JP2008134446A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】像担持体とこれに圧接される転写部材とのニップ部から排出されてくる記録媒体の排出方向が変動しても除電部材の出力増加や像担持体に対する転写部材の圧接位置変更を伴うことなく、簡単に該記録媒体から除電して該記録媒体を像担持体から分離させ、円滑に定着装置へ向かわせることができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】像担持体2と転写部材3とのニップ部Nから排出されてくる記録媒体50の排出方向を検出するための排出方向検出部(センサSE1及び制御部Cont)を備えており、除電部材32は該検出部により検出される記録媒体排出方向に基づいて除電部材32と排出されてくる記録媒体と50の距離が除電のための距離に設定されるように位置調整可能である画像形成装置A。
【選択図】 図2

Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ機又はこれらのうち2以上を組み合わせた複合機等の画像形成装置に関する。
複写機、プリンタ、ファクシミリ機又はこれらのうち2以上を組み合わせた複合機等の画像形成装置の代表的なものの一つとして、トナー像が形成される像担持体と、該像担持体に圧接されて該像担持体との間にニップ部を形成し、該ニップ部に記録媒体を通過させて該像担持体上のトナー像を該記録媒体に転写する転写部材と、該記録媒体の搬送方向において該ニップ部より下流側に位置し、該ニップ部から排出されてくる記録媒体にトナー像を定着させる定着装置と、前記ニップ部と前記定着装置との間で、前記ニップ部から排出されてくる記録媒体から除電するための除電部材とを含む画像形成装置がある。
除電部材は、像担持体と転写部材とのニップ部から排出されてくる記録媒体から除電して該記録媒体を像担持体から円滑に分離させ定着装置へ向かわせるようにするためのものである。
像担持体と転写部材とのニップ部から排出されてくる記録媒体は、常時同じ経路を通って定着装置へ向かうとは限らない。記録媒体(通常記録紙)の材質、厚み等や、記録媒体に転写されるトナーの量、記録媒体上でのトナー像の位置等によって、記録媒体のニップ部からの排出方向が変わってくる。
その結果、除電部材による記録媒体からの除電状態が変動し、ひいては記録媒体の像担持体からの分離性が変動し、そのため前記ニップ部から出た記録媒体が正常に定着装置へ到達せず、記録媒体詰まり(所謂ジャム)が生じたり、記録媒体がいずれかの部材に触れて定着前のトナー像に乱れが生じたりする等の好ましくない事態が発生する。
この点、例えば特開平10−39562号公報には、感光体から記録媒体上へ転写手段でトナー像を転写し、トナー像転写後の記録媒体を分離帯電器で感光体から除電分離して定着装置へ向かわせ、そこでトナー像を定着させる画像形成装置において、記録媒体の正規搬送経路からの浮き量を検出し、検出浮き量に応じて分離帯電器の出力を調整することが記載されている。
特開平11−190943号公報にも、感光体からトナー像が転写された記録媒体が、これを定着装置へ搬送する搬送装置の搬送面から浮き上がると、その浮き上がりを検出し、分離帯電器の出力を記録媒体の浮き上がりを低減させるように増加させることが記載されている。
また、画像形成装置の中には、第1面にトナー像が転写され、定着された記録媒体の第2面にもトナー像を転写し、定着させる両面画像形成機能を有する画像形成装置がある。
この種の画像形成装置では、第1面に画像形成された記録媒体は定着装置を一度通過していることでカールが発生しているが、この記録媒体が再び転写ニップ部を通過して定着装置へ向かうとき、そのカールのために転写ニップ部からの排出方向が所定方向からずれることがある。その場合、、除電手段による除電が十分になされず、像担持体からの分離性が悪化し、そのため正常に定着装置へ到達せず、記録媒体詰まり(所謂ジャム)が生じたり、記録媒体がいずれかの部材に触れて定着前の第2面トナー像に乱れが生じたりする等の好ましくない事態が発生することがある。
この点、例えば特開平5−127458号公報には、像担持体上のトナー像を転写部材で記録媒体に転写し、定着装置で定着させることができ、両面画像形成機能を備えている画像形成装置において、第2面への画像形成時には、転写部材の像担持体に対する接触位置を第1面への画像形成時とは異ならせ、それにより像担持体と転写部材とのニップ部からの記録媒体排出角度を第1面への画像形成時とは異ならせ、除電分離を行えるようにすることが記載されている。
