JP2005175270A - 位置ずれ検出用マーク - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数の種類を含むことができる位置ずれ検出用マークを提供する。
【解決手段】 パターンの位置ずれ検出に用いられるマーク10であって、パターンの第1基準位置を示すと共に、1本以上の線状パターン11,12と該線状パターンに垂直な1本以上の線状パターン13,14とが十字形状に配置された第1マークと、パターンの第2基準位置を示すと共に、第1マークに外接する矩形領域10Aの内側で、第1マークにより仕切られた4つの領域(21A〜24A)のうち少なくとも1つに配置された第2マークとを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体素子や液晶表示素子の製造工程におけるパターンの位置ずれ検出に用いられる位置ずれ検出用マークに関し、特に、基板の異なる層に形成された複数のパターンの重ね合わせ検査に好適な位置ずれ検出用マークに関する。
周知のように、半導体素子や液晶表示素子の製造工程では、マスク(レチクル)に形成された回路パターンを最上層のレジスト膜に焼き付ける露光工程と、レジスト膜の露光部分または未露光部分を溶解する現像工程とを経て、レジスト膜に回路パターン(レジストパターン)が転写され、このレジストパターンをマスクとしてエッチングや蒸着などを行うことにより(加工工程)、レジスト膜の直下に隣接している所定の材料膜に回路パターンが転写される(パターン形成工程)。さらに、その材料膜の回路パターン上に別の回路パターンを形成するには、同様のパターン形成工程が繰り返される。パターン形成工程を何回も繰り返し実行することにより、様々な材料膜の回路パターンが基板(半導体ウエハや液晶基板)の上に積層され、半導体素子や液晶表示素子の回路が形成される。
ところで、上記の製造工程では、様々な材料膜の回路パターンを精度よく重ね合わせるため(製品の歩留まり向上を図るため)、各々のパターン形成工程のうち、現像工程の後でかつ加工工程の前に、基板上のレジストパターンの位置ずれ検出を行っている。これは、1つ前のパターン形成工程で形成された下地層の回路パターン(以下「下地パターン」という)に対するレジストパターンの重ね合わせ検査である。
重ね合わせ検査においては、通常、下地パターンの基準位置を示す下地マークと、レジストパターンの基準位置を示すレジストマークとが用いられる。下地マーク,レジストマークは、各々、上記のパターン形成工程で下地パターン,レジストパターンと同時に形成され、図7のような正方形状の2重マーク50を構成している(例えば特許文献1を参照)。図7は2重マーク50の平面図である。一般的には、2重マーク50のうち外側が下地マーク51、内側がレジストマーク52である。下地マーク51のサイズは例えば30μm、レジストマーク52のサイズは例えば21μmである。下地マーク51とレジストマーク52とは、下地パターンとレジストパターンとの位置ずれが無いとき、各々の中心が一致するようになっている。
そして、下地マーク51とレジストマーク52を用いた重ね合わせ検査時、装置の視野領域内には、2つのマーク(51,52)を含む測定点が位置決めされ、この測定点の画像がCCDカメラなどの撮像素子を用いて取り込まれる。さらに、取り込んだ画像に対し所定の画像処理を施すことにより、下地マーク51の中心とレジストマーク52の中心との位置ずれ量が算出される。算出結果の位置ずれ量は、下地パターンに対するレジストパターンの位置ずれ状態を表している。
なお、以下の説明では、重ね合わせ検査に用いた下地マーク51とレジストマーク52とを総じて「位置ずれ検出用マーク」というが、下地マーク51,レジストマーク52をそれぞれ「位置ずれ検出用マーク」といってもよい。なお、上記のような重ね合わせ検査ではなく、レジストマークと下地マークの間隔とその設計値との比較により、レジストパターンの位置ずれ状態を検査することも有り得る。
特開平7−151514号公報
ところで、半導体素子などの高集積化に伴う回路パターンの微細化に対応するため、上記した位置ずれ検出の精度を向上させることが望まれるようになってきた。位置ずれ検出用マークは種々のものが提案されているが、位置ずれ検出の精度を向上させるためには、どの種類の位置ずれ検出用マークを使うかも重要である。
