JP3315491B2 - 脱臭装置を兼ねた画像形成装置 - Google Patents

脱臭装置を兼ねた画像形成装置

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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、レーザプリンタ等、画像形成装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】地球的
規模の環境破壊への関心が世界的に高まり、限りある資
源の有効利用が叫ばれるようになっている。また近年、
急速なテクノロジーの進歩によってオフィスには高度な
オートメーション化の波が押し寄せているが、情報処理
技術を活かした各種OA機器を多数導入するにつれ、そ
の設置スペースの占める割合が相対的に増し、装置のコ
ンパクト化と共にマルチパーパス機の必要性が高まって
いる。例えば複写機とファクシミリでは、画像情報読取
から定着済トナー像排出に至る一連の画像形成動作に必
要なユニットをそれぞれ備えており、ファクシミリでは
送・受信に必要とするユニットがそれぞれ別である点
や、画像情報読取の際に複写機では原稿載置タイプのも
のが基本であるのに対してファクシミリでは原稿搬送し
ながら読み取りを行う点などに違いはあるが、兼用に適
する共通機能を数多く備えているので、既に複写機とフ
ァクシミリの兼用機が幾つか提案されている。
【0003】また画像形成装置を構成する各種ユニット
の中には、本来の機能に付随して発生する機能を有しな
がら、有効に利用されていないものもある。例えば、読
み取った画像情報に従う潜像形成を行うための前処理と
して感光体表面を一様に帯電するにあたり、帯電チャー
ジャを駆動してチャージをかけるとオゾンが発生するこ
とは良く知られており、当該オゾンには強い酸化作用に
よる脱臭機能があることもまた公知であるが、このオゾ
ンには独特の臭いがあり、また毒作用も強く、微量でも
長時間吸入すると有害であるために、画像形成装置には
オゾン分解フィルタが内蔵され、当該フィルタにオゾン
を通過させるように構成されている。したがって、オゾ
ンの有用性については無視されているのが実状である。
【0004】そこで本発明は、従来考慮されていなかっ
た付随的機能、特に脱臭機能を活用して画像形成装置の
有用性を高めることを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明にしたがい、放電器を備える画像形成装置に
して、外部から空気を装置内へ吸入する気流発生手段を
設け、放電器を駆動する時に当該気流発生手段を同時に
駆動し、当該手段によって吸入された空気が放電器の位
置する領域を通過するように流通経路が設けられてお
り、画像形成装置として用いられないときに、放電器と
気流発生手段を作動して脱臭機能を発揮させるように構
成する。
【0006】放電器及び気流発生手段を備える画像形成
装置にして、脱臭フィルタを取り付け、放電器を駆動す
る時に気流発生手段を同時に駆動し、当該手段によって
導入された外気が放電器の位置する領域を通過した後に
フィルタを貫通するように流通経路が設けられており、
画像形成装置として用いられないときに、放電器と気流
発生手段を作動して脱臭機能を発揮させるように構成さ
れていても、上記課題を解決する。
【0007】
【0008】
【0009】更に、放電器及び気流発生手段を備える画
像形成装置にして、脱臭フィルタを取り付け、放電器を
駆動する時に気流発生手段を同時に駆動し、当該手段に
よって導入された外気が放電器の位置する領域を通過し
た後にフィルタを貫通するように流通経路が設けられ、
更に放電器の位置する領域を通過しないバイパス通路を
並行して設けられており、当該バイパス通路と前記流通
経路の分岐点に切換弁が取り付けられ、画像形成装置と
して用いられないときに、当該切換弁の切り換えに応じ
て、放電器及び気流発生手段、又は気流発生手段のみを
選択的に作動させるように構成されていても、上記課題
を解決する。
【0010】上記作動の操作を画像形成に関する操作部
で行うように構成し、当該操作に関する表示手段が操作
部に備えられているのが好ましい。
【0011】放電器の出力を可変に設定できればなお良
い。
【0012】設定された放電器出力に応じて気流発生手
段の駆動状態が選択されれば、更に好適である。
【0013】
【0014】更に、放電器の出力が可変であり、当該放
電器の出力の強弱に応じた積算を行い、フィルタ寿命を
判定するように構成されているのが良い。
