JP2018087884A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】冷却効率を上げ、クーリングモードの時間を短くする。
【解決手段】回転軸を中心に回転すると共に、表面にトナー像を担持する像担持体と、トナーを含む現像剤を周面に担持して像担持体へトナーを供給する現像ローラーを有し、当該像担持体にトナー像を形成する現像部と、装置外部から取り入れた空気を現像部に導くための空気路と、印字動作を一旦中断して、少なくとも現像部を冷却するためのクーリングモードを設定するクーリングモード設定部101と、クーリングモード中は、印字動作中よりも、空気路からの空気が吹き付けられる範囲に担持されている現像ローラー上の現像剤の量を少なくするための処置を実行する制御部100と、を備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、画像形成装置に関し、特に、装置内部を冷却するための技術に関する。
一般的な画像形成装置は、像担持体としてのドラム状の感光体と、帯電部と、露光部と、現像装置と、転写部と、定着部とを備え、像担持体を帯電する工程と、露光して像担持体上に静電潜像を形成する工程と、この静電潜像へトナーを供給してトナー像を形成する工程と、形成したトナー像を記録紙へ転写する工程と、熱や圧力によってトナー像を記録紙に定着させる工程とが実行される。感光体は回転し、現像装置や定着部は回転部材を有する。感光体やこれら回転部材が回転すると、摺動摩擦熱が発生し、装置の内部温度が上昇する。
ところで、近年では環境負荷軽減のために、従来よりも定着温度の低い低温定着トナーが採用されてきている。低温定着トナーは耐熱性が低いため、装置の内部温度が高い状態で画像形成動作 が続けられると、熱ダメージを受けて熱劣化してしまう。トナーに熱劣化が生じると、画像に不具合が発生したり、場合によってはトナーが凝集してしまい、装置が故障したりするおそれがある。
温度上昇を抑えるために、摺動面に低摩擦化された部材を採用しているが、温度上昇は避けられない。そこで、装置内部、特に現像装置を冷却するためのクーリングモードを取り入れることが提案されている(例えば、下記の特許文献1,2を参照)。
特開2006−227557号公報 特開2004−198783号公報
装置の内部温度が上昇しやすいのは、連続印刷などの大量印刷動作時であるが、大量印刷動作時に、温度が高くなったからといって、クーリングモードを実行して印刷動作を停止させると、印刷時間が長くなって生産性を低下させ、利用者には、ストレスを与えることになる。この問題を解決するためには、現像装置の冷却効率を上げ、クーリングモードの時間を極力短くすることが求められる。
本発明は、上記の事情に鑑みなされたものであり、現像装置に対する冷却効率を上げ、クーリングモードの時間を短くすることを目的とする。
本発明の一局面に係る画像形成装置は、回転軸を中心に回転すると共に、表面にトナー像を担持する像担持体と、前記像担持体へトナーを供給して、当該像担持体にトナー像を形成する現像装置と、前記現像装置より前記像担持体の回転方向下流側に配置され、前記像担持体とで形成する転写ニップ部において前記トナー像を記録紙に転写する転写部と、前記転写部より前記記録紙の搬送方向下流に配置され、前記記録紙に転写された前記トナー像を熱ローラー及び圧ローラーによる定着ニップ部において当該記録紙に定着させる定着部と、装置外部から取り入れた空気を前記現像装置に導くための空気路と、前記現像装置を冷却するためのクーリングモードで前記現像装置を動作させているときは、前記現像装置を制御して、画像形成動作中よりも、現像ローラー上の現像剤の量を少なくする動作を行わせる制御部と、を備える。
本発明によれば、装置外部から取り入れた空気を現像装置に導くための空気路を備えるので、現像装置を冷却することができる。また、クーリングモード中は、画像形成動作中よりも、空気路からの空気の影響を受ける現像ローラー上の現像剤の量が少ないため、空気路からの空気を現像ローラーに直接吹き付けることができるので、現像ローラーの冷却効率を高めることができる。このように、現像装置の冷却効果が高まるので、クーリングモードの時間を短くすることができる。また、このようにクーリングモード中は現像ローラー上の現像剤の量が少ないことにより、空気が吹き付けられることによるトナー飛散の程度を低減することも可能になる。
本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の外観を示した正面側斜視図である。 右側面カバーを取り外した、画像形成装置の外観を示した正面側斜視図である。 画像形成部、定着部、及びその周辺部を示した正面断面図である。 空気路の吹出口及びその周辺部を示した正面断面図であり、(A)は調整弁が空気路の内壁上面と平行となっている状態を示し、(B)は調整弁の先端が空気路の内壁上面に当接している状態を示している。 画像形成装置の主要内部構成を概略的に示した機能ブロック図である。 第1実施形態に係る画像形成装置における制御ユニットで行われる処理動作の一例を示したフローチャートである。 (A)〜(D)は、記録紙の位置と調整弁の状態との関係を説明するための正面断面図である。 第1実施形態に係る画像形成装置における制御ユニットで行われる処理動作の一例を示したフローチャートである。 現像ローラー及びその周辺部を示した正面断面図であり、(A)は現像スリーブを逆方向に回転させる前の状態を示し、(B)は現像スリーブを逆方向に回転させた後の状態を示している。 