JP2009530152A - 自動車の座席のための膨らんだスライダ - Google Patents

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Abstract

長手方向(X)に沿って延びていて、ほぼ平坦な基部(6)と、少なくとも1つの横方向段差部(8a、8b)とを備える固定式形鋼(2)と;可動式形鋼(4)と;ケージ(32a、32b)によって互いの位置が維持されていて、長手方向に沿って延びる転がり軌道(26a、26b)に沿って、固定式形鋼(2)の段差部(8a、8b)の表面上を転がる転がり部材(22a、22b)とを備えていて;基部(6)は幅がほぼ一定であり、固定用ネジ(12)の頭部(14)を受け入れる固定領域(10)を備えていて、固定式形鋼(2)が、その固定領域に、基部(6)の幅を広げるとともに、段差部(8a、8b)を狭くして固定式形鋼(2)の転がり軌道(26a、26b)を中断する局所的変形部(30、50a、50b)を備えている、自動車の座席のためのスライダ(1)。

Description

本発明は、自動車の座席のためのスライダに関する。
特許文献1には、スライダとして、
長手方向に沿って延びていて自動車のフレームに固定されており、基部と、少なくとも1つの横方向段差部を備えるとともに、固定用ネジの頭部を受け入れる固定領域と、その固定領域に位置する局所的変形部とを有する固定式形鋼と、
長手方向に沿って延びていて自動車の座席を支持する可動式形鋼と、
固定式形鋼と可動式形鋼の間に配置されていて、可動式形鋼を、固定式形鋼に対し、長手方向に沿って延びる転がり軌道に沿って、固定式形鋼の段差部の表面上を滑らせることのできる転がり部材とを備えるスライダが開示されている。
この形鋼の断面は、その全長に沿って完全には一定でないため、特に固定領域においてこの形鋼はより堅固になる。
アメリカ合衆国特許第2,285,616号
本発明は、このようなスライダのコストを低下させることと、より丈夫にすることを目的とする。
そこで本発明によれば、このスライダは以下の特徴を有する:
基部はほぼ平坦で、長手方向に垂直な横方向に沿ってほぼ一定の幅を持つ;
局所的変形部は、横方向に沿って基部の幅を広げるとともに、段差部を狭くして固定式形鋼の転がり軌道を中断している;
転がり部材はケージによって互いの位置が維持されている。
転がり軌道が中断されることで、固定用ネジの頭部の幅(直径)を狭くすることなく固定式形鋼の幅を狭くし、したがってスライダの横方向の幅を狭くすることができる。したがってスライダはよりコンパクトになり、加わる応力に対する抵抗力がより大きくなり、必要な材料がより少なくなるため、コストが削減されるとともにスライダがより軽くなる。転がり部材をケージの中に保持することで、転がり軌道に中断があるにもかかわらず、転がり軌道に沿った転がり部材の正確な位置決めが保証される。特に、転がり部材が転がり軌道の中断部に留まったままになることが避けられる。
スライダをさらに丈夫さにするため、本発明の別の特徴によれば、スライダは、転がり軌道の中断部の幅よりも大きいある距離だけケージによって互いに離された少なくとも3つの転がり部材を備える。
したがって、相対的に互いに近くにある少なくとも2つの転がり部材によって可動式形鋼が固定式形鋼の上に載ることが保証される。
スライダをよりコンパクトにすることを目的とした本発明の別の1つの特徴によれば、スライダは、固定用ネジと、固定領域の基部に設けられた穴とをさらに備えていて、固定用ネジは、穴を貫通することによって固定式形鋼を自動車の床に保持することができる一方で、基部に支持される頭部を備えており、その頭部は、固定領域から離れた位置での横方向に沿った基部の幅よりも大きな幅を有する。
本発明の別の1つの特徴によれば、スライダは、
2本の固定用ネジと、
スライダの長手方向に沿った各端部の近くにある2つの固定領域と、
3つの転がり部材からなる2つのグループとを備えていて、
