JP4793127B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
一つの感光体に対し、分担色トナーを収容した複数の現像装置を配置した画像形成装置(例えば4サイクル型カラー画像形成装置)では、該感光体に対し帯電装置が設けられている。各現像装置を用いて感光体上に形成されるトナー像は、直接、記録媒体上に順次重ね転写されることもあるが、一旦中間転写体に一次転写され、該中間転写体から記録媒体上に2次転写され、定着されることもある。
感光体及び該感光体に対して設けられた帯電装置を有し、該感光体を該帯電装置で帯電させ、該感光体の帯電域に静電潜像を形成し、該静電潜像を現像して可視トナー像を形成し、該可視トナー像を最終的に記録媒体に転写定着させる画像形成装置であり、
前記帯電装置による前記感光体の帯電により発生するオゾンを除去するためのフィルタ及び該オゾンを含む空気を前記フィルタへ導くとともに該フィルタによるオゾン除去処理後の空気を排出するファンを含むオゾン除去装置と、
画像形成装置の使用環境の温度及び湿度を検出する環境検出装置と、
前記オゾン除去装置のファンの動作を制御する制御部とを備えており、
前記制御部は、前記帯電装置による前記感光体の帯電中前記フィルタによるオゾン除去処理のために前記ファンを動作させ、該帯電装置による該感光体の帯電終了後もひき続き前記フィルタによる残留オゾン除去処理のために帯電終了後駆動時間Tの間前記ファンを動作させ、
該帯電終了後駆動時間Tについては、該帯電装置による該感光体の帯電が終了したとき、該帯電装置による帯電時間と、該帯電装置による感光体帯電電圧と、前記環境検出装置で検出された温度及び湿度とに基づいて決定する画像形成装置。
複数の感光体及び該各感光体に対して設けられた帯電装置を有し、該複数の感光体のうち少なくとも一つの感光体を該感光体に対応する帯電装置で帯電させ、該感光体の帯電域に静電潜像を形成し、該静電潜像を現像して可視トナー像を形成し、該可視トナー像を最終的に記録媒体に転写定着させる画像形成装置であり、
前記帯電装置による前記感光体の帯電により発生するオゾンを除去するためのフィルタ及び該オゾンを含む空気を前記フィルタへ導くとともに該フィルタによるオゾン除去処理後の空気を排出するファンを含むオゾン除去装置と、
画像形成装置の使用環境の温度及び湿度を検出する環境検出装置と、
前記オゾン除去装置のファンの動作を制御する制御部とを備えており、
前記制御部は、前記複数の感光体のうちいずれかの感光体を対応する帯電装置で帯電させている間前記フィルタによるオゾン除去処理のために前記ファンを動作させ、帯電させるべき全ての感光体についての帯電終了後もひき続き前記フィルタによる残留オゾン除去処理のために帯電終了後駆動時間Tの間前記ファンを動作させ、
前記帯電終了後駆動時間Tについては、帯電させる感光体ごとに、帯電装置による該感光体の帯電が終了したとき、該帯電装置による帯電時間と、該帯電装置による感光体帯電電圧と、前記環境検出装置で検出された温度及び湿度とに基づいて該感光体に対応する帯電終了後駆動時間tを決定し、該感光体対応帯電終了後駆動時間tの合計時間を求め、該合計時間をもって前記帯電終了後駆動時間Tとする画像形成装置。
帯電させる感光体ごとに、帯電装置による該感光体の帯電が終了したとき、感光体帯電に伴うオゾン発生の量を左右する該帯電装置による帯電時間(帯電装置が感光体を帯電させていた時間)と、該帯電装置による感光体帯電電圧と、前記環境検出装置で検出された温度及び湿度とに基づいて該感光体に対応する帯電終了後駆動時間tを決定し、該感光体対応帯電終了後駆動時間tの合計時間を求め、該合計時間をもって前記帯電終了後駆動時間Tとする。
かくして、感光体帯電中に発生するオゾン及び感光体帯電後に残留するオゾンをいずれも除去処理できるとともに不必要なファン駆動による駆動騒音を抑制することができる。
