JP2010006237A - サイドエアバッグ装置 - Google Patents

サイドエアバッグ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010006237A
JP2010006237A JP2008167882A JP2008167882A JP2010006237A JP 2010006237 A JP2010006237 A JP 2010006237A JP 2008167882 A JP2008167882 A JP 2008167882A JP 2008167882 A JP2008167882 A JP 2008167882A JP 2010006237 A JP2010006237 A JP 2010006237A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
airbag
inflation
adjustment
tether
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008167882A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5291998B2 (ja
Inventor
Aki Yokoyama
亜紀 横山
Akito Urushibata
明人 漆畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Plast Co Ltd
Original Assignee
Nihon Plast Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Plast Co Ltd filed Critical Nihon Plast Co Ltd
Priority to JP2008167882A priority Critical patent/JP5291998B2/ja
Publication of JP2010006237A publication Critical patent/JP2010006237A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5291998B2 publication Critical patent/JP5291998B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Air Bags (AREA)

Abstract

【課題】搭乗者の身長による高低体格差が自動車上方向にたとえ生じる場合でも、搭乗者の体格差によらず、搭乗者を有効に保護することが可能なサイドエアバッグ装置を提供する。
【解決手段】搭乗者Pが基準身長より小さい場合には、エアバッグ27の展開膨張時における各テザー30,50の張力により、エアバッグ27の自動車上方向の膨張が抑制され、エアバッグ27の本来の膨張量より小さい量で展開される。一方、搭乗者Pが基準身長以上の場合には、エアバッグ27の展開膨張時における各テザー30,50の張力は発揮されないため、エアバッグ27の自動車上方向の膨張は抑制されず、エアバッグ27の本来の膨張量で展開される。
【選択図】図1

