JP2010272629A - 重ね合わせ測定マーク及びパターン形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】重ね合わせ測定の精度を向上できる重ね合わせ測定マークを提供する。
【解決手段】第1パターンと第2パターンの重ね合わせ測定のためのマークにおいて、プラグ用ホールの開口パターンからなる第1パターンが形成された層間絶縁膜に該プラグ用ホールと同時に形成された第1ホールの開口パターンからなる第1マークと、前記層間絶縁膜に第1ホールと同時に形成され、前記プラグ用ホールの開口サイズと同程度で且つ第1ホールの開口サイズより小さい開口サイズを有する第2ホールの開口パターンからなる第2マークと、前記層間絶縁膜上の導電膜上に形成されたレジスト膜をパターニングして第2パターンと同時に形成されたレジストパターンからなる第3マークを含む構成とする。
【選択図】図3A

Description

本発明は、重ね合わせ測定マーク及びパターン形成方法に関するものである。
半導体装置の製造プロセスにおいては、パターンの微細化に加えて、下層側のパターンと上層側のパターンの重ね合わせを高い精度で行うことが要求される。
パターンの重ね合わせ測定は、例えば次のように行われる。まず、導電膜をパターニングして素子形成領域に第1パターンを持つ配線を形成すると同時に、周辺領域にこの導電層からなる正方形の第1マーク(下層側マーク)を形成する。層間絶縁膜を形成後、第2パターンを形成するためのレジスト膜を層間絶縁膜上に形成する。このレジスト膜をパターニングして素子領域において第2パターンを形成すると同時に、周辺領域にこのレジスト膜からなる第2マーク(上層側マーク)を形成する。この第2マークは、第1マークより小さく、第2マーク全体が第1マークと重なるように第1マーク外周の内側に配置される。第1マーク(下層側マーク)と第2マーク(上層側マーク)の重ね合わせのズレ量を測定し、このズレ量を第1パターンと第2パターンの重ね合わせの誤差とすることができる。第1マークと第2マークの重ね合わせのズレ量の測定は、これらのマークの上方(基板平面に垂直方向)から測定光を照射して得られる光強度分布を解析することにより行われる。第1及び第2マークの側壁位置に光強度の変位が対応するため、第1マークの側壁位置と第2マークの側壁位置を観測でき、観測された位置関係からズレ量を得ることができる。このような重ね合わせ測定を行った後、パターニングされたレジスト膜をマスクに用いてエッチングを行い、層間絶縁膜に第2パターンの配置でプラグ用ホールが形成される。
しかしながら、特開平9−074063号公報(特許文献1)には、第1パターンと第2パターンの重ね合わせの実際のズレ量が、収差の影響のため、第1マークと第2マークの重ね合わせズレ量と1対1に対応しないという問題が記載されている。例えば、フォトマスクの開口部(光透過部)に対応して本来形成される開口部よりも広い開口部がレジスト膜に形成される(特許文献1の図59)。そして、特許文献1には、フォトマスクの開口部の面積が大きいほど収差の影響が大きくなると記載されている。
このような問題を解決するために、特許文献1では、第1の層上の第1パターン部材と、この第1パターン部材と同じ工程で形成された第1マークと、第1の層上の第2の層上に形成された第2パターン部材と、この第2パターン部材と同じ工程で形成された第2マークとを備え、第1マークは第1パターン部材と同じ収差の影響を受けるパターンを有し、第2マークは第2パターン部材と同じ収差の影響を受けるパターンを有する、重ね合わせ測定マークが提案されている。具体的には、第1マークは第1パターン部材のパターンサイズと同程度のサイズ(配線幅)を有する一つ又は複数の第1補助マークからなり、第2マークは第2パターン部材のパターンサイズ(ホール開口サイズ)と同程度のサイズを有する複数の第2補助マークからなる。
特開平9−074063号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術は、マークによる段差(上記の例では側壁)を利用する通常の重ね合わせ測定に使用される測定光(可視光)を透過しない膜を、上層側でパターニングする場合には適用できない。
例えば、層間絶縁膜にホールを形成し、このホール内に導電体を充填してプラグを形成し、この層間絶縁膜上に可視光を透過しない配線用金属膜(例えばアルミ膜)を形成し、この配線用金属膜をパターニングして前記プラグに接続する配線を形成する場合が挙げられる。