前記第1又は第2の画像形成装置において、前記感光体に転写残トナーを除去するクリーニングブレードが接触配置されており、前記制御部は、前記環境検出装置により検出される温度に感光体周辺オフセット温度を加算して感光体周辺温度を求め、前記フィルタによる残留オゾン除去処理のための前記ファン駆動が完了したときの該感光体周辺温度が、前記クリーニングブレードの熱劣化抑制のために予め定めた閾値温度以上であると、前記ファンを逆動作させて感光体周辺域に外気を供給して該感光体周辺域を強制冷却し、前記感光体周辺オフセット温度については、(a) 感光体駆動中の感光体周辺の上昇温度、(b) 感光体停止中の感光体周辺の降下温度、(c) 前記フィルタによる残留オゾン除去処理のための前記ファン動作による感光体周辺の降下温度及び(d) 前記ファンの逆動作による感光体周辺の降下温度をそれぞれ算出し、それらを加算して前記感光体周辺オフセット温度とする画像形成装置。
また、ファンを逆動作させて感光体周辺域に外気を供給させるか否かを判断する基準となる「前記クリーニングブレードの熱劣化抑制のために予め定めた閾値温度」とは、感光体周辺域の温度をクリーニングブレードの熱劣化(熱変形、加熱に伴う過度の摩耗等)を抑制できる温度に設定するための基準温度である。かかる閾値温度は、予め実験等により求め、定めておくことができ、前記制御部に記憶させておけばよい。
前記制御部は、前記感光体周辺オフセット温度算出にあたっての前記フィルタによる残留オゾン除去処理のための前記ファン動作による感光体周辺の降下温度を、例えば、〔(該残留オゾン除去処理中の感光体停止時間)×(予め求めた該ファン動作による温度降下レート)〕により算出することができる。
前記制御部は、前記感光体周辺オフセット温度算出にあたっての前記ファンの逆動作による感光体周辺の降下温度を、例えば、〔(該ファン逆動作による強制冷却処理中の感光体停止時間)×(予め求めた該ファン逆動作による温度降下レート)〕により算出することができる。
また、「カラー・モノクロ係数」、「印字係数」、「記録媒体係数」についても、予め実験等により求めておくことができ、制御部に記憶させておけばよい。
〔1〕参考例(図1〜図3参照)
図1は参考までに示す画像形成装置の1例Aを示している。図1の画像形成装置Aはカラー画像を形成できる、所謂4サイクル型のカラー画像形成装置である。
画像形成装置Aは、回転駆動されるドラム型の負帯電性の感光体1を備えており、感光体1表面を図示省略の帯電用電源装置から帯電電圧が印加されるコロナ放電方式の帯電装置2で一様に所定電位に帯電させ、その帯電域に画像露光装置3から画像露光を施して静電潜像を形成し、該潜像を現像装置4で負帯電性のトナーを用いて反転現像して可視トナー像を形成できる。
図3に示すように、前記環境検出センサSEで検出される温度及び湿度の情報は制御部Cont1に入力される。
制御部Cont1は、帯電装置2による感光体1の帯電中、オゾン吸引ファン102を、該帯電に伴って発生するオゾンを含む空気をフィルタ101へ吸引して導き、該フィルタを通過させ、該フィルタによるオゾン除去処理後の空気を画像形成装置A外へ排出するように回転動作させる。
帯電装置2による感光体1の帯電が終了したとき、帯電装置2による感光体帯電時間(帯電装置2が感光体1を帯電していた時間)と、帯電装置2による感光体帯電電圧と、環境検出装置SEで検出された温度及び湿度とに基づいて帯電終了後駆動時間Tを決定する。
オゾン吸引基礎時間テーブル
感光体帯電時間 オゾン吸引基礎時間
1秒未満 0秒
1秒以上60秒未満 15秒
60秒以上110秒未満 25秒
110秒以上195秒未満 45秒
195秒以上300秒未満 70秒
300秒以上 90秒
感光体帯電電圧 帯電電圧係数
400V未満 0.8
400V以上450V未満 0.9
450V以上500V未満 1.0
500V以上 1.1
環境 環境係数
低温低湿環境
(温度20℃未満且つ湿度20%RH未満) 0.8
低温低湿、高温高湿以外の環境 1.0
高温高湿環境
(温度30℃以上且つ湿度30%RH以上) 1.2
従って、感光体帯電中に発生するオゾン及び感光体帯電後に残留するオゾンをいずれも除去処理できるとともに不必要なファン駆動による駆動騒音を抑制することができる。
以上、4サイクル型画像形成装置について説明したが、4サイクル型画像形成装置の場合と同様の考え方をモノクロ画像形成装置にも適用できる。
図4は本発明に係る画像形成装置の1例Bを示している。図4の画像形成装置はカラー画像を形成できる、所謂タンデム型のカラー画像形成装置である。
画像形成装置Bは、駆動ローラ31とこれに対向するローラ32に巻き掛けられた無端中間転写ベルト40を有している。転写ベルト40は、図示省略のベルト駆動部により駆動される駆動ローラ31により図中反時計方向(図中矢印方向)に回転させることができる。
