の形状のマークが含まれるアライメントマーク
    と、 前記デバイスパターン形状の一部が含まれる形状の合わ
    せずれ検査用マークと、を具備するフォトマスク。
  15. 【請求項15】 デバイスパターン形状と、 基準パターンと前記デバイスパターン形状の一部が含ま
    れた形状のアライメントマークと、 前記デバイスパターン形状の一部が含まれた形状の合わ
    せずれ検査用マークと、 を具備するフォトマスク。
  16. 【請求項16】 前記アライメントマークと合わせずれ
    検査用マークは夫々、前記デバイスパターン形状と同様
    の幅、長さを持った寸法である、請求項8乃至15に記
    載のフォトマスク。
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