JP2008268690A - 現像器ユニット及び画像形成装置 - Google Patents

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豊常 井上
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栄司 丹村
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Abstract

【課題】使用しない現像器スペースの有効利用を図ることができるばかりでなく、トナー補給量の増大を実現することができる現像器ユニットを提供する。
【解決手段】感光体2に向けて現像剤を供給する複数の現像器12と、複数の現像器12に対応した補給用現像剤を収納した複数のトナーコンテナ5とを備え、複数のコンテナ5から対応する複数の現像器12に補給用現像剤を補給すると共に、予め使用しない現像器12の設置スペースに他の現像器用の補助トナーコンテナ13を設置した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、感光体に向けて現像剤を供給する複数の現像器に複数のコンテナから補給用現像剤を補給するようにした現像器ユニット及び画像形成装置に関する。
従来から、イエロー(Y)・マゼンダ(M)・シアン(C)・ブラック(K)といった多色の現像剤(トナー等)を用いることにより、フルカラー画像を得るようにした画像形成装置が周知である。
この際、これら各色のトナーを感光体に転写する現像器は、ロータリ方式(例えば、特許文献1参照)やタンデム方式(例えば、特許文献2参照)として配置されている。
また、近年では、ライトマゼンダ(LM)やライトシアン(LC)或いは透明トナー等をイエロー・マゼンタ・シアン以外の特色トナーとして用いることにより、高画質化に対応している。
図9は、このような高画質化に対応した従来の現像器ユニットを備えた画像形成装置としてのロータリ方式のフルカラープリンタ(ロータリ方式)の説明図である。
図9に示すように、プリンタ(装置本体)1は、図示しないコンピュータ等に接続されており、そのコンピュータ等から送られてくる画像情報に基づいてフルカラー画像を転写紙に転写・定着する。
このプリンタ1は、表面に静電潜像が形成されるドラム状の感光体2と、現像器ユニットとしての回転現像装置本体3と、露光装置としてのレーザユニット4と、補充用トナーを収容したトナーコンテナ5と、トナーコンテナ5に収容した補充用トナーを回転現像装置本体3に供給するトナー補給部材6と、中間転写ベルト7と、二次転写ローラ8と、定着装置9とを有している。
感光体2は、プリンタ1の内部略中央に回転自在に設けられ、その回転軸はプリンタ1の正面側から幅方向に延びるように、即ち、図9の紙面奥行き方向に延びるように設けられている。また、感光体2の上部には、感光体2の表面を一様に帯電するための帯電ローラ10が設けられている。さらに、感光体2の側方には、感光体2の表面に残留したトナーや付着物を清掃するためのドラムクリーニング装置11が設けられている。
回転現像装置本体3は、感光体2に形成された静電潜像を各色の現像剤(トナー等、以下、トナーとして説明ずる)によって現像するものであり、感光体2に隣接して、その回転中心が感光体2の回転中心と略同じ高さ位置になるように設けられている。また、回転現像装置本体3は、その全体が感光体2の回転中心軸線と平行な軸線回りに回転自在な円筒形状を呈し、図示しないモータやギアを含む駆動系によって回転される。さらに、回転現像装置本体3は、6等分割されて6色(例えば、イエロー(Y)・マゼンダ(M)・シアン(C)・ライトマゼンダ(LM)・ライトシアン(LC)・ブラック(K))のトナーに対応する6つの現像器12が設置されている。
一方、このようなライトマゼンダ(LM)やライトシアン(LC)のトナー等を用いたプリンタ1にあっては、例えば、消耗品(トナー)のコスト高騰を抑えるために、それほどの高画質化を要求しない画像形成処理を要望するなど、ユーザーによっては使用しなくても良い現像器12があることを考慮して、その不使用時に発生し得る弊害を解決する手段を講じた技術も知られている(例えば、特許文献3参照)。
尚、不使用時に発生し得る弊害としては、ライトマゼンダ(LM)やライトシアン(LC)のトナー等を使用しないとして現像器を未装着とした場合、現像器を装着している部分と同様にトナー付着防止用の現像バイアスの供給を行うと、電流リークや過電流が発生する可能性がある等が指摘されている。
