JP3367533B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP3367533B2
JP3367533B2 JP25728593A JP25728593A JP3367533B2 JP 3367533 B2 JP3367533 B2 JP 3367533B2 JP 25728593 A JP25728593 A JP 25728593A JP 25728593 A JP25728593 A JP 25728593A JP 3367533 B2 JP3367533 B2 JP 3367533B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
fixing
temperature
roller
fixing device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP25728593A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07114285A (ja
Inventor
徹 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=17304256&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP3367533(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP25728593A priority Critical patent/JP3367533B2/ja
Publication of JPH07114285A publication Critical patent/JPH07114285A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3367533B2 publication Critical patent/JP3367533B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Ceased legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真プロセスによ
り熱溶融性のトナーからなるトナー画像を紙やOHPシ
ートなどの支持体上に形成し、この支持体上のトナー画
像を熱ローラや熱ベルトなど定着部材の熱により溶融定
着する定着器を有する、複写機、プリンタ、ファクシミ
リなどの画像形成装置に関し、より詳しくは定着器の駆
動を制御する制御装置を備えた画像形成装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機、プリンタ、ファクシミリ
などの画像形成装置には、電子写真プロセスにより熱溶
融性のトナーからなるトナー画像を紙やOHPシートな
どの支持体上に形成し、この支持体上のトナー画像を熱
ローラや熱ベルトなど定着部材の熱により溶融定着する
定着器を有する画像形成装置がある。この種の画像形成
装置は、熱ローラや熱ベルトなど定着部材の駆動および
この定着部材による加熱を制御する制御装置を備えてい
る。一方、従来の画像形成装置は、トナー切れになる
と、現像器に直接トナーを補給していた。ところが、現
像器にトナーを直接補給するためには、トナーボトルを
現像器付近にまでもって行くためのスペースが必要で、
装置を小型化する上での障害となっていた。そこで、小
型の装置ではトナー収容部、感光体、帯電器、現像器、
クリーナなどを含んで一体化されたカートリッジを交換
することで、トナー補給を行っていた。
【0003】ところが、近年、省資源やごみの減量化が
社会問題となり、消耗品であるトナー以外の部品もトナ
ーとともに廃棄するというカートリッジ方式に代わる消
耗品補給方式が検討されてきた。その際、装置を大型化
しなくともトナーを収容したトナータンクだけを交換し
てトナー補給することのできる、トナーホッパ方式が特
公平3−60433に、トナー循環方式が特願平4−2
46771(特開平06−317984)に提案されて
いる。
【0004】このようなトナー補給方式での補給時の動
作については、特公平3−60433に現像器内のトナ
ー量が減少したときにホッパモータによりトナーホッパ
から現像器へトナー搬送することが述べられている。
【0005】一方、このような小型の装置では、駆動系
の省スペースのため駆動モータを1つとし、トナー循環
系、画像形成系、定着系を同時に駆動すると良い。駆動
モータが1つなので、装置駆動の制御系が簡略化される
ことはもちろん、転写と定着のような複数のプロセス間
での、画像支持体搬送速度の調整をとることも容易にな
り、さらにモータは一般に駆動時に発熱するが、モータ
を1つにすることでその発熱源が一箇所になり、小型の
装置では特に重要な、排熱の対策が容易となるためであ
る。また、画像形成時には定着器や駆動モータが発熱す
るため、トナー循環路を含めた装置内部の温度が上昇す
るが、駆動モータを1つとすることで画像形成時には必
ずトナー搬送動作が行われるため、トナーが温度上昇し
た循環路内に滞留することがなく、トナーの溶融や凝集
といった問題が防がれ、好都合である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、駆動モータ
を1つにして装置全体の駆動を同期させるとともに、加
熱定着を行う従来の画像形成装置では、画像形成後定着
ローラの温度が低下して行くと、定着ローラのまわりに
接触しているセンサーパッドやクリーニングパッド、加