連続して画像形成動作を行った場合の内部温度の変化を示したグラフであり、(A)は内部温度が予め定められた温度以下になるとクーリングモードを解除する場合を示し、(B)はクーリングモードが設定されてから一定時間が経過するとクーリングモードを解除する場合を示している。 (A)、(B)は、第2実施形態に係る画像形成装置における調整部材及びその周辺部を概略的に示した正面断面図である。 別の実施形態に係る画像形成装置における制御ユニットで行われる処理動作の一例を示したフローチャートである。 第3実施形態に係る画像形成装置における画像形成部、定着部、及びその周辺部を示した正面断面図である。 空気路の吹出口及びその周辺部を示した正面断面図であり、(A)は一方斜辺部が空気路の内壁上面と平行となっている状態を示し、(B)は他方斜辺部が空気路の内壁上面に近づいている状態を示し、(C)は一方斜辺部の先端が空気路の内壁上面に当接している状態を示している。 第3実施形態に係る画像形成装置における制御ユニットで行われる処理動作の一例を示したフローチャートである。 空気路、転写ニップ部、定着ニップ部、及び記録紙の位置関係を示した図であり、(A)は、上方から見た模式図であり、(B)は正面から見た模式図である。 空気路、転写ニップ部、定着ニップ部、及び記録紙の位置関係を示した図であり、(A)は、上方から見た模式図であり、(B)は正面から見た模式図である。
以下、本発明の一実施形態に係る画像形成装置について図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の外観を示した正面側斜視図である。図2は、右側面カバーを取り外した、画像形成装置の外観を示した正面側斜視図である。
画像形成装置1は、例えば、コピー機能、プリンター機能、スキャナー機能、及びファクシミリ機能のような複数の機能を兼ね備えた複合機であり、装置本体11に、原稿読取部5、画像形成部12、給紙部14、定着部13、排出トレイ151、及び操作部47を含んで構成されている。
原稿読取部5は、プラテンガラス(図略)に載置された原稿の画像を読み取る。画像形成部12は、原稿読取部5による読み取りで得られた画像データに基づいて、記録紙にトナー像を形成する。給紙部14は、給紙カセットに収容された記録紙をピックアップして搬送する。
定着部13は、右側面カバー21の内側に配置され、記録紙上のトナー像を加熱して、熱圧着によりトナー像を記録紙に定着させる。また、定着部13は、その長手方向(記録紙の搬送方向と直交する方向)が装置本体11の正面から背面に向かう方向となるように、装置本体11に配置されている。排出トレイ151は、装置本体11の胴部に配置され、装置本体11から排出された記録紙を積載する。
操作部47は、画像形成装置1が実行可能な各種動作及び処理について操作者から画像形成動作実行指示や原稿読取動作実行指示等の指示を受け付ける。操作部47は、操作者への操作案内等を表示する表示部473を備えている。表示部473はタッチパネルになっており、操作者は画面表示されるボタンやキーに触れて画像形成装置1を操作することができる。
図3は、画像形成部12、定着部13、及びその周辺部を示した正面断面図である。定着部13は熱ローラー131及び圧ローラー132を含んで構成され、熱ローラー131と圧ローラー132との間を通過する記録紙Pは記録紙排出口(図略)から排出トレイ151へ排出される。なお、破線で示した矢印A1は、記録紙Pの搬送方向を示している。
画像形成部12は、像担持体であるドラム状の感光体121と、画像作成工程を担う帯電部123と、現像装置122と、転写ローラー126と、クリーニング部127とを備える。感光体121は、回転軸を中心に、図中反時計回りに回転駆動するようになっている。
帯電部123は、帯電ハウジング1231内に、感光体121の周面に接触して、当該周面を帯電する帯電ローラー1232を備え、感光体121の周面に対向配置されている。
現像装置122は、感光体121の周面に形成された潜像にトナーを供給してトナー像を形成するものであり、現像ハウジング51内には、トナーと磁性キャリアとを含む2成分現像剤が収容されている。また、現像装置122は、現像ハウジング51内に、感光体121の周面に当接する現像ローラー52と、現像ローラー52上の現像剤の層厚を規制する規制ブレード53と、トナーを含む現像剤を撹拌して搬送するスパイラルフィーダー54,55とを備え、感光体121の周面に対向配置されている。
現像ローラー52は、磁極を有するマグネットローラー521と、マグネットローラー521に外装された現像スリーブ522とを含んで構成され、現像スリーブ522は、回転軸を中心に、図中時計回りに回転駆動するようになっている。
スパイラルフィーダー54,55は回転駆動し、現像ハウジング51内部の現像剤を現像ローラー52へ向かって搬送し、現像ローラー52の周面に現像剤を供給する。現像ローラー52の周面に供給された現像剤は、マグネットローラー521の磁力によって、現像ローラー52の周面に担持され、現像ローラー52(現像スリーブ522)の回転によってその回転方向に搬送される。
転写ローラー126は、感光体121の回転方向に対し、現像装置122の下流側で感光体121の周面に接触するように配置されており、感光体121の周面に形成されたトナー像を、感光体121とで形成する転写ニップ部N1において、第1搬送路190Aにより搬送されてくる記録紙Pに転写するものである。
