JP2009282061A - 画像形成装置、画像形成装置の制御方法 - Google Patents

画像形成装置、画像形成装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】冷却手段の稼動音や消費電力などを必要以上に大きくすることなく、経時で現像剤が付着した軸受け部で回転部材が回転し摺動熱が発生しても現像手段やその周辺の温度が過度に上昇するのを抑制できる画像形成装置及び画像形成装置の制御方法を提供する。
【解決手段】潜像担持体22と、潜像担持体22上に潜像を形成する潜像形成手段70と、少なくともトナーからなる現像剤で潜像を現像する、自身に設けた軸受け部で回転自在に軸支される回転部材を1つ以上有した現像手段2と、現像手段2を冷却する冷却手段8とを備え、途中で現像手段2への現像剤の補給を行わず現像剤を使い切った後に新品の現像手段と交換する画像形成装置において、所定量の現像剤を収容した現像手段2を用いて画像形成動作を始めてからの現像剤の残量を検出する現像剤残量検出手段14と、その検出結果に応じて冷却手段8の冷却能力を変更する冷却能力変更手段13とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、プリンタ、ファクシミリ、複写機などの画像形成装置及びその画像形成装置の制御方法に関するものである。
従来から、画像形成装置内に設けられた書込装置、定着装置及び現像装置などの発熱体の近傍に冷却ファンを配置し、その冷却ファンによって発生させた気流によって発熱体や発熱体周辺を空冷するものが知られている。
現像装置においては、現像装置内の現像剤を攪拌搬送する現像剤攪拌搬送部材を駆動した際に、現像剤攪拌搬送部材と現像剤とが摺擦するなどして摩擦熱が発生するため発熱体となる。このような摩擦熱が発生すると現像装置内の現像剤が加熱されてしまい現像剤が劣化しやすくなる。また、現像装置、さらには現像装置周辺の過度な温度上昇を招き、画像形成装置の動作上または画像品質上の不具合が発生する。そのため、従来においては冷却ファンなどによって現像装置周辺に気流を発生させ現像装置を空冷し、現像装置や現像装置周辺の温度が過度に上昇するのを抑制している。
特許文献1に記載の画像形成装置では、画像形成装置周辺の外気温に応じて現像装置や現像装置周辺を冷却する冷却ファンの回転数を制御している。画像形成装置周辺の外気温が高いほど現像装置や現像装置周辺の温度が上昇し易くなるので、画像形成装置周辺の外気温が低い場合よりも高い場合のほうが冷却ファンの回転数が高くなるように制御して、現像装置や現像装置周辺の温度が過度に上昇するのを抑制している。また、画像形成装置周辺の外気温に応じて冷却ファンの回転数を制御することで、冷却ファンを常に高回転数で回転させて冷却ファンの稼動音が常に大きくなったり、冷却ファンの回転駆動にかかる消費電力が常に大きくなったりするのを抑制している。
特開2000−250381号公報
一般に、画像形成装置によって画像形成をするにしたがって現像装置内の現像剤が現像剤攪拌搬送部材によって搬送されることなどにより、現像剤攪拌搬送部材の回転軸を回転自在に軸支する軸受け部に現像剤が付着していく。このように経時で軸受け部に現像剤が付着していくとその現像剤が次第に軸受け部と上記回転軸との隙間に詰まり軸受け部で上記回転軸が回転する際の抵抗となる。そのため、軸受け部と上記回転軸とが現像剤を介して摺動した際に摺動熱が発生して軸受け部周辺の温度が上昇し、その分現像装置や現像装置周辺の温度が上昇する。
特許文献1に記載の画像形成装置では、画像形成装置周辺の外気温に応じて冷却ファンの回転数を制御しているため、画像形成装置周辺の外気温が同じであれば上記摺動熱が発生していないときと上記摺動熱が発生しているときとで冷却ファンを同じ回転数で回転させることになる。そのため、外気温毎に上記摺動熱が発生しているときの現像装置や現像装置周辺の温度上昇を抑えられるように冷却ファンの回転数が設定されていると、上記摺動熱が発生していないときに冷却ファンが必要以上に高回転数で回転していることになる。よって、新品の現像装置を用いて画像形成を行い始めてから経時で軸受け部に現像剤が付着し上記摺動熱が発生するまでの間、冷却ファンの稼動音を必要以上に大きくさせたり、冷却ファンの回転駆動にかかる消費電力が必要以上に大きくなったりするといった問題が生じる。
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、冷却手段の稼動音や消費電力などを必要以上に大きくすることなく、現像手段に設けられ経時で現像剤が付着した軸受け部で回転部材が回転し摺動熱が発生しても現像手段や現像手段周辺の温度が過度に上昇するのを抑制できる画像形成装置、及び、その画像形成装置の制御方法を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、潜像担持体と、該潜像担持体上に潜像を形成する潜像形成手段と、現像剤を収容し該現像剤によって該潜像担持体上の潜像を現像する、自身に設けられた軸受け部で回転自在に軸支される回転部材を1つ以上有した現像手段と、該現像手段を冷却する冷却手段とを備え、該現像手段に予め収容された現像剤を使い切るまでに該現像手段への該現像剤の補給を行わず、現像剤を使い切った後に該現像手段を現像剤が収容された新品の現像手段と交換する画像形成装置において、予め設定された所定量の現像剤を収容した状態の現像手段を用いて画像形成動作を始めたときからの該現像手段に収容された現像剤の残量を検出する現像剤残量検出手段と、該現像剤残量検出手段の検出結果に応じて該冷却手段の冷却能力を該現像手段内の現像剤の残量が多い場合よりも少ない場合のほうが高くなるように変更する冷却能力変更手段とを有することを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、請求項1の画像形成装置において、上記冷却手段は、第1の冷却モードとして設定された所定の冷却能力と該第1の冷却モードよりも冷却能力が大きい第2の冷却モードとで、上記現像手段を冷却するものであり、上記冷却能力変更手段は、上記現像剤検出手段によって検出された上記現像手段内の現像剤残量が所定値よりも大きい場合は該冷却手段の冷却能力を第1の冷却モードにし、該所定値以下の場合には該冷却手段の冷却能力を第2の冷却モードにすることを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1の画像形成装置において、上記冷却能力変更手段は、上記現像手段内の現像剤残量が減少するにしたがって段階的に上記冷却手段の冷却能力を大きくするものであることを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項2の画像形成装置において、装置本体周辺の温度を検知する温度検知手段を有しており、上記現像剤検出手段によって検出された該現像手段内の現像剤残量が所定値以下で、且つ、該温度検知手段によって検知された装置本体周辺の温度が所定値以上である場合に、上記冷却能力変更手段が上記冷却手段の冷却モードを上記第1の冷却モードから上記第2の冷却モードに変更することを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項2の画像形成装置において、画像形成時間と待機時間とを計時する計時手段と、該画像形成時間と該待機時間とに基づいて装置本体内の温度に対応するカウンタ値を算出するカウンタ値算出手段とを有しており、該カウンタ算出手段によって算出されたカウンタ値が所定値以上であり、且つ、上記現像剤検出手段によって検出された上記現像手段内の現像剤残量が所定値以下の場合に、上記冷却能力変更手段が上記冷却手段の冷却モードを上記第1の冷却モードから上記第2の冷却モードに変更することを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項4の画像形成装置において、画像形成時間と待機時間とを計時する計時手段と、該画像形成時間と該待機時間とに基づいて装置本体内の温度に対応するカウンタ値を算出するカウンタ値算出手段とを有しており、該カウンタ算出手段によって算出されたカウンタ値が所定値以上であり、且つ、上記現像剤検出手段によって算出された上記現像手段内の現像剤残量が所定値以下であり、且つ、該温度検知手段によって検知された装置本体周辺の温度が所定値以上である場合に、上記冷却能力変更手段が上記冷却手段の冷却モードを上記第1の冷却モードから上記第2の冷却モードに変更することを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項5または6の画像形成装置において、上記現像手段を駆動する駆動手段を有しており、上記計時手段は、該駆動手段の駆動時間を画像形成時間として計時し、該駆動手段の停止時間を待機時間として計時するものであることを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、請求項5、6または7の画像形成装置において、上記カウンタ値算出手段は、画像形成時にカウンタ値を所定値加算し待機時にカウンタ値を所定値減算するとともに、常にカウンタ値が0以上の値となるように演算するものであることを特徴とするものである。