特許文献1に記載の技術では、下層側マークのサイズをホールと同程度にまで小さくする必要があるため、下層側マークを観測するための段差(窪み)を当該マーク内に形成できなくなる。また、測定光が配線用金属膜で遮られるため、下層側マーク自体を観測することもできない。
本発明の第1の態様によれば、第1パターンと第2パターンの重ね合わせ測定のためのマークであって、
プラグ用ホールの開口パターンからなる前記第1パターンが形成された層間絶縁膜に該プラグ用ホールと同時に形成された第1ホールの開口パターンからなる第1マークと、
前記層間絶縁膜に前記第1ホールと同時に形成され、前記プラグ用ホールの開口サイズと同程度で且つ前記第1ホールの開口サイズより小さい開口サイズを有する第2ホールの開口パターンからなる第2マークと、
前記層間絶縁膜上の導電膜上に形成されたレジスト膜をパターニングして前記第2パターンと同時に形成されたレジストパターンからなる第3マークを含む、重ね合わせ測定マークが提供される。
上記第1の態様による一実施形態として、前記第1マークは、前記第1ホールの開口形状に応じた段差を含み、前記第2マークは、前記第2ホールが前記プラグ用ホールを充填するプラグ導電体で充填されている、上記重ね合わせ測定マークが提供される。
上記の第1の態様による他の実施形態として、前記第1マークは、前記第1ホールの開口パターンがラインパターンであり、該ラインパターンが方形の各辺に沿って配置されている、上記重ね合わせ測定マークが提供される。この重ね合わせ測定マークにおいて、前記第2マークは、前記第2ホールの開口パターンが集合配置されたライン状ドットパターンからなり、該ライン状ドットパターンが前記第1マークの内側において方形の各辺に沿って配置されていてもよい。また、前記第3マークは、前記レジストパターンがラインパターンであり、該ラインパターンが前記第1マークの内側において方形の各辺に沿って配置されていてもよい。
上記第1の態様による他の実施形態として、前記第1マークは、前記第1ホールの開口パターンがラインパターンであり、該ラインパターンが方形の各辺に沿って配置され、
前記第2マークは、前記第2ホールの開口パターンが集合配置されたライン状ドットパターンからなり、該ライン状ドットパターンが前記第1マークの内側において方形の各辺に沿って配置され、
前記第3マークは、前記レジストパターンがラインパターンであり、該ラインパターンが前記第2マークの内側において方形の各辺に沿って配置されている、上記重ね合わせ測定マークが提供される。
上記第1の態様による他の実施形態として、前記第1マークは、前記第1ホールの開口パターンがラインパターンであり、該ラインパターンが第1の方形及び第2の方形の各辺に沿ってそれぞれ配置された第1基準マーク及び第2基準マークを含み、
前記第2マークは、前記第2ホールの開口パターンが集合配置されたライン状ドットパターンからなり、該ライン状ドットパターンが前記第1基準マークの内側において方形の各辺に沿って配置され、
前記第3マークは、前記レジストパターンがラインパターンであり、該ラインパターンが前記第2基準マークの内側において方形の各辺に沿って配置されている、上記重ね合わせ測定マークが提供される。
本発明の第2の態様によれば、層間絶縁膜上に第1レジスト膜を形成する工程と、
前記第1レジスト膜をリソグラフィ技術によりパターニングして、素子形成領域にプラグ用ホールを形成するためのプラグ用ホールパターンと、周辺領域に重ね合わせ測定に利用する第1ホールを形成するための第1ホールパターンと、前記プラグ用ホールの開口サイズと同程度で且つ前記第1ホールより小さい開口サイズを有する第2ホールを前記周辺領域に形成するための第2ホールパターンとを有する第1レジストマスクを形成する工程と、
前記第1ホールパターンの収差による位置ズレ量と前記第2ホールパターンの収差による位置ズレ量との間の位置ズレ量差を測定する工程と、
前記第1レジストマスクを用いたエッチングを行って、前記層間絶縁膜に前記プラグ用ホールと前記第1ホールと前記第2ホールを形成する工程と、
前記プラグ用ホールと前記第2ホールを充填し、前記第1ホールを充填しないように第1導電膜を形成する工程と、
前記プラグ用ホールと前記第1ホールと前記第2ホールの外の前記第1導電膜を除去する工程と、
前記層間絶縁膜上に、前記第1ホールが充填されず窪みが残るように第2導電膜を形成する工程と、
前記第2導電膜上に第2レジスト膜を形成する工程と、
前記第2レジスト膜をリソグラフィ技術によりパターニングして、前記素子形成領域に配線を形成するための配線パターンと、前記周辺領域に形成されたレジストマークとを有する第2レジストマスクを形成する工程と、