転写ニップ部N1でトナー像が転写された記録紙Pは、転写ローラー126と定着部13間の第2搬送路190Bにより搬送されて、熱ローラー131及び圧ローラー132による定着ニップ部N2へ搬送される。なお、転写ローラー126及び第2搬送路190Bは、特許請求の範囲における転写部及び搬送路の一例である。
クリーニング部127は、記録紙Pに転写されずに感光体121の周面に残留したトナーを除去するものであり、クリーニングハウジング1271に支持されるクリーニングローラー1272を備え、感光体121の周面に対向配置されている。
空気路61は、装置本体11(図1)外部から取り入れた空気を第2搬送路190B及び現像装置122に導くためのものである。また、空気路61の一端部である吹出口61Aには、空気路61を流れる空気を第2搬送路190Bの方向と現像装置122の方向とに分岐させる分岐部72と、それぞれの方向へ流れる空気量を調整する調整弁73とを有する調整部材71が設けられている。
分岐部72は、記録紙Pの搬送方向と直交する方向である定着部13の長手方向に延び、断面形状が分岐点721を頂点とする「V」字形状をしている。調整弁73は、分岐点721を回転軸として回転可能に構成されている。また、調整弁73は、分岐点721を回転軸として、図中時計回りに回転すると、その先端731が空気路61の内壁上面62(定着部13の配設位置側となる第2搬送路190B側内壁)に当接する構成とされている。
また、空気路61内の他端部である、装置本体11外部の空気を取り入れる取入口(図略)には、装置本体11外部から空気路61内に空気を取り込み、取り込んだ空気を吹出口61Aの方向(すなわち、第2搬送路190B及び現像装置122の方向)へ送り出すファン(図略)が設けられている。
図4は、空気路61の吹出口61A及びその周辺部を示した正面断面図であり、(A)は調整弁73が空気路61の内壁上面62と平行となっている状態を示し、(B)は調整弁73の先端731が空気路61の内壁上面62に当接している状態を示している。また、図中の矢印は、空気の流れを示している。
図4(A)に示したように、調整弁73が空気路61の内壁上面62と平行となっている場合、空気路61を流れる空気は、第2搬送路190Bの方向と現像装置122の方向とに分岐される。
一方、図4(B)に示すように、調整弁73の先端731が空気路61の内壁上面62に当接している場合、第2搬送路190Bへの空気の流れが遮断されるので、現像装置122へ流れる空気量が増える。
なお、図3に示すように、転写ニップ部N1よりも記録紙の搬送方向下流側となる転写ニップ部N1の直後の位置には、第1用紙センサー138が設けられている。第1用紙センサー138は、発光部及び受光部を有する。第2搬送路190Bにおいて記録紙が通過する位置を挟んで向かい合う一方の側面に発光部が設けられており、他方の側面に受光部が設けられている。
また、定着ニップ部N2よりも記録紙の搬送方向上流側となる定着ニップ部N2の直前の位置には、第2用紙センサー139が設けられている。第2用紙センサー139も、第1用紙センサー138と同様に、発光部及び受光部を有する。第2搬送路190Bにおいて記録紙が通過する位置を挟んで向かい合う一方の側面に発光部が設けられており、他方の側面に受光部が設けられている。
第1用紙センサー138及び第2用紙センサー139は共に、記録紙が発光部及び受光部間を通過していないときは、受光部は発光部が発光する光を受光してオン信号(用紙無し信号)を制御部100(後述)に出力し、記録紙が発光部及び受光部間を通過しているときは、受光部は発光部が発光する光を受光せずオフ信号(用紙有り信号)を制御部100に出力する。
図5は、画像形成装置1の主要内部構成を概略的に示した機能ブロック図である。画像形成装置1は、制御ユニット10、原稿給送部6、原稿読取部5、画像形成部12、画像メモリー32、HDD92、定着部13、給紙部14、操作部47、調整部材駆動部137、現像ローラー駆動部132、ファン駆動部133、ファン134、及び温度センサー135を含んで構成されている。なお、図1〜図4に示した画像形成装置1と同様の構成部分については同符号を付し、ここではその詳しい説明を省略する。
原稿給送部6は、読取対象の原稿を原稿読取部5へ給送する。原稿読取部5は、制御ユニット10を構成する制御部100による制御の下、光照射部を使って原稿を照射し、その反射光を受光することによって、原稿から画像を読み取る。原稿読取部5による当該原稿読取で得られた画像データは画像メモリー32に記憶される。
画像メモリー32は、原稿読取部5による読み取りで得られた原稿の画像データを一時的に記憶したり、画像形成部12のプリント対象となるデータを一時的に保存したりするための領域である。HDD92は、原稿読取部5によって読み取られた原稿画像等を記憶する大容量の記憶装置である。
調整部材駆動部137は、モーター、ギア、ドライバー等から構成され、調整部材71を構成する調整弁73に回転駆動力を付与する駆動源としての機能を果たす。
現像ローラー駆動部132は、モーター、ギア、ドライバー等から構成され、現像ローラー52を構成する現像スリーブ522に回転駆動力を付与する駆動源としての機能を果たす。
ファン駆動部133は、ファン134を駆動するドライバー及びモーター等である。ファン駆動部133は、制御部10による制御の下でファン134の風速等を調整する。ファン134は、装置本体11(図1)外部から空気路61内に空気を取り込み、取り込んだ空気を吹出口61A(図3)の方向へ送り出す。
温度センサー135は、装置本体11内部に配置され、装置本体11の内部温度を検出する。
