JP5332385B2 - 現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置 - Google Patents

現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置 Download PDF

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本発明は、現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置に関し、さらに詳しくは、複写機、ファクシミリ、プリンタ、プロッタ等またはそれら複数の機能を備えた複合機等の電子写真方式の画像形成装置に採用される1成分現像剤を用いた現像装置、プロセスカートリッジおよびこれらを具備する画像形成装置に関する。
複写機、ファクシミリ、プリンタ、プロッタ等またはそれら複数の機能を備えた複合機等の電子写真方式の画像形成装置に採用される1成分現像剤を用いた現像装置、プロセスカートリッジおよびこれらを具備する画像形成装置が知られている(例えば、特許文献1および2参照)。
特許文献1(特開2006−323258号公報)には、トナー供給部材に対向する仕切り部材の面の形状を凸形状または凹形状とし、仕切り部材とトナー供給部材との隙間距離を10mm以下にすることが記載されている。このように隙間距離を10mm以下にすることにより、トナー供給部材に補充されるトナー量をロスなく供給部材に届けるとともに、仕切り部材の面の形状を凸形状または凹形状(鉛直方向)とすることにより、長手方向のトナー補充を均一化するというものである。
特許文献2(特開2000−275957号公報)には、トナー収容室と現像室との間を連通する開口部の下端を規定する下側仕切り壁を、その中央部の高さよりも両端部の高さが低くなるように形成することが記載されている。このような構成とすることで、中央部よりも両端部においてより多くの量のトナーをトナー収容室に戻すことができるので、現像に供されずに再び現像室の両端部に戻る劣化したトナーを、現像室内に滞留させずに現像カートリッジ内において循環させることができるというものである。
特開2006−323258号公報 特開2000−275957号公報
しかしながら、特許文献1記載の技術では、上記現像装置を有する画像形成装置にて印刷耐久試験を実施した結果、印刷をしていくと、消費されないトナーが仕切り部材の端部に移動して、粉圧が増加してしまい、トナー供給部材の性能が低下することが分かった。これにより、トナー供給不良が発生し、濃度ムラになるという問題点がある。
特許文献2記載の技術では、中央部よりも両端部においてより多くの量のトナーをトナー収容室に戻すために、両端部に十分なトナー量が確保できない虞がある。
そこで、本発明は、上述した問題点・事情に鑑みてなされたものであり、仕切り部材(仕切り壁)端部の現像剤(トナー)粉圧を抑制して、トナー供給不良が発生せず、画像ノイズを防止できる現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置を実現し提供することを主な目的とする。
上述した課題を解決するとともに上述した目的を達成するために、請求項ごとの発明では、以下のような特徴ある手段・構成を採っている。
請求項1記載の発明は、非磁性1成分の現像剤を収容する現像剤収容部と、像担持体に現像剤を搬送する現像剤担持体および該現像剤担持体に現像剤を供給する、回転自在に軸支されたローラ状の現像剤供給部材を備えた現像剤供給部と、上記現像剤収容部と上記現像剤供給部とを仕切るとともに連通するための中央部分に開口部を形成され、上記現像剤供給部材と非接触状態で対向し該現像剤供給部材の両端部に延在するように配置された仕切り部材とを有する現像装置において、上記仕切り部材と、上記現像剤供給部材の長手方向と直交する方向の該現像剤供給部材との互いに対向する面の間隔が、その長手方向の中央部分に対して両端部が狭くなっており、上記現像剤供給部材と上記仕切り部材との間に、現像剤を攪拌する第1の攪拌部材を有し、第