JP2016085455A - 画像形成装置、制御方法およびプログラム - Google Patents

画像形成装置、制御方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】高温環境下におけるトナーの溶融を抑えつつ、印刷ジョブの画像品質に統一感が無くなってしまう事を抑えることを目的とする。【解決手段】制御部100は、印刷ジョブを印刷する前において、温度検出器(機外温度センサ103)で検出する温度を用いて、現像ローラ53を所定の回転速度で回転させて印刷ジョブを印刷したときに当該印刷ジョブの印刷中に現像ローラ53に担持されるトナーの温度が所定値以上になるか否かを予測し、印刷ジョブの印刷中に現像ローラ53に担持されるトナーの温度が所定値以上にならないと予測した場合には、印刷ジョブの少なくとも印刷開始時において現像ローラ53を所定の回転速度で回転させ、印刷ジョブの印刷中に現像ローラ53に担持されるトナーの温度が所定値以上になると予測した場合には、印刷ジョブの印刷開始から終了まで現像ローラ53を所定の速度よりも低い低速度で回転させる。【選択図】図2

Description

本発明は、現像ローラの回転速度を制御する画像形成装置、制御方法およびプログラムに関する。
従来、高温環境下中に現像ローラを高速回転させ続けることによって生じるトナーの溶融を抑えるための技術として、印刷ジョブ中において画像形成装置内の温度が高温になった場合に、現像ローラの回転速度を減速させる技術が知られている(特許文献1参照)。
特開2002−357934号公報
しかしながら、印刷ジョブの途中で現像ローラの回転速度を減速してしまうと、印刷ジョブにおける現像ローラの回転速度を減速する前の印刷結果と減速した後の印刷結果との間で画像品質の違いが生じてしまい、印刷ジョブの画像品質に統一感が無くなってしまうおそれがあった。
そこで、本発明は、高温環境下におけるトナーの溶融を抑えつつ、印刷ジョブの画像品質に統一感が無くなってしまうことを抑えることを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る画像形成装置は、表面が帯電される感光体と、前記感光体上に静電潜像を形成する露光装置と、現像剤を収容する収容部と、前記感光体上の静電潜像に前記収容部に収容された現像剤を供給する現像ローラと、前記現像ローラの回転速度を制御する制御部と、温度を検出する温度検出器と、を備える。
前記制御部は、印刷ジョブを印刷する前において、前記温度検出器で検出する温度を用いて、前記現像ローラを所定の回転速度で回転させて印刷ジョブを印刷したときに当該印刷ジョブの印刷中に前記現像ローラに担持される現像剤の温度が所定値以上になるか否かを予測し、前記印刷ジョブの印刷中に前記現像ローラに担持される現像剤の温度が所定値以上にならないと予測した場合には、前記印刷ジョブの少なくとも印刷開始時において前記現像ローラを所定の回転速度で回転させ、前記印刷ジョブの印刷中に前記現像ローラに担持される現像剤の温度が所定値以上になると予測した場合には、前記印刷ジョブの印刷開始から終了まで前記現像ローラを前記所定の回転速度よりも低い低速度で回転させる。
この構成によれば、印刷ジョブの印刷前において、現像ローラを所定の回転速度で回転させて印刷ジョブを印刷したときに印刷ジョブの印刷中に現像ローラに担持される現像剤の温度が所定値以上になると予測した場合には、印刷ジョブの印刷開始から終了まで低速度、つまり一定の速度で現像ローラを回転させるので、従来のような印刷ジョブ中において現像ローラの回転速度を切り替える制御と比べ、印刷ジョブの画像品質の統一感を向上させることができる。
また、本発明に係る制御方法は、感光体上の静電潜像に現像剤を供給する現像ローラの回転速度を制御部によって制御する制御方法であって、印刷ジョブを印刷する前において、温度検出器で検出する温度を用いて、前記現像ローラを所定の回転速度で回転させて印刷ジョブを印刷したときに当該印刷ジョブの印刷中に前記現像ローラに担持される現像剤の温度が所定値以上になるか否かを予測する工程と、前記印刷ジョブの印刷中に前記現像ローラに担持される現像剤の温度が所定値以上にならないと予測した場合に、前記印刷ジョブの少なくとも印刷開始時において前記現像ローラの回転速度を所定の回転速度に設定し、前記印刷ジョブの印刷中に前記現像ローラに担持される現像剤の温度が所定値以上になると予測した場合に、前記印刷ジョブの印刷開始から終了まで前記現像ローラの回転速度を前記所定の回転速度よりも低い低速度に設定する工程とを含む。この制御方法によれば、前述した効果と同様の効果を得ることができる。
また、本発明に係るプログラムは、感光体上の静電潜像に現像剤を供給する現像ローラの回転速度を制御する制御部を動作させるプログラムであって、前記制御部を、印刷ジョブを印刷する前において、温度検出器で検出する温度を用いて、前記現像ローラを所定の回転速度で回転させて印刷ジョブを印刷したときに当該印刷ジョブの印刷中に前記現像ローラに担持される現像剤の温度が所定値以上になるか否かを予測する第1制御手段と、前記印刷ジョブの印刷中に前記現像ローラに担持される現像剤の温度が所定値以上にならないと予測した場合に、前記印刷ジョブの少なくとも印刷開始時において前記現像ローラの回転速度を所定の回転速度に設定し、前記印刷ジョブの印刷中に前記現像ローラに担持される現像剤の温度が所定値以上になると予測した場合に、前記印刷ジョブの印刷開始から終了まで前記現像ローラの回転速度を前記所定の回転速度よりも低い低速度に設定する第2制御手段として機能させる。このプログラムによれば、前述した効果と同様の効果を得ることができる。
本発明によれば、高温環境下におけるトナーの溶融を抑えつつ、印刷ジョブの画像品質に統一感が無くなってしまうことを抑えることができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の一例としてのカラープリンタの概略構成を示す図である。 制御部などを示す構成図である。 制御部の動作を示すフローチャートである。 第1印刷モードを示すフローチャートである。 第2印刷モードを示すフローチャートである。 第1印刷モードの変形例を示すフローチャートである。 現像ローラを連続で回転させた時間とトナーの温度との関係を示したグラフである。
次に、本発明の実施形態に係る画像形成装置の一例としてのカラープリンタ1について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。以下の説明において、方向は、カラープリンタ1を使用するユーザを基準にした方向で説明する。すなわち、図1における左側を「前」、右側を「後」とし、手前側を「右」、奥側を「左」とする。また、図1における上下方向を「上下」とする。
