JP7064140B2 - ロアレールの製造方法 - Google Patents
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Description
シート(S)に固定されるアッパーレール(20)との間に複数の転動部材(29a,29b)を介在させることで前記アッパーレールがスライド可能に組み付けられ、底壁(31)の両端と一対の側壁(33)とのそれぞれに連結するR状の隅部(32)が形成されるレール内部にて前記転動部材が転動し前記底壁に形成される凸部(40a,40b)を利用して車体(B)に固定されるロアレール(30)の製造方法であって、
ブランク材(100)に対して前記凸部の成形予定部位のうち前記隅部の成形予定部位に沿う部位に対して前記凸部と同じ突出方向にて当該凸部よりも小さく突出する一対の予備成形部(101)を成形する予備成形工程と、
前記予備成形工程により前記一対の予備成形部が成形された前記ブランク材を曲げることで前記底壁及び前記一対の側壁を成形するとともに前記底壁と前記一対の側壁との間にそれぞれ前記隅部を成形する曲げ工程と、
前記曲げ工程により成形された前記底壁に対して前記一対の予備成形部を含めるように前記凸部の成形予定部位を打ち出すことで前記凸部を成形する打出し工程と、
を備えることを特徴とする。
なお、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下、本発明の第1実施形態に係るロアレールの製造方法について図を参照して説明する。
図1~図4に示すように、シートスライド装置10は、車両用シートSを車体Bに対して前後スライド可能に支持するもので、主に、車両用シートSに固定されるアッパーレール20と、車体Bに固定されるロアレール30と、ロック部材50と、傾動部材60と、をそれぞれ一対備えるとともに(図1および図2には一方のみを記載する)、上記一対の傾動部材60を傾動させるための操作レバー70とを備えている。
本実施形態に係るロアレール30では、シートスライド装置10の更なる部品点数の削減等を図るため、従来のリベットカシメ等にて固定される前後フットに代えて、底壁31を打出し加工することで成形した凸部状の前側打出し部40a及び後側打出し部40bを採用している。なお、前側打出し部40a及び後側打出し部40bは、「凸部」の一例に相当し、第1側部33は、「側壁」の一例に相当し得る。
まず、図5及び図6(A)に示すように、ロアレール30を成形するためのブランク材100を打ち抜き加工により成形する。その際、ブランク材100に対して前側打出し部40a及び後側打出し部40bの成形予定部位のうち隅部32の成形予定部位に沿う部位に対して両打出し部と同じ突出方向にて当該前側打出し部40a及び後側打出し部40bよりも小さく突出する一対の予備成形部101が前後でそれぞれ略山状に成形される。この一対の予備成形部101は、前側打出し部40a及び後側打出し部40bにおける締結用の貫通孔41を介して対称となるように成形される。
なお、本発明は上記実施形態等に限定されるものではなく、例えば、以下のように具体化してもよい。
(1)一対の予備成形部101は、それぞれ略山状に成形されることに限らず、例えば、略半円弧状に成形されてもよい。また、予備成形部101は、1つの打出し部について、一対成形されることに限らず、成形すべき打出し部の形状に応じて、1つ成形されてもよいし、3つ以上成形されてもよい。
20…アッパーレール
29…リテーナ
29a…第1スチールボール(転動部材)
29b…第2スチールボール(転動部材)
30…ロアレール
31…底壁
32…隅部
33…第1側部(側壁)
40a…前側打出し部(凸部)
40b…後側打出し部(凸部)
100…ブランク材
101…予備成形部
Claims (1)
- シートに固定されるアッパーレールとの間に複数の転動部材を介在させることで前記アッパーレールがスライド可能に組み付けられ、底壁の両端と一対の側壁とのそれぞれに連結するR状の隅部が形成されるレール内部にて前記転動部材が転動し前記底壁に形成される凸部を利用して車体に固定されるロアレールの製造方法であって、
ブランク材に対して前記凸部の成形予定部位のうち前記隅部の成形予定部位に沿う部位に対して前記凸部と同じ突出方向にて当該凸部よりも小さく突出する一対の予備成形部を成形する予備成形工程と、
前記予備成形工程により前記一対の予備成形部が成形された前記ブランク材を曲げることで前記底壁及び前記一対の側壁を成形するとともに前記底壁と前記一対の側壁との間にそれぞれ前記隅部を成形する曲げ工程と、
前記曲げ工程により成形された前記底壁に対して前記一対の予備成形部を含めるように前記凸部の成形予定部位を打ち出すことで前記凸部を成形する打出し工程と、
を備えることを特徴とするロアレールの製造方法。
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JP2018140932A JP7064140B2 (ja) | 2018-07-27 | 2018-07-27 | ロアレールの製造方法 |
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JP2013166452A (ja) | 2012-02-15 | 2013-08-29 | Aisin Seiki Co Ltd | 車両用シートスライド装置 |
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- 2018-07-27 JP JP2018140932A patent/JP7064140B2/ja active Active
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