従って、ライトマゼンダ(LM)やライトシアン(LC)のトナー等を用いたくない場合であっても、トナーコンテナを含む現像器は装着したままとし、ライトマゼンダ(LM)やライトシアン(LC)のトナーを電気制御的に使用しない方式とするのが好ましい。
特開2000−347476号公報 特開2002−331708号公報 特開2006−308749号公報
ところが、上記の如く構成された現像器ユニットにあっては、複数配置された現像器12のうち、使用しない現像器12は回転現像装置本体3に装着されない状態で画像形成処理するか、回転現像装置本体3に装着されても一時的に使用しないように制御するものであり、特に、一切使用しないとして回転現像装置本体3に装着しない状態では、上述した弊害や現像器12の配置スペースの無駄が発生するという問題が生じていた。
また、上述したようなロータリ方式を採用した場合、例えば、頻繁に使用する色(例えば、ブラック)と他の色の現像剤(トナー等)が略同じであるため、頻繁に使用する現像剤の交換等の消耗品管理が煩雑化するという問題も生じていた。
そこで、本発明は、上記事情を考慮し、使用しない現像器スペースの有効利用を図ることができるばかりでなく、トナー補給量の増大を実現することができる現像器ユニットを提供することを目的とする。
本発明の現像器ユニットは、感光体に向けて現像剤を供給する複数の現像器と、該複数の現像器に対応した補給用現像剤を収納した複数のコンテナとを備え、該複数のコンテナから対応する前記複数の現像器に補給用現像剤を補給する現像器ユニットにおいて、予め使用しない現像器の設置スペースに他の現像器用の補助コンテナを設置したことを特徴とする。
また、前記現像器は回転軸を中心として放射状に均等配置されて選択的に回転して前記感光体に向けて現像剤を供給し、前記補助コンテナは前記現像器が下方に位置しているときにその現像器に向けて補給用現像剤を補給するロータリ方式の現像器ユニットに適用することができる。
さらに、前記現像器は水平方向又は傾斜方向に隣接して配置若しくは前記感光体の周囲に配置されて前記感光体に向けて現像剤を供給し、前記補助コンテナは前記現像器よりも上方からその現像器に向けて補給用現像剤を補給するタンデム方式の現像器ユニットに適用することができる。
この際、前記補助コンテナから前記現像器に補給用現像剤を補給する際の駆動が前記感光体に向けて現像剤を供給する際の駆動系から動力伝達されることが好ましい。
尚、予め使用しない現像器が複数ある場合には、その各設置スペースに隣接する他の現像器用の補助コンテナを設置しても良い。
また、予め使用しない現像器が隣接して複数ある場合には、その各設置スペースのそれぞれに同一色の補助コンテナを連通状態で設置しても良いし、その各設置スペースを跨いで一つの補助コンテナを設置しても良い。
また、本発明は上記した何れかの構成からなる現像器ユニットを採用した画像形成装置とすることができる。
本発明の現像器ユニットは、使用しない現像器スペースの有効利用を図ることができるばかりでなく、トナー補給量の増大を実現することができる。
次に、本発明の一実施形態に係る現像器ユニットを画像形成装置としてのカラープリンタに適用し、図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る現像器ユニットを備えた画像形成装置としてのロータリ方式のフルカラープリンタの説明図、図2は本発明の一実施形態に係る現像器ユニットの実施例1の説明図、図3は本発明の一実施形態に係る現像器ユニットの実施例2の説明図、図4は本発明の一実施形態に係る現像器ユニットの実施例3の説明図、図5は本発明の一実施形態に係る現像器ユニットの実施例4の説明図、図6は本発明の一実施形態に係る現像器ユニットの実施例5の説明図、図7は本発明の一実施形態に係る現像器ユニットを備えた画像形成装置としてのタンデム方式のフルカラープリンタの説明図である。
図1に示すように、プリンタ(装置本体)1は、図示しないコンピュータ等に接続されており、そのコンピュータ等から送られてくる画像情報に基づいてフルカラー画像を転写紙に転写・定着するものである。尚、プリンタ1は、図1の右側がオペレータが操作する正面側となっている。
このプリンタ1は、表面に静電潜像が形成される感光体2と、現像器ユニットとしての回転現像装置本体3と、露光装置としてのレーザユニット4と、補充用トナーを収容したトナーコンテナ5と、トナーコンテナ5に収容した補充用トナーを回転現像装置本体3に供給するトナー補給部材6と、中間転写ベルト7と、二次転写ローラ8と、定着装置9とを有している。
[感光体2の構成]