図1に示すように、カラープリンタ1は、筐体10内に、給紙部20と、画像形成部30と、制御部100とを主に備えている。筐体10の上側には、後側を支点として上下に回動可能に構成された、筐体10の上部を開閉するアッパーカバー12が設けられている。筐体10内には、温度を検出する温度検出器の一例としての機外温度センサ103および機内温度センサ104が設けられている。機外温度センサ103は、空気吸入口の近傍に配置されており、ファンの回転によって空気吸入口から機内に流れ込む空気の温度に応じた信号を出力する。機内温度センサ104は、ブラックのトナー像を形成するプロセスユニット50Kの近傍に配置されており、プロセスユニット50Kの近傍の機内温度に応じた信号を出力する。
給紙部20は、筐体10内の下部に設けられ、記録媒体の一例としての用紙Sを収容する給紙トレイ21と、給紙トレイ21から用紙Sを画像形成部30に供給する供給機構22とを備えている。供給機構22は、ピックアップローラ23と、分離ローラ24と、分離パッド25と、紙粉取りローラ26と、レジストレーションローラ27とを備えている。
給紙部20では、給紙トレイ21内の用紙Sがピックアップローラ23により送り出された後、分離ローラ24と分離パッド25との間で用紙Sが1枚ずつに分離される。その後、用紙Sは、紙粉取りローラ26で紙粉が除去され、回転が停止した状態のレジストレーションローラ27によって先端位置が規制された後、レジストレーションローラ27が回転することで画像形成部30に供給される。
本実施形態では、レジストレーションローラ27の停止と回転の切り替えを一定間隔で行うことで、搬送される複数の用紙Sの間隔(以下、「紙間」ともいう。)を一定にしている。また、レジストレーションローラ27の停止と回転の切り替え間隔を変更することで、紙間の変更を行う。なお、本発明はこれに限定されず、例えばピックアップローラ23の停止と回転の切り替え間隔を変更することで、紙間を変更してもよい。
画像形成部30は、露光装置の一例としての4つのLEDユニット40と、4つのプロセスユニット50と、転写ユニット70と、定着ユニット80とを備えている。LEDユニット40およびプロセスユニット50は、形成するトナー像の色、すなわち、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の4色に対応してそれぞれ設けられている。
LEDユニット40は、感光体の一例としての感光体ドラム51の上方に対向して配置され、その下端に左右方向に配列された図示しない複数のLED(Light Emitting Diode)を備えている。このLEDユニット40は、画像データに基づいて発光部が明滅することで、感光体ドラム51の表面を露光する。
プロセスユニット50は、アッパーカバー12と給紙トレイ21との間で前後方向に並んで配置されており、アッパーカバー12が開かれた状態において筐体10に対し着脱可能に装着される構成となっている。各プロセスユニット50は、感光体ドラム51と、感光体ドラム51を帯電させるための帯電器52と、感光体ドラム51に現像剤の一例としてのトナーを供給するための現像ローラ53と、供給ローラ54と、層厚規制ブレード55と、正帯電性のトナーを収容するトナー収容部56とを備えている。現像ローラ53は、現像ローラ53を駆動するモータからの駆動力を受けて回転する。現像ローラ53は、モータの回転速度の変更と、モータと現像ローラ53との間に設けられた変速機の減速比変更と、の少なくともいずれか一方が行われることで、所定の回転速度v1で回転したり、所定の回転速度v1よりも遅い回転速度v2で回転したりする。現像ローラ53が回転速度v1で回転する際は、感光体ドラム51の回転速度v3に対して1.7倍の速度で回転し、現像ローラ53が回転速度v2で回転する際は、感光体ドラム51の回転速度v3に対して1.2倍の速度で回転する。現像ローラ53を回転速度v1で回転した方が、回転速度v2で回転するよりも感光体ドラム51上に形成された静電潜像により多くのトナーを対向させることができ、安定した高品質のトナー像を形成することが可能である。また、各現像ローラ53は、現像ローラ53の位置を変位させるカムの移動に応じて、感光体ドラム51と当接した位置と、感光体ドラム51から離間した位置との間で遷移するように構成されている。ブラックのトナー像のみを形成する場合は、シアン・マゼンタ・イエローのトナー像を形成する各現像ローラ53を、各現像ローラ53に対応する感光体ドラム51から離間させ、ブラックのトナー像を形成する現像ローラ53のみを感光体ドラム51に当接させた状態で印刷を行うことが可能である。この際、シアン・マゼンタ・イエローのそれぞれに対応する現像ローラ53の回転を停止させ、ブラックに対応する現像ローラ53のみを回転させた状態でブラックのトナー像を形成することが可能である。
転写ユニット70は、給紙部20とプロセスユニット50との間に設けられ、駆動ローラ71と、従動ローラ72と、無端状のベルトからなる搬送ベルト73と、4つの転写ローラ74と、検出手段の一例としてのパッチ検出センサ75とを備えている。搬送ベルト73は、駆動ローラ71と従動ローラ72との間に張設され、外側の面が各感光体ドラム51に対向配置されており、その内側には各転写ローラ74が各感光体ドラム51との間で搬送ベルト73を挟持するように配置されている。
パッチ検出センサ75は、搬送ベルト73上に形成される濃度補正のためのパッチを検出するセンサであり、搬送ベルト73の後部に対向して配置されている。このようなパッチ検出センサ75としては、例えば、発光素子と受光素子とを備えた光反射型のセンサなどを採用することができる。言い換えると、パッチ検出センサ75は、感光体ドラム51上に形成されたテスト用の静電潜像にトナーが供給されることによって形成されるトナー像、つまりパッチが担持された搬送ベルト73に向けて発光素子からの光を照射して、搬送ベルト73やパッチからの反射光量を受光素子にて検出している。
定着ユニット80は、プロセスユニット50および転写ユニット70の後方に設けられ、加熱ローラ81と、加熱ローラ81に対向して配置されて加熱ローラ81を押圧する加圧ローラ82とを備えている。
このように構成される画像形成部30では、まず、各感光体ドラム51の表面が、帯電器52により一様に帯電された後、各LEDユニット40から照射されるLED光により露光される。これにより、露光された部分の電位が下がって、各感光体ドラム51上に画像データに基づく静電潜像が形成される。
また、トナー収容部56内のトナーが、供給ローラ54の回転により現像ローラ53に供給され、現像ローラ53の回転により現像ローラ53と層厚規制ブレード55との間に進入して一定厚さの薄層として現像ローラ53上に担持される。
現像ローラ53上に担持されたトナーは、現像ローラ53が感光体ドラム51と当接する位置で、感光体ドラム51上に形成された静電潜像に供給される。これにより、感光体ドラム51上でトナーが選択的に担持されて静電潜像が可視像化され、反転現像によりトナー像が形成される。
次に、搬送ベルト73上に供給された用紙Sが各感光体ドラム51と各転写ローラ74との間を通過することで、各感光体ドラム51上に形成されたトナー像が用紙S上に転写される。そして、用紙Sが加熱ローラ81と加圧ローラ82との間を通過することで、用紙S上に転写されたトナー像が熱定着される。
