JP2009103229A - 自動変速機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 変速機構の入力側に2つのクラッチが配置される自動変速機において、コンパクトに構成され、かつエンジンの高出力化に対応可能とすることを課題とする。
【解決手段】 変速機構30の入力側に入力軸4と該変速機構とを断接する第1、第2クラッチ10、20を備え、両クラッチのドラム12、22を前記入力軸4に連結する構成において、前記両ドラム12、22の内周部にそれぞれ第1、第2連結部材14,24を結合し、第2連結部材24を入力軸にスプライン結合すると共に、両連結部材14、24に設けた筒状部14a,24aを、第1クラッチ10の遠心バランス室18の内周部において、互いにスプライン嵌合することにより連結する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、自動車に搭載される自動変速機、特にその変速機構への動力の伝達を断接する摩擦要素の構造に関し、自動車用変速機の技術分野に属する。
自動車に搭載される自動変速機は、トルクコンバータを介してエンジン出力回転が入力される変速機構の動力伝達経路を複数の摩擦要素の選択的締結によって切り換えることにより、減速比の異なる複数の変速段を達成するように構成されたものであるが、近年、自動車の走行性能の向上や燃費性能の向上等を目的として変速段が多段化される傾向にあり、これに伴い、前記摩擦要素の数も増加することになる。
例えば特許文献1には、前進6段を達成する横置き式の自動変速機として、変速機構の入力側(トルクコンバータ側)に2つのクラッチC1、C2を設け、入力軸の回転をこれらのクラッチの一方または両方を介して変速機構に伝達するように構成したものが開示されている。特に、この自動変速機では、前記クラッチC1、C2を内外に配置することにより、軸方向寸法の短縮が図られている。
特開2007−40540号公報
ところで、前記のように変速機構の入力側に2つのクラッチを設ける場合、これらのクラッチのドラム部材に入力軸からの動力を伝達することになり、その構造として、一方のクラッチのドラム部材を入力軸に連結し、そのドラム部材に他方のクラッチのドラム部材を連結することが考えられ、例えばスプライン嵌合等による両ドラム部材の連結部が設けられる。
一方、この種の自動変速機に備えられるクラッチには、非締結時に油圧室内の残存作動油に作用する遠心力により摩擦板の引き摺り現象が生じることを防止するため、ピストンを挟んだ油圧室の反対側に非加圧状態で作動油が導入される遠心バランス室が設けられる。
したがって、前記のように、変速機機構の入力側に2つのクラッチが設けられる場合、前記特許文献1にも図示されているように、2つのドラム部材の連結部と一方のクラッチのバランス室とが軸方向に並ぶことになり、これが自動変速機全体の軸方寸法の短縮を妨げることになる。特に、前記連結部は、入力軸からの動力を直接伝達する部位であるから、エンジン出力が高出力化されるに従って該連結部の軸方向寸法も長くなり、その結果、自動変速機全体の軸方向寸法の増大を招くことになるのである。
そこで、本発明は、変速機構の入力側に2つのクラッチが設けられる場合に、両クラッチのドラム部材の連結部の所要の軸方向寸法を確保しながら、自動変速機全体の軸方向寸法の増大を抑制することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は次のように構成したことを特徴とする。
まず、本願の請求項1に記載の発明は、変速機構の入力側に、入力軸と該変速機構とを断接する2つのクラッチが設けられ、両クラッチのドラム部材の内側に遠心バランス室がそれぞれ設けられた自動変速機において、一方のクラッチのドラム部材を入力軸に連結すると共に、他方のクラッチの遠心バランス室の内周部に、前記一方のクラッチのドラム部材と他方のクラッチのドラム部材とを連結する連結部を設けたことを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載の自動変速機において、前記2つのクラッチのドラム部材の内周部にそれぞれ連結部材が結合されており、一方の連結部材の内周面が入力軸にスプライン嵌合されていると共に、前記連結部は、両連結部材にそれぞれ設けられた筒状部を互いにスプライン嵌合することによって構成されていることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、前記請求項2に記載の自動変速機において、前記2つのクラッチのトルクコンバータ側に変速機ケースの隔壁が設けられ、該隔壁の中心部に反トルクコンバータ側に延びるボス部が設けられていると共に、前記連結部材のうち、筒状部が内側に嵌合される方の連結部材は、前記隔壁のボス部の外周面に回転自在に嵌合支持されていることと特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、前記請求項3に記載の自動変速機において、前記ボス部と該ボス部に嵌合された連結部材とにまたがって、2つのクラッチの油圧室にそれぞれ油圧を供給する油圧供給通路が形成されていると共に、該ボス部と連結部材との嵌合面における前記両通路の中間に、該連結部材をボス部に回転自在に支持させる軸受部材が設けられていることを特徴とする。
さらに、請求項5に記載の発明は、前記請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の自動変速機において、前記2つの連結部材の筒状部のスプライン嵌合部に、両連結部材の軸方向の相対移動を規制するスナップリングが装着されていることを特徴とする。
そして、請求項6に記載の発明は、前記請求項5に記載の自動変速機において、前記スナップリングは、両筒状部のスプライン嵌合部内で拡径することにより両連結部材の軸方向の相対移動を規制するものであり、かつ、内側に嵌合される筒状部に、前記スナップリングを縮径する工具の挿入口が設けられていることを特徴とする。
以上のように構成したことにより、本願各請求項の発明によれば、次の効果が得られる。
まず、請求項1に記載の発明によれば、変速機構の入力側に、入力軸と該変速機構とを断接する2つのクラッチが設けられる自動変速機において、入力軸からの動力を両クラッチのドラム部材に伝達するために両クラッチのドラム部材を連結する場合に、その連結部を一方のクラッチの遠心バランス室の内周部に設けたので、該連結部と遠心バランス室とが軸方向にオーバーラップすることになる。したがって、これらを軸方向の異なる位置に設ける場合に比べて、自動変速機全体の軸方向寸法が短縮されることになる。
また、前記連結部は、遠心バランス室とオーバーラップしているので、伝達する動力の大きさに応じて所要の長さに設定しても、自動変速機全体の軸方向寸法を増大させることがなく、したがって、該自動変速機をコンパクトに構成しながら高出力化に対応することが可能となる。
また、請求項2に記載の発明によれば、一方のドラム部材の内周部に結合された連結部材の筒状部と、他方のドラム部材の内周部に結合された連結部材の筒状部とをスプライン嵌合することにより、両クラッチのドラム部材の連結部が構成され、かつ、一方の連結部材は同じくスプライン嵌合によって入力軸に連結されることにより、該入力軸からの動力が、これらのスプライン嵌合部を介して、一方のクラッチのドラム部材及び他方のクラッチのドラム部材に確実に伝達されることになる。
また、請求項3に記載の発明によれば、スプライン嵌合による連結部を構成する前記連結部材のうち、筒状部が内側に嵌合される方の連結部材は、変速機ケースの隔壁の中心部に設けられたボス部の外周面に回転自在に嵌合支持されるので、該連結部材ないし両クラッチのドラム部材が強固に支持され、これらのクラッチが円滑に動作することになる。
特に、請求項4に記載の発明によれば、前記ボス部と該ボス部に嵌合された連結部材とにまたがって、2つのクラッチの油圧室への油圧供給通路が形成される場合に、該ボス部と連結部材との嵌合面における両通路の中間に軸受部材が設けられるので、例えば該嵌合面に作動油のリークを防止するためのシールリングが装着される場合にも連結部材の支持が不安定になることがなく、該ボス部による強固な支持が維持されることになる。しかも、2つの通路の中間に1つの軸受部材を設けただけなので、該軸受部材を設けることによる軸方向寸法の増大が回避される。
さらに、請求項5に記載の発明によれば、2つの連結部材の軸方向の相対移動を規制するスナップリングを、両連結部材の筒状部のスプライン嵌合部に装着したので、該スナップリングをスプライン嵌合部と軸方向の異なる位置に設ける場合のように、軸方向寸法の増大を招くことがない。
