JP2007147964A - トナー補給装置およびこれを用いた現像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】現像装置に供給されるトナーの均一化を図るとともに、流動性の良いトナーでもトナー供給の制御に基づき安定したトナーの供給を可能にしたトナー補給装置およびこれを用いた現像装置を提供する。
【解決手段】トナーカートリッジ251と、トナーを貯留する筐体252aとトナーを撹拌し搬送するトナー撹拌シャフト252bを有するトナー供給装置252を備え、トナーを撹拌した後に現像装置23に供給するトナー補給装置25であって、トナー供給装置252は、筐体252aへトナーを導入するトナー導入口252a3と現像装置23へトナーを供給するトナー供給口252a4とが通紙方向に対して直角方向の側端部近傍で且つ通紙領域を挟んで配置され、トナー撹拌シャフト252bはトナーをトナー導入口252a3と通紙幅方向反対側に搬送してトナー供給口252a4へ供給することを特徴とするものとする。
【選択図】図1

Description

本発明は、トナー補給装置およびこれを用いた現像装置に係り、特に、トナーを用いて画像形成を行う画像形成装置に用いられるトナー補給装置およびこれを用いた現像装置に関する。
従来、トナーを用いた複写装置やファクシミリ装置など画像形成装置では、トナーカートリッジなどのトナー補給装置により現像装置にトナーを供給して画像出力の連続運転を行うようにされている。
一般に、現像装置へのトナーの供給は、トナーが収容されたトナーカートリッジから現像装置へトナーを直接供給するようにしたものが知られている(特許文献1を参照)。
特開2003−162143号公報
しかしながら、従来のトナーカートリッジから直接、現像装置をトナーの供給する方式では、供給されるトナーの流動性が変動し易く、画質変動の要因となっていた。また、長期放置などにより流動性が劣化したトナーでも支障なく供給できるように対策を施すことにより流動性が良いトナーの場合は、制御外の量のトナーが現像装置へ供給され、現像剤のトナー濃度が上昇して画像品位や色調に影響を及ぼすという問題点があった。
特に、高画質が要求されるカラー画像形成装置のタンデム方式においてはYMCKの4色に対応した4個の作像プロセスを配置し、かつ、装置の小型化の要求を満たすため現像装置の小型化を余儀なくされて、現像装置を小型化することにより、流動性起因する帯電量、トナー濃度などを撹拌により均一化する能力の確保が困難となり、また、供給量の変動を吸収する能力の確保も困難になるという問題点があった。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、現像装置に供給されるトナーの均一化を図るとともに、流動性の良いトナーでもトナー供給の制御に基づき安定したトナーの供給を可能にしたトナー補給装置およびこれを用いた現像装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するための本発明に係るトナー補給装置および現像装置の各構成は、次の通りである。
請求項1に記載したトナー補給装置は、トナーが収容されるトナー収容部と、前記トナー収容部に隣接して、該トナー収容部から供給されるトナーを貯留するトナー貯留部と前記トナー貯留部のトナーを撹拌するとともに搬送するトナー搬送手段とを有するトナー供給装置を備え、前記トナー収容部から供給されるトナーをトナー供給装置で撹拌した後に現像装置にトナーを供給するトナー補給装置であって、前記トナー供給装置の構成として、前記トナー収容部から前記トナー貯留部へトナーを導入するトナー導入部と前記トナー貯留部から前記現像装置へトナーを供給するトナー供給部とを、前記現像装置に沿って通過する記録用紙の通紙方向に対して直角方向の側端部近傍で且つ通紙領域を挟んで配置し、前記トナー搬送手段を、前記トナー導入部より導入されたトナーを該トナー導入部と通紙幅方向反対側に搬送して前記トナー供給部へ供給するようにしたことを特徴とするものである。
請求項2に記載したトナー補給装置は、請求項1に記載した構成に加えて、前記トナー搬送手段を、螺旋体またはトナー搬送方向に対して傾斜して設けられた複数の撹拌板により形成したことを特徴とするものである。
請求項3に記載した現像装置は、トナーが収容されるトナー収容部を備えて現像装置にトナーを供給するトナー補給装置を備えた現像装置において、前記トナー補給装置として、請求項1または2に記載のトナー補給装置を備えたことを特徴とするものである。
請求項1に記載した発明によれば、トナーが収容されるトナー収容部と、前記トナー収容部に隣接して、該トナー収容部から供給されるトナーを貯留するトナー貯留部と前記トナー貯留部のトナーを撹拌するとともに搬送するトナー搬送手段とを有するトナー供給装置を備え、前記トナー収容部から供給されるトナーをトナー供給装置で撹拌した後に現像装置に供給するようにしたトナー補給装置において、前記トナー供給装置の構成として、前記トナー収容部から前記トナー貯留部へトナーを導入するトナー導入部と前記トナー貯留部から前記現像装置へトナーを供給するトナー供給部とを、前記現像装置に沿って通過する記録用紙の通紙方向に対して直角方向の側端部近傍で且つ通紙領域を挟んで配置したことで、トナー供給装置へのトナー収容部の着脱操作時にトナー導入部およびその付近より落下したトナーや、現像装置へのトナー供給装置の着脱操作時にトナー供給部およびその付近より落下したトナーにより、現像装置における通紙部や通紙経路が汚れることを抑制できる。