転写ローラ500の上方には定着装置80が配置されている。
露光装置13は、図示省略のパーソナルコンピュータ等から提供される画像情報に応じて、レーザービームを用いて感光体11に画像露光を施せるものである。
各画像形成部における帯電装置12には、図示省略の帯電用電源装置から所定のタイミングで帯電電圧を印加できる。
この画像形成装置では中間転写ベルト40及び各感光体11は同時的に回転開始し、同時的に停止するようになっており、各帯電装置12は、感光体回転とともに対応する感光体11の帯電を開始し、感光体停止とともに帯電を停止する。
画像形成部Y、M、C及びKのすべてを用いてフルカラー画像を形成する場合を例にとると、先ず、イエロー画像形成部Yにおいてイエロートナー像を形成し、これを転写ベルト40に1次転写する。
各感光体11上の1次転写残トナーはクリーニングブレード151にて除去清掃され、中間転写ベルト40上の2次転写残トナーはクリーニングブレード401にて除去清掃される。
図5に示すように、前記環境検出センサSEで検出される温度及び湿度の情報は制御部Cont2に入力される。
感光体対応帯電終了後駆動時間t=基礎時間×帯電電圧係数×環境係数となる。
かくして、感光体帯電中に発生するオゾン及び感光体帯電後に残留するオゾンをいずれも除去処理できるとともに不必要なファン駆動による駆動騒音を抑制することができる。
画像形成部Yの感光体11 帯電電圧390V、帯電時間50秒
画像形成部Mの感光体11 帯電電圧410V、帯電時間50秒
画像形成部Cの感光体11 帯電電圧410V、帯電時間50秒
画像形成部Kの感光体11 帯電電圧390V、帯電時間50秒
帯電電圧係数は、前記テーブルより、画像形成部Y及びKの感光体については0.8、画像形成部M及びCの感光体については0.9、
環境係数は、前記テーブルより、いずれの感光体についても1.0である。
画像形成部Yの感光体11の駆動時間t=15×0.8×1.0=12秒
画像形成部Mの感光体11の駆動時間t=15×0.9×1.0=13.5秒
画像形成部Cの感光体11の駆動時間t=15×0.9×1.0=13.5秒
画像形成部Kの感光体11の駆動時間t=15×0.8×1.0=12秒
となり、これらの合計時間である帯電終了後駆動時間Tは51秒となる。
画像形成部Yの感光体11 帯電電圧0V、帯電時間0秒
画像形成部Mの感光体11 帯電電圧0V、帯電時間0秒
画像形成部Cの感光体11 帯電電圧0V、帯電時間0秒
画像形成部Kの感光体11 帯電電圧390V、帯電時間50秒
帯電電圧係数は、前記テーブルにおいて、画像形成部Kの感光体については0.8であり、他の感光体については該当するものがないので、計算に影響のないように便宜上1.0とする。
環境係数は、前記テーブルより、いずれの画像形成部についても1.0である。
画像形成部Yの感光体11の駆動時間t=0×1.0×1.0=0秒
画像形成部Mの感光体11の駆動時間t=0×1.0×1.0=0秒
画像形成部Cの感光体11の駆動時間t=0×1.0×1.0=0秒
画像形成部Kの感光体11の駆動時間t=15×0.8×1.0=12秒
となり、これらの合計時間である帯電終了後駆動時間Tは12秒となる。
既述の画像形成装置A(B)においては、残留オゾン除去処理のためのファン102(105)の回転駆動が完了したのち、ファン102(105)を逆転動作させ、それにより外気を感光体1(11)の周辺域に供給し、該周辺域を強制冷却し、それにより、感光体に接触配置されたクリーニングブレード91(151)の熱劣化(変形、摩耗量の増大等)を抑制して感光体1(11)上の転写残トナーの除去清掃を長期にわたり良好に行えるようにし、それだけ良好な画像を形成できるようにしてもよい。
すなわち、フィルタ101(104)による残留オゾン除去処理のためのファン102(105)の回転駆動が完了したときの感光体周辺温度が、クリーニングブレード91(151)の熱劣化抑制のために予め定めた閾値温度以上であると、ファン102(105)を逆動作させて感光体周辺域に外気を供給させる(強制冷却する)ように構成するのである。
本例では、「閾値温度」を例えば35℃に設定して制御部Cont1(Cont2)に記憶させておけばよい。