そして、請求項6に記載の発明によれば、前記スナップリングとして、拡径することにより両連結部材の軸方向の相対移動を規制するものが用いられる場合に、内側に嵌合される筒状部に、前記スナップリングを縮径する工具の挿入口を設けたので、両連結部材ないし2つのクラッチのドラム部材が結合された状態で前記スナップリングを縮径させることが可能となり、これにより両連結部材の軸方向の相対移動の規制が解除され、2つのドラム部材を軸方向に分離することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明の実施の形態に係る自動変速機の構成を示す骨子図であって、この自動変速機1は、フロントエンジンフロントドライブ車等のエンジン横置き式自動車に適用されるもので、主たる構成要素として、エンジン出力軸2に取り付けられたトルクコンバータ3と、該トルクコンバータ3からの動力が入力軸4を介して入力される第1クラッチ10及び第2クラッチ20と、これらのクラッチ10、20の一方または両方から動力が入力される変速機構30とを有し、これらが入力軸4の軸心上に配置された状態で、変速機ケース5に収納されている。
ここで、変速機ケース5は、外周囲を構成する本体部5aと、前記トルクコンバータ3を介してエンジンにより駆動されるオイルポンプ6が収納されたフロント(トルクコンバータ側)壁5bと、本体部5aのリヤ側(反トルクコンバータ側)の端部の開口を閉塞するエンドカバー5cと、本体部5aの中間部に設けられた中間壁5dとで構成されている。
そして、前記第1、第2クラッチ10、20は、フロント壁5bと中間壁5dとの間に、変速機構30は、中間壁5dとエンドカバー5cとの間にそれぞれ収納されていると共に、前記第1、第2クラッチ10、20と中間壁5dとの間に、変速機構30からの動力を取り出す出力ギヤ7が配置され、該出力ギヤ7から取り出された動力が、カウンタドライブ機構8を介して差動装置9に伝達され、左右の車軸9a、9bを駆動するようになっている。
前記トルクコンバータ3は、エンジン出力軸2に連結されたケース3aと、該ケース3a内に固設されたポンプ3bと、該ポンプ3bに対向配置されて該ポンプ3bにより作動油を介して駆動されるタービン3cと、該ポンプ3bとタービン3cとの間に介設され、かつ、前記変速機ケース5にワンウェイクラッチ3dを介して支持されてトルク増大作用を行うステータ3eと、前記ケース3aとタービン3cとの間に設けられ、該ケース3aを介してエンジン出力軸2とタービン3cとを直結するロックアップクラッチ3fとで構成されている。そして、タービン3cの回転が前記入力軸4を介して前記第1、第2クラッチ10、20や変速機構30側に伝達されるようになっている。
前記変速機構30は、第1、第2、第3プラネタリギヤセット(以下、単に「第1、第2、第3ギヤセット」という)40、50、60を有し、これらが変速機ケース5内における前記中間壁5dとエンドカバー5cとの間に、フロント側からこの順序で配置されている。
また、摩擦要素として、前記第1、第2クラッチ10、20の他に、変速機構30を構成する第1ブレーキ70、第2ブレーキ80及び第3ブレーキ90が備えられ、フロント側からこの順序で配置されている。また、第1ブレーキ70に並列にワンウェイクラッチ100が配置されている。
前記第1、第2、第3ギヤセット40、50、60は、いずれもシングルピニオン型のプラネタリギヤセットであって、サンギヤ41、51、61と、これらのサンギヤ41、51、61にそれぞれ噛み合った各複数のピニオン42、52、62と、これらのピニオン42、52、62をそれぞれ支持するキャリヤ43、53、63と、ピニオン42、52、62にそれぞれ噛み合ったリングギヤ44、54、64とで構成されている。
そして、前記入力軸4が第3ギヤセット60のサンギヤ61に連結されていると共に、第1ギヤセット40のサンギヤ41と第2ギヤセット50のサンギヤ51、第1ギヤセット40のリングギヤ44と第2ギヤセット50のキャリヤ53、第2ギヤセット50のリングギヤ54と第3ギヤセット60のキャリヤ63が、それぞれ連結されている。そして、第1ギヤセット40のキャリヤ43に前記出力ギヤ7が連結されている。
また、第1ギヤセット40のサンギヤ41及び第2ギヤセット50のサンギヤ51は、前記第1クラッチ10の出力部材11に連結され、該第1クラッチ10を介して入力軸4に断接可能に連結されている。また、第2ギヤセット50のキャリヤ53は、前記第2クラッチ20の出力部材21に連結され、該第2クラッチ20を介して入力軸4に断接可能に連結されている。