前記第1ホール内の窪みによる段差と前記レジストマークの側壁による段差を利用して重ね合わせ測定を行って、前記プラグ用ホールパターンと前記配線パターンとの第1の重ね合わせ測定結果を得る工程と、
前記第1の重ね合わせ測定結果を前記位置ズレ量差により補正する工程と、
前記第2レジストマスクを用いたエッチングを行って前記第2導電膜からなる配線を形成する工程を有するパターンの形成方法が提供される。
このパターン形成方法は、前記配線形成のためのエッチングを行った後、前記第1導電膜が充填された前記第2ホールの開口パターンと前記レジストマークを用いて重ね合わせ測定を行って、前記プラグ用ホールパターンと前記配線パターンとの第2の重ね合わせ測定結果を得る工程を有していてもよい。
本発明によれば、重ね合わせ測定の精度を向上することができる。
本発明の第1の実施形態の重ね合わせ測定マークを構成する重ね合わせ用マークの説明図(平面図)。 図1Aに示すマークを説明するための、図1AのB−B線断面図。 本発明の第1の実施形態重ね合わせ測定マークを構成する収差補正用マークの説明図(平面図)。 図2Aに示すマークを説明するための、図2AのB−B線断面図。 図2Aに示すマークを説明するための、図2AのC−C線部分断面図。 図2Aに示すマークの一部を示す拡大平面図。 本発明の第2の実施形態の重ね合わせ測定マークの説明図(平面図)。 図3Aに示すマークの一部を示す拡大平面図。 本発明の一実施形態のパターン形成方法を説明するための工程断面図。 上記実施形態のパターン形成方法を説明するためのプロセスフロー図。 本発明の他の実施形態のパターン形成方法を説明するためのプロセスフロー図。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
第1の実施形態
本実施形態では、収差補正用マークと重ね合わせ用マークを含む重ね合わせ測定マークを形成して、下層側の第1パターンと上層側の第2パターンの重ね合わせ測定を行う。この重ね合わせ測定マークは、素子形成領域の外側の周辺領域(例えばウェハのスクライブ線領域)に形成することができる。
まず、第1パターンを持つ下層構造体(例えばプラグ用ホールパターン)を形成する際に、収差補正用マークを用いて収差による位置ズレ量差Aを測定する。その後、第2パターンを持つ上層構造体(例えば配線パターン)を形成する際に、重ね合わせ用マークを用いて重ね合わせ測定を行い、重ね合わせ結果Bを得る。この重ね合わせ結果Bに収差による位置ズレ量差Aを加味することにより、収差による影響が補正された重ね合わせ結果Cを得ることができる。すなわち、(収差補正後重ね合わせ結果C)=(重ね合わせ結果B)−(収差による位置ズレ量差A)と表すことができる。重ね合わせの補正においては、収差補正後重ね合わせ結果Cが位置ズレ無しとなることを目標に管理する。
以下、下層構造体が、第1のパターンに従った配置で層間絶縁膜に形成されたプラグ用ホールであり、上層構造体が、この層間絶縁膜上に形成された第2パターンを持つ配線の場合を例に挙げて説明する。本実施形態および後述の他の実施形態は、この配線が、通常の重ね合わせ測定装置の検査光(可視光)を透過しない導電膜(例えばアルミ配線材料等の金属膜)から形成されている場合に特に好適である。本実施形態および後述の他の実施形態は、DRAM等の半導体装置におけるコンタクトホールとビット線の重ね合わせ測定や、ビアホールと上層側配線の重ね合わせ測定に適用できる。
まず、図1A及び図1Bを用いて本例の重ね合わせ測定マークを構成する重ね合わせ用マーク10を説明する。図1Bは図1AのB−B線断面図である。図1Bの導電膜15は図1Aにおいては省略している。
図1Aに示されるように、重ね合わせ用マーク10は第1測定マーク11と第2測定マーク12から構成される。第1測定マーク11が下層側、第2測定マーク12が上層側に配置され、第2測定マーク12はレジストで形成されている。
第1測定マーク11は、4つのラインパターンから構成されている。各ラインパターンは長尺の長方形であり、正方形などの四角形の各辺に沿って配置され、その四角形の頂点の部分では互いに分離されている。第1測定マーク11の各ラインパターンは、素子領域におけるプラグ用ホール(コンタクトホール又はビアホール)と同時に形成されるホール(以下「マークホール」)の開口形状(輪郭)を示す。図1Bに示されるように、層間絶縁膜13に形成されたマークホール内には、このホール内が充填されないように導電膜14が形成される。この導電膜14は、タングステン等からなるプラグ用導電膜から形成される。さらに、層間絶縁膜13上には、その全面に、マークホールが充填されずに窪みが残るように、アルミ配線材料等からなる配線用導電膜15が形成される。結果、配線用導電膜15には、マークホール内の窪みの開口形状(輪郭)に応じた段差が形成される。この段差を利用して重ね合わせ測定を行う。
