JP2009256599A - インクジェット用インク、インクジェット記録方法、インクカートリッジ、記録ユニット、及びインクジェット記録装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】色材及び水溶性有機溶剤を含有するインクジェット用インクにおいて、前記色材の含有量が、7.0質量%未満であり、前記水溶性有機溶剤がグリセリン及び主鎖の両末端に水酸基を有する分岐アルカンジオールを含み、前記グリセリンの含有量Cが、6.0質量%以上12.0質量%以下であり、前記主鎖の両末端に水酸基を有する分岐アルカンジオールの含有量Aが、4.0質量%以上11.0質量%以下であり、前記主鎖の両末端に水酸基を有する分岐アルカンジオールの含有量A、及び、水溶性有機溶剤の含有量の合計Bが、0.30≦A/B≦0.50、の関係を満たすことを特徴とするインクジェット用インク。
【選択図】なし
Description
なお、本発明において、水溶性有機溶剤は、常温(20〜25℃)で固体であったとしても、水に溶解させて水溶液とした場合に、色材などの成分を溶解ないしは分散させる溶媒となりうるものであれば、「水溶性有機溶剤」に含まれるものとする。
本発明者らは、上記した従来の技術における課題を解決するために、主として、インクジェット用インク(以下、単に「インク」と呼ぶことがある)に用いる水溶性有機溶剤の種類や、その含有量について検討を行った。より具体的には、水溶性有機溶剤の中でも特にアルカンジオール系の水溶性有機溶剤を含有するインクに着目して検討を行った。その結果、アルカンジオール系の水溶性有機溶剤の中でも、主鎖の両末端に水酸基を有する分岐アルカンジオールを用いた場合に、低温低湿の環境及び高温低湿の環境の両環境下で、特異的に間欠吐出安定性が向上することがわかった。このことから、本発明者らは、インク中に含有させた上記分岐アルカンジオールの分子構造が、主鎖の両末端に水酸基を有することや、分岐を有することにより、上記した優れた効果が得られたものと考えている。
(2)また、水溶性有機溶剤として、主鎖の両末端に水酸基を有する分岐アルカンジオールと共にグリセリンを用いること。また、インク中におけるグリセリンの含有量C(質量%)が、インク全質量を基準として、6.0質量%以上12.0質量%以下であること。
(3)さらに、前記主鎖の両末端に水酸基を有する分岐アルカンジオールの含有量A(質量%)と、インク全質量を基準とした水溶性有機溶剤の含有量の合計B(質量%)とが、0.30≦A/B≦0.50の関係を満たすこと。
(4)加えて、インク中の色材の含有量(質量%)が、インク全質量を基準として、7.0質量%未満であること。
以下、本発明にかかるインクを構成する成分や、インクの物性などについて詳細に述べる。
(主鎖の両末端に水酸基を有する分岐アルカンジオール)
本発明のインクは、上述したように、主鎖の両末端に水酸基を有する分岐アルカンジオールを特定の含有量で含有することが必要である。前記主鎖の両末端に水酸基を有する分岐アルカンジオールとしては、具体的には、例えば、以下のものを用いることができる。下記に挙げる、主鎖の両末端に水酸基を有する分岐アルカンジオールは、1種類又は2種類以上を組み合わせて用いてもよい。
2−メチル−1,3−プロパンジオール、2−エチル−1,3−プロパンジオール、2,2−ジメチル−1,3−プロパンジオール、2,2−ジエチル−1,3−プロパンジオール、2−メチル−2−プロピル−1,3−プロパンジオールなど。2−メチル−1,5−ペンタンジオール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、2,2−ジメチル−1,5−ペンタンジオール、2,4−ジメチル−1,5−ペンタンジオール、2,4−ジエチル−1,5−ペンタンジオールなど。2,5−ジエチル−1,6−ヘキサンジオール、2,2,4−トリメチル−1,6−ヘキサンジオールなど。2,4,6−トリメチル−1,7−ヘプタンジオールなど。2−メチル−1,8−オクタンジオール、2,6−ジメチル−1,8−オクタンジオールなど。
本発明のインクは、上述したように、水溶性有機溶剤として、主鎖の両末端に水酸基を有する分岐アルカンジオールとグリセリンとをそれぞれ特定の含有量で用いること。また、主鎖の両末端に水酸基を有する分岐アルカンジオールの含有量Aと、水溶性有機溶剤の含有量の合計Bを特定比率とすることが必要である。そして、本発明のインクは、このような条件を満たす範囲内であれば、前記分岐アルカンジオールやグリセリンの他にも、一般のインクジェット用インクに用いるような、水及び/又は水溶性有機溶剤を水性媒体として用いることができる。水は、脱イオン水(イオン交換水)を用いることが好ましい。インク中の水の含有量(質量%)は、インク全質量を基準として、50.0質量%以上95.0質量%以下であることが好ましい。