さらに、第1ギヤセット40のリングギヤ44及び第2ギヤセット50のキャリヤ53は、並列に配置された前記第1ブレーキ70及びワンウェイクラッチ100を介して変速機ケース5に断接可能に連結されており、第2ギヤセット50のリングギヤ54及び第3ギヤセット60のキャリヤ63は、前記第2ブレーキ80を介して変速機ケース5に断接可能に連結されており、さらに、第3ギヤセット60のリングギヤ64は、前記第3ブレーキ90を介して変速機ケース5に断接可能に連結されている。
以上の構成により、この自動変速機1によれば、第1、第2クラッチ10、20及び第1、第2、第3ブレーキ70、80、90の締結状態の組み合わせにより、前進6速と後退速とが得られるようになっており、その組み合わせと変速段の関係を図2の締結表に示す。
即ち、1速では、第1クラッチ10と第1ブレーキ70とが締結され、入力軸4の回転は、第1ギヤセット40のサンギヤ41に入力され、該第1ギヤセット40により大きな減速比で減速されて該第1ギヤセット40のキャリヤ43から出力ギヤ7に出力される。なお、第1ブレーキ70はエンジンブレーキを作動させる1速でのみ締結され、エンジンブレーキを作動させない1速では、ワンウェイクラッチ100がロックすることにより1速を形成する。
2速では、第1クラッチ10と第2ブレーキ80とが締結され、入力軸4の回転は、第1ギヤセット40のサンギヤ41に入力されると同時に、第2ギヤセット50を介して該第1ギヤセット40のリングギヤ44にも入力され、入力軸4の回転は前記1速よりも小さな減速比で減速されて、第1ギヤセット40のキャリヤ43から出力ギヤ7に出力される。
3速では、第1クラッチ10と第3ブレーキ90とが締結され、入力軸4の回転は、第1ギヤセット40のサンギヤ41に入力されると同時に、第3ギヤセット60及び第2ギヤセット50を介して該第1ギヤセット40のリングギヤ44にも入力され、入力軸4の回転は前記2速よりもさらに小さな減速比で減速されて、第1ギヤセット40のキャリヤ43から出力ギヤ7に出力される。
4速では、第1クラッチ10と第2クラッチ20とが締結され、入力軸4の回転は、第1ギヤセット40のサンギヤ41に入力されると同時に、第2ギヤセット50を経由してそのまま第1ギヤセット40のリングギヤ44にも入力される。これにより、第1ギヤセット40の全体が入力軸4と一体的に回転し、キャリヤ43から減速比1の回転が出力ギヤ7に出力される。
5速では、第2クラッチ20と第3ブレーキ90とが締結され、入力軸4の回転は、第2ギヤセット50を経由してそのまま第1ギヤセット40のリングギヤ44に入力されると同時に、第3ギヤセット60及び第2ギヤセット50を介して該第1ギヤセット40のサンギヤ41にも入力され、入力軸4の回転は増速されて、第1ギヤセット40のキャリヤ43から出力ギヤ7に出力される。
6速では、第2クラッチ20と第2ブレーキ80とが締結され、入力軸4の回転は、第2ギヤセット50を経由してそのまま第1ギヤセット40のリングギヤ44に入力されると同時に、第2ギヤセット50を介して該第1ギヤセット40のサンギヤ41にも入力され、入力軸4の回転は、前記5速よりも大きな増速比で増速されて、第1ギヤセット40のキャリヤ43から出力ギヤ7に出力される。
そして、後退速では、第1ブレーキ70と第3ブレーキ90とが締結され、入力軸4の回転は、第3ギヤセット60及び第2ギヤセット50を介して第1ギヤセット40のサンギヤ41に入力される。このとき、第2ギヤセット50において回転方向が逆転されることにより、第1ギヤセット40のキャリヤ43から出力ギヤ7に入力軸4の回転方向と反対方向の回転が出力される。
以上のように、この実施の形態によれば、入力側に配置された2つのクラッチ10、20と、3つのシングルピニオン型プラネタリギヤセット40、50、60、及び3つのブレーキ70、80、90で構成された変速機構30とにより、前進6速及び後退速が可能な自動変速機が実現される。
次に、本発明の特徴部である第1、第2クラッチ10、20及びその周辺の具体的構成について説明する。
図3に示すように、変速機ケース5のフロント壁5bは、オイルポンプ6を収納したポンプハウジング111とポンプカバー112とで構成され、これらの中心部をトルクコンバータ3から延びる入力軸4が貫通している。そして、このフロント壁5bと中間壁5dとの間の空間に、入力軸4を中心として、第1、第2クラッチ10、20と、出力ギヤ7とが配置されている。