本発明の目的は、複数の種類を含むことができる位置ずれ検出用マークを提供することにある。
請求項1に記載の位置ずれ検出用マークは、パターンの位置ずれ検出に用いられるマークであって、前記パターンの第1基準位置を示すと共に、1本以上の線状パターンと該線状パターンに垂直な1本以上の線状パターンとが十字形状に配置された第1マークと、前記パターンの第2基準位置を示すと共に、前記第1マークに外接する矩形領域の内側で、前記第1マークにより仕切られた4つの領域のうち少なくとも1つに配置された第2マークとを備えたものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の位置ずれ検出用マークにおいて、前記第2マークは、前記4つの領域に分けて配置され、該4つの領域のうち第1象限と第3象限に相当する2つの領域に配置された部分が対称な形状であり、かつ、第2象限と第4象限に相当する2つの領域に配置された部分が対称な形状である。
請求項3に記載の位置ずれ検出用マークは、第1パターンと第2パターンとの位置ずれ検出に用いられるマークであって、前記第1パターンの第1基準位置を示すと共に、1本以上の線状パターンと該線状パターンに垂直な1本以上の線状パターンとが十字形状に配置された第1マークと、前記第1パターンの第2基準位置を示すと共に、前記第1マークに外接する矩形領域の内側で、前記第1マークにより仕切られた4つの領域のうち少なくとも1つに配置された第2マークと、前記第2パターンの基準位置を示すと共に、前記第1マークの線状パターンに平行な1本以上の線状パターンと該線状パターンに垂直な1本以上の線状パターンとが十字形状に配置された第3マークとを備え、前記第1マークと前記第3マークとは、各々の中心に対する線状パターンの位置が異なり、前記第1パターンと前記第2パターンとの位置ずれが無いときに各々の中心が一致するものである。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の位置ずれ検出用マークにおいて、前記第2パターンの他の基準位置を示すと共に、前記第3マークに外接する矩形領域の内側で、前記第3マークにより仕切られた4つの領域のうち少なくとも1つに配置された第4マークをさらに備え、前記第2マークと前記第4マークとは、1本以上の線状パターンと1個以上の点状パターンとの少なくとも一方を含むと共に、各々の中心に対する線状パターンと点状パターンの位置が異なり、前記第1パターンと前記第2パターンとの位置ずれが無いときに各々の中心が一致するものである。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の位置ずれ検出用マークにおいて、前記第2マークは、前記第1マークによる前記4つの領域に分けて配置され、該4つの領域のうち第1象限と第3象限に相当する2つの領域に配置された部分が対称な形状であり、かつ、第2象限と第4象限に相当する2つの領域に配置された部分が対称な形状であり、前記第4マークは、前記第3マークによる前記4つの領域に分けて配置され、該4つの領域のうち第1象限と第3象限に相当する2つの領域に配置された部分が対称な形状であり、かつ、第2象限と第4象限に相当する2つの領域に配置された部分が対称な形状である。
本発明の位置ずれ検出用マークによれば、複数の種類を含むことができる。
以下、図面を用いて本発明の実施形態を詳細に説明する。
ここでは、半導体素子や液晶表示素子の製造工程における重ね合わせ検査を例に説明する。重ね合わせ検査の対象となる基板(半導体ウエハや液晶基板)は、1つ前のパターン形成工程で形成された下地パターンの上に別の回路パターンを形成する工程の途中(つまりレジスト膜に対する露光・現像後で且つレジスト膜の直下の材料膜に対する加工前)の状態にある。基板の異なる層に形成された複数のパターンの重ね合わせ検査(つまり下地パターンに対するレジストパターンの重ね合わせ検査)は、下地パターンとレジストパターンとの位置ずれ検出により行われる。