メチルアルコール、エチルアルコール、n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、n−ブチルアルコール、sec−ブチルアルコール、tert−ブチルアルコールなどの炭素数1乃至4のアルキルアルコール類。ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミドなどのアミド類。アセトン、ジアセトンアルコールなどのケトン又はケトアルコール類。テトラヒドロフラン、ジオキサンなどのエーテル類。重量平均分子量200乃至1,000程度の、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコールなどのポリアルキレングリコール類。エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、トリエチレングリコール、ヘキシレングリコール、チオジグリコールなどのグリコール類。1,2,6−ヘキサントリオールなどのアルキレン基が2乃至6個の炭素原子を含むアルキレングリコール類。ポリエチレングリコールモノメチルエーテルアセテートなどのアルキルエーテルアセテート。エチレングリコールモノメチル(又はエチル)エーテル、ジエチレングリコールメチル(又はエチル)エーテル、トリエチレングリコールモノメチル(又はエチル)エーテルなどの多価アルコールのアルキルエーテル類。トリメチロールプロパン、トリメチロールエタンなどの多価アルコール。N−メチル−2−ピロリドン、2−ピロリドン、尿素、糖類、及びこれらの誘導体など。本発明においては、特に、この中でも、エチレングリコール、ジエチレングリコール、重量平均分子量が200前後のポリエチレングリコール、尿素、2−ピロリドンを用いることが好ましい。
本発明のインクに用いる色材は、酸性染料や直接染料などの染料、又は顔料などを用いることができ、これらは複数を組み合わせて用いてもよい。本発明においては、上記したように、インク中の色材の含有量が、インク全質量を基準として、7.0質量%未満であることが必要である。さらには、インク中の色材の含有量は、インク全質量を基準として、0.1質量%以上7.0質量%未満であることが好ましい。含有量が0.1質量%未満であると、十分な画像濃度が得られない場合がある。また、含有量が7.0質量%以上であると、上記で述べたように、特定の水溶性有機溶剤を特定量用いることにより得られる、間欠吐出安定性を向上するという本発明の効果が十分には得られない場合がある。
本発明のインクに用いることのできる染料は、特に制限はないが、アニオン性の染料を用いることが好ましく、適度な色調と濃度を有する染料であれば、既存のものでも、新規に合成したものでも、用いることができる。以下に、本発明において、用いることができる染料の例を色調別に示す。
C.I.ダイレクトブルー:1、15、22、25、41、76、77、80、86、90、98、106、108、120、158、163、168、199、226、307など。C.I.アシッドブルー:1、7、9、15、22、23、25、29、40、43、59、62、74、78、80、90、100、102、104、112、117、127、138、158、161、203、204、221、244など。
C.I.ダイレクトレッド:2、4、9、11、20、23、24、31、39、46、62、75、79、80、83、89、95、197、201、218、220、224、225、226、227、228、229、230など。C.I.アシッドレッド:6、8、9、13、14、18、26、27、32、35、42、51、52、80、83、87、89、92、106、114、115、133、134、145、158、198、249、265、289など。C.I.フードレッド:87、92、94など。C.I.ダイレクトバイオレット107など。
C.I.ダイレクトイエロー:8、11、12、27、28、33、39、44、50、58、85、86、87、88、89、98、100、110、132など。C.I.アシッドイエロー:1、3、7、11、17、23、25、29、36、38、40、42、44、76、98、99など。C.I.リィアクティブイエロー:2、3、17、25、37、4など。C.I.フードイエロー:3など。