Description

本発明は、エアバッグが搭乗者の側方で展開膨張されるサイドエアバッグ装置に関する。
一般に、サイドエアバッグ装置は、自動車の側方からの衝突(側突)により自動車のボディサイド部に所定値以上の衝撃が加わったとき、エアバッグを搭乗者の側方で展開膨張させ、搭乗者に加わる衝撃を緩和することにより、搭乗者の胸部あるいは腰部等を保護するものである。このようなサイドエアバッグ装置に関する文献として、従来、例えば特許文献1がある。
特許文献1によれば、このようなサイドエアバッグ装置の従来技術として、エアバッグ内に、該エアバッグ内の前端縁と後端縁とを連結する帯状のテザーを設け、該テザーの長手方向の一部を折返して所定幅のループ状に重ね、その重ねた部位を縫製することにより破断部を形成しているものが知られているとしている。
そして、このサイドエアバッグ装置は、エアバッグの展開膨張の際に、テザーの張力により、エアバッグの自動車前後方向の膨出幅を抑制すると共にエアバッグの自動車横方向の膨出幅を大きくして搭乗者を保護するようにしており、また、この場合において、エアバッグ内の圧力が高くなってテザーの破断部が破断されると、テザーがさらに長く張られることにより、エアバッグの自動車前後方向の膨出幅が大きくなると共にエアバッグの自動車横方向の膨出幅が小さくなり、エアバッグの搭乗者に対する押圧力が低減されるようになっているとしている。
そこで、特許文献1において提案されているサイドエアバッグ装置は、搭乗者の体格の大小にかかわらずエアバッグの展開膨張の挙動が、該エアバッグの展開時の張力の変化で抑制されるものである点に鑑み、搭乗者の体格に応じて、搭乗者の保護をさらに有効に行うために、エアバッグの前後方向の膨出量の一部が、搭乗者の体格に応じて、テザーの張力により左右方向(自動車横方向)に膨出量を変化させるように構成したものである。
特開2007−30791号公報
しかしながら、上記特許文献1により提案されているサイドエアバッグ装置は、搭乗者の体格について、搭乗者の前後方向と共に横方向の大小の差として捉え、これに応じて、エアバッグの膨出量を自動車の前後方向と共に自動車横方向に変化させるように構成したものであるといえる。
しかしながら、搭乗者の体格差は、搭乗者の前後方向ならびに横方向の差として現れるばかりでなく、上下方向すなわち身長差により自動車上下方向にも生じるものであり、また、体格差に応じた好ましい内圧を付与するのが一層よいのであって、当該身長差によって搭乗者全体をより好適な内圧をもって捕捉保護すべくなされたサイドエアバッグ装置の出現が望まれるところである。
そこで、本発明は、搭乗者における身長上の体格差に応じて、エアバッグの膨張量を自動車の上下方向に変化させるように構成して、搭乗者に身長による高低体格差がたとえあったとしても、搭乗者を有効に保護することが可能なサイドエアバッグ装置を提供することを目的とする。
本発明に係るサイドエアバッグ装置は、インフレータから噴射されるガスの圧力により、自動車のボディサイド部と車室内のシートに着座した搭乗者との間で展開膨張するエアバッグを備えたサイドエアバッグ装置において、前記エアバッグに設けられ、該エアバッグの展開膨張の際に該エアバッグの自動車上方向への膨張を調整する膨張調整手段と、前記エアバッグに形成されたベントホールの開閉状態を調整することで、該エアバッグの展開膨張時の該エアバッグの内圧を調整する開閉調整手段と、前記搭乗者の体格を検知する体格検知手段と、前記体格検知手段により検知された前記搭乗者の体格が予め設定した基準身長より小さい場合、前記エアバッグの自動車上方向への膨張が抑制されるように前記膨張調整手段を制御するとともに、前記ベントホールが開状態となるように前記開閉調整手段を制御し、且つ、前記体格検知手段により検知された前記搭乗者の体格が予め設定した基準身長以上の場合、前記エアバッグの自動車上方向への膨張が促進されるように前記膨張調整手段を制御するとともに、前記ベントホールが閉状態となるように前記開閉調整手段を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、膨張調整用手段および開閉調整用手段と制御手段との接続を維持あるいは解除することで、エアバッグの自動車上方向への膨張量を調整することにより、搭乗者の身長による高低体格差が自動車上下方向に生じることに鑑み、搭乗者の身長による高低体格差に応じて有効に保護することが可能となる。
本発明に係るサイドエアバッグ装置の一つの態様では、前記膨張調整手段は、前記エアバッグの自動車上方に一端が接続された膨張調整用テザーを有し、前記開閉調整手段は、前記ベントホールを覆う蓋部材と、当該蓋部材に一端が接続された開閉調整用テザーを有し、前記制御手段は、前記膨張調整用テザーおよび前記開閉調整用テザーのそれぞれの他端に着脱可能に接続され、前記体格検知手段により検知された前記搭乗者の体格が予め設定した基準身長より小さい場合、前記膨張調整用テザーの他端の接続を維持することで、前記エアバッグの膨張展開時における前記膨張調整用テザーの張力により前記エアバッグの自動車上方向への膨張を抑制すると共に、前記開閉調整用テザーの他端の接続を維持することで、前記エアバッグの膨張展開時における前記開閉調整用テザーの張力により前記蓋部材による前記ベントホールの覆いを解除し、前記体格検知手段により検知された前記搭乗者の体格が予め設定した基準身長以上の場合、前記膨張調整用テザーの他端の接続を解除することで、前記エアバッグの膨張展開時における前記膨張調整用テザーの張力を無効化し、前記エアバッグの自動車上方向への膨張を促進し、前記開閉調整用テザーの他端の接続を解除することで、前記エアバッグの膨張展開時における前記開閉調整用テザーの張力を無効化し、前記蓋部材による前記ベントホールの覆いを維持する、ことを特徴とする。
本発明に係るサイドエアバッグ装置の一つの態様によれば、膨張調整用テザーおよび開閉調整用テザーと制御手段との接続を維持あるいは解除することで、エアバッグの自動車上方向への膨張量を調整することができる。