【0015】あるいは気流発生手段の駆動状態が可変で
あり、当該駆動状態の強弱に応じた積算を行い、フィル
タ寿命を判定するように構成されていても良い。
【0016】気流発生手段の駆動状態が可変であり、切
換弁切り換え状態別の気流発生手段駆動状態に応じた積
算を夫々行い、フィルタ寿命を判定するように構成され
ているのがなお良い。
【0017】画像形成装置として用いられていないとき
に放電器を作動させる際に感光体を駆動し且つ感光体表
面の除電を行うように構成されているのが、好都合であ
る。
【0018】画像形成装置として用いられていないとき
に少なくとも定着装置の通電を止めることができるよう
に構成されているのも良い。
【0019】
【実施例】本発明の詳細を、図に示される実施例に基づ
いて、説明する。
【0020】図1に本発明の一実施例に係る複写機を示
す。画像形成動作を行うための基本構成自体は従来のも
のと基本的に同じであり、感光体1の周囲に、帯電チャ
ージャ2、レーザー光学系3、現像装置4、転写チャー
ジャ5、定着装置6、クリーニング装置7が配置されて
いる。
【0021】不図示の給紙装置から給送される記録紙
は、レジストローラ対8によってタイミングがとられて
感光体1へ搬送される。感光体は図でみて時計方向に回
転駆動され、その際帯電チャージャ2によって表面を帯
電され、レーザー光学系3からのレーザー光を照射され
て感光体1上に静電潜像が形成される。この潜像は現像
装置4を通るときトナーによって可視像化され、この可
視像は感光体1へ搬送された記録紙に転写チャージャ5
により転写され、当該記録紙は定着装置6で定着作用を
受けた後、機外へ排出される。一方、可視像転写後の感
光体1はクリーニング装置7によって残留トナーを除去
され、次の複写動作に備えることとなる。
【0022】上記帯電チャージャとしては、スコロトロ
ンタイプのものやコロトロンタイプのものが知られてお
り、感光体の帯電特性等によって使用チャージャが決定
されるものである。スコロトロンタイプのチャージャは
マイナス放電を起こし、オゾン発生量が多く、コロトロ
ンタイプのチャージャはプラス放電し、オゾン発生量が
比較的少ない。オゾンの酸化特性を用いて脱臭を行うた
めには、スコロトロンタイプのチャージャが好ましいの
で、コロトロンタイプのチャージャを基本的に備える複
写機の場合には、スコロトロンタイプのチャージャを併
設するようにしてもよい。
【0023】既述のようにオゾンには好ましからざる性
質があるので、従来においては、装置筐体部にファン9
を取り付け、当該ファン9と帯電チャージャ2領域を繋
ぐ排気ダクト10を設置して、当該排気ダクト10中に
オゾン分解フィルタ11を配置するように構成し、複写
機を駆動する際にはファン9も回転させ、帯電チャージ
ャ2で発生するオゾンをフィルタ11に導いて分解して
機外へ排出している。本実施例においては、更に筐体外
部と帯電チャージャ2領域を結ぶ吸気ダクト12を設置
し、ファン9を回転させると外部の空気が吸気ダクト1
2内に吸い込まれ、帯電チャージャ2領域を通過した上
で排気ダクト10を介して排出されるように構成する。
【0024】帯電チャージャ2の駆動とファン9の回転
とを連動するようにしておけば、上記構成によって、吸
入される空気は帯電チャージャ2で発生するオゾンで脱
臭され、機外へ排出されることとなる。この装置の空気
清浄機としての有用性を高めるために、画像形成時以外
にも、帯電チャージャ2とファン9を動作可能に構成す
る。
【0025】当該動作のON/OFFを不図示の操作部
で行い、当該空気清浄機能の有無を例えば「空気清浄
中」等の文字を操作部に備え表示するように構成してお
けば、ユーザが必要に応じて容易に、本機械を空気清浄
機として作動させ、当該操作の識別を行うことができ
る。不図示の回路基板上のディップ・スイッチによって
空気清浄機能のON/OFFを行うようにしておいても
よい。空気清浄機能を必要としないユーザにとって、無
用のファン回転による騒音、電力消費、フィルタの短命
化を回避できる。同様の操作を所謂サービスマン・モー
ドによって行うようにしておいてもよい。
【0026】画像形成装置として用いられていないとき
に帯電チャージャが放電する場合、感光体を停止させた
ままでは、帯電チャージャ直下の感光体表面部分は放電
を受けて他の表面部分よりも疲労する。そのため画像形
成動作時に、例えば、残留電位が上昇し、帯電チャージ
ャの幅で地肌汚れを起こし、画像品質の低下をもたら
す。このような弊害を回避するために、帯電チャージャ
を駆動する場合には同時に感光体も回転させる。この場
合、画像形成動作時と等しい速度で感光体を回転させる