C.I.ダイレクトレッド:2、4、9、11、20、23、24、31、39、46、62、75、79、80、83、89、95、197、201、218、220、224、225、226、227、228、229、230など。C.I.アシッドレッド:6、8、9、13、14、18、26、27、32、35、42、51、52、80、83、87、89、92、106、114、115、133、134、145、158、198、249、265、289など。C.I.リィアクティブレッド:7、12、13、15、17、20、23、24、31、42、45、46、59など。C.I.フードレッド:87、92、94など。
C.I.ダイレクトブルー:1、15、22、25、41、76、77、80、86、90、98、106、108、120、158、163、168、199、226など。C.I.アシッドブルー:1、7、9、15、22、23、25、29、40、43、59、62、74、78、80、90、100、102、104、117、127、138、158、161など。C.I.リィアクティブブルー:4、5、7、13、14、15、18、19、21、26、27、29、32、38、40、44、100など。
C.I.ダイレクトブラック:17、19、22、31、32、51、62、71、74、112、113、154、168、195など。C.I.アシッドブラック:2、48、51、52、110、115、156など。C.I.フードブラック:1、2など。
本発明のインクに用いることができる顔料は、例えば、以下に示すカーボンブラックや有機顔料などが挙げられる。
〈カーボンブラック〉
ブラックインクに用いる顔料は、カーボンブラックであることが好ましい。カーボンブラックは、例えば、ファーネスブラック、ランプブラック、アセチレンブラック、チャンネルブラックなどの市販品などを用いることができる。以下に、本発明において用いることができるカーボンブラックの例を示す。
レイヴァン:7000、5750、5250、5000 ULTRA、3500、2000、1500、1250、1200、1190 ULTRA−II、1170、1255(以上コロンビア製)。ブラックパールズL、リーガル:400R、330R、660R、モウグル:L、モナク:700、800、880、900、1000、1100、1300、1400、ヴァルカンXC−72R(以上キャボット製)。カラーブラック:FW1、FW2、FW2V、FW18、FW200、S150、S160、S170、プリンテックス:35、U、V、140U、140V、スペシャルブラック:6、5、4A、4(以上デグッサ製)。No.25、No.33、No.40、No.47、No.52、No.900、No.2300、MCF−88、MA600、MA7、MA8、MA100(以上三菱化学製)。
また、新たに調製したカーボンブラックを用いることもできる。勿論、本発明はこれらに限定されるものではなく、上記以外でも従来公知のいずれのカーボンブラックも用いることもできる。また、マグネタイト、フェライトなどの磁性体微粒子やチタンブラックなどを黒色顔料として用いることもできる。
カラーインクに用いる顔料は、各種の有機顔料であることが好ましい。以下に、本発明において用いることができる有機顔料の例を示す。
トルイジンレッド、トルイジンマルーン、ハンザイエロー、ベンジジンイエロー、ピラゾロンレッドなどの水不溶性アゾ顔料。リトールレッド、ヘリオボルドー、ピグメントスカーレット、パーマネントレッド2Bなどの水溶性アゾ顔料。アリザリン、インダントロン、チオインジゴマルーンなどの建染染料からの誘導体。フタロシアニンブルー、フタロシアニングリーンなどのフタロシアニン系顔料。キナクリドンレッド、キナクリドンマゼンタなどのキナクリドン系顔料。ペリレンレッド、ペリレンスカーレットなどのペリレン系顔料。イソインドリノンイエロー、イソインドリノンオレンジなどのイソインドリノン系顔料。ベンズイミダゾロンイエロー、ベンズイミダゾロンオレンジ、ベンズイミダゾロンレッドなどのイミダゾロン系顔料。ピランスロンレッド、ピランスロンオレンジなどのピランスロン系顔料。インジゴ系顔料。縮合アゾ系顔料。チオインジゴ系顔料。ジケトピロロピロール系顔料。フラバンスロンイエロー、アシルアミドイエロー、キノフタロンイエロー、ニッケルアゾイエロー、銅アゾメチンイエロー、ペリノンオレンジ、アンスロンオレンジ、ジアンスラキノニルレッド、ジオキサジンバイオレットなど。