本発明に係るサイドエアバッグ装置の一つの態様では、前記エアバッグには、自動車上方の分割室と自動車下方の分割室とを区画する、自動車上方の分割室と自動車下方の分割室とを貫通する貫通孔が形成されたバッフルが設けられ、前記膨張調整手段は、前記バッフルの貫通孔を覆う膨張調整用蓋部材と、当該蓋部材に一端が接続された膨張調整用テザーを有し、前記開閉調整手段は、前記ベントホールを覆う開閉調整用蓋部材と、当該蓋部材に一端が接続された開閉調整用テザーを有し、前記制御手段は、前記膨張調整用テザーおよび前記開閉調整用テザーのそれぞれの他端に着脱可能に接続され、前記体格検知手段により検知された前記搭乗者の体格が予め設定した基準身長より小さい場合、前記膨張調整用テザーの他端の接続を解除することで、前記エアバッグの膨張展開時における前記膨張調整用テザーの張力を無効化し、前記膨張調整用蓋部材による前記貫通孔の覆いを維持することで、前記エアバッグの自動車上方向への膨張を抑制すると共に、前記開閉調整用テザーの他端の接続を解除することで、前記エアバッグの膨張展開時における前記開閉調整用テザーの張力を無効化し、前記膨張調整用蓋部材による前記ベントホールの覆いを解除し、前記体格検知手段により検知された前記搭乗者の体格が予め設定した基準身長以上の場合、前記膨張調整用テザーの他端の接続を維持することで、前記エアバッグの膨張展開時における前記膨張調整用テザーの張力により、前記膨張調整用蓋部材による前記貫通孔の覆いを解除し、前記エアバッグの自動車上方向への膨張を促進し、前記開閉調整用テザーの他端の接続を維持することで、前記エアバッグの膨張展開時における前記開閉調整用テザーの張力により、前記膨張調整用蓋部材による前記ベントホールの覆いを維持する、ことを特徴とする。
本発明に係るサイドエアバッグ装置の一つの態様によれば、膨張調整用手段および開閉調整用手段と制御手段との接続を維持あるいは解除することで、エアバッグの自動車上方向への膨張量を調整することにより、搭乗者の身長による高低体格差が自動車上方向に生じることに鑑み、搭乗者の身長による高低体格差に応じて有効に保護することが可能となる。
本発明によれば、搭乗者の体格に応じてエアバッグの内圧と自動車上方向の膨張量が調整されるため、搭乗者の体格差が、たとえ自動車上方向に生じる場合でも、搭乗者の体格差に拘わらず、搭乗者を有効に保護することが可能なサイドエアバッグ装置を提供することができる。
本発明を実施するための最良の形態(以下、「実施形態」と称す)について、以下図面を用いて説明する。なお、以下の説明において、「前後方向」をいう場合には、自動車の進行方向(前進方向)を前方(自動車前方)として説明する。また、「上下方向」および「左右方向」をいう場合には、特に説明がない限り、自動車の進行方向を前方とした場合の上下方向および左右方向をいうものとする。
図1は、自動車のフロントシートに適用した本実施形態に係るサイドエアバッグ装置において、身長の比較的高い搭乗者に適合するようにエアバッグを膨張展開した際の概略側面図、図2は、同様に、身長の比較的低い搭乗者に適合するようにエアバッグを膨張展開した際の概略側面図、図3は、図1に示す作動状態におけるサイドエアバッグ装置を構成するテザーベルトの掛止装置を台座に装着した状態を描画した斜視図、図4は、図2に示す作動状態におけるサイドエアバッグ装置を構成するテザーベルトの掛止装置の部分的側面図である。
さて、図1には、車室内に配置された座席のうち運転席用のフロントシート21が示されている。フロントシート21は、車室内の床面上に設けられた前後方向に延びるレール22上に配設されており、該レール22上を前後方向にスライド移動可能になっている。レール22には、レール22上におけるフロントシート21の位置を検知するシート位置センサ23が備えられている。
フロントシート21は、腰掛け部21aと背もたれ部21bとを備えており、背もたれ部21bの右側(右ハンドル車の場合)には、自動車のボディサイド部の一部を構成する図示しないドアと対応するようにサイドエアバッグ装置24がケース25内に収容された状態で埋設されている。なお、図面においては、右側の運転席用のフロントシート21に適用した場合を示しているが、これに限定されず、左側の助手席用フロントシート(助手席)或いはリヤーシートにも同様のサイドエアバッグ装置24を適用することができ、更には左ハンドル車にも適用できるものである。
サイドエアバッグ装置24は、ケース25の上下方向における中央部に固定されたガス発生源としてのインフレータ26と、該インフレータ26が発生するガス圧により膨張展開するエアバッグ27とを備えている。インフレータ26の内部には、エアバッグ27を展開膨張させるために必要なガスを発生させるための図示しないガス発生剤が収容されている。また、インフレータ26の下端部には、図示しないガス発生剤から発生するガスをエアバッグ27内に噴射させるためのガス噴射口26aが設けられ、ガス噴出口26aはエアバッグ27内に開口するようになっている。エアバッグ27は、織布からなる一枚の基布を折り合わせてその周縁に沿って隙間なく縫着することにより、全体として袋状をなすように形成されており、通常は折り畳まれた状態でケース25内に収容されている。
また、サイドエアバッグ装置24は、ケース25に固定されるとともにエアバッグ27内に配置された1つの掛止装置28を備えている。掛止装置28は、インフレータ26と共に台座25aを介してケース25に固定されている。
掛止装置28は、図3及び図4に示すように、本体ケース31aと、本体ケース31aに摺動可能に保持されるロッド31bとを有するアクチュエータ31を備え、アクチュエータ31が作動することで、本体ケース31aの外部に突出したロッド31bの一端部が摺動して本体ケース31a内に引き込まれる。
さらに、本実施形態に係るサイドエアバッグ装置24には、エアバッグ27の内側の自動車上方に、エアバッグ27の自動車上方向への膨張を調整する膨張調整手段として、帯状の膨張調整用テザー30の一端部30aが縫着されている。さらに、エアバッグ27には、エアバッグ27内のガスを外部へ放出するためのベントホール40が形成されている。
加えて、エアバッグ27の内側には、ベントホール40を閉鎖するように蓋布40aが縫着され、蓋布40aに開閉調整用テザー50の一端部50aが縫着されている。ここで、蓋布40aと開閉調整用テザー50とが、ベントホール40の開閉を調整する開閉調整手段として構成されている。