さらに、前記トナー搬送手段を、前記トナー導入部より導入されたトナーを該トナー導入部と通紙幅方向反対側に搬送して前記トナー供給部へ供給するようにしたことで、トナー搬送手段によりトナー貯留部のトナーが撹拌されることで常に均一な状態で現像装置に供給することができ、流動性の良いトナーでも現像装置への直接的なトナー流れ込みがなく、トナー供給の制御に基づき安定したトナーの供給を実現できる。
請求項2に記載した発明によれば、請求項1に記載の発明で得られる効果に加え、前記トナー搬送手段を、螺旋体またはトナー搬送方向に対して傾斜して設けられた複数の撹拌板により形成したことで、簡単な構成でトナーの撹拌、搬送を行うことができる。
また、請求項3に記載した発明によれば、トナーが収容されるトナー収容部を備えて現像装置にトナーを供給するトナー補給装置を備えた現像装置において、前記トナー補給装置として、請求項1または2に記載のトナー補給装置を備えたことで、トナー搬送手段によりトナー貯留部のトナーが撹拌されることで常に均一な状態で現像装置に供給することができ、流動性の良いトナーでもトナー供給の制御に基づき安定したトナーの供給を実現できるので、安定した高品位の画像を実現できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
図1は発明を実施する形態の一例であって、本発明に係る現像装置が採用された画像形成装置の全体の構成を示す説明図、図2は前記画像形成装置を構成する画像形成部の構成を示す部分詳細図である。
本実施形態は、図1に示すように、現像ローラ231により供給される現像剤によって画像データに基づき感光体ドラム21に形成された現像剤像を転写行程を経て記録用紙に転写する画像形成装置1に用いられる現像装置23であって、トナーが収容されるトナーカートリッジ(トナー収容部)251を有し現像装置23にトナーを供給するトナー補給装置25を備え、該現像装置23にトナーを自動供給して画像出力の連続運転を行うようにされたものである。
本実施形態に係る現像装置23が装着される画像形成装置1は、図1、図2に示すように、色分解された画像情報に応じて各色相に合致した現像剤(以下、トナーと称する。)により形成される現像剤像(以下、トナー像と称する。)が形成される感光体ドラム21(21a,21b,21c,21d)と、この感光体ドラム21の表面に前記現像剤を供給する現像装置23とを備えた複数のプロセス印刷ユニット(画像形成手段)20(20a,20b,20c,20d)を備え、さらに、画像情報に基づいて色毎に各々の感光体ドラム21上にレーザ光(ビーム)を照射して静電潜像を生成する露光ユニット(光走査装置)10と、供給された記録用紙を搬送する無端の転写ベルト31を備えた転写ベルトユニット30と、加熱ローラ27aと加圧ローラ27bとにより記録用紙に転写されたトナー像を熱定着させる定着ユニット27とを備えている。
まず、画像形成装置1の全体構成について説明する。
本実施形態に係る画像形成装置1は、図1、図2に示すように、画像情報を色分解して色相毎に画像を形成してカラー画像を出力するようにした、いわゆるデジタルカラープリンタであって、大略的に画像形成部108と給紙部109とにより構成され、外部に接続されたパーソナルコンピュータ等の情報処理装置(図示省略)からの印刷ジョブに基づいて多色画像又は単色画像を記録用紙上に形成するものである。
画像形成部108は、電子写真方式で、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(BK)の各色を用いて多色画像を形成するものであって、主に、露光ユニット10、プロセス印刷ユニット20、定着ユニット27、転写ベルト31を備える転写手段としての転写ベルトユニット30、転写ローラ36、転写ベルトクリーニングユニット37とにより構成されている。
画像形成部108の概略構成は、画像形成装置1の筐体1aの一端側の上部に定着ユニット27を配置し、該定着ユニット27の下方に筐体1aの一端側から他端側に渡り転写ベルトユニット30を配置するとともに、該転写ベルトユニット30の下方にプロセス印刷ユニット20を配置し、さらに該プロセス印刷ユニット20の下方に露光ユニット10を配置している。
また、転写ベルトユニット30の他端側には転写ベルトクリーニングユニット37が設けられている。さらに、画像形成部108の上部には定着ユニット27に隣接して排紙トレイ43が設けられている。そして、この画像形成部108の下側に給紙部109が構成されている。
本実施形態では、プロセス印刷ユニット20として、ブラック(BK)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の各色に対応した4個のプロセス印刷ユニット20a,20b,20c,20dが転写ベルト31に沿って順次設けられている。
転写ベルト31上に転写されるトナー像の中で最初に転写される色相のプロセス印刷ユニット20a、すなわち、転写ローラ36から最も遠い位置に配置される色相のプロセス印刷ユニット20aは、黒色の色相のトナーを備え、転写ベルト31上に最初に黒色のトナー像を形成するものである。