第2測定マーク12は、第1測定マーク11の内側に配置され、4つのラインパターンから構成される。各ラインパターンは長尺の長方形である。各ラインパターンは、第1測定マーク11の基準となる前記四角形と相似の関係にあり中心が合うように配置された四角形(本例では正方形)の各辺に沿って配置され、その四角形の頂点の部分では互いに分離されている。第2測定マーク12は、周辺領域に形成されたレジストパターンからなる。このレジストパターンは、素子形成領域において配線用導電膜15をパターニングして配線を形成するためのレジストマスクパターン(配線パターン)の形成と同時に形成される。
第1測定マーク11と第2測定マーク12の重ね合わせ測定を行って得られた重ね合わせ結果Pから、素子形成領域におけるプラグ用ホールパターンと配線パターンの重ね合わせ精度Qを得ることができる。第1測定マーク11の中心部と第2測定マーク12の中心部が一致している場合が位置ズレ無しの状態であると判定する。
上記の重ね合わせ用マーク10によれば、測定光が配線用金属膜15で遮られても、マークホール内の窪みによる段差を利用することにより、第1測定マーク11と第2測定マーク12との間の相対位置を特定でき、重ね合わせ測定が可能となる。
しかしながら、このような重ね合わせ用マーク10のみを用いた重ね合わせ測定では、前述のように収差の影響で、測定結果である重ね合わせ結果Pと実際の重ね合わせ精度Qとが1対1に対応しない問題がある。この理由は次の通りである。
第1測定マーク11の段差を形成するには、マークホールの開口サイズが、プラグ用導電膜14および配線用導電膜15の厚み(成膜量)に対して十分に広いことが必要である。一方、微細化の要求によりプラグ用ホールの開口サイズはできるだけ小さいことが求められている。したがって、マークホールの開口サイズとプラグ用ホールの開口サイズとの違いが大きくなり、これにより、マークホールパターンとプラグ用ホールパターンとの間で、レンズ収差に起因して位置ズレ量に差(以下「収差による位置ズレ量差」)が生じ、重ね合わせ測定の精度が低下する。
特許文献1に記載の技術は、素子形成領域のパターンと周辺領域の重ね合わせ測定マークを収差の影響が同じになる程度にこれらのサイズを同程度にするものである。このような技術では、第1測定マーク11のサイズを微細なプラグ用ホールと同程度にまで小さくする必要があるため、マーク内に段差が形成できなくなり、マークの観測ができない。
本実施形態の重ね合わせ測定マークは、上記の重ね合わせ用マーク10に加えて、収差補正用マーク20を含む。
この収差補正用マーク20を形成することにより、上層側に配線を形成する前に、マークホールパターンとプラグ用ホールパターンとの間の収差による位置ズレ量差Aを知ることができる。配線形成時に重ね合わせ用マーク10を用いて得られた重ね合わせ結果Bに、収差による位置ズレ量差Aを加味することにより、収差による影響が補正された重ね合わせ結果Cを得ることができる。また、配線形成時の露光工程で、この収差による位置ズレ量差Aを用いて露光条件を補正することで収差の影響を排除できる。
次に、図2A〜図2Dを用いて本例の重ね合わせ測定マークを構成する収差補正用マーク20を説明する。図2Bは図2AのB−B線断面図である。図2Bの導電膜15は図2Aにおいては省略している。図2Cは図2AのC−C線に沿った部分断面図(一つのドット部分の断面)である。図2Dは図2Aに示すマーク22を構成するパターン単位の拡大図である。
図2Aに示されるように、収差補正用マーク20は第1測定マーク21と第2測定マーク22から構成される。第1測定マーク21と第2測定マーク22は同一層に形成される。
第1測定マーク21は、前記の重ね合わせ用マーク10の第1測定マーク11と同様に形成する。すなわち、第1測定マーク21は、4つのラインパターンから構成されている。各ラインパターンは長尺の長方形であり、正方形などの四角形の各辺に沿って配置され、その四角形の頂点の部分では互いに分離されている。第1測定マーク21の各ラインパターンは、素子領域におけるプラグ用ホール(コンタクトホール又はビアホール)の形成と同時に形成されるホール(以下「第1マークホール」)の開口形状(輪郭)を示す。図2Bに示すように、層間絶縁膜13に形成された第1マークホール内には、このホール内が充填されないように導電膜14が形成される。この導電膜14は、タングステン等からなるプラグ用導電膜から形成される。さらに、層間絶縁膜13上には、その全面に、第1マークホールが充填されずに窪みが残るように、アルミ配線材料等からなる配線用導電膜15が形成される。収差補正用マーク20の第1測定マーク21は、重ね合わせ測定結果の収差の影響を補正する観点から、重ね合わせ用マーク10の第1測定マーク11と同じ形状および同じサイズ(開口面積)にすることが好ましい。