本実施形態の位置ずれ検出用マークは、上記の重ね合わせ検査に好適なものであり、図1(a)に示す下地マーク10と、図2(a)に示すレジストマーク30とで構成されている。下地マーク10(図1(a))は、下地パターンと同時に形成された下地層内のマークである。レジストマーク30(図2(a))は、レジストパターンと同時に形成されたレジスト層内のマークである。
また、下地マーク10とレジストマーク30のサイズは、ほぼ同じ(例えば30μm)である。このため、下地マーク10に外接する矩形領域10Aと、レジストマーク30に外接する矩形領域30Aは、基板上でほぼ重なった状態にある(図3参照)。図3では、分かり易くするために、下地マーク10の構成要素(11〜14,21〜24)を点線で図示し、レジストマーク30の構成要素(31〜34,41〜44)を実線で図示した。実際には、下地マーク10の構成要素(11〜14,21〜24)も、図1(a)のように実線状である。
下地マーク10の構成を具体的に説明する。下地マーク10は、図1(a)〜(c)に示す通り、2種類のマーク(11〜14),(21〜24)からなる。一方のマーク(11〜14)の中心C1は下地パターンの第1基準位置を示し、他方のマーク(21〜24)の中心C2は下地パターンの第2基準位置を示している。なお、マーク(11〜14)の中心C1とマーク(21〜24)の中心C2との一致/不一致はどちらでも構わない。2つの中心の一致/不一致に拘わらず、同様の位置ずれ検出(後述)を行うことができる。
下地マーク10の一方のマーク(11〜14)は、X方向に平行な2本の線状パターン11,12と、X方向に垂直な(Y方向に平行な)2本の線状パターン13,14とが、十字形状に交差して配置されたものである。2本の線状パターン11,12は平行であり、2本の線状パターン13,14も平行である。線状パターン11,12と線状パターン13,14は、間隔D1が等しく、長さが間隔D1より大きい。線状パターン11〜14の長さは例えば30μmであり、間隔D1は例えば4μmである。このマーク(11〜14)の中心C1は、線状パターン11,12の中心線15と線状パターン13,14の中心線16との交点に相当する。そして、マーク(11〜14)に外接する領域(上記の矩形領域10A)は、マーク(11〜14)により、4つの領域21A〜24Aに仕切られている。
下地マーク10の他方のマーク(21〜24)は、4つの部分21〜24からなり、矩形領域10Aの内側で4つの領域21A〜24Aに分けて配置されている。4つの領域21A〜24Aのうち第1象限と第3象限に相当する2つの領域21A,23Aに配置された部分21,23は、各々、Y方向に平行な複数本の線状パターン27を含む所定ピッチのライン・アンド・スペースのパターンからなり、繰り返し方向がX方向に平行である。また、部分21,23は、マーク(21〜24)の中心C2に関して対称(点対称)な形状である。同様に、第2象限と第4象限に相当する2つの領域22A,24Aに配置された部分22,24は、各々、X方向に平行な複数本の線状パターン28を含む所定ピッチのライン・アンド・スペースのパターンからなり、繰り返し方向がY方向に平行である。また、部分22,24も、マーク(21〜24)の中心C2に関して対称な形状である。さらに、部分21,23と部分22,24は、その間隔D2が等しい。マーク(21〜24)の中心C2は、部分21,23の中心線26と部分22,24の中心線25との交点に相当する。
このように構成された下地マーク10は、既に説明した通り、下地パターンと同時に下地層内に形成され、一方の十字形状のマーク(11〜14)の中心C1により下地パターンの第1基準位置を示し、他方のライン・アンド・スペースのマーク(21〜24)の中心C2により下地パターンの第2基準位置を示している。下地マーク10では、十字形状のマーク(11〜14)に外接する矩形領域10Aの内側で4つの領域21A〜24Aに分けて効率よくライン・アンド・スペースのマーク(21〜24)を配置したことにより、占有面積を大きくせずに2種類のマーク(下地パターン用)を含むことができる。