C.I.ピグメントイエロー12、13、14、17、20、24、74、83、86、93、97、109、110、117、120。125、128、137、138、147、148、150、151、153、154、166、168、180、185など。C.I.ピグメントオレンジ16、36、43、51、55、59、61、71など。C.I.ピグメントレッド:9、48、49、52、53、57、97、122、123、149、168、175、176、177、180、192など。また、同:215、216、217、220、223、224、226、227、228、238、240、254、255、272など。C.I.ピグメントバイオレット19、23、29、30、37、40、50など。C.I.ピグメントブルー15、15:1、15:3、15:4、15:6、22、60、64など。C.I.ピグメントグリーン7、36など。C.I.ピグメントブラウン23、25、26など。
色材としてカーボンブラックや有機顔料などの顔料を用いる場合には、前記顔料を水性媒体中に安定して分散するために、界面活性剤や樹脂(高分子)などを分散剤として用いることが好ましい。高分子分散剤として樹脂を用いる場合、樹脂の重量平均分子量は、1,000以上30,000以下、さらには3,000以上15,000以下であることが好ましい。また、樹脂の酸価は、30mgKOH/g以上400mgKOH/g以下、さらには50mgKOH/g以上250mgKOH/g以下であることが好ましい。
スチレン−アクリル酸共重合体、スチレン−アクリル酸−アクリル酸アルキルエステル共重合体など。スチレン−マレイン酸共重合体、スチレン−マレイン酸−アクリル酸アルキルエステル共重合体など。スチレン−メタクリル酸共重合体、スチレン−メタクリル酸−アクリル酸アルキルエステル共重合体など。スチレン−マレイン酸ハーフエステル共重合体など。ビニルナフタレン−アクリル酸共重合体、ビニルナフタレン−マレイン酸共重合体など。スチレン−無水マレイン酸−マレイン酸ハーフエステル共重合体など。又はこれらの塩など。
また、色材としてカーボンブラックや有機顔料などの顔料を用いる場合には、顔料粒子の表面にアニオン性基などのイオン性基を結合することによって、分散剤を用いることなく水性媒体に分散することができる顔料、所謂自己分散型顔料を用いることもできる。
本発明のインクには、所望の物性値を持つインクとするなどを理由として、上記した成分以外にも必要に応じて、以下の種々の添加剤を含有させてもよい。例えば、界面活性剤、pH調整剤、消泡剤、防錆剤、防腐剤、防黴剤、酸化防止剤、還元防止剤、蒸発促進剤、キレート化剤、水溶性ポリマーなどを含有させることができる。
本発明のインクの表面張力は、25℃において、10mN/m以上60mN/m以下、さらには20mN/m以上60mN/m以下であることが好ましい。本発明のインクは、その表面張力を上記した範囲内とすることで、インクジェット方式に適用した際に吐出口の近傍の濡れによる記録ヨレ(インクの着弾点のズレ)などの発生を有効に抑制することが可能となる。インクの表面張力の調整は、上記したような界面活性剤のインク中における含有量を適宜決定することで行うことができる。また、本発明のインクは、インクジェット記録装置に適用する際に良好な耐目詰まり性などの吐出特性が得られるよう、所望の粘度やpHに調整することが好ましい。
本発明のインクを用いて画像を形成する際に用いる記録媒体は、インクを付与して記録を行う記録媒体であれば、普通紙や、光沢紙、コート紙、光沢フィルムなどの、コート層又はインク受容層を有する記録媒体などのいずれのものでも用いることができる。これらの中でも、鮮やかさ、コントラスト、透明感などにおいて、より優れた画像を得るには、基材上に親水性の多孔質粒子層や多孔質高分子層などを有する記録媒体を用いることが特に好ましい。そして、本発明においては、染料や顔料などの色材を、インク受容層の多孔質構造を構成する微粒子に吸着させるタイプのインクジェット用の記録媒体を用いることが好ましい。特には、支持体上のインク受容層に形成された空隙によりインクを吸収する、所謂吸収タイプのインク受容層を有する記録媒体を用いることが好ましい。吸収タイプのインク受容層は、微粒子を主体として構成されるものであり、さらに必要に応じて、バインダーやその他の添加剤を含有してもよい。
