JP2017201080A - 排水トラップ洗浄装置 - Google Patents

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【課題】沈殿汚れおよび浮遊汚れを効率的に排出することができる排水トラップ洗浄装置を提供する。【解決手段】排水トラップを洗浄する排水トラップ洗浄装置であって、洗浄水を吐出する吐水部と、前記吐水部から前記排水トラップに供給される洗浄水の瞬間流量を制御する流量制御部と、を備え、前記流量制御部は、前記排水トラップ内に沈殿した沈殿汚れを前記排水トラップ外に排出するために、第1流量の洗浄水を前記排水トラップに供給する沈殿汚れ排出工程と、前記沈殿汚れ排出工程の後に、前記排水トラップ内に浮遊した浮遊汚れを前記排水トラップ外に排出するために、前記第1流量よりも小さい第2流量の洗浄水を前記排水トラップ内に供給する浮遊汚れ排出工程と、を実行する、ことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明の態様は、一般的に、排水トラップ洗浄装置に関する。
流し台、洗面ボウル、浴室やシャワールームの洗い場床などには、排水管からの臭気の逆流を防止する排水トラップが設けられている。排水トラップ内の汚れを排出するためには、排水トラップの封水を新しい水に置換することが有効である。従来、排水トラップ内の汚れを排出する際には、封水の置換率を高めることを目的として、排水トラップに大流量の水を流していた(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−213875号公報
発明者は、排水トラップに大流量の水を流した場合、排水トラップ内に沈殿している沈殿汚れは排出されるものの、水に浮いている浮遊汚れは排出され難いことを発見した。このため、特に、シャンプーや石鹸などの泡汚れが発生しやすい浴室などの排水トラップにおいては、トラップ内の置換率を十分に高めることができず、未だ改善の余地があることがわかった。
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、沈殿汚れおよび浮遊汚れを効率的に排出することができる排水トラップ洗浄装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、排水トラップを洗浄する排水トラップ洗浄装置であって、洗浄水を吐出する吐水部と、前記吐水部から前記排水トラップに供給される洗浄水の瞬間流量を制御する流量制御部と、を備え、前記流量制御部は、前記排水トラップ内に沈殿した沈殿汚れを前記排水トラップ外に排出するために、第1流量の洗浄水を前記排水トラップに供給する沈殿汚れ排出工程と、前記沈殿汚れ排出工程の後に、前記排水トラップ内に浮遊した浮遊汚れを前記排水トラップ外に排出するために、前記第1流量よりも小さい第2流量の洗浄水を前記排水トラップ内に供給する浮遊汚れ排出工程と、を実行する、ことを特徴とする排水トラップ洗浄装置である。
この排水トラップ洗浄装置によれば、排水トラップ内の沈殿汚れと浮遊汚れの両方を効率的に排水トラップの外に排出することが可能となる。
第2の発明は、第1の発明において、前記浮遊汚れ排出工程では、前記沈殿汚れ排出工程よりも長時間に亘って洗浄水が供給されることを特徴とする排水トラップ洗浄装置である。
この排水トラップ洗浄装置によれば、排水トラップ内のより多くの浮遊汚れを排水トラップの外に排出することが可能となる。
第3の発明は、第1または第2の発明において、前記流量制御部は、前記沈殿汚れ排出工程と前記浮遊汚れ排出工程との間に、前記排水トラップ内の水位が通常水位に低下するまで前記排水トラップへの洗浄水の供給量を前記第1流量および前記第2流量よりも小さくする減水工程を実行することを特徴とする排水トラップ洗浄装置である。
この排水トラップ洗浄装置によれば、沈殿汚れ排出工程の後に浮遊汚れ排出工程が連続して行われる場合に比べて、より少ない洗浄水で浮遊汚れを排水トラップの外に排出することが可能である。