これらプロセス印刷ユニット20a,20b,20c,20dは、筐体1a内で略水平方向(図中の左右方向)に平行して並設され、色毎に像担持体たる感光体ドラム21a,21b,21c,21d、該感光体ドラム21a,21b,21c,21dを帯電させる帯電器(帯電手段)22a,22b,22c,22d、現像装置(現像手段)23a,23b,23c,23d、クリーナユニット24a,24b,24c,24d等をそれぞれ備えている。
ここで、色毎に対応する構成要素に付したa,b,c,dの記号は、それぞれブラック(BK)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の各色に対応するように記載したものであるが、以下の説明において、特定の色に対応する構成要素を指定して説明する場合を除き、各色に対して設けられている構成要素をまとめて、感光体ドラム21、帯電器22、現像装置23、クリーナユニット24と記載するものとする。
感光体ドラム21は、外周面の一部が転写ベルト31の表面に接触するように配置されるとともに、ドラムの外周面に沿って電界発生部としての帯電器22、現像装置23、及びクリーナユニット24が近接配置されている。
帯電器22は、コロナワイヤーチャージャー型帯電器が用いられ、感光体ドラム21を挟んで転写ベルトユニット30が配置する位置と略反対側で感光体ドラム21の外周面に沿って近接配置されている。尚、本実施形態では帯電器22としてコロナワイヤーチャージャー型帯電器を用いているが、コロナワイヤーチャージャー型帯電器の代わりにファーブラシ型帯電器、磁気ブラシ型帯電器、ローラ型帯電器、ノコ歯型帯電器、イオン発生帯電装置等、感光体ドラムに所望の帯電性を付与できるものであれば特に限定せず使用可能である。
現像装置23は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、及びシアン(C)、ブラック(BK)の各色のトナーが各色ずつ現像装置23(23a〜23d)毎に収納されており、感光体ドラム回転方向(図中の矢印A方向)で帯電器22より下流側に配置されている。
現像装置23a〜23dには、それぞれ現像ローラ231a〜231dが感光体ドラム21a〜21dに対向して配置され、それぞれ感光体ドラム21a〜21dの外周面に形成された静電潜像に各色のトナーを供給して顕像化するように構成されている。
クリーナユニット24は、感光体ドラム回転方向で帯電器22より上流側に配置されている。また、クリーナユニット24は、クリーニングブレード241を備え、該クリーニングブレード241を感光体ドラム21の外周面に沿って当接配置し、該感光体ドラム21上の残留トナーを掻き取り回収するように構成されている。図中の符号242は回収したトナーを搬送する搬送スクリューである。
本実施例ではクリーニングブレード241を用いたが、特にこれらの構成に限定されるものではなく、クリーニングブレードは1つ以上用いても良いし、ファーブラシや磁気ブラシを単独で用いても良い。またクリーニングブレードとファーブラシ、磁気ブラシを併用しても良い。該感光体ドラム21上の残留トナーを掻き取り回収するように構成されるものであれば使用できる。
露光ユニット10は、主に、箱状に形成された筐体10aと、その内部に配置されるレーザ照射部11aを備えたレーザスキャニングユニット(LSU)11、ポリゴンミラー12、及び色毎にレーザ光を反射する反射ミラー13a,13b,13c,13d,14a,14b,14c等により構成されている。
レーザスキャニングユニット11のレーザ照射部から発せられたレーザ光は、図示しないポリゴンミラー及びfθレンズにより色分解された後、反射ミラー13a〜13cで反射して、色毎にそれぞれの感光体ドラム21a,21b,21c,21d上に照射されるようになっている。
尚、レーザスキャニングユニット11は、レーザ照射部の代わりにEL(Electro Luminescence)、LED(Light Emitting Diode)等の発光素子をアレイ状に並べた書込ヘッドを用いる構成であっても良いし、光源と液晶シャッターを用いた構成であっても良く、該感光体ドラム21上に静電潜像を形成できる手段であれば使用できる。
転写ベルトユニット30は、図1に示すように、主に、転写ベルト31、転写ベルト駆動ローラ32、転写ベルト従動ローラ33、中間転写ローラ35a,35b,35c,35dとにより構成されている。
尚、以下の説明においては、中間転写ローラ35a,35b,35c,35dを総じて用いる場合には中間転写ローラ35と記載するものとする。
転写ベルト31は、厚さ75μm〜120μm程度のフィルムを用いて無端状に形成されている。転写ベルト31の材質は、主にポリイミド、ポリカーボネイト、サーモプラスチックエラストマーアロイ等が用いられている。
また、転写ベルト31は、その表面が感光体ドラム21の外周面と接触するように、転写ベルト駆動ローラ32、転写ベルト従動ローラ33、中間転写ローラ35により張架され、該転写ベルト駆動ローラ32の駆動力により副走査方向(図中の矢印B方向)へ移動するように構成されている。
転写ベルト駆動ローラ32は、筐体1aの一端側に配置され、転写ベルト31に駆動を掛けて該転写ベルト31を搬送するとともに、転写ベルト31と記録用紙とを重ね合わせた状態で転写ローラ36とで挟み込んで圧接しながら記録用紙を搬送するように設けられている。