本発明のインクは、インクをインクジェット方式で吐出して記録媒体に記録を行うインクジェット記録方法に用いることが特に好ましい。インクジェット記録方法には、インクに力学的エネルギーを作用させることでインクを吐出する記録方法や、インクに熱エネルギーを作用させることでインクを吐出する記録方法などがある。本発明のインクは、これらの中でも、熱エネルギーを利用するインクジェット記録方法において、特に好ましく用いることができる。
本発明のインクを用いて記録を行うのに好適なインクカートリッジは、かかるインクを収容するインク収容部を備えたインクカートリッジが挙げられる。
図1は、インクカートリッジの概略説明図である。図1において、インクカートリッジは、上部で大気連通口112を介して大気に連通し、下部でインク供給口に連通する。そして、前記インクカートリッジは、内部に負圧発生部材を収容する負圧発生部材収容室134、及び、液体のインクを収容する実質的に密閉された液体収容室136、を仕切壁138で仕切る構造を有する。負圧発生部材収容室134及び液体収容室136は、インクカートリッジの底部付近で仕切壁138に形成された連通孔140、及び液体供給動作時に液体収容室への大気の導入を促進するための大気導入溝(大気導入路)150を介してのみ連通されている。負圧発生部材収容室134を形成するインクカートリッジの上壁には、内部に突出する形態で複数個のリブが一体に成形され、負圧発生部材収容室134に圧縮状態で収容される負圧発生部材と当接している。このリブにより、上壁と負圧発生部材の上面との間にエアバッファ室が形成されている。また、液体供給口114を備えたインク供給筒には、負圧発生部材より毛管力が高く、かつ物理的強度が大きい圧接体146が設けられており、負圧発生部材と圧接している。
本発明のインクを用いて記録を行うのに好適な記録ユニットは、かかるインクを収容するインク収容部と、インクを吐出するための記録ヘッドとを備えた記録ユニットが挙げられる。特に、前記記録ヘッドが、記録信号に対応した熱エネルギーをインクに作用することによりインクを吐出する記録ユニットを好ましく用いることができる。
本発明のインクを用いて記録を行うのに好適なインクジェット記録装置は、かかるインクを収容するインク収容部と、インクを吐出するための記録ヘッドとを備えたインクジェット記録装置が挙げられる。特に、前記インクを収容するインク収容部を有する記録ヘッドの内部のインクに、記録信号に対応した熱エネルギーを作用することによりインクを吐出するインクジェット記録装置が挙げられる。
ヘッドカートリッジH1000の構成について説明する。ヘッドカートリッジH1000は、記録ヘッドH1001と、インクカートリッジH1900を搭載する手段、及びインクカートリッジH1900から記録ヘッドにインクを供給する手段を有しており、キャリッジM4000に対して着脱可能に搭載される。
下記表1〜表3の上段に示す各成分を混合し、十分に撹拌して溶解した後、ポアサイズ0.2μmのミクロフィルター(富士フィルム製)にて加圧ろ過を行い、実施例1〜17及び比較例1〜8の各インクを調製した。なお、下記表1〜表3の下段には、実施例1〜17及び比較例1〜8のインクの特徴である上述した含有量A〜C及びこれらの比率を併せて示した。
(間欠吐出安定性:低温低湿の環境下)
上記で得られた各インクを、それぞれ、PIXUS9900i(キヤノン製)用のインクカートリッジに充填し、得られた各インクカートリッジを、それぞれ、インクジェット記録装置(PIXUS9900i;キヤノン製)を改造したものに搭載した。なお、この際に使用した記録ヘッドの吐出体積は約2pLである。次に、インクカートリッジを搭載させたそれぞれのインクジェット記録装置を、温度15℃、相対湿度10%(低温低湿)の環境下で5時間以上吐出を行わないで放置した後、同じ環境下でインクを吐出させた。そして、吐出を5秒間休止させた後、記録ヘッドの回復動作などを行わないまま、インクを吐出し、記録媒体(商品名:HR−101;キヤノン製)に縦罫線を記録した。得られた記録物を目視で確認することで、間欠吐出安定性(低温低湿の環境下)の評価を行った。間欠吐出安定性(低温低湿の環境下)の評価基準は以下の通りである。評価結果を表4に示す。本発明においては、下記の評価基準でA及びBが十分な性能を有するレベルであり、Aが優れているレベル、Cが許容できないレベルである。
A:目視で確認できる乱れがない。
B:目視で確認できる程度の乱れが若干ある。
C:縦罫線に不吐出や乱れがはっきりと確認され、正常に記録できない。
