JPH0710363Y2 - コロナ帯電器 - Google Patents

コロナ帯電器

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JPH0710363Y2
JPH0710363Y2 JP1987159308U JP15930887U JPH0710363Y2 JP H0710363 Y2 JPH0710363 Y2 JP H0710363Y2 JP 1987159308 U JP1987159308 U JP 1987159308U JP 15930887 U JP15930887 U JP 15930887U JP H0710363 Y2 JPH0710363 Y2 JP H0710363Y2
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JP
Japan
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casing
corona charger
air circulation
ozone
belt
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JP1987159308U
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JPH0164648U (ja
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一弘 湯浅
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、電子写真プロセスの記録担体をなす感光体を
一様帯電し、動作中に発生するオゾンを排出するための
空気流通孔がケーシングの両側面に穿設されているとと
もに、オゾン排出のための空気流は、ケーシングの一方
の側面に穿設された空気流通孔から流入して他方の側面
に穿設された空気流通孔から排出される態様に流れるコ
ロナ帯電器に関する。
[従来技術] 例えば、普通紙複写機、レーザプリンタ、液晶プリン
タ、および、LEDプリンタ等、電子写真プロセスを用い
て画像を形成する画像形成装置で用いられ、記録画像を
形成するいわゆるプリンタエンジンの一例を第3図に示
す。
同図において、幅広の樹脂ベルトの表面に感光体層を積
層し、それをエンドレス状に形成してなる感光体ベルト
1は、3本の駆動ローラ2,3,4の間に張られた状態で、
図の反時計回り方向に駆動される。
この感光体ベルト1の表面は、コロナ帯電器5によって
所定電位に一様に帯電されたのちに、図示しない光書き
込み装置によって発生された画像光LPが露光され、それ
によって、感光体ベルト1の表面に記録画像の静電潜像
が形成され、この静電潜像は、現像器7によってトナー
現像される。
一方、図示しない給紙機構によって1枚ずつに分離され
た転写紙8は、感光体ベルト1に形成されているトナー
像の先端にその先端が一致するタイミングで送り出さ
れ、転写帯電器9によって感光体ベルト1に密着され
る。
これにより、転写紙8の表面に感光体ベルト1のトナー
像が転写され、この転写されたトナー像は、図示しない
定着器によって転写紙8に定着される。
また、感光体ベルト1の表面の残留トナーはクリーニン
グユニット10により除去され、感光体ベルト1の表面の
残留電荷は除電ランプ11によって除去される。
このようにして、転写紙8に画像が記録される。
さて、コロナ帯電器5を作動すると、空気中の酸素分子
が帯電されてオゾンが発生する。また、コロナ帯電器5
は、感光体ベルト1に近接して設けられているので、こ
の発生したオゾンが感光体ベルト1の表面に吸着され
る。
このようにして、感光体ベルト1の表面にオゾンが吸着
されると、感光体ベルト1の表面の感光体物質が酸化さ
れ、その電気的な抵抗が低下し、それによって、表面電
位が部分的に低下したり、感光体ベルト1が劣化する。
そこで、従来、第4図に示すように、コロナ帯電器5の
ケーシング5aの両側部に空気流通のための孔5a,5cを穿
設し、図示しないファン等によって発生させた気流FL
を、一方の孔5bより流入させて反対側の孔5bより排気す
ることで、ケーシング5aの内部に滞留するオゾンを排出
するようにしていた。
ところが、プリンタエンジンを小型化すると、例えば、
除電ランプ11が排気用の孔5cに近接し、また、上部ユニ
ットの底面12がコロナ帯電器5のすぐ上に位置するた
め、オゾンを排出するための気流の流通が阻害され、効
率よくオゾンを排気できないという不都合を生じてい
た。
[目的] 本考案は、かかる従来技術の不都合を解消するためにな
されたものであり、動作中に発生するオゾンを効率よく
排気できるコロナ帯電器を提供することを目的としてい
る。
[構成] 本考案は、この目的を達成するために、電子写真プロセ
スの記録担体をなす感光体を一様帯電し、動作中に発生
するオゾンを排出するための空気流通孔がケーシングの
両側面に穿設されているとともに、オゾン排出のための
空気流は、ケーシングの一方の側面に穿設された空気流
通孔から流入して他方の側面に穿設された空気流通孔か
ら排出される態様に流れるコロナ帯電器において、上記
排出側の空気流通孔からの排気を整流するための整流板
を、上記ケーシングの他方の側面の感光体側の先端部を
折り返す態様に、上記ケーシングに一体的に配設したも
のである。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施例を詳細
に説明する。
第1図は、本考案の一実施例にかかるコロナ帯電器を示
している。なお、このコロナ帯電器は、第3図に示した
ようなプリンタエンジンに用いられるもので、同図にお