特開平10−39562号公報 特開平11−190943号公報 特開平5−127458号公報
しかしながら、特開平10−39562号公報や特開平11−190943号公報に記載されているように、記録媒体の正規搬送経路からの浮き量や浮き上がりを検出し、その検出結果に基づいて分離帯電器の出力を調整する場合、浮き量や浮き上がりが大きい場合等には分離帯電器の出力調整では記録媒体からの除電及びそれによる記録媒体の像担持体からの分離を十分に行えない場合が生じる恐れがある。
また、両面画像形成機能を有する画像形成装置において、特開平5−127458号公報に記載のように、転写部材の像担持体に対する接触位置を第1面画像形成時と第2面画像形成時とで異ならせるにはトナー像転写のために像担持体への圧接位置を精度よく決めなければならない転写部材の位置変更が必要となり、その位置変更は実際には難しいと考えられる。
そこで本発明は、トナー像が形成される像担持体と、該像担持体に圧接されて該像担持体との間にニップ部を形成し、該ニップ部に記録媒体を通過させて該像担持体上のトナー像を該記録媒体に転写する転写部材と、該記録媒体の搬送方向において該ニップ部より下流側に位置し、該ニップ部から排出されてくる記録媒体にトナー像を定着させる定着装置と、前記ニップ部と前記定着装置との間で、前記ニップ部から排出されてくる記録媒体から除電するための除電部材とを含む画像形成装置であって、該ニップ部から排出されてくる記録媒体の排出方向が変動しても除電部材の出力増加や像担持体に対する転写部材の圧接位置変更を伴うことなく、簡単に該記録媒体から除電して該記録媒体を像担持体から分離させ、円滑に定着装置へ向かわせることができる画像形成装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため本発明は、
トナー像が形成される像担持体と、
該像担持体に圧接されて該像担持体との間にニップ部を形成し、該ニップ部に記録媒体を通過させて該像担持体上のトナー像を該記録媒体に転写する転写部材と、
該記録媒体の搬送方向において該ニップ部より下流側に位置し、該ニップ部から排出されてくる記録媒体にトナー像を定着させる定着装置と、
前記ニップ部と前記定着装置との間で、前記ニップ部から排出されてくる記録媒体から除電するための除電部材とを含む画像形成装置であり、
前記ニップ部から排出されてくる記録媒体の排出方向を検出するための排出方向検出部を備えており、
前記除電部材は該排出方向検出部により検出される記録媒体排出方向に基づいて該除電部材と該排出されてくる記録媒体との距離が除電のための距離に設定されるように位置調整可能である画像形成装置を提供する。
本発明に係る画像形成装置はモノクロ画像形成装置でもカラー画像形成装置でもよい。 また、モノクロ画像形成装置であれ、カラー画像形成装置であれ、感光体等の静電潜像担持体から該像担持体上に形成されるトナー像を直接記録媒体に転写し、定着させる画像形成装置でも、感光体等の静電潜像担持体から中間転写ベルト等の中間転写体(像担持体の1種)上へトナー像を1次転写し、中間転写体から記録媒体へ1次転写トナー像を2次転写し、定着させる画像形成装置でもよい。
本発明に係る画像形成装置における前記の「トナー像が形成される像担持体」とは、そこから転写部材により記録媒体にトナー像が転写される像担持体である。例えば、感光体等の像担持体から直接記録媒体にトナー像を転写し、定着させる画像形成装置にあっては、該感光体等の像担持体であり、感光体等の静電潜像担持体から中間転写ベルト等の中間転写体上へトナー像を1次転写し、中間転写体から記録媒体へ1次転写トナー像を2次転写し、定着させる画像形成装置にあっては該中間転写体である。
本発明に係る画像形成装置における前記の「転写部材」としては、代表例として転写ローラを挙げることができるが、複数のプーリに巻き掛けられた無端転写ベルト等でもよい。
いずれにしても本発明に係る画像形成装置によると、
像担持体とこれに圧接される転写部材とのニップ部から排出されてくる記録媒体の排出方向が排出方向検出部により検出され、検出された記録媒体排出方向に基づいて該除電部材と該排出されてくる記録媒体との距離が除電のための距離に設定されるように位置調整可能であり、ニップ部から排出されてくる記録媒体を該除電部材の位置調整という簡単な操作で除電して像担持体から分離させ、定着装置へ円滑に向かわせることができる。
前記転写部材は転写部材ホルダで支持してもよい。前記除電部材は該ホルダに保持させてもよい。例えば、該転写部材ホルダを除電部材を保持した部分が転写部材の外側で回動可能なものとし、該除電部材保持部分の回動により除電部材と前記ニップ部から排出されてくる記録媒体との距離が調整されるようにすることができる。