圧ローラ、分離爪などの接触部材と定着ローラとの間に
溜った溶融したトナーが固化し、定着ローラと接触部材
とが固着することがあった。このため、画像形成後少し
時間が経過してから定着器を駆動しようしても、定着器
が回転せず定着器の駆動モータがロックしてしまうとい
う問題が生じた。そこで、この駆動モータを大型のもの
に変更して固着を破壊して回転できるようにしたとこ
ろ、定着ローラとの間で固着していたセンサーパッドや
クリーニングパッドなどの接触部材が破損することがあ
った。また、装置全体の駆動が1つの駆動モータで同期
させていることから、このように駆動モータがロックし
た状態で画像形成を行うと、トナー搬送動作が行われな
くなるため、前述のように画像形成時に定着器や駆動モ
ータが発熱することでトナー循環路を含めた装置内部の
温度が上昇したとき、トナーが温度上昇した循環路内に
滞留してしまい、トナーの溶融や凝集といった問題が生
じる。しかも、前述の公告公報記載のトナー補給動作を
行うと、画像形成直後にトナー補給する場合は問題無い
が、画像形成後少し時間が経過してからトナー補給をし
ようとすると定着器が回転せず駆動モータがロックし
て、前述と同様の問題が生じる。
【0007】本発明は前述の問題に鑑みてなされたもの
であって、その目的は、1つの駆動モータでトナー画像
を形成するプロセス部および定着器をともに駆動すると
ともに、加熱定着を行う画像形成装置において、定着器
の駆動開始時にトナーの固化による定着部材と接触部材
との固着を防止して定着器の損傷を防止するとともに、
トナー循環路内に滞留したトナーの溶融や凝集を防止で
きる画像形成装置を提供することである。本発明の他の
目的は、トナー補給時のトナー固着による定着器の損傷
を防止するとともに、トナー補給時の起動トルクを小さ
くして小型のモータを使用できる画像形成装置を提供す
ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の画像形成装置
は、転写後の支持体上のトナー画像を少なくとも熱によ
り定着を行う定着器を備えた画像形成装置において、前
記定着器が、回転しながら熱による定着を行う定着部材
とこの定着部材のまわりに接触する接触部材とを有する
定着器からなり、現像器によりトナー画像を形成するプ
ロセス部および前記定着器をともに駆動する1つの駆動
モータを少なくとも有する駆動系を備えているととも
に、前記定着部材を加熱した後に前記駆動モータの駆動
を開始する制御装置を備えており、前記制御装置が、前
記定着部材の温度がトナー固着解除温度になったときに
前記駆動モータの駆動を開始することを特徴とする。ま
た、本発明の画像形成装置は、前記プロセス部の現像器
にトナーを補給する補給手段も、前記プロセス部および
前記定着器とともに前記1つの駆動モータで駆動するこ
とを特徴とする。
【0009】
【作用】このように構成された本発明の画像形成装置に
おいては、トナー画像を形成するプロセス部および定着
器をともに1つの駆動モータで駆動しているので、画像
形成時に1つの駆動モータによりプロセス部および定着
器がともに駆動されるようになる。その場合、制御装置
により定着部材を加熱した後に駆動モータの駆動が開始
されるので、定着部材が加熱されてトナーが溶融または
軟化した状態で、この1つの駆動モータが駆動開始され
る。つまり、トナーの固化により定着部材とそれに接触
する接触部材との間で生じた固着が解消あるいは脆弱化
された状態で、駆動モータの駆動が開始される。これに
より、定着器の駆動開始時に定着器の損傷が防止されつ
つ、トナー搬送動作が行われてトナー循環路内に滞留し
たトナーの溶融や凝集が防止されるようになる。また、
駆動モータを1つにすることで、排熱効率が向上する。
また、定着部材と接触部材との間の固着が解消あるいは
脆弱化することで、この固着を解除するためのトルクが
必要なくなるので、定着器の駆動開始時の起動トルクが
小さくなり、小型のモータが使用可能となる。更に、定
着部材を加熱してこの定着部材の温度がトナー固着解除
温度になったときに駆動モータの駆動が開始されること
で、定着部材と接触部材との間の固着が確実に解消され
た状態で、駆動モータの駆動が開始される。これによ
り、定着器の駆動開始時に定着器の損傷がより効果的に
防止される。更に、プロセス部の現像器にトナーを補給
するトナー補給手段もプロセス部および定着器とともに
1つの駆動モータで駆動されることで、トナー補給時の
トナー固着による定着器の損傷が防止されるとともに、
トナー補給時の起動トルクが小さくでき、小型のモータ
が使用可能となる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を実施例を用いて説明する。
【0011】(実施例1)図1は、本発明をプリンタに
適用した一実施例である。この装置は、給紙ローラ11
と分離パッド12からなる給紙部、図示しないレーザー
光源と偏光装置21、折返しミラー22からなる露光部
20、感光ドラム31、帯電ローラ32、現像器33、
転写ローラ34、トナー循環路35、トナータンク36
などからなる電子写真プロセス部30、トナー面に接す
る定着ローラ41と加圧ローラ42などからなる定着器
40、外部のホストコンピュータとの通信、定着器ヒー
タの制御、モータの駆動制御、電子写真プロセス用電源
の制御などを行う制御回路部50などからなり、それら
が枠体60の中に収められている。
【0012】このプリンタは、ホストのコンピュータか
らプリントデータを受け取ると、そのデータに応じて制
御された露光部20からのレーザー光により、予め帯電
ローラ32で均一に帯電された感光ドラム31上に潜像
が形成される。感光ドラム31上の潜像は、現像器33