第4の発明は、第1〜第3のいずれかの発明において、前記流量制御部は、前記浮遊汚れ排出工程の後に、前記浮遊汚れ排出工程における前記排水トラップ内の水位よりも高い部位に付着した付着汚れを洗浄するために、前記第2流量よりも大きい第3流量の洗浄水を前記排水トラップに供給する付着汚れ除去工程を実行することを特徴とする排水トラップ洗浄装置である。
この排水トラップ洗浄装置によれば、浮遊汚れ排出工程において排水トラップ内の水位よりも高い位置に付着した浮遊汚れを水に浮かし、排水トラップの外に排出することができる。
第5の発明は、第1〜第4のいずれかの発明において、前記流量制御部は、前記浮遊汚れ排出工程において前記排水トラップに供給される洗浄水の流量を変更可能であることを特徴とする排水トラップ洗浄装置である。
この排水トラップ洗浄装置によれば、排水トラップが設けられる環境に応じて、浮遊汚れ排出工程において排水トラップに供給される洗浄水の流量を変更し、排出トラップ内の浮遊汚れを排出することが可能となる。
本発明の態様によれば、沈殿汚れおよび浮遊汚れを効率的に排出することができる排水トラップ洗浄装置が提供される。
実施形態に係る排水トラップ洗浄装置が設けられた浴室を表す斜視図である。 実施形態に係る排水トラップ洗浄装置によって洗浄可能な排水トラップの一例を表す斜視図である。 実施形態に係る排水トラップ洗浄装置によって洗浄可能な排水トラップの一例を表す分解斜視図である。 実施形態に係る排水トラップ洗浄装置によって洗浄可能な排水トラップの一例を表す断面図である。 実施形態に係る排水トラップ洗浄装置による排水トラップの洗浄工程を表す工程断面図である。 実施形態に係る排水トラップ洗浄装置による排水トラップの洗浄工程を表す工程断面図である。 実施形態に係る排水トラップ洗浄装置による排水トラップの洗浄工程を表すタイミングチャートである。 実施形態に係る排水トラップ洗浄装置によって洗浄可能な排水トラップの他の一例を表す断面図である。 実施形態に係る排水トラップ洗浄装置による排水トラップの洗浄工程を表す工程断面図である。 実施形態に係る排水トラップ洗浄装置によって洗浄可能な排水トラップの他の一例を表す断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
まず、図1を用いて、実施形態に係る排水トラップ洗浄装置600が設けられる浴室の例について説明する。
図1(a)および図1(b)は、実施形態に係る排水トラップ洗浄装置600が設けられた浴室500を表す斜視図である。
図1(a)に表すように、浴室500には、浴槽510、洗い場床520、およびカウンタ530が設けられている。また、浴室500の壁面には、不図示のドアが設けられている。
以降では、実施形態の説明のために、「上方」、「下方」、「前方」、「後方」、「右側方」、および「左側方」を用いる。「上方」および「下方」は、浴室500内の使用者から見た場合を基準としている。また、浴槽510から洗い場床520に向かう方向を「右側方」とし、これと反対の方向を「左側方」としている。
洗い場床520には、排水口521が設けられている。排水口521は、洗い場床520の浴槽510側に設けられ、洗い場床520の前後方向の略中心に位置している。洗い場床520の上面は、排水口521へ向かって緩やかに傾斜している。
浴室500の壁には、鏡、給水栓、シャワーホースなどが適宜設けられている。カウンタ530は、浴室500の壁に取り付けられ、鏡や給水栓などの下方に位置している。また、カウンタ530は、洗い場床520から上方に離間している。カウンタ530の幅(左右方向の寸法)は、洗い場床520の幅と略同じである。カウンタ530は、図1(b)に表すように、例えば、天板531と下カバー532とを有する。
排水トラップ洗浄装置600は、吐水部610および制御部620を有する。吐水部610は、カウンタ530の下に設けられ、洗い場床520から上方に離間している。吐水部610は、例えば、カウンタ530の左右方向における中央付近に設置されている。
吐水部610は、不図示の給水管等と接続され、排水口521に対して洗浄水を供給可能に構成されている。吐水部610は、さらに除菌水生成部などを有し、排水口521に対して除菌水を供給可能に構成されていてもよい。この場合、除菌水生成部は、例えば、カウンタ530の内部(天板531と下カバー532との間)に設けられる。