1の攪拌部材は、上記長手方向の中央から上記両端部に現像剤を流すような羽根形状を持つことを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項記載の現像装置において、第1の攪拌部材の両端部に、上記長手方向の上記両端部から上記中央に現像剤を流す羽根形状を持つことを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項1または2記載の現像装置において、第1の攪拌部材は、上記開口部近傍の中央部の周方向にのみ現像剤を移動させる羽根形状を持つことを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項1ないしの何れか一つに記載の現像装置において、上記仕切り部材は、上記両端部付近に開口部を持つことを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項記載の現像装置において、上記現像剤収容部に、第2の攪拌部材を有することを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項記載の現像装置において、第2の攪拌部材は、上記仕切り部材に沿った外形形状を持つことを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項5または6記載の現像装置において、第2の攪拌部材は、弾性体で形成されていることを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項ないしの何れか一つに記載の現像装置において、第2の攪拌部材は、その長手方向に現像剤を移動させる羽根形状を持つことを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項1ないしの何れか一つに記載の現像装置において、上記仕切り部材は、上記現像剤供給部材の上部に有することを特徴とする。
請求項10記載の発明は、像担持体と、帯電手段、クリーニング手段および現像手段より選ばれる少なくとも1つの手段とを一体に支持し、画像形成装置本体に対して着脱自在に構成されたプロセスカートリッジにおいて、請求項1ないしの何れか一つに記載の現像装置を有することを特徴とする。
請求項11記載の発明は、請求項1ないしの何れか一つに記載の現像装置または請求項10記載のプロセスカートリッジを具備することを特徴とする画像形成装置である。
本発明によれば、上記課題を解決して新規な現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置を実現し提供することができる。請求項ごとの効果を挙げれば、次のとおりである。
請求項1記載の発明によれば、上記構成により、仕切り部材と現像剤供給部材の長手方向の両端部の現像剤(例えばトナー、以下、同様)粉圧が抑制されるため、現像剤供給不良が発生せず、画像ノイズが防止できると共に、中央部に停滞する現像剤を移動させることが可能となることで、現像剤供給部内の現像剤を均一に混合できる。
求項記載の発明によれば、上記構成により、第1の攪拌部材の両端部への現像剤移動による粉圧を抑えることができる。
請求項記載の発明によれば、上記構成により、中央部の開口部からの現像剤流れ込みによる粉圧を抑えることができる。
請求項記載の発明によれば、上記構成により、中央部の開口部からの現像剤流れ込みによる粉圧をより低減できる。
請求項記載の発明によれば、上記構成により、中央部の開口部からの現像剤流れ込みによる粉圧をより一層低減できる。
請求項記載の発明によれば、上記構成により、両端部の開口部から流れ出た現像剤をより効率よく移動できる。
請求項記載の発明によれば、上記構成により、両端部の開口部から流れ出た現像剤をより効率よく移動できる。
請求項記載の発明によれば、上記構成により、現像剤収容部内の現像剤を均一に混合できる。
請求項記載の発明によれば、上記構成により、現像装置の小型化が可能となる。
請求項10記載の発明によれば、上記構成により、部品の交換や保守整備の操作性が向上する。