制御ユニット10は、プロセッサー、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、及び専用のハードウェア回路を含んで構成される。プロセッサーは、例えばCPU(Central Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、MPU(Micro Processing Unit)等である。制御ユニット10は、制御部100を備えている。
制御ユニット10は、HDD92に記憶されている制御プログラムに従った上記プロセッサーによる動作により、制御部100として機能するものである。但し、制御部100は、制御ユニット10による制御プログラムに従った動作によらず、ハードウェア回路により構成することも可能である。以下、特に触れない限り、各実施形態について同様である。
制御部100は、画像形成装置1の全体的な動作制御を司る。制御部100は、原稿給送部6、原稿読取部5、画像形成部12、画像メモリー32、HDD92、定着部13、給紙部14、操作部47、調整部材駆動部137、現像ローラー駆動部132、ファン駆動部133、及び温度センサー135と接続され、これら各部の駆動制御等を行う。例えば、制御部100は、記録紙Pの搬送を制御するので、記録紙Pの搬送状況(つまり、記録紙Pの先端及び後端の位置)を認識することができる。また、温度センサー135は、現像付近の温度を検知する。
また、制御部100は、温度センサー135から得られる温度情報に基づいて、装置本体11の内部温度が予め定められた温度T1(例えば、40℃ )以上になったと判断した場合、画像形成動作を一旦中断して、少なくとも現像装置122を冷却するためのクーリングモードを設定し、装置本体11の内部温度が予め定められた温度T2(例えば、38℃ 。T2<T1)以下になったと判断した場合、又はクーリングモードを設定してから一定時間M1が経過したと判断した場合、クーリングモードを解除する。
さらに、制御部100は、第1用紙センサー138及び第2用紙センサー139を駆動制御する。制御部100は、第1用紙センサー138及び第2用紙センサー139から出力される信号に基づいて以下のように、第2搬送路190Bにおける用紙先端及び後端の有無を判定する。
制御部100は、第1用紙センサー138からオフ信号(用紙有り信号)が出力され、第2用紙センサー139からオン信号(用紙無し信号)が出力されているとき、第2搬送路190Bにおいて、記録紙の先端が、転写ニップ部N1よりも記録紙搬送方向下流であり、かつ、定着ニップ部N2よりも記録紙搬送方向上流に存在すると判断する。
制御部100は、第1用紙センサー138からの出力がオフ信号(用紙有り信号)からオン信号(用紙無し信号)に切り替わり、第2用紙センサー139からオフ信号(用紙有り信号)が出力されている状態のとき、第2搬送路190Bにおいて、記録紙の後端が転写ニップ部N1よりも記録紙搬送方向下流であり、かつ、定着ニップ部N2よりも記録紙搬送方向上流に存在すると判断する。制御部100は、当該判定後、第1用紙センサー138からオン信号(用紙無し信号)が出力されて、第2用紙センサー139からの出力がオフ信号(用紙有り信号)からオン信号(用紙無し信号)に切り替わったときに、第2搬送路190Bにおいては記録紙の後端が存在しないと判断する。
次に、制御ユニット10で行われる処理動作の一例について、図6に示すフローチャートに基づいて説明する。なお、この処理動作が行われるのは、制御部100が、記録紙Pの先端が転写ニップ部N1を通過したと判断した場合である。
制御部100は、記録紙Pの先端が転写ニップ部N1を通過したと判断すると、調整部材駆動部137を制御することによって、調整弁73を回転させて、調整弁73を空気路61の内壁上面62と平行となるように姿勢に回転させる(S1)。図7(A)は、その時の調整弁73の状態及び記録紙Pの位置を示した図である。
続いて、制御部100は、記録紙Pの先端が定着ニップ部N2に到達したか否かを判断する(S2)。そして、制御部100は、記録紙Pの先端が定着ニップ部N2に到達したと判断すると(S2でYES)、調整部材駆動部137を制御して調整弁73を回転させ、調整弁73の先端731を空気路61の内壁上面62に当接させる(S3)。図7(B)は、その時の調整弁73の状態及び記録紙Pの位置を示した図である。
続いて、制御部100が、記録紙Pの後端が転写ニップ部N1を通過したか否かを判断する(S4)。そして、制御部100は、記録紙Pの後端が転写ニップ部N1を通過したと判断すると(S4でYES)、調整部材駆動部137を制御して調整弁73を回転させ、調整弁73を空気路61の内壁上面62と平行となる姿勢にする(S5)。図7(C)は、その時の調整弁73の状態及び記録紙Pの位置を示した図である。
続いて、制御部100が、記録紙Pの後端が定着ニップ部N2に到達したか否かを判断する(S6)。そして、制御部100は、記録紙Pの後端が定着ニップ部N2に到達したと判断すると(S6でYES)、調整部材駆動部137を制御して調整弁73を回転させ、調整弁73の先端731を空気路61の内壁上面62に当接させる(S7)。この後、処理は終了する。図7(D)は、その時の調整弁73の状態及び記録紙Pの位置を示した図である。
これにより、第2搬送路190Bに記録紙Pが存在していない場合は、図7(D)に示したように、調整弁73の先端731が空気路61の内壁上面62に当接するので、第2搬送路190Bの方向への空気の流れが遮断され、現像装置122へ流れる空気量を増やすことができる。