除菌水生成部としては、例えば、塩化物イオンを含む水道水を電気分解することで、次亜塩素酸を含む水を生成するものが用いられる。または、除菌水生成部は、金属イオン水(例えば、銀イオン、銅イオンまたは亜鉛イオンなどの金属イオンを含む水)またはオゾンを含む水を生成するものであってもよい。
制御部620は、吐水部610からの洗浄水の供給のオン・オフや、洗浄水の瞬間流量などを制御する。排水トラップ洗浄装置が除菌水生成部を有する場合、制御部620は、さらに除菌水生成部のオン・オフや除菌水の濃度などを制御可能に構成されていてもよい。図1(a)に表す例では、制御部620が浴室500の天井の裏に設けられているが、制御部620は、カウンタ530の内部など他の場所に設けられていてもよい。
浴室500の外側には、操作部RCが設けられている。制御部620は、操作部RCと接続されており、浴室500の使用者が、操作部RCを用いて排水トラップ洗浄装置600を操作することができるように構成されている。
次に、図2〜図4を用いて、排水トラップ洗浄装置600を用いて洗浄される排水トラップの一例について説明する。
図2は、実施形態に係る排水トラップ洗浄装置600によって洗浄可能な排水トラップの一例を表す斜視図である。
図3は、実施形態に係る排水トラップ洗浄装置600によって洗浄可能な排水トラップの一例を表す分解斜視図である。
図4は、実施形態に係る排水トラップ洗浄装置600によって洗浄可能な排水トラップの一例を表す断面図である。
なお、図4では、ヘアキャッチャ130が省略されている。
図2〜図4に表すように、排水トラップ100は、トラップ本体110、封水筒120、ヘアキャッチャ130、排水ピット140、フランジ150、および接続部材160を有する。
トラップ本体110は、左右方向に延びる筒状の部材である。トラップ本体110は、複数の筒状部材が連結され、一体に構成されたものであってもよい。トラップ本体110の右側方は上方に向けて屈曲しており、右側端部には出水口181が形成されている。トラップ本体110の左側端部には、接続部材160が接続されている。接続部材160は、浴槽510の排水口に接続されており、浴槽510の水は、接続部材160を通ってトラップ本体110内に流れる。
トラップ本体110の上部には、開口部111が設けられ、入水口180(図4を参照)が形成されている。開口部111が形成された部分では、トラップ本体110の壁面が上方に向けて屈曲しており、これにより屈曲部112(図4を参照)が形成されている。入水口180および接続部材160からトラップ本体110内部に流入した水は、一時的にトラップ本体110内部に貯留され、出水口181を通して不図示の配管へ排出される。
また、トラップ本体110には、入水口180と出水口181との間に、突出部113が設けられている。突出部113が設けられることで、トラップ本体110の内部に貯留される水(封水)の深さを深くすることができる。これにより、封水の蒸発や逆圧などにより封水機能が損なわれる可能性を低減することができる。
排水ピット140は、内面が中心に向けて下方に傾斜するとともに、下方に向かうほどその幅が狭くなっている。排水ピット140は、例えば、洗い場床520に固定されている。
排水ピット140の下端は、トラップ本体110の開口部111の上に設けられ、この排水ピット140の下端の上に、フランジ150が設けられている。開口部111の内側およびフランジ150の外側には、ネジ溝が形成され、開口部111とフランジ150とは締結されている。排水ピット140の下端は、パッキン151を介して、開口部111とフランジ150との間に挟み込まれ、固定されている。
封水筒120は、トラップ本体110の入水口180に着脱可能に取り付けられている。封水筒120は、筒状部121および環状部122を有する。筒状部121は、上下に貫通しており、上方から下方に向けて排水が内部を流れるように構成されている。筒状部121の少なくとも一部は、トラップ本体110内部に挿入され、トラップ本体110内に貯留した水に浸される。環状部122は、筒状部121の上端に連なって設けられており、筒状部121の上端から外方に向けて環状に延出している。