転写ベルト従動ローラ33は、筐体1aの他端側に配置され、転写ベルト駆動ローラ32とともに転写ベルト31を定着ユニット27側から筐体1aの他端側に渡り略水平に架設しているが、図1中の画像形成装置1の横幅方向の寸法を小さくする場合、いわゆる幅方向の設置面積を省スペース化する場合には、転写ベルト駆動ローラ32とともに転写ベルト31を定着ユニット27側から筐体1aの他端側に渡り、いずれか一方に傾斜を持たせることも可能であり、それに伴う感光体、現像、レーザ照射部、定着等、種々適切な配置、大きさ等に、適宜設定しても構わない。
中間転写ローラ35は、転写ベルト駆動ローラ32から転写ベルト従動ローラ33に渡り巻回された転写ベルト31の内側空間に配置されているが、軸心を感光体ドラム21に対して図中左右方向に転写ベルト31の移動方向下流側にずらした位置に配置され、転写ベルト31の内側面を押圧して、前記転写ベルト31の外側面が感光体ドラム21の外周面の一部を巻回して所定のニップ量を得るように設けてもよい。
また、中間転写ローラ35は、直径8〜10mmの金属類(例えば、ステンレス)軸を備え、その金属軸の外周面にEPDM、発泡ウレタン等の導電性を有する弾性材が被覆されているが、これら弾性材に限定しなくとも良い。
このように構成された中間転写ローラ35は、感光体ドラム21に形成されたトナー像を転写ベルト31に転写するために高電圧の転写バイアス、すなわち、トナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧が印加され、弾性材により転写ベルト31に対して均一的に高電圧を印加するようにされている。
上述の各感光体ドラム21上で各色相に応じた顕像化されトナー像(静電像)が転写ベルト31で積層され、装置に入力された画像情報となる。このように積層された画像情報は、転写ベルト31の接触位置に配置される転写ローラ36によって記録用紙に転写されるようになっている。
転写手段を構成する転写ローラ36は、転写ベルト31に転写された現像剤像を記録用紙に転写する転写手段を構成するものであって、転写ベルト駆動ローラ32に対して略水平で平行に対向し、該転写ベルト駆動ローラ32に巻回される転写ベルト31に対して所定のニップで圧接するように配設され、該転写ベルト31上に形成された多色トナー像を記録用紙上に転写させるための電圧、すなわち、トナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧が印加されるように構成されている。
また、転写ベルト31と転写ローラ36との間のニップを定常的に得るために、転写ベルト駆動ローラ32又は転写ローラ36の何れか一方のローラを金属等の硬質材料により構成し、他方のローラを弾性ゴム、発泡性樹脂等の軟質材料により構成するようにしている。
転写ベルト駆動ローラ32と転写ローラ36の下方にはレジストローラ26が設けられている。レジストローラ26は、給紙部109から供給された記録用紙の先端と転写ベルト31上のトナー像の先端とを整合して転写ローラ36側へ搬送するように構成されている。
また上記のように、感光体ドラム21との接触により転写ベルト31に付着したトナー、または転写ローラ36によって記録用紙上に転写画行われずに転写ベルト31残存したトナーは、次工程でトナーの混色を発生させる原因となるため、転写ベルトクリーニングユニット37によって除去・回収されるように設定されている。
転写ベルトクリーニングユニット37は、転写ベルト従動ローラ33の近傍に設けられ、転写ベルト31に当接(または摺接)するように配置したクリーニングブレード37aと、該クリーニングブレード37aにより転写ベルト31上の残留トナーを掻き取ったトナー(廃トナー)を一旦収納するボックス状のトナー回収部37bとを備え、転写ベルト31上の残留トナーを掻き取り回収するようにされている。
また、転写ベルトクリーニングユニット37は、プロセス印刷ユニット20aより転写ベルト31の移動方向上流側で該プロセス印刷ユニット20aに近接して配置されている。また、転写ベルト31のクリーニングブレード37aが外側面に接触する部分は、その内側面が転写ベルト従動ローラ33で支持されている。
定着ユニット27は、図1に示すように、加熱ローラ27aと加圧ローラ27bとにより構成された一対の定着ローラ271と、その定着ローラ271の上方に搬送ローラ27cを備え、記録用紙を定着ローラ271の下方より搬入して、搬送ローラ27cの上方に搬出するようにされている。
さらに、定着ユニット27の上方には排紙ローラ28が設けられ、搬送ローラ27cから搬送された記録用紙を該排紙ローラ28により排紙トレイ43上に記録用紙を排紙するようにされている。
定着ユニット27によるトナー像の定着は、加熱ローラ27aの内部若しくは近接して設けられたヒータランプ等の加熱手段(図示省略)を温度検出器(図示省略)の検出値に基づいて制御することにより、加熱ローラ27aを所定の温度(定着温度)に保つとともに、トナー像が転写された記録用紙を加熱ローラ27aと加圧ローラ27bとにより挟んで回転搬送しながら加熱・加圧することで記録用紙上にトナー像を熱定着するようにされている。
また、定着ユニット27に隣接して、両面印刷用の両面原稿搬送路S3が定着ユニット27の後方から下方に向かい給紙部109付近まで構成され、その両面原稿搬送路S3上に上下方向で並設された搬送ローラ29a,29bにより記録用紙を反転させた状態で、再び転写ローラ36に向かい搬送するようになっている。