また、請求項9の発明は、請求項1、2、4、5、6、7または8の画像形成装置において、上記冷却手段は軸流ファンであり、上記第2のモードにおける上記冷却手段の回転数が上記第1の冷却モードにおける該冷却手段の回転数よりも高いことを特徴とするものである。
また、請求項10の発明は、請求項1、2、3、4、5、6、7、8または9の画像形成装置において、上記現像手段を複数備えており、上記現像剤検出手段は複数の現像手段のうち少なくとも1つの現像手段の現像剤残量を検出するものであることを特徴とするものである。
また、請求項11の発明は、請求項1、2、4、5、6、7、8、9または10の画像形成装置において、複数の上記現像手段と該複数の現像手段を冷却する複数の上記冷却手段とを備えており、上記現像剤検出手段は該複数の現像手段のうち少なくとも2つの現像手段の現像剤残量をそれぞれ検出し、その検出により現像剤残量が所定値以下の該現像手段に対応する該冷却手段の冷却能力を上記冷却能力変更手段が上記第1の冷却モードから上記第2の冷却モードに変更することを特徴とするものである。
また、請求項12の発明は、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10または11の画像形成装置において、装置本体に上記現像剤検出手段を設けたことを特徴とするものである。
また、請求項13の発明は、潜像担持体上に形成された潜像を現像手段によって現像剤により現像し可視像化する画像形成装置の制御方法において、少なくとも、該現像手段に収容された現像剤の残量を検出する現像剤残量検出工程と、該現像剤残量検出工程で検出された現像剤残量に応じて該現像手段を冷却する冷却手段の冷却能力を設定する冷却能力設定工程と、を行うことを特徴とするものである。
また、請求項14の発明は、請求項13の画像形成装置の制御方法において、上記冷却能力設定工程では、少なくとも、該現像手段を冷却する冷却手段の冷却能力を第1の条件に設定する第1条件設定工程と、上記現像剤残量検出工程で検出された現像剤残量の値が所定値以下であるか否かを判定する判定工程と、該判定工程により該現像剤残量の値が所定値以下であると判定された場合に、該第1の条件に設定されている該冷却手段の冷却能力を該第1の条件よりも冷却能力が大きい第2の条件に設定する第2条件設定工程と、を行うことを特徴とするものである。
また、請求項15の発明は、請求項13の画像形成装置の制御方法において、上記冷却能力設定工程では、上記現像剤残量検出工程で検出される上記現像手段内の現像剤残量が減少するにしたがって段階的に上記冷却手段の冷却能力を大きくすることを特徴とするものである。
また、請求項16の発明は、請求項14の画像形成装置の制御方法において、上記画像形成装置に設けられた温度検出手段によって画像形成装置周辺温度を検出する温度検出工程をさらに行うものであり、上記判定工程では上記現像剤残量検出工程で検出された現像剤残量の値が所定値以下であり、且つ、該温度検出工程で検出された温度が所定値以上であるという2つの条件の成立を判定することを特徴とするものである。
また、請求項17の発明は、請求項14の画像形成装置の制御方法において、上記画像形成装置の画像形成時間と待機時間とを計時する計時工程と、該画像形成時間と該待機時間とに基づいて装置本体内の温度に対応するカウンタ値を算出するカウンタ値算出工程と、をさらに行うものであり、上記判定工程は、上記現像剤残量検出工程で検出された現像剤残量の値が所定値以下であり、且つ、該カウンタ値算出工程で算出された該カウンタ値が所定値以上であるという2つの条件の成立を判定することを特徴とするものである。
また、請求項18の発明は、請求項16の画像形成装置の制御方法において、上記画像形成装置の画像形成時間と待機時間とを計時する計時工程と、該画像形成時間と該待機時間とに基づいて装置本体内の温度に対応するカウンタ値を算出するカウンタ値算出工程と、をさらに行うものであり、上記判定ステップは、上記現像剤残量検出工程で検出された現像剤残量の値が所定値以下であり、且つ、該カウンタ値算出工程で算出された該カウンタ値が所定値以上であり、且つ、該温度検出工程で検出された温度が所定値以上であるという3つの条件の成立を判定することを特徴とするものである。
また、請求項19の発明は、請求項17または18の画像形成装置の制御方法において、上記計時工程では、上記現像手段を駆動する駆動モータの回転時間を上記画像形成時間として計時し、該駆動モータの停止時間を上記待機時間として計時することを特徴とするものである。
また、請求項20の発明は、請求項17、18または19の画像形成装置の制御方法において、上記カウンタ値算出工程では、画像形成時にカウンタを所定値加算し待機時にカウンタを所定値減算するとともに、常に該カウンタ値が0以上の値となるように演算することを特徴とするものである。
また、請求項21の発明は、請求項14、16、17、18、19または20の画像形成装置の制御方法において、上記第1の条件及び上記第2の条件は、軸流ファンからなる上記冷却手段の回転数であることを特徴とするものである。
また、請求項22の発明は、請求項13、14、15、16、17、18、19、20または21の画像形成装置の制御方法において、上記画像形成装置には複数の上記現像手段が備えられており、上記現像剤残量検出工程では該複数の現像手段のうち少なくとも1つの現像手段の現像剤残量を検出することを特徴とするものである。
また、請求項23の発明は、請求項13、14、15、16、17、18、19、20、21または22の画像形成装置の制御方法において、上記画像形成装置には上記複数の現像手段を冷却する複数の冷却手段が備えられており、上記現像剤残量検出工程では該複数の現像手段のうち少なくとも2つの現像手段の現像剤残量をそれぞれ検出し、上記判定工程では該現像剤残量検出工程で検出された現像剤残量の値が所定値以下であるという条件の成立を該現像剤残量検出工程で現像剤残量の検出が行われた現像手段それぞれに対して判定し、上記第2条件設定工程は該複数の冷却手段のうち該現像剤残量の値が所定値以下であると判定された該現像手段に対応する該冷却手段の冷却能力を上記第2の条件に設定することを特徴とするものである。
画像形成装置によって画像形成をするにしたがって現像手段に収容した現像剤が回転部材を回転自在に軸支する軸受け部に付着していく。つまり、画像形成が行われ経時で現像剤が消費されて現像手段内の現像剤が無くなる時期に近づくにつれて、軸受け部に多くの現像剤が付着している。このことから、現像剤残量検出手段によって現像手段内の現像剤の残量を検出し、その検出した現像剤の残量から軸受け部に付着した現像剤の付着程度を推測することができると考えられる。
したがって、本発明においては、現像剤残量検出手段の検出結果に応じて冷却能力変更手段により、現像手段内の現像剤の残量が多い場合よりも少ない場合のほうが冷却能力が高くなるように冷却手段の冷却能力を変更する。これにより、経時で軸受け部に多くの現像剤が付着し軸受け部で回転部材が回転した際に摺動熱が発生しても、現像手段内の現像剤の残量に応じて冷却手段の冷却能力を変更することで、現像手段や現像手段周辺の温度の過度な上昇を抑えられる冷却能力で現像手段を冷却することができる。また、現像手段内の現像剤の残量から軸受け部に付着した現像剤の付着程度を推測して冷却手段の冷却能力を変更するので、上記摺動熱が発生していないときに冷却手段の冷却能力を必要以上に高くすることがない。
以上、本発明によれば、冷却手段の稼動音や消費電力などを必要以上に大きくすることなく、現像手段に設けられ経時で現像剤が付着した軸受け部で回転部材が回転し摺動熱が発生しても現像手段や現像手段周辺の温度上昇を抑制できるという優れた効果がある。
[実施形態1]
以下、本発明を適用した画像形成装置として、電子写真方式のプリンタ(以下、単にプリンタという)の一実施形態について説明する。