環状部122と排水ピット140との間には、パッキン123が設けられている。封水筒120と開口部111との間には、間隙G(図4を参照)が形成されているが、環状部122と排水ピット140との間がパッキン123によって封止されることで、間隙Gへの排水の流入を防ぐことができる。
ヘアキャッチャ130は、入水口180(環状部122の内側)に着脱可能に設けられている。ヘアキャッチャ130の一部は網目状に形成されており、毛髪などの異物がトラップ本体110に入ることを抑制している。
次に、図5〜図7を用いて、実施形態に係る排水トラップ洗浄装置600を用いた排水トラップ100の洗浄について説明する。
図5および図6は、実施形態に係る排水トラップ洗浄装置600による排水トラップ100の洗浄工程を表す工程断面図である。
図7は、実施形態に係る排水トラップ洗浄装置600による排水トラップ100の洗浄工程を表すタイミングチャートである。
なお、図5および図6では、ヘアキャッチャ130が省略されている。
また、図7では、横軸は、時間を表しており、縦軸は、各タイミングにおける吐水部610からの吐水の有無および排水トラップ100内の水Wの水位を表している。
図5(a)および図7のタイミングt0〜t1は、入浴直後の状態を表している。このとき、浴室500のシャワーや給水栓、吐水部610などからは水が出ておらず、排水トラップ100内の水Wの水位は、例えば、突出部113の上端と等しい。
図5(a)に表すように、入浴後の排水トラップ100内には、様々な汚れが存在する。これらの汚れは、主に、沈殿汚れAと、浮遊汚れBと、に分けることができる。沈殿汚れAは、水Wよりも密度が大きく、トラップ本体110の底に沈殿している。浮遊汚れBは、水Wよりも密度が小さく、水Wに浮いている。沈殿汚れAは、例えば、人体の皮脂や角質が固まったものや、泥などである。浮遊汚れBは、例えば、シャンプーや石鹸の泡、泡に包まれた皮脂や角質などである。
図5(a)に表す状態では、沈殿汚れAは、トラップ本体110の底に沈殿している。浮遊汚れBは、例えば、一部が封水筒120の内側に浮遊しており、他の一部が封水筒120の外側に浮遊している。
次に、図5(b)および図7のタイミングt1〜t2に表すように、吐水部610から排水トラップ100に大流量の洗浄水を供給する、沈殿汚れ排出工程を行う。排水トラップ100に大流量の洗浄水が供給されると、水Wの水位が突出部113の上端を超え、水Wが出水口181から排出される。
このとき、封水筒120の内側に浮いていた浮遊汚れBが、封水筒120の外側に押し流されるとともに、浮遊汚れBの一部が、水の流れに沿って出水口181から排出される。また、入水口180から出水口181に向かう大きな水の流れによって、沈殿汚れAが一時的に浮き上がり、出水口181から排出される。
一方で、大流量の洗浄水が排水トラップ100に供給されると、水Wの水位が、一時的に開口部111の下端(屈曲部112)よりも高くなり、水Wの水位が間隙Gに位置するようになる。このとき、間隙Gに入り込んだ浮遊汚れBは、屈曲部112によって出水口181に向けて流れることができず、図5(b)に表すように、間隙Gに残留する。
次に、図5(c)および図7のタイミングt2〜t3に表すように、排水トラップ100への洗浄水の供給量を減少させる、減水工程を行う。この減水工程における排水トラップ100への洗浄水の供給量は、沈殿汚れ排出工程および後述する浮遊汚れ排出工程における排水トラップ100への洗浄水の供給量よりも小さく設定される。
排水トラップ100への洗浄水の供給量を減少させることで、水Wの水位が間隙Gよりも低くなり、例えば突出部113の上端と同じ位置まで下がる。このとき、水Wの水位の低下に伴い、間隙Gに残留していた浮遊汚れBの位置も下がる。
なお、この減水工程においては、排水トラップ100への洗浄水の供給を停止させ、洗浄水の供給量をゼロとしてもよい。