必要はないので、画像形成動作時以外に帯電チャージャ
が放電するときは、感光体がゆっくり回転するように構
成し、省電力を図るのがよい。
【0027】上記のように画像形成装置として用いられ
ていないときにも帯電チャージャ及び感光体を駆動させ
る場合、感光体の帯電電位とトナーの帯電電位とが逆極
性の機械にあっては、感光体表面にトナーが付着しない
ように、帯電した感光体表面が現像装置に至る前に除電
を行う必要がある。そこで、帯電チャージャ2と現像装
置4の間に除電ランプ13を配置する。レーザー光学系
3による除電を行いうるように構成してもよい。また帯
電チャージャ中に除電ランプを備えるようにしてもよ
い。感光体の帯電電位とトナーの帯電電位とが同極性の
機械にあっても、感光体表面の劣化を低減するために除
電すべきであるが、この場合には、感光体表面の除電領
域にトナーが付着するものなので、現像装置4より下流
側で、例えば転写前ランプ(PTL)の発光を行い、除
電する。グリッド電極を有する帯電チャージャにあって
は、アースしてグリッド印加電圧を0Vになるようにし
てもよい。このような処置により感光体の帯電量を僅か
なものとすることができる。
【0028】画像形成装置として用いられていないとき
に帯電チャージャを駆動させて発生オゾンによる空気清
浄を行うにあたり、当該空気清浄機能の強弱を段階的又
は連続的に変えることができれば、本装置の空気清浄機
としての有用性が高まる。オゾン発生量は、帯電チャー
ジャの放電量に依るので、帯電チャージャの出力を可変
に構成しておくのがよい。帯電チャージャの出力が大き
い場合、脱臭可能な空気量が増えるので、帯電チャージ
ャの出力の増減に応じてファンの回転数を変え、帯電チ
ャージャへの吸気量を適宜調節できるようにしておけ
ば、ファンの回転が必要十分となり、いたずらに騒音や
消費電力を上昇させることがない。
【0029】上記空気清浄機能の強弱を、図2に示され
るようなを操作部上のUP/DOWN押し釦によって行
えば、ユーザの要望により合った対応が可能となる。例
えば図においてUP釦を1回押す毎に、帯電チャージャ
の出力が上がり、当該出力の増加に応じてファンの回転
数が増し、LEDの点灯数がHIGH側へ増えてゆき、
逆にDOWN釦を1回押す毎に、帯電チャージャの出力
が下がり、当該出力の増加に応じてファンの回転数が減
り、LEDのHIGH側の点灯が1つずつ消え、最後に
LEDは全消灯して停電チャージャ及びファンが停止す
るように構成される。
【0030】空気清浄機能を強弱変化させない態様のも
のにあっては、帯電チャージャ又はファン作動の時間を
積算する装置を設け、その積算状態によってフィルタ寿
命を判定するようにすれば、フィルタ寿命の判断が正確
になる。
【0031】空気清浄機能を強弱変化させる態様のもの
にあっては、チャージャの放電量の高低によってフィル
タの消耗度が異なるので、放電電流を検知し積算する装
置を設け、その積算量によってフィルタ寿命を判定する
のがよい。同様にファンによって発生する気流の程度で
フィルタを通過する流量が変化するので、ファン回転数
の高低の程度によるフィルタ通過流量を予めデータ化し
ておき、それに基づく積算を行い、フィルタ寿命を判定
してもよい。
【0032】上記のようにフィルタ寿命を判定する場合
には、当該フィルタが寿命であると判断された時点で、
その旨を例えば操作部に表示すれば、フィルタ交換を適
切な時期に行うことができ、機械性能の維持に貢献す
る。
【0033】また複写機の待機時には、画像形成動作を
すぐに行うことができるように、例えば定着装置のヒー
タが通電されている。しかしながら本装置を空気清浄機
としてのみ使用し、さしあたり画像形成を行う必要がな
い場合には、上記の状態は無駄に電力を消費しているこ
ととなる。そこで、空気清浄のみを行う場合には、現像
装置や定着装置等、他のシステムの電源をOFFとする
ように構成して、省電力を図るのがよい。特に定着装置
は電力消費が大きいので、少なくとも当該定着装置の電
源をOFFにできるように構成する意義は大きい。
【0034】オゾン分解フィルタ11に活性炭のような
脱臭機能のある物質を用いる場合には、オゾンによる脱
臭だけでなく、当該フィルタを通過させることによって
も脱臭を行うことができる。そこで、帯電チャージャに
よるオゾン発生を行うことなくフィルタのみによる脱臭
を行うことができるように、図3に示されるように、帯
電チャージャ2近傍に切換弁14を設けると共に、排気
ダクト10と吸気ダクト12を直線連結可能に構成す
る。帯電チャージャ2を駆動しない場合には、切換弁1
4を図の実線の位置にすれば、空気の流れがスムーズと