請求項11記載の発明によれば、上記構成により、上記各発明の効果を奏する画像形成装置を実現し提供できる。
以下、図を参照して、本発明を実施するための最良の形態および実施例を含む実施形態を説明する。実施形態および変形例等に亘り、同一の機能を有する部材や構成部品等の構成要素については、判別が可能な限り同一符号を付すことにより一度説明した後ではその説明を省略する。図および説明の簡明化を図るため、図に表されるべき構成要素であっても、その図において特別に説明する必要がないものは適宜断わりなく省略することがある。
以下、「発明を実施するための最良の形態」欄において、第1の実施形態を「参考例」と、第2の実施形態を「第1の実施形態」と、第3の実施形態を「第2の実施形態」と、それぞれ読み替えることとする。
図10〜図12を参照して、本発明の一実施形態を適用する画像形成装置の全体構成とともに動作を説明する。図10は、本発明の一実施形態を適用する画像形成装置の内部構成を概略的に示す。
図10に示す画像形成装置は、装置本体1のほぼ中央に配置され、シートに画像を形成する後述の画像形成手段等を備えた画像形成部2と、この画像形成部2の下方に配置され、画像形成部2にシートもしくはシート状記録媒体の一例としての用紙Sを給送する給紙部20と、画像形成部2にて画像形成された用紙を装置本体1の手前(装置正面側である)から奥側(装置背面側である)に排出するシート排出部としてのシート排紙部25と、画像形成部2の上部に配置され、シート排紙部25からシート排出方向(排紙方向)Xaに排出される用紙を積載するシート積載部40とを有する。
図10に示した画像形成装置は、タンデムタイプのカラー画像形成装置である。同図において、Xaはシート排出方向を示す。
画像形成部2には、図10に示すように、像担持体ないし潜像担持体として構成された複数のドラム状の感光体200Y,200C,200M,200Kを有し、その各感光体200Y〜200Kには、互いに異なった色のトナー像がそれぞれ形成される。図示した例では、感光体200Y〜200Kの表面に、イエロー(Y)トナー像、シアン(C)トナー像、マゼンタ(M)トナー像およびブラック(K)トナー像がそれぞれ形成される。各感光体200Y〜200Kは、所定の間隔をあけて互いに平行に配置され、これらの感光体200Y〜200Kの下部に対向して中間転写体として構成された中間転写ベルト4が配置されている。この中間転写体としては、ドラムを用いることもできるが、図示した例では複数の支持ローラ5,6に巻き掛けられて矢印方向(図10中反時計方向)に駆動される無端ベルトからなる中間転写ベルト4が用いられている。
各感光体200Y〜200Kの周囲の構成は、同様であるため、図10において一番右側に配置されたイエロー(Y)トナー像が形成される感光体200Yを代表して説明する。すなわち、感光体200Yには、感光体200Yの表面に一様な帯電処理を行う帯電装置7と、画像情報を感光体200Yの表面にレーザ光で照射する光走査装置(LSU)8の露光と、露光により感光体200Yの表面に形成された静電潜像を可視像化する現像装置100と、中間転写ベルト4を介して感光体200Yと対向配置された転写装置10と、中間転写ベルト4に転写後の感光体200Yの表面に残留するトナー等を除去回収するクリーニング装置11とがこの順に設けられている。
なお、現像剤としてのトナーの色を表す符号は、図の簡明化のため感光体のみに付しているが、感光体周りの上記各装置ではその色のトナー像形成等に係る動作を行うものであることは言うまでもない。
かかる画像形成装置において画像形成が開始されると、感光体200Yが図10における時計方向に回転駆動され、この時、帯電装置7によって感光体200Yの表面が所定の極性に一様に帯電される。次いで、その帯電面に、光走査装置8から画像情報に基づくレーザ光が照射され、これによって感光体200Yに静電潜像が形成される。そして、感光体200Yの表面に形成された静電潜像は、現像装置100によってイエロートナー像として可視像化され、そのイエロートナー像は転写ローラ等の転写部材を備えた転写装置10によって中間転写ベルト4上に転写される。