次に、図6(a)および図7のタイミングt3〜t4に表すように、排水トラップ100に少流量の洗浄水を供給する、浮遊汚れ排出工程を行う。排水トラップ100に小流量の洗浄水が供給されると、水Wの水位が突出部113の上端よりも高くなり、水Wが緩やかに出水口181に向けて流れる。このとき、水Wの水位は、間隙Gよりも低い位置にあるため、浮遊汚れBが、水の流れに沿って出水口181から排出されていく。
なお、減水工程において水Wの水位が下がった際に、浮遊汚れBの一部が、封水筒120の外壁や開口部111の内壁などの、水Wの水位よりも高い位置に付着してしまう場合がある。このような浮遊汚れBは、小流量の洗浄水の供給では排出することが難しい。
壁面に付着した浮遊汚れBに対しては、図6(c)および図7のタイミングt5〜t6に表すように、排水トラップ100に大流量の洗浄水を供給する、付着汚れ除去工程を行うことが効果的である。排水トラップ100に大流量の洗浄水を供給することで、水Wの水位が間隙Gの位置にまで達し、封水筒120の外壁や開口部111の内壁などに付着した浮遊汚れBを水Wに浮かして、壁面から除去することができる。このとき、浮遊汚れBの一部が再び間隙Gに残留しうるが、浮遊汚れBを壁面から除去して水Wに浮かすことで、その少なくとも一部を排水トラップ100から排出することができる。
なお、図6(b)および図7のタイミングt4〜t5に表すように、浮遊汚れ排出工程と付着汚れ除去工程との間で、排水トラップ100への洗浄水の供給量を減少させてもよい。
上述した各工程における排水トラップ100への洗浄水の供給量の制御は、制御部620によって行われる。
制御部620は、例えば、吐水部610から吐出される水の瞬間流量を制御することで、排水トラップ100へ供給される洗浄水の量を制御する。
または、制御部620は、各工程において吐水部610から吐出される水の瞬間流量を一定とし、吐水部610によって吐出される水の方向等を制御することで、各工程における排水トラップ100への洗浄水の供給量を制御してもよい。一例として、制御部620は、沈殿汚れ排出工程において、洗い場床520の排水口521と離れた位置から排水口521に近い位置に向けて水の吐出方向を変化させることで、洗い場床520の各部に吐出した水が略同じタイミングで排水トラップ100に流れ、排水トラップ100に大流量の洗浄水を供給することができる。
また、排水トラップ100に供給される洗浄水は、水道水でも良いし、除菌水であっても良い。あるいは、水道水と除菌水の混合水であってもよい。除菌水を用いることで、排水トラップ100内における菌の繁殖を抑制することができる。
洗浄水の温度は任意であるが、お湯を用いることで、封水筒120やトラップ本体110の内壁面に付着した皮脂などが水に浮きやすくなり、排水トラップ100内の汚れを排出しやすくなる。
以上で説明したように、本実施形態に係る排水トラップ洗浄装置600では、制御部620が、大流量の洗浄水を供給する沈殿汚れ排出工程を実行した後に、少流量の洗浄水を供給する浮遊汚れ排出工程を実行する。
沈殿汚れ排出工程では、封水筒120の内側の浮遊汚れが封水筒120の外側に流されるとともに、排水トラップ100内に沈殿した沈殿汚れを排水トラップ100の外に排出される。そして、続く浮遊汚れ排出工程では、排水トラップ100内に浮遊する浮遊汚れが排水トラップ100の外に排出される。
このため、本実施形態によれば、排水トラップ100内の沈殿汚れと浮遊汚れの両方を効率的に排水トラップ100の外に排出することが可能となる。
なお、沈殿汚れ排出工程の後に連続して浮遊汚れ排出工程を実行し、浮遊汚れ排出工程を実行している間に水Wの水位が下がっていってもよい。この場合でも、水Wの水位が間隙Gに位置している間は浮遊汚れが排出され難いが、水位が間隙Gよりも低い位置まで下がった後は浮遊汚れが出水口181より排出される。
ただし、より少ない洗浄水で浮遊汚れを排出するためには、水Wの水位が通常時の水位になってから浮遊汚れ排出工程を実行することが望ましい。このため、沈殿汚れ排出工程と浮遊汚れ排出工程との間に、これらの工程よりも排水トラップ100への洗浄水の供給量を小さくする減水工程を行い、水Wの水位を通常水位まで下げることが望ましい。