感光体2は、プリンタ1の内部略中央に回転自在に設けられ、その回転軸はプリンタ1の正面側から幅方向に延びるように、即ち、図1の紙面奥行き方向に延びるように設けられている。また、感光体2の上部には、感光体2の表面を一様に帯電するための帯電ローラ10が設けられている。さらに、感光体2の側方には、感光体2の表面に残留したトナーや付着物を清掃するためのドラムクリーニング装置11が設けられている。
[回転現像装置本体3の構成]
回転現像装置本体3は、感光体2に形成された静電潜像を各色のトナーによって現像するものであり、感光体2に隣接して、その回転中心が感光体2の回転中心と略同じ高さ位置になるように設けられている。また、回転現像装置本体3は、その全体が感光体2の回転中心軸線と平行な軸線回りに回転自在な円筒形状を呈し、図示しないモータやギアを含む駆動系によって回転される。さらに、回転現像装置本体3は、図2に示すように、本実施の形態では6等分割されて6色(例えば、イエロー(Y)・マゼンダ(M)・シアン(C)・ライトマゼンダ(LM)・ライトシアン(LC)・ブラック(K))のトナーに対応する6つの現像器12が設置可能となっていると共に、例えば、ライトシアン用の現像器12に変えてブラック用の補助トナーコンテナ13を設置することができるようになっている。
各現像器12は、それぞれ略同様の構成であり、感光体2に対向配置可能な現像ローラ14等が設けられている。また、各現像器12は、トナーコンテナ5とは離間して配置されており、これにより、回転現像装置本体3のトナー収容スペースは小さく、現像器12の小型化を図っている。さらに、現像器12は、回転現像装置本体3に対してそれぞれ着脱可能となっており、現像器12のメンテナンスや交換を容易に行うことができる。
尚、現像器12には、トナーコンテナ5から補給用トナーを現像器12の内部に補給するために、現像器12の外形を構成するトナーケース15の外周面にトナー補給部材6の先端が臨むようにスリット等(図示せず)を形成したゴム等の弾性材料からなるトナー補給部(図示せず)が設けられている。
補助トナーコンテナ13は、その外形形状がトナーケース15と略一致するコンテナケース16を備え、このコンテナケース16内に補給用トナーが収容されていると共に、現像器12(例えば、ブラック(K)用)に供給するコナーコンテナ5からの補給用トナーの中継器として機能する。これにより、例えば、頻繁に使用するトナー(例えば、ブラック(K))を他の色のトナーよりも大量に補給用トナーを用意することができる。また、補助トナーコンテナ13の内部には、コンテナケース16の外部に設けられて現像器12が設置されていた場合に使用する現像ローラ14の駆動系(又は上述した回転現像装置本体3の駆動系)を利用して動力伝達するための現像装置駆動ギヤ17A及びアイドルギヤ17Bを介して回転するトナー補給ローラ18が設けられ、このトナー補給ローラ18で搬送された補給用トナーがブリッジ19を介して隣接する現像器12に供給される。従って、現像装置駆動ギヤ17Aは、現像器12が設置された場合の現像ローラ14の対応位置に配置される。この際、補助トナーコンテナ13から隣接する現像器12への補給用トナーの補給は、補助トナーコンテナ13が対応する現像器12の上方に位置している際に補給するのが好ましい。
ところで、補助トナーコンテナ13は、例えば、図3に示すように、隣接する2つの現像器12(例えば、ライトマゼンダ(LM)とライトシアン(LC)に変えて、これら2つ分の容積を備えた大型な補助トナーコンテナ13としても良い。また、補助トナーコンテナ13は、例えば、図4に示すように、ブラック用の現像器12は別途に配置し、イエロー(Y)・マゼンダ(M)・シアン(C)用の各現像器12と交互に隣接するようにこれらイエロー(Y)・マゼンダ(M)・シアン(C)用の補助トナーコンテナ13を配置しても良い。この場合、イエロー(Y)・マゼンダ(M)・シアン(C)用のメインのトナーコンテナ5は不要とすることができる。さらに、補助トナーコンテナ13は、例えば、図5に示すように、隣接する2つの現像器12(例えば、ライトマゼンダ(LM)とライトシアン(LC)に変えて、2つの補助トナーコンテナ13(例えば、ブラック(K)用)のものを配置しても良い。尚、この複数の複数の補助トナーコンテナ13の接続は、図6に示すように、3つ以上隣接することができる。
[レーザユニットの構成]
レーザユニット4は、外部のコンピュータ等から送られてきた画像情報に基づいて、感光体2を走査露光するものであり、感光体2の上方に配置されている。また、レーザユニット4の内部には、図示を略するレーザ光源、ポリゴンミラー、ポリゴンミラー駆動用モータ等の公知の構成を備えている。さらに、レーザユニット4のレーザ光路の前方には、反射ミラー20が設けられており、レーザユニット4から発射されたレーザ光は、この反射ミラー20によって屈曲されて感光体2の表面に照射されるようになっている。
