JP2008025642A - 自動変速機 - Google Patents

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龍彦 岩▲崎▼
Tokiari Saka
時存 坂
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隆道 寺岡
Naohiro Sakagami
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Abstract

【課題】 クラッチとプラネタリギヤセットとが隣接配置され、クラッチドラムとリングギヤが連結される構成の自動変速機において、前記プラネタリギヤセットのギヤの良好な噛合を維持する。
【解決手段】 有底円筒形状のクラッチドラム110を備えて、その底壁部110bがクラッチピストン140と協働して油圧室150を形成しつつ、該ドラム底壁部110bに隣接するプラネタリギヤセット21のリングギヤ21dが連結される構成において、前記底壁部110bと前記リングギヤ21dとが円板状の接続部材70を介して連結されており、該接続部材70は、内周部が前記クラッチドラム底壁部110bの内周側部分と接続されている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、自動変速機、特にクラッチやプラネタリギヤセット等でなる動力伝達機構の構成に関し、自動車に搭載される自動変速機の技術分野に属する。
自動車用の自動変速機は、トルクコンバータと変速歯車機構とを組み合わせ、この変速歯車機構の動力伝達経路をクラッチやブレーキ等の摩擦締結要素の選択的動作により切り換えることによって、所定の変速段に自動的に切り換えるように構成されたものであるが、全体をコンパクトに構成する必要上、例えば特許文献1に示されているように、動力伝達経路を構成するプラネタリギヤセットやクラッチなどが近接して配置されることになる。
その場合に、動力伝達経路の構成上、クラッチを構成するクラッチドラムと、これに隣接するプラネタリギヤセットを構成するリングギヤとを一体回転させる場合が考えられ、この場合、例えば、図4に一部分を示す自動変速機のように、クラッチ500を構成するクラッチドラム510の底壁部511に、プラネタリギヤセット600を構成するリングギヤ610を結合させる構成が考えられる。
特開2001−221254公報
しかしながら、図4に示すように構成した場合、次のような不具合の発生が考えられる。
つまり、クラッチ500の締結時において、油圧室520に油圧が供給され、該油圧によりピストン530がリターンスプリング540に抗して図面上、左側にストロークし、複数の摩擦板550を締結したときに、その反力がクラッチドラム510の底壁部511に作用し、該底壁部511が矢印A方向に変形することになる。そして、この変形により、該底壁部511に結合されたプラネタリギヤセット600のリングギヤ610が同方向Aに変位し、該リングギヤ610とピニオン620との噛合い、さらにはピニオン620とサンギヤ630との噛合いに悪影響を及ぼし、該プラネタリギヤセット600から異音を発生させる原因となるおそれがある。
そこで、本発明は、クラッチドラムとプラネタリギヤセットのリングギヤを連結させても、プラネタリギヤセットのギヤの良好な噛合を確保できる自動変速機を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は次のように構成したことを特徴とする。
まず、本願の請求項1に記載の発明は、一端の底壁部の少なくとも一部がクラッチピストン用油圧室を形成する有底円筒形状のクラッチドラムと、該クラッチドラムの底壁部に隣接するプラネタリギヤセットとを有し、該底壁部とプラネタリギヤセットのリングギヤとが連結された自動変速機であって、前記クラッチドラム底壁部へのリングギヤの連結部が該底壁部内周側の前記油圧室の内周部対応位置に設けられていることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載の自動変速機において、前記リングギヤは円板状の接続部材を介して前記クラッチドラム底壁部内周側の連結部で該底壁部に連結されていることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、前記請求項2に記載の自動変速機において、前記接続部材は、内周部におけるクラッチドラム底壁部内周側の連結部から所定のクリアランスを設けながら前記底壁部に沿ってクラッチドラムの外周側に向かって延伸し、その先端の外周部に前記リングギヤが接続されていることを特徴とする。
さらに、請求項4に記載の発明は、前記請求項2又は請求項3に記載の自動変速機において、前記接続部材は、前記クラッチドラム底壁部との連結部の近傍で自動変速機の回転軸と接続されていることを特徴とする。
さらにまた、請求項5に記載の発明は、前記請求項2から請求項4のいずれか1つに記載の自動変速機において、前記接続部材は、内周部に前記クラッチドラム側に突出するボス部を備え、前記クラッチドラムの底壁部の内周部は該ボス部に嵌合されていることを特徴とする。
そして、請求項6に記載の発明は、前記請求項1から請求項5のいずれか1つに記載の自動変速機において、前記プラネタリギヤセットは、常時減速プラネタリギヤセットであることを特徴とする。
まず、請求項1に記載の発明によれば、クラッチドラムの底壁部と、これに隣接するプラネタリギヤセットのリングギヤとの連結部が、前記クラッチドラム底壁部の油圧室の内周部に対応する位置に設けられているため、クラッチ締結時に油圧室に油圧が供給され、前記クラッチドラムの底壁部がプラネタリギヤセット側に変形しても、該プラネタリギヤセット側への影響が少なく、該プラネタリギヤセットのリングギヤとピニオンとの噛合い等に悪影響を与えることが抑制される。
また、請求項2に記載の発明によれば、前記リングギヤはディスク状の接続部材を介して前記クラッチドラム底壁部内周側の連結部で該底壁部に連結されているので、クラッチドラム底壁部の変形の影響が接続部材によってさらに緩和されることになる。
また、請求項3に記載の発明によれば、前記接続部材は、内周部におけるクラッチドラム底壁部内周側との連結部から所定のクリアランスを設けながら前記底壁部に沿ってクラッチドラムの外周側に向かって延伸し、その先端の外周部に前記リングギヤが接続されているため、クラッチドラムの底壁部が変形しても、その影響は前記クリアランスに吸収されて、接続部材が変形することはく、そのため、リングギヤの変位もなくなる。その結果、プラネタリギヤセットのギヤの噛合に影響を与えることがほとんどない。
さらに、請求項4記載の発明によれば、前記接続部材は、前記クラッチドラム底壁部との連結部の近傍で自動変速機の回転軸と接続されているため、その接続部と前記連結部とが近接することになって、該連結部周辺の剛性が高くなる。これにより、クラッチドラム底壁部の変形に起因するリングギヤの変位がさらに抑制されることになる。
さらにまた、請求項5に記載の発明によれば、前記接続部材は内周部にボス部を有し、そのボス部にクラッチドラム底壁部の内周部が嵌合されているため、クラッチドラムと接続部材とを連結する際に互いに位置決めされ、回転中心線が精度よく一致する。
そして、請求項6に記載の発明によれば、プラネタリギヤセットが常時減速プラネタリギヤセットである場合に、クラッチドラムの底壁部の変形に起因するプラネタリギヤセットの各ギヤの噛合いに与える影響が効果的に抑制される。
以下、本発明の一実施形態について説明する。
まず、図1により本実施の形態に係る自動変速機1の全体の機械的構成を説明すると、この自動変速機1は、横置き式エンジンに適用されるもので、主たる構成要素として、エンジンによって駆動されるトルクコンバータ10と、該トルクコンバータ10の出力回転が入力される変速機構20とを有し、該変速機構20の出力回転が中間伝動機構50を介して差動装置60に入力されるようになっている。
トルクコンバータ10は、エンジン出力軸2に連結されたケース11と、該ケース11内に固設されたポンプ12と、該ポンプ12に対向して配置されて該ポンプ12により作動油を介して駆動されるタービン13と、該ポンプ12とタービン13との間に介設され、かつ、変速機ケース3にワンウェイクラッチ14を介して支持されてトルク増大作用を行うステータ15と、前記ケース11とタービン13との間に設けられ、該ケース11を介してエンジン出力軸2とタービン13とを直結するロックアップクラッチ16とで構成されている。そして、前記タービン13の回転がタービン軸17を介して変速機構20側に出力されるようになっている。
なお、このトルクコンバータ10の反エンジン側には、該トルクコンバータ10のケース11を介してエンジン出力軸2に駆動されるオイルポンプ18が配置されている。
また、変速機構20は、トルクコンバータ10側に配置された第1のプラネタリギヤセット21と、反トルクコンバータ10側に配置された第2のプラネタリギヤセット22と、これらの中間に配置された第3、第4のプラネタリギヤセット23、24とを有し、また、これらのプラネタリギヤセット21〜24でなる動力伝達経路を切り換えるクラッチやブレーキ等の複数の摩擦要素として、トルクコンバータ10側から順に配置された第1〜第3のクラッチ31〜33と、同じく第1、第2のブレーキ41、42とを有し、これらにより前進1〜6速及び後退速が得られるようになっている。
第1〜4のプラネタリギヤセット21〜24は、いずれもサンギヤ21a〜24aと、これらのサンギヤ21a〜24aにそれぞれ噛合った複数のピニオン21b〜24bと、これらのピニオン21b〜24bを支持するキャリヤ21c〜24cと、ピニオン21b〜24bに噛合ったリングギヤ21d〜24dとで構成されている。
第1のプラネタリギヤセット21は、サンギヤ21aが変速機ケース3に固定され、キャリヤ21cが第1のクラッチ31のクラッチドラムに連結され、リングギヤ21dがタービン軸17及び第2クラッチ32のクラッチドラムに連結されている。
また、第2のプラネタリギヤセット22は、サンギヤ22aが変速機ケース3に固定され、リングギヤ22dがタービン軸17に連結され、キャリヤ22cが第3のクラッチ33のクラッチドラムに連結されている。
また、第3のプラネタリギヤセット23は、サンギヤ23aが第3のクラッチ33のクラッチハブ及び第2のブレーキ42に連結され、キャリヤ23cが第2クラッチ32のクラッチハブ及び第1のブレーキ41に連結され、リングギヤ23dが第4のプラネタリギヤセット24のキャリヤ24cに連結されている。
さらに、第4のプラネタリギヤセット24は、サンギヤ24aが第1のクラッチ31のクラッチハブに連結され、リングギヤ24dが第3のプラネタリギヤセット23のキャリヤ23cと結合されて第1のブレーキ41に連結され、キャリヤ24cが第3のプラネタリギヤセット23のリングギヤ23dと結合されて、中間伝動機構50への出力ギヤ25に連結されている。
そして、前記出力ギヤ25の回転は、中間伝導機構50を介して差動装置60に入力され、左右の車軸61、62を駆動する。
ここで、クラッチ31〜33とブレーキ41、42の作動状態と変速段との関係を表1に示す。
Figure 2008025642
次に、本発明の特徴部分である第2のクラッチ32と第1のプラネタリギヤセット21及びその周辺の構成を詳しく説明する。
図2に示すように、変速機ケース3内とトルクコンバータハウジング4との間には、両者間を仕切るように前記オイルポンプ18が固設され、該オイルポンプ18のカバー18aから反トルクコンバータ10側へ延設されたスリーブ(以下、「ポンプカバースリーブ」という)18b上に第1のクラッチ31が配設されている。
また、該ポンプカバースリーブ18bの先端には、第1のプラネタリギヤセット21のサンギヤ21aがスプライン結合されていると共に、該スリーブ18b内を前記タービン軸17が貫通し、該軸17のスリーブ18bから突出した部位に円板状の接続部材70を介して第1のプラネタリギヤ21のリングギヤ21dが連結されている。
一方、第2のクラッチ32は、図3に拡大して示すように、一端が開口され、他端が底壁とされた有底円筒形状のクラッチドラム110と、該ドラム110の内側に、該ドラム110と同心上で相対回転可能に配設された円筒状のクラッチハブ120とを有する。
前記クラッチドラム110は、外周側円筒部110aと底壁部110bの外周部を構成する外周部材111と、外周部を除く底壁部110bのほぼ全体を構成する底壁部材112とを溶接で一体化した構成とされ、該底壁部材112の内周側部分で前記接続部材70と連結され、第1のプラネタリギヤセット21のリングギヤ21と同一回転するようになっている。
そして、該クラッチドラム110の外周側円筒部110aの内周面とこれに対向す110るクラッチハブ120の外周面には、内歯及び外歯のスプラインがそれぞれ形成され、これらのスプラインに、外周側に歯を有する複数枚の摩擦板131と、内周側に歯を有する複数枚の摩擦板132とが交互に係合されている。
また、この第2のクラッチ32には、前記摩擦板131、132を押圧して当該クラッチ32を締結させるピストン140が備えられ、このピストン140と前記クラッチドラム110における底壁部110aの内周部、即ち底壁部材112との間に油圧室150が形成されている。
そして、この油圧室150に対して、オイルポンプカバー18に設けられた油路18cからタービン軸17に設けられた油路17aを介して油圧が供給され、この油圧によりピストン140が図面上、左側にストロークして、前記摩擦板131、132を押圧し、これにより該クラッチ32が締結されるようになっている。
さらに、この第2のクラッチ32は、前記油圧室150に供給される油圧の作用方向と反対方向、即ちクラッチ解放方向にピストン140を付勢するリターンスプリング160を有する。このスプリング160の一端はピストン140に受止され、他端はスナップリング171を用いてタービン軸17に固定されたバネ受けディスク170に支持されている。
そして、このバネ受けディスク170とピストン140との間の空間がバランス室180とされ、該バランス室180に、タービン軸17に設けられた油路17bから作動油が導入され、油圧室150への油圧非供給時に、該油圧室150に残留している作動油に作用する遠心力によりピストン140に作用するクラッチ締結方向の力を、該バランス室180に導入されている作動油の遠心力によるクラッチ解放方向の力で打ち消すようになっている。
さらに、第2のクラッチ32におけるクラッチドラム110の底壁部材112と第1のプラネタリギヤセット21のリングギヤ21dを連結する接続部材70について詳しく説明する。
この接続部材70は、タービン軸17に設けられた鍔部17cに内周部が溶接により結合されていると共に、その結合部からクラッチドラム110側に突出するボス部70aを有しており、該ボス部70aにクラッチドラム底壁部材112の内周の穴が嵌合され、この状態で該接続部材70とクラッチドラム底壁部材112とが溶接されて連結されている。
このような構成により、ボス部70aを中心としたクラッチドラム110の底壁部材112やタービン軸17との接続部の剛性は高いものとなり、後述するようにクラッチドラム底壁部材112の変形が接続部材70からリングギヤ21d側に伝達されにくくなっている。
また、クラッチドラム110と接続部材70が径方向に位置決めされると共に、ボス部70aの第1のプラネタリギヤセット21側がタービン軸17の鍔部17cに嵌合されていることにより、それぞれの回転中心線がタービン軸17の回転中心線と精度よく一致する。
また、接続部材70は、前記ボス部70aから外周側に向かって、クラッチドラム110の底壁部材112との間に所定のクリアランス190を設けつつ延伸している。そして、その延伸した先端の外周部に、第1のプラネタリギヤセット21のリングギヤ21dが溶接により結合されている。
このような構成の接続部材70による効果、本実施の形態の効果を以下に説明する。
まず、クラッチドラム110の底壁部材112は、第2のクラッチ32を締結するための油圧室150をクラッチピストン140と協働して形成しており、該油圧室150に供給される油圧により、ピストン140がリターンスプリング160に抗して図面上、左側にストロークし、摩擦板131,132を押圧することにより該クラッチ32が締結される。
このとき、油圧室150内の油圧はピストン140をストロークさせることの反力としてクラッチドラム110の底壁部材112を第1のプラネタリギヤセット21側に押圧し、この力により該底壁部材112、特にその外周部が矢印Aで示すように、プラネタリギヤセット21側に変形する。
しかし、この底壁部材112と内周側で連結された接続部材70との間にはクリアランス190が設けられているので、該底壁部材112の変形は、該クリアランス190に吸収され、接続部材70をほとんど変形させることがない。
したがって、該接続部材70の外周部に結合された第1のプラネタリギヤセット21のリングギヤ21dをA方向に変位させることがなく、その結果、第1のプラネタリギヤセット21のリングギヤ21dとピニオン21b、さらにはピニオン21bとサンギヤ21aの良好な噛合いに影響を与えることがない。
以上、一実施形態を挙げて本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、接続部材の構成(形状や材質など)を適当に設定すれば、クリアランスを積極的に設けなくても、クラッチドラムの底壁部に直接リングギヤを連結させるよりは、該クラッチドラム底壁部の変形に起因するリングギヤの変位を抑制することができる。
また、上述のプラネタリギヤセットは、リングギヤからの入力回転を減速してキャリヤに出力する減速用のものであるが、本発明はこれに限らず、クラッチを構成するクラッチドラムとこれに隣接するプラネタリギヤセットのリングギヤとが連結される場合に、広く適用されるものである。
以上のように、本発明によれば、クラッチドラムとプラネタリギヤセットのリングギヤを連結させても、該プラネタリギヤセットのギヤの良好な噛合いが維持されるので、プラネタリギヤセットのギヤの噛合い不良による異音の発生等が防止され、自動変速機の品質が向上することになる。したがって、自動車用自動変速機の製造産業分野において好適に利用されることになる。
本発明の実施の形態に係る自動変速機の機械的全体構成を示す骨子図である。 変速機構のトルクコンバータ側部分の断面図である。 第2のクラッチと第1のプラネタリギヤセット周辺の拡大断面図である。 クラッチドラムとリングギヤが直接連結された例を示す図である。
符号の説明
21 プラネタリギヤセット
21d リングギヤ
32 クラッチ
70 接続部材
110 クラッチドラム
110b 底壁部
140 クラッチピストン
150 油圧室

Claims (6)

  1. 一端の底壁部の少なくとも一部がクラッチピストン用油圧室を形成する有底円筒形状のクラッチドラムと、該クラッチドラムの底壁部に隣接するプラネタリギヤセットとを有し、該底壁部とプラネタリギヤセットのリングギヤとが連結された自動変速機であって、
    前記クラッチドラム底壁部へのリングギヤの連結部が該底壁部内周側の前記油圧室の内周部対応位置に設けられていることを特徴とする自動変速機。
  2. 前記請求項1に記載の自動変速機において、
    前記リングギヤは円板状の接続部材を介して前記クラッチドラム底壁部内周側の連結部で該底壁部に連結されていることを特徴とする自動変速機。
  3. 前記請求項2に記載の自動変速機において、
    前記接続部材は、内周部におけるクラッチドラム底壁部内周側の連結部から所定のクリアランスを設けながら前記底壁部に沿ってクラッチドラムの外周側に向かって延伸し、その先端の外周部に前記リングギヤが接続されていることを特徴とする自動変速機。
  4. 前記請求項2又は請求項3に記載の自動変速機において、
    前記接続部材は、前記クラッチドラム底壁部との連結部の近傍で自動変速機の回転軸と接続されていることを特徴とする自動変速機。
  5. 前記請求項2から請求項4のいずれか1つに記載の自動変速機において、
    前記接続部材は、内周部に前記クラッチドラム側に突出するボス部を備え、前記クラッチドラムの底壁部の内周部は該ボス部に嵌合されていることを特徴とする自動変速機。
  6. 前記請求項1から請求項5のいずれか1つに記載の自動変速機において、
    前記プラネタリギヤセットは、常時減速プラネタリギヤセットであることを特徴とする自動変速機。
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