中間転写ベルト4に転写後の感光体200Yの表面に残留するトナー等は、クリーニングブレード等を備えたクリーニング装置11によって除去回収・廃棄される。
フルカラー画像形成時は上記した画像形成動作が残りの全ての感光体200Y〜200Kで同様に行われ、これによって各感光体200Y〜200Kにそれぞれ形成されたイエロートナー像、シアントナー像、マゼンタトナー像およびブラックトナー像が中間転写ベルト4上に順次重ねて転写される。また、画像形成装置には、中間転写ベルト4を挟んで、支持ローラ6に対向して2次転写ローラ12が配置されている。
一方、画像形成部2の下方に配置された給紙部20には、転写紙、記録紙または樹脂フィルムなどから成るシート・シート状記録媒体としての用紙Sを積載するシート収容部としての給紙トレイ21と、該給紙トレイ21に積載された用紙Sを送り出す給紙コロ22と、重送された用紙を1枚に分離する分離手段としてのフリクションパッド23と、両面画像形成時に用いる再搬送路24等とが設けられている。
給紙部20から給送された用紙Sは、レジストローラ13に向けて送り出され、その先端が停止しているレジストローラ13に一旦突き当てられる。これによって用紙S先端の斜めずれなどが修正・整合された後、レジストローラ13は、上記中間転写ベルト4上に形成されたカラートナー像が2次転写ローラ12を設けた2次転写部で用紙Sの先端部と合致するような所定のタイミングで回転を再開し、2次転写ローラ12を備えた2次転写部に向けて用紙Sを送り出す。
2次転写部で未定着のカラートナー像が転写された用紙Sは、定着装置である定着部14に送られ、定着部14による加熱・加圧によって未定着のカラートナー像が定着された後、シート排紙部25の排紙ローラ対25a,25bにより装置本体1の上面に設けられたシート積載部40に、画像面が下向き(フェースダウン)で排出・排紙される。
なお、カラートナー像転写後の中間転写ベルト4の表面に付着する転写残トナー等は、クリーニングブレード等を備えたベルトクリーニング装置15によって除去され、次の作像・転写工程に備える。
図11を参照して、図10に示した現像装置100の構成および動作を詳述する。図10に示した現像装置100は、トナー収容ケース101a内に形成され非磁性1成分の現像剤としての主としてトナーを溜める現像剤収容部としてのトナー収容室101と、トナー供給ケース103a内に形成され感光体200にトナーを搬送・供給するトナー供給部としてのトナー供給室103とを有する。トナー収容ケース101aおよびトナー供給ケース103aは、現像装置本体として機能する。トナー収容室101とトナー供給室103とは、仕切り部材としての仕切り壁104で区切られている。
仕切り壁104の長手方向の中央部分には、トナー収容室101のトナーをトナー供給室103に連通・補給するための開口部105が形成されている。この開口部105よりトナー収容室101からトナーがトナー供給室103に補給される。
ここで、本発明における「仕切り部材」とは、本実施形態のように、トナー収容ケース101aと一体的に形成されていて開口部105を形成する仕切り部とも呼ぶべきことを意味する他、仕切り部材自体に開口部が形成されている場合も含む広い概念を意味する。従って、仕切り部材としては、文字通りトナー収容ケース101aと別体の部材で形成されていて、同トナー収容ケース101aまたはトナー供給ケース103aに取り付けられる部材も含まれる。
トナー供給室103には、感光体200にトナーを搬送するトナー担持体としての現像ローラ107と、現像ローラ107にトナーを供給するトナー供給部材としての供給ローラ106と、現像ローラ107上のトナー層を所定の層厚に規制するトナー層規制部材としての層規制部材110とを備えたトナー供給部と、等が設けられている。現像ローラ107および供給ローラ106は、トナー供給ケース103aに回転自在に軸支されている。供給ローラ106には、現像バイアスに対してトナーの帯電極性と同方向にオフセットさせた値の供給バイアスが印加される。