なり、気流を生じるためのファンの回転は低くてすみ、
省電力、低騒音とすることができる。帯電チャージャ2
を駆動する場合には、不図示の駆動部によって切換弁1
4を点線の位置に切り換えて、帯電チャージャ2で発生
するオゾンの酸化作用を併用して脱臭を行うようにす
る。
【0035】このように切換弁によって空気流通通路を
切り換えるように構成した場合には、空気清浄機能を強
弱変化させない態様であっても、空気清浄機能を強弱変
化させる態様のものであっても、フィルタの消耗度は空
気流通通路の切り換えによっても変化するので、上記し
た積算によるフィルタ寿命の判定にあたっても、帯電チ
ャージャ領域を通過しない場合のフィルタ劣化を予めデ
ータ化しておき、それに基づく積算を別個に行い、帯電
チャージャ領域を通過する場合の積算と合わせて、フィ
ルタ寿命の判定をすべきである。
【0036】一方、オゾン分解フィルタ11に活性炭の
ような脱臭機能を備えた物質を用いない場合には、図4
に示されるように、排気ダクト10中にオゾン分解フィ
ルタ11の他に脱臭フィルタ15を取り付けるようにす
ればよい。オゾン分解フィルタ11と脱臭フィルタ15
の位置関係は、オゾンによる脱臭フィルタの酸化作用を
回避するために、脱臭フィルタ15をファン9とオゾン
分解フィルタ11の間、即ちオゾン分解フィルタ11の
下流側に配置しておくのが好適である。
【0037】また画像形成装置に内蔵された駆動部の放
熱を行うために、冷却用ファンも通常備えられているの
で、図5に示されるように、当該冷却用ファン16の近
傍に脱臭フィルタ15並びに外気を取り込んで脱臭フィ
ルタ15を介しファン16に送るための流通経路17を
設けるようにしてもよい。画像形成動作のために装置全
体を駆動する場合に冷却用ファン16を回転させるほ
か、空気清浄機としてのみ作動させる場合にも当該ファ
ン16を回転させ、ファンの回転によって生じる気流に
よって流通経路17に外気を取り込み、脱臭フィルタ1
5を貫通させることで、空気洗浄を行うことができる。
【0038】本実施例においても、空気清浄機として作
動させる場合に操作部上の操作において行いうること、
その旨を操作部上に表示すること、ディップ・スイッチ
やサービスマン・モードによって当該機能のON/OF
Fの切換を行うこと、ファンの回転数の強弱を可変にす
ること、ファン回転数の高低の程度に応じて積算を行な
い、フィルタ寿命を判定する等の構成を備えうること
は、上記した実施例と同じである。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、脱臭機能のあるオゾン
やフィルタを有効に用いることができ、画像形成動作中
のみならず、当該動作時以外においても、空気清浄機能
を働かすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例に係る画像形成装置の概略図である。
【図2】空気清浄機能の強弱を可変にした場合の当該機
能の操作に関する操作部上の様子を示す図である。
【図3】流通経路を切り換え可能にした場合の切り換え
状態を示す概略図である。
【図4】脱臭フィルタを別に取り付けた場合の排気ダク
トのファン近傍の様子を示す概略図である。
【図5】本発明の別の構成に係る画像形成装置の概略図
である。
【符号の説明】
1 感光体 2 帯電チャージャ 3 レーザー光学系 4 現像装置 5 転写チャージャ 6 定着装置 7 クリーニング装置 8 レジストローラ対 9 ファン 10 排気ダクト 11 オゾン分解フィルタ 12 吸気ダクト 13 除電ランプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉木 茂 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)発明者 渡邊 滋 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (56)参考文献 特開 平2−253289(JP,A) 特開 平4−63368(JP,A) 特開 平5−107877(JP,A) 特開 平3−118559(JP,A) 特開 平3−154077(JP,A) 特開 平5−216321(JP,A) 特開 平4−303857(JP,A) 特開 平4−353868(JP,A) 特開 昭61−163351(JP,A) 実開 平3−103457(JP,U) 実開 昭57−43457(JP,U) 実開 昭61−140363(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 21/00 370 - 540 G03G 15/02 - 15/02 103 G03G 15/04 - 15/04 120 H05K 7/20