具体的には、搬送ローラ29aは定着ユニット27の後方に配置され、搬送ローラ29bは、上下方向で搬送ローラ29aの下方に位置するとともに、横方向でレジストローラ26と略同じ位置に配置されている。
本実施例ではヒータランプ等の加熱手段の加熱ローラ27aと加圧ローラ27bを用いたが、誘導加熱方式を用いても良いし、併用しても構わない。また加圧にローラ状のものを用いなくとも良く、記録用紙上にトナー像を乱すことなく一様に熱定着できる適切な方法であれば特に手段は選ばない。
給紙部109は、画像形成に使用する記録用紙を収容するための手差トレイ41、複数の給紙カセット42、そして大容量給紙カセット81を備え、手差トレイ41、給紙カセット42、または大容量給紙カセット81から記録用紙を一枚ずつ画像形成部108に供給するようにされている。
手差トレイ41は、図1,2に示すように、画像形成装置1の筐体1aの一側端(図中で右側)に、使用時には外方に拡開され、未使用時には一側端に収納可能に設けられ、利用者が所望する種類の記録用紙を少数枚(必要とする枚数)だけ載置して画像形成装置1の筐体1a内部に1枚ずつ取込むものである。
手差トレイ41による記録用紙の給紙方向(図中の矢印C方向)下流側の画像形成装置1の筐体1a内には、露光ユニット10の側方にピックアップローラ41aが設けられ、さらに給紙方向下流側に搬送ローラ41bが略水平に設けられている。
ピックアップローラ41aは、手差トレイ41から給紙された記録用紙の一端部の表面と接触して、ローラの摩擦抵抗により一枚ずつ確実に搬送するようになっている。
前述したピックアップローラ41a及び搬送ローラ41bによって記録用紙搬送路S1が構成されている。
一方、複数の給紙カセット42は、筐体1a内の画像形成部108及び露光ユニット10の下側に設けられ、装置の仕様により規定されたサイズ、又は利用者が予め定めたサイズの記録用紙を大量に収容可能となっている。尚、本実施形態では4個の給紙カセット42が配設されて4種類の記録用紙が収容可能に構成されている。
それぞれの給紙カセット42の一端部(図中の左側端部)の上にはピックアップローラ42aが設けられ、該ピックアップローラ42aの記録用紙搬送方向下流側には搬送ローラ42bが設けられている。
ピックアップローラ42aは、出力要求に応じた給紙カセット42にセットされた記録用紙の最上部にある記録用紙の一端部の表面と接触して、ローラの摩擦抵抗により一枚ずつ確実に繰り出して搬送するようになっている。
搬送ローラ42bは、ピックアップローラ42aから繰り出された記録用紙を、筐体1a内の一端側に形成された記録用紙搬送路S2に沿って上方に向かい画像形成部108に搬送するようになっている。
また、大容量給紙カセット81は、画像形成装置側面、詳しくは、給紙カセット42の記録用紙搬送路S2が形成される側面側に配置されている。この大容量給紙カセット81内部には、大量の記録用紙が収納される大容量用紙フィーダ82が配置され、該大容量用紙フィーダ82の上方には、セットされた記録用紙の最上部にある記録用紙の一端部の表面と対応するピックアップローラ83が設けられ、該ピックアップローラ83の記録用紙搬送方向下流側には搬送ローラ84が設けられている。
搬送ローラ84は、ピックアップローラ83から繰り出された記録用紙を、画像形成装置側面より筐体1a内の記録用紙搬送路S2に向かい搬送するようになっている。
次に、本実施形態の画像形成装置1による画像出力について説明する。
画像形成装置1は、給紙部109から供給される記録用紙上に感光体ドラム21上のトナー像をいわゆる中間転写方式(オフセット方式)によって転写ベルト31を介して記録用紙に転写するようにされている。
まず、帯電器22により感光体ドラム21の外周面を所定の電位に均一的に帯電する。
帯電された感光体ドラム21に露光ユニット10からレーザ光を照射することで、色毎の感光体ドラム21上に色毎の静電潜像が生成される。
次に、現像装置23a〜23dより感光体ドラム21a〜21dのそれぞれの外周面にトナーが供給されて、感光体ドラム21の外周面に形成された静電潜像がトナーによりトナー像として顕像化される。
そして、感光体ドラム21に生成したトナー像が転写ベルト31に転写される。
感光体ドラム21から転写ベルト31へのトナー像の転写は、転写ベルト31の裏側に接触配置された中間転写ローラ35に高電圧を印加することにより行われる。
中間転写ローラ35にトナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧を印加することで、転写ベルト31は、この中間転写ローラ35により均一的に高電圧が印加されて逆極性(+)となる。これにより、感光体ドラム21上の帯電極性(−)のトナー像は、感光体ドラム21が転写ベルト31と回転接触する際に転写ベルト31上に転写される。
各々の感光体ドラム21に形成された各色のトナー像は、転写ベルト31が移動しながら各々の感光体ドラム21と回転接触するに従いイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(BK)の順に重ねて転写され、転写ベルト31上にはカラーのトナー像が形成される。
このようにして、色毎に感光体ドラム21上でトナーにより顕像化された静電潜像は転写ベルト31上で積層され、印刷用画像が多色トナー像として転写ベルト31上に再現される。
