JP4898277B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、画像形成装置、特に、回転軸を備えた回転枠と、回転枠に支持される複数の現像器と、現像器にトナーを補給する補給装置とを備えた画像形成装置に関する。
カラー画像を形成することができる画像形成装置は、それぞれ異なった色の現像剤を内部に備えた複数の現像器を備えている。画像形成装置を小型化するために、回転可能な一つの回転枠の周りに複数の現像器を配置した回転式の現像装置を備えた画像形成装置が存在する(特許文献1参照)。このような画像形成装置では、回転枠が回転しながら感光体ドラムに各現像器からそれぞれの色の現像剤を供給し、感光体ドラム上にトナー画像を形成する。感光体ドラム上のトナー画像は用紙に転写され、定着装置で加熱及び加圧されて用紙にトナー画像が定着される。そして、トナー画像が用紙に定着した後に、画像形成装置外に排出される。ここで、定着装置では加熱された加熱手段によって用紙のトナー画像を加熱するために、定着装置の温度は他の部分よりも高くなっている。そのために、定着装置の近傍に設けられた回転式の現像装置では、定着装置の熱によって現像器の内部に収納されているトナーが柔らかくなり、溶着するなどの影響を受ける可能性がある。そこで、加熱された定着装置の熱が現像器に伝達されないようにするために冷却装置(ファンモータ)が定着装置の近傍に設けられている。
特開2005−24575号公報
ところで、前述のような従来の回転式現像装置を備えた画像形成装置では、現像器にトナーを補給する際には回転枠の回転を止めて補給を行う。このトナー補給の際には、定着装置の温度は所定の温度(定着動作時の温度)に設定されており、定着装置は他の部分よりも高い温度になっている。一方、冷却装置の設定(ファンモータの回転数など)は画像形成動作時以外の設定であるために、定着装置に最も近い位置にある現像器では、定着装置からの熱の影響を受ける可能性がある。すなわち、現像器内のトナーが定着装置の熱によって溶解することや、現像ローラが熱膨張して感光体ドラムと現像器との間の距離が変わる場合がある可能性がある。この場合には、トナーが溶解することによるトナーの劣化や感光体ドラムと現像器との間の距離が変わることによる画質の低下が引き起こされる。
本発明の課題は、トナー補給動作時に定着装置から現像器が熱の影響を受けにくくすることにある。
請求項1に係る画像形成装置は、画像情報に基づいて画像を形成する画像形成装置であって、静電潜像担持体と、回転現像装置と、定着装置と、補給装置と、補給時期検出手段と、熱遮断手段と、調整手段とを備えている。静電潜像担持体は画像情報に基づく静電潜像が形成される。回転現像装置は、静電潜像担持体に供給する現像剤を収納する複数の現像器と、複数の現像器を支持するとともに回転可能な回転枠とを有する。定着装置は、加熱手段を有し、画像を用紙に定着させる。補給装置は現像器に現像剤を補給する。補給時期検出手段は補給装置によって現像器に現像剤を補給する時期を検出する。熱遮断手段は、定着装置から現像器に定着装置の熱が伝達されないように定着装置と現像器との間に熱遮断物質を供給する又は定着装置と現像器との間から熱伝達物質を排除する。調整手段は、補給時期検出手段によって検出された補給時期に熱遮断手段の熱遮断物質の供給量又は定着装置と現像器との間から熱伝達物質の排除量を調整する。
この画像形成装置では、静電潜像担持体に画像情報に基づいて静電潜像が形成される。回転現像装置から静電潜像担持体に現像剤が供給されて画像が形成される。静電潜像担持体上に形成された画像は用紙に転写される。用紙に転写された画像は、定着装置で用紙に定着される。補給時期検出手段によって現像剤の補給時期が検出されると、補給時期に補給装置によって現像器に現像剤が補給される。このとき、調整手段は、熱遮断物質遮断手段の熱遮断物質の供給量又は定着装置と現像器との間から熱伝達物質の排除量を調整する。