次に、最上層のレジストマーク30の構成を具体的に説明する。レジストマーク30は、図2(a)〜(c)に示す通り、2種類のマーク(31〜34),(41〜44)からなる。一方のマーク(31〜34)の中心C3はレジストパターンの第1基準位置を示し、他方のマーク(41〜44)の中心C4はレジストパターンの第2基準位置を示す。なお、マーク(31〜34)の中心C3とマーク(41〜44)の中心C4との一致/不一致はどちらでも構わない。2つの中心の一致/不一致に拘わらず、同様の位置ずれ検出(後述)を行える。
レジストマーク30の一方のマーク(31〜34)は、X方向に平行な2本の線状パターン31,32と、X方向に垂直な2本の線状パターン33,34とが、十字形状に交差して配置されたものである。2本の線状パターン31,32は平行であり、2本の線状パターン33,34も平行である。線状パターン31,32と線状パターン33,34は、間隔D3が等しく、長さが間隔D3より大きい。線状パターン31〜34の長さは例えば30μmであり、間隔D3は例えば12μmである。このマーク(31〜34)の中心C3は、線状パターン31,32の中心線35と線状パターン33,34の中心線36との交点に相当する。そして、マーク(31〜34)に外接する領域(上記の矩形領域30A)は、マーク(31〜34)により、4つの領域41A〜44Aに仕切られている。
ここで、レジストマーク30の一方のマーク(31〜34)を、上記した下地マーク10の一方のマーク(11〜14)と比較する。レジストマーク30側のマーク(31〜34)の間隔D3は、下地マーク10側のマーク(11〜14)の間隔D1とは異なっている。これは、マーク(31〜34)の中心C3に対する線状パターン31〜34の位置が、マーク(11〜14)の中心C1に対する線状パターン11〜14の位置とは異なることを意味している。本実施形態では、マーク(31〜34)の線状パターン31〜34の位置の方が、マーク(11〜14)の線状パターン11〜14の位置よりも中心から離れている。また、マーク(31〜34)の中心C3は、下地パターンとレジストパターンとの位置ずれが無いときにマーク(11〜14)の中心C1と一致するようになっている。
レジストマーク30の他方のマーク(41〜44)は、4つの部分41〜44からなり、矩形領域30Aの内側で4つの領域41A〜44Aに分けて配置されている。4つの領域41A〜44Aのうち第1象限と第3象限に相当する2つの領域41A,43Aに配置された部分41,43は、各々、Y方向に平行な複数本の線状パターン47を含む所定ピッチのライン・アンド・スペースのパターンからなり、繰り返し方向がX方向に平行である。また、部分41,43は、マーク(41〜44)の中心C4に関して対称な点形状である。同様に、第2象限と第4象限に相当する2つの領域42A,44Aに配置された部分42,44は、各々、X方向に平行な複数本の線状パターン48を含む所定ピッチのライン・アンド・スペースのパターンからなり、繰り返し方向がY方向に平行である。また、部分42,44も、マーク(41〜44)の中心C4に関して対称な点形状である。さらに、部分41,43と部分42,44は、その間隔D4が等しい。マーク(41〜44)の中心C4は、部分41,43の中心線46と部分42,44の中心線45との交点に相当する。
ここで、レジストマーク30の他方のマーク(41〜44)を、上記した下地マーク10の他方のマーク(21〜24)と比較する。レジストマーク30側のマーク(41〜44)の間隔D4は、下地マーク10側のマーク(21〜24)の間隔D2とは間隔が異なっていて、重ならないようになっている。これは、マーク(41〜44)の中心C4に対する線状パターン47,48の位置が、マーク(21〜24)の中心C2に対する線状パターン27,28の位置とは異なることを意味している。本実施形態では、マーク(41〜44)の線状パターン47,48の位置の方が、マーク(21〜24)の線状パターン27,28の位置よりも中心から離れている。また、マーク(41〜44)の中心C4は、下地パターンとレジストパターンとの位置ずれが無いときにマーク(21〜24)の中心C2と一致するようになっている。