[トナーコンテナ5の構成]
トナーコンテナ5は、回転現像装置本体3の各現像器12に対応して補給用トナーを収容しているものであり交換可能となるようにプリンタ1に着脱可能に設置されている。また、トナーコンテナ5は、プリンタ1の一方の側面から他方の側面側に向って(図1の紙面奥行き方向)にイエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ライトマゼンダ(LM)・ライトシアン(LC)・ブラック(K)の各色の補給用トナーを収容した6つのトナーコンテナ5が独立して並列配置されている。
[トナー補給部材6の構成]
トナー補給部材6は、トナーコンテナ5に収容された各色のトナーを、対応する現像器12に供給するためのものであり、感光体2の上方において、レーザユニット4とトナーコンテナ5との間のスペースに配置されている。また、トナー補給部材6は、上下方向に移動可能にトナーコンテナ5と同数配置されており、図1の紙面奥行き方向にずれた位置で各現像器12内に臨むことで補給用トナーを現像器12又は補助トナーコンテナ13内に補給することができる。
[中間転写ベルト7の構成]
中間転写ベルト7は、感光体2に形成された各色のトナー画像が順次転写されるものであり、感光体2及びトナーコンテナ5の下方に配置されている。この中間転写ベルト7は、離間して配置された駆動ローラ21及び従動ローラ22,23の間に掛け渡されている。また、中間転写ベルト7の感光体2と対向する部分は、一次転写ローラ24によって感光体2に当接するように構成されている。尚、従動ローラ22は、本実施の形態では中間転写ベルト7の緊張状態を維持するためのテンションローラの機能を具備している。また、中間転写ベルト7は、回転現像装置本体3の下方に配置されたベルトクリーニング装置25によって清掃される。
駆動ローラ21は、感光体2と回転現像装置本体3との接触部の略真下に配置され、その中心は回転現像装置本体3の最下端よりもさらに下方に位置している。そして、図示しないモータ及びギアを含む駆動部によって駆動されるようになっている。
従動ローラ22は、トナーコンテナ5のプリンタ1正面側の底部に近接して配置されており、その高さ位置は略感光体2と同じ位置である。
一次転写ローラ24は感光体2の下方に設けられ、これにより、中間転写ベルト7の所定範囲が感光体2に当接されている。
[二次転写ローラ8の構成]
二次転写ローラ8は、中間転写ベルト7に転写された画像を、搬送されてきた転写紙に転写するためのものであり、駆動ローラ21の下方に対向配置されている。そして、この二次転写ローラ8には、図示しない電圧印加手段によって、転写紙に対して画像転写のためのバイアス電圧が印加されている。
[定着装置9の構成]
定着装置9は、転写紙上に転写されたトナーを溶融定着するためのものであり、回転現像装置本体3の下方でプリンタ1の背面側に配置されている。この定着装置9は、ヒータ(図示せず)の発熱によって加熱する加熱ローラ26と、この加熱ローラ26に圧接する加圧ローラ27とを有しており、両ローラ26,27間に転写紙を挟持(ニップ)して搬送する。
[搬送経路の構成]
一方、プリンタ1の底部には、図示を略する転写紙を収納する給紙カセット28が設けられている。そして、この給紙カセット28に収納された転写紙は給紙部29から取り出されて排出口30に至る搬送経路31へと搬送され、その搬送過程にて上述した画像転写・定着処理が施される。尚、給紙カセット28は、転写紙の交換や補給等のためにプリンタ1の正面側から引き出し可能とされている。
また、プリンタ1の側面には、起倒可能な手差トレイ32が設けられており、この手差トレイ32に転写紙を装着することも可能となっている。手差トレイ32に装着された転写紙は、手差給紙部33から取り出されて搬送経路31に合流され、その搬送過程にて上述した画像転写・定着処理が施される。
さらに、搬送経路31の二次転写ローラ8よりも上流側には、給紙部29又は手差給紙部33から取り出された転写紙の下流端(先端)と中間転写ベルト7とのタイミング調整のためのレジストローラ対34が設けられ、搬送経路31の定着装置9よりも下流側には、両面印刷処理のために定着済みの転写紙をレジストローラ対34よりも搬送経路31の上流側へと反転搬送する反転経路35が設けられている。この際、反転するための転写紙は、一旦、排出口30付近にまで搬送された後、転写紙後端が反転経路35の上流口よりも搬送経路31の下流側へと搬送された後、スイッチバックローラ36の反転によって反転経路35へと送り込まれる。