前記転写部材を転写ローラとし、前記転写部材ホルダは該転写ローラの回転中心軸線を中心として回動可能のホルダとしてもよい。その場合、該ホルダの回動により(該ホルダの回動角度調整により)前記除電部材と前記ニップ部から排出されてくる記録媒体との距離が調整される。
前記排出方向検出部は例えば前記ニップ部から排出されてくる記録媒体の先端の到達を検出する先端検出センサを用いて記録媒体排出方向を検出するものとすることができる。
この場合該検出部は、例えば、記録媒体が前記ニップ部から正常とみなし得る排出方向で排出されてくるときに該記録媒体先端が予め定めた基準時から該先端検出センサに到達するに要する時間以内に該先端検出センサが記録媒体先端を検出するか否かに基づいて記録媒体排出方向を検出するものとできる。
この検出部では、例えば、記録媒体排出方向を記録媒体先端が上記時間以内に先端検出センサに到達できる排出方向とその時間以内に先端検出センサに到達できない排出方向との二つに分類し、該時間以内に該先端検出センサが記録媒体先端を検出するか否かに基づいて記録媒体排出方向が該二つの排出方向のいずれであるかを検出するものでよい。
或いは、記録媒体排出方向を記録媒体先端が上記時間以内に先端検出センサに到達できる排出方向と、その時間以内には先端検出センサに到達できないがその時間に予め定めた第2の時間を加えた時間以内に先端検出センサに到達できる排出方向と、該第2の時間を加えた時間以内でも先端検出センサに到達できない排出方向とに分類し、該三つの排出方向のいずれであるかを検出するもの等でもよい。
前記基準時についは、例えば、この種の画像形成装置に通常設けられているタイミングローラ(像担持体上のトナー像の前記ニップ部への到来に合わせて記録媒体を該ニップ部に送り込むように記録媒体搬送を開始するローラ)の記録媒体搬送開始時点を基準時とすることができる。
また、例えば前記ニップ部の上流側に別途配置した先端検出センサが記録媒体先端を検出した時点を基準時とする等してもよい。
また、前記ニップ部から排出されてくる記録媒体の先端の到達を検出する先端検出センサを該ニップ部からの記録媒体の異なる複数の排出方向に対応させて複数設け、記録媒体先端到達を検出したセンサがいずれのセンサであるかにより記録媒体排出方向を検出すること等も可能である。
また、前記排出方向検出部は測距センサを含むものでもよい。この場合、該測距センサは前記ニップ部から排出されてくる記録媒体と該測距センサとの距離を計測するものである。該測距センサによる計測距離に基づいて記録媒体排出方向を検出することができる。
前記除電部材の位置調整は前記排出方向検出部による検出結果に基づいて手動で行ってもよいが、前記除電部材を前記位置調整のために駆動できる駆動部を設けておくとともに該駆動部の制御部を設けておき、該制御部が排出方向検出部の検出結果に基づいて該除電部材と前記ニップ部から排出されてくる記録媒体との距離を除電のための距離に設定するように該駆動部を制御して該除電部材を駆動するようにしてもよい。
既述のように転写部材を転写部材ホルダに支持させ、該ホルダに除電部材を保持させる場合、上記駆動部は該ホルダを駆動することで除電部材の位置調整を行えるものとすることができる。
本発明に係る画像形成装置は、前記ニップ部において第1面にトナー像が転写され、前記定着装置において該トナー像が定着された記録媒体を再び該ニップ部に送り込んで該記録媒体の第2面にもトナー像を転写し、該定着装置で定着させる両面画像形成機能を有するものでもよい。
このような両面画像形成機能を備えた画像形成装置では、第1面にトナー像が転写、定着された記録媒体のカール量を検出するカール量検出部をさらに設け、該記録媒体第2面へのトナー像転写定着にあたっては、該カール量検出部で検出される記録媒体カール量と、前記第1面へのトナー像転写時に前記ニップ部から排出される記録媒体について前記排出方向検出部により検出された記録媒体排出方向とに基づいて前記除電部材の位置調整を行うようにしてもよい。
カール量検出部としては、
(1) 定着装置が加熱される定着ローラとこれに圧接される加圧ローラとを含み、該両ローラのニップ部に転写トナー像を保持した記録媒体を通過させて該トナー像を該記録媒体に定着させるものであるとき、該定着ローラ温度を検出する温度センサと該加圧ローラ温度を検出する温度センサとで検出される両ローラ温度の差から記録媒体カール量を算出するもの、