感光体周辺温度Tc(℃)=環境検出装置SEによる検出環境温度(℃)
+感光体周辺オフセット温度Tf(℃)
(a) 感光体1(11)駆動中の感光体周辺の上昇温度、
(b) 感光体1(11)停止中の感光体周辺の降下温度、
(c) フィルタ101(104)による残留オゾン除去処理のためのファン102(105)動作による感光体周辺の降下温度及び
(d) 該ファンの逆動作による感光体周辺の降下温度
をそれぞれ制御部Cont1(Cont2)において算出させるとともに、それらを加算させて算出させる。
感光体1(11)を駆動回転させて帯電装置2(12)で帯電中(感光体駆動中)は感光体周辺温度が上昇する一方、感光体1(11)の駆動を停止し、帯電装置2(12)も停止させ、ファン102(105)によるオゾン除去処理及び強制冷却も行っていない状態(感光体停止中)では一定の温度下降レートで感光体周辺温度が降下する。また、残留オゾン除去のためにファン102(105)が動作していたり、強制冷却のために該ファンが逆動作しているときは、それぞれ、感光体の駆動を停止し、帯電装置も停止させ、ファンによるオゾン除去処理及び強制冷却も行っていないとき(感光体停止中)より感光体周辺温度降下が速い。
感光体周辺温度はこのような要因にも左右されるからである。
感光体周辺オフセット温度Tf=
感光体駆動中の感光体周辺の上昇温度〔(感光体駆動時間)×(予め求めた感光体駆動による温度上昇レート)×(フルカラー画像形成モードかモノクロ画像形成モードかの印字色モードに応じて予め定めたられたカラー・モノクロ係数)×(片面印字か両面印字かの印字モードに応じて予め定められた印字係数)×(記録媒体種に応じて予め定められた記録媒体係数)〕+
感光体停止中の感光体周辺の降下温度〔(該感光体停止時間)×(予め求めた感光体停止中の温度降下レート)〕+
フィルタによる残留オゾン除去処理のためのファン動作による感光体周辺の降下温度〔(該残留オゾン除去処理中の感光体停止時間)×(予め求めた該ファン動作による温度降下レート)〕+
ファンの逆動作による感光体周辺の降下温度〔(該ファン逆動作による強制冷却処理中の感光体停止時間)×(予め求めた該ファン逆動作による温度降下レート)〕
感光体停止中の感光体周辺温度下降レート=−0.05℃/秒
オゾン除去処理ファン動作による感光体周辺温度下降レート=−0.1℃/秒
ファン逆動作による感光体周辺温度下降レート=−0.5℃/秒
であり、これらレートは制御部Cont1(Cont2)に記憶させておけばよい。
カラー・モノクロ係数テーブル
画像形成モード カラー・モノクロ係数
カラー画像形成モード 1.1
モノクロ画像形成モード 1.0
印字係数テーブル
印字モード 印字係数
片面印字モード 1.0
両面印字モード 1.2
記録媒体係数テーブル
記録媒体 記録媒体係数
普通紙 1.0
厚 紙 1.2
封 筒 1.4
(a) 感光体1(11)駆動中の感光体周辺の上昇温度、
(b) 感光体1(11)停止中の感光体周辺の降下温度、
(c) フィルタ101(104)による残留オゾン除去処理のためのファン102(105)動作による感光体周辺の降下温度及び
(d) 該ファンの逆動作による感光体周辺の降下温度
を求めるのであるが、例えば、フィルタ101(104)による残留オゾン除去処理のためのファン102(105)の駆動が完了したときにおいて、それ以前にはファンを逆動作させて強制冷却処理したことが未だないという状態であれば、ファン駆動が完了したときの感光体周辺オフセット温度の計算において、(d) 項のファン逆動作による感光体周辺の降下温度は計算上「0℃」となるが、既にファンを逆動作させて強制冷却処理したことがあるのであれば、以前に算出した該温度も考慮されることになる。
1 感光体
2 帯電装置
3 画像露光装置
4 現像装置
4H ラック
4Y イエロー現像装置
4M マゼンタ現像装置
4C シアン現像装置
4K ブラック現像装置
5 中間転写ベルト
51 駆動ローラ
52 1次転写ローラ
53 ローラ
54 従動ローラ
6 記録媒体供給部
61 記録媒体供給ローラ
62 タイミングローラ対
S 記録媒体
7 定着装置
81 排出ローラ対
8 排出トレイ
9、90 クリーナ
91、901 クリーニングブレード
10 オゾン除去装置
101 オゾン除去フィルタ
102 オゾン吸引ファン
103 ダクト