上記で得られた各インクを、それぞれ、PIXUS9900i(キヤノン製)用のインクカートリッジに充填し、得られた各インクカートリッジを、それぞれ、インクジェット記録装置(PIXUS9900i;キヤノン製)を改造したものに搭載した。なお、この際に使用した記録ヘッドの吐出体積は約2pLである。次に、インクカートリッジを搭載させたそれぞれのインクジェット記録装置を、温度30℃、相対湿度10%(高温低湿)の環境下で5時間以上吐出を行わないで放置した後、同じ環境下でインクを吐出させた。そして、吐出を5秒間休止させた後、記録ヘッドの回復動作などを行わないまま、インクを吐出し、記録媒体(商品名:HR−101;キヤノン製)に縦罫線を記録した。得られた記録物を目視で確認することで、間欠吐出安定性(高温低湿の環境下)の評価を行った。間欠吐出安定性(高温低湿の環境下)の評価基準は以下の通りである。評価結果を表4に示す。本発明においては、下記の評価基準でA及びBが十分な性能を有するレベルであり、Aが優れているレベル、Cが許容できないレベルである。
A:目視では確認できないが、10倍のルーペを用いて観察すると確認できる程度の乱れがある。
B:目視で確認できる程度の乱れが若干ある。
C:縦罫線に不吐出や乱れがはっきりと確認され、正常に記録できない。
上記で得られた各インクを、それぞれ、別々に用意したシャーレに7gずつ入れ、温度30℃、相対湿度10%の環境下において、質量変化がなくなるまで放置した。その後、シャーレ中のインクの様子を、それぞれ、目視で確認することにより、インクの安定性の評価を行った。インクの安定性の評価基準は以下の通りである。評価結果を表4に示す。本発明においては、下記の評価基準でA及びBが十分な性能を有するレベルであり、Aが優れているレベル、Cが許容できないレベルである。
A:インクに流動性がある。
B:析出物が若干存在するが、インクに流動性がある。
C:インクに流動性がない。
Claims (8)
- 少なくとも、色材及び水溶性有機溶剤を含有するインクジェット用インクであって、
前記色材の含有量が、インク全質量を基準として、7.0質量%未満であり、
前記水溶性有機溶剤が、少なくとも、グリセリン、及び、主鎖の両末端に水酸基を有する分岐アルカンジオールを含み、
前記グリセリンの含有量Cが、インク全質量を基準として、6.0質量%以上12.0質量%以下であり、
前記主鎖の両末端に水酸基を有する分岐アルカンジオールの含有量Aが、インク全質量を基準として、4.0質量%以上11.0質量%以下であり、
前記主鎖の両末端に水酸基を有する分岐アルカンジオールの含有量A、及び、インク全質量を基準とした前記水溶性有機溶剤の含有量の合計Bが、0.30≦A/B≦0.50の関係を満たすことを特徴とするインクジェット用インク。 - 前記水溶性有機溶剤の含有量の合計Bが、インク全質量を基準として、14.0質量%以上35.0質量%以下である請求項1に記載のインクジェット用インク。
- 前記主鎖の両末端に水酸基を有する分岐アルカンジオールの炭素原子の総数が、5以上9以下である請求項1又は2に記載のインクジェット用インク。
- 前記主鎖の両末端に水酸基を有する分岐アルカンジオールが、3−メチル−1,5−ペンタンジオールである請求項1乃至3のいずれか1項に記載のインクジェット用インク。
- インクをインクジェット方式で吐出して記録媒体に記録を行うインクジェット記録方法であって、前記インクが、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のインクジェット用インクであることを特徴とするインクジェット記録方法。
- インクを収容するインク収容部を備えたインクカートリッジであって、前記インクが、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のインクジェット用インクであることを特徴とするインクカートリッジ。
- インクを収容するインク収容部と、インクを吐出するための記録ヘッドとを備えた記録ユニットであって、前記インクが、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のインクジェット用インクであることを特徴とする記録ユニット。
- インクを収容するインク収容部と、インクを吐出するための記録ヘッドとを備えたインクジェット記録装置であって、前記インクが、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のインクジェット用インクであることを特徴とするインクジェット記録装置。
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