さらに、膨張調整用テザー30および開閉調整用テザー50の他端部30b、50bは、それぞれ掛止部材32、52を介して、掛止装置28のロッド31bに着脱可能に装着されている。
本実施形態では、搭乗者Pが基準身長より小さい場合、図2に示すように、膨張調整用テザー30および開閉調整用テザー50の他端部30b、50bが、掛止装置28のロッド31bに接続された状態が維持された状態でエアバッグ27の展開膨張が開始される。
この時、エアバッグ27の展開膨張時における膨張調整用テザー30の張力により、エアバッグ27の自動車上方向への膨張が抑制される。さらに、エアバッグ展開膨張時における開閉調整用テザー50の張力により、蓋布40aがエアバッグ27から剥がれ、ベントホール40が開状態となり、エアバッグ27内のガスがベントホール40を介して外部へ放出される。このように搭乗者Pが基準身長より小さい場合には、エアバッグ27の展開膨張時における各テザー30,50の張力により、エアバッグ27の自動車上方向の膨張が抑制され、エアバッグ27の本来の膨張量より小さい量及び低めの内圧で展開される。
一方、搭乗者Pが基準身長以上の場合、図1,3に示すように、掛止装置28のロッド31bが本体ケース31a内に没入し、他端部30b、30bと掛止装置28のロッド31bとの接続が解除された状態でエアバッグ27の展開膨張が開始される。この時、エアバッグ27の展開膨張時における膨張調整用テザー30の張力は発揮されず、エアバッグ27の自動車上方向への膨張量は増加することになる。なお、他端部30b、30bと掛止装置28のロッド31bとの接続の解除のタイミングは、エアバッグ27の展開膨張を開始してから予め定められた時間経過後でも構わない。
さらに、エアバッグ展開膨張時における開閉調整用テザー50の張力も発揮されず、蓋布40aがエアバッグ27に縫着された状態、つまり、蓋布40aがベントホール40を覆った状態が維持され、エアバッグ27内のガスがベントホール40を介して外部への放出がなされない。このように、搭乗者Pが基準身長以上の場合には、エアバッグ27の展開膨張時における各テザー30,50の張力は発揮されないため、エアバッグ27の自動車上方向の膨張量は増加して、エアバッグ27が本来の膨張量及び高めの内圧で展開することになる。
このように、本実施形態によれば、搭乗者Pの体格に応じて、膨張調整用テザー30および開閉調整用テザー50の他端部30b、30bと掛止装置28のロッド31bとの接続を維持あるいは解除することで、エアバッグ27の自動車上方向への膨張量が調整される。よって、搭乗者の体格差が、たとえ自動車上方向に生じる身長差として現れる場合でも、搭乗者の体格差に応じて、搭乗者を有効に保護することが可能となる。
次に、サイドエアバッグ装置24の電気的構成について説明する。
図5に示すように、サイドエアバッグ装置24は、制御部34を備え、制御部34には、自動車のボディサイド部に対する衝撃を検知する衝撃センサ35と、シート位置センサ23と、インフレータ26と、掛止装置28とがそれぞれ電気的に接続されている。制御部34は、フロントシート21の位置に基づくシート位置センサ23からの信号の入力により、フロントシート21に着座している搭乗者Pの身長差が予め設定された基準身長以上か否かを判断するようになっている。
制御部34は、フロントシート21のフロントモースト(フロントシート21を最大限前方へ移動させたときの位置)からの後方へのスライド移動量が、所定値(例えば、60mm)未満である場合、基準身長より小さいと判断するようになっている。なお、本実施形態における搭乗者Pの体格が基準身長より小さいか否かの判断は、米国人の50パーセントタイル成人男性相当の体格(身長175cm、体重75kgの体格(AM50)に相当)と、米国人の5パーセントタイル成人女性相当の体格(身長160cm、体重50kgの体格(AF05)との中間(平均)を境界条件としている。さらに、本実施形態では、シート位置センサ23及び制御部34により体格検知手段が構成されている。
次に、本実施形態に係るサイドエアバッグ装置24の動作を説明する。
自動車のボディサイド部に対する他の自動車による衝突等により、ボディサイド部に所定値以上の衝撃が加わると、衝撃センサ35からの検知信号に基づいて制御部34がインフレータ26に対して駆動電流を出力する。この駆動電流の出力と同時に、制御部34は、シート位置センサ23からの検知信号に基づいて搭乗者Pの体格を判定し、搭乗者Pの体格が基準身長以上と判断した場合には、掛止装置28への駆動電流を出力する。
掛止装置28は、駆動電流を受けて、アクチュエータ31が作動する。アクチュエータ31の作動により、本体ケース31aの外部に突出したロッド31bの一端部が摺動して本体ケース31a内に引き込まれ、膨張調整用テザー30および開閉調整用テザー50の他端部30b、50bとロッド31bとの接続が解除される。
そして、インフレータ26に対して出力された駆動電流に基づく加熱により、インフレータ26内のガス発生剤からガスが発生され、ガスがガス噴射口26aからエアバッグ27内に噴射されることで、エアバッグ27が展開膨張する。
このとき、掛止装置28のアクチュエータ31のロッド31bとテザー30,50との掛止状態は解除されているため、エアバッグ27の自動車上方向の膨張量はエアバッグ27の本来の膨張量で展開されるとともに、ベントホールは閉じた状態となっている。よって、エアバッグ27によりAM50相当の体格の搭乗者Pが有効に保護される。
一方、制御部34は、インフレータ26に対して駆動電流を出力する際において、シート位置センサ23からの検知信号に基づいて搭乗者Pの体格を判定し、搭乗者Pの体格が基準身長より小さいと判断した場合には、掛止装置28への駆動電流を出力しない。つまり、アクチュエータ31は作動せず、膨張調整用テザー30および開閉調整用テザー50の他端部30b、50bとロッド31bとの接続が維持される。