いて、第4図と同一部分には同一符号を付している。
同図において、コロナ帯電器5の動作中に発生するオゾ
ンを排気するための孔5cの外側には、排気が除電ランプ
11を避けるように、気流を整流する整流板20が設けられ
ている。
したがって、図示しないファン等によって発生した気流
FLは、一方の孔5bよりケーシング5aの内部に入り込み、
ケーシング5aの内部を通り、反対側の孔5cより出るとき
に、この整流版20により流通方向が案内されるため、そ
の流通が安定し、それによって、ケーシング5aの内部に
発生したオゾンを効率よく排気することができる。
考案者の実験によれば、第2図に示すように、従来装置
では、コロナ帯電器5におけるオゾン濃度が7ppmであっ
たのに対し、本実施例装置では、2.5ppmと大幅に減少し
ている。
このようにして、本実施例では、コロナ帯電器5のケー
シング5aに発生したオゾンが、効率よく排気されるた
め、コロナ帯電器5におけるオゾン濃度が大幅に減少す
るので、ベルト感光体1の感光体物質の酸化を大幅に軽
減でき、ベルト感光体1の劣化を押えることができる。
ところで、感光体としてベルト感光体1を用いたとき、
ベルト感光体1の基材である樹脂がオゾンに触れると脆
弱化し、ベルト感光体1の寿命が短くなるという問題も
あるが、本実施例のように、オゾン濃度が大幅に減少す
るので、ベルト感光体1の寿命を伸ばすことができると
いう効果も得る。
なお、上述の実施例では、プリンタエンジンの感光体と
してベルト感光体を用いているが、ドラム状の感光体を
用いたプリンタエンジンにも、本考案のコロナ帯電器を
適用することができる。
また、上述の実施例では、図よりわかるように、ケーシ
ング5aの表面に、電位を制御するためのグリッドが形成
されたスコロトロンを用いているが、このグリッドをも
たないコロトロンにも、本考案を適用できる。
また、上述した実施例では、整流板をケーシングとは別
体の部材によって形成したが、ケーシングの一部を折り
曲げても、同様の整流板を形成することができる。
[効果] 以上説明したように、本考案によれば、電子写真プロセ
スの記録担体をなす感光体を一様帯電し、動作中に発生
するオゾンを排出するための空気流通孔がケーシングの
両側面に穿設されているとともに、オゾン排出のための
空気流は、ケーシングの一方の側面に穿設された空気流
通孔から流入して他方の側面に穿設された空気流通孔か
ら排出される態様に流れるコロナ帯電器において、上記
排出側の空気流通孔からの排気を整流するための整流板
を、上記ケーシングの他方の側面の感光体側の先端部を
折り返す態様に、上記ケーシングに一体的に配設したの
で、動作中に発生するオゾンを効率良く排気でき、それ
によって、感光体の劣化を防止できるという効果を得
る。また、排気を整流するための整流板をケーシングに
一体的に設けたので、整流板の位置決め作業や取り付け
作業が不要となり、また、装置を小型化できるという効
果も得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例にかかるコロナ帯電器を例示
した概略断面図、第2図はオゾン濃度の変化を例示した
グラフ図、第3図はプリンタエンジンの一例を示す概略
構成図、第4図はコロナ帯電器の従来例を示す概略断面
図である。 5……コロナ帯電器、5a……ケーシング、5b,5c……
孔、20……整流板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子写真プロセスの記録担体をなす感光体
    を一様帯電し、動作中に発生するオゾンを排出するため
    の空気流通孔がケーシングの両側面に穿設されていると
    ともに、オゾン排出のための空気流は、ケーシングの一
    方の側面に穿設された空気流通孔から流入して他方の側
    面に穿設された空気流通孔から排出される態様に流れる
    コロナ帯電器において、 上記排出側の空気流通孔からの排気を整流するための整
    流板を、上記ケーシングの他方の側面の感光体側の先端
    部を折り返す態様に、上記ケーシングに一体的に配設し
    たことを特徴とするコロナ帯電器。
JP1987159308U 1987-10-20 1987-10-20 コロナ帯電器 Expired - Lifetime JPH0710363Y2 (ja)

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JP1987159308U JPH0710363Y2 (ja) 1987-10-20 1987-10-20 コロナ帯電器

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JP1987159308U JPH0710363Y2 (ja) 1987-10-20 1987-10-20 コロナ帯電器

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JPH0164648U JPH0164648U (ja) 1989-04-25
JPH0710363Y2 true JPH0710363Y2 (ja) 1995-03-08

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JP4569241B2 (ja) * 2004-09-22 2010-10-27 富士ゼロックス株式会社 画像形成ユニット及び画像形成装置

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JPH0164648U (ja) 1989-04-25

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