(2) 定着装置を出てくる記録媒体の搬送方向両外側のうち一方に記録媒体厚み方向に発光素子を複数個配列するとともに該各発光素子に対応させて他方側に受光素子を配列し、発光素子からの光を受光した受光素子及び受光しなかった受光素子の位置からカール量を検出するもの、
(3) レーザ照射による変位センサを利用したカール量検出部
等を採用できる。
いずれにしても、前記の除電部材駆動部及びその制御部が備わっている場合には、該制御部に、該カール量検出部で検出される記録媒体カール量と前記第1面へのトナー像転写時に前記ニップ部から排出される記録媒体について前記排出方向検出部により検出された記録媒体排出方向とに基づいて、該除電部材と該ニップ部から排出されてくる記録媒体との距離を除電のための距離を設定するように該駆動部を制御させて該除電部材の位置調整を行える。
以上説明したように本発明によると、トナー像が形成される像担持体と、該像担持体に圧接されて該像担持体との間にニップ部を形成し、該ニップ部に記録媒体を通過させて該像担持体上のトナー像を該記録媒体に転写する転写部材と、該記録媒体の搬送方向において該ニップ部より下流側に位置し、該ニップ部から排出されてくる記録媒体にトナー像を定着させる定着装置と、前記ニップ部と前記定着装置との間で、前記ニップ部から排出されてくる記録媒体から除電するための除電部材とを含む画像形成装置であって、該ニップ部から排出されてくる記録媒体の排出方向が変動しても除電部材の出力増加や像担持体に対する転写部材の圧接位置変更伴うことなく、簡単に該記録媒体から除電して該記録媒体を像担持体から分離させ、円滑に定着装置へ向かわせることができる画像形成装置を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る画像形成装置の例Aを示している。
画像形成装置Aは、タンデム型のフルカラープリンタである。プリンタAは、駆動ローラ21、これに対向するローラ22、駆動ローラ下方のローラ21a及び対向ローラ下方のローラ22aに巻き掛けられた無端中間転写ベルト2を有している。転写ベルト2は、図示省略のベルト駆動部で駆動される駆動ローラ21により図中反時計方向(図中矢印方向)に回転させることができる。
ローラ22a上の転写ベルト部分には転写ベルト2上の2次転写残トナー等をクリーニグブレードで除去清掃するクリーニング装置8が臨んでいる。
駆動ローラ21上の転写ベルト部分には、2次転写ローラ3が臨んでいる。
転写ローラ3は後述するアーム駆動部37(図2、図3参照)にて中間転写ベルト2に対し圧接離隔可能である。2次転写ローラ3の表層部は弾性材料で形成されており、転写ベルト2への圧接状態では中間転写ベルト2との間にニップ部Nを形成し、中間転写ベルト2の回転に従動して、或いは、後述するように該ニップ部Nに送り込まれる記録媒体50の移動に従動して回転する。2次転写ローラ3には、図示省略の2次転写バイアス電源装置から2次転写バイアスを印加することができる。
2次転写ローラ3の下方には、タイミングローラ対4が配置されており、さらにその下方に、記録媒体50を収容した記録媒体収容カセット5が着脱可能に装着される。カセット5に収容された記録媒体50は、媒体供給ローラ51にて1枚ずつ引き出してタイミングローラ対4へ供給することができる。記録媒体50としては記録紙、オーバーヘッドプロジエクタ用シート等を採用できる。
転写ローラ3の上方には定着装置6が配置されている。
定着装置6は加熱される定着ローラ61とこれに圧接される加圧ローラ62とを含むものである。
記録媒体搬送方向において定着装置6の下流側には媒体排出ローラ対71及び媒体排出トレイ7が設けられている。
さらに、2次転写ローラ3の背後に後述する両面画像形成のための記録媒体搬送通路9を備えている。通路9には記録媒体搬送ローラ対r1、r2、r3が配置されている。
中間転写ベルト2を巻き掛けたローラ21a、22aの間には、転写ベルト2に沿って、ローラ22aから21aに向けて、イエロー画像形成部Y、マゼンタ画像形成部M、シアン画像形成部C及びブラック画像形成部Kがこの順序で配置されている。
Y、M、C、Kの各画像形成部は、静電潜像担持体としてドラム型の感光体11を備えており、該感光体の周囲に帯電器12、画像露光装置13、現像器14、1次転写ローラ15、感光体上の1次転写残トナー等を除去清掃するリーニング装置16及び光除電装置17等がこの順序で配置されている。
各画像形成部における感光体11、帯電器12、現像器14、クリーニング装置16及び光除電装置17はカートリッジケースに設けられており、該カートリッジケースとともにプロセスカートリッジを形成している。すなわち、イエロー画像形成部Yを形成するためのイエロープロセスカートリッジYC、マゼンタ画像形成部Mを形成するためのマゼンタプロセスカートリッジMC、シアン画像形成部Cを形成するためのシアンプロセスカートリッジCC、ブラック画像形成部Kを形成するためのブラックプロセスカートリッジKCである。