ここでは、現像剤の補給時に定着装置の熱が現像器に伝達されにくくなる。このために、現像器が熱の影響を受けにくくなる。
請求項2に係る画像形成装置は、請求項1に記載の画像形成装置であって、熱遮断手段は冷却ファンである。
ここでは、冷却ファンを回転させることで熱遮断物質としての冷風を定着装置と現像器との間に供給でき、冷却ファンの回転数を変化させることで冷風供給量(熱遮断物質の供給量)が制御できるために、冷風供給量の調整が容易になる。
請求項3に係る画像形成装置は、請求項2に記載の画像形成装置であって、調整手段は補給装置による現像剤の補給時と画像形成動作時に冷却ファンによる冷風供給量を増加させる。
ここでは、現像剤の補給時及び画像形成動作時に冷風供給量を変えるために、現像剤補給及び画像形成以外の動作が冷風供給量を変えることによる影響を受けにくくなる。
請求項4に係る画像形成装置は、請求項1から3のいずれかに記載の画像形成装置であって、補給時期検出手段によって検出された補給時期に定着装置の加熱手段の温度を下げる加熱手段の温度制御手段をさらに備えている。
ここでは、補給時期に熱遮断手段の熱遮断物質の供給量又は熱伝達物質の排除量が調整されると共に、定着装置の加熱手段の温度を下げるためにさらに定着装置の熱が現像器に伝達されにくくなる。
本発明では、トナー補給動作時に定着装置から現像器が熱の影響を受けにくくすることができる。
1.構成
図1に本発明の一実施形態が採用された画像形成装置であるカラープリンタ1(画像形成装置)を示す。なお、この図1は各構成要素の配置を示すための模式図であり、各部の詳細は省略して示している。
このカラープリンタ1は、図示しないコンピュータなどに接続されており、外部のコンピュータなどから送られてくる画像情報に基づいてカラー画像を用紙に印刷可能な装置である。
このカラープリンタ1は、画像情報に基づいて用紙に画像を形成する画像形成部2と、用紙を搬送する用紙搬送部3と、画像形成部2で形成された画像を用紙に定着する定着部4と、用紙を収納する用紙収納部5と、用紙をカラープリンタ1の外部に排出する排出部6と、トナー補給部7とを有している。
画像形成部2は、感光体ドラム21と、回転現像装置22と、帯電装置23と、レーザユニット24と、クリーニング装置25と、駆動機構26とを有している。
感光体ドラム21(静電潜像担持体)は、表面に静電潜像が形成される部材であって、カラープリンタ1のほぼ中央に配置されている。また、感光体ドラム21は、ドラム状の部材であって、図1の紙面に直交する方向に回転軸が設けられている。なお、感光体ドラム21の下側に、感光体ドラム21に近接して感光体ドラム21上のトナー画像を用紙に転写するための中間転写ベルト211が配置されている。
回転現像装置22は、感光体ドラム21に隣接して配置された部材であって、円柱状の部分である。回転現像装置22は、4つの現像器221と、回転枠222とを有している。回転枠222は、感光体ドラム21の回転軸と平行な回転軸に4枚の板状部材226が等間隔に配置されている部材であって、この4枚の板状部材226によって4つの空間が形成されている。この4つの空間にそれぞれ内部に異なる色のトナーを収納する現像器221が配置される。現像器221は、容器本体223と、現像ローラ224とを備えている。容器本体223は、円柱を周方向に4分割したような形状であって、長手方向に延びる開口を有している。また、容器本体223の内部には感光体ドラム21に供給するためのトナーが収納されている。ここで、4つの容器本体223には内部に非磁性のイエローのトナー、非磁性のシアンのトナー、非磁性のマゼンタのトナー、磁性のブラックのトナーがそれぞれ収納されている。現像ローラ224は、回転現像装置22の回転軸が延びる方向と同じ方向に延びる円柱状の部材であって、開口に配置される部材である。現像ローラ224は感光体ドラム21の表面にトナーを供給するための部材である。図2に示すように、現像ローラ224の両端には感光体ドラム21と現像ローラ224との間の距離を保つための距離規制コロ225が配置されている。ここで、図2は回転現像装置22と感光体ドラム21との関係を示す図である。この距離規制コロ225は現像ローラ224よりも半径の大きな円板状の部材である。