前記第1クラッチ10は、締結時に変速機構30側に動力を伝達するハブ(図1の出力部材)11と、その外側に配置されたドラム12とを有し、該ハブ11とドラム12との間に複数の摩擦板13…13が配設されて、該ハブ11とドラム12とに交互に係合されている。
前記ドラム12はリヤ側が開口されていると共に、内周部に連結部材(以下、「第1連結部材」という)14が結合されている。そして、該ドラム12の内側に前記摩擦板13…13を締結させるピストン15が収納されていると共に、該ピストン15とドラム12との間に、油圧の供給時にピストン15を締結方向(リヤ側)に作動させる油圧室16が設けられている。
また、前記第2クラッチ20は、第1クラッチ10に対して軸方向のリヤ側にややオフセットした位置で、該第1クラッチ10の内側に配置されている。この第2クラッチ20も、締結時に変速機構30側に動力を伝達するハブ(図1の出力部材)21と、その外側に配置されたドラム22とを有し、該ハブ21とドラム22との間に複数の摩擦板23…23が配設されて、該ハブ21とドラム22とに交互に係合されている。
そして、この第2クラッチ20のドラム22もリヤ側が開口されていると共に、内周部に連結部材(以下、「第2連結部材」という)24が結合されている。また、該ドラム22の内側に前記摩擦板23…23を締結させるピストン25が収納されていると共に、該ピストン25とドラム22及びその内側に結合された第2連結部材24との間に、油圧の供給時にピストン25を締結方向(リヤ側)に作動させる油圧室26が設けられている。
さらに、前記第1クラッチ10におけるピストン15の反油圧室側(リヤ側)には、第2クラッチ20のドラム22の背部に取り付けられたシールプレート17が備えられ、該シールプレート17とピストン15との間に、第1クラッチ10の非締結時における油圧室16の残存作動油による摩擦板13…13の引き摺りを防止する遠心バランス室18が設けられている。
この遠心バランス室18の内周部は、前記第1連結部材14によって形成されている。そして、この遠心バランス室18内における前記ピストン15の内周部と第2クラッチ20のドラム22の内周部との間に、該ピストン15を反締結方向(フロント側)に付勢するリターンスプリング19が装着されている。
また、第2クラッチ20においても、ピストン25の反油圧室側(リヤ側)に、前記第2連結部材24に固定されたシールプレート27が備えられ、該シールプレート27とピストン25との間に、同様の遠心バランス室28が設けられている。そして、この遠心バランス室28内における前記ピストン25とシールプレート27との間に、該ピストン25を反締結方向(フロント側)に付勢するリターンスプリング29が装着されている。
そして、前記第2連結部材24は、前記変速機ケース5のフロント壁5bを構成するポンプカバー112の中心部からリヤ側に延びるボス部112aの外周に嵌合支持されていると共に、該第2連結部材24のリヤ側の端部の内周面が前記入力軸4の外周面にスプライン嵌合され、該入力軸4に連結されている。
したがって、入力軸4の回転は、スプライン嵌合部Aを介して第2連結部材24及びこれに結合された第2クラッチ20のドラム22に伝達され、該第2クラッチ20の締結時には、さらに出力部材(ハブ)21から変速機構30に伝達されることになる。
さらに、該第2連結部材24には、ドラム22との結合部よりフロント側に延びる筒状部24aが設けられており、その外周面にスプライン歯が形成されている。また、前記第1連結部材14には、リヤ側に延びる筒状部14aが設けられており、その内周面にスプライン歯が形成されている。そして、これらのスプライン歯が係合して両筒状部14a、24aがスプライン嵌合することにより、第1、第2連結部材14、24が連結されている。
したがって、入力軸4の回転は、前記入力軸4ないし第2連結部材24から、第1、第2連結部材14、24のスプライン嵌合による連結部Bを介して第1連結部材14及びこれに結合された第1クラッチ10のドラム12に伝達され、該第1クラッチ10の締結時には、さらに出力部材(ハブ)11から変速機構30に伝達されることになる。
ここで、該第1、第2連結部材14、24の連結部Aには、両部材14、24の軸方向の相対移動を規制するスナップリング113が装着されている。