図1に示すように、各画像形成部の1次転写ローラ15は転写ベルト2を間にして感光体11に対向しており、ベルトの走行に従動回転する。1次転写ローラ15には、感光体11上に形成されるトナー像をベルト2へ1次転写するための1次転写バイアスを図示省略の1次転写バイアス電源装置から印加できる。
露光装置13は、図示省略のパーソナルコンピュータ等から提供される画像情報に応じて、レーザービームを用いて感光体11に画像露光を施す。
各画像形成部における感光体11は、ここでは負帯電性の感光体であり、図示省略の感光体駆動モータにて図中時計方向回りに回転駆動される。
各画像形成部における帯電器12には、図示省略の帯電用電源から所定のタイミングで感光体帯電のための電圧が印加される。
各画像形成部における現像器14は、本例では、負帯電性トナーを採用するもので、感光体11上に形成される静電潜像を、図示省略の現像バイアス印加電源装置から現像バイアス電圧が印加される現像ローラ141で反転現像することができる。
各画像形成部におけるクリーニング装置16は感光体11上の1次転写残トナー等をクリーニグブレードで除去清掃するものである。
ここでプリンタAによる画像形成について説明しておく。
なお、以下の画像形成は、図4に示すプリンタ動作を制御する制御部Contの指示のもとに行われる。制御部Contにはプリント開始を指示するキー、画像形成枚数等を設定するテンキー、片面画像形成か両面画像形成かを選択するキー等が搭載された操作パネルP等が接続されている。
プリンタAは、画像形成部Y、M、C及びKのうち少なくとも一つを用いて画像形成できる。画像形成部Y、M、C及びKのすべてを用いてフルカラー画像を形成する場合を例にとると、先ず、イエロー画像形成部Yにおいてイエロートナー像を形成し、これを転写ベルト2に1次転写する。
すなわち、イエロー画像形成部Yにおいて、感光体11が図中時計方向に回転駆動され、帯電器12にて表面が一様に所定電位に帯電せしめられ、その帯電域に画像露光装置13からイエロー画像用の画像露光が施され、感光体11上にイエロー用静電潜像が形成される。この静電潜像はイエロートナーを有する現像器14の現像バイアスが印加された現像ローラ141にて現像されて可視イエロートナー像となり、該トナー像が1次転写ローラ15にて転写ベルト2上に1次転写される。このとき、1次転写ローラ15には図示省略の電源装置から1次転写バイアス電圧が印加される。
同様にして、マゼンタ画像形成部Mにおいてマゼンタトナー像が形成されて転写ベルト2に転写され、シアン画像形成部Cにおいてシアントナー像が形成されて転写ベルト2に転写され、ブラック画像形成部Kにおいてブラックトナー像が形成されて転写ベルト2に転写される。
イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー像はこれらが中間転写ベルト2上に重ねて転写されるタイミングで形成される。
かくして転写ベルト2上に形成された多重トナー像は転写ベルト2の回動により2次転写ローラ3へ向け移動する。
一方、記録媒体50がカセット5から媒体供給ローラ51にて引き出され、タイミングローラ対4へ供給され、待機している。タイミングローラ対4はクラッチCL(図2参照)オフにより記録媒体を止めて待機させる。
タイミングローラ対4のところで待機する記録媒体50は、中間転写ベルト2にて送られてくる多重トナー像に合わせて、制御部Contの指示によるクラッチCLオンにて転写ベルト2とこれに圧接された2次転写ローラ3とのニップ部Nに向け供給開始され、図示省略の電源装置から2次転写バイアスが印加された2次転写ローラ3にて該多重トナー像が記録媒体50上に2次転写される。
その後記録媒体50は定着装置6に通され、そこで多重トナー像が加熱加圧下に記録媒体50に定着される。記録媒体50はひき続き、媒体排出ローラ対71等にて排出トレイ7に排出される。
記録媒体50の両面に画像形成するときには、第1面に画像形成された記録媒体50が排出ローラ対71にてトレイ7上に排出されるとき、該記録媒体50の後端が排出ローラ対71に差しかかる直前で排出ローラ対71が逆転され、それにより該記録媒体50が両面画像形成のための記録媒体搬送通路9に送り込まれ、搬送ローラ対r1、r2、r3にて再びタイミングローラ対4へ供給される。
そして中間転写ベルト2上の第2面目のトナー像のニップ部Nへの到来に合わせて該ニップ部へ再び供給され、該第2面にもトナー像が転写され、定着装置6で定着され、トレイ7へ排出される。