減水工程の時間は、例えば、沈殿汚れ排出工程の時間よりも短い。減水工程は、水Wの水位の低下を目的として行われ、長時間を要さないためである。
また、浮遊汚れ排出工程では、沈殿汚れ排出工程に比べて洗浄水の供給量が少ない。このため、浮遊汚れを排水トラップ100の外に十分に排出するためには、浮遊汚れ排出工程において、沈殿汚れ排出工程よりも長時間に亘って排水トラップ100に洗浄水が供給されることが望ましい。こうすることで、排水トラップ100内のより多くの浮遊汚れを、排水トラップ100の外に排出することが可能となる。
付着汚れ除去工程では、沈殿汚れ排出工程と同じかそれよりも短い時間に亘って、排水トラップ100に洗浄水が供給される。これは、付着汚れ除去工程が、水Wの水位を上げて、壁面に付着した浮遊汚れを壁面から除去して浮かせることを目的として行われるためである。
排水トラップ100が設けられる環境によっては、浮遊汚れ排出工程において、水Wの水位が高くなりすぎ、間隙Gに位置してしまう場合もある。このため、制御部620は、浮遊汚れ排出工程において排水トラップ100へ供給される洗浄水の流量を変更可能に構成されていることが望ましい。こうすることで、排水トラップ100が設けられる環境に拘わらず浮遊汚れを効率的に排出することが可能となる。
制御部620は、さらに、沈殿汚れ排出工程および付着汚れ除去工程において排水トラップ100に供給される洗浄水の流量を変更可能に構成されていても良い。
なお、先に浮遊汚れ排出工程を行い、浮遊汚れBを排出した後に、沈殿汚れ排出工程を行って、沈殿汚れAを排出することもできる。ただし、この場合、封水筒120内側の浮遊汚れBが、先の浮遊汚れ排出工程では外側に流れず、後の沈殿汚れ排出工程で外側に流れる。このため、入浴後に封水筒120の内側にある浮遊汚れBを効率的に排出できないという課題が残る。
すなわち、図5〜図7で表したように、沈殿汚れ排出工程を行った後に浮遊汚れ排出工程を行うことで、封水筒120の内側にある浮遊汚れBを効率的に排出することが可能となる。
また、図1に表す例では、吐水部610がカウンタ530の下に設けられていたが、吐水部610の位置は適宜変更することが可能である。吐水部610は、例えば、洗い場床520を介さずに、直接入水口180に向けて洗浄水を供給できるように、排水トラップ100に接続されていてもよい。
あるいは、吐水部610が、浴槽510側に設けられ、接続部材160を介して排水トラップ100に洗浄水を供給することで、上述した、沈殿汚れ排出工程、浮遊汚れ排出工程、および付着汚れ除去工程が実行されてもよい。このような方法によっても、排水トラップ100内の沈殿汚れおよび浮遊汚れを排出することが可能である。ただし、この場合、封水筒120の内側の浮遊汚れが、封水筒120の外側に流れず、排水トラップ100内の浮遊汚れを十分に排出できない。従って、排水トラップ100内の浮遊汚れを効率的に排出するためには、入水口180を通して封水筒120の内側に洗浄水を供給することが望ましい。
本実施形態に係る排水トラップ洗浄装置600によれば、図2〜図4に表す構造以外の排水トラップに対しても、沈殿汚れおよび浮遊汚れを効率的に排出して洗浄することが可能である。図5(b)に表すような、排水トラップに大流量の洗浄水を供給した際の浮遊汚れの残留は、入水口から排水口までの流路において断面積が変化している排水トラップなどにおいて生じやすい。
図8は、実施形態に係る排水トラップ洗浄装置600によって洗浄可能な排水トラップの他の一例を表す断面図である。
排水トラップ200は、例えば、キッチンのシンクに取り付けられる。この場合、排水トラップ洗浄装置600の吐水部610は、排水トラップ200に対して洗浄水を供給できるように、例えばキッチンの給水栓などに設けられる。
図8に表すように、排水トラップ200は、トラップ本体210、封水筒220、椀トラップ230、および目皿240を有する。
トラップ本体210は、例えば、キッチンのシンクの底部に取り付けられている。トラップ本体210の上部には、入水口280が形成され、下部には、出水口281が形成されている。