[画像形成動作]
上記の構成において、プリンタ1に電源が投入されると、各種パラメータが初期化され、定着装置9の温度設定を行うなどの初期設定が実行される。そして、このプリンタ1に接続されたコンピュータ等から画像データが入力され、印刷開始の指示がなされると、以下のようにして画像形成動作が実行される。尚、この画像形成動作中においては、トナー補給部材6は回転現像装置本体3から離間して上方の待避位置に移動させられている。
先ず、帯電ローラ10によって感光体2が帯電された後、感光体2に対してレーザユニット4により画像データに対応した走査露光が行われ、感光体2に静電潜像が形成される。
次に、回転現像装置本体3が回転されて、対応する色の現像器12が感光体2に対向させられる。この状態で、感光体2の静電潜像が対応する色のトナーによって現像される。
この際、回転現像装置本体3の回転に伴い、補助トナーコンテナ13内の補給用トナーが撹拌されることとなるため、例えば、プリンタ1に新たな補助トナーコンテナ13を回転現像装置本体3に装着する際に、その新たな補助トナーコンテナ13内の補給用トナーを強制的(人為的)に攪拌するために補助トナーコンテナ13を振るといった動作を省略することができる。
現像された画像は、中間転写ベルト7に転写され、以上の動作を各色毎に順次繰り返すことによって、中間転写ベルト7上にはフルフルカラー画像が形成される。尚、感光体2に残留した残留トナー等は、ドラムクリーニング装置11により清掃されて、図示しない廃トナーコンテナに廃棄される。
一方、給紙部29によって取り出された給紙カセット3の最上位に位置する転写紙は、レジストローラ対34によって中間転写ベルト7上の画像形成位置とでタイミング合わせを行ったうえで二次転写ローラ8へと搬送される。
二次転写ローラ8は中間転写ベルト7に当接しているため、二次転写ローラ8に印加された転写バイアスにより中間転写ベルト7上に形成されたフルカラーの画像が転写紙に転写された後、定着装置9に案内され、この定着装置9による加熱・加圧によって画像が転写紙に定着される。
[トナー供給動作の構成]
上述した画像転写に伴う現像器12のトナー使用に対してトナーコンテナ5から補給トナーを補給する場合は、回転現像装置本体3を回転させて補給対象となる現像器12又は補助トナーコンテナ13を所定の補給位置へと回転させた後、補給対象となる現像器12又は補助トナーコンテナ13に対応するトナー補給部材6の先端を内部に臨ませてトナーコンテナ5からの補給用トナーをトナー補給部材6の容積を基準として供給する。この際、回転現像装置本体3は回転がロックされている。
トナー補給部材6内の補給用トナーの補給が終了すると、トナー補給部材6が上方に移動する。
[他のプリンタへの適用]
ところで、上記実施の形態では、本発明の補助トナーコンテナ13を回転現像装置本体3に適用したものとして説明したが、例えば、図7及び図8に示すように、タンデム方式のプリンタ1への適用も可能であうる。
図7及び図8において、プリンタ(装置本体)41は、図示しないコンピュータ等に接続されており、そのコンピュータ等から送られてくる画像情報に基づいてフルカラー画像を転写紙に転写・定着するものである。
プリンタ41は、複数の感光体42と、各感光体42に対応してタンデム方式に複数配置された現像器43と、現像器43に共有する補給用トナーを収容したトナーコンテナ44と、給紙カセット45に収納された転写紙(図示せず)を搬送する搬送経路46の一部を構成するように感光体42の配置方向に沿って回動移動可能な搬送ベルト47と、定着装置48とを有している。
各現像器43は、感光体42に形成された静電潜像を各色のトナーによって現像するものであり、感光体42に隣接して配置されている。また、現像器43は、本実施の形態では6箇所に隣接して6色(例えば、イエロー(Y)・マゼンダ(M)・シアン(C)・ブラック(K)・ライトマゼンダ(LM)・ライトシアン(LC))のトナーに対応する6つの現像器12が設置可能となっていると共に、例えば、ライトマゼンダ用の現像器12に変えてブラック用の補助トナーコンテナ49を設置することができるようになっている。
各現像器43は、それぞれ略同様の構成であり、感光体42に対向配置可能な現像ローラ50等が設けられている。
補助トナーコンテナ49は、隣接する現像器43(例えば、ブラック(K)用)に専用のトナーコンテナ44と併用して補給用トナーを供給する。尚、トナーコンテナ44と補助トナーコンテナ49のトナー補給の優先度はどちらでも良い。これにより、例えば、頻繁に使用するトナー(例えば、ブラック(K))を他の色のトナーよりも大量に補給用トナーを用意することができる。