このように構成されたレジストマーク30は、既に説明した通り、レジストパターンと同時にレジスト層内に形成され、一方の十字形状のマーク(31〜34)の中心C3によりレジストパターンの第1基準位置を示し、他方のライン・アンド・スペースのマーク(41〜44)の中心C4によりレジストパターンの第2基準位置を示している。レジストマーク30では、十字形状のマーク(31〜34)に外接する矩形領域30Aの内側で4つの領域41A〜44Aに分けて効率よくライン・アンド・スペースのマーク(41〜44)を配置したことにより、占有面積を大きくせずに2種類のマーク(レジストパターン用)を含むことができる。
本実施形態の位置ずれ検出用マークは、図1(a)に示す2種類のマーク(11〜14),(21〜24)が矩形領域10Aの内側に効率よく配置された下地マーク10と、図2(a)に示す2種類のマーク(31〜34),(41〜44)が矩形領域30Aの内側に効率よく配置されたレジストマーク30とで構成され、図3に示す通り、各々の矩形領域10A,30Aがほぼ重なった状態にある。
また、矩形領域10A内での下地マーク10の線状パターン11〜14,27,28の配置と、矩形領域30A内でのレジストマーク30の線状パターン31〜34,47,48の配置とが異なるため、各々の矩形領域10A,30Aがほぼ重なった状態でも、下地マーク10の線状パターン11〜14,27,28とレジストマーク30の線状パターン31〜34,47,48が重なることはない。上記した下地マーク10の間隔D1,D2とレジストマーク30の間隔D3,D4は、下地パターンとレジストパターンとの位置ずれ検出に適切なレンジを有するように最適化されている。
本実施形態の位置ずれ検出用マーク(つまり下地マーク10とレジストマーク30)を用いて、下地パターンとレジストパターンとの位置ずれ検出を行う際、装置(例えば光学顕微鏡など)の視野領域内には、位置ずれ検出用マーク(10,30)を含む測定点が位置決めされ、この測定点の画像がCCDカメラなどの撮像素子を用いて取り込まれる。上記の通り、位置ずれ検出用マーク(10,30)の中で下地マーク10の線状パターン11〜14,27,28とレジストマーク30の線状パターン31〜34,47,48とは重なっていないため、測定点の画像には各々の線状パターンに応じた輝度情報が独立に現れる。
この測定点の画像に基づいて下地パターンとレジストパターンとの位置ずれ検出を行うには、2通りの方法がある。第1の方法は、十字形状のマーク(つまり下地パターンの第1基準位置を示すマーク(11〜14)とレジストパターンの第1基準位置を示すマーク(31〜34))を使う方法である。第2の方法は、ライン・アンド・スペースのマーク(つまり下地パターンの第2基準位置を示すマーク(21〜24)とレジストパターンの第2基準位置を示すマーク(41〜44))を使う方法である。
(第1の方法)この場合には、測定点の画像中から下地マーク10の線状パターン11,12に関わる部分画像とレジストマーク30の線状パターン31,32に関わる部分画像とが切り出され、この部分画像内でのプロジェクション処理後の信号波形を用い、周知の相関法により、各々の中心線15,35のY方向の位置ずれ量ΔY1が算出される。また同様に、測定点の画像中から下地マーク10の線状パターン13,14に関わる部分画像とレジストマーク30の線状パターン33,34に関わる部分画像とが切り出され、この部分画像内でのプロジェクション処理後の信号波形を用いて、各々の中心線16,36のX方向の位置ずれ量ΔX1が算出される。算出結果の位置ずれ量ΔX1Y1は、十字形状のマークの中心C1,C3の位置ずれ量であり、下地パターンとレジストパターンとの位置ずれ検出(下地パターンに対するレジストパターンの重ね合わせ検査)の結果を表す。
(第2の方法)この場合には、測定点の画像中から下地マーク10の部分22,24(つまり線状パターン28)に関わる部分画像とレジストマーク30の部分42,44(つまり線状パターン48)に関わる部分画像とが切り出され、この部分画像内でのプロジェクション処理後の信号波形を用いて、各々の中心線25,45のY方向の位置ずれ量ΔY2が算出される。また同様に、測定点の画像中から下地マーク10の部分21,23(つまり線状パターン27)に関わる部分画像とレジストマーク30の部分41,43(つまり線状パターン47)に関わる部分画像とが切り出され、この部分画像内でのプロジェクション処理後の信号波形を用いて、各々の中心線26,46のX方向の位置ずれ量ΔX2が算出される。算出結果の位置ずれ量ΔX2Y2は、ライン・アンド・スペースのマークの中心C2,C4の位置ずれ量であり、下地パターンとレジストパターンとの位置ずれ検出(下地パターンに対するレジストパターンの重ね合わせ検査)の結果を表す。