収差補正用マーク20の第2測定マーク22は、第1測定マーク21の内側に配置され、4つのラインパターン(長尺の長方形パターン)から構成される。各ラインパターンは、図2Dに示すように、各ホール(以下「第2マークホール」)の開口形状に対応するドットの集合体からなるドットパターンである。各ラインパターン(ドットパターン)は、第1測定マーク21の基準となる前記四角形と相似の関係にあり中心が合うように配置された四角形(本例では正方形)の各辺に沿って配置され、その四角形の頂点の部分では互いに分離されている。第2測定マーク22の各ラインパターン(ドットパターン)を構成する第2マークホールは、素子領域において形成されるプラグ用ホールと同時に形成される。図2Cに示されるように、層間絶縁膜13に形成された第2マークホール内に導電膜14が充填される。この導電膜14は、タングステン等からなるプラグ用導電膜からなる。第2測定マーク22の各ドットは、重ね合わせ測定結果の収差の影響を補正する観点から、プラグ用ホールと同じ開口形状および同じ開口サイズ(開口面積)にすることが好ましい。第2測定マーク22の各ドットの形状は、プラグ用ホールの開口形状にあわせて円形や四角形にすることができる。第2測定マークの各ドットの面積は、プラグ用ホールの開口面積の0.5倍〜2倍の範囲内に設定することができ、さらに0.5倍〜1.5倍の範囲内に設定することができる。
収差による位置ズレ量差Aは、プラグ用ホールパターンの形成とともに収差補正用マーク20のパターンが形成されたレジストマスクのパターン形状を測定し、観測されたマーク20のパターン形状から得ることができる。収差補正用マーク20のパターン形状の測定は、通常の重ね合わせ測定装置を用いて行うことができる。使用したフォトマスクのパターン形状と観測されたレジストマスクのパターン形状とを比較することにより、収差補正用マーク20のパターンの本来形成されるべき位置からのズレ量を得ることができる。収差補正用マーク20を構成する第1測定マーク21のズレ量と第2測定マーク22のズレ量との差が収差による位置ズレ量差Aとなる。
層間絶縁膜13上には、その全面に、アルミ配線材料等からなる配線用導電膜15が形成され、重ね合わせ測定を行った後に加工されて所定のパターンを持つ配線が形成される。
以下に、図4及び図5を参照しながら、本例の重ね合わせ測定マーク(重ね合わせ用マーク10及び収差補正用マーク20)を用いたパターン形成方法を説明する。図4A〜図4Dの各図において左側の図は図2AのB−B線断面に対応し、右側の図は図2AのC−C線部分断面(一つのドット部分の断面)に対応する。図5はプロセスフローを示す。
まず、素子形成領域において層間絶縁膜(例えばプラズマ酸化膜)13にプラグ用ホールを形成すると同時に、周辺領域において層間絶縁膜13に収差補正用マーク20の第1マークホール及び第2マークホール、並びに重ね合わせ用マーク10のマークホールを形成する。このとき、次のようにして、収差補正用マーク20の形成に際し、収差による位置ズレ量差Aを得る。
まず、層間絶縁膜上にレジスト膜を形成し、通常のフォトリソグラフィ技術に従って露光、現像を行って、プラグ用ホールに対応する開口および各マークホールに対応する開口を持つレジストマスクを形成する。このレジストマスクに対して測定光を照射し、観測された開口位置から、収差による位置ズレ量差Aを得ることができる。その後、このレジストマスクを用いてエッチングを行って、プラグ用ホール、収差補正用マーク20の第1マークホール及び第2マークホール、並びに重ね合わせ用マーク10のマークホールを形成する。このエッチング後に測定光を照射して観測されたホール位置から、収差による位置ズレ量差Aを得ることもできる。
次に、図4Aに示すように、プラグ用ホール及び収差補正用マーク20の第2マークホールを充填し、収差補正用マーク20の第1マークホール及び重ね合わせ用マーク10のマークホールは充填しないように、タングステン等からなるプラグ用導電膜14をCVD(Chemical Vapor Deposition)により形成する。