トナー供給室103内に設けられた供給ローラ106は、一定の力で現像ローラ107に当接して配置される。この際、供給ローラ106および現像ローラ107の少なくとも何れか一方が弾性体であれば、お互い当接するのは問題ない。但し、現像ローラ107が非弾性体であれば、層規制部材110は弾性体にし、感光体200はベルトか現像ローラ107と非接触位置にしておく必要がある。供給バイアスは、現像ローラ107との当接部で予備帯電されたトナーを現像ローラ107に押し付ける方向に作用する。供給ローラ106は回転し、表面に付着させたトナーを現像ローラ107の表面に塗布供給する。
現像ローラ107には、感光体200との間に電界を形成させるための現像バイアスが印加される。現像ローラ107は反時計回りの方向に回転し、表面に保持したトナーを層規制部材110および感光体200との対向位置へと搬送する。層規制部材110は、自由端側を現像ローラ107表面に10〜60N/mの押圧力で当接させた状態で、その押圧下を通過したトナーを薄層化するとともに摩擦帯電によって電荷を付与する。さらに、層規制部材110には、摩擦帯電を補助するために、現像バイアスに対してトナーの帯電極性と同方向にオフセットさせた値の規制バイアスが印加される。
感光体200は、時計回りの方向に回転しており、従って現像ローラ107表面は感光体200との対向位置において感光体200の進行方向と同方向に移動する。薄層化されたトナーは、現像ローラ107の回転によって感光体200との対向位置へ搬送され、現像ローラ107に印加された現像バイアスと感光体200上の静電潜像によって形成される潜像電界に応じて、感光体200表面に移動し現像・可視像化される。感光体200上に現像されずに現像ローラ107上に残されたトナーが再びトナー供給室103へ戻る部分には、接触シート111が弾性部材112の弾性力によって現像ローラ107に当接して設けられ、トナーが現像装置100の外部に漏れ出ないように封止される。接触シート111を通過したトナーは、下流側の供給ローラ106で現像ローラ107から剥離・回収される。
図12に、従来の現像装置100のトナー補給後のトナー供給室103内のトナー流れを示す。開口部105より補給されたトナーは供給ローラ106で現像ローラ107に供給されるが、残ったトナーはトナー供給室103内に蓄えられる。従来、供給ローラ106上部と仕切り壁104の下壁面との間隔Lは、供給ローラ106の長手方向(軸線方向)の全領域において一定である。トナー供給室103内の容量は、必要とする定量があるため、間隔Lはあまり狭くはできない。
図12において、印刷するに従って、トナー供給室103内のトナーが矢印でトナーの流れとして示されているように両端部に移動していき、各端部のトナー供給ケース103a内壁にぶち当たる。これにより、両端部でのトナー粉圧が徐々に上昇する。従って、トナーの動きが妨げられるようになってしまい、十分なトナー供給ができなくなり、濃度ムラが発生することとなる(上述の課題参照)。
(第1の実施形態)
図1に、第1の実施形態の現像装置100Aの要部を示す。現像装置100Aは、図11〜図12に示した従来の現像装置100と比較して、仕切り壁104の下壁面と供給ローラ106との間隔が中央部分の間隔L1に対して両端部の間隔L2が狭くなっている(L1>L2)点のみ相違する。この相違点以外は、第1の実施形態の現像装置100Aおよびこれを有する図示しない画像形成装置は、図11〜図12に示した従来の現像装置100およびこれを有する画像形成装置と同様である。
中央部分の間隔L1に対して両端部の間隔L2をどの程度に設定するかは、トナー材質・形状なども考慮して実験等で決められる(以下、後述の実施形態や各変形例でも同様)。なお、図1においては、仕切り壁104の形状を簡略化して示している(以下、同様)。
本実施形態の現像装置100Aによれば、印刷するに従って、トナー供給室103内のトナーが矢印でトナーの流れとして示されているように両端部に移動していき、両端部のトナー供給ケース103aの内壁にダイレクトにぶち当たることがなく、両端部のトナー粉圧上昇を防止することができ、画像ノイズのない良好なプリント画質が得られる。