このように、下地パターンとレジストパターンとの位置ずれ検出(下地パターンに対するレジストパターンの重ね合わせ検査)は、上記した第1の方法と第2の方法との何れでも確実に行うことができる。上記例では、相関法を用い、信号波形の全体を使って相関演算を行うため、信号ノイズの影響を受け難く、位置ずれ量ΔX1Y1や位置ずれ量ΔX2Y2を再現性よく算出できる。ただし、相関法ではなく、信号波形のボトム位置に基づいて位置ずれ量を算出しても構わない。
実際の位置ずれ検出は、十字形状のマーク(第1の方法)とライン・アンド・スペースのマーク(第2の方法)との両方で行っても良いし、2種類のうち最適な方を検査時に選択しても良い。十字形状のマーク(第1の方法)による利点は、光軸付近を利用しているため、装置の光学系の収差の影響を殆ど受けることなく高精度に位置ずれ検出を行えるという点にある。ライン・アンド・スペースのマーク(第2の方法)による利点は、平均的な検出結果を得ることができるという点にある。2種類のうち最適な方を選択することで、位置ずれ検出の精度が向上する。
上記したように、本実施形態の位置ずれ検出用マークによれば、下地マーク10の十字形状のマーク(11〜14)に外接する矩形領域10Aの内側で、4つの領域21A〜24Aに分けて効率よくライン・アンド・スペースのマーク(21〜24)を配置し、かつ、レジストマーク30の十字形状のマーク(31〜34)に外接する矩形領域30Aの内側で、4つの領域41A〜44Aに分けて効率よくライン・アンド・スペースのマーク(41〜44)を配置したことにより、占有面積を大きくせずに2種類の位置ずれ検出用マークを含むことができる。また、ライン・アンド・スペースのマーク(21〜24),(41〜44)を中心C2,C4に関して対称な形状としたことにより、装置の光学系の収差の影響を低減でき、高精度な検出結果を得ることができる。
(変形例)
なお、上記した実施形態では、図1(a)の下地マーク10と図2(a)のレジストマーク30とで構成された位置ずれ検出用マークを例に説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、下地マークを図2(a)の構成、レジストマークを図1(a)の構成としても、同様の位置ずれ検出を行うことができる。さらに、下地マークとレジストマークとのうち、何れか一方を図1(a)の十字形状のマーク(11〜14)と図2(a)のライン・アンド・スペースのマーク(41〜44)とで構成し、何れか他方を図2(a)の十字形状のマーク(31〜34)と図1(a)のライン・アンド・スペースのマーク(21〜24)とで構成しても、同様の位置ずれ検出を行える。また、マーク(21〜24)とマーク(41〜44)の構成を変更し、図1(a)の部分21,23と図2(a)の部分42,44とを組み合わせ、図1(a)の部分22,24と図2(a)の部分41,43とを組み合わせてもよい。
さらに、十字形状のマーク(11〜14),(31〜34)を図4(a),(b)に示す構成としても構わない。図4(a)は、十字形状のマークを構成する2組の平行線(例えば線状パターン11,12と線状パターン13,14)が交差する部分の内側で、そこに含まれる線状パターンを省略したものである。図4(b)は、2組の平行線が交差する部分の内側に加え、その外側にも拡大させた近傍領域で、そこに含まれる線状パターンを省略したものである。
また、上記した実施形態では、十字形状のマークをX方向の2本の線状パターン(例えば線状パターン11,12)とY方向の2本の線状パターン(例えば線状パターン13,14)とで構成したが、本発明はこれに限定されない。十字形状のマーク(11〜14),(31〜34)のうち何れか一方を図5に示す構成としても良い。図5の十字形状のマークは、X方向の1本の線状パターン17とY方向の1本の線状パターン18とで構成され、これら2本の線状パターン17,18の交点がマークの中心となる。位置ずれ検出の際には、上記した中心線15(または35)と線状パターン17とのY方向の位置ずれ量ΔY1を算出し、中心線16(または36)と線状パターン18とのX方向の位置ずれ量ΔX1を算出すればよい。