各画像形成部において、トナー像の1次転写後感光体11上に残留するトナー等はクリーニング装置16により除去清掃され、残留電荷は光除電装置17により消去される。また、中間転写ベルト2上の2次転写残トナー等はクリーニング装置8にて除去清掃される。
次に2次転写ローラ3の周辺の構造等についてさらに説明する。
図1では図示を省略しているが、図2及び図3に示すように、2次転写ローラ3は、中間転写ベルト2とローラ3とのニップ部Nより記録媒体搬送方向において下流側領域でローラ3周面を覆う転写ローラホルダ31に回転可能に支持されている。従ってホルダ31はローラ3に対し回動可能である。
ホルダ31の転写ベルト2側の端部外周面に除電部材(ここでは除電布)32が取り付けられている。除電部材32は前記ニップ部Nから排出されてくる記録媒体50から除電して該記録媒体50の転写ベルト2からの分離性を向上させ、記録媒体50の定着装置6への搬送を円滑ならしめるためのものである。除電部材32は本例では接地されるが、除電電圧を印加する電源に接続されてもよい。
転写ローラ3及びホルダ31は、転写ベルト2とは反対側から外殻部材33で覆われている。外殻部材33はホルダ31に対し間隔をおいて位置しており、外殻部材33とホルダ31との間には通気空間30が形成されている。
外殻部材33は、転写ローラホルダ31の転写ベルト2側の端部の若干上方に位置する記録媒体ガイド部33gを有している。ガイド部33gは金属製の記録媒体ガイド板331とこれを取り付けた外殻部材本体の部分332とで構成されている。
ガイド部33gの向かい側にはニップ部Nから出てきて転写ベルト2に貼り付いたまま転写ベルト2とともに移行することがあり得る記録媒体をベルト2から剥がすための分離爪38が設置されている。
外殻部材33の転写ローラ3背後に位置する部分には通気孔33hが形成されている。 外殻部材33には吸気装置300が連設されている。吸気装置300は外殻部材33に一体的に連設された通気ダクト34と、該ダクトに取り付けられた吸気ファン35を含むものである。この吸気装置300の吸気ファン35の運転により外殻部材通気孔33hを介して前記ニップ部Nの上流側及び下流側領域から吸気し、ニップ部Nを通過する記録媒体50を転写ローラ3側へ引き寄せ、記録媒体の搬送をそれだけ良好ならしめることができるようにしてある。
外殻部材33の上端部の手前側及び奥側の各部位に支点軸33sが設けられている。各軸33sにはアーム36の上端部361が回動可能に嵌められている。各アーム36の下端部362に転写ローラホルダ31から突設した軸311が回動可能に支持されている。ホルダ31の突出軸311の中心軸線と転写ローラ3の回転中心軸線とは一致している。
外殻部材33にはソレノイド利用のアーム駆動部37が搭載されており、転写ベルト2上のトナー像を記録媒体50に2次転写するにあたっては制御部Contの指示のもとに該駆動部にてアーム36を揺動させて転写ローラ3を中間転写ベルト2へ圧接させることができ、また、該圧接状態から離隔させることができる。
転写ローラホルダ31の片側の突出軸311はアーム36の下端部362を貫通してその外側へ突出している。アーム36には回転モータを含むホルダ回動駆動部Dが搭載されている。駆動部Dは制御部Contの指示のもとに軸311を駆動してホルダ31を所定角度回動させることでホルダ31上の除電部材32を転写ローラ3の周りに回動させて除電部材32とニップ部Nから出てくる記録媒体50との距離を調整できる。
また、前記外殻部材33の記録媒体ガイド部33gの上方(下流側)、且つ、定着装置6よりは上流側に記録媒体50先端の到来を検出する、制御部Contに接続された先端検出センサ(本例では先端検出スイッチ)SE1が配置されている。
なお、図2に破線で示す温度センサTSE1、TSE2については後ほど説明する。
このプリンタAでは、中間転写ベルト2と2次転写ローラ3との圧接ニップ部Nから排出されてくる記録媒体50から前記除電部材32で除電して該記録媒体の転写ベルト2からの分離を円滑ならしめ、定着装置6への移行を円滑化するようにしている。
しかしながら、ニップ部Nから排出されてくる記録媒体50の排出方向は常時除電部材32にて十分な除電を行える方向であるとは限らない。記録媒体50の排出方向が除電部材32による除電作用を記録媒体に十分及ぼすことができない方向であることもあり得る。