まず、本プリンタの基本的な構成について説明する。図2は、本プリンタを示す概略構成図である。同図において、このプリンタは、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック(以下、Y、M、C、Kと記す)のトナー像を形成するための4つのプロセスカートリッジ5Y,M,C,Kを備えている。これらは、画像形成物質として、互いに異なる色のY,M,C,Kトナーを用いるが、それ以外は同様の構成になっており、寿命到達時に交換される。Kトナー像を形成するためのプロセスカートリッジ5Kを例にすると、潜像担持体たるドラム状の感光体ドラム22K、ドラムクリーニング装置3K、除電装置(不図示)、帯電装置4K、現像ユニット2K等を備えている。画像形成ユニットたるプロセスカートリッジ5Kは、プリンタ本体に脱着可能であり、一度に消耗部品を交換できるようになっている。
帯電装置4Kは、図示しない駆動手段によって図中時計回りに回転せしめられる感光体ドラム22Kの表面を一様帯電せしめる。一様帯電せしめられた感光体ドラム22Kの表面は、レーザ光Lによって露光走査されてK用の静電潜像を担持する。このK用の静電潜像は、図示しないKトナーを用いる現像ユニット2KによってYトナー像に現像される。そして、後述する中間転写ベルト66上に中間転写される。ドラムクリーニング装置3Kは、中間転写工程を経た後の感光体ドラム22K表面に付着している転写残トナーを除去する。また、上記除電装置は、クリーニング後の感光体ドラム22Kの残留電荷を除電する。この除電により、感光体ドラム22Kの表面が初期化されて次の画像形成に備えられる。他色のプロセスカートリッジ(5Y,M,C)においても、同様にして感光体(22Y,M,C)上に(Y,M,C)トナー像が形成されて、後述する中間転写ベルト66上に中間転写される。
なお、K用のプロセスカートリッジ5について説明したが、Y,M,C用のプロセスカートリッジ5Y,M,Cにおいても、同様のプロセスにより、感光体ドラム22Y,M,C表面にY,M,Cトナー像が形成される。
先に示した図2において、プロセスカートリッジ5Y,M,C,Kの鉛直方向上方には、書込装置70が配設されている。潜像書込装置たる書込装置70は、画像情報に基づいてレーザーダイオードから発したレーザ光Lにより、プロセスカートリッジ5Y,M,C,Kにおける感光体ドラム22Y,M,C,Kを光走査する。この光走査により、感光体ドラム22Y,M,C,K上にY,M,C,K用の静電潜像が形成される。なお、書込装置70は、光源から発したレーザ光(L)を、図示しないポリゴンモータによって回転駆動したポリゴンミラーで主走査方向に偏光せしめながら、複数の光学レンズやミラーを介して感光体ドラム22に照射するものである。LEDアレイの複数のLEDから発したLED光によって光書込を行うものを採用してもよい。
プロセスカートリッジ5Y,M,C,Kの鉛直方向下方には、無端状の中間転写ベルト66を張架しながら図中反時計回り方向に無端移動せしめる転写ユニット65が配設されている。転写手段たる転写ユニット65は、中間転写ベルト66の他に、駆動ローラ17、従動ローラ69、4つの1次転写ローラ83Y,M,C,K、2次転写ローラ80、ベルトクリーニング装置81、クリーニングバックアップローラ82などを備えている。
中間転写ベルト66は、そのループ内側に配設された駆動ローラ17、従動ローラ69、クリーニングバックアップローラ82及び4つの1次転写ローラ83Y,M,C,Kによって張架されている。そして、図示しない駆動手段によって図中反時計回り方向に回転駆動される駆動ローラ17の回転力により、同方向に無端移動せしめられる。
4つの1次転写ローラ83Y,M,C,Kは、このように無端移動せしめられる中間転写ベルト66を感光体ドラム22Y,M,C,Kとの間に挟み込んでいる。この挟み込みにより、中間転写ベルト66のおもて面と、感光体ドラム22Y,M,C,Kとが当接するY,M,C,K用の1次転写ニップが形成されている。
1次転写ローラ83Y,M,C,Kには、図示しない転写バイアス電源によってそれぞれ1次転写バイアスが印加されており、これにより、感光体ドラム22Y,M,C,Kの静電潜像と、1次転写ローラ83Y,M,C,Kとの間に転写電界が形成される。なお、1次転写ローラ83Y,M,C,Kに代えて、転写チャージャーや転写ブラシなどを採用してもよい。
Y用のプロセスカートリッジ5Yの感光体ドラム22Y表面に形成されたYトナーは、感光体ドラム22Yの回転に伴って上述のY用の1次転写ニップに進入すると、転写電界やニップ圧の作用により、感光体ドラム22Y上から中間転写ベルト66上に1次転写される。このようにしてYトナー像が1次転写せしめられた中間転写ベルト66は、その無端移動に伴ってM,C,K用の1次転写ニップを通過する際に、感光体ドラム22M,C,K上のM,C,Kトナー像が、Yトナー像上に順次重ね合わせて1次転写される。この重ね合わせの1次転写により、中間転写ベルト66上には4色トナー像が形成される。
転写ユニット65の2次転写ローラ80は、中間転写ベルト66のループ外側に配設されて、ループ内側の従動ローラ69との間に中間転写ベルト66を挟み込んでいる。この挟み込みにより、中間転写ベルト66のおもて面と、2次転写ローラ80とが当接する2次転写ニップが形成されている。2次転写ローラ80には、図示しない転写バイアス電源によって2次転写バイアスが印加される。この印加により、2次転写ローラ80と、アース接続されている従動ローラとの間には、2次転写電界が形成される。
転写ユニット65の鉛直方向下方には、記録紙Pを複数枚重ねた紙束の状態で収容している給紙カセット84がプリンタの筐体に対してスライド着脱可能に配設されている。この給紙カセット84は、紙束の一番上の記録紙Pに給紙ローラ85を当接させており、これを所定のタイミングで図中反時計回り方向に回転させることで、その記録紙Pを給紙路86に向けて送り出す。
給紙路86の末端付近には、レジストローラ対87が配設されている。このレジストローラ対87は、給紙カセット84から送り出された記録紙Pをローラ間に挟み込むとすぐに両ローラの回転を停止させる。そして、挟み込んだ記録紙Pを上述の2次転写ニップ内で中間転写ベルト66上の4色トナー像に同期させ得るタイミングで回転駆動を再開して、記録紙Pを2次転写ニップに向けて送り出す。
2次転写ニップで記録紙Pに密着せしめられた中間転写ベルト66上の4色トナー像は、2次転写電界やニップ圧の影響を受けて記録紙P上に一括2次転写され、記録紙Pの白色と相まって、フルカラートナー像となる。このようにして表面にフルカラートナー像が形成された記録紙Pは、2次転写ニップを通過すると、2次転写ローラ80や中間転写ベルト66から曲率分離する。そして、転写後搬送路88を経由して、後述する定着ユニット34に送り込まれる。
2次転写ニップを通過した後の中間転写ベルト66には、記録紙Pに転写されなかった転写残トナーが付着している。これは、中間転写ベルト66のおもて面に当接しているベルトクリーニング装置81によってベルト表面からクリーニングされる。中間転写ベルト66のループ内側に配設されたクリーニングバックアップローラ82は、ベルトクリーニング装置81によるベルトのクリーニングをループ内側からバックアップする。
定着ユニット34は、図示しないハロゲンランプ等の発熱源を内包する定着ローラ34aと、これに所定の圧力で当接しながら回転する加圧ローラ34bとによって定着ニップを形成している。定着ユニット34内に送り込まれた記録紙Pは、その未定着トナー像担持面を定着ローラ34aに密着させるようにして、定着ニップに挟まれる。そして、加熱や加圧の影響によってトナー像中のトナーが軟化さしめられて、フルカラー画像が定着せしめられる。
定着ユニット34内から排出された記録紙Pは、定着後搬送路89を経由した後、排紙路90と反転前搬送路41との分岐点にさしかかる。定着後搬送路89の側方には、回動軸42aを中心にして回動駆動される切替爪42が配設されており、その回動によって定着後搬送路89の末端付近を閉鎖したり開放したりする。定着ユニット34から記録紙Pが送り出されるタイミングでは、切替爪42が図中実線で示す回動位置で停止して、定着後搬送路89の末端付近を開放している。よって、記録紙Pが定着後搬送路89から排紙路90内に進入して、排紙ローラ対91のローラ間に挟み込まれる。
図示しないテンキー等からなる操作部に対する入力操作や、図示しないパーソナルコンピュータ等から送られてくる制御信号などにより、片面プリントモードが設定されている場合には、排紙ローラ対91に挟み込まれた記録紙Pがそのまま機外へと排出される。そして、筐体の上カバー50の上面であるスタック部にスタックされる。