図11〜図12に示した従来の現像装置100を含め、本実施形態の現像装置100Aでは、現像剤収容部としてのトナー収容室103がトナー供給部材としての供給ローラ106に対して水平にある構成(例えば特許文献1の図2等参照)よりも、供給ローラ106に対して垂直、すなわちほぼ鉛直上方向にある構成の方が装置・機械を小型化可能になるが、トナー収容室103の両端部のトナーの粉圧は高くなる傾向にある。本発明において、装置・機械の小型化を図りながらトナー粉圧を低下することができ、より効果的である(以下、後述の実施形態や各変形例でも同様)。
このような構成の現像装置100,100Aでは、主として、開口部105を介してトナー収容室101内のトナーが自重落下することを利用して、トナー供給室103にトナー供給をしているので、特別なポンプ等の現像剤(トナー)圧送手段を使用せずに済む。
(第2の実施形態)
図2および図3に、第2の実施形態の現像装置100Bの要部を示す。現像装置100Bは、第1の実施形態の図1の現像装置100Aと比較して、供給ローラ106と仕切り壁104との間にトナーを攪拌する第1の攪拌部材108(以下、「攪拌部材108」という)を設けた点が主に相違する。
さらに詳しくは、攪拌部材108は、トナー供給ケース103aに回転自在に軸支されている。攪拌部材108は、トナー供給室103の中央から両端部にトナーを流すような羽根形状を持っている。攪拌部材108は、例えばスクリュウ形状とすることができる。従って、トナー供給室103の中央部に停滞するトナーを制御しながら移動させることができ、より均一にトナーを混合できる。
(第2の実施形態の変形例1)
図4に、第2の実施形態の変形例1を示す。この変形例1は、図2および図3に示した第2の実施形態の現像装置100Bと比較して、攪拌部材108に代えて、攪拌部材108Aを有する現像装置100Cである点のみ相違する。攪拌部材108Aは、攪拌部材108と比較して、攪拌部材108の両端部に、各端部から中央にトナーを流すような羽根形状を持つ点のみ相違する。攪拌部材108Aは、例えばスクリュウ形状とすることができる。
本変形例によれば、第2の実施形態の利点・効果に加えて、攪拌部材108Aによって、トナー供給室103のトナーが各端部への移動によって生じる粉圧を抑えることができる。
(変形例2)
図5に、変形例1の変形例2を示す。この変形例2は、図4に示した変形例1と比較して、攪拌部材108Aを有する現像装置100Cに代えて、攪拌部材108Bを有する現像装置100Dである点のみ相違する。攪拌部材108Bは、攪拌部材108Aと比較して、中央の開口部105近傍のトナー供給室103に周方向にのみトナーを移動させる羽根形状を持つ点のみ相違する。攪拌部材108Bは、例えばスクリュウ形状とすることができる。
本変形例によれば、変形例1の利点・効果に加えて、中央開口部105からのトナー流れ込みによる粉圧を抑えることができる。
(第2の実施形態の変形例3)
図6に、第2の実施形態の変形例3を示す。この変形例3は、図2および図3に示した第2の実施形態の現像装置100Bと比較して、仕切り壁104に代えて、トナー供給室103の両端部付近に開口部201を形成された仕切り壁104Aを有する現像装置100Dである点のみ相違する。
本変形例3によれば、第2の実施形態の利点・効果に加えて、トナー供給室103の両端部での粉圧をより低減できる。
(第3の実施形態)
図7および図8に、第3の実施形態を示す。この第3の実施形態は、図6に示した第2の実施形態の変形例3の現像装置100Eと比較して、トナーを溜めるトナー収容室101に、第2の攪拌部材としての攪拌部材210を新たに持つ現像装置100Fである点のみ相違する。
攪拌部材210は、板状の回転部材からなる。図8に示すように、開口部105から溢れ出たトナーは板状の攪拌部材210の回転ですくい上げられる。従って、開口部105付近でのトナー停滞がなくなる。このような動作を行うには、ローラ状よりも板状の攪拌部材210の方が効率的であるといえる。
本実施形態によれば、第2の実施形態の変形例3の利点・効果に加えて、仕切り壁104Aの両端部の開口部201からトナー収容室101に流れ出たトナーを効率的に移動させることで、トナー供給室103の粉圧をより一層低減できる。
