JP4859256B2 - インクジェット用インク、インクジェット記録方法、インクカートリッジ、記録ユニット、及びインクジェット記録装置 - Google Patents
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- C09D11/328—Inkjet printing inks characterised by colouring agents characterised by dyes
Description
(一般式(I)中、[A]は5員複素環基であり、[B]及び[C]は、CR1及びCR2であるか、又は、一方が窒素原子で他方がCR1であり、R5及びR6はそれぞれ独立に、水素原子又は下記に挙げる群から選ばれるいずれかの置換基である。該置換基の群は、脂肪族基、芳香族基、複素環基、アシル基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、カルバモイル基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、及びスルファモイル基からなり、該置換基の水素原子は置換されていてもよい。また、式中の[D]、並びに、[B]及び[C]の一部を構成し得る上記のR1及びR2は、それぞれ独立に、水素原子又は下記に挙げる群から選ばれるいずれかの置換基である。該置換基の群は、ハロゲン原子、脂肪族基、芳香族基、複素環基、シアノ基、カルボキシ基、カルバモイル基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、複素環オキシカルボニル基、アシル基、ヒドロキシ基、アルコキシ基、アリールオキシ基、複素環オキシ基、シリルオキシ基、アシルオキシ基、カルバモイルオキシ基、アルコキシカルボニルオキシ基、アリールオキシカルボニルオキシ基、アミノ基、アシルアミノ基、ウレイド基、スルファモイルアミノ基、アルコキシカルボニルアミノ基、アリールオキシカルボニルアミノ基、アルキルスルホニルアミノ基、アリールスルホニルアミノ基、複素環スルホニルアミノ基、ニトロ基、アルキルチオ基、アリールチオ基、複素環チオ基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、複素環スルホニル基、アルキルスルフィニル基、アリールスルフィニル基、複素環スルフィニル基、スルファモイル基、及びスルホン酸基からなり、該置換基の水素原子は置換されていてもよく、R1及びR5、又はR5及びR6が結合して、5員環又は6員環を形成してもよい。)
(一般式(II)中、−[E]−は、−S−、−S(=O)−、又は−S(=O)2−であり、Rx及びRyは、それぞれ独立に、水素原子、ヒドロキシ基、アルキル基、ヒドロキシアルキル基、アルケニル基、アシル基、カルバモイル基、カルボキシ基、及びスルホニル基のいずれかである。ただし、Rx及びRyが同時に水素原子及び/又はヒドロキシ基となることはない。)
(一般式(III)中、R z はそれぞれ独立に、水素原子、アルキル基、ヒドロキシアルキル基、シクロヘキシル基、又はモノ若しくはジアルキルアミノアルキル基であり、Mはそれぞれ独立に、水素原子、アルカリ金属、アンモニウム、及び有機アンモニウムのいずれかであり、[F]は連結基である。)
以下、本発明にかかるインクジェット用インク(以下、単にインクと呼ぶこともある)を構成する成分や、インクの物性などについて詳細に述べる。
本発明者らの検討の結果、特定のアゾ系染料と特定の化合物とを併用するという構成のインクにより、該インクを用いて記録した画像は優れた耐光性を有し、さらにインクの耐固着性や間欠吐出安定性にも優れるという知見を得た。本発明はかかる知見に基づいてなされたものであり、その特徴の一つは、アゾ系の染料及び特定の化合物を併用することにある。
本発明のインクは、色材として下記一般式(I)の化合物を含有することが必要である。
上述の通り、本発明者らは、上記一般式(I)の化合物を含有するインクを用いて記録した画像の耐光性をさらに向上させるために、インクの処方について様々な検討を行った。具体的には、画像の堅牢性を向上できることが従来から知られている化合物などを用いることによって、上記一般式(I)の化合物を含有するインクを用いて記録した画像の堅牢性を向上させることについての検討を行った。しかし、このような化合物を上記一般式(I)の化合物と併用した場合には、インクの耐固着性や間欠吐出安定性が低下するという別の課題が発生することがわかった。