固定領域のそれぞれにおいて、固定式形鋼は、
横方向に沿って前記基部の幅を広げて転がり軌道を中断する局所的変形部と、
それぞれの固定領域において基部に設けられた穴とを備えており、
ケージが、各グループの転がり部材を、転がり軌道の各中断部の幅よりも広いある距離だけ互いに離している。
そのためスライダは、特に丈夫になり、コンパクトになり、床の上にうまく保持される。
本発明によれば、スライダはさらに以下の特徴を備えることが望ましい:
基部は、長手方向と横方向に沿って延びる底面を規定している;
段差部は、底面にほぼ平行に延びていてその底面に対して可動式形鋼の方向にずれた位置にあるほぼ平坦な支持部と、その支持部と基部の間を延びる接続部とを備えている。
本発明の別の1つの特徴によれば、基部は、固定領域に、可動式形鋼とは反対側にあって底面に対してずれた位置にある平坦な固定部を有する。
このようにしてスライダがよりコンパクトになり、床へのスライダの固定が改善される。
スライダをさらにコンパクトにするため、本発明のさらに別の1つの特徴によれば、支持部は、基部の固定部に対し、底面に垂直な方向に沿って、固定用ネジの頭部の高さよりもわずかに大きいある距離だけずれていることが望ましい。
本発明の別の1つの特徴によれば、スライダは、基部の両側に配置された2つの横方向段差部を有する。
本発明によれば、スライダはさらに以下の特徴を備えることが望ましい:
固定式形鋼はさらに、
基部から離れた位置で横方向段差部から上方に延びる2つの翼部と、
その2つの翼部から内側へ、そして基部へと向かって延びていて、間に隙間を規定する2つの凹入部とを備えている;
固定領域にほぼ向かい合った位置では、固定用ネジの頭部が通れるように2つの凹入部が切り込みを備えている;
その切り込みから離れた位置では、凹入部が、横方向に沿って、固定用ネジの頭部の横方向に沿った幅よりも小さいある距離だけ互いに離れている。
したがって固定用ネジを固定式形鋼の凹入部の間に挿入することが容易になり、スライダがさらにコンパクトになることがわかる。
本発明の別の1つの特徴によれば、固定領域の局所的変形部は型打ち加工によって得られることがさらに望ましい。
本発明の他の特徴と利点は、単なる例示としての一実施態様に関して添付の図面を参照して行なう以下の説明に現われるであろう。
異なる図面で同じ参照番号は、同一の要素または似た要素を示す。
図面には自動車の座席のためのスライダ1が示してあり、このスライダは、主として、固定式形鋼2と、可動式形鋼4と、転がり部材を形成するボール22a、22b、24a、24b、25aと、固定用ネジ12とを備えている。
固定式形鋼2は、前端部2aと後端部2bの間を長手方向Xに沿って延びている。この固定式形鋼は、主として、ほぼ水平な基部6と、基部6の両側に延びる2つの横方向段差部8a、8bと、横方向段差部8a、8bから上方に延びるほぼ鉛直な2つの翼部42a、42bと、その2つの翼部42a、42bから内側へ、そして基部6に向かって下方へと延びる2つの凹入部44a、44bとを備えている。
基部6はほぼ平坦であり、底面Pを規定している。基部は長手方向Xに沿って延びていて、底面Pに平行で長手方向Xに垂直な横方向Yにほぼ一定の幅lを有する。
それぞれの段差部8a、8bは、底面Pほぼ平行に延びるほぼ平坦な支持部36a、36bと、それぞれの支持部36a、36bと基部6の間を延びる接続部38a、38bとを備えている。支持部36a、36bは、底面Pを基準にすると、底面Pに垂直な高さ方向Zに沿って上方に(可動式形鋼4の方向に)ずれた位置にある。接続部38a、38bは全体として平坦であり、ほぼ高さ方向Zと長手方向Xに沿って延びている。