(第3の実施形態の変形例4)
図9に、第3の実施形態の変形例4を示す。この変形例4は、図7および図8に示した第3の実施形態の現像装置100Fと比較して、攪拌部材210に代えて、トナーを溜めるトナー収容室101に、第2の攪拌部材としての攪拌部材220を持つ現像装置100Gである点のみ相違する。
トナー収容室101の攪拌部材220は、仕切り壁104Aに沿った外形形状を持つ。攪拌部材220は、その軸線方向(長手方向)に長い鼓の板状の回転部材からなる。
図8に示した変形例3と同様に、開口部105から溢れ出たトナーは鼓板状の攪拌部材220の回転ですくい上げられる。従って、開口部105付近でのトナー停滞がなくなる。このような動作を行うには、ローラ状よりも板状の攪拌部材220の方が効率的であるといえる。
本変形例によれば、第2の実施形態の変形例3の利点・効果に加えて、仕切り壁104Aの両端部の開口部201からトナー収容室101に流れ出たトナーをより効率よく移動させることで、トナー供給室103の粉圧をさらに低減できる。
図7および図8に示した第3の実施形態、図9に示した第3の実施形態の変形例4において、トナー収容室101の攪拌部材210、220を弾性体で形成すると、仕切り壁104Aに攪拌部材210、220の弾性外形形状部(例えば羽根形状でも良い)を接触させることができ、仕切り壁104Aの両端部の開口部201からトナー収容室101に流れ出たトナーをより効率よく移動させることができる。特に、仕切り壁104Aに沿った外形形状を持つ攪拌部材220では、その効果が顕著となる。
図7および図8に示した第3の実施形態、図9に示した第3の実施形態の変形例4において、トナー収容室101の攪拌部材210、220が、長手方向にトナーを移動させる羽根形状、例えばスクリュウ形状を持つと、トナー収容室101内のトナーを均一に混合できる。
本発明の実施形態は、上述したものに限らず、図1〜図9に示した現像装置100A〜100Gの何れか一つの現像装置を、感光体100、帯電装置7、クリーニング装置11と共に一体的に保持するカートリッジ容器(図示せず)内に設けたプロセスカートリッジであってもよく、このプロセスカートリッジを装置本体1に対して一括して着脱自在に構成してもよい。
このようなプロセスカートリッジを構成した実施形態によれば、上述した第1〜第3の実施形態および変形例1〜4の利点・作用効果を奏することは元より、プロセスカートリッジを有しているので、装置本体1への着脱を容易にし、操作性を向上することができる。
プロセスカートリッジは、上述したものに限らず、像担持体と、帯電手段、クリーニング手段および現像手段より選ばれる少なくとも1つの手段とを一体に支持し、画像形成装置本体に対して着脱自在に構成されたプロセスカートリッジにおいて、現像装置100A〜100Gの何れか一つに記載の現像装置を有するものであってもよい。
また、上記プロセスカートリッジを具備する画像形成装置であってもよい。
以上説明したとおり、本発明は、課題を解決するための手段欄に記載した「…現像装置において、」の公知部分の構成を具備しているものであれば、どのような画像形成装置や多色・カラー画像形成装置、あるいはプロセスカートリッジを具備する画像形成装置の現像装置にも適用できるものである。
本発明を特定の実施形態や変形例等について説明したが、本発明が開示する技術内容は、上述した実施形態や変形例あるいは実施例等に例示されているものに限定されるものではなく、それらを適宜組み合わせて構成してもよく、本発明の範囲内において、その必要性および用途等に応じて種々の実施形態や変形例あるいは実施例を構成し得ることは当業者ならば明らかである。