以上のような構成では、感光体ドラム21と現像ローラ224とが対向している状態では、非磁性トナー(イエロー、シアン、マゼンタのトナー)が収納されている現像器221の現像ローラ224と感光体ドラム21との間の距離は0.1ミリに保持され、磁性トナー(ブラックのトナー)が収納されている現像器221の現像ローラ224と感光体ドラム21との間の距離は、0.3ミリに保持される。さらに、ブラックのトナーが収納される現像器221に用いられる現像ローラ224は内部に配置されたマグネットと、その外周を回転可能なアルミニウムで形成された円筒状部材であり、ブラック以外のトナーを収納する現像器221に用いられる現像ローラ224はステンレスなどで形成された回転軸に発砲シリコンのローラを形成し、その表面にソリッドのウレタンゴムをコーティングしたゴムローラである。ここで、アルミニウムの線膨張係数は10ー6/℃であり、ウレタンゴムの線膨張係数は10―4/℃である。
なお、この回転現像装置22では、画像形成動作時以外では磁性トナー(ブラックのトナー)が収納されている現像器221が定着部4に最も近くなるような位置に配置されるように回転枠222の回転位置が制御される。
帯電装置23は、感光体ドラム21の表面を帯電させるための装置であって、感光体ドラム21の上側に配置されている。
レーザユニット24は、回転現像装置22の上側に配置された部材であって、感光体ドラム21上に画像データに基づいた静電潜像を形成するためにレーザ光を照射するための装置である。
クリーニング装置25は、感光体ドラム21に残留した残留トナーなどの付着物を除去するための装置であって、本カラープリンタ1では感光体ドラム21の上側に感光体ドラム21の軸方向全体にクリーニングブレードが設けられている。
駆動機構26は、図2に示すように、回転現像装置22を回転させるための機構であって、入力ギア261と、入力ギア261を回転させる第2ギア列262と、第2ギア列262が連結されているモータ(駆動源)(図示せず)とを有している。入力ギア261は、第2ギア列262から動力が伝達され、伝達された動力を回転枠222に伝達する部材であって、一対の円板状の部材26aと一対の円板状の部材26aを接続する軸部材26bとによって構成されている。一対の円板状の部材26aは、回転枠222の環状部22bのギア歯と噛み合うギア歯が外周に形成されている。軸部材26bは、回転現像装置22の回転軸と平行に設けられている。第2ギア列262は、モータから動力が伝達され、モータから伝達された動力を入力ギア261に伝達するための部分であって、複数のギアによって構成される。そして、この複数のギアの一つに、モータの軸が固定されている。
用紙搬送部3は、用紙収納部5から画像形成部2と定着部4とを通過して排出部6まで連続する搬送路を有している。
定着部4は、回転現像装置22の下側に回転現像装置22に近接して配置されており、加熱ローラ41(加熱手段)と加圧ローラ42とを有している。加熱ローラ41は、用紙上に形成された画像を形成するトナーを熱で溶解するための部材であって、加圧ローラ42の上側に配置されている。また、定着動作時には加熱ローラ41の温度は約150℃である。
用紙収納部5は、カラープリンタ1の下部に配置された部分であって、用紙を収納する給紙カセット51を有している。
排出部6はカラープリンタ1の上部表面に配置され、画像が形成された用紙を載置する。
トナー補給部7(補給装置)は、現像器221内にトナーを補給するための部分であって、感光体ドラム21の上側に配置されている。トナー補給部7は、4つのトナーコンテナ71と、各トナーコンテナに対応して設けられた4つのトナー補給パイプ72とを有している。
4つのトナーコンテナ71は、それぞれ現像器221内に補給するためのトナーが収納されている箱状の部材であって、図1の紙面に垂直な方向に並べて配置されている。