さらに、十字形状のマークを構成するX方向の線状パターンの本数とY方向の線状パターンの本数とは、各々、1本や2本に限定されず、3本以上でも良い。ただし、基板上で下地マーク10の矩形領域10Aとレジストマーク30の矩形領域30Aとを重ねたときに、各々の線状パターンが重ならないようにしなければならない。そのために必要な条件は、下地マーク10側の十字形状のマークとレジストマーク30側の十字形状のマークとで、各々の中心に対する線状パターンの位置を異ならせることである。十字形状のマークを構成する線状パターンの本数は、X方向とY方向とで異なってもよい。
また、上記した実施形態では、十字形状のマークに外接する矩形領域(例えば10A)の内側で、十字形状のマークにより仕切られた4つの領域(例えば21A〜24A)に分けて、ライン・アンド・スペースのマーク(例えば21〜24)を配置したが、本発明はこれに限定されない。ライン・アンド・スペースに代えて、図6に示す斜め45度の線状パターン37,38を4つの領域に分けて配置してもよい。線状パターン37,38の何れか一方は下地マーク、他方はレジストマークである。4つの領域の線状パターン37からなるマークと、4つの領域の線状パターン38からなるマークは、各々、その中心に関して対称な形状である。なお図6には、十字形状のマークとして図3(a)と図5との組み合わせを示した。図3(a)と図5との何れか一方は下地マーク、他方はレジストマークである。
さらに、上記した実施形態では、十字形状のマークにより仕切られた4つの領域(例えば21A〜24A)に分けて別のマーク(例えばライン・アンド・スペースや斜め45度の線状パターン37)を配置したが、本発明はこれに限定されない。別のマークを配置する領域の数は、4つの領域のうち1つ〜3つでもよい。4つの領域のうち2つ以上に配置された部分の組み合わせによって1種類のマークを構成してもよいし、領域ごとに異なる種類のマークを配置してもよい。4つの領域の各々に異なるの種類のマークを配置した場合、位置ずれ検出用マークに含まれる種類は全部で5種類となる。別のマークの構成要素としては、上記した1本以上の線状パターン(27,28,37,38,47,48)に限らず、1個以上の点状パターンでもよいし、線状パターンと点状パターンとの組み合わせでもよい。別のマークとして、従来と同様の2重マーク(ボックスマークやフレームマークなど)を1つの領域に配置しても良いし、目視用のマーク(バーニヤ)を配置しても良い。
また、上記した実施形態では、下地マーク10とレジストマーク30との両方を2種類以上のマークで構成したが(例えば十字形状とライン・アンド・スペースの組み合わせ)、下地マーク10を十字形状のマークのみで構成しても良い。この場合、レジストマーク30の位置ずれ検出は、十字形状のマークを使用する場合には下地マークとの比較により行われ(重ね合わせ検査)、別のマーク(例えばライン・アンド・スペース)を使用する場合には当該マークの中心位置と設計値との比較により行われる。
さらに、上記した実施形態では、下地パターンに対するレジストパターンの重ね合わせ検査を例に説明したが、本発明はこれに限定されない。下地マークとの比較を行わず、レジストマーク(複数種類を含む)(例えば十字形状とライン・アンド・スペースの組み合わせ)の各々で中心位置を求め、この中心位置と設計値との比較により位置ずれ検出を行ってもよい。この場合には、レジストマーク(複数種類を含む)(例えば十字形状とライン・アンド・スペースの組み合わせ)が「位置ずれ検出用マーク」となる。
また、基板の異なる層に形成された複数のパターンの位置ずれ検出(重ね合わせ検査)や、レジスト層に形成された1種類のパターンの設計値に対する位置ずれ検出に限らず、基板の同じ層(レジスト層)に形成された複数のパターンの位置ずれ検出にも、本発明を適用できる。この場合、例えば図1(a)に示す2種類のマーク(11〜14),(21〜24)と図2(a)に示す2種類のマーク(31〜34),(41〜44)とが同じ層に形成され、上記と同様の位置ずれ検出が行われる。