本発明者らは、上記一般式(I)の化合物を含有するインクを用いて記録した画像の耐光性とインクの信頼性とを、より高いレベルで両立させるためのさらなる検討を行った。その結果、前記した一般式(I)の化合物に併用させる化合物として、上記一般式(II)の化合物に加えてグリセリンを用いることで、これらの性能をより高いレベルで達成でき、さらには固着回復性がより向上することを見出した。より具体的には、グリセリンを併用する場合に、インク中のグリセリンの含有量(質量%)を、インク全質量を基準として、1.0質量%以上20.0質量%以下となるようにすることが好ましい。グリセリンの含有量が1.0質量%未満であると、耐固着性を向上する効果が十分に得られない場合があり、また、20.0質量%を超えると間欠吐出安定性を向上する効果が十分に得られない場合がある。
本発明のインクは色材として、先に説明した一般式(I)の化合物を含有してなるが、本発明者らの検討によれば、この色材に加えて、下記に説明するような化合物を併用することで、マゼンタインクとしてより好ましい色調の画像を得ることができるようになる。具体的には、アントラピリドン系染料である下記一般式(III)で表される化合物を、後述する特定の質量比率で併用することにより、マゼンタインクとしてより好ましい色調の画像が得られるインクとできる。
一般式(I)の化合物は黄味のマゼンタの色調を有し、かつ、画像の光学濃度が高いという特性を有する。一方で、一般式(III)の化合物は青味のマゼンタの色調を有し、かつ、画像の光学濃度が低いという特性を有する。本発明においては、前記したような特性を有する一般式(I)の化合物と一般式(III)の化合物とを特定の質量比率で組み合わせて用いることで、好ましいマゼンタの色調を得ることができる。
a*≧0、b*≧0(第一象現)では、H°=tan-1(b*/a*)
a*≦0、b*≧0(第二象現)では、H°=180+tan-1(b*/a*)
a*≦0、b*≦0(第三象現)では、H°=180+tan-1(b*/a*)
a*≧0、b*≦0(第四象現)では、H°=360+tan-1(b*/a*)
本発明においては、インク中の一般式(I)の化合物の含有量(質量%)は、インク全質量を基準として、0.1質量%以上10.0質量%以下、さらには0.5質量%以上2.0質量%以下であることが好ましい。また、上述した通り、色材として一般式(I)の化合物及び一般式(III)の化合物を併用した場合に、より優れた効果を得ることができる。そのためには、これらの化合物の含有量(質量%)の合計が、インク全質量を基準として、4.0質量%以上10.0質量%以下の範囲とすることが好ましい。これに対し、インク中における色材の含有量の合計が4.0質量%未満であると、画像濃度を十分に得ることができない場合があり、一方、含有量の合計が15.0質量%を超えると、耐固着性が十分に得られない場合がある。なお、インク中の一般式(III)の化合物の含有量(質量%)は、インク全質量を基準として、2.5質量%以上10.0質量%以下であることが好ましい。
本発明で用いる色材がインク中に含まれているか否かの検証には、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)を用いた下記(1)〜(3)の検証方法が適用できる。
(1)ピークの保持時間
(2)(1)のピークについての極大吸収波長
(3)(1)のピークについてのマススペクトルのM/Z(posi)、M/Z(nega)
・カラム:SunFire C18(日本ウォーターズ製)2.1mm×150mm
・カラム温度:40℃
・流速:0.2mL/min
・PDA:200nm〜700nm
・移動相及びグラジエント条件:表1
・イオン化法
・ESI
キャピラリ電圧:3.5kV
脱溶媒ガス:300℃
イオン源温度:120℃
・検出器
posi:40V 200〜1500amu/0.9sec
nega:40V 200〜1500amu/0.9sec
本発明のインクには、水、又は水及び水溶性有機溶剤の混合溶媒である水性媒体を用いることができる。水は、脱イオン水(イオン交換水)を用いることが好ましい。インク中の水の含有量(質量%)は、インク全質量を基準として、10.0質量%以上90.0質量%以下であることが好ましい。