トナー補給パイプ72は、トナーコンテナ71のトナーを現像器221内に補給する部材であって、一方向に延びるパイプ状の部材である。また、トナー補給パイプ72は、上方の待避位置(図1の実線で示す位置)と、下方でトナー補給パイプ72の先端部が現像器16の内部に進入した供給位置(図1の二点鎖線で示す位置)とを取り得る。さらに、トナー補給パイプ72は、先端に開口を有し、現像器221内に先端を挿入して現像器221内にトナーを補給する。
このカラープリンタ1は、図4に示すように、定着部4の温度調整装置8と、回転枠222の回転位置制御装置9とをさらに有している。
定着部4の温度調整装置8は、2つの冷却ファン81(図3参照:図3では1つの冷却ファンのみを図示)を備え、CPU(制御部100)がプログラムを実行することで、図4に示すように、補給時期検出手段82と、冷風供給量制御手段83(調整手段)と、加熱ローラ41の温度調整手段84として機能する。ここで、図3は定着部4と冷却ファン81との位置関係を示す図であって、図4は制御部100を示すブロック図である。
2つの冷却ファン81(熱遮断手段)は、図3に示すように(図3では1つのみ表示)、定着部4の加熱ローラ41の上方における空間の両側部、すなわち図1の紙面手前側と奥側とに配置されており、加熱ローラ41の熱が回転現像装置22に伝達されるのを防止するために加熱ローラ41と回転現像装置22との間に冷風を供給するための装置である。より具体的には、一方の冷却ファンは外気を装置内部(加熱ローラ41上方の空間)に取り入れ、他方の冷却ファン81は装置内部の空気を外部に排出するように設けられている。この一対の冷却ファン81によって回転現像装置22と加熱ローラ41との間に冷風が供給、排出されている。この冷却ファン81は、印字時及びトナー補給動作時は所定の回転数で回転しており、印字時及びトナー補給動作時以外は印字時及びトナー補給動作時の回転数の半分の回転数で回転している。
補給時期検出手段82はトナー補給する時期を検出する手段である。具体的には、トナー補給時から現在までに形成した画像のドット数をカウントすることによって消費されたトナーの量を検出し、トナー補給時に現像器221内に存在するトナー量から差し引くことで現像器221内に存在しているトナー量が検出できる。現像器221内部のトナー量が所定量よりも少なくなるとトナー補給時期と判断する。
冷風供給量制御手段83は印字動作時及びトナー補給時に冷却ファン81の回転数が印字動作時及びトナー補給時以外の場合の2倍になるように冷却ファン81の回転数を制御する。
加熱ローラ41の温度調整手段84はトナー補給時に加熱ローラ41の温度を150℃から90℃に下げる手段である。
回転枠222の回転位置制御装置9は、回転現像装置22の回転枠222の回転位置を制御する装置であって、CPU(制御部100)がプログラムを実行することで、画像形成動作認識手段91と、回転枠222の回転位置制御手段92として機能する。
画像形成動作認識手段91は画像形成動作が行われているか否かを判断する手段である。
回転枠222の回転位置制御手段92は、画像形成動作が行われていない場合には、ブラックのトナーを内部に収納する現像器221を定着部4に最も近い位置に位置するように回転枠222の回転位置を制御する。
2.動作
画像形成動作と回転枠222の回転位置制御動作について説明する。ここで、回転枠222の回転位置制御動作を図5のフローチャートに示す。
