JP2017201080A - 排水トラップ洗浄装置 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、沈殿汚れおよび浮遊汚れを効率的に排出することができる排水トラップ洗浄装置を提供することを目的とする。
図1(a)および図1(b)は、実施形態に係る排水トラップ洗浄装置600が設けられた浴室500を表す斜視図である。
図1(a)に表すように、浴室500には、浴槽510、洗い場床520、およびカウンタ530が設けられている。また、浴室500の壁面には、不図示のドアが設けられている。
図2は、実施形態に係る排水トラップ洗浄装置600によって洗浄可能な排水トラップの一例を表す斜視図である。
図3は、実施形態に係る排水トラップ洗浄装置600によって洗浄可能な排水トラップの一例を表す分解斜視図である。
図4は、実施形態に係る排水トラップ洗浄装置600によって洗浄可能な排水トラップの一例を表す断面図である。
なお、図4では、ヘアキャッチャ130が省略されている。
図5および図6は、実施形態に係る排水トラップ洗浄装置600による排水トラップ100の洗浄工程を表す工程断面図である。
図7は、実施形態に係る排水トラップ洗浄装置600による排水トラップ100の洗浄工程を表すタイミングチャートである。
また、図7では、横軸は、時間を表しており、縦軸は、各タイミングにおける吐水部610からの吐水の有無および排水トラップ100内の水Wの水位を表している。
なお、この減水工程においては、排水トラップ100への洗浄水の供給を停止させ、洗浄水の供給量をゼロとしてもよい。
制御部620は、例えば、吐水部610から吐出される水の瞬間流量を制御することで、排水トラップ100へ供給される洗浄水の量を制御する。
または、制御部620は、各工程において吐水部610から吐出される水の瞬間流量を一定とし、吐水部610によって吐出される水の方向等を制御することで、各工程における排水トラップ100への洗浄水の供給量を制御してもよい。一例として、制御部620は、沈殿汚れ排出工程において、洗い場床520の排水口521と離れた位置から排水口521に近い位置に向けて水の吐出方向を変化させることで、洗い場床520の各部に吐出した水が略同じタイミングで排水トラップ100に流れ、排水トラップ100に大流量の洗浄水を供給することができる。
洗浄水の温度は任意であるが、お湯を用いることで、封水筒120やトラップ本体110の内壁面に付着した皮脂などが水に浮きやすくなり、排水トラップ100内の汚れを排出しやすくなる。
沈殿汚れ排出工程では、封水筒120の内側の浮遊汚れが封水筒120の外側に流されるとともに、排水トラップ100内に沈殿した沈殿汚れを排水トラップ100の外に排出される。そして、続く浮遊汚れ排出工程では、排水トラップ100内に浮遊する浮遊汚れが排水トラップ100の外に排出される。
このため、本実施形態によれば、排水トラップ100内の沈殿汚れと浮遊汚れの両方を効率的に排水トラップ100の外に排出することが可能となる。
ただし、より少ない洗浄水で浮遊汚れを排出するためには、水Wの水位が通常時の水位になってから浮遊汚れ排出工程を実行することが望ましい。このため、沈殿汚れ排出工程と浮遊汚れ排出工程との間に、これらの工程よりも排水トラップ100への洗浄水の供給量を小さくする減水工程を行い、水Wの水位を通常水位まで下げることが望ましい。
減水工程の時間は、例えば、沈殿汚れ排出工程の時間よりも短い。減水工程は、水Wの水位の低下を目的として行われ、長時間を要さないためである。
付着汚れ除去工程では、沈殿汚れ排出工程と同じかそれよりも短い時間に亘って、排水トラップ100に洗浄水が供給される。これは、付着汚れ除去工程が、水Wの水位を上げて、壁面に付着した浮遊汚れを壁面から除去して浮かせることを目的として行われるためである。
制御部620は、さらに、沈殿汚れ排出工程および付着汚れ除去工程において排水トラップ100に供給される洗浄水の流量を変更可能に構成されていても良い。
すなわち、図5〜図7で表したように、沈殿汚れ排出工程を行った後に浮遊汚れ排出工程を行うことで、封水筒120の内側にある浮遊汚れBを効率的に排出することが可能となる。
あるいは、吐水部610が、浴槽510側に設けられ、接続部材160を介して排水トラップ100に洗浄水を供給することで、上述した、沈殿汚れ排出工程、浮遊汚れ排出工程、および付着汚れ除去工程が実行されてもよい。このような方法によっても、排水トラップ100内の沈殿汚れおよび浮遊汚れを排出することが可能である。ただし、この場合、封水筒120の内側の浮遊汚れが、封水筒120の外側に流れず、排水トラップ100内の浮遊汚れを十分に排出できない。従って、排水トラップ100内の浮遊汚れを効率的に排出するためには、入水口180を通して封水筒120の内側に洗浄水を供給することが望ましい。
排水トラップ200は、例えば、キッチンのシンクに取り付けられる。この場合、排水トラップ洗浄装置600の吐水部610は、排水トラップ200に対して洗浄水を供給できるように、例えばキッチンの給水栓などに設けられる。
図9(a)は、例えば、シンクで食器類を洗浄した後の排水トラップ200の様子を表している。このとき、図5(a)と同様に、排水トラップ200内には、沈殿汚れAおよび浮遊汚れBが存在している。
図10は、実施形態に係る排水トラップ洗浄装置600によって洗浄可能な排水トラップの他の一例を表す断面図である。
Claims (5)
- 排水トラップを洗浄する排水トラップ洗浄装置であって、
洗浄水を吐出する吐水部と、
前記吐水部から前記排水トラップに供給される洗浄水の瞬間流量を制御する流量制御部と、を備え、
前記流量制御部は、
前記排水トラップ内に沈殿した沈殿汚れを前記排水トラップ外に排出するために、第1流量の洗浄水を前記排水トラップに供給する沈殿汚れ排出工程と、
前記沈殿汚れ排出工程の後に、前記排水トラップ内に浮遊した浮遊汚れを前記排水トラップ外に排出するために、前記第1流量よりも小さい第2流量の洗浄水を前記排水トラップ内に供給する浮遊汚れ排出工程と、を実行する、
ことを特徴とする排水トラップ洗浄装置。 - 前記浮遊汚れ排出工程では、前記沈殿汚れ排出工程よりも長時間に亘って洗浄水が供給されることを特徴とする請求項1記載の排水トラップ洗浄装置。
- 前記流量制御部は、前記沈殿汚れ排出工程と前記浮遊汚れ排出工程との間に、前記排水トラップ内の水位が通常水位に低下するまで前記排水トラップへの洗浄水の供給量を前記第1流量および前記第2流量よりも小さくする減水工程を実行することを特徴とする請求項1または2に記載の排水トラップ洗浄装置。
- 前記流量制御部は、前記浮遊汚れ排出工程の後に、前記浮遊汚れ排出工程における前記排水トラップ内の水位よりも高い部位に付着した付着汚れを洗浄するために、前記第2流量よりも大きい第3流量の洗浄水を前記排水トラップに供給する付着汚れ除去工程を実行することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の排水トラップ洗浄装置。
- 前記流量制御部は、前記浮遊汚れ排出工程において前記排水トラップに供給される洗浄水の流量を変更可能であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の排水トラップ洗浄装置。
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JP2009030405A (ja) * | 2006-12-28 | 2009-02-12 | Toto Ltd | 水洗大便器 |
JP2015057531A (ja) * | 2013-08-12 | 2015-03-26 | Toto株式会社 | 水洗大便器装置 |
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