また、第2搬送路190Bに記録紙Pが存在していても、記録紙Pが転写ニップ部N1及び定着ニップ部N2の両方で挟まれ、第2搬送路190Bにおける記録紙の挙動が安定した状態にある場合には、図7(B)に示したように、調整弁73の先端731が空気路61の内壁上面62に当接するので、第2搬送路190Bに向けては空気を送らず、現像装置122へ流れる空気量を増やすことができる。
次に、制御ユニット10で行われる処理動作の一例について、図8に示すフローチャートに基づいて説明する。なお、この処理動作が行われるのは、制御部100がクーリングモードで画像形成装置1を動作させる場合である。
制御部100は、クーリングモードで画像形成装置1を動作させるとき、現像ローラー駆動部132を制御して、感光体121、現像装置122、転写ローラー126、及び定着部13による画像形成動作中とは逆の方向に駆動スリーブ522を例えば90度程度回転させると共に(S11)、調整部材駆動部137を制御して調整弁73を回転させ、図7(B)に示したように、調整弁73の先端731を空気路61の内壁上面62に当接させ(S12)、その後、制御部100が、ファン駆動部133を制御して、ファン134の風速を画像形成動作中よりも大きくする(S13)。
図9は、現像ローラー52及びその周辺部を示した正面断面図であり、(A)は現像スリーブ522を逆方向に回転させる前の状態を示し、(B)は現像スリーブ522を逆方向に回転させた後の状態を示している。図中の矢印は、画像形成動作中の回転方向を示しており、現像スリーブ522は、画像形成動作中は図中時計回りに回転する。
図9(A)に示したように、空気路61からの空気が吹き付けられる範囲E1(すなわち、画像形成動作中の感光体121より回転方向上流側)には、当該回転方向下流側と比べて、現像ローラー52上に担持されている現像剤Dの量が多い。ところが、現像スリーブ522を画像形成動作中とは逆方向に90度程度回転させることによって、図9(B)に示したように、範囲E1で現像ローラー52上に担持されている現像剤Dの量を少なくすることができる。
続いて、制御部100が、クーリングモードを解除したか否かを判断する(S14)。そして、制御部100は、クーリングモードを解除したと判断した場合(S14でYES)、調整部材駆動部137を制御して調整弁73を回転させ、図7(C)に示したように、調整弁73を空気路61の内壁上面62と平行となる姿勢にし(S15)、ファン駆動部133を制御して、ファン134の風速を元の速度に戻す(S16)。この後、処理は終了する。
上記第1実施形態によれば、装置本体11外部から取り入れた空気を第2搬送路190B及び現像装置122に導くための空気路61を備えるので、記録紙Pを第2搬送路190Bから浮き上がらせないようにでき、記録紙Pを定着部13まで適正に搬送することができる。また、現像装置122についても風を吹き付けることができるので、現像装置122の温度上昇を抑制することができる。
さらに、第2搬送路190Bに記録紙Pが存在していない場合には、空気路61を流れる空気が現像装置122に向かう(第2搬送路190Bに向かわない)ように、調整部材71の動作が制御される。従って、第2搬送路190Bに記録紙Pが存在していない場合(すなわち、第2搬送路190Bに空気を吹き付ける必要がない場合)には、装置本体11外部から取り入れた空気を現像装置122に集中して吹き付けることができるので、現像装置122の温度上昇を効果的に抑制することができる。
また、クーリングモード中は、画像形成動作中よりも、空気路61からの空気の影響を受ける現像ローラー52上の現像剤Dの量が少ないため、空気路61からの空気を現像ローラー52に直接吹き付けることができるので、現像ローラー52の冷却効率を高めることができる。このように、現像装置122の冷却効果が高まるので、クーリングモードの時間を短くすることができる。また、このようにクーリングモード中は現像ローラー52上の現像剤Dの量が少ないことにより、空気が吹き付けられることによるトナー飛散の程度を低減することも可能になる。
なお、別の実施形態では、モーター、ギア、ドライバー等から構成される規制ブレード駆動部を備え、現像ローラー52上の現像剤の層厚を規制する規制ブレード53を、制御部100が、規制ブレード駆動部を制御することによって、現像スリーブ522ではなく、規制ブレード53を図9における図中時計回り(現像ローラー52の回転方向と同じ方向)に回転させる(感光体ドラム121側に移動させる)ことによって、現像ローラー52上に担持されている現像剤Dの量を少なくするようにしてもよい。
また、更なる別の実施形態として、規制ブレード53について、例えば、現像ローラー52の回転軸方向における両端部の幅方向(規制ブレード53から現像ローラー52の表面に向かう方向)長さを、当該回転軸方向における中央部よりも長くして、規制ブレード53の上記幅方向における現像ローラー52側の端部から、現像ローラー52の表面までの距離を、上記中央部の当該距離よりも短くすることによって、上記両端部における現像ローラー52の表面上の現像剤Dの量を上記中央部よりも少なくするようにしてもよい。
図10は、連続して画像形成動作を行った場合の内部温度の変化を示したグラフであり、(A)は内部温度が温度T2以下になるとクーリングモードを解除する実施例1の場合を示し、(B)はクーリングモードが設定されてから一定時間M1が経過するとクーリングモードを解除する実施例2の場合を示している。
実施例1,2は、クーリングモード中に、範囲E1に担持されている現像ローラー52上の現像剤Dの量を少なくする制御を実施した場合であり、比較例1,2は、当該制御を実施していない場合である。
