JP2020069945A - シートスライド装置 - Google Patents

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忍 名原
Shinobu Nahara
忍 名原
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Imasen Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】ロアレール底面への打ち出し加工において、金型を汎用できる構成を提供することにある。【解決手段】ロアレール30の第2側壁部34の下端部から鍔部33の一部にわたって切り取られる切欠き部35を形成することで、ロアレール30の中央側の開口部がより広くなり、幅の広いパンチ90も通すことができるようなる。したがって、長さの異なる複数の仕様のロアレール30に対しても、共通の金型を用いて、ロアレール30の底面31に打ち出し加工が可能となる。【選択図】図2

Description

本発明は、車両用のシートを前後に調整するためのシートスライド装置に関するものである。
車両用のシートを前後に調整するためのシートスライド装置において、下記特許文献1のように車両直付けするために、締結部材の頭部を支持するための座面が形成された構成が知られている。この車両用シートスライド装置は、ロアレールの端部に車両固定用のボルトにて締結するようになっている。
特開2013−166452号公報
特許文献1のシートスライド装置は、締結部材の頭部を支持するための座面を形成するためにロアレールの底面にプレス加工を施している。レール断面成形後に座面を形成するためには、ロアレールの上面にパンチを通すことができるだけの広い開口部が必要となり、開口部が狭い仕様のロアレールでは、レール断面成形後に開口部より広い座面を加工することが不可能であった。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、レールの強度を確保したまま、レール断面成形後のロアレール底面への打ち出し加工で、金型を汎用できる構成を提供することにある。
車体フロアに締結部材により固定されるロアレール30と、シートに固定されると共にロアレール30に対して車両前後方向に摺動自在に設けられるアッパーレール20を有するシートスライド装置10であって、ロアレール30には、締結部材(ボルト)80の頭部を支持する座面40が形成される底面31と、底面31の車両左右方向の両端から上方に延びた一対の第1側壁部32と、第1側壁部32の各上端からロアレールの中央に延びた一対の鍔部33と、上端が鍔部33と接続し下方に延びた一対の第2側壁部34とが形成され、ロアレール30の底面31の座面40周囲において、第2側壁部34の下端部から鍔部33の一部にわたって切り取られる切欠き部35が形成されていることを特徴とするシートスライド装置。
請求項1の発明では、ロアレール30の第2側壁部34の下端部から鍔部33の一部にわたって切り取られる切欠き部35を形成したことで、レールの強度を確保したまま、ロアレール30の中央側の開口部がより広くなり、長さの広いパンチ90も通すことができるようになる。したがって、長さの異なる複数の仕様のロアレール30に対しても、共通の金型を用いて、レール断面成形後にロアレール30の底面31に打ち出し加工して座面40を形成することができる。
本発明に係るシートスライド装置の構成概要を示す側面図である。 図1のロアレールを示す斜視図である。 図1のパンチ加工時のロアレールを示す断面図である。 従来のパンチ加工を示すロアレールの断面図である。
本発明に係るシートスライド装置について図を参照して説明する。
図1に示すように、シートスライド装置10は、車両用シートSを車体Bに対して前後スライド可能に支持するもので、主に、車両用シートSに固定されるアッパーレール20と、車体Bに固定されるロアレール30と、ロック部材50と、傾動部材60と、をそれぞれ一対備えるとともに、上記一対の傾動部材を傾動させるための操作レバー70とを備えている。
アッパーレール20は、車体Bに略水平であって、図2に示すように車両用シートSが図略のブラケット等を介して取り付けられる上壁21と、この上壁21の両端からそれぞれ垂設される側壁部22と、側壁部22の下端から上方に屈曲して折れ曲がっている連結部23を備えている。