本発明の参考例を示す現像装置の要部の簡略的な側断面図である。 第1の実施形態を示す現像装置の要部の正断面図である。 図2の現像装置の要部の簡略的な側断面図である。 第1の実施形態の変形例1を示す現像装置における攪拌部材の簡略的な側面図である。 変形例1の変形例2を示す現像装置における攪拌部材の簡略的な側面図である。 第1の実施形態の変形例3を示す現像装置の簡略的な側断面図である。 第2の実施形態を示す現像装置の要部の簡略的な側断面図である。 第2の実施形態を示す現像装置の要部の正断面図である。 第2の実施形態の変形例4を示す現像装置の要部の簡略的な側断面図である。 本発明を適用する画像形成装置の装置本体側の内部構成例を示す概略的な縦断面図である。 図10の従来の現像装置の要部の正断面図である。 図11の従来の現像装置の問題点を説明する側断面図である。
符号の説明
1 装置本体(画像形成装置本体)
2 画像形成部
4 中間転写ベルト(中間転写体)
14 定着部
20 給紙部(シート給送部)
25 シート排紙部(シート排出部)
40 シート積載部
41 排紙トレイ(シート排出台)
100A〜100G 現像装置
101 トナー収容室(現像剤収容部)
102 攪拌部材(第1の攪拌部材)
103 トナー供給室(現像剤供給部)
104,104A 仕切り壁(仕切り部材・仕切り部)
105,201 開口部
106 供給ローラ(現像剤供給部材)
107 現像ローラ(現像剤担持体)
108,108A,108B 攪拌部材(第1の攪拌部材)
110 層規制部材(現像剤層規制部材)
111 接触シート
112 弾性部材
200 感光体(像担持体)
210,220 攪拌部材(第2の攪拌部材)
S シート(シート状記録媒体)
Xa シート排出方向(排紙方向)
Xc シート搬送方向
Y シート幅方向

Claims (11)

  1. 非磁性1成分の現像剤を収容する現像剤収容部と、像担持体に現像剤を搬送する現像剤担持体および該現像剤担持体に現像剤を供給する、回転自在に軸支されたローラ状の現像剤供給部材を備えた現像剤供給部と、上記現像剤収容部と上記現像剤供給部とを仕切るとともに連通するための中央部分に開口部を形成され、上記現像剤供給部材と非接触状態で対向し該現像剤供給部材の両端部に延在するように配置された仕切り部材とを有する現像装置において、
    上記仕切り部材と、上記現像剤供給部材の長手方向と直交する方向の該現像剤供給部材との互いに対向する面の間隔が、その長手方向の中央部分に対して両端部が狭くなっており、
    上記現像剤供給部材と上記仕切り部材との間に、現像剤を攪拌する第1の攪拌部材を有し、
    第1の攪拌部材は、上記長手方向の中央から上記両端部に現像剤を流すような羽根形状を持つことを特徴とする現像装置。
  2. 第1の攪拌部材の両端部に、上記長手方向の上記両端部から上記中央に現像剤を流す羽根形状を持つことを特徴とする請求項記載の現像装置。
  3. 第1の攪拌部材は、上記開口部近傍の中央部の周方向にのみ現像剤を移動させる羽根形状を持つことを特徴とする請求項1または2記載の現像装置。
  4. 上記仕切り部材は、上記両端部付近に開口部を持つことを特徴とする請求項1ないし3の何れか一つに記載の現像装置。
  5. 上記現像剤収容部に、第2の攪拌部材を有することを特徴とする請求項記載の現像装置。
  6. 第2の攪拌部材は、上記仕切り部材に沿った外形形状を持つことを特徴とする請求項記載の現像装置。
  7. 第2の攪拌部材は、弾性体で形成されていることを特徴とする請求項5または6記載の現像装置。
  8. 第2の攪拌部材は、その長手方向に現像剤を移動させる羽根形状を持つことを特徴とする請求項5ないし7の何れか一つに記載の現像装置。
  9. 上記仕切り部材は、上記現像剤供給部材の上部に有することを特徴とする請求項1ないしの何れか一つに記載の現像装置。
  10. 像担持体と、帯電手段、クリーニング手段および現像手段より選ばれる少なくとも1つの手段とを一体に支持し、画像形成装置本体に対して着脱自在に構成されたプロセスカートリッジにおいて、
    請求項1ないし9の何れか一つに記載の現像装置を有することを特徴とするプロセスカートリッジ
  11. 請求項1ないし9の何れか一つに記載の現像装置または請求項10記載のプロセスカートリッジを具備することを特徴とする画像形成装置
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