一方、両面プリントモードに設定されている場合には、先端側を排紙ローラ対91に挟み込まれながら排紙路90内を搬送される記録紙Pの後端側が定着後搬送路89を通り抜けると、切替爪42が図中一点鎖線の位置まで回動して、定着後搬送路89の末端付近が閉鎖される。これとほぼ同時に、排紙ローラ対91が逆回転を開始する。すると、記録紙Pは、今度は後端側を先頭に向けながら搬送されて、反転前搬送路41内に進入する。
図2は、本プリンタを正面側から示している。図紙面に直交する方向の手前側がプリンタの前面であり、奥側が後面である。また、本プリンタの図中右側が右側面、左側が左側面である。本プリンタの右端部は、回動軸40aを中心に回動することで筐体本体に対して開閉可能な反転ユニット40になっている。排紙ローラ対91が逆回転すると記録紙Pがこの反転ユニット40の反転前搬送路41内に進入して、鉛直方向上側から下側に向けて搬送される。そして、反転搬送ローラ対43のローラ間を経由した後、半円状に湾曲している反転搬送路44内に進入する。更に、その湾曲形状に沿って搬送されるのに伴って上下面が反転せしめられながら、鉛直方向上側から下側に向けての進行方向も反転して、鉛直方向下側から上側に向けて搬送される。その後、上述した給紙路86内を経て、2次転写ニップに再進入する。そして、もう一方の面にもフルカラー画像が一括2次転写された後、転写後搬送路88、定着ユニット34、定着後搬送路89、排紙路90、排紙ローラ対91を順次経由して、機外へと排出される。
上述の反転ユニット40は、外部カバー45と揺動体46とを有している。具体的には、反転ユニット40の外部カバー45は、プリンタ本体の筺体に設けられた回動軸40aを中心にして回動するように支持されている。この回動により、外部カバー45は、その内部に保持している揺動体46とともに筺体に対して開閉する。図中点線で示すように、外部カバー45がその内部の揺動体46とともに開かれると、反転ユニット40とプリンタ本体側との間に形成されていた給紙路86、2次転写ニップ、転写後搬送路88、定着ニップ、定着後搬送路89、排紙路90が縦に2分されて、外部に露出する。これにより、給紙路86、2次転写ニップ、転写後搬送路88、定着ニップ、定着後搬送路89、排紙路90内のジャム紙を容易に取り除くことができる。
また、揺動体46は、外部カバー45が開かれた状態で、外部カバー45に設けられた図示しない揺動軸を中心にして回動するように外部カバー45に支持されている。この回動により、揺動体46が外部カバー45に対して開かれると、反転前搬送路41や反転搬送路44が縦に2分されて外部に露出する。これにより、反転前搬送路41内や反転搬送路44内のジャム紙を容易に取り除くことができる。
プリンタの筺体の上カバー50は、図中矢印で示すように、軸部材51を中心にして回動自在に支持されており、図中反時計回り方向に回転することで、筺体に対して開いた状態になる。そして、筺体の上部開口を大きく露出させる。
[実施例1]
プリンタには図3に示すように軸流ファン8a,8bがプリンタ本体左側の構造体フレーム9に取り付けられており、軸流ファン8a,8bが図中矢印Ca,Cbの方向にそれぞれ排気している。軸流ファン8a,8bの回転数は、プリンタ本体に設けられた制御装置13によって制御されており、通常印刷時は軸流ファン8a,8bともにそれぞれ第1の冷却モードとして設定された半速回転(回転数2200[rpm])で回転している。
図4は、プリンタを上方向から見た軸流ファン8a,8b近傍の拡大図である。構造体フレーム9には複数の穴形状10が設けられており、異なる4色のトナーが封入された現像ユニット2Y、2M,2C,2K周辺の熱を、穴形状10を通過して機外に排熱している。プリンタにはプリンタ周辺の外気温を検知する温度センサ11が図3に示す位置に設けられており、プリンタ周辺の温度を検知する。
また、温度センサ11は、プリンタ本体内の発熱による影響を極力少なくし、プリンタ周辺の温度を正確に検知するため、発熱源(書込装置70、現像ユニット2、定着ユニット34、図示しない駆動ユニット、電源ユニット)から離れた位置に配置することが望ましい。
各現像ユニット2それぞれには、図5や図6に示すように、潜像担持体である感光体ドラム22、感光体ドラム22の表面を帯電させる帯電ローラ23、軸受け29などに軸24aが回転自在に軸支され表面に担持したトナーを感光体ドラム表面へ送り込む現像ローラ24、軸受け30などに軸25aが回転自在に軸支され現像ローラ24にトナーを供給する供給ローラ25、未使用のトナー及び使用後のトナーを収容するトナー収容部26、軸受け31などに軸32aが回転自在に軸支されトナーを攪拌搬送する攪拌搬送スクリュー32、感光体ドラム22の表面に残留するトナーを除去するクリーニングブレード27、及び、除去した廃トナーをトナー収容部26へと搬送するトナー搬送手段28を備えている。また、現像ローラ24、供給ローラ25及び攪拌搬送スクリューはそれぞれ軸受け29,30,31に軸24a,25a,32aが軸支されている側とは反対側の軸端それぞれも図示しない軸受けによって軸24a,25a,32aが回転自在に軸支されている。
現像ローラ24は、供給ローラ25に当接しながら供給ローラ24と同じ方向に回転している。現像ローラ24と供給ローラ25とは同じ方向に回転しており、この回転によって供給ローラ25から現像ローラ24へ供給されたトナーを、現像ローラ24と感光体ドラム22との当接部である現像領域で現像ローラ24から感光体ドラム表面に送り込み感光体ドラム表面の静電潜像にトナーを付着させる。この付着により、静電潜像がトナー像に現像される。
また、各現像ユニット2の構成要素として、図7に示す電気接点21が配置される。この電気接点21とは、現像ユニット2のトナー残量演算手段14への通電手段等であり、図7に示すようにプリンタ本体に装着した際、電気接点21対向面には、構造体フレーム9に取り付けられた接触端子12が配置されている。接触端子12はプリンタ本体に具備する制御装置13と接続されており、制御装置13はトナー残量演算装置14と接続されている。トナー残量演算装置14は、現像ユニット2Y,2M,2C,2Kそれぞれのトナー残量を演算している。
本実施形態では、感光体ドラム22上を露光した際の潜像1ドットを現像ユニット2で現像するのにどれだけトナーを消費するか予め実験で求めておき、書込装置70によって感光体ドラム22を露光した際のドット数からトナー残量を演算している。
図8は本実施形態に係るプリンタの制御系を示すブロック図である。本実施形態では、軸流ファン8は制御装置13に接続されており、その駆動が制御される。制御装置13は、トナー残量算出手段14によるトナー残量、温度センサ11による周囲温度、及び、以下に説明するカウンタ値の情報によって、軸流ファン8の駆動を制御する。
制御装置13は、現像ユニット2を駆動する図8に示す駆動ユニット15、言い換えれば、現像ローラ24などを回転させる駆動ユニット15の駆動モータが回転駆動しているときを画像形成時間として計時し駆動モータが停止しているときを待機時間として計時しており、画像形成時間と待機時間とからプリンタ本体内温度に対応するカウンタ値を算出している。つまり、画像形成中は、1秒ごとにカウンタ値を2加算することで画像形成中のプリンタ本体内の温度上昇に対応しており、待機中はカウンタ値を1秒ごとに3減算することで、待機中のプリンタ本体内の冷却に対応している。ここで、プリンタ本体内温度とはプリンタ本体内の現像ユニット周辺温度のことである。
また、カウンタ値の算出結果が0未満、または、5000を超える場合は、カウンタ値がそれぞれ0、5000に補正される。これは、カウンタ値が0である場合は実際のプリンタ本体内温度が周囲温度とほぼ同程度であり、それ以上、下がらない状態であり、カウンタ値が5000である場合はプリンタ本体内温度が一定値に収束し、それ以上上昇しない状態を模倣しているため、カウンタ値をそれぞれ0、5000に補正している。
本実施例のように、プリンタ本体内温度を制御装置13によって算出される上述したカウンタ値で表すことで、プリンタ本体内温度を検知する温度センサなどをプリンタ本体内の現像ユニット2や現像ユニット周辺に設ける場合よりも温度センサを設けない分、低コスト化を図ることができる。当然ながら、プリンタのコストアップにはなるが、プリンタ本体内温度を検知する温度センサなどをプリンタ本体内の現像ユニット2や現像ユニット周辺に設けて、プリンタ本体内温度を検知するような構成でも良い。
図9は、制御装置13による制御の一例を示すフローチャートである。本実施例では、周囲温度が27[℃]以上であり、カウンタ値が4800以上、且つ、現像ユニット2内の供給前トナー残量が最大トナー蓄積量の15[%]以下の場合(S1でYes,S2でYes及びS3でYes)にのみ軸流ファン8を制御装置13が軸流ファン8の冷却モードを第1の冷却モードから第2の冷却モードに変更し、第2の冷却モードとして設定された全速回転(4500[rpm])で駆動する(S4)。