によりトナー画像とされる。給紙トレイ13上の支持体
である転写シートSは、感光ドラム31上の像形成に同
期して給紙ローラ11により感光ドラム31と転写ロー
ラ34のニップ部へ送られ、そこでトナー画像を転写さ
れる。転写後の未定着のトナー画像を載せた転写シート
は転写ローラ34に送られて定着部40へ進み、定着ロ
ーラ41と加圧ローラ42のニップ部で定着ローラの熱
と加圧ローラの圧力により、トナー像が定着される。定
着部を抜けた転写紙は排紙ローラ80により装置外へ排
出される。
【0013】図示されない駆動系70は駆動モータ71
とギア列72からなり、ギア列72はトナー循環系、感
光ドラム31、定着ローラ41などに動力を伝達する。
駆動モータ71はステップモータで制御系51によりス
ローアップ、スローダウン、定速回転などに駆動制御さ
れる。
【0014】枠体60を構成するカバー61はユーザが
開放可能で、トナータンク36を交換するときには開放
される。インターロックスイッチ62は、カバー61を
開放すると解除され、カバーを閉鎖するとセットされ
る。ユーザの安全のため、カバー61が開いた状態すな
わちインターロックが解除された状態では、全てのアク
チュエータが非動作とされる。枠体60の表面にはLE
Dを主体とした表示部63があり、トナーエンド表示ラ
ンプ64もここに設けられている。また、枠体60内の
空気は図示されない冷却ファン81によりを装置外に排
出される。
【0015】図2は定着器40の主断面図で、41は内
部にヒータ43を設けた定着ローラで端部に設けられた
ギアを介して駆動系70により駆動される。定着ローラ
41は、アルミ製のパイプを逆クラウンなど所望の形状
に研削し、中央部の直径18mm肉厚0.6mmとした
ものの表面に、離型層としてPTFEを30±5μmの
厚みでコーティングしたものである。ヒータ43はハロ
ゲンヒータで、制御系51からの信号でオンオフされる
SSR52を介して交流電力が印加され、その点滅が制
御される。42は加圧ローラで図示しない加圧機構によ
り総荷重6Kgfで定着ローラ41に圧接される。加圧
ローラ42は、快削鋼などの金属芯がね421上にLT
Vシリコンゴムなどの弾性材層422を設けて外径を1
8mmとしたもので、金属芯がね421は電気的に接地
されている。加圧ローラ42の温度が室温付近では弾性
材層422の電気抵抗は大きいが、温度の上昇につれ電
気抵抗が小さくなるので、通常定着に使用する温度範囲
では加圧ローラ42の表面に電荷が存在しても弾性材層
422を通じて徐々に接地された芯がね421へ逃げて
行き、表面に電荷が過剰に蓄積することが無い。定着ロ
ーラ41にはポリイミドシート441を介してサーミス
タなどの温度検出素子44が弾性パッド442および板
バネ443により押し当てられており、その表面の温度
をある時定数だけ遅れて検出する。耐熱ナイロン性のク
リーニングパッド45は定着ローラ41の回転によりロ
ーラ表面を摺擦し、トナーなどの汚れを拭き取る。分離
爪46はPPS樹脂上にフッ素樹脂をコーティングした
もので、バネ461により定着ローラ41に圧接されて
おり、定着後の転写紙が定着ローラ41に巻き付くこと
を防止している。定着動作時には、定着ローラ41は駆
動系70により周速度24mm/secで回転駆動され
るとともに、温度検出素子44からの信号に基づいて、
ヒータ43の点滅が制御され、定着ローラ41の表面温
度が所定範囲に制御される。
【0016】図3はトナー循環系とトナータンク36の
構成を示す部分切断斜視図である。内部に攪拌器363
a、363bをもつトナータンク36は装置にセットさ
れると、蓋361の開口部362からトナー循環路35
にトナーを送り出す。トナー循環路35は現像器33と
クリーナ部37を結んで閉じたエンドレス状になってい
る。トナー循環路内には、トナー搬送バネベルト351
がエンドレスに張り渡されており、トナー搬送バネベル
ト351はギア352により駆動され、循環路35内の
トナーを搬送する。ギア352は駆動系70により駆動
される。トナーエンドセンサ353は発光部と受光部か
らなる反射型の光学式センサで、循環路35の底部に取
り付けられる。循環路のそれと対向する天井部には反射
板354が設けられていて、センサ353の発光部から
発した光を受光部へと反射する。センサの受光量は循環
路内のトナー量により変化し、受光量につれてセンサの
出力も変化する。通常使用時には、センサ付近のトナー
の量は所定範囲内にあるので、センサの出力も所定範囲
内にある。印字に伴いトナーが消費されて装置内のトナ
ー量が減って来ると、受光量が大きくなりセンサ出力は
前記の所定範囲より高いレベルとなる。その後トナーが
さらに消費され受光量がさらに大きく、センサ出力がさ
らに高くなるとトナーエンドと判定される。これらの判
定のための受光量レベルは任意に設定することができ
る。
【0017】図4は制御系51と定着器他のトナー補給
動作に関連するユニットとの接続関係を示した図で、制
御系は他にも電子写真プロセスの諸要素と接続されてい
るが、ここでは省略した。図中細線は電気的な接続を、
細線の二重線は駆動力の伝達を示している。制御系51
にはトナーエンドセンサ353の出力信号、定着ローラ
に接する温度検出素子44の出力信号、インターロック
スイッチ62の信号などが入力され、それらの情報を内
部のプログラムで処理して、定着ローラやトナー搬送系
の駆動信号を駆動系70に、定着器ヒータ43の通電信
号をSSR52に、トナーエンドの表示信号をトナーエ
ンド表示64に、ファン駆動信号を冷却ファン11にそ
れぞれ出力する。メモリ53は、NV−RAMなど装置
の電源が切られても内容が保持されるもので、トナーエ