そこで、このプリンタAでは、ニップ部Nから排出されてくる記録媒体50の排出方向を前記先端検出センサSE1を用いて検出し、その検出排出方向に基づいて制御部Contが転写ローラホルダ31の回動駆動部Dを制御し、該ホルダ31を除電部材32と記録媒体50との距離が除電部材による適切な除電を行える距離に調整されるように回動させることができる。
記録媒体排出方向の検出は、先端検出サンサSE1とこれが接続された制御部Contの記録媒体排出方向検出に係る部分とで構成される排出方向検出部により次のようにして行う。すなわち、
記録媒体50がニップ部Nから図2において方向d1、d2で示されるような正常とみなし得る排出方向で排出されてくるときに記録媒体先端が予め定めた基準時(本例では制御部Contの指示によるタイミングローラ対4の記録媒体供給開始時)から先端検出センサSE1に到達するに要する時間以内に該先端検出センサSE1が記録媒体先端を検出する場合、制御部Contは記録媒体排出方向が方向d1、d2を含む第1方向であると判断し、該時間以内にセンサSE1が記録媒体先端を検出しない場合、制御部Contは記録媒体排出方向が図2に方向d3やd4で示す方向を含む第2方向であると判断する。
そして制御部Contは、記録媒体排出方向が第1方向(又は第2方向)であると判断すると、その媒体排出方向に応じて、転写ローラホルダ駆動部Dに指示して必要に応じホルダ31を回動させ、除電部材32と記録媒体50との距離がより適切な除電のための距離に調整されるように除電部材32の位置を設定する。例えば、図2に示すように第1方向の場合は除電部材位置をP1とし、第2方向の場合は除電部材位置をP2とする。
かくして、ニップ部Nから排出されてくる記録媒体50を除電部材32の位置調整という簡単な操作で除電して転写ベルト2から分離させ、定着装置6へ円滑に向かわせることができる。
両面画像形成を行う場合は、第1面にトナー像が転写、定着された記録媒体のカール量を検出し、該記録媒体第2面へのトナー像転写定着にあたっては、該カール量と、第1面へのトナー像転写時にニップ部Nから排出される記録媒体について前記排出方向検出部により検出された記録媒体排出方向とに基づいて除電部材32の位置調整を行うようにしてもよい。
第1面にトナー像が転写、定着された記録媒体のカール量の検出は、例えば、定着装置6における加熱される定着ローラ61の温度を温度センサTSE1(図2参照)で、加圧ローラ62の温度を温度センサTSE2でそれぞれ検出し、その検出温度を図4に破線で示すように制御部Contに入力し、制御部Contにおいて両温度差を求め、該温度差からカール量を求めるようにして行える。この場合、センサTSE1、TSE2及び制御部Contのカール量検出に係る部分がカール量検出部となる。
例えば、予め実験等により求めておいた両ローラ61、62のそれぞれの温度差のもとでのカール量に基づき、両ローラ61、62の温度差がt1以下のときはカール量小、t1より大きいときはカール量大とすればよい。
そして、その2種類のカール量と第1面画像形成時の前記第1、第2の2種類の媒体排出方向のそれぞれの組み合わせに応じた除電部材32の位置を予め定めておき、制御部Contには、検出される第1面画像形成時の媒体排出方向とカール量との組み合わせに応じた位置に除電部材32が配置されるように駆動部Dを制御させ、ホルダ31を必要に応じ回動させればよい。
以上説明した記録媒体排出方向検出部は先端検出センサSE1を利用するものであったが、図5に示すように測距センサSE2を利用するものであってもよい。
すなわち、ニップ部Nから排出されてくる記録媒体50に臨む位置に測距センサSE2を配置しておき、該センサSE2と排出されてくる記録媒体50との距離を検出し、その距離から記録媒体排出方向を制御部Contに判断させてもよい。
測距センサSE2は図5に実線で示すように転写ベルト2側に配置してもよいし、また例えば図2に破線で示すように外殻部材30内に配置し、外殻部材30に設けた図示省略の窓を通して記録媒体50に臨むようにしてもよい。
以上、タンデム型カラー画像形成装置について説明したが、本発明は他のタイプのカラー画像形成装置にも適用でき、モノクロ画像形成装置にも適用できる。
本発明は、像担持体とこれに圧接される転写部材とのニップ部から排出されてくる記録媒体に対し除電部材を適切な距離で配置できる画像形成装置を提供することに利用できる。
本発明に係る画像形成装置例であるプリンタの概略を示す図である。 転写ローラ周辺の構造を、一部を断面で示す図である。 転写ローラ周辺の構造を転写ベルト側から見た図である。 制御回路の概略を示すブロック図である。 記録媒体排出方向検出部の他の例を示す図である。
符号の説明
A プリンタ
Y イエロー画像形成部
M マゼンタ画像形成部
C シアン画像形成部
K ブラック画像形成部