SE 環境検出センサ
Cont1 制御部
B 画像形成装置
Y イエロー画像形成部
M マゼンタ画像形成部
C シアン画像形成部
K ブラック画像形成部
11 感光体
12 帯電装置
13 画像露光装置
14 現像装置
141 現像ローラ
15 クリーナ
151 クリーニングブレード
20 1次転写ローラ
31 駆動ローラ
32 対向ローラ
40 中間転写ベルト
400 クリーナ
401 クリーニングブレード
500 2次転写ローラ
60 記録媒体供給カセット
601 記録媒体供給ローラ
602 タイミングローラ対
80 定着装置
R 排出ローラ対
TR 排出トレイ
100 オゾン除去装置
104 オゾン除去フィルタ
105 オゾン吸引ファン
106Y、106M、106C、106K、106 ダクト
Cont2 制御部
Claims (11)
- 複数の感光体及び該各感光体に対して設けられた帯電装置を有し、該複数の感光体のうち少なくとも一つの感光体を該感光体に対応する帯電装置で帯電させ、該感光体の帯電域に静電潜像を形成し、該静電潜像を現像して可視トナー像を形成し、該可視トナー像を最終的に記録媒体に転写定着させる画像形成装置であり、
前記帯電装置による前記感光体の帯電により発生するオゾンを除去するためのフィルタ及び該オゾンを含む空気を前記フィルタへ導くとともに該フィルタによるオゾン除去処理後の空気を排出するファンを含むオゾン除去装置と、
画像形成装置の使用環境の温度及び湿度を検出する環境検出装置と、
前記オゾン除去装置のファンの動作を制御する制御部とを備えており、
前記制御部は、前記複数の感光体のうちいずれかの感光体を対応する帯電装置で帯電させている間前記フィルタによるオゾン除去処理のために前記ファンを動作させ、帯電させるべき全ての感光体についての帯電終了後もひき続き前記フィルタによる残留オゾン除去処理のために帯電終了後駆動時間Tの間前記ファンを動作させ、
前記帯電終了後駆動時間Tについては、帯電させる感光体ごとに、帯電装置による該感光体の帯電が終了したとき、該帯電装置による帯電時間と、該帯電装置による感光体帯電電圧と、前記環境検出装置で検出された温度及び湿度とに基づいて該感光体に対応する帯電終了後駆動時間tを決定し、該感光体対応帯電終了後駆動時間tの合計時間を求め、該合計時間をもって前記帯電終了後駆動時間Tとすることを特徴とする画像形成装置。 - 前記制御部は、前記感光体対応帯電終了後駆動時間tを、感光体帯電時間に応じて予め定められた基礎時間に感光体帯電電圧に応じて予め定められた帯電電圧係数並びに環境温湿度に応じて予め定められた環境係数を乗じて決定する請求項1記載の画像形成装置。
- 前記感光体に転写残トナーを除去するクリーニングブレードが接触配置されており、前記制御部は、前記環境検出装置により検出される温度に感光体周辺オフセット温度を加算して感光体周辺温度を求め、前記フィルタによる残留オゾン除去処理のための前記ファン駆動が完了したときの該感光体周辺温度が、前記クリーニングブレードの熱劣化抑制のために予め定めた閾値温度以上であると、前記ファンを逆動作させて感光体周辺域に外気を供給して該感光体周辺域を強制冷却し、前記感光体周辺オフセット温度については、(a) 感光体駆動中の感光体周辺の上昇温度、(b) 感光体停止中の感光体周辺の降下温度、(c) 前記フィルタによる残留オゾン除去処理のための前記ファン動作による感光体周辺の降下温度及び(d) 前記ファンの逆動作による感光体周辺の降下温度をそれぞれ算出し、それらを加算して前記感光体周辺オフセット温度とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
- 感光体及び該感光体に対して設けられた帯電装置を有し、該感光体を該帯電装置で帯電させ、該感光体の帯電域に静電潜像を形成し、該静電潜像を現像して可視トナー像を形成し、該可視トナー像を最終的に記録媒体に転写定着させる画像形成装置であり、
前記帯電装置による前記感光体の帯電により発生するオゾンを除去するためのフィルタ及び該オゾンを含む空気を前記フィルタへ導くとともに該フィルタによるオゾン除去処理後の空気を排出するファンを含むオゾン除去装置と、
画像形成装置の使用環境の温度及び湿度を検出する環境検出装置と、
前記オゾン除去装置のファンの動作を制御する制御部と、