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放電器を備える画像形成装置にして、外
    部から空気を装置内へ吸入する気流発生手段を設け、放
    電器を駆動する時に当該気流発生手段を同時に駆動し、
    当該手段によって吸入された空気が放電器の位置する領
    域を通過するように流通経路が設けられており、画像形
    成装置として用いられないときに、放電器と気流発生手
    段を作動して脱臭機能を発揮させることを特徴とする画
    像形成装置。
  2. 【請求項2】 放電器及び気流発生手段を備える画像形
    成装置にして、脱臭フィルタを取り付け、放電器を駆動
    する時に気流発生手段を同時に駆動し、当該手段によっ
    て導入された外気が放電器の位置する領域を通過した後
    にフィルタを貫通するように流通経路が設けられてお
    り、画像形成装置として用いられないときに、放電器と
    気流発生手段を作動して脱臭機能を発揮させることを特
    徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 放電器及び気流発生手段を備える画像形
    成装置にして、脱臭フィルタを取り付け、放電器を駆動
    する時に気流発生手段を同時に駆動し、当該手段によっ
    て導入された外気が放電器の位置する領域を通過した後
    にフィルタを貫通するように流通経路が設けられ、更に
    放電器の位置する領域を通過しないバイパス通路を並行
    して設けられており、当該バイパス通路と前記流通経路
    の分岐点に切換弁が取り付けられ、画像形成装置として
    用いられないときに、当該切換弁の切り換えに応じて、
    放電器及び気流発生手段、又は気流発生手段のみを選択
    的に作動させるように構成されていることを特徴とする
    画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記作動の操作を画像形成に関する操作
    部で行うように構成し、当該操作に関する表示手段が操
    作部に備えられていることを特徴とする請求項1〜3に
    記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 放電器の出力を可変に設定できることを
    特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像形
    成装置。
  6. 【請求項6】 設定された放電器出力に応じて気流発生
    手段の駆動状態が選択されることを特徴とする請求項5
    に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記放電器の出力が可変であり、当該放
    電器の出力の強弱に応じた積算を行い、フィルタ寿命を
    判定するように構成されていることを特徴とする請求項
    2に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記気流発生手段の駆動状態が可変であ
    り、当該駆動状態の強弱に応じた積算を行い、フィルタ
    寿命を判定するように構成されていることを特徴とする
    請求項2に記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記気流発生手段の駆動状態が可変であ
    り、切換弁切り換え状態別の気流発生手段駆動状態に応
    じた積算を夫々行い、フィルタ寿命を判定するように構
    成されていることを特徴とする請求項3に記載の画像形
    成装置。
  10. 【請求項10】 画像形成装置として用いられないとき
    に放電器を作動させる際に感光体を駆動し且つ感光体表
    面の除電を行うように構成されていることを特徴とする
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 画像形成装置として用いられないとき
    に少なくとも定着装置の通電を止めることができるよう
    に構成されていることを特徴とする請求項1〜10のい
    ずれか一項に記載の画像形成装置。
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