固定式形鋼2は、長手方向Xに沿ったそれぞれの端部2a、2bに近い対応する固定領域10が局所的に変形して膨らんだ部分になっており、そこに穴18を有する。これらの局所的変形部は、固定式形鋼2を型打ち加工することによって得られる。それぞれの局所的変形部は、固定領域10から離れた位置での基部6の幅lよりも広い幅l30を持つ基部6の固定部30と、横方向Yに沿って横方向段差部8a、8bに合わせて狭くなっている部分と、接続部38a、38bの円形断面円筒部50a、50bとを特徴としている。さらに、固定部30は、固定領域10において底面Pに対して高さ方向Zに沿って下方に(言い換えるならば床20の方向かつ可動式形鋼4とは反対側に)約1mmずれていることが望ましい。
それぞれの固定用ネジ12は、頭部14と、ネジを切られた本体16とを備えており、どちらもほぼ円筒形で高さ方向Zに延びている。それぞれの固定用ネジ12のネジを切られた本体16は、固定用の穴18のうちの1つを貫通し、自動車の床20にネジ止めされる。その結果としてそれぞれの固定用ネジ12の頭部14は対応する固定部30に支持されて、固定式形鋼2をそれぞれの端部2a、2bの近くで床20の上に保持する。それぞれの支持部36a、36bは、固定部30に対して高さ方向Zに沿って上方に距離eだけずれている。この距離eは、各固定用ネジ12の頭部14の高さhよりもわずかに大きい。
さらに、固定用ネジ12の頭部14は、横方向Yに沿って幅l14を有する。この幅はここでは頭部の直径に対応する。この幅l14は、基部6の幅lと、固定部30の横方向Yに沿った幅l30の間の値である。
可動式形鋼4は長手方向Xに沿って延びて自動車の座席を支持することになる。可動式形鋼は中央空洞部46を備えており、その下部から外側に向かって2つの横方向翼部48が、支持部36a、36bと凹入部44a、44bの間に延びている。
可動式形鋼4は、ボール22a、22b、24a、24b、25aにより、固定式形鋼2に対し、長手方向Xに沿って延びていて固定式形鋼2と可動式形鋼4の上に位置する転がり軌道26a、26b、27a、27b、28a、28b、29a、29bに沿ってガイドされて滑ることができる。左下のボール22aはケージ32aによって互いの位置が維持される。これらのボールは、下方転がり軌道26aに沿って固定式形鋼2の支持部36aの表面上を転がる一方で、転がり軌道27aに沿って横方向翼部48aの表面上を転がる。これと対称に、右下のボール22bはケージ32bによって互いの位置が維持され、転がり軌道26bに沿って支持部36bの表面上を転がる一方で、転がり軌道27bに沿って横方向翼部48bの表面上を転がる。さらに、左上のボール24はケージ34aによって互いの位置が維持され、転がり軌道29aに沿って横方向翼部48aの表面上を転がる一方で、転がり軌道28aに沿って凹入部44aの表面上を転がる。最後に、右上のボール24bはケージ34bによって互いの位置が維持され、転がり軌道29bに沿って横方向翼部48bの表面上を転がる一方で、転がり軌道24bに沿って凹入部44bの表面上を転がる。
支持部36a、36bは固定領域10の位置で狭くなっているため、転がり軌道26a、26bはそれぞれの固定領域10において長さl26にわたって中断されている。少なくとも3個のボール22a、22bが、固定式形鋼2のそれぞれの端部2a、2bの近くで(言い換えるならばそれぞれの固定領域10の近くで)転がり軌道26a、26bの表面上を転がる。ボール22aはケージ32aによって、ボール22bはケージ32bによって、互いに距離dだけ離されている。この距離dは、転がり軌道26a、26bの中断部の長さl26よりも大きい。
さらに、それぞれの固定領域10と向かい合った位置では、それぞれの固定用ネジ12の頭部14が通れるように凹入部44a、44bに切り込み40a、40bが設けられている。切り込み40a、40bは、固定領域10の垂直上方に断面が固定部30とほぼ同じほぼ円形断面の円筒形スペースを設けるための切除部で構成されている。その結果、固定領域10の垂直上方で凹入部44a、44bは横方向Yに沿って互いに距離l40だけ離される。この距離l40は、固定用ネジ12の頭部14の幅l14よりもわずかに大きい。逆に、長手方向Xに沿ってこの固定領域10から離れた位置では、凹入部44a、44bは、幅fを持つ隙間52によって互いに離されている。この幅fは、それぞれの固定用ネジ12の頭部14の幅l14よりもわずかに小さい。