YC、MC、CC、KC プロセスカートリッジ
11 感光体
12 帯電器
13 画像露光装置
14 現像器
141 現像ローラ
15 1次転写ローラ
16 クリーニング装置
17 光除電装置
21 駆動ローラ
22 対向ローラ
21a、22a ローラ
2 中間転写ベルト
3 2次転写ローラ
300 吸気装置
34 吸気ダクト
35 吸気ファン
N ベルト2とローラ3のニップ部
4 タイミングローラ対
CL クラッチ
5 記録媒体収容カセット
51 媒体引出しローラ
50 記録媒体
6 定着装置
61 定着ローラ
62 加圧ローラ
71 媒体排出ローラ対
7 媒体排出トレイ
8 クリーニング装置

31 転写ローラホルダ
311 転写ローラホルダの突出軸
32 除電部材
33 外殻部材
30 通気空間
33g 記録媒体ガイド部
331 記録媒体ガイド板
332 外殻部材本体の部分
33s 支点軸
33h 通気口
34 通気ダクト
35 吸気装置
36 アーム
361 アーム上端部
362 アーム下端部
38 分離爪
37 アーム駆動部
Cont 制御部
D ホルダ回動駆動部
SE1 先端検出センサ
d1〜d4 記録媒体排出方向
SE2 測距センサ
TSE1、TSE2 温度センサ
P 操作パネル

Claims (6)

  1. トナー像が形成される像担持体と、
    該像担持体に圧接されて該像担持体との間にニップ部を形成し、該ニップ部に記録媒体を通過させて該像担持体上のトナー像を該記録媒体に転写する転写部材と、
    該記録媒体の搬送方向において該ニップ部より下流側に位置し、該ニップ部から排出されてくる記録媒体にトナー像を定着させる定着装置と、
    前記ニップ部と前記定着装置との間で、前記ニップ部から排出されてくる記録媒体から除電するための除電部材とを含む画像形成装置であり、
    前記ニップ部から排出されてくる記録媒体の排出方向を検出するための排出方向検出部を備えており、
    前記除電部材は該排出方向検出部により検出される記録媒体排出方向に基づいて該除電部材と該排出されてくる記録媒体との距離が除電のための距離に設定されるように位置調整可能であることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記転写部材は転写部材ホルダに支持されており、前記除電部材は該ホルダに保持されており、該転写部材ホルダは前記除電部材を保持した部分が前記転写部材の外側で回動可能であり、該除電部材保持部分の回動により該除電部材と前記ニップ部から排出されてくる記録媒体との距離が調整される請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記転写部材は転写ローラであり、前記転写部材ホルダは該転写ローラの回転中心軸線を中心として回動可能のホルダであり、該ホルダ回動により前記除電部材と前記ニップ部から排出されてくる記録媒体との距離が調整される請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記排出方向検出部は前記ニップ部から排出されてくる記録媒体の先端の到達を検出する先端検出センサを用いて記録媒体排出方向を検出する検出部である請求項1から3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記排出方向検出部は測距センサを含んでおり、該測距センサは前記ニップ部から排出されてくる記録媒体と該測距センサとの距離を計測するものであり、該排出方向検出部は該測距センサによる計測距離に基づいて記録媒体排出方向を検出する検出部である請求項1から3のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記ニップ部において第1面にトナー像が転写され、前記定着装置において該トナー像が定着された記録媒体を再び該ニップ部に送り込んで該記録媒体の第2面にもトナー像を転写し、該定着装置で定着させる両面画像形成機能を有しており、
    第1面にトナー像が転写、定着された記録媒体のカール量を検出するカール量検出部をさらに備えており、
    該記録媒体第2面へのトナー像転写定着にあたっては、該カール量検出部で検出される記録媒体カール量と、前記第1面へのトナー像転写時に前記ニップ部から排出される記録媒体について前記排出方向検出部により検出された記録媒体排出方向とに基づいて前記除電部材の位置調整を行う請求項1から5のいずれかに記載の画像形成装置。
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