次に、図4Bに示すように、CMP(Chemical Mechanical Polishing)により、ホール外の余分な導電膜を除去するとともに平坦化を行う。
次に、図4Cに示すように、スパッタによりアルミ等の金属からなる配線用導電膜15を形成する。その際、収差補正用マーク20の第1マークホール及び重ね合わせ用マーク10のマークホールは充填されずに窪みが形成される。
次に、この配線用導電膜15をパターニングするために、通常のリソグラフィ技術に従ってレジストマスクを形成する。このレジストマスクは、素子形成領域には配線パターンを有し、周辺領域には重ね合わせ用マーク10の第2測定マーク12(図1A)を有する。結果、このレジストマスクの一部からなる第2測定マーク12と、前記窪みを含む第1測定マーク11とで重ね合わせ用マーク10(図1A)が形成され、この重ね合わせ用マーク10を用いて重ね合わせ測定を行い、重ね合わせ結果Bを得る。
この重ね合わせ結果Bを、収差による位置ズレ量差Aにより補正して、収差補正後重ね合わせ結果Cを得る。
次に、前記レジストマスクを用いて配線用導電膜15をエッチングして所定のパターンを持つ配線を形成する(図4D)。
上記のプラグ用ホール及びマークホールの開口サイズは、プラグ用導電膜14及び配線用導電膜15の成膜量(厚み)に応じて設定することができる。例えば、プラグ用導電膜42の厚みを250nm、配線用導電膜43の厚みを650nmとすることができる。この場合、マークホールが充填されず窪みを残すには、(250+650)×2=1800nmを超える開口幅が必要であり、本例では、2000nmに設定することができる。プラグ用ホールの開口サイズは300×300nmに設定することができる。
以上の通り、本実施形態によれば、加工対象が測定光(可視光等)を通さない金属膜(アルミ膜等)を加工する工程を含むパターン形成プロセスにおいても、測定マークにおけるパターン間に発生する、露光機のレンズ収差による位置ズレ量差を測定でき、上層側のパターン(配線パターン)と下層側のパターン(プラグ用ホールパターン)との重ね合わせ測定の精度を高めることができる。
第2の実施形態
本実施形態では、収差補正用マークと重ね合わせ用マークを組み合わせた図3Aに示す重ね合わせ測定マーク30を用いて、下層側の第1パターンと上層側の第2パターンの重ね合わせ測定を行う。
本実施形態の重ね合わせ測定マーク30は、図3Aに示すように、第1測定マーク31、第2測定マーク32及び第3測定マーク33から構成される。
第1測定マーク31と第2測定マーク32は重ね合わせ測定において形成される。第1測定マーク31は、第1の実施形態の重ね合わせ用マーク10の第1測定マーク11に相当し、同様に形成できる。第2測定マーク32は、第1の実施形態の重ね合わせ用マーク10の第2測定マーク12(レジストパターン)に相当し、同様に形成できる。
第1測定マーク31と第3測定マーク33は収差による位置ズレ量差の測定において形成される。この場合、第1測定マーク31は、第1の実施形態の収差補正用マーク20の第1測定マーク21に相当し、同様に形成できる。第3測定マーク33は、第1の実施形態の収差補正用マーク20の第2測定マーク22に相当し、同様に形成できる。この第3測定マーク33は、図3Bに示すようにドットパターンで構成されている。また、この第3測定マーク33は、図3Aに示す例では、第1測定マーク31の内側で第2測定マーク32の外側に形成されているが、第2測定マーク32の内側に配置されていてもよい。
第1測定マーク31、第2測定マーク32、第3測定マーク33をそれぞれ構成する各パターンは、中心が一致するように互いに相似の関係のある三つの四角形の各辺に沿って配置されている。各四角形の頂点の部分では互いに分離されている。
本実施形態の重ね合わせ測定マーク30を利用したパターンの形成は、上述のマーク配置とした以外は、第1の実施形態において図4A〜図4Dを用いて説明したプロセスに従って実施でき、その際に、このマーク30が有するパターンを利用して、収差による位置ズレ量差Aおよび重ね合わせ結果Bを得ることができる。収差による位置ズレ量差Aと重ね合わせ結果Bから収差補正後重ね合わせ結果Cを得ることができる。本実施形態によれば、第1の実施形態と同様に、加工対象が測定光(可視光等)を通さない金属膜(アルミ膜等)を加工する工程を含むパターン形成プロセスにおいても、測定マークにおけるパターン間に発生する、露光機のレンズ収差による位置ズレ量差を測定でき、上層側のパターン(配線パターン)と下層側のパターン(プラグ用ホールパターン)との重ね合わせ測定の精度を高めることができる。