また、パッチの濃度を検出する場合には、感光体ドラム51の表面にテスト用の静電潜像が形成された後、当該テスト用の静電潜像に現像ローラ53からトナーが供給されることで、感光体ドラム51上にパッチが形成される。感光体ドラム51に形成されたパッチは、転写ローラ74によって搬送ベルト73上に転写された後、パッチ検出センサ75で濃度が検出される。
定着ユニット80の後方には搬送ローラ15が設けられ、上方には排出ローラ16が設けられている。定着ユニット80から排出された用紙Sは、搬送ローラ15および排出ローラ16によって筐体10の外部に排出されて排紙トレイ13に蓄積される。
次に、制御部100について詳細に説明する。
制御部100は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)および入出力回路を備えており、外部のコンピュータPCから出力されてくる印刷ジョブと、各センサ103,104,75から出力されてくる情報と、ROM等に記憶されたプログラムやデータに基づいて各種演算処理を行うことによって、制御を実行する。具体的に、図2に示すように、制御部100は、第1制御手段の一例としての予測部110と、第2制御手段の一例としての設定部120と、印刷制御部130と、記憶部140とを備えている。言い換えると、制御部100は、記憶部140に記憶されているプログラムに基づいて動作することで、予測部110、設定部120および印刷制御部130として機能している。
予測部110は、印刷制御部130によって印刷ジョブに基づく印刷を開始する前において、現像ローラ53の回転速度vとして回転速度v1を用いて印刷ジョブを印刷したときに、印刷ジョブの印刷中に現像ローラ53に担持されるトナーの温度が、トナーの溶融が始まる溶融開始温度(例えば、45℃)以上になるか否かを予測する機能を有している。現像ローラ53に担持されるトナーの温度を上昇させる主な要因としては、カラープリンタ1が設置されている場所の気温と、現像ローラ53と層厚規制ブレード55との間で発生する摩擦熱とがある。カラープリンタ1が設置されている場所の気温が高い場合、ファンを回転させたとしても、機内に流れ込む空気による冷却効果が少なく、現像ローラ53に担持されるトナーの温度を十分に冷却することが難しい。また、現像ローラ53と層厚規制ブレード55との間で発生する摩擦熱は、現像ローラ53の表面で発生する熱であり、現像ローラ53に担持されるトナーの温度の上昇を招きやすい。そのため、特に、カラープリンタ1が設置されている場所の気温が高い状態で、現像ローラ53を回転速度v1で長時間回転させると、現像ローラ53に担持されるトナーの温度が溶融開始温度以上になる可能性が高くなる。図7は、現像ローラ53を連続で回転させた時間とトナーの温度との関係を示した図である。図7(a)は、機外温度センサ103から取得される温度Toutが高い場合におけるトナーの温度の変化を示しており、図7(b)は、機外温度センサ103から取得される温度Toutが低い場合におけるトナーの温度の変化を示している。機外温度センサ103から取得される温度Toutが低い場合においては、機内に流れ込む空気による冷却効果が十分に得られるため、図7(b)に示すように、現像ローラ53の回転速度としてv2を用いた場合のみならず、現像ローラ53の回転速度としてv1を用いた場合においても、現像ローラ53を長時間回転させてもトナーの温度はトナーの溶融が始まる溶融開始温度よりも低い温度で推移する。一方、機外温度センサ103から取得される温度Toutが高い場合においては、機内に流れ込む空気による冷却効果が少ないため、図7(a)に示すように、現像ローラ53を回転速度v1にて長時間回転させると、トナーの温度がトナーの溶融が始まる溶融開始温度を超える恐れが生じる。トナーの溶融が起こると、画像品質の悪化などの問題が懸念されることから、図7(a)の鎖線に示すように、印刷ジョブの印刷中に現像ローラ53の回転速度を回転速度v1から回転速度v2に低下させて先述の摩擦熱の発生を抑制したり、あるいは、印刷動作を一時中断して現像ローラ53に担持されるトナーの温度が下がるまで待機したりする必要が生じる。なお、本実施形態におけるカラープリンタ1においては、ファンの回転によって発生するエアフローの上流側に各現像ローラ53を配置して、現像ローラ53の下流側に定着ユニット80を配置しているため、定着ユニット80からの熱は現像ローラ53に担持されるトナーの温度には大きな影響を与えない構成となっている。ここで、予測部110は、現像ローラ53を回転速度v1で回転させて印刷ジョブを印刷したときに印刷ジョブの印刷中に現像ローラ53に担持されるトナーの温度が溶融開始温度以上になるか否かを予測する方法として、例えば、印刷ジョブを受信してから印刷ジョブの印刷を開始するまでの間に、機外温度センサ103から温度Toutを取得し、この印刷ジョブの印刷を開始する前の温度Toutが、第1閾値T1以上であるか否かを判断することで、現像ローラ53を回転速度v1で回転させて印刷ジョブを印刷したときに印刷ジョブの印刷中に現像ローラ53に担持されるトナーの温度が溶融開始温度以上になるか否かを予測している。つまり、機外温度センサ103から取得される温度Toutが第1閾値T1以上である場合は、カラープリンタ1が設置されている場所の気温が高い状態にあり、このような状況下で現像ローラ53を回転速度v1で回転させて印刷を行うと、現像ローラ53に担持されるトナーの温度を十分に下げることができず、印刷ジョブの印刷中に現像ローラ53に担持されるトナーの温度が溶融開始温度以上に到達してしまう恐れがある。
ここで、第1閾値T1は、実験やシミュレーションなどの結果に基づいて適宜設定すればよい。なお、予測判断は、本実施形態のような方法に限定されず、例えば、印刷ジョブを受信してから印刷ジョブの印刷を開始するまでの間に機外温度センサ103から取得した温度Toutと、印刷ジョブで指示されている印刷枚数とを用いて判断してもよい。具体的には、例えば、機外温度センサ103から取得した温度Toutが第1閾値T1以上で、かつ、印刷ジョブで指示されている印刷枚数が所定枚数以上である場合に、現像ローラ53を回転速度v1で回転させて印刷ジョブを印刷したときに印刷ジョブの印刷中に現像ローラ53に担持されるトナーの温度が溶融開始温度以上になると予測するようにしてもよい。つまり、機外温度センサ103が検出する温度Toutが第1閾値T1以上である場合は、カラープリンタ1が設置されている場所の気温が高い状態にあり、このような状況下で所定枚数以上の印刷を行うと、現像ローラ53と層厚規制ブレード55との間の摩擦熱の影響も加わり、現像ローラ53に担持されるトナーの温度を十分に下げることができず、印刷ジョブの印刷中に現像ローラ53に担持されるトナーの温度が溶融開始温度以上に到達してしまう恐れがある。