このように、各テザーの他端部30b、50bとロッド31bとの接続が維持された状態で、エアバッグ27が膨張展開すると、エアバッグ27の展開膨張時における各テザー30,50の張力により、エアバッグ27の自動車上方向の膨張量が抑制され、エアバッグ27の本来の膨張量より小さい量及び低めの内圧で展開される。よって、エアバッグ27によりAF05相当の体格の搭乗者Pが有効に保護される。
以上、本実施形態によれば、搭乗者の体格差が身長にかかわらず、搭乗者を有効に保護することができる。
続いて、本実施形態に係るサイドエアバッグ装置の変形例について説明する。
図6は、本変形例に係るサイドエアバッグ装置において、エアバッグの自動車上方向の膨張が抑制されていない場合の側面図、図7は、図6に示すエアバッグのA−A断面図である。図8は、本変形例に係るサイドエアバッグ装置において、エアバッグの自動車上方向の膨張が抑制されている場合の側面図である。図9は、図7に示すエアバックのB−B断面図である。
本変形例では、エアバッグ27には、その自動車上方側においてバッフル60を設けて、自動車上方の分割室27aと自動車下方の分割室27bとを区画するバッフル60が設けられ、バッフル60には、自動車上方の分割室27aと自動車下方の分割室27bとを貫通する貫通部62が形成されている。さらに、エアバッグ27の膨張展開前は、貫通部62に、当該貫通部26により形成されるホールを覆うようにホール遮断部材64が縫着されている。また、ホール遮断部材64には、帯状の膨張調整用テザー66の一端部が縫着されており、膨張調整用テザー66の他端部は、掛止部材68を介して掛止装置28のアクチュエータのロッドに着脱可能に接続されている。
また、エアバッグ27に形成されたベントホール70には、ベントホール70を閉鎖するように蓋布70aが縫着されている。蓋布70aには、帯状の開閉調整用テザー80の一端部が縫着されており、開閉調整用テザー80の他端部は、掛止部材82を介して掛止装置28のアクチュエータのロッドに着脱可能に接続されている。
なお、本変形例においては、下方の分割室27bがさらにバッフル60aで分割され、貫通孔62aにより連通している。
かかる構成を有する本変形例では、搭乗者Pが基準身長より小さい場合、膨張調整用テザー66の他端部および開閉調整用テザー80の他端部と、アクチュエータ31のロッドとの接続は解除される。この状態で、エアバッグ27が展開膨張を開始した場合、図7に示すように、ホール遮断部材64により貫通部62の閉鎖状態が維持され、エアバッグ27の自動車上方向への膨張が抑制される。一方、ベントホール70に縫着された蓋布70aは、エアバッグ27の膨張展開時における開閉調整用テザー80の張力は発揮されず、ガスの放出圧力により、蓋布70aの縫着された部分の一部が破断し、ベントホール70が開放状態となり、外部へガスは放出される。
一方、搭乗者Pが基準身長以上の場合には、膨張調整用テザー66の他端部および開閉調整用テザー80の他端部とアクチュエータ31のロッドとの接続は維持される。この状態でエアバッグ27が展開膨張を開始した場合、膨張調整用テザー66の張力によりホール遮断部材64が破断し、貫通部62を介してガスがエアバッグ27の自動車上方の分割室27aへ放出される。
一方、ベントホール70に縫着された蓋布70aは、開閉調整用テザー80による張力によりベントホール70との縫着状態が維持され、外部へのガスの放出が抑制される。つまり、搭乗者Pが基準身長以上の場合には、膨張調整用テザー66の他端部および開閉調整用テザー80の他端部とアクチュエータ31のロッドとの接続が維持されることで、エアバッグ27の自動車上方への膨張展開が促進される。
このように本変形例によれば、搭乗者Pの体格に応じて、膨張調整用テザー66および開閉調整用テザー80の各他端部と掛止装置28のロッドとの接続を維持あるいは解除することで、エアバッグ27の自動車上方向への膨張量と内圧が調整される。よって、本変形例に係るサイドエアバッグ装置において、搭乗者の身長上の体格差が、たとえ自動車上方向に生じる場合でさえ、搭乗者の体格差にかかわらず、搭乗者を有効に保護することが可能となる。
なお、上記の実施形態および変形例では、サイドエアバッグ装置は、フロントシートに組み込む、所謂シートマウント式を例に説明した。しかし、サイドエアバッグ装置は、フロントシートに組み込む以外にも、例えば、ドアトリムに組み込む、所謂ドアマウント式のサイドエアバッグ装置にも適用可能である。
本発明は、膨張調整用手段および開閉調整用手段と制御手段との接続を維持あるいは解除することで、エアバッグの自動車上方向への膨張量を調整することにより、搭乗者の身長による高低体格差が自動車上方向に生じることに鑑み、インフレータから噴射されるガスの圧力により、自動車のボディサイド部と車室内のシートに着座した搭乗者との間で展開膨張するエアバッグを備えたサイドエアバッグ装置等に最適である。
自動車のフロントシートに適用した本実施形態に係るサイドエアバッグ装置において、身長の比較的高い搭乗者に適合するようにエアバッグを膨張展開した際の概略側面図である。 同様に、身長の比較的低い搭乗者に適合するようにエアバッグを膨張展開した際の概略側面図である。 図1に示す作動状態におけるサイドエアバッグ装置を構成するテザーベルトの掛止装置を台座に装着した状態を描画した斜視図である。 図2に示す作動状態におけるサイドエアバッグ装置を構成するテザーベルトの掛止装置の部分的側面図である。 実施形態におけるサイドエアバッグ装置の電気的構成を示すブロック図である。 本発明の変形例に係るサイドエアバッグ装置を示すもので、身長の比較的高い搭乗者に適合するようにエアバッグを膨張展開した際の概略側面図である。 図6のA―A断面図である。 同じく、本実施形態変形例に係るサイドエアバッグ装置を示すもので、身長の比較的小さい搭乗者に適合するようにエアバッグを膨張展開した際の概略側面図である。 図8のB−B断面図である。
符号の説明
21 フロントシート
22 レール
23 シート位置センサ
24 サイドエアバッグ装置
26 インフレータ
27 エアバッグ
30 膨張調整用テザー
31 アクチュエータ
40 ベントホール
40a 蓋布
50 開閉調整用テザー
60 バッフル
62 貫通部
64 ホール遮断部材
66 膨張調整用テザー
70 ベントホール
80 開閉調整用テザー