封水筒220は、トラップ本体210の内側に取り付けられている。封水筒220は、上下に貫通しており、内部の空間が出水口281と連通している。トラップ本体210の内壁と封水筒220の外壁との間の空間に水が一時的に貯留されることで、封水が形成される。
椀トラップ230は、封水筒220の上部開口を覆うように、トラップ本体210の内側に設けられている。椀トラップ230は、不図示の支持部材により支持されており、封水筒220の上部開口の少なくとも一部と椀トラップ230との間には、排水が流れるように間隙が形成されている。
目皿240は、入水口280に着脱可能に設けられている。目皿240には複数の開口が形成されており、水の流れを妨げずに生ごみなどを捕捉できるように構成されている。目皿240に代えて、網カゴなどが入水口280に設けられていてもよい。
図9は、実施形態に係る排水トラップ洗浄装置600による排水トラップ200の洗浄工程を表す工程断面図である。
図9(a)は、例えば、シンクで食器類を洗浄した後の排水トラップ200の様子を表している。このとき、図5(a)と同様に、排水トラップ200内には、沈殿汚れAおよび浮遊汚れBが存在している。
まず、図9(b)に表すように、沈殿汚れ排出工程を実行し、排水トラップ200に大流量の洗浄水を供給する。これにより、沈殿汚れAが一時的に浮き上がり、出水口281を流れて排水トラップ200の外に排出される。浮遊汚れBの一部は、出水口281に流れず、椀トラップ230の内側の角部に残留する。これは、図8に表すように、封水筒220の上端と椀トラップ230内側の角部との間の距離D1が、封水筒220の側壁と椀トラップ230の側壁との間の距離D2よりも長く、椀トラップ230内側の角部において水が流れる流路断面積が局所的に大きくなっているためである。
次に、図9(c)に表すように、減水工程を実行し、排水トラップ200へ供給される洗浄水の流量を小さくする。これにより、排水トラップ200内の水Wの水位が通常時の水位まで低下する。また、水Wの水位が低下するとともに、浮遊汚れBの位置も下がる。
次に、図9(d)に表すように、浮遊汚れ排出工程を実行し、排水トラップ200に小流量の洗浄水を供給する。これにより、水Wに浮いていた浮遊汚れBが出水口281を通して排水トラップ200の外に排出される。
以上の通り、本実施形態に係る排水トラップ洗浄装置600によれば、このような排水トラップ200に対しても、沈殿汚れおよび浮遊汚れを効率的に排出することができる。
なお、図9(d)に表す浮遊汚れ排出工程を終えた後において、椀トラップ230内側の天面など、水Wの通常水位よりも高い位置に浮遊汚れBが付着している場合は、図5および図6に表す洗浄方法と同様に、付着汚れ除去工程をさらに実行してもよい。
また、本実施形態に係る排水トラップ洗浄装置600は、図10に表す構造を有する排水トラップに対しても有効である。
図10は、実施形態に係る排水トラップ洗浄装置600によって洗浄可能な排水トラップの他の一例を表す断面図である。
図10に表すように、排水トラップ300は、例えば、洗面化粧台のボウル部400の底部に取り付けられる。この場合、排水トラップ洗浄装置600の吐水部610は、排水トラップ300に対して洗浄水を供給できるように、例えば洗面化粧台の給水栓などに設けられる。
排水トラップ300は、トラップ本体310、封水筒320、およびヘアキャッチャ330を有する。
トラップ本体310は、上部に入水口380が形成され、下部に出水口381が形成されている。トラップ本体310は、椀部311を有する。椀部311は、下側に凸となるように湾曲しており、内側に一時的に水を貯留できるように構成されている。
封水筒320は、トラップ本体310内に取り付けられている。封水筒320の下部は、椀部311の内側に位置し、封水に浸される。封水筒320は、上下に貫通しており、内部の空間が入水口380と連通している。
ヘアキャッチャ330は、入水口380に着脱可能に設けられている。ヘアキャッチャ330は、一部が網目状に形成されており、毛髪などがトラップ本体310内に入ることを抑制している。