そして、転写ベルト31上に転写された多色トナー像は、転写ベルト31が移動して記録用紙と該転写ベルト31とが重なり合う位置で、転写ローラ36によって転写ベルト31から記録用紙上に転写される。
感光体ドラム21と接触することで転写ベルト31に付着したトナー、又は転写ローラ36によって記録用紙上に転写が行われずに転写ベルト31上に残留したトナーは、次工程でトナーの混色を発生させる原因となるため、転写ベルトクリーニングユニット37によって除去および回収される。
次に、給紙部109による記録用紙の供給動作について説明する。
手差トレイ41に載置された記録用紙を用いる場合は、操作パネル(図示省略)の指示により制御されたタイミングで、図1に示すように、ピックアップローラ41aにより手差トレイ41内から記録用紙が1枚ずつ装置内部に取り込まれる。
装置内部に取り込まれた記録用紙は、搬送ローラ41bにより記録用紙搬送路S1に沿って画像形成部108へ搬送される。
一方、給紙カセット42に収容された記録用紙を用いる場合は、出力要求に応じてそれに対応したピックアップローラ42aにより給紙カセット42内から記録用紙が1枚ずつ分離給送され、搬送ローラ42bにより記録用紙搬送路S2に沿って画像形成部108へ搬送される。
また、大容量給紙カセット81に収容された記録用紙を用いる場合は、出力要求に応じてピックアップローラ83により大容量用紙フィーダ82内から記録用紙が1枚ずつ分離給送され、搬送ローラ84により記録用紙搬送路S2に送られて画像形成部108へ搬送される。
手差トレイ41、給紙カセット42又は大容量給紙カセット81から搬送された記録用紙は、レジストローラ26により記録用紙の先端と転写ベルト31上のトナー像の先端とを整合するタイミングで転写ローラ36側へ搬送されて、転写ベルト31上のトナー像が記録用紙上に転写される。
トナー像が転写された記録用紙は、略垂直に搬送されて定着ユニット27に到達し、定着ユニット27において、加熱ローラ27aと加圧ローラ27bとによりトナー像が記録用紙に熱定着される。
定着ユニット27を通過した記録用紙は、片面印刷要求の場合、排紙ローラ28により排紙トレイ43上にフェイスダウンで排出される。
一方、両面印刷要求の場合は、排紙ローラ28により記録用紙をチャックした後、該排紙ローラ28を逆回転させて記録用紙を両面原稿搬送路S3へ導き、搬送ローラ29a,29bにより再度レジストローラ26へ搬送する。
この時、記録用紙は、転写される面が反転するとともに搬送される前後方向が変わる。
つまり、最初の転写時にスタート側となる端部が裏面転写時にはエンド側となり、最初の転写時にエンド側となる端部が裏面転写時にはスタート側となる。
そして、記録用紙の裏面にトナー像を転写及び熱定着させた後、排紙ローラ28により排紙トレイ43上に排出される。
このようにして、記録用紙への転写動作が行われる。
次に、本実施形態に係る現像装置23とトナー補給装置25の構成について、図面を参照して詳細に説明する。
図3は本実施形態の画像形成装置を構成する現像装置とトナー補給装置の構成を示す側面断面図、図4は前記現像装置とトナー補給装置の構成を示す正面から見た概略図、図5は前記トナー補給装置を構成するトナー供給装置の構成を示す平面図、図6は前記トナー供給装置と現像装置とを連結するトナー導入通路体の構成を示す説明図である。
現像装置23は、図3に示すように、外装部を形成する筐体234の内部に現像ローラ231、第1トナー搬送ローラ232、第2トナー搬送ローラ233が配置され、該現像ローラ231を感光体ドラム21と対向させて当接または近接させた状態で画像形成装置置本体に装着される。
第1トナー搬送ローラ232及び第2トナー搬送ローラ233は、筐体234の底部側で互いに現像ローラ231の軸心方向に沿って平行に配置され、筐体234内に供給されたトナーを現像剤とともに撹拌しながら現像ローラ231に搬送するようになっている。
現像ローラ231は、第1トナー搬送ローラ232の上側で後述する開口部235から露出した状態で配置されている
筐体234は、画像形成装置本体に装着した状態で、通紙方向と直角の通紙幅方向に長い箱状を呈し、現像装置23を画像形成装置本体に装着した状態で内在する現像ローラ231と感光体ドラム21とが対向するように開口部235が開口形成されている。
開口部235は、少なくとも現像ローラ231が感光体ドラム21と対向して当接可能に現像ローラ231の軸心方向に沿って筐体234の幅方向に長く開口形成されている。
開口部235の図中下側端縁には、現像ローラ231に軸心方向に沿ってブレード236が設けられている。ブレード236は、該ブレード236の端縁と現像ローラ231の表面との間に所定の隙間を形成するように設けられ、この隙間より現像ローラ231の表面に所定量のトナーを供給するようになっている。
このように構成された現像装置23の上側にトナー補給装置25が配設されている。
トナー補給装置25は、図3、図4に示すように、主にトナーカートリッジ(トナー収容部)251、トナー供給装置252、トナー導入通路体253により構成されている。
トナーカートリッジ251は、通紙幅方向に長い箱状を呈し、その下側に配設されるトナー供給装置252にトナーを供給するようになっている。
トナーカートリッジ251からトナー供給装置252へのトナーの供給は、図4に示すように、通紙方向に対して直角方向の通紙幅Wより外側に設けられたトナー供給口251aよりトナーをトナー供給装置252に供給するようになっている。