Claims (3)

  1. インフレータから噴射されるガスの圧力により、自動車のボディサイド部と車室内のシートに着座した搭乗者との間で展開膨張するエアバッグを備えたサイドエアバッグ装置において、
    前記エアバッグに設けられ、該エアバッグの展開膨張の際に該エアバッグの自動車上方向への膨張を調整する膨張調整手段と、
    前記エアバッグに形成されたベントホールの開閉状態を調整することで、該エアバッグの展開膨張時の該エアバッグの内圧を調整する開閉調整手段と、
    前記搭乗者の体格を検知する体格検知手段と、
    前記体格検知手段により検知された前記搭乗者の体格が予め設定した基準身長より小さい場合、前記エアバッグの自動車上方向への膨張が抑制されるように前記膨張調整手段を制御するとともに、前記ベントホールが開状態となるように前記開閉調整手段を制御し、且つ、前記体格検知手段により検知された前記搭乗者の体格が予め設定した基準身長以上の場合、前記エアバッグの自動車上方向への膨張が促進されるように前記膨張調整手段を制御するとともに、前記ベントホールが閉状態となるように前記開閉調整手段を制御する制御手段と、
    を備えるサイドエアバッグ装置。
  2. 請求項1に記載のサイドエアバッグ装置において、
    前記膨張調整手段は、前記エアバッグの自動車上方に一端が接続された膨張調整用テザーを有し、
    前記開閉調整手段は、前記ベントホールを覆う蓋部材と、当該蓋部材に一端が接続された開閉調整用テザーを有し、
    前記制御手段は、
    前記膨張調整用テザーおよび前記開閉調整用テザーのそれぞれの他端に着脱可能に接続され、
    前記体格検知手段により検知された前記搭乗者の体格が予め設定した基準身長より小さい場合、前記膨張調整用テザーの他端の接続を維持することで、前記エアバッグの膨張展開時における前記膨張調整用テザーの張力により前記エアバッグの自動車上方向への膨張を抑制するとともに、前記開閉調整用テザーの他端の接続を維持することで、前記エアバッグの膨張展開時における前記開閉調整用テザーの張力により前記蓋部材による前記ベントホールの覆いを解除し、
    前記体格検知手段により検知された前記搭乗者の体格が予め設定した基準身長以上の場合、前記膨張調整用テザーの他端の接続を解除することで、前記エアバッグの膨張展開時における前記膨張調整用テザーの張力を無効化し、前記エアバッグの自動車上方向への膨張を促進し、前記開閉調整用テザーの他端の接続を解除することで、前記エアバッグの膨張展開時における前記開閉調整用テザーの張力を無効化し、前記蓋部材による前記ベントホールの覆いを維持する、
    ことを特徴とするサイドエアバッグ装置。
  3. 請求項1に記載のサイドエアバッグ装置において、
    前記エアバッグには、自動車上方の分割室と自動車下方の分割室とを区画する、自動車上方の分割室と自動車下方の分割室とを貫通する貫通孔が形成されたバッフルが設けられ、
    前記膨張調整手段は、前記バッフルの貫通孔を覆う膨張調整用蓋部材と、当該蓋部材に一端が接続された膨張調整用テザーを有し、
    前記開閉調整手段は、前記ベントホールを覆う開閉調整用蓋部材と、当該蓋部材に一端が接続された開閉調整用テザーを有し、
    前記制御手段は、
    前記膨張調整用テザーおよび前記開閉調整用テザーのそれぞれの他端に着脱可能に接続され、
    前記体格検知手段により検知された前記搭乗者の体格が予め設定した基準身長より小さい場合、前記膨張調整用テザーの他端の接続を解除することで、前記エアバッグの膨張展開時における前記膨張調整用テザーの張力を無効化し、前記膨張調整用蓋部材による前記貫通孔の覆いを維持することで、前記エアバッグの自動車上方向への膨張を抑制するとともに、前記開閉調整用テザーの他端の接続を解除することで、前記エアバッグの膨張展開時における前記開閉調整用テザーの張力を無効化し、前記膨張調整用蓋部材による前記ベントホールの覆いを解除し、
    前記体格検知手段により検知された前記搭乗者の体格が予め設定した基準身長以上の場合、前記膨張調整用テザーの他端の接続を維持することで、前記エアバッグの膨張展開時における前記膨張調整用テザーの張力により、前記膨張調整用蓋部材による前記貫通孔の覆いを解除し、前記エアバッグの自動車上方向への膨張を促進し、前記開閉調整用テザーの他端の接続を維持することで、前記エアバッグの膨張展開時における前記開閉調整用テザーの張力により、前記膨張調整用蓋部材による前記ベントホールの覆いを維持する、
    ことを特徴とするサイドエアバッグ装置。
JP2008167882A 2008-06-26 2008-06-26 サイドエアバッグ装置 Expired - Fee Related JP5291998B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008167882A JP5291998B2 (ja) 2008-06-26 2008-06-26 サイドエアバッグ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008167882A JP5291998B2 (ja) 2008-06-26 2008-06-26 サイドエアバッグ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010006237A true JP2010006237A (ja) 2010-01-14
JP5291998B2 JP5291998B2 (ja) 2013-09-18