また、図9において、周囲温度が27[℃]未満の場合(S1でNo)、カウンタ値が4800未満の場合(S2でNo)、または、トナー残量が15[%]より多い場合(S3でNo)には、制御装置13が軸流ファン8を第1の冷却モードとして設定された半速回転(2200[rpm])で回転駆動するように制御する。
これにより、後述する実施例3からわかるように現像ユニット周辺の温度が上昇しやすい条件の場合に軸流ファン8を全速回転で駆動させるので、必要以上に騒音と消費電力とが大きくなるのを抑制できる。
[実施例2]
本実施例のおいて基本的な構成は実施例1と同じである。本実施例では、温度センサ11が検知したプリンタ周辺温度が27[℃]であり、且つ、プリンタ本体内温度に対応するカウンタ値が4800以上で、且つ、現像ユニット2Yと現像ユニット2Mとの少なくともどちらか一方のトナー残量演算装置14によって算出されたトナー残量が最大トナー蓄積量の15[%]以下である場合は、制御装置13によって軸流ファン8aが全速回転になる。また、温度センサ11が検知したプリンタ周辺温度が27℃であり、且つ、現像ユニット2Cと現像ユニット2Kとの少なくともどちらか一方のトナー残量演算装置14によって算出されたトナー残量が最大トナー蓄積量の15[%]以下である場合は、制御装置13によって軸流ファン8bが全速回転になる。このように、温度が上昇しやすい条件の現像ユニット2に近い軸流ファン8のみを全速で駆動させることで、騒音と消費電力とをより低減することができる。
[実施例3]
図1に、プリンタ周辺の温度が26.5[℃](軸流ファン8を半速回転)、プリンタ周辺の温度が32[℃](軸流ファン8を半速回転)、プリンタ周辺の温度が32℃(軸流ファン8を半速回転、トナー残量が15[%]以下の場合軸流ファン8を全速回転)の3条件で、画像面積率5[%]で連続印刷をおこなった場合の、現像ユニット2周辺の温度推移を示す。
なお、本実施例では、図1に示すグラフや後述する図10に示すグラフを作図するために、プリンタ本体内温度を検知する温度センサを現像ユニット周辺に設けてプリンタ本体内温度を検知しているが、後述するように本実施例のプリンタにおいても制御装置13によってプリンタ本体内温度に対応したカウンタ値を算出しているので、本実施例のプリンタを用いて通常の画像形成を行う際にはプリンタ本体内温度を検知する温度センサを設ける必要はない。
プリンタ周辺の温度が26.5[℃]の場合において、上述したように現像ローラ24と供給ローラ25とが当接しながら同じ方向に回転しているため、現像ローラ24と供給ローラ25との当接部で発生する摩擦熱などにより温度が経時で上昇し連続印刷枚数が約2400枚(カウンタ値4800)で、温度が所定温度に収束する。すなわち、カウンタ値が4800以上であるということは、上述したように現像ユニット周辺温度が収束する所定温度に近い温度である。さらに連続印刷を続けると、その後、現像ユニット周辺温度は一定値を保ち続けるが、トナー残量が15[%]以下で、現像ユニット2内の軸受けと軸との隙間にトナーが詰まることによって、そのトナーが抵抗となり軸受けと軸とが摺動した際に発生する摺動熱によって現像ユニット周辺温度が上昇し、最大で45[℃]程度まで上昇する。
ここで、現像ユニット周辺温度が上昇するタイミングは、印刷枚数でなく、現像ユニット2内のトナー残量に依存する。図10に画像面積率3[%]で連続印刷した場合の現像ユニット2周辺の温度推移を示す。図10からわかるように、画像面積率3[%]で連続印刷した場合でも画像面積率5[%]で連続印刷した場合と同様にトナー残量が15[%]以下になると、現像ユニット周辺温度が上昇しているのがわかる。
つまり、トナーを消費した量に大きく依存して現像ユニット2内の軸受け部29にトナーが付着するためであり、軸受け部29のトナーの付着量が微量であればプリンタ本体内温度にほぼ影響を及ぼさないが、トナー残量が約15[%]以下のときには現像ユニット2内で攪拌搬送されるトナーの量が多くなるため軸受けにトナーが多く付着し易くなり、軸受けに付着したトナーが軸受けと軸との隙間に詰まって軸受けと軸とが摺動する際に詰まったトナーが抵抗となって摺動熱が発生し現像ユニット2の雰囲気温度、特に軸受け部29近傍の温度が上昇する。
このように現像ユニット周辺温度が上昇し現像ユニット周辺の温度が47[℃]を超えると、現像ユニット2近傍に設けられた感光体ドラム22にトナーが融着しやすくなり、記録紙Pに形成される画質が劣化したり、感光体ドラム22の耐久性が短くなってしまうので、現像ユニット周囲の雰囲気温度は47[℃]以下であることが望ましい。
しかしながら、図1から明らかなように、プリンタ周囲温度が32[℃]の場合、約2400枚連続通紙して温度が所定値に収束した後、さらに連続通紙を行いトナー残量が15[%]未満になると、現像ユニット周辺温度は上昇し47[℃]を超え、最大で約50[℃]まで上昇する。
そのため、プリンタ周囲温度が32[℃]以上の場合においては、トナー残量が15[%]未満となったときに軸流ファン8を全速回転させることで現像ユニット周囲温度が47[℃]を超えず、良好な画像が維持される。
また、現像ユニット周辺の温度が上昇しやすい条件の場合に軸流ファン8を全速回転で駆動させるので、必要以上に騒音と消費電力とが大きくなるのを抑制できる。
[実施形態2]
本実施形態に係るプリンタの基本的な構成は実施形態1に係るプリンタと略同様であるため説明を省略する。
[実施例4]
本実施例では、現像ユニット2内に収容されたトナー残量に応じて軸流ファン8の回転数を段階的に高くしていく。
これは、現像ユニット2の軸受けに付着したトナー量は、画像形成動作の際にトナーが攪拌搬送される時間にも多少なりとも影響されるものであり、また、現像ユニット2内のトナーが消費され少なくなるにつれて攪拌搬送されるトナー量が多くなるため、軸受けにトナーが付着し易くなるためである。
つまり、経時でトナーが現像ユニット2内で攪拌搬送されるにつれて、軸受けにトナーが付着していく。よって、経時でトナーが消費され現像ユニット2内のトナーが無くなるトナーエンドの時期に近づくにつれて軸受けに多くのトナーが付着している。このことから、トナー残量演算装置14の検出結果から軸受けに付着したトナーの付着程度を推測することが可能であると考えられる。
したがって、トナー残量演算装置14の検出結果に応じて制御装置13により軸流ファン8の冷却能力つまり回転数を段階的に高くしていくことで、経時で軸受けと軸との隙間にトナーが詰まり、そのトナーが抵抗となって軸受け29,30,31などと軸24a,25b,32bとが摺動する際に発生する摺擦熱による現像ユニット周辺温度の上昇を抑制できる適切な軸流ファン8の冷却能力にすることができる。また、段階的に軸流ファン8の回転数を高くするので、必要以上に騒音や消費電力が大きくなるのを抑制することができる。
また、現像ユニット2内のトナー残量に応じて軸流ファン8の回転数を段階的に高くする際のトナー残量と回転数との組み合わせは、使用する現像ユニット2の構成や、騒音や消費電力をどの程度抑制したいかなどによって異なる。そのため、予め実験などにより、経時で軸受けと軸との隙間にトナーが詰まり、そのトナーが抵抗となって軸受けと軸とが摺動する際に発生する摺擦熱による現像ユニット周辺温度の上昇を抑制でき、必要以上に騒音や消費電力が大きくなるのを抑制できる、トナー残量と回転数との組み合わせを求めれば良い。
さらに、実施形態1のように、トナー残量だけではなくプリンタ本体周辺温度やプリンタ本体内温度なども考慮して、軸流ファン8の回転数を変化させるようにすることで、現像ユニット周辺の温度が上昇しやすい条件下で軸流ファン8の冷却能力を最適化することができる。