図10(A)に示したように、実施例1の方が比較例1よりも、内部温度がT1からT2へ下がるまでに要する時間が短いので、クーリングモードを早く解除することができ、生産性が向上する。
図10(B)に示したように、実施例2の方が比較例2よりも、内部温度が一定時間M1の間に大きく低下するので、内部温度が再びT1へ到達するまでの時間を長くすることができ、生産性が向上する。
なお、上記第1実施形態では、現像ハウジング51内に、トナーと磁性キャリアとを含む2成分現像剤が収容されている場合であって、現像スリーブ522を逆方向に回転させることによって、範囲E1(図9)に担持されている現像ローラー52上の現像剤Dの量を少なくする方式について説明しているが、現像ハウジング51内に、トナーのみで構成される1成分現像剤が収容されている場合にも対応可能である。
例えば、現像ローラー52を構成するマグネットローラー521を回転可能に構成し、制御部100が、マグネットローラー521の回転軸に連結されているモーター等を有した駆動部を制御して、マグネットローラー521を回転させ、マグネットローラー521が有する磁極の磁力を変化させることによって、現像ローラー52上から現像剤Dを切り離して、範囲E1(図9)に担持されている現像ローラー52上の現像剤Dの量を少なくするようにしても良い。また、この時、制御部100が、現像ローラー52(現像スリーブ522)を画像形成動作中よりも低速で回転させることによって、現像ローラー52の周面全体に風が吹き付けられるようにしても良い。
また、上記第1実施形態では、調整弁73を用いて、吹出口61Aからの空気が第2搬送路190Bへ向かわないようにしているが、第2実施形態では、例えば、図11(A)、(B)に示すように、調整部材71Aが調整弁73を備えず、調整部材71Aを構成する分岐部72それ自体を移動させるようにしてもよい。
調整部材71Aを移動させる移動機構としては、例えば、ラック・ピニオン機構が挙げられ、分岐部72にラックが形成された上下方向に延びる移動体72Aを取り付け、ラックに嵌合させたピニオンギア72Bの回転軸に連結されたモーター72Cの駆動を、制御部100に制御させるようにする。
図11(A)に示したように、調整部剤71Aが空気路61の中央部分に配置されている場合、空気路61を流れる空気は、第2搬送路190Bの方向(上側)と現像装置122の方向(下側)とに分岐される。
一方、図11(B)に示したように、調整部剤71Aの上端が空気路61の内壁上面62に当接している場合、第2搬送路190Bへの空気の流れが遮断されるので、現像装置122へ流れる空気量が増える。
図12は、別の実施形態に係る制御ユニット10で行われる処理動作の一例を示したフローチャートである。なお、この処理動作が行われるのは、制御部100が、給紙部14を制御することによって、記録紙Pの給紙を開始した場合である。また、当該別の実施形態における処理動作(図12)は、上記第1実施形態における処理動作(図6)と処理開始のタイミング及び処理開始直後に行う処理は異なっているが、S2以降は同じである。
制御部100は、記録紙Pの給紙を給紙部14に開始させると、調整部材駆動部137を制御することによって、調整弁73を回転させ、調整弁73の先端731を空気路61の内壁下面に当接させる(S1A)。
続いて、制御部100は、記録紙Pの先端が定着ニップ部N2に到達したか否かを判断する(S2)。そして、制御部100は、記録紙Pの先端が定着ニップ部N2に到達したと判断すると(S2でYES)、調整部材駆動部137を制御して調整弁73を回転させ、調整弁73の先端731を空気路61の内壁上面62に当接させる(S3)。
これにより、記録紙Pの給紙開始(すなわち、現像開始のタイミング)から、記録紙Pの先端が定着ニップ部N2に到達するまでは、第2搬送路190Bにのみ空気が吹き付けられ、現像装置122への空気の流れが遮断されるので、現像中のトナー飛散を防止することができる。
図13は、第3実施形態に係る画像形成装置1における画像形成部12、定着部13、及びその周辺部を示した正面断面図である。第3実施形態では、調整部材71Bが、記録紙Pの搬送方向と直交する方向である定着部13の長手方向に延びる回転軸74と、当該回転軸74部分で折れ曲がるように形成された断面形状が「L」字形をした回転可能な調整弁75と、を有する点と、調整部材駆動部137が、調整弁75を回転駆動させる点とで、第1実施形態とは相違する。
回転軸74に対して一方側となる一方斜辺部76は、空気路61を流れる空気を第2搬送路190Bの方向と現像装置122の方向とに分岐させ、それぞれの方向へ流れる空気量を調整すると共に、調整弁75が回転することによって、当該一方斜辺部76の先端761が空気路61の内壁上面62(空気路61における定着部13の配設位置側となる第2搬送路190B側内壁)に当接可能とされ、この当接した状態では、空気路61における第2搬送路190Bに向かう風路を閉じる。
回転軸74に対して他方側となる他方斜辺部77は、定着部13の配設位置方向に向かって延び、吹出口61Aから第2搬送路190Bの方向へと吹き出す空気の向きを調整可能とされている。
図14は、空気路61の吹出口61A及びその周辺部を示した正面断面図であり、(A)は一方斜辺部76が空気路61の内壁上面62と平行となっている状態を示し、(B)は他方斜辺部77が空気路61の内壁上面62に近づいている状態を示し、(C)は一方斜辺部76の先端761が空気路61の内壁上面62に当接している状態を示している。また、図中の矢印の向きは、空気の流れを示している。