本発明のインクは、上記した成分以外にも必要に応じて、トリメチロールプロパン、トリメチロールエタンなどの多価アルコール類や、尿素、エチレン尿素などの尿素誘導体などの、常温で固体の水溶性有機化合物を含有してもよい。さらに、本発明のインクは必要に応じて、界面活性剤、pH調整剤、防錆剤、防腐剤、防黴剤、酸化防止剤、還元防止剤、蒸発促進剤、キレート化剤、及び水溶性ポリマーなど、種々の添加剤を含有してもよい。
また、フルカラーの画像などを記録するために、本発明のインクを、本発明のインクとは別の色調を有するインクと組み合わせて用いることができる。本発明のインクは、例えば、ブラックインク、シアンインク、マゼンタインク、イエローインク、レッドインク、グリーンインク、及びブルーインクなどから選ばれる少なくともいずれか1種のインクと共に用いることが好ましい。また、これらのインクと実質的に同じ色調を有する、所謂淡インクをさらに組み合わせて用いることもできる。これらのインク又は淡インクの色材は、公知の染料であっても、新規に合成された色材であっても用いることができる。
本発明のインクジェット記録方法は、インクをインクジェット方式で吐出して記録を行うインクジェット記録方法であって、該インクが、上記で説明した本発明のインクジェット用インクであることを特徴とする。本発明のインクジェット記録方法は、インクに力学的エネルギーを作用することによりインクを吐出する記録方法や、インクに熱エネルギーを作用することによりインクを吐出する記録方法などに適用できる。特に、本発明は、熱エネルギーを利用するインクジェット記録方法を適用することが好ましい。
本発明のインクカートリッジは、インクを収容してなるインク収容部を備えたインクカートリッジであって、収容されているインクが、上記で説明した本発明のインクジェット用インクであることを特徴とする。
本発明の記録ユニットは、インクを収容してなるインク収容部と、インクを吐出するための記録ヘッドとを備えた記録ユニットであって、収容されているインクが、上記で説明した本発明のインクジェット用インクであることを特徴とする。本発明の記録ユニットの好適なものとしては、特に、前記記録ヘッドが、記録信号に対応した熱エネルギーをインクに作用することによりインクを吐出する方式であるものを挙げることができる。さらに、本発明においては、金属及び/又は金属酸化物を含有する発熱部接液面を有する記録ヘッドである場合に、より好ましい効果が得られる。前記発熱部接液面を構成する金属及び/又は金属酸化物の具体例としては、例えば、Ta、Zr、Ti、Ni、若しくはAlなどの金属、又はこれらの金属の酸化物などが挙げられる。
本発明のインクジェット記録装置は、インクを収容してなるインク収容部と、インクを吐出するための記録ヘッドとを備えたインクジェット記録装置であって、収容されているインクが、上記で説明した本発明のインクジェット用インクであることを特徴とする。本発明のインクジェット記録装置の好適なものとしては、特に、前記記録ヘッドが、記録信号に対応した熱エネルギーをインクに作用することによりインクを吐出する方式であるものを挙げることができる。
ヘッドカートリッジH1000の構成について説明する。ヘッドカートリッジH1000は、記録ヘッドH1001と、インクカートリッジH1900を搭載する手段、及びインクカートリッジH1900から記録ヘッドにインクを供給する手段を有しており、キャリッジM4000に対して着脱可能に搭載される。
(例示化合物I−46の合成)
例示化合物I−46としては、特許文献1(特開2006−143989号公報)の実施例1に記載の方法で合成された染料(リチウム塩型)を用いた。
(A)キシレン360部中に、下記式(1)の化合物94.8部、炭酸ナトリウム3.0部、ベンゾイル酢酸エチルエステル144.0部を撹拌下で順次添加し、液体の温度を140〜150℃に昇温して8時間反応させた。その間、反応で生成したエタノール及び水をキシレンと共沸させながら系外へ留出して、反応を完結した。反応液を温度30℃に冷却し、メタノール240部を添加して30分撹拌した。その後、析出した固体を濾取した。得られた固体をメタノール360部で洗浄した後、乾燥して、下記式(2)の化合物124.8部を淡黄色針状結晶として得た。
上記で得られた色材である例示化合物I−46、及びIII−1、及びC.I.ダイレクトレッド227、C.I.ダイレクトレッド52、C.I.ダイレクトブルー199、C.I.アシッドイエロー23を用い、下記のようにしてインクをそれぞれ調製した。先ず、下記表3及び4の上段に示した各成分をそれぞれ混合して、十分撹拌した。その後、ポアサイズ0.2μmのフィルターにて加圧ろ過を行い、実施例、比較例、及び参考例の各インクを調製した。なお、表3及び4の下段には、各インクの主特性を併せて示した。