ロアレール30は、車体Bに略水平であって、前記アッパーレール20の上壁21に対向する底面31と、この底面31の両端からそれぞれ上方に延出する第1側壁部32と、第1側壁部32の上端から中央に向かい底壁31と略平行に設けられる鍔部33と、鍔部33の端末から底面31に向かい第1側壁部32と略平行に延出する第2側壁部34とを備えている。
また、ロアレール30の底面31とは車体Bはボルト80により締結固定されるが、ロアレール30のボルト80が締結される部位の周囲において、第2側壁部34の下端から鍔部33の一部にわたって切り取られる切欠き部35が形成されている。この切欠き部35によりロアレール30の中央側の開口部がより広く形成され、図3に示すように、後述する座面40を打ち出し加工するパンチ90を通すことができる。切欠き部35が形成されている鍔部33には、余肉が残されているためレールとしての強度も確保される。そのため、図4に示すような従来の開口部が狭くて座面40の加工ができなかったロアレールにおいても、レール断面成形後に強度を確保したまま、座面40の加工が可能となる。
さらに、ロアレールの底面31に、パンチ90による打ち出し加工により、ボルト80の頭部を支持する座面40が形成される。座面40は、図1に示すように、車両前方側と後方側にそれぞれ形成され、切欠き部35も車両前方側と後方側の座面40の周囲にそれぞれ形成される。
ロック部材50は、アッパーレール20とロアレール30とを相対移動不能に固定(ロック)するための部材である。このロック部材50は、アッパーレール20に回動可能に支持され、回動に応じてロアレールと係脱するロック爪(図示なし)が形成されている。
傾動部材60は、操作レバー70の操作に応じてロック部材50を回動させる機能を有するもので、アッパーレール20に傾動可能に支持されている。
操作レバー70は、傾動部材60を傾動させることで、ロック部材50およびロアレール30を係脱させて、ロック部材50によるアッパーレール20およびロアレール30のロック状態とそのロック状態を解除するロック解除状態を切り替える機能を有するものである。
以上に説明したように、ロアレール30に、第2側壁部34の下端から鍔部33の一部にわたって切り取られる切欠き部35を形成したことにより、レール断面成形後でも幅の広いパンチ90を通すことが可能となる。したがって、ロアレール30の中央の開口部が狭い仕様のものであっても、切欠き部35により開口部を広げてパンチ90を通すことが可能となるため、レール断面成形後でも強度を確保したまま、長さの異なる複数の仕様のロアレール30に対して共通の金型で打ち出し加工することができ、この金型の汎用化により製造コストを抑えることができる。
10 シートレール装置
20 アッパーレール
21 上壁
22 側壁部
23 連結部
30 ロアレール
31 底面
32 第1側壁部
33 鍔部
34 第2側壁部
35 切欠き部
40 座面
50 ロック部材
60 傾動部材
70 操作レバー
80 ボルト(締結部材)
90 パンチ

Claims (1)

  1. 車体フロアに締結部材により固定されるロアレールと、
    シートに固定されると共に前記ロアレールに対して車両前後方向に摺動自在に設けられるアッパーレールを有するシートスライド装置であって、
    前記ロアレールには、前記締結部材の頭部を支持する座面が形成される底面と、前記底面の車両左右方向の両端から上方に延びた一対の第1側壁部と、前記第1側壁部の各上端からロアレールの中央に延びた一対の鍔部と、上端が前記鍔部と接続し下方に延びた一対の第2側壁部とが形成され、
    前記ロアレールの底面の座面周囲において、前記第2側壁部の下端部から前記鍔部の一部にわたって切り取られる切欠き部が形成されていることを特徴とするシートスライド装置。
JP2018206301A 2018-11-01 2018-11-01 シートスライド装置 Pending JP2020069945A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021205971A1 (ja) 2020-04-08 2021-10-14 株式会社電通 コスト算出システム、コスト算出装置及びプログラム

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009530152A (ja) * 2006-03-17 2009-08-27 フォルシア シエジュ ドトモビル 自動車の座席のための膨らんだスライダ

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