また、機外温度センサ103から取得した一時的な温度Toutだけではなく、温度Toutを複数回取得して、印刷ジョブの印刷を開始する前の所定時間の温度Toutの上昇量が一定以上であるか否かを判断することにより、カラープリンタ1が設置されている場所の気温が上昇傾向にあるか否かを考慮した上で、現像ローラ53を回転速度v1で回転させて印刷ジョブを印刷したときに印刷ジョブの印刷中に現像ローラ53に担持されるトナーの温度が溶融開始温度以上に到達してしまうか否かを予測してもよい。さらには、機外温度センサ103から取得する温度Toutは、印刷動作を行った直後などでは機内温度の影響を受けて、カラープリンタ1が設置されている場所の気温よりも高めの値を示すことから、印刷ジョブを受信してから印刷ジョブの印刷を開始するまでの間に機内温度センサ104から出力される温度Tinを取得し、機内温度センサ104から取得した温度Tinが高い場合は、機外温度センサ103から取得した温度Toutを低い値に補正した上で、印刷ジョブの印刷中に現像ローラ53に担持されるトナーの温度が溶融開始温度以上に到達してしまうか否かを予測してもよい。また、シアン・マゼンタ・イエローのそれぞれに対応する現像ローラ53を各感光体ドラム51から離間させて回転を停止させ、ブラックに対応する現像ローラ53のみを感光体ドラム51に当接させて回転させるモノクロ印刷の際は、各色の現像ローラ53を感光ドラム51に当接させて回転させるカラー印刷のときと比べて、現像ローラ53と層厚規制ブレード55との間で発生する摩擦熱の総量が少ないため、現像ローラ53に担持されるトナーの温度が溶融開始温度以上になる可能性が低くなる。そのため、印刷ジョブがモノクロ印刷であるのかカラー印刷であるのかを考慮した上で、現像ローラ53を回転速度v1で回転させて印刷ジョブを印刷したときに印刷ジョブの印刷中に現像ローラ53に担持されるトナーの温度が溶融開始温度以上に到達してしまうか否かを予測してもよい。具体的には、印刷ジョブがモノクロ印刷である場合は、現像ローラ53を回転速度v1で回転させて印刷ジョブを印刷したときに印刷ジョブの印刷中に現像ローラ53に担持されるトナーの温度が溶融開始温度以上にならないと予測してもよい。
設定部120は、予測部110が、現像ローラ53を回転速度v1で回転させて印刷ジョブを印刷したとしても、印刷ジョブの印刷中に現像ローラ53に担持されるトナーの温度が溶融開始温度まで上がらないと予測した場合には、現像ローラ53の回転速度vを所定の回転速度v1に設定するとともに、現像ローラ53に印加する現像バイアスVdを、回転速度v1に適した第1設定値Vd1に設定する機能を有している。また、設定部120は、予測部110が、現像ローラ53を回転速度v1で回転させて印刷ジョブを印刷したときに、印刷ジョブの印刷中に現像ローラ53に担持されるトナーの温度が溶融開始温度以上に上がると予測した場合には、現像ローラ53の回転速度vを所定の回転速度v1よりも低い低速度v2に設定するとともに、現像バイアスVdを、低速度v2に適した第2設定値Vd2に設定する機能を有している。現像ローラ53を回転速度v2で回転させて印刷ジョブを印刷することで、現像ローラ53に担持されるトナーの温度上昇を招きやすい、現像ローラ53と層厚規制ブレード56との間の摩擦熱の発生を低減することができ、現像ローラ53に担持されるトナーの温度が溶融開始温度以上になることを抑制することができる。
なお、設定部120による他のパラメータの設定、例えば帯電バイアスや露光量などの設定は、記憶部140に記憶されている設定値や、温度などの条件に基づいて、適宜設定すればよい。なお、条件として湿度も加えたい場合には、適宜湿度センサを設ければよい。また、本実施形態においては、予測部110が、現像ローラ53を回転速度v1で回転させて印刷ジョブを印刷したとしても、印刷ジョブの印刷中に現像ローラ53に担持されるトナーの温度が溶融開始温度まで上がらないと予測した場合と、予測部110が、現像ローラ53を回転速度v1で回転させて印刷ジョブを印刷したときに、印刷ジョブの印刷中に現像ローラ53に担持されるトナーの温度が溶融開始温度以上に上がると予測した場合とでは、感光体ドラム51および転写ユニット70の駆動ローラ71の回転速度は同じ値に設定されていて、用紙Sの搬送速度は同一である。
印刷制御部130は、設定部120で設定した設定値に基づいて印刷制御を実行する機能を有しており、特に、予測部110が、現像ローラ53を回転速度v1で回転させて印刷ジョブを印刷したとしても、印刷ジョブの印刷中に現像ローラ53に担持されるトナーの温度が溶融開始温度まで上がらないと予測した場合には、第1印刷モードで印刷制御を実行し、印刷ジョブの印刷中に現像ローラ53に担持されるトナーの温度が溶融開始温度以上に上がると予測した場合には、第2印刷モードで印刷制御を実行するようになっている。ここで、印刷制御とは、印刷ジョブに従って画像形成部30や給紙部20等を制御することをいう。
印刷制御部130は、第1印刷モードにおいて、印刷ジョブの印刷中、現像ローラ53に担持されるトナーの温度が予測に反して溶融開始温度以上になってしまったという第1条件が満たされたか否かを判断するとともに、現像ローラ53の回転速度vの切り替えによる画像品質への影響が小さいという第2条件を満たすか否かを判断している。具体的に、印刷制御部130は、第1条件が満たされたか否かの判断として、印刷ジョブの印刷中において、機内温度センサ104から温度Tinを取得して、温度Tinが閾値Tth(例えば、50℃)以上であるか否かを判断することで、印刷ジョブの印刷中に現像ローラ53に担持されるトナーの温度が予測に反して溶融開始温度以上になったか否かを判断している。より具体的には、印刷制御部130は、機内温度センサ104から取得した温度Tinが閾値Tth以上になっている場合は、現像ローラ53に担持されるトナーの温度が溶融開始温度(例えば、45℃)以上になっていると判断する。印刷ジョブの印刷中、現像ローラ53に担持されるトナーの温度が予測に反して溶融開始温度以上になってしまったという第1条件が満たされたか否かを判断する際に、機外温度センサ103から取得する温度Toutではなく、機内温度センサ104から取得する温度Tinを用いる理由は、機内温度センサ104が出力する温度Tinの方が、機外温度センサ103が出力する温度Toutよりも、現像ローラ53に担持されるトナーの温度との相関性が高く、現像ローラ53に担持されるトナーの温度が溶融開始温度以上にあるか否かをより精度良く判断できるためである。また、印刷制御部130は、第2条件を満たすか否かの判断として、印刷ジョブの内容がブラックのトナー像のみを用いたモノクロ印刷、写真やグラフィックを含まないテキストのみから構成されたテキスト文書印刷、および、ユーザが指定している印刷画質が所定の品質よりも低い低画質印刷である、の少なくともいずれか一つに該当しているか否かを判断し、モノクロ印刷、テキスト文書印刷、および、低画質印刷の少なくともいずれか一つに該当している場合に画像品質への影響が小さいと判断している。