加えて、本実施形態の重ね合わせ測定マーク30は、複数種の測定マークを同一領域内に配置しているため、レチクル及び露光時のレンズディストーションに起因するショット歪みの影響を抑えることができる。
さらに、本実施形態では、以下のように、エッチングにより配線を形成した後に重ね合わせ測定を行い、その結果を次のロットのパターン重ね合わせプロセスへ反映させる手法(以下「WIS補正」)を行うことができる。これにより、次のロットでの重ね合わせ精度の向上を図ることができる。
まず、図6に示されるプロセスフローに従って、第1の実施形態(図4、図5)と同様に、収差による位置ズレ量差Aおよび重ね合わせ結果Bを測定し、収差補正後の重ね合わせ結果Cを得る。そして、エッチングによる配線形成後においてさらに重ね合わせ測定を実施し、エッチング後重ね合わせ結果Dを得る。
このエッチング後の重ね合わせ測定においては、重ね合わせ測定マーク30の第2測定マーク(レジストパターン)32と第3測定マーク(ドットパターン)33を用いる。これにより、高い精度で重ね合わせ測定を行うことができる。このような測定によれば、エッチング後の重ね合わせ測定を図1Aに示すマーク10を用いて行う場合に比較して、高い測定精度が得られる。図1Aに示す重ね合わせ用マーク10の第1測定マーク11は、そのサイズが大きいため、この第1測定マーク11を構成するマークホール内の側壁にプラグ用導電膜(タングステン膜等)15が形成され(図4B)、マーク形状に非対称性が発生し得る。また、配線用導電膜(アルミ膜等)15のエッチング後には、このマークホール内に金属残渣15aが残るため(図4D)、マーク形状が劣化する可能性がある。これに対して、図3Aに示す重ね合わせ測定マーク30の第3測定マーク(ドットパターン)33は、当該マーク33を構成するマークホールが充填されている。そのため、このような重ね合わせ測定マーク30を用いた重ね合わせ測定は、上記のようなマーク形状の劣化の影響を受けないで精度よく行うことができる。また、第3測定マーク33は、露出しているため、重ね合わせ測定時に当該マーク自体を観測することができる。
配線形成工程の重ね合わせ測定によって得られた重ね合わせ結果Bに、プラグ用ホール形成工程における測定によって得られた収差による位置ズレ量差Aを加味することにより、収差による影響が補正された重ね合わせ結果Cが得られる。すなわち、(収差補正後の重ね合わせ結果C)=(重ね合わせ結果B)―(収差による位置ズレ量差A)と表すことができる。重ね合わせの補正においては、収差補正後重ね合わせ結果Cが位置ズレ無しとなることを目標に管理する。
配線形成工程の露光時に適用した補正値Eに、収差補正後重ね合わせ結果Cを加味することにより、収差補正後補正値Fが得られる。すなわち、(収差補正後補正値F)=(現ロットへの補正値E)−(収差補正後重ね合わせ結果C)と表すことができる。この補正値Fにエッチング後重ね合わせ結果差分G(結果D−結果C)を加味することにより、次ロットへの補正値Hが得られる。すなわち、(次ロットへの補正値H)=(収差補正後補正値F)―(エッチング後重ね合わせ結果差分G)と表すことができる。
以上のようにして図6に示すプロセスフローに従って得た次ロットへの補正値Hを、次ロットの配線形成工程の露光時に適用することにより、次ロットでの重ね合わせ精度を高めることができる。
10 重ね合わせ用マーク
11 第1測定マーク
12 第2測定マーク
13 層間絶縁膜
14 プラグ用導電膜
15 配線用導電膜
20 収差補正用マーク
21 第1測定マーク
22 第2測定マーク
30 重ね合わせ測定マーク
31 第1測定マーク
32 第2測定マーク
33 第3測定マーク

Claims (11)

  1. 第1パターンと第2パターンの重ね合わせ測定のためのマークであって、
    プラグ用ホールの開口パターンからなる前記第1パターンが形成された層間絶縁膜に該プラグ用ホールと同時に形成された第1ホールの開口パターンからなる第1マークと、
    前記層間絶縁膜に前記第1ホールと同時に形成され、前記プラグ用ホールの開口サイズと同程度で且つ前記第1ホールの開口サイズより小さい開口サイズを有する第2ホールの開口パターンからなる第2マークと、
    前記層間絶縁膜上の導電膜上に形成されたレジスト膜をパターニングして前記第2パターンと同時に形成されたレジストパターンからなる第3マークを含む、重ね合わせ測定マーク。
  2. 前記第1マークは、前記第1ホールの開口形状に応じた段差を含み、
    前記第2マークは、前記第2ホールが前記プラグ用ホールを充填するプラグ導電体で充填されている、請求項1に記載の重ね合わせ測定マーク。