以上、各実施形態によれば、潜像担持体である感光体ドラム22と、感光体ドラム22上に潜像を形成する潜像形成手段である書込装置70と、少なくともトナーからなる現像剤を収容し現像剤によって感光体ドラム22上の潜像をトナー像に現像する、自身に設けられた軸受け部である軸受け29,30,31などで回転自在に軸支される現像ローラ24、供給ローラ25及び攪拌搬送スクリュー32などの回転部材を1つ以上有した現像手段である現像ユニット2と、現像ユニット2を冷却する冷却手段である軸流ファン8とを備え、現像ユニット2に予め収容された現像剤を使い切るまでに現像ユニット2への現像剤の補給を行わず、現像剤を使い切った後に現像ユニット2を現像剤が収容された新品の現像ユニットと交換する画像形成装置であるプリンタにおいて、予め設定された所定量の現像剤を収容した状態の現像ユニット2を用いて画像形成動作を始めたときからの現像ユニット2に収容された現像剤の残量を検出する現像剤残量検出手段であるトナー残量演算装置14と、トナー残量演算装置14の検出結果に応じて軸流ファン8の冷却能力を変更する冷却能力変更手段である制御装置13とを有する。これにより、経時で軸受け部に多くの現像剤が付着し軸受けで回転部材が回転した際に摺動熱が発生しても、現像ユニット2内の現像剤の残量に応じて軸流ファン8の冷却能力を変更することで、現像ユニット2や現像ユニット周辺の温度の過度な上昇を抑えられる適切な冷却能力で現像ユニット2や現像ユニット周辺などを冷却することができる。また、現像ユニット2内の現像剤の残量から軸受けに付着した現像剤の付着程度を推測して軸流ファン8の冷却能力を変更するので、上記摺動熱が発生していないときに軸流ファン8の冷却能力を必要以上に高くすることがない。したがって、軸流ファン8の稼動音や消費電力などを必要以上に大きくすることなく、現像ユニット2に設けられ経時で現像剤が付着した軸受けで回転部材が回転し摺動熱が発生しても現像ユニット2や現像ユニット周辺の温度の過度な上昇を抑制できる。
また、実施形態1によれば、軸流ファン8は、第1の冷却モードとして設定された所定の冷却能力と第1の冷却モードよりも冷却能力が大きい第2の冷却モードとで、現像ユニット2を冷却するものであり、制御装置13は、トナー残量演算装置14によって検出された現像ユニット2内のトナー残量が所定値よりも大きい場合は軸流ファン8の冷却能力を第1の冷却モードにし、所定値以下の場合には軸流ファン8の冷却能力を第2の冷却モードにする。これにより、必要最低限の場合のみ軸流ファン8の冷却能力を高くするので消費電力をより低減することができる。
また、実施形態2によれば、制御装置13は、現像ユニット2内のトナー残量が減少するにしたがって段階的に軸流ファン8の冷却能力を大きくするものであることで、上述したように経時で軸受けに付着したトナーの付着程度が大きくなり軸受け周辺つまり現像ユニット周辺の温度上昇に応じた冷却能力で冷却することができる。
また、実施形態1によれば、プリンタ本体周辺の温度を検知する温度検知手段である温度センサ11を有しており、トナー残量演算装置14によって検出された現像ユニット2内のトナー残量が所定値以下で、且つ、温度センサ11によって検知されたプリンタ本体周辺の温度が所定値以上である場合に、制御装置13が軸流ファン8の冷却モードを第1の冷却モードから第2の冷却モードに変更する。これにより、トナー残量が所定値以下であり、且つ、プリンタ本体の周囲の温度が所定値以上の場合にのみ軸流ファン8の冷却能力が高くなるので、さらに消費電力を低減できる。
また、実施形態1によれば、画像形成時間と待機時間とを計時する計時手段としても機能し、画像形成時間と待機時間とに基づいてプリンタ本体内の温度に対応するカウンタ値を算出するカウンタ値算出手段としても機能する制御装置13を有しており、制御装置13によって算出されたカウンタ値が所定値以上であり、且つ、トナー残量演算装置14によって検出された現像ユニット2内のトナー残量が所定値以下の場合に、制御装置13が軸流ファン8の冷却モードを第1の冷却モードから第2の冷却モードに変更する。これにより、トナー残量が所定値以下であり、且つ、プリンタ本体内の温度に対応するカウンタ値が所定値以上の場合にのみ軸流ファン8の冷却能力が高くなるので、さらに消費電力を低減できる。また、画像形成時間と待機時間とでプリンタ本体内の温度に対応するカウンタ値を算出することで、プリンタ本体内の温度を検知する検知手段を設ける必要が無いため低コスト化を図ることができる。
また、実施形態1によれば、画像形成時間と待機時間とを計時する計時手段としても機能し、画像形成時間と待機時間とに基づいてプリンタ本体内の温度に対応するカウンタ値を算出するカウンタ値算出手段としても機能する制御装置13を有しており、制御装置13によって算出されたカウンタ値が所定値以上であり、且つ、トナー残量演算装置14によって算出された現像ユニット2内のトナー残量が所定値以下であり、且つ、温度センサ11によって検知されたプリンタ本体周辺の温度が所定値以上である場合に、制御装置13が軸流ファン8の冷却モードを第1の冷却モードから第2の冷却モードに変更する。これにより、トナー残量が所定値以下であり、且つ、プリンタ本体の周囲の温度が所定値以上であり、且つ、プリンタ本体内の温度に対応するカウンタ値が所定値以上の場合にのみ軸流ファン8の冷却能力が高くなるので、さらに消費電力を低減できる。また、画像形成時間と待機時間とでプリンタ本体内の温度に対応するカウンタ値を算出することで、プリンタ本体内の温度を検知する検知手段を設ける必要が無いため低コスト化を図ることができる。
また、実施形態1によれば、現像ユニット2を駆動する駆動手段である駆動モータを有しており、制御装置13は、駆動モータの駆動時間を画像形成時間として計時し、駆動モータの停止時間を待機時間として計時するものである。これにより、現像ユニット2を駆動する駆動モータの回転の有無で画像形成時間と待機時間とを計時するため、正確に画像形成時間と待機時間とを計時できる。
また、実施形態1によれば、制御装置13は、画像形成時にカウンタ値を所定値加算し待機時にカウンタ値を所定値減算するとともに、常にカウンタ値が0以上の値となるように演算するものである。これにより、カウンタ値が画像形成中のプリンタ本体内の温度上昇と待機中のプリンタ本体内の温度低下とに対応し、また、カウンタ値は常にゼロ以上の値になるので充分長い時間画像形成を行わず待機した場合に所定の温度に収束することに対応するため、カウンタ値の変化がよりプリンタ本体内の温度変化に近い挙動となる。
また、実施形態1によれば、上記冷却手段が軸流ファン8であり、第2のモードにおける軸流ファン8の回転数が第1の冷却モードにおける軸流ファン8の回転数よりも高い。これにより、第2のモードにおける風量が第1の冷却モードにおける風量よりも多くなり、第2のモードの冷却能力を第1の冷却モードの冷却能力よりも簡単に高くすることができる。
また、各実施形態によれば、現像ユニット2を複数備えており、トナー残量演算装置14は複数の現像ユニット2のうち少なくとも1つの現像ユニット2のトナー残量を検出するものである。これにより、いずれかの現像ユニット2のトナー残量が所定量以下になった場合に軸流ファン8の冷却能力を高くすることができる。
また、実施形態1によれば、複数の現像ユニット2と、複数の現像ユニット2を冷却する複数の軸流ファン8とを備えており、トナー残量演算装置14は複数の現像ユニット2のうち少なくとも2つの現像ユニット2のトナー残量をそれぞれ検出し、その検出によりトナー残量が所定値以下の現像ユニット2に対応する軸流ファン8の冷却能力を制御装置13が第1の冷却モードから第2の冷却モードに変更する。これにより、冷却したい現像ユニット2に対応した軸流ファン8の冷却能力を高めるので効果的に所望の現像ユニット2を冷却でき、さらに、消費電力や騒音を低減できる。
また、各実施形態によれば、プリンタ本体にトナー残量演算装置14を設けることで、消耗品である現像ユニット2にトナー残量演算装置14を設ける場合よりも低コスト化を図ることができる。
また、各実施形態によれば、感光体ドラム22上に形成された潜像を現像ユニット2によって少なくともトナーからなる現像剤により現像し可視像化する画像形成装置の制御方法において、少なくとも、現像ユニット2に収容されたトナーの残量を検出するトナー残量検出工程と、トナー残量検出工程で検出されたトナー残量に応じて現像ユニット2を冷却する冷却手段である軸流ファン8の冷却能力を設定する冷却能力設定工程と、を行う。これにより、上述したように適切な冷却能力で現像ユニット2を冷却することができる。
また、実施形態1によれば、冷却能力設定工程では、少なくとも、現像ユニット2を冷却する軸流ファン8の冷却能力を第1の条件に設定する第1条件設定工程と、トナー残量検出工程で検出されたトナー残量の値が所定値以下であるか否かを判定する判定工程と、判定工程によりトナー残量の値が所定値以下であると判定された場合に、第1の条件に設定されている軸流ファン8の冷却能力を第1の条件よりも冷却能力が大きい第2の条件に設定する第2条件設定工程と、を行う。これにより、必要最低限の場合のみ軸流ファン8の冷却能力を高くするので消費電力をより低減することができる。
また、実施形態2によれば、冷却能力設定工程では、トナー残量検出工程で検出される現像ユニット2内のトナー残量が減少するにしたがって段階的に軸流ファン8の冷却能力を大きくする。これにより、経時で軸受け部に付着したトナーの付着程度が大きくなり軸受け部周辺の温度上昇に応じた冷却能力で冷却することができる。