図1から図7に示した固定領域10は後端部2bの近くに位置している。図8には、固定式形鋼2が前端部2aの近くにも固定領域10を有することを示してある。端部2aと2bの近くに位置する固定領域10はほぼ同じである。特に図8に示してあるように、端部2bに近い固定領域10は、局所的変形部30、50aと、凹入部44a、44bに設けられた切り込み40aも備えている。この図には前端部2aの近くでケージ32aによって互いの位置が維持されている左上の3個のボール25aしか示していないが、スライダは、ケージ32aによって互いの位置が維持されて端部2aの近くで転がり軌道26aと27aの表面上を転がる左下の一群のボールと、ケージ32bによって互いの位置が維持されて転がり軌道26bと27bの表面上を転がる少なくとも3個の右下のボールと、ケージ34bによって互いの位置が維持されて転がり軌道28bと29bの表面上を転がる右上の複数のボールも備えている。
もちろん本発明がここに単なる例示として説明したばかりの実施態様に限定されることはない。図示した例ではすべてのケージはボールを同じ距離離していて、すべての切り込みとすべての固定部は同じサイズだが、本発明の範囲内で異なるようにすることもできよう。
本発明によるスライダの正面図であり、このスライダは、固定式形鋼と、可動式形鋼と、固定用ネジと、転がり部材とを主として備えている。 固定式形鋼を単独で示した斜視図である。 スライダの横断面図である。 図3に従って切断した固定式形鋼を単独で示した斜視図である。 固定式形鋼を単独で下から見た斜視図である。 スライダを上から見た図である。 図1に示した面VII−VIIに沿った断面の部分図である。 図1に示した面VIII−VIIIに沿って切断したスライダの一部の斜視図である。

Claims (10)

  1. 自動車の座席のためのスライダ(1)であって、
    固定式形鋼(2)であって、長手方向(X)に沿って延びていて自動車のフレームに固定されており、基部(6)と、少なくとも1つの横方向段差部(8a、8b)を備えるとともに、固定用ネジ(12)の頭部(14)を受け入れる固定領域(10)と、その固定領域(10)に位置する局所的変形部(30、50a、50b)とを有する固定式形鋼(2)と、
    可動式形鋼(4)であって、長手方向(X)に沿って延びていて自動車の座席を支持する可動式形鋼(4)と、
    転がり部材(22a、22b)であって、前記固定式形鋼(2)と前記可動式形鋼(4)の間に配置されていて、前記可動式形鋼(4)を、前記固定式形鋼(2)に対し、長手方向(X)に沿って延びる転がり軌道(26a、26b)に沿って、前記固定式形鋼(2)の前記段差部(8a、8b)の表面上を滑らせることのできる転がり部材(22a、22b)と、を備え、
    前記基部がほぼ平坦で、長手方向(X)に垂直な横方向(Y)に沿ってほぼ一定の幅(l)を持っており、
    前記局所的変形部(30、50a、50b)が、横方向(Y)に沿って前記基部(6)の幅(l30)を広げるとともに、前記段差部(8a、8b)を狭くして前記固定式形鋼(2)の転がり軌道(26a、26b)を中断しており、
    前記転がり部材(22a、22b)がケージ(32a、32b)によって互いの位置が維持されている、
    ことを特徴とするスライダ。
  2. 前記転がり軌道の中断部の幅(l26)よりも大きいある距離(d)だけ前記ケージ(32a、32b)によって互いに離された少なくとも3つの転がり部材(22a、22b)を備える、ことを特徴とする請求項1に記載のスライダ。
  3. 固定用ネジ(12)と、前記固定領域(10)の基部(6)に設けられた穴(18)とをさらに備えていて、