そして、印刷制御部130は、第1印刷モードにおいて、前述した第1条件および第2条件を両方とも満たしたと判断した場合には、印刷ジョブの印刷中において、現像ローラ53の回転速度vを所定の回転速度v1から低速度v2に切り替えるように構成されている。より詳しくは、印刷制御部130は、第1条件および第2条件を両方とも満たしたと判断したとき、つまり判断した時点で回転速度vの切り替えを実行するように構成されている。なお、本発明はこれに限定されず、判断時から所定時間後に回転速度vの切り替えを行うようにしてもよい。
また、印刷制御部130は、第1印刷モードにおいて、第1条件を満たし、第2条件を満たしていないと判断した場合には、印刷ジョブの印刷を一旦停止して機内温度センサ104から取得した温度Tinが閾値Tthよりも低い第2閾値T2未満になったか否かを判断し、機内温度センサ104から取得した温度Tinが第2閾値T2未満になった場合に、印刷ジョブの印刷を再開するように構成されている。
また、印刷制御部130は、第2印刷モードにおいては、まず、印刷ジョブの印刷を開始する前に、パッチテストを実行するように構成されている。具体的に、印刷制御部130は、印刷ジョブの印刷を開始する前に、設定部120で設定した設定値で現像ローラ53や感光体ドラム51やLEDユニット40などを駆動させることで、パッチテストを実行する。なお、この際、現像ローラ53の回転速度vは低速度v2となり、現像バイアスVdは第2設定値Vd2となっている。
パッチテストにおいて、印刷制御部130は、各感光体ドラム51上にテスト用の静電潜像を形成し、当該静電潜像に各現像ローラ53からトナーを供給することで、各感光体ドラム51上にパッチを形成する。その後、印刷制御部130は、各感光体ドラム51上の各パッチを搬送ベルト73に転写し、搬送ベルト73上の各パッチの濃度をパッチ検出センサ75で検出する。そして、印刷制御部130は、パッチ検出センサ75の検出結果に基づいて濃度補正を行った後、印刷ジョブの印刷を開始する。
詳しくは、印刷制御部130は、濃度補正として、現像バイアス補正およびガンマ補正を実行する。現像バイアス補正は、カラープリンタ1が規定する理想濃度と、実際に形成したパッチの濃度とのずれを調整する補正値を取得するための処理である。現像バイアス補正では、カラープリンタ1が色ごとに所定濃度(例えば100%)のパッチを形成する。これらのパッチをパッチ検出センサ75で読み取り、受光量に基づいて実際の濃度を算出し、理想濃度に近づけるように現像バイアスVdを補正する。
ガンマ補正は、外部のコンピュータPCによる指示濃度(指示階調)と、カラープリンタ1自身の出力濃度とのずれを補正するための処理である。ガンマ補正では、カラープリンタ1が色ごとに所定濃度間隔(例えば20%、40%、60%、80%、100%)で濃度が異なる複数のパッチを形成する。これらのパッチをパッチ検出センサ75で読み取り、受光量に基づいて実際の濃度を算出し、パッチ間の濃度の相対関係から各色の濃度の変化特性を特定する。そして、当該変化特性と外部のコンピュータPCの指示階調との相対関係テーブルを作成する。
上述したように濃度補正には、現像バイアス補正とガンマ補正とがある。このうち、現像バイアス補正は、全階調にわたって濃度の不足ないし過剰を一律に補正する。一方、ガンマ補正は、外部のコンピュータPCから指示された階調を相対関係テーブルに基づいて他の階調に置き換えることで、階調ごとの濃度の不足ないし過剰を解消するための補正である。
記憶部140は、前述した所定の回転速度v1、低速度v2、第1設定値Vd1、第2設定値Vd2などの各種設定値や、予測部110、設定部120および印刷制御部130を動作させるためのプログラムなどを記憶している。
次に、制御部100の動作について詳細に説明する。
図3に示すように、制御部100は、まず、印刷ジョブを外部のコンピュータPCから受信したか否かを判断することにより、印刷ジョブがあるか否かを判断する(S1)。制御部100は、ステップS1において印刷ジョブがないと判断した場合には(No)、本制御を終了し、ステップS1において印刷ジョブがあると判断した場合には(Yes)、機外温度センサ103から温度Toutを取得する(S2)。つまり、ステップS2においては、制御部100は、印刷ジョブの印刷前の温度Toutを取得している。
ステップS2の後、制御部100は、前述の予測部110における予測結果に基づき、現像ローラ53を回転速度v1で回転させて印刷ジョブを印刷したときに印刷ジョブの印刷中に現像ローラ53に担持されるトナーの温度が溶融開始温度以上になるか否かを判断する(S3)。ステップS3において現像ローラ53を回転速度v1で回転させて印刷ジョブを印刷したときに印刷ジョブの印刷中に現像ローラ53に担持されるトナーの温度が溶融開始温度以上にならないと判断した場合には(No)、制御部100は、現像ローラ53の回転速度vを所定の回転速度v1に設定し(S4)、現像バイアスVdを第1設定値Vd1に設定する(S5)。ステップS5の後、制御部100は、第1印刷モードに移行する(S100)。
一方、ステップS3において、前述の予測部110における予測結果に基づき、現像ローラ53を回転速度v1で回転させて印刷ジョブを印刷したときに印刷ジョブの印刷中に現像ローラ53に担持されるトナーの温度が溶融開始温度以上になると判断すると(Yes)、制御部100は、現像ローラ53の回転速度vを低速度v2に設定し(S6)、現像バイアスVdを第2設定値Vd2に設定する(S7)。ステップS7の後、制御部100は、第2印刷モードに移行する(S200)。
図4に示すように、第1印刷モードにおいては、制御部100は、まず、ステップS4,S5で設定した設定値(v1,Vd1)以外の設定値、例えば帯電バイアスや露光量などを前述した方法などにより設定し、設定した各種設定値に基づいて印刷制御を開始、つまり印刷ジョブの印刷を開始する(S101)。ステップS101の後、制御部100は、機内温度センサ104から温度Tinを取得する(S102)。つまり、ステップS102においては、制御部100は、印刷ジョブ中のプロセスユニット50Kの近傍の機内温度Tinを取得している。
ステップS102の後、制御部100は、温度Tinが閾値Tth以上になったか否かを判断する(S103)。ステップS103において温度Tinが閾値Tth以上になったと判断すると(Yes)、制御部100は、印刷ジョブの内容が画像品質への影響が小さいモードが否か、つまりモノクロ印刷、テキスト文書印刷、および、低画質印刷の少なくともいずれか一つに該当しているか否かを判断する(S104)。
ステップS104において画像品質への影響が大きいと判断した場合には(No)、制御部100は、印刷制御を一旦停止する(S105)。ステップS105の後、制御部100は、温度Tinが第2閾値T2未満になったか否かを判断する(S106)。ステップS106において温度Tinが第2閾値T2未満になったと判断した場合には(Yes)、制御部100は、印刷制御を停止する直前の各種設定値に基づいて、印刷制御を再開する(S107)。なお、ステップS106において温度Tinが第2閾値T2以上であると判断した場合には(No)、制御部100は、ステップS106の処理を繰り返す。