ンド状態かどうかの情報などが記録される。駆動系70
は制御系51からの駆動信号に従ってモータ71を回転
し、駆動力がギア列72を介して定着ローラ43、トナ
ー搬送ギア352に伝達される。SSR52は、制御系
51からの通電信号により、交流電源54とヒータ43
を接続あるいは遮断する。通電信号が与えられないとき
は、電源54とヒータ43は遮断される。トナーエンド
センサ353と温度検出素子44の出力はA/D変換さ
れて制御系51に入力され、そのデジタル値で処理され
るが、センサと制御系の間でコンパレータを含む回路な
どにより、所定値以上かどうかの判定結果が入力される
ように構成されても良い。
【0018】制御系51は、装置が動作している間は、
所定時間間隔でトナーエンドセンサ353の出力をモニ
タし、出力レベルが所定範囲を外れてトナー量が少ない
状態であるかどうかを監視する。トナー量が少ないと判
断するのは、トナータンク36が空になり交換可能な状
態となった時となるようにする。トナータンク中のトナ
ーがなくなるまでは循環路中のトナー量は変化しないの
で、前述のようにトナー循環路中にセンサ353を設け
れば、トナータンク36が空になってからセンサの出力
レベルが変化するので、誤検出が防がれる。トナーエン
ドセンサ353をトナー循環路の現像器33より上流
側、トナータンク36より下流側とすれば、現像器33
で一時的に大量のトナーが消費されても誤検出すること
がなく好都合である。この時電気回路のノイズによるセ
ンサ出力レベル変動や、トナー循環路内のトナーの局所
的な粗密による一時的なセンサ出力レベル変動が予想さ
れるときには、1度センサ出力が所定範囲を外れても、
すぐにはトナーロー状態とは判断せず、複数回検出され
てからトナーロー状態と判断させても良い。
【0019】トナーロー状態と判断されると、制御装置
は表示パネルのトナーエンド表示を点滅させ、ユーザに
トナー量が少なくなったことを知らせる(トナーロー表
示)。トナーの残量によって点滅間隔を変化させたり、
表示の色を変えたりしても良い。あるいは、トナー残量
メータを設けたり、トナーエンド表示とトナーロー表示
を独立の表示装置で表示しても良い。トナーロー表示中
は印字動作可能とする。
【0020】トナーロー表示後ユーザがトナータンク3
6を交換すると、トナー搬送路35にトナーが再び供給
され、印字動作にともなうトナー搬送によりトナーエン
ドセンサ部のトナー量も増えてトナーエンドセンサの出
力レベルが所定範囲に復帰し、トナーロー表示が解除さ
れる。
【0021】トナーロー表示後、トナータンクが交換さ
れずに印字が続けられると、トナー搬送路中のトナー量
はさらに減って行く。トナーエンドセンサの出力レベル
がさらに変化すると、トナーローの場合と同様の判定基
準によりトナーエンド状態と判断される。トナーエンド
状態と判断されると、装置の電源を切られても保持され
るメモリ53に、トナーエンド状態であることが記録さ
れる。こうすることで、次に電源オンした際にトナー量
をモニタするために装置を動作させることが省略でき
る。
【0022】印字中にトナーエンド状態が検出される
と、次のページの印字要求があっても現在印字中のシー
トSH1を印字するだけで次のページ以降の印字は行わ
ない。前記SH1の定着終了後、印字データのメモリに
は次のページ以降のデータを保持しておくが、定着器4
0の温度制御は中止し、ヒータ43は通電されないよう
になる。SH1の排出後、トナーエンド表示64を点灯
させ、ユーザにトナーエンドを知らせる。トナーエンド
を知ったユーザは装置のカバー61を開けて、空になっ
たトナータンク36を新しいトナータンク36’に交換
する。SH1の排出後にトナーエンドの表示をするの
で、ユーザがSH1の排出を待たずにカバー61を開け
て装置を停止させてしまい結果としてSH1が装置内に
とどまってしまうことが防がれる。また、長時間連続で
印字したときなど、ヒータ43の通電が停止されても定
着器40の温度がすぐには低下しない場合がある。この
状態で、カバー61を開放するとインターロックスイッ
チ62が解除され、ユーザの安全のため冷却ファン81
を含め全てのアクチュエータ類が動作停止するので、冷
却ファン81により排出されていた定着器付近の熱が排
出されなくなる。従って、定着器の温度が低下するまで
は、印字停止した状態でトナーエンド表示を「点灯」で
はなく「点滅」状態にして、ユーザにカバー開放するの
を待ってもらうようにしても良い。この時定着器の温度
が低下したことの判断は、温度検出素子44の検出温度
が所定温度以下となることや、実験的に求められた定着
器温度低下特性に基づいて決められた所定時間の経過に
よって行うことができる。
【0023】トナーエンド状態が印字中以外に検出され
たときは、新たに印字を開始することは禁止され、定着
器温度が低いときには直ちにトナーエンド表示し、定着
器温度が高いときには前述のように定着器温度が下がる
のを待ってトナーエンド表示する。
【0024】また、定着器の熱容量を小さくしたり、自
然対流などによる排熱によって、定着器付近に滞留する
熱を無視できるほど少なくすることにより、前述のよう
に定着器の温度低下を待たずにトナータンクの交換がで
きるようにしても良い。さらに、装置のカバーを開放し
なくても、トナータンク交換用のカバーのみの開放でト
ナータンクの交換が行えるようにして、冷却ファンが停
止しないようにすることにより定着器温度の低下を待た
ずにトナーエンド表示やトナータンク交換を行えるよう
にしても良い。この時は、定着ローラの温度低下も少な
いので後述するトナー固着解除のための定着ローラ昇温
時間が短くなるという利点も有する。
【0025】さて、トナーエンド表示を認めてユーザが