Family

ID=41587219

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008167882A Expired - Fee Related JP5291998B2 (ja) 2008-06-26 2008-06-26 サイドエアバッグ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5291998B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20170123921A (ko) * 2016-04-29 2017-11-09 현대모비스 주식회사 센터에어백 전개 제어 방법 및 그 장치
WO2017199851A1 (ja) * 2016-05-20 2017-11-23 オートリブ ディベロップメント エービー サイドエアバッグ装置
JP2018203043A (ja) * 2017-06-05 2018-12-27 オートリブ ディベロップメント エービー サイドエアバッグ装置
EP3459795A4 (en) * 2016-05-20 2019-11-06 Autoliv Development AB SIDE INFLATABLE SAFETY CUSHION DEVICE
DE102019102372A1 (de) * 2019-01-30 2020-07-30 Dalphi Metal Espana, S.A. Gassackmodul für ein fahrzeuginsassen-rückhaltesystem sowie verfahren zum betreiben eines fahrzeuginsassen-rückhaltesystems mit einem solchen gassackmodul
WO2020193361A1 (de) * 2019-03-22 2020-10-01 Zf Automotive Germany Gmbh Gassackmodul
WO2020217859A1 (ja) * 2019-04-24 2020-10-29 オートリブ ディベロップメント エービー エアバッグ装置

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9682681B1 (en) 2016-05-31 2017-06-20 Ford Global Technologies, Llc Adaptive side torso airbag
JP2018012466A (ja) * 2016-07-22 2018-01-25 三菱自動車工業株式会社 サイドエアバッグ装置

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10109611A (ja) * 1996-10-08 1998-04-28 Nissan Motor Co Ltd エアバッグ装置
JPH11334519A (ja) * 1998-05-26 1999-12-07 Honda Motor Co Ltd エアバッグ装置
JP2002087200A (ja) * 2000-09-19 2002-03-26 Mazda Motor Corp エアバッグ装置
JP2002211348A (ja) * 2001-01-22 2002-07-31 Takata Corp エアバッグ装置
JP2006264672A (ja) * 2005-02-28 2006-10-05 Takata Corp 乗員拘束装置
JP2007030791A (ja) * 2005-07-29 2007-02-08 Toyoda Gosei Co Ltd サイドエアバッグ装置
JP2008062728A (ja) * 2006-09-06 2008-03-21 Toyoda Gosei Co Ltd エアバッグ装置
JP2009298222A (ja) * 2008-06-11 2009-12-24 Takata Corp エアバッグ装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10109611A (ja) * 1996-10-08 1998-04-28 Nissan Motor Co Ltd エアバッグ装置
JPH11334519A (ja) * 1998-05-26 1999-12-07 Honda Motor Co Ltd エアバッグ装置
JP2002087200A (ja) * 2000-09-19 2002-03-26 Mazda Motor Corp エアバッグ装置
JP2002211348A (ja) * 2001-01-22 2002-07-31 Takata Corp エアバッグ装置
JP2006264672A (ja) * 2005-02-28 2006-10-05 Takata Corp 乗員拘束装置
JP2007030791A (ja) * 2005-07-29 2007-02-08 Toyoda Gosei Co Ltd サイドエアバッグ装置
JP2008062728A (ja) * 2006-09-06 2008-03-21 Toyoda Gosei Co Ltd エアバッグ装置
JP2009298222A (ja) * 2008-06-11 2009-12-24 Takata Corp エアバッグ装置