また、実施形態1によれば、プリンタ本体に設けられた温度検出手段である温度センサ11によってプリンタ本体周辺温度を検出する温度検出工程をさらに行うものであり、判定工程ではトナー残量検出工程で検出されたトナー残量の値が所定値以下であり、且つ、温度検出工程で検出された温度が所定値以上であるという2つの条件の成立を判定する。これにより、トナー残量が所定値以下であり、且つ、プリンタ本体の周囲の温度が所定値以上の場合にのみ軸流ファン8の冷却能力が高くなるので、さらに消費電力を低減できる。
また、実施形態1によれば、プリンタ本体の画像形成時間と待機時間とを計時する計時工程と、画像形成時間と待機時間とに基づいてプリンタ本体内の温度に対応するカウンタ値を算出するカウンタ値算出工程と、をさらに行うものであり、判定工程は、トナー残量検出工程で検出されたトナー残量の値が所定値以下であり、且つ、カウンタ値算出工程で算出されたカウンタ値が所定値以上であるという2つの条件の成立を判定する。これにより、トナー残量が所定値以下であり、且つ、プリンタ本体内の温度に対応するカウンタ値が所定値以上の場合にのみ軸流ファン8の冷却能力が高くなるので、さらに消費電力を低減できる。
また、実施形態1によれば、プリンタ本体の画像形成時間と待機時間とを計時する計時工程と、画像形成時間と待機時間とに基づいてプリンタ本体内の温度に対応するカウンタ値を算出するカウンタ値算出工程と、をさらに行うものであり、判定ステップは、トナー残量検出工程で検出されたトナー残量の値が所定値以下であり、且つ、カウンタ値算出工程で算出されたカウンタ値が所定値以上であり、且つ、温度検出工程で検出された温度が所定値以上であるという3つの条件の成立を判定する。これにより、トナー残量が所定値以下であり、且つ、プリンタ本体の周囲の温度が所定値以上であり、且つ、プリンタ本体内の温度に対応するカウンタ値が所定値以上の場合にのみ軸流ファン8の冷却能力が高くなるので、さらに消費電力を低減できる。
また、実施形態1によれば、計時工程では、現像ユニット2を駆動する駆動モータの回転時間を画像形成時間として計時し、駆動モータの停止時間を待機時間として計時する。これにより、現像ユニット2の駆動モータの回転の有無で画像形成時間と待機時間とを計時するため、正確に画像形成時間と待機時間とを計時できる。
また、実施形態1によれば、カウンタ値算出工程では、画像形成時にカウンタを所定値加算し待機時にカウンタを所定値減算するとともに、常にカウンタ値が0以上の値となるように演算する。これにより、カウンタ値が画像形成中のプリンタ本体内の温度上昇と待機中のプリンタ本体内の温度低下とに対応し、また、カウンタ値は常にゼロ以上の値になるので充分長い時間画像形成が行われず待機した場合に所定の温度に収束することに対応するため、カウンタ値の変化がよりプリンタ本体内の温度変化に近い挙動となる。
また、実施形態1によれば、上記第1の条件及び上記第2の条件は、軸流ファン8からなる冷却手段の回転数であることで、第2のモードの冷却能力を第1の冷却モードの冷却能力よりも簡単に高くすることができる。
また、実施形態1によれば、プリンタ本体には複数の現像ユニット2が備えられており、トナー残量検出工程では複数の現像ユニット2のうち少なくとも1つの現像ユニット2のトナー残量を検出する。これにより、いずれかの現像ユニット2のトナー残量が所定量以下になった場合に軸流ファン8の冷却能力を高くすることができる。
また、実施形態1によれば、プリンタ本体には複数の現像ユニット2を冷却する複数の軸流ファン8が備えられており、トナー残量検出工程では複数の現像ユニット2のうち少なくとも2つの現像ユニット2のトナー残量をそれぞれ検出し、判定工程ではトナー残量検出工程で検出されたトナー残量の値が所定値以下であるという条件の成立をトナー残量検出工程でトナー残量の検出が行われた現像ユニット2それぞれに対して判定し、第2条件設定工程は複数の軸流ファン8のうちトナー残量の値が所定値以下であると判定された現像ユニット2に対応する軸流ファン8の冷却能力を上記第2の条件に設定する。これにより、冷却したい現像ユニット2に対応した軸流ファン8の冷却能力を高めるので効果的に所望の現像ユニット2を冷却でき、さらに、消費電力や騒音を低減できる。
画像面積率5[%]で連続印刷をおこなった場合の現像ユニット周辺の温度推移を示すグラフ。 プリンタの概略構成図。 プリンタの斜視図。 プリンタを上方向から見た場合の軸流ファン近傍の拡大図。 プロセスカートリッジの斜視図。 現像ユニットの軸受け近傍の拡大図。 現像ユニットに電気接点を配置した模式図。 プリンタの制御系を示すブロック図。 制御装置による制御の一例を示すフローチャート。 画像面積率3[%]と画像面積率5[%]とで連続印刷をおこなった場合の現像ユニット周辺の温度推移を示すグラフ。
符号の説明
2 現像ユニット
8 軸流ファン
10 穴形状
11 温度センサ
13 制御装置
14 トナー残量演算装置
15 駆動ユニット
21 電気接点
22 感光体ドラム
24 現像ローラ
25 供給ローラ
29 軸受け
30 軸受け
31 軸受け
32 攪拌搬送スクリュー

Claims (23)

  1. 潜像担持体と、
    該潜像担持体上に潜像を形成する潜像形成手段と、
    現像剤を収容し該現像剤によって該潜像担持体上の潜像を現像する、自身に設けられた軸受け部で回転自在に軸支される回転部材を1つ以上有した現像手段と、
    該現像手段を冷却する冷却手段とを備え、
    該現像手段に予め収容された現像剤を使い切るまでに該現像手段への該現像剤の補給を行わず、現像剤を使い切った後に該現像手段を現像剤が収容された新品の現像手段と交換する画像形成装置において、
    予め設定された所定量の現像剤を収容した状態の現像手段を用いて画像形成動作を始めたときからの該現像手段に収容された現像剤の残量を検出する現像剤残量検出手段と、
    該現像剤残量検出手段の検出結果に応じて該冷却手段の冷却能力を該現像手段内の現像剤の残量が多い場合よりも少ない場合のほうが高くなるように変更する冷却能力変更手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1の画像形成装置において、
    上記冷却手段は、第1の冷却モードとして設定された所定の冷却能力と該第1の冷却モードよりも冷却能力が大きい第2の冷却モードとで、上記現像手段を冷却するものであり、
    上記冷却能力変更手段は、上記現像剤検出手段によって検出された上記現像手段内の現像剤残量が所定値よりも大きい場合は該冷却手段の冷却能力を第1の冷却モードにし、該所定値以下の場合には該冷却手段の冷却能力を第2の冷却モードにすることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1の画像形成装置において、
    上記冷却能力変更手段は、上記現像手段内の現像剤残量が減少するにしたがって段階的に上記冷却手段の冷却能力を大きくするものであることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項2の画像形成装置において、
    装置本体周辺の温度を検知する温度検知手段を有しており、
    上記現像剤検出手段によって検出された該現像手段内の現像剤残量が所定値以下で、且つ、該温度検知手段によって検知された装置本体周辺の温度が所定値以上である場合に、上記冷却能力変更手段が上記冷却手段の冷却モードを上記第1の冷却モードから上記第2の冷却モードに変更することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項2の画像形成装置において、
    画像形成時間と待機時間とを計時する計時手段と、
    該画像形成時間と該待機時間とに基づいて装置本体内の温度に対応するカウンタ値を算出するカウンタ値算出手段とを有しており、
    該カウンタ算出手段によって算出されたカウンタ値が所定値以上であり、且つ、上記現像剤検出手段によって検出された上記現像手段内の現像剤残量が所定値以下の場合に、上記冷却能力変更手段が上記冷却手段の冷却モードを上記第1の冷却モードから上記第2の冷却モードに変更することを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項4の画像形成装置において、
    画像形成時間と待機時間とを計時する計時手段と、
    該画像形成時間と該待機時間とに基づいて装置本体内の温度に対応するカウンタ値を算出するカウンタ値算出手段とを有しており、