トナー供給装置252は、図5に示すように、通紙幅方向に長い箱状で形成された筐体252a内部に現像ローラ231の軸線方向と平行に設けられたトナー撹拌シャフト(トナー搬送手段)252bが配置されている。
トナー撹拌シャフト252bは、トナー供給装置252の他端側252a2から一端側252a1に渡りトナーを撹拌、搬送するためのスクリュー252b1が設けられ、また、筐体252aの他端側252a2に設けられた駆動ギヤ252b2を介して図示しない駆動モータにより回転するようになっている。
また、トナー撹拌シャフト252bは、トナー搬送方向下流側端部にトナー受け板252b3が設けられ、搬送されたトナーを受けるようになっている。
尚、トナー撹拌用手段としてスクリュー252b1に限定されるものではなく、例えば、トナー撹拌シャフト252bにトナー搬送方向に対して傾斜した複数の撹拌板を設けたものであっても良く、同様な作用を奏し得るものであれば他の構成であっても良い。
筐体252aの他端側252a2には、上方に配置されたトナーカートリッジ251から供給されるトナーを導入するトナー導入口(トナー導入部)252a3が設けられている。トナー導入口252a3は、通紙幅より外側で、且つ、筐体252aの他端側252a2から一端側252a1に向かいトナーを撹拌、搬送するトナー撹拌シャフト252bの一部と対向する位置に開口形成されている。
一方、筐体252aの一端側252a1には、現像装置23にトナーを導入するトナー導入通路体253に筐体252a内部のトナーを供給するトナー供給口(トナー供給部)252a4が設けられている。トナー供給口252a4は、通紙幅より外側で、且つ、筐体252aの一端側252a1のトナー撹拌シャフト252bの一部と対向する位置に開口形成されている。
トナー導入通路体253は、図6に示すように、図中上部がトナー供給装置252と一体的に設けられ、一方、下部には、現像装置23と着脱可能に構成された現像装置取付部253aが設けられている。
トナー導入通路体253の上部にはトナーを導入するためのトナー導入口(トナー導入部)253bが開口形成され、このトナー導入口253bから現像装置取付部253aに渡りトナーを通過させるトナー通路253cが上下方向で略直線状に設けられている。
トナー通路253cには、トナー落下経路に沿ってトナー誘導装置254が設けられている。トナー誘導装置254は、図3,図6に示すように、主にトナーを下方向に誘導するトナー搬送ベルト254aと、該トナー搬送ベルト254aを上下方向に架設するアイドルローラ254b1,254b2と駆動ローラ254cとにより構成されている。
トナー搬送ベルト254aの外側表面には、ベルト幅方向に渡り突出形成された突起部254a1がベルト長手方向に沿って複数列形成されている。この突起部254a1により落下してくるトナーがトナー通路253cの内壁側に止まることなく下方に誘導するようにされている。
駆動ローラ254cは、トナー搬送ベルト254aが図中下方に移動するように駆動を駆けるようになっている。この駆動制御は、現像装置23が稼働中は常に運転するようにしても良く、また、現像装置23内のトナーの減少加減に応じて適宜に運転するように制御するものであっても良い。
現像装置23の上部には、現像装置取付部253aに対応してトナー導入口234aが開口形成され、トナー通路253cを通って供給されるトナーが現像装置取付部253aを介して現像装置23内に導入するようになっている。
現像装置23のトナー導入口234aは、トナー供給装置252のトナー供給口252a4と同一側で通紙幅Wよりも外側に形成されている。
次に、本実施形態のトナー補給装置25の作用について説明する。
トナー補給装置25による現像装置23へのトナーの補給は、トナーカートリッジ251からトナー供給装置252およびトナー導入通路体253を介して現像装置23に補給される。
トナーカートリッジ251内のトナーは、図5に示すように、トナー供給口251aからトナー供給装置252のトナー導入口252a3を通り、トナー撹拌シャフト252bにより所定の制御に基づき撹拌されながら筐体252aの他端側252a2から一端側252a1に向かい矢印X方向に搬送される。そして、トナー供給口252a4からトナー導入通路体253を介して現像装置23に供給される。
トナー導入通路体253より現像装置23に供給されるトナーは、図4に示すように、通紙幅Wよりも外側で現像装置23に導入される。
このようにして、現像装置23においては、トナー補給装置25により必要に応じて適宜にトナーが供給されるので、トナーが不足することなく安定して連続運転を行うことができる。
尚、トナーカートリッジ251内のトナーが消費されて不足(減少)した場合は、トナーカートリッジ251、トナー供給装置252およびトナー導入通路体253が一体的に構成された状態で現像装置取付部253aを現像装置23から取り外し、現像装置23とトナー補給装置25とを分離した状態でトナー補給装置25へのトナーの補給を行う。
また、トナー補給装置25へのトナーの補給は、トナーカートリッジ251に再びトナーを補給するか、または、トナーが十分充填された新たなトナーカートリッジに取り替えることで容易に行うことができる。