また、この実施の形態では、第1連結部材14の筒状部を外側、第2連結部材14の筒状部24aを内側にしてスプライン嵌合しているが、これらを内外入れ替えて嵌合するようにしてもよい。
さらに、前記ポンプカバー112及び第1、第2連結部材14、24には、前記第1、第2クラッチ10、20の油圧室16、26への油圧供給通路121、122が設けられている。
即ち、図4に拡大して示すように、ボス部112aには、図示しないコントロールバルブユニットから導かれて、ボス部112a内を軸方向に延びる油路121a、122a(一方のみ図示)と、これらに連通して半径方向に延びる油路121b、122bと、該ボス部112aの外周面に設けられて、半径方向の油路121b、122bに連通する周溝121c、122cとが設けられている。
また、前記ボス部112aに嵌合された第2連結部材24には、ボス部112aの前記周溝121c、122cにそれぞれ連通して、該第2連結部材の外周面に通じる油路121d、122dが設けられている。そして、後者の油路122dは、第2クラッチ20の油圧室26に通じ、また、前者の油路121dは、第1連結部材14に設けられた油路121eに連通して、第1クラッチ10の油圧室16に通じている。
ここで、前記ボス部112aの外周面に設けられた周溝121c、122cの両側には、シールリング123、123、124、124がそれぞれ装着され、該ボス部112aと第2連結部材24との嵌合部において油圧供給通路121、122の接続部をシールしている。
そして、該第2連結部材24の内周面における前記両通路121、122の中間に軸受部材125が装着され、該第2連結部材24をボス部112a上に嵌合支持している。なお、この軸受部材125としては、ブッシュやニードルベアリングが用いられる。
次に、この実施の形態に係る自動変速機の作用を説明する。
まず、1速〜4速時には、コントロールバルブユニットから供給される油圧が、ポンプカバー112のボス部112aに設けられた油路121a、121b及び周溝121c、第2連結部材24の筒状部24aに設けられた油路121d、並びに第1連結部材14に設けられた油路121eを通って第1クラッチ10の油圧室16に供給される。そして、この油圧により、ピストン15がリターンスプリング19の付勢力に抗してリヤ側に押圧され、摩擦板13…13が締め付けられて、該第1クラッチ10が締結される。
これにより、入力軸4から第2連結部材24及び第1連結部材14を介して第1クラッチ10のドラム12に入力されるエンジンからの動力がハブ11に伝達されると共に、さらに変速機構30側へ伝達され、他の摩擦要素の締結状態に応じて、1速〜4速が実現される。
また、4速〜6速時には、コントロールバルブユニットから供給される油圧が、ポンプカバー112のボス部112aに設けられた油路122a、122b及び周溝122c、並びに第2連結部材24に設けられた油路122dを通って第2クラッチ20の油圧室26に供給される。そして、この油圧により、ピストン25がリターンスプリング29の付勢力に抗してリヤ側に押圧され、摩擦板23…23が締め付けられて、該第2クラッチ20が締結される。
これにより、入力軸4から第2連結部材24を介して第2クラッチ20のドラム22に入力されるエンジンからの動力がハブ21に伝達されると共に、さらに変速機構30側へ伝達され、他の摩擦要素の締結状態に応じて、4速〜6速が実現される。
さらに、第1、第2クラッチ10、20の非締結時には、図4に示すポンプカバー112のボス部112aや第1、第2連結部材14、24に設けられた油路131…131を通って遠心バランス室18、28に導入される非加圧状態の作動油により、油圧室16、26内の残存作動油に作用する遠心力によってピストンを締結方向に押圧する力が相殺され、これにより、非締結時における摩擦板13…13、23…23の引き摺りが防止される。
そして、特にこの自動変速機1においては、前記第1、第2クラッチ10、20のドラム12、22にそれぞれ結合された第1、第2連結部材14、24のスプライン嵌合による連結部Bが、第1クラッチ10の遠心バランス室18の内周部に位置し、該連結部Bと遠心バランス室とが軸方向にオーバーラップしており、したがって、これらを軸方向の異なる位置に設ける場合に比べて、第1、第2クラッチ10、20が軸方向にコンパクトに構成され、自動変速機全体の軸方向寸法が短縮されることになる。
また、この連結部Bは、入力軸4からの動力をそのまま伝達する部位であるから、伝達する動力の大きさに応じて所要の軸方向寸法を確保する必要があるが、前記のように、該連結部Bは遠心バランス室18と軸方向にオーバーラップしているので、自動変速機全体の軸方向寸法の増大を抑制しながら所要の長さを確保することができ、エンジンの高出力化に対応することが可能となる。
さらに、入力軸4と第2連結部材24との連結、及び該第2連結部材24と第1連結部材14との連結は、いずれもスプライン嵌合によって行われているので、トルクコンバータ3からの動力が第1クラッチ10及び第2クラッチ20のドラム12、22に確実に伝達される。
また、前記連結部Bにおいて、筒上部が内側に嵌合される第2連結部材24は、変速機ケース5のフロント壁5bを構成するポンプカバー112のボス部112aの外周面に回転自在に嵌合支持されるので、該連結部材24ないし両クラッチ10、20のドラム12、22が強固に支持されることになり、これらのクラッチ10、20が円滑に動作することになる。
そして、このボス部112aと第2連結部材24との嵌合部においては、第1、第2クラッチ10、20の油圧室16、26への油圧供給通路121、122を構成する周溝121c、122cと油路121d、122dとが接続され、その接続部のシールのため、前記周溝121c、122cの両側にシールリング123、123、124、124がそれぞれ装着されているが、第2連結部材24の内周面における両通路121、122の中間に軸受部材125が装着されているので、シールリングを用いることによる嵌合支持の不安定化が防止され、前記のように、該連結部材24ないし両クラッチ10、20のドラム12、22がボス部112aに強固に支持されることになる。
その場合に、軸受部材125は、2つの油圧供給通路121,122の中間に1つ配置しただけであるから、この種の軸受部材を油圧供給通路ごとに設ける場合に比較して、第1、第2クラッチ10、20の周辺の軸方向寸法の増大が抑制される。
また、前記第1、第2連結部材14、24の軸方向の相対移動を規制するスナップリング113が、両連結部材14、24における筒状部14a、24aのスプライン嵌合による連結部B内に設けたので、該スナップリング113を備えることによる軸方向寸法の増大が回避されることになる。
つまり、図5に示すように、両連結部材14′、24′の筒状部14a′、24a′の嵌合部の外側にスナップリング113′を装着すると、該スナップリング113′の装着溝を設けるために、一方の連結部材24′の端部に延長部24b′を設ける必要が生じるが、前記の実施の形態の構成によれば、この延長部24b′が不要となり、軸方向寸法の増大が回避される。
そして、この場合、スナップリング113は、第1、第2連結部材14、24の筒状部14a、24aのスプライン嵌合部に設けられた周溝内に装着されるので、これを取り外して両連結部材14、24を分離することが不可能となるのであるが、この実施の形態では、次のように構成することにより、両連結部材14、24の分離が可能とされている。
即ち、図6、図7に示すように、内側に嵌合される第2連結部材24の筒状部24aにおけるスナップリング装着用周溝24bの形成位置に、工具挿入口24cを設けると共に、前記スナップリング113として、自らの弾性力によって拡径することにより、内外両側の周溝14b、24bにわたって係合するものを用いる。
そして、このスナップリング113の分断された端部に合対向させて折曲片113a、113aを設け、これらの折曲片113a、113aが前記工具挿入口24cを臨むように、該スナップリング113を装着する。
このように構成することにより、図7(a)に示すように、スナップリング113が第1、第2連結部材14、24の周溝14b、24bにわたって係合し、両連結部材14、24が連結されている状態で、工具挿入口24cの内側からスナップリング鋏の先端部a、aを挿入してスナップリング113の分断部における両側の折曲片113a、113aに掛止し、該鋏を閉じれば、該スナップリング113をその弾性力に抗して縮径させることが可能となる。
そして、図7(b)に示すように、該スナップリング113を縮径させると、外側の第1連結部材14における周溝14b内から該スナップリング113が脱出し、これにより、両連結部材14、24の連結が解除され、これらを軸方向に分離することが可能となるのである。
なお、前記スナップリングとして自らの弾性力によって縮径するものを用いると共に、工具挿入口を外側の第1連結部材14側に設けてもよく、この場合、工具によってスナップリングを拡径することにより、第1、第2連結部材14,24の連結を解除することになる。
以上のように、本発明に係る自動変速機は、変速機構の入力側に入力軸と該変速機構とを断接する2つのクラッチが設けられる自動変速機において、入力軸に両クラッチのドラム部材を連結する場合に、その連結部を一方のクラッチの遠心バランス室の内周部に設けたので、該連結部と遠心バランス室とが軸方向にオーバーラップすることになって、自動変速機全体の軸方向寸法が短縮されることになる。また、前記連結部材の軸方向寸法を伝達する動力の大きさに応じて所要の長さに設定することが可能となって、自動変速機をコンパクトに構成しながらエンジンの高出力化に対応することが可能となる。したがって、自動車産業もしくは自動車用変速機の製造産業の分野において好適に利用される可能性がある。
本発明の実施の形態に係る自動変速機の骨子図である。 摩擦要素の締結の組み合わせと変速段との関係を示す表である。 本発明の特徴部である第1、第2クラッチ及びその周辺の断面図である。 図3の要部の拡大図である。 問題点の説明図である。 スナップリングを取り外すための構造を示す第2連結部材の要部展開平面図である。 図6のX−X線で切断したスナップリングの装着状態及び取り外し時の状態を示す断面図である。
符号の説明
1 自動変速機
4 入力軸
5 変速機ケース
5a 隔壁
10 第1クラッチ
12 ドラム
14 第1連結部材
14a 筒状部
18 遠心バランス室
20 第2クラッチ
22 ドラム
24 第2連結部材
24a 筒状部
24c 工具挿入口
30 変速機構
112a ボス部
113 スナップリング
121、122 油圧供給通路
125 軸受部材
B 連結部

Claims (6)

  1. 変速機構の入力側に、入力軸と該変速機構とを断接する2つのクラッチが設けられ、両クラッチのドラム部材の内側に遠心バランス室がそれぞれ設けられた自動変速機において、
    一方のクラッチのドラム部材を入力軸に連結すると共に、
    他方のクラッチの遠心バランス室の内周部に、前記一方のクラッチのドラム部材と他方のクラッチのドラム部材とを連結する連結部を設けたことを特徴とする自動変速機。
  2. 前記請求項1に記載の自動変速機において、
    前記2つのクラッチのドラム部材の内周部にそれぞれ連結部材が結合されており、
    一方の連結部材の内周面が入力軸にスプライン嵌合されていると共に、
    前記連結部は、両連結部材にそれぞれ設けられた筒状部を互いにスプライン嵌合することによって構成されていることを特徴とする自動変速機。
  3. 前記請求項2に記載の自動変速機において、
    前記2つのクラッチのトルクコンバータ側に変速機ケースの隔壁が設けられ、
    該隔壁の中心部に反トルクコンバータ側に延びるボス部が設けられていると共に、
    前記連結部材のうち、筒状部が内側に嵌合される方の連結部材は、前記隔壁のボス部の外周面に回転自在に嵌合支持されていることと特徴とする自動変速機。
  4. 前記請求項3に記載の自動変速機において、
    前記ボス部と該ボス部に嵌合された連結部材とにまたがって、2つのクラッチの油圧室にそれぞれ油圧を供給する油圧供給通路が形成されていると共に、
    該ボス部と連結部材との嵌合面における前記両通路の中間に、該連結部材をボス部に回転自在に支持させる軸受部材が設けられていることを特徴とする自動変速機。
  5. 前記請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の自動変速機において、
    前記2つの連結部材の筒状部のスプライン嵌合部に、両連結部材の軸方向の相対移動を規制するスナップリングが装着されていることを特徴とする自動変速機。
  6. 前記請求項5に記載の自動変速機において、
    前記スナップリングは、両筒状部のスプライン嵌合部内で拡径することにより両連結部材の軸方向の相対移動を規制するものであり、かつ、
    内側に嵌合される筒状部に、前記スナップリングを縮径する工具の挿入口が設けられていることを特徴とする自動変速機。
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