この際、補助トナーコンテナ49は、トナーコンテナ44及び現像ローラ50を含む現像器ユニット全体を補助トナーコンテナ49としても良いし(図7参照)、トナーコンテナ44に変えて補助トナーコンテナ49を配置しても良い(図8参照)。
このように、本発明の現像器ユニットにあっては、複数の現像器12,43に対して、使用しないトナー色(例えば、ライトマゼンダ・ライトシアン・透明等)に変えて、特に頻繁に使用する等の補給用トナーを収容した補助トナーコンテナ13,49を配置したことにより、トナー補給量の増大を実現することができ、しかも、トナーコンテナ5の交換頻度を軽減することができる。
ところで、上記実施の形態では、本発明の現像器ユニットをプリンタ1に適用して説明したが、例えば、複写機やファクシミリ、或いはこれらを機能的に備えた複合機のように、フルカラー等の複数の現像器並びにトナーコンテナを備えた画像形成装置全般に適用することができることは勿論である。
本発明の一実施形態に係る現像器ユニットを備えた画像形成装置としてのロータリ方式のフルカラープリンタの説明図である。 本発明の一実施形態に係る現像器ユニットの実施例1の説明図である。 本発明の一実施形態に係る現像器ユニットの実施例2の説明図である。 本発明の一実施形態に係る現像器ユニットの実施例3の説明図である。 本発明の一実施形態に係る現像器ユニットの実施例4の説明図である。 本発明の一実施形態に係る現像器ユニットの実施例5の説明図である。 本発明の一実施形態に係る現像器ユニットを備えた画像形成装置としてのタンデム方式のフルカラープリンタの説明図である。 本発明の一実施形態に係る他の現像器ユニットを備えた画像形成装置としてのタンデム方式のフルカラープリンタの説明図である。 従来の現像器ユニットを備えた画像形成装置としてのロータリ方式のフルカラープリンタの説明図である。
符号の説明
2…感光体
5…トナーコンテナ(コンテナ)
12…現像器
13…補助トナーコンテナ(補助コンテナ)

Claims (8)

  1. 感光体に向けて現像剤を供給する複数の現像器と、該複数の現像器に対応した補給用現像剤を収納した複数のコンテナとを備え、該複数のコンテナから対応する前記複数の現像器に補給用現像剤を補給する現像器ユニットにおいて、
    予め使用しない現像器の設置スペースに他の現像器用の補給用現像剤を収納した補助コンテナを設置したことを特徴とする現像器ユニット。
  2. 前記現像器は回転軸を中心として放射状に均等配置されて選択的に回転して前記感光体に向けて現像剤を供給し、前記補助コンテナは前記現像器が下方に位置しているときにその現像器に向けて補給用現像剤を補給することを特徴とする請求項1に記載の現像器ユニット。
  3. 前記現像器は水平方向又は傾斜方向に隣接して配置若しくは前記感光体の周囲に配置されて前記感光体に向けて現像剤を供給し、前記補助コンテナは前記現像器よりも上方からその現像器に向けて補給用現像剤を補給することを特徴とする請求項1に記載の現像器ユニット。
  4. 前記補助コンテナから前記現像器に補給用現像剤を補給する際の駆動が前記感光体に向けて現像剤を供給する際の駆動系から動力伝達されることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の現像器ユニット。
  5. 予め使用しない現像器が複数ある場合には、その各設置スペースに隣接する他の現像器用の補助コンテナを設置することを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の現像器ユニット。
  6. 予め使用しない現像器が隣接して複数ある場合には、その各設置スペースのそれぞれに同一色の補助コンテナを連通状態で設置することを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の現像器ユニット。
  7. 予め使用しない現像器が隣接して複数ある場合には、その各設置スペースを跨いで一つの補助コンテナを設置することを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の現像器ユニット。
  8. 請求項1乃至請求項7の何れか1項に記載の現像器ユニットを備えていることを特徴とする画像形成装置。
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