トナータンク36を交換した後、ユーザが再びカバー6
1を閉じると、トナー補給を開始する。本実施例では、
メモリ53にトナーエンド状態が保持されている時、イ
ンターロックスイッチ62が解除からセットされること
でカバー61が閉鎖されたことを検知すると、トナー補
給モードに入る。トナー補給モードへ入る条件は、この
他にもカバー閉鎖直後にトナーエンド状態が検出された
ときや、トナーエンド状態で電源が投入されしかもカバ
ーが閉じているとき、あるいはユーザが操作するスイッ
チによるなどいろいろに設定し得る。
【0026】図5はトナー補給モードの制御の流れを示
すフローチャートである。トナー補給モードに入ると、
ステップS1で定着ローラ表面設定温度が90℃でヒー
タ制御が開始される。また、定着器の熱を排出するため
に冷却ファン81も動作させる(S2)。次いで、サー
ミスタの検出温度が90℃以上かが判定され(S3)、
90℃未満では90℃以上となるまで次のステップへ進
まない。サーミスタ検出温度が90℃以上となると、ト
ナー固着が解除されたと判断し、駆動系70をスタート
させ(S4)、トナー補給最大待ち時間タイマをスター
トさせる(S5)。この時、加圧ローラの温度も室温よ
り上がっているので、加圧ローラの表面から芯がねまで
の電気抵抗が下がり、ローラ表面の電荷が芯がねを通じ
て徐々に逃げる。駆動系のスタート後トナーエンドセン
サの動作を再開し、トナーエンド状態でなくなっている
かどうかを判定する(S6)。トナーエンド状態でない
との判断は、トナーエンドセンサの出力レベルが前述の
所定範囲内に復帰したかどうかでなされるが、エンド状
態の検出同様、複数回連続して所定範囲内と検出される
まで判定を遅らせても良い。トナーエンド状態でないと
判断されると、トナーエンド表示を解除して(S7)、
定着器の温度制御を停止する(S8)。その後、駆動系
を停止し(S9)、冷却ファンを停止し(S10)、ト
ナー補給モードを終了する。判定の結果トナーエンド状
態のままと判断されると、最大待ち時間タイマが経過し
たかが判定され(S11)、経過していないときはトナ
ー補給動作が続けられる。最大待ち時間タイマが経過し
たときは、トナーエンド表示を解除せずに駆動系を停止
させてトナー補給モードを抜け、トナーエンド判定時と
同じ状態に戻る。最大待ち時間タイマは、トナーエンド
状態でトナータンクを交換することなくカバーが開閉さ
れたときなどに動作停止させるためのタイマで、通常の
トナー補給動作に要する時間より長く選ぶことが必要
で、本実施例では2分間とした。
【0027】本実施例では、定着器を所定温度(90
℃)まで昇温させることによってトナーの固着解除を行
う。トナーの固着解除温度は、トナーの相変化温度、熱
伝導率などから計算によって求めることもできるが、ト
ナーの種類やトナーの溜った量や溜り方(厚くたまるか
広くたまるかなど)、固着する相手などによって変化す
る。そこで、ここではトナー固着解除温度を求めるた
め、下記の実験を行った。
【0028】(実験)定着装置の寿命である10万枚相
当の定着を行った定着器を、時間遅れの短い放射温度計
で表面温度をモニタしながら常温から昇温させ、表面温
度が100℃の時に定着ローラの回転を開始し、起動ト
ルクを測定した。表面温度が90℃、80℃の時にも測
定し、下記の結果を得た。
【0029】
【表1】
【0030】この結果から、常温から昇温して表面温度
が90℃にすれば固着解除できることがわかった。
【0031】トナー固着の解除には、温度だけでなく時
間も必要だが、本実施例で使用したサーミスタを初め温
度検出素子には時間遅れが有るので、温度検出素子によ
る固着解除温度の検出時点では時間遅れ分だけの時間が
経過しているので、固着は解除されている。
【0032】トナー固着解除温度は、トナーの融点が低
くしかも定着ローラに接触する部品が少ない場合には、
室温よりわずかに高い温度であるなど、トナーを初めと
した装置の構成によって異なるが、上記の実験を繰り返
して求めることができる。しかし、より簡便にこの所定
温度を求めるには、例えば所定温度を定着温度とすれ
ば、定着装置の昇温に多少余計に時間がかかるが、定着
温度は固着強度の弱まる温度より十分高く固着解除が可
能な上、制御温度が通常定着時と同一なので制御系の構
成が簡略化できる。また、トナー固着解除は温度検出素
子の検出温度による他、ヒータのオフ時間や温度検出素
子の検出温度の変化率などから予測しても良い。
【0033】本実施例ではトナー補給モード中、定着器
は定着温度より低い90℃で制御されるが、例えば印字
途中にトナー補給モードに入った場合は補給終了後即座
に印字可能となるように定着器を定着温度で制御し、印
字途中でないときは装置内部の昇温を防止するために最
低固着解除温度で制御するようにしても良い。
【0034】このようにトナー補給モードを持ったた
め、トナータンク交換後循環路や現像器にトナーが行き
渡らないために生ずる、画像の濃度むらや画像のカスレ
が防止され、交換後の第1印字時から良好な画質が得ら
れた。また、トナータンク交換後トナーが循環路に行き
渡らないと、トナーエンドセンサが再びトナーエンド状
態と誤って判定する心配があるが、トナー補給モードに
より循環路内にトナーが行き渡るため、そのような不都
合は生じなかった。特にトナー循環方式では、循環路内
のトナーの量が均一に減って行くので、トナーエンドを
検出したときには循環路内全体でトナー量が減ってお
り、補給モードが無いときには、上記のような不都合が
長時間継続するおそれがあった。
【0035】(実施例2)トナー循環路や現像器が大き
くトナー補給量が多い場合や、装置の動作速度が遅いと
きなど、トナー補給動作が長くかかる場合は、トナー補