このカラープリンタ1では、画像形成命令がなされたか否かが判断される(S1)。画像形成命令がなされている場合(S1のYES)には、画像データがコンピュータから送信されると、帯電装置23によって表面が帯電させられた感光体ドラム21にレーザユニット24からレーザ光が照射される。このようにして感光体ドラム21の表面に静電潜像が形成されると、回転現像装置22の回転枠222が回転して一色目のトナーを収納した現像器221が現像位置に位置するように回転位置が制御される。すなわち、一色目の現像剤を収納する現像器221の現像ローラ224が感光体ドラム21に対向するように現像器221が回動させられる(S3)。そして、現像器221の現像ローラ224によって現像器221内部のトナーが感光体ドラム21上に供給される。次に、すべての色について現像が終了したか否かを判断する(S5)。終了していない場合は、ステップS3に戻り、次の色の画像形成を行う。すべての色の現像が終了するまで、ステップS3からステップS5を繰り返し実行する。
このようにして順々に感光体ドラム21上にトナーを供給していき、感光体ドラム21上に形成されたカラー画像は中間転写ベルト211を介して給紙カセット51から搬送された用紙に転写される。カラー画像が形成された用紙は定着部4に搬送されて、用紙にカラー画像が定着される。その後、排出部6に搬送されて排出部6からカラープリンタ1外に排出される。
画像形成命令がなされていない場合(S1のNO)には、ブラックのトナーを収納する現像器221を定着部4に最も近くなるように回転枠222の回転位置が制御される(S2)。
次にトナー補給動作について図6を参照しながら説明する。ここで図6はトナー補給動作のフローチャートを示す
上記のような画像形成動作が行われた後(S11)に、その画像形成動作で形成された画像のドット数がカウントされ(S12)、画像形成動作を行った画像のドット数を以前の累積ドットカウント(直前のトナー補給時から今までに形成した画像のドット数を累積したもの)に加算され、画像形成後の累積ドットカウントが算出される(S13)。この累積ドットカウントから直前のトナー補給時から今までに消費したトナー量を検出する。直前のトナー補給時に存在する現像器221内のトナー量から消費したトナー量を差し引くことで、現像器221内に存在しているトナーの量を検出する(S14)。その後、現像器221内に存在しているトナーの量が所定量以下かどうか、すなわちトナー補給時期かどうかを判断する(S15)。トナー補給時期ではない場合(S15のNO)には、次の画像形成動作まで待機する(S19)。一方トナー補給時期である場合(S15のYES)には、トナー量が所定量以下の現像器をトナー補給位置、すなわちトナー補給パイプ72が挿入可能な位置に移動させる。そして、トナー補給パイプ72の先端が現像器221内に挿入されるようにトナー補給パイプ72を下方に移動させる。トナー補給パイプ72の先端が現像器221内に挿入されている状態で、トナー補給パイプ72から現像器221内にトナーが補給される。このとき、定着部の加熱ローラ41の温度が150℃から90℃に下げられる(S16)。また、これと同時に冷却ファン81の回転数を画像形成命令の待機時の倍にする。このために、定着部4に供給される冷風の量が増加する(S17)。トナー補給動作が終了すると、冷却ファン81の回転量を画像形成命令の待機時の回転量に戻し、定着部4の加熱ローラ41の温度を150℃に戻される(S18)。その後、次の画像形成動作まで待機する(S19)。
ここでは、トナー補給時に加熱ローラ41と回転現像装置22との間に供給される冷風の量が増加させられるとともに定着部4の加熱ローラ41の温度が下げられるために、定着部4の熱の伝達は定着部4と回転現像装置22との間で遮断される。このために、トナー補給時に現像器221が熱による影響、すなわち現像器221内のトナーが定着部4の熱によってトナーが柔らかくなるために溶着することや、感光体ドラム21と現像器221との間の距離が変わるのを防止できる。従って、トナーの劣化や画質の低下を防止できる。
さらに、画像形成命令を待機している際には、回転枠222の回転位置が制御されて、線膨張係数の小さいアルミニウムで形成された現像ローラ224を備えた現像器221が定着部4に最も近い位置に位置している。すなわち定着部4の熱による影響を最も受けにくい現像ローラ224を有する現像器221が定着部4に最も近い位置に位置することになり、熱によって現像ローラ224が膨張しにくくなる。このために、画質の低下を防止できる。