ステップS104において画像品質への影響が小さいと判断した場合には(Yes)、制御部100は、即座に、現像ローラ53の回転速度vを所定の回転速度v1から低速度v2に切り替えるとともに、現像バイアスVdを第2設定値Vd2に切り替える(S108)。これにより、現像ローラ53が低速度v2で回転するので、現像ローラ53と層厚規制ブレード55の間の摩擦熱が低減され、現像ローラ53に担持されるトナーの温度が溶融開始温度以上になることが抑制され、高温環境下におけるトナーの溶融が抑制される。
ステップS107,S108の後、制御部100は、印刷制御が終了したか否か、つまり印刷ジョブで指定されている印刷枚数のすべてが印刷されたか否かを判断する(S109)。ステップS109において、制御部100は、印刷制御が終了していないと判断した場合には(No)、ステップS102の処理に戻り、印刷制御が終了したと判断した場合には(Yes)、本制御を終了する。
図5に示すように、第2印刷モードにおいては、制御部100は、まず、ステップS6,S7で設定した設定値(v2,Vd2)以外の設定値、例えば帯電バイアスや露光量などを前述した方法などにより設定し、設定した各種設定値に基づいてテスト用のパッチを形成する(S201)。ステップS201の後、制御部100は、パッチ検出センサ75からパッチの濃度を取得し(S202)、この濃度に基づいて濃度補正を行う(S203)。つまり、ステップS203では、制御部100は、前述した現像バイアス補正とガンマ補正を実行する。
ステップS203の後、制御部100は、補正した現像バイアスVd2と、設定した各種設定値とに基づいて印刷制御を実行し(S204)、その後、本制御を終了する。ここで、ステップS204においては、各種設定値を変更することなく、印刷制御、つまり印刷ジョブを始めから終わりまで実行する。これにより、現像ローラ53が、印刷ジョブの開始から終了まで低速度v2で回転するので、印刷ジョブの途中で現像ローラ53の回転速度が変更されることがなくなり、印刷ジョブにおける現像ローラ53の回転速度を減速する前の印刷結果と減速した後の印刷結果との間で画像品質の違いが生じてしまい、印刷ジョブの画像品質に統一感が無くなるという不具合を回避しつつ、高温環境下におけるトナーの溶融が抑制される。
以上によれば、本実施形態において以下のような効果を得ることができる。
印刷ジョブの印刷前において印刷ジョブの印刷中に現像ローラ53に担持されるトナーの温度が溶融開始温度以上になると予測した場合には印刷ジョブの開始から終了まで低速度v2、つまり一定の速度で現像ローラ53を回転させるので、従来のような印刷ジョブ中において現像ローラ53の回転速度vを切り替える制御と比べ、印刷ジョブの画像品質の統一感を向上させることができる。
現像ローラ53の回転速度vが変更された場合には、その回転速度vに適した値に現像バイアスVdが設定されるので、画像品質を向上させることができる。
印刷ジョブの開始から終了まで現像ローラ53を低速度v2で回転させて印刷する場合には、印刷ジョブの印刷を開始する前に、パッチの濃度に基づいて現像バイアスVd2を補正するので、現像ローラ53が低速である場合における画像品質をより向上させることができる。
印刷ジョブの印刷前の予測に反して印刷ジョブの印刷中に機内温度センサ104から取得した温度Tinが閾値Tth以上になった場合には、現像ローラ53の回転速度vを低速度v2に切り替えるので、予測が誤った場合であっても高温環境下におけるトナーの溶融を抑えることができる。なお、このように予測が誤る場合としては、例えば、印刷ジョブの印刷中に新たな印刷ジョブが出力され、2つの印刷ジョブが1つの印刷ジョブとしてまとめて処理される場合やカラープリンタ1が設置された場所で暖房器具が稼働され室温が上昇する場合などが挙げられる。
印刷ジョブの印刷中における現像ローラ53の回転速度vの切り替えによる画像品質への影響が小さい場合に、回転速度vを低速度v2に切り替えるので、トナーの溶融を抑えることができるとともに、回転速度vの切り替えによる画像品質の低下を抑えることができる。
第1条件および第2条件を満たしたと判断したとき、つまり判断した時点で現像ローラ53の回転速度vを低速度v2に切り替えるので、例えば判断時から所定時間を空けた後に回転速度vを切り替える方法と比べ、現像ローラ53を低速にするタイミングを早くすることができ、その分トナーの溶融を抑えることができる。
印刷ジョブの印刷中に機内温度センサ104から取得した温度Tinが閾値Tth以上となっているが、現像ローラ53の回転速度vの切り替えによる画像品質への影響が大きい場合、例えば高画質印刷の場合などには、印刷ジョブの印刷を一旦停止するので、回転速度vの切り替えによる画像品質の低下を抑えることができるとともに、高温環境下におけるトナーの溶融を抑えることができる。また、印刷ジョブの印刷を停止した後、機内温度センサ104から取得した温度Tinが閾値Tthよりも小さい第2閾値T2未満になった場合、つまり高温環境から脱した場合には、印刷ジョブの印刷を再開するので、トナーを溶融させることなく印刷制御を良好に行うことができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されることなく、以下に例示するように様々な形態で利用できる。以下の説明においては、前記実施形態と略同様の構成や処理には同一の符号を付し、その説明は省略する。
前記実施形態では、第1条件が満たされているが(S103:Yes)、第2条件が満たされていない場合には(S104:No)、印刷制御を一旦停止することとしたが(S105)、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、制御部100は、第1条件を満たし、第2条件を満たしていない場合には、感光体ドラム51上の先行する用紙Sに対応するトナー像の転写が完了してからLEDユニット40による後続する用紙Sに対応する露光が開始されるまでの間に、現像ローラ53の回転速度vを所定の回転速度v1から低速度v2に切り替えるように構成されていてもよい。なお、この場合には、制御部100は、感光体ドラム51上の先行する用紙Sに対応するトナー像の転写が完了してからLEDユニット40による後続する用紙Sに対応する露光が開始されるまでの間の時間が判断前よりも長くなるように、用紙Sを搬送する搬送機構を制御するように構成されていてもよい。なお、以下の説明では、感光体ドラム51上の先行する用紙Sに対応するトナー像の転写が完了してからLEDユニット40による後続する用紙Sに対応する露光が開始されるまでの間の時間を、転写後露光前時間ともいう。
具体的には、図6に示すように、前記実施形態におけるステップS105〜S107の処理の代わりに、新たなステップS110,S111の処理を加えればよい。なお、この図6に示す例では、搬送機構の一例としてレジストレーションローラ27を挙げているが、本発明はこれに限定されず、ピックアップローラ23などであってもよい。