  3. 前記第1マークは、前記第1ホールの開口パターンがラインパターンであり、該ラインパターンが方形の各辺に沿って配置されている、請求項1又は2に記載の重ね合わせ測定マーク。
  4. 前記第2マークは、前記第2ホールの開口パターンが集合配置されたライン状ドットパターンからなり、該ライン状ドットパターンが前記第1マークの内側において方形の各辺に沿って配置されている、請求項3に記載の重ね合わせ測定マーク。
  5. 前記第3マークは、前記レジストパターンがラインパターンであり、該ラインパターンが前記第1マークの内側において方形の各辺に沿って配置されている、請求項3又は4に記載の重ね合わせ測定マーク。
  6. 前記第1マークは、前記第1ホールの開口パターンがラインパターンであり、該ラインパターンが方形の各辺に沿って配置され、
    前記第2マークは、前記第2ホールの開口パターンが集合配置されたライン状ドットパターンからなり、該ライン状ドットパターンが前記第1マークの内側において方形の各辺に沿って配置され、
    前記第3マークは、前記レジストパターンがラインパターンであり、該ラインパターンが前記第2マークの内側において方形の各辺に沿って配置されている、請求項1又は2に記載の重ね合わせ測定マーク。
  7. 前記第1マークは、前記第1ホールの開口パターンがラインパターンであり、該ラインパターンが第1の方形及び第2の方形の各辺に沿ってそれぞれ配置された第1基準マーク及び第2基準マークを含み、
    前記第2マークは、前記第2ホールの開口パターンが集合配置されたライン状ドットパターンからなり、該ライン状ドットパターンが前記第1基準マークの内側において方形の各辺に沿って配置され、
    前記第3マークは、前記レジストパターンがラインパターンであり、該ラインパターンが前記第2基準マークの内側において方形の各辺に沿って配置されている、請求項1又は2に記載の重ね合わせ測定マーク。
  8. 前記導電膜は、重ね合わせ測定に使用される測定光を透過しない、請求項1から7のいずれか一項に記載の重ね合わせ測定マーク。
  9. 前記導電膜はアルミ配線材料からなる、請求項8に記載の重ね合わせ測定マーク。
  10. 層間絶縁膜上に第1レジスト膜を形成する工程と、
    前記第1レジスト膜をリソグラフィ技術によりパターニングして、素子形成領域にプラグ用ホールを形成するためのプラグ用ホールパターンと、周辺領域に重ね合わせ測定に利用する第1ホールを形成するための第1ホールパターンと、前記プラグ用ホールの開口サイズと同程度で且つ前記第1ホールより小さい開口サイズを有する第2ホールを前記周辺領域に形成するための第2ホールパターンとを有する第1レジストマスクを形成する工程と、
    前記第1ホールパターンの収差による位置ズレ量と前記第2ホールパターンの収差による位置ズレ量との間の位置ズレ量差を測定する工程と、
    前記第1レジストマスクを用いたエッチングを行って、前記層間絶縁膜に前記プラグ用ホールと前記第1ホールと前記第2ホールを形成する工程と、
    前記プラグ用ホールと前記第2ホールを充填し、前記第1ホールを充填しないように第1導電膜を形成する工程と、
    前記プラグ用ホールと前記第1ホールと前記第2ホールの外の前記第1導電膜を除去する工程と、
    前記層間絶縁膜上に、前記第1ホールが充填されず窪みが残るように第2導電膜を形成する工程と、
    前記第2導電膜上に第2レジスト膜を形成する工程と、
    前記第2レジスト膜をリソグラフィ技術によりパターニングして、前記素子形成領域に配線を形成するための配線パターンと、前記周辺領域に形成されたレジストマークとを有する第2レジストマスクを形成する工程と、
    前記第1ホール内の窪みによる段差と前記レジストマークの側壁による段差を利用して重ね合わせ測定を行って、前記プラグ用ホールパターンと前記配線パターンとの第1の重ね合わせ測定結果を得る工程と、
    前記第1の重ね合わせ測定結果を前記位置ズレ量差により補正する工程と、
    前記第2レジストマスクを用いたエッチングを行って前記第2導電膜からなる配線を形成する工程を有するパターンの形成方法。
  11. 前記配線形成のためのエッチングを行った後、前記第1導電膜が充填された前記第2ホールの開口パターンと前記レジストマークを用いて重ね合わせ測定を行って、前記プラグ用ホールパターンと前記配線パターンとの第2の重ね合わせ測定結果を得る工程を有する、請求項10に記載のパターンの形成方法。
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