そして、感光体ドラム21と現像ローラ224とが対向する状態で感光体ドラム21と現像ローラ224との間の距離が最も遠い現像ローラ224を備えた現像器221が定着部4に最も近い位置に位置することになるために、現像ローラ224が膨張した場合でも現像ローラ224と感光体ドラム21との間の距離が極端に狭くなるようなことがなくなる。このために画質の低下を防止できる。
3.他の実施形態
(a)上記実施形態では、カラープリンタ1について説明したが、本発明はこれに限られずに、複合機や複写機などであっても良い。
(b)上記実施形態では、トナー補給時期を画像のドットカウントから検出したが、本発明はこれに限られずに、光学式のセンサ等によって検出しても良い。
(c)また、冷却ファン81の近傍に風向きを変える部材(板など)を配置して、トナー補給時にこの風向きを変える部材を操作して定着部4に冷風を供給するようにしても良い。
(d)さらに、ブラックのトナーを収納する現像器に配置された現像ローラはアルミニウムによって形成されていなくともよく、ステンレスによって形成されていても良い。
(e)上記実施形態では、冷却ファン81によって冷風の層を加熱ローラと回転現像装置22との間に形成することで加熱ローラと回転現像装置との間の熱の伝達を遮断したが、本発明はこれに限られずに、冷水によって熱を遮断することや他の物質によって熱を遮断しても良い。
カラープリンタ1の全体概略断面図。 回転現像装置22と感光体ドラム21とを表す斜視図。 定着部4と冷却ファン81の位置を示す図(図1の左側から見た図(側壁は省略))。 定着部4の温度制御装置8のブロック図。 回転枠222の回転位置制御動作のフローチャート。 トナー補給動作のフローチャート。
符号の説明
1 カラープリンタ(画像形成装置)
4 定着部
7 トナー補給部(補給装置)
8 定着部の温度調整装置
21 感光体ドラム(静電潜像担持体)
22 回転現像装置
41 加熱ローラ(加熱手段)
42 加圧ローラ
81 冷却ファン(熱遮断手段)
82 補給時期検出手段
83 冷風供給量制御手段(調整手段)
84 加熱ローラの温度制御手段(加熱手段の温度制御手段)
221 現像器
222 回転枠

Claims (4)

  1. 画像情報に基づいて画像を形成する画像形成装置であって、
    画像情報に基づく静電潜像が形成される静電潜像担持体と、
    前記静電潜像担持体に供給する現像剤を収納する複数の現像器と、前記複数の現像器を支持するとともに回転可能な回転枠とを有する回転現像装置と、
    加熱手段を有し、画像を用紙に定着させる定着装置と、
    前記現像器に現像剤を補給する補給装置と、
    前記補給装置によって前記現像器に現像剤を補給する時期を検出する補給時期検出手段と、
    前記定着装置から前記現像器に前記定着装置の熱が伝達されないように前記定着装置と前記現像器との間に熱遮断物質を供給する又は前記定着装置と前記現像器との間から熱伝達物質を排除する熱遮断手段と、
    前記補給時期検出手段によって検出された補給時期に前記熱遮断手段の熱遮断物質の供給量又は熱伝達物質の排除量を調整する調整手段と、
    を備えた画像形成装置。
  2. 前記熱遮断手段は冷却ファンである、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記調整手段は前記補給装置による現像剤の補給時と画像形成動作時に前記冷却ファンによる冷風供給量を増加させる、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記補給時期検出手段によって検出された補給時期に前記定着装置の加熱手段の温度を下げる加熱手段の温度制御手段をさらに備えた、請求項1から3のいずれかに記載の画像形成装置。
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