図6に示すように、制御部100は、ステップS104でNoと判断した場合には、ステップS110の処理に移行する。ステップS110において、制御部100は、紙間が広がるようにレジストレーションローラ27の駆動タイミング(停止した状態のレジストレーションローラ27の駆動を開始するタイミング)を変更する。詳しくは、制御部100は、ステップS104でNoと判断する前には、レジストレーションローラ27の駆動タイミングを、前回の駆動開始から第1時間後に設定し、判断後には、駆動タイミングを、前回の駆動開始から、第1時間よりも長い第2時間後に設定する。より詳しくは、制御部100は、ステップS104でNoと判断する前には、レジストレーションローラ27の駆動開始から次のレジストレーションローラ27の駆動開始までの駆動開始間隔を第1時間に設定し、判断後には、駆動開始間隔を第1時間よりも長い第2時間に切り替える。このようにレジストレーションローラ27の駆動タイミングを、判断後において判断前よりも遅らせることで、紙間が広がるようになっている。
なお、各LEDユニット40の露光開始のタイミングは、レジストレーションローラ27の駆動開始からそれぞれ色ごとに設定された時間後に設定されている。そのため、駆動開始間隔が第1時間に設定されているときには、転写後露光前時間が所定の第3時間となり、駆動開始間隔が第2時間に設定されているときには、転写後露光前時間が第3時間よりも長い第4時間になる。つまり、前述したようにレジストレーションローラ27の駆動タイミングを、判断後において判断前よりも遅くすることで、転写後露光前時間を判断前よりも長くすることが可能となっている。
ステップS110の後、制御部100は、レジストレーションローラ27の駆動タイミングの変更により第3時間から第4時間と長くなった転写後露光前時間の間に、現像ローラ53の回転速度vを低速度v2に切り替えるとともに、現像バイアスVdを第2設定値Vd2に切り替える(S111)。詳しくは、用紙Sの搬送方向の最上流側の感光体ドラム51、最上流から2番目の感光体ドラム51、最上流から3番間の感光体ドラム51、最下流側の感光体ドラム51へと順次転写が完了していくので、制御部100は、各感光体ドラム51での転写が完了するたびに最上流側の現像ローラ53から順次回転速度v・現像バイアスVdを切り替えていく。
このように各転写後露光前時間の間に現像ローラ53の回転速度v・現像バイアスVdを切り替えることで、トナー像の転写や感光体ドラム51の露光を行っていない間に現像ローラ53の回転速度v・現像バイアスVdを切り替えることができるので、回転速度v等の切り替えの影響による転写不良や露光不良を抑えることができ、画像品質の低下を抑えることができる。
また、ステップS104でNoと判断した場合には、レジストレーションローラ27の駆動タイミングを遅くすることで、各転写後露光前時間が判断前よりも長い第4時間になるので、回転速度v等を切り替えるための時間を確保することができ、より良好に画像品質の低下を抑えることができる。
前記実施形態では、印刷ジョブの印刷前の予測に反して印刷ジョブの印刷中に機内温度センサ104から取得される温度Tinが閾値Tth以上になった場合には現像ローラ53の回転速度vを低速度v2に切り替えたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、印刷ジョブの印刷前の予測において現像ローラ53に担持されるトナーの温度が溶融開始温度まで上がらないと判断した場合には、印刷ジョブの印刷開始から終了まで、所定の回転速度v1で現像ローラ53を回転させてもよい。
前記実施形態では、印刷ジョブの印刷中において現像ローラ53の回転速度vを所定の回転速度v1から低速度v2に切り替えるための条件を、第1条件および第2条件の2つの条件としたが、本発明はこれに限定されず、例えば第1条件だけであってもよいし、3つ以上の条件であってもよい。
前記実施形態では、現像ローラ53から感光体ドラム51へのトナーの供給量に影響を与えるパラメータの一例として現像バイアスVdを例示したが、本発明はこれに限定されず、例えば帯電バイアスや露光量などであってもよい。
前記実施形態では、現像剤として正帯電性のトナーを例示したが、本発明はこれに限定されず、負帯電性のトナーであってもよい。なお、この場合には、負帯電性のトナーに合わせて、現像バイアスや帯電バイアスなどを適宜設定すればよい。
前記実施形態では、カラープリンタ1に本発明を適用したが、本発明はこれに限定されず、その他の画像形成装置、例えば複写機や複合機などに本発明を適用してもよい。
前記実施形態では、感光体として感光体ドラム51を例示したが、本発明はこれに限定されず、例えばベルト状の感光体であってもよい。
前記実施形態では、露光装置としてLEDユニット40を例示したが、本発明はこれに限定されず、レーザ光を出射するスキャナユニットであってもよい。
前記実施形態では、記録媒体として、厚紙、はがき、薄紙などの用紙Sを例示したが、本発明はこれに限定されず、例えばOHPシートであってもよい。
1 カラープリンタ
40 LEDユニット
51 感光体ドラム
53 現像ローラ
100 制御部
103 機外温度センサ
104 機内温度センサ

Claims (15)

  1. 表面が帯電される感光体と、
    前記感光体上に静電潜像を形成する露光装置と、
    現像剤を収容する収容部と、
    前記感光体上の静電潜像に前記収容部に収容された現像剤を供給する現像ローラと、
    前記現像ローラの回転速度を制御する制御部と、
    温度を検出する温度検出器と、を備える画像形成装置であって、
    前記制御部は、
    印刷ジョブを印刷する前において、前記温度検出器で検出する温度を用いて、前記現像ローラを所定の回転速度で回転させて印刷ジョブを印刷したときに当該印刷ジョブの印刷中に前記現像ローラに担持される現像剤の温度が所定値以上になるか否かを予測し、前記印刷ジョブの印刷中に前記現像ローラに担持される現像剤の温度が所定値以上にならないと予測した場合には、前記印刷ジョブの少なくとも印刷開始時において前記現像ローラを所定の回転速度で回転させ、前記印刷ジョブの印刷中に前記現像ローラに担持される現像剤の温度が所定値以上になると予測した場合には、前記印刷ジョブの印刷開始から終了まで前記現像ローラを前記所定の回転速度よりも低い低速度で回転させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記温度検出器は機外の温度を検出する機外温度検出器であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、
    前記現像ローラから前記感光体への前記現像剤の供給量に影響を与えるパラメータを、前記現像ローラを前記所定の回転速度で回転させる場合には、当該所定の回転速度に対応した第1設定値に設定し、前記現像ローラを前記低速度で回転させる場合には、当該低速度に対応した第2設定値に設定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記パラメータは、前記現像ローラに印加する現像バイアスであることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記感光体上の静電潜像に現像剤を供給することによって形成される現像剤像の濃度を検出する検出手段を備え、