    前記固定用ネジ(6)は、前記穴(18)を貫通することによって前記固定式形鋼(2)を自動車の床(20)に保持することができ、かつ、前記基部(6)に支持される頭部(14)を備えており、
    その頭部(14)は、前記固定領域(10)から離れた位置での横方向(Y)に沿った前記基部(6)の幅(l)よりも大きな幅(l14)を有する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のスライダ。
  4. 2本の固定用ネジ(12)と、
    2つの固定領域(10、11)と、
    3つの転がり部材(22a、22b)からなる2つのグループとを備えていて、
    前記固定領域のそれぞれにおいて、前記固定式形鋼(2)は、
    横方向(Y)に沿って前記基部の幅(l30)を広げて転がり軌道(26a、26b)を中断する局所的変形部(30、50a、50b)と、
    それぞれの固定領域(10)において前記基部(6)に設けられた穴(18)とを備えており、
    前記ケージ(32a)が、各グループの転がり部材(22a、22b)を、転がり軌道の各中断部の幅(l26)よりも広いある距離(d)だけ互いに離している、
    ことを特徴とする請求項3に記載のスライダ。
  5. 前記基部(6)が、長手方向(X)と横方向(Y)に沿って延びる底面(P)を規定していて、
    前記段差部(8a、8b)が、
    前記底面(P)にほぼ平行に延びていてその底面(P)に対して前記可動式形鋼(4)の方向にずれた位置にあるほぼ平坦な支持部(36a、36b)と、
    その支持部(36a、36b)と前記基部(6)の間を延びる接続部(38a、38b)とを備える、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のスライダ。
  6. 前記基部(6)が、前記固定領域(10)に、前記可動式形鋼(4)とは反対側にあって前記底面(P)に対してずれた位置にある平坦な固定部(30)を有する、ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のスライダ。
  7. 前記支持部(36a、36b)が、前記基部の固定部(30)に対し、前記底面(P)に垂直な高さ方向(Z)に沿って、前記固定用ネジ(12)の頭部(14)の高さ(h)よりもわずかに大きいある距離(e)だけずれている、ことを特徴とする請求項5に依存する場合の請求項6に記載のスライダ。
  8. 前記基部(6)の両側に配置された2つの横方向段差部(8a、8b)を有する、ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載のスライダ。
  9. 前記固定式形鋼(4)がさらに、
    前記基部(6)から離れた位置で前記横方向段差部(8a、8b)から上方に延びる2つの翼部(42a、42b)と、
    その2つの翼部(42a、42b)から内側へ、そして前記基部(6)へと向かって延びていて、間に隙間(52)を規定する2つの凹入部(44a、44b)とを備えていて、
    前記固定領域(10)にほぼ向かい合った位置では、前記固定用ネジ(12)の頭部(14)が通れるように前記2つの凹入部(44a、44b)が切り込み(40a、40b)を備えていて、
    その切り込み(40a、40b)から離れた位置では、前記凹入部(44a、44b)が、横方向に沿って、前記固定用ネジ(12)の頭部(14)の横方向(Y)に沿った幅(l14)よりも小さいある距離(f)だけ互いに離れている、
    ことを特徴とする請求項8に記載のスライダ。
  10. 前記固定領域の前記局所的変形部(30、50a、50b)が型打ち加工によって得られる、ことを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載のスライダ。
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