(1)色調
上記で得られた各インクをそれぞれ、熱エネルギーを利用したインクジェット記録装置(商品名:PIXUS iP8600;キヤノン製)に搭載した。記録条件は、温度23℃、相対湿度55%、記録密度2,400dpi×1,200dpi、吐出量2.5pLとした。記録媒体(商品名:PR−101;キヤノン製)に記録デューティを0%から100%まで10%刻みで変化させた画像を記録して、画像を温度23℃、相対湿度55%で24時間自然乾燥した。このようにして得られた記録物における記録デューティが100%の画像の部分について、CIE(国際照明委員会)により規定されたL*a*b*表示系におけるa*及びb*を測定して、色調の評価を行った。なお、a*及びb*は、分光光度計(Spectorolino;Gretag Macbeth製)を用いて、光源:D50、視野:2°の条件で測定した。得られたa*及びb*の値から、下記式(A)に基づいて色相角(H°)をそれぞれ算出して、色調(色相角)の評価を行った。色調(色相角)の評価基準は以下の通りである。評価結果を表5に示した。本発明においては、下記の評価基準でBが好ましいマゼンタの色調を有するインク、Aが特に好ましいマゼンタの色調を有するインクであり、Cがマゼンタの色調として許容できないインクであるとしている。
式(A)
a*≧0、b*≧0(第一象現)では、H°=tan-1(b*/a*)
a*≦0、b*≧0(第二象現)では、H°=180+tan-1(b*/a*)
a*≦0、b*≦0(第三象現)では、H°=180+tan-1(b*/a*)
a*≧0、b*≦0(第四象現)では、H°=360+tan-1(b*/a*)
A:H°が0以上5以下。
B:H°が5を超えて50以下、又は、350以上360未満。
C:H°が50を超えて350未満。
上記で得られた各インクをそれぞれ、熱エネルギーを利用したインクジェット記録装置(商品名:PIXUS iP8600;キヤノン製)に搭載した。記録条件を、温度23℃、相対湿度55%、記録密度2,400dpi×1,200dpi、吐出量2.5pLとした。記録媒体(商品名:PR−101;キヤノン製)に記録デューティを0%から100%まで10%刻みで変化させた画像を形成して、画像を温度23℃、相対湿度55%で24時間自然乾燥した。このようにして得られた記録物における記録デューティが100%の画像の部分について光学濃度を測定した(「試験前の光学濃度」とする)。さらに、この記録物に、スーパーキセノン試験機(商品名:SX−75;スガ試験機製)を用いて、照射強度100キロルクス、槽内温度24℃、相対湿度60%で168時間曝露した。その後、記録物の画像における記録デューティ100%の部分の部分について光学濃度を測定した(「試験後の光学濃度」とする)。なお、光学濃度は、分光光度計(Spectorolino;Gretag Macbeth製)を用いて、光源:D50、視野:2°の条件で測定した。得られた試験前の光学濃度及び試験後の光学濃度の各値から、下記式に基づいて光学濃度の残存率を算出して、耐光性の評価を行った。耐光性の評価基準は以下の通りである。評価結果を表5に示した。本発明においては、下記の評価基準でBが許容できるレベル、Aが優れているレベルであり、Cが耐光性試験後における画像の褪色の度合いが大きく、許容できないレベルであるとしている。
A:光学濃度の残存率が80%以上。
B:光学濃度の残存率が70%以上、80%未満。
C:光学濃度の残存率が70%未満。
上記で得られた各インクをそれぞれ、熱エネルギーを利用したインクジェット記録装置(商品名:PIXUS iP8600;キヤノン製)に搭載した。このインクジェット記録装置を、温度15℃、湿度10%RHの環境で5時間以上放置した後、同様の環境において、所定のノズルからインクを吐出させた。その後、一定時間前記所定のノズルを使用せず、再度前記所定のノズルからインクを吐出させ、記録媒体(商品名:HR−101;キヤノン製)に記録を行った。このようにして得られた画像を目視で確認して、間欠吐出安定性の評価を行った。間欠吐出安定性の評価基準は以下の通りである。評価結果を表5に示した。本発明においては、下記の評価基準でC以上である場合を間欠吐出安定性が十分であるもの、Bである場合を間欠吐出安定性が優れているもの、Aである場合を間欠吐出安定性が特に優れているもの、Dが許容できないレベルとしている。