図14(A)、図14(B)に示したように、調整弁75の一方斜辺部76の先端761が空気路61の内壁上面62に当接していない場合、空気路61を流れる空気は、第2搬送路190Bの方向と現像装置122の方向とに分岐される。
一方、図14(C)に示したように、調整弁75の一方斜辺部76の先端761が空気路61の内壁上面62に当接している場合、第2搬送路190Bの方向への空気の流れが遮断されるので、現像装置122へ流れる空気量が増える。
次に、第3実施形態に係る画像形成装置1における制御ユニット10で行われる処理動作の一例について、図15に示すフローチャートに基づいて説明する。なお、この処理動作が行われるのは、制御部100が、記録紙Pの先端が転写ニップ部N1を通過したと判断した場合である。
まず、制御部100が、調整部材駆動部137を制御して調整弁75を回転させ、図14(A)に示すように、調整弁75の一方斜辺部76を空気路61の内壁上面62と平行な姿勢にする(S21)。その後、制御部100が、記録紙Pの先端の移動に合わせて、調整部材駆動部137を制御して、図14(B)に示すように、調整弁75を回転させて、他方斜辺部77の位置を変化させ、吹出口61Aから第2搬送路190Bへ向かう空気を記録紙Pの先端部に集中させる(S22)。例えば、制御部100は、内蔵するタイマーが計測する、第1用紙センサー138によりオフ信号(用紙有り信号)を受信した時点からの時間経過に基づいて、S22における調整部材駆動部137の制御を行う。
続いて、制御部100が、記録紙Pの先端が定着ニップ部N2に到達したか否かを第2用紙センサー139から出力される信号に基づいて判断し(S23)、記録紙Pの先端が定着ニップ部N2に到達していないと判断した場合(S23でNO)、S22へ戻る。
一方、制御部100は、記録紙Pの先端が定着ニップ部N2に到達したと判断した場合(S23でYES)、調整部材駆動部137を制御して調整弁75を回転させ、図14(C)に示したように、調整弁75の一方斜辺部76の先端761を空気路61の内壁上面62に当接させる(S24)。
続いて、制御部100は、記録紙Pの後端が転写ニップ部N1を通過したか否かを判断する(S25)。制御部100は、記録紙Pの後端が転写ニップ部N1を通過したと判断すると(S25でYES)、調整部材駆動部137を制御して調整弁75を回転させ、図14(A)に示したように、調整弁75の一方斜辺部76を空気路61の内壁上面62と平行な姿勢にする(S26)。その後、制御部100が、記録紙Pの後端の移動に合わせて、調整部材駆動部137を制御して調整弁75を回転させて、他方斜辺部77の位置を変化させ、吹出口61Aから第2搬送路190Bへ向かう空気を記録紙Pの後端部に集中させる(S27)。
更に、制御部100は、記録紙Pの後端が定着ニップ部N2に到達したか否かを判断する(S28)。制御部100が、記録紙Pの後端が定着ニップ部N2に到達していないと判断した場合(S28でNO)、処理はS27へ戻る。
一方、制御部100は、記録紙Pの後端が定着ニップ部N2に到達したと判断した場合(S28でYES)、調整部材駆動部137を制御して調整弁75を回転させ、図14(C)に示すように、調整弁75の一方斜辺部76の先端761を空気路61の内壁上面62に当接させる(S29)。この後、処理は終了する。
当該第2実施形態によれば、第2搬送路190Bに記録紙Pが存在していない場合は、図14(C)に示したように、調整弁75の一方斜辺部76の先端761が空気路61の内壁上面62に当接するので、第2搬送路190Bの方向への空気の流れが遮断され、現像装置122へ流れる空気量を増やすことができる。
また、第2搬送路190Bに記録紙Pが存在していたとしても、記録紙Pが転写ニップ部N1及び定着ニップ部N2の両方で挟まれ、安定した状態にある場合には、図14(C)に示したように、調整弁75の一方斜辺部76の先端761が空気路61の内壁上面62に当接するので、現像装置122へ流れる空気量を増やすことができる。
また、記録紙Pの移動に合わせて、吹出口61Aから第2搬送路190Bへ向かう空気を記録紙Pの先端部又は後端部に集中させることができるので、第2搬送路190Bを搬送される記録紙Pの挙動を安定させて、記録紙Pを定着部13までより適正に搬送することができる。
図16は、空気路61、転写ニップ部N1、定着ニップ部N2、及び定着ニップ部N2を通過する記録紙Pの位置関係を示した図であり、(A)は、正面から見た模式図であり、(B)は上方から見た模式図である。
記録紙Pの搬送方向に対する幅方向(軸方向)における中央部C1には未定着のトナー像が形成されているため、強い風が吹き付けられると、トナー飛翔が生じるおそれがある。そこで、別の実施形態では、図16に示すように、当該幅方向と平行に延びると共に、中央部C1と対向する遮断部材81を吹出口61Aに配置し、記録紙Pの中央部C1に吹出口61Aから吹き付けられる空気が当たらないようにしても良い。
また、更なる別の実施形態では、例えば、図17(A)、(B)に示すように、調整部材71を構成する調整弁73が、転写ローラー126と定着部13との間の第2搬送路190B(図略)を移動する記録紙Pの幅方向(軸方向)における中央部C1に配設される中央部材73Aと、中央部材73Aとは独立して回転し、記録紙Pの幅方向における両端部であって中央部材73Aが配置されていない位置に配設される端部部材73Bと、を有するようにする。