    該カウンタ算出手段によって算出されたカウンタ値が所定値以上であり、且つ、上記現像剤検出手段によって算出された上記現像手段内の現像剤残量が所定値以下であり、且つ、該温度検知手段によって検知された装置本体周辺の温度が所定値以上である場合に、上記冷却能力変更手段が上記冷却手段の冷却モードを上記第1の冷却モードから上記第2の冷却モードに変更することを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項5または6の画像形成装置において、
    上記現像手段を駆動する駆動手段を有しており、
    上記計時手段は、該駆動手段の駆動時間を画像形成時間として計時し、該駆動手段の停止時間を待機時間として計時するものであることを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項5、6または7の画像形成装置において、
    上記カウンタ値算出手段は、画像形成時にカウンタ値を所定値加算し待機時にカウンタ値を所定値減算するとともに、常にカウンタ値が0以上の値となるように演算するものであることを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項1、2、4、5、6、7または8の画像形成装置において、
    上記冷却手段は軸流ファンであり、上記第2のモードにおける上記冷却手段の回転数が上記第1の冷却モードにおける該冷却手段の回転数よりも高いことを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項1、2、3、4、5、6、7、8または9の画像形成装置において、
    上記現像手段を複数備えており、上記現像剤検出手段は複数の現像手段のうち少なくとも1つの現像手段の現像剤残量を検出するものであることを特徴とする画像形成装置。
  11. 請求項1、2、4、5、6、7、8、9または10の画像形成装置において、
    複数の上記現像手段と該複数の現像手段を冷却する複数の上記冷却手段とを備えており、上記現像剤検出手段は該複数の現像手段のうち少なくとも2つの現像手段の現像剤残量をそれぞれ検出し、その検出により現像剤残量が所定値以下の該現像手段に対応する該冷却手段の冷却能力を上記冷却能力変更手段が上記第1の冷却モードから上記第2の冷却モードに変更することを特徴とする画像形成装置。
  12. 請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10または11の画像形成装置において、
    装置本体に上記現像剤検出手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  13. 潜像担持体上に形成された潜像を現像手段によって現像剤により現像し可視像化する画像形成装置の制御方法において、
    少なくとも、該現像手段に収容された現像剤の残量を検出する現像剤残量検出工程と、該現像剤残量検出工程で検出された現像剤残量に応じて該現像手段を冷却する冷却手段の冷却能力を設定する冷却能力設定工程と、を行うことを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  14. 請求項13の画像形成装置の制御方法において、
    上記冷却能力設定工程では、少なくとも、該現像手段を冷却する冷却手段の冷却能力を第1の条件に設定する第1条件設定工程と、上記現像剤残量検出工程で検出された現像剤残量の値が所定値以下であるか否かを判定する判定工程と、該判定工程により該現像剤残量の値が所定値以下であると判定された場合に、該第1の条件に設定されている該冷却手段の冷却能力を該第1の条件よりも冷却能力が大きい第2の条件に設定する第2条件設定工程と、を行うことを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  15. 請求項13の画像形成装置の制御方法において、
    上記冷却能力設定工程では、上記現像剤残量検出工程で検出される上記現像手段内の現像剤残量が減少するにしたがって段階的に上記冷却手段の冷却能力を大きくすることを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  16. 請求項14の画像形成装置の制御方法において、
    上記画像形成装置に設けられた温度検出手段によって画像形成装置周辺温度を検出する温度検出工程をさらに行うものであり、
    上記判定工程では上記現像剤残量検出工程で検出された現像剤残量の値が所定値以下であり、且つ、該温度検出工程で検出された温度が所定値以上であるという2つの条件の成立を判定することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  17. 請求項14の画像形成装置の制御方法において、
    上記画像形成装置の画像形成時間と待機時間とを計時する計時工程と、該画像形成時間と該待機時間とに基づいて装置本体内の温度に対応するカウンタ値を算出するカウンタ値算出工程と、をさらに行うものであり、
    上記判定工程は、上記現像剤残量検出工程で検出された現像剤残量の値が所定値以下であり、且つ、該カウンタ値算出工程で算出された該カウンタ値が所定値以上であるという2つの条件の成立を判定することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  18. 請求項16の画像形成装置の制御方法において、
    上記画像形成装置の画像形成時間と待機時間とを計時する計時工程と、該画像形成時間と該待機時間とに基づいて装置本体内の温度に対応するカウンタ値を算出するカウンタ値算出工程と、をさらに行うものであり、
    上記判定ステップは、上記現像剤残量検出工程で検出された現像剤残量の値が所定値以下であり、且つ、該カウンタ値算出工程で算出された該カウンタ値が所定値以上であり、且つ、該温度検出工程で検出された温度が所定値以上であるという3つの条件の成立を判定することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  19. 請求項17または18の画像形成装置の制御方法において、
    上記計時工程では、上記現像手段を駆動する駆動モータの回転時間を上記画像形成時間として計時し、該駆動モータの停止時間を上記待機時間として計時することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  20. 請求項17、18または19の画像形成装置の制御方法において、
    上記カウンタ値算出工程では、画像形成時にカウンタを所定値加算し待機時にカウンタを所定値減算するとともに、常に該カウンタ値が0以上の値となるように演算することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  21. 請求項14、16、17、18、19または20の画像形成装置の制御方法において、
    上記第1の条件及び上記第2の条件は、軸流ファンからなる上記冷却手段の回転数であることを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  22. 請求項13、14、15、16、17、18、19、20または21の画像形成装置の制御方法において、
    上記画像形成装置には複数の上記現像手段が備えられており、上記現像剤残量検出工程では該複数の現像手段のうち少なくとも1つの現像手段の現像剤残量を検出することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  23. 請求項13、14、15、16、17、18、19、20、21または22の画像形成装置の制御方法において、
    上記画像形成装置には上記複数の現像手段を冷却する複数の冷却手段が備えられており、上記現像剤残量検出工程では該複数の現像手段のうち少なくとも2つの現像手段の現像剤残量をそれぞれ検出し、上記判定工程では該現像剤残量検出工程で検出された現像剤残量の値が所定値以下であるという条件の成立を該現像剤残量検出工程で現像剤残量の検出が行われた現像手段それぞれに対して判定し、上記第2条件設定工程は該複数の冷却手段のうち該現像剤残量の値が所定値以下であると判定された該現像手段に対応する該冷却手段の冷却能力を上記第2の条件に設定することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
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