    前記制御部は、
    前記温度検出器で検出する温度を用いて、前記現像ローラを所定の回転速度で回転させて印刷ジョブを印刷したときに前記現像ローラに担持される現像剤の温度が所定値以上になると予測した場合には、前記印刷ジョブの印刷前に、前記現像ローラを前記低速度で回転させるとともに、前記感光体上にテスト用の静電潜像を形成し、前記低速度で回転する現像ローラから前記テスト用の静電潜像への現像剤の供給により形成された現像剤像の濃度を前記検出手段で検出し、当該検出手段の検出結果に基づいて前記パラメータを補正することを特徴とする請求項3または請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、
    前記印刷ジョブを印刷する前において、前記温度検出器で検出する温度を用いて、前記現像ローラを所定の回転速度で回転させて印刷ジョブを印刷したときに前記現像ローラに担持される現像剤の温度が所定値以上にならないと予測した後、当該印刷ジョブの印刷中において前記現像ローラに担持される現像剤の温度が所定値以上になるか否かを判断し、当該印刷ジョブの印刷中において前記現像ローラに担持される現像剤の温度が所定値以上になるという第1条件を満たした場合には、前記現像ローラの回転速度を前記所定の回転速度から前記低速度に切り替えることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記第1条件を満たすか否かの判断は、機内の温度を検出する機内温度検出器で検出された温度を用いて行うことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記制御部は、
    前記印刷ジョブの印刷中において、前記第1条件に加え、前記現像ローラの回転速度の切り替えによる画像品質への影響が小さいという第2条件を満たした場合に、前記現像ローラの回転速度を前記所定の回転速度から前記低速度に切り替えることを特徴とする請求項6または請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記制御部は、
    前記印刷ジョブの内容がモノクロ印刷、テキスト文書印刷、および、画質が所定の品質よりも低い低画質印刷の少なくともいずれか一つに該当している場合に、前記第2条件を満たすと判断することを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記制御部は、前記第1条件および前記第2条件を満たしたと判断したときに、前記現像ローラの回転速度を前記所定の回転速度から前記低速度に切り替えることを特徴とする請求項8または請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記制御部は、前記第1条件を満たし、前記第2条件を満たしていない場合には、前記印刷ジョブの印刷を一旦停止して前記現像ローラに担持される現像剤の温度が基準値未満になったか否かを判断し、前記現像ローラに担持される現像剤の温度が基準値未満になった場合に、前記印刷ジョブの印刷を再開することを特徴とする請求項8から請求項10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  12. 前記制御部は、前記第1条件を満たし、前記第2条件を満たしていない場合には、前記感光体上の現像剤像の転写が完了してから前記露光装置による露光が開始されるまでの間に、前記現像ローラの回転速度を前記所定の回転速度から前記低速度に切り替えることを特徴とする請求項8から請求項10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  13. 前記制御部は、前記第1条件を満たし、前記第2条件を満たしていないと判断した場合には、前記感光体上の現像剤像の転写が完了してから前記露光装置による露光が開始されるまでの間の時間が判断前よりも長くなるように、記録媒体を搬送する搬送機構を制御することを特徴とする請求項12に記載の画像形成装置。
  14. 感光体上の静電潜像に現像剤を供給する現像ローラの回転速度を制御部によって制御する制御方法であって、
    印刷ジョブを印刷する前において、温度検出器で検出する温度を用いて、前記現像ローラを所定の回転速度で回転させて印刷ジョブを印刷したときに当該印刷ジョブの印刷中に前記現像ローラに担持される現像剤の温度が所定値以上になるか否かを予測する工程と、
    前記印刷ジョブの印刷中に前記現像ローラに担持される現像剤の温度が所定値以上にならないと予測した場合に、前記印刷ジョブの少なくとも印刷開始時において前記現像ローラの回転速度を所定の回転速度に設定し、前記印刷ジョブの印刷中に前記現像ローラに担持される現像剤の温度が所定値以上になると予測した場合に、前記印刷ジョブの印刷開始から終了まで前記現像ローラの回転速度を前記所定の回転速度よりも低い低速度に設定する工程とを含むことを特徴とする制御方法。
  15. 感光体上の静電潜像に現像剤を供給する現像ローラの回転速度を制御する制御部を動作させるプログラムであって、
    前記制御部を、
    印刷ジョブを印刷する前において、温度検出器で検出する温度を用いて、前記現像ローラを所定の回転速度で回転させて印刷ジョブを印刷したときに当該印刷ジョブの印刷中に前記現像ローラに担持される現像剤の温度が所定値以上になるか否かを予測する第1制御手段と、
    前記印刷ジョブの印刷中に前記現像ローラに担持される現像剤の温度が所定値以上にならないと予測した場合に、前記印刷ジョブの少なくとも印刷開始時において前記現像ローラの回転速度を所定の回転速度に設定し、前記印刷ジョブの印刷中に前記現像ローラに担持される現像剤の温度が所定値以上になると予測した場合に、前記印刷ジョブの印刷開始から終了まで前記現像ローラの回転速度を前記所定の回転速度よりも低い低速度に設定する第2制御手段として機能させることを特徴とするプログラム。

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018004785A (ja) * 2016-06-29 2018-01-11 ブラザー工業株式会社 画像形成装置および制御方法
JP2018087884A (ja) * 2016-11-28 2018-06-07 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP2019095522A (ja) * 2017-11-20 2019-06-20 キヤノン株式会社 画像形成装置及び画像形成方法

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