さらに、マークの線状パターン(例えば線状パターン11,12など)を複数本の微細な線状パターンの集合体としてもよい。微細な線状パターンの幅を回路パターンの線幅と同程度にすることで、検出精度が向上する。また、CMP研磨の際に均一性の良い研磨が可能となる。
下地マーク10の構成を説明する図である。 レジストマーク30の構成を説明する図である。 下地マーク10とレジストマーク30との重ね合わせた状態(位置ずれ検出用マーク)を説明する図である。 十字形状のマークの別の構成例を示す図である。 十字形状のマークの別の構成例を示す図である。 位置ずれ検出用マークの別の構成例を示す図である。 従来の2重マーク50の構成図である。
符号の説明
10 下地マーク
10A,30A 矩形領域
11〜14,27,28,31〜34,47,48 線状パターン
15,16,25,26,35,36,45,46 中心線
30 レジストマーク

Claims (5)

  1. パターンの位置ずれ検出に用いられるマークであって、
    前記パターンの第1基準位置を示すと共に、1本以上の線状パターンと該線状パターンに垂直な1本以上の線状パターンとが十字形状に配置された第1マークと、
    前記パターンの第2基準位置を示すと共に、前記第1マークに外接する矩形領域の内側で、前記第1マークにより仕切られた4つの領域のうち少なくとも1つに配置された第2マークとを備えた
    ことを特徴とする位置ずれ検出用マーク。
  2. 請求項1に記載の位置ずれ検出用マークにおいて、
    前記第2マークは、前記4つの領域に分けて配置され、該4つの領域のうち第1象限と第3象限に相当する2つの領域に配置された部分が対称な形状であり、かつ、第2象限と第4象限に相当する2つの領域に配置された部分が対称な形状である
    ことを特徴とする位置ずれ検出用マーク。
  3. 第1パターンと第2パターンとの位置ずれ検出に用いられるマークであって、
    前記第1パターンの第1基準位置を示すと共に、1本以上の線状パターンと該線状パターンに垂直な1本以上の線状パターンとが十字形状に配置された第1マークと、
    前記第1パターンの第2基準位置を示すと共に、前記第1マークに外接する矩形領域の内側で、前記第1マークにより仕切られた4つの領域のうち少なくとも1つに配置された第2マークと、
    前記第2パターンの基準位置を示すと共に、前記第1マークの線状パターンに平行な1本以上の線状パターンと該線状パターンに垂直な1本以上の線状パターンとが十字形状に配置された第3マークとを備え、
    前記第1マークと前記第3マークとは、各々の中心に対する線状パターンの位置が異なり、前記第1パターンと前記第2パターンとの位置ずれが無いときに各々の中心が一致する
    ことを特徴とする位置ずれ検出用マーク。
  4. 請求項3に記載の位置ずれ検出用マークにおいて、
    前記第2パターンの他の基準位置を示すと共に、前記第3マークに外接する矩形領域の内側で、前記第3マークにより仕切られた4つの領域のうち少なくとも1つに配置された第4マークをさらに備え、
    前記第2マークと前記第4マークとは、1本以上の線状パターンと1個以上の点状パターンとの少なくとも一方を含むと共に、各々の中心に対する線状パターンと点状パターンの位置が異なり、前記第1パターンと前記第2パターンとの位置ずれが無いときに各々の中心が一致する
    ことを特徴とする位置ずれ検出用マーク。
  5. 請求項4に記載の位置ずれ検出用マークにおいて、
    前記第2マークは、前記第1マークによる前記4つの領域に分けて配置され、該4つの領域のうち第1象限と第3象限に相当する2つの領域に配置された部分が対称な形状であり、かつ、第2象限と第4象限に相当する2つの領域に配置された部分が対称な形状であり、
    前記第4マークは、前記第3マークによる前記4つの領域に分けて配置され、該4つの領域のうち第1象限と第3象限に相当する2つの領域に配置された部分が対称な形状であり、かつ、第2象限と第4象限に相当する2つの領域に配置された部分が対称な形状である
    ことを特徴とする位置ずれ検出用マーク。
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