前記感光体に接触配置された、転写残トナーを除去するためのクリーニングブレードとを備えており、
前記制御部は、前記帯電装置による前記感光体の帯電中前記フィルタによるオゾン除去処理のために前記ファンを動作させ、該帯電装置による該感光体の帯電終了後もひき続き前記フィルタによる残留オゾン除去処理のために帯電終了後駆動時間Tの間前記ファンを動作させ、該帯電終了後駆動時間Tについては、該帯電装置による該感光体の帯電が終了したとき、該帯電装置による帯電時間と、該帯電装置による感光体帯電電圧と、前記環境検出装置で検出された温度及び湿度とに基づいて決定し、
前記制御部は、さらに、前記環境検出装置により検出される温度に感光体周辺オフセット温度を加算して感光体周辺温度を求め、前記フィルタによる残留オゾン除去処理のための前記ファン駆動が完了したときの該感光体周辺温度が、前記クリーニングブレードの熱劣化抑制のために予め定めた閾値温度以上であると、前記ファンを逆動作させて感光体周辺域に外気を供給して該感光体周辺域を強制冷却し、前記感光体周辺オフセット温度については、(a) 感光体駆動中の感光体周辺の上昇温度、(b) 感光体停止中の感光体周辺の降下温度、(c) 前記フィルタによる残留オゾン除去処理のための前記ファン動作による感光体周辺の降下温度及び(d) 前記ファンの逆動作による感光体周辺の降下温度をそれぞれ算出し、それらを加算して前記感光体周辺オフセット温度とすることを特徴とする画像形成装置。 - 前記制御部は、前記帯電終了後駆動時間Tを、感光体帯電時間に応じて予め定められた基礎時間に感光体帯電電圧に応じて予め定められた帯電電圧係数並びに環境温湿度に応じて予め定められた環境係数を乗じて決定する請求項4記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記感光体周辺オフセット温度算出にあたっての前記感光体駆動中の感光体周辺の上昇温度を、少なくとも、感光体駆動時間、予め求めた感光体駆動に伴う温度上昇のレート、フルカラー画像形成モードかモノクロ画像形成モードかの印字色モード及び片面印字か両面印字かの印字モードに基づいて算出する請求項3から5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記感光体周辺オフセット温度算出にあたっての前記感光体駆動中の感光体周辺の上昇温度を〔(感光体駆動時間)×(予め求めた感光体駆動に伴う温度上昇のレート)×(フルカラー画像形成モードかモノクロ画像形成モードかの印字色モードに応じて予め定められたカラー・モノクロ係数)×(片面印字か両面印字かの印字モードに応じて予め定められた印字係数)×(記録媒体種に応じて予め定められた記録媒体係数)〕により算出する請求項3から5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記感光体周辺オフセット温度算出にあたっての前記感光体停止中の感光体周辺の降下温度を〔(該感光体停止時間)×(予め求めた感光体停止中の温度降下レート)〕により算出する請求項3から7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記感光体周辺オフセット温度算出にあたっての前記フィルタによる残留オゾン除去処理のための前記ファン動作による感光体周辺の降下温度を〔(該残留オゾン除去処理中の感光体停止時間)×(予め求めた該ファン動作による温度降下レート)〕により算出する請求項3から8項のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記感光体周辺オフセット温度算出にあたっての前記ファンの逆動作による感光体周辺の降下温度を〔(該ファン逆動作による強制冷却処理中の感光体停止時間)×(予め求めた該ファン逆動作による温度降下レート)〕により算出する請求項3から9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記算出した感光体周辺オフセット温度が0℃以下のときは、感光体周辺オフセット温度を0℃に設定する請求項3から10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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