このような排水トラップ300においても、トラップ本体310と封水筒320上部との間に間隙Gが存在するため、排水トラップ300に大流量の洗浄水を供給した際に、この間隙Gに浮遊汚れが残留する。このため、排水トラップ300に対して、既に述べた方法と同様に、沈殿汚れ排出工程および浮遊汚れ排出工程を行うことで、沈殿汚れおよび浮遊汚れを効率的に排出することが可能である。
以上、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。前述の実施の形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、排水トラップ洗浄装置600の吐水部610や制御部620などが備える各要素の形状、寸法、材質、配置、設置形態などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。 また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
100 排水トラップ、 110 トラップ本体、 111 開口部、 112 屈曲部、 113 突出部、 120 封水筒、 121 筒状部、 122 環状部、 123 パッキン、 130 ヘアキャッチャ、 140 排水ピット、 150 フランジ、 151 パッキン、 160 接続部材、 180 入水口、 181 出水口、 200 排水トラップ、 210 トラップ本体、 220 封水筒、 230 椀トラップ、 240 目皿、 280 入水口、 281 出水口、 300 排水トラップ、 310 トラップ本体、 311 椀部、 320 封水筒、 330 ヘアキャッチャ、 380 入水口、 381 出水口、 400 ボウル部、 500 浴室、 510 浴槽、 520 洗い場床、 521 排水口、 530 カウンタ、 531 天板、 532 下カバー、 600 排水トラップ洗浄装置、 610 吐水部、 620 制御部、 A 沈殿汚れ、 B 浮遊汚れ、 D1、D2 距離、 G 間隙、 RC 操作部、 W 水

Claims (5)

  1. 排水トラップを洗浄する排水トラップ洗浄装置であって、
    洗浄水を吐出する吐水部と、
    前記吐水部から前記排水トラップに供給される洗浄水の瞬間流量を制御する流量制御部と、を備え、
    前記流量制御部は、
    前記排水トラップ内に沈殿した沈殿汚れを前記排水トラップ外に排出するために、第1流量の洗浄水を前記排水トラップに供給する沈殿汚れ排出工程と、
    前記沈殿汚れ排出工程の後に、前記排水トラップ内に浮遊した浮遊汚れを前記排水トラップ外に排出するために、前記第1流量よりも小さい第2流量の洗浄水を前記排水トラップ内に供給する浮遊汚れ排出工程と、を実行する、
    ことを特徴とする排水トラップ洗浄装置。
  2. 前記浮遊汚れ排出工程では、前記沈殿汚れ排出工程よりも長時間に亘って洗浄水が供給されることを特徴とする請求項1記載の排水トラップ洗浄装置。
  3. 前記流量制御部は、前記沈殿汚れ排出工程と前記浮遊汚れ排出工程との間に、前記排水トラップ内の水位が通常水位に低下するまで前記排水トラップへの洗浄水の供給量を前記第1流量および前記第2流量よりも小さくする減水工程を実行することを特徴とする請求項1または2に記載の排水トラップ洗浄装置。
  4. 前記流量制御部は、前記浮遊汚れ排出工程の後に、前記浮遊汚れ排出工程における前記排水トラップ内の水位よりも高い部位に付着した付着汚れを洗浄するために、前記第2流量よりも大きい第3流量の洗浄水を前記排水トラップに供給する付着汚れ除去工程を実行することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の排水トラップ洗浄装置。
  5. 前記流量制御部は、前記浮遊汚れ排出工程において前記排水トラップに供給される洗浄水の流量を変更可能であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の排水トラップ洗浄装置。
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