給モード中定着器が昇温されているため消費電力が多く
なり、望ましくない機内温度上昇が引き起こされるだけ
でなく、定着ローラから加圧ローラへ流れる熱量が大き
くなるため、加圧ローラの温度が通常の印字時に比べ非
常に高くなる。トナー補給時間を短縮するためには、ト
ナー補給時に通常より高速で動作させるように装置を構
成することができるが、加圧ローラへ流れる熱量は依然
として大きく、加圧ローラの温度上昇はやはり引き起こ
される。加圧ローラの温度が上昇するとその上昇につれ
て、芯がねとシリコンゴムの接合部が弱くなり、耐久性
に問題が生じてしまう。また、トナー補給直後に印字し
たとき加圧ローラの熱でシートにしわが発生する場合が
ある。このように加圧ローラが昇温することが望ましく
ないときは、定着器の温度をトナー固着が解除できる温
度に引き上げて回転を開始した後、定着器を前記の温度
以下の温度で制御するか、ヒータの通電を中止するとよ
い。本発明の第2の実施例はトナー補給モードでそのよ
うな制御を行うもので、図6はそのフローチャートであ
る。装置の構成は第1の実施例と同様だが、通紙速度が
18mm/秒で、装置の動作速度は第1の実施例のほぼ
3/4である。トナー補給モードに入ると、定着ローラ
表面設定温度が90℃でヒータ制御が開始され、冷却フ
ァンがスタートされるる(S1’、S2’)。次いで、
サーミスタの検出温度が90℃以上であるかが判定され
(S3’)、90℃未満ではヒータ制御が続けられる。
サーミスタ検出温度が90℃以上となると、トナー固着
が解除されたと判断し、駆動系をスタートさせ(S
4’)、トナー補給最大待ち時間タイマをスタートさせ
る(S5’)。ここまでは第1の実施例と同様である。
第2の実施例ではステップS4’で駆動系をスタートさ
せた後、ステップS6’でヒータの制御を中止し、冷却
ファンも停止する(S7’)。その後トナーエンドセン
サの動作を再開し、トナーエンド状態でなくなっている
かどうかを判定する(S8’)。トナーエンド状態でな
いと判断されると、トナーエンド表示を解除して(S
9’)駆動系を停止し(S10’)、トナー補給モード
を終了する。判定の結果トナーエンド状態のままと判断
されると、最大待ち時間タイマが経過したかが判定され
(S11’)、経過していないときはトナー供給動作が
続けられる。最大待ち時間タイマが経過したときは、ト
ナーエンド表示を解除せずにステップS10’へ移り駆
動系を停止させてトナー補給モードを抜け、トナーエン
ド検出時と同じ状態に戻る。本実施例では装置の動作ス
ピードが第1の実施例に比べ遅いので、最大待ち時間タ
イマもそれにともなって長く取った。この第2の実施例
では、トナー補給中にヒータオフされ定着器の発熱が少
ないので、冷却ファンを駆動する時間が短く、騒音が低
減された。
【0036】さて、本実施例ではトナー補給中定着ロー
ラの温度が、トナー固着解除温度以下になることがあっ
たが、固着による弊害が生ずることはなかった。その理
由は次のように考えられる。例えば定着ローラと加圧ロ
ーラの間を例に取ると、その間で固着するためには、ト
ナーが軟化してそれぞれのローラの表面の凹凸に倣い、
トナー表面とローラ表面の間に空隙が無くなることが必
要だが、ローラ回転中のニップ通過時間は0.1秒程度
で、この短時間中に表面の凹凸に倣うことのできる軟化
状態から固化状態に変化することはできず、軟化状態の
ままニップを通過するか、ニップ到達前に凹凸に倣うこ
とができない程度に固化してそのままニップを通過する
のである。いずれの場合も定着ローラと加圧ローラを固
着させることにはならない。その他の接触部材に関して
も同様である。これは、よほど凝固速度の速いトナーで
ない限り、どんなトナーを用いても同様だと考えられ
る。
【0037】本実施例の定着ローラは、小径薄肉で熱容
量が小さいため、一旦トナー固着解除温度まで昇温して
も蓄積される熱量が少なく、本実施例の制御方式が特に
効果的に用いられる。さらに、トナー補給後の昇温も短
時間で済むため、トナー固着解除温度を保った場合に比
べても、昇温のための待機時間はあまり変わらず、操作
性にも違いが少ない点でも好ましかった。
【0038】図7は、トナー固着解除後に定着器をトナ
ー固着解除温度より低温で制御する場合の、制御のフロ
ーチャートである。およその流れは実施例2と同様だ
が、駆動系をスタートし最大待ち時間タイマをスタート
した後にヒータ制御を中止する代わりに、設定温度60
℃で制御させる。また、駆動系を停止した後ヒータ制御
を停止する。この方式は、トナー補給が長時間かかる場
合や低温度環境でトナー補給する場合に特に有効で、加
圧ローラの温度が低下し過ぎて表面に摩擦による電荷が
溜ることが防がれ、溜った電荷が放電するために生ずる
ノイズが防止された。
【0039】以上の説明は、熱ローラを用いた定着装置
を例に取ったが、ローラの片方あるいは両方がベルトで
あるベルト式定着器でも本発明を適用して同様の効果が
得られるのは自明で、さらにラジアント定着器でも内部
にシート搬送用のローラを持つものやシャッタを持つも
のなど可動部がトナーで固着するおそれのあるものにも
本発明は適用できる。
【0040】また、トナー補給モードを持つ画像形成装
置で本発明を説明してきたが、トナー補給モードを持た
ない装置でも、画像形成と無関係にトナー循環動作をさ
せる場合がある。例えば、設置場所が傾斜していたり、
装置の運搬中に倒されたりして、現像器やトナー循環路
内でトナーが偏ったときに、そのまま画像形成すると印
字の濃度むらやかすれが生ずるという問題があるが、画
像形成に先だって、トナー循環動作をさせることで、ト
ナーの偏りを解消させることができる。この偏り解消の