A:5秒間ノズルを使用しなかった後でも、正常に記録できた。
B:3秒間ノズルを使用しなかった後でも、正常に記録できた。
C:3秒間ノズルを使用しなかった後に若干の記録品位の低下があったが、問題のないレベルであった。
D:3秒間ノズルを使用しなかった後に、不吐出又は記録の乱れがあった。
上記で得られた各インクをそれぞれ、熱エネルギーを利用したインクジェット記録装置(商品名:PIXUS iP8600;キヤノン製)に搭載した。前記インクジェット記録装置について、予め回復動作(クリーニング)を行った後、PIXUS iP8600のノズルチェックパターンを記録した。その後、キャリッジが動作している途中で電源ケーブルを引き抜くことにより、記録ヘッドにキャッピングが行われていない状態として、この状態のまま、インクジェット記録装置を温度30℃、湿度10%RHの環境で14日間放置した。その後、このインクジェット記録装置を温度25℃の環境に6時間放置して常温に戻した後、インクジェット記録装置を用いて、回復動作をしながら記録を行って、耐固着性の評価を行った。耐固着性の評価基準は以下の通りである。評価結果を表5に示した。本発明においては、下記の評価基準でB以上である場合を耐固着性が十分であるもの、Aである場合を耐固着性が特に優れているもの、Cが許容できないレベルとしている。
A:回復動作を1回乃至2回行うことで、正常に記録できた。
B:回復動作を3回乃至10回行うことで、正常に記録できた。
C:10回以下の回復動作では正常に記録できなかった。
上記で得られた各インクをそれぞれ、熱エネルギーを利用したインクジェット記録装置(商品名:PIXUS iP3100;キヤノン製)に搭載した。記録ヘッドのヒーターに所定数の電気パルスを付与した後に、PIXUS iP3100のノズルチェックパターンを記録して、得られたノズルチェックパターンを目視で確認することにより、記録耐久性の評価を行った。なお、所定数の電気パルスを付与した後に得られるノズルチェックパターンが正常に記録されていれば、ヒーターの断線が発生していないことになる。ヒーター耐久性の評価基準は以下の通りである。評価結果を表5に示した。本発明においては、下記の評価基準でB以上である場合を記録耐久性が十分であるもの、Aである場合を記録耐久性が特に優れているもの、Cが許容できないレベルとしている。
A:2.0×108パルスを付与しても、ヒーターの断線が発生しなかった。
B:1.5×108パルス以上2.0×108パルス以下でヒーターの断線が発生した。
C:1.5×108パルス未満でヒーターの断線が発生した。
M2060:給紙トレイ
M2080:給紙ローラ
M3000:ピンチローラホルダ
M3030:ペーパーガイドフラッパー
M3040:プラテン
M3060:搬送ローラ
M3070:ピンチローラ
M3110:排紙ローラ
M3120:拍車
M3160:排紙トレイ
M4000:キャリッジ
M5000:ポンプ
M5010:キャップ
M7030:アクセスカバー
E0002:LFモータ
E0014:電気基板
H1000:ヘッドカートリッジ
H1001:記録ヘッド
H1100:第1の記録素子基板
H1101:第2の記録素子基板
H1200:第1のプレート
H1201:インク供給口
H1300:電気配線基板
H1301:外部信号入力端子
H1400:第2のプレート
H1500:タンクホルダー(カートリッジホルダー)
H1501:インク流路
H1600:流路形成部材
H1700:フィルター
H1800:シールゴム
H1900:インクカートリッジ
H2000:イエローノズル列
H2100:マゼンタノズル列
H2200:シアンノズル列
H2300:淡シアンノズル列
H2400:ブラックノズル列
H2500:グリーンノズル列
H2600:淡マゼンタノズル列
Claims (11)
- 少なくとも下記一般式(I)で表される化合物、下記一般式(II)で表される化合物、及び下記一般式(III)で表される化合物を含有し、
インク全質量を基準とした、下記一般式(III)で表される化合物の含有量(質量%)が、前記一般式(I)で表される化合物の含有量(質量%)に対して、質量比率で、2.5以上10.0以下であることを特徴とするインクジェット用インク。