そして、制御部100が、空気路61を流れる空気を調整部材71により第2搬送路190Bに向かう方向に分岐させるとき、図17(A)に示したように、中央部材73Aを回転させて、中央部材73Aにより幅方向の中央部における空気を、転写ローラー126より記録紙Pの搬送方向上流に配置される現像装置122(図略)に向かう方向に分岐させると共に、端部部材73Bを回転させて、幅方向の両端部における空気を第2搬送路190Bに向かう方向に分岐させるようにしても良い。
これにより、図16に示した場合と同様に、未定着のトナー像が形成されている記録紙Pの幅方向の中央部C1に、強い風が吹き付けられるのを回避することができるので、トナー飛翔の程度を低減することができる。
そして、制御部100が、空気路61を流れる空気を調整部材71により第2搬送路190Bに向かう方向に分岐させるとき、図17(A)に示したように、中央部材73Aを回転させて、中央部材73Aにより幅方向の中央部における空気を、転写ローラー126より記録紙Pの搬送方向上流に配置される現像装置122(図略)に向かう方向に分岐させると共に、端部部材73Bを回転させて、幅方向の両端部における空気を第2搬送路190Bに向かう方向に分岐させるようにしても良い。
これにより、図16に示した場合と同様に、未定着のトナー像が形成されている記録紙Pの幅方向の中央部C1に、強い風が吹き付けられるのを回避することができるので、トナー飛翔の程度を低減することができる。
また、本発明は上記実施の形態の構成に限られず種々の変形が可能である。また、上記実施形態では、本発明に係る画像形成装置の一実施形態として複合機を用いて説明しているが、これは一例に過ぎず、例えば、コピー機、プリンター、ファクシミリ等の他の画像形成装置でもよい。
また、上記実施形態では、図1乃至図17を用いて上記実施形態により示した構成及び処理は、本発明の一実施形態に過ぎず、本発明を当該構成及び処理に限定する趣旨ではない。
1 画像形成装置
13 定着部
52 現像ローラー
61 空気路
61A 吹出口
71,71A,71B 調整部材
73,75 調整弁
76 一方斜辺部
77 他方斜辺部
81 遮断部材
100 制御部
121 感光体
122 現像装置
126 転写ローラー
131 熱ローラー
132 圧ローラー
134 ファン
190B 第2搬送路
N1 転写ニップ部
N2 定着ニップ部
P 記録紙

Claims (7)

  1. 回転軸を中心に回転すると共に、表面にトナー像を担持する像担持体と、
    前記像担持体へトナーを供給して、当該像担持体にトナー像を形成する現像装置 と、
    前記現像装置より前記像担持体の回転方向下流側に配置され、前記像担持体とで形成する転写ニップ部において前記トナー像を記録紙に転写する転写部と、
    前記転写部より前記記録紙の搬送方向下流に配置され、前記記録紙に転写された前記トナー像を熱ローラー及び圧ローラーによる定着ニップ部において当該記録紙に定着させる定着部と、
    装置外部から取り入れた空気を前記現像装置に導くための空気路と、
    前記現像装置を冷却するためのクーリングモードで前記現像装置を動作させているときは、前記現像装置を制御して、画像形成動作中よりも、現像ローラー上の現像剤の量を少なくする動作を行わせる制御部と、を備える画像形成装置。
  2. 前記現像剤が1成分現像剤であって、
    前記制御部は、前記クーリングモード中は、前記現像ローラーが有する磁極の磁力を変化させることによって、前記現像ローラー上から前記現像剤を切り離して前記現像ローラー上の現像剤の量を少なくする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記クーリングモード中は、前記画像形成動作中よりも、前記現像ローラーを低速で回転させる請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記現像剤が2成分現像剤であって、
    前記制御部は、前記クーリングモード中は、前記画像形成動作中とは逆の方向に前記現像ローラーを回転させることによって、前記現像ローラー上の現像剤の量を少なくする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記現像剤が2成分現像剤であって、
    前記制御部は、前記クーリングモード中は、前記現像ローラー上の現像剤の層厚を規制する規制ブレードを、前記画像形成動作中に回転する前記現像ローラーの回転方向と同じ方向に、前記現像ローラーの表面に沿って回転させることで、前記現像ローラー上の現像剤の量を少なくする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記規制ブレードについては、前記現像ローラーの回転軸方向における両端部の幅方向長さを、当該回転軸方向における中央部よりも長くして、前記規制ブレードの上記幅方向における前記現像ローラー側の端部から、前記現像ローラーの表面までの距離を、前記中央部の当該距離よりも短くすることによって、前記両端部における現像ローラーの表面上の現像剤の量を前記中央部よりも少なくする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記空気路内に配置され、装置外部から前記空気路内に空気を取り込んで、取り込んだ空気を前記現像装置の方向へ送り出すファンを備え、
    前記制御部は、前記クーリングモード中は、画像形成動作中よりも、前記ファンの風速を大きくする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の画像形成装置。
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