ためのトナー循環動作の際にも、本発明は好ましく適用
できる。すなわち、トナー補給後にカバーの閉鎖などで
トナー補給動作へ移行する代わりに、装置の傾斜を感知
してトナー循環動作を開始させたり、ユーザが操作可能
なボタンを操作パネルに設けて、それが押されたときに
動作を開始させれば良い。
【0041】さらに、これまでトナー補給時の動作につ
いて説明したが、その他にも転写紙をオートローディン
グする際に装置全体が駆動される装置などにも適用可能
で、同様の効果が得られる。
【0042】
【発明の効果】以上述べてきたように、本発明の画像形
成装置によれば、トナー画像を形成するプロセス部およ
び定着器をともに駆動する1つの駆動モータを、制御装
置により定着部材を加熱した後に駆動開始しているの
で、トナーが溶融または軟化して定着部材とそれに接触
する接触部材との間で生じた固着を解消あるいは脆弱化
した状態で、駆動モータの駆動を開始できる。これによ
り、定着器の駆動開始時に定着器の損傷を防止しつつ、
トナー搬送動作が行われてトナー循環路内に滞留したト
ナーの溶融や凝集を防止できるようになる。また、駆動
モータを1つにすることで、排熱効率が向上する。。ま
た、定着部材と接触部材との間の固着を解消あるいは脆
弱化することで、この固着を解除するためのトルクを不
要にできるので、定着器の駆動開始時の起動トルクを小
さくでき、小型のモータを使用できる。更に、定着部材
を加熱してこの定着部材の温度がトナー固着解除温度に
なったときに駆動モータの駆動を開始することで、定着
部材と接触部材との間の固着を確実に解消した状態で、
駆動モータの駆動を開始できる。これにより、定着器の
駆動開始時に定着器の損傷をより効果的に防止できる。
更に、プロセス部の現像器にトナーを補給するトナー補
給手段もプロセス部および定着器とともに1つの駆動モ
ータで駆動することで、トナー補給時のトナー固着によ
る定着器の損傷を防止できるとともに、トナー補給時の
起動トルクを小さくでき、小型のモータを使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をプリンタに適用した一実施例の主要断
面図。
【図2】定着器の主断面図。
【図3】トナー循環系とトナータンクの構成を示す部分
切断斜視図。
【図4】制御系と定着器他のトナー補給動作に関連する
ユニットとの接続関係を示した図。
【図5】第1の実施例におけるトナー補給時の制御の流
れを示すフローチャート。
【図6】第2の実施例におけるトナー補給時の制御の流
れを示すフローチャート。
【図7】第2の実施例の変形例におけるトナー補給時の
制御の流れを示すフローチャート。
【符号の説明】
11・・・給紙ローラ 12・・・分離パッド 13・・・給紙トレイ 20・・・露光部 21・・・偏光装置 22・・・折返しミラー 30・・・電子写真プロセス部 31・・・感光ドラム 32・・・帯電ローラ 33・・・現像器 34・・・転写ローラ 35・・・トナー循環路 351・・トナー搬送バネベルト 352・・トナー搬送ギア 353・・トナーエンドセンサ 354・・反射板 36・・・トナータンク 361・・蓋 362・・開口部 37・・・クリーナ部 40・・・定着器 41・・・定着ローラ 42・・・加圧ローラ 421・・金属芯がね 422・・弾性材層 43・・・ヒータ 44・・・温度検出素子 441・・ポリイミドシート 442・・弾性パッド 443・・板バネ 45・・・クリーニングパッド 46・・・分離爪 461・・バネ 50・・・制御回路部 51・・・制御系 52・・・SSR 53・・・メモリ 54・・・交流電源 60・・・枠体 61・・・カバー 62・・・インターロックスイッチ 63・・・表示部 64・・・トナーエンド表示ランプ 70・・・駆動系 71・・・駆動モータ 72・・・ギア列 80・・・排紙ローラ 81・・・冷却ファン
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 13/08 - 13/095 G03G 13/20 G03G 15/00 303 G03G 15/08 - 15/095 G03G 15/20 G03G 21/00 370 - 502

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転写後の支持体上のトナー画像を少なく
    とも熱により定着を行う定着器を備えた画像形成装置に
    おいて、 前記定着器は、回転しながら熱による定着を行う定着部
    材とこの定着部材のまわりに接触する接触部材とを有す
    る定着器からなり、現像器によりトナー画像を形成するプロセス部および前
    記定着器をともに駆動する1つの駆動モータを少なくと
    も有する駆動系を備えて いるとともに、前記定着部材を
    加熱した後に前記駆動モータの駆動を開始する制御装置
    を備えており、 前記制御装置は、前記定着部材の温度が
    トナー固着解除温度になったときに前記駆動モータの駆
    動を開始することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記プロセス部の現像器にトナーを補給
    する補給手段も、前記プロセス部および前記定着器とと
    もに前記1つの駆動モータで駆動することを特徴とする
    請求項記載の画像形成装置。