Cited By (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102537667B1 (ko) 2016-04-29 2023-05-30 현대모비스 주식회사 센터에어백 전개 제어 방법 및 그 장치
KR20170123921A (ko) * 2016-04-29 2017-11-09 현대모비스 주식회사 센터에어백 전개 제어 방법 및 그 장치
JPWO2017199851A1 (ja) * 2016-05-20 2019-04-04 オートリブ ディベロップメント エービー サイドエアバッグ装置
KR102096535B1 (ko) * 2016-05-20 2020-04-02 오토리브 디벨로프먼트 에이비 사이드 에어백 장치
KR20180128949A (ko) * 2016-05-20 2018-12-04 오토리브 디벨로프먼트 에이비 사이드 에어백 장치
CN109641565A (zh) * 2016-05-20 2019-04-16 奥托立夫开发公司 侧气囊装置
US20190118759A1 (en) * 2016-05-20 2019-04-25 Autoliv Development Ab Side airbag device
EP3459795A4 (en) * 2016-05-20 2019-11-06 Autoliv Development AB SIDE INFLATABLE SAFETY CUSHION DEVICE
EP3459796A4 (en) * 2016-05-20 2020-01-01 Autoliv Development AB LATERAL INFLATABLE SAFETY CUSHION DEVICE
CN109641565B (zh) * 2016-05-20 2021-08-06 奥托立夫开发公司 侧气囊装置
US10843656B2 (en) 2016-05-20 2020-11-24 Autoliv Development Ab Side airbag device
WO2017199851A1 (ja) * 2016-05-20 2017-11-23 オートリブ ディベロップメント エービー サイドエアバッグ装置
JP2018203043A (ja) * 2017-06-05 2018-12-27 オートリブ ディベロップメント エービー サイドエアバッグ装置
DE102019102372A1 (de) * 2019-01-30 2020-07-30 Dalphi Metal Espana, S.A. Gassackmodul für ein fahrzeuginsassen-rückhaltesystem sowie verfahren zum betreiben eines fahrzeuginsassen-rückhaltesystems mit einem solchen gassackmodul
US11738708B2 (en) 2019-01-30 2023-08-29 Dalphi Metal Espana S.A. Airbag module for a vehicle occupant restraint system, and method for operating a vehicle occupant restraint system comprising such an airbag module
WO2020193361A1 (de) * 2019-03-22 2020-10-01 Zf Automotive Germany Gmbh Gassackmodul
US11919471B2 (en) 2019-03-22 2024-03-05 Zf Automotive Germany Gmbh Airbag module
WO2020217859A1 (ja) * 2019-04-24 2020-10-29 オートリブ ディベロップメント エービー エアバッグ装置
JP7247328B2 (ja) 2019-04-24 2023-03-28 オートリブ ディベロップメント エービー エアバッグ装置
KR20210153697A (ko) * 2019-04-24 2021-12-17 아우토리브 디벨롭먼트 아베 에어백 장치
CN113710546A (zh) * 2019-04-24 2021-11-26 奥托立夫开发公司 安全气囊装置
CN113710546B (zh) * 2019-04-24 2023-09-12 奥托立夫开发公司 安全气囊装置
KR102596501B1 (ko) * 2019-04-24 2023-11-01 아우토리브 디벨롭먼트 아베 에어백 장치
US11820319B2 (en) 2019-04-24 2023-11-21 Autoliv Development Ab Airbag device
JPWO2020217859A1 (ja) * 2019-04-24 2020-10-29

Also Published As

Publication number Publication date
JP5291998B2 (ja) 2013-09-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5291998B2 (ja) サイドエアバッグ装置
TWI656051B (zh) 安裝有側邊氣囊裝置之車輛座椅
JP5408268B2 (ja) エアバッグ装置
US7600777B2 (en) Side airbag apparatus
JP5850156B2 (ja) サイドエアバッグの展開方向規制構造
JP4556817B2 (ja) サイドエアバッグ装置
JP5895872B2 (ja) 車両用サイドエアバッグ装置
JP2008230406A (ja) サイドエアバッグ装置
JP5907135B2 (ja) 車両用サイドエアバッグ装置
JP2008110660A (ja) 車両用サイドエアバッグ装置
JP2019018791A (ja) エアバッグ及び乗員拘束装置
JP2005022473A (ja) サイドエアバッグ装置
JP2007084014A (ja) 後席用サイドエアバッグ装置
JP2011143805A (ja) エアバッグ装置
KR20140012849A (ko) 에어백 장치
JP7192725B2 (ja) サイドエアバッグ装置
JP2017100682A (ja) 車両用後席乗員保護エアバッグ装置
JP2008143255A (ja) 車両用シートクッションエアバッグ装置
JP4165271B2 (ja) 車両のサイドエアバッグ装置
KR20110129723A (ko) 조수석 에어백 장치
CN109955822B (zh) 车辆用侧气囊装置
JP2011143856A (ja) エアバッグ装置
JP5716659B2 (ja) 車両用シート及び自動車
JP2020147116A (ja) エアバッグ装置
JP5549577B2 (ja) 後席用サイドエアバッグ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110407

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120730

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121204

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130128

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130604

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130610

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5291998

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees