JP2009030405A - 水洗大便器 - Google Patents
水洗大便器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009030405A JP2009030405A JP2007197557A JP2007197557A JP2009030405A JP 2009030405 A JP2009030405 A JP 2009030405A JP 2007197557 A JP2007197557 A JP 2007197557A JP 2007197557 A JP2007197557 A JP 2007197557A JP 2009030405 A JP2009030405 A JP 2009030405A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- flow rate
- jet
- rim
- pressurizing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E03—WATER SUPPLY; SEWERAGE
- E03D—WATER-CLOSETS OR URINALS WITH FLUSHING DEVICES; FLUSHING VALVES THEREFOR
- E03D11/00—Other component parts of water-closets, e.g. noise-reducing means in the flushing system, flushing pipes mounted in the bowl, seals for the bowl outlet, devices preventing overflow of the bowl contents; devices forming a water seal in the bowl after flushing, devices eliminating obstructions in the bowl outlet or preventing backflow of water and excrements from the waterpipe
- E03D11/02—Water-closet bowls ; Bowls with a double odour seal optionally with provisions for a good siphonic action; siphons as part of the bowl
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E03—WATER SUPPLY; SEWERAGE
- E03D—WATER-CLOSETS OR URINALS WITH FLUSHING DEVICES; FLUSHING VALVES THEREFOR
- E03D11/00—Other component parts of water-closets, e.g. noise-reducing means in the flushing system, flushing pipes mounted in the bowl, seals for the bowl outlet, devices preventing overflow of the bowl contents; devices forming a water seal in the bowl after flushing, devices eliminating obstructions in the bowl outlet or preventing backflow of water and excrements from the waterpipe
- E03D11/02—Water-closet bowls ; Bowls with a double odour seal optionally with provisions for a good siphonic action; siphons as part of the bowl
- E03D11/08—Bowls with means producing a flushing water swirl
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E03—WATER SUPPLY; SEWERAGE
- E03D—WATER-CLOSETS OR URINALS WITH FLUSHING DEVICES; FLUSHING VALVES THEREFOR
- E03D5/00—Special constructions of flushing devices, e.g. closed flushing system
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E03—WATER SUPPLY; SEWERAGE
- E03D—WATER-CLOSETS OR URINALS WITH FLUSHING DEVICES; FLUSHING VALVES THEREFOR
- E03D5/00—Special constructions of flushing devices, e.g. closed flushing system
- E03D5/01—Special constructions of flushing devices, e.g. closed flushing system using flushing pumps
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E03—WATER SUPPLY; SEWERAGE
- E03D—WATER-CLOSETS OR URINALS WITH FLUSHING DEVICES; FLUSHING VALVES THEREFOR
- E03D2201/00—Details and methods of use for water closets and urinals not otherwise provided for
- E03D2201/30—Water injection in siphon for enhancing flushing
Abstract
【解決手段】本発明の水洗大便器は、ボウル部12、リム吐水口18、ジェット吐水口16、排水トラップ管路14を備えた便器本体2と、貯水タンク32と、この貯水タンクに貯水された洗浄水を加圧してジェット吐水口に供給する加圧ポンプ34と、加圧ポンプの作動と回転数を制御してジェット吐水口から吐水される洗浄水の流速及び流量を制御するポンプ制御手段40と、を有し、ポンプ制御手段は、ジェット吐水口から、サイホン作用を発生させるための第1の流量を吐水し、次に、この第1の流量により発生したサイホン作用の終了時に汚物搬出可能な流速で且つ排水トラップ管路の何れかの部位の断面をシールしてサイホン作用を継続させる第2の流量を吐水するように加圧ポンプの回転数を制御する。
【選択図】図3
Description
また、特許文献2に記載されているように、リム吐水は、リム吐水口から水道水を直接供給し、一方、ジェット吐水は、タンクに貯水された洗浄水をポンプで加圧し、この加圧された洗浄水をジェット吐水口から吐出させて、ボウル部を洗浄するようにした水洗大便器も知られている。
さらに、水洗大便器は、従来から節水の要請があり、節水タイプの水洗大便器が要望されている。
このように構成された本発明の第1の発明においては、ジェット吐水口がこの排水トラップ管路の入口部に指向してほぼ水平に配置され、ジェット吐水の際には、ポンプ制御手段により加圧ポンプの回転数を制御して、先ず、第1の流量(大流量)を吐水することによりサイホン現象(作用)を急速に引き起こし、これにより、ボウル部内の溜水及び汚物を素早く排出し、サイホン作用の終了前に、引き続き、第2の流量(大流量)を吐出し、それにより、排水トラップ管路の何れかの部位の断面をシールしてこの排水トラップ管路内をほぼ満水状態とすることにより、サイホン現象(作用)を継続して維持し(押し出し作用)、これにより、ボウル部に浮遊している汚物を排水トラップ管路から速やかに排出することができる。
その結果、本発明の第1の発明によれば、加圧ポンプを用いてジェット吐水を行っているので、水道水の圧力の影響を受け難く、大流量(第1の流量及び第2の流量の合計流量)のジェット吐水を行うことによりサイホン作用を急激に発生させることにより、ジェット吐水の洗浄水の量を低減して、節水の要請を満たし、押し出し作用によりサイホン作用を継続させているので、初期のサイホン作用によりボウル部内の溜水が排出された時点で排水トラップ管路の入口部から大量空気を吸引することにより生じるサイホン作用終了時のサイホン切れ音を無くすることができ、さらに、押し出し作用により初期のサイホンよりも弱いサイホン作用となり、この弱いサイホン作用終了時には弱いサイホン切れ音しか発生しないため、サイホン切れ音を低減できる。
このように構成された本発明の第1の発明においては、サイホン現象(作用)を引き起こす第1の流量よりも、第2の流量が小さくなるようにしているので、発生したサイホン現象を少ない流量で継続維持することができる。
このように構成された本発明の第1の発明においては、第2の流量の吐水の終了時に、ジェット吐水口からの吐水が漸減するので、押し出し作用によるサイホン作用が急激に途切れることにより生じるサイホン切れ音の発生を防止することができる。
このように構成された本発明においては、ジェット吐水口がこの排水トラップ管路の入口部に指向してほぼ水平に配置され、ジェット吐水の際には、加圧手段制御手段により加圧手段による加圧量を制御して、先ず、第1の流量(大流量)を吐水することによりサイホン現象(作用)を急速に引き起こし、これにより、ボウル部内の溜水及び汚物を素早く排出し、次に、サイホン作用の終了前に、引き続き、第2の流量(大流量)を吐出することにより、ボウル部に浮遊している汚物を排水トラップ管路から速やかに排出することができる。
その結果、本発明の第2の発明によれば、加圧手段を用いてジェット吐水を行っているので、水道水の圧力の影響を受け難く、大流量(第1の流量)のジェット吐水を行うことによりサイホン作用を急激に発生させることにより、サイホン発生に要するジェット吐水の洗浄水の量を低減して、節水の要請を満たすことができる。また、第2の流量を第1の流量よりも小さくし、この少ない流量で浮遊している汚物を排出するため、より節水が図れ、さらに、ジェット吐水口からの吐水音を下げて静音化を達成するという効果を奏することができる。
このように構成された本発明の第2の発明によれば、第1の流量(大流量)により発生したサイホン作用の終了前に、引き続き、第2の流量(大流量)を吐出し、それにより、排水トラップ管路の何れかの部位の断面をシールしてこの排水トラップ管路内をほぼ満水状態とすることにより、サイホン現象(作用)を継続して維持し(押し出し作用)、これにより、初期のサイホン作用によりボウル部内の溜水が排出されたとき排水トラップ管路の入口部から大量空気を吸引することにより生じるサイホン作用終了時のサイホン切れ音を無くすることができ、さらに、押し出し作用による初期のサイホンよりも弱いサイホン作用となり、この弱いサイホン作用終了時には弱いサイホン切れ音しか発生しないため、サイホン切れ音を低減できる。
このように構成された本発明の第2の発明においては、第1の流量(大流量)により発生したサイホン作用の終了前に、引き続き、第2の流量を吐出し、それにより、排水トラップ管路の何れかの部位の断面をシールするので、排水トラップ管路の入口部から大量の空気が塊りで吸い込まれることがなく、その結果、サイホン作用によりボウル部内の溜水が排出されたとき排水トラップ管路の入口部から大量空気を吸引することにより生じるサイホン作用終了時のサイホン切れ音を抑えることができ、しかも、下流側からの排水トラップ管路の入口部への臭気の戻りを防止することができる。
このように構成された本発明の第2の発明においては、第1の流量(大流量)により発生したサイホン作用の終了前に、引き続き、第2の流量を吐出するので、その洗浄水の流れにより排水トラップ管路の入口部の開口面積を小さくすることができ、そこから大量の空気が吸い込まれることがなく、その結果、サイホン作用によりボウル部内の溜水が排出されたとき排水トラップ管路の入口部から大量空気を吸引することにより生じるサイホン作用終了時のサイホン切れ音を抑えることができ、しかも、下流側からの排水トラップ管路の入口部への臭気の戻りを防止することができる。
このように構成された本発明の第2の発明においては、第2の流量のための流量の吐水の終了時に、ジェット吐水口からの吐水が漸減するので、サイホン作用が急激に途切れることによる生じるサイホン切れ音の発生を防止することができる。
このように構成された本発明においては、ジェット吐水の際には、リム吐水口からの洗浄水の吐水を継続した状態で、ジェット吐水口から、サイホン作用を発生させる第1の流量を吐水するようにしているので、リム吐水によりボウル部内及び排水トラップ管路内の溜水水位が上昇した状態でジェット吐水を行うことにより、短時間でサイホン作用を起動させ、しかも、強いサイホン作用を発生させることができる。これにより、サイホン作用起動のためのジェット吐水の洗浄水量を少なくすることができるので、節水化を達成できる。
このように構成された本発明の第3の発明においては、ジェット吐水口が排水トラップ管路の入口部に指向してほぼ水平に配置されているので、ジェット吐水口から吐水された洗浄水が排水トラップ管路内にスムーズに流入し、サイホン作用を早期に発生させることができる。
このように構成された本発明の第3の発明においては、第1の流量により発生したサイホン作用の終了前に、第1の流量よりも小さく且つ少なくとも汚物搬出可能な流速を生じさせる第2の流量を吐水することにより、ボウル部に浮遊している汚物を排水トラップ管路から速やかに排出することができる。
このように構成された本発明の第3の発明においては、加圧ポンプはジェット吐水口へ必要な洗浄水の量を供給する能力を備えていればよく、加圧ポンプを小型化することができ、また、貯水タンクの容量も小さくすることができる。
このように構成された本発明の第3発明においては、加圧ポンプを低速度で回転させて加圧ポンプとジェット吐水口を接続する給水路内に残存する空気をジェット吐水口から排出するようにしているので、ジェット吐水口で発生する空気の排出音の発生を防止することができる。また、このとき、リム吐水による排水トラップ管路への流れが生じているため、給水路からジェット吐水口へ排出された空気は、排水トラップ管路内にスムーズに流入するので、ボウル部内に排出された際に生じる空気の破裂音も抑制することができる。さらに、加圧ポンプを低速度で回転させているため、リム吐水による溜水水位を高い位置で保ったまま、次の第1の流量によるジェット吐水に繋げることができる。
このように構成された本発明の第3の発明においては、ジェット吐水口から吐水されているときリム吐水口からの吐水も継続して行われているので、それにより、排水トラップ管路の入口部に空気が流入し難くなり、サイホン切れ音を抑制することができる。また、浮遊系の汚物を溜水の中心に集めながらジェット吐水することで、浮遊系の汚物がボウル面へ張り付くことを防いで、浮遊系の汚物も確実に排出することができる。
ボウル部と、洗浄水を吐出するリム吐水口及びジェット吐水口と、排水トラップ管路とを備えた便器本体と、洗浄水を貯水する貯水タンクと、この貯水タンクに貯水された洗浄水を加圧する加圧ポンプと、この加圧ポンプで加圧された洗浄水を所定のタイミングでリム吐水口に供給するリム吐水供給手段と、この加圧ポンプで加圧された洗浄水を所定のタイミングでジェット吐水口に供給するジェット吐水供給手段と、リム吐水供給手段、加圧ポンプ及びジェット吐水供給手段を制御して、便器本体のボウル部へ洗浄水を吐水させる制御手段と、を有し、制御手段は、先ず、リム吐水口から洗浄水を吐水し、次に、リム吐水口からの洗浄水の吐水を継続した状態で、ジェット吐水口から、サイホン作用を発生させる第1の流量を吐水するように、リム吐水供給手段、加圧ポンプ及びジェット吐水供給手段を制御することを特徴としている。
このように構成された本発明においては、ジェット吐水の際には、リム吐水口からの洗浄水の吐水を継続した状態で、ジェット吐水口から、サイホン作用を発生させる第1の流量を吐水するようにしているので、リム吐水によりボウル部内及び排水トラップ管路内の溜水水位が上昇した状態でジェット吐水を行うことにより、短時間でサイホン作用を起動させ、しかも、強いサイホン作用を発生させることができる。これにより、サイホン作用起動のためのジェット吐水の洗浄水量を少なくすることができるので、節水化を達成できる。また、本発明においては、貯水タンクに貯水された洗浄水を加圧ポンプにより加圧しリム吐水口及びジェット吐水口から吐水するようにしているので、便器本体の洗浄の際に、水道水の圧力の影響を受けることがない。
先ず、図1乃至図3により、本発明の第1実施形態による水洗大便器の構造を説明する。ここで、図1は、本発明の第1実施形態による水洗大便器を示す側面図であり、図2は図1に示す水洗大便器の平面図であり、図3は本発明の第1実施形態による水洗大便器を示す全体構成図である。
ジェット吐水口16は、ボウル部12の底部に形成されており、排水トラップ管路14の入口に指向してほぼ水平に配置され、洗浄水を排水トラップ管路14に向けて吐出するようになっている。
リム吐水口18は、ボウル部12の左側上部後方に形成されており、ボウル部12の縁に沿って洗浄水を吐出するようになっている。
図3に示すように、機能部10には、定流量弁20と、電磁弁22と、リム吐水用バキュームブレーカ24と、リム吐水用フラッパー弁26が設けられている。さらに、給水路19には、タンクへの給水とリム吐水を切り替える切替弁28と、貯水タンク32と、加圧ポンプ34と、ジェット吐水用バキュームブレーカ36と、ジェット吐水用フラッパー弁38と、水抜栓39が内蔵されている。また、機能部10には、電磁弁22の開閉操作、切替弁28の切換操作、及び、加圧ポンプ34の回転数や作動時間等を制御するコントローラ40が内蔵されている。
また、切替弁28は、コントローラ40の制御信号により切り替えられ、電磁弁22を介して流入した洗浄水をリム吐水口18から吐出させ、又は、貯水タンク32に流入させるようになっている。
さらに、貯水タンク32の蓋体32dよりも上方の壁面32gには、排水通路32fが接続されており、蓋体32dの上に溜まった洗浄水をボウル部12に排出できるようになっている。
なお、本実施形態においては、加圧ポンプ34は、貯水タンク32内の洗浄水を加圧して、洗浄水を最大約120リットル/分の流量でジェット吐水口16から吐出させるようになっている。
また、ジェット吐水用バキュームブレーカ36の大気開放部から溢れた洗浄水は、戻り管路36bを通って貯水タンク32に流入するようになっている。
先ず、図4により、水洗大便器1による基本動作を説明する。
図4に示すように、待機状態(時刻t0〜t1)において、便器洗浄スイッチ(図示せず)が操作されると、1回目のリム吐水(前リム洗浄)が開始される(時刻t1)。即ち、使用者が便器洗浄スイッチ(図示せず)を操作すると、コントローラ40は電磁弁22に信号を送って開放させると共に、切替弁28をリム吐水口18の側に切り替え、水道の給水圧力によりリム吐水口18から洗浄水を吐出させる。電磁弁22が開放されると、水道から供給された洗浄水が止水栓42a、ストレーナ42b、分岐金具42cを経て入水口20aから定流量弁20に流入する。定流量弁20では、水道の給水圧力が高い場合には、通過する洗浄水の流量が所定流量に制限され、給水圧力が低い場合には、洗浄水は流れを制限されることなくそのまま通過される。定流量弁20を通過した洗浄水は、電磁弁22、切替弁28を通過し、リム吐水用バキュームブレーカ24、リム吐水用フラッパー弁26、リム側給水路18aを通って、ボウル部12上部の後方左側に開口したリム吐水口18から吐出される。リム吐水口18から吐出された洗浄水は、ボウル部12内を旋回しながら下方へ流下し、ボウル部12の内壁面が洗浄される。
先ず、コントローラ40は、加圧ポンプ34に信号を送ってこれを起動させ、ポンプ回転数をN1に保持する。加圧ポンプ34が起動されると、貯水タンク32内に貯水されていた洗浄水は、ジェット吐水用フラッパー弁38、水抜き栓39を通って加圧ポンプ34に流入し、加圧される。加圧ポンプ34によって加圧された洗浄水は、洗浄水管路34bの洗浄水管路頂部44を通って、ボウル部12底部に開口したジェット吐水口16から吐出される。
このとき、洗浄水管路34bの洗浄水管路頂部44付近に滞留していた空気は、分岐管路36aを通ってジェット吐水用バキュームブレーカ36に到達し、その大気開放部から放出される。
さらに、ポンプの回転数N2は、ジェット吐水が汚物を排水トラップ管路14の頂部14dまで搬送するために必要な流速(3.0メートル/秒〜6.2メートル/秒)となるような値である。
これにより、サイホン作用が急激に途切れることにより生じる大きなサイホン切れ音の発生を防止することができる。
このとき、上述したように、コントローラ40は、電磁弁22を開放状態に保持した状態で、切替弁28に信号を送って、これをタンク側に切り替え、貯水タンク32内に流入する。
ここで、図4に示された時刻t1〜t7の値は、後述する図8(a)に示すように、t1=0秒、t1〜t2=8秒、t2〜t5=2.9秒、t5〜t6=5.5秒、t6〜t7=13.1秒が好ましい。
図5(a)は待機状態を示し(図4の時刻t0〜t1)、ボウル部に水が貯留された状態となっている。次に、リム吐水を経て、図5(b)に示すように、ジェット吐水が開始される(図4の時刻t2)とポンプが回転数N1にて回転し、大流量のジェット流により排水トラップ管路内が満水となる。次に、図5(c)に示すように、排水トラップ管路の入口部から空気が吸入され、サイホン作用が終わるきっかけとなる(図4の時刻t3〜t4)。
次に、図5(g)に示すように、リム吐水(後リム洗浄)が開始され(図4の時刻t5)、次に、図5(h)に示すように、元の待機状態となる(図4の時刻t6以降)。
この第2実施形態による水洗大便器においては、リム吐水用電磁弁23及びタンク給水用電磁弁25の開閉操作が独立してできるようになっているので、後述するように、リム吐水とタンク給水を同じタイミングで行うことができる。
図8には、図8(a)に第1例、図8(b)に第2例、図8(c)に第3例、図8(d)に第4例、図8(e)に第5例がそれぞれ示されている。
この第1例によれば、加圧ポンプ駆動中にタンク給水(追っかけ水を入れる)を行っているので、ジェット吐水の流量を最大化することができる。また、後リム洗浄とタンク給水を独立して行っているので、後リム洗浄において洗浄水がボウル部を一周して洗浄効果を高めることができる。
この第2例によれば、前リム洗浄後に連続して後リム洗浄を行うようにしているので、リム洗浄の制御が容易となる。また、加圧ポンプ駆動中にタンク給水(追っかけ水を入れる)を行っているので、ジェット吐水の流量を最大化することができる。
その後、後リム洗浄開始後に、タンク給水を21秒行い、後リム洗浄とタンク給水は同時に終了する。
この第3例によれば、後リム洗浄とタンク給水は同時に終了するので、洗浄水のボウル部へのリフィール中にタンク給水を行っていること認識させることができる。
この第4例によれば、後リム洗浄よりもタンク給水の方を優先しているので、タンク給水を確実に行うことができる。
この第3例によれば、前リム洗浄後に連続して後リム洗浄を行うようにしているので、リム洗浄の制御が容易となる。後リム洗浄よりもタンク給水の方を優先しているので、タンク給水を確実に行うことができる。
この第3実施形態における水洗大便器の構造は、図3及び図7に示す水洗大便器と同じであるので、ここでは、便宜上、図3の構造を有する水洗大便器の基本動作を、図9により説明する。
同時(時刻t2)に、電磁弁22をONとして、洗浄水を給水路19に流入させる。これにより、切替弁28の上流側にある給水路19内に残留する空気を貯水タンク32内に排出することができる。この結果、切替弁28をいきなりリム側であるリム側給水路18aに切り替えた場合に生じるリム吐水口18からの空気の排出音の発生を防止することができる。
先ず、加圧ポンプ34は、時刻t6〜t7において、比較的低速(例えば、1000rpm)に保持され、これにより、洗浄水管路34bの頂部44の近傍(即ち、ボウル部12の溜水面より上方に位置する部分)に在留する空気をゆっくりとジェット吐水口16から排出する。この結果、加圧ポンプ34をいきなり本来の高速回転で始動した場合に生じるジェット吐水口16からの空気の排出音の発生を防止することができる。
この後、時刻t13〜t14において、切替弁28をリム側全開からタンク側全開に切り替える。これにより、貯水タンク32内に洗浄水が貯水される。
次に、時刻t15において、貯水タンク32内の水位が上昇することにより、上端フロートスイッチ32bがONとなり、これにより、電磁弁22がOFF(閉操作)となり、洗浄水の貯水タンク32内への流入が停止される。
この第2のパターンにおいては、図9の時刻t9〜t11の間の加圧ポンプ34の回転数を第1パターンよりも低減して、洗浄水をジェット吐水口16からジェット吐水し、これにリム吐水による流量が加わり、排水トラップ管路14の入口部14aに第2の流量を流入させるようにしたものである。
即ち、第2のパターンにおいては、図9の時刻t9〜t10において、図10(e)に示すように、排水トラップ管路14内に空気が吸入されても、ジェット吐水口16から比較的大流量の洗浄水が引き続き吐出されるため、このジェット吐水が排水トラップ管路14の入口部14aの断面をシールする。なお、第2のパターンにおいては、第1のパターンよりも供給流量が少し低減されているので排水トラップ管路14内に排水管D側から空気が入り込み、このとき、サイホン作用は終了する。
この第3のパターンにおいては、図9の時刻t9〜t11の間の加圧ポンプ34の回転数を第2パターンよりも更に低減して、洗浄水をジェット吐水口16からジェット吐水し、これにリム吐水による流量が加わり、排水トラップ管路14の入口部14aに第2の流量を流入させるようにしたものである。
なお、第5実施形態の水洗大便器の基本構造は、図1及び図3に示すものと同じであるため、その説明は省略する。
図13に示すように、機能部10には、水道から洗浄水が供給される給水路124が設けられ、この給水路124には、上流側から、止水栓126、ストレーナ128、分岐金具130、定流量弁132、ダイヤフラム式の電磁開閉弁134がそれぞれ設けられている。
また、給水路124の下流側124aは、貯水タンク120に接続され、貯水タンク120に洗浄水を供給するようになっている。
上端フロートスイッチ164aは、貯水タンク120内の水位が通常使用時の最高水位L1より少しだけ低い所定位置L2に達するとオンに切り替わり、コントローラ162はこれを検知して、電磁開閉弁134を閉鎖させる。
図14に示すように、先ず、待機状態(時刻t0〜t1)において、給水路切替弁136は、リム側給水路138のみに連通するリム側全開位置(リム側100%でジェット側0%の位置)となっている。次に、この待機状態(時刻t0〜t1)で、便器洗浄スイッチ(図示せず)をON操作する(時刻t1)と、電磁開閉弁134を開(ON)操作して洗浄水を貯水タンク120に供給すると共に加圧ポンプ122を始動し(ON操作し)回転数を低速の1000rpmまで上昇させる。同時に、給水路切替弁136をリム側全開位置からジェット側全開位置(リム側0%でジェット側100%の位置)まで切り替える。
このように、給水路切替弁136をリム全開位置から一端ジェット側全開位置に切り替え、その後、リム全開位置に切り替えるようにしたので、タンク側給水路145内に残留していた空気をジェット吐水口16から排出することができる。この結果、タンク側給水路145内の空気をいきなりリム側から排出したときリム吐水口18において生じる排出音の発生を防止することができる。
先ず、ジェット吐水前の時刻t5〜t6の間、給水路切替弁136がリム側全開位置から両側開位置に切り替えるとき、加圧ポンプ122を比較的低速(例えば、1000rpm)に保持する。これにより、ジェット側給水路146の頂部146aの近傍(即ち、ボウル部12の溜水面より上方に位置する部分)に在留する空気をゆっくりとジェット吐水口16から排出する。この結果、加圧ポンプ122をいきなり本来の高速回転で始動した場合に生じるジェット吐水口16からの空気の排出音の発生を防止することができる。
次に、時刻t12において、貯水タンク120内の洗浄水の水位が水位L3に低下して、下端フロートスイッチ164bがONとなると、加圧ポンプ122の作動を停止する。この時刻t12以降、加圧ポンプ122は停止した状態であるが、電磁開閉弁134は依然として開状態であるので、時刻t12以降において、貯水タンク120内に洗浄水が補給される(タンク給水)ようになっている。
2 便器本体
10 機能部
12 ボウル部
14 排水トラップ管路
14a 入口部
14b トラップ上昇管
14c トラップ下降管
14d 頂部
16 ジェット吐水口
18 リム吐水口
18a,138 リム側給水路
20,132 定流量弁
22,134 電磁弁(電磁開閉弁)
23 リム吐水用電磁弁
25 タンク給水用電磁弁
28,136 切替弁(給水路切替弁)
32,120 貯水タンク
32a タンク給水路
32b,164a 上端フロートスイッチ
32c,164b 下端フロートスイッチ
34,122 加圧ポンプ
34a,145 洗浄水管路(ポンプ側給水路)
34b,146 洗浄水管路(ジェット側給水路)
40,162 コントローラ
Claims (21)
- 加圧した洗浄水によって洗浄される水洗大便器であって、
ボウル部と、洗浄水を吐出するリム吐水口及びジェット吐水口と、排水トラップ管路とを備えた便器本体と、
洗浄水を貯水する貯水タンクと、
洗浄水をリム吐水口に所定のタイミングで供給するリム吐水供給手段と、
洗浄水を上記貯水タンクに所定のタイミングで補給する貯水供給手段と、
この貯水タンクに貯水された洗浄水を加圧して上記ジェット吐水口に供給する加圧ポンプと、
この加圧ポンプの作動を制御すると共に回転数を制御して上記ジェット吐水口から吐水される洗浄水の流速及び流量を制御する加圧ポンプ制御手段と、
を有し、
上記排水トラップ管路は、入口部と、この入口部から上昇するトラップ上昇管と、このトラップ上昇管から下降するトラップ下降管とからなり、
上記ジェット吐水口は、上記排水トラップ管路の入口部に指向してほぼ水平に配置され、
上記加圧ポンプ制御手段は、ジェット吐水口から、サイホン作用を発生させるための第1の流量を吐水し、次に、この第1の流量により発生したサイホン作用の終了前に汚物搬出可能な流速で且つ上記排水トラップ管路の何れかの部位の断面をシールしてサイホン作用を継続させる第2の流量を吐水するように、上記加圧ポンプの回転数を制御することを特徴とする水洗大便器。 - 上記ポンプ制御手段は、第2の流量が第1の流量より小さくなるように、上記加圧ポンプの回転数を制御する請求項1記載の水洗大便器。
- 上記ポンプ制御手段は、第2の流量の吐水の終了時に、上記ジェット吐水口からの吐水が漸減するように上記加圧ポンプの回転数を制御する請求項1又は2記載の水洗大便器。
- 上記第1の流量は、75〜120リットル/分である請求項1乃至3の何れか1項に記載の水洗大便器。
- 上記ポンプ制御手段により制御される加圧ポンプにより上記ジェット吐水口から吐水される洗浄水の流速は、3.0〜6.2メートル/秒である請求項1乃至4の何れか1項に記載の水洗大便器。
- 加圧した洗浄水によって洗浄される水洗大便器であって、
ボウル部と、洗浄水を吐出するリム吐水口及びジェット吐水口と、排水トラップ管路とを備えた便器本体と、
洗浄水を貯水する貯水タンクと、
洗浄水をリム吐水口に所定のタイミングで供給するリム吐水供給手段と、
洗浄水を上記貯水タンクに所定のタイミングで補給する貯水供給手段と、
この貯水タンクに貯水された洗浄水を加圧して上記ジェット吐水口に供給する加圧手段と、
この加圧手段の作動を制御すると共にこの加圧手段による加圧量を制御して上記ジェット吐水口から吐水される洗浄水の流速及び流量を制御する加圧手段制御手段と、
を有し、
上記排水トラップ管路は、入口部と、この入口部から上昇するトラップ上昇管と、このトラップ上昇管から下降するトラップ下降管とからなり、
上記ジェット吐水口は、上記排水トラップ管路の入口部に指向してほぼ水平に配置され、
上記加圧手段制御手段は、ジェット吐水口から、サイホン作用を発生させる第1の流量を吐水し、次に、この第1の流量により発生したサイホン作用の終了前に、上記第1の流量よりも小さく且つ少なくとも汚物搬出可能な流速を生じさせる第2の流量を吐水するように、上記加圧手段による加圧量を制御することを特徴とする水洗大便器。 - 上記加圧手段制御手段は、上記サイホン作用の終了前に、汚物搬出可能な流速を生じさせ且つ上記排水トラップ管路の何れかの部位の断面をシールして排水トラップ管路内をほぼ満水状態とすることによりサイホン作用を継続させる第2の流量を吐水するように、上記加圧手段による加圧量を制御する請求項6記載の水洗大便器。
- 上記加圧手段制御手段は、上記サイホン作用の終了前に、汚物搬出可能な流速を生じさせ且つ上記排水トラップ管路の何れかの部位の断面をシールする第2の流量を吐水するように、上記加圧手段による加圧量を制御する請求項6記載の水洗大便器。
- 上記ポンプ手段制御手段は、上記サイホン作用の終了前に、汚物搬出可能な流速を生じさせ且つ上記排水トラップ管路の断面をシールすることがない第2の流量を吐水するように、上記加圧手段による加圧量を制御する請求項6記載の水洗大便器。
- 上記加圧手段制御手段は、ジェット吐水口からの上記第2の流量の吐水の終了時に、上記ジェット吐水口からの吐水が漸減するように上記加圧手段による加圧量を制御する請求項6乃至9の何れか1項に記載の水洗大便器。
- 上記第1の流量は、75〜120リットル/分である請求項6乃至10の何れか1項に記載の水洗大便器。
- 上記ポンプ制御手段により制御される加圧手段により上記ジェット吐水口から吐水される洗浄水の流速は、3.0〜6.2メートル/秒である請求項6乃至10の何れか1項に記載の水洗大便器。
- 加圧した洗浄水によって洗浄される水洗大便器であって、
ボウル部と、洗浄水を吐出するリム吐水口及びジェット吐水口と、排水トラップ管路とを備えた便器本体と、
洗浄水を貯水する貯水タンクと、
洗浄水をリム吐水口に所定のタイミングで供給するリム吐水供給手段と、
この貯水タンクに貯水された洗浄水を加圧する加圧ポンプと、
この加圧ポンプで加圧された洗浄水を所定のタイミングでジェット吐水口に供給するジェット吐水供給手段と、
上記リム吐水供給手段、加圧ポンプ及びジェット吐水供給手段を制御して、上記便器本体のボウル部へ洗浄水を吐水させる制御手段と、を有し、
上記制御手段は、先ず、リム吐水口から洗浄水を吐水し、次に、リム吐水口からの洗浄水の吐水を継続した状態で、ジェット吐水口から、サイホン作用を発生させる第1の流量を吐水するように、上記リム吐水供給手段、加圧ポンプ及びジェット吐水供給手段を制御することを特徴とする水洗大便器。 - 上記ジェット吐水口は、上記排水トラップ管路の入口部に指向してほぼ水平に配置されている請求項13記載の水洗大便器。
- 上記制御手段は、上記ジェット吐水口からサイホン作用を発生させる第1の流量を吐水した後、この第1の流量により発生したサイホン作用の終了前に、上記第1の流量よりも小さく且つ少なくとも汚物搬出可能な流速を生じさせる第2の流量を吐水するように、上記リム吐水供給手段、加圧ポンプ及びジェット吐水供給手段を制御する請求項13又は請求項14記載の水洗大便器。
- 上記リム吐水供給手段は、水道の給水圧力により洗浄水をリム吐水口から吐水する請求項13乃至15の何れか1項記載の水洗大便器。
- 上記制御手段は、上記第1の流量の洗浄水をジェット吐水口から吐水する前に、上記加圧ポンプを所定の低速度で回転させて上記加圧ポンプとジェット吐水口を接続する給水路内に残存する空気を上記ジェット吐水口から排出するようにした請求項13乃至16の何れか1項記載の水洗大便器。
- 上記制御手段は、上記ジェット吐水口から吐水されているとき、上記リム吐水口からの吐水を継続して行うように、上記リム吐水供給手段を制御する請求項13乃至17の何れか1項記載の水洗大便器。
- 上記制御手段は、リム吐水口から吐水される流量とジェット吐水口から吐水される上記第1の流量の合計が75〜120リットル/分となるように、上記リム吐水供給手段、加圧ポンプ及びジェット吐水供給手段を制御する請求項15記載の水洗大便器。
- 上記加圧ポンプにより上記ジェット吐水口から吐水される洗浄水の流速は、3.0〜6.2メートル/秒である請求項13乃至19の何れか1項記載の水洗大便器。
- 加圧した洗浄水によって洗浄される水洗大便器であって、
ボウル部と、洗浄水を吐出するリム吐水口及びジェット吐水口と、排水トラップ管路とを備えた便器本体と、
洗浄水を貯水する貯水タンクと、
この貯水タンクに貯水された洗浄水を加圧する加圧ポンプと、
この加圧ポンプで加圧された洗浄水を所定のタイミングでリム吐水口に供給するリム吐水供給手段と、
この加圧ポンプで加圧された洗浄水を所定のタイミングでジェット吐水口に供給するジェット吐水供給手段と、
上記リム吐水供給手段、加圧ポンプ及びジェット吐水供給手段を制御して、上記便器本体のボウル部へ洗浄水を吐水させる制御手段と、を有し、
上記制御手段は、先ず、リム吐水口から洗浄水を吐水し、次に、リム吐水口からの洗浄水の吐水を継続した状態で、ジェット吐水口から、サイホン作用を発生させる第1の流量を吐水するように、上記リム吐水供給手段、加圧ポンプ及びジェット吐水供給手段を制御することを特徴とする水洗大便器。
Priority Applications (9)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007197557A JP4110578B1 (ja) | 2006-12-28 | 2007-07-30 | 水洗大便器 |
EP07860056.6A EP2065522B1 (en) | 2006-12-28 | 2007-12-25 | Flush toilet device |
KR1020097006490A KR101474369B1 (ko) | 2006-12-28 | 2007-12-25 | 수세식 대변기 |
CA2935853A CA2935853C (en) | 2006-12-28 | 2007-12-25 | Flush toilet |
CN2007800306956A CN101506439B (zh) | 2006-12-28 | 2007-12-25 | 冲水大便器 |
PCT/JP2007/074827 WO2008081778A1 (ja) | 2006-12-28 | 2007-12-25 | 水洗大便器 |
CA2663799A CA2663799C (en) | 2006-12-28 | 2007-12-25 | Flush toilet |
US12/441,856 US8544123B2 (en) | 2006-12-28 | 2007-12-25 | Flush toilet |
TW096150288A TWI381083B (zh) | 2006-12-28 | 2007-12-26 | Flush toilets |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006354726 | 2006-12-28 | ||
JP2007170796 | 2007-06-28 | ||
JP2007197557A JP4110578B1 (ja) | 2006-12-28 | 2007-07-30 | 水洗大便器 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008034282A Division JP4497210B2 (ja) | 2006-12-28 | 2008-02-15 | 水洗大便器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP4110578B1 JP4110578B1 (ja) | 2008-07-02 |
JP2009030405A true JP2009030405A (ja) | 2009-02-12 |
Family
ID=39588461
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007197557A Active JP4110578B1 (ja) | 2006-12-28 | 2007-07-30 | 水洗大便器 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8544123B2 (ja) |
EP (1) | EP2065522B1 (ja) |
JP (1) | JP4110578B1 (ja) |
KR (1) | KR101474369B1 (ja) |
CN (1) | CN101506439B (ja) |
CA (2) | CA2663799C (ja) |
TW (1) | TWI381083B (ja) |
WO (1) | WO2008081778A1 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012140822A (ja) * | 2011-01-05 | 2012-07-26 | Lixil Corp | 便器洗浄装置 |
JP2015068054A (ja) * | 2013-09-30 | 2015-04-13 | Toto株式会社 | トイレ装置 |
JP2016014316A (ja) * | 2015-09-24 | 2016-01-28 | 株式会社Lixil | 便器洗浄装置 |
JP2017201080A (ja) * | 2016-05-02 | 2017-11-09 | Toto株式会社 | 排水トラップ洗浄装置 |
JP2022039735A (ja) * | 2020-08-28 | 2022-03-10 | Toto株式会社 | 水洗大便器 |
US11414850B2 (en) | 2020-02-25 | 2022-08-16 | Toto Ltd. | Flush toilet |
US11479956B2 (en) | 2020-02-04 | 2022-10-25 | Toto Ltd. | Flush toilet |
US11486123B2 (en) | 2020-08-28 | 2022-11-01 | Toto Ltd. | Flush toilet |
Families Citing this family (39)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4110578B1 (ja) | 2006-12-28 | 2008-07-02 | Toto株式会社 | 水洗大便器 |
JP4497210B2 (ja) * | 2006-12-28 | 2010-07-07 | Toto株式会社 | 水洗大便器 |
JP5040391B2 (ja) * | 2007-03-23 | 2012-10-03 | Toto株式会社 | 便器装置 |
JP5013316B2 (ja) * | 2007-06-28 | 2012-08-29 | Toto株式会社 | 水洗大便器 |
US8615822B2 (en) * | 2009-05-31 | 2013-12-31 | Fluidmaster, Inc. | Air pressure activated toilet flushing system |
CN103104019A (zh) * | 2011-11-10 | 2013-05-15 | 郭志刚 | 强吸管 |
US8709890B2 (en) | 2011-12-12 | 2014-04-29 | International Business Machines Corporation | Method and structure for forming ETSOI capacitors, diodes, resistors and back gate contacts |
CN102653952B (zh) * | 2012-04-27 | 2015-04-08 | 科勒(中国)投资有限公司 | 虹吸抽水马桶 |
CN203200865U (zh) * | 2013-01-28 | 2013-09-18 | 杜拉维特卫浴科技(上海)有限公司 | 座便器自动冲水系统及电子座便器 |
KR20160031014A (ko) | 2013-07-15 | 2016-03-21 | 에이에스 아이피 홀드코 엘엘씨 | 자가 세척 변기 어셈블리와 시스템 |
US10760255B2 (en) * | 2013-07-15 | 2020-09-01 | As America, Inc. | Self cleaning toilet assembly and system |
EP2843142B1 (de) * | 2013-08-29 | 2016-06-29 | Dometic GmbH | Verfahren zur Spülung einer Toilette, Toilettensystem und Freizeitmobil mit einem Toilettensystem |
CN107002399B (zh) | 2014-09-12 | 2020-02-28 | As 美国股份有限公司 | 灌注式抽水马桶 |
CN106013362B (zh) * | 2015-03-24 | 2018-07-27 | Toto株式会社 | 冲水大便器 |
JP6908871B2 (ja) * | 2016-06-27 | 2021-07-28 | Toto株式会社 | 水洗大便器 |
CN106801458A (zh) * | 2017-03-17 | 2017-06-06 | 科勒(中国)投资有限公司 | 马桶冲洗方法及系统 |
CN107090886B (zh) * | 2017-06-02 | 2024-01-23 | 厦门佳普乐电子科技有限公司 | 一种自来水直冲马桶 |
CN108130944A (zh) * | 2018-01-23 | 2018-06-08 | 厦门精中模具有限公司 | 一种基于虹吸原理的低水位坐便器及其运行方式 |
CN109752080B (zh) * | 2018-05-18 | 2020-12-29 | 李文杰 | 有效感觉噪声级室外测量法检测便器水箱进水噪声的方法 |
CN109752075B (zh) * | 2018-05-18 | 2021-02-12 | 李文杰 | 有效感觉噪声级脉冲测量法检测坐便器冲洗噪声的方法 |
CN109752083B (zh) * | 2018-05-18 | 2021-02-12 | 李文杰 | 声功率级平行六面体测量面法检测坐便器冲洗噪声的方法 |
CN109752081B (zh) * | 2018-05-18 | 2020-12-29 | 李文杰 | 有效感觉噪声级室外测量法检测坐便器冲洗噪声的方法 |
CN110160636B (zh) * | 2018-05-18 | 2021-06-15 | 李文杰 | A计权声功率级测量法检测壁挂式坐便器冲洗噪声的方法 |
CN109752084B (zh) * | 2018-05-18 | 2021-02-12 | 李文杰 | 声能量级测量法检测壁挂式陶瓷坐便器冲洗噪声的方法 |
CN109764955B (zh) * | 2018-05-18 | 2021-02-12 | 李文杰 | 有效感觉噪声级脉冲测量法检测便器水箱进水噪声的方法 |
CN109752082B (zh) * | 2018-05-18 | 2020-12-29 | 李文杰 | 有效感觉噪声级测量法检测便器水箱进水噪声的方法 |
CN109752079B (zh) * | 2018-05-18 | 2020-12-29 | 李文杰 | 有效感觉噪声级测量法检测落地式坐便器冲洗噪声的方法 |
US11111658B2 (en) | 2018-09-28 | 2021-09-07 | Toto Ltd. | Flush toilet |
EP3674491B1 (en) * | 2018-12-28 | 2021-09-01 | Shanghai Kohler Electronics, Ltd. | Water supply assembly of a toilet |
CN109972716A (zh) * | 2019-03-19 | 2019-07-05 | 惠达卫浴股份有限公司 | 一种坐便器 |
JP7012947B2 (ja) * | 2019-09-27 | 2022-01-31 | Toto株式会社 | 水洗大便器 |
CN112779958A (zh) * | 2019-11-05 | 2021-05-11 | 厦门松霖科技股份有限公司 | 一种带水箱的马桶冲刷系统和马桶 |
JP7191292B2 (ja) * | 2020-09-18 | 2022-12-19 | Toto株式会社 | タンク装置 |
CN112459188A (zh) * | 2020-11-04 | 2021-03-09 | 厦门宸星汇通科技有限公司 | 一种节水便器 |
CN113529890B (zh) * | 2021-08-02 | 2023-04-14 | 谷力(厦门)科技有限公司 | 一种改善噪音的马桶装置 |
CN113529891B (zh) * | 2021-08-02 | 2023-02-17 | 谷力(厦门)科技有限公司 | 一种马桶排水装置 |
WO2023192641A1 (en) * | 2022-04-01 | 2023-10-05 | As America, Inc. | Plumbing fixture boost system |
CN114687423A (zh) * | 2022-04-27 | 2022-07-01 | 深圳市恒致云科技有限公司 | 智能马桶的双泵冲水方法、装置、系统、智能马桶 |
CN114893417A (zh) * | 2022-05-10 | 2022-08-12 | 深圳麦格米特电气股份有限公司 | 水泵控制方法与坐便器、可读存储介质 |
Family Cites Families (29)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0352712B1 (en) * | 1988-07-25 | 1993-11-10 | Toto Ltd. | Water closet flushing apparatus |
JP2690529B2 (ja) * | 1988-11-14 | 1997-12-10 | 東陶機器株式会社 | 大便器洗浄方法および洗浄装置 |
US5204999A (en) * | 1989-03-30 | 1993-04-27 | Toto Ltd. | Flush water supply system for toilet stool |
JPH0390750A (ja) | 1989-09-01 | 1991-04-16 | Toto Ltd | 水洗式便器 |
JP2953002B2 (ja) | 1989-09-01 | 1999-09-27 | 東陶機器株式会社 | 便器の洗浄給水装置 |
JP2774605B2 (ja) * | 1989-09-01 | 1998-07-09 | 東陶機器株式会社 | 便器の洗浄給水装置 |
US5502845A (en) * | 1991-06-10 | 1996-04-02 | Toto Ltd. | Siphon-jet flush water supply system for toilet stool |
US5305475A (en) | 1992-11-13 | 1994-04-26 | Kohler Co. | Pump operated plumbing fixture |
CN1090270C (zh) * | 1994-12-28 | 2002-09-04 | 东陶机器株式会社 | 水洗式大便器 |
US6115853A (en) * | 1996-08-06 | 2000-09-12 | Toto Ltd. | Toilet bowl |
JPH1161949A (ja) * | 1997-08-20 | 1999-03-05 | Toto Ltd | サイホン式便器の洗浄方法 |
CN1222668C (zh) * | 1999-09-27 | 2005-10-12 | 东陶机器株式会社 | 抽水马桶与冲洗水供应装置 |
US20030213055A1 (en) * | 1999-10-29 | 2003-11-20 | Toto Ltd. | Drainage device for siphon action toilet |
JP2002266411A (ja) * | 2001-03-06 | 2002-09-18 | Toto Ltd | 大便器装置 |
JP4721026B2 (ja) | 2001-03-28 | 2011-07-13 | Toto株式会社 | 大便器装置 |
JP2003193539A (ja) * | 2001-12-27 | 2003-07-09 | Toto Ltd | 水洗便器 |
JP4207428B2 (ja) | 2002-01-24 | 2009-01-14 | Toto株式会社 | 便器装置 |
JP4110853B2 (ja) * | 2002-06-21 | 2008-07-02 | Toto株式会社 | 便器装置 |
JP4465704B2 (ja) * | 2003-03-05 | 2010-05-19 | Toto株式会社 | サイホンジェット式便器 |
JP4315029B2 (ja) | 2004-03-16 | 2009-08-19 | Toto株式会社 | 水洗便器 |
JP2005336796A (ja) | 2004-05-26 | 2005-12-08 | Toto Ltd | 水道直圧式大便器 |
JP2006028757A (ja) * | 2004-07-12 | 2006-02-02 | Toto Ltd | 水道直圧式大便器 |
JP4432114B2 (ja) * | 2004-09-30 | 2010-03-17 | Toto株式会社 | 洋風水洗式便器用ポンプユニット |
JP4517394B2 (ja) | 2005-02-28 | 2010-08-04 | Toto株式会社 | 蓄圧装置、及びそれを備えた水洗大便器、昇降装置、及びソープディスペンサ |
JP2006241698A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-09-14 | Toto Ltd | 水洗大便器 |
US8032956B2 (en) * | 2005-11-21 | 2011-10-11 | Ideal Standard International Bvba | Multi-phase, high energy flushing system |
JP4110578B1 (ja) | 2006-12-28 | 2008-07-02 | Toto株式会社 | 水洗大便器 |
JP5130797B2 (ja) * | 2007-06-21 | 2013-01-30 | Toto株式会社 | 水洗大便器 |
JP5633267B2 (ja) | 2009-09-30 | 2014-12-03 | Toto株式会社 | 衛生洗浄装置 |
-
2007
- 2007-07-30 JP JP2007197557A patent/JP4110578B1/ja active Active
- 2007-12-25 WO PCT/JP2007/074827 patent/WO2008081778A1/ja active Application Filing
- 2007-12-25 CA CA2663799A patent/CA2663799C/en active Active
- 2007-12-25 EP EP07860056.6A patent/EP2065522B1/en active Active
- 2007-12-25 CA CA2935853A patent/CA2935853C/en active Active
- 2007-12-25 KR KR1020097006490A patent/KR101474369B1/ko active IP Right Grant
- 2007-12-25 CN CN2007800306956A patent/CN101506439B/zh active Active
- 2007-12-25 US US12/441,856 patent/US8544123B2/en active Active
- 2007-12-26 TW TW096150288A patent/TWI381083B/zh active
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012140822A (ja) * | 2011-01-05 | 2012-07-26 | Lixil Corp | 便器洗浄装置 |
JP2015068054A (ja) * | 2013-09-30 | 2015-04-13 | Toto株式会社 | トイレ装置 |
JP2016014316A (ja) * | 2015-09-24 | 2016-01-28 | 株式会社Lixil | 便器洗浄装置 |
JP2017201080A (ja) * | 2016-05-02 | 2017-11-09 | Toto株式会社 | 排水トラップ洗浄装置 |
US11479956B2 (en) | 2020-02-04 | 2022-10-25 | Toto Ltd. | Flush toilet |
US11414850B2 (en) | 2020-02-25 | 2022-08-16 | Toto Ltd. | Flush toilet |
JP2022039735A (ja) * | 2020-08-28 | 2022-03-10 | Toto株式会社 | 水洗大便器 |
US11473283B2 (en) | 2020-08-28 | 2022-10-18 | Toto Ltd. | Flush toilet |
US11486123B2 (en) | 2020-08-28 | 2022-11-01 | Toto Ltd. | Flush toilet |
JP7237285B2 (ja) | 2020-08-28 | 2023-03-13 | Toto株式会社 | 水洗大便器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN101506439A (zh) | 2009-08-12 |
CA2663799C (en) | 2016-10-11 |
EP2065522A1 (en) | 2009-06-03 |
CA2935853C (en) | 2018-06-05 |
WO2008081778A1 (ja) | 2008-07-10 |
US8544123B2 (en) | 2013-10-01 |
CA2935853A1 (en) | 2008-07-10 |
US20090313750A1 (en) | 2009-12-24 |
KR101474369B1 (ko) | 2014-12-18 |
CA2663799A1 (en) | 2008-07-10 |
EP2065522A4 (en) | 2014-07-30 |
KR20090096686A (ko) | 2009-09-14 |
TW200831747A (en) | 2008-08-01 |
EP2065522B1 (en) | 2021-03-03 |
CN101506439B (zh) | 2011-12-07 |
TWI381083B (zh) | 2013-01-01 |
JP4110578B1 (ja) | 2008-07-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4110578B1 (ja) | 水洗大便器 | |
JP4497210B2 (ja) | 水洗大便器 | |
JP5013316B2 (ja) | 水洗大便器 | |
CN101688389B (zh) | 具有用于防止溢出的辅助水箱的坐便器 | |
JP5896336B2 (ja) | 水洗大便器 | |
JP5051611B2 (ja) | 水洗大便器 | |
JP4552233B2 (ja) | 水洗大便器 | |
JP5170823B2 (ja) | 水洗大便器 | |
JP5299832B2 (ja) | 水洗大便器 | |
JP2009002075A (ja) | 水洗便器 | |
JP5263704B2 (ja) | 水洗大便器 | |
JP5412779B2 (ja) | 洋風大便器 | |
JP5130797B2 (ja) | 水洗大便器 | |
JP5007943B2 (ja) | 水洗大便器 | |
JP2008303691A (ja) | 水洗大便器 | |
JP2024004219A (ja) | 水洗大便器 | |
JP2020186596A (ja) | 水洗大便器 | |
JP2024004218A (ja) | 水洗大便器 | |
TW202321548A (zh) | 沖水馬桶裝置 | |
JP2020186595A (ja) | 水洗大便器 | |
JP2015068078A (ja) | 水洗大便器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080330 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4110578 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110418 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120418 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130418 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130418 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140418 Year of fee payment: 6 |