(一般式(I)中、[A]は5員複素環基であり、[B]及び[C]は、CR1及びCR2であるか、又は、一方が窒素原子で他方がCR1であり、R5及びR6はそれぞれ独立に、水素原子又は下記に挙げる群から選ばれるいずれかの置換基である。該置換基の群は、脂肪族基、芳香族基、複素環基、アシル基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、カルバモイル基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、及びスルファモイル基からなり、該置換基の水素原子は置換されていてもよい。また、式中の[D]、並びに、[B]及び[C]の一部を構成し得る上記のR1及びR2は、それぞれ独立に、水素原子又は下記に挙げる群から選ばれるいずれかの置換基である。該置換基の群は、ハロゲン原子、脂肪族基、芳香族基、複素環基、シアノ基、カルボキシ基、カルバモイル基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、複素環オキシカルボニル基、アシル基、ヒドロキシ基、アルコキシ基、アリールオキシ基、複素環オキシ基、シリルオキシ基、アシルオキシ基、カルバモイルオキシ基、アルコキシカルボニルオキシ基、アリールオキシカルボニルオキシ基、アミノ基、アシルアミノ基、ウレイド基、スルファモイルアミノ基、アルコキシカルボニルアミノ基、アリールオキシカルボニルアミノ基、アルキルスルホニルアミノ基、アリールスルホニルアミノ基、複素環スルホニルアミノ基、ニトロ基、アルキルチオ基、アリールチオ基、複素環チオ基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、複素環スルホニル基、アルキルスルフィニル基、アリールスルフィニル基、複素環スルフィニル基、スルファモイル基、及びスルホン酸基からなり、該置換基の水素原子は置換されていてもよく、R1及びR5、又はR5及びR6が結合して、5員環又は6員環を形成してもよい。)
(一般式(II)中、−[E]−は、−S−、−S(=O)−、又は−S(=O)2−であり、Rx及びRyは、それぞれ独立に、水素原子、ヒドロキシ基、アルキル基、ヒドロキシアルキル基、アルケニル基、アシル基、カルバモイル基、カルボキシ基、及びスルホニル基のいずれかである。ただし、Rx及びRyが同時に水素原子及び/又はヒドロキシ基となることはない。)
(一般式(III)中、R z はそれぞれ独立に、水素原子、アルキル基、ヒドロキシアルキル基、シクロヘキシル基、又はモノ若しくはジアルキルアミノアルキル基であり、Mはそれぞれ独立に、水素原子、アルカリ金属、アンモニウム、及び有機アンモニウムのいずれかであり、[F]は連結基である。) - インク中の一般式(II)で表される化合物の含有量(質量%)が、インク全質量を基準として1.0質量%以上30.0質量%以下である請求項1に記載のインクジェット用インク。
- 前記一般式(II)で表される化合物が、ビス(2−ヒドロキシエチル)スルホンである請求項1又は2に記載のインクジェット用インク。
- さらにグリセリンを含有してなる請求項1乃至3のいずれか1項に記載のインクジェット用インク。
- インク全質量を基準とした、前記一般式(II)で表される化合物の含有量(質量%)及びグリセリンの含有量(質量%)の合計が、8.0質量%以上23.0質量%以下である請求項4に記載のインクジェット用インク。
- インク全質量を基準とした、前記一般式(II)で表される化合物の含有量(質量%)が、グリセリンの含有量(質量%)に対して、質量比率で、0.40以上5.90以下である請求項4又は5に記載のインクジェット用インク。
- インクをインクジェット方式で吐出して記録を行うインクジェット記録方法であって、前記インクが、請求項1乃至7のいずれか1項に記載のインクジェット用インクであることを特徴とするインクジェット記録方法。
- インクを収容してなるインク収容部を備えたインクカートリッジであって、前記インクが、請求項1乃至7のいずれか1項に記載のインクジェット用インクであることを特徴とするインクカートリッジ。
- インクを収容してなるインク収容部と、インクを吐出するための記録ヘッドとを備えた記録ユニットであって、前記インクが、請求項1乃至7のいずれか1項に記載のインクジェット用インクであることを特徴とする記録ユニット。
- インクを収容してなるインク収容部と、インクを吐出するための記録ヘッドとを備えたインクジェット記録装置であって、前記インクが、請求項1乃至7のいずれか1項に記載のインクジェット用インクであることを特徴とするインクジェット記録装置。
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