JP25728593A 1993-10-14 1993-10-14 画像形成装置 Ceased JP3367533B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25728593A JP3367533B2 (ja) 1993-10-14 1993-10-14 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25728593A JP3367533B2 (ja) 1993-10-14 1993-10-14 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07114285A JPH07114285A (ja) 1995-05-02
JP3367533B2 true JP3367533B2 (ja) 2003-01-14

Family

ID=17304256

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25728593A Ceased JP3367533B2 (ja) 1993-10-14 1993-10-14 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3367533B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007298636A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2915397B1 (ja) 1998-05-01 1999-07-05 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレイション バックチャネル効果を防止する薄膜トランジスタおよびその製造方法
JP4723957B2 (ja) * 2005-09-02 2011-07-13 株式会社リコー トナー回収機構及びそれを有する画像形成装置
JP5402201B2 (ja) * 2009-04-20 2014-01-29 富士ゼロックス株式会社 定着装置、画像形成装置及びプログラム
JP5414386B2 (ja) * 2009-06-29 2014-02-12 キヤノン株式会社 画像形成装置及びその方法
JP2011203440A (ja) * 2010-03-25 2011-10-13 Sharp Corp 画像形成装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56142563A (en) * 1980-04-07 1981-11-06 Canon Inc Fixing device
JPS59102265A (ja) * 1982-12-06 1984-06-13 Ricoh Co Ltd 複写機の定着温度制御装置
JPS6326674A (ja) * 1986-07-21 1988-02-04 Minolta Camera Co Ltd 定着装置
JPH01185559A (ja) * 1988-01-18 1989-07-25 Toshiba Corp 画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007298636A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07114285A (ja) 1995-05-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6175699B1 (en) Image fixing device with heater control
JP3450623B2 (ja) 画像形成装置
JP4485833B2 (ja) 定着装置、画像形成装置
US7609984B2 (en) Fixing device
US7570896B2 (en) Fixing apparatus and image forming apparatus including the same
JP3367533B2 (ja) 画像形成装置
JPH11143291A (ja) 画像形成装置
US5920749A (en) Image forming apparatus with time delayed cooling control
JP7059018B2 (ja) 画像形成装置
US5359400A (en) Image forming apparatus
JP2007187833A (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JP3830052B2 (ja) 画像形成方法
JP6766586B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
JP4539706B2 (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JP3239074B2 (ja) 定着温度制御方法
JP2001117417A (ja) 加熱定着装置
EP1215543A2 (en) Fixing apparatus
JP2001117414A (ja) 定着器の制御方法および制御装置並びに定着器および画像形成装置
JP2005134662A (ja) 画像形成装置
JPH10142999A (ja) 定着装置及び画像形成装置並びに画像形成方法
JP2005070602A (ja) 熱定着装置、および画像形成装置
JPH0740162B2 (ja) 画像形成装置
JP2001343884A (ja) 画像形成装置
JP2767596B2 (ja) 像形成装置
JP2005266241A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
RVOP Cancellation by post-grant opposition