以上のように構成したので、本実施形態によれば、トナー補給装置25の構成にトナー供給装置252を設けたことで、トナーカートリッジ251から供給されるトナーを撹拌した後に現像装置23に供給するようにしたので、常に均一な状態のトナーを現像装置に供給することができ、流動性の良いトナーでもトナー供給の制御に基づき安定してトナー供給を行うことができる。
また、本実施形態によれば、トナー導入通路体253から現像装置23へのトナーの供給を通紙幅Wよりも外側で行うように構成したので、通紙経路及び記録用紙を汚すことなくトナー供給を行うことができる。
さらに、本実施形態によれば、トナー補給装置25と現像装置23とをトナー導入通路体253に設けられた現像装置取付部253aにより着脱可能にしているので、トナーカートリッジ251内のトナーが不足した場合でも、容易にトナーの補給を行うことができるとともに、トナー補給装置25のメンテナンスを容易にできる。
尚、本実施形態では、上述したようにトナー補給装置25と現像装置23との着脱をトナー導入通路体253の部分で行うようにしているが、本発明はトナー補給装置25と現像装置23との連結構成を限定するものではなく、例えば、画像形成装置1の構成に応じて、トナーカートリッジ251とトナー供給装置252を分割可能にしたり、トナー供給装置252とトナー導入通路体253とを分割可能にするようにしたものであっても良く、トナー補給装置25の構成は如何様にも展開が可能である。
また、本実施形態では、トナー補給装置25の構成としてトナー導入通路体253を設けているので、現像装置23へのトナーを供給する位置を適宜に設定できる。さらにトナー導入通路体253にトナー誘導装置254を設けたことで、トナー供給装置252から供給されるトナーがトナー導入通路体253内部に詰まることなく、安定して現像装置23に供給することができる。
尚、トナー誘導装置254の構成は、本実施形態に示す構成に限定されるものではなく、トナーがトナー導入通路体253内部に止まらないようにするものであれば良い。
このように、本発明に係るトナー補給装置およびこれを用いた現像装置の構成は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明に係る現像装置が採用された画像形成装置の全体の構成を示す説明図である。 前記画像形成装置を構成する画像形成部の構成を示す部分詳細図である。 前記画像形成装置を構成する現像装置とトナー補給装置の構成を示す側面断面図である。 前記現像装置とトナー補給装置の構成を示す正面から見た概略図である。体の構成を示す説明図である。 前記トナー補給装置を構成するトナー供給装置の構成を示す平面図である。 前記トナー供給装置と現像装置とを連結するトナー導入通路体の構成を示す説明図である。
符号の説明
1 画像形成装置
1a 筐体
20,20a,20b,20c,20d プロセス印刷ユニット
21,21a,21b,21c,21d 感光体ドラム
23 現像装置
25 トナー補給装置
108 画像形成部
231 現像ローラ
232 第1トナー搬送ローラ
233 第2トナー搬送ローラ
234 筐体
234a トナー導入口
235 開口部
236 ブレード
251 トナーカートリッジ(トナー収容部)
251a トナー供給口(トナー供給部)
252 トナー供給装置
252a 筐体(トナー貯留部)
252a1 一端側
252a2 他端側
252a3 トナー導入口(トナー導入部)
252a4 トナー供給口(トナー供給部)
252b トナー撹拌シャフト(トナー搬送手段)
252b1 スクリュー(螺旋体)
252b2 駆動ギヤ
252b3 トナー受け板
253 トナー導入通路体
253a 現像装置取付部
253b トナー導入口
253c トナー通路
254 トナー誘導装置
254a トナー搬送ベルト
254a1 突起部
254b1,254b2 アイドルローラ
254c 駆動ローラ
W 通紙幅

Claims (3)

  1. トナーが収容されるトナー収容部と、前記トナー収容部に隣接して、該トナー収容部から供給されるトナーを貯留するトナー貯留部と前記トナー貯留部のトナーを撹拌するとともに搬送するトナー搬送手段とを有するトナー供給装置を備え、前記トナー収容部から供給されるトナーをトナー供給装置で撹拌した後に現像装置にトナーを供給するトナー補給装置であって、
    前記トナー供給装置は、前記トナー収容部から前記トナー貯留部へトナーを導入するトナー導入部と前記トナー貯留部から前記現像装置へトナーを供給するトナー供給部とが、前記現像装置に沿って通過する記録用紙の通紙方向に対して直角方向の側端部近傍で且つ通紙領域を挟んで配置され、
    前記トナー搬送手段は、前記トナー導入部より導入されたトナーを該トナー導入部と通紙幅方向反対側に搬送して前記トナー供給部へ供給するようにしたことを特徴とするトナー補給装置。
  2. 前記トナー搬送手段は、螺旋体またはトナー搬送方向に対して傾斜して設けられた複数の撹拌板により形成されていることを特徴とする請求項1に記載のトナー補給装置。
  3. トナーが収容されるトナー収容部を備えて現像装置にトナーを供給するトナー補給装置を備えた現像装置において、
    前記トナー補給装置として、請求項1または2に記載のトナー補給装置を備えたことを特徴とする現像装置。
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